エーザイ株式会社薬粧事業部(東京都)は、本格的な受験シーズンの到来に際して、2014 年度に子どもが中学受験あるいは高校受験を経験した母親500名を対象に「先輩受験生ママの風邪・感染症等の対策」に関する意識調査を実施した。86%が「いつも以上に気を使っていた」と回答まずは子どもが受験生だった昨年、子どもの感染症対策をどの程度意識していたかをリサーチ。結果86%が「いつも以上に気を使っていた」と回答した。対策について強く意識し、行動に移し始めたタイミングは「2014年10月頃から」が20%、「2014年11月頃から」が20%と最も多く、寒さが本格化する早い時期からすでに意識していたことが明らかになった。次に具体的な感染症対策を調査したところ、実際に対策として取り入れていたものとしてもっとも多かったのは、「手洗い・うがいの励行」。次いで、「手洗い・うがいの励行」「マスクをする」「予防接種を受ける」などの予防策に加えて、「十分な休息・睡眠をとらせる」「食事を通じた栄養管理をする」などの生活習慣の改善も上位にあがった。そしてなんと全体の約9割が、この中の2つ以上の対策を取り入れていたということがわかった。受験生のための対策費用は親の 1.5 倍に「対策に費用をかけたアイテム」を調べたところ、受験生本人・ママ・パパ全員に関して、「マスク」が他に圧倒的な差をつけて1位に。続いて対策アイテムにかけた費用を調べると、受験生本人の対策費用は「平均 7,239 円」、母親の対策費用は「平均4,275円」父親の対策費用は「平均4,278円」と、受験生本人には両親の役1.5 倍もの費用を投じている。約6割の先輩ママが自己流の対策に「不安」これだけ十分な対策をとっていながらも、「お子様が受験生だった年の風邪・感染症などの対策について、不安を感じたことはありますか?」との質問に対し、なんと約6割が「ある」と回答した。具体的な不安や悩みとしては、「対策をしても十分なのかどうか判断がつかない」69%が、2位以下に大きな差をつけてトップとなった。小児科専門医に聞く、受験生と家族の風邪・感染症対策のポイント本調査結果をふまえ、小児科専門医の粂川好男先生が、子どもと家族の風邪・感染症などの対策について解説している。「風邪などの感染症対策は早めの対策が肝心です。流行シーズン前からの“習慣づくり”が重要なので、日常的に対策をしていないのであれば秋口の頃から少しずつ習慣化を意識し始めてみてください。 手洗い・うがい・マスクの3 点セットは基本です。」しかし、実はマスクを使った感染症対策には、意外な落とし穴があるという。思わぬ“落とし穴”で逆効果…マスクの使い方に理解不足も?飛沫感染を防ぐために有効なマスクだが、正しい使い方を念頭に置かないと逆効果になってしまう可能性もあるという。「マスクは鼻と口がしっかりと覆われていることがポイントです。また、口と鼻に直に触れるマスクの内側にウイルスなどが付着し、逆効果になってしまうパターンもあります。マスクの外側を触った手で内側を触らない、同じマスクを数日間使いまわさないようにしましょう。」いくら高額なマスクを使っていても、ウイルスなどが付着した状態では感染のリスクも高まってしまうそうだ。ウイルスの付着を24 時間防ぐ「クリスタルヴェール®マスク防菌24」マスクによる感染症対策効果をより高めるためにおすすめのアイテムが、持続性防菌成分 Etak(イータック)を主成分とした、「クリスタルヴェール®マスク防菌 24」。マスク着用前にスプレーするだけで、ウイルスや菌、花粉のマスクへの付着を24 時間予防する。Etakは広島大学大学院教授により開発されたウイルスや菌の付着を防ぐ「防菌成分」と、防菌成分を固定化する「接着成分」がひとつになった特許成分。対象物に接着成分が化学結合して、防菌成分が固定化することで長時間の防菌が可能となる。こんなアイテムがあれば、受験生の風邪対策にもより自信を持つことができそうだ。使い方も簡単なので、忙しい受験生や家族も無理なく継続して使用できるのも魅力だ。【参考】クリスタルヴェール®マスク防菌24
2015年12月08日エーザイはこのほど、「先輩受験生ママの風邪・感染症等の対策」に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月9~16日にインターネット上で行われ、2014年度に中学受験・高校受験をした子どもを持つ女性500名から回答を得た。はじめに、子どもが受験生だったとき、風邪・感染症対策にいつも以上に気をつかったかどうか尋ねると86%が「いつも以上に気をつかっていた」と回答。受験生本人の対策を本格的に開始した時期については、「2014年10月頃から」(20%)と「2014年11月頃から」(20%)が多く、同社は「寒さが本格化する同タイミングから意識し始めていたようです」と分析している。次に、受験生本人の対策として取り入れていたものを調査した。結果は「手洗い・うがいの励行」(84%)、「マスクをする」(68%)、「予防接種を受ける」(57%)が上位にランクイン。さらに89%の人が「2つ以上の対策を取り入れていた」と回答した。加えて受験生本人の対策として費用をかけたアイテムを調べたところ、「マスク」(67%)が最も多く1位となった。また、比較的高額である「加湿器」を購入した人も21%いた。アイテムの購入費用としては、受験生本人の対策費用が平均7,239円、母親については平均4,275円、父親では4,278円と受験生本人と比べて約3,000円の差があった。最後に、「子どもが受験生だったときの風邪・感染症などの対策について、不安を感じた事はありますか」と質問した結果、58%が「ある」と回答。具体的な不安や悩みとしては、69%の人が「対策をしても十分なのかどうか判断がつかない」をあげた。次いで、「どの対策が有効なのか、優先度がわからなくなる」(32%)、「情報が多すぎて正確なものが見極められない(見極めるのが難しい)」(23%)が続いた。杉並堀ノ内クリニックで小児科院長を務める粂川好男医師は、風邪・感染症対策として「『手洗い』『うがい』『マスク』の"3点セット"が一番重要です」とコメント。このうちマスクを使う際の注意点として、「マスクの内側は外気や手指などに触れる可能性が高い」と指摘した上で、「流行のシーズンはつけはずしをできるだけ少なくすることが理想的」とアドバイスしている。
2015年11月20日