「夫婦喧嘩は子どもにストレスを与え、トラウマになってしまう可能性がある」というネットの記事を読み、私たちは娘の前で喧嘩をしないように気をつけていました。しかしある日、ささいなことがきっかけでお互いのイライラが大爆発。我慢ができず娘の前で激しく言い合ってしまい……? 気をつけていたのに… 私には2歳の娘がいます。夫と私は意見をはっきり言うタイプのため、結婚前にもたまに喧嘩をしていましたが、出産後は慣れない育児や睡眠不足、育児の方針の違いなどさまざまなことが重なり、お互いに言い合うことが一気に増えました。そんな中、私はネットで「赤ちゃんは言葉がわからなくても、夫婦喧嘩でストレスを感じる」という記事を見つけます。その後夫とも話し合い、娘の前では大声で喧嘩をしないように気をつけようと約束。 しかし、娘が2歳になったころ。夫も私も仕事が繁忙期でぐったりしていたある日の夜のことです。リビングに脱ぎ捨ててあった夫の靴下ですべって転倒してしまった私は、仕事の忙しさでイライラしていたこともあり、「いいかげんにしてよ!」と夫に大声で怒鳴ってしまいました。ソファで寝そべっていた夫も私の言い方にカチンときたのか、「娘の前で大きな声出すなよ!」と、私よりもさらに大きな声で怒鳴り返してきました。するとリビングでひとり遊びをしていた娘が、私と夫に笑顔で抱きついてきたのです。娘の様子を見て冷静になった私たちは、いったん喧嘩をやめることに。その日、娘は普段より夜泣きが多く、数時間おきに起きてきました……。 「私たちの激しい言い合いが影響しているのかも」と思った私。翌朝、私と娘とは別の部屋で寝ていた夫に、娘の夜泣きのことを伝えました。それから、「大きな声で喧嘩してしまって、娘も怖かっただろうね……」と2人で反省します。それから、「娘に抱きつかれたとき、正気に戻ったんだよね」と話す夫。私自身も娘の笑顔を見たときに冷静に戻れたことを思い出しました。そこで私は「どうしても気持ちが抑えられないときは、娘の笑顔を思い出そう」と提案。そして、起きてきた娘に「ごめんね」と謝り抱きしめました。 気をつけようと言っていたにも関わらず、娘の前で激しく喧嘩をしてしまった私と夫。喧嘩に発展しないよう、納得できなくてもお互いの話をしっかり最後まで聞き、価値観が違って当たり前という気持ちを持って接することが必要だと痛感しました。今回の出来事をきっかけに、再度夫婦のあり方を話し合い、育児の方針や家事の分担についても見直すことに。さらに夫の仕事の繁忙期には祖父母に家事を手伝ってもらうなど、対策も立てました。子どもの前ではできるだけ喧嘩しないよう、再度注意するきっかけとなった出来事です。 作画/ひのっしー著者:はますまなこ
2024年05月27日2018年生まれの活発でおしゃべりな息子・ひーくんを育てるはるのさんは、子育てと仕事を両立するワーママであり、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)気質の持ち主。持ち前の繊細な性格に負けじと、育児にも仕事にも奮闘!繊細な性格も手伝って、はるのさんにはご近所づきあいが一切ありません。そんなはるのさんにとって、唯一とも言えるご近所の知り合いが、小学生のお兄ちゃん。 ひーくんの保育園の帰り道とお兄ちゃんの帰り道が一緒だったことから、自然と会話をするようになったのです。 少年のお母さんもワーママで… 「かわいそうじゃないよ。偉いよ!」——。 お兄ちゃんに伝えた言葉が正しかったのかどうか、自信を持てずにいたはるのさん。 しかし、はるのさんのことを“お友だち”と表現するお兄ちゃんの爽やかな笑顔に抱えていたモヤモヤが晴れ、自分の息子が小学生になったときにも、同じように「偉いね」と伝えようと心に決めたのでした。 はるのさんのマンガに登場した“小1の壁”というフレーズ。これは子どもが小学校に通い始めたのをきっかけに、保育園に預けていたときには可能だった育児と仕事の両立が難しくなることを指す言葉。保育園や幼稚園とは環境がガラリと変わることから、子ども自身が学校になじめず、行きしぶりなどを起こすことも“小1の壁”と呼ばれるようです。 小学生のお兄ちゃんもクラスメイトから「かわいそう」と言われ、戸惑ったことでしょう。しかし、かわいそうではなく、「偉い!」。自分のお母さんと同様に働くママであるはるのさんの言葉に、励まされたに違いありません。 著者:マンガ家・イラストレーター はるの
2024年05月27日アパートの2階に引っ越して間もないわが家。私たちの真下の階には、いつ会っても愛想のいいママさん一家が住んでいました。しかしある日、家に警察が来て、そのママさん一家に騒音の苦情があると聞かされ……!? いつも感じのいいママさんが、実は… 息子が1歳になったころ、私たち家族は広めのアパートへ引っ越すことに。隣には誰も住んでおらず、1階には感じのいい夫婦と2歳くらいの男の子が住んでいました。1階のママさんとは、買い物に出かけるときや、息子を散歩に連れて行くときなど、タイミングが同じになることがしばしば。お互いに子どもの話もするようになり、良好な関係を築いていました。 新居での生活にも慣れてきていたある日の夜。息子を寝かしつけ、夫とテレビを見ていたとき、突然インターホンが鳴りました。「こんな時間に何!?」と確認すると、そこに居たのはなんと警察! 慌てて夫に対応してもらうことに。警察官は「1号室に対して近所から騒音の苦情が出ています。物音や喧嘩の声を聞くことはないですか?」と夫に話しています。1号室はあのママさんたち家族が住む部屋です。1号室が留守にしていたのか、上階に暮らすわが家を警察が訪ねてきたようでした。私たちはそのような騒音を聞いたことがなかったので、夫は「聞いたことありません」と答えました。 しかし、数日後の夜。家の外から女性が叫ぶ声が聞こえてきます。少し窓を開けると、真下に住むあの夫婦が喧嘩をしているようでした。「息子を連れて出て行くから!」「誰も私のことなんてわかってくれないのよ!」と、かなりヒートアップしている様子。それは私が知っている愛想の良いママさんの声ではありませんでした。 翌日、息子を散歩に連れて行くタイミングでママさんと偶然出会った私。勇気を出して「大丈夫ですか?」と聞いてみました。すると途端にママさんはボロボロと涙を流し始めます。聞くと夫が育児に関わってくれず、疲弊しているそう……。また、ママさん一家が家にいるタイミングで再び警察官が来たようで、余計に思い悩んでいると言います。私はママさんの悩みの解決の糸口になればと思い、その日は一緒に支援センターに行き、保健師さんに話を聞いてもらうよう案内しました。 その後、わが家に警察官が来ることも、夜中に怒鳴り声が聞こえることもなくなります。後日、ママさんからお礼を言われました。ママさんによると、警察へ通報されたことでパパさんも深刻さを感じたのか、育児をするようになったそう。正直、関わらないほうがいいとも思っていましたが、「誰かに頼っていいんですよ」と、声をかけて良かったと感じています。 <育児に悩んだら>育児に悩んだり、困ったときは相談窓口に相談するのも一つの方法です。『よりそいホットライン』では、電話、FAX、チャットやSNSによる相談に専門の相談員が対応してくれます。悩みの内容は、暮らしの悩みごとやDV・性暴力などの相談、外国語による相談をしたい方など多岐にわたっています。まずは、0120-279-338(岩手県、宮城県、福島県からは、0120-279-226)に電話してください。 作画/Pappayappa著者:伊藤美菜
2024年05月27日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任され、自分の体に限界を感じていたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられてかおりさんに内緒で面倒な仕事を引き受けました。しかし、そのことがかおりさんにバレてしまい夫婦喧嘩に発展。いちろうは正直に謝ったものの、かおりさんは、育休取得の1カ月前からいちろうが会社に寝泊まりしていた原因もみほの仕事を肩代わりしたためではないかと疑念を抱きます。 まさか、後輩を優先したの?私は夫に、出産直後の妻子より、後輩の女子社員を優先したのかと問いました。 ※「終っちゃう」→「終わっちゃう」 いちろうはかおりさんに問われたとおり、みほの仕事を肩代わりしており、正直に話すべきか葛藤しました。嘘をついて人手不足だったことにしようとしたとき、こはるの声が。 いちろうはこはるをお世話した日々を思い返すと我に返り、大泣きしながら土下座。みほの力になりたかったこと、育休で迷惑をかける穴埋めになると思ったことを、ありのままかおりさんに伝えました。 わが子の寝顔を見て、嘘をつくのをやめたいちろう。子どもの前では正直な人間でありたいと、父親の自覚が芽生えたのかもしれませんね。 もちろん最初から家族に向き合っていれば、こんなことにはならなかったでしょう。しかしここで嘘をついていたら、いちろうも成長できなかったはず。ここはしっかり反省して、今後に生かしてほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月27日2019年生まれの女の子と、2022年生まれの男の子のママで、育児をしながらフリーランスのイラストレーターとして活躍中のムチコさんが描く日常マンガをご紹介します♪今回は、ムチコさんが香港に住んでいたときのお母さんとのエピソードです。初めての海外旅行でムチコさんの自宅を訪ねてきたお母さん。ムチコさんは、せっかくの初海外を楽しんでもらおうとリクエストを聞くのですが、お母さんの答えは予想とはまったく違うもので……!? 「え?それでいいの!?」お母さんの回答にビックリして… 「母よ、香港で何したい?」 「何もしたくない~」 「飲茶とかアフタヌーンティーとか!」 「興味なぁ~い」 「百万ドルの夜景とか……」 「家で猫とのんびりしたぁい」 ムチコさんはお母さんのその言葉を聞いて、何とも言えない気持ちになったのでした。 ◇◇◇ モフモフの毛に埋もれながら、「家で猫とのんびりしたい」と言っているお母さんの表情が物凄く幸せそうですね(笑)。「初めてでせっかくの海外なのに、それでいいの!?」と思うかもしれないですが、お母さんにとって初めての海外旅行の良い思い出となったのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター ムチコ転勤族でアジア圏内をウロウロしている見た目はラクダ、中身は美少女の永遠に食べ盛りのアラフォー!2019年2月女の子、2022年男の子を出産。子育てしながらもフリーランスのイラストレーターとして奮闘中。
2024年05月27日5歳と3歳の息子たちを連れてスーパーに買い物へ。すると店内で走り回る子どもたちに強面の男性が近づき「走り回るな」と注意。当然、保護者の私も一緒に怒られるかと思ったのですが、男性からはまさかの発言が……!?。 突然現れた強面の男性 幼稚園に2人の息子を迎えに行き、その日はそのままスーパーへ。車を降りる前に「いい? お店の中で走ったり騒いだりしたらいけないよ」と念を押します。息子たちは「うん、わかった!」と元気よく返事をしてくれました。しかし、スーパーに入ってすぐは静かにしていたものの、時間が経つと約束を忘れてしまった息子たち。店内を走り回り、遊び始めました。「こらー! 走らない!」と注意をするも、息子たちは言うことを聞きません……。他のお客さんからの視線を感じながら、私は困っていました。 すると、通路の奥から強面で体格がいい40代くらいの男性が近づいてきたのです。「おい! 走り回るな!」と一喝し、長男の前に立ちはだかる男性。私は内心「どうしよう……私も怒られるかも?」とびくびくしていました。ところが、男性は「君はお母さんのことは好きか? お母さんが走るなって言っているのに、無視していいのか?」と長男にやさしく話しかけたのです。長男は体を縮めながら「ううん。いけない」とひと言。さらに「じゃあ、お母さんの言うことをよく聞いて、これからは走るな。お母さんのお手伝いもしろよ!」と叱ってくれました。 長男が「はい、わかりました!」と答えたのを聞いて、男性は私に向かってなんとウインクをしたのです。私はびっくりしましたが、息子たちを注意してくれたお礼を伝えます。すると男性は「元気でかわいい子たちですね、でもお母さんを困らせちゃいけないよね」と笑顔で言い、そのまま去っていったのでした。家の外で、知らない人から注意を受けるのが初めてだった息子たちにとって、男性の言葉は印象的だったのでしょう。その後、息子たちはお店の中で走り回らなくなりました。改めて、人は見た目で判断してはいけないなと思った出来事です。 作画/Pappayappa著者:なかいみずき
2024年05月26日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。そんなある日、パパが家に帰ると、床一面に高額なプレイマットが敷かれていました。ママが相談もなく高額なものを購入したことに、ショックを受けます。 さらに、ママはプレイマットを敷く際、パパが必死で集めていたフィギュアを乱雑に箱へ放り込み、一部壊れてしまったものも……。 「邪魔だったから」というママの言葉に怒り、「ふざけんなよ!」と外へ飛び出したパパ。 ひとりでタバコを吸いながら、香奈ちゃんが生まれてから感じている感覚の変化について考え始めます。 娘さえいなければ... 「香奈のため」というママの言葉を受け入れ続けたことで、次第に自分の一部がなくなっていくような感覚に陥ったパパ。 香奈さえ、いなければ…… ふと頭に浮かんだ思いにハッとして、自分の頬を叩きます。 父親としての立場を最優先して考えた結果、大切に集めたフィギュアは捨てることにしました。 自宅に戻り、フィギュアを全部捨てたことを伝えると、ママは大喜び! 「香奈のことを一番に考えてくれる夫は大好き!」「香奈のことを愛してくれている夫はかっこいいね!」笑顔でそう口にするママの前で、パパは捨てたフィギュアに思いを馳せていたのでした。 父親としての役目を必死に果たそうとしているパパ。ママは、そんなパパの気持ちにまったく気づいていないようです。 子どもが生まれると、母親はどうしても子ども第一で考えてしまいがち。しかし、一緒にいるパートナーも大切な存在であることに変わりありません。子どもを大切にしたい気持ちと同じように、パートナーの気持ちも大切にできるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月26日夫の実家から徒歩圏内にマイホームを建て、私と夫と4歳の息子の3人で暮らすわが家。義実家が近くにあるのは何かあったときに頼りやすく安心ですが、義母の困った行動に悩まされています。どうやら義母の買い物帰りと、わが家の夕飯の時間帯が重なるようで、帰宅ついでにわが家の夕飯のメニューをチェックするのを日課にされてしまい……? 夕飯のメニューに文句をつける義母 私はなるべく栄養のあるものを食卓に並べているつもりですが、とにかく義母の小言は尽きません。夕飯が焼き魚なら「こんな質素なお夕飯……」と言い、からあげなら「こんな脂っぽいものよくないでしょ」と嫌みを言われます。 毎日家に来ては文句を言うため、次第に私もイライラするように。夫に相談したところ「俺から来ないように言うよ」とのこと。翌日、さっそくやってきた義母にもうわが家に来ないよう伝えてもらいますが「ちょっとのぞきにきてるだけじゃない~」と悪びれる様子はありません。さらに、その日のメニューはすき焼き。それを見るなり「町内の方が亡くなったのにすき焼きなんて、本当に非常識なのね!」と文句を言われました。 とにかく嫌みが言いたいだけでしょ……と思い「お義母さんの分はありませんので」と笑顔で言い返します。すると義母は「普段からろくなごはんも作らないのに偉そうに!」と。そこで夫が「お母さんこそ料理もしないくせに!」と義母の買い物袋を開けました。すると中からは割引シールがついたお惣菜の数々。自分は料理をしないくせに難癖をつけていた義母は、バツが悪そうに帰っていきました。その後、心を入れ替えたのか、週末に遊びにくることはあっても、わが家のメニューに文句を言うことはなくなり、ほどよい距離感でお付き合いできています。 作画/yoichigo著者:藤宮れい子
2024年05月26日義母は私のことを実の娘のようにかわいがってくれるのですが、スマホの連絡先を交換してから、毎日メッセージを送ってくるように。しかもその内容は、どれも日記のような内容ばかり。私はうんざりしていましたが、どうやら夫には一切連絡は来ていないようです。なぜ息子ではなく私にばかり送ってくるのか義母に問うと、まさかの理由が判明して……? スマホに買い替えて、豹変した義母 ガラパゴス携帯からスマホに買い替えた義母と、連絡先を交換した私。すると翌日から、毎日数時間ごとに連絡が来るように……。内容はたわいのないものばかりでしたが、「ひとり暮らしだし寂しいのかも」と思い、その都度返事をしていました。とはいえ、毎日大量に届くメッセージに困った私は夫に相談することに。夫は自分には義母からの連絡は来ていないと言います。夫から義母に注意してもらいましたが、結局その後も義母からの連絡が減ることはありません。 ある日、義母から「息子こう伝えておいてくれる?」というメッセージが来ました。私はすぐさま義母へ電話し、夫に直接連絡するよう伝えます。義母は「あの子に連絡しても返事がないから、嫁ちゃんに連絡していたの。ごめんなさいね」と謝罪。夫は義母からの連絡はないと言っていたはずなのに……? と戸惑いました。 その後、帰宅した夫のスマホを見せてもらうと、なんとほぼ毎日のように義母から連絡が来ていたのです! 「あなたが返事しないから、お義母さんから私にたくさん連絡が来るんでしょ!」と夫に一喝。今後は連絡をちゃんと返すことを約束してくれました。 後日、義実家へ行き夫は義母に謝罪。今後の連絡方法について話し合い、「緊急性のある連絡は電話でする」と決定。そして私は、「メッセージに返事ができないときもあるので、忙しいときは“見ました”という意味でスタンプを使わせてください」と義母に伝えました。すると義母も「頻度には気をつけるわね」と約束していたのです。その後、夫は義母からの連絡にすぐ返信するようになり、私のもと頻繁にメッセージが送られてくることもなくなりました。これから家族間でトラブルがあっても、しっかり相談し合って解決しようと思った出来事です。 作画/ひのっしー著者:高橋くるみ
2024年05月26日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。ママに促されて参加した親子体操教室から帰ると、家の床一面にプレイマットが敷き詰められていました。 プレイマットにかかった費用は、なんと12万円!ママは以前ブレンダーの購入すら却下されたことから、パパに相談する気すら失っていたのです。 それでも、パパはプレイマットを敷き詰める以外に方法があったのではないかと抗議しますが……。 俺のフィギュアたちが!! 香奈ちゃんの頭を守るグッズを試したうえで、プレイマットを使う選択をしたママ。 「万が一取り返しがつかなくなると考えると、12万円は高くない」「これは香奈の安全と、私たちの時間を買っただけ」その言葉をきいて、仕方なく納得したパパ。 そのとき目に入ってきた、自分が大切にしていたフィギュアたち。箱の中へ乱雑に放り込まれていました。 「邪魔だったから」 ママの行動が頭にきたパパは、怒りのまま外へ飛び出したのでした。 パパが子育てに関心を持っていなかったことと同様に、ママもパパの気持ちが日常的に理解できていなかったのかもしれません。パートナーとのすれ違いをなくすためには、お互いの気持ちを日常的に伝え合っておくことが大切です。 今後は、気になったことがあれば我慢せずに伝え合える関係を築いていけるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月25日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任され、自分の体に限界を感じていたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられて育休中にも関わらず面倒な仕事を引き受けました。かおりさんにバレないように仕事をしますが、育児と両立することは想像よりも困難。そんな中かおりさんは顔見知りの親子から、いちろうとみほが密会していたことを聞きます。かおりさんは激怒して問い詰め、いちろうは正直にすべてを話しました。 結局何もわかってない夫夫はこの期に及んで、会社の後輩はいい子だと庇います。私は育休中の人間に仕事を押しつける時点で、その後輩の人間性は終わってるのではと伝えました。 ※「貯まって」→「溜まって」 そもそも仕事をする余裕があると思ったのかと問うかおりさんに、いちろうは「十分うまくまわっている」と答えます。 その答えに呆れたかおりさんは、自分がギリギリまで無理をしている状態で、もし倒れでもしたらどうするのかと泣き叫びました。 いちろうは心から謝罪し、「これで最後にしようと思ってたんだ」と弁解。しかしかおりさんは、「これで最後にするってどういう意味……!?」といちろうのひと言を聞き逃しませんでした。 「まさか……その女の仕事を手伝ってたなんて言わないよね……?」そして、いちろうが育休に入る前の1カ月帰宅すらしなかったのは、後輩のためだったのかと問いかけるのでした。 育児は順調で家庭はすでにうまくまわせていると勘違いしていたいちろうさん。あれだけ育児の大変さを痛感したはずなのに、余裕があると思えるのはまだまだ意識が足りていないのではないでしょうか。 かおりさんが出したSOSも、夫であるいちろうに届かなければ意味がありませんよね。みなさんは、いっぱいいっぱいな状態になってしまった際、どのように対処していますか? >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月25日潔癖症の夫と2021年生まれの息子との間で翻弄されるアラサー母・たちさんが、家族との日常を描くエッセイマンガ。潔癖夫の楽しくも不思議な行動や、おもしろ育児エピソードをご紹介!YouTubeの動画を見始めてから、リアクションに英語が混じるようになった息子くん。ある日、たちさんが「そろそろおむつ変えようか?」と言うと、「No!!」と即答。さらに、そのほかの場面でも英語のリアクションが入って……!? 英才教育一切なしなのに、息子が英語のリアクションを…! 「Uh-oh」 「YEAH YEAH」 「Oh NO!!」など、バリエーションもさまざま。 ちゃんと使う言葉を理解し、適切な場面で言葉を使い分けているところに、思わずたちさんは感心してしまったのでした。 YouTube動画の影響で欧米化しているという息子くん。何度も繰り返し動画を見ることで、自然と覚えていったのかもしれませんね。言葉も適当に言っているわけではなく、場面に応じて使い分けているのが凄いなと思いました! 著者:マンガ家・イラストレーター たち
2024年05月25日私は2歳と6歳の息子の父親です。イヤイヤ期に入り、なんでもイヤイヤな次男が泣き出すと、私と妻はなだめるのにひと苦労。ですが、6歳の長男があっさりと次男をなだめてしまった出来事がありましたので、ご紹介します。 イヤイヤ期の次男2歳になって自分の意思が出始めたころ、次男はイヤイヤ期に入りました。今まで食べられた野菜やお肉もイヤ、大好きだったおもちゃもイヤ、食べるのは自分の大好きなお菓子だけ、と自分の思いどおりにいかないと泣いて手もつけられらないほどです。また、なんでもまねをしたがり、特に長男のまねをして一緒に同じことをして遊んでいて、とても仲のよい兄弟です。 ケガをしてしまった長男ある日、家で遊んでいた長男はプラスチックのおもちゃ箱で指を切って血が出てしまいました。深い傷ではないのですが血が出ているので消毒し、キャラクターが描いてある絆創膏を貼って処置しました。それを見ていた次男は自分も絆創膏を貼ってほしくて、ケガもしてない指を差し出して「痛いから貼って」と言ってきたのです。 私は「ケガしてないから貼らなくて大丈夫だよ」と言いましたが、次男は引かず、「貼って貼って!」と泣き出してしまいました。私は泣きやまない次男に「絆創膏はケガしてないときは貼れないんだよ! もったいない!」と怒ってしまい、なだめずに泣きやむまで放置しました。 長男のなだめ術泣きやまない次男に困っていたら、長男が次男に「こっちにおいで」と声をかけていました。長男に連れられ救急箱の前に座った次男。すると長男は、「そういえばここ掻いて赤くなってたね」と、次男が掻いて赤くなっている足に絆創膏を貼ってあげていました。すると次男は泣きやみ、長男と同じ絆創膏を貼れたのがうれしくてニコニコして私に見せてきたのです。 長男は、私が言った「ケガしてないと貼れない」を聞いて、「掻いて赤くなったところは痛いから貼ってあげた」と言っていました。私はたった1枚の絆創膏がもったいないと、怒ることしかできなかったことを恥ずかしく思いました。 私はイヤイヤ期の次男にダメなものはダメと教えたくて必死になっていましたが、長男のおかげでうまくかわして考えることも大切なんだなと気づきました。親ではわかりえないことも、子ども同士なら理解できるのかもしれません。これからも長男を頼りにしています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 作画/山口がたこ 著者:佐藤 稜6歳と2歳の2児の父。サラリーマンとして働きながら副業としてライターを目指す他にブログ記事も執筆中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月25日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは、育休に入ったいちろうにスパルタ指導を開始しました。いちろうは育児をなめていたことを反省し、かおりさんもいちろうを許したのですが……。かおりさんと仲直りした矢先、いちろうは会社の後輩・みほの口車に乗せられて育休中にも関わらず面倒な仕事を引き受けました。しかし仕事は想像よりも大変で、育児と両立することが困難に。何も知らないかおりさんはげっそりするいちろうを心配しますが、偶然公園で出会った顔見知りの親子から、いちろうとみほが密会していたことを知らされます。 その女って、誰?私は親子から、夫が女性と密会していたときのことを詳しく聞き出しました。 ※「終って」→「終わって」 かおりさんがいちろうの秘密を知ってしまったころ、いちろうは自分の調子にのってしまう性格が家族にまで迷惑をかけていると反省していました。 もう二度とみほから仕事を引き受けないと決意したとき、かおりさんが帰宅。 しかしかおりさんは本気で怒ったときに浮かべる笑顔をしており、いちろうは秘密がバレたことを察します。こはるが寝たあと、かおりさんは理由によっては即離婚もあり得るといちろうに尋問を開始。いちろうは正直に話すもこの期に及んでみほを庇い、かおりさんは育休中の人に仕事を押しつける時点でみほの人間性は終わってると言い放つのでした。 家族に迷惑をかけたことを反省するいちろうでしたが、時すでに遅し。かおりさんからすれば、もうこの時点でアウトですよね。育休中に仕事を引き受けることは家族に負担がかかるだけでなく、仕事が完成しなければ会社にも迷惑がかかってしまうでしょう。浮気でなかったとしても、いちろうが今優先すべきは妻子のはず。無責任なやさしさは関わる人の信頼を失ってしまうこともあると気づけるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月24日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じ、娘をかわいいと思えないことに悩んでいました。ママに促されて、親子体操教室に参加したパパと香奈ちゃん。楽しそうにわが子と関わっている父親たちの前で悩みを聞かれ、パパは思わず言葉を詰まらせてしまいます。 結局、悩みを打ち明けられないまま帰宅。すると、プレイマットが床全面に敷き詰められていて……!? じゅっ...12万?! ママが相談せず高額なプレイマットを買っていたことに衝撃を受けるパパ。 ママは、パパにブレンダーの購入すら反対された過去があったことから、相談しなかったと言います。 高額な買い物をするときには、一緒に生計を立てているパートナーに相談するケースが多いでしょう。ママは、パパが子育てに関心を持ってくれなかったことで深く傷ついているのかもしれません。 今では、子育ての大変さが身に染みてわかっているパパ。まずは、ママに今までのお詫びと感謝の気持ちを伝える必要があるかもしれませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月24日潔癖症の夫と2021年生まれの息子との間で翻弄されるアラサー母・たちさんが、家族との日常を描くエッセイマンガ。潔癖夫の楽しくも不思議な行動や、おもしろ育児エピソードをご紹介!ある朝、パパが息子を散歩に誘うのですが、即答で断られてしまいます。そしてお昼時になると、ママが昼食の準備をするため、パパが息子の隣へ移動するのですが……? とにかくパパには塩対応すぎる息子 「どれ息子ちん、父ちゃんにもブーブ1台貸して~」 「ヤダ」 またしても即答で断れてしまったパパ。 すると、パパは嘘泣きを始めたのです。 「ウェ~ン」 「ほら~、息子ちんが冷たくするから、パパ泣いちゃったよ~?」 「いい子いい子してあげたら?」 その言葉に渋い表情を浮かべるのですが、次の瞬間、早技でパパの頭をなでなですると、スッとその場を去って行ったのでした。 パパが話しかける度に険しい表情をして、「ヤダ」と拒否する息子くん。なんともパパが不憫すぎるので、たまにはやさしくしてあげてほしいです……! 著者:マンガ家・イラストレーター たち
2024年05月24日わが家は昨年5人目の赤ちゃんが生まれた共働き夫婦です。上のきょうだいには9歳の長女、7歳の長男、5歳の次女、3歳の三女がいます。これは5人目の赤ちゃんが生まれる前のお話です。子どもたちは、みんな個性的で大変です。中でもダントツで大変なのが5歳の次女。一度泣き出したら、大騒ぎして全然泣き止まないのです。 嫌なことがあると泣いて喚いて大騒ぎ!次女のギャン泣きする「スイッチ」が入るパターンとして、順番が原因になることが多いです。例えば、帰宅してから手を洗う順番、おもちゃを使うときの順番で、次女が考えていた順番じゃないと「スイッチ」が入ってしまいます。 「1番がよかった!」「お姉ちゃん(お兄ちゃん)の次がよかった!」など、要求はさまざま。そして、次女の思い通りにいかなければギャン泣きしてひっくり返るといった具合です。そうなると誰も手を付けられなくなってしまいます。 お姉さんモードのときは心から感謝!思い通りにいかないことがあるとギャン泣きする次女ですが、とてもしっかりしているときもあります。それが「お姉さんモード」のときです。お姉さんモードのときは、三女が泣いていると、「お姉ちゃんがいるから大丈夫だよー」とやさしい言葉をかけて泣き止ませてくれることも。 そんなときは「ありがとー!!」と心から次女に感謝をします。実際、とても助かります。さらに三女には、「やさしいお姉ちゃんがいてくれて○○(三女)は幸せだね!」とあえて次女の前で言うようにしています。 甘えん坊モードでは次女に全集中!そんなしっかりした「お姉さんモード」とは対照的に、私や夫に全力で甘えてくることもあります。「甘えん坊モード」の発動です。そんなときは次女の気持ちに全力で応えます。ぎゅーっとしたり、言葉に意識を傾けたり、まさに次女に「全集中」です。 こうやって「いつでも」は無理でも次女が頑張っているときや、甘えてくるときだけでもしっかり次女に向き合うようにしています。すると、次女がなんとも言えないうれしそうで得意げな表情をするのです。そんな次女のうれしそうな表情を見ると、次女と「もっといっぱい関わりたい!」と思えます。 きょうだいが増えれば増えるほど、1人ひとりと関わる時間は減ってしまいます。だからこそ回数や時間が少なくても、子どもたちの気持ちに寄り添うのを忘れないようにしていきたいと思います。とはいえ5人目の赤ちゃんが生まれたら、これまで以上に関わる時間や余裕がなくなってしまうんだろうなと考えると、今から4人の子どもたちに少し申し訳ない気持ちになってしまう今日このごろです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/magari著者:守岡 みずほ9歳、7歳、5歳、3歳、0歳の1男4女を子育て中の共働き夫婦。早くも6人目の赤ちゃんも欲しくなってきた今日このごろ。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月24日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうのミスで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは、育休に入ったいちろうに3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると宣言。スパルタ指導を開始しました。最初は余裕ぶっていたいちろうでしたが、かおりさんの教育や公園で出会った育児中のパパに影響され、育児の大変さを痛感し育児と向き合い始めます。かおりさんはそんないちろうを評価し、今後も家族を続けていくと結論を出しました。すっかり元気をとり戻したいちろうでしたが、会社の後輩・みほの口車に乗せられ、面倒な仕事を引き受けることに……。 もしかして何か隠してる?私はこのとき、夫が隠れて仕事をしているとは知りませんでした。 ※「やちゃおう」→「やっちゃおう」 いちろうは育児のスキマ時間に仕事を進めようとしました。しかし、会社の後輩・みほはまったく手をつけていない仕事をいちろうに丸投げしており、育児との両立はかなり厳しくなることが判明。 仕事も育児も抱え込むことになったいちろうは、顔色を悪くして家事もおろそかになっていきます。そんないちろうを心配していたかおりさんは、こはると散歩に出かけた先で、以前いちろうが知り合ったパパとその子どもに遭遇。 親子はいちろうがみほと会っていたところを目撃しており、いちろうの秘密は予期せぬところでかおりさんにバレてしまいました。 かおりさんに愛想を尽かされたくないがために、仕事も育児も抱え込んだいちろう。しかし、その判断がさらに状況を悪化させてしまいました。いちろうさんを信じようと決めたかおりさんにとっては、不信感を持つきっかけになるかもしれません。しかし、許してもらえなかったとしても、ここは素直に過ちを認め、かおりさんにすべて打ち明けたほうがいいかもしれませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月23日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じていました。香奈ちゃんへの愛情がないパパに限界を感じたママは、離婚を宣言。 慌てたパパは、「育休取るから!」と引き止め「一緒に過ごす時間が長くなれば香奈を愛せるようになる」と考え、ますます育児に奮闘します。 あるとき、ママに促されて参加した親子体操教室で、楽しそうに子どもと触れ合う父親たちの姿を見て、たまらず即退出。 しかし、時間を潰していた先でばったりママに遭遇。ママは、パパの声に聞く耳を持たず「香奈のため」「あなたがどう感じるかはどうでもいい!」と、すぐに引き返すよう言い放ったのです。 しぶしぶ引き返した親子体操教室では、体操を終えてお悩み相談会が開かれていました。 ママに言えない悩み... 悩みごとを聞かれたパパは、「うちに帰ってからの育児はほぼやるようにしてて。休みの日は離乳食のストックを作ったり……」と、今の生活を話すと、「めっちゃ頑張ってるじゃないですか!」と教室の参加者に尊敬のまなざしを向けられました。 でも、どれだけ関りを増やしても娘への愛情が湧いてこない……。本当の悩みは、打ち明けることすらできなかったのでした。 元々子どもが苦手なパパ。「かわいい」と思えなくても、香奈ちゃんの父親であることに変わりありません。焦らず、自分なりの父親像をつくりあげていくといいかもしれませんね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月23日2018年生まれの活発でおしゃべりな息子・ひーくんを育てるはるのさんは、子育てと仕事を両立するワーママであり、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)気質の持ち主。持ち前の繊細な性格に負けじと、育児にも仕事にも奮闘!子育てをしていると、お買い物もゆっくりできないのが現実です。ひーくんをベビーカーに乗せ、お買い物に出かけたはるのさん。 その日は珍しく、お買い物の最中にひーくんがお昼寝を始めてくれたのですが……。 息子が寝息を立てているうちに…! 申し訳なさから、ひーくんのよだれの付いたお洋服を買い取ったはるのさんですが、そのお値段はなんと2万円……! 「もう少しお兄さんになるまでは、息子を買い物には連れて行かない!」と心に決めたはるのさんにとって、ずいぶんと高い勉強代になってしまったのでした。 子どもが汚してしまったり、封を開けてしまったり、壊してしまったりした商品を買い取るか否か……。SNSなどでも、たびたび話題になりますよね。 買い取りを申し出たはるのさんに、店員さんは「いいですよ、そんな……」と言ってはくれましたが、2万円もするお洋服によだれが付着したとなると、店員さんにとっても死活問題のはずです。 そうした経験を経て、“息子を連れて買い物には行かない”という結論に至ったはるのさん。皆さんはこうしたトラブルを未然に防ぐため、どんな工夫をしていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター はるの
2024年05月23日小学3年生に進級する長女・みいちゃん、小学校へ入学する長男・とうくん、保育園へ入園する次女・あーちゃんの3人を育てる母・えみさん。あーちゃんを出産後、2年間の育休を経て3回目の職場復帰をするにあたり、放課後の過ごし方に悩んでいました。公立の学童はみいちゃんが却下。毎日留守番させるのは心配です。そこで、お金がかかるイメージが強かった民間の学童の説明会に参加することにしたえみさん。その結果、親子ともに気に入った民間の学童を見つけられました。 えみさん一家の放課後は、1日は習い事へ、3日は民間の学童へ、そして何も予定がない日を1日設ける形で落ち着いたのです。 復職のことを子どもたちに話した結果… 自分が働くことを前向きに捉えてもらうために、えみさんは時間をとって子どもたちに話をしました。 しかし、みいちゃんが「お母さんのことを応援する!」と言ってくれた一方、とうくんからは「応援しない」という想定外の言葉が飛び出したのでした。 働くことを前向きに受け入れてもらうことは、ワーママにとっては大切なことですよね。年齢や子どもの性格によっては、すんなり受け入れてもらえない場合もあります。 そんなときは追求し過ぎたり、無理に説得しようとしたりせず、えみさんのように気をつけて見守るくらいが良いかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター えみ
2024年05月23日私は出産後、初めての育児と家事をこなすことで精一杯になりながら毎日を過ごしています。しかし、今まで日中ベビーベッドで寝ていた赤ちゃんが、突然ベビーベッドに寝かせると泣いて起きるようになってしまい困っていました。しかしそんなある日のこと。その問題はあっけなく解決することになったのです。 ベビーベッドに寝かせると泣く私は赤ちゃんが生まれてからずっとベビーベッドで寝かせていました。しかし、生後1カ月ごろから赤ちゃんが日中ベビーベッドで長時間寝なくなったのです。私が赤ちゃんを抱っこしている間は寝ているのですが、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせると10分ほどで泣いて起きるようになりました。 泣いて起きた赤ちゃんを、私はまた抱っこしながら寝かせて、赤ちゃんが寝たらベビーベッドに連れていきます。そして、また10分ほどで赤ちゃんが泣いて起きることの繰り返しで、私は家事がほとんどできずに困っていました。 抱っこのし過ぎで手首が痛くなる赤ちゃんが長時間ベビーベッドで寝なくなったため、赤ちゃんを抱っこしている時間が増えました。私はよく左手を使って赤ちゃんを抱っこしていたため、半月が経ったころから、左手首と左肩に痛みを感じるようになりました。 日中は育児と家事の忙しさで左手の痛みを忘れられていたのですが、夜になると痛みが強くなって動かすことがつらかったです。このままでは左手の痛みはひどくなっていく一方だと思い、赤ちゃんを寝かせるためにバウンサーを使ってみたりしましたが、効果はありませんでした。 赤ちゃんが泣いて起きる原因を発見!ある日の日中、私はいつものように赤ちゃんを抱っこしていたのですが、赤ちゃんと密着しているため暑く感じてエアコンをつけることにしました。エアコンをつけたあとにどうしてもトイレへ行きたくなり、私はまたすぐ泣いて起きるんだろうなと思いながら赤ちゃんをベビーベッドに寝かせました。 すると、トイレから戻ってくると、赤ちゃんがすやすやと寝ているのです! 赤ちゃんはそのまま、ベビーベッドで夕方ごろまで寝続けました。もしかしてと思い、この日からエアコンをつけてみると、赤ちゃんがベビーベッドで寝るようになったのです。抱っこのほうが暑いと思うのですが、わが子にとっては日中のベビーベッドのほうが暑くて不快に感じたのかもしれません。 赤ちゃんが暑いせいで泣いて起きていたとは思いもしませんでした。しかし、夜ベビーベッドで寝ていたのは日中より涼しかったからかと思い当たる節があります。大人が暑いと思っていなくても、赤ちゃんにとって暑いことがあるんだなと学びました。不快な状態のせいで泣いていたことに気づけず、ごめんねと思った出来事です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/そら著者:佐藤ふみ1男の母。結婚を機に離職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月23日今回はイヤイヤ期に関するママの体験談を紹介しています。わが子のイヤイヤ期を通じて、自分の気持ちを切り替えて怒りをうまくコントロールする方法を見つけることができたそうです。 私には現在5歳の長女と2歳の長男がいます。長女が1歳6カ月になるころからイヤイヤ期に突入したことで、私は日々悩まされ始めました。長女があまりに言うことを聞いてくれないため、何度も私の怒りが爆発しそうになりました。そんなときに出合ったのが、アンガーマネジメントという考え方。この考え方を取り入れるようになってから、以前よりもうまく自分の怒りをコントロールできるようになった体験談についてお話しします。 1歳6カ月から始まったイヤイヤ期わが家の長女は、言葉が出始めた1歳6カ月あたりからイヤイヤ期が始まりました。事前に育児書を読んで、2歳あたりになるとイヤイヤ期が出始めるという知識はあったものの、いざその場面に直面すると対応の難しさにへきえきしていたのを覚えています。 長女と会話をすると返事はすべて「イヤ」。気に食わないことがあると出先だろうと構わず号泣して、手がつけられなくなる始末。私の怒りが頂点に達しそうになった経験も数え切れないほどでした。あまりものストレスに、夫に泣きついたこともあります。 怒りをコントロールする方法との出合いそんなとき、夫が「イライラが改善するかもしれない」と、『アンガーマネジメント入門』と言う本を貸してくれました。「長女のイヤイヤ期をどうにかしたい!」と悩んでいた私は、その本を夢中で読みました。しかし、書かれていたのは自分の怒りをコントロールする方法。 私は自分の怒りをコントロールしたいのではなく、長女にこちらの話を聞いてほしいのだということを夫に伝えました。すると、「赤ちゃんが大人が伝えたいことを正確にわかるわけないよ。それなら自分の怒りをできる限り沈めてストレスを減らしたほうが良いんじゃない?」とアドバイスをもらったのです。夫の意見に納得がいった私は、さっそく本に書いてあることを実践してみることにしました。 怒りが爆発しそうになったら数秒だけ我慢夫に借りた『アンガーマネジメント入門』に書いてあったことの1つに、怒りを感じたら一度思考を止めて深呼吸を4、5回すると良いというものがありました。この知識を得てからは、長女のイヤイヤが始まると数秒だけ怒ることを我慢するように意識しました。 はじめこそその数秒を我慢することが大変でしたが、1カ月も経てば次第に慣れてきました。もちろん、4、5回深呼吸するだけでは怒りがおさまらないことも。そんなときは怒りが爆発する前に夫と交代してもらい、気持ちを落ち着けています。 アンガーマネジメントの考え方を取り入れてから、長女を怒ってしまう回数を劇的に減らすことに成功しました。当初の私は、長女のイヤイヤに対して感情的に反応してしまうことで自分自身も疲れきっていました。長女のイヤイヤ期は3歳になる直前まで続きましたが、きっとあのままずっと長女を怒り続けていたら今ごろ後悔をしていたと思います。あのとき適切な本を紹介してくれた夫に感謝です。 イラストレーター/きょこ 著者:柿本渚おしゃべり好きな5歳の女の子と甘えん坊な2歳の男の子の母。元エンジニアで現在はフリーライターとして活動中。育児、美容、自己啓発などさまざまなジャンルの記事を執筆している。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年05月23日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じていました。自分の香奈ちゃんに対する愛情の薄さについて思い悩んでいたパパ。 一方、香奈ちゃんへの愛情がないパパに限界を感じたママは、離婚を宣言。慌てたパパは、「育休取るから!」と引き止めました。 「一緒に過ごす時間が長くなれば香奈を愛せるようになる」そう考えたパパは、定時で帰宅して娘と関わる時間を増やし、離乳食を作って食べさせたり、お風呂に入れたりと、慣れない子育てに奮闘しますが、パパの顔色は日を追うごとに悪くなるばかり。 そして、ママから父親がメインで参加する親子体操教室へ行ってみてと促されます。 思わず教室から出てしまい... 教室に入ると、子どもと楽しそうに触れ合う自分とは正反対の父親たちの姿。あまりに場違いだと感じたパパは、思わず教室を出てしまいました。 しかし、以前口論になった親子を見かけて慌てて公園から立ち去り、あてもなく時間を潰していたところでママとばったり遭遇。 「引き返して!」「あなたがどう感じるかはどうでもいい!」 パンフレットすら持ち帰っておらず、親子教室に行っていないと察したママは、パパの声に耳を傾けることもなくそう言い放ったのでした。 子どもをかわいいと思えないことを悩んでいるパパ。その悩みを受け入れられないママにとっては、パパの行動が理解できなかったのかもしれません。 しかし、パパが香奈ちゃんに対して愛情を抱けていないという事実は知っているはず。感情に任せて引き返させる前に、まずはパパの心境を確認してもよかったかもしれませんね。 パパが真剣に悩んでいるとママに伝わり、同じ目線で解決に向けて歩んでいけるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月22日長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母・えみさん。あーちゃんを出産後、2年間の育休をとって子どもたちと家で過ごしていました。みいちゃんは3年生に進級、とうくんが小学校へ入学、あーちゃんが保育園に入園するタイミングで、3回目の職場復帰することにしたのですが−−。職場復帰にあたり、一番悩んだのは上2人の子どもたちが放課後をどう過ごすかということでした。えみさんが考えたのは、公立の学童、習い事に行く、家で留守番、民間の学童の4つ。 公立の学童はみいちゃんが却下。だからと言って、毎日留守番させるのは心配が拭えません。民間学童の説明会へ… 「子どものヒマな時間」を残すというのが、えみさんが大事にしたかったこと。毎日家で留守番させるのは抵抗があったものの、毎日予定がギッシリというのもまた、受け入れ難いものがありました。 そんな考えの元、週に1日、予定がない日を設けることにしたのでした。 民間の学童と言っても、プログラムの内容や費用は施設によってぞれぞれ異なります。気に入ったからと言って、定員や費用などの問題で通えないこともあるでしょう。 子ども自身が通いたいと思えて、親も安心して通わせたいと思える学童が見つかって何よりです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター えみ
2024年05月22日潔癖症の夫と2021年生まれの息子との間で翻弄されるアラサー母・たちさんが、家族との日常を描くエッセイマンガ。潔癖夫の楽しくも不思議な行動や、おもしろ育児エピソードをご紹介!スーパーに寄った帰り道、ガチャガチャを見つけた息子は「かーちゃんおかね!!」とせがみ始めました。早速ガチャガチャを回すと、出てきたのはおもちゃのタコ。早速、その日の夜にお風呂で遊ぶのですが、次の日タコを見ると目だけがなくなっていて……!? 突然消えたタコの目は、意外な場所で見つかって… タコのおもちゃを買った次の日、テーブルに置かれたタコを見ると、目がなくなっていました。 「あれ……?タコの目がない?」 「ちょっ、息子ちん……。タコちゃんの目どこいったの?」 たちさんがそう尋ねた次の瞬間、「ん!?」と思わず声が……。 (はっ……それはっ……!) なんと、息子が遊んでいた車のおもちゃにちゃっかりタコの目が貼ってあったのでした。 まさかしれっとタコの目を剥がして、車のおもちゃに貼るなんて……(笑)。自由過ぎる息子くんの発想に笑ってしまいました! 著者:マンガ家・イラストレーター たち
2024年05月22日主人公のパパはママと娘の香奈ちゃんとの3人暮らし。慣れない育児と仕事の両立に悪戦苦闘しながら毎日を過ごしていました。元々子どもが苦手だったパパは、娘が生まれたあとも育児に手いっぱいで、子育てを負担に感じていました。自分の香奈ちゃんに対する愛情の薄さについて思い悩んでいたパパ。 一方、香奈ちゃんへの愛情がないパパに限界を感じたママは、離婚を宣言。慌てたパパは、「育休取るから!」と引き止めました。 「一緒に過ごす時間が長くなれば香奈を愛せるようになる」 そう考えたパパは、定時で帰宅して娘と関わる時間を増やし、離乳食を作って食べさせたり、お風呂に入れたりと、慣れない子育てに奮闘しています。 俺だってきっと… 「香奈が! 立ってる!」香奈ちゃんの成長に感動するママ。 対してパパは「そりゃいつか立つだろうよ……」と冷めた言葉を口にしてしまいます。 「なんて……?」声色が変わったママの様子に気づいたパパは、慌てて香奈ちゃんを褒めてご機嫌をとります。 子どもの話で盛り上がっている同僚を横目に仕事し、帰宅したパパ。ママに勧められるまま、親子体験教室へ行ってみることにしたのでした。 パパは、「わが子はかわいいもの」という一般的な認識に合わせようと無理しすぎているのかもしれません。 子どもへの興味や関心は人それぞれ。子どもへの苦手意識が拭えないまま、無理して常に一緒にいると疲れてしまうかもしれません。パパや香奈ちゃんがお互いに心地良いと思える距離感で過ごせるといいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2024年05月21日長女・みいちゃん、長男・とうくん、次女・あーちゃんの3人を育てる母・えみさん。あーちゃんの出産後は、2年間の育休をとって子どもたちと家で過ごしていました。ついにえみさんは、2年ぶりに職場復帰することになったのですがーー。親がいない放課後をどう過ごす? えみさんが一番悩んだのは、子どもたちが学校から帰宅したあとの過ごしかたでした。 保育園に行っていた子どもはそのまま学童に入ることが多いようですが、みいちゃんはえみさんの育休によって、その流れから外れています。毎日帰宅していた子が3年生から公立の学童に行くのは、相当ハードルが高かったようです。 そうは言っても、子どもだけで留守番をさせるのは抵抗があり、頭を悩ますえみさんなのでした。 住む地域や家庭の状況によっては選択肢がない場合もありますが、できる限り子どもの意見も尊重しつつ、保護者も安心できる放課後の過ごしかたにしたいものですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター えみ
2024年05月21日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしに。突然ワンオペ育児を任されたかおりさんは必死に子育てをしますが、いちろうは育児を甘く見ていて……。かおりさんはいちろうが3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると告げ、スパルタ指導を開始しました。いちろうは余裕ぶっていましたが、育児の大変さに圧倒されてヘトヘト。しかし公園にいた育児中のパパ・佐山さんに、子育ての秘訣は「妻に寄り添うこと」と教わり、こはるのお風呂入れに勤しみます。 約束の日、妻が出した答えとは…私は愚痴をこぼしながらも育児に一生懸命な夫を見て、「実は育児に向いているのかも……?」と思うようになりました。 ※「お話しいいかな」→「お話いいかな」 3日間みっちり育児の基本を叩きこまれたいちろうは、すでにボロボロ。かおりさんはそんないちろうを評価し、「これからもよろしくお願いします」と結論を出しました。 いちろうはすっかり元気をとり戻し、これからも家族3人で仲良くやっていこうとしていた矢先……。いちろうの職場の後輩・みほから、どうしても会って話がしたいと連絡がありました。 数日後、みほはいちろうに会うなりイクメンだとおだて、プレゼンの資料づくりを代わりにやってほしいと泣き落とし。いちろうは面倒な仕事を引き受けるか迷いますが、「育児も仕事も両立できる」と判断し、結局承諾してしまうのでした……。 後輩・みほの口車に、まんまと乗ってしまったいちろう。せっかくかおりさんと和解したのに、育休中に仕事をするなんて本末転倒ですよね。後輩にいい顔するために引き受けた仕事は、家庭よりも大事なことなのでしょうか。 いちろうさんが経験したのは育児の序章にしかすぎません。育児に専念するためにもしっかりと断るか、せめて上司に相談してほしかったですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月21日潔癖症の夫と2021年生まれの息子との間で翻弄されるアラサー母・たちさんが、家族との日常を描くエッセイマンガ。潔癖夫の楽しくも不思議な行動や、おもしろ育児エピソードをご紹介!ある日、息子が動画を見ていたときのこと。息子のほっぺたのぷにぷにさに、思わずハッとしたパパ。あまりのかわいさにチュッとキスをしてしまいました。しかし、息子はキスをされた次の瞬間、スッとパパと距離を取ると驚きの行動に出て……!? かわいすぎるほっぺたに思わずチュッ♡ しかし… 「……」 スッと無言でパパから離れた息子。 近くにあったティッシュを取ると、キスされた場所をゴシゴシと拭き始めたのです! この光景を見たパパは、思わずショックを受けてしまったのでした。 キスされた直後、真顔でゴシゴシとほっぺを拭き始めた息子くん。悪気はないと思うのですが、パパが横にいるのにもかかわらずこれをされたら、ダメージを受けてしまうのも無理ないですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター たち
2024年05月21日