3月19日、俳優の菅田将暉(26)がラジオ「菅田将暉のオールナイトニッポン」に出演。俳優・窪塚洋介(39)への憧れを明かした。ラジオで「窪塚洋介が愛娘の写真を公開」というニュースを知らされ、「窪塚さんが親父か~!自分の親父か~!」とテンションが上がったという菅田。「マジで反抗期とかないでしょうね。不満ないねんもん。ずっと『かっこええこの人~』って。平成生まれの俳優で窪塚さんに憧れてない人、影響受けてない人、一人もいませんからね」と、窪塚への思いを熱く語り始めた。菅田が十代後半のときには、俳優仲間で集まって「窪塚洋介の映画を見る会」が開かれていたという。「いっぱいあるし、とりあえず全部見たもんな。教材ですからね、ある種の。一つの歴史ですから。みんなその喋り方する、みたいな。やっぱかっこいいものはマネしたくなりますからね。それはお芝居の中も一緒なんですよ」と続ける菅田。さらに「窪塚が自分の父親だったら」と想像したのか、「親父というのはリアルじゃないんで、リアルに考えるとイトコぐらい」と切り出した。「年1で正月に会えるのがめっちゃ楽しみな、『サマーウォーズ』の侘助みたいなポジション。普通のお兄ちゃんは距離が近すぎるから、イトコのお兄ちゃんがいい」と妄想を繰り広げた。そして昨年、自身が日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したときのエピソードも披露。受賞の前後に数人から「25歳で受賞って最年少ちゃう?」と言われた菅田は、「え?そうなんすかね~」と嬉しくなっていたという。だが日本アカデミー賞のパンフレットを見ると、書いてあったのは「窪塚洋介が20歳のときに『GO』でアカデミー賞を総ナメ」という文句。恥ずかしくなった菅田は「上には上がいる」とさらに窪塚への尊敬の念を深めたようだ。窪塚、金子ノブアキ(37)、長瀬智也(40)を“三大憧れのイトコのお兄ちゃん”と称した菅田。「自分もそのポジションを目指したい」と決意したが、果たして?
2019年03月21日地元に密着した、こだわり溢れる美味しいお店が軒を連ねる西荻窪。駅の北口を出て商店街を真っ直ぐ歩いていくと、甘く柔らかいバターとお砂糖の香りを漂わせる一軒のお店があります。そのお店の名前は、「エイミーズ・ベイクショップ(Amy’s Bakeshop)」。「エイミーズ・ベイクショップ」は、2010年にオープンしたアメリカンスタイルの焼き菓子屋さん。店主の吉野さんは、もともと空間デザイン系の会社で働き、趣味でお菓子を焼いていたといいます。作ったお菓子を配っているうちに、周囲からお店のオープンを望む声が上がったことと、大好きなニューヨークで食べた焼き菓子の味を再現したいという思いから、地元である西荻窪にお店をオープンしたそう。店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、ディスプレー台の上にリズミカルに並べられた種類豊富な焼き菓子たち。マフィンやスコーン類は、焼きたての美味しさを届けられるように毎朝焼いたものを、寝かすことでしっとりとした美味しさが生まれるパウンドケーキは、少し寝かせて美味しいタイミングを見計らって提供しています。30種類以上ラインアップする焼き菓子は、見ているだけでうっとり。どれを購入するか目移りしてしまいます。メニューを考案するときは“コントラスト”を大切にしているといい、しっとりした食感の中にクリスピーな食感を閉じ込めたり、酸味と甘みなど異なる味わいが感じられるなど、単調な味にならないよう意識しているそう。そんな捻りが効いたメニューの中でも、「マフィン(ブルーチーズ&フィグ&ソルト)」(380円)と「マロンケーキ」(400円)は、特にオススメとのこと。「マフィン(ブルーチーズ&フィグ&ソルト)」(380円)「マフィン(ブルーチーズ&フィグ&ソルト)」は、ブルーチーズの独特な香りと塩っ気に、底に惜しげもなく敷き詰められたドライフィグのフルーティーな甘酸っぱさがマッチする奥深い味わい。隠し味に使用した、はちみつ風味のアーモンドクリームが、こっくりとした甘みをプラス。聞けば、ワインを飲んでいるときに思いついたメニューだそうで、甘味と塩味の絶妙なバランスは、ワインのお供にもぴったり。「マロンケーキ」(400円)マロングラッセがゴロゴロと入っている「マロンケーキ」は、具材に使用したマロンとパウンドケーキがバラバラの味にならないよう、使用する粉に栗粉を使用し、味にまとまりが出るよう工夫が施されています。一口食べるとマロンの香りと甘味が口いっぱいに広がっていく贅沢な一品です。店主の吉野さん「エイミーズ・ベイクショップ」の焼き菓子は、どれもアメリカンスタイルの焼き菓子ならではの、ずっしりとした食べ応えとカジュアルな雰囲気はありつつも、上品な味わいと美しい見た目をしています。吉野さんは、お店をオープンするにあたり、パリを拠点とする料理学校「ル・コルドンブルー」の東京校でフランス菓子作りの基礎を学んだそう。そこで学んだことを生かし、アメリカンスタイルの焼き菓子の特徴の一つでもある、いい意味で大雑把で合理的な部分は残しつつも、上品な味付けや細やかな作業を融合させ、オリジナルのアメリカンスタイルの焼き菓子を追求しているといいます。また、どの焼き菓子にも共通しているのが、上質な素材を出し惜しむことなくふんだんに使用し、丁寧に焼き上げられていること。口に運ぶたびに、美味しさを追求する真摯な姿勢が伝わってきます。人気商品でもある「キャロットケーキ」(360円)と「ポピーシードケーキ」(370円)お菓子と同じくらい注目したいのが、お店の内装や外装といったショップデザイン。これらすべて吉野さんがデザインを手がけたといいます。“生活にとけ込みながらも、ピリッとスパイスを加えたような空間”をテーマにしたお店は、黒やダークブランといったカラーを基調に、レンガやアイアン素材を合わせ、海外の街角を彷彿させるようなシックで重厚感のある佇まい。男性でも入りやすい雰囲気で、老若男女問わずさまざまな人が焼き菓子を求めにやってきます。ショップ名の「Amy’s Bakeshop」にちなんで、“A” “M” “Y”の文字を落とし込んだロゴデザインも吉野さんによるもの使用されるマグカップやお皿にもこだわりが溢れており、店内の随所にセンスが光る店内にはイートインスペースも併設されており、ドリンクと共に焼き菓子を楽しめるので、ティータイム時間に合わせての訪問もおすすめ。また、お店の2階ではスクールも開催されており、半期を通して月に1レシピのペースで、お店のレシピを学ぶことができます。甘い香りが漂う店内で、どれを買うかあれやこれやと迷っているうちに、心は幸せな気持ちでいっぱいに。そして一口食べれば更に幸せな気持ちになること間違いなし!きっと、親しみやすいのに上品な味わいの焼き菓子のトリコになってしまうはず。【店舗情報】エイミーズ・ベイクショップ(Amy’s Bakeshop)住所:東京都杉並区西荻北2-26-8 1F営業時間:11:00~19:00定休日:月・火曜HP:
2019年03月14日アイドルグループ・関ジャニ∞の安田章大が主演を務める、音楽劇『マニアック』のキービジュアルが5日、公開された。青木豪が作・演出を務める同作で、安田は古田新太・成海璃子と共演。とある町の山の上にある八猪(やずま)病院を舞台に、ブラックな笑いに溢れたストーリーが繰り広げられる。植木屋の犬塚アキラ(安田)は、病院で溺愛される一人娘・メイ(成海)と恋に落ち、ロボットと人体の融合=新しい医療の可能性を夢見て、入院患者を利用して人体改造実験を行う病院の院長・八猪不二男(古田)からメイを救出しようと奮闘する。キービジュアルには、拘束された古田新太と成海璃子の二人、そして一人拘束されていない安田章大の姿があしらわれた。八猪病院の院長に支配される人々と、彼らを解放しようと奮闘する犬塚アキラという関係性が表されている。大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて、2019年1月19日~1月29日。東京公演は新国立劇場 中劇場にて2019年2月5日~2月27日。他、堀内敬子、小松和重、山本カナコ、宮崎秋人、山崎静代、頼経明子、浅野和之らが出演する。
2018年11月05日俳優の窪塚洋介(39)の長男・窪塚愛流(あいる、14)が9月8日、都内で行われた俳優デビュー作の映画「泣き虫しょったんの奇跡」(豊田利晃監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。各スポーツ紙によると愛流は主人公のプロ棋士・瀬川晶司氏(松田龍平)の少年時代を演じ、新人とは思えない繊細な演技を見せているという。昨年8~10月の撮影時から身長が10センチも伸び、現在173センチ。成長盛りのようだが、愛流は完成作を見て「自分ってすごいんだな」と無邪気に言い放っていたという。そんな愛流といえば、父のヤンチャぶりもこれまで多く伝えられてきた。01年の主演映画「GO」で映画賞を総なめにし俳優として注目を浴びた窪塚。03年5月に前妻の一般人女性と結婚し、10月に前妻が愛流を出産した。「人気俳優の窪塚だけに連日、神奈川県内にある自宅には報道陣が殺到。実家や、愛流が産まれた病院にまで押し寄せていました。そんななかフラッシュを浴びせた数人のカメラマンに、窪塚さんが激怒。左手を蹴り上げてしまったのです。事件直後、カメラマンは警察署に被害届を提出。後に示談が成立しました」(芸能記者)また愛流の誕生後には、父の自宅マンションからのダイブや離婚・再婚劇も。しかし愛流との生活が、窪塚を変えたようだ。「今回の出演は窪塚さんが豊田監督と公私にわたって親しいことから、オーディションを受けて決定したそうです。また窪塚さんは自身のインスタグラムでも長男を登場させ、そのイケメンぶりが話題になっていました。すっかり、良きパパとなっていますね」(ベテラン芸能記者)今後は、父子での共演も期待できそうだ。
2018年09月09日窪塚洋介、ラブリ、SALUなど気鋭のクリエイター12組による音楽写真展「TOKYO SOUNDSCAPE by cowcamo」が、24日から29日まで東京・CLASKAで開催される。この写真展は、リノベーション住宅特化の流通プラットフォーム「カウカモ」を運営するツクルバが、音楽ストリーミングサービス・Spotifyとのコラボレーションによって実現。「新しい東京との出会い」に焦点を当て、展示会場ではクリエイターが撮影した写真と共に楽曲を選曲、その視点を通じて東京との出会いを提供する。参加したのは、窪塚洋介、ラブリ、SALUのほか、角舘健悟(Yogee New Waves)、小見山峻、高山都、フルカワミキ、seima(Name./urself)、モーガン茉愛羅、山田健人、横田真悠、yoppy (little sunny bite)。富士フイルムのインスタントカメラ「写ルンです」を使い、「東京らしい」と感じた瞬間を撮影、Spotify上でオリジナルのプレイリストを作成し、撮影した瞬間の情景や心情を楽曲を通じて表現する。また、インスタグラムで「#東京音風景」をテーマに写真を投稿すると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも実施(7月16日まで)。「#東京音風景」「#カウカモ」のハッシュタグをつけて投稿した来場者限定で、参加クリエイターがイベントのためだけにセレクトした楽曲と「写ルンです」で撮り下ろした写真が楽しめる「TOKYO SOUNDSCAPE」オリジナルレコードジャケットを数量限定でプレゼント(1人につき1個、なくなり次第終了)。
2018年07月09日ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナンを一躍スターダムに押し上げ、世界中で社会現象を巻き起こした「フィフティ・シェイズ」シリーズの最終章『フィフティ・シェイズ・フリード』が2018年秋、日本に上陸することが決まった。巨大企業の若き起業家にしてCEOの超絶イケメン、クリスチャン・グレイと、それまで恋の経験がなかった純粋なアナの特異な恋愛模様を過激な描写で描き、世界中の女性を虜にしたELジェイムズのベストセラー小説を映画化した本シリーズ。全米では、現地時間2月9日に公開され興行収入3,860万ドル(約41億円)を記録、並み居る作品を抑えて全米No.1スタートを切った。また、インターナショナルのオープニング興収は9,810万ドルとなり、2018年で初めて週末興収が1億ドル近くに達した作品に。北米と合わせた世界オープニング興収は1億3,690万ドルに達し、「フィフティ・シェイズ」シリーズ3作の全世界累計興収は10億ドルを突破するという記録を樹立した。官能世界の過激さはもちろん、2人の結婚式から最終章に相応しい衝撃の展開が繰り広げられるという本作。前作に引き続き、監督はジェームズ・フォーリーが務め、アナ(アナスタシア)役をダコタ・ジョンソン、グレイ役をジェイミー・ドーナン、グレイの妹ミア役リタ・オラやジャック・ハイド役エリック・ジョンソンらが続投。新キャストとして、新居の設計を任された建築家をTVドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」「新ビバリーヒルズ青春白書」などにも出演するアリエル・ケベルが務める。また、毎作、サウンド・トラックも話題を呼んでいる本シリーズ。今作のサウンド・トラックも、すでに世界72の国と地域のiTunesにて1位を獲得する大ヒットとなっている。第60回グラミー賞にノミネートされたジュリア・マイケルズ、第57回グラミー賞受賞歴のあるシーア、アカデミー賞ノミネート歴もありながらアーティストとしても活躍するヘイリー・スタインフェルドに、リアム・ペイン、リタ・オラなどの豪華アーティストが参加。さらには、シリーズには欠かせないエリー・ゴールディングの「ラヴ・ミー・ライク・ユー・ドゥ」の“フィフティ・シェイズ・フリード・バージョン”も収録されている。空前の社会現象を巻き起こした官能ラブストーリーの最終章を見逃さないで。『フィフティ・シェイズ・フリード』は秋、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フィフティ・シェイズ・ダーカー 2017年6月23日より全国にて公開(C) 2017 UNIVERSAL STUDIOS
2018年02月20日北野武監督作の映画『アウトレイジ 最終章』が観客動員数100万人を突破したことを記念して、スペシャルクイズ企画「『アウトレイジ 最終章』全国共通センター試験」の告知映像が31日、公開された。『アウトレイジ』(10)、『アウトレイジ ビヨンド』(12)に続く完結編となる本作。シリーズ史上最高動員数、週末興行成績ナンバー1の大ヒットスタートを記録し、公開4週目に入っても週末動員ランキングでトップ10内に位置している。観客は20代男女が中心だが本作がシリーズ初見など幅広い層が劇場に足を運び、リピーター率も高いという。「『アウトレイジ 最終章』全国共通センター試験」は大ヒットへの感謝の気持ちを込めて企画されたもの。告知映像は「なめとんか!」「バカヤロー!」「やってみろコラ!」などおなじみの怒号で構成され、「済州島で大友と揉めた花菱会・花田が提案した和解金の値段は?」「市川が日本に入国した際のパスポートの偽名は?」「出所祝いパーティーの主人公である、花菱会の幹部の名前は?」などの問題文が表示されている。マニアックな全7問のクイズは、公式HPを通じて回答することが可能。全問正解者から抽選で、サイン入りポスターなどのグッズが当たる。(C)2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会
2017年10月31日映画『アリーキャット』が7月15日(土)に公開を迎え、主演の窪塚洋介をはじめ、市川由衣、品川祐、高川裕也、岡本拓真、川瀬陽太、榊英雄監督が舞台挨拶に登壇した。窪塚さんと「Dragon Ash」の降谷建志が共演していることでも話題の本作。元ボクサーで、いまは警備員の仕事をして暮らすマルは、リリィと名乗る不思議な男と出会う。とある仕事でシングルマザーの冴子のボディガードを務めることになったマルだが、現場にに偶然、リリィが居合わせたことで、事件は意外な方向へと向かうことに…。この日は、降谷さんはツアーのため舞台挨拶は欠席となったが、窪塚さんは「kjはツアーで『Dragon Ash』に戻ってるけど、いまだに僕を『マル』って呼んでくれる。撮影から1年、2年と経っても役名で呼ばれると、そのたびにドキッとします。kjはこの先、『Dragon Ash』として、『アリーキャット』という映画を背負って進んで行くんだなと感じる」と語り、降谷さんとの熱い友情をうかがわせる。市川さんは、印象深いシーンとしてクランクインの日の品川さんとの撮影を挙げたが、榊監督はこの日、品川さんが「遅刻してきた」と明かし、市川さんも「酒臭かった」と暴露!共演陣からは「ひどいな」「サイテー」といった声が飛ぶ。だが、そんな品川さんは、自分の撮影がない日にも現場に足を運び、手作りの鳥汁を大鍋で差し入れたそうで、市川さんは「本当に優しかった」とニッコリ。窪塚さんも「21年間この仕事してて、そんなことする人は初めて」と語った。子役の拓真くんも、母親役の市川さんを執拗に追い詰める役を演じた品川さんが怖くなかったか?との質問に「映画を観るときは怖かったけど、撮影ではすごく優しくて、肩車してくれて嬉しかった」と語り、品川さんは「ありがとう。おじさん、世間では好感度が低いから…ありがとうね」と感激していた。その後のトークでは、ここにいないキャストも含めて、現場での裏エピソードが次々と暴露される。窪塚さんは、火野正平を迎えての降谷さんも一緒のシーンについて「火野さんが建志くんに『お前の親父(=古谷一行)、こないだ年賀状をくれたけど、火野の“ひ”の字が“日”になってた』ってクレームを入れてて、その後、ご飯を食べに行って撮影だったんですけど、『監督、もうちょっと蹴りを入れようかと思うんだけど』って、ちょっと逆恨みが入ってる感じで(笑)。蹴られるのは建志くんだけど、実際、一発か二発、入れられてますね。あれは、ちょっとした事故ではないと思います(笑)」と告白。また、榊監督についても窪塚さんは「みんなの話(アイディア)を聞いてくれる監督」とポジティブな意味で語っていたが、品川さんは「美術さんが持ってきた、僕が使う(小道具の)怪文書を、普通は監督が選ぶけど、『品川くん、決めといて』って言ってトイレに行っちゃった」と“丸投げ”状態だったと語る。一方で、市川さんは、セクシーなシーンに関しては「下着の色をどうするか?とか、そういうところでは張り切りボーイでした!」と告発。劇場には監督の家族も来場していたそうで、思わぬ暴露合戦に、榊監督は苦笑していた。『アリーキャット』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月15日TVで注目された昔から、“他と違う何か”があり、オーラを放っていた窪塚洋介さん。卍LINEの名でミュージシャンとしても活躍し、自分の道を軽やかに飄々と歩み続ける窪塚さんにお話を伺いました。「矛盾」を受け入れたことで、武器が増えた気がします。撮影のために控室を出てきた窪塚洋介さん、その手には小さな天むすが。もぐもぐしながら「今日はよろしくお願いします」とにっこり。カメラの前に出てもまったく気負わない窪塚さんの自由な存在感は、かなり稀有。ちょっと羨ましいと思うほど、軽やかです。――外で撮影してるとき、通りすがりの女の子が「キャー!」って言ってましたよ?窪塚:マジですか?なんか、この年になったからなのか、カッコイイとか言ってもらうとね、ホント照れるんですよ(笑)。そもそも女性誌に出るの久しぶりですし。――じゃあ「かわいい」って言われるのはどうですか?窪塚:いやいや、まぁ(笑)。それもテレますけど、あざーすって感じです(笑)。――今月公開される映画『アリーキャット』を拝見しました。窪塚さんとDragon Ashの降谷建志さんのお二人がメインで、世の中からちょっとはみ出しちゃった男性2人のやりとりが、切ないんですがかわいらしくて、愛おしい映画でした。窪塚:男のバディムービーなんですが、ピュアな二人ですよね。俺が演じたマルという男は、不器用で、生きることに貪欲じゃないというか。正直、窪塚洋介本人から見たら、もったいない生き方をしてるなって思うような男。時間の使い方とか、一日の過ごし方とか…。――マルには隠された過去があり、後遺症に苦しみつつ世の中の片隅でひっそり生きている。彼の日々は自堕落ですが、窪塚さん自身は、そういう経験ありますか?窪塚:う~ん、俺、16歳から俳優の仕事をしているんですけれど、なんていうか、“自堕落な日”はあっても、“自堕落な季節”はないですね。そういう意味では、マルにシンパシーを感じたりってことはないです。ただ、基本的に自分は強欲なんで(笑)、こういう人生ってどんな感じなんだろう?と想像して演るのは楽しいですよ。演じることで、彼の人生を追体験できるから。そして俺が死んだ後も、マルはフィルムの中で生き続けるわけで。芝居って、自分とは違う“もう一つの人生”を刻む、みたいな感覚がある。そういう意味では、マルとしての人生を、作品にちゃんと焼き付けることはできたかな、と思います。――スコセッシ監督の大作『沈黙‐サイレンス‐』に、重要な役柄で出演して話題になりましたが、一方で今回のような作品にも出演される。出演する作品は、どういう基準で選ぶんでしょうか?窪塚:直感ですね。これはおもしろそうだな、楽しめそうだなって思う作品に出たいです。――『アリーキャット』に関しては、どこにピンときた?窪塚:(共演の)降谷建志くんです。そこが一番の引力でした。――お二人は、もともと友人関係でした?窪塚:いや、違ったんですけれども、それが不思議なもんで。ある人の結婚式に呼ばれて行ったら、同じテーブルで、席が隣だったんですよ。で、「おっすー」とか言って挨拶して、ふと、「あれ、俺ら初対面だよね?」って。で、楽しい時間を過ごした2週間後に、この映画の話を頂いたんです。あぁこれはなんか、そういう流れだったんだなぁと思って、受けました。もともと俺の中には日本人のロックスターって2人いて、一人はRIZEのジェシーで、もう一人が建志くんだったんです。そういう意味でも、一緒に作品作りができて、すごく嬉しかったですね。――降谷さんにとって、映画での大役ははじめてですよね。現場の雰囲気はどんな感じでした?窪塚:共演者の品川祐さんや監督の榊(英雄)さんが、「おい新人!お前はここではDragonAshじゃねぇからな!」とかふざけて言ってて、それに対して建志くんも、「ハイ、分かりました、頑張ります!」とか返してました(笑)。建志くん自身は本当にすごくピュアでストイックで、俺に対しても、「胸を借りるつもりでいくよ」って言ってくれてましたね。がむしゃらに、真っすぐに役を演じようとしていた。だからこそ、俺は座長として、いい現場にしていこうって思って動いてました。結果、すごくいい2週間になったと思っています。どんな役も演じられるよう役者としてはゼロでいたい。――そもそもですが、俳優になろうと思ったのは、何かきっかけがありましたか?窪塚:小さい頃からの夢ではあったんです。“テレビの中の人たち”になりたかった。『太陽戦隊サンバルカン』とかを見て、“赤いのも黒いのもカッコイイなぁ、あれになりたいな”って思ったのが、最初じゃないですかね。――その夢を16歳で叶えて、デビューして。今年で俳優生活22年目と伺いましたが、今のご自身は、どんな俳優ですか?窪塚:う~ん…。ピュアでストイックなところももちろんまだありますし、いい加減なところもあるし…。でも役者としては、“なんでもあり”なところにいたいと思います。ゼロでありたい。――何の役でもできる、的なことですか?窪塚:そう。わかりやすく言うと、俳優って、王様の役もやるし、物乞いの役もやるわけじゃないですか。そのレンジは無限にあるわけで。何の役でも演じられるためにはゼロでいたいし、思想とか考えとか、ないほうがいいと思ってたんですよね、昔は。でも、なんかそれで行き詰まっちゃったところがあって。それがちょうど、マンションから落っこっちゃった時期だった。そのあとに、“卍LINE”って名前でレゲエミュージシャンの活動を始めたんですけど、卍LINEとしての俺には、伝えたいメッセージがある。“ゼロ”の状態でありたい役者の俺と、メッセージを持つ卍LINEは別モノなんだけど、でも一人の人間でもあるっていう、捻くれた状態というか。ただ、人には矛盾があって当然だし、おもしろいし、それを認めちゃったほうが、自分にとって武器が増えると思った。そして、その両方を全うしたいと思ってるのが、今の自分です。Dragon Ashのフロントマン・降谷建志がバディを務めた映画『アリーキャット』が7/15よりテアトル新宿ほかでロードショー。タイトルが意味する“野良猫”がきっかけで知り合ったマル(窪塚)とリリィ(降谷)が、シングルマザーのヒロイン(市川由衣)を守るべく、古い車で旅に出る。共演に品川祐、火野正平ら。くぼづか・ようすけ1979年生まれ、神奈川県出身。’95年にドラマで俳優デビュー。’01年には日本アカデミー賞新人賞、主演男優賞を受賞。現在は映画と舞台を中心に活動『沈黙 -サイレンス-』に出演したことも話題に。また卍LINE名義でレゲエDeeJayとしても活躍している。※『anan』2017年7月19日号より。写真・伊藤元気(symphonic)ヘア&メイク・佐藤修司(by anan編集部)
2017年07月12日窪塚洋介と「Dragon Ash」のフロントマン・降谷建志が共演する映画『アリーキャット』の完成披露試写会が6月23日(金)に開催。窪塚さん、降谷さんに共演の市川由衣、品川祐、榊英雄監督が舞台挨拶に登壇した。かつては名のあるボクサーだったがいまは警備員のバイトで暮らす秀晃(窪塚さん)と彼が猫をきっかけに知り合い、意気投合した不思議な男・リリィ(降谷さん)。とある事件をきっかけに、危険な組織に追われるはめになり…。大歓声に迎えられた窪塚さんはなぜか「ジャッキー・チェンです」と挨拶。スルーされてもめげずに、もう一度「ジャッキー・チェンです!」と繰り返し、これに気圧されたのか、戸惑いつつも降谷さんは「サモ・ハン・キンポーです(笑)」、市川さんは「マイケル・ホイです(苦笑)」、そして品川さんは「ユン・ピョウです」と自己紹介し、爆笑の中で舞台挨拶はスタート!窪塚さんは、本作での降谷さんとのタッグは“運命”だったと述懐。ある共通の結婚式で初めて顔を合わせたという2人だが「たまたま同じテーブルで、『あれ?俺ら初対面だっけ?』というくらい、共通の知り合いも多いし、昔からの連れのような感じになったんです。それから2週間後くらいに『降谷くんと映画やらない?』とオファーがあり、これは天の導きだと思った」と語る。降谷さんは「最初は、周りに相談してたんですが、(窪塚さんの)家の近くに行く機会あって、2人で飲みに行って『やるべき』と言ってもらった」と背中を押されて出演を決意したと明かす。市川さん、品川さんは、出演者でありながら、この2人が同じステージに立っていることに大興奮!品川さんが「俺らの世代のカリスマ」と言えば、市川さんも「台本をいただいたとき、2人の名前を聞いてて、ワクワクしかなかった」とふり返った。舞台挨拶中、降谷さんが作品の中身に関する発言をポロリと漏らし、周囲から「新人俳優!」と突っ込まれる場面もあったが、そんな天然な(?)降谷さんのキャラクターが現場で大いに愛されていたよう。窪塚さんは「新人俳優のフルオープンハートで現場にいてくれました。そのピュアさ、情熱が僕らに火をつけて、『いい作品つくるぞ!』って思いをかき立ててくれました」と称賛。品川さんは悪役を演じたが、このピュアさに影響され(?)、なぜか自分の出番と関係なく、現場に差し入れの手作り豚汁の鍋を抱えて駆け付けたとか!「それでも(世間の)好感度は下がったままですが…」と自嘲気味につぶやく品川さんに、降谷さんが「なかなか伝わらないもんですね(笑)」とあっけらかんと語り、会場は笑いに包まれていた。窪塚さんは最後に改めて「『俺はこんなもんじゃねぇ』ってみんな思うものだし、思うまでは自由。でも、そこから一歩踏み出して行動する、その行動が全てです。そんな思いを抱えている人が、この映画で新しいステージに踏み出してもらえたら嬉しいです」と呼びかけ、会場は温かい拍手に包まれた。『アリーキャット』は7月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日待望の最新シーズン第七章の邦題が「氷と炎の歌」に決まった大人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」。このほど、第七章のカギを握るホワイトウォーカーの首領、“夜の王”を前面に出した最新画像が公開された。最新シーズンが「第七章:氷と炎の歌」との邦題に決まったことでも話題を呼んだ本作。架空の王国ウェスタロスを舞台に複数の名家が繰り広げる壮絶な覇権争いを、映画並みのスケール感と1話約1,000万ドルともいわれる製作費で描き出すスペクタクル巨編。シーズンを追うごとに製作費だけでなく人気も増加し続け、名実ともに世界を席巻、エミリア・クラーク、キット・ハリントンらスターを続々と輩出してきた。先日も、過酷な運命に独り闘い続けているアリア・スターク役のメイジー・ウィリアムズが、姉サンサ役のソフィー・ターナー同様、『X-MEN』シリーズに参加することが明らかになったばかり。また、新シーズン「第七章」注目の新キャラクターとしては、『ハリー・ポッター』シリーズでスラグホーン教授を演じていた英国の名優ジム・ブロードベントが登場すると報じられているほか、メイジーが大ファンと公言している人気シンガーソングライター、エド・シーランがカメオ出演するという情報もある。今回、第七章の放送までいよいよ2か月を切ったタイミングで、ホワイトウォーカーの最新画像が公開されたことで、新シーズンの世界観がより明らかになり、ファンの話題と期待がさらに膨らむことに。これまでの全10話から全7話に凝縮された第七章は、クライマックスに向け、非常に重要なシーズンになることが予想される。日本では、スターチャンネルが日本最速&日米完全同時放送を決定しており、その後、「スターチャンネル オンデマンド」で日本最速でオンライン配信される。現在、新シーズンの放送・配信に先がけ、「スターチャンネル オンデマンド」ではこれまでの全6章・60話を配信中だ。「ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌」は7月17日(月・祝)よりスターチャンネルにて日米完全同時放送。※その後「スターチャンネル オンデマンド」で日本最速で配信。(text:cinemacafe.net)
2017年05月24日俳優の窪塚洋介と「Dragon Ash」の降谷建志という、同年代のカリスマ性あふれる2人がバディを組むことでも話題の映画『アリーキャット』。このほど、2人がなぜ“マル”と“リリィ”なのか、なぜバディを組むことになったのかにも触れた予告編が解禁となった。元ボクシングの東洋チャピンオン・朝秀晃。試合中の頭の怪我で引退に追い込まれ、いまは頭の後遺症に悩みながらも、ひっそり警備会社のアルバイトをしている。唯一、心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに、自動車の整備工場で働く梅津郁巳に出会う。あるとき、秀晃は個人的な理由によりシングルマザーの女・土屋冴子にボディーガードのアルバイトを頼まれる。たまたまその場に居合わせた郁己は、女をストーカーしていた男・玉木敏郎を殴ってしまい、一緒に行動するはめに。秀晃と郁巳は、共に冴子を守るため東京へ向かうことになるが…。マーティン・スコセッシ監督の渾身作『沈黙-サイレンス-』でハリウッド進出を果たした窪塚さんと、結成20年を迎えた日本を代表するバンドの1つ「Dragon Ash」のフロントマン、Kjこと降谷さん。この2人の胸躍るような顔合わせが実現した本作。また、シングルマザーの冴子役には市川由衣、彼女の元恋人で凶悪なストーカーには品川祐、そして、主人公のボクサー時代のパトロンだったヤクザの幹部を火野正平が演じ、異彩を放つ。そのほか、三浦誠己、高川裕也、柳英里紗、川瀬陽太、森岡豊、馬場良馬ら存在感のある面々が脇を固め、監督を『捨てがたき人々』『木屋町DARUMA』などの榊英雄が務める。今回解禁となったのは、本作待望の初映像となる予告編。マル(窪塚洋介)がリリィ(降谷建志)と出会ったきっかけは、ある野良猫(alley cat)だった。やがて、謎めいたシングルマザーの登場により、面倒なことに“ドミノ倒し”のように巻き込まれていくなかで、マルがこれまで逃げていたものにアツく挑んでいく様子が描かれていく。闇社会に絡んだクライムサスペンスの要素を持ちつつも、人生につまずいた者たちの再生の物語であることが伝わってくる。公私ともにリスペクトしあう、窪塚さんと降谷さんの息はぴったり。劇中の空気感を一足先に感じられる予告編となっている。『アリーキャット』は7月15日(土)より テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月12日俳優・窪塚洋介と「Dragon Ash」の降谷建志がバディを組み、『捨てがたき人々』『木屋町 DARUMA』など野心作を手掛ける榊英雄が監督を務める映画『アリーキャット』。この度、本作の世界観を伝えるポスタービジュアルと場面写真が解禁された。主人公の朝秀晃(通称:マル)は、元ボクシングの東洋チャピンオン。試合中の頭の怪我で引退に追い込まれ、いまは頭の後遺症に悩みながらも、ひっそり警備会社のアルバイトをしている。唯一、心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに、自動車の整備工場で働く梅津郁巳(通称:リリィ)に出会う。あるとき、秀晃は個人的な理由によりシングルマザーの女・土屋冴子(市川由衣)にボディーガードのアルバイトを頼まれる。たまたまその場に居合わせた郁己は、女をストーカーしていた男・玉木敏郎(品川祐)を殴ってしまい、一緒に行動するはめに。秀晃と郁巳は、共に女を守るため東京へ向かうことになるが…。本作は、野良猫(=alley cat)の様に街の片隅でひっそり生きる男が、ひょんなことからバディとなった男と一緒に、一人の女を守るために奮闘し、アツイ想いを取り戻していく物語。闇社会に絡んだクライムサスペンスの要素を持ちつつも、人生に躓いた人間の再生が描かれている。キャストには、主演の窪塚さんがマルこと朝秀晃役を演じ、そのバディでリリィこと梅津郁巳役を降谷さんが演じる。そのほか、シングルマザーとしてひたむきに生きるヒロイン・土屋冴子役に市川由衣、ヒロインの元恋人で凶悪なストーカーを品川祐、主人公のボクサー時代のパトロンだったヤクザの幹部を火野正平。また三浦誠己、高川裕也、柳英里紗、川瀬陽太、森岡豊、馬場良馬らが脇を固めている。このほど解禁されたのは、前を真っ直ぐ見据える 主人公のマルと、様子を伺うリリィの2人が写し出されたモノクロなポスタービジュアル。また、劇中で使用された車(グロリア)をモチーフにロードムービーを連想させつつ、これから2人に待ち受けるエキサイティングな物語を予感させる一枚となっている。『アリーキャット』は7月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月07日俳優の窪塚洋介(37)が1日、自身のインスタグラムで、妻でダンサーのPINKYが第1子を妊娠したことを発表。ツーショットをともに「We are sooooo Happy」と喜びを爆発させた。 窪塚は’03年に一般女性と結婚し、長男をもうけたが、’12年に離婚。その後PINKYと交際をスタートさせ、’15年12月にはツイッターで「ここ数年“伴侶”として寄り添ってくれている、PINKYこと菅原優香と、そろそろ結婚します」と再婚を発表していた。 この日、PINKYも自身のブログで「私達の元に、天から尊い命を授かりました安定期に入ったのでご報告させていただきます」と妊娠を報告。「最愛の人と自分が融合して、新しい命が芽生えた奇跡とお腹の中に宇宙があるような神秘を感じる毎日」と喜びを綴った。 ファンからは「おめでとうございます」「パパがんばって!」「これからも窪塚家を応援します」と祝福のメッセージが寄せられている。
2017年03月01日名匠・マーティン・スコセッシ監督最新作『沈黙 -サイレンス-』出演で注目を集める窪塚洋介が、自身のSNSにて妻・PINKYが第一子を妊娠したことを報告。同日、PINKYさんもアメブロにて「愛しさが募るばかりです」と妊娠の喜びをコメントした。窪塚さんは、ドラマ「GTO」「池袋ウエストゲートパーク」など話題作出演で人気を集め、主演を務めた映画『GO』では最年少で日本アカデミー賞で新人俳優賞と最優秀主演男優賞を受賞、その演技力が高く評価されている。その後、一般女性と入籍し第一子となる男児が誕生するも、2012年に離婚。そして2015年12月にPINKYさんとの結婚を発表した。窪塚さんは自身のInstagramにて「We are blessed a baby. We are sooooo Happy(私たちは赤ちゃんに恵まれました。とっても嬉しいです)」と喜びの言葉と共に2ショット写真を公開。本投稿には「おめでとうございます!」と祝福のコメントが相次いでいる。またダンサーのPINKYさんもアメブロで「私達の元に、天から尊い命を授かりました安定期に入ったのでご報告をさせていただきます」と第一子を妊娠していることを告白。「私は妊娠初期から悪阻も全く無くとても元気で、お腹の赤ちゃんも毎日よく動いてすくすくと育ってくれていて、愛しさが募るばかりです」とつづり、「結婚してから一年も経たないうちにやって来てくれた愛しい子最愛の人と自分が融合して、新しい命が芽生えた奇跡とお腹の中に宇宙があるような神秘を感じる毎日」と喜びを表現。「一心同体の今、このかけがえのない幸せな愛の日々を、大事に大事に過ごしています」とマタニティ生活への想いを語り「これからは記録も兼ねてこのblogでマタニティ日記を綴っていきますね いつもsnsやblogを通して応援してくださる皆様へ、愛と感謝を込めて」と結んだ。今後窪塚さんは、「Dragon Ash」降谷建志とダブル主演を務め、市川由衣らが共演する映画『アリーキャット』の公開が7月に控えている。(text:cinemacafe.net)
2017年03月01日窪塚洋介が2月27日、映画『沈黙 -サイレンス-』のヒット御礼舞台挨拶に登壇し、作品への強い思いを熱く語った。遠藤周作が江戸時代初期の隠れキリシタンを題材に描いた小説を名匠マーティン・スコセッシが映画化。窪塚さんは、隠れキリシタンの村人で、心弱き者の象徴とも言えるキチジローを熱演している。公開から約1か月を経て、既に65万人が本作を鑑賞。この日、行われたアカデミー賞授賞式では、カメラマンのロドリゴ・プリエトが撮影賞にノミネートされていた。残念ながら受賞はならなかったが、窪塚さんは「僕は昔から思ってることだけど、賞はおまけみたいなもの。作品がどうなのかが大事なので、何とも思っていません。受賞していたら『おめでとうございます』って言うけど(笑)」と語り、改めてロドリゴについて「センスや閃きもすごいけど、一番印象に残っているのは、誰よりも日本語を早く覚えようとしていたこと。『もうちょっと右』とか『ちょっとすいません』というのをどう言うのか、エキストラや僕ら俳優にも聞いていたし、そういう姿勢が励みになった」と語る。さらに「マーティン・スコセッシは僕らに敬意を持って、俳優に対してもエキストラに対しても分け隔てなく、優しく接してくれたし、それがやる気を奮い立たせてくれたし、“捧げる”という気持ちで参加できた。一流の人との仕事というものをわからせてくれたし、ロドリゴはその一翼を担っていた」と称賛を贈った。世界中で公開されるスコセッシ作品への参加について、改めて「夢を見ているようだった」と述懐。マーティンが来日して、映画が公開されてもまだ『騙されているんじゃないか?』という気持ち。自分にとっては“節目”となった作品」とその経験の大きさを口にする。本作への参加をきっかけに、既にハリウッド進出第2作となる、エリザベス・バンクス主演の『Rita Hayworth with a Hand Grenade(訳:リタ・ヘイワースと手榴弾)』への出演が決定しているが、「いまだスケジュールが出ていない(苦笑)。ドッキリかな?って(笑)。『果報は寝て待て』というので気長に待ちたい」と余裕をうかがわせる。自らの変化、成長について「白髪は増えたけど、心は18歳。大人になってルールや常識に縛られて、心の声が聞こえなくなるのはもったいないし、ただ無邪気に生きてもいられない」として、大人でも子どもでもない“コドナ”を自称。いつまでも若々しいスコセッシを「コドナの大先輩」と自らの理想とも言える年齢の重ね方をした存在として、その心酔ぶりを改めてうかがわせ、作品についても「“沈黙”の中にあるいろんなメッセージを汲み取っていただけたら」と強く訴えていた。『沈黙 -サイレンス-』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月28日窪塚洋介と「Dragon Ash」の降谷建志が初タッグを組む映画『アリーキャット』。この度、本作に市川由衣が参加することが決定。シングルマザーとしてひたむきに生きるヒロイン役で出演する。主人公の朝秀晃(通称:マル)は、元・ボクシングの東洋チャピンオン。試合中の頭の怪我で引退に追い込まれ、いまは頭の後遺症に悩みながらもひっそり警備会社のアルバイトをしている。唯一、心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに自動車の整備工場で働く、梅津郁巳(通称:リリィ)に出会う。あるとき、秀晃は個人的な理由によりシングルマザーの女・土屋冴子にボディーガードのアルバイトを頼まれる。たまたまその場に居合わせた郁己は、女をストーカーしていた男を殴ってしまい、一緒に行動するはめに。秀晃と郁巳は、共に女を守るため東京へ向かうことになるが…。本作は、野良猫のように街の片隅でひっそり生きる男が、ひょんなことからバディとなった男と一緒に一人の女を守るために奮闘し、アツイ想いを取り戻していく物語。監督には『木屋町DARUMA』や「侠飯~おとこめし~」の榊英雄。主人公・朝秀晃役を『沈黙-サイレンス-』でハリウッドに進出した窪塚さん、バディの男・梅津郁巳役には、今年20周年を迎える「Dragon Ash」の降谷さんが務める。そして今回新たに決定した市川さんが演じるのは、ヒロイン・土屋冴子。彼女はどこか幸薄く影の多い女で、付き合っていた男にストーカーされ、その男と別れ話をつけるためにボディーガードを秀晃に頼むが、同時に人には言えない過去を持ち、別の男たちにも追われている。一人息子を守るため、全てに片を付けようと秀晃と郁巳たちの手を借りて立ち向かうという役どころだ。今回の出演に、「私たち世代のカリスマである窪塚さん降谷さんと共演させていただける日がくるなんて夢にも思いませんでした。あの頃の私に教えてあげたい!」と喜びを語る市川さん。撮影は昨年の1月下旬~2月上旬行われた本作。現場では「冴子に私を選んでくれた監督に応えようと必死な日々で…撮影からかなり時間は経っていますが、未だに冴子のことを考えてしまいます…。2週間と短い撮影期間でしたが寒空の下、愛情溢れるスタッフ、キャストの皆さんと過ごした濃厚で熱い時間は私の宝物となりました」とふり返った。榊監督は、「静かな佇まいでひっそりと棲息しているが、耐える力、生き抜く力、そして母性愛を沢山秘めている女性。その冴子にようやく出会えた。それが、市川由衣さんでした。そして撮影から1年、本当の母に。彼女の存在が、映画にとっての母でした」とコメントを寄せている。『アリーキャット』は7月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年02月24日巨匠マーティン・スコセッシによる最新作『沈黙-サイレンス-』の大ヒット御礼舞台挨拶が1月31日(火)、TOHOシネマズ日本橋にて行われ、出演する窪塚洋介、イッセー尾形、塚本晋也が登壇した。公開されて1週間あまり経ち、3人のもとには感想が続々集まっているという。窪塚さんは、「僕が18歳でデビューしたときより反響が大きい気がしています。“一言では言えないんだけど”と言った後に永遠にしゃべってくる人が多かったりして」と、様々な方面からのリアクションを喜んでいた。『沈黙-サイレンス-』は、日本文学の金字塔と称される遠藤周作書「沈黙」を、スコセッシ監督が28年もの間、映画化を希望し温め続けてきた渾身作。幕府による非情なキリシタン弾圧下にある江戸初期の長崎を舞台に、ポルトガル人宣教師フェレイラ(リーアム・ニーソン)が拷問に屈して棄教したという真相を確かめるため、日本にやってきたロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)らの葛藤を描く。ハリウッド俳優に加え、窪塚さんや、イッセーさん、塚本さんのほか、浅野忠信、小松菜奈、加瀬亮らが参加していることでも大きな話題になっている本作。中でも、宣教師を取り締まる井上筑後守役のイッセーさんには大きな賛辞が集まっている。サンフランシスコ、LA、NYと渡り歩いたというイッセーさんだが、「映画が終わってロールが出てくるでしょう?全員が拍手をするんですけど、イッセー尾形のときはシーンとして(笑)。でも、日本で見た感想を聞くと“桁が違う”と言われます。100年に残る映画だと。…それは僕が言ったんだけど(笑)」とジョークを織り交ぜつつ充実感を語れば、窪塚さんも「100年、1,000年、万年残りますよ!」と力強く賛同した。本作は第89回アカデミー賞の撮影賞にロドリゴ・プリエトがノミネートされている。迫力のある映像美に圧倒されるが、塚本さんは「ご本人はいたって普通で。芸術家っぽくないというか、あんちゃん」と表現した。窪塚さんは、「“チョット、ミギ”とか“スイマセン”とか、誰よりも先に日本語を覚えてくれました。“こういうときは何て言うんだ?”って聞いてくれて、覚えると早速使って。そういうところも一流なんだなと思いました」と、撮影の様子をふり返っていた。『沈黙-サイレンス-』はTOHOシネマズ スカラ座ほか公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月31日マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説を映画化した『沈黙-サイレンス-』が1月21日(土)に公開を迎え、日本人キャストの窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈が舞台挨拶に登壇した。窪塚さんはスコセッシ監督の演出について「(自身が演じた)キチジローの人となりについて、具体的に演出された記憶はない」と明かし、既にオーディションの時点で「冗談で『カメラを回せ』と言い、『お前はもうキチジローだから』と言ってくれるくらい、僕の中のキチジロー像を信頼してくれていた」と語る。実際、現場でも「Amazing!」「Great!」などと称賛されていたそうだが「1月5日のL.A.でのプレミアで作品を観て初めて気づき、ハッとしたんですが、キチジローがピュアにイノセントに見える芝居の部分は一切、使われていなかったし、僕が(ハリウッド映画ということで)アピールしているような部分も一切、カットされていた。ダメでも『Amazing!もう1回』とうまく役者をノセることが骨身に染みついてて、あの人の手のひらで踊らされて、帰ってきたんだなと思いました」と俳優の個性を尊重しつつ、しっかりと撮るべき部分を引き出していく、名匠の演出に感嘆していた。浅野さんは「絶対にこの監督とやらなきゃ!」との思いでオーディションに臨んだそうだが「実は、一度、オーディションに落ちた」という。それでも「あきらめずにいたら、(今回演じた)通詞の役をいただけました」と明かす。塚本さんは「最初のオーディションは8年くらい前。それからずっと関わり、つい最近までアフレコなどをやっていて『まだアフレコがあるよ』と言われる気がして、ソワソワしてます(笑)」とようやく公開にこぎつけたことがいまだ、信じられぬよう。予告編でも登場する、海の中で十字架に磔にされるシーンはどのように撮影されたのかを尋ねられると「引き潮のシーンは本当に海で撮っていて、満ち潮は危ないので、巨大な波のプールで撮った」と明かした。プールとはいえ、何度も水をかぶる過酷な撮影だったそうで「波で付け歯が割れて吹っ飛んで、よく見ると最後は白い歯で叫んでます(笑)」とその凄まじさの一端を明かした。小松さんは撮影時19歳だったが、初めてのハリウッドの現場は「日本と全然違っていて、たくましくなった気がします」とふり返る。「吸収し、得るものが多かったと思います」と力強くうなづいた。イッセーさんは、隠れキリシタンたちを棄教させる奉行の井上を演じ、海外でも高い評価を得ているが、特にリアム・ニーソン演じる宣教師を穴吊りの拷問にするシーンに言及し「人間が“終わっていく”ところを目撃した」と語る。「人間をモノとして扱い、それを見ている自分もモノになった気がしました。だから、井上も決して勝者ではないと思います。この撮影を潜り抜けて、自分は『人間として生きているはずだ』と問い質す時が来ると思います」と語った。窪塚さんは、本作が“弱者”を描いているという点について「これから言うことは明日の新聞には載らないと思いますが…」と前置きした上で「2011年3月11日の震災で、弱者がたくさん生まれました。なのに、この国の政府の連中は、ほかの国に1兆円とかバラまくのに、この国の弱者に目を向けようとしない」と激しい口調で語り、原発再稼働についても「この国を切り売りしてる」と強く批判する。そして、映画の中で苦しむ人々、そして神の沈黙する状況に、こうした日本の現状を重ね「だから、自分の心の中に答えを見つけて、生きていくしかない」と訴える。最後に「重い映画かもしれないけど、いまの時代に必要だと思います」と呼びかけると、会場は拍手に包まれた。『沈黙-サイレンス-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月21日“イノセント”――。そんな言葉で窪塚洋介は、自身が映画『沈黙-サイレンス-』において演じたキチジローという男を表現した。「子どものような無邪気さの中にある弱さや強さ、汚さや綺麗さ。マーティンはそこを捉えてくれたみたいだった」。マーティンとは、マーティン・スコセッシ監督。数々の名作を世に送り出してきた世界的巨匠が心を揺り動かされたのは、キチジローという役というより、窪塚さん自身の“イノセント”な部分だったのかもしれない。遠藤周作の名作小説を原作に、江戸初期の長崎で、厳しいキリシタン弾圧の中でも、それでも信仰に命を捧げる者たち、布教を続ける宣教師たちの姿を通して、人間の強さや弱さ、生きる意味を問いかける。窪塚さんが演じたのは、キリシタンだったが、弾圧により家族を失い、自らは棄教したキチジロー。マカオから宣教師のロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)、ガルペ(アダム・ドライバー)を日本へと導きながらも、弱き心のゆえに裏切りを働き、奉行へと彼らを売ってしまう。「無邪気な」「汚れなき」「純潔」から「お人好し」「無知」という意味まで持つ「innocent(イノセント)」。そもそも、窪塚さんがキチジロー役を得ることになった経緯からして、イノセントという言葉がぴったりである。最初にキチジローのオーディションの話があったのは、約7年前。だがこのときは、スコセッシと顔を合わせることすらないまま、1次審査の段階で落とされたという。理由は「ガムを噛んだままオーディションの部屋に入って、その瞬間に女性キャスティングディレクターの『マーティンは、あんたみたいな無礼な若者は大嫌いだから』と超キレられた」から…。決して、とんがっていたわけではなく窪塚さん曰く「控室だと説明されて入った部屋が、オーディションの部屋だった」のだとか。「その時点で終わってました(苦笑)。それでも『やるの?』と言われて、度胸試しじゃないけど『やらない』と言えずに『やる!』となったけど、セリフを覚えてなくて、紙を持っていたら『この期に及んで覚えてないのか?』とさらに空気が悪くなって…。最悪な空気の中で、それに打ち勝てるタフさもなく、呑み込まれて思うようにできなかったんです」。当然のように翌日「もう結構です」という連絡が届き「マーティン・スコセッシの船は出ちゃったんだ。汽笛の音が聞こえる…って夕暮れに泣いてた」と悔やんでも悔やみきれない失敗を嘆いたそうだが、幸運なことに船は出ていなかった! 企画・製作の遅れ、スコセッシが納得する俳優が見つからなかったこともあり、窪塚さんはまたオーディションに足を運ぶチャンスを得た。「行ったら、あの女性キャスティングディレクターがいたんですけど『Nice to meet you.(はじめまして)』と言われて『チャンス、キター!』って。こっちも『Nice to meet you.』と“again”とは言わずに(笑)。それで、やってみたら『面白い! あんた、いいね。もう1回、呼ぶから』って。それでまたすぐに呼ばれたんだけど、その時点で、(前回の演技をビデオで見て)マーティンはすごく評価してくれていたらしいです。あの女性キャスティングディレクターはもう親戚のおばちゃんみたいな感じで(笑)『こんなことやってみたら?』と言ってくれたりして、俺も最初に考えていたキチジロー像をさらに変えて、いろんな引き出しを見せたらすごく気に入ってくれたみたいです」。そして、最後はスコセッシと直接会って、演技を見せることに。「六本木のホテルでノックして部屋に入ったら、振り返ってニコッと笑って『会いたかったよ。(ビデオで見た演技は)最高だったよ。今日は僕が相手役をやるからね』と…。もう『マジか! マーティン・スコセッシを相手に演技できるの? 最悪、これで落ちてもネタになるわ』って思いました(笑)。僕自身、自分の力が出せれば大丈夫だって気がしてたんですが、マーティンは温かいオーラに包んでくれて、こっちを乗せてくれて、俳優をリラックスさせる懐の深さを肌で感じました。満たされた気持ちで力を出し切ったら『(撮影が行われる)台湾で待ってるよ』と言ってくれたんです」。失礼を承知で言うが、今回、スコセッシの『沈黙』に窪塚さんが出演するというニュースを聞いて、熱心なファン以外は「というか窪塚洋介、ここ数年、何してたの?」と感じた人も多かったかもしれない…。10代半ばで俳優デビューし、2001年の『GO』で、最年少で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。映画『ピンポン』にドラマ「池袋ウエストゲートパーク」など、2000年代前半は次々と話題の作品で存在感を放っていたが、その後は、出演作も減っていく。自身「不遇の時代」と認める時期が続いたが、それこそ“イノセント”なまま、己の生き方を変えようとも、周囲が求めるオトナになろうともしなかった。「俺にはそれはできないし、それを求める人が間違ってるって思います。だから、ぶつかることになってもしょうがないし、実際仕事も少なくなった。仕事をしてても、しっくりこないというか…。ひとつひとつの仕事をしっかり本気でやってはいたし、常に『これが最後の仕事だ』という気持ちでやってたのは事実だけど、世の中の温度と自分の温度が合わないジレンマはありました。それが、今回のこの仕事で、一発で報われたなって気持ちはすごくあります」。「そういう運命だったのかな…?」。自分自身は変わったという意識はないが、己の周辺で起こり、身に降りかかる全てをそんな言葉と共に受け止めている。「最近『すごくいい感じだね』と言ってもらえることが多くて、でも自分的にはマイペースなままで、地に足がついている状態ですね。全てをひっくるめて、起こったことは全部、伏線だったんじゃないかって。全てが『いま、いい感じなんですよねー』なんて言ってるこの状況への伏線だったとしたら、報われますね」。もちろん、スコセッシの現場でも、この男は変わらなかった。実力主義で、能力を認められれば、いくらでも上へとたどり着けるハリウッドのやり方は、窪塚さんのスタイルにぴったりだったのだろう。活き活きと、現場で輝きを放った。「最初、現場に観光バスが3台停まってて、『Scorsese』『Garfield』『Driver』ってあって、改造されて、中にソファとかがあるんですよ。俺も含めて他の人は一緒で、完全にすみ分けられてるの。それが、撮影が始まって4~5日経ったら、バスがもう1台増えて『Yosuke Kubozuka』ってあるんです。『お前、使え』って。ありがたいけど、僕は、他の先輩方もいるから気まずいし『いや、俺はいいから』と言ったら『マーティンがお前のために用意したんだから使え』と。俺は普段から舞台の楽屋でもドアは開けっぱなしで、みんな出入り自由で、何を見られてもいいっていうスタンスで、オープンにしてるから、そのときも『コーヒーとかあるんで、みなさん、飲んでください』って感じで開放してました(笑)」。常にドアを開けっぱなしにしているからこそ、入ってくる“運命”もある。「実際、撮影中はいつも現場に顔出して、みんなとくっちゃべってるだけだったりもするし、それも英語を上達させたいってよこしまな気持ちだったりするんだけど(笑)、そこから話がつながって、次の作品のオファーが来たりして」。エリザベス・バンクスと共演する『Rita Hayworth with a Hand Grenade』(原題)のオファーのきっかけも、本作で出会ったプロデューサーがきっかけ。“再ブレイク”などという言葉はそぐわない。この男の無垢なる魂を受け止められる、より広い“世界”がようやく開けたのだ。映画の内容についてもひとつ。本作ではざっと400年以上前の信仰や異文化の衝突が描かれ、それは現代でもなお世界中で続いていることでもある。窪塚さんは、過去には『パラダイス・ナウ』の日本語吹き替えで、自爆テロに向かう青年の役を演じたこともあるが、自身は信仰や、それが引き起こす様々な衝突といったものについて、どんな風な考えを持っているのだろうか?決して論理的でも、体系づけられたものでもないかもしれないが、自分の言葉でこう語ってくれた。「日本で昔から言われる『クリスマスを祝って、正月に神社に行って…』というキャパシティ――ジーザスもブッダもいいじゃん!って言える俺らは世界平和だなと思ってます。世界がカオス(混沌)でメチャクチャになっているいまだからこそ、日本人が担うものがあるのかと。僕自身は、信仰って『あぁ、生きててよかった』とか『ありがたい』って気持ちで、思わず手を合わせてしまうようなものなのかなと感じてます。それは教義というものとは一線を画してあるんじゃないかと。朝日を見たときに自然と手を合わせるようなものが原点だとしたら、誰かに教えられるというよりは、自分の心の中にあるものを信じるものなんだなって。形のあるものはいつか壊れ、なくなるけど、形のないものこそ残っていくのかもしれない。この映画が、そういう自分の心の深いところに入り込み、問いかけるガイダンスのようなものになって、見る人が自分で(答えを)見つけて、腹に落として、それが少しでも良い明日につながったらと思います」。ヘアメイク:KATSUHIKOYUHMI(THYMON Inc.)(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月18日俳優の窪塚洋介が1月17日(火)、都内で行われたハリウッド進出作『沈黙-サイレンス-』のジャパンプレミアに、メガホンをとった米映画界の巨匠マーティン・スコセッシ監督とともに出席し「役者人生、最良の日。本当に幸せです」と喜びを爆発させた。遠藤周作の「沈黙」を完全映画化した本作。17世紀、若きポルトガル人宣教師のロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライバー)は、キリスト教が禁じられた日本で“棄教”したとされる師(リーアム・ニーソン)の真相を確かめるようと来日。キチジロー(窪塚さん)という日本人に案内され、長崎へとたどり着き、厳しいキリシタン弾圧を目の当たりにする。まさに物語のカギを握る大役を務め上げた窪塚さんは、「スコセッシ監督がどれだけ、日本に対してあふれる敬意を払ってくれたことか。過酷な撮影も、長い待ち時間も幸せの一部。この映画を通して、スコセッシ監督の思いが皆さんに届き、より良い明日が来ることを信じています」と感無量の面持ちで、スコセッシ監督に感謝を述べていた。ジャパンプレミアには窪塚さんをはじめ、共演する浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮が顔をそろえ、スコセッシ監督も「ここ東京で、こうして皆さんに再会できて感慨深い。皆さんは俳優としての強みと深みを発揮し、作品の礎としてすばらしいパフォーマンスを見せてくれた。すでに私の周囲からも、皆さんを称える声がたくさんあがっている」と映画の完成、そして日本人キャストの奮闘に心底満足している様子。トーク中もことあるごとに「アリガトウ」と感謝の言葉を口にしていた。「出会えて幸せな作品。スコセッシ監督は辛抱強く、見守ってくれ、繊細な演技も見逃さず、新たなアドバイスをくださった。おかげで難しい役柄も乗り越えることができた」(浅野さん)、「貴重で刺激的な体験。英語など壁にもぶつかったり、迷ったりすることもありましたが、監督には丁寧に付き合っていただいた。ぜひ若い世代の方々にも見てほしい」(小松さん)と日本人キャストも本作への強い思い入れを語っていた。『沈黙-サイレンス-』は1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月17日窪塚洋介と降谷建志(Dragon Ash)を主演に迎えた映画『アリーキャット』が、2017年7月15日(土)にテアトル新宿ほか全国の劇場で公開される。野良猫のように街の片隅でひっそり生きる男マルと、ひょんなことからそのバディとなった男リリィ。『アリーキャット』は、そんな2人が一人の女を守るために奮闘し、アツイ想いを取り戻していく物語だ。闇社会に絡んだクライムサスペンスの要素を取り入れつつ、人生に躓いた人間の再生が描かれる。主人公のマルを演じるのは、ハリウッド映画『沈黙-サイレンス-』で、俳優として注目度が上がっている窪塚洋介。そしてマルのバディであるリリィ役には、2017年で活動20周年を迎えるDragon Ash(ドラゴンアッシュ)ボーカル・ギターの降谷建志。近年はミュージシャンとしてだけではなく、俳優としても活動の場を拡げている降谷は、NHK大河ドラマ「八重の桜」で新選組の斎藤一を演じたことも記憶に新しい。本作に関して窪塚は「マルとリリィは、元々もっている資質としては逆なのかなという気がする。どこかチグハグだからこそ、芯のところで合っていることが分かる。マルはマルらしく。リリィはリリィらしく。シンクロするから、一緒に出来事に立ち向かっていくようになるんだと思う。大事なことは変わらない、どんな生き方をしてても。2人の関係性はそんなメッセージにも受け取れる。」とコメントしている。ヒロインとなる土屋冴子役は市川由衣、そして彼女を付け狙うストーカー・玉木敏郎は芸人/映画監督として活躍する品川祐が怪演。土屋冴子はシングルマザーで、懸命に生きるものの、ストーカー被害にあったりどこか幸が薄い女性だ。秀晃や郁巳にボディーガードなどを依頼し、追われる中で一人息子を守っていく。一方、玉木敏郎はストーカーの枠を超え凶悪な生き物へと変貌していく役柄。品川祐が迫力のある芝居で魅せている。他にも、マルがボクサー時代にパトロンであったヤクザの幹部を火野正平が演じている。監督は『木屋町DARUMA』『トマトのしずく』と、幅広い視点で人間ドラマを描く事に定評のある榊英雄が務める。公開された予告編には、バディとなるマルとリリィが出会い、謎めいたシングルマザーの登場により、面倒なものに巻き込まれていく中で、逃げていたものに果敢に立ち向かっていく様子が切り取られた。公私共にリスペクトし合う2人の息がピッタリと合った劇中の空気が感じられる。なお、テアトル新宿では『アリーキャット』の公開を記念したスペシャル企画「“窪塚洋介”オールナイト」が2017年7月7日(金)に開催される。当日は21:30から朝5:30まで、窪塚が主演した過去の人気作品『GO』『狂気の桜』『ジ、エクストリーム、スキヤキ』を一挙上映。さらに、当日は窪塚のトークショー、ティーチインなども予定している。ファン必見のイベントとなりそうだ。【ストーリー】主人公の朝秀晃(通称:マル)は元・ボクシングの東洋チャピンオン。試合中の頭の怪我で、引退に追い込まれ、今は頭の後遺症に悩みながらもひっそり警備会社のアルバイトをしている。唯一、心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに自動車の整備工場で働く、梅津郁巳(通称:リリィ)に出会う。ある時、秀晃は個人的な理由によりシングルマザーの女・土屋冴子にボディーガードのアルバイトを頼まれる。たまたまその場に居合わせた郁己は、女をストーカーしていた男を殴ってしまい、一緒に行動するはめに。秀晃と郁巳は、共に女を守るため東京へ向かうことになるが・・・。【作品情報】映画『アリーキャット』公開日:2017年7月15日(土)キャスト:窪塚洋介、降谷建志、市川由衣監督:榊英雄脚本:清水匡音楽:榊いずみ撮影:早坂伸照明:大庭郭基録音:日下部雅也美術:井上心平編集:清野英樹助監督:山口雄也カラー/ビスタ/5.1ch/129分/R15+ (C)2017「アリーキャット」製作委員会■“窪塚洋介”オールナイト日時:2017年7月7日(金) 21:00開場 / 21:30開演〜朝5:30頃 (進行状況により前後する可能性あり)※立見の人は、21:15より整理番号順での入場開始を予定。会場:テアトル新宿住所:東京都新宿区新宿3-14-20新宿テアトルビルB1上映作品:『GO』(2001年公開 / 122分)『凶気の桜』(2002年公開 / 122分)『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(2013年公開 / 111分)登壇者:窪塚洋介※登壇ゲストは当日のご都合により変更となる場合あり<チケット>料金:特別料金 3,000円均一 ※各種割引、各種前売券、各種招待券利用不可販売方法:・オンラインチケット予約販売 6月24日(土)0:00~ 上映会開始時刻の1時間前まで・劇場窓口先行販売 6月24日(土) 劇場オープン時間より販売開始
2016年12月22日マーティン・スコセッシ監督のもと、アンドリュー・ガーフィールドらハリウッド俳優とともに、日本から窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形らが出演することでも話題を呼んでいる『沈黙-サイレンス-』。このたび、待望の日本版オリジナル予告編が完成、場面写真2点も合わせて解禁となった。アカデミー賞受賞の巨匠スコセッシ監督が、戦後日本文学の金字塔にして、世界20カ国以上で翻訳され、現在も読み継がれている遠藤周作の「沈黙」を完全映画化した本作。日米の豪華キャストに加え、トータルでアカデミー賞受賞6回、アカデミー賞ノミネート23回を数えるスコッシゆかりの最高のスタッフと、時代考証や美術で日本人チームが参加し、舞台となる江戸初期の長崎を再現させた。届いた予告編は、「初めて原作を読んだあの日から28年、ずっとこの作品のことを考えてきました」というスコセッシ監督のメッセージから幕を開ける。冒頭から、敬虔な信徒であるモキチが荒波の中、水磔に遭うという過酷なシーンが描かれる。演じるのは、『野火』『鉄男』などの映画監督としても知られ、『シン・ゴジラ』にも出演していた塚本晋也。さらに、湯煙の雲仙で行われる信徒への激しい仕打ちを目にし、絶望的な表情で腰を落とす宣教師(リーアム・ニーソン)の姿に、「フェレイラが棄教した」と告げる神父の姿が重なっていく。「あり得ない。日本での布教活動に生涯を捧げられておられた」と驚くガルペ(アダム・ドライバー)とともに「すぐに彼を見つけ出さないと」と、ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)は長崎潜入を決意する。江戸初期、キリシタン弾圧下の長崎に着いた2人の宣教師は、弾圧の中、隠れてキリスト信仰を続けていた村人たちに匿われる。2人を長崎へと導くのは、窪塚さん演じるキチジローだ。彼は「パードレ(司祭)、どうかお助けを。弱い者はどうすれば?」と赦しを求める。だが、奉行の厳しい追及は容赦なく、イッセーさん演じる井上筑後守は、「お前のせいで奴らは苦しむことになるのだ」と、あくまでも口調は穏やかだが棄教を迫る。「我々が彼らを救うのだ」と、なおも固い信念で前に進もうとするロドリゴだったが、ついに囚われの身となってしまう。彼の牢に現れた浅野さん演じる通辞もまた、「悩むことはない“転ぶ”のだ。お前が転ばぬ限り犠牲がでる」と棄教を迫る。弾圧はさらに激しくなり、目を覆いたくなるような光景に言葉を失い、絶望の表情を見せるロドリゴ。加瀬亮、小松菜奈演じる信徒たちの運命もにおわされているが…。併せて解禁された場面写真は、ロドリゴが長崎奉行の追跡を逃れて山中をさまよう中で、キチジローが自らの罪を告白し、赦しを請う告解のシーン。さらに、奉行所に囚われたロドリゴに、「転べ」と棄教を迫る通辞の姿をとらえたもの。若き宣教師ロドリゴが見た想像を絶する日本と、彼を待ち受ける過酷な運命の一端を、ここから確かめてみて。『沈黙ーサイレンスー』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日国内外での活躍がますます広がる俳優・窪塚洋介と、「Dragon Ash」の降谷建志が初タッグを組む映画『アリーキャット』が、来年7月に公開されることが決定した。主人公の朝秀晃(通称:マル)は元・ボクシングの東洋チャピンオン。試合中の頭の怪我で、引退に追い込まれ、いまは頭の後遺症に悩みながらもひっそり警備会社のアルバイトをしている。あるとき唯一心を通わせていた野良猫の失踪をきっかけに、自動車の整備工場で働く梅津郁巳(通称:リリィ)に出会う。個人的な理由により、シングルマザーの女にボディーガードのアルバイトを頼まれた秀晃。女をストーカーする男を殴ってしまい、一緒に行動することになった郁巳と共に、女を守るため東京へ向かうが…。本作は、野良猫のように街の片隅でひっそり生きている男、そしてひょんなことからバディとなった男。そんな2人の男たちを中心に描かれる人間ドラマ。闇社会に絡んだクライムサスペンスの要素を持ちつつも、人生に躓いた人間の再生も描かれている。監督には、『木屋町DARUMA』『トマトのしずく』と様々な幅広い視点で人間ドラマを描く榊英雄が務める。主人公・マル役には、ハリウッド映画『沈黙-サイレンス-』の公開を控え、国内外での活躍に注目が集まっている窪塚さん。そしてそのバディ・リリィ役を、来年活動20周年を迎える「Dragon Ash」のボーカル&ギターの降谷さんが務める。俳優・ミュージシャンと両方で活躍する2人がタッグを組むことで、どんな化学変化が起こるのか、期待せずにはいられない。窪塚さんは「俺にとって久々の主演映画。それが降谷建志くんと共演で作り上げることが出来て、本当に良かったなって思います。撮影に入るまで身構えていたと思うんですが、実際共演して、一緒に芝居したことで、役者じゃない男から役者として凄く刺激を貰いました」と降谷さんとの共演を喜んだ。一方降谷さんも「2週間というとても短い撮影期間だったのですが、とにかく濃い日々で、寝る間以外はずっとみんなと一緒だった。それが、窪塚くんたちだったから気持ちが一つになれた気がします」と撮影をふり返った。榊監督は「素敵な主演2人窪塚洋介降谷建志の眼差しに、何かを感じ取りながら、撮影しました。2人の感性のスパークが素晴らしい。2人の佇まいが素晴らしい。2人の声と、手が素晴らしい。とにかく素晴らしい。出会えてよかった」と絶賛し、「また街の片隅で彼らと出会いたい。そんな気持ちです。皆様にもお楽しみ頂けると幸いです」とコメントしている。『アリーキャット』は2017年7月、テアトル新宿ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年12月19日シリーズ最終章を迎える『Club SLAZY The Final invitation~Garnet~』が、12月7日に開幕した。本作は、2013年9月からスタートした『Club SLAZY』シリーズ6作目。最終章となる本作では、Bloom(太田基裕)、Cool Beans(米原幸佑)、Deep(加藤良輔)、End(井澤勇貴)、Q(法月康平)、Odds(藤田玲)、Doo Bop(倉貫匡弘)という、これまでのシリーズに登場してきたキャスト達が勢揃い。深い悲しみを持った女性のみがたどり着ける“Club SLAZY”を舞台に、歌やダンスのパフォーマンスと、笑いあり涙ありのストーリーを繰り広げる。初日を前にした囲み取材でのコメントは以下。倉貫は「見どころは炒飯。細かい部分までこだわってるということで…(笑)」藤田は「この作品が大好きなので、Finalに関われて本当に嬉しいです。精一杯みんなで駆け抜けていこうと思っています」法月は「Final invitationと謳っておりますが、変わらずに最後まで同じことをやり抜きたいと思います。なのでみなさん、楽しみにしていてください」井澤は「初演から携わらせていただきまして、こうしてFinalを迎えられるということが光栄でもあり、寂しさもありますが。このFinal、ステージの魅力がたくさん詰まった作品ですので、最後まで全力をぶつけたいと思います」加藤は「今回はFinalですけど、いつも通りSLAZYらしく、みなさんにすみずみまで観てもらって、細かい部分まで楽しんでもらえたら嬉しいなと思います。最後までみんなと一緒にがんばりたいと思います」米原は「初演からずっと同じ役をやってきて、この『Club SLAZY』自体が(役柄の)Cool Beansと一緒でおうちというか、稽古場に帰ってくるとホームに帰ってきたなと感じがいつもしていました。それがFinalというのは寂しい気持ちもありますけど、またいつか別の形でお会いできたらいいなと個人的には思っております。このFinalをぜひ最後まで楽しんでもらえたら」太田は「今回はFinalということでやっぱり見どころは炒飯じゃないかなと思っておりますけど(笑)、それがSLAZYらしさといいますか。僕も1作目からやらせていただいて、6作目まで続いて、本当にたくさんの方に愛されるような作品になりました。今回はFinalということで、SLAZYのファンの方々にたくさんの感謝と愛をこめて素敵なステージをみせれたらなと思っております。千秋楽までどうぞよろしくお願いします」公演は12月13日(火)まで東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。
2016年12月09日マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の歴史小説を映画化する『沈黙-サイレンス-』で、重要な役どころを演じる窪塚洋介と浅野忠信の場面写真が解禁になった。『沈黙-サイレンス-』/その他の画像本作は、江戸時代の初期、キリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本に潜入した宣教師が目の当たりにする壮絶な出来事を通して、人間にとって本当に大切なものとは何か、神と信仰の意義を問う歴史大作。窪塚の役は、日本を目指す司祭ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)と、ガルペ(アダム・ドライバー)を長崎に導く日本人キチジローで、信念に生きようとする司祭と対比をなす人物になるという。浅野は、長崎奉行に捕らえられたロドリゴに棄教を迫る通辞役で、流暢な英語を披露する場面もあるという。先日、来日したスコセッシ監督は、記者会見で窪塚について「力強く演じているだけではなく、心から正直に演じていて、役を心底理解していた。目の前でキチジローが作り上げられていくのを目の当たりにした」と話し、浅野については「彼はキチジロー役のオーディションを受けたが、過去の出演作品を観て、通辞役が良いのではないかとオファーした。結果はパーフェクトだった」と語っている。本作にはそのほか、リーアム・ニーソン、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシらが出演する。『沈黙-サイレンス-』2017年1月21日(土)全国ロードショー
2016年10月25日窪塚洋介と浅野忠信がアカデミー賞監督マーティン・スコセッシとともに記者会見に登壇し、話題を呼んだ『沈黙-サイレンス-』。スコセッシ監督が、長年温めてきた原作小説の映画化への熱い思いとキャスティングへの自信を明かしていた本作から、窪塚さん、浅野さんが劇中で演じるキャラクターの場面写真が解禁となった。遠藤周作による戦後日本文学の金字塔「沈黙」(新潮文庫刊)を、『タクシードライバー』『ディパーテッド』などで知られるスコセッシ監督が映画化した本作。監督が1988年に原作と出会ってから28年、読んだ瞬間に映画化を希望し、長年に渡り温め続けてきたという待望のプロジェクトだ。江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教(信仰を放棄すること)したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いたポルトガル司祭の目に映った想像を絶する日本を舞台に、人間にとって本当に大切なものとは何かを、壮大な映像で描き出す。去る10月19日には、日本美術協会主催の高松宮殿下記念世界文化賞授賞式への出席のため来日したスコセッシ監督と、窪塚さん、浅野さんによる記者会見を実施。監督が「遠藤周作の原作との出会いから28年、家族のような日本人のキャストたちと、特別な経験ができた」と語った会見の余韻も冷めやらぬ中、窪塚さん演じるキチジロー、浅野さん演じる通辞(通訳人)の場面写真が2点解禁された。棄教したとされる師(リーアム・ニーソン)の真実を確かめ、布教するために日本を目指す若き司祭ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライバー)は、長い旅の中継地であるマカオで日本人キチジローと出会う。窪塚さんが演じるこのキチジローは、2人の司祭を長崎へと導くガイドとなり、その後のロドリゴの軌跡に重なって登場し、信念に生きようとする司祭と対比をなしていくキーパーソン。人間の弱さを抱えるキチジローを演じた窪塚さんに対してスコセッシ監督は、「力強く演じているだけではなく、心から正直に演じていて、役を心底理解していた。目の前でキチジローが作り上げられていくのを目の当たりにした」と絶大な信頼を寄せていた。今回解禁されたのは、山中で木の枝を持ったキチジローの姿をとらえた場面写真。髪は長く伸びてボサボサ、ヒゲを蓄え、原作中に「襤褸(ぼろ)をまとったこの男」と表現されているとおり、身につけている着物はかなりくたびれている様子だ。一方、通辞役の浅野さんは、長崎奉行にとらえられたロドリゴに棄教を迫る通訳として、流暢な英語を披露する。浅野さんの場面写真は、長崎の奉行屋敷での姿をとらえたカットで、背筋を伸ばして鎮座し、凛とした佇まいで誰かを見つめるその視線が印象的。「監督とのオーディションで言葉を超えた感覚を共有できた」と語る浅野さんに対し、監督は「彼はキチジロー役のオーディションを受けたが、過去の出演作品を観て、通辞役が良いのではないかとオファーした。結果はパーフェクトだった」と明かしている。遠藤周作が原作執筆にあたりテーマにしたのは、“人間の弱さ”。強い信念を持って日本にたどり着いた若き司祭ロドリゴに、執拗にまとわりつくキチジロー。一方、狡猾な言葉を繰り出してロドリゴの信念を屈服させようとする通辞。監督も太鼓判を押す窪塚さんと浅野忠信が演じる2人の日本人は、物語の鍵を握る重要なキャラクターといえそうだ。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月25日俳優の窪塚洋介、浅野忠信、マーティン・スコセッシ監督が19日、都内で行われた映画『沈黙-サイレンス-』(2017年1月21日公開)の来日記者会見に出席。本作でハリウッドデビューを果たす窪塚は、今回の抜てきについて「ドッキリかと思った」と話した。作家・遠藤周作の『沈黙』をマーティン・スコセッシ監督が映画化した本作。17世紀の江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いた宣教師が目にした日本を舞台に、"人間にとって本当に大切なものとは何か"を描く。窪塚は物語の重要な役となるキチジローを、浅野は通辞役として出演。2人はオーディションで役をつかみとった。窪塚は、出演が決まったときは「狐につままれたというか、ドッキリなんじゃないかと思った」と振り返り、「撮影を終えて今ここに来て、やっと現実なのかもなっていう感じになってきた」と告白。「夢のような時間と最高の経験をさせてもらった。みなさんの心にも何か残るものにできたら。本当に光栄です」と感慨深げに語った。浅野も「本当にびっくりした」と決まったときは驚いたようで、「大きな大きなチャレンジだったので、とてもうれしく思った」としみじみ語った。監督は、キチジローを演じる窪塚を見て「力強く演じているだけでなく心から正直に演じていた」と感じ、その後、窪塚と対面した際に「キチジローになりきっていて、この人に決めようと思った」と決断したという。また、キチジロー役としてオーディションに参加していた浅野に通辞役を提案したことを明かし、「パーフェクトだった」とその演技を絶賛した。昔から多くの日本映画を鑑賞してきたスコセッシ監督。今回の日本人キャストについて「家族のような人を集めた。なじみの顔」と親しみたっぷりに話した。窪塚と浅野は、スコセッシ監督とのエピソードも披露。窪塚は「クランクインした日に監督はきれいなスーツを着ていたのに、汚い場所での撮影で『こういった感じで』と演技を見せてくれた」と話し、「僕は『汚れちゃう!』と思ったけど気にしないんだなと。情熱の氷山の一角を見た。メラメラな人なんだなと思った」と打ち明けた。浅野は、オーディションのときから監督とのやりとりが楽しかったそうで、「監督は僕らの心からあふれ出る何かを待ってくれているような感じがした」と感謝した本作には、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールド、『シンドラーのリスト』のリーアム・ニーソン、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のアダム・ドライバーに加え、日本から窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシらが出演する。
2016年10月19日エリザベス・バンクス主演のハリウッド映画『Rita Hayworth with a Hand Grenade(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)』に、俳優・窪塚洋介の出演が決定した。窪塚洋介演じるのは、第二次世界大戦末期から戦後にエリザベス・バンクス演じる戦場カメラマンと太平洋の孤島で出会い、その後数十年を共に過ごすことになる日本兵役。残留日本兵となった陸軍軍人である小野田寛郎と横井庄一をモデルにした、極限状態の日本人像に挑戦する。マーティン・スコセッシ監督映画『沈黙–サイレンス–』に続くハリウッド作品への出演について窪塚は「『ハリウッドだから「出られれば何でもいい』という仕事の選び方や、『エージェントのノルマだからやらなくてはいけない』ということではなく、日本でのスタンスと同じように心のままに仕事が出来るのは、ひとえにデビューが来年公開のマーティン・スコセッシ監督の作品『沈黙』であったこと、そこで重要な役を演じられたこと、そして、その作品に関わった主要スタッフが認めてくれたからこそだと思います」とコメント。監督は、『マルコビッチの穴』のセットデザイナーや、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のアートディレクターとして活躍してきたスローン・ウーレンが務める。なお撮影は2016年秋頃に開始予定で、日本での公開時期は2016年9月14日(水)現在未定となっている。【作品情報】Rita Hayworth with a Hand Grenade(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)公開時期:未定監督:スローン・ウーレン出演:エリザベス・バンクス、窪塚洋介ほか
2016年09月17日俳優・窪塚洋介が、『沈黙 -サイレンス-』に続き、ハリウッドの新作第2弾に出演することがこのほど決定。『スパイダーマン』シリーズや『ハンガー・ゲーム』シリーズのエリザベス・バンクスとの共演ということも分かった。窪塚さんの記念すべきハリウッド・デビュー作となった『沈黙 -サイレンス-』は、マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の戦後日本文学史上不朽の歴史小説「沈黙」を読んでから約四半世紀をかけて映画化。窪塚さんが演じるキチジローは、主要な役柄のひとりであるだけでなく、原作者の遠藤氏が自分自身をモデルとして作品にはめ込んだ「もう一人の主役」とも言える重要キャラクターだ。そして今回窪塚さんが出演するのは、『マルコビッチの穴』のセットデザイナーや、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のアートディレクターとして映画界に地歩を築いてきたスローン・ウーレンの監督作品第2弾「Rita Hayworth with a Hand Grenade」(仮訳邦題:リタ・ヘイワースと手榴弾)のヒロオ役。時代は第二次世界大戦末期から戦後、エリザベス演じる戦場カメラマンと太平洋の孤島で出会い、数十年を共に過ごすことになる日本兵を演じる窪塚さん。残留日本兵となった陸軍軍人、小野田寛郎と横井庄一をモデルにした極限状態の日本人像への挑戦となる。窪塚さんは「ハリウッドだから“出られれば何でもいい”という仕事の選び方や、“エージェントのノルマだからやらなくてはいけない”ということではなく、日本でのスタンスと同じように心のままに仕事が出来るのは、ひとえにデビューが来年公開のマーティン・スコセッシ監督の作品『沈黙』であったこと、そこで重要な役を演じられたこと、そして、その作品に関わった主要スタッフが認めてくれたからこそだと思います」「オーディションもなく、エリザベス・バンクス氏の相手役という、重要で面白い役が出来るのはとても嬉しいことだし、誇りでもあります。またひとつ役者としての軌跡を伸ばし、今後も着実にキャリアを積み上げて、世界の舞台でも力を活かせるよう、今秋の海外での撮影に臨みたいと思います。久しぶりに坊主頭かなあ(笑)」と意気込みを語った。(cinemacafe.net)
2016年09月14日