石川県金沢市のもてなしドームで9月20日~21日の10時~16時、「石川県ご当地カレー選手権2015」が開催される。○来場者が食べたスプーンで投票同イベントは石川県内の金沢カレーをはじめ、和風カレーやインドカレー、タイカレー、ご当地カレー、ホテルカレーが一堂に会する。どれも1杯500円で販売する。会場では食べ比べができるほか、来場者の食べたスプーンで投票して優勝を決める選手権を実施する。前回優勝の「金澤駅前もてなし会」をはじめ、「きふじん」「パインダイナー」「パキスタン&インド料理azaan」「フランジパニバール」など、多数の店がエントリーする予定。さらに、石川県内のスイーツ店10店舗がスイーツを提供する「スイーツ選手権」も同時開催する。また、会場ではエフエム石川の公開生放送のほか、ご当地アイドルやスポーツチームのイベントなど、バラエティ豊かな催しも行われる。
2015年09月16日『テラスハウス クロージング・ドア』のブルーレイ&DVD発売記念イベントが19日(水)、東京・お台場夢大陸で行われた。会場には、菅谷哲也、島袋聖南、松川佑依子、小田部仁、今井洋介ら5名が華やかな浴衣姿で駆けつけた。この日、司会者を任された小田部さんは、早速「聖南さん、今日浴衣の下は?」と大胆な質問を投げかけた。「今日は透けないように下に着ています。どうして?てつ(菅谷さん)が一番気になっていたんじゃないの?私の下着事情」と島袋さんに言われた菅谷さんは、恥ずかしそうにしながらも、「僕、この間22歳になったので、割と大人になりました」と返答。今井さんは「俺、30歳なのに思春期だよ、まだ」と言って会場を沸かせた。続いて「彼氏はできましたか?」と小田部さんに聞かれた松川さんは、「ちょっとドキドキしている人はいます」と暴露。少し残念そうな菅谷さんに「てつ大丈夫?」と島袋さんからフォローされる場面も見られた。また、会場に集まった多くのファンの前で今井さんのライブも開催され、「手をつなごう」と「また会おうね」の2曲が披露されることに。ギターが倒れてしまったりとハプニングに見舞われるも、「気分の悪くなった方は、速やかに耳栓をするようにしてください」と、軽快なトークで場を盛り上げた。終了後、側で演奏を聴いていたメンバーから、「思いが伝わってきた」と高く評価されていた。本作は、海が見えるシェアハウスに暮らす男女6人の日々を記録し、2012年10月にテレビ放送をスタートして以来、2014年9月まで、総勢22名の男女が台本のない様々な恋愛ドラマを繰り広げ、多くの話題を集めたリアリティショー「テラスハウス」の劇場版。ディレクターズ・エディションには、未公開カット満載の『テラスハウス クロージング・ドア ディレクターズ・ロングバージョン』が収録。さらに「禁断の副音声版」付き本編DISCに充実の映像が収録された特典ディスクと特製アウタースリーブ、デジパック仕様の完全版。通常版は劇場版本編のみ収録。最後に菅谷さんは、「盛りだくさんの内容になっていますので、よろしくお願いします」としっかりPRを行った。会場では、トークイベント後に購入者対象の握手会も開催され、ファンと交流を深めた。『テラスハウス クロージング・ドア』は8月19日(水)よりセル・レンタル同時発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テラスハウスクロージング・ドア 2015年2月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015 フジテレビジョン イースト・エンタテインメント 東宝 電通 FNS27社
2015年08月19日東京・オーチャードホールの芸術監督をつとめる熊川哲也が、いま観るべき世界で活躍する日本のダンサーたちを紹介する「オーチャード・バレエ・ガラ」が8月1日(土)、2日(日)の2日間にわたって開催される。出演するのはローザンヌ国際バレエコンクール、モスクワ国際バレエコンクールなどの世界的コンクールで輝かしい成績をおさめ、現在、イギリスやフランス、ドイツなどのバレエ先進国の名門バレエ団で主役に抜擢される精鋭たちばかりだ。総合監修をつとめる熊川に話を聞いた。オーチャード・バレエ・ガラ チケット情報本公演のテーマはすばり、日本のダンサー。日本人が海外で踊ることは、今や特別なことではないが、今回のように世界の第一線で活躍する日本のダンサーたちが、日本で一堂に会することは稀有な機会だ。そういった機会があまりなかったことについて熊川は「(芸術に関して)日本人は海外に目が行きがちなところがあり、海外のものをありがたがる傾向があります。でも今や、ダンスのクオリティに日本人と外国人というボーダーはない時代。グローバルな日本のダンサーが生まれ、海外では活躍しているものの、日本ではなかなかそれを披露する場がありませんでした。今回はそれをブレイクスルーする公演にしたい。スポーツの祭典で日本の皆さんが日本の選手を応援するように、バレエでももっと日本の若き才能たちを応援してほしいですね」とその意義を語った。また、バレエを習うひとにとっては、日本人の体形や文化という条件がある中で、どれだけの技術やクオリティがあれば海外でも通用するのか、その答えがわかる公演でもある。「いまバレエを習う少年・少女たちの延長線上にいるのが彼ら。ケーススタイルというべき自分の将来の姿として、彼らを観てほしい」と、教育としての狙いもあるという。今回の公演はガラ公演のため、ひとつの作品をじっくりと味わうというものではない。「普段はちがう国で活躍するプロのダンサーたちが集まって、およそ10日間という短い期間の中で、全員が集中して作品を作り上げていく。必ずおもしろいものになる。人間の身体がどのように動くのか、その美しさを観てほしい」と公演の見どころを語った。公演は8月1日(土)、2日(日)の2日間、東京・Bunkamuraオーチャードホールにて。チケット発売中。
2015年07月28日俳優として、ラジオナビゲーターとして活躍する別所哲也さんのライフワークのひとつに「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」がある。17年目を迎える今年のテーマは「シネマチック モーメント(映画的な瞬間)」。映画は映像作家たちの人生の“一瞬”を切り取ったもの。映画を観ることは彼らの一瞬を共有すること。だから心が動いていく。長編映画よりもグッと短いショートフィルムはその一瞬がより凝縮され「短い時間のなかにキラッと光るダイヤの原石がある、エスプレッソコーヒーのようにギュッと旨味が詰まっている」と別所さん。彼がショートフィルムに魅了されるきっかけ、またショートフィルムが教えてくれたという人生について、ファッションについて──。──17年目を迎えた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」。どんなきっかけで主宰することになったのでしょうか。23歳のときにアメリカ映画『クライシス2050』でスクリーンデビューしたのがきっかけで、アメリカと日本を行き来するようになったんです。アメリカにいると「ショートフィルムのスクリーニングがあるからこないか?」って誘われることが多かったんですね。でも、当時の僕は「ショートフィルムは実験的、短くて学生映画のようなもの」という先入観があって、誘われてもずっと断り続けていたんです。それから10年ほど経った頃、アメリカに住む友人が映像作家としてショートフィルムを作って「ハリウッドのメジャースタジオで上映会をやるから観に来てくれ」と言われて。友だちとして渋々、観に行ったんです。10本のショートフィルムが上映されたんですが、どれもものすごく面白くて。コペルニクス的転回といいますか、天動説と地動説ほど自分のなかの映画の概念が変わった瞬間でした。映画って長くなくていいんだ、短くてもこんなに表現できるんだとか、ジョージ・ルーカスやクエンティン・タランティーノなどの監督も、トム・クルーズを始めとする有名俳優たちもショートフィルムからキャリアをスタートしていることを知って、驚くことばかりでした。それが僕にとってのショートフィルムとの出会いです。1997年の出来事ですね。──その2年後の1999年に日本発の国際短篇映画祭「アメリカン・ショートショートフィルムフェスティバル」を主宰することになったというわけですね。その後もいくつかの偶然が重なりまして──友人がサンダンス映画祭に長編映画を出したことを機に映画祭に行ったとき、そこでもショートフィルムの素晴らしさを目の当たりにしたんです。当時はまだ無名だったベン・アフレックや少し有名だったクリスティーナ・リッチ、前線で活躍していたスパイク・リー(監督)らがいて、彼らはごく普通に短編映画について語っていました。そして、1998年の米アカデミー賞では“日本の『シンドラーのリスト』”と言われるショートフィルム、クリス・タシマさんの『ビザと美徳』が賞を取ったんですが、その年は現地からアカデミー賞を伝える番組の司会を担当していたこともあって……そんな3つの出会いが重なったことで「日本でショートフィルム映画祭をやりたい!」と勝手に運命を感じてしまったんです(笑)。──心を動かされたんですね。今ではすっかり定着した映画祭ですが、今年は100の国と地域から集まった5,000作品の中から選ばれた200作品を上映。どんなふうに映画を選んで観たらいいのでしょうか。ショートフィルムの尺は25分までと決まっていますが、短いものだと2、3分の作品もあります。200作品はいろいろなプログラムとして上映されるので、興味のあるプログラムを選んで観るのもいいですし、特に観て欲しいのはオフィシャルコンペティション。米アカデミー賞につながる、今は無名だけれどこれから有名になる映画の原石をみなさんで発見してほしいんです。あとは、ポーランド、ブラジル、スウェーデン、フィリピンなど世界各国の映画を観る機会はそう滅多にないので、こういう国でこういう映画が作られているんだと、映画を通じて旅をしてほしいですね。最新のアカデミー賞受賞作やノミネート作品をまとめて上映するプログラム、ファッションとショートフィルムがコラボしたプログラムなど、たくさんのメニュー(プログラム)があるので、レストランでメニューを選ぶように映画を選ぶことを楽しんでほしいです。──今年からのプログラム「ファッションショートプログラム」も楽しみです。また、多くの中から自分にとっての選りすぐりのものを選ぶことは、洋服選びにも通じると思います。洋服を選ぶとき、別所さんが大切にしていることやこだわりはありますか。今日は“スマート・カジュアル”がテーマということでしたので、ブルーを差し色にコーディネイトしてみました。映画祭のような公式の場はわりとダークでベーシックなものが多くなってしまうので、タイ、チーフ、カフスで変化をつけたり、あとは足もと、靴にもこだわっています。洋服選びは楽しいですね。そう思うきっかけもやはり映画でした。ハリウッド映画に出たときに言われたことなんですが、その人がどんな人かを想像するとき、その時に着ている洋服やファションがその人の人となりを表す情報になると言われたことがあって。それから気にするようになりました。また、洋服を選ぶときは自分の価値観と向きあう時間でもある。デザインだったり、肌触りだったり、着心地だったり……自分が何に惹かれているのかを知ることはとても大事だと思うんです。そうやって惹かれるものがあって選んだ洋服のなかには、何年経っても着続けているものもあります。20歳のときに買った「Schott(ショット)」のライダーズの革ジャンはいまだに着ています。かれこれもう30年も着ていますね(笑)。時代時代の流行りを取り込むのも楽しいですけど、繕いながら経年変化を楽しむ、洋服に想い出を刻んでいくのもいいですよね。──そう思います。洋服に想い出が刻まれるように、映画館で観た映画の“一瞬”も誰とどんな状況で観たのかなど想い出として刻まれますよね。そうですね。今はインターネットでも映画を観ることのできる時代で、それはそれでアリだし、そうやってショートフィルムをどんどん観てほしいんです。ただ、映画祭にはそれとは違う感動がある。映画って、暗闇の中で大きなスクリーンに光の絵の具で作られたものが映し出される魔法みたいなもの、映像作家のその時の想いが真空パックされたようなもので、昔はフィルム、今はデータなのでハードディスクですが、それらに光があたることで物語が動き出す。すごくロマンチックな時間なんです。そんな不思議な魔法を映画祭で体験してほしいんです。──最後に、映画祭の主宰者であり、俳優としての活動もあり、ラジオナビゲーターとしても毎日活躍している別所さんのその活力は一体どこから湧いてくるのでしょうか。僕は、人間は生きている間はずっと「オン」の状態で「オフ」になる感覚はないと思っているんです。というのは、旅をしたり家族と過ごしたりする時間は仕事を基準にすると確かに「オフ」ですが、プライベートな時間としては「オン」なんです。そして、ずっと「オン」でいることによって泣いたり笑ったり驚いたり……いろんな感情が動く。本当に素晴らしいことです。それを日々感じることが活力に繋がっているのかもしれないですね。
2015年06月08日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015」(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也が6月3日(水)、舛添要一・東京都知事を表敬訪問。東京都は同映画祭の若手育成プログラムに協賛しており、会談では互いの協力関係を確認し合った。今回で17回目の開催となる本映画祭は、「ショートフィルム」という映像ジャンルを日本に紹介するため、米国俳優協会(SAG)の会員でもある俳優の別所哲也が創立者として1999年に東京・原宿で設立。米国アカデミー賞公認映画祭として認定されたことにより、グランプリ作品が次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート選考となる。また、若手育成を目的に、東京都が協賛する「ショートショート フィルムフェスティバル アジア(SSFF AISA)」は12回目を数える。舛添知事は「2020年の東京オリンピック、パラリンピックはスポーツの祭典であると同時に、文化の祭典でもある。ぜひ映像で応援してほしい」と協力を仰ぐと、別所さんは東京都の皆さんと協力しながら、オリンピックイヤーには国際的な映像の祭典にして、文化的発信、そして観光的な発信をしていきたい」と抱負を語った。同映画祭では観光PRを目的とした「観光映像大賞」も実施しており、「観光映像はまさにショートフィルム。世界中に日本の良さを紹介できれば」(別所さん)、「ぜひ才能ある方に、誰も気づいていない日本の良さを紹介してほしい」(舛添知事)。この日はイメージキャラクターである「旅もじゃ」も駆けつけ、舛添知事から「ぜひ2020年を前に、日本各地の良さを頑張ってPRしてほしい」とエールを受け取った。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2015」は6月4日(木)開幕。(text:cinemacafe.net)
2015年06月03日●組み込み向けのFirefox OSとWebAPI2015年3月17日、Firefox OSコミュニティが主催するFirefox OS勉強会が開催された。今回の勉強会では、スマホ以外のデバイスでのFirefox OS活用例などが紹介された。その模様を紹介したい。○組み込み向けのFirefox OSとWebAPI1つめのセッションは、本間雅史氏による、GPIOやI2Cなどの組み込み向けインターフェイスを操作するWebAPIとそのFirefox OSへの実装や標準化である。まずは、WoT(Web of Things)について再確認を行った。すでにIoT(Internet of Things)という言葉は普及しつつある。インターネットにIT関連機器(PCやプリンタなど)以外のモノを接続し、モノにあるセンサーからその状態をインターネットを経由して情報を収集する、さらにモノをコントロールすることで、より快適な生活を実現することだ。では、WoTと何が違うのか? 本間氏は、IoTはアプリからモノへ直接繋がる。そのためにC言語などが使われる。それに対しWoTでは、アプリからブラウザを介して繋がる、つまりすべてJavaScriptで記述されるようになると説明する。IoTで繋がるモノに関する議論で、複雑な動作が可能なSmartエンドポイントと単純な動作しかできないDumbエンドポイントのどちらがよいかがある。本間氏は、両極端で考えることがいけない、その中間に位置するフォグコンピューティングという考えを紹介した。情報をフォグがいったん収拾し、ある程度の処理を行う。クラウドでは、フォグから送られた統計情報からより高度な判断を行うようになる。すでにCiscoなどから対応製品があるが、非常に高価である。そこで、フォグコンピューティングにFirefox OSを使うことを考えてみたとのことである。その理由であるが、他のエンジンと比較して、ハードウェアにアクセスするWeb APIがもっとも充実している点にあるという。そして、必要となる点であるが、JavaScriptでハードウェアを制御しなければいけないことだ。ネットワーク経由については、すでに実装されている。しかし、ローカルでの制御はまだ可能ではない。そこで、新たなWeb API(JavaScript API)を実装しようという取り組みである。具体的には、Geckoにコードを追加することで行う。IoTで使われるインターフェイスには、GPIOやI2Cが使われるので、それに対応するAPIを作ることになる。具体的には、Web GPIO APIでは、アクセスオブジェクトを取得するnavigate.requestGPIOAccess()などが作られた。Web I2C APIは検討中であるが、同様な実装が検討されている。将来であるが、V8やTridentでもWoTが利用可能になる必要がある、つまり標準化は求められる。そこで、Web GPIOに関しては、W3Cのコミュニティグループとして、仕様の検討を進めているところである。また、議論が進められている1つに、Promiseにするか戻り値にするかなどがある。非同期処理、ネストの深さなどが、相反する結果となっている。Promiseの方が、同じ処理でも長くなっているのがわかる。現時点では、Promiseを採用する方向でまとまりつつあるとのことだ。●Firefox OS搭載組み込みボード「MozOpenHard」○Firefox OS搭載組み込みボード「MozOpenHard」2つめのセッションは、KDDI研究所の関口直紀氏がFirefox OS搭載組み込みボードの「MozOpenHard」について紹介した。まず、現状のWoTについて、PCやスマホには標準化されたブラウザが搭載されるようになってきた。一方、モノの側では特定のOSが搭載されていて、インターフェイスもバラバラな状況である。そこにWebのインターフェイスを搭載していくのが、WoTの姿と語る。モノの操作をすべて、JavaScriptやHTML5で行う。そのためには、モノにもブラウザが搭載されることになるだろう。このようになれば、インターフェイスやプログラムも共通化され、よりうれしい世界になるのではないかと期待しているとのことである。現在でも、さまざまなモノにディスプレイが搭載されている。そこにブラウザが搭載されるのも、それほど外れてはいないだろうとも語っていた。まずは、MWC 2015で、Firefox OS組み込みボードを使ったデモが紹介された。回り灯篭とにょろにょろ動く灯篭の2つである。前者は、360度全方向にWebコンテンツを投影する。後者は、ブラウザからのコンテンツによって変形する。実際にこれらのデモで使われたボードはCHIRIMENである。そのスペックは、以下の通りである。・Firefox 2.0搭載・Rockchip RK3066 (1.6Ghz)・1GB DDR3 DRAM・1GB Nand Flash大きさは、図9を見ていただきたい。左上の写真は、Raspberry Piとの比較である。1回り小さいといったところだ。インターフェイスは、図10になる。I/Oには28pinも用意されており、I2CやGPIOなどのローレベルなインターフェイスも用意されている。CHIRIMEN(縮緬)の名前の由来であるが、Webとハードの異なる世界を織り込み、新しいモノを作っていくというイメージを込めたとのことだ。その後、Firefox OSのインストール手順などが紹介された。しかし、ここで1つ問題がある。CHIRIMENは、2015年3月現在、5枚しか存在しないのである。関口氏によれば、Marsboard RK3066を使えば可能とのことだ。少し込み入った手順となる。以下のサイトを参考にしてほしい。・MozOpenHard(main page)・Facebookコミュニティ・CHIRIMEN Technical Information・CHIRIMEN Mailing List(Announce only)特に、Githubのツールやドキュメントが参考になるだろう。WebアプリからのGPIO制御であるが、最初のセッションのWeb APIを使う方法もあるが、現時点では標準化されていない。そこで、関口氏はnode.jsをインストールし、そこを経由して制御を行った。node.jsは、コミュニティにバイナリがアップされている。実際に灯篭デモの構成は、図12のようになる。gaia、gecko、gongは、Firefox OSの主な層であり、本来はgeckoから制御を行うことが望ましい。今回は、nodeからArduinoへシリアル通信を行い、そこからGPIOを制御している。別の端末からnodeにアクセスし、Web経由で制御可能になる。このあたりもWoTの柔軟な点だろうと指摘する。最後にNWC 2015での、デモなどの紹介が行われた。そして、量産化に向けてであるが、Kickstarterに出品する予定とのことである。さらに、CHIRIMENおさわりイベントなども計画中とのことである。これらはFacebookコミュニティでアナウンスされるとのことだ。●Firefox OS搭載ケーブルSTB○Firefox OS搭載ケーブルSTB最後のセッションは、Firefox OSを搭載したCATV用Digital Settop Box(STB)の概要と今後の展開について紹介した。まず登壇したのは、パナソニック株式会社AVC社STBネットワークビジネスユニット山口剛氏で、STBで何をやりたいのかが説明された。いきなりであるが、STBのアプリケーションコンテスト「アプリジャム」の開催が報告された。その背景を順に説明していこう。ケーブルテレビであるが、本来は山岳地域やビル街などの難視聴対策のために使われた。そこで使われるのが、専用チューナのSTBである。それが、現在では多チャンネル化し、インターネットサービス、携帯電話のサービスも行われてきた。そして、4Kの大画面を活かした利用、難視聴対策が目的であったので地域密着性を利用した見守り・安心サービス、買い物難民解消のショッピングといったサービスが提供されるようになった。しかし、それでも差別化が難しく、さらなるサービス展開が求められるようになった。そこで、STBにFirefox OSを搭載し、アプリを動かし新たなサービス提供することをが目標とのことだ。まだまだインターネット接続が可能なモノは少ない。そこで、STBがゲートウェイとなってその役割を担っていきたいとのことだ。すでに、デジタルハリウッド大学でアイディアコンテストなども開催した。アプリジャムでは、実際にアプリ作成までを取り組みたいとのことである。後半は、石川哲也氏が登壇し、技術的な面を紹介した。Web APIとしては、図17などがある。そのサンプルも紹介された。TV APIについても、紹介された。現時点では案であり、変更の可能性もあるとのことだ。WebIDEで接続可能なシミュレータも開発中で、近日のうちに公開の予定である。開発の流れであるが、以下のようになる。1. シミュレータ+WebIDEで開発・デバッグ2. STB+WebIDEでデバッグ3. STBにインストール、動作確認(SDカード経由を予定)シミュレータのデモも行われた。アプリジャムの開催までのスケジュール(案)は、図21の通りである。実機での調整も必要になるが、その機会をどう設定するか調整中とのことだ。○終了後は懇親会が開催セッション終了後は、ピザとビールなどで懇親会が開催された。登壇者と直接、話すこともできる。30分のセッションだけでは、得られない情報も少なくない。まさに開発進行中のプロジェクトで、最新の技術や情報にふれることができる。次回は4月14日に開催予定で、Fx0の開発秘話(仮)などが予定されている。参加者をみると、プログラマもいれば技術者もいるという感じで、自由に参加できる。これからJavaScriptやHTML5を学ぶのでもいいと思う。そして、Firefox OSはスマホだけではない。興味をひくテーマがあるならばぜひ、(興味がなくても自己研鑽のために)参加してみてほしい。得られるものはあるはずだ。
2015年03月19日○ネットワークに特色あり ICCのクラウドサービス石川県金沢市に本拠地を構える石川コンピュータ・センター(ICC)は、石川県内のみならず、全国へ各種ITソリューションを提供する情報サービス事業者である。創業当初の受託開発からスタートしている「自治体ソリューション」のほか、病院向けの「医療機関ソリューション」や一般企業向けの「民間ソリューション」「セキュリティソリューション」「アウトソーシングサービス」など幅広くサービスを展開している。昨今、同社が特に注力しているのがクラウド分野だ。従来からのデータソリューションサービスをより充実させるため、金沢データセンターに加え、2012年隣接する白山市に300ラックを収容するデータセンターを新たに建設し、クラウドサービス「ICCクラウド」の提供を開始した。同社 執行役員 クラウドビジネス本部長の福野幸以知氏は、「白山センターの設立は、東日本大震災前から計画されていたものでしたが、震災を受けて設計を一からやり直し、より強固な施設として生まれた施設です。また白山センターは、全国都市部からのアクセスが容易で、地震や津波の危険性が低い堅牢な『日本海側』に位置しています。DRやBCPの観点から、東日本だけでなく全国の企業にも注目されています」と述べる。この注目の背景には、白山センターのサービスが優良なだけでなく、JQA(日本品質保証機構)から認められた「情報セキュリティ適合証」など厳しい安全基準をクリアしていることがあげられる。また、「LGWAN-ASPサービス提供事業者」として登録されており、全国に張り巡らされたLGWAN(総合行政ネットワーク:Local Government Wide Area Network)を利用して、安全なサービスを全国の自治体に提供できる事業者として認定されているということも強みの1つである。ICCクラウドでは、こうしたインフラを通じて、ソリューション開発で培ってきたノウハウをクラウドサービスに生かし、「自治体向けクラウド」「医療向けクラウド」「民間向けクラウド」のほか、基盤ソリューション(IaaS)や共通ソリューション(SaaS)を提供している。○北陸発のバックアップサービスを全国の企業に届けたいICCクラウドのSaaSの中でも、2014年7月に正式リリースしたばかりの新しいサービスである「BCPリモートバックアップサービス」に注目したい。本サービスは、ICCクラウドのストレージへデータをバックアップできるサービスである。最大の特長は、上述したLGWANやVPNをアクセス回線として選択することが可能であることだ。同営業企画課 課長の東村善隆氏は、「当社の柔軟なネットワークサービスを活用し、経路上の安全性を確保しつつ、全国から安全な北陸の地へ手軽にデータを預けることができます。一般のバックアップツールを使えるのも特長の1つで、安価にDRやBCP対応を開始できることから、中小企業のユーザーにもオススメです」と自信を見せる。そこで、このバックアップサービスを提供するにあたって、基盤技術として選択されたのが、オブジェクトストレージソフトウェアの「CLOUDIAN HyperStore」である。もともと同社では、バックアップを個別の案件として受注しており、手間や工数が肥大化してしまうのが課題であった。同営業企画課 エキスパートの境谷賢治氏によれば、「中小企業でも気軽に利用できるサービス」を目指して、CLOUDIAN HyperStoreを選択したという。境谷氏らは当初、一般のバックアップツールを活用してサービスとして提供することを考えた。しかし、導入や運用の負荷に関する懸念点や、導入に際してお客様の環境に変更を強いてしまうという問題も発生する。そもそも、ユーザーごとのバックアップに対する要件は異なるため、手法を限定してしまうことに抵抗があった。また、同社サービスの差別化要因でもあるLGWANは、セキュアなネットワークを維持するため、通信プロトコルが限定されており、バックアップツールで使用されることの多い独自プロトコルを利用することができなかった。「CLOUDIAN HyperStoreは、業界標準とも言えるAmazon S3に準拠しており、さまざまなアプリケーションに対応します。また標準的なHTTP/HTTPSを用いているためLGWANでも問題なくアクセスできます。当社の顧客は自治体や医療、製造などと幅広く、それぞれの業界に特有のアプリケーションや運用、ガイドラインなどが存在しますが、CLOUDIAN HyperStoreは多様な環境を受け止めることができる“器”になり得ます」と境谷氏は強調する。○CLOUDIAN HyperStoreによって実現した安全・安心・安価なサービス同課の犬塚義博氏は、さっそくCLOUDIAN HyperStoreの評価版を入手し、ひと通りの操作を試してみることにした。そして企画どおりの機能が利用できることがわかると、クラウディアンの担当者に話を聞き、ハンズオンセミナーに参加することで、導入へと歩みを早めた。企画を立案した2013年10月から、1年を待たずにサービスインを実現できた。「CLOUDIAN HyperStoreは、他のオブジェクトストレージソリューションとは異なり、比較的小さなストレージ容量からスモールスタートすることが可能です。汎用サーバを追加するだけで容易に拡張し、可用性を高めていくことができます。まずは中小企業をメインターゲットに始めていますが、どんどん拡大していきたいですね」(犬塚氏)さらに本サービスでは、専任のエンジニアを確保できない中小企業でも容易にバックアップを活用できるよう、アイ・オー・データ機器が提供するNAS製品「HDL-XRWシリーズ」「HDL2-Hシリーズ」「HDL6-Hシリーズ」を組み合わせるソリューションサービスも展開している。同シリーズは、CLOUDIAN HyperStoreとの相互接続性が公式認定されているNASである。通常のファイルサーバと同様に、単純にファイルを格納するだけで、自動的にCLOUDIAN HyperStore(ICCクラウド)へバックアップデータを保存できるようになる。「DRやBCPへの関心は高くても、知識や技術、人員が不足している企業は多く、実現は容易ではありません。ICCクラウドのBCPバックアップサービスを活用すれば、複雑な運用は不要で、意識せずにIT-BCP対策を実践できます。顧客や取引先に対してもデータ保全の責任を果たせますし、監査機関にも健全な運用をアピールすることができます」(福野氏)今後、石川コンピュータ・センターでは、各種ソリューションとの連携や、仮想サーバサービスのストレージとして活用するなど、CLOUDIAN HyperStoreの活用範囲を広げる商品を企画していきたいとしている。CLOUDIAN HyperStoreによるクラウドストレージをキラーサービスとして、全国のお客様へ、効率のよい安心と安全を提供したいと考えている。
2015年02月20日昨年9月に終了した番組『テラスハウス』に出演していた菅谷哲也と島袋聖南が11日、都内で行われた映画『テラスハウス クロージング・ドア』(2月14日公開)のトークイベントに出席した。おなじみのテイラー・スウィフトのテーマ曲に乗って登場した2人。お互いの第一印象について、菅谷は「すごい、クールな女性だと思いました。けど、だんだん日を追っていくごとに、いい意味でイメージが崩れてきたなと思いましたね」と振り返ると、島袋は「すごい子犬のようなかわいらしい子だなって。赤ちゃんみたいだなと思いました。今はすごいお兄さんになりましたね」と当時の印象を語った。また共同生活をしてみたいかという質問に、出演したメンバーの中でもっとも長くテラスハウスに住んだ経験を持つ菅谷は、「それはどうかな(笑)。今度は、一人の時間も大切にしたい」と回答。番組終了後の日々が描かれる映画については、「テレビでは、ほかのメンバーがどこで何をやっていたか、どんなことをしゃべってたのかがわかったんですけど、映画だとそういうのがわからないので、かえって新鮮でした」とテレビ番組との違いに触れた。また当日は、抽選で選ばれた6人が、車のトランクを開けて座る「テラスハウス乗り」を2人と再現できるフォトセッションも行われた。ファンとともに撮影後、「距離が近いのでドキドキしますね。2人の距離が縮まるという意味でもいいですよね」と島袋がコメントすると、菅谷が「(湯川)正人くんと聖南さんがやったのが最初じゃないかな! それからテラスハウスの文化みたいになりましたね」と、そのルーツを明かした。最後は、映画を多くの人に楽しんでほしいと呼びかけ、笑顔でファンたちに手を振り別れを告げてイベントは終了した。2人は公開初日となる14日に、TOHOシネマズ日本橋をはじめとする7劇場を回り、バレンタイン公開を記念した"バレンタインフラワー"の手渡しプレゼントも行う予定。
2015年02月13日俳優の菅谷哲也、モデルの島袋聖南が30日、神奈川・川崎大師で、映画『テラスハウスクロージング・ドア』のヒット祈願を行った。2月14日から全国公開される本作は、フジテレビ系で放送されたリアリティーショー番組『テラスハウス』の劇場版。シェアハウスに住む男女たちの日常生活や恋模様を追った内容で、劇場版では、最初から最後までテラスハウスに住み続けた"てっちゃん"こと菅谷を中心に、新たな住人たちの生活、卒業メンバーたちの人生を映し出していく。あいにくの冷たい雨の中、関係者らとともに境内でお護摩をうけた菅谷と島袋は、真剣な表情でヒット祈願。祈願を終えた菅谷は、「健康でいられますように」と絵馬に書き、「心を込めて祈ったので、ヒットして欲しい」ときりっとした表情を見せた。一方、「結婚出来ますように」と書いた絵馬を照れながら披露した島袋は、「気が引き締まった感じがしました。まだ観ていないので、私たち自身も楽しみにしてます。楽しく観てくれればうれしい」と公開へ向けてアピールしていた。
2015年01月31日石川県商工連合会は3月14日の北陸新幹線開業を記念して、3月25日~30日に東京・日本橋三越本店にて「石川"味と技"のおもてなし展」を開催する。同展は、石川県の料理や食材、工芸品などを展示・販売する物産展。料理人やパティシエによるトークショーや、九谷焼の絵付け教室、いしり(魚醤)の料理教室や和菓子作りの教室なども開催する予定となっている。同展では、「香箱」と称されるズワイガニの卵と蟹味噌を使った丼「香箱カニ丼」や、白山の伏流水と石川県産大麦を使用した地ビール「金沢百万石ビール」、「奥能登の限定生乳」を100%使用した「奥能登ジェラート」や和菓子など、料理やデザートを販売する。また、"加飾挽き"といわれるろくろ挽きの技術で作られた「山中漆器」や、多種多様な上絵付けを特徴としている「九谷焼」などの工芸品も提供する。
2015年01月19日J1ベガルタ仙台の石川直樹選手(29)の妻でタレントの茜ゆりか(28)が19日、自身のブログで第1子となる男児を出産したことを報告。石川選手と赤ちゃんの2ショット写真も掲載し、母となった喜びを伝えている。『王様のブランチ』などに出演茜ゆりかのプロフィール「いつも応援してくださる皆様へご報告です!1月18日午後3時32分に3355gの元気な男の子を無事に出産致しました」と書き出した茜は、「おしるし~破水と始まり、病院についてから徐々に陣痛が始まる…というお産でした」と出産を振り返り、「へその緒が首に2周もしていたらしく、上手に回転できず、出口の方へ下りてこられなかった様なのですが、陣痛促進剤の力も借り、小さい体で一生懸命に産まれてきてくれました」と感動をつづった。家族3人の写真も掲載し、「16時間という安産で我が子の産声を聞き、胸に抱いた時は、なんとも言いようのない幸福感でいっぱいでした。本当に親孝行な子で、石川くんの始動前に生まれて来てくれました。ありがとう」と感謝。最後は「私を励まし支えてくれた主人。この子の母にしてくれた、主人には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!そして、みなさん3人家族となった石川家をこれからも、よろしくお願いします」と結んだ。二人は2013年8月に結婚。当時、石川選手は「仙台の地で入籍できたことを幸せに思います。共に支え合いながら、より一層サッカーに集中して取り組んでいきたいと思います」と喜びの報告をしていた。茜は09年からTBS系『王様のブランチ』にリポーターとして出演。06年~11年には、J1川崎フロンターレの応援番組『SUKI!SUKI!フロンターレ』でMCを務めている。
2015年01月19日フジテレビの人気リアリティ番組「テラスハウス」に出演し、一躍人気者となった“てっちゃん”こと菅谷哲也の素顔に迫ったDVD「裸の時間~若き才能~ 俳優・菅谷哲也」の発売を記念し、1月10日(土)にトーク&握手会を開催。イベント前に菅谷さんが報道陣の取材に応じた。菅谷さんは「テラスハウス」出演をきっかけに、俳優としてドラマ「ラスト・シンデレラ」、映画『ハダカの美奈子』、舞台「タンブリング FINAL」などに出演。このDVDでは「テラスハウス」以上に菅谷さんにカメラが密着し、連日の仕事の様子やプライベートでの姿を捉えている。DVDの中には菅谷さんが「タンブリング」で共演した須賀健太と焼肉屋で語り合う姿なども収められているが、普段から須賀さんとは仲が良いそう。また「テラスハウス」で一緒の時間を過ごした面々とも番組終了後も時折、顔を合わせて食事などをしていると明かした。元々、菅谷さん自身は人見知りとのことで、この日も報道陣を前に質問に答える様子も少し照れくさそう。「少しは直ってきた…」と明かしつつも、先述の須賀さんとの焼肉屋でも「須賀くんの方が喋ってるのが多いんですよね(笑)」と少し申し訳なさそう。この日のトーク&握手会で、一昨年の写真集発売以来、久々にファンと直接触れ合うこととなるが「ちょっと緊張しています…(笑)」と胸の内を明かした。ちなみに、シェアハウスを出て以降は「普通に独り暮らしです。人並みに暮らしてます…オシャレな家ではなくなりましたが(笑)」とのこと。この正月は地元でのんびりと過ごしたそうだが、声を掛けられることも増えたのでは?と思いきや「うちの地元は狭いのでそんなこともなく…前から知ってる人が多いので。(握手やサインを求められることは)全然なかったです。ちょっと寂しいですね」と苦笑交じりに語った2月14日(土)のバレンタインには、「テラスハウス」の“その後”を映し出す劇場版『テラスハウス クロージング・ドア』が公開となるが、改めて「テラスハウス」について「2年間出させていただいて、あの番組があって、いま自分はここに立たせてもらっている」とその存在の大きさを口にする。終了に関しては「寂しい気持ちもあるけど巣立つ感じ」とも。「“テラスハウスのてっちゃん”を卒業していけるようにしたい」と俳優として新たな境地を切り拓くことへの意欲を見せる。ちなみに現在、恋人は?という問いには「いえ、相変わらず(苦笑)」と赤面。好きなタイプの女性の性格や外見について「誠実」や「目力がある」などの要素を挙げ「女優さんでいうと、以前から真木よう子さんのファンです」と明かす。最後に改めて今回のDVDについて「『テラスハウス』よりももう一歩踏み込んで知ってもらえると思います」とアピールした。「裸の時間~若き才能~ 俳優・菅谷哲也」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年01月10日「ゆくゆくはショートフィルムの監督の中から1億円プレイヤーが誕生する」――。それは別所哲也が自ら代表となって国際短編映画祭を創設して以来、十数年にわたって言い続けてきたことである。10年前、いや5年前でも人はそんな言葉を夢想と笑ったかもしれない、だがいまや、それは決して夢物語ではなく、近い将来に十分に実現可能な目標と言える。それくらい、ここ数年でショートフィルムを取り巻く環境は激変した。スマートフォンや携帯型タブレットが普及し、どこでもインターネットに接続できる環境も整備され、ショートフィルムのみならず、海外ドラマや映画、TV番組に、スマホで撮影されたちょっとした面白映像まで、人々の生活と映像が深く結びついた。別所さんが創設以来、文字通り我が子のように育て上げてきた映画祭は「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」として年々、盛り上がりを増している。こうした変化に伴い多くの企業が、自社のブランディングの方法として、これまでの15秒、30秒の短いCMとは異なるショートフィルムの製作に力を入れるようになった。「Lexus Short Films」はそんな試みの先駆的存在。「LEXUS(レクサス)」と米独立系スタジオの大手「ワインスタインカンパニー」が協同で有望な若手監督のショートフィルム製作を支援しており、レクサスが掲げる“Life is Amazing”をテーマに今年も「Market Hours」(ジョン・ゴールドマン監督)、「Operation Barn Owl」(大川五月監督/落合賢脚本)の2作品が制作された。今年はSSFF & ASIAにおいてワールドプレミア上映も行われたが、この十数年のショートフィルムの興隆を見守ってきた、いや、自ら先頭に立ってその発展に寄与してきた別所さんに「Lexus Short Films 2014」の魅力からショートフィルムの変化、そして今後についてじっくりと話を聞いた。アメリカでショートフィルムに出会い、1999年に映画祭を始めたが「名刺にちょうどメールアドレスが入り始めた頃かな?」と別所さん。もちろん、映画をインターネットで見ることなどまだなかったが、それでもIT技術がこの業界に大きな影響を与えるという“予兆”は感じていたという。「その少し前、97年ごろかな…ハリウッドで、音声コンテンツの次は動画コンテンツだ!ネットという新たなウィンドウで映像をどう扱うべきか?そこでどうコンバートしていくか?ということを映画のプロデューサーも、テクノロジー側も、ファイナンス側も真剣に議論していた。ロバート・レッドフォードが主催するサンダンス映画祭に、シリコンバレーの資金がついて、IT関係の人間が大挙してやって来ていて、そうした予兆は何となく感じてはいましたね」。「映画も産業やテクノロジーと表裏一体。21世紀に入って映画もその在り方を自問自答してきたし、企業も広告とはどうあるべきかを自答し続けてきた」と語るが、その中で「Lexus Short Films」のような企画が生まれることは「必然だった」とも。「自動車であれ、他の産業であれ“ものづくり”というのはそこにデザインやアート、普遍性というのを必ず追い求めていくものです。映画もまた時代を“真空パック”する存在ですが、その意味で、洗練されたラグジュアリーブランドである『レクサス』が新たな才能やクリエイターを引っ張り上げ、新しい表現を模索し、新たな時代の“映像未来予想図”を示していくというのは必然でしょう。まず一義的に、レクサスは若いクリエイターを支援するけど、そこで生まれるデザインや創造性の力が、最終的にレクサスが追い求めるライフスタイル――Life is Amazing―――を実現する原動力となる。単なる芸術振興を超えた新たなパラダイムを提示していると思います」。16年前を思えば、隔世の感があるが、別所さん自身は「想像していた以上に変わった部分もあるし、もっと進むと思っていたところもある」と語る。時代と共にショートフィルムの世界も「いまなお模索中」であるという。「既に長編映画とショートフィルムという“二極化”ではなく、“多様化”の時代になってます。編成にとらわれない中編も増えていくでしょう。時間とコストの関係性も変わっていき、10分の映像に1億を投じることもあれば、2時間の作品をよりリーズナブルに製作し、それが大ヒットするということも増えると思います。ショートフィルムに関しては、1億円プレイヤーの実現もそうですが、4コマ漫画の連載で生活する漫画家がいるのと同じように、ショートフィルムというものがよりジャンル化され、当たり前の価値として存在するようになって欲しいと思います」。映画を「作る」デバイスと「見る」デバイスの革新に加え、SNSの普及など、その間の部分に関しても「“流通革命”と言うべき大きな変化が起きている」とうなずくが、その中で映画祭の果たす役割も大きく変わってきた。「映画祭というのは、究極の“価値づけの装置”、ランキングプラットフォームだと思う」と言葉に力を込める。「映画、映像が持つ価値をいかにストーリーテリングし、観客に伝えるか?観客に新たな価値との出会いを提供すること、それが映画祭の役割。とはいえ、20世紀型の映画祭ではもうダメ。リアルなイベントと結びつきながら、21世紀のネットワーク型映像映画祭としてネット上で大きくなっていくと思います。その中で、『いいね!』といった評価をシェアしたり、オーディエンスアワードのような観客の支持で良いものを選んでいく“共感メディア”として存在することも求められるし、一方で、キュレーターの時代と言われる現代だからこそ、専門的な目で批評することも映画祭の存在する意味だと思います。なかなかいまの日本では、映画にせよ本にせよ、本気でクリティック(批評)するという文化が少ないと思いますが、そこで戦い、議論し、考え方や価値観、地域性などをあぶり出していくという役割も果たせたらと思います」。とここまで“映画祭代表”として、ビジネスマンとして、ショートフィルムについて語ってもらったが「Lexus Short Films 2014」で発表された「Market Hours」と「Operation Barn Owl」の2作に話が及ぶと、急に別所さんは俳優、いや、ひとりの映画ファンの顔になり、愛情あふれる言葉が口をつく。「どちらもほのかなラブストーリーで、片想いを描いてますが、『Market Hours』が心の中の声を表象化していくのに対し、『Operation Barn Owl』は日本、アジア的な間を大事にして心の声を表情や佇まいで見せてくれます。両作品とも、良い作品が持つセリフや映像、構成上のダブルミーニング、トリプルミーニングを巧みに使っていて、本当にクオリティの高い作品に仕上がっていると思います。何度も観ることで細部にわたるミルフィーユのような重層的な構想や意味づけがジュワっと味わい深く出てくるので、じっくりと堪能していただきたいです」。(text:cinemacafe.net)
2014年11月06日『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演中の菅谷哲也、OGの今井華、住岡梨奈や、叶姉妹の妹・美香、モデルの秋元梢らが28日、東京・日本橋の江戸桜通りで行われた『トランスフォーマー/ロストエイジ』(8月8日公開)のジャパンプレミアに登場した。日本橋の江戸桜通りを完全封鎖して行われた『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャパンプレミア。50mに渡って敷かれた赤と青のオプティマスカラー仕様のカーペットには、来日を果たしたヒロイン・テッサ役のニコラ・ペルツ、その恋人・シェーン役のジャック・レイナーのほか、多くの有名人たちが登場した。はじめに、俳優の真剣佑が、モデルの秋元梢、石田ニコルと、『テラスハウス』に出演中の菅谷哲也は、モデルの鈴木あや、植野有砂と共に登場。続いて、『テラスハウス』に出演していたモデルでタレントの今井華、シンガー・ソングライターの住岡梨奈が姿を現した。そして、ジャパンプレミアの特別ゲストで、「トランスフォーマー30周年記念大使」を務める武井壮と、吹き替え版でヒロイン・テッサの声を演じる中川翔子が、浴衣姿で登場。叶姉妹の妹・美香は、胸元を強調したセクシードレスでカーペットを歩いた。さらに、『トランスフォーマー/ロストエイジ』コスプレコンテスト参加者も、オプティマスやバンブルビーに扮した自慢のコスプレ衣装を披露。北海道・旭川市のキャラクター・あさっぴーも参加し、今回特別に用意したオプティマス衣装を初披露した。
2014年07月29日鬼才・中島哲也監督の最新作『渇き。』の完成披露試写会6月9日(月)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の役所広司を始め、共演の小松菜奈、清水尋也、橋本愛、國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島哲也監督が舞台挨拶に勢揃いした。原作は、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家・深町秋生氏の推理小説「果てしなき渇き」。酒飲みのロクデナシな父親・藤島(役所さん)が、謎の失踪を遂げた才色兼備の娘・加奈子(小松さん)を見つけ出そうと独自の調査に乗り出すが、やがて知られざる娘の正体が浮かび上がってくる。キャスト陣は、それぞれ演じた役柄を表した漢字2文字のパネルの前に立った。役所さんは「狂犬」の文字をまじまじと見つめ、「宣伝部、なかなか良い名前付けるね(笑)。クランクインする前にこの言葉をいただいていたら、もう少し良いお芝居できたかな?初めてこういうキャラクターを演じさせてもらって、非常にチャレンジだったけれど良い経験になった」とご満悦。一方、「畜生」と書かれたパネルに首をかしげたオダギリさんは、「この言葉、声に出していいのかな……」と戸惑い気味だった。中島監督に大抜擢され、本作で銀幕デビューを果たした小松さんは、「天使?」とクエスチョンマークの付いた謎の役どころで「天使か悪魔かって言われると悪魔かもしれないけど、天使の部分もあったり、人を惹きつける不思議な魅力を持った役」と捉えていた。操り人形の意を持つ「傀儡(くぐつ)」という言葉通り、加奈子に翻弄される気弱な少年を演じた清水さん。この日15歳の誕生日を迎え、R15+指定の本作も鑑賞できる年になったが、「友だちにも観てほしいけれど、観ない方がいいよ、とも思う(笑)。観る直前に『覚悟はできたか?』と確認は取るかな…」とあまりの衝撃作に圧倒されていた。壮絶な現場だったことで知られる『嫌われ松子の一生』以来、約9年ぶりに中島監督作品に戻ってきた中谷さんは、「中島監督から『今日は悪口は言わないように』と言われている(笑)」と口裏合わせを暴露しながら、「思い返すと監督に助けられたことばかり。今回も雪山に放り出されたシーンで100テイクはいくかなと覚悟していたけれど、1~2テイクで終わった。優しいところもある」と頬をゆるめていた。小松さんも、「中島監督は噂では怖いと聞いていたけれど、私を緊張させないように気をつかってくれていた。優しいクマさんみたいな方ですね」と意外にもほんわかとした印象に驚き。すると、前作『告白』に続いて中島組に参戦した橋本さんも「クマのイメージ。現場も気持ちいい」と“鬼”監督と思われがちな中島監督の誤解を解き、中島監督もほっと安堵の表情を浮かべていた。『渇き。』は6月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:渇き。 2014年6月27日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「渇き。」製作委員会
2014年06月10日『嫌われ松子の一生』『告白』の中島哲也監督が、役所広司を主演に迎えた新作映画『渇き。』がすべての仕上げ作業を終えてついに完成し、7月4日(金)から公開されることが決定した。その他の情報本作は、“第3回このミステリーがすごい!大賞”を深町秋生のデビュー作『果てしなき渇き』が原作。突然、失踪してしまった優等生の娘を、元刑事の父親が捜索するうちに想像もしていなかった事態に巻き込まれていく姿を描く。主人公の元・刑事、藤島昭和を役所が、娘の加奈子役を新人の小松菜奈が演じ、妻夫木聡、オダギリジョー、中谷美紀、二階堂ふみ、橋本愛が共演する。本作は昨年末にクランクアップし、夏の公開を目指して仕上げ作業が行われていた。先月初旬に開催された配給会社GAGAのインアップ発表会に登場した中島監督は「今までの僕の作品ともまったく違う映画になりそうなので、ハラハラドキドキしながら仕上げの作業をやっている最中。きちんと映像化できれば、今までにない相当新しい映画となって、面白くお客様に観て頂けるんじゃないかなと思う」と宣言していたが、映画はこのほど完成。これまでの中島作品の衝撃を上回る過激なエンターテインメント作品になっているという。前作『告白』が大きな反響を巻き起こした中島監督の“次の一手”となる本作には、制作発表時からネットなどで期待のコメントが多くあがっており、7月の公開時にはこれまで以上の盛り上がりを見せることになりそうだ。『渇き。』7月4日(金) TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
2014年04月04日東京・新国立劇場 中劇場にて今夏上演される舞台『激動-GEKIDO-』で、水川あさみが舞台初主演を務める。共演の別所哲也とともに、作品にかける思いを訊いた。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』チケット情報過去に共演経験もあり、取材開始直後から打ち解けたようすを見せる水川と別所。まず別所が「あさみちゃんは何の色にでもパッと飛び込んでいける、チャレンジ精神豊富な女優さん。しかも本当に明るい人なので、今回も現場のムードメーカーにとどまらず、主演として作品そのものを引っ張っていってくれると思います」と切り出すと、水川は「怖い~」と苦笑い。水川は別所について「何でも包み込んでくれる、懐の大きい方」と表し、「別所さんがいてくれてとても安心ですし、いろんなことを勉強させてもらいたいです」と、別所に全幅の信頼を寄せる。本作で描かれるのは、“男装の麗人”として一世を風靡しながら、最期にはスパイとして中国で処刑された川島芳子の生涯。その芳子を水川が、芳子の養父であり、芳子への複雑な愛に苦悩する川島浪速を別所が演じる。水川は「女性っぽさと男性っぽさ、その二面性みたいなものがとても面白い。謎の多い女性ではありますが、それがまた彼女の魅力にもなっていて…。芳子という女性の切なさ、芯の強さみたいなものを、観た方に伝えられたらなと思います」と抱負を明かす。また浪速という男について別所は、「芳子に対して、愛情と憎しみが入り混じっている。自分が育てたのに、出来が良過ぎると逆に嫉妬してしまうというか…。さらに浪速を始め、芳子を取り巻く人々がどういう時代を生き、なぜこんなにも“激動”だったのか。演じることを通して、体で感じていきたいです」と、作品に対する期待感を募らせた。今年30歳を迎える水川。8年前の初舞台について「あまり面白みを見出すことができなかった」と振り返るが、「新たなチャレンジをしたい!」という思いが、水川を再び舞台へと駆り立てた。「私にとって舞台はとても大きなチャレンジですし、ぜひそのチャレンジを見届けて欲しいです」と水川。その表情は大きな壁を前にしながらも、非常に楽しそうだ。そんな水川に「やっぱり生水川、これは事件です!」と語気を強めるのは別所。さらに「せっかくですから、やっぱりドキドキする舞台にしたいですよね。僕らもお客さんと一緒に、この物語の中で心拍数が上がるような…。そういうグッと胸が熱くなる、胸に迫る作品にしたいなと思います」と続けると、水川も大きく頷いた。舞台『「激動-GEKIDO-」川島芳子の物語』は8月23日(金)から9月2日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2013年08月20日バレエダンサー熊川哲也のBunkamuraオーチャードホール初代芸術監督就任記念として上演した『シンデレラ』が3月、再び同劇場で上演される。続く4月にはオリジナル振付の大作『ベートーヴェン 第九』も上演と、意欲的に活動を続けている熊川に話を訊いた。熊川哲也 Kバレエ カンパニーのチケット情報16歳でローザンヌ国際バレエコンクールで日本人初の金賞を受賞した熊川は、英国ロイヤル・バレエ団で世界のトップに立った後、27歳でKバレエカンパニーを設立。古典作品に重きを置きながら、新作まで意欲的に手掛ける傍ら、バレエスクールを創設して子どもたちの指導にも熱心に取り組む。熊川の作る舞台は、クオリティはもちろん、バレエビギナーにも分かりやすいというのが大きな魅力だ。「バレエは言葉を使わないですから、観る人にもっと理解してもらいたいという気持ちはいつもあります。古典のいくつかは、つじつまが合わないというか、分かりにくさというのがどうしてもある。だからまずはストーリーの色づけと、物事をきちんと順序立てることに重きは置いてますけれど。でもそれは作品へのアプローチの仕方であって、それを優先しているわけではないんですよ。あくまでその他の要素…音楽と美術と、ダンサーの技量と、それら全ての相乗効果として作品を届けられたらと」。熊川が演出・振付を手がけた『シンデレラ』は昨年初演し、大好評を博した。熊川がこの作品の中で具体的に“色づけ”した部分について話を訊くと「シンデレラの義姉たちだけでなく、義母を出すことで、それが自然と大きなポイントになった。誰よりも、何よりも自分がお姫さまになりたかった女性。その義母が策略を巡らすというのが、今回はプラスアルファの部分ですね」と語ってくれた。クラシック音楽はずっと身近な存在だったという熊川。『ベートーヴェン 第九』(2008年初演)については「子どもの頃はクラシックといえば、すなわちバレエで踊る曲だと思っていたんです。そのうち、作曲家と振付家の共同作業でバレエの曲は作られているんだと分かってきたんですけど(笑)。でもそういう認識があったので、既存のクラシックで踊るというのは僕らダンサーにとってそう意外なことではないんです。それにベートーヴェンって、今でこそクラシックとひとくくりにされてますけど、発表された当時は前衛的というか、だいぶ型破りだったそうです。危険だとか、子どもに聞かせちゃいけないとまで言われたらしい。そういったこの曲のもつ気迫のようなものを感じて、僕は惹かれたんだと思います」と語る。取材・文:佐藤さくら熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring 2013『シンデレラ』は3月6日(水)から10日(日)まで、『ベートーヴェン第九』は4月11日(木)から14日(日)まで、いずれも東京・オーチャードホールで上演される。『シンデレラ』のチケットは発売中。『ベートーヴェン第九』は1月26日(土)より一般発売開始。なお、熊川哲也のインタビュー全容はチケットぴあ『今週のこの人』のコーナーにて掲載。
2013年01月25日石川県能美市にある「いしかわ動物園」で、10月15日「ワタボウシタマリン」の双子の赤ちゃんが誕生。また、11月12日には、「アミメキリン」の「ジェブ」(オス)と「イザベル」(メス)の間に、5頭目の赤ちゃんが生まれた。「ワタボウシタマリン」はコロンビア北西部などの熱帯雨林に分布している小型のサル。名前のとおり、綿ぼうしのような白い毛が頭頂部にあり、首筋から背中にかけて伸びている。1産1子が普通だが、双子が産まれることもあるという。双子の母親は「ペロナ」で、父親は9月27日に死亡した「ジャンボ」。出産・子育て経験があるペロナでも、1頭だけで2頭の面倒をみるのは大変だと思われたが、子育てを放棄することもなく、双子は順調に育っているとのこと。双子は最近、ひんぱんにペロナから離れるようになり、枝や落下防止用ネットの上を動き回っているという。また、「アミメキリン」の赤ちゃんは、若干小柄で細身の体形。子どもが起立するのを手伝う際にメジャーで測ってみたところ、身長は170cmだったという。なお、一般公開はもう少し先になるとのこと。写真提供:いしかわ動物園【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日石川県は今秋、婚活に挑む以前に学ぶべき異性とのコミュニケーションなどを教える講座「いしかわ婚活実践大学校」を開催する。石川県の出資によって設立された「いしかわ子育て支援財団」では、2005年から登録ボランティアが結婚相手を探してくれたり、アドバイスをくれたりする「縁結びist」(エンムスビスト)を展開している。これまで315組がゴールインしたという。県と同財団ではこれまでもこのような婚活サポート事業を行ってきたが、最近よく見られる傾向として、参加者のコミュニケーション不足があげられるそうだ。「異性とどのように接していいか分からない」「相手の気持ちが分からない」「お見合いイベントでどんな服装をしたらよいか分からない」などの理由から、なかなか婚活の成果があがらないケースが見られるのだという。そこで県と同財団では、婚活をする前段階として、話し方や服装などコミュニケーションを学ぶ講座を開催。すでに今年2月には、試験的に単発で婚活講座を実施した。男女50人の定員が埋まり、好評を得たという。秋の本開催に向けて、専門家を講師に招いたプログラムを企画中とのこと。石川県少子化対策監室子ども政策担当の大畠秀信課長は、「行政がそこまでするかという声もあるが、結婚する意思があってもうまくいかない方に必要とされるのであれば今後も実施していく。せっかく婚活事業があるのだから、その機会を生かせるよう応援したい」と話した。さらに「それが晩婚化・少子化対策にもつながると思います」と成果に期待を寄せている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日日本で80万人以上の観客を動員したエンタテインメントショー『ブラスト!』で、唯一の日本人奏者として活躍してきた石川直(いしかわなおき)。『ブラスト!』卒業後の石川は、堂本光一主演の『Endless SHOCK』(2010~2012年)にパーカッション奏者としての参加や、学校の音楽指導など幅広い活動を行ってきた。そんな彼が、今夏の日本ツアーで3年ぶりに『ブラスト!』に復帰、ステージへの思いを語った。『ブラスト!』は、打楽器・金管楽器・ビジュアルアンサンブル(ダンサー)の3つのパートで構成されたショーで、日本には2003年夏に初上陸。過去519公演を開催し、国内でも高い人気を誇る。石川は、東日本大震災の被災者や今の元気のない日本に、自身の演奏とパフォーマンスで活力を与えたいとの思いから『ブラスト!』への出演を熱望したそう。「激しく変化するフォーメーションや、力強い打楽器、金管楽器の演奏は、まさにエネルギーのぶつかり合い。このステージなら、被災地はもちろん全国の皆さんにパワーを与えられるのではないかと思いました」。今回の日本ツアーには、カンパニー最年少のトランペット奏者、米所裕夢(よねそひろむ)と、カラー・ガード(ダンサー)の和田拓也(わだたくや)が初参加。石川以外の日本人がカンパニーに加わるのは今回が初めて。「単純に嬉しいです。日本人奏者のレベルが高いことをカンパニーが認めた証拠」と話す。さらにふたりの演技についても、「『ブラスト!』は、技術的、体力的に高いパフォーマンスが要求されます。それを若さと情熱でパワフルに演じられるのが米所、和田を含む新キャストたち。僕にとってもそのパフォーマンスが刺激になります。彼らに負けないよう熱いステージを披露したい」と意気込みを語った。6月末からスタートするステージは、4か月間で47都道府県を巡る長期ツアーとなる。石川は、最大のテーマは“体力”だと話す。「10年前と比べると体力の減少は否めません。でも舞台経験が増えた分、自分自身が求める質は高くなっています。クオリティと躍動感あるパフォーマンスの両方をベストな状態で見せられるように、今、日常の運動や食生活から変えています。全公演、ベストコンディションで演じられるよう頑張りますので、観客のみなさんも、パワー溢れる舞台でエナジーチャージしてください」。本ツアーは6月28日(木)より東京・THEATRE1010(プレビュー)を皮切りにスタート。各地の公演情報及びチケット販売情報はオフィシャルホームページとチケットぴあ特設ページ()で順次発表する。取材・文:藤田正恵
2012年05月18日1987年のデビュー以来、舞台、映画、ドラマ、ラジオなど、さまざまなジャンルで幅広い活躍を見せる別所哲也。そんな経験豊富な彼にさえ、「初めてづくし」と言わしめる舞台が「朗読活劇レチダ・カルダ『義経』」だ。レチダ・カルダとは、イタリア語で「熱い朗読」の意味。朗読をベースに、小説の主人公を演じる芝居と演奏家よる音楽や舞などで構成され、仏閣や歴史的建造物を会場に開催する。日本の歴史や文化を感じて欲しいという趣向だ。2009年の初演以降、作品や演者を変え上演してきたこの舞台に、初めて出演する別所が心境を語った。「朗読活劇レチタ・カルダ」チケット情報「朗読・芝居・音楽を織り交ぜながら進行していく朗読活劇自体が初めてだし、舞手と音楽家とのコラボレーション、そしてひとり芝居、屋外劇と、今回の舞台は初めてづくし(笑)」と話す。しかし彼からは未体験への不安は感じられない。それどころか、新しい挑戦への昂揚感が高まっている様子。「朗読活劇は多重構造なんです。映画やドラマは、役柄とシチュエーションを理解して物語を作っていく。朗読劇は、語り手として観客の空想力、想像力を膨らませ、物語の中へ誘う道先案内人みたいなもの。朗読活劇はさらにハードルが上がり、語り手もあれば、芝居もある。さらに舞や音楽との共演まであるから、まさに玉手箱状態。それだけにどんな舞台に創り上げられるか楽しみ」なのだとか。司馬遼太郎原作の『義経』を、語り手、演技者として演じるにあたっては、「誰もが知っている名作ですから、観客もいろんなイメージを抱いて来ると思います。司馬遼太郎先生が描く『義経』というヒーロー像を借りて演じますが、偶像化されたカッコいいヒーローではなく、義経の時代にあった価値観や、死生観、結婚観などから、今の時代に共通している部分が見えてくる作品になればいいと思います」と抱負を語る。上演は一夜限り。今回は東京・池上本門寺が会場となる。「歴史のある寺院で、それも屋外。いくら作品を創り上げても、当日の天候やその場の空気感によっては、演じる姿勢も変わるかもしれない。その時限りの一期一会の関係、その瞬間に何が生まれるか、(観客に)目撃者となって欲しいし、体感して欲しい。それが舞台というリアルなアナログの面白さだと思います」。公演は5月19日(土)に池上本門寺にて開催。チケットは発売中。取材・文藤田正恵
2012年04月06日ナイキは5日、プロゴルファーの石川遼選手と、「ナイキ スポーツウェア」カテゴリーにおけるグローバル広告契約を結んだことを発表した。石川選手は3月下旬以降、出版物や映像、デジタル、ナイキの店頭ツールなどにおいて、同カテゴリーのプロダクトを身につけて登場する予定だ。「ナイキ スポーツウェア」はナイキ唯一のライフスタイルカテゴリーで、スポーツにインスピレーションを受けつつ、普段履き・普段着として世界中の人々に広く着用されるカジュアルシューズやカジュアルウェアを展開している。今回の石川選手との契約は米国のナイキ本社とのグローバル契約となるため、日本のみならず世界各国で同カテゴリーのプロダクトを着用し、登場する可能性があるという。「ナイキとスポーツウェアの契約を結ぶことができ、うれしく思っています。普段でもスニーカーはナイキを履いていました」と石川選手はコメントした。彼が登場するキャンペーンでは、「夢を実現するためには自分に勝てねばならない、心の強い自分であらねばならない」というメッセージが込められているという。自分に勝って夢を実現すべく、ランニングやクロスカントリーなど厳しいトレーニングに励む石川選手の姿を伝える一方、オフの時間に大好きなサッカーの練習をするなど、充実感やさわやかな達成感も表現されるという。今回のグローバル広告契約に、石川選手は、「この機会をバネにして、『世界のRyo』といわれるように、これからも精進していきたい」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日新ユニットを組む石川梨華と吉澤ひとみが、偶然、同じパーカーで仕事現場に!ドリームモーニング娘の石川梨華と吉澤ひとみがミュージックステーションに偶然にも同じパーカーでスタジオ入りしていた事を石川のブログで明かしている。偶然にもかぶってしまった服は、石川と吉澤が人から一緒に貰ったパーカーで、同じ日に着てきたことになる。石川のブログでは・・・すごくない?お揃いのパーカー(*^^*)実は先日、galaxxxyさんから二人一緒に洋服を頂いのですが今日偶然にも同じパーカーを着て来た(笑)会った瞬間お互い笑ったよね~よっすぃ~とはまた新しいプロジェクトで歌うので皆さんお楽しみに・・・と、これから吉澤と新ユニットを組む前に、お揃いの私服になった事を喜ぶコメントを記している。石川と吉澤が新ユニット二人が新ユニットを結成しテレビ東京のアニメ『戦国コレクション』4月スタート、毎週木曜・深1:45~)のオープニングテーマを歌う。ユニット名や楽曲など詳細は今後発表される予定。元の記事を読む
2012年02月26日俳優の別所哲也が、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送される特別番組「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」(5月4日放送)に出演することになり、4月12日(火)、横浜にある「ブリリア ショートショート シアター(Brillia Short Shorts Theater)」にて収録を行った。同局では5月11日(現地)から開催される第64回カンヌ映画祭に合わせ、「カンヌ映画祭スペシャル2011」と題し、関連番組が特集放送される。別所さんが出演する「カンヌ映画祭を観る −受賞作品から知るその魅力−」は、過去の受賞作やトリビアなど映画祭をより楽しむための情報を届けるオリジナル番組。別所さん自らが“審査委員長”となり、過去にカンヌで受賞したすべての作品の中から、「俳優賞」、「音楽賞」、「賛否両論賞」、そして最高にあたるパルム・ドールならぬ「ヴェッショ(別所)ドール」を独断で(!?)で選定するというユニークな内容だ。収録が始まると、早速「Bonjour Comment allez-vous(ボンジュール コマンタレヴ)」(こんにちは。調子はいかが?の意)とフランス語の挨拶を決めた別所さんは、「これでカンヌに行く準備はバッチリ」とご機嫌。その後、次々と受賞結果を発表し、番組収録は順調に進んだが「うーん、『賛否両論賞』だけは言いにくい(笑)」と悪戦苦闘。それでも「今年は順調。去年はリテイクの嵐だった。こうやって、歴史が刻まれていくんですね」としみじみした様子だった。果たして、栄えあるヴェッショドールの行方は?気になる結果は番組でチェックされたし。このほかにも過去のカンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、『ブリキの太鼓』や、本年の審査委員長を務めるロバート・デ・ニーロの主演作『グッドフェローズ』、木村佳乃と伊勢谷友介が共演した第61回オープニング作品『ブラインドネス』、同じく第61回の特別招待作品でイ・ビョンホンが主演した『グッド・バッド・ウィアード』なども放送予定。そして、5月22日(日)には、別所さんがナビゲーターを務める「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」が放送される。「カンヌ映画祭を観る -受賞作品から知るその魅力-」は5月4日(水・祝)放送。「日本独占!第64回カンヌ映画祭授賞式ライブ」は5月22日(日)生放送。■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]
2011年04月13日キャンペーンは2回第一生命保険株式会社が、12月1日より「あなたに、みんなに、いちばんキャンペーン」を開始した。『石川遼のような生命保険へ。』をキャッチフレーズとしている同社は、今回のキャンペーンでも石川選手にちなんだプレゼントを9,000名分用意している。キャンペーンは明年1月21日に第1回目が締め切られ、第2回目は3月11日までとなっている。応募方法は同社の「生涯設計デザイナー」から受け取った応募用紙か、もしくは専用サイトの応募ボタンから。専用サイトからの応募の場合は、「氏名」「住所」のほか、「メールアドレス」や「第一生命との契約の有無」を入力する必要がある。賞品は石川遼グッズかミッキーマウスか気になる賞品は、「あなたにいちばん賞」と「みんなにいちばん賞」から選択できる。このうち「あなたにいちばん賞」ではオリジナル石川遼選手スペシャルグッズとして、「キャディバッグ型カバー&ステンレスボトル」が合計3,000名に、キャディバッグ型マグカップが合計6,000名に当たる。「みんなにいちばん賞」では、「ミッキーマウスデジタルフォトフレーム」が各回500名、合計1,000名に当たる。同社によれば、第1回目の応募分は、第2回目の抽選対象とはならないとのこと。
2010年12月03日