恥ずかしさのあまり身を隠したい時、「穴があったら入りたい」と言いますが、さて、英語圏ではそんな時、どこに隠れたいと思うのでしょうか?答えは「ラグの下」。「恥ずかしくて穴があったら入りたいくらいだった」は「I was so ashamed that I wanted to crawl under the rug(carpet).」と言えます。「I wish the ground would (open and) swallow me.」という言い方もあるようですが、地面にのみこんでほしいとは、想像するとちょっと怖いかも。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月17日アデルが、「ビルボード」誌の“ビルボード・アーティスト・オブ 2012”のランキングで見事1位に輝いた。さらにアデルは、ヒットアルバム「21」を評価され、“ビルボードズ・トップ・アルバム・オブ 2012”のタイトルも獲得。アデルは今回で2年連続の両賞の受賞となり、この偉業を達成した初めてのアーティストになった。また、アデルは同誌が選ぶトップ女性アーティストのランキングでも1位に輝いており、リアーナが2位、テイラー・スウィフトが3位と続いている。一方でトップ男性アーティストのランキングではドレイクが1位を奪取している。トップ新人アーティストには「ワン・ダイレクション」が選ばれた。今年のトップ3ソングには、ゴティエの「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ ~失恋サムバディ」、カーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」、「fun.」の「ウィ・アー・ヤング」が選ばれている。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年12月18日WEBコンサルティングαが運営している、オリジナルギフト制作サービス「言葉のプレゼント」は、似顔絵と筆文字で作るサンクスボード(結婚式の両親へのプレゼント)「似顔絵言葉のプレゼント」の絵描き屋に、かわいらしいアニメタッチが特徴の「出雲あん」が追加されたと発表した。同サービスでは、新郎新婦や両親の写真を元に絵描き屋が似顔絵を作成。さらに顧客が指定する言葉を、書家が筆文字で書き下ろし「サンクスボード」を制作する。今回、新たな絵描き屋として「出雲あん」が加わり、好きな画風を選ぶことが可能になった。また、デザインテンプレートに「フラワー」と「ハート」を追加。背景デザインや似顔絵の服装も、選択できるようになったという。さらに、オプションとしてオリジナルの背景や服装、ペットや人物の追加も可能。タイトル文字は「感謝」、「福」など7種類から選択することができる。料金は、大サイズ(W367×H280mm)16,900円、中サイズ(W249×H198mm)15,400円。納期はおよそ2週間で「お急ぎ便」(1週間以内の商品発送)も行っている。なお、10月5日から10月15日までの10日間限定で「絵描き屋さんウエルカムキャンペーン」を開催。絵描き屋に「出雲あん」を指定すると、定価より1,000円割引するキャンペーンを開催しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日2019日本で開催されるラグビーワールドカップの定例ミーティングのために来日した国際ラグビーボード(IRB)のベルナール・ラパセ会長とブレット・ゴスパーCEOが、9月7日に日本ラグビー協会(JRFU)・森喜朗会長、矢部達三専務理事とともに記者会見を行った。森会長が「今回は新しく何かを決めるというものではなく、2019年W杯へ向けてひざを突き合わせ、実務協議をした。IRBとJRFU、ラグビーワールドカップ2019組織委員会が真のパートナーとして、2019年の成功に向かうことを再確認した」と説明。ラパセ会長は2019年W杯が日本にとって、アジアにとって「歴史的な大会になる」と語った。「7年後、日本は世界最高のラグビー、世界中のラグビーファンを迎える。これは歴史的な出来事。(サッカーW杯、五輪に次いで)世界で三番目の規模を誇る世界大会がアジアで初めて行われる。日本のラグビーファンを奮い立たせるとともに、ラグビーにとっても新たな価値を生み出すことになる。7年後に向けて準備は順調に進んでいるし、我々のパイプはより強固なものになった」。また、ゴスパーCEOは「準備に関わっている人たちのクオリティの高さはファーストクラス。過去の大会の成功例から学ぶ柔軟さと、日本ならではのW杯だという自覚の両方を感じた」とコメント。JRFUには2019年W杯の成功を左右する日本代表の強化とラグビー人気の獲得という命題があるが、ラパセ会長は心配はいらないと言う。「エディー・ジョーンズが監督という立場で代表チームを変えてくれる。彼にはビジョンがあり、指導力もある。日本を強くしてくれる。さらにアジアのラグビー人口も伸びている。2016年リオ五輪ではラグビーセブンズが開催される。JRFUはアジアでのラグビー貢献活動のアジアンスクラムプロジェクトという素晴らしいプロジェクトを進めている。アジアの人々がラグビーを知り、触れて、見てくれる。これが2019年のワールドカップにつながると信じている」。7年後の成功に向けて、IRBとJRFUが強力スクラムを組んだことをアピールした。
2012年09月10日秋田県観光キャンペーン推進協議会は、平成25年度の秋田デスティネーションキャンペーンを中心に、今後3年間展開する観光キャンペーンのキャッチフレーズ「あきたにしました。」を、県内外に向けて広くアピールするためのロゴデザインを発表した。ロゴマークは本県の自然、温泉、ふれあいがモチーフ。木の葉、温泉マーク、ハート形の頭部を持つ3体のキャラクターを配した。ロゴデザインをデザインしたのは、大仙市のスタジオ夢工房代表の伊藤敬悦氏。ディレクションは秋田県イメージアップアドバイザーの梅原真氏が行った。梅原氏は「『あきたにしました』とつぶやきのようなキャッチフレーズとともに、人々が、秋田にぞくぞくと向かう様子をデザイン。秋田の自然・温泉・ふれあいをモチーフにしたキャラクターとともに「ふと行きたくなる秋田の魅力」をシンボル化している」とコメントしている。秋田デスティネーションキャンペーンは、平成24年20月1日~12月31日まで実施。秋田県では県・市町村および観光関連団体、各種団体、民間企業など112団体によって「秋田県観光キャンペーン推進協議会」を結成し、平成24、25、26年の3年間にわたって個々の事業者では成し得ない大規模な観光誘客キャンペーンを展開する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日エバーグリーンは、スケートボード感覚でエクササイズを行えるとして欧米で人気のジャイロボード「DN-80652」を、同社直営通販サイト・上海問屋限定で販売開始した。同製品は、前後左右のステップ、全身バランス、ひねりや360度回転といった、ツイストストレッチなどの多面的な動きでエクササイズできる。短時間で効果的な運動が楽しめ、バランス調整能力、体幹トレーニングに最適だ。回転の強弱は、デッキの下にあるブレーキ用のネジを回すだけで調整が可能。また、回転防止ピンを使えば、デッキが回転しないように固定させておくこともできる。日常の体力強化やアスリートのバランストレーニングのほか、ヒップアップや内ももの引き締め効果が期待できるので、ダイエットにも効果的。価格は29,999円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月04日「九州の有明海沿岸には、『若者の尻の穴』を食べる食文化がある」。このように切り出せば、たちまちネット掲示板などは話題になるかもしれない。しかし残念(?)ながら、現地で実際に食されているのは人間のそれではなく、干潟に生息するイソギンチャクである。標準和名・イシワケイソギンチャク。有明海沿岸での方言名は「ワケノシンノス」。この「ワケノシンノス」を標準語に訳せば、「若い者の尻の穴」になるから恐ろしい。地元で古くから食材として愛されてきたワケノシンノスは、現在では水産物専門店で全国にネット販売されている。今回購入した商品は、送料込みで1kg4,200円。多少高価ではあるが、試食してみることにした。注文から数日後、ワケノシンノスが届く。漬けられた海水の中で灰褐色の肢体をだらしなく伸ばし、触手をフワフワ漂わせる姿はおよそ食欲をそそられるものではない。極端な魚介類嫌いが高じてか、水棲生物をモチーフにあらゆる邪神を創造したアメリカの怪奇作家の気持ちがよくわかるというものだ。そんなワケノシンノスをザルにあければ一瞬で丸く縮こまる。この状態で塩揉みしてヌメリを洗い流し、いよいよ調理に取りかかる。まずは現地でのスタンダードメニューである「味噌汁」と「煮付け」。創作メニューとして、縦に切り開いてタレに漬け、小麦粉をはたきつけた「和風ムニエル」。そして「酒蒸し」。「ワケノシンノス尽くし」の食膳を整え、ある程度覚悟しながら口に運ぶ。しかし、これが意外においしい。かたい外皮に歯を当てればカリッと快い感触のうちに噛み切られ、濃厚な旨味が口中に広がる。アサリの内臓か牡蠣にも似た、海中の栄養素を込めた芳醇な滋味に、食前の覚悟で胃に湧き上がっていた酸っぱいものは速やかに癒された。調理のポイントは、「加熱しすぎない」ことだろう。煮過ぎればクタクタになり、外皮の歯ごたえが失われる。また、薄味に調味することがおいしさを引き出すコツと思われる。名前と外見で損している典型例のワケノシンノス。命名者の感性が心から悔やまれる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日友だちや恋人、家族、同僚…誰かしら傍にいたとしても、なぜか寂しさに襲われるときがある。そんな心にぽっかりと空いた穴ぼこを埋められるモノは人それぞれで、映画『レンタネコ』に登場する人々の場合は“猫”の存在がその穴を埋めてくれる──。「♪レンタ~ネコ、ネコ、ネコ。寂しいヒトに、猫、貸します」と呼びかけながら、穴ぼこの空いた人と猫との出会いを手伝うヒロイン・サヨコを演じた市川実日子。30代を迎え、大人の女性に近づきつつある市川さんの心の中にも確かに寂しさはあった。市川さん、その寂しさとどう向き合っているんですか?30代を迎えて変わった“穴ぼこ”の受け止めかた「以前は、かわいい文房具や素敵な洋服を買ったり、友だちと会ったりして穴ぼこを埋めようとしたこともありました。今でも無意識にそうしているかもしれないけれど、埋めるために何かをしても埋まらないときもあるんですよね。それに気づいてからは、敢えて何かをしたりしないように。ああ、穴ぼこ空いているな…って、空いていることを受け止めて知っておくことも大切だと思うんです。だから今はほうっておきます(笑)。そんなふうに思えるようになったのは、20代を経て30代を迎え、年齢を重ねたからなのかもしれないですね。共演した田中圭さんとも“穴ぼこ”の話をしてたんですけど、(20代の)田中さんは『えーっ!僕はすぐに埋めます!』って言っていましたから(笑)」。自分自身の気持ちを素直に受け止められる年齢であることも、荻上直子監督がサヨコ役に市川さんを選んだ理由のひとつなのだろう。監督は「市川さんが持っている少年っぽさを出せる最後のタイミングだったんじゃないかと思っています」と、今の市川さんの魅力をスクリーンに映し出している。荻上監督といえば、デビュー作の『バーバー吉野』を始め、『かもめ食堂』、『めがね』、『トイレット』と、新作ごとに様々な形で人とのつながりを描いてきた監督だ。『めがね』に続いてのタッグを組む市川さんは、荻上監督の“らしさ”について「ファンタジーとリアルが入り混じっている世界を創り出す監督」と表現する。「寂しい人にネコを貸すという、ありそうでなさそうな物語は、見方によっては不思議な話とも思えるけれど、気づくと自分と重ね合わせたり、(その世界観を)自分の中で探していたりするんですよね」。中でもファンタジーとリアルを強く感じたのは、サヨコが川辺で立ち尽くすとあるシーン。「あれ…みんな何処に行っちゃったんだろうって感じるあのシーンには、いろいろな意味があると思うんです。具体的な言葉にはしていないけれど、あの感覚、なんか分かるんです。(周りに人がいるのに)突然、ひとりになってしまう感覚ってありますよね?普段、感じていても言葉にしていない、でも確かに感じ続けていることが、あのシーンに描かれていて。うん、ファンタジックなのにリアルなんですよ」。「猫との距離がぐっと近くなった」撮影現場リアルなキャラクターとしてサヨコの前に現れるのは、夫と愛猫に先立たれた老婦人、単身赴任中の中年男、自分の存在意義に疑問を感じている受付嬢。寂しさゆえの穴ぼこを抱えた彼らに「寂しいまま、なんて絶対にいけません」と、サヨコは猫を貸す。祖母の遺した一軒家に17匹の猫と住み、見ず知らずの人の寂しさを埋めることを仕事にしている彼女を、市川さんは「傍から見ると、ひとりでも楽しく生きてそうに見えるんですけど、彼女自身は自分は孤独だって感じていると思うんですよね…」と代弁する 。“今年こそは、結婚するぞ”と習字で目標を書いては壁に貼っているのも、孤独から脱したいという願望の現れなのかもしれない。市川さんも、意外にも結婚願望の強いサヨコに共感。「ひとり暮らしを始めた頃は楽しかったと思うんですよね。すべての時間を自分のために自由に使えるという醍醐味もあるし。でも、寂しさって突然にやってくるもので…たまーに寂しくなるんですよね」と、哀愁をふくんだ笑みを浮かべる。そんなサヨコの寂しさをからかうように、何かとちょっかいを出してくる謎の隣人を、ラジオDJとしておなじみの小林克也が、まさかの女装で演じているのも面白い。「本番で笑わないようにするのが大変でした(笑)。普段のしゃべり方はとても男らしい方なので、なおさら可笑しいんです。サヨコとの絡みも面白いし、何よりもあんなに正直に話してくれる隣人っていいですよね(笑)」と語るように、小林さんの演じる隣人のセリフは笑いと共に心にしっかりと突き刺さる“何か”を持っている。また、17匹の猫たちからは猫と暮らす良さ、動物が与えてくれる癒しを感じるはず。もともと犬派だった市川さんも「猫との距離がぐっと近くなった」と、猫に囲まれた現場をふり返る表情はなんとも和やかだ。「同居人」のような猫の存在「サヨコは、猫~!っていうように極端にかわいがるタイプではないので、ほどよい距離感を保ちつつ、猫は猫、サヨコはサヨコっていう感じで現場に臨んでいました。人でも猫でもすべてを同じ目線で見ることのできるキャラクターなんです。だから、17匹も猫がいても違和感がないというか…。撮影に入る前に監督が、猫に何か強要するということはせず、でも猫待ちということもせず、猫に自然なままでいてもらうスタイルで行きますと話していて、本当にそういう撮り方でしたね」。たしかに、サヨコと暮らす猫たちはペットというよりも同居人のような存在。荻上監督自身が長年猫を飼っているということもあり、彼女がつねに感じていた「猫に癒されたり、猫から与えられたものが多かったので、この映画はそのお裾分けという気分もあります」というメッセージも込められている。撮影を終えた今、市川さんもしっかりとそのお裾分けを受け取り「猫と暮らしたくなりました」と、猫との暮らしに惚れ惚れ。敢えて穴ぼこは埋めないようにしているという彼女の穴ぼこを『レンタネコ』の猫たちがごく自然に埋めたように、この映画を観た人の穴ぼこも、猫と人間、愛しいキャラクターたちがきっと埋めてくれるはず──。(photo:Yoshio Kumagai/text:Rie Shintani)■関連作品:レンタネコ 2012年5月12日より銀座テアトルシネマ、テアトル新宿ほかにて全国公開© 2012 レンタネコ製作委員会■関連記事:田中圭、初めての荻上直子作品の現場は「ボーっとしてた」『かもめ食堂』荻上直子監督の最新作『レンタネコ』、ベルリン映画祭出品決定荻上直子監督最新作!ハートフルムービー『レンタネコ』試写会に15組30名様ご招待
2012年05月09日世界の音楽シーンをリードするビルボードが贈る、女性演奏家のリサイタルシリーズ「ビルボード ヴィーナス クラシックス」がスタートする。Billboard Venus Classics 吉田恭子ヴァイオリンリサイタルの公演情報アメリカのポピュラー音楽のヒットチャートで知られ、近年は六本木ミッドタウンや大阪のハービスエントでライブハウス事業を展開する「ビルボード」ブランド。今回プロデュースするクラシック音楽のコンサートは、東京・愛知・大阪・兵庫のクラシック専用ホールを舞台に展開する。同シリーズには、吉田恭子(ヴァイオリン)、高木綾子(フルート)・南紫音(ヴァイオリン)・曽根麻矢子(チェンバロ)、小菅優(ピアノ)、幸田浩子(ソプラノ)、小林沙羅(ソプラノ)、村治佳織(ギター)ら、日本のクラシック音楽界を代表する女性演奏家たちが登場。音楽の女神たちの磨かれたテクニック、表現力、音楽性が織り成す華麗な調べが、知性と情熱に溢れた音楽の世界へと導く。「ビルボード ヴィーナス クラシックス」は、5月21日(月)東京/紀尾井ホールでの吉田恭子ヴァイオリンリサイタル(チケット発売中)を皮切りに順次開催。■Billboard Venus Classics吉田恭子ヴァイオリンリサイタル・5月21日(月)紀尾井ホール(東京都)・11月7日(水)いずみホール(大阪府)高木綾子・南紫音・曽根麻矢子リサイタル・6月13日(水)紀尾井ホール(東京都)小菅優ピアノリサイタル・7月19日(木)いずみホール(大阪府)・7月20日(金)紀尾井ホール(東京都)幸田浩子ソプラノリサイタル・10月12日(金)紀尾井ホール(東京都)・11月29日(木)愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知県)小林沙羅ソプラノリサイタル・12月5日(水)いずみホール(大阪府)・12月7日(金)紀尾井ホール(東京都)村治佳織ギターリサイタル・2013年3月 愛知県芸術劇場コンサートホール(愛知県)・2013年3月 兵庫県立芸術文化センター 大ホール(兵庫県)
2012年03月29日全国から老若男女が集まりただ一心不乱に穴を掘るイベント――それが千葉県・成田ゆめ牧場が主催する「全国穴掘り大会」です。1~6人までのチーム制でひたすら穴を掘り、最も深い穴を掘ったチームには賞金10万円を進呈する気合の入りよう。口コミやネットでジワジワと広まり、なんと今年で12年目を迎えます。ただ穴を掘るだけのイベントが12年も……なかなかに感慨深いものがあります。聞けば、大会で掘った穴は、一週間後には牧場スタッフがせっせと埋めるのだそう。ではなぜわざわざ穴を掘るの?すぐ埋めるのに?イベントの実態を確かめるべく、現地で体験してきました。ちなみに、今年は259チームが参加し、ほとんどが6人でチームを組んでるとのこと。単純計算で、約1500人が穴掘りのためだけに成田市までやってくる……すごい話です。成田ゆめ牧場に着くと、周囲にはヘルメット、はしご、業務用スコップにロープ、とえらく本気の装備でスタンバイするオジサンたち。彼らのジャージや作業着の背面には"○○工業"、"○○水道"とプロアピールが。"牧場でただ穴を掘るだけのイベント"など、どう考えてもノンビリ優雅なファミリーイベントのはずなのに、この汗臭さは一体どういうこと?そして、紙によく分からない計算式を書いて打ち合わせをするチーム、イベントスタートから終了までのペース配分を打ち合わせるチーム。ところどころで円陣を組む様子まで見受けられました。彼らの何がそんなに穴掘りに駆り立てるのでしょうか。チームのひとつに声を掛けてみると、「んあ?取材?試合開始してからは寄ってこないでよ!」とうるさそうにあしらわれてしまいました。どうやら愛知県から毎年はるばる参加しにきてるそうで、今年こそはとこの試合に賭けているのだとか。ほかにも、今年は北は長野県、南は愛媛県までと地方からの猛者も多数。参加者のおおまかな比率は、工事関係者等のプロが35%、プロ以外の若い男性が30%、家族連れが25%、若い女性が10%といったところ。ただ、たったひとりの孤独なチームで、しかもショートパンツにタイツのような普段着の20代女性は筆者以外に見当たりませんでした。おのれの穴掘りへの情熱の足りなさを猛省し、孤独をかみしめてるうちに、試合開始のカウントダウンが始まりました。試合スタート!その一言で全チームがすさまじい勢いで掘り始めました。「うぉぉぉぉー!!」と猛り声まで聞こえてきます。「ああ、これは穴の深さでは勝てない」と軟弱な筆者は早々に気迫負け。大きさがダメなら、形で勝負です。穴を審査するのは、主催の成田ゆめ牧場のスタッフ。ならば、「御社のこと、大好きです」と言わんばかりに媚(こび)を売った穴を掘ればいいのです。そこで、筆者は「ゆめ牧場」と地面を掘る、いえ、彫ることに決めました。ところが。……掘れない。思った以上に地面は固く、やっとの思いでスコップをさしこめても、雑草の根っこが邪魔をし、数cm掘ることすらままなりません。「ゆめ牧場」と堂々たる媚び穴を掘るなど夢のまた夢。ゆめの「ゆ」の字すらまともに掘れたものではありませんでした。開始3分もたたずして試合放棄した筆者。対して、いい顔して泥だらけになっているほかのチーム。結局、「ただ地面の固さにイライラしただけ」という思い出のみが残り、試合終了の合図が鳴り響きました。穴ひとつまともに掘れないなんて……と肩を落としながらほかのチームの穴を見てまわると、ほとんどが深さ1m前後の穴を掘る中、富士山を模した穴や、字や絵を描いた穴など、もはや穴の範疇に収まりきらない力作もありました。全259個の穴の計測・審査が終わるのを、牧場で牛と戯れたり、牛を食べたりして待つこと数時間。ようやく結果発表が始まりました。芸術的な穴との評価で「ユーモア賞」に輝いたのはこの穴。穴の深さこそ35cmと優勝には遠く及ばなかったとは言え、穴にハマった人やHELP!の文字を添えることで、穴の浅さをごまかすことに成功している見事な作品です。そして、優勝はなんと3m39cmもの深い穴を掘ったチーム。当然ながら、優勝チームを始め、上位に名を連ねる面々は、ほとんどが土木工事関係のプロでした。ちなみに、優勝賞金は、50円玉を並べて「十万」と描かれた10万円。優勝チームは、これをそのまま渡され、家に持ち帰ります。あれだけの固い地面を3m39cmも掘れるなら、何のことはないでしょうけれども。主催の成田ゆめ牧場・鈴木卓さんは、「穴掘りはれっきとしたスポーツ。世界で一番力の入る脱力系スポーツイベントですよ」と笑います。もともとは、冬場の牧場の集客のために、インパクトがあり、わかりやすく、大人からこどもまで誰でも参加できるイベントとして企画された当イベント。むやみに力任せで掘っても優勝は難しく、緻密な作戦とチームワーク、知力がとても問われるのだそう。たとえ筆者のように非力で根性なしでも、他チームの穴作品や、穴を掘る人々を眺めているだけで非日常感を味わえる上、無心に穴を掘り進める人々の熱気に包まれるのは、異様な中毒性すらあります。日本でおそらくここでしか味わえないその中毒性こそが、12年もこの謎の大会が愛され続けているゆえんなのかもしれません……。(朝井麻由美+プレスラボ)(撮影:天谷窓大)成田ゆめ牧場「全国穴掘り大会」は、毎年冬にココで開催されます。
2012年03月23日ビルボードライブ東京や、ビルボードライブ大阪を手がけるビルボードジャパンとぴあが主催し、オーケストラにソリストを迎えて行われる新たなコンサート「ビルボード・クラシックス」が、3月28日(水)に東京・オーチャードホールにて開催される。藤澤ノリマサの情報を見る第1弾ソリストとして登場するのは、2月22日(水)にニュー・シングル『未来の僕らへ』をリリース、ポップスとオペラを自在に歌い分ける「ポップオペラ」という独自のジャンルを提唱する藤澤ノリマサだ。また、特別編成によるオーケストラ、東京ビルボード・シンフォニーオーケストラを指揮するのは、日本を代表する指揮者、大友直人が務める。当日は、藤澤ノリマサとオーケストラの共演が楽しめるのはもちろん、これまで披露したことのない新たな楽曲への挑戦にも、大いに期待したいところだ。同公演のチケットは、3月3日(土)10時より一般発売開始。なお、チケットぴあでは、一般発売に先がけて先行抽選「プレリザーブ」を実施する。受付は、2月24日(金)11時から3月1日(木)11時まで。■「ビルボード・クラシックス」出演:藤澤ノリマサ/大友直人(指揮)/小森谷巧(vl)/東京ビルボード・シンフォニーオーケストラ公演日:3月28日(水)開演:19時会場:東京・オーチャードホール料金:全席指定-7500円
2012年02月09日最新の美容医学理論・化粧品学理論・皮膚科理論に基づき、メディカルドクタースキンケアシステムとして開発された“Pure Clarity”シリーズ。2010年度で累計25万本を突破するほどの高い人気の同シリーズに、ほしのあきさんプロデュースの新作として、オールインワンファンデーション「CCモイスチャープロテクション」と日焼け止めパウダー「UVモイスチャーフィニッシュ」が8月8日に発売される。オールインワンファンデーション「CCモイスチャープロテクション」は、保湿力、美容成分の増量、カラー、伸びの良さなどにこだわったようだ。日焼け止めパウダー「UVモイスチャーフィニッシュ」は、「お肌にやさしく、全身に使えるものにしたい」という想いから、美容成分の増量、カラーなどがこだわり。また、2商品のパッケージについても、「毎日持ち歩きたくなるように」と可愛いデザインに変更。ほしのあきさんの想いが詰まった商品だ。お問い合わせ:ネットプライス 公式サイト <商品詳細>オールインワンファンデーション「CCモイスチャープロテクション」価格:3,150円(税込)日焼け止めパウダー「UVモイスチャーフィニッシュ」価格:3,150円(税込)
2011年08月11日