米Twitterは21日、Twitterの悪用やハラスメントへの対策を強化すべく利用ポリシーの変更を行ったことを発表した。すでに日本語の「Twitterルール」にも反映されている。今回の利用利用ポリシー変更は、Twitter上での嫌がらせツイートなどサービス悪用に対する対策を強化するもので、2点の変更が加わっている。まず1点目として、「暴力および脅迫」の項目を書き換え、「他者に対する脅迫などの暴力行為やその奨励を禁じます」とした。禁止を"行為"だけでなく"奨励"にも拡大した形となり、これにより禁止するコンテンツの範囲をより明確にし、違反時に対応する意図を明確にしたと説明している。2点目は、ポリシー違反行為に対するTwitterの対策として、違反したユーザーに対しツイートなどコンテンツの削除や電話番号の確認の要求を行うという策に加えて、一定期間アカウントを凍結する選択肢が加わった。これにより、Twitterのサポートチームは複数のユーザーが特定の人物やグループに嫌がらせをするような状況に対応できるとしている。Twitterはポリシー変更に加えて、ポリシー違反の疑いのあるツイートの特定や、そのツイートのリーチを制限する機能についてのテストを開始したことも明らかにしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月22日冷蔵庫に中途半端に残った野菜類をなんとかしたい、という悩みは尽きません。でも、刻んでサラダにしても子どもはなかなか食べてくれません。わが子に野菜を食べさせる方法のひとつに、「ハンバーグのタネに混ぜ込む」という方法がありますが、今回ご紹介するレシピはその応用で、シュウマイに混ぜ込むというもの。しかも、シュウマイの皮がなくても大丈夫。毎日の食卓に登場するお米があれば十分です。使用する挽き肉は豚挽き肉なので、ハンバーグよりも少しは、お財布にやさしいかもしれませんね。■皮がなくても作れちゃう! お米で簡単シュウマイのレシピ(対象年齢:1歳半~)<材料>・豚ひき肉 300g・米 1カップ弱・しょうが 1片・長ネギ(白い部分) 約10cm・好みの野菜(冷蔵庫の残り物など)*今回のレシピではにんじん(1/2本)とブロッコリー(1/2房)を使用☆片栗粉 大さじ☆しょう油 大さじ1☆酒 大さじ1☆ごま油 大さじ1☆塩 小さじ1<作り方>1.米はよく洗い、ザルにあげておく。2.しょうが、ネギ、野菜類をみじん切りにする。3.ボウルに豚ひき肉を入れ、1の野菜類を全ていれ全体をよく混ぜ合わせる。.4.☆の調味料を3のボウルに全ていれ、粘り気がでるまでよく混ぜる。5.ミートボールくらいの大きさに手で丸め、ザルにあげた米の上で転がしながら全体に米まぶし、再び手でしっかりと握りながら米を密着させる。6.水を張った蒸し器に並べ、強火にかける。7.蓋の隙間から蒸気が出てきたら(=沸騰したら)弱火にし、15分間火にかけてできあがり。■さらにおいしく作るためのワンポイントもち米を使用する場合は、洗った後にしっかりと給水をさせてからザルにあげましょう。今回使用した野菜以外にも、ほうれん草やキャベツ、ニラなども相性がいいです。フードプロセッサーを使用する場合には、まずはしょうがからプロセッサーにかけ、次に使用する分量の少ない食材(野菜類)から順にかけていくと、より均等に細かく裁断されます。
2015年04月22日米Googleが以前から計画を明らかにしていた検索アルゴリズムの変更が、4月21日より全世界・全言語でスタートした。モバイル端末上での検索ランキングにおいて、モバイル向けに最適化されているかどうかを考慮するもので、"モバイルと親和性の高い(モバイルフレンドリー)"なサイトが上位に表示されるといわれている。今回の変更はGoogleが2月26日に明らかにしていたもの。一部では"mobilegeddon"とも言われいるもので、ユーザーがモバイルで行うGoogle検索に対し、モバイルアプリやモバイルに対応したWebページを発見しやすいようにアルゴリズムを調整する。タブレットやPCでの検索については、今回のアルゴリズム変更による影響を受けない。Googleは当時、調整実施の背景について「モバイルで検索するユーザーは関連性が高くタイムリーな検索結果を得られるべきだ」とモバイルの特性を説明し、モバイルでの検索が増加しているというトレンドにも触れている。これまでのGoogleでは、モバイル上で適切に表示されるように設定するための推奨事項やよくある設定ミスなどの情報を公開したり、ユーザーがモバイルフレンドリーなWebページをみつけやすくする"モバイルフレンドリー"ラベルを用意するなどの取り組みを行っており、今回のアルゴリズム変更はこれをさらに進めるものとなる。具体的には、「モバイルアプリ」「モバイルフレンドリーなWebサイト」の2つを変更をする。前者は、ユーザーが自分がインストールしているアプリからの情報を得やすくするためのもの。アプリをインストールしているユーザーに対し、インデックス対象のアプリからの情報をランキング要素の1つとして利用するという。この変更は2月の発表時点から有効となっている。今回問題となっているのは後者の「モバイルフレンドリーなWebサイト」に関するもの。Googleは当初、Webサイトがモバイルフレンドリーかどうかをランキング要素で使用する。これは全世界・全言語を対象とし、「Googleの検索結果に大きな変化をもたらす」と説明していた。Googleはアルゴリズム変更にあたって、自分のサイトがモバイルフレンドリーかをチェックできる「モバイルフレンドリーテスト」やWebマスター向けにモバイルのユーザビリティ問題を確認できる「モバイルユーザビリティレポート」の提供を行っている。これらの変更によるユーザーへのメリットとして、Googleは自分が使用する端末に適した高品質な検索結果を発見しやすくなる、としている。しかし、モバイル対応していないWebサイトは、表示という点で不利になると予想されている。マーケティング企業の米Portentは4月3日、2万5000のWebサイトを調べた結果、1万件がGoogleの規定する"モバイルフレンドリー"を満たしていないと報告していた。同社は合わせて、検索トラフィックの48%がモバイル端末からとも報告している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月21日米Facebookが所有するメッセージサービス「WhatsApp」の月間アクティブユーザー数が8億人の大台に到達した。2013年末に発表した4億人から約1年半でユーザー数を倍増させたことになる。「WhatsApp」はモバイル向けのメッセージングアプリ。2009年にスタートし、欧米を中心にユーザーが広がった。2014年2月にFacebookが190億ドルでの買収を発表した。テキストに加えて音声通話機能も導入し、SMSと音声の両方で通信キャリアを脅かすOTT(Over the Top)サービスの1つとされている。「WhatsApp」はiOS、Android、Windows Phone、Blackberryなどに対応するが、2015年にWebクライアントを公開、アカウントを持つ人はPCでもWhatsAppを利用できるようになった。ビジネスモデルはフリーミアムモデルで、ダウンロードと初年度は無料。2年目から年99セントの使用料が必要となる。ユーザー数の変化としては2013年12月に月間アクティブユーザー数が4億人になり、2014年4月には5億人に、同年8月には6億人になった。2015年1月に7億人に達したことを発表しており、今回3カ月で1億人の純増となる。なお、自身のFacebookページで8億人到達を発表した創業者兼CEOのJan Koum氏は、月間アクティブユーザー数であって登録数ではない点を留意している。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月20日米Googleは16日(現地時間)、Windows XP環境におけるGoogle Chromeブラウザのサポートを、2015年末まで延長すると発表した。Google Chromeチームが公式ブログにて明かした。Windows XPでのGoogle Chromeのサポートは従来、「少なくとも2015年4月までは提供する」と告知されていた。しかし、数百万もの人々がいまだWindows XPで作業しているうえ、サポートが終了したOSではあるものの出来る限り安全なブラウザを使う機会を持たせたいとして、2015年末まで通常のアップデートとセキュリティパッチの提供を行い、サポートを延長するとした。
2015年04月20日米Microsoftは4月17日(現地時間)、Windows 10スマートフォンをサポートするOfficeユニバーサルアプリ「Office for Windows 10」の技術プレビュー版を4月中に提供すると発表した。Microsoftは現在、今年後半の一般提供開始を目指して2つのWindows用Officeを開発している。1つは従来のデスクトップ版Officeスイーツの流れをくむ「Office 2016」。もう1つがWindows 10向けに一から開発されたOffice for Windows 10だ。タッチインターフェイスで操作するモバイルデバイスに最適化されたユニバーサルアプリであり、同社は2月にPCおよび8インチ以上のタブレット向けのプレビュー版をWindows Insider Program参加者向けにリリースしていた。スマートフォンや8インチよりも小さいタブレットでは、小さなフォームファクタ向けのユーザーインターフェイスになっており、片手でも操作できるようにコントロールやコマンドが画面の下の方に配置されている。Office for iPhoneに似たデザインだ。
2015年04月18日米Jawboneは15日(米国時間)、フィットネス用リストバンドの最新機種「Jawbone UP4」を発表した。活動追跡に加えて、American Expressと提携し、米国のAmerican Expressのクレジットカード所有者は非接触型決済を利用できる。価格は199.99ドルで、発売時期は今夏。同社は、1日の運動量などのアクティビティー、睡眠、心拍数などの健康などの追跡・記録を主な用途とする「アクティビティートラッカー」を得意とするベンダー。「Jawbone UP4」(以下UP4)は、2014年11月に発表した前機種「UP3」のマルチセンサープラットフォーム上に構築し、UP3がもつ高度な活動、睡眠など追跡機能を備えている。また、サーモスタットなどスマートホームデバイス、車、ペット追跡サービスなど他の端末やサービスとの連携も強化している。その1つとして、同社は2014年にGoogleのNESTと提携、NESTのサーモスタットと連携することで睡眠と起床に合わせてユーザーの好みの温度に自動調整が可能だという。UP4ではこれに加えて、American Expressとの提携により、NFCを利用したAmerican Expressの決済も可能。米国のAmerican Expressのカード所有者は、同社がAndroidとiOS向けに公開しているアプリ「UP App」を利用して自分のカード情報を登録し、American Expressのユーザー名とパスワードでログインしてアカウントをオンラインで管理できるようにする。UP4での決済に利用するカードを設定しておけば(複数のカードを所有する場合)、店頭にあるAmerican Expressの非接触用読み取り端末でUP4をかざすだけで決済ができるという。決済プロセス時にスマートフォンは不要とのこと。クレジットカードのアカウント情報、利用情報などはJawbone側には保存されず、共有もしないという。同社は、出荷が遅れていたUP3について、事前予約者向けの米国での出荷を4月20日に開始することも明らかにしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月17日●iPhoneのカメラが大きく進化?米AppleがイスラエルのLinX Computational Imagingを買収したと米Wall Street Journalが4月14日(米国時間)に報じた。同紙が関係者の話として伝えるところによれば、買収金額は2,000万ドル程度が提案されていたようだ。現在LinXのWebサイトは半分壊れた状態で詳しい情報はほとんど残っていないが、WSJによれば、同社はスマートフォンやタブレット向けに複数の小型カメラセンサーを用いて3D映像の取得が可能な仕組みを開発しているという。これが具体的にどのような技術で、買収後のAppleからどのような製品が出てくる可能性があるのかを考えてみる。○LinXのカメラ技術でどういったことが可能になる?現在LinXのサイトそのものには記載されていないようだが、BusinessWireには同社が昨年2014年6月に配信したプレスリリースが残っており、これで製品や技術の概要を知ることができる。リリースにも記載されているが、昨今のスマートフォンやタブレット向けカメラはイメージセンサーの高解像度化や高級化路線が一段落し、新たな差別化ポイントを模索する段階に入りつつある。画質もさることながら、既存のイメージセンサーと有り余るプロセッサパワーを使って、いかに画像にさまざまな後処理を施すかという部分に力が注がれている。そこで登場したのがLinXの「アレイ(Array)カメラ」であり、1つではなく複数のイメージセンサーを組み合わせて一度に複数の画像情報を取得することで、従来のカメラにはないさまざまな仕掛けを可能にする。具体的には、複数のイメージセンサーを用いることにより撮影対象のかなり正確な"深度"情報の取得が可能になり、映像のピクセル間に存在する距離を認識して空間マッピングが可能になる。この情報を利用すれば、例えば撮影画像のオブジェクト間の距離やサイズが正確にわかるようになるほか、手前のオブジェクト(人物など)のみを抽出して別の背景と合成したり、あるいはフォーカスをかける対象を撮影後に変更したりと、従来のカメラ撮影では難しかった加工が容易になる。またイメージセンサーの数が増えることで、暗所撮影などで問題になるノイズ除去の精度が上がったり、スマートフォンに搭載される小型のカメラモジュールでデジタル一眼レフに近い画質の再現が可能であったりと、カメラそのものの性能が向上するというメリットがある。イメージセンサーから得られる情報が増えることで、おそらくは従来のHDRで不自然だった合成処理も、より自然なものに仕上がるという効果も期待できるだろう。●iPhoneに3Dカメラが搭載!?○搭載の進む3Dカメラ技術、以前に買収したPrimeSenseとの違い深度情報を得て空間把握が可能な「3Dカメラ」がコンシューマの世界に入ってきたのは比較的最近のことだ。最もメジャーなものは「3Dモーションセンサー」として人体の動きでゲーム機へのUI入力が可能な「Kinect for Xbox 360」で、Microsoftから2010年に発売された。Kinect for Xbox 360では現在Apple傘下にあるイスラエルのPrimeSenseが開発した技術が用いられている。現在のMicrosoft Kinectでは別の技術が用いられているが、PrimeSenseの技術では赤外線(InfraRed)照射装置とそれを受光する"深度センサー"、そして通常の周辺画像を取得するイメージセンサーとマイクを組み合わせることで、音声コマンドと人体モーションによるゲーム機の操作を可能としていた。3Dカメラの実現方式はさまざまなメーカーや研究所によって開発され数多存在するが、そのうちの多くはPrimeSenseが用いている「赤外線(IR)」+「深度センサー」の組み合わせというケースが多い。昨年末に対応製品(Dell Venue 8 7000 Series)が登場して話題になったIntelの「RealSense」もまた、このIR+深度センサーを用いた方式で、先ほど紹介したLinXが実現できる距離計測や後加工といった仕組みを実装している。Intelは2015 International CESにおいて、このRealSenseカメラを用いて3Dオブジェクトを"スキャン"し、3Dプリンタでこのスキャンしたオブジェクトを出力するデモを行っている。RealSense技術を採用したスマートフォンやタブレットを手に、3D印刷したいオブジェクトの周囲をまわることでその形状や表面の色(質感)データの取得が可能になるが、これは加速度センサーなどを組み合わせることで撮影画像をリアルタイムで合成し、ソフトウェアでモデリングデータを自動生成することで実現している。そしてIRを用いない方式の3Dカメラとしては、今回のLinXやPelican Imagingの技術が挙げられる。IR方式の3Dカメラにはいくつか弱点があり、まず屋外のような光の強い場所では測定誤差が大きいこと、そして赤外線照射距離の問題で数メートル~数十メートル程度の距離のオブジェクトの深度しか測れない。照射距離や時間を増やせば対応可能だが、モバイル端末ではバッテリ消費やモジュールサイズの問題もあり難しい。一方でLinXやPelicanが採用する方式は「複数の格子(Array)状のイメージセンサーを組み合わせて画像を同時撮影」する手法で3Dカメラの「深度情報取得」を実現しており、IRにまつわる問題を解決できるほか、屋内外のどちらでも比較的高品質な画像を取得可能になっている。●3DカメラはいつiPhoneに搭載されるかアレイカメラ方式の弱点としては、カメラモジュールのコストが高くなることが1点挙げられる。現在スマートフォンやタブレットに搭載されているイメージセンサーはハイエンドのものでも単価は10ドル未満であり、これとレンズやLEDフラッシュと組み合わせて搭載したとしても、製品全体のBOM (Bill Of Material)に占める割合はそれほど大きくない。現在タブレットへの採用が少しずつ進みつつあるRealSenseでも若干割高ではあるものの、それほどコストに大きなインパクトを与えるものではないと考えられる。ただし筆者が聞くところ、Pelicanのような専用カメラモジュールの場合はこれらに比べ2~3倍程度のコストを要するとのことで、これほどではないとしても、LinXの技術の採用はコスト上昇要因の1つとなるかもしれない。アレイカメラ方式のもう1つの問題として、処理加工のためにプロセッサパワーを非常に多く消費するという特徴が挙げられる。写真1枚撮影するだけで大量のデータが取得され、これを一度に処理しないといけないため、特にGPUに大きな負荷をかける。前出Pelicanのケースでは、デモ機に用いていたSnapdragon 805ではすでに重い状態で、商用化にはこれより1~2世代後のプロセッサが必要だと感じたレベルだった。おそらく現行で市場に存在するハイエンドのスマートフォンでも重い処理で、LinXにおいても同種の制限が存在するとすれば、実際にApple製品に搭載されるのは早くて2016年か2017年以降となると予想する。○AppleはLinXの技術をどのように製品に組み込むか現時点で買収済みのPrimeSenseの技術を採用した製品が市場投入されていない状態だが、Appleは近い将来にLinXの技術を採用した製品を市場投入してくることだろう。PrimeSenseはモバイル端末というよりもむしろ、デスクトップ環境やリビングルームでの「3Dモーションセンシング」に活用してくると考えられ、例えば今年後半にもAppleによる製品投入が噂されている「新型Apple TV」のUIに採用される可能性もゼロではない。前出のように、パフォーマンス的理由やBOMに与えるコストインパクトから、LinXの技術をiPhoneやiPadといったiOSデバイスに搭載してくるのは早くて来年2016年以降とみられる。AppleがLinXをiOSデバイスに採用する大きなメリットの1つが「カメラモジュールの薄型化」にある。LinXによれば、画質を上げるためにイメージセンサーのサイズを大きくするとレンズの厚みが増える問題が出てくる。ところが、同社の技術のように大型イメージセンサーを複数の小型のイメージセンサーの組み合わせで置き換えることで、このレンズ部分の薄型化が可能になり、カメラモジュール全体の薄型化を実現できるという。iPhone 6をよく利用するユーザーならご存じだと思うが、同製品は本体薄型化の弊害として「レンズ部分が飛び出ている」という、非常にデザインとしては"いただけない"ものになっている。英ロンドンでハイエンドスマートフォンの新製品「P8」を発表した中国のHuaweiは、「iPhone 6のようにレンズが飛び出していない」という点をセールスポイントに製品をアピールしていたりと、すでに多くがネタに使うようなデザイン上のウィークポイントだ。ゆえにLinXの採用はiPhoneのさらなる薄型化を実現する可能性も秘めており、さらに「カメラの新しい使い方の提案」も可能にするなど、大きな差別化ポイントとして機能するとみられる。いずれにせよ、非常に楽しみな動きだ。
2015年04月17日米Googleは15日(米国時間)、Google+公式アカウントにて、Android端末を紛失時にPC上でGoogle検索を使って探すことができるサービスの提供を開始した。Googleで「Find my phone」(私の電話を探して)と検索すると、端末の場所を地図上に表示してくれる。今回発表されたのは、紛失した端末の場所をデスクトップから探すことができるサービス。PCでGoogleのホームページを開き、「Find my phone」と入力してEnterキーを押すと、スマートフォンの場所を地図上に表示してくれる。また、同じ画面上にある「Ring」を押すと、端末を鳴らして場所を通知する。このサービスを利用するには、Android側に最新のGoogleアプリがインストールされており、デスクトップ側でスマートフォンと同じGoogleアカウントにログオンしている必要がある。Googleは4月15日に最新のGoogleアプリをリリースしている。同じようなサービスは、Googleが2013年に提供開始したアプリ「Android Device Manager」がある。Android Device Managerは紛失時に端末の場所を地図上に表示したり着信音を鳴らしてくれるほかにも、盗難時に遠隔から端末上のデータを消去する機能やPINのリセット機能を搭載している。今回のサービスは「帰宅後にどこにスマホを置いたっけ?」といった際に手軽にデスクトップから探すというようなシーンに役立ちそうだ。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月17日俳優の要潤が、今夏放送されるBS局・Dlifeの『スター・ウォーズ』特集番組で、米アナハイムで行われるファンイベントに潜入取材を行うことが16日、明らかになった。今年12月に、シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開が控える中、今月、アナハイムで開催されるファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」に、自らスター・ウォーズファンを公言する要が、潜入取材を敢行。要は「日本ではなかなかコスプレをして街を歩けませんので、こういう場所だからこそできるコスプレを挑戦してみたいです」と、ファンならではの目標を熱く語る。このほかにも、知られざるストーリーや関係者のインタビューなどを交え、キャラクターやストーリーの魅力を探る。要は、R2-D2に会ってみたいと話しており「どういう風に動いているかとか、どういう風に撮影されたのか、少しでもヒントが得られればいいなと思います」と取材を楽しみにしている様子。さらに「チューイ(チューバッカ)は何だか他人の気がしない」と親近感を持っているようで「並んで写真を撮ってみたい」と、要の『スター・ウォーズ』への思いは止まらない。番組では、日本でのスター・ウォーズの美術展・グッズ・ファッション・イベントなどについても紹介。12月公開の最新作の情報も伝える。
2015年04月16日米Googleは現地14日、アプリストア「Google Play」内に家族向けのプログラム「Designed for Families」を加えることを発表した。子供向けとしてレーティングされているAndroidアプリやゲームを入手できるもので、今後数週間かけて提供開始する。Designed for Familiesは子供向けのアプリやゲームを容易にブラウジングしたり発見できるチャネルとなる。Designed for Familiesでアプリやゲームを公開するためには、開発者は既存の販売/配布契約要件に専用の要件が加わった契約に合意する必要がある。利用資格要件として、北米(米国とカナダ)のレーティング団体であるESRBの「Everyone」「Everyone 10+」または同等のレーティング設定であること、Google+ログインやGoogle Playゲームサービスをアプリのログイン操作として使用することはできないなどの要件があり、開示内容も指定されている。広告については、「子供向けに表示される広告がアプリのコンテンツのレーティングに適合した内容である」などのルールが適用される。Googleは3月中旬、Google Playのアプリやゲームを年齢別に分類する制度の導入を明らかにしていた。ESRBをはじめ欧州と中東のPEGIなど国際年齢レーティング連盟に加盟する各地域の基準が適用されるもので、Androidアプリ開発者に対し、レーティングの設定を奨励していた。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月15日セキュリティ企業の米FireEyeが4月12日(米国時間)に発表したレポート「APT 30 and the Mechanics of a Long-Running Cyber Espionage Operation」で発表した。同社のシンガポールにあるラボがあるマルウェアを発見したことから、調査を開始した。同社はこの攻撃組織をAdvanced Persistent Threatから「APT 30」と名付け、200以上のマルウェアサンプルとGUIベースのリモート制御ソフトウェアを分析してAPT 30が機能する方法を調べた。それによると、APT 30は、政治、経済、軍などが関係する機密情報の取得をミッションに掲げており、ターゲットの優先順位を定め、攻撃のためのマルウェアを開発するという形で機能しているとのこと。政府ネットワークや通常のインターネット接続ではアクセスできないネットワークへの侵入も行っているとみている。東南アジアとインドにおける政治的動向に強い関心を持っており、東南アジア諸国連合(ASEAN)サミット時や中国、インド、東南アジア諸国での領土問題が大きくなった際に活発化になる。政府や政府機関だけでなく、これら地域の動向を報告するメディアやジャーナリストに対する攻撃も測定したという。FireEyeがもう1つ、これまでのサイバー攻撃グループと異なる点として強調しているのが、APT 30チームの長期にわたる協業体制だ。チームはシフト制で協力しながら作業しており、首尾一貫した開発計画を持つという。APT 30が使っているマルウェアの1つがバックドア「BACKSPACE」(別名「Lecna」)で、モジュラー化された開発フレームワークを特徴とする。APT 30のチームメンバーは洗練されたスキルを持つプロ集団で、コールバック、更新管理などのBACKSPACEの持つ基本構造を土台に、必要に応じてさまざまなモジュラーを組み合わせて変種を構築しているとも報告している。チームが用いているツールには、ダウンローダー、バックドア、中央の制御、リムーバブルドライブやインターネットにつながっていないエアギャップネットワークに感染させるための技術コンポーネントなどが含まれており、自分たちのDNSドメインを登録してマルウェアのコマンドとコントロールを行うこともあるという。このほかにも、「SHIPSHAPE」「SPACESHIP」「FLASHFLOOD」などのマルウェアを調査した結果、2005年から開発の取り組みを進めているとの結論に達している。これは、APTが発見される前となる。FireEye Threat Intelligenceのセキュリティ専門家との調査から、APT 30の活動そのものは2004年にも遡るとしており、「活動期間という点では史上最長のサイバースパイ活動」としている。また、政府に有利となる機密情報を取得するという長期的なミッション、綿密に計画された一貫性のある開発活動などから、「政府が出資していると考えられ、中国政府の可能性が高い」と記している。
2015年04月15日米Appleは14日(米国時間)、開発者向けイベント「WWDC15」を6月8日から12日に開催すると発表した。iOSやOS Xの未来について語られるという。「WWDC」は米Appleが開催している開発者向けのイベント。2014年の基調講演では、iOSの最新バージョン「iOS 8」や、新プログラミング言語「Swift」、スマート家電とiPhoneを連携させる「HomeKit」などが発表された。6月8日から開催される「WWDC15」では、テーマを「The epicenter of change」としており、iOSやOS Xの未来について「デザイン」「アプリフレームワーク」「Apple Watch」「ヘルス&フィットネス」「グラフィックス&ゲーム」「メディア」「Core OS」「ツールと言語」など、100以上のテクニカルセッションが行われる。そのほか、同社エンジニアによる100以上のハンズオンラボも開催される予定となっている。参加するためのチケットは抽選制で、同日から4月17日午前10時(日本時間4月18日午前2時)までに専用サイトから申込む必要がある。抽選結果は、4月20日の午後5時(日本時間4月21日午前9時)までに通知される。チケット料金は1,599ドル。
2015年04月15日米Amazonは13日(現地時間)、同社のセットトップボックス「Fire TV」および、メディアストリーミング用の小型端末「Fire TV Stick」が、X-Ray機能に対応したと発表した。OTAによるアップデートとして同日より提供開始。日本での提供は不明。X-Ray機能は、登場人物や地名など、作品に含まれる主要キーワードを、付帯情報とともにピックアップする独自サービス。従来、米国の「Kindle Fire」シリーズやKindle Fire向け動画サービス「アマゾン インスタント ビデオ」などで提供されてきており、今回、対応機器が「Fire TV」および「Fire TV Stick」まで拡大し、テレビ画面上で直接利用可能となった。日本でも2014年12月、日本語Kindle書籍に対しX-Ray機能が提供されている。今回提供された「X-Ray for Movies & TV」は、テレビ番組や映画などのオンラインデータベース「IMDb」(Amazon.com傘下)が提供している。この機能により、「What else is that actor in?」(その俳優は他にどんな作品に出ている?)や「What is that song?」(あの歌は?)など、作品に関する情報が、端末のリモコンを操作して表示できるようになる。
2015年04月14日マクニカネットワークスは4月14日、クラウド・セキュリティ・ソリューションを提供する米Skyhigh Networksと販売代理店契約を締結したと発表した。同社の「Skyhigh Cloud Security Platform」を4月1日から既に販売している。Skyhigh Cloud Security Platformは、企業のクラウド利用状況の全てを可視化するとともに、1万以上のクラウド・サービスの実際の使用状況を元に、クラウド自体のリスクやユーザーのアクティビティのリスクを判定し、企業のクラウド利用リスク状況を把握できるプラットフォーム。判定はクラウド・セキュリティの標準化を目指すCSAのガイドラインに準拠し、クラウド・セキュリティ・ガイドラインを探している企業に適したサービスという。また、アクセスしているクラウド・サービスのリスク状況の把握に加えて、誰が・いつ・どのクラウド・サービスにどの様なアクションをしているかを把握することでシャドーIT対策を実施したり、人為的で不審なアップロードやダウンロードなど、アクションのモニタも可能。同ソリューションの利用により、これまでセキュリティに懸念を持ちクラウド導入を躊躇していた企業も、安心してクラウドを利用できるとしている。
2015年04月14日ヴィジュアル系ロックバンドのPsycho le Cemu(サイコ・ル・シェイム)が10日、東京・港区のスペースFS汐留で行われた、WOWOWのトークイベントに出席した。"スーパー・コスプレバンド"として知名度を上げ、米米CLUBの「浪漫飛行」をカバーして話題になったPsycho le Cemu。2006年から活動を休止していたが、今年2月、結成15周年を記念した復活ライブ「Psycho le Cemu 15th Anniversary Live~TOKYO PARALLEL WORLD~はじまりの奇跡」を、東京・豊洲PITで開催。WOWOWでは、6年ぶりとなった同ライブの模様を、19日22時30分から放送する。トークイベント前、報道陣の取材に応じたボーカルのDAISHIは、「活動休止中に、Psycho le Cemuっぽいものが流行っているのかなと感じた。復活すれば通用すると思った」と復活ライブのきっかけを語った。また、ライブでは新しいファンも多かったようで、YURAサマは、「初めて見たという人もいてビックリ。今の時代に勝負できるんだなと思った」と手応えを感じた様子だった。奇抜な衣装でそれぞれのキャラクターを表現しているPsycho le Cemuだが、この日も復活ライブの衣装で登場。"モンスター"役のseekは、「楽器を弾くのは二の次で、お客さんを楽しませるのが第一」と胸を張り、「これからもやっていきたいと思うので、近からず遠からず会える日は来ると思う」と今後に含みを持たせる場面も。また、トークショーで、「演奏力、エンタテインメント力を含めて今が1番良い」と語ったDAISHIも、「日々、お酒を飲みながら妄想してます! 世間から『行き過ぎじゃん!?』って思われないと。世の中をビックリさせたい」と活動再開に意欲的だった。
2015年04月12日米Domoは4月7日~9日(現地時間)にソルトレイクシティで、同社が初めて開催した年次ユーザ-イベント「Domopalooza」で新しいクラウド型のビジネス管理プラットフォームを発表した。同社は、クラウド型のビジネス管理プラットフォームを提供するソフトウェアベンダーで、同社のソリューションにより、関連データの接続・準備・視覚化・コラボレーション・最適化を容易に行うことができるという。新プラットフォームは、データへの接続(1-Click Apps)、データの準備(Magic)、データの視覚化(Card Builder)の3つの主要領域においてオートメーションとセルフサービスを実現させたものであり、より戦略的で高付加価値な活動を効率的に行うことが可能になるとしている。また、コラボレーション機能によってユーザーがより優れた洞察を得られることに加え、関係者の認識を統一するための会議の必要性を減らすという。アラートなどの最適化機能により例外による管理が可能となり、ユーザーはより重要な課題に注力することができるとのことだ。データへの接続では、40個の1-Click Appsを発表した。これは同社独自のコネクタフレームワーク戦略の一環であり、データソースへの接続とユーザーデータのDomoへの統合プロセスを大きく簡略化するものだという。業種・役割・領域あるいはデータソースに対応するベストプラクティスに基づいた、定義済みのレポートテンプレートも提供される。最も需要の高いアプリケーション向けのクイックスタートソリューションであり、ユーザーがDomoプラットフォームをすぐに使い始める上で役立つとしている。1-Click Appsを有効にするには、ユーザーはDomoの中で自分が選択したFacebookのアナリティクスやJira、Boxアナリティクス、Zendeskなどデータソースのアイコンをクリックするだけとのこと。各システムの標準ログイン認証プロンプトが表示され、そこからデータプロバイダに接続し、事前に定義済みのDomoのテンプレートとベストプラクティスに基づいたKPIが自動的に展開されるという。Domoの1-Click Appsは、300以上の同社独自のデータコネクタを利用して作成したそうだ。データの準備であるMagicは自動化したセルサービスツールで、従来は複雑だったETL処理(分析用データ準備のための抽出・加工・書き込みプロセス)を簡単に行うためのものとしている。Magicはドラッグアンドドロップ機能を持つユーザーインタフェース(UI)を特徴とし、ビジネスユーザーが、結合やクリーニング、加工など従来のETL機能を視覚的に組み合わせられるようにする。ユーザーは各データ用にこれらのルールを一度設計すれば、データがアップデートされる都度Domoが自動的にこの作業を実行するという。また、各ユーザーデータをDomoにおいて結合・準備・加工するのにSQLや標準ETLクライアントなどの従来型の手法を用いることを希望するユーザーのために、直感的に使用できるツールも用意しているという。データの視覚化であるCard Builderは、Domoが当初から提供していたデータ視覚化機能のセルフサービス版で、ユーザーがCard Builderで視覚化したいデータセットを選ぶと、Card Builderはすぐにこれを分析し、そのデータの視覚化を推奨版として提示するという。これに基づき、ユーザーが希望するストーリーが正確に表現できるように調整してカスタマイズすることが可能となり、ExcelやPower Pointなど従来型のビジネスツールを使ってデータを視覚化するより、はるかに簡単だとしている。Card Builderはユーザーが独自の視覚化を行う上でさらなるカスタマイズを可能とする、Domo Appsおよび各種チャート、グラフ形式の豊富なレポジトリ、セルフサービスツール群を含むとのこと。
2015年04月10日米Dropboxと米Microsoftは9日(米国時間)、パートナーシップによる最新機能を発表した。オンラインストレージのDropboxと、Microsoftの「Office Online」が相互に接続され、WebブラウザでアクセスしたDropbox上でOffice文書(Word、Excel、PowerPoint)を編集できるようになる。これにより、Microsoft Officeのデスクトップ版がPCにインストールされていなくても、Office文書の編集が可能。さらにPCがなくても、iOSデバイスやAndroidデバイスのWebブラウザを使って、Dropbox上のOffice文書を編集できる。編集(変更)の内容は、Dropbox上のファイルに自動保存される仕組み。Office OnlineからDropboxへの直接アクセスもサポートされた。Office OnlineからDropbox上のファイルを開いたり、Office Onlineで作成した新しいファイルをDropboxへ保存したりできる。
2015年04月10日米Microsoftと米Dropboxは9日(現地時間)、Office OnlineとDropbox.comが相互に接続できるようになったと発表した。両社は昨年11月にパートナー提携を結び、モバイルとクラウドでDropboxとMicrosoft Officeの統合を進めてきた。今回のWebサービスの連係実現は、その一環である。Office OnlineでDropboxアカウントを登録すると、Office OnlineからDropboxにアクセスして、Dropbox内のOfficeファイル(Word/Excel/PowerPoint)を開いて編集・保存できる。Office Onlineで新規作成したOfficeファイルを直接Dropboxに保存することも可能。Dropbox.comでは、Dropbox内に保管しているOfficeドキュメントを開くと、閲覧画面の右上に[Open]というボタンが表示される。クリックするとOffice Onlineに接続し、Dropbox内でOffice Onlineを使ってファイルを編集できる。変更は自動的にDropboxに保存される。
2015年04月10日楽天の三木谷浩史社長と米セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフCEOは4月8日、京都大学の「iPS細胞研究基金」へそれぞれ約2.5億円を寄付する事を発表し、都内で調印式を開催した。調印式には京都大学の山中伸弥教授と三木谷浩史社長が出席、マーク・ベニオフCEOは中継で参加した。2009年4月に設立された同基金はiPS細胞研究所において基礎から応用研究まで実施できる研究環境を整備し、研究の加速化を図ることを目的としている。寄付金は知的財産の確保と維持、優秀な研究者・研究支援者の確保、安定的な研究の推進、医療応用に向けた研究費としての支出などに使用されている。今回の件は、ベニオフCEOが来日した際に山中教授に資金援助を申し出たことがきっかけだという。その際、ベニオフCEOが「他に賛同してくれる人はいないか」と聞いたところ山中教授から三木谷社長の名前が挙がったという。会見で三木谷社長は「山中先生は研究者という立場を超えて再生医療の実現に向けて資金調達をやっておられる。国からの支援も制約があると聞いた。今回の寄付金でより自由に研究できるようになればといい」とコメントした。iPS細胞研究所は国から競争的資金という名目の援助を受けている。しかし、この資金で同研究所でかかる費用の全てをカバーできるわけでなはい。競争的資金では国から許認可を得る専門家、高度な実験を行う技術員などを有期雇用することしかできず、研究所の職員の9割が不安定な立場にとどまっているという。iPS細胞研究の医療応用を目指している同研究所にとって、優秀な研究者や技術員を確保できないということは大きな痛手だ。自身もマラソン大会に参加するなどして資金集めに奮闘している山中教授は「研究所では年間5億から10億円の資金が必要となる。今回の支援をいたたいだことは、研究にとって非常にありがたい。最大限有効に生かして臨床応用の実現に向かってこれからも頑張っていきたい」と感謝を述べた。
2015年04月08日ダイソンは4月6日、米ミシガン州のベンチャー企業で全固体電池の開発を行っているSakti3に1500万ドル(約18億円)を投資すると発表した。Sakti3は高性能・高安全性・低コストな全個体電池技術の商品化に取り組んでおり、すでに最新の液体リチウムイオン電池のエネルギー密度の2倍に相当するバッテリー密度1100Wh/l以上を実現している。同技術は将来的に電気自動車、再生可能エネルギーの貯蔵などへの利用が期待されており、Sakti3はダイソンのほか、コスラベンチャーズ、ベリンジア、ゼネラルモーターズ、伊藤忠商事から5000万ドル(約60億円)以上の投資を獲得している。
2015年04月06日米IBMは3月31日(現地時間)、新しいIoT(Internet of Things:モノのインターネット)部門を設立する目的で今後4年間にわたり30億ドルを投資すると発表した。顧客やビジネス・パートナーによるIoTソリューションの構築を支援するクラウド型のオープン・プラットフォームも構築中だという。新しい業界特有のクラウド・データ・サービスや開発者ツールを活用し、IBMは、顧客やビジネス・パートナーを支援するため、これまでにない数のIoTや従来データを統合することで、専門性を高めていく。これらは、IoTに接続する機器の設計や製造を担う担当者向けに、オープン・プラットフォーム上で利用することができ、また、幅広い業界のビジネスリーダーが企業データとIoTデータを組み合わせて意思決定するためのシステム構築を支援する。同社では、スマートフォン、タブレット、コネクテッド・ビークル、アプライアンスなどの機器が生成する全データの90%が分析されず、活用されていないと想定。同社によると、これらのデータの60%が生成されてからわずか数ミリ秒の間に価値を失い始める。IBMはこの課題に対処するため、「IBM IoT Cloud Open Platform for Industries」「IBM Bluemix IoT Zone」「IBM IoT Ecosystem」を提供する。また同社は、データの収集・共有・分析と、それに基づく行動のための戦略を策定することで、全世界の様々な都市がスマートになるための支援も行っている。例えば、フロリダ州のマイアミ・デイド郡では、IBMと協力して「スマートな都市」イニシアチブに取り組み、市民サービスの向上と、郡内の34の自治体間における各機関の情報共有の支援を行っている。
2015年04月01日米Appleは、同社のデベロッパー向けWebページにて、Apple Watch向けアプリのApp Store登録の受付を開始したことをアナウンスした。開発者はXcode 6に含まれるiOS 8.2 SDKとWatchKitを利用することになっているが、同Webページでは、Apple Watch向けアプリを登録する際に必要なアイコンの解像度や、スクリーンショットの体裁、アプリ名やその説明文の内容など詳細が記されている。Apple Watch本体は4月24日より販売が開始されるが、それに先立って、日本では4月10日よりApple Store、Apple Online Storeおよび伊勢丹新宿店で予約が開始される。Apple Store実店舗と伊勢丹新宿店では10日より試着が可能となる模様だ。Apple Watch向けアプリは「Nike+ Running」や「Instagram」、「Twitter」などが提供されることが明らかになっている。また、iPhoneアプリについても「LINE」や「Evernote」、「Yahoo!乗換案内」などが、Apple Watchに対応した最新版の提供を開始している。
2015年04月01日米Amazonは、専用端末のボタンを押すだけで、定期的に買う日用品や食料品を注文できる「Dash Button」サービスを米国で開始した。端末は、米Amazonプライム会員向けに無料配布される。Dash Buttonは小型サイズの端末で、冷蔵庫、洗濯機、洗面台などに貼り付け、商品が無くなりかけた時にボタンを押すと、スマートフォンのAmazonアプリと連携して、あらかじめ登録した商品を自動的に注文してくれる。注文後には、スマートフォンへプッシュ通知が届き、直後であれば注文を取り消せる。また、重複注文を防ぐために、一度ボタンを押せば、ボタンを複数回押しても、商品が届くまでは再度注文されない設定になっている。現在、注文できる商品は250品目以上。トイレットペーパー、洗剤、おむつなどの日用品や、缶ジュース、スナック菓子などの食品が購入できる。
2015年04月01日米Amazonは、Amazon.comにいくことなく特定製品を注文できる小型デバイス「Dash Button」を発表した。対象となる洗剤などの日用品を押すだけで発注できるもので、洗濯機、冷蔵庫などに貼って利用するイメージだ。Amazon Prime会員向けに無料で提供する。Dash Buttonは小型のUSBメモリスティックのようなサイズの端末で、スマートフォンのAmazonアプリと連携し、ホームWi-Fiに接続して設定した製品のオーダーができる。事前にDash Buttonが利用するネットワークや商品、数量などを設定しておくことで、ワンプッシュするだけで商品を注文できる。1つのDash Buttonで登録できるのは1製品のみで、冷蔵庫や浴室などその製品を利用する場所に貼っておくことで、なくなる頃に注文できるとしている。Dash Buttonで注文した場合の価格はAmazon.comと同じで、注文キャンセルも容易にできる。Dash Buttonによる注文が行われるとスマートフォンアプリに通知される。Dash Buttonによる発注後にボタンが再度押されたとしても、製品が配達されるまではそれ以降のプッシュでは発注が入らないとのことだ。Dash Buttonでの発注に対応した製品は、Tideの洗剤、Bountyのペーパータオルやポケットティッシュ、Gilletteのカミソリの刃、Izzeのジュース、Huggiesのオムツなど約260アイテムがある。Prime会員向けに無料で配布するもので、米国のPrime会員向けに招待メールの受け付けを開始している。
2015年04月01日米Microsoftは3月31日(現地時間)、Windows 8.1搭載タブレット「Surface 3」を発表した。好調な「Surface Pro 3」のデザインと機能を、10.8型のコンパクトな筐体にまとめ、499ドルからという手ごろな価格で提供する。5月5日に出荷を開始し、5月7日までに26市場で販売する。Surface 3は、本体サイズが267×187×8.7ミリ(幅×奥行き×高さ)、重量は622グラム。シリーズ史上で最薄・最軽量のSurfaceデバイスだ。機能的にはSurface Pro 3の下位モデルだが、Surface RTをフル機能版Windows 8.1搭載2-in-1に進化させたタブレットというようにも評価できる。昨年6月にSurface Pro 3を発表した時に、Microsoftは同製品をAppleの「MacBook Air」と比較したが、今回は「iPad Air 2」と比べてSurface 3の特長をアピールしている。特徴は2つ。まずプロセッサにAtom x7-Z8700(1.6GHz、クアッドコア)を採用している。これは今年3月にIntelがMWC 2015で発表した最新のモバイル向けプロセッサだ。発熱を抑えやすく、Surface 3はファンレスになっているが、x7はAtom xシリーズ(x3/x5/x7)の中で最もパフォーマンスを重視した設計になっている。もう1つの特徴は、12型のSurface Pro 3よりも一回り小さな10.8型のディスプレイだ。「タブレットとして使用した時の体験が素晴らしい」という。ClearType Full HD Plusディスプレイを採用、解像度は1,920×1,280。アスペクト比はSurface Pro 3と同じ3:2だ。10ポイントのマルチタッチをサポートし、256段階筆圧対応の「Surface Pen」による入力にも対応する。背面に8メガピクセルカメラ、前面に3.5メガピクセルカメラを搭載。ワイヤレス機能はWi-Fi(802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0。ポート類は、USB 3.0×1、Mini DisplayPort、microSDカードスロット、オーディオ出力、Coverポート、Micro USB充電ポートなど。環境光、近接、加速度、ジャイロスコープ、磁気などのセンサーを搭載する。背面にキックスタンドを備えるが、開閉は無段階調整ではなく3段階になっている。5月5日に出荷開始になるのは以下の2モデル。さらに4G LTE機能を加えたモデルが追加される予定。64GBストレージ/2GB RAM/Wi-Fi:499ドル128GBストレージ/4GB RAM/Wi-Fi:599ドル同梱物は電源アダプタとクイックガイドで、Surface Penは別売りになる。「Surface 3 Type Cover」、「Docking Station」といったアクセサリも用意される。5月7日までに販売開始になるのは下記の26市場。日本は含まれていない。日本における発売について日本マイクロソフトは「現在最適な形での投入を検討しており、改めてお知らせします」としている。オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、韓国、ルクセンブルク、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェイ、ポルトガル、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、英国、米国
2015年04月01日米Microsoftは3月31日、最新のタブレット「Surface 3」を発表した。これまでで最も軽く薄いSurfaceタブレットで、位置付けは「Surface Pro 3」の廉価版。価格は499ドル。米国では5月5日に発売となり、同日予約受付を開始した。それ以外の25カ国では5月7日に発売する。現時点では日本は含まれていない。Surface 3は、64ビットWindows 8.1をベースとしたMicrosoftの最新のタブレット。2014年秋に発売したSurface Pro 3を継承しつつ、コストを下げた廉価版となり、同じデザインと素材を利用した。画面はSurface Pro 3の12インチより小さい10.8インチ(解像度は1920X1280、アスペクト比はSurface Pro 3と同じ3:2)を搭載し、重さは622グラム、厚さは8.7ミリメートル。これまでのSurfaceタブレットで最も軽く、薄いという。価格は、Surface Pro 3が発表時に799ドルだったのに対し、Surface 3は499ドルと、300ドル低くなっている。ノートPCの置き換えを狙ったSurface Pro 3と同様、64ビットWindows、「Office」を含むデスクトップアプリケーションが動く。また、スタイラスペン(別売りの「Surface Pen」)による快適な入力や操作などの特徴も引き継ぐ。もちろん、Surfaceシリーズおなじみのキックスタンドを持ち、キーボードを備えたカバー「Type Cover」、「Docking Station」などのアクセサリも利用できる。Surface Penは256段階筆圧対応で、シルバー、青、赤、黒の4色展開となる。スペックとしては、市場で最も高速なAtomプロセッサというクアッドコアAtom x7プロセッサを搭載し、省電力や発熱対策とファンレスを実現した。複雑な動画編集や3Dモデリングなど高い処理能力を必要とする作業、OfficeやWebサーフィンなど処理能力を多く要求しない作業と、タスクに応じて性能と省電力のバランスをとることができるとしている。カメラはフロントが3.5メガピクセル、メインが8メガピクセルで、ともに1080p動画の撮影が可能。バッテリー持続時間は10時間程度で、多くのスマホと同じMicro USBチャージャーを利用する。このほか、USB 3.0ポート、Mini DisplayPort、microSDカードスロットなども備える。RAM/ストレージはRAM 2GB/64GBまたはRAM 4GB/128GB。WiFiのみとLTE対応の2バージョンを用意する。Surface 3は、1年分の「Office 365」サブスクリプション、それにクラウドストレージ「OneDrive」1TB分をバンドルする。Windows 8.1は今年夏に発売予定の「Windows 10」の無償アップグレート対象となっており、Surface 3にも適用される。MicrosoftのSurface 3のページでは、学生などの教育用途、移動の多いビジネスマン向けに売り込んでいる。
2015年04月01日東京大学大学院情報学環、NTT、KDDI研究所、日立製作所、NEC、富士通は3月31日、日米欧を結ぶ仮想ネットワークにおいて、グローバルなマルチドメイン環境でソフトウェアによってプログラマブルに制御できる新たな仮想網の構築および新世代ネットワークアプリケーションの実験に成功したと発表した。今回、6つの実験が行われた。「日米欧3大陸スライス相互接続(KDDI研/日立/東京大学)」実験では、スライス・エクスチェンジ・ポイントを介して、日米欧のネットワーク仮想化基盤間で資源情報や制御情報を交換する技術の検証が行われ、世界規模のスライス(ネットワーク仮想化技術を用いて生成される論理的なネットワーク)の即時構築に成功した。「グローバルマルチドメイン環境での次世代映像配信実験(NTT)」では、相互接続された日米間のスライスで、端末やネットワークの状況に応じて映像の圧縮やマルチキャスト機能を仮想ネットワーク上に自動配備する次世代映像配信技術の実証実験を行った。「アプリケーション特化QoS制御(東京大学)」では、端末からのパケットに対し、端末内で利用しているアプリケーション識別タグを自動的に付加する仕組みを開発し、その識別タグをネットワーク仮想化ノードで検出し、アプリケーションごとに仮想化スライスに収容するネットワーク・アーキテクチャを実現した。この技術をネットワーク仮想化ノードのスライスに適用し、各スライスでアプリケーションに応じて、QoS制御やトラフィック・エンジニアリングがSDNのフレームワークを用いて実現できることが実証された。「IPON:IPアドレスによるスイッチング実験(日立)」では、ネットワーク仮想化テストベッド上のスライスでIPONプロトコルで動作するスイッチから構成されたIPONネットワークを構成し、そのネットワークに接続した仮想端末間でのIP通信実験を成功させた。IPONプロトコルは冗長なアドレスをIPアドレスに統一するだけでなく、Ethernetとは異なりループ(冗長性)のあるネットワークでも正常に動作することを確認した。「スライス内でのIPSによる通信制御実験(NEC)」では、ネットワークのプログラマビリティの検証のために、JGN-X上の仮想化テストベッドにてスライスを作成し、そのスライス内で1Gbpsを超える通信トラフィック環境において、クライアントからの動画ストリーミングアクセスに対する、ソフトウェアベースIPSと仮想OpenFlowスイッチvOFSによる経路制御の実証実験を行った。「ユーザ移動先を追随するデータ配置機能による応答性能の向上実験(富士通)」では、ユーザーの位置を検知して、ユーザーが利用するデータをユーザーの近くの仮想化ノードに事前配置することで、ユーザーアクセスの応答性能の向上を図る技術の検証実験を行った。各仮想化ノードに、「ユーザー移動先の検出」と「移動先を追随してデータ再配置」を行う通信制御アプリケーションを配備し、この通信アプリケーションの連携により、ユーザーが移動した場合に移動先の仮想化ノードを検出し、ユーザーに近い仮想化ノードにデータを移動・配置でき、ユーザーがデータにアクセスできることを確認した。
2015年04月01日米Amazon.comは3月31日(現地時間)、洗剤、トイレットペーパー、おむつ、飲料水など、日用品や食料品が少なくなってきた時にひと押しでAmazonに追加注文できるボタン・デバイス「Amazon Dash Button」を発表した。Dash Buttonは冷蔵庫マグネットのような形をしている。背面に両面テープが付いていて、冷蔵庫や洗濯機、洗面台などに貼り付けられる。Wi-Fi機能を内蔵し、スマートフォンの専用アプリを使って無線LANネットワークに接続させ、Dash Buttonで追加注文する商品を選択する。Dash Buttonを押すと、設定した商品のオーダーが自動的にAmazonに送られ、スマートフォンにオーダーのアラートが届く。現時点でDash Buttonは、Primeメンバーを対象にした招待制のサービスとして期間・数量限定の提供になっている。招待を受けたPrimeメンバーは、1つのアカウントで最大3つのDash Buttonを使用できる。
2015年04月01日米Microsoftは3月31日(現地時間)、Surface 3を発表した。これまで、Surface Pro 3は提供されてきたものの、Windows RTを搭載した10インチ級のSurface RT、Surface 2の後継機は発表されていなかった。価格は最小構成で499ドル~となっている。Surface 3は本体サイズが267×187×8.7mmで、622gながらアスペクト比3:2の10.8インチ液晶(1920×1280ドット)を搭載している。350万画素のフロントカメラ、800万画素のメインカメラを採用しており、どちらでも1080pの動画撮影が可能となる。CPUには、クアッドコアのIntel Atom x7を採用しており、ストレージとメモリの組み合わせは64GB&2GBと128GB&4GB。バッテリー駆動時間はビデオ再生時で10時間で、充電端子通常の充電端子のほか、マイクロUSBも利用でき、高速充電オプションにも対応しているという。また、Surfaceとして初めてのモバイル通信(4G LTE)に対応した。Surface 3は、これまでのSurface RTやSurface 2と異なり、OSにWindows RTやWindows RT 8.1ではなく、64bit版Windows 8.1を採用。今夏に提供されるWindows 10への無償アップデートも予定している(他メーカー製品でも無償アップデートは予定されている)。Surfaceではお馴染みとなっている電子ペン「Surface Pen」には複数のペンカラー(青、赤、黒、シルバー)が用意されており、直販などで好みの色を選べるようになるようだ。感圧レベルはSurface Pro 3同等の256段階となっている。Surfaceは国内でも販売が好調で、法人需要も拡大している。Surface 3の導入について、エミレーツ航空の Alan Stealey, Divisional Senior Vice Presidentがプレスリリースでもコメント。小型化や待望のモバイルネットワーク対応により、販売拡大へ、さらに弾みがつきそうだ。なお、日本市場での展開や価格、販売体制などは現時点で発表されていない。
2015年03月31日