タレントの竹本あいり、菜本みくる、世良あさ、斉藤あやめが、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第6号のグラビアに登場している。竹本は2001年11月6日生まれ、広島県出身で長年のバレエ歴で培った根性が武器のアイドル。菜本は1999年11月16日生まれ、神奈川県出身でサバゲー&コスプレ&ゲーム好きなオタクガール。世良は2001年7月6日生まれ、神奈川県出身でアイドルグループ・プエラの絶対値のアクアブルー担当。斉藤は2002年7月12日生まれ、埼玉県出身で運動神経&スタイル抜群のモデル女子。グラビアでは4人が同誌注目の新人美女としてグラビアに挑戦している。
2024年01月12日義太夫三味線奏者 豊澤清次郎、津軽三味線奏者 山影匡瑠が登場(一社)九段下劇場主催、『太棹の響宴 ふたたび』が2023年9月9日 (土)に鶴めいホール(東京都千代田区飯田橋2-5-4)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 今年6月に好評いただいた、義太夫三味線と津軽三味線の弾き比べ企画『太棹の響宴』早くも第二弾の開催です。同じ太棹の三味線でも全く違う音色と構造を前回より詳しく解説、今回は義太夫の魅力を深掘りしていきます。公演後には演者との懇親会も予定しています。(席数限定のため参加ご希望の方はホールに直接お問い合わせください。)鶴めいホール鶴めいホール公演概要『太棹の響宴 ふたたび』公演期間:2023年9月9日 (土)13:30開場/14:00開演会場:鶴めいホール(東京都千代田区飯田橋2-5-4)■出演者豊澤清次郎/山影匡瑠/他■チケット料金全席自由:4,000円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月29日義太夫三味線:豊澤清次郎津軽三味線:山影匡瑠一日本酒コーディネーター:SakeBottlers(株)代表鈴木将之が登場一般社団法人九段下劇場主催、第3回鶴めいホール企画公演『太棹の響宴』が2023年6月25日 (日)に鶴めいホール(東京都千代田区飯田橋2丁目5-4)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 義太夫×津軽×日本酒のコラボレーション今年4月に開場したばかりの鶴めいホール主催の公演。義太夫三味線と津軽三味線、同じ太棹なのに全く違う音色の弾き比べと「鶴めいホール」開場記念日本酒をはじめとした日本酒の解説です。太棹三味線という同一の楽器ですが、コラボレーションする機会は殆どありません。音質の違いやそれぞれの特徴を弾き比べながら解説・合奏します。【プログラム】一、義太夫三味線豊澤清次郎一、津軽三味線山影匡瑠一、日本酒コーディネーターSakeBottlers(株)代表鈴木将之鶴めいホール内観鶴めいホール内観鶴めいホール外観公演概要第3回鶴めいホール企画公演『太棹の響宴』公演日時:2023年6月25日 (日)13:30開場/14:00開演会場:鶴めいホール(東京都千代田区飯田橋2丁目5-4)■出演者豊澤清次郎(義太夫三味線)/山影匡瑠(津軽三味線)/他■チケット料金試飲1杯付きチケット:4,000円(全席自由・税込)※チケットは完全予約制です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月16日ロングランプランニング株式会社2022年10月24日 09時30分特定非営利活動法人伝統文化みらい塾『義太夫と長唄の競演舞踊と楽しい解説と共に』が2022年12月27日(火)にシアターX(シアターカイ)(東京都墨田区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて10月26日(水)より発売開始です。カンフェティで10月26日(水)よりチケット発売開始 公式ホームページ 大型の太棹三味線を用い、重厚な語り口の義太夫と、小型の細棹三味線を用い、華やかな唄い口の長唄を比較しながら観賞頂けます。長唄「元禄花見踊」は幕開けにピッタリの華やかな曲です。女性舞踊家2名による舞踊を添えて、目にもあでやかにお楽しみ頂きます。義太夫「吉野山道行」は歌舞伎や文楽などでも人気の義経千本桜の中の一節。義経を慕い旅をする静御前とそれに付き添う忠信(実は源九郎狐)を描いた物語です。重厚な中に色気のある義太夫に舞踊が加わり、歌舞伎の世界となります。「武蔵坊弁慶がでこるまで」はお楽しみ企画。白塗りに隈取のお化粧をして、衣裳を着付けるという本来ご覧頂くことのない舞台裏をご覧頂きます。「五条橋」は牛若丸と弁景の出会いを描いた物語ですが、同じテーマで義太夫には五條橋、長唄には橋弁慶という作品がありますが、今回は新しい取り組みとして、力強い弁慶の部分を義太夫が語り、まだ子どもの義経(牛若丸)の部分を長唄が唄うという試みです。やはり舞踊を添えて派手な立ち回りをご覧頂きます。そしてすべての演目には、元NHKアナウンサーで古典芸能解説者として全国で活躍する葛西聖司さんの楽しい解説付きです。どうぞ年忘れにたっぷり古典芸能の世界に浸ってください!公演概要特定非営利活動法人伝統文化みらい塾『義太夫と長唄の競演 舞踊と楽しい解説と共に』公演日:2022年12月27日(火)昼の部14時 / 夜の部18時 開演(開場は30分前)会場:シアターX(シアターカイ)(東京都墨田区両国 2-10-14両国シティコア内)■出演者立花志十郎/西崎櫻鼓/藤間桃乃樹/藤間紋厳義太夫:豊澤清次郎社中/長唄:東音坂田舞子社中/鳴物:望月太喜之丞社中■スタッフ歌舞伎座舞台株式会社/京枡屋舞台/松竹衣裳株式会社 ほか■チケット料金一般:5,000円 学生:2,000円(全席自由・税込)■団体概要NPO法人伝統文化みらい塾は、歌舞伎を中心とした古典芸能の発展と普及のために活動しています。全国の学校や公共施設での芸術鑑賞会やワークショップの実施、誰でも楽しく本格的な歌舞伎を学べる歌舞伎教室の開催、国内外のイベント実施・演出などを手掛けています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月24日女流義太夫演奏会『第18回はなやぐらの会~橋本治さんを偲んで』が2022年4月10日(日)に紀尾井小ホール(東京都千代田区)に於いて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて2月10日(木)より発売開始です。カンフェティで2月10日(木)10:00よりチケット発売開始 【ご挨拶】2019年1月29日、敬愛する作家であり知の伝道師とも言うべき橋本治さんがお亡くなりになりました。本会にも何度もご出演下さいました。今回は橋本さんを偲び、橋本さん作の『源氏物語 六条院春の道行』と、追善会でよく演奏される『仮名手本忠臣蔵 勘平腹切の段』を上演いたします。本来は橋本さんの一周忌追善会として上演予定でしたが、コロナ禍で2年延期となりました。お誘いあわせてのご来場を、どうぞよろしくお願い申し上げます。(鶴澤寛也)橋本治©おおくぼひさこ鶴澤寛也©福田知弘◇演目『源氏物語』 六条院春の道行(橋本治作鶴澤寛也作曲)浄瑠璃竹本越孝三味線鶴澤寛也ツレ鶴澤津賀花◇ご挨拶鶴澤寛也~休憩(20分)~◇演目『仮名手本忠臣蔵』六段目勘平腹切の段浄瑠璃竹本土佐子三味線鶴澤寛也公演概要女流義太夫演奏会第18回はなやぐらの会~橋本治さんを偲んで2022年4月10日(日)14時開演(開場13時)(終演 15時30分予定)紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町6番5号)・チケット料金全席指定5000円(税込)主催鶴澤寛也 hanayagura20@gmail.com 後援(公財)日本伝統文化振興財団、(一社)義太夫協会協力(非財)和塾 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月01日冬景色の中に時折春の兆しを目にする如月。歌舞伎座では義太夫狂言の傑作から世話物、新歌舞伎、歌舞伎舞踊など芝居好きにはこたえられない狂言が揃った。第一部一幕目は新作歌舞伎の人気狂言『御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)』。次期将軍と目される徳川綱豊卿の別邸ではお浜遊びが行われている。そこへ見物したいと願い出たのが元赤穂浪士の富森助右衛門。そのわけとは。ふたりの台詞のやりとりに緊迫感がみなぎって……。真山青果の代表作『元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)』の一幕だ。中村梅玉の綱豊、尾上松緑の助右衛門、中村東蔵の新井勘解由、中村魁春の江島。二幕目は獅子物と呼ばれる歌舞伎の舞踊の一つ『石橋(しゃっきょう)』。唐の国の清涼山にある聖なる石橋に、獅子の精達が顕れる。牡丹の花と戯れて、やがて力強い獅子の踊りを見せる。能の「石橋」から材を得た舞踊。獅子の毛ぶりなど躍動感たっぷりの踊りが見どころだ。中村錦之助ほかの出演。第二部一幕目は『春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)』。早春の候、工藤祐経の館に現れた曽我十郎と曽我五郎の兄弟。父の敵を前にいきり立つふたりを静御前が諫める。やがて三人は春の七種の行事を織り込んだ、美しく春らしい踊りを踊る。二幕目は歌舞伎三大名作の一つ『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』の二段目『渡海屋・大物浦』。渡海屋銀平の船問屋で、九州へと落ちのびる源義経の一行が船出を待っている。この銀平、実は平知盛。平家再興をもくろみ、亡霊の姿を借り海上で義経たちを討とうとする。悪鬼のような凄まじい闘いの末、壮絶な最期を遂げる。片岡仁左衛門が渡海屋銀平実は平新中納言知盛を一世一代として勤める。第三部一幕目は『鬼次拍子舞(おにじひょうしまい)』。京の外れの山中で山樵(やまがつ)に身をやつした男がひとりの白拍子と出会い、ともに踊り始めるが、白拍子は色仕掛けで男から笛を奪おうとする。男は実は主の源義朝を殺害した長田太郎で、その功により平家の大名となっていた。白拍子と長田の問答は虫づくしの歌詞となっており、手踊りから立廻りへと展開していく古風さにあふれた洒落た舞踊劇だ。中村芝翫の山樵実は長田太郎、中村雀右衛門の白拍子。二幕目は『鼠小僧次郎吉(ねずみこぞうじろきち)』。刀屋新吉と芸者のお元は恋仲だが、横恋慕する侍から大金百両と大事の刀を奪われてしまう。心中を決意したふたりを止めに入った稲葉幸蔵。この男が義賊と名高い鼠小僧だった。河竹黙阿弥が五代目尾上菊五郎に書き下ろした人気作。六代目、そして当代の菊五郎も演じてきた音羽屋ゆかりの狂言だ。尾上菊之助の稲葉幸蔵、中村雀右衛門の大黒屋抱え松山、中村歌六の辻番与惣兵衛。今月もひきつづき客席は間隔を開けた2席並びの配置となっている。チケット入手の際には確認を。※第三部『鬼次拍子舞』に出演を予定していた中村芝翫は新型コロナウイルス感染症 「陽性」であることをうけ、当面の間休演。「山樵実は長田太郎」役は坂東彦三郎が務める。(最新情報は歌舞伎美人ホームページ にてご確認ください 。文:五十川晶子『二月大歌舞伎』2022年2月1日(火)~2022年2月25日(金)会場:東京・歌舞伎座
2022年02月01日義太夫狂言に新歌舞伎、鶴屋南北作品に舞踊と、2月の歌舞伎座も見どころの多い演目が揃った。第一部は時代物の名作『本朝廿四孝』の『十種香」。戦国時代、長尾謙信の娘・八重垣姫は許嫁で切腹した武田勝頼の姿絵を仏間にかけて香を焚き菩提を弔う。その絵にそっくりな男・花づくりの簑作が現れ、姫は一目で恋に落ち、腰元の濡衣に仲立ちを頼む。その簑作こそ本物の勝頼だった……。八重垣姫は歌舞伎の立女方がつとめる大役「三姫」のひとつで、品格の中に濃い情愛を表現するのが難しいとされる。配役は以下の通り。八重垣姫中村魁春武田勝頼市川門之助白須賀六郎中村松江原小文治市川男女蔵腰元濡衣片岡孝太郎長尾謙信中村錦之助もう一本は『泥棒と若殿』。荒れ果てた屋敷へ泥棒に入った伝九郎は侍に出刃を向けて金を要求するが、金はないと突っぱねられる。この侍が実は松平成信、領主の次男だった。御家騒動に巻き込まれ幽閉されて飢え死にしそうになっているのだった。伝九郎は不憫に思い、成信の世話をしはじめ、ふたりの奇妙な同居生活が始まる。立場の異なるふたりに芽生える絆……山本周五郎の原作。伝九郎尾上松緑松平成信坂東巳之助梶田重右衛門中村亀鶴鮫島平馬坂東亀蔵第二部は片岡仁左衛門と坂東玉三郎の麗しさとふたりの至芸を堪能する二幕。『於染久松色読販』は『桜姫東文章』や『東海道四谷怪談』を生み出した鶴屋南北の原作。土手のお六と鬼門の喜兵衛は悪事を働く夫婦者。お六のもとへ、かつて使えていた奥女中の竹川から手紙が届くところからドラマが動き始める。惚れた男のために悪事を働く「悪婆」と呼ばれる婀娜なお六と、強悪な喜兵衛の夫婦による、アンチヒーロー・ヒロインの魅力をたっぷりと。土手のお六坂東玉三郎山家屋清兵衛河原崎権十郎油屋太郎七坂東彦三郎鬼門の喜兵衛片岡仁左衛門もう一本は『神田祭』。江戸前のすっきりした踊りを見せる粋な鳶頭にあでやかな芸者。祭囃子に浮き立つ江戸の情緒を堪能したい。清元舞踊の一幕。鳶頭片岡仁左衛門芸者坂東玉三郎第三部は十七世中村勘三郎三十三回忌追善狂言二本が上演される。『奥州安達原』「袖萩祭文」。雪の降る中盲目の袖萩が幼い娘お君に手を引かれて父・平傔仗直方のもとへとやってくる。親の反対を押し切って駆け落ちした袖萩は対面を許されないため、三味線を手に祭文になぞらえて身の上を語り、娘の姿を一目見せようとする。そこへ夫の安倍貞任が姿を現し……。袖萩中村七之助安倍貞任中村勘九郎娘お君中村長三郎安倍宗任中村芝翫平傔仗直方中村歌六浜夕中村東蔵八萬太郎義家中村梅玉もう一本は『連獅子』。文殊菩薩が住むといわれる清涼山のふもとの石橋に狂言師の右近と左近が手獅子を持って現れ、石橋の由来や、獅子の親が仔を谷底へ落とすという故事を踊って見せる。能の「石橋」を題材とした長唄の舞踊。ユーモラスな間狂言「宗論」をはさんで、後半は親獅子と仔獅子の勇壮な舞を楽しみたい。狂言師右近後に親獅子の精中村勘九郎狂言師左近後に仔獅子の精中村勘太郎法華の僧蓮念中村鶴松浄土の僧遍念中村萬太郎新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言を受け、開演時間が早まった。第一部は10:30、第二部が14:15、第三部が17:30となっているのでご注意を。文:五十川晶子歌舞伎座『二月大歌舞伎』2021年2月2日(火)~2021年2月27日(土)会場:東京・歌舞伎座
2021年02月02日グラビアアイドルの竹本茉莉が24日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『Be sweaty』(発売中 4,104円税込 発売元:Digital Fresh)の発売記念イベントを行った。2016年に秋田書店主催のミスコン「ミスヤングチャンピオン2016」で小澤らいむや佐倉仁菜らとともにグランプリに選ばれるなど人気を呼んでいる竹本茉莉。現在はグラビア活動と並行しながら、人狼アイドル BABYWOLFのメンバーとしても活動している。そんな彼女の通算4枚目となる同DVDは、今年4月に沖縄で撮影。旅先で出会った男性と恋に落ちるというシチュエーションもので、大胆な水着や衣装などを着用してセクシーな仕草で視聴者を惑わす。最新作について竹本は「今回はあまりセリフがなかったんですが、時には誘ってみたり挑発してみたりしています。私の中では旅先で出会った男性と恋愛が繰り広げられるストーリーだと思っています」と紹介。DVDのタイトルが『Be sweaty』で、キュートなシーンが多いと思いきや、「今回は肉食ですよ」と笑みを浮かべて、「表紙にもなっている白のレオタードを着たシーンはバーで撮影したんですけど、挑発的な感じで誘っています。それにベッドのシーンではメイクさんに猫じゃらしみたいなモノでくすぐられました。めちゃくちゃくすぐるのが上手すぎて笑ってしまいました。私の素な感じで、エロ可愛い感じになっていると思います」とセクシーさをアピールした。クリスマスイブのイベント開催ということで、サンタコスで登場した竹本。クリスマスの話題となり、「このイベントが終わったら友だちと女子会です」と友人と楽しむそうで、「人混みがすごく苦手なので、彼氏とか家の中でデリバリーのピザを食べながら映画とかを一緒に見たいですね」と理想のクリスマスの過ごし方を告白。欲しいプレゼントは「仕事か現金が欲しいです」と率直な回答で、その理由を「お金には困ってないんですが、物欲がないので将来のために貯金したいです。信じられるものはお金だけなので」と現実的だった。
2018年12月24日浄瑠璃・歌舞伎作家の近松門左衛門と竹本義太夫、江戸時代の世を沸かせたふたりの演劇人の交流を、ふたりが世に送り出した作品を絡めて紡ぐ『うつろのまこと-近松浄瑠璃久遠道行』が博品館劇場で開幕した。【チケット情報はこちら】物語は1685年、近松33歳、義太夫35歳。義太夫が近松に本の書き下ろしを依頼するところから始まる。老獪な近松に“青二才”と罵られ、全く相手にされない義太夫。しかし、あるひと言をきっかけに近松が筆を執る……そうして生まれたのが『出世景清』(【出世之章】)。続いて、世話物として確立させた『曽根崎心中』、心中物の代表作『心中天綱島』、それぞれを【名残之章】【生瓢之章】と題す、3つの章からなる本公演。30代から60代後半までの近松を演じるのは伊藤裕一。口跡のよい台詞回しと常に纏った陰のオーラで佇まいの枯れ感に相反し、消えることのない世の中への反骨心、歳を重ねるごとに凄みを増す“書くことに対する執念”を余すところなく表現。近松の作品に宿る言霊の力にいち早く気づいた高潔で実直な義太夫と、その後継の政太夫を全身全霊で演じるのは今拓哉。義太夫の語りを台詞と歌で表現する今の広いレンジの歌声と表現の豊かさに唸る。近松と義太夫のやり取りから、いつしか人形浄瑠璃の劇世界へと移ろう、その“誘い人”は本作の音楽を担当するかみむら周平。かみむら自身によるアナログシンセサイザーの生演奏が、幻想的でありながら、生々しい劇世界を作りあげる。また、時折現れる人形振りも、人形浄瑠璃特有の人形に宿る魂を可視化させる。振付は広崎うらん。そんな劇世界を生きるのは久保田秀敏、戸谷公人、松井勇歩、大月さゆ、中村龍介ら、男と女の情・義理・誇りに翻弄される人間たちを演じる顔ぶれも実に多彩!作・演出は歌舞伎をはじめとする古典作品への造詣が深く、人間を描くことに定評のある西森英行。近松が生み出す言霊、近松の創作魂に火をつける義太夫の言葉、物語の根幹をなすものは言葉。そこに劇作家としての真髄を感じる。そして、いつの世も変わらぬ愚かながら愛おしい人間たちの姿に心打たれ、魂を削るようにして作品を生み出すふたりの壮絶さに打ち震える。舞台という虚構に宿る実(まこと)、これは偉大な先人へのリスペクトであり、今に継承される演劇人の精神なのだろう。本公演は、【出世の章】を発端に、日替わりで【名残】か【生瓢】を上演する2章上演、もしくは3章連続上演というユニークな上演形式をもつ。それぞれが独立した話でありながら、【名残】で見せる義太夫の凄み、すべてが明かされる【生瓢】と、やはりすべてを観たくなるというのが人情。近松の、義太夫の、ふたりの劇世界を生きた人々の血が“たぎる”舞台をお見逃しなく。コンプリートチケットや3章連続上演(Cパターン)の追加公演あり。6月10日(日)まで、東京・博品館劇場にて上演。取材・文:功刀千曉
2018年06月06日グラビアアイドルの竹本茉莉が29日、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『まつりびより』(発売中 4,104円税込 販売元:イーネット・フロンティア)の発売記念イベントを行った。昨年は秋田書店主催のミスコン「ミスヤングチャンピオン2016」のグランプリに小澤らいむや佐倉仁菜らとともに選ばれるなど、期待のグラドルとして注目を集めている竹本茉莉。同DVDは、昨年2月にリリースされた1stDVD『どきどきFesta』以来となるグラビア作品で、セクシーな水着や衣装姿となって均整の取れたプロポーションの身体を披露している。DVDのイベントは約1年半ぶりとなる竹本だが、緊張した様子もなく「今回は私が介護士さんという設定で、介護先がお爺ちゃんじゃなくて若い男性でドキドキしちゃうという内容となっています。その男性の家をお掃除したりリハビリを手伝ったりする感じです」と解説。お気に入りのシーンを「お風呂で男性を洗ってあげるシーンです。そのシーンは変形眼帯水着を着ました。眼帯水着は着たことがあるんですが、こういう変形水着は着たことがなかったので新鮮でした」と明かしつつ、「紫の水着を着たシーンはセクシーだと思います。この水着を着たシーンは介護のベッドでその男性と…。何をしているかは見てのお楽しみです(笑)」とアピールした。同DVDでは介護する男性に積極的にアプローチしていく。「DVDだから積極的にできました。普段は男性に対して消極的なので、演じていて楽しかったです」と振り返り、気になる恋愛事情も「現実は夏だというのに、からっきしないんですよ。夏の予定も特に無いし、悲しいですよね」と寂しげだった。竹本茉莉(たけもと まり)1994年1月31日生まれ。京都府出身。A型。身長160cm。スリーサイズはB85・W58・H84。2015年にデビューしたグラビアアイドル。翌年の「ミスヤングチャンピオン2016」にエントリーし、小澤らいむ、佐倉仁菜、桜井えりな、竹本茉莉、中崎絵梨奈、星野白花とともにグランプリに輝いた。知的フェイスに凹凸のある腰からヒップにかけたらラインが魅力。8月13日に東京・銀座のGINZA Lounge ZEROで行われる朗読劇『遠き夏の日』に出演予定。特技は水泳、スペイン語。趣味は読書。
2017年08月06日重要無形文化財であり世界無形遺産でもある「文楽」は、人形浄瑠璃の代名詞です。そんな日本古来の大衆伝統芸能に魅せられたロックバンド「wiwiMURPHY」は、文楽とロックを融合させたコラボイベント『ON-RAKU』など、独自な世界観の音楽活動を展開しています。バンドのボーカルを担当するナガトミさんに、「文楽」の歴史や魅力、また『ON-RAKU』発足までの経緯をおうかがいしました。■歌舞伎に多大な影響を与えた操り人形劇「文楽っていうのは、もともとは人形浄瑠璃専門の劇団の名前だったんです。それが今では、日本の伝統芸能である操り人形劇『人形浄瑠璃』を意味する言葉として使われています。歴史的には江戸時代初期、それまで行われていた人形芝居と、三味線音楽、浄瑠璃が結びついて生まれたとされています」(ナガトミさん)『はんなり』した関西弁で話す、京都出身のナガトミさん。かつては『コールタール』というバンドでコロムビアレコードからメジャーデビューも果たしたミュージシャンです。「竹本義太夫や近松門左衛門など傑出した才能により、一時期の人気は歌舞伎をしのぐほど。歌舞伎にもいろんな影響を与えています。事実、歌舞伎の演目の多くは人形浄瑠璃の翻案ですし、現在でも最高位の太夫に与えられる称号「櫓下(やぐらした)」は、芸事における地位が市川団十郎よりも高いとされます」■違和感なく融合した江戸と平成の大衆芸能ナガトミさんと文楽の出会いは6年前。不慮の事故でメジャーのバンドを解散したのちに結成した「wiwiMURPHY」に、現ドラムの竹内さんが加入したところから始まります。「竹内君は小中学生のころ、文楽人形遣いで人間国宝の吉田蓑助氏に弟子入りしてたそうなんです。それで久々に師匠にあいさつに行った際、当時の兄弟子、勘六さんに再会。それ以来、彼が自分らのライブを見に来てくれるようになりました。勘緑さんは昔から型にはまらない人らしく、文楽の普及・公演に関する独自の団体『木偶舎』の発足や、UAさん、坂田明さん、元ネーネーズの古謝さんといったミュージシャンとの共演など独自の活動を行ってきています」そんなアウトサイダーな伝道師がwiwiMURPHYの音楽を聴いて確信。「一緒にやりましょう」こうしてロックと文楽のコラボレーションがスタートしたのです。ちなみに『ON-RAKU』の由来は、太夫・三味線・人形遣いの「三業(さんぎょう)」で成り立つ三位一体の演芸、文楽に対し、人形浄瑠璃(文楽)の演目を音楽(ロック)と文楽人形との融合によって表現することから。これまで徳島で開催された『ジョールリ100公演』内や、都内ライブハウスなど3回の公演が行われています。「全公演、誰でも気兼ねなく見られる場所でやってきました。というのも、文楽人形とロック、江戸と平成で時代は違いますけど、要はどちらも大衆芸能、庶民の娯楽ですから。僕の中では違和感は全然なかったですね。スッと入ってきて、パッと合致しました」■天才・近松の魅力と謎に挑み続ける!来る11月24日、25日、第4回『ON-RAKU』公演が北沢タウンホールにて行われます。演目は鬼才・近松門左衛門の『女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)』。ストーリーは非常にシンプル。主役の、酒とバクチにおぼれた最低最悪のダメ人間・与平が、ダメの限りを尽くし、女性を殺し、その悪事がばれて、そして……という感じです。「初公演以降、『ON-RAKU』では、この演目のみをやり続けています。1回や2回では決して伝えられない。もっとこの演目を突き詰めてみたい。出演者の総意でした。一体この話にどんな意味が、いや、果たして意味自体あるのかすら分からない。だから映画やドラマにもなっていますが、作品ごとに解釈が違ってくる。これこそまさに近松門左衛門の天才たるゆえんですね。この演目を僕らなりの解釈で、納得する形でやり切らないと、次には進めません」去る9月には、2ndフルアルバム『sheep』を発売したwiwiMURPHY。まさにノリにノっている彼らの思いがつまった『ON-RAKU』公演は、敷居が高く感じる伝統芸能に触れられるチャンスです!(OFFICE-SANGA 岩井浩)
2012年10月16日