水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」第5話が7月26日に放送され、次々と真相が明かされる怒涛の展開に「体感10分」「秒で終わった」といった声が上がっている。早見和真による人気小説をドラマ化した本作は、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。主人公の新聞記者・道上香苗を水川あさみが演じ、若き人気政治家・清家一郎を櫻井翔、清家一郎の有能な秘書・鈴木俊哉を玉山鉄二が演じる。道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志役に丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹役に曽田陵介が出演するほか、渡辺いっけい、筒井真理子、渡辺大、高岡早紀、青木柚、西山潤ら豪華キャストが脇を固める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。清家(櫻井)の実母である浩子(高岡)は、元夫・清家嘉和の死亡事故、さらに武智議員の死亡事故をも仕組んだのではないか。そんな疑惑が持ち上がる中、浩子の行方を探すために再び愛媛を訪れた道上(水川)は、学園長から清家が政治家を目指すキッカケになったのは祖母だったこと、祖母が亡くなり落ち込む清家を心配して鈴木(玉山)が清家の実家に行ったことを聞かされる。鈴木は清家の実家で浩子と面識があったにも関わらず、なぜ「ほとんど何も知らない」と嘘をついたのか、鈴木と浩子は繋がっているのではないかと道上の中に新たな疑惑が浮上する…というのが第5話のストーリー。鈴木は、祖母を亡くして落ち込んでいた清家の実家を訪れた“ある日”のことを思い出していた。鈴木を出迎えた清家は、祖母がとても苦労した人だったと話す。そして、母親の浩子からも同じ言葉を聞かされ驚く。それだけでなく、浩子は鈴木の手を握り「あの子に力を貸してあげて」と声をかける。この姿にSNSでは「怖い怖い」という投稿が相次いだ。東京に戻った道上は、官房長官のスキャンダル記事が出ること、後任の官房長官として清家の名前が上がっていることを知り、鈴木に張り付くことに。さらにこのスキャンダルは鈴木が週刊誌の記者にリークしたことも明かされ、SNSでは「清家が官房長官?」「波乱ありそう」「流石に早すぎる」という声が上がった。鈴木の家に張り付いていた道上は、鈴木の家から出て来た女性の後を付ける。女性が入っていた先が新聞社だったことをキッカケに、道上は自分と面識が合ったことを思い出す。女性は鈴木由紀(真飛聖)、鈴木の妻だった。道上は由紀に声をかけ、これまでのことを話した。帰宅すると家に道上がいたことに驚く鈴木に対し、道上は清家の論文を道上に送った人物が由紀だったことを明かす。さらに、論文は差出人がなく鈴木に届いたものだったこと、由紀が届いた論文を読み、清家の裏にはハヌッセンのような存在がいると感じたことを話す。由紀は、清家にとってのハヌッセンが自分の存在を知らしめるために鈴木に送ってきたのではないかと考えたが、自分では思うように動けなかったため、論文を道上に送ったのだった。そして、鈴木の元に届いた封筒の消印は、清家の実家がある愛媛の愛南だったことが語られた。次々と明かされる真実に、SNSでは「頭こんがらがってきた」「どういうこと?」と戸惑いの声で溢れた。さらに、鈴木の回想シーンで鈴木と浩子の関係が映し出されたほか、亜里沙の失踪には浩子が関わっている可能性があることも明かされる。さらに、ラストには道上の父を轢いたトラックの運転手が亡くなったと道上に連絡が来るなど、怒涛の展開を迎えた第5話に「ホラーすぎた」「体感10分」「秒で終わった」という声や「原作読みたい」「続き気になる」といった声も上がっている。【第6話あらすじ】次期官房長官として清家(櫻井翔)に白羽の矢が立つ中、ヒトラーの危険思想を持つ浩子(高岡早紀)が清家をコントロールしていると確信し、このまま清家に権力を持たせてはいけないと危機感を募らせる道上(水川あさみ)。その矢先、とある場所で浩子と遭遇した道上はそのあとを追う。そして辿り着いた先で道上は、清家のこれまでの発言につながる新たな事実をつかむことに。そんな中、清家がついに官房長官に就任する。清家との出会いからこれまでの軌跡を思いながら、2人の“悲願”が達成されたことに胸を熱くする鈴木(玉山鉄二)だったが、その裏には浩子の影が忍び寄っていて…。「笑うマトリョーシカ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年07月27日中島健人主演ドラマ「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」第2話が、7月26日(金)に放送される。本作は、中島演じる弁護士・保田理が、相談者を「しょせんは他人事じゃん?」と突き放す信念のもと、パラリーガルの加賀見灯(白石聖)らと共に、身近なSNSトラブルを爽快に、時にダークに解決していく物語。第2話では、野村周平と平祐奈が、兄弟アーティストとして登場。今回のSNSトラブルは、イジメ動画の拡散がきっかけとなるようだ。第2話あらすじネット上の誹謗中傷で提訴した主婦ブロガー・桐原こずえ(志田未来)は、犯人からの謝罪と和解金を勝ち取ったが、早々に支払いを滞納。反省していない犯人にお仕置きをするため、保田理(中島健人)は、執行官の二宮博美(大水洋介)と手を組み、驚きの行動に出る。灯(白石聖)が大ファンの兄妹デュオ・ヌーヌーのリオ(野村周平)が事務所に現れる。拡散されたイジメ動画をきっかけに大炎上。妹リホ(平祐奈)は心労で過呼吸に。事実無根だと訴えるリオは、犯人全員を吊るし上げたいと語気を荒げるが…。「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」は毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送中。※第3話は8月9日放送(シネマカフェ編集部)
2024年07月26日ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの木村慧人が主演を務める、TBSドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』(毎週火曜)の第7話が、30日深夜(0:06)に放送される。大学進学のために地方から上京した片桐京介は、“さっちゃん”と遠距離恋愛中。だが、ひょんなことがキッカケで知り合ったアパートの隣人の人妻と肉体関係を持ってしまう。インモラルな展開の連続で、2人の女性にそれぞれに都合のいい対応をする京介に全く共感できないが、それが逆にクセになる…背徳的三角関係ラブストーリーだ。本当の愛がわからない男・京介が選ぶのは地元の彼女か、都会の人妻か。不倫で始まる、破滅的な恋の行方とは?■第7話のあらすじ早智(中山ひなの)のことを愛おしいと感じるようになった京介(木村慧人)は、体の関係を終わらせたいと紫乃(石川恋)に話す。だが、その様子を紫乃の夫の要(桜田通)が監視カメラで見ており…。京介は、友人たちと飲み会で美鈴(樋口日奈)から、早智が本心で京介の浮気を許しているのかと問い詰められる。美鈴の言葉に京介は、思いを巡らせるのだった。そのまま一人帰宅した京介は、アパートの前で早智に電話を掛けていた。早智の声を聞き笑顔を見せる京介だったが、そこへ帰宅してきた紫乃と要の姿が…。紫乃の声が電話越しに聞こえた早智は、努めて明るく振る舞うが…。
2024年07月23日水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」第4話が7月19日に放送され、“謎の女”とされていた高岡早紀の正体が明かされ、「怖すぎ」「やっぱり」と様々な声が上がっている。早見和真による人気小説をドラマ化した本作は、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。主人公の新聞記者・道上香苗を水川あさみが演じ、若き人気政治家・清家一郎を櫻井翔、清家一郎の有能な秘書・鈴木俊哉を玉山鉄二が演じる。道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志役に丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹役に曽田陵介が出演するほか、渡辺いっけい、筒井真理子、渡辺大、高岡早紀ら豪華キャストが脇を固める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。清家(櫻井翔)からの「連絡は取らないようにします。あなたのために」「あなたを見ていますから」という言葉が気に掛かる道上(水川あさみ)だったが、鈴木(玉山鉄二)の協力もあり、美和子が書いたシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」を手に入れることに成功する。しかし美和子が書いたはずのシナリオの作者欄には“真中亜里沙”と記名があり、美和子という名が偽名だったと判明。さらに、清家と鈴木と美和子の関係性になぞらえたストーリーのラストには、“母”が登場し唐突に終わっていた。謎がさらに深まる中、何者かによって道上の勤める新聞社に圧力がかかり、道上は会社を辞めることを決断する…というのが4話のストーリー。フリーのジャーナリストになった道上は、真中亜里沙の実家を訪ねる。そこで亜里沙の母から亜里沙が「金のなる木を見つけた」と言っていたこと、行方不明者届けを出しているが見つかっていないこと、亜里沙が使っていた偽名“三好美和子”は同級生だったことを聞かされた。さらに家を訪ねて来た亜里沙の同級生から、三好美和子のグループが亜里沙をいじめていたことが明かされる。SNSでは「複雑になってきた」「まさかのいじめ」「どんな心理なんだろう」と声が上がった。道上が東京に戻り鈴木に美和子についてわかったことを話し、代わりに清家の母親の名前が“清家浩子”ということ、清家が代議士になってからは会っていないことを聞き出す。そして、道上が実家に戻ると、第3話のラストで「会ってみたいな」と微笑んでいた“謎の女”を演じる高岡早紀が座っていた。高岡早紀の微笑む姿にSNSは「対峙!!」「怖い」「ひええええ」「ホラーだ」と驚きの声で溢れた。道上は再び愛媛に向かい清家の実家がある愛南町を訪ねるが、そこには既に誰も住んでいなかった。しかし、通りかかった住職に話を聞くことができ、浩子の夫・嘉和が交通事故で亡くなったことを聞かされる。浩子の写真はないかと聞き、住職が持ってきた写真に写っていたのは、先日道上の店を訪ねて来た女性だったことが明かされる。これにはSNSで「やっぱりあの人が浩子さん」「やっぱり母親」という声が上がる一方で「まさかのお母さん」「美和子じゃないのか」と様々な声が上がった。道上は、清家にとっての“ハヌッセン”は鈴木でも亜里沙でもなく、母親である浩子なのではないかという結論にたどり着く。さらに、鈴木の回想シーンでは、浩子に彼女と清家を引き離して欲しいと言われたことや、亜里沙が清家の家に居座っていること、同じ食卓を囲んでいるシーンなどが映し出され、ラストには道上が浩子と交わした会話が流れ第4話が幕を閉じた。怒涛の展開を迎えた第4話に、SNSでは「マトリョーシカみたいに次から次へと犯人が出てくる」「謎が多すぎる」「一郎の本心がわからない」という戸惑いの声が上がる一方で「面白い」「次回が楽しみ」という声も上がっている。【第5話あらすじ】清家(櫻井翔)の実母である浩子(高岡早紀)は、元夫・清家嘉和(梨本謙次郎)の死亡事故、さらに武智議員(小木茂光)の死亡事故をも仕組んだのではないか。そんな疑惑が持ち上がる中、浩子が道上(水川あさみ)の実家の小料理屋を訪れていたことを知り、道上は戦慄する。そして浩子の行方を探すために再び愛媛を訪れた道上は、鈴木(玉山鉄二)が浩子と面識があったにも関わらず、「何も知らない」と嘘をついていたことを知る。鈴木はなぜ浩子との関係を隠そうとしたのか。道上の中に新たな疑惑が浮上する中、鈴木は高校時代、清家の実家を訪れた“ある日”のことを思い出していて…。「笑うマトリョーシカ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年07月20日7月20日(土)今夜放送の渡辺翔太(Snow Man)&中村アンW主演ドラマ「青島くんはいじわる」第3話は、ほろ酔い床ドンのその後が描かれる。本作は、恋愛に興味のない青島瑞樹(渡辺さん)と、恋愛から離脱した葛木雪乃(中村さん)の小さな嘘から始まる、年の差協定恋愛を描く物語。初回見逃し配信総再生数は、オシドラ枠歴代最高記録(ビデオリサーチにて算出 期間:7月7日~13日)を更新、第2話もTVer総合ランキングで1位を獲得し、165万回を突破した(ビデオリサーチにて算出 期間:7月13日~18日)。酔っ払って倒れ込みそうになった雪乃に青島が覆いかぶさり、起き上がろうとする雪乃を押さえ込んで、ゆっくり顔を近づける青島――というシーンで幕を閉じた前回。そして今夜は、その後が描かれる。思わず目を閉じる雪乃に対し、青島のいじわるが炸裂。相変わらず余裕たっぷりの青島にふり回され続けるうちに、気づけば青島のことを考えてしまうという状況に困惑する。一方の青島も、谷崎真司(戸塚純貴)や田村珠代(伊藤修子)、篠原礼子(矢田亜希子)からすると、とうとう初めて“本気で恋に落ちた”ように見えるらしく、恋愛に興味のなかった青島は、それが信じられず、考え込んでしまう。そんな中、「(付き合ってる)…フリじゃなかったらいいですか?」と、青島の気持ちが大きく動くことになる大事件が巻き起こり、ついに青島が恋に落ちる新展開が待っているという。なお、7月25日(木)深夜1時26分から放送の「tver asahi」枠(※関東ローカル)では、本作を大特集。これまでの物語をふり返るスペシャルコンテンツ、主演2人の撮影の裏側を追った「もっと青島くんはいじわる」第1弾を地上波初放送する。第3話あらすじ葛木雪乃(中村アン)は連休最終日、行きつけの居酒屋「万来亭」で、偽装彼氏の青島瑞樹(渡辺翔太)にバッタリ。すっかり酔っ払った雪乃をおんぶして家まで送った青島だが、はずみで雪乃が玄関に倒れ込む。もしやキスされる?と、思わず目を閉じる雪乃だが…。数日後、雪乃が後輩の谷崎真司(戸塚純貴)と新商品の販促グッズを運んでいると、青島に声を掛けられる。しかしこの前の夜の出来事が気まずく、思わず隠れようとした自分とは違い、まるで何事もなかったかのようにいつもと変わらない青島の態度に雪乃はモヤモヤ。同期の鈴木タカコ(小林涼子)に、気づけば青島のことを考えてしまって胸がザワザワするという複雑な心境を打ち明ける。しかし、雪乃をからかって楽しんでいるように見える青島もまた、谷崎から「さっき二人で喋ってた時、お前の顔に『大好きっす』って書いてあったぞ?」と言われ、“俺が…?”と考え込んでしまう。さらに、行きつけのスナック「Reiko」でも、2番目の母・田村珠代(伊藤修子)や3番目の母・篠原礼子(矢田亜希子)に、とうとう初めて本気の恋に落ちたのではないかといじられた青島は…!?「青島くんはいじわる」は毎週土曜日23時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年07月20日優里の新曲「カーテンコール」が、2024年7月19日(金)に配信リリース。TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第7期第2クールのオープニングテーマとなる。優里の新曲「カーテンコール」優里の新曲「カーテンコール」は、人気TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第7期第2クールのオープニングテーマとして書き下ろされた楽曲。「物語の中で敵対しぶつかり合うヒーローとヴィランも、違う世界では分かり合うことが出来たのかもしれない」そんな優里の希望とも言える想いを込めた一曲となっている。アニメ「僕のヒーローアカデミア」第7期第2クールOPテーマ原作の完結も近く、アニメとしてもいよいよ物語のクライマックスへと近づき始めた「僕のヒーローアカデミア」。第7期では、決意を新たにした主人公・デクと、彼の宿敵でありヴィラン連合のリーダー・死柄木弔、彼らを中心とするヒーローとヴィランの戦いが描かれる。優里 コメントヒーローと敵<ヴィラン>、それぞれ抱える問題があって自分なりの答えを出した結果、それぞれの正しさがぶつかり合う。きっと始まりは同じ感情で、ただ選んだ道が違っただけなのかもしれなくて、いつか違う世界では分かり合えたかもしれない。そんな希望を曲にしたのが『カーテンコール』です。クライマックスを迎えるTVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第7期第2クールのオープニングテーマとして、アニメと共にたくさんの方に聴いてもらえたら嬉しいです。楽曲情報優里 新曲「カーテンコール」※TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第7期第2クール オープニングテーマ配信リリース日:2024年7月19日(金)
2024年07月19日松本若菜主演の「西園寺さんは家事をしない」第2話が7月16日オンエア。松村北斗演じる楠見の「家事の恩返し」というワードと、終盤で西園寺さんが思いついた突拍子もない“あるアイデア”に多くの視聴者から反応が寄せられている。ひうらさとるによる同名漫画をドラマ化した本作。徹底して家事をしない主人公・西園寺さんと年下の訳ありシングルファーザー&その娘の風変わりな同居生活を通して幸せと家族とは何かを考えるハートフルラブコメディとなる。家事をしたくないという熱い思いから、アプリ制作会社・レスQで“家事レスQ”というアプリの開発に携わっている西園寺一妃を松本さんが演じるほか、レスQに転職して早々自宅が火事になり西園寺さんの新居の賃貸スペースに住むこととなる楠見俊直に松村さん。レスQの社長・天野竜二には藤井隆。家事レスQのアシスタントプロダクトマネージャー・武田英美里役に横田真悠。レスQ創設メンバーでエンジニアの梅松広巳に大朏岳優。家事レスQのレシピコンテンツ制作担当・佐藤千沙子に濱田マリ。黒ずくめ&サングラスで料理する人気YouTuber・カズト横井に津田健次郎といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。西園寺さんは自宅の賃貸スペースに楠見親子を住まわせることにするが、勢いに押されてつい「はい」と言ってしまった楠見は「家族でもない人にここまで甘えるのは変です!」と、異常なほどに西園寺さんに気を遣い、楠見の頑なすぎる態度が、西園寺さんに居心地の悪さを感じさせる。そして西園寺さんの部屋で掃除しきれてないゴミを発見した楠見は「次の日曜お時間いただけますか?」と伝えると、“完全装備”で西園寺さんの部屋掃除にとりかかろうとする…というのが今回のストーリー。その際、西園寺さんに楠見が発した「家事の恩返し」という言葉と表情に「楠見さん、MY TURNと書いてるエプロン身につけて「家事の恩返しです」は痺れたしワロタ」「楠見パッパの今日の見どころは家事の恩返し“MY TURN(エプロン)”の自信満々な顔」「家事の恩返しですのとこ顔がちょっとドヤッててめちゃくちゃ可愛かった」などの声が。終盤では互いに気疲れしないように同居を続けるには「気を遣わず甘えられる関係性」が必要だとするも、家族ではない相手に甘えられないと考える楠見に、西園寺さんが「家族になれば解決できるじゃん!」と“偽家族”になろうと提案する…。意表を突いた西園寺さんの発言に視聴者からは「これまた突拍子も無い発言を…」「偽家族展開!テンボ早くて良いな」「日を追うにつれて本当の家族になるのかな…」などといった反応が続出。「偽家族になっちゃうのね~次週も楽しみ」「来週からの偽家族生活スタートが今から楽しみ」等々、次回に期待する視聴者からの投稿も多数寄せられている。【第3話あらすじ】気を遣わない関係になるため偽家族になることを思いついてワクワクモードの西園寺さんに対し、楠見は西園寺さんが言う偽家族というものがいまいち理解できず戸惑う。しかし西園寺さんは勢いで押し切り偽家族を検証してみることになる。そんななか西園寺さんはついにYouTuberのカズト横井と直接対面するのだが、横井の思わぬ正体が明らかに…!?「西園寺さんは家事をしない」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2024年07月17日「silent」チームが再集結した「海のはじまり」第3話が7月15日放送。海の母・朱音から感情をぶつけられ、夏と海との間にも入り込めない弥生に「メンブレしちゃうよ」「寄り添ってくれる人はいるんだろうか」など心配の声が上がっている。「silent」で俳優としても大きな注目を集めた目黒蓮が主演を務め、有村架純、古川琴音らが共演し“親子の愛”をテーマに完全オリジナルストーリーが展開する本作。キャストは7年前に別れた恋人の死をきっかけに、自分の娘の存在を知ることとなった月岡夏に目黒さん。夏とは付き合って3年になる現在の恋人で、過去に堕胎の経験がある百瀬弥生に有村架純。大学時代に夏の子を宿すも1人で育てる決意を固め夏のもとを去り、その後、海を出産、そして病死した南雲水季に古川琴音。夏と水季の娘・南雲海に泉谷星奈。夏と別れたあと水季が働いていた図書館の同僚で、さまざまな場面で母娘二人を支えてきた津野晴明に池松壮亮。全力で愛情を注いで水季を育ててきたが先立たれてしまった水季の母で海の祖母の南雲朱音に大竹しのぶといった俳優陣。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。休日を海と一緒に過ごすことになった夏は弥生を連れ南雲家を訪れ、海の希望で水季が働いていた図書館に向かう。弥生の様子を見た朱音は「私、“お母さんやります”って顔してた」と口にし「またどっか行っちゃった気分」と海に水季を重ね合わせ寂しさを感じる。南雲家に戻った弥生に対し朱音は「子ども産んだことないでしょ」と切り出し、子を産むのも育てるのも想像の何倍も大変だったと話す。「尊敬します」と返答する弥生に、自分は水季を産みたくて産んだから当然のこと、水季も同じで海をもっと育てたかったとやり場のない思いをぶつける…。このシーンにSNSでは「お母さんその言葉は弥生さんにはしんどい」「お婆ちゃん…八つ当たりする相手間違ってるよ毎回」「子ども堕ろした人に「子ども産んだことないでしょ」はさ…」などの声とともに「朱音さんも不妊治療でやっとできた子が若くして亡くなっちゃって、孫も遠くに行っちゃったら辛いよなあ」と彼女の想いに寄り添う声も上がる。そんな弥生だが図書館行きのバス車内では、夏が水季の名前を口にすると複雑な表情を浮かべ、図書館では津野から自分たちが“外野”だと言われる。その後、海が水季を喪った悲しみを我慢していることに気づいた夏は海に「泣いていい」と言い、その言葉で海はこれまで抑えてきた感情を露わにするのだが、そのとき弥生が差し出したハンカチを海は無視し、夏に駆け寄る…。「弥生が差し出したハンカチをスルーするの泣けちゃう、弥生もうメンブレしちゃうよ」「夏くん、海ちゃん、朱音さんは互いの家族や恋人が寄り添ってくれているけど、弥生さんに寄り添ってくれる人はいるんだろうか」など、弥生を心配するコメントが相次ぐなか、「夏は海も弥生もどっちも幸せにしてあげて」」といったポストも多数タイムラインに投稿されている。【第4話あらすじ】夏と海の楽しそうな様子を眺めていた朱音と翔平(利重剛)は「水季が生きていてくれたらな…」と涙ぐむ。海は津野に海岸で夏と遊んだことをうれしそうに報告し「なんで前みたいにいっぱい会えないの?」と尋ねると、津野は「海ちゃんのパパじゃないからかな…」と心の声を吐露。夏は弥生から「海の父親になることにしたのか」と迫られ、すぐに結論を出させようとする弥生にいら立つ…。「海のはじまり」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年07月16日水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」第3話が7月12日に放送され、早くも回収された伏線に「鳥肌たった」「怖い」といった声が上がっている。早見和真による人気小説をドラマ化した本作は、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス。主人公の新聞記者・道上香苗を水川あさみが演じ、若き人気政治家・清家一郎を櫻井翔、清家一郎の有能な秘書・鈴木俊哉を玉山鉄二が演じる。道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志役に丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹役に曽田陵介が出演するほか、渡辺いっけい、筒井真理子、渡辺大、田辺桃子、高岡早紀ら豪華キャストが脇を固める。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。清家(櫻井翔)を裏で操っているのは鈴木(玉山鉄二)ではなく、自叙伝「悲願」に仮名で登場する大学時代の恋人・美恵子(田辺桃子)だと考え、清家に話を聞こうと試みるも、逆に今後一切の取材を拒否すると宣告されてしまった道上(水川あさみ)。そこで道上は清家の当時の同窓生・佐伯を取材し、美恵子とされていた女性の名前が“三好美和子”であること、さらに出身大学や脚本家を目指していたことなど、彼女を探すためのヒントを得ることに成功する。さらに大学時代の清家や鈴木、そして美和子の情報を得るため、清家が師事していた武智議員(小木茂光)の元政策担当秘書・藤田(国広富之)のもとを訪れるが門前払いをされてしまう…というのが3話のストーリー。道上が会社に戻ると佐伯からの電話が鳴り、美和子が関東テレビのシナリオコンクールに応募していたこと、そのシナリオは政治もので清家をモデルにしていたこと、そしてタイトルが「最後に笑うマトリョーシカ」だったことが明かされる。SNSでは早くも回収されたタイトルの伏線に「鳥肌立った」「怖い」「ここでタイトル回収」と驚きと戸惑いの投稿で溢れた。関東テレビに掛け合うものの、個人情報だからという理由で美和子の脚本は見せてもらえず、藤田にも門税払いをされ美和子の行方がつかめなかった道上は、藤田が利用する施設で週末におこなわれるイベントに息子と参加する。藤田に「話すことはありません」と言われてしまった道上だったが「清家さんを操っているのは誰ですか?」と尋ねる。藤田が止まったことから心当たりがあることを悟った道上は、藤田に中途半端な記事は書かないつもりであること、清家の背後に得体のしれない存在があることを藤田に話す。藤田は、武智は清家が29歳になる頃には地盤を引き継ぐ予定だったこと、そのことは清家本人、鈴木、美和子も知っていたこと、当時武智には愛人がいたことを道上に話す。そして最後に、「真相に迫るのは良いが、ハヌッセンに寝首をかかれないよう気を付けて」と伝えた。このやり取りにSNSでは「ハヌッセンは誰?」「みんな怪しい」「全部怖い」という声が上がった。大学には美和子の在籍記録がなく、美和子の行方が依然としてつかめない道上は鈴木の元を訪ね、美和子のシナリオを取り寄せて欲しいと訴える。道上と同じく、美和子の存在が気にかかっていた鈴木は、関東テレビに連絡を取りシナリオを道上に渡すように伝えた。道上が受け取ったシナリオに書かれていたのは、「三好美和子」ではなく「真中亜里沙」という名前だった。シナリオを受け取り、清家から呼び出された場所に向かった道上だったが、清家から今後連絡は取らないこと、それが道上のためであることを告げられる。さらに、「僕のことしっかり見ていて。僕もあなたを見ていますから」と言い、清家は車に乗り込む。ラストには佐々木の店で“謎の女”として出演する高岡早紀の姿が映し出され、不敵な笑みを浮かべたところで第3話が幕を閉じた。SNSでは「美和子怖すぎ」「高岡早紀が美和子?」という声が上がる一方で、「面白くて引き込まれる」「今週も面白かった」という声も上がっている。【第4話あらすじ】清家(櫻井翔)からの「今後はあなたのために連絡は取らない」という言葉が気に掛かる道上(水川あさみ)だったが、鈴木(玉山鉄二)の協力もあり、美和子(田辺桃子)が書いたシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」を手に入れることに成功する。しかし美和子が書いたはずのシナリオの作者欄には“真中亜里沙”と記名があり、美和子という名が偽名だったと判明。しかも、清家と鈴木と美和子【真中亜里沙】の関係性になぞらえたストーリーには、道上が予想だにしなかった“ある人物”が登場していた。謎がさらに深まる中、何者かによって道上の勤める新聞社に圧力がかかり、道上は会社を辞めることを決断する。そしてフリーのジャーナリストとして美和子【真中亜里沙】の実家を訪れた道上は、ある人物から彼女に関する重要な事実を聞く…。「笑うマトリョーシカ」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年07月13日イ・ジョンジェ、アマンドラ・ステンバーグ、キャリー=アン・モスらが共演する「スター・ウォーズ:アコライト」の第7話が配信。第3話で描かれた双子のオーシャとメイ(アマンドラ・ステンバーグ)が生き別れになった16年前の火事の“苦い真実”が、ジェダイ側の視点から語られた。これまでのエピソードで謎めいていたことのいくつかが腑に落ちる一方、最終話へ向けて物語の行方がますます気にかかるものとなった。「アコライト」は、ジェダイ・マスターのインダーラ(キャリー=アン・モス)が正体不明の刺客メイにいきなり倒される衝撃と思いがけない再会を描く第1話「失って/見つけて」と第2話「復讐/正義」、惑星コーファーでの第4話「昼」と第5話「夜」、そして変則的ではあるが過去にフラッシュバックする第3話「運命」と今回の第7話「選択」が双子のように対(つい)になっていることが面白い。監督も第3話と同じ、独特な映像世界を持つ映画『コロンバス』『アフター・ヤン』のコゴナダだ。第7話では、第5話でザ・ストレンジャー(マニー・ハシント)が触れていたマスター・ソル(イ・ジョンジェ)が抱える“闇”、彼を「信用できるのか」とオーシャ(アマンドラ・ステンバーグ)に語った意味について、また、この双子のことになると“ジェダイ・マスターとは思えないほど”ソルの感情が先走ってしまう理由や、ウーキー族のジェダイ・マスター、ケルナッカ(ヨーナス・スオタモ)がジャングルに身を隠す理由も、その家に黒魔術を示す図がいくつも描かれていたことも、双子が16年前の出来事に異なる記憶を持っていた理由なども、いろいろと納得できた。残る最終話(第8話)は、前回、ザ・ストレンジャーの“導き”でオーシャがダース・ベイダーのようにマスクを身につけるシーンと、メイがソルから過去の真実を打ち明けられるシーンで終わる第6話「指導/堕落」と対になっているということだ。母マザー・アニセヤ(ジョディ・ターナー・スミス)がソルのライトセーバーで殺されたことを覚えているメイが、その後のジェダイのオーシャへの対応(仕打ち?)を知ってどうなることか…。エンドロールでは「スター・ウォーズ」シリーズとしては異例の「Power of Two」(ヴイクトリア・モネ)という歌曲が流れ、双子の運命への期待感を高めている。今回で衝撃的だったのは、「黒魔術から子どもを引き離す」という“建前”と、「自分のパダワンに相応しいオーシャを守る」という“本音”でセーバーの刃をマザーに向け、落下寸前のオーシャだけを救ったソルの信じがたい行動だ。彼は無意識の欲望によって物事を見る目が曇ってしまったのだろうか。ソルについて、「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章のデナーリス・ターガリエンが重なったというファンのコメントを見たが、「そんなことするの?あの彼が!?」という失望を確かに抱いてしまった。個人の選択に対する尊重と拒絶、その代償が描かれた今回。双子のメイとオーシャは幼いころ“常にひとつ”とよく歌っていたが、そもそも善意や慈愛、尊敬などの感情と、ダークサイドに通じる怒りや憎しみ、不安、執着などは1人の人間の中にさえ共存しているもの。第4話で「メイには善い心が残っている」と言ったソルにオーシャが「でも、人殺しだ」と返したように、見え方によって光にも闇にもなる。ソル自身も激しく悔いているが、すべてを失ったオーシャを思えばこそ真実を語れなかった。マスター・インダーラもジェダイ・オーダーの中間管理職といえる立場なので、事態を丸く収めることが最善の道と考えたのだろう。辺境の現場で起きていることは組織の中枢にはなかなか届かないものだ。「ゲーム・オブ・スローンズ」といえば、悲惨な運命を辿った王トメン・バラシオン役で知られたディーン=チャールズ・チャップマンは、パダワンのころのアナキンを思わせる危うさと強さがあるトービンを見事に表現していた。“いまやっていることって何の意味あるんですか?”という態度でブレンドクでの任務に嫌気がさしていたトービンの頭の中に、魔女は容易に入り込める。マスターになったトービンがメイの毒薬を自ら飲んでしまったのは、この夜のことが原因だった。また、結局SWファン(である自分)は手に汗握るライトセーバーアクションが見たいのだと第5話で痛感したものだが、今回のジェダイ同士のアクションは格別だった!魔女たちが一丸となって最もパワーのあるケルナッカの意識を乗っ取ったことで、ウーキー族ジェダイの迫力ある貴重なライトセーバーバトルを目にできたことは感激であり、演じるヨーナス・スオタモ、対するソル役イ・ジョンジェももちろん素晴らしいものだった。さらに、インダーラ役のキャリー=アン・モスの登場の仕方!ワイヤーアクションはさすが『マトリックス』のトリニティーである。さて、残すところあと1話のみ。ケルナッカを操った魔女たちの黒く濁った瞳の様子から、マザー・コリル(マルガリータ・レヴィエヴァ)が黒幕で生き延びている可能性も出てきた。やはり、ザ・ストレンジャーの黒幕も彼女なのか…!?「いつかその崇高な目的とやらが銀河中のすべてのジェダイを滅ぼすでしょう」とソルに言ったマザー・アニセアの予言はこの約100年後、『エピソード3/シスの復讐』で的中するわけだが、果たしてどんな最終話が待ち受けるのか、楽しみである。「スター・ウォーズ:アコライト」は毎週水曜日、ディズニープラスにて配信中。(上原礼子)■関連作品:スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)4K 2024年5月3日より全国25劇場にて公開©2024 Lucasfilm Ltd.
2024年07月12日9人組グループ・Snow Manの目黒蓮が主演するドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)第1話(7月1日放送)のTVer(ティーバー)における再生数が462万回(※1)を突破。TVerでこれまでに配信された全ドラマにおける第1話の配信開始後8日間の再生数としては、歴代最高記録を更新した。これまでTVerで配信した全ドラマの第1話における配信開始後8日間再生数の歴代最高記録は、社会現象となった大ヒットドラマ『silent』(2022年10月クール・フジテレビ系)の443万回(※2)で、1年8ヵ月ぶりの記録更新となった。今作は、その『silent』に出演していた目黒蓮、脚本・生方美久氏、演出・風間太樹氏、村瀬健プロデューサーが再び結集し、“親子の愛”を描く。主人公・月岡夏(目黒)が、大学生だった時に付き合っていた交際相手であり、別れて以来、7年もの間会うことがなかった南雲水季(古川琴音)の死をきっかけに、自分と血のつながった娘・海(泉谷星奈)の存在を知ったことで人生が変化していく――。TVerでは、第1話に加えて7月8日(月)放送の第2話を配信しているほか、7月15日(月)21:00から放送の第3話もリアルタイム配信する。※1:計測期間:2024年7月1日~7月8日/TVerにおけるVODのみの番組動画再生数(ビデオリサーチにて算出)/リアルタイム配信・追っかけ再生による再生数は除外/放送局のキャッチアップサービスと他社プラットフォーム等は除外※2:計測期間:2022年10月6日~10月13日/TVerにおけるVODのみの番組動画再生数(ビデオリサーチにて算出)/リアルタイム配信・追っかけ再生による再生数は除外/放送局のキャッチアップサービスと他社プラットフォーム等は除外
2024年07月11日俳優の成田凌が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(毎週日曜後10:30)の第1話が、7日に放送され、原作者・井龍一氏からコメントが寄せられた。原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中の漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍氏、漫画・伊藤翔太氏)。未完の原作をもとにオリジナルの要素を交えて届けるスリリングなヒューマンサスペンスドラマとなっている。第1話の放送を終えて、原作・井龍氏は「めちゃくちゃ良かったです!」と喜びのコメント。「撮り方が映画のようで地上波でここまでできるのかと驚きました!監督さんの功績も大きいと思いますが、成田さんをはじめ出演者のみなさんの演技もすばらしかったですね!いや~感動しました!原作者としても本当に満足の第1話でした!」と太鼓判を押した。第1話では、2017年、人気のない屋敷の地下室で、白骨化した遺体13体が発見された通称・灰川邸事件が描かれた。遺体は子どものものと見られ、壁には特徴的な六角形の謎のマークが描かれていた。刑事の冴木仁(成田)たちは、遺体の身元確認と、屋敷の持ち主である灰川十三(小日向文世)の行方を追う。そんな中、灰川を“父”と呼ぶ蓮水花音(吉川愛)が現れた。灰川とは、血のつながりも戸籍上のつながりもない花音だが、育児放棄を受けていた自分を救ってくれ、6年前まで“本当の家族”のように一緒に暮らしていたという。さらに、屋敷で暮らしていた子どもは全部で19人いたと明かす。花音から見せられた写真の中には、冴木の腹違いの弟・瀧本蒼佑(萩原利久)の姿があった。花音の話を聞き、警部補の五味明日香(黒木メイサ)や、巡査の鈴木潤(佐藤大樹)は、13体の遺体は、19人の子どもたちの誰かである可能性が高いと考えていた。しかし、花音は「父は犯人ではありませんよ」と訴えた。
2024年07月08日俳優・二宮和也が主演を務める、TBS系日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(毎週日曜後9:00)の第1話が、7日に放送される。原作は、海堂尊氏の小説「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。日本の医療問題を、エンターテインメントを通して提起し続けてきた海堂氏。2018年4月期に放送されたシーズン1では、二宮和也が天才的な手技(縫合技術)を持つ外科医・渡海征司郎を演じ、見事な手捌きやダークヒーローっぷりでその演技力を絶賛されていた。満を持して6年ぶりに日曜劇場に帰還。前作のスケールと興奮を超えるメディカルエンターテインメントを繰り広げる。■第1話のあらすじ東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。彼が次に狙うのは全日本医学会会長の座だ。心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)は佐伯から、オーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に渡すよう、一通の手紙を預かる。先輩医師の垣谷雄次(内村遥)と渡豪した世良は、ゴールドコーストのビーチで意識を失った少年を見つけ、応急処置をすることに。なかなか意識の戻らない少年に戸惑う垣谷の前に、謎の男が現れる。彼のアドバイスで少年は一命を取り留めたのだった。その後、学会に出席する世良たちだったが、天城には会えずじまい…。やがて2人は、天城に会うべく競馬場へ向かうことに。するとそこにいたのは、6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの謎の男。彼こそが医療界ではディアブル(悪魔)と呼ばれ、人や金をももてあそぶ世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)だった…。
2024年07月07日NHKのBSP4Kで7月7日(後9:00)、BSで11日深夜(=12日前0:25~)に放送される韓国時代劇『青春ウォルダム 呪われた王宮』第14話。これまでのあらすじと第14話の見どころを紹介する(以下、第13話までのネタバレを含みます)。同ドラマは、呪われた世子(セジャ=王位継承者)のイ・ファンと、家族殺害犯にされた娘ミン・ジェイ[チェイ]が陰謀と謎を解き明かしていく青春ミステリー。タイトルの「ウォルダム」は「壁を越える」の意。イ・ファン役をパク・ヒョンシク(『ドクタースランプ』『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』など)、ミン・ジェイ[チェイ]役をチョン・ソニ(『寄生獣 -ザ・グレイ-』など)が演じる。ファンが矢で射られてしまった衝撃の第13話。ミン・ジェイ[チェイ]/コ・スンドルと兵士長ハン・ソンオンは、ファンを薬房に連れて行く。止血の処置をしてもらったファンは一命を取り留めた。右議政(ウイジョン)のチョ・ウォンボは、部下からオ・マンシク殺害の件で3人に関する報告を受ける。翌日、ファンが朝の講義を風邪と偽り欠席していたことから戻っていないと考え、王に世子が外で遊び歩いており、風邪も偽りであると報告。王は領議政(ヨンイジョン)、左議政(チャイジョン)とともに東宮殿を訪れるが、部屋にはファンだけでなくチェイとソンオンもいた。チョ・ウォンボたちが退出したあとで王は事の顛末を聞き、碧川(ピョクチョン)の事件を追わないようファンに釘を刺す。ファンは今回の一件で、これ以上チェイが自分のそばにいては危険だと考え、今度こそソンオンの元に戻るよう強く言うが、チェイは拒む。そして、自分には思い人がいるため、もうソンオンの元には戻れないと告げるのだった。ファンは突然の告白にたじろぐが、まさか自分のこととは思わず、機嫌を悪くしてしまう。その頃、ソンオンの家にはファンの妃(きさき)候補の親類ソウンが来ていた。ファン付きのチェ尚宮(サングン)が王宮内でひそかに情報を流していた相手が王妃(ファンの異母弟ミョンアン大君(テグン)の母)だったことが明らかに。さらに、王妃の叔父でもあるチョ・ウォンボは、チェイの侍女チャン・ガラム[カラム]が男の弟子のふりをして萬研堂(マニョンダン)に出入りしているという密告を受け、そこに通っている内官スンドルの正体がチェイだと気づいてしまう。そして、ファンとチェイがミョンジンやカラムと酒場で食事をしていたところ、近くで人が亡くなったという知らせが入る。慌てて現場に駆け付けると、亡くなっていたのはミョンジンの縁談の相手、内務長官の娘だった。
2024年07月07日令和仮面ライダー第5作『仮面ライダーガッチャード』(毎週日曜 前9:00、テレビ朝日系)の第43話「愛・哀・AI!?憎しみを消す力」が7日に放送される。金剛ラボラトリーの所長・真美(佐伯日菜子)は、宝太郎(本島純政)らに研究所をグリオン(鎌苅健太)から守ってほしいと懇願する。グリオンから守る?真美とグリオンの関係とは…?ケミーの行動に不審を抱いた宝太郎は、あのケミーを作ったのは本当に鍵一(中山義紘)なのかと錆丸に確かめる。一瞬戸惑う錆丸だったが、鶴原兄弟とケミーに隠された真実を明らかにする。その意外な真実とは!?
2024年07月06日広瀬アリス主演のWOWOWドラマ『連続ドラマW 完全無罪』第1話の無料配信が、本日7月1日よりYouTubeとWOWOWオンデマンドにてスタートした。本作は、社会派ミステリー作品を多く手がける大門剛明による小説『完全無罪』が原作。広瀬アリス演じる弁護士・松岡千紗が、21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人「綾川事件」の冤罪再審裁判の担当に抜擢される。が、実は自らもその事件で監禁された被害者のひとりだった。自身を殺めたかもしれない容疑者・平山と対峙、そして事件の真相に迫る本格ヒューマンミステリーだ。7月7日(日) の放送スタートに先駆け先行無料配信された“第1話 悪い夢”では、21年前の事件が再審に向けて動き出す。後半、千紗(広瀬アリス)と平山(北村有起哉)、それぞれの思いが交錯する緊迫のシーンは必見だ。また、先日公開された主演・広瀬アリス×脚本&監督・大森立嗣のスペシャル対談に続いて、2人が対談形式で全5話を振り返るアフタートークの配信も決定。全5話一挙配信となる第1話の放送終了後よりWOWOWオンデマンドにて公開される。さらに、江﨑文武が手掛ける本作のオリジナル・サウンドトラックが、7月7日(日) にリリースされることも決定した。情念溢れる歌声が特徴的なメインテーマ曲「真実の声」の他、ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器の深淵な音色の楽曲がドラマの世界を包み込む。<作品情報>『連続ドラマW 完全無罪』7月7日(日) 22:00放送・配信スタート(全5話)放送:WOWOWプライムにて毎週日曜日22時[第1話無料放送]配信:第1話放送終了後WOWOWオンデマンドにて全話一挙配信原作:大門剛明『完全無罪』(講談社文庫)脚本・監督:大森立嗣音楽:江﨑文武■出演広瀬アリス北村有起哉、風間俊介、音尾琢真おかやまはじめ、池谷のぶえ、夏生大湖、菅原大吉、堀部圭亮財前直見、鶴見辰吾/奥田瑛二【まるごと無料配信】第1話 悪い夢※配信期間:2024年9月1日(日) まで■主演・広瀬アリス×脚本/監督・大森立嗣『完全無罪』アフタートーク『連続ドラマW 完全無罪』主演の広瀬アリス、脚本・監督の大森立嗣が本作をすでに視聴した方に向けたネタバレありのアフタートークを展開。印象に残っているシーンや大森監督の演出秘話、お互いに聞いてみたい事など、ここでしか知りえない話満載のスペシャルなコンテンツとなっている。WOWOWオンデマンド:番組特設サイト:<配信情報>『連続ドラマW 完全無罪』オリジナル・サウンドトラックアーティスト:江﨑文武配信日:2024年7月7日(日) 各配信ストアにて一斉配信スタート配信リンク:『連続ドラマW 完全無罪』オリジナル・サウンドトラックジャケット
2024年07月01日山下智久主演ドラマ「ブルーモーメント」第7話(6月5日放送)に、津田健次郎が声のみで出演していることがサプライズで明かされた。本作は、小沢かなの「BLUE MOMENT」を原作に、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、現場の最前線で救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーを描く奮闘物語。声のみの出演となった津田さんが演じているのは、気象観測船の船長・保科正樹。今回の物語は、特命担当大臣・園部肇一(舘ひろし)が「国際防災会議」で不在中、海上竜巻に巻き込まれた気象観測船と漁船の接触事故が発生する。沈没した漁船の乗組員は、気象観測船に乗り移ったことで無事だったものの、観測船が損傷しているため、救助が必要。気象観測船からの情報では、晴原柑九朗(山下さん)の婚約者・園部灯(本田翼)の命を奪った集中豪雨と同等度の気象現象が起こると推測され、晴原は保科と連携を取りながら救助を試みることに。声優として様々なキャラクターを演じ、「最愛」や「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」など俳優としても活躍、「ナンバMG5」では犬・難破松の声を担当したことも話題となった津田さん。今回、声の収録を終えた津田さんは「今回は声のみの出演になるが、非常に緊張感のあるドラマチックなシーンを演じさせていただいた。とても楽しかった」とふり返っている。「ブルーモーメント」は毎週水曜日22時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月06日川口春奈主演、松下洸平、木南晴夏、畑芽育、木戸大聖、井之脇海らが共演する金曜ドラマ「9ボーダー」第7話が放送。齋藤潤演じる弟・九吾の引っ越しに合わせた家族旅行をきっかけに、それぞれが本当の気持ちを打ち明け合うなか、六月と松嶋朔の“むつさく”に「最高に推せる」「良すぎる」「尊い」といった祝福の声が上がっている。本作は、「ボーダー」上にいる3姉妹が、父の突然の失踪を機にひとつ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、それぞれが幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を描く完全オリジナルのヒューマンラブストーリー。以前の仕事の経験を活かし、実家の銭湯・おおば湯のリニューアル計画を進める29歳の次女・大庭七苗を演じるのが川口さん。会計事務所を経営する39歳の長女・六月を木南さん、七苗の幼なじみ・陽太に告白、やりたいことを見つけた20歳になった三女・八海を畑さんが演じ、七苗と交際する記憶喪失のコウタロウを松下さん、六月の同僚の新人会計士・松嶋朔を井之脇さん、大庭家の近所に暮らす酒屋の息子・高木陽太を木戸さん。3姉妹の父・五郎を高橋克実、3姉妹の弟・九吾を齋藤さんが演じ、コウタロウと八海が働くバルの店主で、名言を連発する辻本あつ子をYOUが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。誕生日会を終えて長野へ戻っていた九吾が正式に大庭家に住むことになり、父・五郎と七苗、六月、八海は九吾の引っ越し準備と母親の墓参りを兼ねて、長野へ。久々の家族水いらずの旅で、九吾が暮らしていた品川家で荷物の片付けを進める一同。家の中に残る母親の面影を感じる物の数々に、3姉妹はそれぞれ想いを馳せる。一方で、いまだよそよそしい九吾との距離を埋められないでいたが、七苗の「遠慮はなし」の言葉で、ついに九吾が本当の気持ちを口にする…という展開。最初は“あの子”と呼んだり、敬語が抜けなかったりと、互いに距離感のあった3姉妹と九吾。今回、再びセカオワの「family」というぴったりの選曲が流れる中、家の片付けをする七苗たちに、「曲も相まって泣ける」「お母さんと過ごした思い出のある二人も、思い出がない八海も、お母さんがもういないことを体感して辛いよ」「写真の九吾、早くまたあんな風に笑えるといいね」などの声が上がる。そして、九吾が本当は全日制の高校に通い、「部活やって、友達つくって、休み時間にしゃべってすごしたり。寄り道して遊んだり、テスト前焦って勉強したり」とごく普通の高校生活がしたいと打ち明けると、「やりな。それ全部」と、まず言い出したのは八海。それに対し「はつ姉、七苗姉、むつ姉」と順に名前を呼んでいく九吾に「めっちゃ感動」「本音が言えて笑顔が出た」「九吾の可愛げがどんどん出てきた」と視聴者も反応。また、六月が母親の気持ちに立って「結婚て何百通りもの気持ちを味わい尽くすから。そんな簡単になかったことにはできないよね」と話すと、「いまのむっちゃんだからお母さんの気持ちが想像できる」「どれだけ嫌な別れ方しても良い記憶が消えるわけじゃないもんな…」など、共感の声が上がっていた今回。そんな六月だったが、手続きが諸々大変なため離婚後も成澤六月をそのまま名乗るという。「もし再婚でもしたらバタバタしちゃいますもんね」と話す事務員の盛岡(内田慈)に「今は何よりも心の平和、それこそが大事だから」と返した六月を複雑な表情で見つめる松嶋。その後の飲みの誘いを、いつもの「いいんですか?」もなく断ると、六月もどこか寂しげに。長野での土産選びの際にも「彼はそんなじゃないから」と自ら言い聞かせるように、恋愛感情という有効期限のあるものに振り回されたくないと強がっていた六月だったが、松嶋がケガをしたと聞くと病院まで猛ダッシュ。六月の好きなチョコを渡すかどうか逡巡しまくって事故に遭ったことを聞くと、「上司で、バツイチで、もう傷つきたくない」と松嶋を受け入れない理由を無理矢理探していた六月は思わずハグ。松嶋の「いいんですか?」がここで飛び出し、六月も“ボーダーを超えた”ことに、「むっちゃんと松嶋くんが動き出した!」「むつさく!!」「むつさくが良すぎる」「最高に推せる」「むつさく尊い、今度はどんどん好きになられる側になろう!」と祝福する声が続出。「今日は『みんなの本音回』だな」「本音を言うって壁が高い。自分をさらけ出すって相手を信頼してないとできない」といったコメントも上がるなか、次回はついにコウタロウの素性が明かされるらしく、“ブラックコウタロウ”が来るか!? と関心が高まっている。【第8話あらすじ】6月7日放送SNSに投稿した誕生日会の動画を見た人物から、コウタロウが「自分の兄に似ている」という連絡が…。そのことを知らない七苗とコウタロウは、お互いの本当の思いを知ってさらに距離が縮まり、2人で楽しい時間を過ごしていた。「おおば湯リニューアル計画」も前進し、七苗が前職で手がけたレストランの系列店を新生おおば湯に出店するべく、八海が腕によりをかけたメニューの試食会が開かれることに。大庭家をはじめ、コウタロウや松嶋、陽太らが集う中、八海の携帯にメッセージが入る。メッセージとともに送られてきたその人物との2ショット写真に写っているのは確かにコウタロウだが、本人はどこか信じられず不安そうな様子。七苗は動揺するが押し隠し、コウタロウを励ますのだった。そして後日、“コウタロウをよく知る人物”が現れ…。その人物から衝撃の事実明かされる――。金曜ドラマ「9ボーダー」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月01日※このコラムは『Re:リベンジ欲望の果てに』7話までのネタバレを含んでいます。■危機一髪!危うく命を失うところだった美咲元恋人・陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)の心臓病を早く治療してあげたいという人情と、手術を成功させることで得られる病院の名声と、ライバル大友(錦戸亮)を出し抜きたいというさまざまな感情から、海斗(赤楚衛二)の判断により強行された美咲の手術。ところが、血管を傷つけるアクシデントにより事態は急変。美咲の命が危うい場面も訪れましたがなんとか持ち堪え、手術は成功に終わりました。会長にも「融資で下手こいた分、結果を見せろ」と言われていた海斗は、やっと病院の名をあげる成果を出すことができ、一安心です。そのおかげで会長も今回は、海斗の直角詫び姿をおかずに飯を食うことはなく、海斗の成果を讃えながら会食を楽しみました。■海斗、しっかり目のパワハラ始めましたしかし、手術の結果に疑念を持つ大友は、美咲の予後を心配して色々と周囲を嗅ぎ回ります。その様子が気に入らない海斗。彼にとって大友の動きは「海斗の粗探しをして理事長の椅子から引きずり下ろそう」という魂胆に見えるのでしょう。突如海斗は大友に対して「明日からしばらく休暇を取ってください。この病院に赴任してからずっと働き詰めだったでしょう」と告げ、大友を病院やプロジェクトから強制的に引き離そうとします。しかしこれ、立派なパワハラでは。本人が望んでないのに「明日から来るな」とか、労基署垂れ込んだら一発で行けそうなヤバ発言です。まるで会長を思わせる独裁っぷり。■労基署に垂れ込まなかった大友のおかげで命拾いした海斗それに対して大友は、「心臓血管外科プロジェクトのために、高難度の手術ができる人材である自分を入れておくべき」と提言します。しかし、それに対しても海斗は「病院の未来のため?嫉妬してるだけでしょう?理事長になれず、プロジェクトを外され、恋人だった陽月を失い、何も無くなったから」とまたも一蹴します。感情と嫉妬で動いているのは常に海斗の方ですし、病院やプロジェクトのためには絶対に大友と岡田医師(内田慈)の2枚のカードで、盤石な心臓血管外科体制を作っておく方が将来的には安泰なのですが……。大友も「それは感情を排した合理的判断の上ですか?」と、詰まるところ「海斗こそ感情論で動いてるやないかーーい!」という的確な反論をするのですが、独裁者となった海斗の権力には勝てません。なんというブラック病院。大友が労基署に垂れ込まなかったおかげで、海斗は命拾いしたといっても過言ではない。大友なら即辞職しても他で引く手数多でしょうが、ここで遂げたい目的のために、望まぬ休暇を取らざるを得ない結果になりました。■もはや誰が主人公なのか分からなくなってきた常に大友の意見は冷静で正しく、海斗は感情に流されて判断を間違ってばかりなので、誰がこのドラマの主人公なのか分からなくなってきました。病院にとっての最善の行動を取っている大友が正義、海斗が悪に見えてきてしまうのです。そのため、どうしても大友に肩入れをし始めている自分がいます。なぜなら彼はここまで何一つ間違った判断をしていないのです。安心と信頼、実績の大友。■天堂記念病院の体制のヤバさ、再実感今回の手術の成功を世に知らしめるため、記者会見を開く海斗と岡田医師。素晴らしい功績を讃えられるその裏で、美咲の容体は急変していました。主治医である岡田医師は記者会見で不在。もう一人の心臓外科医である大友は、海斗のお気持ちパワハラにより休暇。美咲を治療できる医師は誰もいません。病院として、改めて体制が終わりすぎていることが証明された天堂記念病院。さらに、海斗においてもその場の感情に流され、病院や患者にとって、理事長として最適な判断を下せていなかったことが最悪な形で露呈します。そして、その結果として残酷にも美咲は亡くなってしまうのです。■海斗よ、早く問題点に気づいてくれ!海斗は今何を思うのでしょうか。手術の手柄への欲や、大友への対抗心からくる自分の強行な判断により、美咲の命を奪ってしまったのではないか。手術に警鐘を鳴らした大友の判断こそ、あっていたのではないか。などと、後悔の念に苛まれているのでしょうか。また、全ての問題の根っこには海斗の嫉妬と私情があるのですが、この点を彼は気づいているのでしょうか。岡田医師は術後、美咲の様子を見に行くことなく自分のレポートに夢中なようでしたし、やはり“自分の名声第一!”な人物のよう。その実態に海斗が気づいた時に、またもう一つ大きな後悔が生まれるのでしょう。病院の未来を託す人物は岡田ではなかった、ということに。視聴者としては、誰が病院のことを一番に考えて行動しているのか、海斗に早く気づいてほしいものです。■自分の立場か、患者の尊厳か?究極の選択を迫られる葬儀の後、美咲を診察していた医師の一人が海斗に病理解剖を提案します。彼によると。「手術は成功していたが、治療の際に肺を電気メスで傷つけてしまうという医療過誤が起きていた懸念がある」と言うのです。病理解剖を行って、その事実が発覚すれば、岡田を招いた自分の判断の失敗を認めることになりかねませんし、病院の信頼の失墜はもちろん、自分の理事長としての立場も危うくなります。しかし、陽月や美咲のためを思えば、真実を明らかにし、事実に沿って然るべき対応をするべきです。ここでも、自分の立場と患者を天秤にかける究極の選択が突きつけられます。果たして海斗の選択は?■会長の残した大きな伏線・権力者は女が狂わせる会長の「いつの時代も権力者は女が狂わせる」という発言も大きな伏線っぽいですよね。今回の記者会見後の夜を過ごす相手に、あんなにも海斗のために体を張って尽くしてくれたジャーナリスト・紗耶(見上愛)ではなく、陽月を選びました。それにうっすら気づいている様子の紗耶。海斗は尽くしてくれる女ではなく、尽くしたい女を選んだわけですが、これでいよいよ陽月とよりを戻すようなことがあれば、紗耶に手を噛まれるのでは?海斗に失恋した紗耶が嫉妬から、病院の一連の真相を暴いた記事を書き、海斗を陥れるなんてこともあるかもしれません。元々、1話でもあったように彼女は真実を暴くジャーナリストになりたかったわけですし……。今回の医療過誤懸念の件など、まさに危険をはらんでいそうです。海斗の暴走が相変わらずで、病院がどんどんと迷走していきますが、とうとう物語も終盤戦。今後、どのように着地していくのか楽しみに待ちましょう。(やまとなでし子)
2024年05月30日生見愛瑠が記憶を失った主人公を演じる「くるり」。その第7話が5月21日オンエア。公太郎の「デート」発言に「言い方が良すぎ」「胸キュン超え」などの反応多数。一方、朝日と律には「協力体制くる?」など、今後の行動に注目するコメントも寄せられている。事故で記憶喪失になった主人公が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していく…というストーリーの本作。飲料メーカー「モンドビバレッジ」で働いていたが記憶を失い、今は指輪職人修行中の緒方まことを生見愛瑠が演じるほか、共演にはフラワーショップ「Fleur Style Recollection(フルールスタイルリコレクション)」の店主でまことの自称“元カレ”西 公太郎に瀬戸康史。モンドビバレッジ営業部の同期でまことの自称“唯一の男友達”朝日結生に神尾楓珠。若手起業家で記憶を失う前のまことと知り合いだったようだが、そのことを隠している自称“運命の相手”板垣律に宮世琉弥。記憶を失ったまことの友人となる向かいの部屋の住人・平野香絵に丸山礼。まことが師事するリングショップ「gram」の職人・立川杏璃にともさかりえ。「gram」スタッフをしている早瀬類に高野洸。また肥後克広、小日向ゆかといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回のエピソードでは、まことと杏璃が特別なリングケースを探しているというオーダーを受け、花を使って何かできないかと考えたまことが公太郎に相談。後日、公太郎がサンプルを持ってリングショップにやってくるのだが、そこで公太郎が杏璃の弟の聡(浜中文一)と幼馴染みであったことが判明する。大学時代に聡が運転するバイクが事故を起こし、後ろに乗っていた公太郎はそれが原因で肩を負傷、バスケ選手の夢をあきらめていたことが判明。事故がきっかけで疎遠になっていた公太郎と聡だが、まことは2人を仲直りさせようとする…というストーリーが繰り広げられた。ラストではまことが公太郎にバスケを教えてもらうことに。公太郎の「シュートが入ったら何かご褒美」を出すというまことに、公太郎は「じゃあ…デート」とつぶやく。このシーンにSNS上では「公太郎さんの「デート」の言い方が良すぎて何回リピートしたかわかんない」「じゃあ、デートってもう言い方表情全て完璧すぎてきゅん死惚れ直した」「公太郎さんから「じゃあ、、、デート」は胸キュン超えて胸ギュン」などの反応が殺到。一方、朝日は律に「一目惚れは嘘では」と質問。律も以前のまことから朝日の話を聞いたことがないと応酬。そのうえで公太郎が邪魔な存在だと口にする…。この展開に「律くんと朝日きゅんの協力体制くる???」「朝日と律がそろそろ本性を出すのかしら」など、2人の今後の行動に注目するコメントも多数SNSに投稿されている。【第8話あらすじ】誰かにつけられていた記憶を思い出したまことは、恐怖で思わず公太郎にしがみつく。まことを心配した公太郎は朝までそばにいてくれるが、まことは自分の記憶が戻ったらどうなってしまうのか…と不安を覚える。そんななか、まことから「みんなに優しい」と言われた朝日は「俺が優しくしたいのは緒方だけだから」と真剣な表情で告げ、チャンスが欲しいとまことをデートに誘う…。「くるり~誰が私と恋をした?~」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2024年05月22日石原さとみが検事を演じる「Destiny」第7話が5月21日放送。勾留を解かれ入院した真樹と彼に付き添う奏…2人のその後の行動に視聴者から賛否のポストが相次ぐなか、ラストで明かされた新たな“証拠”に驚愕の声が広がっている。本作は抗えない運命の中でも自分の意志を貫いて突き進む主人公の姿を描く“20年の時をかけるサスペンス×ラブストーリー”。キャストは真樹から一緒に逃げようと言われる西村奏に石原さん。実家に火を放ったとして逮捕された野木真樹に亀梨和也。奏や真樹とは大学時代からの親友・森知美に宮澤エマ。知美と結婚し今は弁護士をしている梅田祐希に矢本悠馬。汚職を追及していたが陥れられ自死した奏の父・辻英介に佐々木蔵之介。火災で意識不明となってしまった真樹の父・野木浩一郎に仲村トオル。奏が真樹を自宅に招いたことに激怒した婚約者の奥田貴志に安藤政信。奏の行動を何者かに報告している素振りがうかがえる横浜地方検察庁中央支部の事務官・加地卓也に曽田陵介。奏の上司で横浜地方検察庁中央支部の支部長・大畑節子に高畑淳子といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。奏は真樹から「一緒に逃げない?」と誘われる。すぐに「ジョーク」と言って撤回する真樹に、奏も「そんなことしたら私捕まっちゃう」と答えるのだが、真樹は翌朝、病院を抜け出し長野に向かう長距離バスに乗り込む。すると発車直前、そのバスに奏も飛び乗ってくる…。奏は真樹とは離れた席に座るのだが、真樹の隣が空くと移動。隣に座った奏に真樹は肩を貸してと言って寄り添う…。一方、真樹が姿をくらましたことで節子や加地は奏に連絡を取ろうとするがスマホの電源は切られていた。病院から真樹がいなくなったと連絡を受けた貴志は、帰宅後、奏の机の引き出しに婚約指輪があることを発見し愕然とする…というのが今回のストーリー。この展開に視聴者からは「婚約者がマジでかわいそう…」といった声が上がる一方で「真樹が自ら命を絶たないように追いかけてきたんじゃないの」と奏の真意に想いを巡らせる声も。奏は密かに「1日だけ猶予をください。真実を見つけてきます」と節子にメールしており、翌日真樹の身柄を確保したと連絡する。真樹が放火犯ではないと改めて確信した奏は真実を見つけるため証拠集めに奔走するのだが、火災発生の直後、現場から走り去る祐希の姿を捉えたドライブレコーダーの映像を発見することに。本人のもとを訪ね真実を問う奏に祐希は、真樹は自分をかばったと話すのだった…。SNSでは「祐希なぜそうなった??お父さんと何かあった??」「祐希に何があったのか?野木弁護士に関わるとロクなことない」などの声とともに「やはりどう考えても祐希が放火したとは思えない」「祐希は脅されてただけ 放火の現場にいただけな気がするな」など、祐希もまた真犯人ではないと考える視聴者の声が投稿されている。【第8話あらすじ】真樹を長野から横浜に連れ戻した奏だが、彼の供述と鑑識結果は食い違いっており、奏は刑事の渡辺(板尾創路)らと捜査を続け、現場付近を走っていた宅配トラックのドライブレコーダーを分析、祐希が映っているのを発見する。そんななか体調が安定した真樹の取り調べが再開。奏と真樹は再び検事と被疑者として対決する…。「Destiny」は毎週火曜21時からテレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2024年05月22日紫式部を描く大河ドラマ「光る君へ」第14話が4月7日オンエア。兼家に裏切られた道兼に「流石に哀れ」などの言葉が送られる一方、ききょうの“決意”の言葉には「上昇志向とエネルギーの塊」「1000年早かった」といった感想が寄せられている。「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などの大石静が脚本を担当し、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描いていく大河ドラマ63作目となる本作。文字を知らない人々に文字を教えようとする紫式部/まひろ役の吉高さんはじめ、倫子との間に子供をもうけ明子とも結婚した藤原道長に柄本佑。道長が隠し持っていた手紙をまひろに見せた源倫子に黒木華。勝気な性格な歌人・清原元輔の娘・ききょう/清少納言にファーストサマーウイカ。自分が次の摂政になれると信じている道長の兄・藤原道兼に玉置玲央。父・道兼が跡継ぎと考えている道長、道兼の兄・藤原道隆に井浦新。絶大な権力を手に入れるも老いてきた道長らの父・藤原兼家に段田安則。道兼の娘で一条天皇の母・藤原詮子に吉田羊。兼家を呪いながら道長の妻となる源明子に瀧内公美。才色兼備で自信家な道隆の嫡男・藤原伊周に三浦翔平。一条天皇に入内した道隆の長女・藤原定子に高畑充希といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。兼家が道長、道兼、道隆を呼び出し、関白の座を辞し「出家する」と伝える。驚く息子たちを前に兼家は後継者として道隆を指名。自らが後継者になれると考えていた道兼はこれに激昂。兼家が権力の座につけたのは自分の働きのおかげだと口にする。それを聞いた兼家は「お前のような人殺しに一族の長が務まると思うのか」と一喝、大それた望みを抱くなと道兼を制するが、道兼も兼家が権力を手中におさめるため円融天皇(坂東巳之助)や花山天皇の妻・藤原忯子(井上咲楽)とその子を殺めたことを暴露する。そんな道兼に兼家はこれからも汚れ仕事を担って家を支えるよう告げる…。「汚れ仕事のままの道兼さん、流石に哀れだわ」「こうなると、道兼も可哀想だな」「さすがに道兼もキレるよね」など、視聴者から道兼同情論が沸きあがるとともに、「ここに至って道兼くんを「人殺し」と言うか兼家よ。つくづく人の心がない」「兼家も息子たち利用するだけ利用したよね?」など、改めて兼家の非道さに触れるコメントも多数。摂政を継いだ道隆は自らの息子・伊周を蔵人頭に任命。伊周の妻を探すべく漢詩の会が再び執り行われることになり、まひろとききょうが呼ばれる。まひろと久々に再会したききょうは会の後、まひろのもとを訪ね「夫を捨てようと思う」と告白。文章や和歌に理解を示さない夫を捨て、息子も押し付け「私は私のために生きたい」と宣言する…。そんなききょうの想いには「ききょうの芯の強さたまらないね。思ったことずけずけ言うのもわかりやすくていい」「あけすけで上昇志向とエネルギーの塊のようなききょうさん見ると元気出るなぁ」「あの時代では「前に出過ぎ」かもしれないけどいまならわりとあたりまえなので1000年早かった」などといった感想が視聴者から寄せられている。【第15話あらすじ】道隆は強引に定子を中宮にし詮子を内裏の外へ追いやる。二年後、一条天皇(塩野瑛久)は麗しく成長し道隆の独裁には拍車がかかる。身内びいきの人事を行い定子のために公費を投じるやり方に道長は納得がいかない。一方のまひろはさわ(野村麻純)と近江の石山寺へと出かける。そこで思いもよらない人物との出会いが…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年04月08日SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2024年1月スタートのテレビドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)の見どころを連載していきます。かなさんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。勿体ないと思うこと。宮藤官九郎の連続ドラマは、視聴者の評価が高まれば高まるほど、完結に向けて視聴者の輪が閉じる。もちろん作り手としてそんなことは決して意図していないはずだが、緻密な構成が知られているために、未見の視聴者の間に「後から見てもちゃんと分からないでしょ」という空気が醸成されてしまう。面白いと言えば言うほど輪が広がらないもどかしさはファンにもあるが、何より一番もどかしいのは作り手だろう。『不適切にもほどがある!』7話はそんなもどかしさと、視聴者にとっての面白さとは何かについて深く考えさせられる回だった。小川市郎(阿部サダヲ)は昭和の中学の体育教師。『地獄のオガワ』というあだ名の通り、デリカシーも配慮もないが、情に厚い男である。妻とは早くに死に別れ、娘の純子(河合優実)と二人で暮らしている。その小川が偶然、令和にタイムスリップしてしまい、その明快かつ大胆な言動が意外と有り難がられてテレビ局のアドバイザーに。しかし、令和で知り合った犬島渚(仲里依紗)が純子の娘、つまり自身の孫だと知り、更に小川は9年後に自分と純子が阪神大震災で死ぬことを知ってしまう。その事実を純子に言えないまま、小川は純子を令和に連れてきて渚と純子の夫・ゆずる(古田新太)に会わせる。小川の中でも、知ってしまった娘の寿命をどう捉えたらいいのか答えはまだ出ない。一方、令和から昭和へやってきた、向坂サカエ(吉田羊)と息子のキヨシ(坂元愛登)はマイペースに昭和での生活を楽しんでいる。キヨシは不登校の同級生、佐高(榎本司)とラジオを通した縁でようやく会えるようになっていた。先週に引き続き、小川は大御所とオワコンの境界線上のベテラン脚本家・エモケン(池田成志)の、新作ドラマの立ち上げに絡んでいる。始まる前から制作側が前評判に神経を尖らせる様子は、いかにも令和のドラマの現場という感じである。SNSでリアルタイムにドラマの感想をポストする人々に対する小川の「そいつら見てねえな!」というツッコミや、「大事なお客さんだし。この人達の承認欲求はここで満たされてるわけですから」という羽村由喜(ファーストサマーウイカ)のセリフが、非常に耳が痛い。SNSと切っても切り離せぬ令和のテレビ制作・視聴を描くこのエピソードで、とりわけ印象深かったのは、純子をデートに連れ出したナオキ(岡田将生)が淡々と語った『好きなドラマ』の評価だった。「ぼく、ドラマって全部通して見たことないんですよね。たまたまテレビつけたらやってて。6話とか7話だけ見て。その回が好きならぼくにとってそれは、好きなドラマです」おそらく今この国で一番巧妙に伏線を張り、ストーリーの美しい多面体を構築する脚本家・宮藤官九郎が書き上げたこのセリフ、複雑な余韻の言葉を噛みしめてみる。本来は一つのフィクションを楽しむのに、初回から画面の隅から隅まで注視してSNSで語りあう楽しみ方も、あるいは言葉として語らず胸の中で噛みしめる楽しみ方も、ナオキのような偶然の断片的な楽しみ方も、正誤も上下もないはずである。楽しみ方に『べき』はない、好きに見てくれればいいというなんとも風通しのいい、力の抜けたセリフ。同時に、どこから入ってもらっても構わないという意味で、プロとしての矜持を感じさせる言葉でもあった。今後、テレビで放送されるドラマがどんな流行を辿るかはともかく、当面はSNSで多くの人々が感想を共有しあう流れは変わらないだろうし、作り手もそれを前提にしてドラマ制作やプロモーションをすることになるのだろう。まるでクドカン本人が来し方行く末を棚卸したかのような今回のエピソードを見て、ドラマのファンとしては語る言葉の有無に関係なく、作品を好きだと思う純度は大切にしたいと思うのだった。そして、この20年、毀誉褒貶(きよほうへん)と視聴率の容赦ない荒波をもがきながら泳ぎ続けるクドカンという脚本家が、やっぱり好きだと思った。令和で純子とナオキは何を見つけに行ったのか、不登校が結んだ少年二人の縁はどこに着地するのか、昭和で始まってしまいそうなサカエの恋愛はどうなるのか、そして知ってしまった娘の寿命を小川はどう見届けるのか。伏線を回収してほしいというより、笑顔と希望のあるラストだといいなと願う。さて、次回はここまでどんなシリアスな展開にも、その天真爛漫さで我々視聴者の笑いの癒し枠だったムッチ先輩がついに令和に降り立つ。その無垢さゆえに、小川市郎以上に危険な不適切の嵐が吹き荒れるかもしれない。楽しみで仕方がない。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]かなSNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している。⇒ かなさんのコラムはこちら
2024年03月12日阿部サダヲが主演を務める「不適切にもほどがある!」第7話が3月8日に放送され、令和でイメチェンした純子に「かわいすぎる」と絶賛する声が上がっている。本作は、阿部さん演じる妻を亡くした小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップするタイムスリップコメディ。宮藤官九郎が脚本を務め、市郎とそのひとり娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディとしての要素も持つ完全オリジナルストーリーとなっている。市郎の一人娘・純子を河合優実、純子が密かに想いを寄せる相手“ムッチ先輩”こと秋津睦実を磯村勇斗、令和で出会うシングルマザー・犬島渚を仲里依紗、市郎とは逆に2024年から1986年に息子と共にタイムスリップする、社会学者の向坂サカエ役に吉田羊が出演。さらに、山本耕史、古田新太、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩ら個性豊かなキャストが集結している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。渚(仲里依紗)との買い物後、渚に連れられ美容室に来た純子(河合優実)は美容師のナオキ(岡田将生)と出会う。純子を送り届けた渚は、カフェで市郎(阿部サダヲ)と羽村(ファーストサマーウイカ)とのリモート会議に参加。台本の締め切りが迫る江面(池田成志)ことエモケンのドラマについて話し合っていた。そこへ、髪を切り終えた純子がやってくると、ナオキにデートに誘われたと打ち明ける…というのが第7話のストーリー。令和のヘアスタイルにイメチェンした純子に対して「めちゃくちゃ可愛い」「可愛い」と絶賛する声が上がった。同じ頃、昭和では消えた純子の行方を心配したムッチ先輩(磯村勇斗)が、キヨシ(坂元愛登)を問い詰めていた。そこでタイムマシンのことを知ったムッチ先輩は、サカエ(吉田羊)らの暮らす家に乗り込む。「タイムマシンがなかったら、ドラえもんがのび太に出会えません」と言い、部屋中の引き出しを開けて純子の名前を呼ぶムッチ先輩。しかし、引き出しではなくバスで未来に行けることを知り、「必ず純子連れて帰るぜ」と言い意気揚々とバスに乗り込む。しかし、サカエにバスの時間をごまかされていたため、バスを降りても昭和だった。自分の降りた場所が未来ではなく昭和だと気付いたムッチ先輩の姿に、SNSでは「嘘つかれてるw」「タイムトラベル失敗w」「腹ちぎれる」「ムッチ先輩大好きすぎる」という投稿が相次いだ。令和では純子がナオキとのスカイツリーデートを楽しむ。帰宅後、渚との会話の中で市郎が渚のことを好きなことを話し、渚は市郎のことをどう思っているのかを問う。「好きだよ」と渚の気持ちを聞いた純子は、市郎が幸せにならないと親離れできないと言い、渚に「小川市郎をよろしくたのんますね」と伝えた。この姿に、SNSでは「純子ちゃん良い子過ぎだろ」「純子かわいすぎる」と純子を絶賛する投稿や「純子と渚の会話は泣ける」という声が上がった。一方、伏線が回収できないとドラマを書き進められずいるエモケンに対し、市郎が伏線は回収しなきゃいけないのかと問い詰める。そして「俺と純子の最終回はな、決まってんだよ」と声を荒げ「ドラマも人生もいつか終わる、そのギリギリ手前まで取っ散らかってて、最終回決まってないなんて最高じゃん。俺に言わせりゃ最高だよ」と言い放つ。このシーンにはSNSで「泣ける」「辛い」「嫌だ」という声で溢れた。そんな中、純子が22時を過ぎても帰っていないと渚からの連絡を受けた市郎は、急いで喫茶「SCANDAL」に向かう。しばらくすると店の電話が鳴り、秋津が出ると警察署からの電話だった。全ての支払いを携帯でおこなっていたナオキが携帯を落としたために無銭飲食になってしまい、純子が店員を噛んだことで捕まってしまったのだった。「ほったらかしてごめんな」という市郎に対し、「ほったらかしてくれてありがと」と言い、事なきを得た純子は昭和に戻った。キヨシに未来の一番の思い出を聞かれた純子は「牢屋かな」と話し、純子とナオキが牢屋越しにキスをしていたシーンが映された。純子とナオキのデートがローマの休日をなぞらえていたことから、SNSでは「ローマの休日ならぬ牢屋の休日」「牢屋の休日ってことか!」「ローマと牢屋の伏線回収」「さすがクドカン」「素晴らしき回収」と見事な伏線回収に驚きの声が上がった。そして、ラストではムッチ先輩が未来に来る姿が。「ムッチにとっては小さな一歩だけど…」と降り立った瞬間に令和の秋津と出会ってしまい次週予告に。SNSでは「ムッチとマッチwww」「会っちゃったじゃん」「来週が楽しみ」と次週の展開を期待する声で溢れている。第8話あらすじ令和へタイムスリップしたムッチ先輩(磯村勇斗)は、息子である秋津(磯村勇斗)と対面していた。そこで、純子(河合優実)が入れ違いで昭和に帰ったことを知ったムッチ先輩は「未来に来た意味がない」と騒ぎだすが、井上(三宅弘城)から“ある話”を聞くと突然パニックになり…。同じ頃、市郎(阿部サダヲ)のもとには、過去に起こした不倫スキャンダルによって閑職に追いやられていた入社7年目のアナウンサー・倉持猛(小関裕太)が相談に来る。復帰の目処が立っていたにも関わらず、リスクマネジメント部の部長が栗田(山本耕史)に変わったことで白紙に戻されてしまったという。市郎は渚(仲里依紗)も交え、倉持の復帰を栗田とその部下・瓜生(板倉俊之)に直談判。そしてようやくもぎ取った倉持のアナウンサー復帰だったが、世間の目はあまりにも厳しく…。「不適切にもほどがある!」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月09日3月8日(金)今夜、第7話が放送されるドラマ「不適切にもほどがある!」より、第8話のゲストが発表。小関裕太、紺野まひる、宮下今日子、遠山景織子が出演する。本作は、阿部サダヲ演じる昭和のおじさん・小川市郎が、1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では不適切なコンプライアンス度外視の発言を炸裂させ、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディの要素も持つ。先週の第6話では、市郎と共に純子(河合優実)まで令和にタイムスリップした本作。第8話では、アナウンサー・倉持猛が過去に起こした不倫スキャンダルによって、閑職に追いやられた悩みを市郎に相談することをきっかけに、様々な夫婦の関係性が描かれる。栗田夫婦の結婚20年目の記念日のパーティーに招かれた市郎と倉持が目にしたのは、栗田(山本耕史)のいつもと違う様子。そんな栗田には秘密が。TBS往年の名ドラマを彷彿とさせるような3組の夫婦たちの会話劇に注目だ。EBSテレビ入社7年目のアナウンサー・倉持を演じるのは、現在放送中の「大奥」でも話題となった小関さん。本作同様、プロデューサー・磯山晶と脚本・宮藤官九郎がタッグを組んだ作品への出演は、「ごめんね青春!」で高校生を演じて以来、約10年ぶりとなる。また、栗田の妻・加世子を紺野さん、栗田夫婦を見守る加世子の幼なじみ・ポッキーを宮下さん、同じく加世子の幼なじみであるタイコを遠山さんが演じる。第7話あらすじ渚(仲里依紗)に連れられ美容室に来た純子(河合優実)は、美容師のナオキ(岡田将生)と出会う。一方、純子を送り届けた渚は、カフェで市郎(阿部サダヲ)と羽村(ファーストサマーウイカ)とのリモート会議に参加。台本の締め切りが迫る江面(池田成志)のドラマについて話し合っていた。そこへ髪を切り終えた純子がやってくると、ナオキにデートに誘われたと話し出す。純子はナオキとのデートで何やらいい雰囲気に。令和で訪れた娘の新しい恋にチョメチョメの危機を感じた市郎は…。同じ頃、昭和では消えた純子の行方を心配したムッチ先輩(磯村勇斗)が、キヨシ(坂元愛登)を問い詰めていた。そこでタイムマシンのことを知ったムッチ先輩は、サカエ(吉田羊)のもとへ乗り込んでいき――。「不適切にもほどがある!」は毎週金曜日22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月08日二階堂ふみ主演の「Eye Love You」。その第7話が3月5日放送。ラストのキスシーンで微笑むテオに「韓国あるあるだよね?」「キスされて口角上がってるの可愛すぎ」といった声が上がったほか、呼び捨てからの“キス返し”にも多くの反応が集まっている。本作は心の声が聞こえる“テレパス”を持つ主人公と、超ストレートな年下の韓国人男性とのもどかしく明るいファンタジック・ラブストーリー。二階堂さんが目を合わせると相手の心の声が聞こえる“テレパス”の力を持つ本宮侑里を演じ、前回のラストでお互いの想いを確かめ合い、侑里付き合うこととなったユン・テオにはチェ・ジョンヒョプ。ずっと侑里のことが好きだったが、侑里の想いを察してテオのもとに送り出した花岡彰人に中川大志。侑里と花岡と共に「Dolce & Chocolat.」を立ち上げから支えてきたショコラティエの池本真尋には山下美月。真尋から想われていることに全く気づいていない小野田学には清水尋也。侑里の父・本宮誠には立川志らく。テオの父親代わりのような存在だが、侑里とテオが親しくなることを異常に恐れる飯山利一に杉本哲太。また鳴海唯、ゴリけん、絃瀬聡一、玄理らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。大学院の研究室を訪れたテオに飯山は「テオ君の好きな人は社長というのは本当ですか」と尋ねる。笑顔で認めるテオに飯山は「しかし失恋したんですよね?」とさらに問いただす。するとテオは「実は…恋人になりました!」と左手を掲げて“交際報告”。「どういうことですか?」と動揺をみせる飯山に「今日で4日目で~す」と、テオはダブルピースで交際4日目であることをアピールする…。そんなテオに「ダブルピースで「4日目で~す」かわいすぎるテオくん」「「今日で4日目でーす!」かわいいwwwwwもうなんなんだ全てがかあいいよ」「付き合って4日目を嬉々として喜ぶ子はテオ君しかいないよー」などの声が視聴者から飛ぶ。一方、侑里は真尋に自らの能力を告白する。侑里の力が本当だと知った真尋の“怖い”という心の声を聞いた侑里は、かつて恋人に同じ想いを抱かれたことを思い出し激しく後悔。2人は気まずい関係となってしまう。テオの後押しで真尋と仲直りした侑里は“テオに力を知られたらもう見つめ合うことができなくなるかもしれない、この人にだけは知られたくない”と内心で想いながら、目をつむるテオにキスをする…。侑里がテオにキスした直後、キスされながら笑顔をみせるテオの姿にも「キスしながら微笑んでるテオくんさらにやば~」「キスしながらニッってなるの韓国あるあるだよね?」「ゆりさんからキスされて口角上がってるの可愛すぎない?」といった反応が。その後、今度はテオが「侑里」とつぶやいて“キス返し”する流れにも「ゆり呼び捨てからの今度はテオからのキス、全てが完璧で終わった」「最後の"侑里"呼び捨てからのキス!!!!!今日一日叫んだ」などといった感想が送られている。【第8話あらすじ】侑里はテオの部屋で「心が聞こえる少女」という絵本を見つける。そのストーリーは侑里とテオの出会いから今までの思い出と事細かにリンクしていた。さらに絵本に書かれた「やがて2人にはさまざまな不幸が降りかかったのです」という言葉の通り、侑里の周りで絵本にリンクしたハプニングが次々と巻き起こる。これは偶然ではない…侑里と真尋の2人は真相を探るべくテオの部屋に乗り込む…。「Eye Love You」は毎週火曜22時~TBS系で放送中。(笠緒)
2024年03月06日道枝駿佑が主演を務めるドラマ「マルス-ゼロの革命-」第7話が、3月5日(火)21時より放送される。本作は、「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」「家族ゲーム」の脚本を手掛けた武藤将吾が完全オリジナルで描く、前代未聞の「青春“クーデター”サスペンス」。謎多きカリスマ転校生・美島零《ゼロ》に導かれ、マルスという動画集団を結成した落ちこぼれ高校生たちが、大人社会に反旗を翻していく姿を描く爽快な新感覚青春ドラマとなっている。テレビ朝日ゴールデン帯連続ドラマで初主演を務める道枝さんは、謎多きカリスマ転校生・美島零《ゼロ》を演じる。そして、動画集団マルスメンバーとして、逢沢渾一役を板垣李光人、ヒロイン・貴城香恋役を吉川愛、二瓶久高役を井上祐貴、桜庭杏花役を横田真悠、呉井賢成役を山時聡真、桐山球児役に泉澤祐希といった若手キャストが集結。さらに、第2章からは、日向亘演じる不破壮志が、球児の遺志を継いで「マルス」の一員となった。そして、ゼロと過去に因縁がある大手通信事業グループ「クロッキーコミュニケーションズ」社長・國見亜門役に江口洋介が出演するほか、山口紗弥加、野間口徹、岩松了、徳井健太(平成ノブシコブシ)、戸塚純貴、菜葉菜ら豪華キャストも脇を固め、「SUPER BEAVER」の新曲「幸せのために生きているだけさ」が、本作の世界観をさらに加速させる主題歌となっている。第7話あらすじ新メンバーに不破壮志(日向亘)を迎え、父であるクロッキー社CEOの國見亜門(江口洋介)と決別した貴城香恋(吉川愛)も復帰。マルスがあらためて動き出そうとする中、桜明学園一帯の携帯が突如としてフリーズし使えなくなる。ほどなくして元に戻るが、ゼロ(道枝駿佑)にはこれが何かの前触れに思えてならなかった。実はこれは國見が仕掛けた巨大プロジェクトの幕開けだった。国内最大手の総合流通企業・エンダーグループの会長・西城澪子(原田美枝子)と業務提携を結んだことで、SNS「クロッキー」のユーザー数は1億人を突破、公的な身分証をも紐付けることに成功していたクロッキー社。國見は、国民がクロッキー無しでは生活できない状態になったところで、意図的に先のような不具合を発生させ、国家を危機に陥れる“テロ”を起こす可能性を示唆。それを未然に防ぐことができるか、マルスに宣戦布告をしてきたのだ。強大な権力を持つ國見に対抗する方法はただ1つ。ゼロはエンダーグループの澪子に会い、クロッキー社と手を切るよう國見の悪事を伝えようとする…。そんな中、球児の一件以来、学校を休んでいた呉井賢成(山時聡真)が「マルスをやめる」と申し出る。「革命」というゼロの言葉に惹かれマルスの活動を続けてきたが、自分たちはただの高校生で、対峙する相手が大きすぎるのではないかと苦悩を明かす賢成。するとゼロは、「この先は俺1人でやる。マルスは今日で解散する」と告げ、部室を出て行ってしまう。澪子に接触することができたゼロは、國見のこれまでの悪行を打ち明ける。しかしどれも確たる証拠がないため、澪子を動かすことはできず、「クロッキー社がテロを企てているという証拠を持ってきなさい」と追い返されてしまう。テロの証拠となるデータを盗み出す決意をしたゼロは、渾一(板垣李光人)も切り捨て、単身クロッキー社に乗り込もうとするが…!「マルス-ゼロの革命-」は毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日阿部サダヲ主演の金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の第7話に岡田将生が出演することが分かった。第5話では、市郎(阿部サダヲ)と渚(仲里依紗)の血縁関係が発覚。さらに、市郎と純子(河合優実)を待ち受ける未来が明かされるなど、回を重ねるごとに大きな反響を呼んでいる本作。このたび、今夜の第6話放送に先駆け、次週第7話のゲストとして岡田将生の出演が発表された。岡田さんが演じるのは、純子のヘアカットを担当する美容師・ナオキ。第7話の物語を動かすキーパーソンとなる。宮藤官九郎脚本の作品には、「ゆとりですがなにか」シリーズや『1秒先の彼』(2023年)などに出演し、主演の阿部さんとも宮藤脚本の映画『謝罪の王様』(2013年)や舞台でも共演経験がある。ちなみに金曜ドラマへの出演は本作が初となる。実は今回のゲスト出演は、岡田さん自身が主演・阿部サダヲとの共演を脚本・宮藤官九郎に熱望したことがきっかけで実現したという。「あまりこのようなことを普段言わないので自分自身もびっくりしたのですが、ワンシーンだけではなく、7話のゲストで出させていただくことになりました!」と語るなど、岡田さんにとっても異例のかたちでの出演となった。そんな岡田さん演じるナオキが、市郎とどのように絡んでいくのか注目だ。<岡田将生コメント>去年、宮藤さんとお話しをしていたところ、このドラマの話を聞きました。僕はすぐさま「ワンシーンだけでも出させてもらえないでしょうか?」と言っていました。あまりこのようなことを普段言わないので自分自身もびっくりしたのですが、ワンシーンだけではなく、7話のゲストで出させていただくことになりました! ありがとうございます。大変緊張しながら参加させていただきましたが、少しでもこのドラマに彩りを添えられるよう一生懸命やらせてもらいました。<阿部サダヲコメント>岡田将生くんが7話ゲスト? 岡田将生・・・は、昭和じゃないだろう・・・いや、でも5話の錦戸くんの例もある・・・逆に? 未来人? CMでもクネクネ踊ってるし・・・と色々想像してましたが・・・そうきましたか岡田将生。あんな、どこにもいなそうなルックスで、どこにでもいそうな人も出来ちゃう岡田将生はステキです!! どんな役なんでしょうか? お楽しみに。金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月01日奈緒と木梨憲武が親子を演じる「春になったら」の第7話が、2月26日(月)の22時からカンテレ・フジテレビ系列で放送される。奈緒と木梨憲武がW主演を務める「春になったら」は、余命3か月の父と結婚を3か月後に控えた娘に残された3か月間を描いた福田靖脚本のオリジナルドラマ。助産師の瞳を奈緒、奈緒の父で膵臓がんの雅彦を木梨憲武、奈緒の婚約者で売れない芸人の一馬を濱田岳、一馬の息子・龍之介を石塚陸翔が演じている。主題歌は、福山雅治の「ひとみ」。大切な人と心からの言葉で対話するイメージで作られた楽曲が、ドラマはもちろん視聴者の心に寄り添う。第7話あらすじ雅彦(木梨憲武)がサプライズで開いた退院祝いを機に、瞳(奈緒)はギクシャクしていた一馬(濱田岳)との関係を修復させる。そして雅彦も、一馬や龍之介(石塚陸翔)の隣で幸せそうに笑う娘の姿を見て、もうふたりの結婚に反対はしないと決めるのだった。一方で、雅彦の病気は着実に体をむしばんでいた。すっかり食が細くなり、手にもしびれが出始めた雅彦は、できないことが増えていくことへの悔しさと不安を募らせる。それでも、雅彦はそんな気持ちを払拭するかのように、瞳が“結婚までにやりたいことリスト”に書き足した「お父さんと旅行に行く。もう一度」をかなえようと決意。キャンプに行こうと提案し――。「春になったら」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月26日櫻井翔が主演を務める新ドラマ「新空港占拠」第7話が、2月24日(土)22時より放送される。本作は、次々と迫りくる新たな難敵に立ち向かっていくタイムリミット・バトル・サスペンス。2022年に放送された「大病院占拠」から1年後が描かれる。今度は神奈川県内の「新空港」で再び大規模な占拠事件が発生し、櫻井さん演じる刑事・武蔵三郎が奔走する。前作に引き続き、三郎の妻・裕子役に比嘉愛未、神奈川県警刑事部捜査一課特殊班(SIS)管理官・和泉さくら役にソニン、神奈川県警捜査支援分析センター(KSBC)情報分析官・志摩蓮司役にぐんぴぃ(春とヒコーキ)が出演するほか、かつての仲間・駿河役の宮本茉由、丹波役の平山浩行が今作では獣として出演。主題歌も前作に続き、「Snow Man」の「W」となっている。そして今回から新たに、情報分析官・岩槻澪役に白石聖、神奈川県議会議員で三郎の姉・武蔵二葉を奥貫薫、地元警察の警部補・本庄杏役を瀧内公美、地元警察の署長・川越和夫役を片桐仁、謎の男・壬生正雄改め北見を手塚とおるが演じる。6話の放送では第1話から謎の男とされていたジェシー(SixTONES)の正体が、“獣”の一員であることが明かされ、SNSが盛り上がりを見せたほか、黒幕の“山猫”の正体に注目が集まっている。第7話あらすじ人質全員爆殺まで残り4時間。爆発を食い止めるため“山猫”の正体解明を急ぐ武蔵(櫻井翔)は、さくら(ソニン)に隠れて、殺人の罪に問われている天童(黒沢あすか)の力を借りようとする。「山猫の正体が分かる場所に案内しろ」…武蔵は天童の拘束を解くと、警備の目をかいくぐって逃走を始める…!空港では、北見(手塚とおる)が獣の1人を人質にとり、「今すぐ俺たちを解放しろ」と龍に要求。すると、龍の決断を巡って獣たちの間で衝突が起こり…。一方、本庄(瀧内公美)は拘置所の大和(菊池風磨)から山猫の情報を聞き出そうとするが、大和に、本庄は“切り札”を使う…。そんな中、武蔵と天童の逃亡に気づいたさくらは、武蔵の確保に動き出す!武蔵とさくらの亀裂…獣たちの不協和音…全てを狂わす“山猫”の正体とは?そして、獣であることを明かした大河(ジェシー)はなぜ単独行動をとるのか…さらなる衝撃が武蔵を待ち受ける!「新空港占拠」は毎週土曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月24日