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“人類の遺産”というべきモーツァルトの優れた音楽を昼間から楽しもうという「ミューザ川崎シンフォニーホール」の素敵な企画「モーツァルト・マチネ」が第50回を迎える(2022年9月3日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。このメモリアルなタイミングに披露されるテーマは「神童×神童」。円熟期のアマデウス・モーツァルトと、若きフェリックス・メンデルスゾーンの作品に挑むのは、このシリーズでもお馴染みのピアノの名手、小菅優だ。共に神童と呼ばれ、ピアノを得意とした2人の作曲家の作品の中から選ばれたのは、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第13番ハ短調K.415」と、メンデルスゾーンの「ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調」。過去の共演においても、息のあった名演を聴かせてくれた東京交響楽団との新たなコラボやいかに。オーケストラをドライブする小菅優の弾き振りにも注目したい。なにはともあれ、昼下がりのアマデウスタイムは極上のひとときを提供してくれること間違いなし。ぜひご堪能あれ!●モーツァルト・マチネ●公演概要「モーツァルト・マチネ 第50回」2022年9月3日ミューザ川崎シンフォニーホールピアノ(弾き振り):小菅優管弦楽:東京交響楽団
2022年08月19日その昔、神童として一世を風靡したピアニスト、エフゲニー・キーシンが今年50歳を迎える。ある年齢以上のファンの脳裏には、細っそりとした少年の面影が記憶されるキーシンだが、今や巨匠の風格が漂う偉丈夫だ。そのキーシンの作品を集めたコンサートが開催される(2021年11月18日:サントリーホールブルーローズ)。キーシンが作曲家の顔を持っていることはあまり知られていない。実は幼少期より頭に浮かぶ音楽を書き留めることから始まり、作曲に親しむ少年だったという。ピアニストとして演奏に専念した時期を経て、再び作曲活動を開始したというキーシン。作品の内訳は、ピアノ曲のほか、チェロ・ソナタ、弦楽四重奏曲、歌曲などなど。これまで経験した多くの音楽家たちとの交流がその原点にあるようだ。今回、50歳を記念して、作曲家としてのキーシンの顔を、日本の選りすぐりの演奏家たちを通じて体験できることは嬉しい限り。それにしてもこの公演に出演する演奏者たちの顔ぶれが物凄い。彼らの素晴らしいパフォーマンスを通じてキーシンの新たな魅力に触れる時間を楽しみたい。●公演概要11月18日(木)サントリーホールブルーローズ(小ホール)エフゲニー・キーシン 50周年記念プロジェクト 作曲家キーシン~その肖像<演奏曲目と演奏者>・4つの小品Op. 1(松田華音)1. メディテーション※2. ドデカフォニック・タンゴ3. インテルメッツォ※4. トッカータ※・チェロとピアノのためのソナタ Op. 2※(佐藤晴真・阪田知樹)・弦楽四重奏曲 Op. 3※(成田達輝・小林美樹・川本嘉子・笹沼樹)・タナトプシス(女声とピアノのための)Op. 4※(林美智子・阪田知樹)・Dos feygele Alef funem altn gramofonSongs from the musical(”The bird Alef from the old grammophone”)※(森谷真理・林美智子・黒田祐貴・松田華音)※日本初演
2021年11月08日