福本莉子、松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)、板垣瑞生、横田真悠という、フレッシュな若手俳優が出演する映画『君が落とした青空』より、四角関係を匂わせる場面写真が到着した。今回新たに公開されたのは、福本さん演じる主人公・実結、松田さん演じる実結の彼氏・修弥、板垣さん演じる実結に秘めた恋心を持つ佑人、横田さん演じる修弥に想いを寄せているトモカの四角関係が垣間見える場面写真。本作は、自分をかばって交通事故に遭ってしまった修弥を助けるために、実結が何度も同じ日を繰り返す様子を描く。運命を変えようとするその行動によって、修弥はもちろん、実結を取り巻くキャラクターたちの行動も少しずつ変化していく。修弥とトモカの仲に不安を抱く実結に対し、トモカは牽制するような素振りをみせ、一方で佑人は、修弥と上手くいっていない実結を心配し、自分の気持ちを伝える場面も写し出されている。『君が落とした青空』は2月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君が落とした青空 2022年2月18日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2022年01月12日女優の芦田愛菜が出演する、ECC・ECCシニアの新CM「ご近所から豊かに」編が、5日より放送される。新CMは、昨年に引き続き芦田が出演。芦田がレッスンの様子をリポートする。「いつもの交流に新しい喜びや繋がりを」というセリフとともに、シニア教室が行われている様々な場所に芦田が訪れるといった内容だ。監督は「“人生は、ご近所から豊かになる”、17歳でこんなメッセージをシニアの方々に投げかけられるのは、愛菜ちゃんくらいしかいない」と絶賛していた。また、CMソングには、Uniollaの「A perfect day」が採用された。コメントは以下の通り。■芦田愛菜ECCジュニアにつづき、ECCシニアのCMにも出演させていただきました。英語を通して気軽に楽しめて、交流できる場所があることはとても素敵だなと思います。このCMを見てくださった皆さんにとって、新しい喜びや繋がりが増えるきっかけになれたら嬉しいです。■Uniolla新しい一歩を踏み出すささやかな力になれたら人生をより楽しみたい気持ちがある限り、何を始めるにも遅すぎることはない」と思い、私達も新しいバンドUniollaを始めました。この曲が、より楽しく豊かな日常のための、新しい一歩を踏み出すささやかな力になれたらうれしいです。
2022年01月05日女優の芦田愛菜が出演する、ECC・ECCジュニアの新CM「愛菜さんの生徒体験」編が、5日より放送される。新CMは、昨年に引き続き芦田が出演。芦田が「No.1の理由は?」と英語でクイズを出題するシーンからスタートし、子どもたちと一緒にレッスンを楽しみながら「選ばれる理由」を発見していくといった内容。また、出演シーンは全て英語で話しており、芦田の流暢な英語も見どころだ。撮影では、芦田が英語を披露すると、そばにいた監督も思わず反射的に拍手を送る。ひとつひとつの言葉や表情に芦田の誠実さや、やさしさがにじみ出た撮影となった。また、CMソングには、矢井田瞳の「Everybody needs a smile」が採用された。コメントは以下の通り。■芦田愛菜今年もECCジュニアのCMに出演させていただきました。今回は英語を話すCMだったので普段の撮影とは違う新鮮な緊張感がありました。英語を話すことで伝わる相手が増えたり、会話の幅が広がったりすることは私自身とてもワクワクします。CMを見て「英会話は楽しそう」と思っていただけたらとても嬉しいです。■矢井田瞳英語教室で目をきらきらと輝かせながら授業を受けている子供たち。そんな光景を思い浮かべながら楽曲を制作しました。はみ出したって良い、間違ったって良い、子供たちには、色んな可能性を秘めた未来の扉をどんどん開けていって欲しい、そんな願いを込めました。
2022年01月05日女優の福本莉子とTravis Japan/ジャニーズJr.の松田元太がW主演を務める、映画『君が落とした青空』(2022年2月18日公開)の予告編とポスタービジュアルが23日、公開された。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。今回解禁された予告編は、実結と修弥が初めて出会う中学生時代のシーンから描かれる。天気雨が降っていたある日、実結に一目惚れしたという修弥。その後付き合うことになり、2人は高校生に。しかし、付き合って2年が経っているのに、交際は順調とは言い切れない様子で、佑人(板垣瑞生)にも「お前ら付き合ってるんだろ?」と心配される。毎月約束していた映画デートも理由を説明することなく途中で帰ってしまうような修弥が何を考えているのか掴めず、実結は不安を感じていた。そんなある日、修弥は実結を庇い彼女の目の前で交通事故に遭ってしまう。しかし次の瞬間、実結は何事もなかったかのように自分の部屋で目を覚まし、その日の朝に戻っていることに気が付き、修弥を救おうと必死に奔走する。予告では、実結がタイムリープを繰り返すことで訪れる変化も描かれる。修弥に好意を抱き、2人の関係が校内でも噂になっていたトモカ(横田真悠)は、実結に対して嫉妬心をあらわに。また、密かに実結に想いを寄せていた佑人は、彼女を強引に抱き寄せ、気持ちを打ち明けるなど、それぞれの想いが交錯、実結の親友・佐喜子(莉子)の「これは絶対に秘密って言われてたんだけどね……」という意味深な告白も。最後には「何度繰り返しても、運命は変えられないかもしれない。それでも、私は修弥を助けたい」という実結の台詞とともに、修弥の姿が鮮やかに映し出されていく。まふまふが歌う主題歌「栞」も初お披露目となった。また、合わせて解禁となったポスタービジュアルは、タイトルのとおり青空が広がり、中央で背中を合わせることで“目線が交わらない”実結と修弥が配置された。
2021年12月24日芦田愛菜主演ドラマ「エンディングカット」の制作がスタート。1月初旬まで都内・関東近郊にて収録が予定されており、3月に放送となる。タイトルの“エンディングカット”とは、納棺師の技術を持つ理美容師が、遺族の声に耳を傾けながら、故人の髪をセットすること。慌ただしい葬儀の作業に追われる遺族にとって、約2時間のエンディングカットは、故人との最期の別れの時間を生み出す。本作は、2019年に「FMシアター」で放送し、令和元年度文化庁芸術祭ラジオ部門大賞を受賞。再び芦田さんを主演に据え、TVドラマ化する。芦田さんが演じるのは、美大への進学を目指す高校3年生の迫田結。思い悩む中、美容師の父が、エンディングカットという仕事を始めたことを知る…。美容室を経営している結の両親役には、佐藤隆太と広末涼子。結が通う画塾の講師で尊敬する那須薫をマイコが演じるほか、鶴見辰吾が本作に出演している。▼あらすじ迫田結は、海辺の町に住む高校3年生。父・和俊と母・七海は美容師で、夫婦で小さな美容室を経営している。小さい頃から絵を描くのが好きだった結は、美大への進学を目指し街の画塾に通っている。推薦入試を間近に控えた結は、ひと夏かけて一枚の絵を描き上げたものの、画塾の講師で尊敬する那須薫に何か足りないと指摘される。自分に足りないものは何かと思い悩む中、結には一つ気がかりなことがあった。最近、和俊の様子がおかしい。店を七海にまかせきりで、自分は出張カットの仕事ばかりをやっているのだ。ある日、結は画塾に向かう途中、喪服を着てワンボックスカーに乗り込む和俊の姿を目撃。不審に思った結は和俊の後を追いかける。たどり着いた先は葬儀場だった。出てきた和俊を結が問い詰めると、納棺するご遺体の髪を切る「エンディングカット」という仕事を始めたことを打ち明ける。「エンディングカット」は2022年3月19日(土)21時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月21日女優の福本莉子とTravis Japan/ジャニーズJr.の松田元太がW主演を務める、映画『君が落とした青空』(2022年2月18日公開)のムビチケ発売と前売り特典が16日、明らかになった。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。ムビチケカードは12月24日より全国の劇場窓口で発売され、購入すると数量限定で登場人物を表裏にあしらったA4サイズのオリジナルクリアファイルがプレゼントされる(一部劇場を除く)ことが明らかに。クリアファイルは5人がこちらを見つめる制服でのグループショットが瑞々しい表面と、一人一人を捉えたそれぞれの個性を感じる裏面で、どちらも楽しめる特典となっている。裏面ではキャスト写真の隙間にある透明スペース(見本でロゴがあてがわれている部分)に自分の写真を入れられる仕様となっており、自分も“きみあお”チームの一員になったような気分になることができる。(C)2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年12月16日福本莉子&松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)W主演映画『君が落とした青空』より、福本さんと莉子の2ショット写真が公開された。福本さんが演じるのは、未来を変えようと奔走する主人公・水野実結。彼女の良き相談相手として、いつも側で見守り、勇気付ける親友・佐喜子を莉子さんが演じている。今回到着した写真では、並木道に立つフレッシュな姿、教室で1つの机にお弁当を広げ話し込む姿が写し出された。本作が初共演となった2人。福本さんは莉子さんについて「私より年下なのですが、本当にしっかりしていて丁寧。いるだけで現場が明るくなって、私も元気をもらっていました」と撮影をふり返る。また、2人が同じ名前だということについては「現場だと役名で呼び合っていたので、特に問題はありませんでした。でも、これからの舞台挨拶では混乱するかも…。(笑)」とコメントしている。『君が落とした青空』は2022年2月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君が落とした青空 2022年初春、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年12月04日女優の福本莉子が27日、都内で行われた4年ぶりの写真集『Grace』の記者会見に出席。「Grace」というタイトルに込めた意味について福本は、「莉子の“莉”にはジャスミンという意味があって、ジャスミンの花言葉を調べたら“気品”“優雅”という意味で。それを英語にすると“Grace”。直感でいいなと思いました。清く正しく美しくありたいので、いいなと思ってそのタイトルにしました」とコメント。出来栄えは「100点!」と笑顔を見せたほか、25日に21歳の誕生日を迎えたばかりの福本が、今年の思い出や20代の抱負までを明かした。2016年に第8回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリを受賞。2020年公開の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』で知名度を高め、10月よりスタートしたドラマ『消えた初恋』のヒロイン、橋下美緒役での演技も注目されている福本。21歳の誕生日となる11月25日に、写真集「Grace」が発売となった。福本の20歳、最後の姿を写し出した写真集となる。北海道で3日間、東京で1日かけて撮影を敢行。撮影に向けて「体のラインがきれいに見えるように、撮影の前は多めにピラティスに通った」と気合十分に臨んだという。撮影では「とにかくいろいろな食べ物を食べた。とにかくジンギスカンがおいしかった」とにっこり。湖に入った1枚もあるが、「7月でも北海道の湖は冷たくて。耐えながら撮影をして、飛行機のフライトがギリギリだったんですが、札幌ラーメンを食べて温まって帰りました」と語っていた。テーマは「彼との初めての旅行」とのこと。「部屋でちょっとはしゃいでいる姿や恋人とデートしているような距離感で撮影させていただいた」そうで、「いろいろな私の一面をたくさん見られる写真集。映像などでは見られないような表情がたくさん詰まっています」とアピール。この日はサイン本のお渡し会もあり、「ファンのみなさんと会う機会は今回が初めて。かわいくしておかなきゃと思って、昨日は小顔矯正やサウナにも行って気合を入れてきました!」とファンとの対面を楽しみにしていた。今年を振り返ると、福本は「映画の撮影もあり、今やっているドラマ『消えた初恋』もあったり、たくさんの反響をいただいた。インスタグラムのフォロワーもそうですが、今まで以上に見てくれているんだという実感が一番ある年でした」と充実の1年になった様子。「車の免許も取った。資格を取れたので、ちょっと大人に近づいた気分になりました」と明かし、「一日一日を大切に、いろいろな役に挑戦して、こういう一面もあるんだと毎回驚かせられるように精一杯頑張っていきたいと思います!」と今後の目標を語っていた。
2021年11月27日鶴谷香央理さんの漫画『メタモルフォーゼの縁側』が、俳優の芦田愛菜さんと、同じく俳優の宮本信子さんで実写映画化することが発表されました。数々の漫画賞を受賞した作品の実写映画化2017年に連載を開始した同作は、口コミで話題を集め『このマンガがすごい!』『文化庁メディア芸術祭 マンガ部門』など数々の漫画賞を受賞した人気作。人付き合いが苦手な17歳の女子高生・佐山うららと、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の市野井雪、58歳の年の差がある2人の主人公が、男性同士の恋愛を描くボーイズラブ漫画を介して心を通わせていく、ヒューマンストーリーです。佐山うららを演じる芦田さん、市野井雪を演じる宮本さんは、過去に孫と祖母役で共演していました。今回、58歳の年の差がある友人同士という役を演じるにあたり、2人は意気込みを語っています。芦田愛菜コメントオファーを頂いたときに原作を読ませていただきました。読めば読むほどあったかくて元気になるような、愛おしくて抱きしめたくなるような作品だと思いました。宮本さんとは10年前は孫役として共演させていただき、今回はお友達役として再びご一緒できてとても嬉しかったです。宮本さんはご自身が納得いくまで台詞を合わせたり、現場を動かれている姿が印象的で、一緒にお芝居をさせていただくと私自身も頭で考えるのではなく自然に体が動いていき、うららの気持ちをスッと引き出していただいたような気がします。宮本信子コメント最初にお話しを頂いたとき、まず「“BL”とは何のことですか?」と質問させて頂きました。原作を読ませていただき、鶴谷さんの絵があたたかくて、やさしくて、素敵でした!隅々までいいんですもの。雪さんも魅力的な人物なので、岡田さんが書かれた台詞と共に、少しでも雪さんに近づけたらと思いました。お相手の愛菜さんとは10年前、おばあさんと孫として共演しました。あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです。今回の共演は嬉しく楽しみにしておりました。ボーイズラブがつないだ、不思議な縁。生まれも育ちも境遇も異なる2人がどう心を通わせ、そして、どう変化していくのでしょうか。久々の共演となる芦田さんと宮本さんの演技にも注目したい映画『メタモルフォーゼの縁側』は、2022年初夏に全国で公開予定です。『メタモルフォーゼの縁側』あらすじうらら、17歳。毎晩こっそりBL漫画を楽しむ女子高生。雪、75歳。夫に先立たれたひとり暮らしの老婦人。ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。雪はきれいな表紙に惹かれて漫画を手にとっていた。それがBLだった。初めての世界に驚きつつも、男子たちが繰り広げる恋物語にすっかり魅了されてしまう雪。そんなふたりがBLコーナーで出会ったとき、それぞれ閉じ込めていたBL愛が次から次へと湧き出した。それからは雪の家の縁側にあつまり、読んでは語りを繰り返すことに。そして二人はある挑戦を決意する。©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会[文・構成/grape編集部]
2021年11月25日女優の芦田愛菜と宮本信子が映画『メタモルフォーゼの縁側』(2022年初夏公開)に出演することが25日、明らかになった。同作は「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理による同名漫画の実写化作。17歳の人付き合いが苦手な女子高生・佐山うらら(芦田)と、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の市野井雪(宮本)の2人がBLをきっかけに出会い、年の差58歳の友情を育む。2人の共演は芦田が第54回ブルーリボン賞 新人賞を史上最年少で受賞し、宮本信子が日本アカデミー賞 優秀助演女優賞、報知映画賞 助演女優賞を受賞した『阪急電車~片道15分の奇跡~』(11年)以来、10年ぶり2度目となる。『阪急電車』でも脚本を担当した岡田惠和が、それぞれ別のさみしさを抱えたうららと雪の友情と変化を丁寧に脚本に紡ぎ、狩山俊輔監督が美しく映像に落とし込んだ。撮影はすでに終了し、公開は来年を予定している。○芦田愛菜 コメントオファーを頂いたときに原作を読ませていただきました。読めば読むほどあったかくて元気になるような、愛おしくて抱きしめたくなるような作品だと思いました。宮本さんとは10年前は孫役として共演させていただき、今回はお友達役として再びご一緒できてとても嬉しかったです。宮本さんはご自身が納得いくまで台詞を合わせたり、現場を動かれている姿が印象的で、一緒にお芝居をさせていただくと私自身も頭で考えるのではなく自然に体が動いていき、うららの気持ちをスッと引き出していただいたような気がします。○宮本信子 コメント最初にお話しを頂いたとき、まず「“BL”とは何のことですか?」と質問させて頂きました。原作を読ませていただき、鶴谷さんの絵があたたかくて、やさしくて、素敵でした! 隅々までいいんですもの。雪さんも魅力的な人物なので、岡田さんが書かれた台詞と共に、少しでも雪さんに近づけたらと思いました。お相手の愛菜さんとは10年前、おばあさんと孫として共演しました。あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです。今回の共演は嬉しく楽しみにしておりました。○原作:鶴谷香央理 コメント初めて企画書をいただいた時は、嬉しくてしばらく鞄に入れていました。プロット、台本といただくうちに、映画というのは、大勢の人のその場の工夫によって組み上げられ、変化していくものだと体感することができました。私が垣間見たその過程は、山あり谷ありの中でも誠実で、ひとつひとつが輝いていて、映画への憧れが大きくなるばかりでした。最後にどんな作品ができあがるのか、今から本当に楽しみです。(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会 (C)2018 Kaori Tsurutani/KADOKAWA
2021年11月25日芦田愛菜と宮本信子が、BL(ボーイズラブ)漫画を通じて“親友”になる女子高校生と老婦人を演じる映画『メタモルフォーゼの縁側』が2022年に公開決定。芦田さんと宮本さんは『阪急電車~片道15分の奇跡~』(11)以来10年ぶりの共演を果たす。原作は、2017年に連載が始まって以降、じわじわと話題を呼び「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の同名漫画。本作の主人公は、17歳の人付き合いが苦手な女子高生・佐山うらら。ひとりこっそりとBL漫画を読むことが毎日の楽しみ。もうひとりの主人公・市野井雪は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳のおばあちゃん。キレイな表紙に惹かれてジャケ買いした漫画をきっかけにBLに魅了される。そんなふたりがBLをきっかけに出会う。年齢も立場も肩書きも全く違うけれど、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、年の差58歳の友情を育み、その人生は意外な方向に転がりだしていく…。うららを演じるのは芦田愛菜。2010年に「Mother」で脚光を浴びて以降、『パシフィック・リム』(13)でハリウッドデビュー。近年では、連続テレビ小説「まんぷく」で史上最年少の語りを務め、2020年は『星の子』に主演、大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光秀の娘・たま役で出演するなど、数々の映画、ドラマ、CMなどで活躍する国民的女優。また、雪を演じるのは日本を代表する名優・宮本信子。『お葬式』(85)で第8回日本アカデミー賞優秀主演女優賞受賞。『マルサの女』ではシカゴ国際映画祭最優秀主演女優賞、第11回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、第61回キネマ旬報主演女優賞など多数受賞。近年では連続テレビ小説「ひよっこ」、映画『いちごの唄』『STAND BY MEドラえもん2』(声の出演)、『キネマの神様』など精力的に活動している。2人は芦田さんが第54回ブルーリボン賞新人賞を史上最年少で受賞し、宮本さんが日本アカデミー賞優秀助演女優賞、報知映画賞助演女優賞を受賞した『阪急電車~片道15分の奇跡~』以来10年ぶりの2度目。宮本さんとの撮影を振り返り、芦田さんは「10年前は孫役として共演させていただき、今回はお友達役として再びご一緒できてとても嬉しかったです」とコメント。「一緒にお芝居をさせていただくと私自身も頭で考えるのではなく自然に体が動いていき、うららの気持ちをスッと引き出していただいたような気がします」とコメント。一方の宮本さんは、「愛菜さんとは10年前、おばあさんと孫として共演しました。あの頃は私の手の中に小さな手がスッポリ入ったんです」と当時を懐かしみ、「今回の共演は嬉しく楽しみにしておりました」と明かした。原作者・鶴谷香央理は漫画が映画にメタモルフォーゼ(=変形、変身)したことに関して「嬉しくて(企画書を)しばらく鞄に入れていました」と話す。撮影現場を見学し、「ひとつひとつが輝いていて、映画への憧れが大きくなるばかりでした。最後にどんな作品ができあがるのか、今から本当に楽しみです」と期待を寄せている。脚本を担当したのは、連続テレビ小説「ひよっこ」や『阪急電車~片道15分の奇跡~』ほか、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など、名作ドラマを数多く手掛けてきた岡田惠和。それぞれの寂しさを抱えたうららと雪の友情と変化を丁寧に脚本に落とし込み、ドラマ「妖怪人間ベム」「奇跡の人」、映画『青くて痛くて脆い』などの狩山俊輔が監督を務めた。『メタモルフォーゼの縁側』は2022年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年11月25日女優の福本莉子とTravis Japan/ジャニーズJr.の松田元太がW主演を務める、映画『君が落とした青空』(2022年2月18日公開)の場面写真が23日、公開された。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。今回解禁されたのは、福本莉子演じる実結と松田元太演じる修弥の出会いの瞬間を切り取った場面写真。天気雨が降っていたある日の午後、建物の軒下に駆け込んだ実結は修弥と出会う。解禁されたスチールでは、傘を持たずに濡れてしまった実結をまっすぐに見つめ、自らの傘を差しだす修弥の姿が映されており、2人の恋模様の始まりを予感させる。映画本編でメインに描かれるのはここから3年後、高校生になった2人だが、今回解禁となったのは中学生時代の修弥と実結で、初公開となった初々しさ溢れるセーラー服&学ランの姿にも注目となっている。(C)2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年11月23日映画『君が落とした青空』より、W主演を務める福本莉子と松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)の場面写真が到着した。映画でメインに描かれるのは、福本さん演じる実結と松田さん演じる修弥、付き合いはじめて2年が経つ高校生の物語。しかし今回公開されたのは、その3年前、中学生時代の2人。雨粒がキラキラと光る、天気雨が降っていたある日の午後、建物の軒下に駆け込んだ実結が、修弥と出会う場面。傘を持たずに濡れてしまった実結をまっすぐに見つめ、自らの傘を差しだす修弥の姿は、これからの恋模様の始まりを予感させる。初公開となった、初々しさ溢れるセーラー服&学ラン姿にも注目だ。『君が落とした青空』は2022年2月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君が落とした青空 2022年初春、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年11月23日女優の福本莉子らが出演するオーディオドラマ『アイドルのハウスキーパーになりました。』(全10回 毎週水曜配信)が、17日からSpotifyで配信開始した。同作は、チャット型小説アプリ「プリ小説」のサービス開始4周年を記念して制作された、オーディオドラマの第3弾。主人公の春野小町をオーディオドラマ初挑戦となる福本が演じ、同じマンションに住むアイドル3兄弟を俳優の水沢林太郎、古川毅、飯島寛騎が演じる。監督は、映画『ただ、君を愛してる』『僕の初恋をキミに捧ぐ』を手掛け、“恋愛映画の名手”と呼ばれる新城毅彦氏が務める。家事の得意な春野小町(福本)は、ひょんなことから、同じマンションに住むアイドル3兄弟のハウスキーパーとして働くことに。そして、長男・亮(飯島)、次男・翔(古川)、三男・煌(林)と過ごす日常の中で、次第に煌に惹かれていく。出演者コメントは以下の通り。■福本莉子私が演じる春野小町はしっかり者で夢見がちな女の子です。ドタバタ胸きゅんラブストーリーを声だけで演じるのは初めてでしたが楽しくお芝居させていただきました。是非色んな想像を膨らませながら聴いてください!■水沢林太郎煌は、常に冷静で、本当はアイドルではなく、別の目標があるという葛藤とも戦っていて、でも、音楽を作ることには、すごく熱心で、ちゃんと周りの人達のことを考えて行動できる人です。声だけで演じるお仕事は、やっぱり難しいなと改めて思いました。さらに、今回は「歌」を歌う役だったので、本当に苦戦しました。でも、新城監督はじめスタッフの方々、名だたるキャストの皆さんと作った作品なので、絶対面白くなってると思います。オーディオドラマを聴いた後、原作の方も見て頂けたらなと思います。是非、お聴き下さい。■古川毅個人的に声のみのお芝居をさせていただくことが、今回ほぼ初挑戦でした。短い時間でしたが、三兄弟の次男「翔」をとても楽しく演じることが出来ました! 是非、耳のみで想像しながら楽しんでもらえたら嬉しいです。■飯島寛騎挑戦してみたかった声だけの表現、参加出来た事を嬉しく思います。言葉だけではない囁きや息づかいが細かく収録されているのでそのリアルさを体感していただけると思います。忙しい現代人に少しの時間で楽しんでいただく事が出来るオーディオドラマ、是非聞いてください!
2021年11月17日女優の福本莉子とTravis Japan/ジャニーズJr.の松田元太がW主演を務める、映画『君が落とした青空』(2022年2月18日公開)の制服ショットが11日、公開された。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。今回、制服姿のメインキャラクター達が集うグループショットが公開された。付き合って2年が経つにもかかわらず、「自分たちは本当に付き合っていると言えるのだろうか」とどこか不安を抱える主人公・実結を演じた福本と、彼氏・修弥を演じた松田、そしてその実結と修弥に想いを寄せ、恋人がいようとも「好きだ」と真っすぐに向き合う同級生の板垣瑞生と横田真悠、実結を常に励まし寄り添う親友の莉子、5人が集った。想いが複雑に絡み合う高校生たちの姿を、切なく、そして瑞々しく描かれており、Yuki Saito監督からはメインキャストらの印象や撮影時のエピソードも届いた。○Yuki Saito監督 コメント・福本莉子について芯が強く、自分を持ってる女優さんです。常に座長としての覚悟を持って現場に居てくれました。全てのキャスト&スタッフが、今日が肝だと思って臨んだ大事なシーンでの撮影。寒い時期、冷たい雨を浴び続けて、どうしても震えてしまう。深呼吸して、気持ちで体をコントロールさせ、本番だけ体の震えをピタリととめて撮影に挑む姿が、大女優への階段を上っているように見えました。誰もが応援したくなる福本莉子ちゃんが実結として全力で生きてくれたからこそ、誰もが応援したくなるヒロインになったと思います。・松田元太について主演を演じるのが夢だったといっぺんの曇りもない晴れやかな顔で語り、その感謝と期待に精一杯応えようとする姿が、健気でした。元太くん自身から溢れ出るパワーが周りの人を元気にさせ、みなを笑顔にさせました。でもそれは誰よりもこの映画とチームを気遣ってくれたからこそ出来ることです。現場で弱音を一切吐かず、常に実結に寄り添い、実結の為に全力な姿は男として格好良かったです。松田元太くんが全身全霊で生きてくれた篠原修哉の想いを、スクリーンで受け止めて下さい。・板垣瑞生についてクランクイン最初のカットでいきなり持参のひょっとこを被って芝居してくる瑞生くん。えっ、何してんの?→面白いじゃん→あのひょっとこ効いてるな→実はめっちゃ考えてるな→次は何するんだろう?→今度はこんな役やらせたいな→また板垣瑞生と仕事がしたい!と思わせてくれる向上心旺盛で唯一無二な俳優です。・横田真悠についてタイムリープの世界が唯一通じないトモカを演じた真悠ちゃん。それは実結がどんな行動をとっても、トモカは自分の目標に向かって一直線に進んでいるからです。そんなアクティブで学園の人気者でもあるトモカのカリスマ性は、横田真悠ちゃん自身から醸し出されるカリスマ性だと感じました。頭でも心でもセンス良くお芝居ができる素敵な女優さんです。・莉子についてとても誠実で、その場の空気をパッと明るくすることができる太陽みたいな女優さんです。一番実結の近くで、実結のことを見ているからこそ、実結の行動の変化に素直に反応できるのが佐喜子です。莉子ちゃん自身が人のことを思って丁寧に生きているので、その反応はとてもナチュラルでした。莉子ちゃんの明るさとポジティブさが、この映画の彩りをポップなものに変えてくれたと思っています。(C)2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年11月11日女優の芦田愛菜が出演する、スカパーJSATホールディングスの新CM「スカパージェイサッ子登場」編が、25日より放送される。新CMには、芦田演じる人工衛星の化身「スカパージェイサッ子」が登場。スカパーJSATの事業内容について、わかりやすく紹介していく。○■芦田愛菜コメント衛星放送のスカパーは知っていたのですが、運営されているスカパーJSATさんが民間の衛星通信のパイオニアであることを伺ってとても驚きましたし、宇宙でのビジネスもやられているということで、すごく興味を持ちました。 私が扮したスカパージェイサッ子ちゃんはいつも宇宙から地球を見守っていて、退屈になると地球に降りてくるという設定がすごく面白いなと思ったので、見ていただいた皆さんの印象に残るCMになっていたらいいなと思います。
2021年10月25日女優の芦田愛菜が出演する、オフテクス「cleadew(クリアデュー)」の新CM「クリアデュー ラボ」編が、22日より放送される。新CMでは、“クリアデュー研究員”を演じる芦田が白衣姿で登場。“研究所所長”から「コンタクトケア用品はずっと同じものを使い続ける傾向がある」 と伝えられ、「つまり進化したクリアデューを知らないんですね!」と驚く表情に注目だ。今回の撮影について、芦田は「楽しかったです」と振り返り、「本当の(完成した)CMは研究所があるらしいのですが、今日はグリーンバックでみることができなかったので、CMの完成がすごく楽しみです」と感想を述べた。またCMの内容にちなみ、最近気づいた自身の「進化」を聞かれると、「最近は西洋絵画とか、絵画の世界に興味を持っています」と回答。「以前から興味はあったのですが、世界史を高校生になって習い始めて、世界の歴史だったりとか、ヨーロッパ世界のことだったりが分かると、また絵の見方も変わってきて(ますます)面白いなと感じて、この間本を買いました」と明かした。
2021年10月22日女優の福本莉子と、Travis Japan/ジャニーズJr.の松田元太がW主演を務める、映画『君が落とした青空』(2022年初春公開)のティザーポスターが13日、公開された。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。今回解禁されたWEB限定ティザーポスターは「青空」というタイトルとは対照的に、傘をさしている2人の写真が大きくデザインされている。実結役・福本莉子の力強い視線が目を引く一方で、修弥役・松田元太は意味深な表情に。「私はまだ、君を知らなかった」というキャッチコピーが、交通事故に遭った修弥を救うため、何度も同じ日を繰り返す実結の切ない心情を表している。(C)2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年10月13日女優の福本莉子と、Travis Japan/ジャニーズJr.の松田元太が、映画『君が落とした青空』(2022年初春公開)でW主演を務めることが3日、明らかになった。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。主人公・水野実結役を演じるのは、沢口靖子・長澤まさみ・上白石萌歌らを輩出した「東宝シンデレラ」オーディションにてグランプリ&集英社セブンティーン賞を受賞・女優デビュー、『思い、思われ、ふり、ふられ』 (20年)で浜辺美波とWヒロインとして出演し注目を集めた福本莉子。本作では、とにかく素直で一生懸命、“思わず応援したくなる”等身大のヒロインを瑞々しく演じている。そんな福本演じる実結と付き合って2年目になる篠原修弥役には、2012 年に結成されたジャニーズJr.内ユニット“Travis Japan”のメンバーであり、雑誌ViViの人気企画「【2021年上半期】国宝級イケメンNEXTランキング」で第2位にランクインした松田元太が決定。サッカーが得意な校内の人気者である一方で、実結に対してだけはどこか不器用な一面も持ったキャラクターを誠実に演じきった。監督を務めたのは、ドラマ『おっさんずラブ』(18)で演出を担当した回がTwitter の世界トレンド 1位となり大きな反響を巻き起こしたYuki Saito。本場ハリウッドで映画を学んだ後、これまで世界各国の映画祭でも高い評価を得てきた俊英が、2人の繊細な心情を丁寧に描いていく。○福本莉子 コメント私が演じる水野実結は、まっすぐで一生懸命な女の子です。もしも同じ1日を何度も繰り返すことが出来るなら実結の目に映る風景がどんな風に変わっていくのか、変化する心を監督と相談しながら丁寧に表現しました。この映画を観た後、皆さんが感じる毎日が少しでも違って見えたら嬉しいです。○松田元太 コメント篠原修弥を演じさせていただきました! Travis Japanの松田元太です!オファーを頂いた時は僕にこんな大役ができるのかと物凄く不安と、喜びと、いろんな思いがありましたが、嬉しさのあまり速攻メンバーや家族に連絡しました!僕が演じさせていただいた修弥は、学校の中では人気者でみんなと仲が良く、恋愛に対してはどこか鈍感なところがありつつも、彼女への愛は真っ直ぐでピュアな男の子です。修弥という1人の男の子を大好きになり、そんな修弥を皆さんにも大好きになってもらい愛されるキャラクターになればいいなと思います!この作品を通して1日1日の大切さや、単純な毎日かもしれないけど、さりげないことがどれだけ大切で、当たり前な事など何一つなく日々感謝して生きていきたいと強く思えた作品です。はじめての経験ばかりで未熟な僕ですが、全力でこの作品に想いを込めて出演させていただきました。どうか温かく観ていただきたいです!よろしくお願いします!○原作:櫻いいよ コメントデビュー作が10年後に映画化されることに、映画になるの? ……え? 本当に? と半信半疑のまま今日まで過ごしていました。今もまだ、喜びや驚きで、ふわふわしています。Yuki Saito監督や脚本家の鹿目けい子さん、そして福本莉子さん、松田元太さん、その他たくさんの方々のおかげで、原作以上に切なく優しい素敵な物語になっています。この映画を観てくださった方と映画について語りたい!というのが今の私の夢です。私と一緒に公開を楽しみにしてもらえたら嬉しいです。○Yuki Saito監督 コメント原作を読んで、同じ1日は決してやってこず、自分の気持ちや行動次第で変わっていくという事を感じました。受動的だった実結が能動的にアクションすることで、修弥や周りのリアクションも変わっていくという登場人物の心の変化を大切にして描きました。次世代を担う福本莉子さん、松田元太くんが、何度も全力で走り、寒い時期の撮影で雨に打たれ、お互いを思い合う姿を繰り返す度に、心臓をギューッと掴まれました。当たり前だった日常がなくなってしまった今だからこそ、1日1日、この瞬間を精一杯生きることの大切さを、映画を見て少しでも感じてもらえたら嬉しいです。(C)2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年09月03日道枝駿佑(なにわ男子)と目黒蓮(Snow Man)がW主演するドラマ「消えた初恋」の新たなキャストとして、福本莉子と鈴木仁が出演することが分かった。本作は、クラスメイトの橋下さんに片想い中の高校生・青木(道枝さん)だが、ひょんな出来事から硬派な井田(目黒さん)と三角関係に…?善良で一生懸命な高校生たちのピュアな恋と青春のラブコメドラマ。『思い、思われ、ふり、ふられ』「華麗なる一族」に出演した福本さんが演じるのは、青木が思いを寄せる橋下さん。かわいくて優しいけれど、実は馬鹿力の持ち主だ。恋のおまじないで「イダくん」と書いた消しゴムを、うっかり青木に貸したことがきっかけで、ピュアな初恋がとんでもない展開へ…。福本さんは「撮影では、学生・学校ならではの日常や行事などを、ドラマを通して体験できるのが本当に楽しみです」と撮影開始に期待を寄せる。また、モデルとして活動、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」『のぼる小寺さん』に出演する鈴木さんは、青木の親友でちょっぴりチャラいお調子者のあっくんを演じる。井田とはあまり交流がなかったが、言葉を交わしたことをきっかけに、井田のことを“激ヤバ良いやつ”と気づく。さらに、井田と橋下さんがお似合いだと思い込み、2人をくっつけようとし始める。鈴木さんは「みんなで仲を深めていくのも楽しみですし、僕は周りをかき乱す役柄なので、どれだけワチャワチャさせていけるかが重要だなと思っています。楽しく撮影に臨みたいです」と意気込んでいる。そして主演の2人も「初めてW主演でドラマをやらせていただくのでプレッシャーはありますが、共演者の方々、スタッフの皆さんと楽しく撮影できたらいいなと思っています」(道枝さん)、「福本さん、鈴木さんとは初めてお会いしましたが、お二人ともマンガの中から飛び出してきたような、そのままのビジュアルだと思いました。まだ二言くらいしかお話していないんですが(笑)、クラスメイトの役なので、これからどんどん仲を深めていくのが楽しみですね」(目黒さん)とコメントしている。さらに、青木や井田、橋本さん、あっくんの担任・谷口正博役で田辺誠一、井田の幼なじみでバレー部員・豊田駿役で『五億円のじんせい』の望月歩、学級委員長・仲林大翔役として「ドラゴン桜」で話題となった西垣匠も出演する。「消えた初恋」は10月、毎週土曜日23時30分~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年09月02日長編アニメーション映画『岬のマヨイガ』の初日舞台挨拶が8月27日、東京・新宿バルト9で行われ、主人公を演じた芦田愛菜、共演する大竹しのぶ、粟野咲莉、川面真也監督が出席した。ある事情から家を出た17歳のユイ(芦田)と、事故で両親を亡くしたショックで声を失った8歳のひより(粟野)が、不思議なおばあちゃんのキワさん(大竹)と出会い、岬に建つ古民家「マヨイガ」で暮らすことに。児童文学作家・柏葉幸子が東北の民話を題材に執筆し、『千と千尋の神隠し』にも影響を与えたとされるファンタジー小説をアニメーション映画化した。挨拶に立った芦田は「岩手県の伝承で、マヨイガは訪れた人をもてなしてくれる場所。ご覧になった皆さんに、ささやかな幸せが届いてくれたらと思います」と上映前の客席にアピール。印象に残っているのは「ユイとひよりちゃん、キワさんの3人が一緒に縁側で味噌おにぎりを食べるシーン」だといい、「身近にある小さな幸せが素敵だなと思っていただければうれしい」と映画が描く魅力を語った。キーパーソンを演じる大竹は「こういう状況の中、映画館に足を運んでくださり、劇場を愛していただき、ありがとうございます」と感謝の意。「触れ合いことが難しい状況ですが、この映画を見て、血のつながりがない、家族じゃなくても触れ合える、信じ合えると思ってもらえればうれしいです」と挨拶し、「キワさんのように、ドンと構えていられる、頼れるおばあちゃんになれたら」と役柄についても語った。朝ドラでの好演も注目される子役の粟野は、「人とのつながり、自然の美しさが素敵だなと思いますし、一番共感したのは食の大切さを描いているところ」と明かし、「この映画にはおいしそうな食べ物がたくさん出てきます。おいしいものを食べると、幸せな気持ちになりますし、誰かと一緒だと自然と笑顔になれる」と満面の笑みを浮かべていた。川面監督は「製作の途中から大変な時期を迎えたが、スタッフのみんながコツコツと作ってくれました。本当に感慨深いですし、うれしいです」と無事に封切りを迎えて、安どの表情。リサーチのため、何度となく岩手県に足を運んだといい「今すぐにでも行きたいくらい。この映画を通して、思い入れある場所が1つ増えたのが良かった」と話していた。取材・文・写真=内田涼『岬のマヨイガ』公開中
2021年08月27日女優の芦田愛菜が出演するECC「ECCジュニア」の新CM「届け想い」編が17日、放送開始した。新CMのテーマは「応援」。「世界で羽ばたく私たちの夢を応援してほしい」という子どもたちからの熱い「想い」を、芦田がメッセンジャーとして未来のホームティーチャーに届ける。希望ある未来を感じさせる青空の下、未来のホームティーチャーに呼びかける芦田や子どもたち、呼びかけにハッとする女性たちの表情に注目だ。また関連企画として、ECCジュニアのホームページ限定で芦田から未来のホームティーチャーへのメッセージ動画も公開している。○■芦田愛菜コメント昨年に引き続き、ECCジュニアのブランドアンバサダーを務めさせていただきます、芦田愛菜です。年齢に関係なく、何かに興味を持ったり何か新しい事を始めようとする時は、とても心がドキドキしたりワクワクしたりします。今回のCMも、そんな新しい自分を発見する素敵なきっかけの1つになっていただけたら、とても嬉しいです。
2021年08月17日お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉、お笑い芸人の出川哲朗、女優の芦田愛菜が出演する、ソフトバンク「ワイモバイル」の新CM「ハジメちゃん登場」編が、22日より放送される。新CMでは、児嶋が『天才バカボン』のバカボンの弟・ハジメちゃん役として初登場。芦田演じるバカボ ン、出川演じるバカボンのパパとお決まりのボケ・ツッコミを披露し、最後には3人で仲良く、とうもろこしを頬張るという内容になっている。なお、CM内で説明している「データくりこしサービス」は8月18日から開始。黄色のTシャツに、丸くカールしたかわいらしいアホ毛をつけ、ハジメちゃんの姿で撮影現場に入った児嶋。まさかの子ども役に「どういう会議で俺がキャスティングに決まったのか、めちゃくちゃ気になります。でも嬉しい」と笑顔で話した。そして、ふすまを勢いよく開けるシーンの撮影では、ニコッと笑顔を見せる。すると、そのシュールさにスタッフから「カット(笑)」と笑いが起こると、「どう見えてんだよ!」 とツッコミを入れ、児嶋も思わず笑顔になっていた。最後のカットの笑い続けるシーンでは、10秒以上大笑いを続けなければならず、芦田と児嶋は息が切れるまでチャレンジ。カットがかかると、児嶋は「おぉぉ……」と、力が抜けてほっとした表情を浮かべた。また、児嶋の公式YouTubeチャンネル『児嶋だよ!』では6日(20:00〜)、今回のCM撮影の密着映像を公開。さまざまな撮影場所でスタッフから「大嶋さん」と声をかけられ、児嶋がすべてに「児嶋だよ!」と返答できるかに挑戦する。
2021年08月06日お笑い芸人の出川哲朗、女優の芦田愛菜が出演する、ソフトバンク「ワイモバイル」の新CM「1000円イカ」編が、7日より放送される。新CMでは、基本使用料が月々1,000円以下から使えるワイモバイル新料金プランにちなみ、新キャラクター「1000円イカ」が登場。出川演じる『天才バカボン』のバカボンのパパに、大量のイカ墨を吹きかけ、バカボン役の芦田を驚かせるという内容になっている。今回のCMで、2019年11月放送のCM「親子 de ダンス」編に、初代ふてニャンの子ども役として出演したマンチカンの“てみ”が「2代目ふてニャン」に就任。2代目ふてニャンとの初顔合わせでは、出川が「にゃんこ先生! 目が大きくて、くりくりしてますね。にゃんこ先生、お願いします」 と挨拶をした。そして、最後のイカ墨を吹きかけられる撮影では、「(撮影を)一発で決めましょう!」と宣言。本番では顔の真正面から墨を吹きかけられ、全身墨だらけになりながらも演技を続けると、スタッフからは大きな拍手が。残念ながら一度で撮影を終えることはできなかったが、出川は「スタッフさんが墨を黒くしてくれて、スタッフさんの愛を感じました」と話し、「ありがとうございました!」と満足そうな表情で撮影を終えた。一方の芦田は「おはようございます! お願いします!」と、元気よく笑顔で撮影現場入り。出川のイカ墨の撮影動画を見ると、「ほんとに(墨が)かかってるんですか!?」と驚いていた。そして、2代目ふてニャンを抱きかかえながら撮影を実施。この日が初対面のため、2代目ふてニャンも少々緊張した面持ちだったが、撮影が始まると、芦田のセリフの後に絶妙なタイミン グで「にゃ~」と鳴き、芦田もスタッフも「すごい!」「ミラクルだ!」と拍手。自宅で猫を飼っている芦田は2代目ふてニャンにメロメロの様子で、撮影の合間にもふてニャンのもとに行き、「かわいい~」と何度も頭をなでていた。
2021年08月06日お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二、女優の芦田愛菜らが28日、都内で行われたハリウッド映画『ゴジラvsコング』(7月2日公開)ジャパンプレミアイベントに出席した。本作は、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』と『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズの第4弾。2大モンスターの“破壊神”ゴジラと“守護神”コングが激突する。この日のイベントには、本作でハリウッドデビューを飾った小栗旬、日本語吹替版で声優を務めた芦田愛菜、田中裕二、尾上松也、笠井信輔が出席した。芦田は、前作に引き続き、ゴジラを信じてゴジラを追い続ける高校生マディソン・ラッセル(ビリー・ボビー・ブラウン)役を担当。田中は、マディソンの親友でハイテクヲタクの高校生ジョシュ・ヴァレンタイン(ジュリアン・デニソン)役を演じた。田中は「愛菜ちゃんが高校2年生、17歳。僕56歳なんですけど、同級生役と聞いて、40歳違う、下手すりゃ孫くらい。こんなことがあるんですね」と驚いた様子。「身長的には今ちょうど同級生くらいだと思うんですけど」と話して笑いを誘った。そして、「子供の頃からゴジラが大好きだったので。まさかこんなすごい作品に参加させていただけるとは、とてもうれしく思っています」と喜び、「生まれて初めて映画館で映画をみたのが『ゴジラ』のシリーズ。映画館に父親と行って見た。それ以来、『ゴジラ』が大好きで、時を経てこういう形に。そう考えると本当に感慨深いです」としみじみと語った。
2021年06月28日アニメーション映画『岬のマヨイガ』の主人公の声を芦田愛菜が務めることが決定。本作の特報映像も到着した。芦田さんが演じる主人公・ユイは、ある事情で家を出てきた17歳の少女。同じく居場所を失ったひよりと共に、海を見下ろす岬に建つふしぎな古民家“マヨイガ”に住むことに。そして、訪れた人をもてなす伝説の家“マヨイガ”、ふしぎなおばあちゃん・キワさんの温もりに触れ、傷ついた心が次第に解きほぐされていく。出演にあたり、芦田さんは「岩手県に伝わる、迷い込んだ人をもてなしてくれる伝説の家、“マヨイガ”。本当は私たちの周りにも存在するかもしれないのに、皆さんが気付いていないだけかもしれません。そういった、自分にしか気付くことのできない“小さな幸せ”って実は身近にあるんだよというメッセージを作品から感じました」と本作の印象を語り、「ユイを演じることを通して、自分を受け止めてくれる人がいるということは、こんなにも心地が良くて優しい気持ちになれるんだなということを感じました。映画『岬のマヨイガ』が、皆さまにささやかな幸せを運んでくれるといいなと思っています」とコメントしている。あわせて公開された特報映像では、ユイとひよりがキワさんに連れられ、マヨイガを訪れる場面から始まり、彼女たちの日常が描かれている。緑豊かで美しい自然、美味しそうな料理、そしてマヨイガに集う河童や狛犬などの“ふしぎっと”と呼ばれる優しい妖怪たちも登場し、不思議な世界が垣間見える映像となっている。またキャラクターデザイン原案は、京都市交通局「地下鉄に乗るっ」プロジェクトのキャラクターデザインを務めた賀茂川。音楽は、星野源や「GUTHER」など数々の国内外のアーティストとコラボレーションしている音楽家・宮内優里が担当することも明らかに。ほかにも、小鎚川の河童を本作の舞台である岩手県の県知事・達増拓也が務めることも決定した。『岬のマヨイガ』は8月27日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:岬のマヨイガ 2021年公開予定Ⓒ柏葉幸子・講談社/2021「岬のマヨイガ」製作委員会
2021年05月04日女優の芦田愛菜が21日、都内で行われた「日本郵便 2021年度 手紙 新コミュニケーション発表会」に出席した。“手紙ナビゲーター”に就任した芦田。「私自身、家族や友達にお誕生日のときだったりに手紙を贈ることはよくしていて、手紙に親しみを持っているので、就任させていただけてすごくうれしい」と喜び、「皆さんと一緒にこれから、今の時代だからこそ、手紙を送ることの意味を考えていけたらと思います」と話した。もらった手紙で印象に残っているものを聞かれると、「手紙はもらうとうれしくて、いただいた手紙は全部大事に箱に入れてとってある」と明かし、「便箋を選んだり、私のために時間を割いてくれたというのがうれしいですし、一人ひとり書く文字が違うので、文字からその人を近くに感じられる気がして、どれも印象的です」と語った。そして、手紙コミュニケーションのキャッチフレーズ「誰かを想う日がやってくる。」を発表。「手紙は書いている間はその人のことを考え、その手紙の中には、普段面と向かっては言えないようなことも書いてみようかなという、書き手の思いが詰まっているものだと思うので、手紙の意味を表現したキャッチフレーズで素敵だなと思います」と話した。芦田は、22日より放送される日本郵政の新CM「手紙の部屋 母の日」篇にハマ・オカモトとともに出演。芦田とハマがそれぞれの母宛てに「母の日」に贈る手紙を実際に書いていく様子を撮影したドキュメンタリータッチのCMとなっている。芦田は「改めて母について考える時間をいただけた撮影でした」と振り返り、「母は唯一、絶対的に私の味方でいてくれる人。母の存在があるからこそ、いろんなことに挑戦できたり、チャレンジしよう、頑張ろうという気持ちになれる」と母への思いを明かした。撮影で書いた母への手紙では、「いつも朝早く起きて私のためにお弁当を作ってくれてありがとう」「いつも応援してくれてありがとう」など感謝の思いを記したという。「普段は恥ずかしくて言えないような言葉も手紙でだったら伝えられるかなと思って書いてみました。渡すのは恥ずかしいですけど」とにっこり笑った。発表会には、作家の川上未映子氏、料理家・食育インストラクターの和田明日香氏も出席した。
2021年04月21日女優の芦田愛菜が、俳優の本木雅弘と共にサントリー緑茶「伊右衛門」の新CM「伊右衛門ひとめ惚れ」編に出演することが分かった。CMは2日から全国で放送される。本木演じる“伊右衛門さん”が、芦田が通う高校の校庭から校舎に向かって「あんたの緑茶、何色や」と問いかける。芦田は、教室を飛び出し屋上へ。芦田の爽やかなセーラー服姿が印象的な、透明感にあふれたCMとなっている。元気いっぱいで撮影に臨んだ芦田は、階段を駆け上がるシーンで「勢い余って一段飛ばしちゃった!」とお茶目な一面も。透き通る青空の下、「一目惚れしちゃうような緑です」と答えるシーンは、青春の1ページを切り取ったかのような仕上がりになった。そんな芦田が一目惚れしたものは最近飼い始めた猫だといい、「お店で目が合った時に一目惚れしたというか。『連れて帰って』って言っているような気がして。思わず一目惚れをしてしまいました。本当にいま私の癒しで、おうちに来てくれて『ありがとう』っていつも思っています」と語った。また、この春新しく挑戦したいことについては「今年の抱負は趣味を見つけることにしようと思っています。読書は好きなんですけど、私にとって読書は一日のうちで、歯磨きをしたりお風呂に入ったりするのと同じくらい生活の一部なので、趣味じゃないなと感じて。何か他に打ち込めることを見つけたいと思っています」と、展望を話す。伊右衛門さんを演じた本木からは「普段の勉強や遊びの中で、芦田さんがいま一番興味のあることは何ですか」と質問が。芦田は「最近ラジオに興味があって、洋楽のチャンネルだったり色々と聞いているんですけど、お便りを出すことに憧れていて」と明かし、「葉書を出して『それではリスナーさんからのお便りです。ラジオネーム●●さん』って自分のお便りが読まれたら楽しいなと思って。密かにお便りを出したいなと思って聞いています」と回答した。
2021年03月02日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた大ヒット絵本『えんとつ町のプペル』が、現在アニメーション映画として上映されている。黒い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まるという物語だ。『怪盗グルー』シリーズや、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(18年)、『海獣の子供(19年)など、16歳にしてアフレコ経験も豊富な芦田。今回演じたキャラクター・ルビッチや物語の魅力について、インタビューした。○■「本当の友達ってなんだろう」と考えた――今回ルビッチ役で声を担当した『えんとつ町のプペル』ですが、芦田さんが物語に感じたことや、共感したところはありましたか?ルビッチの「星があるかどうかわからないけど、ないこともわからない」というセリフがすごく印象的でした。「できると思うのも自分だけど、できないからと諦めてしまうのも自分だから、とにかく挑戦してみよう」という意味なのかなと感じて、その気持ちがすごく大事だな、がんばってみようかなという気持ちになりました。台本を読んだ時から素敵だなと思っていたセリフです。――アフレコにあたって、西野さんからのアドバイスなどはありましたか?西野さんとは、まず録音する前にお話をさせていただいて、この作品に対する思いや、ルビッチのキャラクター設定についても伺いました。収録でも本当にすごく丁寧に、ワンシーンワンシーンこだわって、西野さんと監督とプロデューサーさんと私で「もっとこうした方がいいんじゃないか」と話し合って、何回も録り直したシーンもあります。――西野さんはどういうところにこだわっていたんですか?けっこう、お笑いの要素を求められることが多くて(笑)。私も「西野さんの気持ちに応えられてるかなあ」とドキドキしてたんですけど、その場で「もっとこうしたらいいんじゃない?」と教えていただきました。例えば、焼却炉に行ってしまいそうなプペルをルビッチが頑張って追いかけるシーンは、全部西野さんにレクチャーをいただきながら、台本にない言葉をたくさん入れています。――あのシーンは、キッズが見たらすごく笑いが起こりそうだなとも思いました。私も見ていて、「西野さんの指示はすごいなあ」と思いました。ルビッチのシーンだけじゃなくて、他のキャラクターにもそれぞれ面白いシーンがあるので、そういうところも楽しんでいただけたら。――完成した作品を観て、「すごいな」と思ったところはありますか?まずはアニメーションが本当に素敵です。星空や町の風景がすごく綺麗で、スクリーンで観たい気持ちになりました。あとは、プペルとルビッチが喧嘩して仲直りするシーンが好きなんです。プペルが『友達ですから』と言うんですけど、すごくいいなと思って……。窪田さんと一緒に収録させていただいたんですけど、録音しながらもうるうるしてしまいました。今まで、友達とは何かさえ知らなかったプペルが、ルビッチと出会って友達を知って、その友達にひどいことを言われても、まだ尚「友達ですから大丈夫です」と言える。2人の関係性が素敵だなと思って、「本当の友達ってなんだろう」と考えさせられたシーンです。――ちなみに、うるうるきてるのは窪田さんには…?ばれていなかったと思います(笑)。でも本当にルビッチとしても大事なシーンだし、完成した作品を観ても、うるうるきていました。窪田さん演じるプペルが純粋であればあるほど苦しくなるというか、ルビッチ的にはすごくつらくて、心を動かされました。○■みんな笑顔になれるような世の中がいい――『プペル』は夢や希望をもたらす冒険を描いていますが、読書家でも知られる芦田さんは、どんな物語が好きですか?『プペル』のように感動する話、友情や仲間の大切さを語るような話も好きなんですけど、実は最近、イヤミス(後味の悪いミステリー)にハマっていて(笑)。――意外な方向性でした!『プペル』とは真逆な感じなんですけど……(笑)。人間心理のやるせない部分が出ているところが面白いです。もちろん、お化けとかが出てくるホラーも怖いけど、それ以上に、自分の背後まで迫りくる恐怖というか、明日自分の身にも起こり得るかもしれないような、身近な恐怖を感じられるヒヤヒヤ感が好きで、最近ハマっています。もともとミステリーやゴシックホラー、たとえば海外作品でゾワゾワくるような、「うわあ、見たくなかった」というオチも好きだったんです。――そうなんですね。『プペル』も実は現実の社会にも通じるような作品でもあると思いますが、芦田さんは「こんな風な世の中になればいいな」と思う理想はありますか?最近猫を飼い始めたんですけど、笑顔になる機会がすごく増えて、笑うだけでも幸せになれる気がするんです。笑いって大切なんだなと思うので、皆が笑顔になれるような世の中がいいなと思います。猫ちゃんは本当にかわいくて、もう、寝てるだけでかわいくて! ずっと「かわいいね~」と言ってます(笑)。うちの子はけっこう寝相が悪くて、人間だったら考えられないような、上半身は右、下半身は左という変な形が、本人(猫)的にはお気に入りみたいで、見ると大爆笑してしまいます。すごく気持ちよさそうに寝てる(笑)。だから、動物と暮らしたら笑顔になれるかもしれません。人間にはないものをもたらしてくれるんじゃないかなと、感じますね。――動物に接して、自分じゃない存在を気に掛けるようになるといったところなどもあったりしますか?そうですね。自分がお世話をしてあげないと……という責任感もありますし、猫ちゃんもワンちゃんも素直なので、嬉しいときは全力で嬉しい表現をしてくれたり、悲しいときは本当に悲しそうにしていたりして。人間って、どうしても自分の感情を隠してしまうところもありますけど、そうやって素直なところを見ると浄化されます。素直っていいな、と思います。――それでは、最後に作品を楽しみにしている方にメッセージをいただけたら。私はルビッチの「星があるかどうかわからないけど、ないこともわからない」というセリフがすごく心に響いたんですけど、この映画の中には色々な人の言葉やメッセージが詰まっていて、きっとどんな方にも楽しんでいただけるような作品になっていると思います。ぜひ劇場でご覧いただけたら嬉しいです。■芦田愛菜2004年6月23日生まれ、兵庫県出身。2010年に『ゴースト もういちど抱きしめたい』で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2013年には『パシフィック・リム』でハリウッドデビューを果たす。声優としては『怪盗グルー』シリーズ(10年/13年/17年)のアグネス役、『海獣の子供』(19年)の主人公・安海 琉花役を担当。ほか主な主演映画は『星の子』(20年)など。
2020年12月27日『映画 えんとつ町のプペル』の初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。窪田は「出来上がりを見て、こんな風になってたんだと。さっき入るまで西野さんに『ここはどうなってるんですか?』と話を聞いてて、それだけでもすごくわくわくするし、何回でも見られる作品」と感想を述べる。さらに「愛菜ちゃんが素晴らしすぎて頭が上がりません」と相棒・ルビッチ役の芦田について語った。芦田も「本当に窪田さんと一緒に録音させていただいた時は好きなシーンがたくさんあって、一緒に演じさせていただいたおかげで、私自身、ルビッチの気持ちに入り込んでウルウルしてしまった」と明かし、「ルビッチの気持ちにさせてくださってました」と窪田に感謝。窪田は「おっしゃってることすべてが完璧じゃないですか。そういう意味でも頭が上がらない」と互いに頭を下げ合っていた。イベントでは「来年チャレンジしたいこと」を発表し合うコーナーも。芦田は「最近ラジオにハマってて聴き始めたんですけど、『ラジオネーム、〇〇さんのおたよりです』と読まれるのがうらやましくて、インパクトのあるラジオネームを考えてたくさんおたよりを出したい」と、まさかのハガキ職人希望。「どんなのを出せばいいのかな」とラジオネームに悩む芦田に、西野は「"芦田愛菜"じゃないですか、やっぱり。ザワッときます」とそのままの名前を勧める。また、地味な「チャレンジ」の回答が多かったため、期待をかけられた窪田は、小池から「言い方じゃない?」とアドバイスをもらい、力強く「キャンプ!」と叫ぶ。「キャンパーが増えてる。共演させていただいた中でも、音尾琢磨さんとか」と説明し、「サバイバルに強くなりたい。自然の中でも生きられる能力を身につけたい」と希望した。
2020年12月25日