第89回アカデミー賞で作品賞ほか3部門を受賞した『ムーンライト』のバリー・ジェンキンス監督の最新作『If Beale Street Could Talk』が、『ビール・ストリートの恋人たち』との邦題で2019年2月22日(金)より日本公開されることが決定。日本語字幕付き海外版予告が到着した。■オバマ前大統領やマドンナが愛した原作を映画化原作は、オバマ前・米国大統領やマドンナらが敬愛する作家で、今年、ドキュメンタリー映画『私はあなたのニグロではない』が公開されたジェームズ・ボールドウィンの小説「ビール・ストリートに口あらば」。『ムーンライト』で第89回アカデミー賞において8部門にノミネートされ、同年の大ヒットミュージカル『ラ・ラ・ランド』を抑えて作品賞ほか3部門を受賞し世界中を熱狂させたバリー・ジェンキンス監督は、長年この物語の映画化を望んでいたそうで、『ムーンライト』の撮影以前に脚本を執筆し、権利を獲得。念願の映画化を果たした。本作では70年代N.Y.ハーレムに生きる若い2人の愛と信念の物語を、情感溢れる圧倒的な映像美と叙情的な音楽で描き出していく。「ジェームズ・ボールドウィンは時代の先駆者です。ボールドウィンのイメージの中にあるティッシュとファニーの愛の力を映画化することは僕の長年の夢でした」とジェンキンス監督は語っている。■主人公の“恋人たち”には新星俳優が抜擢!製作総指揮はブラッド・ピット主人公のカップル、ティッシュとファニーにはオーディションで抜擢された新人女優キキ・レインと、『栄光のランナー/1936ベルリン』でジェシー・オーエンス役を演じたステファン・ジェームス。主人公を支える優しくも力強い母親役には、アカデミー賞助演女優賞も有力視されるレジーナ・キング(Netflixオリジナル「運命の7秒」「サウスランド」)。そのほか、『グローリー 明日への行進』コールマン・ドミンゴ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ディエゴ・ルナ、『デッドプール』『アリータ:バトル・エンジェル』エド・スクライン、『妻たちの落とし前』ブライアン・タイリー・ヘンリー、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』デイヴ・フランコ、『キングスマン:ゴールデン・サークル』ペドロ・パスカル、『ラ・ラ・ランド』フィン・ウィットロックなど、いま最も旬なキャスト陣が脇を固めている。製作総指揮には前作に続き「プランB」のブラッド・ピットが名を連ね、『ムーンライト』で共にアカデミー賞にノミネートされたジェームズ・ラクストンが撮影を、ニコラス・ブリテルが音楽を担当する。本作は、今年9月のトロント国際映画祭でお披露目されると観客賞次点1位、「完璧なまでに美しい映像」(SLASHFILM)、「30年に1度の映画体験だ!」(FOX-TV)、「荘厳な愛の賛歌」(SCREEN ANARCHY)など、軒並み高評価を獲得。海外レビューサイトの「ロッテントマト」でも94%が好評価(11月21日時点)。さらに先日発表された第34回インディペンデント・スピリット・アワードでは作品賞、監督賞、助演女優賞の3部門にノミネートされ、早くも来年のアカデミー賞が有力視されている。念願の企画をついに実現させたジェンキンス監督が、今回はどのような愛の物語を描くのか、これからも注目していて。『ビール・ストリートの恋人たち』は2019年2月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。(text:cinemacafe.net)
2018年11月27日昨年は1万人が参加岡山県倉敷市では「第32回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ」を2019年3月9日(土)・10日(日)に開催します。ツーデーマーチは、自然と親しみながら体力づくり、健康づくり、そして心と心のふれあいを図る、倉敷市の「歩く祭典」です。申し込みは、2018年12月3日(月)からとなります。歩いて感じよう春の倉敷ツーデーマーチは、2日間で8コース。倉敷市役所を出発し、5km~40kmと様々な距離が用意されています。自分の体力に合わせて、または気になる観光名所を目指してコースを選び、春の倉敷を歩いてみてはいかがでしょうか。せっかく倉敷に来たのだから岡山県内の名勝を歩いてもらおうと、ツーデーマーチの翌日に「せっかくウオーク」も開催されます。せっかくウオークでは、美しい日本の歩きたくなるみち500選の1つに選ばれた「玉野花野・深山公園を訪ねるみち」を歩きます。(画像は倉敷市ホームページよりより)【参考】※第32回瀬戸内倉敷ツーデーマーチ
2018年11月20日第1回、第2回と脳科学を応用したダイエット法についてご紹介してきましたが、第3回の今回はいよいよ実践編!仕事に子育てにと時間がないママでも脳科学ダイエットを上手に生活にとりいれるための具体的な方法について、 『無理なくやせる“脳科学ダイエット”』 (主婦の友社)の著者、久賀谷亮先生にお話をうかがいました。お話をうかがったのは…医師/医学博士久賀谷 亮 先生イェール大学医学部精神神経科出身。アメリカ神経精神医学会認定医。日本で臨床及び精神薬理、イェール大学で先端脳科学研究に携わる。その後、臨床医として精神医療の現場に従事。2010年、ロサンゼルスで「TransHope Medical」を開業。マインドフルネス認知療法、TMS磁気治療をとりいれた診療を行っている。 ■脳科学ダイエット、いよいよ実践!――マインドフルネスを応用したダイエット理論、食欲との向き合い方などについてご紹介してきましたが、ここからは実践編ということで具体的な方法についてうかがっていきたいと思います。久賀谷亮先生(以下、久賀谷先生):マインドフル・ダイエットはまとめてみると、食べものではなく食べ方を変える「食事改善メソッド」、食欲をおさえつけずに乗りこなす「欲求管理メソッド」、心と脳を満たす「自己充足メソッド」といったステップに大きく分けることができるんですね。――なるほど…。「欲求管理メソッド」の部分は前回お聞きした「RAIN」を取り入れていくということですよね。食事改善、自己充足メソッドはどのような手法になるのでしょうか?久賀谷先生:例えば、食事改善でいうと「食前セレモニー」というのがあります。これは食べる前に「なにを食べるか」を意識するものです。今から食べるものをよく観察して、どうやってこの食卓にきたのかを考えたり、食べる前の自分の体の感覚や反応を確かめたりするんですね。――食べる前に、食べものを観察し、想像して、自分の体の感覚を確かめる…。 久賀谷先生:そうです。そして、おなかがすきすぎて、これ以上我慢できない! という状態を10、満腹の状態を0と考えたら、今はどのくらいおなかが空いているか、どのレベルにあるのかを感じてみます。そして「なぜ食べたいのか?」に思いをはせていきます。食べる前に30秒くらい時間をとって、このようなことを考え、感じてみるんですね。――私、食べるときはなにも考えずに、すぐに口に放り込んでいました…。食べるものに注意を向けることなんて、今までしてこなかったです。久賀谷先生:例えば、忙しいからと食事を手早くすます、スマホを見ながら食べる、なにか考えごとをしながら食べる。こういう場合は「自動運転モード」で食べていることになります。食に注意を向けず、ただなんとなく食べている状態ですね。脳科学ダイエットでは、食べ物にしっかりと注意を向けるトレーニングをすることで、自動運転モードの「太りやすい脳」を変えていくことができるんですね。■「食事の時間すらない!」ママでもできるたったひとつのこと――でも小さなお子さんを持つママの場合、子どもも食べさせて自分も早く食べなきゃいけないから、余裕がないときが多いと思うんです。そうなると、食前に30秒の時間をかける「食前セレモニー」ですらできないこともあるかと思うのですが、なにかいい方法はないでしょうか?久賀谷先生:そうですね。例えば、食前セレモニーをする場合『無理なくやせる“脳科学ダイエット”』では30秒ほどの時間をかける工程が丁寧に書かれていますが、お母さんたちにはそんな余裕はないですよね。――はい…。久賀谷先生:でしたら、すべての工程をたどる必要はありません。30秒かけずに効果があるのだろうかと心配されるかもしれませんが、マインドフルネスの基本は「注意を向けること」なんですね。だから、なにかひとつのことだけでも注意を向けられれば大丈夫です。例えば、食事の色だけ観察する、香りだけ味わう、味だけに注意を向けるといったことですね。どれかひとつだけに注意を向けるのはお母さんでもやりやすいと思うんです。――じゃあ、バタバタしていても食べる前に一度落ち着いて。口に入れる前によく香りを確かめてから食べ始める…みたいなことでもいいんでしょうか?久賀谷先生:いいですね。――それならできそうです! 食事をお皿に盛りつけたときに「トマトの赤とサラダの緑がきれいだな」と食材の色に注意を向けるだけでもいいなら、子どもと一緒に食事もできそうな気がします。■「自分のため? それとも家族のため?」気づきで満たされる“心と脳”――朝起きた瞬間からやることがいっぱいでフル回転! とにかく自分に向き合う時間がない! という暮らしのなかで、食前セレモニーといった食事手法以外に、ママができるマインドフル行動はありますか?久賀谷先生:お母さんは本当に忙しいですよね。でも時間に追われている間も「なにかに注意を向けられる瞬間」っていうのは絶対にあると思うんですよ。例えば、歩いているときに、空を見る。ああ、空が青くて気持ちいいなと思う。これはもうマインドフルネスになります。あるいは、園の送迎でお子さんと一緒に歩く機会があるなら、つないだ手の感触を確かめてみる。これもマインドフルネスです。仕事に出かける直前に夫と言い争いをしてイラッとしたときは「私、すごくイライラしているな」と自分の感情に注意を向けてみる。これもマインドフルネスなんですね。――ちょっとしたことでも、注意を向ければすべてマインドフルネスになるんですか?久賀谷先生:そうです。自分中心じゃない生活に追われているお母さんたちがマインドフルネスを応用すると、自分のための行動か、そうじゃない行動なのかがはっきり分かってくるんですね。お母さんたちは自分のことがすべて後回しになっていると思うので、1日の活動を見直して、1つでも2つでも自分のための活動をつくってほしいんですね。忙しく子育てしていると「自分のための時間を持つ」という視点がどんどんなくなってきてしまうと思うんです。――そうかもしれないです。家族のためにと思う気持ちも大切ですが、自分のための時間も同じくらい大切だと思います。これが、おなかではなく心と脳を満たす「自己充足メソッド」なんですね。久賀谷先生:自分のための時間をつくるのは、自分にやさしくすることです。自分にやさしくすると心が満たされますよね。満たされた心と脳はつながっています。■「自分にやさしく」がダイエット継続のコツ――とはいっても、子育てしていると「自分にご褒美」と理由をつけて、甘いものを食べてしまうパターンが多いのですが…(涙)。それはいいんでしょうか?久賀谷先生:食べてもいいですよ。――ホッ。でも、食べたことで「なんで食べてしまったんだろう」と罪悪感を感じるときもあります。この連鎖はあまりよくないと自分でも分かっているんですが…。久賀谷先生:食べて罪悪感を感じるんですね。それは皆さん、自分に厳しすぎるんだと思うんです。特に日本人は自分に厳しい。自分のボディイメージしかり、人からどう見られているかもしかり。こうあるべきだという思いが強い。お母さんたちは、自分のことを後回しにしているだけではなく、自虐的だったり罪悪感を持っていたりするのではないでしょうか。それは自分をいじめているような気がしますね。いじめるんじゃなくて、やさしくしてほしいです。――確かに「もっとしっかりしなきゃ」と自分を奮い立たせたり、「私ってなんてダメなんだろう」と落ち込んだり…。自分に甘い瞬間は、ご褒美スイーツくらいで(笑)…案外少ないかもしれません。子育て中はジムにもエステにも行く時間がないけれど、子どもを預けてまで自分の時間をつくるのはどうなんだろう…という罪悪感を抱くママも少なくないような気がします。久賀谷先生:マインドフルネスは、自分にやさしくなって自分をケアできるんですね。ケアすると、内面が満たされてくる。ダイエットってどこかで制限がつきまとっていますけど、ちょっとくらい甘いものを食べてもいいんじゃないかと思いますね。そのくらい皆さん、自分に厳しくしているから。それとダイエットは反しないですよ。自分のなかで満たされないものがあって、そこを満たそうと食べているわけです。シンプルにいうと、自分を厳しくするのは、心の溝をさらに深くしていることになる。では、自分を責めるのをやめて、やさしくするとどうなるか。責めずにやさしくすると依存や渇望、食べても満たされないという思いが減ってくるんですね。――自分にやさしくすると、心が満たされてくる…。もっと自分に甘くなってみようと思います(笑)。ダイエットは続けていくことが大事といいますが、マインドフル・ダイエットを続けていくコツはありますか?久賀谷先生:取り組まれたいろいろな方を見て思うのは、効果を感じることですね。それを感じられた方は、そのあとで非常に続ける確率が高いです。あとは、科学的データがあるので、自分のなかで納得して続ける力にする方も多いですね。実際に、男女関係なくデータが出ているので「それならきっと効果が出るはずだ」と納得されたうえでやるということです。あとは習慣にする。習慣の再学習というか、毎日、同じ時間帯に同じ場所でやると、習慣として組み込まれて続けやすくなると思います。なにかひとつのことに集中して、厳しくしていた自分にやさしくする。脳科学を用いたダイエット法には、満たされていなかった自分の気持ちまでケアする力がありそうですね。参考図書: 『無理なくやせる“脳科学ダイエット”』 (主婦の友社)著者 久賀谷亮/1,598円(税込) やせにくい脳から太りにくい脳へ。最先端の脳科学を応用した脳から変えるダイエット法をまとめた一冊。巷にあふれるダイエット法は「~してはいけない」「~しなければならない」などの制限や命令がつきもの。けれど科学的研究で効果があると明らかになった脳科学ダイエットなら、そのしがらみから解放されます。人の食行動を変えるマインドフルネスとは何か?ダイエットシェアハウスで共同生活をする5人のストーリー仕立てで教えてくれるので仕組みが分かりやすい! ダイエットとは心と脳を満たすこと。本質的なことを教えてくれるダイエット本です。
2018年11月19日第10回TAMA映画賞授賞式が、17日に東京・パルテノン多摩 大ホールで行われ、受賞者が登壇した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。最優秀新進女優賞に輝いた深川麻衣は、「まずは今日のこの日を今後の励みにさせていただきながら、『もっともっと頑張れ』というエールをいただいたと思うので、来年も今まで以上に成長できるように頑張っていきます」と宣言した。同じく最優秀新進女優賞に輝いた伊藤沙莉は、壇上に立った瞬間から涙ぐみ「すいません、早いですよね」とセルフツッコミで会場を笑わせる。『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』と、受賞作品に次々登場し、最優秀女優賞の松岡茉優からも「親友の伊藤沙莉」と紹介された伊藤だが、「9歳からお仕事させていただいてるんですけど、今日に至るまで15年間、決して楽しいだけじゃなく、苦しいこと悔しいこともたくさんありましたけれど、こうやって誰かに求めてもらえたりするのは本当に幸せなことだと思っております」「新しいスタートラインだと思って、大好きな芝居を楽しみつつ、これからも精進したい」と涙ながらに語った。また、大きな話題を呼んだ『カメラを止めるな!』は、特別賞に輝いた。市橋浩治プロデューサーは「ご覧いただいた感染者のみなさんのおかげで受賞できたかなと思っております」と感謝。「この映画を作ったENBUゼミナールは、(『パンとバスと2度目のハツコイの)今泉力哉監督もうちのスタッフとして働いていたということで、感慨深いものがあります」と明かし、会場を驚かせた。最優秀作品賞を受賞した『寝ても覚めても』は、カンヌ映画祭のコンペティション部門に出品され、現地の反応も良かったが、パルムドールは『万引き家族』に。エグゼクティブプロデューサーの福嶋更一郎は「『万引き家族』がいただいたのはすごいことだなと思います」と称賛する。『寝ても覚めても』については、「シナリオの段階でフランスのプロデューサーから『これは絶対いい作品ができる』と言っていただいて、日仏合作になりました」と明かし、監督の独特な演出法についても「間近で見まして、本当にすごいなと思いましたし、編集も緻密ですし、非常に完成度の高い作品を世に出せたなと思います」と自信を見せた。また同じく最優秀作品賞を受賞した『万引き家族』について、松崎薫プロデューサーは「いろんなことがありまして、想定していたより本当に多くの方にご覧いただいています」と感謝。『寝ても覚めても』と同様に「海外に広まっており、今週末はロシア、来週からアメリカと言うように各国で大勢の方に見ていただくことができて、まだ上映していますので、また広まっていっていただけたら」と語った。■最優秀作品賞『万引き家族』 (是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞沖田修一監督、及び山﨑努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同 (『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『カメラを止めるな!』)■最優秀男優賞東出昌大 (『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李 (『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)■最優秀女優賞安藤サクラ (『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優 (『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)■最優秀新進監督賞今泉力哉監督 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督 (『きみの鳥はうたえる』)■最優秀新進男優賞吉村界人 (『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮 (『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)■最優秀新進女優賞深川麻衣 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉 (『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)
2018年11月18日俳優の松坂桃李が17日、東京・パルテノン多摩 大ホールで行われた第10回TAMA映画賞授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。松坂は東出昌大とともに、最優秀男優賞に輝いた。感慨深げにトロフィーを眺めていた松坂は、「もうちょっと高くしていいですか?」と自分でマイクの位置を調整する気さくな様子を見せる。第10回目という同賞に、10年が経ったという自身の役者人生を重ねた。「初めてドラマが決まった時は、チーフのマネージャーさんに『松坂くんはバーターだから、よろしくね』って」と振り返った松坂。「『バーターというのはですね、事務所の売れている方の力を使って出させていただいていただくというやり方です。現実を受け止めろ』と言われて」と驚きの告白で会場をざわつかせる。「で、『今年ちゃんと結果を出さなければ、あなたは終わりです』と言われたのが2年目。『ここで結果を出さなければ本当におしまいだ』と言われたのが3年目」と明かし、「1年に1回以上は、マネージャーさんに精神的に食らう言葉をかけられ続け、メンタルがちょっと強くなりました」と語った。松坂はさらに「10年の中で、数々の作品と出会って、すごく素敵な時間を過ごさせていただいて、その現場を用意してくれたのが、うちのチーフの方で。本当に感謝しても仕切れないです」と改めてマネージャーへの感謝の言葉を重ねる。「メンタルはボロ雑巾のようにやられるんですけど、『孤狼の血』『娼年』『不能犯』出会わせてくれたのもチーフの方ですし、その現場でいろんな方に出会ってここにいるのだと、つくづく感じます」と明かした。また、各作品の役作りについても語った松坂。『孤狼の血』では役所広司にもらったライターを懐から取り出し、『娼年』では「もう塗れ場はしばらくやらないんじゃないかな? というくらいの経験をさせていただいた」としみじみ。『不能犯』では「ニタア……という笑いを練習した」と、練習風景を再現するサービス精神たっぷりのスピーチを見せた。■最優秀作品賞『万引き家族』 (是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞沖田修一監督、及び山﨑努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同 (『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『カメラを止めるな!』)■最優秀男優賞東出昌大 (『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李 (『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)■最優秀女優賞安藤サクラ (『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優 (『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)■最優秀新進監督賞今泉力哉監督 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督 (『きみの鳥はうたえる』)■最優秀新進男優賞吉村界人 (『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮 (『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)■最優秀新進女優賞深川麻衣 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉 (『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)
2018年11月17日俳優の吉沢亮が17日に東京・パルテノン多摩 大ホールで行われた、第10回TAMA映画賞授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。吉沢は吉村界人とともに、最優秀新進男優賞に輝いた。吉村は「僕みたいなやつがすいません」と謝罪から入り、独特な語り口で会場の爆笑をさらう。「俳優をやらせていただいて、すごい嬉しい感じです」「全部難しくて、『俺、できたじゃん』ということなんかなくて、いつも迷いながら不安で不安で仕方なくて、でもなんか、やってますね」と語ると、さらに笑いが起こっていたため、「ちょっと、笑いすぎですよ」と会場につっこんでいた。また吉沢は「こういった賞をいただくのは今回が初めてなので、映画を愛している皆さんに選んでいただいたことを嬉しく思います。3年前くらいから、映画を中心にやっていきたいという話をして、今年はたくさんの映画が公開しました」と振り返る。2018年は公開作8本と、多くの映画に出演したが、「本当にどの役も全く役柄の違うタイプというか。幅が広い役をたくさんやらせていただいて。すごい楽しい年だった」と語る。「頑張ってよかった。映画の現場がとても好きで、もっともっとやりたい」と意欲を見せた。テレビ東京系ドラマ『GIVER』でも共演していた2人は、隣同士に座る際に熱いハグ。さらに『パンとバスと2度目のハツコイ』で最優秀新進監督賞をとった今泉力哉監督が「東出昌大さん、吉沢亮さんと誕生日が同じ」と明かすと、笑顔に。席についた今泉監督と挨拶しあっていた。■最優秀作品賞『万引き家族』 (是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞沖田修一監督、及び山﨑努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同 (『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『カメラを止めるな!』)■最優秀男優賞東出昌大 (『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李 (『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)■最優秀女優賞安藤サクラ (『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優 (『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)■最優秀新進監督賞今泉力哉監督 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督 (『きみの鳥はうたえる』)■最優秀新進男優賞吉村界人 (『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮 (『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)■最優秀新進女優賞深川麻衣 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉 (『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)
2018年11月17日映画ファンの祭典「第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM」内にて「第10回TAMA映画賞授賞式」が11月17日(土)、パルテノン多摩にて行われ、松坂桃李が「本年度最も心に残った男優を表彰」する最優秀男優賞を受賞した。『孤狼の血』、『娼年』、『不能犯』、『彼女がその名を知らない鳥たち』という出演作において「作品ごとにまったく異なる境遇に生きる若者の姿を、ほとばしる情熱で息衝かせた迫真の演技は、観客を魅了した」という理由で受賞にいたった松坂さん。本映画賞の10年にかけて「実は芝居を始めて10年で、このような賞をいただけるのは何かの縁かなって袖で10年をふり返っていました」とスピーチを始めた松坂さんは、「初めて、ドラマが決まったときは、チーフマネージャーさんに“松坂くんはバーターだから。この現実を受け止めろ”と言われていた」とふり返った。「2年目、今年が勝負、結果を出さないと終わりですと言われて。3年目、ここで結果を出さないと終わりだと言われて、4年、5年、6年と…。1年に1回以上は精神的にくらう言葉をかけられ続け、おかげさまでメンタルがちょっと強くなりました」と、自分史をしみじみと語った。「メンタルはぼろ雑巾のようにやられていますけど、数々の作品やいろいろな共演者の方と出会って、すごく素敵な時間を過ごして、感謝してもしきれないです。30(歳)以降からは、たくさん受けた恩を1個、1個、丁寧に向き合って返していきたいと思っております」と感謝の言葉に代えていた。『孤狼の血』では主演の役所広司と拮抗する熱演を見せた松坂さんは、役所さんとの共演について「贅沢な時間でした。言葉で、というより、いてくださるだけでキュッと締まる現場で、あの背中は本当に大きかったと今でもつくづく思います」としながら、「撮影が終わったタイミングで、アップしたときに実はライターをいただいたんです」と、うれしそうに緩み切った表情で、内ポケットから劇中で使用したライターを取り出し、また大事そうにしまっていた。「TAMA映画賞」は映画ファンの立場から、観客に活力を与えてくれるいきのいい作品・監督・俳優をいち早く紹介したいとの思いから立ち上げた賞で、本年で第10回目を迎える。近年では、その年の最も早い映画賞という形でも注目を浴びており、今回も多彩な受賞作品がそろい、受賞者もずらり登壇した。最優秀女優賞は、『勝手にふるえてろ』、『万引き家族』、『ちはやふる -結び-』、『blank13』で熱演を見せた松岡茉優が受賞。輝く笑顔を見せた松岡さんだったが、「おこがましいですけど、完全な2位だと思っています。『万引き家族』、ラストの(安藤)サクラさんのシーンを初号試写で観たリリーさんが“あのラストのシーンだけで8個の賞がとれる”って言っていて、そうだな…って思いました。あのシーンを見て悔しいと思いました」と、胸の内をさらけ出した。「2年前、最優秀新進女優賞をいただいてから一番の成長は、悔しいと思えたことです。それまでだったら感動していただけだったと思う。サクラさんに、いつか追いつきたい、追い越したいと思ったのは、ここで俳優として認めていただいたから。今回、自信と温かい気持ちと、心強い後押しで飛躍していくことを誓います。本当にありがとうございます」と深々と頭を下げた松岡さんは、この日一番の長く心のこもった拍手を観客から受けていた。また、最優秀女優賞を受賞した安藤サクラはビデオメッセージを寄せたほか、最優秀男優賞を受賞した東出昌大は11月18日(日)に行われる「東出昌大躍動と温もりと『寝ても覚めても』上映と表彰式&トーク」に出席予定。■受賞者一覧最優秀作品賞『万引き家族』(是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)特別賞沖田修一監督、及び山崎努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同(『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同(『カメラを止めるな!』)最優秀男優賞東出昌大(『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李(『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)最優秀女優賞安藤サクラ(『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優(『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)最優秀新進監督賞今泉力哉監督(『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督(『きみの鳥はうたえる』)最優秀新進男優賞吉村界人(『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮(『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)最優秀新進女優賞深川麻衣(『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉(『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)(cinamacafe.net)
2018年11月17日映画ファンの祭典「第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM」内にて「第10回TAMA映画賞授賞式」が11月17日(土)、パルテノン多摩にて行われ、本年度最も飛躍した男優、顕著な活躍をした新人男優に贈られる最優秀新進男優賞を吉村界人、吉沢亮が、同女優賞の最優秀新人女優賞を深川麻衣、伊藤沙莉が受賞し、喜びのスピーチを行った。「TAMA映画賞」は映画ファンの立場から、観客に活力を与えてくれるいきのいい作品・監督・俳優をいち早く紹介したいとの思いから立ち上げた賞で、本年で第10回目を迎える。近年では、その年の最も早い映画賞という形でも注目を浴びており、今回も多彩な受賞作品がそろい、受賞者もずらり登壇した。「多彩な表情で心の奥に闇を抱えた役から、相手を包み込む優しさをもつ役まで幅広く演じ、その奥深い眼差しは観る者を虜にした」と受賞理由を発表された吉沢さん。その通り、『リバーズ・エッジ』、『猫は抱くもの』、『銀魂2掟は破るためにこそある』、『ママレード・ボーイ』、『悪と仮面のルール』、『レオン』、『斉木楠雄のΨ難』と7作にも出演した。吉沢さんは、「3年前くらいから、マネージャーさんと映画を中心にやっていきたいという話をしていて、今年は映画がたくさん公開されました。ひとつひとつの現場で出会った共演者やスタッフさんとの出会いが、こういう賞をいただける結果を導いてくれたのかなと思います。ありがとうございます」と真摯に言葉を並べた。多彩なラインナップをふり返った吉沢さんは、「幅の広い役をたくさんやっていて、すごく楽しい年だった。ひとつひとつ愛情を込めたものが公開されていくのは寂しさもありつつ、頑張ってよかったなって」と、心を込めた。今後やりたい役を聞かれると「何だろうなあ…いろいろありますよ(笑)。あえて言うなら、超普通な男というか、何の特徴もないような、等身大の普通の男をやってみたいですね」と願望を話した。そして、「“伊藤沙莉”ならではのキャラクター造形で作品に奥行きを与えた」と評され受賞となった伊藤さん。檀上に上がり表彰状などを受け取り、挨拶のためマイクの前に立つと、感極まりウルウル顔に。涙を流すまいと言った様子で「ごめんなさい!(泣くのは)早いですよね!」と手のひらで顔を覆い、笑いに変えた。24歳にして芸歴15年という伊藤さんは、「9歳からこの仕事をやらせていただいているんですけど、15年間は決して楽しいだけでなく、心底悔しいことも、傷つくことも、たくさんありました」と激白。「誰かに認めてもらうことは、本当に幸せなことだと思っています。ここに立てているのは、いろいろな人たちがいてこそ。スタートラインだと思ってこれからも日々精進して、大好きなお芝居を楽しみつつ化学反応を起こしていきたいと思います」と固く決意表明をしていた。■受賞者一覧最優秀作品賞『万引き家族』(是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)特別賞沖田修一監督、及び山崎努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同(『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同(『カメラを止めるな!』)最優秀男優賞東出昌大(『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李(『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)最優秀女優賞安藤サクラ(『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優(『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)最優秀新進監督賞今泉力哉監督(『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督(『きみの鳥はうたえる』)最優秀新進男優賞吉村界人(『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮(『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)最優秀新進女優賞深川麻衣(『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉(『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)(cinamacafe.net)
2018年11月17日マラソンシーズンに調整したいランナーに必見サンケイスポーツは「第3回サンスポ30及び10K淀川記録会」を平成31年1月27日(日)に大阪・淀川河川公園特設周回コースで開催します。フルマラソンに向けて「筋持久力」と「心肺能力」のアップに活用してはいかがでしょうか。当日、記録証も発行淀川記録会の開催日時は平成31年1月27日(日)11時スタート(30km)、会場は大阪・淀川河川公園特設周回コースとなります。参加料は、30km:4500円、10km:3500円となります。ペースランナーと走ることで理想のペースを作る会場の淀川河川公園は、淀川河川沿いに広がり舗装されたフラットなコースなので初心者ランナーにはとても走りやすいコースです。記録会では、初心者からベテランまで練習ができるようにフルマラソンの目標タイムごとに配置ペースランナー(フルマラソン3時間、3.5時間、4時間、4.5時間、5時間以内を想定)が配置されています。ペースランナーと一緒に走れば、理想のペース作りができるはずです。(画像はプレスリリースより)【参考】※産経新聞社のホームページ
2018年11月17日今年60回目を迎える年末恒例「輝く!日本レコード大賞」の各賞受賞者&曲が決定。日本レコード大賞、最優秀新人賞は、12月30日(日)の放送で発表される。今年の「日本レコード大賞」候補となる「優秀作品賞」には、ユーキャン 新語・流行語大賞にもノミネートされ話題となった「DA PUMP」の「U.S.A.」をはじめ、「欅坂46」の「アンビバレント」、「乃木坂46」の「シンクロニシティ」、「TWICE」の「Wake Me Up」、「SEKAI NO OWARI」の「サザンカ」などに決定。また、「最優秀新人賞」候補となる「新人賞」には、秋元康のプロデュースの「STU48」、演歌歌手の辰巳ゆうと、女性アイドルグループ「Chuning Candy」、楽器を持たないパンクバンド「BiSH」の4組が決定した。ほかにも、「最優秀歌唱賞」にはMISIAが決定し、初の民放での歌唱を披露。「最優秀アルバム賞」には、米津玄師の「BOOTLEG」。「企画賞」には、「I」(JUJU)、「愛を頑張って」(「和田アキ子 with BOYS AND MEN 研究生」)、「スキマノハナタバ ~Love Song Selection~」(「スキマスイッチ」)などが選ばれた。各賞受賞者&曲は下記の通り。<「第60回輝く!日本レコード大賞」各賞受賞者&曲>●優秀作品賞「アンビバレント」欅坂46「いごっそ魂」三山ひろし「Wake Me Up」TWICE「サザンカ」SEKAI NO OWARI「勝負の花道」氷川きよし「シンクロニシティ」乃木坂46「Teacher Teacher」AKB48「Be Myself」三浦大知「Bedtime Story」西野カナ「U.S.A.」DA PUMP●最優秀歌唱賞MISIA●新人賞「STU48」辰巳ゆうと「Chuning Candy」「BiSH」●特別賞小室哲哉「サザンオールスターズ」「DA PUMP」米津玄師●最優秀アルバム賞「BOOTLEG」米津玄師●優秀アルバム賞「EXITENTIALIST A XIE XIE」THE BEATNIKS「オトノエ」 和楽器バンド「SHINOBU avec PIAF」 大竹しのぶ「初恋」宇多田ヒカル●作曲賞丸谷マナブ(「世界はあなたに笑いかけている」Little Glee Monster)●作詩賞松井五郎(「恋町カウンター」竹島宏/「さらせ冬の嵐」山内惠介)●編曲賞久保田真悟(Jazzin’park)(「もし君を許せたら」家入レオ)●企画賞「I」JUJU「愛を頑張って」和田アキ子 with BOYS AND MEN 研究生「雨に濡れて二人」市川由紀乃&横山剣(クレイジーケンバンド)「歌い続けて60年 ふり返ればビューティフルメモリー -85才の私からあなたへ-」菅原洋一「SINGER5」島津亜矢「スキマノハナタバ ~Love Song Selection~」スキマスイッチ「Deserie - Doo Wop Nuggets Vol. 1」「Your Tender Lips - Doo Wop Nuggets Vol. 2」「That’s My Desire - Doo Wop Nuggets Vol. 3」監修・選曲・解説:山下達郎「ブラザー」北島兄弟(北山たけし&大江裕)「前川清大辞典」前川清●日本作曲家協会選奨「純烈」●功労賞佐野博美白根一男松島アキラ●特別功労賞井上堯之小田裕一郎樹木希林西城秀樹森岡賢一郎「第60回輝く!日本レコード大賞」12月30日(日)17時30分~TBSにて生放送。(cinemacafe.net)
2018年11月16日米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系木9ドラマ『リーガルV』の第5話が14日に放送された。待望の“ポチ回”である。だが前回の視聴率は16.4%だったのに対し、第5話は15.4%だった(ビデオリサーチ調べ)。初回で小鳥遊翔子(米倉涼子)が“ポチ”こと青島圭太(林遣都)のもとへスカウトしに行った場面を覚えているだろうか。青島は“ある男”に追い返されていた。真相は明らかにされることなく、ドラマは回を重ねていったが……。「勝つまで戦うの」と小鳥遊に背中を押され、青島は以前から抱えていた案件の控訴審に向けて立ち上がる。人気学生ベンチャー企業「トゥモロー」の代表である町村誠(瀬戸利樹)が、暴行により重傷を負う傷害事件があった。前出の“ある男”とは、容疑がかかった町村の幼馴染・武藤正洋(戸塚純貴)の父親だったのだ。無罪を主張していた武藤だったが、凶器から指紋が検出される。町村本人も「武藤から暴行を受けた」と証言したことによって、実刑判決を受けることとなった。息子の無実を証明しようとしていた母は、ネットの誹謗中傷に耐えかねて自殺してしまった。青島は京極事務所のメンバーに協力を依頼。結果、「トゥモロー」のバックに暴力団が絡んでいたことが判明。町村は代表を辞め、解散をすることを望んでいた。だが町村をカモにしていた暴力団員が、解散を阻止しようと暴挙に出た。脅しに屈した町村は、武藤を傷害事件の犯人に仕立てた。しかし法廷で青島の心に訴えかける尋問により、町村は虚偽の証言をしたことを認める。そして、武藤の容疑は晴れたのだった。先週からSNS上では、青島圭太がメインになる“ポチ回”だと盛り上がりを見せていた。それでも第5話の視聴率が下落してしまったが、今回も構成はよかった。とくに印象的なセリフが多くみられた。青島の控訴審に協力すると京極メンバーが声を上げたとき、「今回はみんなの思いが一致したね」と小鳥遊も賛同。大鷲の「あんたはただの金目当てだろうが」に対しては、「終着駅は一緒でしょ」と小鳥遊。メンバーが結束を固めた瞬間で、見ていて爽快だった。また小鳥遊の内面が少しずつ明らかになってきた。小鳥遊の父親が投資詐欺で騙され、全財産を失って失踪していたことが判明。彼女は母子2人で別の街へ引っ越し、肩身の狭い思いをした過去があったのだ。小鳥遊と青島2人きりのシーンでは、そんな彼女の本音が垣間見れた。ポチの純朴で温かいところに共鳴するところがあったのかもしれない。小鳥遊が青島に弁護士になった理由を尋ねたところ、「弱い人の味方をしてあげられたら」と答えた。そして小鳥遊自身も、「法律さえ知っていれば避けられる悲しみがある」という思いから弁護士になったようだ。今回の傷害事件の勝因1つには「人を信じるのも弁護士ですよね」という青島の信念、それに共感する小鳥遊の思いがあったのかもしれない。後半戦に突入する注目の第6話は、結婚詐欺事件に初の潜入捜査。天馬と直接対決など盛りだくさん。次週の展開に期待したい!
2018年11月16日マツキヨ発信のタイアップ企画 第6回!美をアップデート!知らない私に出会う Beauty navi忙しいけどキレイでいたい、そんな働く女性に大好評の人気コンテンツ!今回も人気講師直伝の“ビューティーTips”で、さらに美をアップデートしちゃいましょう♥簡単テクニックが満載♡2018年冬におすすめ!ニュアンスネイルの作り方第6回目のテーマは「セルフでできる♡2018年冬おすすめのニュアンスネイル」。Instagramを中心に、自身で施術したネイルを発信しているセルフネイラーのおじみさんを講師に迎え、まるでサロンネイルのような「ニュアンスネイル」ご紹介します。セルフネイルをしていると、ついつい同じようなデザインでマンネリ化してしまう・・・そんな方は必見!早速、今日から簡単にでき、様々なジャンルのデザインに応用が利くテクニックが満載ですよ♪第6回イベントのおみやげ大公開♪タイアップ企画では、イベント来場者の皆様へ“ビューティーTips”に合わせた様々なお土産をプレゼントしています。今回のお土産は、イベント参加後すぐにニュアンスネイルをお試しいただける、フルセットをご用意しました♪イベントでご紹介したデザインをそのまま試すも良し、お手持ちのポリッシュに合わせてアレンジするも良し!全国のマツキヨはもちろん、オンラインショップでも取り扱いがあるので、気になる方はぜひお試しくださいね。【第9回】BU×BNタイアップセミナー次回は、「愛され顔は眉毛から♡2019年版アイブロウレシピセミナー」を開催いたします!当日は、“完全招待制“で人気美容師/メイクアップアーティストの大木光さんを講師に迎え、しっかり眉さん・薄眉さんそれぞれの眉タイプに合わせたツールやメイクテクニックを織り交ぜながら“愛され顔メイク“を学べるチャンス!“ビューティーナビタイアップ“だからこそ実現したこのセミナー♪2019年1月16日(水)のお仕事帰りに、是非お立ち寄りください♡
2018年11月12日世界一の美女を決める「第58回ミス・インターナショナル世界大会」が9日、都内で行われ、ベネズエラのマリエム・クラレット・ベラスコ・ガルシアさん(20歳)がグランプリに輝いた。ミス・ワールド、ミス・ユニバースと並ぶ世界3大ビューティ・ページェントの1つとして1960年に誕生した同コンテスト。外見的な美しさを競うだけでなく、国際社会への貢献を目指す世界中のミスたちが、"平和と美の親善大使"として集い、互いに交流を深めることを目的としている。58回目を数える今年の世界大会に、各国・地域で選ばれたミス77人が集結。一次審査で民族衣装、二次審査で水着審査に臨んで選ばれたトップ15人によるウォーキングを実施。最終的に選ばれた8人のファイナリストが最終審査のスピーチ審査に臨み、5位にコロンビアのアナベラ・カストロさん(21歳)、4位にルーマニアのビアンカ・ティルシンさん(19歳)、3位に南アフリカのレアベトスェ・セチョアロさん(24歳)、2位にフィリピンのマリア・アティサ・マナロさん(21歳)、そしてグランプリにベネズエラのマリエム・クラレット・ベラスコ・ガルシアさんが選ばれた。MCから「ミス・ベネズエラ!」と呼ばれて思わず涙を流したガルシアさん。感想を求められて「ありがとうございます。これ以上の幸せはありません。この勝利はベネズエラに捧げます。この大会に一緒に参加した仲間たちにも感謝したいし、私は皆さんを家族だと思っています」と同じステージに立った76人の参加者と喜びを分かち合った。そのガルシアさんは偶然にもこの日が20歳の誕生日。「今までの人生の中で素晴らしい誕生日でした。最高の誕生日になりましたね」と満面の笑みを浮かた。応募した理由を「きっかけというより、神様が導いてくださって、ここに来るのが運命だったと思います。私にとっても私の国にとっても私の家族のためになるのではと思って参加することにしました」と説明。そんな彼女は現在、ベネズエラのシモン・ボリバル大学で地球物理学を専攻している。将来の夢についても言及し、「子供に対して本を読んだり本を書くことが私の夢です」と語っていた。また、ミス五大陸としてミス・アジアにシンガポールのアイリン・フェンさん(22歳)、ミス・アフリカに南アフリカのレアベトスェ・セチョアロさん、ミス・アメリカにアルゼンチンのロシオ・ペレス・スアレスさん(26歳)、ミス・オセアニアにグァムのディリアナ・ツンカップさん(22歳)、ミス・ヨーロッパにオランダのゾーイ・アンバー・ニウォードさん(23歳)が選ばれ、特別賞のミス・ナショナルコスチュームにはエクアドルのミシェル・ウェットさん(23歳)、ミス・パーフェクトボディにキュラソーのディオナ・アンジェラさん(22歳)、ミス・ベストドレッサーにメキシコのネバイ・トーレスさん(25歳)が受賞。地元開催で期待されていた日本の杉本雛乃さん(21歳)はベスト8に選ばれたものの、受賞はならなかった。
2018年11月10日2018年の日本人のノーベル賞受賞が報じられました。研究者となりノーベル賞を受賞するには子どもの頃からよっぽど優秀だったのではないかと感じてしまいますが、必ずしもそういったわけではないようです。ノーベル賞受賞者の子ども時代はどんなものだったのか、過ごし方や共通点について見てみましょう。日本人とノーベル賞ノーベル賞には、物理学賞、科学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞、経済学賞の6つの部門があり、毎年1回各部門3人まで賞が贈られます。今年、日本人でノーベル賞を受賞したのは、京都大学の本庶佑特別教授。ノーベル医学生理学賞を受賞しました。日本人のノーベル賞受賞者(外国籍取得者含む)は、1949年湯川秀樹氏を始めとして合計27人に。その内2000年以降の受賞者が19人となっており、特に2008年以降は物理学や科学、生理学・医学での受賞者が増えています。何年も続けて科学者が受賞している背景としては「研究への長年にわたる安定したサポート」「常に危機感を持っている」「若い人材の育成重視」があると言われています。物理学・科学・医学、生理学などの部門は研究成果が見られるまでに時間がかかるものがほとんどで、日本の堅実な研究成果は今後もノーベル賞などにより世界から注目されることになるのではないでしょうか。幼少期に勉強好きだったわけではない!?ノーベル賞を取るのはどんな人なんだろう?と考えた時、子どもの頃によっぽど勉強をして成績が良かったのでは?と思うのではないでしょうか。実際のノーベル賞受賞者がどんな子ども時代を過ごしていたのかを見てみましょう。・2008年ノーベル物理学賞益川敏英教授子どもの頃は勉強せず遊ぶ方が多く、宿題を全くやらずに怒られるような子でした。知的好奇心のバランスを欠いていて興味のないものは一切やらない。数学や物理、化学は得意でも、国語や英語は0点を取る程苦手で、特に国語は漢字が全く覚えられなかったそうです。好きな本だけを徹底的に読み、数学関係の本は古本屋をまわってでも読みあさっていたといいます。・2015年ノーベル生理学・医学賞大村智教授農家の出身で、子どもの頃は毎日農作業の手伝いをしていました。姉によると「私たちより勉強していなかったのに信じられない。いたずらっ子で、近所では悪玉と呼ばれていた。ベルトを振り回してしょっちゅうけんかをしていた」とのことです。・2014年物理学賞中村修二教授小中学、高校時代は暗記科目が嫌いでしたが、小さいころから理数系の科目は好きで成績も良かったそうです。じっくり考えることが好きで、数学や物理の問題を考えて解くのを楽しんでいたといいます。・2012年生理学医学賞山中伸弥教授子ども時代は夕方遅くまで園庭でタイヤを転がしたり、ブランコやシーソーや鉄棒で創意工夫を凝らして自由に遊ぶ子だったといいます。科学少年で理科の実験が大好きで、ひまを見つけてはラジオを分解して親に怒られていたそうです。ノーベル賞受賞者の子供時代の共通点ノーベル賞受賞者が特別に幼少期から勉強好きとは限らないということが分かりました。受賞者の子ども時代の共通点について見てみましょう。 (1) 好きなことへの集中力が高い受賞者の一番の共通点としては、興味をもったことを徹底的に解決しようとする傾向があり、その好奇心と集中力が並外れているということです。興味を持ったことへの集中力の基礎は、大半が子ども時代に作られています。子どもが興味を持つものは、その対象がどんなものであっても否定せず温かく見守ることが必要です。 (2) 強い信念を持っている受賞のための研究成果が出るまでには、たくさんの挫折や困難があったはずです。また、未だ受賞していない研究者も日々そういったものを乗り越えながら研究を続けているはずです。それを乗り越えるための強い信念を持っていることが大切ですが、どうしたら子どもに強い心と信念を持ってもらうことができるでしょうか?多くの受賞者が言うのは「子ども時代に見聞きした、周りの大人たちの行動が今の自分に重要な影響を与えている」とうこと。あれこれ口出しするより、行動で示す方が子どもはたくさんのことを学ぶようです。強い信念を持つ子になるには勉強だけではなく、柔軟な発想、親の温かい見守り・尊敬される行動が必要なようです。 (3) アクティブ気質研究者に多い気質というのは、アクティブタイプであるということ。特徴としては、わんぱく、やんちゃ、ずっと動き回って落ち着きがない、テンションが高め、考えずに行動しトラブル多め、運動はわりと得意など。知性とは程遠いイメージがありますが、このタイプは好奇心が旺盛で、気になることは自分で試して理解したいという子が多く、研究者にピッタリです。かのアインシュタインもこのタイプだったと言われています。子供がわんぱくで手を焼いているというママも、こういった行動を規制せず危険じゃない限りは興味の持つ事をとことんやらせてあげるといいかもしれませんね。息子は好きな漫画の影響でノーベル賞をとりたいと言っていて、そのタイミングで日本人の受賞というニュースを聞き、受賞者の子ども時代についてとても興味を持ちました。息子も好奇心を持つものには集中して取り組む傾向があり、一見するとかなり偏りがあると感じますが、科学者の多くはそういった偏りを持っていたのだなと感じました。科学者になる、ノーベル賞をとる、ということだけではなく、子どもの能力を引き出し伸ばしていくためには、子ども時代からの大人の関りが必要だと実感しました。子どもの可能性は無限であり、大人には想像できないような未来につながることもあります。大人から見たら大したことないと思うことであっても、興味を示した時にはとことんやらせてあげることが大切なのではないかと思います。
2018年11月06日第31回東京国際映画祭が、11月3日に閉幕。「コンペティション部門」から『アマンダ』(原題)が最高賞となる東京グランプリと最優秀脚本賞のW受賞という快挙を成し遂げたほか、稲垣吾郎主演作『半世界』が観客賞を受賞した。■コンペティション部門今年の「コンペティション部門」では、2018年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界109の国と地域、応募作品1829本の中から、厳正な審査を経た16本の作品を期間中に上映。日本からは『半世界』(阪本順治監督)と『愛がなんだ』(今泉力哉監督)が出品された。<東京グランプリ>『アマンダ』(原題)そして今回最高賞“東京グランプリ”を受賞したのは、美しいパリを舞台に、悲しみから乗り越えようとする青年と少女の心の機微を優しく丁寧に紡いだフランス映画『アマンダ』(原題)。最優秀脚本賞とのW受賞となった。今年フランスで主演作が3本公開される大注目の若手俳優ヴァンサン・ラコストを主演に迎え、恋人役に『グッバイ・ゴダール』のステイシー・マーティン。アマンダ役には演技初挑戦となるイゾール・ミュルトゥリエが演じている。今回のW受賞に監督のミカエル・アースは、「受賞に慣れていないのに2つも受賞し、しかもひとつはグランプリと、大変幸せで誇りに思います」「観客のみなさんとは、作品上映後に素晴らしい議論が交わせました。地球の反対側くらい離れていても映画が人々を感動させる、これ以上大きなご褒美はありません。みなさんの情熱と寛大さに感謝します」と受賞の喜びと感謝を述べている。ストーリー便利屋業をしているダヴィッドは、パリに出てきたてのレナに出会い、恋に落ちる。しかしその直後、姉の突然の死によって彼の人生は無残に壊れていく。ダヴィッドはショックと辛さを乗り越え、まだ若い姪っ子アマンダの世話をしながら自分を取り戻していく――。<観客賞>『半世界』続いて、過去には『リトル・ミス・サンシャイン』『紙の月』『勝手にふるえてろ』など、歴代の話題作が受賞している観客賞は、今年は阪本順治脚本・監督作『半世界』が受賞。本作は、人生半ばに差し掛かったとき、残りの人生をどう生きるかを描いたヒューマンドラマで、稲垣さんを主演に、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦と実力派俳優たちが出演している。今回の受賞を受け、稲垣さんは「この映画をご覧になった皆さんが気に入ってくださり大変うれしく思います。公開に向けて大きな励みになります。ありがとうございました」とコメント。また授賞式では、阪本監督が「父の遺言でスピーチは短めにといわれております」と笑わせながら、「たくさんの方が投票してくださったおかげです。みんなでお祝いします。ありがとうございます」と感謝を述べていた。ほかにも「コンペティション部門」では、『氷の季節』が審査委員特別賞とイェスパー・クリステンセンが最優秀男優賞。『堕ちた希望』のエドアルド・デ・アンジェリス監督が最優秀監督賞、ピーナ・トゥルコが最優秀女優賞。『ホワイト・クロウ』(原題)が最優秀芸術貢献賞を受賞した。■アジアの未来長編映画3本目までのアジア新鋭監督の作品をいち早く上映するアジア・コンペティション部門「アジアの未来」。最優秀作品となる作品賞は、中国・新疆ウイグル自治区を舞台に描いた『はじめての別れ』が受賞。文化の違いを超えて国際的に活躍していくことが期待される監督に贈られる国際交流基金アジアセンター特別賞は、中国映画『武術の孤児』のホアン・ホアン監督が受賞。■日本映画スプラッシュ海外への飛躍を強く意識した部門「日本映画スプラッシュ」からは、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第6弾、野尻克己監督作『鈴木家の嘘』が作品賞を受賞。監督賞は『銃』の武正晴監督、『メランコリック』の田中征爾監督に贈られた。■東京ジェムストーン賞昨年は、松岡茉優、石橋静河らが受賞した期待の若手俳優に贈られる「ジェムストーン賞」は、木竜麻生、村上虹郎、リエン・ビン・ファット、そしてカレル・トレンブレイが選ばれた。『アマンダ』(原題)は2019年初夏、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開予定。『半世界』は2019年2月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:半世界 2019年2月、全国にて公開予定Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERS
2018年11月05日第31回東京国際映画祭で、主演映画「半世界」が観客賞を受賞した稲垣吾郎(44)。40歳目前の男3人の視点を通して誰もが通る葛藤と家族や友人との絆、希望を描いたヒューマンドラマ。稲垣にとっては、単独初主演映画だった。各スポーツ紙によると、11月2日の授賞式に出席できなかった稲垣は「この映画をご覧になった皆さんが気に入ってくださり大変うれしく思います。公開に向けて大きな励みになります」とコメントを寄せたという。「観客賞はコンペティション部門出品作から一般観客に投票を募り、もっとも多くの支持を得た1作品が表彰されます。日本からは2作品が出品されていました。ただいくら“地の利”があるとはいえ、目の肥えた映画ファンはおもしろくなければ投票しません。単独主演作での戴冠は、稲垣さんにとって大いに自信になったのではないでしょうか」(映画祭関係者)稲垣の主演作は来年2月公開予定。だが早くも来年の賞レースに期待がかかっている。「4年前の東京国際映画祭では、宮沢りえ(45)主演の『紙の月』が観客賞を受賞。その後、対象年度の国内映画賞を総なめにしてしまいました。稲垣さんの場合も作風やストーリー、そしてこれまでにない役柄など賞レースに絡む要素がたっぷり。ほかの俳優たちにとって、強力なライバルとなりそうです」(芸能記者)役者として、稲垣はさらに一皮むけたといえそうだ。
2018年11月04日第31回東京国際映画祭のアウォード・セレモニーが2日、東京・六本木のEXシアター六本木で行われ、『銃』の武正晴監督が「日本映画スプラッシュ」部門の監督賞を受賞。また、『銃』で主演を務めた村上虹郎が、宝石の原石(ジェムストーン)のような輝きを放つ若手俳優を表彰する「東京ジェムストーン賞」に輝いた。武監督は、アウォード・セレモニー後に行われた記者会見で、村上の起用について「タイミングがすごく良かった。二十歳の村上虹郎という素材を、この『銃』という作品の中でとれたというのがすごく良いタイミングで、映画というのはタイミングが大事なんだなとつくづく思いました」とコメント。「村上虹郎がこの世にいてくれて良かった」と語った。そして、「この世にいてくれて良かった」と言わしめた村上の魅力について聞かれると、武監督は「『銃』という映画の主人公は誰もがやりたがる役ではない。人を銃で殺めてしまうという役を、若者である虹郎くんが、自分の精神がどこにいるかわからないくらいまで自分を追いつめてその役に挑んでいく。貴重な存在」と、全力で挑む姿勢を称賛。「人がやりたがらないものをちゃんとやって体現してくれる、それが俳優の仕事だと思う。そういう俳優がたくさんいる中の一人として、村上虹郎という俳優がいてくれてありがたいなという思いです」と説明した。なお、「日本映画スプラッシュ」部門の監督賞は、武監督と『メランコリック』の田中征爾監督が受賞。「東京ジェムストーン賞」は、村上、木竜麻生、リエン・ビン・ファット、カレル・トレンブレイが受賞した。
2018年11月02日第31回東京国際映画祭のアウォード・セレモニーが2日、東京・六本木のEXシアター六本木で行われ、阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』(2019年2月公開)が観客賞を受賞した。これを受けて、稲垣は「この映画をご覧になった皆さんが気に入ってくださり大変うれしく思います。公開に向けて大きな励みになります。ありがとうございました」と喜びのコメントを寄せた。阪本監督は、受賞のスピーチで「これはちょっと不意打ちで…」と驚いた様子を見せ、「たくさんの方が投票していただいた結果だと思いますが、見ていただいて伝わった人も伝わらなかった人も、見てくれたことに感謝します。みんなでお祝いします。ありがとうございます」と感謝した。阪本監督の完全オリジナル作品となる同作は、美しい地方都市を舞台に、40歳目前という年齢の男3人の視点を通じて、誰もが通るある地点の葛藤、家族や友人との絆、希望を描く物語。主人公の炭焼き職人・紘を稲垣が演じ、紘のかつての同級生・瑛介を長谷川博己、紘と瑛介の同級生・光彦を渋川清彦、そして、紘の妻・初乃を池脇千鶴が演じた。なお、今年の「コンペティション部門」には、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出。日本からは『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれていた。アウォード・セレモニーに出席した阪本順治監督
2018年11月02日第31回東京国際映画祭(TIFF)のアウォード・セレモニーが2日、東京・六本木のEXシアター六本木で行われ、宝石の原石(ジェムストーン)のような輝きを放った若手キャストを表彰する「東京ジェムストーン賞」に、『銃』の村上虹郎、『鈴木家の嘘』『菊とギロチン』の木竜麻生、『ソン・ランの響き』のリエン・ビン・ファット、『蛍はいなくなった』のカレル・トレンブレイの4人が選出された。昨年新設した同賞は、東京国際映画祭のビジョンの一つに掲げた「映画の未来の開拓」に沿って、宝石の原石(ジェムストーン)のような輝きを放つ若手俳優を東京で見出して顕彰し、世界に紹介することで彼らがその輝きを増す一助となることを目的としたもの。東京国際映画祭に出品された全作品を対象として、映画祭事務局が日本と世界の若手俳優(男優、女優を問わず)数名を選出する。木竜麻生は「このような賞をいただき、本当にありがとうございます」と感謝し、「私は東京国際映画祭に初めて参加させていただいて、2作品を上映していただきました。関わったみなさんといただけた賞だと思っています」とコメント。「これからも努力をします。精進して参りたいと思います」と決意を語った。村上虹郎も「こんなにキラキラした賞をいただけて光栄です」と喜び、「ジェムストーンに負けないように、この重みとキラキラを自分に課していきたいと思います」と誓った。
2018年11月02日第31回東京国際映画祭のアウォード・セレモニーが2日、東京・六本木のEXシアター六本木で行われ、阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』(2019年2月公開)が観客賞を受賞した。トロフィーを受け取り、恒例の法被を贈られた阪本監督は「これはちょっと不意打ちで…」と驚いた様子。「たくさんの方が投票していただいた結果だと思いますが、見ていただいて伝わった人も伝わらなかった人も、見てくれたことに感謝します」と感謝し、「みんなでお祝いします。ありがとうございます」と語った。阪本監督の完全オリジナル作品となる同作は、美しい地方都市を舞台に、40歳目前という年齢の男3人の視点を通じて、誰もが通るある地点の葛藤、家族や友人との絆、希望を描く物語。主人公の炭焼き職人・紘を稲垣が演じ、紘のかつての同級生・瑛介を長谷川博己、紘と瑛介の同級生・光彦を渋川清彦、そして、紘の妻・初乃を池脇千鶴が演じた。今年の「コンペティション部門」には、国内外から集まった1,829本の中から16作品を選出。日本からは阪本順治監督×稲垣吾郎主演『半世界』と今泉力哉監督×岸井ゆきの主演『愛がなんだ』の2作品が選ばれていた。
2018年11月02日レディー・ガガ映画初主演作『アリー/ スター誕生』が、現在開催中の第31回東京国際映画祭にて“日本初”お披露目され、拍手喝采に包まれた。そしてこの度、本作のメイン曲をガガがアカペラで披露する特別映像が公開された。10月25日に開幕し、11月3日まで開催中の第31回東京国際映画祭。歌姫レディー・ガガ初主演×監督・主演ブラッドリー・クーパーのタッグで贈る、アカデミー賞最有力の呼び声高い本作は、同映画祭のオープニング作品としてこの度日本初披露。エンドールでは、すすり泣いたり、涙ぐんだりする観客が多く、上映終了後は拍手喝采に包まれていた。そんな映画史上最高にエモーショナルな感動体験を実現させたのは、ガガ本人による書き下ろし楽曲の数々と、ガガの圧巻のパフォーマンス。映画のサウンドトラックは、全米2週連続1位、全英でも1位、そして世界81か国のiTunesで1位と、全世界で異例の大ヒットを記録している。そして今回、メイン曲「シャロウ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」を、ガガが見事なアカペラで披露する特別映像が到着!映像では、ショッピングモールの駐車場に仲良く腰掛けるアリー(レディー・ガガ)が、「話を聞かせてよ。心の穴を必死に埋めてきたのね」と、隣に座るジャクソン(ブラッドリー・クーパー)に向かって静かに歌い出す姿からスタート。そして立ちあがったアリーは、ジャクソンのためだけに見事なアカペラを披露。アリーの歌声に乗せて、アリーとジャクソンが“うた”を介して次第に心を通わせてゆくシーンが重なり合う、感動的な映像となっている。これまで開催されてきた海外の映画祭でも、劇中のアリーとジャクソンと同じように、お互いにとても深い信頼関係が築けたと明かしていたガガとブラッドリー。ガガは「私がブラッドリーと一緒に初めてステージに上がるシーンで、彼は『俺のことを信頼してくれればいいから』というシーンがあるのだけれど、実は撮影裏でも毎日そんな感じだったのよ」と撮影秘話を披露し、ブラッドリーも「僕ら2人の関係は、本当にジャックとアリーの関係みたいだったんだよ。彼女が僕に自信をくれたのさ。最初のミーティングの時に、10分も経つと、僕らは一緒にデュエットをしていた。どうしてそんなことになったのか分からないんだけどね(笑)」とお互いの相性の良さを語っている。『アリー/ スター誕生』は12月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アリー/ スター誕生 2018年12月21日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年10月26日第91回アカデミー賞長編アニメ映画賞部門にエントリーする各国の作品25作が発表。日本からは、『宇宙の法―黎明編―』『未来のミライ』『夜は短し歩けよ乙女』『リズと青い鳥』など、8作品がエントリーする快挙となった。日米で同時公開中、日本では映画ランキング2週連続1位となっている『宇宙の法―黎明編―』は、前作『UFO学園の秘密』(15)に続いてのアカデミー賞審査対象作品入り。地球文明の誕生、人類創世の秘密、宇宙人との交流と戦い、そして明らかになる地球神の存在が描かれる。『新世紀エヴァンゲリオン』や『キャプテン翼』などに携わった今掛勇が、前作に続き監督を務め、キャストも再び集結。逢坂良太(レイ)、瀬戸麻沙美(アンナ)、柿原徹也(タイラ)、金元寿子(ハル)、羽多野渉(エイスケ)に加え、地球神アルファに梅原裕一郎、邪悪な宇宙人ダハールに村瀬歩。さらに、キーパーソンとなるザムザに千眼美子(清水富美加)が初参加している。そのほか日本の審査対象作品には、細田守監督の最新作『未来のミライ』、『映画 聲の形』「けいおん!」で知られる山田尚子監督の『リズと青い鳥』、草なぎ剛らが声優を務めた日仏合作『ムタフカズ』、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞受賞の『夜明け告げるルーのうた』に、『夜は短し歩けよ乙女』『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『さよならの朝に約束の花をかざろう』の8作がエントリー。なお、ディズニー/ピクサーの大ヒット作の続編『インクレディブル・ファミリー』に、ウェス・アンダーソン監督が日本を舞台にしたストップモーションアニメ『犬ヶ島』、12月14日(金)公開のイルミネーション最新作『グリンチ』、エディ・レッドメインらが声を務めた『アーリーマン~ダグと仲間のキックオフ!~』、現在、日本公開中の『スモールフット』『モンスター・ホテルクルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』、2019年公開予定のスパイダーマンのアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』など、有力候補もずらり。この審査対象25作の中から、第91回アカデミー賞のノミネーション最大5作品が2019年1月22日に発表され、授賞式は2019年2月24日(いずれも現地時間)に開催される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:夜は短し歩けよ乙女 2017年4月7日より全国にて公開© 森見登美彦・KADOKAWA/ナカメの会打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 2017年8月18日より全国東宝系にてロードショー©; 2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会未来のミライ 2018年7月20日より全国東宝系にて公開ⓒ 2018 スタジオ地図ムタフカズ 2018年10月12日より全国にて公開©ANKAMA ANIMATIONS - 2017リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会宇宙の法―黎明編― 2018年10月12日より全国にて公開© 2018 HS PICTURES STUDIO
2018年10月25日第31回東京国際映画祭(TIFF)が10月25日(木)に開幕。同日、メイン会場である東京・六本木ヒルズアリーナにて、オープニングを飾る豪華なレッドカーペットが行われた。■今年のアンバサダーを務める松岡茉優、「楽しい時間に」第31回東京国際映画祭アンバサダーを務めるのは、女優の松岡茉優。昨年のTIFFで主演作『勝手にふるえてろ』(大九明子監督)が観客賞に輝き、松岡さん自身も期待の若手俳優に贈られるジェムストーン賞を受賞した、まさにTIFFの顔にふさわしい人選だ。華々しく映画祭の幕開けを彩った松岡さんは「たくさんの国から、すばらしい作品が届き、そして発信するこの場所が大好きです!」とTIFFへの強い思い入れを語り、「毎年楽しみにしている映画祭のアンバサダーを務めさせていただき、光栄です。楽しい時間にしましょう」と駆け付けた映画ファンに呼びかけていた。■稲垣吾郎、コンペ出品作『半世界』引っさげTIFFに初登場!映画祭の顔ともいうべき「コンペティション部門」では、2018年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界109の国と地域、そして応募作品1829本の中から、厳正な審査を経た16本の作品が期間中に上映され、グランプリをはじめ各賞を競い合う。今年は2本の日本映画が選出されており、そのうちの1本である『半世界』を代表し、主演の稲垣吾郎をはじめ、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦、阪本順治監督(『エルネスト もう一人のゲバラ』『北のカナリアたち』)がレッドカーペットに登場。本作で炭焼き職人を演じた稲垣さんはTIFF初登場を果たし、ファンとの交流を味わっていた。阪本監督が「素は非常に素朴で、土の匂いを感じる人」(9月25日に行われたTIFFラインナップ発表会での発言)と評した稲垣さんの“新境地”に注目だ。■宮野真守×櫻井孝宏!関智一×野島健児!人気声優に大きな歓声近年、TIFFが力を入れているのが、日本が世界に誇るアニメーションの国際的な発信。今年は『ゴジラ』史上初のアニメ作品となる劇場3部作の最終章『GODZILLA 星を喰う者』。が、栄えあるクロージング作品に選ばれており、レッドカーペットには宮野真守(ハルオ・サカキ役)、櫻井孝宏(メトフィエス役)という当代きっての人気声優が揃い踏み!同作は“破壊の王”ゴジラ・アースvs.“虚空の神”ギドラ”の激突をダイナミックに描いている。また、特別招待作品として上映される「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1『罪と罰』」「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2『First Guardian』」からは、こちらも大人気の声優である関智一(狡噛慎也役)、野島健児(宜野座伸元役)が登場し、ファンの大歓声を浴びていた。■圧巻の存在感!“映画俳優”役所広司がレッドカーペットに降臨レッドカーペットで圧巻の存在感を刻んだのが、俳優の役所広司。今年の「Japan Now部門」にて「映画俳優 役所広司」と題し、貴重な90年代の出演作から最新作までを紹介し、俳優キャリア40周年を迎えた役所さんの歩みをふり返ることになったのだ。上映されるのは『Shall we ダンス?』『うなぎ』『CUREキュア』『キツツキと雨』『孤狼の血』の5本。全ての上映回にて、役所さんが登壇するQ&Aが予定されており、どんな秘話が飛び出すか注目が集まっている。レッドカーペットには『キツツキと雨』の沖田修一監督、『孤狼の血』の白石和彌監督も駆けつけた。■2018年最大の事件『カメラを止めるな!』チームも参上!同じく「Japan Now部門」で上映される『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督をはじめ、濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、秋山ゆずきら20数名がレッドカーペットに参上!製作費300万円、当初は都内2館での封切りだったが、口コミで評判が広まり、現在までに興収28億円を超えている本作。TIFFでの上映(10月31日)もすでにチケットは完売しており、2018年最大の事件となった『カメ止め』旋風は、いまも勢いが止まらない!【第31回東京国際映画祭開催概要】期間:2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)(10日間)会場:六本木ヒルズ、EXシアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場ほか都内の各劇場及び施設・ホールを使用(text:cinemacafe.net)■関連作品:カメラを止めるな! 2018年6月23日より全国にて公開©ENBUゼミナール半世界 2019年2月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERSGODZILLA 星を喰う者 2018年11月9日より全国にて公開©2018 TOHO CO., LTD.PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 2019年1月25日より公開© サイコパス製作委員会PSYCHO-PASS サイコパスSinners of the System Case.2 First Guardian 2019年2月15日より公開©サイコパス製作委員会
2018年10月25日これまでTVドラマの中で数々の名台詞が生まれていますが、その中でも私たちの世代で「カンチ!セックスしよう!」はあまりにも有名です。その『東京ラブストーリー』が27年の時を経て、ただいま再放送中。このコラムが更新される日には最終回が放送予定のはず。ネットでは若者たちが「ツッコミどころ満載すぎて、ありえない」と言っていますが、携帯電話もSNSもないんだから仕方ないじゃない!良き時代ですよ!と私は完全に年寄りサイドの意見です。まあ、私用で会社に電話をかけすぎだとは思うけど。再放送が始まって最初の方は懐かしいなあと胸をきゅんきゅんさせながら見ていたのですが、物語が進んでいくうちに私は重大な事実に気づいてしまったのです。それは第7話の放送でリカが言った台詞で確実なものになりました。リカはカンチに会社を休んで彼の実家の愛媛に行こうと誘います。「そんなの無理だよ」と言うカンチにリカは「私はカンチに無理して欲しいの」と言いました。ああ、やっぱり!私がうまく恋愛をできないのは、無意識のうちに「恋愛とは赤名リカのようにするものである」が刷り込まれ、そしてそれを実行しているからなんだ!リカが夜中にカンチに電話をかけます。「もしもーし!あれ、寝てた?」迷惑そうなカンチにお構いなしで話を続けるリカ。こ、これ…、私じゃん…。「24時間好きって言ってて!仕事してても、友だちと遊んでてもカンチの心全部で好きって言ってて!」すごい勝手…、これも、私だ…。「私はカンチが全部だよ!」すごい重い…、完全に私だ…。実際に私は元カレに言われたことがあるのです。「繭子ちゃんって、リアル赤名リカだよね」と。その当時は、完全に誉め言葉だと思っていたのですが、今こうしてドラマを見ていると、赤名リカから鈴木保奈美さんの可愛さを奪ったら何も残らないじゃないかというぐらいヤバい女だということに気づきました。「無理しないでいいからね」と世間一般の優しい彼女が声をかける中、「私はカンチに無理して欲しいの」と堂々と言うリカ。すごくわかる。私は、相手が無理をしてくれることが愛情だって思っているから。例え寝ていても私のことが好きだったら夜中に電話がかかってきても嬉しいはずだから。24時間好きって言ってくれるのが恋人だと思っているから。あー、いかりや長介さんの「だめだこりゃ」の声がどこからか聞こえてきます。でも今さら、軌道修正なんてできないよ。トホホだよ。(これも赤名リカの台詞)となると、これはもう「赤名リカみたいな女を探している」という男性と出会うしかありません。読者の皆様のまわりにもそんな男性がいらっしゃいましたら、ぜひご一報を!夜の公園で大声で「セックスしよ!」と叫んで通報されるかもしれませんが、それでも良いという方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報を!
2018年10月18日第90回アカデミー賞、第75回ゴールデン・グローブ賞、外国語映画賞など、数々の賞を受賞し世界を震撼させた北欧ホラー『テルマ』。本作で映画デビューを飾った新人女優カヤ・ウィルキンスの場面写真が、この度お披露目となった。■ストーリーノルウェーの人里離れた田舎町で、信仰心が深く抑圧的な両親のもとに育った少女テルマ。なぜか彼女には、幼少期の記憶がない。オスロの大学に通うため一人暮らしを始めたテルマは、同級生のアンニャと初めての恋におちる。募る欲望と罪の意識に引き裂かれながらも、奔放な彼女に強く惹かれていくテルマ。 だが、それは封印されたはずの“恐ろしい力”を解放するスイッチだった…。テルマは不可解な発作に襲われるようになり、その度に周りで不気味な出来事が起こる。そして、アンニャが忽然と姿を消してしまう。果たして、テルマの発作とアンニャ失踪の関係は?両親が隠し続けてきたテルマの悲しき過去が明かされる――。■期待の新星!ヨアキム監督を唸らせたカヤ・ウィルキンス本作で初の演技を披露することとなったカヤ・ウィルキンスは、スウェーデン系アメリカ人で、オケイ・カヤ(Okay Kaya)という名前でアーティスト、モデル、ミュージシャンとしても活動。監督のヨアキム・トリアーたっての希望で出演が決定し、エイリ・ハーボー演じる主人公テルマと惹かれ合い恋に落ちるアンニャを演じている。ヨアキムは「ミュージシャンとして活動している彼女をずっと気になっていて、今回映画に出演して欲しいと説得したんだ。演技経験がないとは思えないほど、俳優としての才能も持ち合わせていたよ」と、カヤの演技力を絶賛。「すべてのことを簡単にこなしてしまうタイプで、いわば天才肌だね!」と女優としての才能を認め、ストレスが続く撮影の日々の中でも周囲の人を癒し続けるカヤに対し、「最高にクールな女性だよ」と語っている。また主役を演じたエイリも「カヤとの仕事はとても素敵な経験だったわ」と撮影をふり返り、「オーディションにやってきたとき、一目で魅了されたの」とカヤの演技に驚かされた様子を語る。撮影を終えたいまでもエイリとカヤの友情関係は続いているそうで、カヤと出会えたことをとても幸せに思っていると語るエイリの口ぶりからも、2人のリラックスした雰囲気が伺える。今年6月にデビューアルバム「Both」をリリースし、カヤが監督を務めたメロウで独創的な世界観を併せ持つ新曲「Vampire」のミュージックビデオも話題を集めいてるカヤ・ウィルキンソン。今後要注目の人物としてチェックしたい。『テルマ』は、10月20日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:テルマ 2018年10月20日よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開©PaalAudestad/Motlys
2018年10月10日マツキヨ発信のタイアップ企画 第4回!美をアップデート!知らない私に出会う Beauty navi忙しいけどキレイでいたい、そんな働く女性に大好評の人気コンテンツ!今回も人気講師直伝の“ビューティーTips”で、さらに美をアップデートしちゃいましょう♥この秋、ONでもOFFでもトレンド顔に♪第4回目のテーマは「オシャレだけどやりすぎない!秋色メイク&こなれヘアスタイル♡」。表参道で圧倒的人気を誇る「NORA HAIR SALON」代表取締役の広江一也さんと、同サロンでヘアデザイナー・ヘアメイクアップとして活躍するKAEさんを講師にお迎えして、2018年秋のトレンドである“レトロ・ヴィンテージ”を取り入れた、会社でも使える“コンサバオフィスヘアメイク”と、休日が楽しみになる“トレンドカジュアルヘアメイク”をご紹介。簡単テクニック満載なので、今日から“ハンサムガール”で秋を楽しんでみてはいかがですか?第4回イベントのおみやげ大公開♪タイアップ企画では、イベント来場者の皆様へ“ビューティーTips”に合わせた様々なお土産をプレゼントしています。その中から今回は、メイクの幅がグッと広がるとっておきアイテムをご紹介!PICK UP♪エテュセ ハートチークカラー肌なじみのよい色調で、ほおにぴったりフィット。 自然な色ツヤを与えます。つるんとツヤのある仕上がりに。ぼかしも自在です。ラズベリーレッドは、ふんわりとフェミニンな仕上がりに、アプリコットオレンジは、肌馴染みがよくナチュラルな仕上がりに。その日の気分に合わせて使い分けると◎【第6回】BU×BNタイアップセミナー次回は、「セルフでできる♥2018年秋冬おすすめのニュアンスネイルセミナー」を開催いたします!当日は、“完全招待制”で人気のセルフネイラーを講師に迎え、今日から簡単にできるネイルデザイン&テクニックを無料で学べるチャンス!!10月17日(水)のお仕事帰りに、是非お立ち寄りください♥
2018年10月05日国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第10回TAMA映画賞」の受賞作品と受賞者が決定。是枝裕和監督の『万引き家族』と濱口竜介監督の『寝ても覚めても』という、今年のカンヌ国際映画祭コンペ部門に出品された2作が「最優秀作品賞」に輝き、前者に出演した安藤サクラと松岡茉優が「最優秀女優賞」を受賞した。毎年、晩秋に国内映画賞で最初に発表される「TAMA映画賞」は、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる“いきのいい”作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰したもの。本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対して贈られる「最優秀作品賞」を受賞したカンヌ・パルムドール受賞作『万引き家族』には、受賞理由として「家族という集合体がどのような結びつきなのか、観客に問いかけ、胸に迫る」、『寝ても覚めても』には「人は人のどこに惹かれ、愛する気持ちが生まれるのか。理性の影に潜む愛の奥深さを炙り出し、観客に味わわせた」とのコメントが寄せられた。また、「めくるめく仕掛けによる映画の楽しさと手作り感溢れる疾走感が観客に感染」して大ヒット中の『カメラを止めるな!』、そして、先日逝去した樹木希林さんが山崎努と夫婦役を演じ、「ほっこりとした感動をもたらしてくれた」『モリのいる場所』が「特別賞」に。「最優秀男優賞」には、「二役を演じた『寝ても覚めても』をはじめ、静から動まで役柄を幅広く演じ、躍動的でありながら温もりをも感じさせた」として東出昌大、『娼年』から『孤狼の血』まで「作品ごとにまったく異なる境遇に生きる若者の姿をほとばしる情熱で息衝かせた」として松坂桃李が選出。「最優秀女優賞を受賞」した安藤サクラは、『万引き家族』での演技により「これまで生きてきた時間が体温ごと伝わってくるよう」と評され、「観終わった後の観客の心に確かな実在感を残した」として、また同作にも出演し、『勝手にふるえてろ』で映画初主演を務めた松岡茉優は「こじらせ型のヒロインに血を通わせ、強いシンパシーと共に観客の心をふるわせるバイタリティに圧倒させられた」ことから受賞となった。その年の“ブレイク俳優”ともいえる「最優秀新進男優賞」には、『モリのいる場所』『サラバ静寂』などの吉村界人と、『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』など数々の多彩な作品で印象を残した吉沢亮。吉沢さんは「心の奥に闇を抱えた役から相手を包み込む優しさをもつ役まで幅広く演じ、その奥深い眼差しは観る者を虜にした」と評された。同じく「最優秀新進女優賞」には『パンとバスと2度目のハツコイ』(今泉力哉監督)に主演した元「乃木坂46」の深川麻衣、同作や『榎田貿易堂』に出演した伊藤沙莉が選ばれている。■受賞者一覧最優秀作品賞『万引き家族』(是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)特別賞沖田修一監督、及び山崎努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同(『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同(『カメラを止めるな!』)最優秀男優賞東出昌大(『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李(『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)最優秀女優賞安藤サクラ(『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優(『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)最優秀新進監督賞今泉力哉監督(『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督(『きみの鳥はうたえる』)最優秀新進男優賞吉村界人(『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮(『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)最優秀新進女優賞深川麻衣(『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉(『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)「第10回TAMA映画賞」授賞式は11月18日(土)、パルテノン多摩大ホールにて開催。受賞作品を上映する「第27回映画祭TAMA CINEMA FORUM」は11月17日(土)~11月25日(日)、都多摩市内の3会場4スクリーンにて開催。※11月19日(月)は休映(text:cinemacafe.net)■関連作品:寝ても覚めても 2018年9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.モリのいる場所 2018年5月19日よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、 シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開© 2017「モリのいる場所」製作委員会カメラを止めるな! 2018年6月23日より全国にて公開©ENBUゼミナール
2018年10月04日第10回TAMA映画賞 受賞作品・受賞者が4日、明らかになった。最優秀作品賞には『万引き家族』『寝ても覚めても』が選出された。同映画祭は国内映画賞のトップバッターとして注目を集め、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から表彰する。最優秀作品賞には、「人は寄り添わなければ生きていけない。この作品は家族という集合体がどのような結びつきなのか、観客に問いかけ、胸に迫る」として、是枝裕和監督の『万引き家族』、及び「理性の影に潜む愛の奥深さを炙り出し、観客に味わわせた」と、濱口竜介監督の『寝ても覚めても』が選ばれた。『万引き家族』出演の安藤サクラ、松岡茉優は最優秀女優賞に選出され、『寝ても覚めても』主演の東出昌大は、『孤狼の血』『娼年』など好演した松坂桃李とともに最優秀男優賞に。また、異例のヒットとなった『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同が、特別賞に選ばれている。最優秀新進男優賞には、吉村界人と吉沢亮が並ぶ。『リバーズ・エッジ』をはじめとした、7本の映画に出演した吉沢は「多彩な表情で心の奥に闇を抱えた役から相手を包み込む優しさをもつ役まで幅広く演じ、その奥深い眼差しは観る者を虜にした」と評価され、同賞に。また、最優秀新進女優賞には深川麻衣、伊藤沙莉が選出された。■最優秀作品賞『万引き家族』 (是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞沖田修一監督、及び山﨑努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同 (『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『カメラを止めるな!』)■最優秀男優賞東出昌大 (『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李 (『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)■最優秀女優賞安藤サクラ (『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優 (『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)■最優秀新進監督賞今泉力哉監督 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督 (『きみの鳥はうたえる』)■最優秀新進男優賞吉村界人 (『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮 (『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)■最優秀新進女優賞深川麻衣 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉 (『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)
2018年10月04日女優の松岡茉優が9月25日(火)、都内で行われた第31回東京国際映画祭(TIFF)のラインナップ発表会に出席し、今年の同映画祭アンバサダー就任を発表した。■松岡茉優さん「熱量はカンヌに負けていない!」昨年のTIFFで主演作『勝手にふるえてろ』(大九明子監督)が観客賞に輝き、松岡さん自身も期待の若手俳優に贈られるジェムストーン賞を受賞しており、「この1年で、いいルートができている」とTIFFとの強いつながりを噛みしめていた。今年は出演作『万引き家族』(是枝裕和監督)が第71回カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、自身も現地入り。「寒さと緊張でガタガタだった」とふり返り、「映画好きが肩を組む熱量は、カンヌに負けていない!」とカンヌを経験したからこそ実感したTIFFの魅力を熱弁。東京生まれの松岡さんにとって、TIFFは「地元の映画祭ですといえるもの」だといい、「私にとって遊びの場であり、カルチャーを学ぶ場である六本木ヒルズが“お祭り”になりますからね」と声を弾ませていた。■アンバサダー就任、故樹木希林さんが知ったら、何て言う?『万引き家族』で共演し、今月15日に亡くなった樹木希林さんに対しては「たくさんの思い出があり、私にとっては宝物です。(映画の中で)1度お別れはしているので、2度目のお別れというか、かなしいなという気持ちはあまりなくて……」としみじみ。「樹木さんと同じ時代を生きられたことが誇りですし、ご一緒させていただいた身として、次の世代につないでいければ。私も樹木さんのようになりたい」と思いを新たにしていた。司会者から「もし、今回のアンバサダー就任を樹木さんが知ったら、何て言うと思うか?」と問われると、「きっと『また、髪型とかこだわるんじゃないの?』『見てくれを気にするんでしょ!』って言われそうですね(笑)」と生前のエピソードを交え、答えていた。■今年のベネチア国際映画祭、金獅子賞&銀獅子賞(審査員グランプリ)作品がいち早く上陸!会見には松岡さんをはじめ、コンペティション部門に出品される『半世界』の阪本順治監督、『愛がなんだ』の今泉力哉監督と主演の岸井ゆきの、アニメーション特集「アニメーション監督 湯浅政明の世界」から湯浅政明監督が出席した。コンペティション部門には、109の国と地域、1829本の応募から厳正な予備審査を経た16本(うち日本映画が2本)が出品され、『ローサは密告された』で17年の米国アカデミー賞のフィリピン代表になったブリランテ・メンドーサ監督が、国際審査委員長を務める。また、特別招待作品として、今年のベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた『ROMA ローマ』(アルフォンソ・キュアロン監督)、銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞した『女王陛下のお気に入り』(ヨルゴス・ランティモス監督)がいち早く日本上陸することも決定している。(text:cinemacafe.net)
2018年09月25日