鉄拳のパラパラ漫画を原作に、岡田将生主演で映画化する『家族のはなし』。この度本作に、時任三郎、財前直見、成海璃子、佐藤寛太らが出演することが決定。あわせてポスタービジュアルも公開された。■追加キャスト発表本作は、リンゴ農園を営む両親とその息子との物語。りんご作り一筋、葛藤し成長していく息子を不器用ながらもじっと見守る主人公・拓也(岡田さん)の父親・小林徹役を時任三郎が、そんな父と息子を見守るやさしい母親・小林愛子役には財前直見。また、拓也に対して時には厳しく時には優しく隣で助言をする地元の同級生・明日香を成海璃子が演じることが決定。さらに、拓也が東京に出て結成するバンドのメンバーに、ボーカルの柴田役を「明日の約束」や『わたしに××しなさい!』の放送・公開を控える金子大地、ドラムの渡辺役は「劇団EXILE」のメンバーで『HiGH&LOW』『イタズラなKiss』シリーズに出演した佐藤寛太。ギター・拓也役の岡田さんと同様、楽器経験のない彼らが役作りのためにバンド練習にも取り組んでおり、劇中のバンドシーンも本作の見どころのひとつだ。そのほか、バンドのプロデューサー坂本役をお笑いコンビ「和牛」水田信二が演技に挑戦、拓也と明日香の地元の恩師・鈴木を渡辺憲吉が演じる。■ポスタービジュアル到着原作の鉄拳さんがアートディレクターとしても参加し、劇中に描き下ろしパラパラ漫画と実写映像がコラボするという新たな試みに挑戦している本作。本編映像だけでなく今回到着したポスタービジュアルにおいても、鉄拳さんが描き下ろしたイラストを使用。鉄拳さんのイラストが、岡田さん演じる拓也、時任さん演じる父・徹の姿とマッチした一枚となっている。■主題歌は新進気鋭のバンド「サイダーガール」に決定さらに今回、本作の主題歌を「サイダーガール」が担当することが決定。「サイダーガール」は、2014年に動画サイトを中心に活動していたYurin(Vo&Gt)、VOCALOIDを使用して音楽活動していた知(Gt)、フジムラ(Ba)で結成され、2017年7月にメジャーデビューしたばかりだ。主題歌のタイトルは「dialogue」。実際に鉄拳さん原作のパラパラ漫画を見て書き下ろした楽曲で、ボーカルのYurinさんは「改めて気づかされることがたくさんある映画でした。音楽をするために地元を離れて、たくさんの人に助けられてきたことを思い出しながら作りました。映像に寄り添える曲になっていると嬉しいです」とコメントしている。また主題歌以外に、劇中のバンドが演奏している楽曲にも「サイダーガール」の「群青」「橙の行方」を起用。柴田役の金子さんがこの2曲をカバーしており、劇中で歌声を披露している。『家族のはなし』は2018年、公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月20日米大リーグ・ヤンキースの田中将大とニッポン放送の『オールナイトニッポン』が、コラボレーション企画を実施することが明らかになった。田中将大 -ニッポン放送提供67年10月に放送開始した『オールナイトニッポン』は昨年10月に50周年を迎え、50以上のスペシャル企画を発信するプロジェクトを展開している。今回はその一環として、田中とコラボレーションし、50着限定のスタジアムジャンパーを発売することになった。今月28日12時より先着順で発売され、1着10万円(税抜、送料込)で、シリアルナンバー入りとなっている。今年の元旦に放送された『田中将大のオールナイトニッポンNY』のパーソナリティを担当するなど、ニッポン放送とつながりが深い田中。「とてもカッコよい仕上がりとなっています」と今回のスタジアムジャンパーに太鼓判を押した。田中将大 コメントニッポン放送では毎年、「田中将大のオールナイトニッポンNY」を放送させてもらっています。自分にとっては正月の風物詩のような存在になっていて、楽しみの1つにもなっています。今回、オールナイトニッポン50周年という事で、昨年達成した自分のメジャー50勝とかけて、コラボレーショングッズとしてスタジアムジャンパーを作らせて頂きました。このジャケットは野口強さんとHUMAN MADEのNIGOさんが手がけて下さったのですが、とてもカッコよい仕上がりとなっています。ボタンはHUMAN MADE製で、リバーシブルにもなっており、シリアルナンバーは刺繍されていて、細部にもこだわっています。自分も普段から着こなしたいと思っています。是非このジャケットを着て、スタジアムに遊びに来てください!
2018年03月15日福山雅治と菅田将暉が、3月21日(水・祝)放送の「福山雅治・菅田将暉のWE LOVE RADIO! ~ラジオだから話せることがある。ラジオだから出来ることがある。~」にて“ラジオ初共演”を果たすことが決定。貴重なトークはもちろん、 弾き語りによるスペシャルセッションも放送される。本番組は、昨年の放送で大反響だった「WE LOVE RADIO!~山下達郎・星野源のラジオ放談」に次ぐ、民放ラジオ101局特別番組の第2弾。福山さんは、チャン・ハンユーとW主演を務めたジョン・ウー監督作『マンハント』が公開中。また、今年の劇場版最新作『名探偵コナン ゼロの執行人』で主題歌「零 -ZERO-」を手掛け、「名探偵コナン」と初タッグを果たし、さらに先日の福山さんのラジオ番組「福山雅治 福のラジオ」ではコナンと夢の対談も行われた。菅田さんは、『キセキ -あの日のソビト-』『帝一の國』『あゝ、荒野』と主演作が続々と続き、俳優だけでなく昨年は「見たこともない景色」でCDデビュー。また、先日最終回を迎えた「トドメの接吻」では出演、主題歌も担当し話題となった。ラジオは「菅田将暉のオールナイトニッポン」が放送中だ。そんな俳優、アーティスト、そしてラジオパーソナリティと共通項の多い2人が今回ラジオ初共演!サブタイトルにある「ラジオだから話せることがある。ラジオだから出来ることがある。」をテーマに、ラジオの魅力、面白さ、さらにラジオだからこそのぶっちゃけトークまで、ラジオの先輩・後輩によるラジオ愛あふれるトークはもちろん、共にミュージシャンでもある福山さんと菅田さんの弾き語りによるスペシャルセッションも披露!なお、放送時間・放送分数は各局で異なるのでご注意を。民放ラジオ101局特別番組「福山雅治・菅田将暉のWE LOVE RADIO! ~ラジオだから話せることがある。ラジオだから出来ることがある。~」は3月21日(水・祝)19時~TBSラジオ、エフエム東京、エフエム栃木、CBCラジオほかにて放送。※各局で放送時間・放送分数が異なる(cinemacafe.net)
2018年03月12日いま、映画やドラマの世界を飛ぶ鳥を落とす勢いで席巻しているのは菅田将暉、福士蒼汰、山崎賢人ら93年~94年あたりに生まれた世代です。先日、授賞式が行われた日本アカデミー賞では、菅田さんが25歳にして最優秀主演男優賞を受賞。人気のみならず、骨太な作品で映画ファンを唸らせる実力があることを改めて見せつけました。このイケイケの若者たちの台頭により、やや押され気味に見えてしまいがちですが、実は、確かな実力と個性で、数年前の20代前半の頃の“イケメン推し”とはまた違った形でセカンドブレイクとも言うべき流れを作りつつあるのが、1987年~90年代初頭生まれ、つまり現在20代後半~30代になろうかという世代です。この世代、少し上には圧倒的な存在感と人気を誇る小栗旬、山田孝之、綾野剛らの世代がいて、下からは、先述の20代前半の若手が突き上げてくるという状況であり、おまけに年齢的にも、若者向けの恋愛映画で学生をやる機会は減り、さりとて父親役にはまだ早く…という状況に置かれており、そんな中途半端さが、影が薄く見えがちな理由のひとつなのかもしれません。とはいえこの世代、決して知名度が低いわけでもなく、イケメンぞろいで実力もあり、なかなか見応えのある面々が多いのです。まず、この世代において別格の存在、“セカンドブレイク”などという言葉は全く当てはまらない、若い頃からコンスタントな活躍をしているのは、何と言っても佐藤健です。『仮面ライダー電王』主演後は、「ROOKIES」シリーズ、大河ドラマ「龍馬伝」の“人斬り”岡田以蔵役など、脇役ながらも確かな演技力で注目を浴び、その後『るろうに剣心』シリーズという絶対的な代表作を得て、ドラマ、映画に次々と主演。彼の凄いところは演技力もさることながら、作品選びのセンス!漫画実写化、オリジナル作品を問わず「佐藤健が出てるなら、面白いかも」と役者の名前で客を呼べる数少ない存在といえます。昨年末公開の『8年越しの花嫁 奇跡の実話』はいわゆる、実話感動ものであり、正直、タイトルで見る人を選ぶ作品。「佐藤健が実話感動ものに?」と驚きがありましたが、興行収入は25億円を超える大ヒット。また、エンタメ性の強い作品に数多く出ていることもあって、その人気と実力のわりに、意外にも日本アカデミー賞に縁がなかったのですが、同作で優秀主演男優賞を受賞しています。来年4月より始まるNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」では永野芽郁が演じるヒロインの幼なじみ役で朝ドラ初出演。まもなく29歳を迎えますが、この世代で頭ひとつ抜けている存在といえます。佐藤さん以外で、主演・助演を問わず高い評価を得ている存在としては、今年30歳を迎える窪田正孝の名前が上がります。作品ごとに見た目や雰囲気がガラリと変わる、この世代で随一の“カメレオン俳優”です。デビューは2006年で決して遅いわけでもなく、『ガチバン』シリーズなどいくつも主演を張ってきてはいますが、多くの人が知るようなメジャーな存在になったのは、朝ドラ「花子とアン」(2014)の朝市役あたりですから、この世代の中ではやや遅咲きの部類に入ると言えます。さて、ずいぶん長い前置きとなって恐縮ですが、ここからがいよいよ本題。この記事で主に紹介したいのは、7~8年前、20代前半の段階で“イケメンブーム”の中で、若い層向けの少女漫画原作の映画やドラマに立て続けに出演していた、まごうことなきイケメン俳優ながらも、ここ数年、30代が近づく中で、意外な個性やコメディの才能を発揮し、以前とはまた違う形で人気と注目を集めている俳優たちの存在です。その代表格と言えるのが松坂桃李。「侍戦隊シンケンジャー」で“レッド”を務め、その後はドラマ「アスコーマーチ~明日香工業高校物語~」に映画『今日、恋をはじめます』でバリバリのイケメンを演じ、さらに朝ドラ「梅ちゃん先生」でお茶の間のハートを鷲づかみにしましたが、近年では、イケてない役や独特の役柄で存在感を発揮!宮藤官九郎脚本の「ゆとりですがなにか」では童貞教師役に。映画『ピース オブ ケイク』ではヒロインの親友“オカマの天ちゃん”を好演し、『劇場版MOZU』では狂気に満ちた殺人鬼役を演じました。また、昨年公開の『彼女がその名を知らない鳥たち』では、イケメンに見えて、実はなかなかのクズ!という役を見事に演じており、蒼井優演じるヒロインを相手に、まさかあんなところであんなことを…というシーンも!今年も話題作が目白押しで「梅ちゃん先生」に続く朝ドラ「わろてんか」、ダークヒーローを演じた『不能犯』、キャリア刑事を演じる『孤狼の血』など役柄も様々です。中でもひときわ高い注目を浴びているのが、石田衣良の小説を原作に、舞台版に続いて主演を務め、“娼夫”を演じる『娼年』です。既に特報映像段階でかなり話題を呼んでいます。下世話な言い方で恐縮ですが、松坂桃李があんな姿であんなことをしたり、こんなことをしたり…というのを見に行くだけでも、1800円を払う価値あり!この秋で30代に突入しますが、ますます活躍の場が増えそうな俳優です。先ほども紹介した「ゆとりですがなにか」で主演を務めたのが、今年で29歳になる岡田将生です。岡田さんといえば、2007年のドラマ「『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」で10代ながらメインキャストのひとりを演じ、その後も『重力ピエロ』、『ハルフウェイ』、『ホノカアボーイ』、『僕の初恋をキミに捧ぐ』など、主演もしくはそれに次ぐ役柄で映画界を席巻。ただ、決して王子様的なイケメンばかりでなく、ちょっと頼りないけど母性本能をくすぐるようなタイプから、Sっ気のあるクールな役柄まで硬軟入り混じった役柄を若い頃から演じてきました。『告白』ではウザい熱血教師を、『悪人』では冷酷な笑みが印象的な大学生を演じ高い評価を得ています。そして最近では、「頼りないけどカワイイ」ではなくもっと振り切った「正直、見ててイタい」と思わせるような方向の役柄にも挑戦!『何者』、『伊藤くんAtoE』と立て続けに、「若者と言いつつも、そろそろいい年なのに意識高い系」という役柄で見事なまでにイタイ男を体現。この自信満々の意識高い系の男がガッチリと論破されて、そのプライドがへし折られる表情までしっかりと演じ、観客にカタルシスを味わわせてくれました。一方で、ドラマ「小さな巨人」では、エリートながらもあえてノンキャリの道を選んだ若き刑事役で、改めてそのイケメンぶりを見せつけるなど、30代を前にますます役者としての幅は広くなっています。もうひとり、「イケメンなのに…」という逆接で、この世代で欠かせないのが賀来賢人。既にムロツヨシや佐藤二朗と並ぶ、福田雄一監督作の常連であり、コメディセンスは同世代でもトップクラス。福田作品のみならず、劇団☆新感線にケラリーノ・サンドロヴィッチ、赤堀雅秋など、舞台界を代表する演出家からも引く手あまたの売れっ子です。福田組、そして舞台で経験を積んだ賜物と言えるのが、決して大げさに何かをしているわけでもないのに、不思議と彼に視線が行ってしまう、圧倒的な存在感。月9ドラマ「海月姫」では、一流ビジネスマンにしてファッショニスタのカイ・フィッシュ役で独特の“異物感”を絶妙なニュアンスで醸し出す。また、シリーズ最終章を迎える『ちはやふる -結び-』では、イケメンなのにどこか抜けている現役最強の名人・周防を演じているが、佇まいからポツリポツリと話す口調まで若手メインキャスト陣とはまた違った大人の男の色気と魅力を全開!20代前半のツヤツヤの若者たちも魅力的ですが、「若手以上オジサン未満」のイケメンたちが、顔ではなく、存在感と個性で魅せる姿にぜひご注目を!(text:cinemacafe.net)
2018年03月12日お笑い芸人・鉄拳のパラパラ漫画「家族のはなし」が、この度岡田将生主演で実写映画化されることが決定。あわせて、髪を金髪にした岡田さんが写る写真も公開された。原作のパラパラ漫画は、2013年に信濃毎日新聞との企画として発表され、第17回「アジア太平洋広告祭」でフィルム部門・プレス部門をW受賞。リンゴ農園を営む両親とその息子との物語で、ある挫折をきっかけに自分の進むべき道を失った彼は両親の元を離れ、大学生活の傍らバンドに熱中しプロを目指すように。さまざまな挫折を経て家族の温かさを再発見しながら成長していく、“家族の大切さ”をストレートに表現した感動作だ。そんな主人公・小林拓也役には、「伊藤くん A to E」『悪人』『銀魂』などで様々な役を演じ分ける岡田将生。本作のために髪の毛を金髪にし、バンドマン役ということでギター演奏にも初挑戦。劇中の迫力溢れる演奏シーンにも注目だ。原作のパラパラ漫画を見たという岡田さんは、「とても素敵な話で映画になるなら是非参加させて頂きたいと思いました」と話し、「僕が演じるのはなかなか目が出ないバンドマンで、売れたいという気持ちで焦り、壁にぶつかっている役です。そんななか親の温かい気持ちを知り、改めて親の存在を考えます。とても温かい映画になったと思います。是非楽しみにして頂けたら幸いです」とコメントしている。撮影現場を訪れたという鉄拳さんは、「映画化されることはとても嬉しいですし、主人公を岡田将生さんに演じて貰えると聞いたときに、僕の中で奇跡的に主人公に合っていたのでとても光栄で嬉しかったです」と原作者も納得のキャスティングだったよう。「映画は沢山の方に観てもらいたいですが、特に親元から離れ都会で挑戦している若い方に是非、観てもらいたいです」とメッセージを寄せている。また今回は鉄拳さんをアートディレクターに迎え、物語のキーポイントで映画のために新たに描き下ろしたパラパラ漫画と実写の映像を融合するという新しい試みを実施する。なお、監督は「海に降る」「絆~走れ奇跡の小馬」の山本剛義、脚本は青塚美穂が担当する。『家族のはなし』は2018年度公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月06日岡田将生(28)が「ちょっとダメだけど、かわいい」とファンから評判だ。 1月16日に放送された「火曜サプライズ」(日本テレビ系)で、ウエンツ瑛士(32)が岡田との“さし飲み”をした際のエピソードを披露。岡田はウエンツを「もう一杯だけいいですか?」と言い続けて朝5時まで引き留めたものの、「タクシーを呼んで先に帰ってしまった」と“ゆとりっぷり”を暴露されている。 また田中圭(33)からも「LINEが全然こない」との非難を浴び、慌てるシーンも。しかしTwitterでは、岡田のそんなところが「かわいい」と評判だ。 《岡田将生くんのダメダメっぷりをみて超喜んでる》《岡田将生さんはダメっぷり発揮してんなぁ》《もう岡田将生のダメさ加減が大変そうだけど見てる分にはツボなくらい可愛い》 “イケメン俳優”の印象が強い岡田だが、近ごろは「潔癖症」や「クルマの中で絶叫する癖」などを告白。今までのイメージとは変わって、イジられキャラとして定着している。 その甲斐あってか、演技の幅も広がっているようだ。 12日に公開された映画「伊藤くんA to E」では超モンスター級の痛男を熱演。岡田も「結構チャレンジ。何年か前だったら僕にはこの役できなかった」とインタビューで語り、こう続けている。 「イメージを気にする時期は終わったと思いますし、イメージ関係なく挑戦していきたいです。幅広い役のオファーをいただけるようにならないといけないなと思っています」 もうすぐ30歳。新たなステージが楽しみだ。
2018年01月19日きゅっと口角の上がった笑顔がまぶしい。「でも笑顔はあんまり好きじゃないんです。って言っても、超笑ってますよね。いまも笑ってる」と、照れくさそうに微笑む。思わずまじまじと見つめてしまうほど端正な顔立ちなのに、やわらかい表情と言葉が、ぐっと彼を近くに感じさせた。誰もが傷つきたくないけれど、誰かを傷つけているそんな岡田将生が、うるわしいルックスをフル活用して挑んだのが、映画『伊藤くん A to E』の「伊藤くん」役だ。1月12日に全国165スクリーンで封切られた今作は「登場人物、全員無様!」というキャッチコピーが、胸をざわざわさせる。かつての売れっ子脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)は、伊藤というどうしようもない男について悩む、A~Dの4人の女性からの恋愛相談をヒアリング。新作脚本のネタにしようと話を聞き続けるうち、偶然にも「女たちが語る伊藤は同一人物?」と気づく。しかも伊藤は、莉桜が主宰するシナリオスクールの生徒だった。やがて莉桜は、みずからも「5番目の女=E」として伊藤に翻弄されていく。自己中で無神経な「伊藤」の言動。しかし、伊藤として過ごす時間が増えるにつれ、演じる岡田には不思議な感情が芽生えはじめる。「言動自体はクズなんだけど、伊藤は自分の意志で純粋に生きている、と思えるようになってきたんです。伊藤としての人生をまっとうしている、というか。傷つきたくないって誰もが思っているし、そのために自分の世界で生きるのは悪いことじゃない。それによって相手を傷つけているかもしれないけれど、誰も傷つけないように生きていくのは不可能だ、とも思うんです。伊藤を演じるうちに『こういう生き方もいいなぁ』とか『こんな生き方ができたら、違う世界が待っているんだろうな』と考えたりするようになりました。だから、いまでは伊藤のなにが“痛男”なんだろうって、わからなくなってきています(笑)。もちろん、近くにいたら関わりたくないし、近寄りたくはない。でも、2017年の夏をとおして、一番好きになったキャラクターであることは間違いないですね」“自分らしく生きること”はきっと、人と違う道を選んだり、ひとりになるのをいとわないことでもある。岡田が言うように、誰かとぶつかってしまうときもあるだろう。思っていることを口に出せる伊藤が、まぶしい物語のなかで、伊藤は自分の生き方をつらぬくために、容赦なく人を傷つける。なかでも印象深いのはクライマックス。木村文乃演じる莉桜と、お互いの意見を叩きつけあうシーンだ。「莉桜は莉桜で、伊藤の言葉にへこんだり傷ついたりしていて、自分自身と戦っているような感じ。でも『伊藤は伊藤で、莉桜に言っているようで自分自身にも言っている。自分を肯定するために、自分の身体を使って言っているんだ』と、監督に言われたんです。だから、莉桜と会話をしているのに、自分と会話をしているような感じでもあって……すごく不思議な感情でした。このシーンからラストに向かって、莉桜は前に進んでいきます。でも、伊藤はやっぱり“自分は自分”。普通は物語のなかで主人公が変化したり、成長していくのがセオリーなのに、彼は最後までまったく変わらないんです」映画のなかの伊藤はある意味、本当に清々しい。そんな伊藤のことを、岡田はすこしまぶしそうに語る。「伊藤くん役では、普段なら絶対に言わないようなことを、散々言わせてもらいました。自分だったら絶対にストップをかけることでも、役だからそのハードルを越えていける。A~Eの女性たちのことをたくさん傷つけたけど、こんな役はあんまりないから、なかなかできない体験でしたね」演じている役に影響されて、自身の言動が変わることはありますか?と尋ねてみた。すこし考えて、あまりない、と答える。そして彼は、一度はずした視線をまっすぐに戻しながら、言う。「でも、思っていることをはっきり言うことは、すごく大切だと感じました。日本人はなかなか言えないタイプの人が多いけれど、伊藤の思考は海外に近いと思えば、すごく納得できる。無駄なストッパーがないのは、素敵なことですよね。僕は、すごくストッパーがある。本当は、なんでも言えたらいいなとは思いますけど」しかし、さまざまな言葉や思いを自分のなかに溜めているからこそ、どんな芝居にも奥行きが生まれているというのは、考えすぎだろうか?そう思わせるくらい、彼の演じる役はいつも色とりどりの感情をまとわせて、そこに“存在”している。自分と向き合い、人と関わりながら、光を増していく俳優として、すでにキャリアは充分。代表作といえるドラマや映画をいくつも持ち、等身大の役からアクの強い役まで、さらりとやってのける。正統派の二枚目なのにちゃんと人間くさくて、ヘタレでも愛されるキャラクターを演じるのは、いまや岡田将生の独壇場ではないだろうか。しかし彼は、昔から前に出るタイプではない、と言う。「今回の映画は、7年前に『雷桜』でご一緒した廣木監督の現場。そのころから知っているスタッフさんには『大人になったね』なんて言ってもらったりしましたが、演じていくなかで『前に出ろ』とか『人に気を遣うな』と言われるのは、昔と同じでした。自分のそういうところは好きじゃないし、変えたいと思っているけれど、なかなか変えられない。いつも『今日も言えなかったな……』って反省して『明日は頑張ってみるか』って思う」明日になってもまたできなかったりするんだけど、と、眉を寄せて笑う。自分とまっすぐ向き合うことは、それだけでも難しい。岡田が多くのファンだけでなく、俳優仲間や監督たちにも愛される理由が、その素直な姿勢にも垣間見えた。「でも、みんながみんな前に出る必要もない。僕の中身を汲み取ってくれる人もいるし、汲み取らないことですごくいい方向に進めてくれる人もいる。そういう“人と人とのバランス”を楽しめばいいのかな、って最近は思えるようになってきました」自分の内側から、言葉を探るように話す。変わらないことも、変わりたいと思うことも、変われないことも、悪くない。いまの自分を受け入れながら、周りの人と丁寧に関係を築いていけばいい。みずからの意志をつらぬくことだけが、自分らしさではないのだろう。誰にも影響されることなく生きる伊藤でさえ、人との関わりのなかで、自分の声に耳をかたむけ直した。もしかしたら“自分”の一面は、誰かとのコミュニケーションから見えてくるものなのかもしれない。岡田がいつも見つめている「自分自身」と、私たちが見ている「岡田将生」。彼らは絶妙に混ざり合って、これからもその魅力を増していく。取材+文:菅原さくら撮影:池田博美映画『伊藤くん A to E』絶賛公開中!出演:岡田将生 木村文乃 / 佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆 / 田口トモロヲ・中村倫也 田中 圭監督:廣木隆一配給:ショウゲート ©「伊藤くん A to E」製作委員会公式サイト:
2018年01月19日1月16日(火)今夜放送される日本テレビ系「火曜サプライズ」は映画『伊藤くん A to E』から岡田将生、田中圭、中村倫也の3人がゲスト出演。豪華な3人を迎え東京の下町、門前仲町で番組名物の“アポなし旅”が繰り広げられる。本番組はウエンツ瑛士がメインMCを務め山瀬まみ、石塚英彦、DAIGO、「オリエンタルラジオ」、江原啓之ら様々な出演者によるロケ企画などが人気。特にゲストとともに各地をロケする「アポなし旅」は名物企画となっている。なんと岡田さんはアポなし旅最多出演。“アポなし”ベテランの岡田さんが田中さん、中村さんを率いて(?)門前仲町に。だが苦戦続きでグチ連発に老舗の寿司店ではド緊張…と意外な素顔をさらけ出す。またイケメン俳優たちが“ぶっちゃけ恋愛トーク”のなかで意外な恋愛観を暴露。絶品下町グルメの続々登場して見どころ満載のオンエアとなる模様。岡田さん、田中さん、中村さんの3人が出演する映画『伊藤くん A to E』は柚木麻子の小説を原作に、関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の“痛男”を岡田さんが演じ、容姿端麗だが自意識過剰で無神経すぎる、“痛男”伊藤誠二郎(岡田さん)に人生をふり回される【A~D】の女たちの姿が描かれる作品。彼の存在に迫っていく落ち目の脚本家を木村文乃が演じるほか、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆らも出演する。20代半ばで手掛けた大ヒットTVドラマで一躍有名になったものの、ある出来事がきっかけで新作を書けずにいる落ち目のアラサー脚本家・矢崎莉桜(木村さん)はドラマプロデューサー・田村(田中さん)からも勧められ、自身の講演会に参加した【A】~【D】4人の女性たちの切実な恋愛相談を、再起をかけた新作脚本のネタにしようと企む。彼女たちを悩ませ振り回している男の名前が偶然にもすべて“伊藤”。莉桜は心の中で「こんな男のどこがいいのか?」と毒づきながら、脚本のネタのために「もっと無様に」なるよう巧みに女たちを誘導。そして莉桜は彼女たちの取材を重ねるうちに女たちが語る【痛い男】=“伊藤”が同一人物ではないかと考えはじめる…というストーリー。映画『伊藤くん A to E』は全国にて公開中。「火曜サプライズ」は1月16日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年01月16日かつてはヒットを飛ばしたものの最近落ち目の脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)。彼女は、伊藤誠二郎(岡田将生)という男に振り回されるA、B、C、D4人の女性の恋愛相談を新作のネタにしようと画策。が、顔はいいが口先だけのこの伊藤、実は莉桜の身近にいる男性で…。モンスター級痛男とイタイ女たちの攻防を描く映画『伊藤くん A to E』がいよいよ公開。原作者の柚木麻子さんと伊藤役の岡田さんが語る男と女とは?柚木:伊藤役が岡田さんだとうかがった時、イメージぴったりだなと思って。と言ったら失礼ですよね。岡田:いえいえ。柚木:岡田さんといえば『オトメン(乙男)』から『ゆとりですがなにか』までいろんなイメージがありますが、『悪人』を観た時、なんて悪い奴だろうと思ったんです。でも、今回がこれまでで一番憎らしい役ですよね。冒頭の場面から悪魔的な笑顔を見せて、本当に性格悪そうで。岡田:あはは。最高の褒め言葉だと受け取ります。柚木:伊藤を演じる俳優さんにとっては、損しかないと思いますが…。岡田:廣木隆一監督にも「お前ホント損してるな」って言われました(笑)。でもこういう役に出合えるのはすごく嬉しいことです。お会いしたら聞こうと思っていたんですが、伊藤のモデルになった男性が実際にいるって本当ですか。柚木:本当です。佐々木希さん演じるAのモデルになった子が、本当にこういう男に振り回されたんですよ。ナルシストで、自意識過剰で、自分は傷つきたくないっていう男。伊藤くんとAのラーメン屋さんの場面は実話ですよ。岡田:撮影前に柚木先生に会ってお話聞いておきたかった(笑)。僕、最初、伊藤の言動が理解できなかったんです。でも実在する人だと知って、すっと入ってくる感覚があって。撮影中も原作を読み返して、「雷のように胸元を見る」といった伊藤の動作の表現を参考にしました。柚木:そんなふうに読んでもらえたなんて、すごく嬉しいです。本当にキラキラした、クリスタルのような悪魔でしたね(笑)。岡田:エンタメに徹してキャラクターを誇張して濃く演じるか悩みましたが、監督に「自然にしているなかで伊藤っぽさを感じさせるように」と言われて、しつこさやウザさといった「伊藤っぽさ」を自然に出すことを追求しました。それで、演じているうちに伊藤に対して否定的な気持ちがなくなっていって、しかも最後のほうは結構好きになりました。柚木:えっ、そうですか?岡田:結構純粋な人だなと思って。柚木:えー(大袈裟に顔をしかめる)。岡田:えっ、違います?柚木:確かに純粋といえば純粋ですが、自分では何もしない、傲慢な人ですよ。伊藤のモデルはカメラマンか何かを目指していたので、個展を開いたら観に行って、思い切りけなしてやろうと思っていたんですよ。でも人に評価されるのを嫌って作品づくりもしないから、けなす機会がなかったんです。岡田:リングに上がらず、闘おうとしない人ですよね。僕はどんな仕事でも、どうしても闘わなくちゃいけない時ってあると思っていたんです。伊藤のように闘わないという考え方をしたことがなかったので、それが新鮮で。柚木:伊藤の考え方に呑まれないで!(笑)私はAのモデルになった子に話を聞いた時、会ったこともない男の人に対してなんでこんなにイライラするんだろうと思って。考えてみたら、その話を聞いた頃って、私はデビューしたてで失敗続きだったんです。だから彼のような、逃げ続けて失敗したことのない人に苛立ったんだと思います。結局、伊藤くんみたいな人って合わせ鏡なんですよ。一緒にいると自分に返ってきて、自分と向き合わざるを得なくなる。岡田:伊藤って、人を変えさせる人なんですね。柚木:そうなんですよ、変わらざるを得なくなるんですよ、女性たちは。岡田:撮影ではカットの後に、女性陣が伊藤のことを、「気持ち悪っ!」とか言うんですよ。そう言われて最初は傷ついて、でも言われているのは僕じゃなくて伊藤だし、と思っていたんですが、途中で「いや待てよ、あなたたちも結構イタイんだぞ」って。心の中で勝手に反撃していました(笑)。Aの子は重たいし、Bの子は自己防衛しすぎるし…。みんな駄目といえば駄目ですよね?柚木:私は、この子たちみんな、イタくて重いところも含めてすごく好きなんです。それに普段はすごくいい子たちですよ。Aはよく働いているし、Bは知識豊富だし、Cは一緒にいる人を幸せにさせてくれるし…。みんな、伊藤みたいな男といるから、悪い部分のマグマが出てきちゃっているだけなんです。ゆずき・あさこ作家。1981年生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、’10年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。’15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。おかだ・まさき俳優。1989年生まれ。2006年デビュー。出演作に映画『天然コケッコー』『雷桜』『告白』『ストレイヤーズ・クロニクル』『銀魂』『何者』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』など。テレビドラマ版も話題になった『伊藤くん A to E』が、岡田将生×木村文乃のW主演で映画に。監督は廣木隆一、原作は柚木麻子。“痛男”伊藤くんと、彼に翻弄される5人の女性たちを描く。1月12日(金)全国ロードショー。(C)「伊藤くん A to E」製作委員会※『anan』2018年1月17日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・池上 豪(NICOLASHKA)スタイリスト・大石裕介(DerGLANZ)取材、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2018年01月15日俳優の岡田将生が1月13日(土)、都内で行われた主演作『伊藤くん A to E』の公開記念舞台挨拶に登壇。今年の目標は「毒を吐く」と宣言したが、この日は喉を傷めた状態で「こんな大切な日に、喉が痛いなんて!」と自分に毒を吐く“人の良さ”を披露していた。柚木麻子の傑作小説を原作に、容姿端麗で自意識過剰な無神経フリーター=伊藤くん(岡田さん)が、“都合のいい女”、“自己防衛女”、“愛されたい女”、“ヘビー級処女”、そして崖っぷちの女性脚本家の運命を狂わせる恋愛ミステリー。複数の女性をふり回す、無神経なクズ男を演じた岡田さんは、「すごく挑戦した作品で、自分にとっても大切」と深い思い入れを語り、「自己中な男ですが、自分の世界を持っている部分はあこがれる。だから、演じがいがありました」とふり返った。この日は岡田さんをはじめ、ダブル主演の木村文乃、共演する佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、中村倫也、田中圭、廣木隆一監督が勢ぞろい。女性陣からは「演じながら、本当に最低だなと思った」(佐々木さん)、「この人、気持ち悪いと思った」(志田さん)と伊藤くんに対する嫌悪丸出しコメントも飛び出し、当の岡田さんはタジタジだった。そんななか、木村さんは「どの登場人物も、どこか自分にあてはまるところがあるし、とても人間らしい愛すべき存在。私は好きだなと思いました」と擁護。田中さんも「映画を見ながら、伊藤くんは気持ち悪いし、腹立つと思ったが、もちろん、岡田くんとは全然違うし、本人はすてきな人。だからこそ、あれだけの伊藤くんを作り上げたのがすごい」と俳優魂を絶賛していた。今年の目標については、「ストイックに、いい意味で空気を読まない1年にしたい。いい伊藤くんを目指します」(中村さん)、「髪を伸ばしたい」(夏帆さん)、「去年は家にいる時間が多かったので、今年はまず家から出て、日本からも出る挑戦をしたい」(池田さん)と話していた。『伊藤くん A to E』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月13日俳優の岡田将生が13日、都内で行われた映画『伊藤くんA to E』(1月12日公開)の公開記念舞台挨拶に、木村文乃、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、中村倫也、田中圭、廣木隆一監督とともに登場した。同作は柚木麻子による同名小説を映画化。容姿端麗だが自意識過剰で無神経すぎる痛男・伊藤誠二郎(岡田)と、伊藤に人生を振り回される4人の女達、そして伊藤にまつわる恋愛相談をネタに新作ドラマで再起を図る脚本家・矢崎莉桜(木村)の姿を描く。岡田の"痛男"姿に、佐々木は「本当に、最低だなと思って。伊藤くんが最低すぎて、『木村さんにもっともっといけ! 頑張れ、負けるな!』という気持ちになりました」と爽やかな笑顔で言ってのける。佐々木が「撮影中は低姿勢な方で」とフォローしたものの、少し落ち込んだ様子の岡田を見て、木村は「岡田さん今日、喉が不調なので、皆さん温かい目で見守ってください」と会場に語りかけた。志田も「伊藤くんにストーキングされて、公園で『どうなっても知らないからな』と言われるシーンがあって、その時に本当に心から『この人、気持ち悪い』と思った」と告白すると、岡田は弱々しい声で「ちょっと待って待って、悪口言う集まり?」と動揺。志田は「全速力で、素で逃げました」と振り返った。また中村が「腹抱えて笑ったのは、夏帆ちゃんがベッドに飛び込んで、将生がとりあえずまたがるも、壊れた遊園地のロボットみたいな動きで……」と再現する。岡田が弱々しい声で「あ、そのシーンですか?」と応じると、その声の様子に中村は「新たなジャンルに入った!」と驚いていた。言われたい放題だった岡田だが、2018年の目標を聞かれると「毒を吐き続ける。結構自分の中で溜め込んでしまう対応なので、溜めないように」と衝撃発言。田中が「すげーやだ、それ」、中村が「毒を吐き続ける!?」とつっこみ、岡田はその場で毒を吐いてみることに。しかし「なんでこんな大事な日に喉やっちゃったんだ!」と自分に対しての毒だったため、「反省だ」「いい人だ」と周囲からつっこまれ、「少しずつやろうかなと思います」と苦笑した。
2018年01月13日1月11日、「櫻井・有吉THE夜会」(TBSテレビ系)に俳優の窪田正孝(29)と岡田将生(28)が出演。収録中に意外な共通点を発見した2人は、「わかる!」と熱い盛り上がりを見せた。 その共通点とは、“潔癖症”。 「これだけは許せない」と思うものを聞かれた窪田は、「水回りが汚いやつ」と回答。お店に入るとトイレが綺麗かどうかを必ずチェックし、入浴後はタオルで天井から壁まですべての水滴を拭って出なければ気が済まないという。 洗車が趣味の窪田だが、身の回りを掃除するのも好きなよう。ただそれを知っている友達が家に来てくれないことを寂しがっており、「人に家を汚してほしい。それを綺麗にしたい」と語っていた。 窪田の発言に対し、岡田も「全てわかります!」と完全に同意。極度の綺麗好きであることを告白した。ただ岡田は窪田と違い、自分が綺麗にしたものを他人に汚されることは耐えられないのだという。 そして岡田が「これだけは許せない」ものとして、「人の家のベッドに洋服で寝る奴」だと回答。特に俳優の生田斗真(33)が岡田の家に遊びに来た際、ぐちゃぐちゃにして帰ることに怒りを感じているのだとか。「僕が嫌がるようなことをして、ゲラゲラ笑って帰って行く」と訴えた。 岡田は他人に強く意見を主張できないタイプで、何か嫌なことがあった際は「車の中で、言えなかったことを一人で叫ぶ」ことでストレスを解消しているそう。生田が遊びに来た後も車内で「うわあー!斗真ー!!」と叫んだと語り、笑いを誘っていた。 興奮しながら意気投合した2人だが、なぜか自分のことは「潔癖症ではない」と頑なに主張。「認めたら楽になるよ」と共演者に指摘されるも、必死に拒んでいた。 最近もドラマ「僕たちがやりました」や「小さな巨人」で高い評価を受けた窪田と岡田。この細やかな感性こそが、繊細な演技を生み出す源なのかもしれない。
2018年01月13日俳優の岡田将生と木村文乃がW主演を務める映画『伊藤くんA to E』(公開中)の特別映像が12日、公開された。同作は柚木麻子による同名小説を映画化。容姿端麗だが自意識過剰で無神経すぎる痛男・伊藤誠二郎(岡田)と、伊藤に人生を振り回される【A】〜【D】4人の女達、そして伊藤にまつわる恋愛相談をネタに新作ドラマで再起を図る脚本家・矢崎莉桜(木村)の姿を描く。今回公開されたのは、岡田演じる伊藤と、中村倫也演じる脚本家の"クズケン"がホテルで口論するシーン。夏帆演じる【D】の女・実希は、自分が処女だから重たい女だと思われ、伊藤から振られたと思い、大学の先輩であるクズケンをホテルに呼び出し、覚悟を決める。そこへ伊藤から実希に電話がかかってきて、伊藤がホテルへ来ることに。伊藤が「はあ? 童貞じゃないし!」と叫ぶと、バスローブ姿のクズケンが「あんたには経験と想像力がないんだ。だから平気で人を傷つける」と冷静に対応し、実希を抱き寄せ「俺たち、 これから楽しむんで」と言い放つ。動揺する伊藤は「童貞じゃないし! だって、俺、君の友達の相田聡子(池田エライザ)と寝た!」と爆弾発言。自慢げに語る伊藤に、実は実希にずっと思いを寄せているクズケンは激しく怒り、伊藤の胸ぐらを掴むという、緊迫の場面となっている。
2018年01月12日1月11日(木)今夜の「櫻井・有吉THE夜会」に新ドラマ「アンナチュラル」から井浦新、窪田正孝、映画『伊藤くんAtoE』から岡田将生の3人がゲスト出演。番組では窪田さん、岡田さんのプライベートに密着するほか、「嵐」の松本潤も登場する。1999年に是枝裕和監督作品『ワンダフルライフ』で映画デビューを飾ると、蜷川幸雄監督作『蛇にピアス』や堤幸彦監督作『20世紀少年』シリーズなど数々の巨匠との仕事で俳優として着実にキャリアを築き、最近では大河ドラマ「平清盛」や「HiGH&LOW」シリーズなどドラマでもその存在感を発揮している井浦さん。連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」「花子とアン」や大河ドラマ「平清盛」で注目を集め、2015年放送の「THE LAST COP/ラストコップ」では唐沢寿明とバディを組み、「デスノート」では夜神月を演じて主演と大ブレイク。昨年も「僕たちがやりました」、『東京喰種トーキョーグール』などで幅広い役柄をこなす演技力をみせつけた窪田さん。2007年の「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」への出演などで注目され、「ゆとりですがなにか」では“ゆとり世代”のサラリーマンを演じて主演を務めたほか、『秘密 THE TOP SECRET』『銀魂』『ジョジョの奇妙な冒険』などコミックの映画化作品でもおなじみの岡田さん。今回はこの3人をゲストに迎え放送。窪田さんの“超潔癖”なこだわり生活や、岡田さんが“絶叫”してストレス発散するプライベートに密着。さらに井浦さんが番組に怒りのクレーム(!?)を入れるという。果たしてそれはどんなものなのか。また松本さんのロケではパニックが。どんな結末になったのかはオンエアで確かめて。今回のゲスト、井浦さん、窪田さんが出演するドラマ「アンナチュラル」は1月12日(金)より毎週金曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。石原さとみが死因究明のスペシャリストである解剖医・三澄ミコトに扮し主演、脚本を「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が手がけることでも注目を集めている。そして松本さんが再び個性派弁護士役に挑む「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」も1月14日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送(初回25分拡大スペシャル)。TBSの日曜劇場枠としては6年ぶり2回目となる異例のシーズン化となる本作。香川照之、岸部一徳ら前作からの続投組に加え、新ヒロインとして木村文乃が出演。片桐仁、マギー、馬場園梓らも共演する。「櫻井・有吉THE夜会」は1月11日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2018年01月11日俳優の岡田将生と木村文乃が10日、東京・田中千代ファッションカレッジで行われた、映画『伊藤くんA to E』(1月12日公開)"伊藤くんの日"公開直前イベントに登場した。同作は柚木麻子による同名小説を映画化。容姿端麗だが自意識過剰で無神経すぎる痛男・伊藤誠二郎(岡田)と、伊藤に人生を振り回される4人の女達、そして伊藤にまつわる恋愛相談をネタに新作ドラマで再起を図る脚本家・矢崎莉桜(木村)の姿を描く。和装で登場した2人に、集まった110人の観客は「かっこいい!!」「かわいい!」と歓声をあげる。「ちょっとペンキのかかってる、モダンな感じをイメージ」(岡田)、「スタンダードとは違う感じで攻めていこうかという話でした」(木村)とそれぞれの着物のポイントを明かした。イベントでは観客から「過去の痛い恋愛経験」を募り、「付き合っていると思って関係もあったのに『遠距離の彼女いるから』と言われた」「相手が引くほどの長文メールを送ってしまった」などの経験談が飛び出した。木村は「口下手な方なんでしょうね。直接会って言えないから、書いてしまう。割と私も書きがちなんですよ。わかります」と共感を見せていた。岡田が反応したのは、「相手が自分の家を勝手に調べて、急にケーキを持ってきた」というエピソード。会場で似たような経験をした女性が「電車を変えても毎日ついてくる人がいた」と語ると、「俺もあった! 中学生のとき! どんだけ時間変えて車両変えても絶対いたもん。怖いですね」と自身の恐怖体験を振り返る。しかし、インパクトのあるエピソードに「なんで今、言っちゃったのか……後でこっぴどく怒られる」と反省していた。また、記念日協会により1月10日が「伊藤くんの日」に認定されたこともサプライズ発表。2人は認定証を手に、くす玉でお祝いをした。
2018年01月10日岡田将生と木村文乃がW主演を務める映画『伊藤くん AtoE』(2018年1月12日公開)の場面写真が19日、公開された。同作は柚木麻子による同名小説を映画化。容姿端麗だが自意識過剰で無神経すぎる痛男・伊藤誠二郎(岡田)と、伊藤に人生を振り回される4人の女達(佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆)、そして伊藤にまつわる恋愛相談をネタに新作ドラマで再起を図る脚本家・矢崎莉桜(木村)の姿を描く。今回公開されたのは、岡田演じる伊藤くんの"柄シャツ"写真。完璧なイケメンの伊藤は、彼自身もその自負がある自意識過剰なキャラクターで、自分を中心に世界が回っていると思っているため、自己プロデュースを欠かさない。伊藤のこだわりモテコーデの基本は、オシャレシャツ。長身で手足も長く、シャツがとにかく似合うことを自覚して、劇中では様々なバリエーションのシャツ姿を披露している。ドット、ペイズリー、千鳥格子、スターなどあらゆる柄のオシャレシャツを着こなし、勝負の日には、黒猫をちりばめたシャツで挑む。衣裳合わせでは、20着を超えるシャツから、シーンごとの"伊藤くん"の心情に合わせて廣木隆一監督と議論を重ねて選定。トレードマークのシャツから"伊藤くん"像を作り上げていった。シチュエーションごとに衣裳が変わるため、実は5人の女性たちよりもそのバリエーションが多く、岡田も「伊藤くんなりのメッセージをこめているので、超注目してほしいところです!」と、熱を込めてコメントを寄せた。(C)「伊藤くん A to E」製作委員会
2017年12月19日柚木麻子の小説を原作に、関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の“痛男”を岡田将生、彼の存在に迫っていく落ち目の脚本家を木村文乃が演じ実写化する『伊藤くん A to E』。この度、“痛男”にふり回されていく女たちのひとりを演じる、佐々木希の本編映像が到着した。容姿端麗だが自意識過剰で無神経すぎる、“痛男”伊藤誠二郎(岡田さん)に人生をふり回される【A~D】の女たちの姿が描かれる本作。今回到着した映像は、その中でも佐々木さんが演じる【A】の女・島原智美が登場。智美は誰もが認める才色兼備の女性でありながら、5年間一方的に付き合っていると信じ込んでいる“伊藤くん”と一度もSEXをしたことがなく、いつもぞんざいに扱われてしまっているという切ない役どころ。いつも伊藤の気まぐれにふり回されうんざりしながらも、たまに呼び出されるたびに「もしかしたら…」と期待してしまう典型的な“都合のいい女”だ。演じている佐々木さんは、「世界で最も美しい顔100人」ランキングに6度ランクインし、世界も認める美女。映像には、そんな佐々木さんが上目遣いでホテルに誘うも断られ、最後にはダッシュで逃げられてしまうという、ほかでは決して見ることの出来ない姿が収められている。久々に伊藤に呼び出されたことにはしゃいで飛んでいく智美だったが、連れていかれたのはラーメン屋。その上、彼に「好きな人ができたから応援してくれ」と言われてしまい、ただの都合のいい女でしかなかったことをようやく自覚。そこで、伊藤に尽くしてきた5年間が無駄でなかったことを証明するため、意地でも伊藤に抱いてもらおうと捨て身の覚悟で伊藤にすがるのだが…と、智美の痛々しくも切実な想いがこのシーンから感じ取れる。『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月13日岡田将生と木村文乃がW主演を務める映画『伊藤くん AtoE』(2018年1月12日公開)の本編映像が13日、公開された。同作は柚木麻子による同名小説を映画化。容姿端麗だが自意識過剰で無神経すぎる痛男・伊藤誠二郎(岡田)と、伊藤に人生を振り回される4人の女達、そして伊藤にまつわる恋愛相談をネタに新作ドラマで再起を図る脚本家・矢崎莉桜(木村)の姿を描く。今回公開されたのは、佐々木希演じる【A】の女・島原智美が、伊藤に迫るシーン。尽くす女・智美は、誰もが認める才色兼備の女性でありながら、5年間一方的に付き合っていると信じ込んでいる"伊藤くん"と一度もSEXをしたことがない。智美は久々に伊藤に呼び出されたことにはしゃいで飛んでいくが、連れていかれたのはラーメン屋で、そのうえ彼に「好きな人ができたから応援してくれ」と言われてしまう。伊藤にとって自分は彼女ではなく、用事があるときだけ呼ばれる、ただの"都合のいい女"でしかなかったことを自覚。そこで、意地でも伊藤に抱いてもらおうと捨て身の覚悟でホテルに誘うも、ダッシュで逃げられる、といったシーンだ。伊藤は、最初は「ごめんな」と言いながら良い男を装い智美の頭をぽんぽんするが、引き下がろうとしない智美を見て、腕を思いっきり振り払い、おびえた様子で走り去ってしまう。「世界で最も美しい顔100人」ランキングに6度ランクインしている佐々木が、「ねえ、待ってよ!」「もっと一緒に居たい!」と悲壮感たっぷりにすがりつく映像となっている。
2017年12月13日柚木麻子の傑作小説を岡田将生と木村文乃W主演で映画化する『伊藤くん A to E』。本作では、容姿端麗、自意識過剰、無神経な28歳フリーターの超モンスター級の【痛い男】を、岡田さんが演じていることでも話題を呼んでいる。人気俳優たちは、ときに正統派の役よりも、あえて演技力が試される汚れ役を希望することがある。岡田さん自身も「こういう役をちょうどやりたいと思っていた」と語る本作。そのほかにも、実力派イケメン俳優たちが史上最悪の【痛男】&【クズ】&【犯罪者】を熱演する映画が相次いで公開される。「顔がよければいいってもんじゃないよ!」と思わずツッコミたくなる、イケメンたちの性悪すぎる演技が光る3作品に注目した。◆大森南朋&鈴木浩介&桐谷健太、欲望や野心むき出しの【クズ過ぎる三兄弟】に『ビジランテ』12月9日(土)公開幼いころに失踪していた長男(大森南朋)、市議会議員の次男(鈴木浩介)、デリヘル業の雇われ店長の三男(桐谷健太)。別々の道、世界を生きてきたはずの兄弟が、父親の死をきっかけに再会し、逃れられない運命に翻弄されていくというストーリー。『SRサイタマノラッパー』の入江悠監督のオリジナル脚本作品で、撮影も入江監督の地元・埼玉県深谷市でほとんど行われたという本作。大森さん、鈴木さん、桐谷さんの豪華トリプル主演俳優たちの救いようのない【クズ】な姿と欲望むき出しの演技に大注目。◆岡田将生が28歳でフリーター、しかも童貞の【モンスター級のクズで痛男】に『伊藤くん A to E』2018年1月12日(金)公開近年、『銀魂』「小さな巨人」「ゆとりですがなにか」など話題の映画、ドラマで活躍の場を拡げる岡田さんが、伊藤誠二郎という超モンスター級【痛い男】を演じる。岡田さんはその容姿を最大限生かし、AからEの女たちを自由奔放に振り回す、どうしようもないクズ男。木村さんをはじめ、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆と豪華女優陣を相手に、伊藤というモンスター級の【痛男】の暴走によって、露わになっていくAからEの女たちの恋心、執着、嫉妬、優越感…などの赤裸々な【感情=毒】。感情の起伏が激しく突き抜けたキャラクター・伊藤を嬉々として演じる岡田のはまり役っぷりに大注目。◆松坂桃李、呪いや洗脳で対象を殺害する経歴不詳の【クズな犯罪者】に『不能犯』2018年2月1日(木)公開原作は、集英社「グランドジャンプ」連載中の人気コミック。松坂さん演じる、思い込みやマインドコントロールでターゲットを殺害する「不能犯」の男と、彼を追う女性刑事(沢尻エリカ)の対決を描いたサスペンススリラーだ。連続変死事件の現場で必ず目撃される黒スーツの男。その男はSNSで「電話ボックスの男」と噂される人物で、とある電話ボックスに殺人の依頼を書いた紙を貼ると実行してくれるが、彼に狙われた者は確実に死亡。しかも、その死因は病死や自殺、事故など、いずれも殺人が立証できないものだった。朝ドラでヒロインのダメ夫(!?)を演じる一方、『彼女がその名を知らない鳥たち』での“ゲス男”も記憶に新しい松坂さんが、確実に人を死に追いやる【クズ】な犯罪者を熱演。そのダークヒーローっぷりに注目だ。(text:cinemacafe.net)
2017年12月03日俳優の堤真一と岡田将生が30日(木)、都内でWOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」の第1話完成披露試写会に原作者の鈴木おさむと参加した。ドラマは娘を人質にとられた人気クイズバラエティー番組のプロデューサー・神田達也(堤さん)が、自分がもらった名刺をその持ち主に正しく返す“名刺ゲーム”に挑む姿を描く。テレビ業界の闇を描いた内容に岡田さんが「バラエティーの世界って怖いと思った。毎週気に入って見ているバラエティー番組があるけれど、裏側ってそうなのかもと思うとみる気が…」とビビってしまい、すかさず鈴木さんから「フィクション! フィクション!」とフォローが入る一幕があった。岡田さんは堤さんを監禁する謎の男役で「こういう役は面白くて、フルパワーでやりました」と気合をみなぎらせるも「僕ってこんな笑い方をするんだと思うくらい、気持ち悪くてショックだった。今後笑うのはやめようと思うくらい、引いちゃいました」と苦笑い。演じた謎の男の正体は物語のキーになるだけに「なんか一個喋るとネタバレになりそうで…今日はあまり喋りません…それだけ謎なんです」とやりづらそうだった。一方、檻の中に監禁される側の堤さんは「セリフが言い返すようなリアクションなので凄く嫌だった。しかも娘の前でああだこうだと言われる役ですから。娘のいる状況というのはきつかった」と自身も娘を持つ父親だけに役柄の状況に同情。それでも撮影終盤では檻の中にも慣れたようで、岡田さんからは「家か!? というくらいくつろぎだした。居心地もよさそうでした」と暴露されていた。WOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」は、12月2日(土)22時より放送。(text:cinemacafe.net)
2017年11月30日俳優の菅田将暉と桐谷健太が30日、都内で行われたW主演の映画『火花』の大ヒット御礼舞台挨拶に登場した。同作は又吉の芥川賞受賞作で、単行本の部数は253万部を突破。お笑い芸人で映画監督の板尾創路がメガホンをとり、芽の出ないお笑い芸人・スパークスの徳永(菅田)は、先輩芸人・あほんだらの神谷(桐谷)に魅了され、「弟子にしてください」と申し出る。木村文乃が神谷の恋人でヒロインの真樹を演じる。観客から感想と質問を募ると、「主題歌を歌ってもらえることってできますか?」と、2人で歌う主題歌「浅草キッド」の生歌唱という無茶振りが。即歌い始める桐谷に「早い早い!!」とつっこむ菅田だったが、司会から「せっかくなら全部……」とリクエストされ、「なんかあるんですか? 音源とか、歌詞カードとか」とやる気を見せた。音源と歌詞を準備している間に他の質問を募ると、6歳の幼児が「感想はなんですか?」と意外な質問を発した。会場からも「かわいい」と笑いが漏れていたが、菅田が「いや、これすごい深いですよ。『感想ってなんですか?』という」と別の方向に話の舵取りを行うと、桐谷も「感じると想うって、本来バラバラなはずじゃん、みたいな!?」と驚く。最終的には幼児に「歌って?」と催促されていた。準備が整うと、歌詞カードを見ないで歌おうとする桐谷に、菅田は「俺は見る!」と力強く宣言。菅田が歌詞カードをくわえて、ペットボトルの水を開けようとする姿に歓声が上がると、桐谷は対抗してポーズを決めて水を飲んでいた。また発声練習を始めた桐谷が、司会から「行っちゃっていいですか?」と言われ「海の声?」とぼけると、すかさず菅田が「海の〜」と歌い始め、2人で「海の声」を歌う一幕もあった。その後仕切り直した2人は、「浅草キッド」を熱唱。歌唱中には桐谷がエアギターからのエアチューニングを行い、菅田が「今直してるんですか!?」とつっこむ余裕も見せたが、最終的には2人で肩を組み、熱いハグを交わした。桐谷は「レコーディングで2人で向き合って歌った以来」としみじみ。「途中でギターのチューニングを直すというハプニングもありましたけど」とボケていたが、会場は2人の生歌唱の余韻に浸り、熱い拍手に包まれていた。
2017年11月30日俳優の岡田将生が21日、都内で行われた映画『伊藤くん AtoE』(2018年1月12日公開)完成披露試写会に共演者の木村文乃、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、中村倫也、田中圭、そしてメガホンをとった廣木隆一監督とともに登壇した。原作は2013年に出版された柚木麻子氏の連作短編集で、第150回直木賞候補にも選出された作品。容姿端麗だが自意識過剰の無神経な"痛男"伊藤誠二郎(岡田)と、伊藤に振り回される女たちを毒づきながらも自身もだんだん伊藤に追い詰められていく"毒女"矢崎莉桜(木村)が繰り広げる恋愛ミステリー。岡田と木村のダブル主演作となっている。これまで岡田が演じてきた役の中で、伊藤というキャラクターはかなりのクズ男。イメージを覆すような役柄となるが、岡田は「こういう役を望んでいたので、いいタイミングでラッキー。思っていた以上にヤバイ男」といい、「いままでと違う役をやりたかった。こんなにクズでダメなアホなやつとこの夏過ごせたので気持ちよかった」とご満悦だった。伊藤に振り回される女を演じた女優陣は、それぞれ「この野郎って思っていたよ」(木村)、「すごく嫌な気持ちになりました」(佐々木)、「圧迫感がすごい」(志田)、「関わりたくない」(池田)、「傷つきました、すごく…」(夏帆)と"口撃"。岡田は「カットがかかるたびに、皆さんが小さな声で『きもちわりっ!』って言うんですよ。心が『うっ!』ってなるんですが、伊藤であって俺ではないと言い聞かせていました」と苦笑しながら振り返った。"痛男"にちなみ、舞台挨拶では痛いエピソードを披露した岡田。「休みの日に車を運転していて、細い道を走っていた。そしたら10人くらいの小学生に囲まれて『見たことある!』『出てきて!』って言われて。『名前なんだっけ?』と聞かれたのでずっと下を向いて、すごく小さな声で『岡田将生です…』って言いました。本当に悲しかったですよ…」と泣き出しそうな顔で振り返っていた。また同作で岡田は、木村と初共演。互いの印象を聞かれると「クランクイン前に監督やスタッフを交えての食事会があって、その時にお互いマンガが大好きでずっとマンガの話をしていた。それで仲良くなりました」と告白。木村も「今日も顔合わせてからずっとマンガの話していました。岡田さんが私がおすすめしたマンガ読んでくれたり」とうれしそうに話した。
2017年11月22日俳優の岡田将生が11月21日(火)、都内で行われた主演作『伊藤くん A to E』の完成披露試写会に出席。複数の女性をふり回す、無神経なクズ男を演じ「こういう役を望んでいた」「出会えて本当に良かった」と強い思い入れを示した。柚木麻子の傑作小説を原作に、容姿端麗で自意識過剰な無神経フリーター=伊藤くん(岡田さん)が、“都合のいい女”、“自己防衛女”、“愛されたい女”、“ヘビー級処女”、そして崖っぷちの女性脚本家の運命を狂わせる恋愛ミステリー。完成披露試写会には岡田さんをはじめ、ダブル主演の木村文乃、共演する佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、中村倫也、田中圭、廣木隆一監督が勢ぞろいした。「こういう役を望んでいた」とふり返る岡田さんだが、いざ撮影が始まると「思った以上にヤバイやつだった」と少々あきれ顔。それでも「いままでと違う役をやりたかったし、クズでダメでバカでアホな伊藤くんとこの夏を過ごせて気持ちよかった」と清々しい表情を見せていた。そんな伊藤くんについて、共演した女優陣からは「この野郎と思っていた」(木村さん)、「なんでこんな男を好きになったんだろうって。ふり回されて、イヤな気持ちになりました」(佐々木さん)、「圧がすごかった」(志田さん)、「もう関わりたくない!」(池田さん)、「傷つきました」(夏帆さん)と総スカン!これには岡田さんも「現場で心がキューっと痛くなりましたね。まあ、伊藤くんであり、おれのことじゃないからと、役を全うした」と苦労を語った。“痛い”伊藤くんにちなみ、最近体験した痛い経験を問われると、佐々木さんが「最近流行っていますけど、アニサキスにかかってしまって…。ものすごく痛かったです。皆さんもお刺身には気を付けてください」と明かしていた。『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月21日堤真一と岡田将生が共演し、人気放送作家・鈴木おさむの小説を新たなヒューマン・サスペンスとしてドラマ化するWOWOW「連続ドラマW 名刺ゲーム」。この度、堤さんと岡田さんの緊張感あふれるシーンを含む場面写真が到着した。見知らぬ地下のボイラー室で、人気クイズ番組のプロデューサーでヒットメーカーの神田達也(堤真一)は目覚める。首には謎の首輪がはめられていた。 床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられた娘・美奈(大友花恋)が貼り付けられている。2人は密室に捕らわれてしまったのだ。そんな中、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現われる。Xが神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を捜し当て、その持ち主に“正しく返す”こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首輪が爆発し、命を落とすという過酷なゲームだった。完全な密室で美奈を救うために“名刺ゲーム”に挑む神田。だがゲームが進むにつれて、彼が犯した数々の非情な行ないと真の人間性が次第に暴かれていく。そして、その“名刺ゲーム”には驚くべき秘密が隠されていた――。本作は、華々しいテレビ業界・芸能界の反面、番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた衝撃作。「名刺ゲーム」を通じて露わになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”という、エンタメ業界に限らない、“日本のビジネス社会の縮図”。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは究極のヒューマンドラマとなり、そして衝撃的なクライマックスへ向かっていくのだ。到着した場面写真は、堤さん演じるテレビ局の敏腕プロデューサー・神田達也と岡田さん演じる謎の男Xが「名刺ゲーム」で対峙する緊迫したシーン。さらにほかの場面写真には、ドラマを彩るゲスト陣の姿が。数々の作品に出演し、俳優だけでなく放送作家・映画監督など様々な肩書を持つ堀部圭亮。「ナニワ金融道」シリーズや「家売るオンナ」などに出演する梶原善。「痛快TV スカッとジャパン」でお馴染みの木下ほうか。そして、元「でんぱ組.inc」最上もがなど、個性豊かなキャストの出演が決定した。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年11月16日柚木麻子の傑作小説を原作に、容姿端麗な迷惑「痛男」を岡田将生が演じる恋愛ミステリー『伊藤くん A to E』。このほど、「androp」の主題歌に乗せ、木村文乃演じる崖っぷち脚本家・矢崎莉桜が“毒”っ気たっぷりにナレーションを務める予告編が解禁された。人の恋愛を覗き見ているような体感と、ヒリヒリするような共感のリアルさが話題沸騰となったドラマ「伊藤くん A to E」が、一層過激になり、岡田さん&木村さんのW主演で映画化する本作。このほど解禁された予告編は、木村さん演じる莉桜の「あいつにさえ、出会わなければ…」という印象的な声ではじまり、【A】都合のいい女:島原智美役の佐々木希、【B】自己防衛女:野瀬修子役の志田未来、【C】愛されたい女:相田聡子役の池田エライザ、【D】ヘビー級処女:神保実希役の夏帆と、伊藤が次々に女性たちをふり回して行く様が描かれる。その被害者は女性だけに止まらず、ドラマプロデューサー・田村伸也役の田中圭、売れっ子脚本家・クズケンこと久住健太郎役の中村倫也までもが翻弄されて…!?とにかく理解不能な“伊藤”の言動にふり回されていく映像が赤裸々に映し出される様は、衝撃のひと言!これまでミステリアスな存在だった、岡田さん扮する“伊藤誠二郎”という強烈なキャラクターが、ついにベールを脱いだ姿を見ることができる映像となっている。そして今回、唯一無二の存在感で国内外問わず高い評価を受ける4人組ロックバンド「androp」が本作のために書き下ろした主題歌「Joker」も初解禁。音楽がスリリングな映像と絡み合い、より一層、誰しもが抱える“毒”と“無様さ”、そして“切実な想い”を奏で作品を盛り上げている。ヴォーカル&ギターを務める内澤崇仁が「作品の世界が、僕らの音でさらに肺腑(はいふ)を衝くものになることを祈っています」と、楽曲に込めた想いを語れば、本作でメガホンをとった廣木隆一監督も「いま音楽業界で注目の内澤さんが手がけてくださって、すごくいい主題歌ができたと思います。もがいている女性たちの心情が表現されています」と絶賛しており、本編への期待も高まるばかり。女たちの執着、嫉妬、苛立ち、優越感…人間ならだれしもが抱く欲望=“毒”が抉り出される瞬間を、覗き見できる本作。こちらの予告編で、あなたもうっかり“伊藤”の被害者とならないよう、ご注意を。『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月28日俳優・岡田将生が、容姿端麗だが自意識過剰で無神経すぎる痛男・伊藤誠二郎を演じることで話題の映画『伊藤くん A to E』。柚木麻子による小説を実写化し、ドラマ版も放送された。伊藤に人生を振り回される4人の女達(佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆)、そして伊藤にまつわる恋愛相談をネタに新作ドラマで再起を図る脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)の話がつながり、ひとつの線となっていく。佐々木が演じる島原智美は、伊藤に粗末に扱われ続ける、才色兼備の高級カバン販売員。今回はクランクインした佐々木が、岡田と喫茶店でのかけあいを演じる現場に密着した伊藤に20万円を差し出す智美が、「そんなところが苦手」と言われ、ついに伊藤との決別にいたるシーンで、猛暑の中クーラーを止められた喫茶店内、息の詰まるようなやりとりが何度も繰り返された。岡田とは4月期のドラマ『小さな巨人』で共演したばかりの佐々木。岡田の演技には「もう、真逆の痛男っぷりですもんね。役作りがすごいです。ぞんざいにあつかわれる女性役ですので、胸がズキズキ痛みます」と、自分のことのように傷を受けたという。ふだんは気さくな岡田だが、佐々木はクランクイン前日に「スタッフさんから『岡田さん演じる伊藤くんが結構ムカつくと思うから、早く明日になってお芝居してみてほしいよ』と言われていました」「『そんな岡田さん見るのが楽しみだな』と思っていました」と明かした。佐々木は、伊藤の行動を「惑わせないでくださいっという感じです! お金を払って欲しそうだったから、悩んだ末に払おうと思ったのに、今度はいらないってどういうこと!? もう意味がわからないです(笑)」と一蹴し、「出会ったことはあんまりないタイプかもしれないです」「智美としては、少年らしくて、正直者などころが好きなんだと思うけど……」と語る。ドラマ版では、智美から恋愛相談を受けている莉桜が伊藤の姿をプロデューサーの田村(田中圭)の姿で想像する……という方式のため、実は田中を前に同じシーンを撮影済み。2回も辛い場面を演じることになった佐々木は「すごいズタボロで、心が痛かった」と振り返り、「新たな発見というか、すごくいい経験というか。ドラマならではでしたね」と明かした。今回メガホンをとった廣木隆一監督からは「悲しい役、合うよね」と言われたという。「最近、悲しい役や切ない役が似合うと言われます」と不思議がるが、「これまでには言われなかったことでもあるので嬉しかったところもあります」と告白した。また同作に出てくる女性たちについて「各キャラクターのどこかに共感できるところがあると思います」と印象を語り、「あるあるが満載」とアピールした。
2017年10月13日柚木麻子の小説を原作に、関わる女たちの人生を翻弄する前代未聞の“痛男”を岡田将生、彼の存在に迫っていく落ち目の脚本家を木村文乃が演じる『伊藤くん A to E』。映画に先駆け放送されたドラマも話題となったが、この度映画のポスタービジュアルとスポット映像が公開された。「“伊藤”が女たちの運命を狂わせる」のキャッチコピーが書かれた本ポスタービジュアルは、一面真っ赤なカラーの女性たちに囲まれ、無邪気で無神経な笑顔を見せる伊藤(岡田さん)と、対照的に美しくも冷たい表情を浮かべる“莉桜”(木村さん)の存在が際立つ仕上がりに。また、同時に解禁となった映画スポット映像では、容姿端麗なのに発言も振る舞いも痛すぎる自意識過剰な伊藤が、「恋愛って、必要なんですかね」と発言するシーンから始まる。そして、そんな彼にふり回されていく【A~D】の女たちの無様で切実な表情が描かれ、伊藤のその存在に思わず引きずり込まれるスリリングな内容になっている。さらに本作の主題歌を、4人組ロックバンド「androp」が担当することが決定。2009年12月にデビューした「androp」は、これまで発表されたミュージック・ビデオが、カンヌ国際広告祭(仏)、One Show(米)、Webby Awards(米)ほか国内外11のアワードで受賞。また内澤崇仁(Vocal&Guitar)は楽曲提供も多く、柴咲コウやAimer、「The STROBOSCORP」の「アイオクリ」や上白石萌音の「ストーリーボード」も提供している。そんな「androp」が今回本作のために書き下ろされた楽曲のタイトルは「Joker」。プロデューサー春名慶氏は「andropのいちファンとして、内澤さんのメロディ・センスを敬愛する者として、オファーをしました。道化師の懊悩を謳った歌詞は伊藤くんの溜息そのもので、この映画のラストに相応しいアクセントとなりました」とコメントを寄せている。『伊藤くん A to E』は2018年1月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月05日人気放送作家・鈴木おさむがエンタメ業界の裏側を描いた「名刺ゲーム」が、主演に堤真一、共演に岡田将生を迎えてWOWOWで実写ドラマ化。3人からコメントが到着した。人気クイズ番組のプロデューサーで、ヒットメーカーの神田(堤真一)が目覚めると、そこは地下のボイラー室。自分の首に謎の首輪がはめられていることに気づく。床には大量の名刺が散乱し、壁には同じ首輪をはめられ磔にされた娘(大友花恋)が…。2人は密室に囚われていた。そして、神田の前に突如として謎の男X(岡田将生)が現れる。男が神田に仕掛けるのはタイムリミット2時間の“名刺ゲーム”。ルールは自分がもらった名刺を探し当て、その持ち主に「正しく返す」こと。もし持ち主を間違えれば、自分か娘の首が爆破されるという。神田は娘を救うために、完全なる密室で“名刺ゲーム”に挑むが、そこには驚くべき秘密が隠されていた――。世間を賑わす事件・騒動の舞台ともなりうるテレビ業界や芸能界の番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた本作。エンタメ業界の第一線で活躍する鈴木さんにしか描けないリアリティある衝撃作を、地上波では困難なスキャンダル性のある表現で限界まで挑んでいく。敏腕プロデューサーの主人公・神田達也役を演じるのは、WOWOWドラマ初出演・初主演となる堤さん。家庭を顧みず仕事に忙殺されながら、人気クイズ番組のプロデューサーまで登りつめるものの、“名刺ゲーム”を通して彼の数々の不品行と人間性が暴かれていく。また、神田を監禁し“名刺ゲーム”を仕掛けるキーパーソン、謎の男Xを演じるのは、『銀魂』から『伊藤くん A to E』まで演じ分ける岡田さん。さらに“名刺ゲーム”の参加者として、大木真琴役に河井青葉、松永累役に落合モトキ、山本司役に夏菜。さらに神田と一緒に監禁される娘・神田美奈役に大友花恋。神田のクイズ番組に出演するグラビアアイドル・大原マイカ役に柳ゆり菜。神田の番組を制作する有能なディレクター・片山章二役に田口トモロヲなど実力派俳優が集結する。残酷な“名刺ゲーム”を通じてあらわになるのは、“勝者と敗者/強者と弱者の関係”というエンタメ業界だけではない、“日本のビジネス社会の縮図“。年齢も性別も境遇も異なる登場人物たちが追いつめられる極限のサスペンスは、やがて究極のヒューマンドラマへと変貌していくという。堤さんは、「僕たちは仕事しているときにたくさんの名刺をいただきますが、全部は覚えられていない。どんなに記憶をたどっても思い出せそうにない“名刺”というものが生死をかけるゲームの題材となることは、ものすごく恐ろしい」と、脚本を読んで感じたという。「今回演じるTV番組の敏腕プロデューサー・神田という役は、マスコミ業界で生きていくという競争の中で、どういう風に人間は変化してしまうのかという過程が描かれた人物です。普通であれば非情で嫌な人間として描かれる役だと思いますが、ある意味すごく人間らしい人であると感じています。人間は場面ごとに役割があって、ある場面では良い人として努力していたりするけれど、ある場面では人が傷つくような態度をとってしまったりする。状況によって神田という人間が大きく変わってしまう姿をしっかり演じていきたいと思います」と、意気込んでいる。岡田さんとは久しぶりの共演となるそうだが、「彼は真面目な人なので、本番ではしっかり演じて、休憩のときは一緒に遊びたいと思います。何時飲みに行こうとかといまから楽しみです(笑)」とコメント。初タッグとなる原作の鈴木さんについては「マルチな才能を持たれている方」と印象を語りつつ、「鈴木さんだからこそ書ける物作りに対する、ある警鐘もこのドラマで描かれています。まさか、ご一緒できると思っていなかったのでとても嬉しいです」と述べた。また、岡田さんにとって脚本は「最後の最後まで良い意味で裏切られた」そうで、「『あ、なるほど。そういうことだったのか』という驚きの連続でした。僕自身がテレビ業界を知っているから、より感じるのかもしれませんが、僕が演じる謎の男Xのような人間は結構いるのかもしれないと思います」と不穏な発言。「主演の堤真一さんとは、プライベートの関係性と立場が逆転しますので、堤さんのみじめな顔をどんどん引き出せるように芝居をしていきたいです。堤さんは、いつもどーんと真ん中で立ってくださる方なので、胸を借りる気持ちで徹底的にやりたいなと思います」と決意を明かし、初タッグとなる鈴木さんが描いた本作には「とてもリアリティを感じました。堤さんが演じる神田役はじめキャラクターがクレイジーな人ばかりですし、エンターテインメントとして面白い作品になると思いますので僕自身も楽しみにしています」と期待を込めている。その鈴木さんは、「名刺ゲームが映像化されることは絶対にないだろうと思っていました」と明かす。「テレビをずっと作ってきた僕が、ある意味、テレビを作る人たちの膿みの部分を晒しているところもあるから」と語りながらも、「この物語は一見、ファンタジーなパッケージに包まれていますが、そこから滲み出てくる人間物語は、皆さんの近くにもあるかもしれない物語。この冬、あなたもこのゲームに参加して、汗をかいていただきたい」と、自信たっぷりにコメントを寄せている。「連続ドラマW 名刺ゲーム」は12月2日(土)より毎週土曜22時~WOWOWプライムにて放送(全4話・第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年09月14日作家・柚木麻子のロングセラー恋愛小説を原作に、岡田将生と木村文乃のW主演で映画化する『伊藤くん A to E』。現在はMBS/TBSドラマイムズ枠にてドラマも放送中だが、この度、岡田さん演じる“痛男”伊藤くんが少し映り込んだ、映画の“初出し映像”が到着した。かつて手掛けた人気ドラマで一世を風靡したが、ある出来事から新作を書けなくなってしまった落ち目の脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)。“伊藤”という同じ名前の男について悩む【A】~【D】4人の女たちの、無様で切実な恋愛相談を受けながら、ドラマプロデューサー・田村伸也(田中 圭)にたきつけられ、自身が書く起死回生の脚本のネタにしようと企んでいく。「4人の女が語る“伊藤”は同一人物かもしれない」と手応えを感じ始めた矢先、莉桜の思惑は、打ち砕かれる。莉桜が主宰するシナリオスクールの生徒、容姿端麗だけど口先ばかりでどうしようもない【痛男】・伊藤誠二郎(岡田将生)がその4人の女を振り回す“伊藤”で、しかも莉桜と同じ企画を田村に提出したという。さらにそこには、莉桜の脚本にはない 5 人目【E】の女まで登場し…。木村さん演じる崖っぷちアラサ―脚本家・矢崎莉桜が、起死回生を狙って“伊藤くん”と【A】~【D】4人の恋愛相談をネタに脚本を書くという、原作にはないアレンジを施し、それぞれのエピソードを重層的に絡ませることで、誰もが予想しえない恋愛ミステリーへと変貌させた本作。今回到着したのは、「ここまで書かせといていまさら!」と莉桜が声を荒げるシーンからスタート。続けて、伊藤にふり回される【A】佐々木希、【B】志田未来、【C】池田エライザ、【D】夏帆と、4人の女たちの切実で無様な表情が映し出され、「目を覚ませ、こんな男のどこがいいのか――」というキャッチコピーとともに、不穏な笑みを浮かべる伊藤が登場!“伊藤”はいったい何者なのか…?と、謎が深まる映像となっている。『伊藤くん A to E』は2018年初春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年09月13日俳優の岡田将生が26日、都内で行われた映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(8月4日公開)のジャパンプレミアに、山崎賢人、神木隆之介、小松菜奈、新田真剣佑、山田孝之、伊勢谷友介、三池崇史監督とともに登壇した。キャスト陣が撮影時の思い出話やオススメのシーンを紹介するなどして大いに盛り上がったトークショーの終盤、同作を楽しみにしているすべてのファンへメッセージを求められた三池監督は「今の楽しいトークを聞いて、頭の片隅で"この映画、大丈夫だろうか"と思っているかもしれませんが、そこは大丈夫です。この男たちは撮影現場においては超人です。プライベートにおいてはいろんな障害を持つ役者ですけど、役者の中の役者です」と太鼓判を押した。さらに三池監督は「(ロケ地の)バルセロナもシッチェスもいいところなんですが、観光で行かれたときに気を付けていただきたいのは、お風呂場がちょっと滑りやすいんですよね」と続けると、横で聞いていた岡田が「あっ…ちょっと待ってください」と焦りだし、それでも三池監督が「お風呂で滑って縁(ふち)頭をぶつけて、そのまま気を失って1時間くらい経って目が覚めたら湯船が真っ赤だったっていう…」と話すと、観客から驚きの声が上がり、「岡田さんの頭がいっちゃったという話ではなく、気を付けてくださいねということを言いたかったんです。冗談はさておき、ジョジョの名前に恥じない作品に仕上がっていると思います」と締めたが、岡田は「その話はダメ…」と冷や汗をぬぐっていた。また、フォトセッションでは、東方仗助の触れるだけで他人のケガや壊れたものをなおすことができる"最も美しいスタンド"「クレイジー・ダイヤモンド」の巨大氷彫刻も登場し、一緒に写真に収まった。同作は、シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦氏原作の同名人気コミックのPart4(第4部)『ダイヤモンドは砕けない』を実写映画化したもので、杜王町を舞台に、"スタンド"と呼ばれる能力を持った高校生・東方仗助(山崎)が、連続殺人鬼・アンジェロ(山田)らと対峙し、死闘を繰り広げるというストーリー。
2017年07月27日