乃木坂46の生駒里奈、衛藤美彩、齋藤飛鳥が13日、都内で行われたはるやま『スラっと スラテクノスーツ』新CM発表会に出席した。スーツメーカーのはるやま商事は、燃焼系ビジネススーツ『スラテクノシリーズ』を新発売。それに伴い、新CM「スラテクノスーツ 燃焼系スーツ」編が16日から全国で放映され、イメージキャラクターに乃木坂46の生駒ら3人のメンバーを起用した。生駒、齋藤、衛藤の3人が出演したCMは、多忙なサラリーマンのカロリー消費を応援する、という内容となっている。新商品を着用しながらステージ上に登場した生駒ら3人。生駒が「今回は3人で撮影するということを聞いて、前回はフレッシャーズのCMだったのでどうなるかと思いましたが、機能性もすごいスーツで私たちがいい感じで出来たらなという気持ちで撮影に臨みました」と新CMの撮影を振り返れば、衛藤は「私は男性と一緒のポーズを決めるシーンがあり、いい意味でプレッシャーがあって緊張してました」とコメント。燃焼系スーツと言われる新商品について齋藤が「スラテクノということで働く方には最適だと思います。着てみるとストレッチが効いているし動きやすく、気分的な問題か分かりませんが燃焼するスイッチが入りますね」とすっかり気に入った様子だった。スーツ姿で登場した3人だが、スーツ姿のお互いの印象を問われた生駒は「美彩先輩は上司で感じですね。飛鳥ちゃんと私は就活生」と語りつつ、「握手会が昨日あったんですけど、同い年の子たちがスーツで来ていて、私は『就活できない分、頑張ってね』て言いました。就活生だったらスーツ着て会社を回っていたんだろうなと思ったので、今日着られて嬉しいです」と笑顔。続けて「私は普通にパソコンを打てないし、そういう仕事は出来ないと思いました。こっち(芸能界)で正解でしたね」と安堵した表情だった。
2017年03月13日映画『銀魂』から「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「スーパーサラリーマン左江内氏」など、映画やドラマ、舞台とジャンルを問わず破竹の勢いで活躍する福田雄一と、今年は大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演する“ミュージカル界のプリンス”井上芳雄が再びタッグを組むWOWOWのミュージカルコメディドラマが、4月よりスタートすることになった。2016年、福田監督と井上さん、浦井健治、山崎育三郎によるユニット「StarS」が組み、好評を博したWOWOWのオリジナルミュージカルコメディ番組「トライベッカ」。日本を代表するミュージカル界のプリンスたちが体を張って挑戦したコメディは、大きな話題を呼んだ。そして今回は、同じく福田監督の書き下ろし脚本・演出で贈る第2弾。 物語の舞台は、ミュージカルを上演している劇場の楽屋。そこで巻き起こるミュージカル界ならではの出来事を描く、福田ワールド全開のミュージカルコメディドラマ。出演するのは、「モーツァルト!」や「エリザベート」などに多数出演、「glee/グリー」のマシュー・モリソンらと日本初のトニー賞公認ミュージカル・コンサートにも参加する井上さん。「トライベッカ」に引き続いてのレギュラー出演となり、さらに毎回、ミュージカル界のオールスター俳優たちがゲストとして続々登場するという。また、井上さんの司会によるゲストとのトークコーナーや、ミュージカルナンバーが堪能できるミュージックショーなど見どころが満載。ミュージカル好きはもちろんのこと、ミュージカルにそれほど詳しくないという人も、見れば、その奥深さの虜になること必至。さらに進化を遂げる井上さんも、かつてない姿を見せてくれそうだ。WOWOWオリジナルミュージカルコメディ「グリーン&ブラックス」は 4月29日(土・祝)深夜0時~WOWOWプライムにて放送(全12回/月1回放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年03月06日映画『アナと雪の女王』のエルサ役で知られるアメリカのミュージカル女優、イディナ・メンゼルが3月にジャパンツアーを開催。同ツアーの東京公演にスペシャルゲストとして、俳優、井上芳雄の出演が決定した。【チケット情報はこちら】井上は東京藝術大学音楽学部声楽科在学中の2000年に、舞台『エリザベート』の皇太子ルドルフ役でデビュー。以後、数々の作品に主演。ミュージカルを中心に活躍しながらも、ストレートプレイ、音楽活動、映像にも活動の幅を広げている。今年はNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』に出演、3月に『トニー賞コンサート in TOKYO』、5月にミュージカル『グレート・ギャツビー』に出演予定。イディナ・メンゼルは1996年にミュージカル『レント』でブロードウェイデビュー。空前のヒットを記録したディズニー映画『アナと雪の女王』英語版で”雪の女王”エルサ役を務め、自らが歌った主題歌『Let It Go』で2014年のアカデミー賞最優秀主題歌賞を受賞。その年の12月31日にはNHK『紅白歌合戦』にNYから衛星中継で出演。2015年2月には米国NFLスーパーボウルで国家斉唱を行い、6月に待望の初来日公演を行った。日米ミュージカルスター、夢の競演は4月1日(土)に東京・日本武道館にて。公演オフィシャルページでは、井上のコメント映像を公開中。気になる方はご確認を。チケットは発売中。■イディナ・メンゼルジャパン・ツアー 20173月29日(水)フェスティバルホール(大阪府)3月30日(木)名古屋市公会堂(愛知県)4月1日(土)日本武道館(東京都)
2017年03月06日三島由紀夫が残した最高傑作戯曲の一つ「黒蜥蜴」が、来年1月より上演されることが決定。主演“黒蜥蜴”役には中谷美紀、“明智小五郎”役には井上芳雄を迎えることも明らかになった。世界的宝石商・岩瀬庄兵衛は、愛娘・早苗の誘拐と岩瀬家の秘宝「エジプトの星」強奪を予告する女盗賊・黒蜥蜴に怯え、探偵・明智小五郎に警護を依頼した。岩瀬父娘は大阪のホテルに姿を隠したが、隣室には岩瀬の店の顧客、緑川夫人が泊っていた。実は彼女こそ黒蜥蜴だったのだ。黒蜥蜴は部下の雨宮を使って早苗をまんまと誘拐したものの、明智は機敏な処置で早苗を奪い返したのだった。それから半月後、厳重な警備が敷かれた岩瀬邸から、早苗が忽然と姿を消した。黒蜥蜴が家政婦ひなの手引きで、再び早苗を誘拐した。明智が駆けつけたとき、早苗と引換えに、「エジプトの星」を持参せよ、という紙が残っているきりだった。指示通り岩瀬は「エジプトの星」を黒蜥蜴に渡したが、早苗は戻らなかった。黒蜥蜴は早苗の美しさに魅せられていた。一方、そんな黒蜥蜴にひそかに恋焦がれている雨宮は、黒蜥蜴が明智を恋していることに気づき、嫉妬を感じる。その頃明智は、一度は黒蜥蜴の手にかかって殺されたと見せかけ、部下の一人に変装して本拠地に忍び込んでいた。彼もまた、純粋な美に生きる黒蜥蜴に恋していた。黒蜥蜴を捕える自信はあったが、世間の秩序の彼方に己れの倫理と美意識を築きあげている彼女を、一番深く理解し愛しているが故に葛藤する明智。本拠地には人間剥製の美術館があった。早苗もその一つに加えられようとしていた…。「黒蜥蜴」は、美貌の女盗賊“黒蜥蜴”と名探偵“明智小五郎”が繰り広げる耽美と闇の世界。怪奇小説を世に送り出した江戸川乱歩の傑作を、三島由紀夫が戯曲化した究極のエンターテインメントだ。今回主演の“黒蜥蜴”役には「ケイゾク」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」など様々なドラマや映画に出演する中谷さん、黒蜥蜴の好敵手であり運命の恋人、探偵“明智小五郎”役にミュージカル界で活躍し、「わたしを離さないで」や、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などドラマ出演も増えている井上さんが決定。さらに演出は、日本でも「テレーズ・ラカン」や「ナイン」、「ETERNAL CHIKAMATSU」など、数多くの作品を手掛けている英国人演出家・デヴィッド・ルヴォーが担う。今回の出演にあたって中谷さんは、「三島さんが巧みに描かれた文章を表現することは容易なことではないですし、とても大きな劇場で演じるということに恐れを抱き、逡巡もしたのですが、やはり心が動いてしまい、出演させていただくことを決めました」と出演決定理由を語り、ルヴォー氏演出だということで参加を決めたと言う井上さんは、「過去に『ルドルフ ~ザ・ラスト・キス~』での経験が素晴らしかったので、いつかまたご一緒したいという気持ちがあり、来日するたびに顔を見せに行き、『いつかまた一緒にやりたい』と言い続けてきました」と今回は念願の出演だと語っている。ルヴォー氏が1988年の初来日以来、日本で演出をし続けたいと願い、日本に魅了されている理由を、三島由紀夫作品と歌舞伎に出会ったことだと話す。黒蜥蜴についてルヴォー氏は、「まず目を見張るような絶世の美女でなければなりません。同時にある種の緊張感を持ち、何かに駆り立てられている女性で、謎めいており、この人のことを知りたいと、周囲に思わせる磁力の持ち主」、明智小五郎についても「完全にアウトサイダーであり、ハンフリー・ボガードのようなハードボイルドですが、まっとうなモラルも併せ持っています」と語っており、中谷さんと井上さん共に相応しい役どころだとコメントしている。舞台「黒蜥蜴」は2018年1月より日生劇場(東京)、2月上旬より梅田芸術劇場メインホール(大阪)にて上演予定。(cinemacafe.net)
2017年02月06日ミュージカル『グレート・ギャツビー』の製作発表会見が1月30日に都内で行われ、井上芳雄、夢咲ねね、広瀬友祐、畠中洋、蒼乃夕妃、AKANE LIV、田代万里生、脚本・演出の小池修一郎が登壇した。原作は、スコット・フィッツジェラルドにより1925年に出版された小説で、20世紀の文学史における最高傑作の一つと言われている。宝塚歌劇団によって1991年に上演され、脚本・演出を務めた小池は第17回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞した。1920年代のアメリカを舞台に、謎の富豪・ギャツビーと彼を取り巻く人間関係を描く。小池版『ギャツビー』はすでに存在していたものの、今回は楽曲も全て書き下ろしとなり、ほとんど新作といえる作品になることが会見で明かされた。主演の井上は「ギャツビーという役は誰もがやりたいというような素晴らしい役だと思うんですけど、全部受け止めながらこのメンバーで新しい作品を作れればいいと思います」と意気込みを語る。小池の代表作であるミュージカル『エリザベート』の皇太子ルドルフ役でデビューした井上。小池との付き合いも長いが、「新作をご一緒するのは初めて」だという。「噂は聞くんです。全然稽古が終わらないとか」と笑いながら「まだ誰も見たことのないグレートギャツビーをみなさんにお見せすることができれば」と展望を示した。同作を最初に見た時の印象については、井上は「(ギャツビー役の)杜けあきさんの背中がでけーなという」と語り、客席を笑わせた。「多分パットを入れていると思うんですけど、パットも関係ないくらいににじみ出る、背中で語るみたいな印象がすごく強くて」と振り返った。同作も男性のロマンチックな部分が詰まっているというが、「男の人自体がロマンチックだと思うんですよ。あとバカ」とバッサリ。自身が演じるギャツビーについては「バカだけど、一個嘘をつくと決めた時のエネルギーがすごい」「男性のある種の理想、すごくロマンチックな人だなと思う」と、印象を表した。デイジー・ブキャナン役の夢咲は、ずっと同作に出てみたかったという。自身が演じるデイジーを「最近では芯の強いヒロインが多いなか、すごく弱い、誰かがそばにいて助けてくれないとダメな精神的にちょっと弱い女性」とキャラクターを捉えた。一方、デイジーの夫であるトム・ブキャナン役の広瀬は「本当に傲慢でふてぶてしい、好色でやなやつ」と捉えながらも、「僕自身がすごく真面目ですごくいい人なので、共通点は見つからない」と、語っている間に笑いがこらえられなくなった様子。すかさず井上が「ごめん、つっこんだ方がよかったね! そういうムードかわかんなかったから!」とフォローする一幕もあった。また、物語の語り手とも言える位置にいるニック・キャラウェイを演じる田代は、自己紹介時から「にっきゅ……」と名前を噛んでしまい会見を和ませた。作品の印象を語る時も一人立ち上がり、情熱的な姿勢を垣間見せた田代は、改めて「制約から開放されたいという思いが強い印象を受けました」と作品について表現する。「勢いのあるアメリカと衰退していくアメリカの両方が混ざったような年代」であり、「ジャズの音楽もいろんな変化をしていた」と背景を説明し、「ミュージカルにうってつけじゃないかなという気持ちです」と自信を見せた。音楽を担当したブロードウェイの新鋭・リチャード・オベラッカーも、同作のミュージカル化を熱望していたという。関係者の思いが強く詰まったミュージカル『グレート・ギャツビー』、東京公演は日生劇場で5月8日~29日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで7月4日~16日、愛知公演は中日劇場で6月3日~15日、福岡公演は博多座で7月20日~25日を予定している。
2017年02月04日井上芳雄が主演するミュージカル『グレート・ギャツビー』の製作発表会見が1月30日に都内にて行われた。1991年に本作の“世界初のミュージカル化”を宝塚歌劇団で成功させた小池修一郎が、キャストのみならず脚本・演出・音楽を一新して再び名作に挑むというのも話題。井上が「『エリザベート』や『レ・ミゼラブル』のように、日本のミュージカル界を支える大きな作品になれば」と語る大作が誕生する。ミュージカル『グレート・ギャツビー』チケット情報20世紀文学史における最高傑作のひとつと言われるF・スコット・フィッツジェラルドの名作小説『グレート・ギャツビー』。1920年代のNYで、毎夜豪華絢爛なパーティを開く謎の大富豪、ジェイ・ギャツビーを中心に、様々な愛や思いが錯綜する物語だ。映画ではロバート・レッドフォードやレオナルド・ディカプリオが演じたギャツビーを演じるのは、ミュージカル界きってのスター井上芳雄。「ギャツビーという役は、男優ならば誰もがやりたいと思う、素晴らしい役。もうプレッシャーしかない」と話しつつも、「僕がこの作品を最初に観たのは、小池先生が演出した宝塚の初演版。(ギャツビーを演じた)杜けあきさんの背中が大きかった印象で、“背中で語る”役だと思いました。ギャツビーはただ自分のロマンスのために嘘をつく、ロマンチックな人。自分がどう演じられるかわからないが、まだ誰も観たことのない『グレート・ギャツビー』を皆さんにお見せすることが楽しみでなりません」と心境を語った。その井上は、2000年に小池演出の『エリザベート』で俳優デビューしたのは有名な話。小池演出で井上主演、という形は“黄金タッグ”のように思えるが、小池は「ある意味一番私がプレッシャーを感じるのは井上芳雄という存在」と意外な告白を。「(再演作はあるが)2002年の『モーツァルト!』以来、彼とは新作を作っていない。その間彼は俳優として、確固たる地位を築いている。着実に歩みを進め、成功している彼が演じるギャツビーはどう見せれば成立するか、構築を考えているところ」と話した。また音楽はアメリカの作曲家を起用し、全曲書き下ろしになることも注目。作曲を担当するリチャード・オベラッカー氏はシルク・ドゥ・ソレイユの『KA(カー)』ラスベガス公演のミュージカル・ディレクターで、今春『バンドスタンド』でブロードウェイ・デビューを果たす気鋭の音楽家。演出の小池によると「アメリカを代表する物語なので、音楽はアメリカの方にお願いしようということになった。何人かの立候補がありましたが、彼は一番オーソドックスなタイプの音楽を書いてくれて、いい意味でノスタルジック」とのこと。この日は井上による楽曲披露もあったが、井上も「綺麗なメロディでとても心地いい。でも一方的に出来上がった音楽を頂くのではなく、気持ち的には“一緒に作っていく”ということが重要で、日本ミュージカル界にとってもエポックになる」と話していた。共演は夢咲ねね、田代万里生ほか。公演は5月8日(月)から29日(月)まで東京・日生劇場で上演。チケットは2月11日(土・祝)に一般発売開始。その後、愛知、大阪、福岡でも上演。
2017年01月31日女優の井上和香(36)が、育児の悩みをブログで告白し、読者の支えに涙したことを明かした。井上は17日、「みなさんありがとう」と題した記事を投稿。「辛くて辛くて本音書いちゃった…大丈夫かな?なんて思ってましたが、たくさんのコメントを頂けて…全て読みました。みなさん、ありがとう」と読者に感謝し、「みなさんのコメントに励まされ、涙がでました」と正直につづった。読者から励ましの声が寄せられたのは、13日に投稿された内容に関して。「こうやっとブログ書いてると楽しそうな日だったように感じるけど、本当は全然違う。自分の器の小ささに本当に情けなくなりました。自分の出来なさにイライラしてしまい、娘にもイライラしてしまった。そしてすぐに反省。その繰り返し。ダメな母親だなと落ち込んでばかりでした。大なり小なり、毎日こんな感じです。笑」「明日はたくさん笑顔でいられるようにしよう」「今日はごめんね、娘さん」と胸の内を明かしていた。そして17日、前向きになった井上は、「『イライラした』とか『辛い』とかって、人になかなか言えないんですよね。ダメな母親だと思われるんじゃないか。共感してもらえないんじゃないか。など。いろんなことを考えていくうちに、どんどん心に溜め込んじゃう事がありました。今は溜め込まずに、愚痴が言える友達がいるのでちょっとずつ発散出来てますが、この間のブログの時は溜まってたんですね~私。笑全然書くつもりなかったんですが、気づいたら本音を書いてた。って、かなりの重症な感じですね」と冷静に心情を記していく。次第に、「育児って辛くて大変!!イライラするのは毎日!!凹んで反省するのも毎日!!人を育ててるんだから、簡単で楽なわけがないんですよね!!」「辛いと思ってる日々の中に、楽しくて幸せを感じる瞬間があるからやっていけるんです」「子供って、可愛くて可愛くて仕方ない」「だから私、頑張れるんです」「これが私の本音です」と気持ちを整理。最後は、「言えてスッキリしたー。笑」「さ、これから仕事!気持ち切り替えて行ってきます」と明るく結んでいる。井上は、映画監督の飯塚健氏(38)と2012年5月に結婚。2015年7月、第1子となる女児を出産した。
2017年01月17日2018年で開場20周年を迎える新国立劇場の2017/2018シーズンのラインアップ発表会見が1月12日に行われ、演劇芸術監督の宮田慶子、舞踊芸術監督の大原永子らが出席した。演劇では、次期芸術監督の小川絵梨子演出による『1984』をはじめ、3本の日本初演作、シェイクスピアの『ヘンリー五世』、蓬莱竜太による新作と充実のラインアップ。バレエ&ダンスでは『くるみ割り人形』が“新国立劇場バレエ団版”として新たに制作されることなどが発表された。演劇では、2期にわたって芸術監督を務めてきた宮田が来季で退任となり、昨秋より芸術参与に就任した小川絵梨子にバトンを渡すことになる。宮田は2期8年にわたった任期を感慨深げに振り返りつつ、来シーズンのテーマとして「世界を映し出す」を掲げた。その言葉通り、8本中の3本が日本初演、1本が新訳上演。まず10月は岩切正一郎の新訳による『トロイ戦争は起こらない』で幕を開ける。1935年に初演されたジロドゥの名作で、いまなお、やむことのない“戦争”を炙り出す。鈴木亮平、一路真輝、鈴木杏らを迎え、演出を栗山民也が務める。日本初演の3本の1本目は、11月に上演される『プライムたちの夜』。近未来を舞台に85歳の老女と30代の男性の思い出話から家族の姿を描き出す。2018年3月には、鄭義信の『赤道の下のマクベス』がお目見え。新国立劇場では『焼肉ドラゴン』『パーマ屋スミレ』『たとえば野に咲く花のように』の戦後3部作が大反響を呼んだが、さらに時代を遡り、1947年のシンガポールの刑務所を舞台に物語が展開する。こちらは韓国語で書かれたオリジナル版を全面改訂し日本語での上演となる。2018年4月~5月にはジョージ・オーウェルの小説を基にした『1984』が小川絵梨子の演出、井上芳雄主演で上演される。古典では、昨年の『ヘンリー四世』二部作に続くシェイクスピアの『ヘンリー五世』を前回に続き浦井健治、岡本健一らを迎えて贈る。また、子どもと大人が一緒に楽しめる企画として好評を得た長塚圭史作・演出で、長塚、首藤康之、近藤良平、松たか子出演の『かがみのかなたはたなかのなかに』の再演が決まった。2018年6月は井上ひさしの『夢の裂け目』の再演、7月は蓬莱竜太の新作戯曲でシーズンの幕を下ろす。バレエではシーズン幕開けの10月~11月に新制作の『くるみ割り人形』を上演する。2014年の『眠れる森の美女』の改訂上演で高い評価を得たウエイン・イーグリングが振付を担当し、前田文子が衣裳デザインを務める。新制作はこの1本だが、2018年4月~5月には『白鳥の湖』6月には『眠れる森の美女』とチャイコフスキーの3大バレエがラインアップされている。また、「こどものためのバレエ劇場」と銘打ち7月には『しらゆき姫』の上演を実施。そして、ダンスでは「舞踏の今」シリーズとして山海塾と大駱駝艦の公演が行われるほか、森山開次、高谷史郎(ダムタイプ)といった世界的な活躍を見せるアーティストが新国立劇場に登場する。取材・文・撮影:黒豆直樹
2017年01月13日柴咲コウを主演に迎える2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」が、1月8日(日)今夜より放送スタート。初回は拡大版で放送される。永禄8年、ついに次郎法師が「直虎」と名乗って城主の座についた。しかし家臣団は失望の色を隠せない。女に何ができるものか。「最後までやり通す覚悟があるか」とけん制する家臣たちの言葉に、生来の負けん気が頭をもたげる。 持ち前の機転と交渉力で今川に女が城主になることを認めさせた直虎は、続いて復興政策を進める。 戦乱で疲弊した村から年貢を取るには、安定した収入を生み出す産業が必要。一歩一歩自分の足で確かめ、自ら汗を流して働く直虎に、家臣たちの見る目が少しずつ変わっていく。一方直虎は、ひ弱な虎松を寺で教育しようとして虎松の母と激しく対立する。しかし直虎の思いが虎松の負けん気に火をつけ、虎松自ら寺にやって来る。家中の子どもたちと共に学び、その絆が将来彼を支えることに。 ところが今川氏の凋落は、遠江を新たな戦乱に巻き込んでいく。北から甲斐の武田信玄が、西から三河の徳川家康が井伊領を虎視眈々とねらう中、直虎は城主としての真価を問われる。この絶体絶命のピンチをどう生き延びるのか?井伊直虎一世一代の作戦が始まる――!戦国時代に遠江国の井伊氏の当主を務め「女地頭」と呼ばれた井伊直虎。本作は女性領主として戦国の世を生き抜いた直虎の生涯を描いていく。キャストには直虎を演じる柴咲さんをはじめ、直虎の父・井伊直盛役に杉本哲太、母・千賀役に財前直見、直虎の大叔父・南渓和尚役に小林薫、直虎の許嫁・亀之丞役に三浦春馬、井伊家筆頭家老・小野政直の子・鶴丸役に高橋一生、直虎の曾祖父・直平役に前田吟、亀之丞の父・井伊直満役に宇梶剛士、今川義元役に春風亭昇太、今川氏真役に尾上松也、寿桂尼役に浅丘ルリ子、菩提寺の僧 ・傑山役に市原隼人、瀬名の母 ・佐名役に花總まり、徳川家康役で阿部サダヲといった面々のほか、龍雲丸役で柳楽優弥、井伊直政役で菅田将暉、瀬名/築山殿役で菜々緒、小野政次の弟 ・小野玄蕃役に井上芳雄、信濃から来た謎の美少女 ・高瀬役に高橋ひかる、謎の山伏 ・松下常慶役に和田正人、菩提寺の僧 ・昊天役のに小松和重ら、ベテランから若手まで豪華な俳優陣が顔を揃える。今夜放送の第1話では、男の子のように育った“おとわ”と呼ばれる幼い頃の直虎と、おとわの許嫁になる亀之丞、そして鶴丸らの若き日々から物語が始まる。NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」は1月8日(日)20時よりNHK総合で放送開始。初回は15分拡大。その後はNHK総合で毎週日曜20時から、BSプレミアムで毎週日曜18時から、再放送はNHK総合で土曜13時5分から放送。(笠緒)
2017年01月08日主演の柴咲コウさんをはじめ、豪華キャストで話題を集めている、2017年の大河ドラマ『おんな城主直虎』が、いよいよ1月8日にスタート。『花燃ゆ』以来の女性の大河であり、『仁-JIN-』や『世界の中心で、愛をさけぶ』を手掛けた森下佳子さんの脚本とあって、視聴率も注目されるところ。■「恋多き女」柴咲コウの2017年は?さて、柴咲コウさんと言えば「恋多き女」としても有名です。過去には中田英寿さん、妻夫木聡さんなど、そうそうたるイケメンたちとの熱愛が報道され、今年の夏には実業家の恋人との破局も話題になりました。そんな柴咲コウさんの2017年の恋愛運を、cocoloni PROLOの無料占い「鏡リュウジ『2017年 あなたに訪れる恋展開』」で勝手に占ってみました!◎柴咲コウ(1981年8月5日生まれ)“2017年の柴咲コウさんは、モテ期に入ります。魅力的で素敵な人と評判になり、異性から注目を浴びることが多くなるでしょう。声をかけられたり誘われたりすることも増えていきます。まだ恋人がいない人は、大チャンスです。(後略)”さすが恋多き女性!ってことは、今年は再び柴咲コウさんの恋の噂を聞けるのでしょうか。あれだけ美しいうえに、仕事も大充実。さらにモテ期が来るとは、なんともうらやましい話じゃありませんか。35歳という年齢からも、結婚前提のおつきあいとなる可能性も高そうですね。そんな柴咲コウさんの次のお相手は、いったいどんなハイスペック男子なのかも気になるところ。ただ、大河で演じる直虎は生涯独身を貫いた、と言われていますから、そのイメージを大切にするためにもゴールインはもう少し先のことになるかもしれません。■脇を固めるイケメン俳優陣に恋の噂は?『おんな城主直虎』には、若手イケメン俳優が多数キャスティングされていますよね。三浦春馬さんに菅田将暉さん、柳楽優弥さん、市原隼人さん、井上芳雄さん、そして高橋一生さんや尾上松也さん!こうして名前を並べるだけでも、ほうっとため息が出てしまいます。今回はその中でも、未婚の三浦さんと菅田さんにスポットを当てて占ってみました。◎三浦春馬(1990年4月5日生まれ)直虎の婚約者でありながら、お家事情で命を狙われ、落ち延びた信濃で結婚する「井伊直親」を演ずるのは、三浦春馬さん。これまで、蒼井優さんや多部未華子さん、新垣結衣さん、菅原小春さんといった、独特な雰囲気のある女性との熱愛が囁かれたことはありますが、そのいずれも噂止まり…。そんな三浦さん、2017年の恋愛運はいかがでしょうか?“2017年は、出会い運に恵まれていますね。(中略)気になる人がいたら、自分から積極的に声をかけるとよいでしょう。ただ、複数の異性に気があるような態度をしていると、誤解されたり信用を失ったりと恋のチャンスを逃すことになります。(後略)”三浦さんには、新しい出会いの予感が!?もともと「好きな人には自分から告白したい」と公言していた彼のことですから、新しい恋にもガンガン攻め込んでいくんだろうな…って、筆者がニヤニヤしてもしょうがないけど。ともあれ、三浦さんの2017年の恋に幸あれ!◎菅田将暉(1993年2月21日生まれ)菅田さんが演じるのは、井伊直親(三浦さん)の嫡子であり、直親の死後は直虎に育てられる「井伊直政」。やがて武将として大成し、徳川四天王のひとりとなって関ヶ原の戦いにも参加したという、相当二枚目な役どころです。そんな菅田さんは、二階堂ふみさんとの熱愛が報じられたこともありましたね。イヤしかし、あれだけ映画にCMに引っ張りだこなんですから、忙しすぎて恋愛なんてしてる暇ないでしょうよ、と思うんですが…?“2017年は出会いが増えるので、まだ特定の相手がいない人にも、恋愛のチャンスが訪れるでしょう。出会ったときの印象が悪い人ほど、実はいい人であったという展開になりやすいですね。最初から切らずに、まずは話をしてみることです。片思い中の人は、共通の趣味が二人の仲をとりもってくれます。(後略)”菅田さんも、出会い運が好調のようですね。ってことは、仕事は一段落してプライベートが充実するのかも。共通の趣味がきっかけになる、とのことですが、菅田さんの趣味は公式サイトによると「ダンス、ピアノ、漫画、サッカー、アメフト」。そのどれもがかなりの高水準なのだとか。私服のファッションセンスも独特で、自らミシンで自作するほどの洋服好きとも言われているから、恋人も個性的で才能豊かな人を選ぶのかもしれませんね!菅田さんに、そんな人との素敵な出会いがあることを祈ります!■ドラマはもちろんプライベートにも注目というわけで、『おんな城主直虎』の展開も、キャストの恋模様も気になる2017年。初回からしばらくの間は直虎の子ども時代のお話なので、柴咲コウさんやイケメン俳優のみなさんが本格的に出演するのは5話目くらいから、みたいですよ。楽しみですね!ライタープロフィール石村佐和子エディター・Webディレクターを経て、結婚、出産後、フリーライターに。微妙に偏った恋愛経験を持つ、アラフォー二児の母。好きなことはモノ作り、工場見学、カフェ巡り。将来は陶芸などしながら優雅に暮らしたいと目論んでいます。
2017年01月07日今年は、NHK連続テレビ小説『あさが来た』など話題のドラマに多数出演し、さらに注目が高まった瀬戸康史。舞台でも、『遠野物語・奇ッ怪其ノ参』で東北の青年を演じ、流暢な方言で観客を驚かせたばかりだ。その計り知れない力を、来年早々、また舞台で観ることができる。ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)作・演出の『陥没』がそれだ。KERAが手がける「昭和三部作」の完結編で、演劇界の才能たちと相まみえることになった瀬戸。その胸の内は、意欲であふれているようだ。舞台『陥没』チケット情報2009年の『東京月光魔曲』で昭和初期を、2010年の『黴菌』で昭和中期を描いたこのシリーズ。完結編は、昭和の東京オリンピックを控えた1962年頃が舞台となる。前2作を観ている瀬戸は、「僕もギリギリ昭和生まれの人間なんですけど(笑)」と前置きしながら、「KERAさんの描く昭和は面白かったです。最初はちょっと難しいのかなと思ったんですけど、複雑なドラマが描かれながら、でも、作品が投げかけているのはシンプルなメッセージなのかもしれないなってすごく感じるものがあって。だから今回も、昭和のオリンピックを描きながら今の時代と重なることも出てくるだろうし。オリンピックだって浮かれてはいられない人たちを描くらしいんですけど、長い目で見たら、むしろそちら側のほうにこそ幸せがあるんじゃないかなと僕は思ったりするので。そのなかでどんな役柄を演じることができるのか、楽しみしかないですね」KERAとの初タッグについては「KERAさんは芝居だけでなく音楽もやられていたり、表現者として尊敬できる人。刺激をもらいつつ、自分も表現者のひとりとして何ができるか、考えさせられる現場になりそう」と語る瀬戸。『遠野物語──』では実際に遠野まで足を運んで下準備をしたり、表現に取り組む姿勢は真摯だ。自身でも「真面目だとよく言われる」と苦笑しながら、「そこに面白さとか何かエッセンスが加えられればなと思うんです。とくに今回の出演者は、僕よりも舞台を踏んでる数が圧倒的に多い方ばかりですから。KERAさんやこの役者陣と一緒にやれることを自分自身が楽しみたい」と意気込む。確かに共演には、井上芳雄、小池栄子、生瀬勝久など手練れが揃う。「だからこそ、小細工はしないでいようと思います。変に芝居しようとすると僕は形だけになっちゃいそうな気がするので、毎回毎回その場でリアルに会話するしかない」ときっぱり。KERAにしか描けない昭和の世界でいかに生きるのか。役者・瀬戸康史の本領を期待したい。2017年2月4日(土)から26日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンでの公演の後、3月3日(金)から6日(月)まで大阪・森ノ宮ピロティホールでも上演。チケットぴあでは大阪公演のチケット先行抽選を実施中、12月12日(月)午前11時まで受付。東京公演はチケット一般発売中。取材・文:大内弓子
2016年12月08日ミュージカル界のプリンス・井上芳雄と、第23回読売演劇大賞最優秀女優賞を獲得したばかりの小池栄子が、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)作・演出『陥没』で初めて顔を合わせる。『東京月光魔曲』(2009年)、『黴菌』(2010年)に続くこの昭和三部作の完結編を、ふたりはどう捉え、どう見せるのか。舞台『陥没』チケット情報完結編の舞台となるのは、東京オリンピックを控えた1962年。高度経済成長期で日本中浮かれる中、時代の溝にはまってしまった婚約中のカップルと、ふたりを取り巻く人々が描かれる。井上と小池が演じるのは、そのカップルだが、小池曰く、「何となく最初から不穏な空気が流れていて、あまりハッピーっぽくない感じのふたりなんです(笑)。そこがKERAさんらしくていいなと思いますね」。井上も、「昭和の東京オリンピックの話っていうと、“高速道路ができた!わーい!”みたいな印象を持たれると思うんですけど、むしろ、そうじゃないところにいる人々を描くみたいで。それが面白いなと思いました」と、KERAが描く昭和のユニークさを語る。初共演で微妙な距離のカップルを演じることになるが、お互い心配はないようだ。「とにかく怪物的なくらい演技力のある女優さんっていう印象があります。あと、すごく聡明。自分で言うのは何ですが、僕もよく頭がいいって言われますけど(笑)、本当に頭がいいっていうのはこういう人のことを言うんだなと思ったので、一緒に芝居が作っていけるのが楽しみですね」と井上が言えば、小池も「役に距離があるからって、現場でも距離を置いてしゃべらないなんていうことは、する必要がない人だなと思いました。年齢も井上さんがひとつ上の同世代ですしね。歩んできた道は全然違いますけど、どういう考えを持って、どうやって芝居を作っていくのか、近くで見ることで絶対に刺激になると思います」と期待を募らせる。KERA作品に出演するのは初めてだが、観客としてはこれまで何作も観てきた井上。「KERAさんはいろんなジャンルの作品を作られるので、今回は、シアターコクーンでやるKERAさんの作品という楽しみ方もできると思います。たとえば僕も含めた出演者の多彩さとか。そのせめぎ合いは僕も楽しみです」。シアターコクーン初登場となる小池は、「コクーンに立っても演劇ファンの方達が許してくれるような姿、芝居をお見せしたい」と意気込む。いくつもの初めてがある。だが、実力派のふたりはきっと、それを武器にしていくことだろう。公演は2017年2月4日(土)より東京・Bunkamuraシアターコクーンにて開幕。チケットぴあでは11月19日(土)午前10時より先着先行プリセールの受付を開始する。取材・文:大内弓子
2016年11月18日世界中で上演され、日本では1992年に初演以来、再演を繰り返してきた人気ミュージカル『ミス・サイゴン』。ベトナム戦争を背景に、ベトナムの少女キムと米兵クリスの出会いと別れを描く物語で、主人公のキムを過去5回にわたって演じたのは、知念里奈だ。その知念が今回は、クリスを愛するもうひとりの女性、妻のエレン役に挑戦している。その心境を聞いた。ミュージカル「ミス・サイゴン」チケット情報「2年前の『ミス・サイゴン』の公演で、キムを初めて演じてからちょうど10年が経ちました。いつも彼女を近くに感じながら生きてきましたが、年齢を重ね、私の人生も大きく変化して、17歳の女の子を演じるのが難しくなってきたんですね。2年前に、『やれることは全部やり切った。寂しいけれど大好きなこの作品とはお別れだ』と思って千秋楽を迎えたんです」。一度、サヨナラしたはずの作品だったが、日本側のスタッフからエレン役のオーディションを受けてみないかと誘われた。ベトナム戦争のさなかキムとクリスは結ばれるもサイゴン陥落の混乱の中引き裂かれる。アメリカに帰還したクリスは、新たな人生を始めるためアメリカ人のエレンと結婚する。「お客さまにとっても私はキムのイメージがあるから、あまり時間も経たずにアメリカ人になって登場するのはどうかと(笑)。色々悩みましたが、エレンに興味もわき、やってみたらと言われたら、やっぱりやりたくなったんです(笑)」オーディションを勝ち抜き、エレン側から物語を語る立場になった。「クリスはひどい人という女性は多く、そういう面もあるかもしれない。でもクリスを支える奥さんの身としては、クリスが悪いのではない。悪いのは戦争で、誰も悪くないんだと思います」。2012年の新演出版から、クリスとキムとの間に息子のタムがいると知ったエレンが胸中を歌う「メイビー」という楽曲が新しくなった。「『望むのなら彼女(キム)の元へ、私忘れてくれていいの』という歌詞があるんですが、キムがエネルギッシュで能動的なら反対にエレンはすべてを許すことができる受け身の役。そこまで言えるってすごい人だなと思います。ある日の公演でキム役のキム・スハちゃんと対峙した後、メイビーを歌って楽屋に戻ったら涙が止まらなくて。しばらく楽屋でブルブル震えていました」。エレンの苦しみとキムへの思いが激しく去来したという。今年でデビュー20周年を迎えた。「15歳のときにひとりで上京して、寂しかったですね。今は子供を交えて家族でご飯を食べているなんて、そのころは想像もできなかった。もう歌手よりも舞台での生活のほうが長いんです。今回、『キムだったのに何故、エレンに変わるの』という人もいたんですが、やりたいんですよね。やっぱり舞台が好きなんです」と幸せそうにほほ笑んだ。11月23日(水・祝)まで東京・帝国劇場にて上演中。その後、岩手県民会館 大ホール、鹿児島市民文化ホール 第1ホール、福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、大阪・梅田芸術劇場メインホール、愛知県芸術劇場 大ホールで上演。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年11月15日“ミュージカル界のプリンス”も、デビューから16年。近年は、新たな分野にも挑戦し、貫禄や逞しさも身につけ、王子から大人の俳優へと成長を遂げている井上芳雄さん。そんな井上さんにインタビューを敢行しました。***井上芳雄さんのデビューは20歳の時。大作ミュージカル『エリザベート』で演じたのは、繊細な心を持った孤独な皇太子。美しい歌声と端正なルックスは、リアルプリンスの誕生と大きな話題になった。その井上さんも現在37歳。舞台のみならず、ドラマやバラエティ番組など活動の場を広げている。――ずっと舞台を中心に活動されてきましたが、最近はドラマや映画、バラエティ番組などにも積極的に出演されていますよね。井上さん:もちろんミュージカルが好きで始めたお仕事ですから、そこが自分の基盤だとは思っているんですが、それだけをやり続けるのって逆に難しいんですよね。僕としては、ミュージカルをやり続けるためにも、何でも挑戦させていただきたいと思っています。ここまでで、やらなきゃよかったって思うことはひとつもなかったんです。まあ二度と呼ばれないだろうと思うことはありますけど(笑)。――来年には、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)さんが作・演出する舞台『陥没』にも挑戦しますよね。ミュージカルの王道を歩いてこられた井上さんが、ナンセンスな笑いを描き続けているKERAさんの舞台に出演するのが意外でした。井上さん:接点がなさそうですしね(笑)。僕も最初は驚きましたから。以前に僕の舞台を観に来てくださり、その時に「今度一緒に」と直々に声をかけていただきました。同じ演劇でも、まったく違う分野の方から声をかけてもらえて、うれしかったですね。僕、演出家の方からしたら大変に使いやすい俳優だと思うんです。できるだけ演出家の色に染まりたいというか、要求に応えたい方なので。ただ、歌がある仕事の方が応えられる自信があるぶん、気は楽ですよね。新しいジャンルへの挑戦は、毎回やる度に不安というか…怖い。前日から本番直前までは、引き受けたことを後悔したりして(笑)。――トーク番組でミュージカル界の裏側をぶっちゃけたり、プリンスとしてのイメージが心配です。井上さん:期待に応えたいと思っちゃうタイプなんですね。できれば皆に好かれたいと思って20代を生きてきて、自分なりに努力はしてきたんですが、30代に入ってから全方位から好かれるのは無理なんだって気づいたんです。いまになってわかるのは、周りが僕にちやほやしてくれていたのは、僕の努力や才能だけじゃなく、若かったからなんですよね。若いっていうのは、それだけで存在価値があるんです。いまそれがなくなって、以前とは違う求められ方をされるわけです。トーク番組では、ミュージカルのことを知らない方々にも面白いと思ってもらいたいな、と。――求められていたのが才能よりも若さだったと自身で認めるのは、キツかったと思うのですが?井上さん:気づいた瞬間は唖然としました。ただ、若くない自分を認めることで、俳優としてできることも増えるんです。例えば、以前は実感できなかった老いの恐怖を、いまは芝居で表現できるかもしれない。人生経験があまりないまま20歳でお芝居を始めた頃は、役の深い心情が理解できない。演出家に「底が浅い」と怒られても、どうしていいかわからない。稽古場に行くのが辛くて、早く年をとって、世の中の真実を知りたくて仕方なかったです。――年をとるとできなくなる役がありますが、その怖さはなかった?井上さん:こう言うと驕っているように聞こえるかもしれませんが、30歳くらいまで、僕はミュージカル界で独占企業だったと思うんです。若くていい役って全部自分に来ているみたいな。でも、特別だと思っていた自分にも必ず「そろそろ…」って言われる時が来るはずで、できれば肩を叩かれる前に自分から「卒業します」って言える人でありたいです。僕はもともとミュージカルオタクなんで、以前は「年をとったら次はあの役を」って思っていましたが、最近それも考えなくなりましたね。ミュージカルの場合、どうしても既存の作品をやることが多いけれど、いまはゼロから舞台を立ち上げる作業に興味があるんです。例えば『レ・ミゼラブル』は名作ですが、僕がやるから何かが飛躍的に変わる、ということはない。でもきっと初演の時には、大成功か大失敗かわからないなかで皆で試行錯誤していたはず。本来演劇とはそういうものだと思うのですが、逆行してそれを経験している僕にとっては、どうなるかわからないなかで立ち上げていく作業が刺激的なんです。――いまの井上さんは、若い頃に抱いていた大人のイメージに自分が近づけていると思いますか?井上さん:初舞台の時に主演をされていた内野聖陽さんは当時32歳で、いまの僕より5歳も若かったけれど、もっと大人に見えていましたよね。でも気づいたら、僕も当時の内野さんと同じように車は持ってるし、若い俳優にご馳走くらいはできている。いま20歳くらいの俳優からは、僕もあんなふうに見えているのかもしれません。――やはり若い俳優を育てようというお気持ちもあるんですか?井上さん:偉そうな気持ちはないですけれど、目上の方に受けた親切や愛情は、循環させて下の人に返していきたいというのはありますね。そうしないと、この世界が回っていかないと思うので。ただ、芝居のダメ出しはしないようにしています。それは、僕がダメ出しされるのが嫌だったので。その代わり、できるだけ褒めるようにはしています。褒められて嫌な気持ちになる人はいませんから。◇いのうえ・よしお1979年生まれ、福岡県出身。KERAさん作・演出の舞台『陥没』は来年2月4日よりBunkamuraシアターコクーンで上演。‘64年東京オリンピックが舞台に。WOWOW『井上芳雄 シングス ディズニー~ドリーム・ゴーズ・オン!』は11/22、22:45~放送。◇ジャケット¥40,000シャツ¥12,000(共にMHL/アングローバルTEL:03・5467・7874)パンツ¥39,000(マーガレット・ハウエル/アングローバル)靴はスタイリスト私物※『anan』2016年11月16日号より。写真・藤原江理奈スタイリスト・宮崎智子ヘア&メイク・川端富生インタビュー、文・望月リサ
2016年11月11日読者の求める、素敵な「大人の男」を体現するのは誰?今年も大アンケートを実施しました。日本を代表する、カッコよく、そして色っぽい俳優40名がずらりラインナップされました。下は35歳から上は65歳までと、昨年よりも幅広い年齢層の方々がラインナップ。「年の差恋愛に抵抗がなく、むしろ自分よりも遥か年上の男性を好む女性は増えています。これは、同世代にはない、経験値を積んだことで生まれる頼りがいや優しさに惹かれるからでしょう」(マーケティングライターの牛窪恵さん)たしかに、40人の面々を見ていると、俳優としてはもちろん、男としてのキャリアを重ねたからこその自信や、艶っぽさを携えているのが特徴。また、容姿のカッコよさに加え、話しやすさなどのコミュニケーションをとりやすい雰囲気も、大人の男性が支持される理由のひとつ。「素敵な大人の男性は、必要以上に大人ぶるのではなく、同じ目線に立って、でも時々こちらが分からないことがあるときに教えてくれるようなイメージ。また、仕事のスタンスや優しさなど、今の大人世代の男性から学べることもたくさんあると思います」(歌人、小説家の加藤千恵さん)上手な距離感をとることができ、会話をしているとユーモアがある。でも、悩みを相談したら親身になってアドバイスをくれて頼りになり、ときおり、持ち前の色っぽさでドキドキさせてくれる。そんな“この人と飲んだら楽しそう…”と思わせる人こそが、今年愛される大人の男の条件のよう。さあ、あなたは誰と飲みに行きたいですか?■読者が選んだ2016年の“大人の男”40人(※年齢は2016年11月9日時点)<30代>高橋一生さん(35歳)、井上芳雄さん(37歳)、平山浩行さん(39歳)、長谷川博己さん(39歳)<40代>滝藤賢一さん(40歳)、オダギリジョーさん(40歳)、反町隆史さん(42歳)、小林賢太郎さん(43歳)、大泉 洋さん(43歳)、大森南朋さん(44歳)、西島秀俊さん(45歳)、竹野内 豊さん(45歳)、北村一輝さん(47歳)、岡本健一さん(47歳)、田辺誠一さん(47歳)、渡部篤郎さん(48歳)、大沢たかおさん(48歳)、佐々木蔵之介さん(48歳)、江口洋介さん(48歳)、織田裕二さん(48歳)<50代>田中哲司さん(50歳)、古田新太さん(50歳)、豊原功補さん(51歳)、仲村トオルさん(51歳)、津田寛治さん(51歳)、高橋克典さん(51歳)、椎名桔平さん(52歳)、堤 真一さん(52歳)、阿部 寛さん(52歳)、松重 豊さん(53歳)、豊川悦司さん(54歳)、光石 研さん(55歳)、中井貴一さん(55歳)、遠藤憲一さん(55歳)、佐藤浩市さん(55歳)、時任三郎さん(58歳)<60代>役所広司さん(60歳)、草刈正雄さん(64歳)、水谷 豊さん(64歳)、小林 薫さん(65歳)※『anan』2016年11月16日号より。
2016年11月09日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が8日、都内で行われた映画『金メダル男』の大ヒット舞台挨拶に、内村光良とともに登場した。同作は、内村が原作・脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村は主人公・泉一を、知念は若き日の泉一を演じる。「諦めずに立ち向かって1位を目指す」という同作の内容を振り返り、知念は「最近1位になりたいという気持ちが薄れてたな。山田(涼介)がいると、1番は山田だなと」とメンバーの名前を出してポツリ。「もう、これからは私が1番になりますので!」と力強く宣言すると、会場に集まったファンからは拍手が巻き起こり、内村は「この子、ファンの前だと調子良いんです! 取材の場だと、借りてきた猫みたいになる」とフォローしていた。監督・W主演を務めた内村は、映画の感想もチェックしていたことを明かし「だいたいが知念かわいい、知念かわいい、監督お疲れ様でした。知念かわいい、知念かわいい、監督ありがとう」と、知念の感想ばかりだったとクレーム。「”知念きゅん”というのがありましたが、それはスルーしました」と複雑な心境を吐露した。しかし、内村はその後「知念の演技が褒められているのを見ると嬉しくてね」と笑顔に。「ダンスに長けてる部分があって、大画面に映える人じゃないかなと思います」と語り、”親心”を見せていた。知念は「めったに観に行ってくれないような、メンバーの高木(雄也)が観に行ってくれて」とメンバーの反応を嬉しそうに語る。「ずっと僕が映画の中でやる詩を真似してました」と話すと、会場も驚いた様子だった。また、舞台挨拶にはサプライズゲストとして出川哲朗も登場した。
2016年11月08日笑福亭鶴瓶と森川葵の2人が司会を務めゲストの友人や関係者へ徹底取材。その素顔に迫るトークバラエティー「A-Studio」の10月28日(金)の放送回に俳優の瀬戸康史がゲストで登場する。福岡県出身の瀬戸さんは2005年に「D-BOYS」のオーディションで準グランプリを受賞、「ミュージカル テニスの王子様」で注目されると2008年には「仮面ライダーキバ」の主人公に抜擢され、当時話題となっていた小説のドラマ化作品「恋空」でも主演を務めるなど一躍大ブレイクした。そんな瀬戸さんだが学生時代は成績優秀で「獣医になりたかった」そう。本人も「反抗期はなかった」と言うほど優等生だったそうだが、取材によれば実家の壁には謎の“穴”が。壁を殴った跡にも見えるのだが…果たして真相は?そして瀬戸さんが俳優の道を歩んだ理由とは…!? 鶴瓶さんの徹底取材が瀬戸さんの青春時代を解き明かす。この夏放送されたフジテレビ系連続ドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員」では主人公の同期でライバル的な存在の桐明真司を好演した瀬戸さんだが、2017年2月からの東京公演を皮切りに上演される舞台「陥没」に出演することが決定している。読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞と大きな受賞が続くケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)作・演出の“昭和3部作・完結編”となり、“ミュージカル界のプリンス”こと井上芳雄と、2016年の読売演劇大賞・最優秀女優賞を獲得し話題となった小池栄子をはじめ、瀬戸さんのほか松岡茉優、生瀬勝久ら豪華キャストが共演する。舞台は第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京。敗戦から復活を遂げたこの国が輝かしい成果を世界に示す晴れの舞台となった東京オリンピックでは道路の拡張と舗装、さまざまな向上心、野心、情熱、欲望が工事の音ともに東京に渦巻いたが、本作ではその時代、その場所に居合わせながら、なぜか時流に乗り遅れ、それでも捨て切れないオリンピックとの因縁に翻弄される人々の群像劇を描く。チケットは11月26日(土)から発売開始の予定。舞台「陥没」は2017年2月、Bunkamuraシアターコクーン(東京)、2017年3月、森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演予定。瀬戸さん出演の「A-Studio」は10月28日(金)今夜23時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年10月28日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が、27日に放送されたTBS系バラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(毎週木曜21:57~22:54)にゲスト出演。ジャニーズ事務所の先輩である嵐の櫻井翔に「櫻井君って僕のこと嫌いだと思うんですが何でですか?」とぶつけた。知念は、櫻井以外の嵐のメンバーとは関係は良好だそうで、大野智について「誕生日に手作りストラップをくれた大好きな先輩」、二宮和也は「二宮君の家で一緒にゲームをしたりする仲間」、相葉雅紀は「Hey! Say! JUMPのメンバーをご飯に連れて行ってくれる兄貴」、松本潤は「ライブのあとにアドバイスをくれる優しい先輩」と説明。櫻井は「俺ですらやったことないことばっかり。ニノんち行ったことねえし、相葉君とご飯行ったことないし…」と驚いた。知念はまた、櫻井に嫌われていると思っている理由も告白。「カメラが回っている時以外はしゃべらないのですごく怖い…」と訴えると、櫻井は「進行をやっていることが多いので、直前はシミュレーションをしている。知念ちゃんどうこうではなく、ほかの人ともあんまりしゃべってない」と伝えた。続けて知念は、Hey! Say! JUMPのメンバーはだれも櫻井とご飯に行ったことがないが、Kis-My-Ft2やSexy Zoneのメンバーは櫻井と頻繁にご飯に行っていると指摘。櫻井は「先輩から言うと後輩は断れないと思うから。後輩から言われたらすぐに行くようにしている」と説明し、「キスマイの藤ヶ谷や千賀、Sexy Zoneの菊池は、『今度ご飯連れて行ってください』って言ってくる」と明かした。最初に「新人つぶしの櫻井」とイジっていた有吉弘行が、「嫌いとかそういうことじゃないね?」と確認すると、櫻井は「もちろんそうですよ」と即答。知念が勇気を出して「ぜひご飯とか一緒に行けたら…」と誘うと、「行こう」と約束した。ところが知念は2人きりは避けたいようで「もう1人くらい…」と付け足すと、櫻井は「リアルじゃねーか!」とツッコんだ。
2016年10月28日10月22日より全国にて公開されている『金メダル男』でW主演を務める内村光良と「Hey! Say! JUMP」知念侑李が、10月24日(月)今夜放送される日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」にゲストとして登場する。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」がMCを務める「しゃべくり007」。MC陣には収録が始まるまでゲストが誰なのか知らされていないため、ゲストが登場した際のMC陣のリアクションも見どころだ。今回ゲストで登場した内村さんと知念さん。今回は「実は○○にキレてます」ということで、温厚で大人しい性格が似ている2人の意外な一面発表、普段見ることができない内村さんと知念さんの“素顔”を解禁する。また「会いたい人007」では内村さんが10年来食べられずにいる蕎麦屋の店主、子どもに大人気のエビカニクスを踊るナゾの2人組ケロポンズや、知念さんがどうしても会いたいという世界的セレブ、ジャスティン・ビーバーにスタジオ出演オファー。果たして2人が会いたい人はスタジオに来てくれるのか!?放送をお楽しみに。内村さんが初の原作・脚本・監督・主演を務め、知念さんとW主演を務めることで話題の映画『金メダル男』は10月22日より全国にて公開中。2011年に上演された内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を映画化する本作。1964年生まれの主人公・秋田泉一が世の中のあらゆる一等賞獲得に奮闘し“金メダル男”になることを目指す姿をコミカルに描き出す。内村さんが成長した泉一を、知念さんが青年時代の泉一を“2人1役”で演じている。内村さん、知念さんはじめヒロインに木村多江、そのほかムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶に、大泉洋、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、ユースケ・サンタマリア、マキタスポーツらが出演。さらに上白石萌歌、大友花恋、清野菜名、山崎紘菜、森川葵(登場順)といった若手女優陣と豪華キャストが集結した。編集や劇中歌、劇伴の作詞・作曲まで携わり、こだわりぬいた携純度100%の“内村ワールド”が堪能できる作品に仕上がっている。「しゃべくり007」は10月24日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月24日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が、きょう24日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『痛快TVスカッとジャパン』の2時間スペシャルに出演。名物キャラクター・イヤミ課長(木下ほうか)を見て「うちの会社(ジャニーズ事務所)にはいません!」と断言する。今回、イヤミ課長が登場するのは「後輩に1円もおごらない世界一器の小さい上司」。スタジオにゲスト出演する知念は「あんな上司(イヤミな上司)は、うちの会社にはいません!」と力説し、「笹原さん(穏やかな上司)のような人しかいませんよ」と主張する。このほか、菜々緒演じる「ドS鬼CAエリカ様」には、高橋メアリージュンが冷酷美人CAとして新たに登場。加藤諒は、迷惑ユーチューバー、片瀬那奈は合コンで役割分担を強要する迷惑な先輩として出演する。スタジオゲストの小林幸子は、女性たちの合コンチームプレイの存在を初めて知って「私、行ったことないから行ってみたい!」と参戦希望を表明。青春ショートドラマ「思い出スカッと」では、感動のあまりに涙を流してしまう。
2016年10月24日みなさんは、結婚適齢期って何歳くらいだと思いますか?女性の場合なら、早ければ早いほどいいと考える方も多いでしょう。でも、昔と比べて今は進学や就職が一般的。男性以上に稼ぐ女性が増えていることもあり、「結婚は当たり前」という意識が薄れてきているのも事実です。また、未婚の理由は「いい出会いがない」だけでなく、中には自分の意志で結婚しない方も…。今回は著名人の例を挙げると共に、現代人にとっての「結婚適齢期」を改めて探っていきます。◆20代後半での結婚はスピード婚?まずは20代後半で結婚した方をご紹介します。記憶に新しいのが、卓球選手の福原愛さん(27歳)の結婚報告。今年の9月、遠距離恋愛を実らせて国際結婚し、世間をにぎわせましたよね。また、女優の榮倉奈々さん(28歳)は8月に、ドラマ共演をきっかけに出会った俳優の賀来賢人さんと結婚しました。この二組のカップルの共通点は、どちらも、交際を始めてから1年程度で結婚したこと。若いうちであれば、あまり細かく考えず、恋が盛り上がっている状態で結婚しやすいのかもしれません。【結婚適齢期=20代後半!?】ここで、結婚にいいのは20代後半と答えた方のコメントをお届けしましょう。・「女性は26~28歳くらい。ただし、子どもの有無にもよると思います。男性なら32~35歳くらいが落ち着いてきて、金銭的にも心にも余裕が出るので適齢期のイメージです」(20代女性)・「27~28歳でしょうか。やはり後々のことを考えると、子どもは20代で産んでおいたほうが体が楽だと思うし、結婚してもすぐに授かるとは限らないから」(30代女性)これらの意見からわかるのは、子どもが欲しいならなるべく20代のほうがいい、ということ。年齢を重ねるにつれ、どうしても妊娠・出産時の母体や胎児への負担やリスクが増えていくので、若いに越したことはないと考える人は多いようです。福原愛さんや榮倉奈々さんも一人目は早めにと考えているのか、それともまだまだ仕事を頑張るつもりなのか…今後が楽しみですね。◆30代前半はじっくりorスピード婚?次は、30代前半で結婚した方の例を見てみましょう。パッと思い浮かぶのは女優の上野樹里さんや相武紗季さん。上野樹里さん(30歳)は今年5月、TRICERATOPS(トライセラトップス)のボーカル・和田唱さんと結婚しました。お二人は去年の秋から交際し始め、約半年後に入籍!一方の相武紗季さんは、同じく5月に会社社長との結婚を報告しましたが、こちらは出会って2~3年経ってから入籍に至ったそうです。上野さんみたいにスピード婚するカップルもいるものの、この年代の方は相武さんのように、じっくりお付き合いしてから結婚というパターンが多いのではないでしょうか。【結婚適齢期=30代前半!?】結婚に適しているのは30代前半と答えた方は、どのように考えているかというと…・「30代ならある程度お金が貯まり、人としても成長できていると思うから」(20代男性)・「30歳前後かと思います。20代は自分のことを精一杯やって、30代で家庭を持つ余裕ができた頃が適齢期かな」(30代女性)みなさん、アラサーになると精神的・経済的な余裕が出てくるため、30代前半くらいがちょうどいいと思うよう。上野さんや相武さんも、仕事でもプライベートでも輝いていて…いいタイミングでいい相手と結ばれた、という印象がありますよね。◆30代後半は永すぎた春パターンも最後に、30代後半以降に結婚した著名人を二人ご紹介します。一人目は歌手で女優の知念里奈さん(35歳)。知念さんは今年の7月、ミュージカル俳優の井上芳雄さんと結婚しました。気になる交際期間はなんと6年。かなりじっくりとお互いを知った上での結婚ということになります。もう一人は今年6月に結婚したタレントの優香さん(36歳)。ご主人の俳優・青木崇高さんとの出会いは去年の10月、交際が始まったのは年明けなので、交際期間は半年弱。なかなかのスピード婚ですね。30代後半以降に結婚するカップルは、5年、10年と長くお付き合いするパターンと、妊娠・出産のリスクを視野に入れて早めに結婚を決めるパターンに大きく二分されるようです。【結婚適齢期=何歳でもOK!?】こちらでは、結婚に最適なのは30代前半と考える方、及び「何歳でもいい」と答えた方のコメントをお送りします。・「30代後半。精神的にも経済的にも安定しているから」(40代男性)・「したい時が適齢期」(30代女性)・「何歳でもいいんじゃないですかね。その人にとっての適齢期で」(40代女性)人の縁とは不思議なもので、見つかるときは何歳になっても出会いが見つかるもの。ですから、自分が「今はいい」と思うなら、年齢のことで悩む必要などないのかもしれません。◆結婚適齢期に振り回される必要はない?今回のアンケートでは、適齢期は「20代後半」「30代前後」という回答が多かったものの、世間を見渡すと、先日、結婚していたことがわかった水野美紀さん(42歳)や38歳で結婚した永作博美さん(46歳)、44歳で結婚した真矢みきさん(52歳)のように晩婚の人もたくさんいます。それなりの年齢になり、「自分はもう…」と感じている方もいるかもしれませんが、いくつになっても、その時が来れば縁や出会いは必ず訪れるはず。とはいえ、何もしないで待っているのではなく、自分が結婚したいと思える相手やタイミングを逃さないことは大切だと思います。いつ運命の相手が現れてもいいように、チャンスをつかむための準備は忘れないでいてくださいね。ライタープロフィール望月くろ干物系20代独身フリーライター。好きなことは、人からの恋愛相談にアドバイスすること。
2016年10月20日10月20日(木)放送の「SONGS」には、ミュージカル界で活躍する井上芳雄が登場。圧倒的な歌唱力で、ミュージカルのスタンダート・ナンバーやJ-POPの名曲を歌い上げるなど、見どころ満載となっている。2000年、東京藝術大学在学中にオーディションに合格、ミュージカル「エリザベート」で衝撃のデビューを果たした井上さん。その2年後には「モーツァルト!」で主役のモーツァルトに抜擢され、以降、名実ともにミュージカル界の“プリンス”として活躍を続けている。また、近年ではドラマ出演も話題となり、「わたしを離さないで」や「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」でゲスト出演。さらに来年1月より放送予定の大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演が決定している。今回番組では、井上さんにロングインタビューを行い、ミュージカル界のプリンスとして舞台に立ち続けて来たからこそ感じて来たプレッシャーや挫折、そして葛藤についてが話される。また、先日まで公演が行われていた名古屋市でのリハーサルの模様や、多忙なスケジュールの合間を縫って出演したNHK名古屋放送局での番組出演時の様子も撮影。そこでも幼少時から一貫して変わることのない「ミュージカルに対する愛」、そして「ミュージカルに対する使命感」を語っている。また、スタジオで楽曲4曲も披露!まず、井上さんがミュージカルの世界に入るきっかけとなった作品「キャッツ」から、代表的なナンバーである「メモリー」をジャズ・ピアニスト島健の演奏と共にお届け。そして、自身が主演したミュージカル「モーツァルト!」から、井上さんの代表曲と言われるようになった「僕こそ音楽(ミュージック)」。そして井上さん自身も愛してやまないディズニー作品「アラジン」から、「フレンド・ライク・ミー」。さらに「SONGS」だけのスペシャル・コラボレーションとして、いま10代を中心に人気を集めている女子高生6人組ボーカルグループ、“リトグリ”こと「Little Glee Monster」との共演が実現!井上陽水の名曲「少年時代」を歌い上げる。『SONGS 「井上芳雄」~すべてはミュージカルのために~』は10月20日(木)22時50分~総合テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年10月17日映画『金メダル男』の内村光良、知念侑李(Hey!Say!JUMP)、木村多江が10月16日(日)、東京墨田区の業平小学校を訪れ、児童たちの前で世界記録に挑戦した。内村さんの原作・監督・脚本・主演による本作。あらゆることで1位を目指す男の生涯をコミカルに描き出す。この日、内村さんらが訪れた業平小は、2020年の東京五輪に向けた「オリンピック・パラリンピック教育重点校」であり、しかも世界のホームランキング・王貞治さんの出身校ということで、No.1に縁の深い学校。内村さんらは踏み台昇降運動で1分間に105回という世界記録に挑んだ。児童たちの声援を受けて、勢いよくスタートした内村さんだったが、やはり中盤でバテバテに…一方、知念さんは最後まで軽快にステップ!結果は木村さんが60回、内村さんは65回、そして知念さんは92回と世界記録には及ばなかったもののさすがの回数で内村さんも「22歳は違うな!」と感嘆していた。その後、内村さんらは児童たちの質問にも答えたが、次々と鋭い質問が!それぞれどうしていまの仕事を選んだのか?という問いに内村さんは「本当は映画監督になりたくて東京に来たんですが、なれなくて働き口がなかったときにTVのオーディションを受けて、うまくいってそれから32年が経ちました」と明かす。一方、知念さんは「3歳からダンスを始めたんですが、嵐のようになりたいと思った」と説明。『嵐のバックで踊りたい!』という夢はいまだに叶ってないので、踊りたいです」とも。また「給食は好きでしたか?」という小学生らしい質問も飛び出したが、内村さんは「大好きでした!特に週に1回か2回出たソフト麺が好きだったけど…いまはないのかよ(笑)!時代を感じてしまいました」と思わぬジェネレーションギャップを吐露。知念さんは「僕は子どものころ、あんまり食べなくて…いつも給食でも最後まで残ってました。それで大きくなれなかったので、みなさん、いまのうちにちゃんと食べてね!」と呼びかける。木村さんは「私は小学校で給食がなくて、ずっとお弁当だったので、給食がうらやましかったです」と語り、質問した児童に「何が好き?」と聞くと「冷やし中華」という答えが。ここでも内村さんが「いまは冷やし中華があるの?いいなぁ…」と羨望の声をあげていた。『金メダル男』は10月22日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が16日、都内小学校にて行われた、映画『金メダル男』(10月22日公開)公開直前起爆イベントに、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良、女優の木村多江とともに登場した。同作は、内村が原作・脚本・監督を手掛けたオリジナル作品。2011年に内村が行った1人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに、あらゆるジャンルで一等賞になることを目指す男・秋田泉一の波乱万丈な人生を描く。内村は主人公・泉一を、知念は若き日の泉一を演じる。作品にちなんで、3人は踏み台昇降の世界記録に挑戦。1分間で105回がこれまでの記録だったが、木村は60回、内村は65回、知念は92回と、好成績を見せた。また、300名の小学生から質問を募ると、テーマは「夢」に集中。「どうしてその道を進もうと思ったんですか?」という質問に対して、知念は「僕は3歳からダンスをやっていたので、嵐のようになりたいなと思った」と告白し、「ダンスを生かしてステージに立って、たくさんの人を幸せにできたらなと思ってジャニーズに入りました」と、芸能界に入ったきっかけを答えた。「小さい頃の夢は叶いましたか?」という質問には、「幼稚園の時から、嵐のバックで踊りたいというのが夢だったので、未だに叶ってない」と嘆く知念。「今でも嵐の後ろで踊りたいと思っています」と力強く答えた。さらに「給食は好きでしたか?」という質問に対して、知念は「小学校の頃は全然ごはんを食べなかったんですよ。毎回給食を残していました」と振り返り、「結果、全然大きくなれなかったので、皆さんいっぱい食べて、大人になった時に大きくなれるように、給食は残さず食べましょう」と子供達に語りかけていた。
2016年10月16日ワコールの直営ブランド「アンフィ(AMPHI)」は、今や企業ブランドのプロデュースもてがけている、青文字系ファッション誌カリスマ人気モデル田中里奈とのコラボレーションランジェリー『田中里奈×AMPHI』を2016年10月14日(金)より発売開始した。女の子にもっとランジェリーを楽しんでもらいたい!という田中の想いから抜け感にこだわったデザインと日常の着用シーンをイメージした目を引くカラーリングに仕上げた『田中里奈×AMPHI』のランジェリー。レースをたっぷりと使いながらもシンプルにまとめ、それぞれのディテールにポイントを効かせている。ブラジャーは着けごこちがやわらかでふんわり丸みのあるバストをつくる3/4カップ、ストラップを取りはずしても谷間を演出してくれる1/2カップの2型。そのほか、うしろ姿にもこだわったレーシーなショーツ3型と前面にスリットをデザインしたキャッチーな印象のキャミソールの3アイテム、全6型で展開。コラボレーションランジェリーは、全国の『AMPHI』取扱いショップ、ワコールウェブストア、ZOZOTOWN他で発売する。●ワコールウェブストア <10月13日(木)15:00より先行発売開始>商品詳細■ブラジャー<3/4カップタイプ>(品番:BYL329)¥4,200(税抜)~【デザインポイント】カップ裏打ちのカラーを上下で切り替え、今までと違った見え方に。カップ下にたっぷりレースを施して、可愛らしさをプラス。■ブラジャー<1/2カップ(ストラップレス)タイプ>(品番:BYL529)¥4,200(税抜)~【デザインポイント】洋服の着こなしを意識して、レースとチュールの切り替えでシンプルに。カップ裏打ちのカラーを切り替えることで、遊び心もプラス。■ノーマルショーツ(品番:PYL129)¥2,100(税抜)【デザインポイント】ウエスト部分に透け感を持たせ、バックは肌ざわりの良いスムース生地にカットレースを添えたショーツ。■ソングショーツ(品番:PYL529)¥2,300(税抜)【デザインポイント】たっぷりフリルをあしらい、バックもレース仕立てにしたはきやすいソングショーツ。■フレアショーツ(品番:PYL629)¥2,600(税抜)【デザインポイント】フロントもバックも繊細なレース使い。サイドはサテンリボンで気分も盛り上がるフレアショーツ。カラーバリエーション■SP(シュガーピンク) お天気の良い休日の朝普段何かと忙しい女の子にとって、自分のために使える時間はとても贅沢。だからあえて早起きして、お洗濯したり、ゆっくりハーブティーを飲んだり、ヨガに出かけてみたり。そんな自分のための1日は、大好きなピンクのランジェリーが気持ちをさらにHAPPYにしてくれる。■KO(ネイビー) 気の合う友達と夜のパーティーデコレーションされたスイーツとシャンパン、流行りのファッションに身を包んだ女の子達。昼間じゃ味わえない、彼との時間とも違う、大人女子だけの特別感を共有するその空間では、研ぎ澄まされたネイビーのランジェリーがぴったり。■RP(ローズピンク) クリスマス年末独特の忙しない空気が好き。イルミネーションが輝く街並みに、買い物袋をたくさん抱えた足早な人たち。普段は着ないフレアたっぷりのスカートに、ちょっと背伸びした大人のパンプス。そしてフェミニンが溢れるローズピンクのランジェリー。いつもと違う自分になりたくなるような、一年で今だけの不思議な感覚。公式ページ【オフィシャルサイト】 【instagram】
2016年10月16日アンフィ(AMPHI)から、ファッションモデル・田中里奈とのコラボレーションランジェリーがデビュー。2016年10月14日(金)より、全国のアンフィ取扱いショップ、ワコールウェブストアなどで発売される。「女の子にもっとランジェリーを楽しんでもらいたい」という田中里奈の想いから、抜け感にこだわったデザインと日常の着用シーンをイメージした目を引くカラーリングに仕上げたコラボランジェリー。レースをたっぷりと使いながらもシンプルにまとめ、それぞれのディテールにポイントを効かせたデザインがポイントだ。ブラジャーは着けごこちがやわらかでふんわり丸みのあるバストをつくる3/4カップ、ストラップを取りはずしても谷間を演出してくれる1/2カップの2型。そのほか、後ろ姿にもこだわったレーシーなショーツ3型と、前面にスリットをデザインした3色のキャミソールの全6型で展開される。【商品情報】田中里奈×AMPHI コラボランジェリー発売日:2016年10月14日(金)取り扱い店舗:全国のアンフィ取扱いショップ、ワコールウェブストア、ZOZOTOWNほか※ワコールウェブストアでは10月13日(木)15:00より先行発売開始。【問い合わせ先】株式会社ワコール/お客様センターフリーダイヤルTEL:0120-307-056営業時間:9:30~17:00(土・日・年末年始・祝日をのぞく)
2016年10月15日10月22日(土)より公開となる、内村光良と「Hey!Sey!JUMP」の知念侑李が二人一役でW主演する映画『金メダル男』。この度、本作の公開を記念して、映画と情報番組「ZIP!」の夢のコラボが実現することが分かった。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す「金メダル男」への始まりに過ぎなかった――。内村さんが初の原作・脚本・監督・主演を務める映画『金メダル男』。本作は金メダルにとりつかれた“金メダル男”・秋田泉一の、何度失敗しても立ち上がり、とことん「一等賞」に挑み続ける、どこか切なくもおかしい人生を華やかに彩る抱腹絶倒<全力>エンタテインメント。W主演する内村さんと知念さんを始め、木村多江がヒロインとして登場するほか、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶らといった豪華キャストが話題を集めている。そして今回、本作の公開を記念して日本テレビ系にて放送中の朝の人気情報番組「ZIP!」との夢のコラボが決定!コラボ内容は、公開週となる10月17日(月)の週に、内村さんと知念さんが出演する撮りおろし特別コント映像を放送するというもの。そのコント映像は、放送作家・内村宏幸が脚本を、内村さんと知念さんがレギュラー出演する「スクール革命」の黒川高ディレクターが演出を担当。「スポーツテスト編1・2」「お祭り編」「予告を一人再現」「主演俳優VS監督」というタイトルで、授業でのスポーツテストで“反復横跳び”や“踏み台昇降”など、どんなに小さなことでも全力で一等賞を目指す泉一の“全力すぎる努力姿”が描かれる一方で、そんな学生時代に培った努力が、大人になった泉一に思わぬ場面で発揮されるシーンがコミカルに描かれる。「たとえ結果が出なくとも、努力はきっと、その先の人生で何らかの形で報われるもの」という大切なメッセージが込められているというコントは、映画撮影中の内村監督と主演の知念さんが演技論でぶつかり合う(?)ここでしか見られない貴重なコントも登場。朝から爆笑間違いなしの、“内村ワールド”全開なコラボ映像をぜひお楽しみに。『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日井上芳雄×ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下、KERA)が初タッグを組み、ヒロインには小池栄子を迎える舞台「陥没」。この度、本作のビジュアルが到着した。本作は、読売演劇大賞最優秀作品賞・優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞と大きな受賞が続くKERAが描く“昭和3部作”の完結編。2009年の第1弾「東京月光魔曲」は、経済的な発達が始まり、庶民の生活にもモダンと呼ばれる西洋趣味が入り込んで、独自の文化を生み出した昭和初期が舞台。その翌年発表された第2弾「黴菌」は、恐慌と戦争で価値観の転換を迫られる昭和中期を舞台に描いた。昭和のそれぞれの時代の東京をモチーフに作品を発表した昭和3部作。今回7年という時間を経て舞台とするのは、第1回東京オリンピックを目前に控えた1963年頃の東京だ。キャストには、ミュージカル界のプリンス・井上さんと、女優・小池さんの発表に続き、瀬戸康史、松岡茉優といったいま最も旬な若手俳優。そして、昭和3部作全作品に出演し、KERAの絶対的な信頼を得る山崎一、「黴菌」にも出演した高橋惠子、「黴菌」ほか、KERA作品には4作目の出演となる生瀬勝久らベテラン勢もキャスティングされている。今回到着したのは、クラシカルな装いのキャスト13名が写し出されたビジュアル。さらに、タイトルの“陥没”に寄りかかったり座ったりしているキャストたちが描かれ、下には当時を思い出させる東京タワーや車などが入ったビジュアルも公開された。またこのビジュアルには、KERAのコメントも入っており、「東京オリンピックを2年後に控えた昭和37年の新宿のはずれ。建設されたはよいが、オープンにこぎつけられそうにない、あるレクリエーション施設。高度成長期で日本中が浮かれる中、どういうわけか時代の溝にはまってしまった1組の婚約中のカップルと2人を取り巻く人々を描く群像劇になるでしょう」と本作について話し、「シリーズのラストを飾るに相応しい…と気持ちよくいい放てるような分かり易い派手さには欠ける舞台かもしれません。明示されないドラマにこそ豊かさがあると信じ 、この手練れ揃いのキャストでのみ実現可能な 、デリケートな会話劇を作るつもり」と意気込んでいる(チラシコメントより)。シアターコクーン・オンレパートリー2017+キューブ20th,2017「陥没」は2017年2月4日(土)~26日(日)Bunkamuraシアターコクーン(東京)、3月3日(金)~6日(月)森ノ宮ピロティホール(大阪)にて上演。(cinemacafe.net)
2016年10月03日嵐の松本潤と、Hey! Say! JUMPの知念侑李が、10月1日(21:00~22:54)に放送される日本テレビ系バラエティ番組『嵐にしやがれ 2時間スペシャル』で、"ジャッキー・チェンのアクション三番勝負"を行う。今回は、松本がメインのコーナー「This is MJ」に、内村光良と知念がゲスト出演。多くの名シーンを残してきた、内村が大好きなジャッキー・チェンのアクションを、どちらが見事にこなせるかを競う。勝負内容は、映画『ラッシュアワー』から「カッコ良い壁の登り方対決」。映画『酔拳』から「カッコ良い椅子アクション対決」。そして映画『プロジェクトA』から「カッコ良い自転車アクション対決」。数百万円をかけ、映画そっくりのセットが完成し、内村が監督兼審査員を務める。「カッコ良い壁の登り方対決」には、番組で一番運動神経がいいマキノADが挑戦し、壁に捕まることはできたが、登ることには失敗してしまう。そして、松本と知念が挑むと、いずれも見事に1回目で成功。しかし、その出来栄えに2人とも納得せず、再度挑戦することになる。この日の放送ではほかにも、石原さとみと今食べるべきお米とゴハンのお供をかける対決や、唐沢寿明と絶品豚肉料理をかけての対決も放送。また、櫻井翔がいきなり訪れた土地の魅力を再発見する「櫻井翔のいきなり取材」では、愛知県飛島村を訪問する。
2016年09月29日10月22日(土)から全国公開される『金メダル男』で内村光良と共にW主演を果たす「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が、9月26日(月)今夜放送される「有吉ゼミ秋の超豪華SP」にゲストとして登場する。「有吉ゼミ」は有吉弘行が司会を務める新・知的エンターテインメント。毎回出されるテーマについて芸能人たちが「現代社会を学ぶ」ためにロケを敢行。リアルな実体験から日本社会を分かりやすく学んでいくという番組だ。今回は知念さんをゲストに迎え「秋の超豪華企画連発2時間SP」を放送。「ヒロミの八王子リホーム」をはじめ氷川きよしがパティシエ修行で自ら考案のチョコレートケーキを作るほか、藤田ニコル、田中美奈子の2人が台湾激安ツアーを体験。田中美佐子はあばれる君と高級深海ザメの一本釣りに挑む。芸能人たちが挑む様々な“社会体験”をお見逃しなく。今回ゲストで登場する知念さんは2007年に「Hey! Say! 7」としてCDデビュー。その後同グループが現在の「Hey! Say! JUMP」へと発展し知念さんはメンバーとしてアーティスト活動をしながら、ドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」や「スプラウト」「必殺仕事人」シリーズ、映画『超高速!参勤交代』シリーズなどに出演。俳優としても活躍している。そんな知念さんが内村さんとW主演する『金メダル男』は、2011年7月に上演された内村さんの一人舞台「東京オリンピック生まれの男」を内村さん自ら脚本、監督、主演で映画化。主人公・秋田泉一の若き日の姿を知念さんが、大人になってからを内村さんがそれぞれ演じる。日本中が東京オリンピックに沸いた1964年、長野県塩尻市に生まれた秋田泉一。幼少時代、徒競走で一等賞の金メダルを獲ったことをきっかけに「絵画コンクール」から「火起こし大会」まで数々の大会で金メダルを獲得し、一躍“塩尻の神童”と呼ばれるようになる。だがそれは、泉一にとって世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指す、“金メダル男”への始まりに過ぎなかった――という物語。内村さん、知念さんのほかヒロインを木村多江が演じムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶、大泉洋、上白石萌歌、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリアら豪華キャストの共演も見ものだ。「有吉ゼミ秋の超豪華SP」は9月26日(月)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月26日