英国の情報番組「Good Morning Britain」で週3日ホストを務めるピアーズ・モーガン(55)は、“反メーガン妃”の急先鋒として知られる。故郷の米国に戻ったメーガン妃(39)は20日、超党派団体「When We All Vote」のオンラインイベントに出演。When We All Voteはミシェル・オバマ共同議長らのもと、11月の大統領選挙への投票を呼びかける活動を行っている。メーガン妃はスピーチで女性の投票を促し、「来たるべき未来のために変革を」と呼びかけた。これにモーガンがTwitterで猛然と噛み付いた。「女王はサセックス公爵夫妻からこの肩書を剥奪すべきだ。外国の選挙にこうまでぬけぬけと口を出すような彼らはもう王族ではいられない」英王室は、伝統的に政治に対しては中立の立場を貫いてきた。女王以下王室メンバーはいかなる選挙においても投票はしない。メーガン妃は、公務を行う高位王族からは退いたものの、未だに「サセックス公爵夫人」という肩書は外れておらず、英国のロイヤルファミリーの一員であることに変わりはない。しかし、世界で最も注目される選挙である米大統領選に関するイベントに、明言はしないまでも民主党支持者として参加。「変革」を促すということは現トランプ政権への批判を意味し、極めて政治色の強い発言をしたことになる。モーガンのツイートにはコメントや引用が殺到。「英国民全員の声を代弁してくれた。彼女の行為は実に不遜だ」と彼に賛同するものと、「メーガンはアメリカ人ですよ。彼女にしてみれば外国の選挙じゃない。なぜ彼女にそこまで執着するんですか?」といったメーガン妃寄りのコメントで意見が分かれた。喧々囂々のツイート合戦に、ベテラン女優で反トランプ派のベット・ミドラー(74)も「oh… f●ck off(あー、くそくらえ)」と汚い言葉で罵りながら参加するなど、メーガン妃周辺は様々なイデオロギーの乱戦状態となっている。
2020年08月24日「3月のヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱から、英国王室の暴露本は3冊出版されましたが、全てがアンチ・メーガンといえる内容でした。ですが、この4冊目はヘンリー王子(35)とメーガン妃(39)を擁護する内容になっています。当初は『夫妻にインタビューし全面協力を得た』という触れ込みでしたが、のちに全く関わっていないという体に変わりました。それは内容の過激さから裁判沙汰になる可能性もあると考えたためではないか、という声もあります」そう語るのは、英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さん。8月11日に発売された『Finding Freedom(自由を探して)』が、英国ほか各国で話題を呼んでいる。この本はヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱までの内幕を描いた回顧録だ。著者は夫妻と近しい間柄とされる王室付き記者の2人。本人、またはかなり近しい人でなければわからないような細かな発言や描写が随所に見受けられ、まさに“暴露本”といった内容だ。「当たり前ですが、この本はメーガン妃側の視点で書かれているので、彼女はかわいそうな被害者という位置づけで貫かれています。また、ウィリアム王子(38)やキャサリン妃(38)を含めた王室を批判するようなエピソードも盛り込まれています」(通信社記者)たとえば、キャサリン妃について。メーガン妃が初めて会った場面が描かれているが……。「ヘンリー王子のガールフレンドとして紹介されたのですが、そのとき、キャサリン妃は義弟だけを相手にして、メーガン妃には興味を示さない様子だったと書かれています。メーガン妃がプレゼントをしたことでその場は少し打ち解けたようですが……。その後も王室の妻という同じ立場の女性なのに親しい間柄にはなれなかったと示している場面が多々あります。読んでみた印象としては『メーガン妃としては仲よくしたかったんだけれど、キャサリン妃からは無視された……』と暗に主張している感じですね」(前出・通信社記者)また、ウィリアム王子がメーガン妃について触れた一言が、ヘンリー王子を怒らせて兄弟が不仲になる原因になった、とも。「ウィリアムは、当時メーガン妃と交際中だった弟を心配して『急ぐことはない。十分な時間をかけてこの娘を知ればいい』と言ったようです。しかし、ヘンリー王子はこのときに兄がメーガン妃を“この娘(this girl)”と呼んだことが高飛車に聞こえて気に入らなかったようです。それが確執のきっかけになったとされています。また、兄弟仲に溝ができたのにキャサリン妃が橋渡し役をしなかったという批判も語られています」(前出・通信社記者)本のなかではほかにも王室への不満がぶちまけられている。「批判はエリザベス女王(94)にまで及んでいるのです。女王の恒例のクリスマススピーチの際、横にヘンリー&メーガン夫妻の写真を置いていなかったことで、自分たちは王室に不必要なのだと思った、とされています」(多賀さん)現在アメリカに住むメーガン妃と“近しい間柄”の著者からの“リモート”英国王室内部告発。さんざんアンチ・メーガン本に泣かされてきた5カ月間を経て、満を持しての“逆襲”といったところだが、世間からの反応は芳しくないと多賀さんは語る。「これだけ悪口を並べ立てているにもかかわらず、逆にメーガン妃とヘンリー王子の出会いや交際については過度に美しくロマンチックに書かれています。そのため英国民からは『今さら何を』という冷めた反応が多いようですね。ヘンリー王子についても、これまではスキャンダルはあっても憎めないキャラとして国民から愛されていました。悪い女に洗脳されたと同情的な見方が強かった。しかし、今回の暴露本で、メーガン妃がヘンリー王子の実家である王室を非難するのを黙認していると反感を買っています。イギリスの調査では夫妻の王室からの永久追放に40%が賛成しているというデータもあるようです」一発逆転どころか敵を増やすような結果になってしまったようだ。そんな暴露本だが、王室のなかで1人だけ持ち上げられている人物がいると多賀さんは明かす。「実は王室の悪口ばかりのこの本で、チャールズ皇太子(71)だけは悪口を書かれていないんです。それどころか、メーガン妃は『第二の父』とまで呼んで慕っているといいます。というのもヘンリー王子とメーガン妃はチャールズ皇太子から年間3億円も仕送りを受けているんです。とてもわかりやすいですね」どうやら、あまりうまくいかなかったメーガン妃の“反撃”。彼女が打つ次の一手は果たして――。「女性自身」2020年9月1日号 掲載
2020年08月21日「ザ・クラウン」のシーズン5&ファイナルシーズンで、「ナイト・マネジャー」のエリザベス・デビッキがダイアナ妃を演じることが明らかになった。同ドラマのSNSアカウントがエリザベスのコメントを掲載し、発表した。エリザベスは「ダイアナ妃の精神、言葉、行動は多くの人の心の中に生きています。第1話から強く引きつけられた素晴らしい作品に参加できるのは、本当に光栄であり、名誉なことでもあります」と語っている。ダイアナ妃のキャラクターは今後配信が控えているシーズン4に初登場。同シーズンではエマ・コリンが演じている。「ザ・クラウン」のファンたちは、エリザベスが起用されたことに「パーフェクトなキャスティング」「ダイアナ妃にそっくり!」と肯定的なコメントを寄せている。ダイアナ妃は180センチに近い高身長であったが、エリザベスの身長はほぼ190センチとさらに上回る。ダイアナ妃とチャールズ皇太子は同じ身長だったため、チャールズ皇太子もエリザベスと同じくらいの高身長の俳優が演じるに違いないと注目が集まっている。なお、シーズン3・4ではジョシュ・オコナーがチャールズ皇太子を演じている。残りの2シーズンでは、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の結婚生活の破綻、ダイアナ妃の死、マーガレット王女の死などが描かれるという。(Hiromi Kaku)
2020年08月17日クリス・プラット&キャサリン・シュワルツェネッガー夫妻に第1子女児が誕生した。どちらも2人の手と赤ちゃんの手を重ねている写真をインスタグラムに投稿し、報告。ライラ・マリア・シュワルツェネッガー・プラットと名付けたことも発表した。クリスは「こんなにうれしいことはない」と大喜びで「母子ともに健康」であることも伝えている。クリスのインスタにはエンタメ業界の仲間たちから祝福メッセージが殺到。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の監督ジェームズ・ガン、共演者のゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、ジョシュ・ブローリンや『ジュラシック・ワールド』の共演者ブライス・ダラス・ハワードらがライラちゃんの誕生を祝った。「ETonline」によると、パトリック・シュワルツェネッガーは早速ライラちゃんに対して“叔父ぶり”を発揮。記者に「赤ちゃんへの贈り物なんだ」とピンクのリボンがついたプレゼントを見せ、うれしそうだったという。おじいちゃんとなったアーノルド・シュワルツェネッガーら家族はすでに夫妻の家を訪れ、ライラちゃんに面会した。クリス&キャサリンは昨年6月に結婚。クリスには元妻アンナ・ファリスとの間に7歳の息子ジャックくんがいる。(Hiromi Kaku)
2020年08月11日ジョージ王子が22日に7歳の誕生日を迎える。前日の21日(現地時間)、ケンジントン宮殿が記念写真を公開した。母であるキャサリン妃が今月初めに撮影したものだという。公開されたのは、カーキ色のポロシャツを着用しているジョージ王子が、満面の笑みを見せている写真で、前歯のすきっ歯がなんともかわいらしい。7年間、成長を見守り続けてきた王室ウォッチャーたちから、「おめでとうございます」という祝福メッセージのほかに、「もう7歳だなんて信じられない。子どもの成長は、本当に早い」と感慨深げなコメントが多数寄せられている。ウィリアム王子が空軍のパイロットであったことから、ジョージ王子はかねてより飛行機やヘリコプターに興味津々。毎年恒例のエリザベス女王の誕生日パレード「トゥルーピング・ザ・カラー」で行われる空軍の航空ショーに釘付け。大興奮する姿が激写されている。今年は新型コロナウイルスの影響で、同イベントが縮小され、残念ながらジョージ王子のお出ましはなかった。来年に期待したい。(Hiromi Kaku)
2020年07月22日キャサリン妃が、末っ子のルイ王子の近況を明かした。新型コロナウイルスの影響で、様々な制限が出ている今日、社会的距離(ソーシャルディスタンス)は守るべきものの1つ。しかし、2歳の幼いルイ王子にとっては“お構いなし”なのだという。BBCのイベントに出席し、子連れの3家族と社会的距離を保ちながら対談したキャサリン妃は、「ルイは社会的距離を理解していないんです。外に出ると、何に対しても抱っこをしたがります。特に自分より小さな赤ちゃんに」と話した。また、ある一家の母親がルイ王子とほぼ同じ年齢の自身の息子について、「どこにでも走って行ってしまう」と話すと、キャサリン妃は「オーマイゴッド。わかります」と共感。ルイ王子も地面に降ろすとすぐに走り去ってしまうという活発な様子を明かし、笑った。ジョージ王子やシャーロット王女のエピソードも負けていない。最近の2人の食欲は果てしなく、キャサリン妃は「自分が絶え間なく動く給餌器みたいに感じます」と語った。見るたびに大きくなっている2人。次に姿を見せる時はさらに成長していそうだ。(Hiromi Kaku)
2020年07月15日英国王室から離脱して、間もなく3カ月を迎えようとしているヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)。3月末にメーガン妃の出身地であるロサンゼルスで新生活をスタートさせ、着実に“第2のキャリア”を歩み始めているようだ。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出自粛をしていた夫妻だが、6月24日(現地時間)には罪を犯した若者たちが社会復帰するための支援施設「Homeboy Industries(ホームボーイ・インダストリーズ)」を訪問。ベーカリーやカフェなどを展開する同施設のインスタグラムでは、スタッフに交じってエプロン姿で手伝う夫妻の姿が公開された。いっぽうロサンゼルスタイムズによると、夫妻は講演活動を幅広く手掛ける「ハリー・ウォーカー・エージェンシー」と契約を結んだという。同社にはオバマ元大統領夫妻やクリントン元大統領夫妻といった、世界的な著名人も多く在籍している。今年2月にも、米大手投資銀行「JPモルガン・チェース」の投資サミットでスピーチを行ったという夫妻。とりわけメーガン妃のスピーチ力は、以前から注目を集めていた。15年、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを推進する国連機関「UN WOMAN」でスピーチを披露したメーガン妃。そこで語られたのは、11歳のころに見たテレビ番組で食器用洗剤のCMについてだった。「アメリカ全土の女性が、鍋やフライパンのしつこい油汚れと戦っている」と謳ったCMについて、男子生徒が「女性にふさわしい居場所はキッチンだ」と発言。そのことに深く傷ついたというメーガン妃は有力者に聞いてもらおうと考え、当時のファースト・レディだったヒラリー・クリントン(72)に手紙を書いたという。他にもニュース番組の司会者や弁護士といった著名な女性、CM元の洗剤メーカーにも手紙を送った。すると数週間後にはヒラリー夫人たちから励ましの返事をもらい、さらに約1カ月後には洗剤メーカーがCMを変更したというのだ。すでにヒラリー夫人ともコンタクトを取っていたメーガン妃。夫人と同じエージェントに契約したことで、新たな道が拓けるかもしれない――。
2020年06月25日21日(現地時間)、ウィリアム王子が38歳の誕生日を迎えた。前日にケンジントン宮殿のSNSアカウントが、キャサリン妃が撮影したという新しい家族写真を公開した。ウィリアム王子がブランコに乗り、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子に囲まれて笑顔を見せている写真で、今月初めに撮影されたものだという。誕生日当日には「たくさんのお祝いメッセージをありがとうございます!」とのコメントとともに、ウィリアム王子が3人の子どもたちに激しく抱きつかれている写真2枚も公開された。フォロワーに和みと癒しを提供し、コメント欄には「本当に美しい家族」、「心が温まる写真をありがとう」などのポジティブなメッセージがあふれた。21日には父の日関連の写真も投稿された。1枚目はチャールズ皇太子がウィリアム王子の肩にもたれかかり、ウィリアム王子がチャールズ皇太子の肩を抱いている写真。チャールズ皇太子がとろけるような笑みを浮かべているのが印象的。2019年12月にキャサリン妃が撮影した。2枚目は、幼いキャサリン妃が父親のマイケル・ミドルトンの膝に抱えられている写真。現在のルイ王子と写真に写る小さなキャサリン妃が瓜二つだと話題になっている。(Hiromi Kaku)
2020年06月22日クリステン・スチュワートが『Spencer』に主演することがわかった。ダイアナ妃の伝記映画で、彼女が英国王室を去ることを決意するクリスマス休暇に焦点をしぼるもの。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』のパブロ・ラライン、脚本は『イースタン・プロミス』『完全なるチェックメイト』のスティーブン・ナイト。撮影は来年開始の予定。スチュワートは昨年プレミアされた『Seberg』でジーン・セバーグを演じている。次回公開作はコメディ映画『Happiest Season』。文=猿渡由紀
2020年06月18日クリステン・スチュワートが映画『Spencer』(原題)の主演に決定。故ダイアナ妃を演じることになったという。「Deadline」など複数のメディアが報じた。監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ラライン。「クリステンは今日の素晴らしい俳優の1人。彼女はいろんなことができる。すごく神秘的だったり、もろさを醸し出したり。突き詰めていくとそこには力強さがある。まさに私たちが求めていたことなんだ」とクリステンをキャスティングした理由を明らかにしている。また、『Spencer』のメガホンを取ることへの興奮も。チリ出身のラライン監督は、「ロイヤルファミリーにはいつも興味を持っていたし、魅力を感じていた。私が生まれ育った地にはないものだから。ダイアナ元妃は本当にパワフルなアイコン。女性だけでなく、世界中の何百万人もの人たちが、彼女の人生に共感を抱いた」と王室とダイアナ元妃への想いを語った。映画では「彼女が、チャールズ皇太子に出会う前の自分に戻りたいと決断するまでの物語を描く」という。具体的には、ダイアナ元妃がサンドリンガムに滞在中、チャールズ皇太子との結婚に終止符を打つと決める1990年代のクリスマス休暇の3日間が描かれる。脚本は「ピーキー・ブラインダーズ」のスティーヴン・ナイトが手掛ける。(Hiromi Kaku)
2020年06月18日「あれ以来、ヘンリー王子の目はうつろ。顔色も悪くなっている、とイギリス国民は嘆いています」英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんがそう語る“あれ”とは、ヘンリー王子(35)と妻・メーガン妃(38)の王室離脱のことだ。1月に離脱宣言をした当初は、英国とカナダを行き来しながら生活すると主張していた2人だが、3月末にカナダからメーガン妃の出身地ロサンゼルスヘ居を移した。「カナダはイギリス連邦なのでさほど違和感はありませんでしたが、アメリカとなれば話は別。イギリス国民たちは『王室離脱はやっぱり最初からすべてメーガン妃が計画したことだった』と確信したようです。周りはアメリカ人のメーガン妃の知人ばかりというなじみのない環境で、ヘンリー王子が暮らしていけるのか心配の声もあがっています」(多賀さん)メーガン妃批判やまぬなか、5月14日にロンドンの出版社から1冊の本が出版された。タイトルは、『Kensington Palace: An Intimate Memoir from Queen Mary to Meghan Markle(ケンジントン宮殿:メアリー女王からメーガン・マークルまでの詳細な回顧録)』。書名となっているケンジントン宮殿は、ウィリアム王子(37)とキャサリン妃(38)が3人の子供と暮らしている場所であり、ヘンリー王子とメーガン妃も’17年秋の婚約以来、その敷地内に住んでいた。著者は、ロイヤルファミリーの歴史に詳しいジャーナリストのトム・クイン氏。キャサリン妃とメーガン妃の良好とはいえない関係や、メーガン妃の不満などを、ケンジントン宮殿のスタッフらの証言をもとにつづっている。以下、本書からいくつか抜粋してみる(※訳は編集部による)。たとえば、見えてくるのはメーガン妃の“嫌われぶり”。《多くの人が召し使いの扱いに慣れていないようにメーガンもまた傲慢にやりすぎたのです。彼女は多くの人のプリンセスだったダイアナ妃のようになりたいと願いつつ、いっぽうで自分がパチンと指を鳴らせばみんなが注意を払うようにしたいと願っていたのです》《メーガンの到着から数週間もしないうちに、(宮殿スタッフが)喜ばしくないニックネームを付け始めていたということを信頼できる情報源から得ている。彼女は「Me-Gain(私は得る)」だとか「Duchess of Difficult(気難しい公爵夫人)」だとか、「Di2(Diはダイアナ妃の愛称だが、王室内では悪意を込めて使われた。その2号といった意味)」、「Di Lite(ダイアナ妃の軽い版)」といったふうに呼ばれていた》王位継承権第2位のウィリアム王子に対し、次男のヘンリー王子は第6位。当然、周囲のスタッフの対応も違ってくるが……。「その序列もメーガン妃は受け入れられなかったようです。キャサリン妃の住む広大なアパートメントに比べ、自分のコテージが小さいことを意識していた、という証言もあります」(通信社記者)ヘンリー王子とメーガン妃は、’19年春にロンドンのケンジントン宮殿から、ウィンザーにあるフロッグモア・コテージに引っ越しているのだが、本書には、それについての驚きの理由まで書き込まれている。《ケイト(キャサリン妃)は、メーガンがケイトのスタッフに対して怒鳴りつけたことにおびえていました。これが(ヘンリー王子夫妻が)ケンジントン宮殿から離れるという議論の始まりとなったことは確かです》メーガン妃の“怒声”が原因だったというのだ。さらにウィンザーに引っ越したあとの、メーガン妃についてもクイン氏はこう書く。《ケンジントン宮殿が宇宙の中心であるのに対し、そこは離れた場所だったのだ。それは耐えられない負担だった。「こんな名も知れない田舎で引退したくない」。彼女はこう不平をもらしたという》ここがだめなら、カナダはどうだろう、あるいはアメリカは……。メーガン妃がそう考え、王室離脱に至ったということは十分に考えられる、というのだ。前出の多賀さんは「暴露合戦が始まった」と話す。「この本だけでなく、続々とヘンリー王子とメーガン妃関連の本が出版されるようです。メーガン妃が王室に戻る可能性はなくなったとみて、暴露合戦が解禁されてしまったのです。故ダイアナ妃が離婚し、王室を離脱したときのように、しばらくはイギリス王室の暴露本ブームが続くでしょう」 これに対抗するようにヘンリー王子とメーガン妃が全面協力した伝記『Finding Freedom(自由を求めて)』が今夏に刊行すると発表された。予約段階ですでにベストセラーになっているという。「王室離脱については、ドラマ化や映画化の話も出ています。イギリス国民は王室が傷つけられないかを心配しています」(多賀さん)ロサンゼルス移住後は、5月6日に1歳の誕生日を迎えた長男のアーチー君への絵本の読み聞かせを撮影した動画を公開するなど、“自分で考えて行動するアメリカ女性像”を前面に打ち出して行動し始めているメーガン妃だが……。「アーチー君がオムツ姿だったため、議論を呼んでいます。そもそも、王室離脱の大きな理由がメーガン妃やアーチー君のプライバシーを守りたいから、ということだったのに、これでは本末転倒です」(多賀さん)いっぽう、キャサリン妃は、コロナ禍の現在も王室の一員としてボランティア活動やインターネットを使って医療従事者やその子供たちを励ますなどし、英国内での人気は不動のものとなっている。宮殿内で始まった女同士の“バトル”――。イギリス国民の反応を見れば、軍配がどちらに上がっているかは明らかだ。「女性自身」2020年6月2日号 掲載
2020年05月22日3月31日をもって、イギリス王室の主要メンバーから退いたヘンリー王子とメーガン妃。新型コロナウイルス感染が拡大するなか、新しい章をスタートさせた夫妻の1か月をふり返ってみよう。ロサンゼルスを拠点にボランティア活動をスタート1月に公務から引退を宣言後、愛息アーチーくんと3人でカナダに滞在していた夫妻は、パンデミックの影響で国境閉鎖の直前にメーガン妃の故郷であるロサンゼルスに拠点を移した。そして、パンデミック対策支援のためのチャリティ団体「アーチウェル(Archewell)」を設立。ギリシャ語で“行動の起源”を意味する“Arche”は愛息の名前の由来でもある。自主隔離生活を余儀なくされているいま、夫妻が家を離れるのはボランティア活動の時だけ。感染リスクの高い重病を抱えて外出できない人々に食事や日用品を配るNPO団体「プロジェクト・エンジェル・フード(Project Angel Food)」の活動に参加している。イースター・サンデーにあたる4月12日(現地時間)、そして15日(現地時間)にも夫妻はウェスト・ハリウッドで1週間分の調理済みの食事や生活必需品を20軒に届ける作業を手伝った。マスクとゴム手袋を着用し、社会的距離も保っていたので、2人が誰なのか気づかない人たちもいたそうだ。同団体の代表によると、メーガン妃の母のドリアさんの紹介だったという。夫妻は、経済的に苦しい家庭に温かい食事や食料を提供するイギリスの慈善団体「フィーディング・ブリテン(Feeding Britain)」にも約9万ポンドを寄付している。公務も激減した夫妻だが、夫妻はビデオチャットで以前から関わるチャリティ団体の会議に参加し、リモートで積極的に活動を続けている。愛息アーチーくんがまもなく1歳に5月6日(現地時間)に1歳の誕生日を迎えるアーチーくん。当初は夫妻の親しい友人たちを招いて盛大にお祝いする計画もあったが、ロックダウン中のロサンゼルスでは残念ながら無理。家族で静かに祝うことになりそうだ。昨年は9月に両親の公務に同行し、アフリカを訪問した際にメディアが撮影した写真の表情がヘンリー王子の赤ちゃん時代にそっくり!と評判になった。プライバシーを大切にする夫妻は、3月まで更新していた公式インスタグラムでもアーチーくんの写真はあまり公開せず、大切に守ってきた。パンデミックという状況も相まってか、ロサンゼルスではボランティア活動中や犬の散歩をする夫妻の写真は撮られても、アーチーくんは目撃されていないが、夫妻のスポークスパーソンによると、5月6日にアーチーくんの写真を公開する予定だという。すでに「サセックス・ロイヤル」のアカウントは使用していない夫妻が、どのような形で写真を公開するかはまだ明らかにされていないが、愛情あふれる両親の元ですくすく成長した最新のお姿を見るのが楽しみだ。今夏、ヘンリー王子ご一家はスコットランドのバルモラル城で休暇を過ごすエリザベス女王を訪ねる計画もあるとか。パンデミック収束が大前提で、実現するかは不確実だが、女王陛下とひ孫の再会が実現するよう願いたい。ドキュメンタリーやアニメ番組など、エンターテインメントにも積極的チャリティー活動と並んで夫妻が熱心なのが、エンターテインメントの仕事だ。メーガン妃は「Disney+」で配信中のドキュメンタリー「Elephant」(原題)のナレーションを務め、19日(現地時間)にプロモーションを兼ねて、TV番組「Good Morning America」でインタビューが放送された。王室の主要メンバーを退いてから初のTV出演で注目が集まったが、実は昨秋に収録されていたものなので、近況についての発言はなし。一方でメーガン妃のつけていたネックレスのチャームが星座の乙女座、牡牛座の模様で、9月生まれのヘンリー王子と5月生まれのアーチーくんの星座だったことも話題になった。ヘンリー王子は5月に配信・放送されるテレビアニメ「きかんしゃトーマスとなかまたち」の特別番組のオープニングに出演している。原作出版75周年を記念する「The Royal Engine」(原題)というエピソードで、エリザベス女王や幼少時代のチャールズ皇太子もキャラクターとして登場する。収録は1月に行われた。ヘンリー王子は「『トーマス&フレンズ』を見て育ったので、もちろん懐かしい思い出があります。トーマスの冒険を介して新たな場所を体験しました」「この特別エピソードへの参加を依頼されたことを、とても誇らしく思います」とコメントしている。番組はアメリカでは5月1日(現地時間)にNetflixで配信、イギリスでは2日(現地時間)にチャンネル5で放送され、今年180か国以上で公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)
2020年05月06日アーノルド・シュワルツェネッガーが、おじいちゃんになる。長女のキャサリン・シュワルツェネッガーが、昨年結婚したクリス・プラットとの間に第1子を妊娠したという。アーノルドにとっては初孫。「People」誌などが報じた。クリスは2017年8月に元妻アンナ・ファリスと離婚することを発表し、2018年10月に離婚が成立。キャサリンとは2018年夏から交際を始め、昨年6月に結婚した。クリスにはアンナとの間に7歳半の息子ジャックくんがいる。クリスとキャサリンおよびシュワルツェネッガー家から妊娠の発表はまだないが、先週金曜日、ゆったりめのサロペットを着用し、お腹に少しふくらみが見えるキャサリンの姿が目撃された。母親のマリア・シュライヴァーとともに、愛犬を連れて散歩をしており、時折笑顔も見られた。キャサリンは作家としての本業も順調で、「キャサリン・シュワルツェネッガー・プラット」名義で執筆した「The Gift of Forgiveness」(原題)が「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー入りを果たし、現在バーチャルブックツアーを行っている真っ最中。数日前にはクリスとともに、自身が手掛けた子ども向け絵本の「Maverick and Me」(原題)の読み聞かせも行った。(Hiromi Kaku)
2020年04月27日23日(現地時間)、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻の第3子ルイ王子が、2歳の誕生日を迎えた。前日には誕生日“本番”の予告として、ルイ王子が両手にレインボーカラーの絵の具をベッタリとつけて満面の笑みを浮かべる写真や手形写真が、ケンジントン宮殿のインスタアカウントから公開された。誕生日当日にはその両手を得意げにカメラに見せたり、両手で頬を触って顔が絵の具まみれになってしまったキュートなルイ王子の写真が新たに公開された。キャプションには「インスタグラム vs 現実」と書かれており、前日の「インスタ映えな写真」と当日の「2歳のわんぱくな男の子らしい現実」の対比を言い表している。コメント欄は祝福メッセージと「かわいすぎる」という声であふれた。全ての写真は4月にキャサリン妃が撮影したものだという。チャールズ皇太子のインスタアカウントからも、ルイ王子の未公開写真がお披露目に。チャールズ皇太子がルイ王子をギュッと抱きしめ、ルイ王子もチャールズ皇太子の首に手をまわして抱きついている白黒写真。ルイ王子の顔は見えないが、祖父と孫の愛にあふれる写真で、「美しい」と「感動的」と称賛の声が上がっている。この写真もキャサリン妃の撮影によるものだという。(Hiromi Kaku)
2020年04月24日エリザベス女王が94歳の誕生日を迎えた21日(現地時間)、王室のメンバーがSNSで祝福メッセージを贈った。ウィリアム王子&キャサリン妃の公式SNSアカウントは、昨年5月に王立園芸協会が主催したフラワーショーで撮影された2人とエリザベス女王の3ショットを掲載。「女王の94歳のお誕生日がとてもハッピーなものになりますように」と祝福した。チャールズ皇太子&カミラ夫人のアカウントも、女王の誕生日を祝うメッセージとともに、チャールズ皇太子が赤ちゃんの頃から近年の女王&フィリップ殿下の写真まで、時代を追った写真を投稿。ヘンリー王子とメーガン妃は、先月末に王室を去った際にそれまでのSNSにも別れを告げているため、女王に公ではメッセージを贈っていない。しかし、「ETonline」によると、ウィンザー城に滞在している女王に、ロサンゼルスに住んでいるヘンリー王子一家がビデオコールでお祝いのメッセージを伝えた模様。まもなく1歳になるアーチーくんも参加したという。王室のSNSアカウントからは、女王への祝福メッセージと、王室のパティシエが作るチョコレート・カップケーキのレシピが公開された。エリザベス女王は、誕生日を迎える前に、新型コロナウイルス感染拡大の防止のために外出を自粛している国民を思って毎年恒例の誕生日祝砲の中止を求めていた。(Hiromi Kaku)
2020年04月22日4月から大学生になられる愛子さま。制服から私服通学へ変わることで、いっそうおしゃれに興味を持たれるのでは。そこで、トレンドを取り入れつつ高貴さを意識し、愛子さまにお似合いになりそうなコーディネートを考えてみました。提案してくれたのは、確かなトレンド感度と、華やかなセンスで、『JJ』をはじめとしたファッション誌で活躍中のスタイリスト・清水亮子さん。【ご提案・ご自宅スタイル】愛子さまの定番色・薄いブルー。ワントーンで統一すると上品さがいっそう引き立ちます「小さいころからよく着用され、愛子さまの美肌を引き立てるパステルブルー。リブニットで取り入れれば、ご家族で楽器を演奏されたりするときにもぴったりの、リラックス感と品のよさを両立したスタイルになります。英国のキャサリン妃も頻繁にされている全身ワントーンカラーのスタイルは、洗練された印象を演出。座ったときに、上半身が寂しく見えないよう、イヤリングのアクセントを」(清水さん)少女から大人の女性へーー愛子さまには、ぜひいろいろなファッションを楽しんでいただきたいものです。「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年03月28日イギリスで母の日(Mothering Sunday)の22日、ケンジントン宮殿の公式SNSアカウントから母の日にちなんだ写真が4枚公開された。「すべてのお母さんや家族へ。今日を一緒にいられても、離れていても…私たちはこの困難なときにあなた方のことを想っています」というコメントが添えられている。1枚目はウィリアム王子がジョージ王子、キャサリン妃がシャーロット王女を“おんぶ”してノーフォークの庭の上を走っている写真。手前に写っているキャサリン妃とシャーロット王女は自然な笑顔が印象的。2枚目は亡きダイアナ妃とウィリアム王子&ヘンリー王子の写真。ウィリアム王子は座っているダイアナ妃の後ろから首に抱きついており、ヘンリー王子はダイアナ妃の隣で抱えられている。3枚目はキャサリン妃の母キャロル・ミドルトンさんが、赤ちゃんの頃のキャサリン妃を抱いている写真。若い頃のキャロルさんはいまのキャサリン妃とそっくりで、同様のコメントが多く寄せられた。そして最後の4枚目は、ジョージ王子がキャサリン妃にプレゼントしたというカードの写真で、赤いハート模様が描かれた花瓶に、花紙で作った3輪の花が生けられている。「手作りのカードに勝るものはない。愛が込められている」、「ちっちゃな芸術家!」など、ジョージ王子のセンスのよいカードにも注目が集まった。(Hiromi Kaku)
2020年03月23日木曜日(現地時間)、アイルランド・ゴールウェイでの公務中、ウィリアム王子&キャサリン妃夫妻がジョージ王子とシャーロット王女がそれぞれ最近ハマっている趣味について、明らかにした。「HELLO!」誌が報じた。出席した文化イベントで、バンドの演奏を聴いたウィリアム王子は、バンドのメンバーたちに「いつから演奏を始めたんですか?ジョージとシャーロットも連れてくることができたらよかったなぁ。きっと喜んだでしょう。ジョージはギターを習い始めたんですよ」と語った。なお、ジョージ王子は昨年「バレエの授業が大好き」とも報じられており、バレエにギターに、芸術活動を楽しんでいるようだ。次に、夫妻は体操選手が行った平均台のパフォーマンスを見た。キャサリン妃が「シャーロットが体操に夢中なんです。側転も逆立ちも、なんでもやってます。バランスや筋肉の協調の基本的なスキルになり、いいことだと思います」とアクティブなシャーロット王女の趣味について明かした。ウィリアム王子は「柔軟性もつくし、将来的な健康にもとても良いことですよね。最近私たちはシルク・ド・ソレイユを見に行って。すごく素晴らしかったです」と続けた。同イベントで、ウィリアム王子はボールジャグリングに挑戦。ボール3つでは完璧にこなし、4つにトライしたが、残念ながら失敗してしまった。しかし、キャサリン妃は「予想をはるかに超えていました。ボール4つにも挑戦するなんて。もうこれは次元の違うレベルでしょう」と喜んでいた。(Hiromi Kaku)
2020年03月06日児童買春疑惑が持ち上がったことで、公務から“引退”させられた英王室のアンドルー王子(60)。プレイボーイとしてならした彼が、かつて交際していたアメリカ人スーパーモデルのカプリス・ブーレ(48)を喜ばせるために、エリザベス女王の玉座に座らせていたことがわかった。英Sun紙などが報じている。二人は王子の友人主催のディナーパーティーで同じテーブルについたことをきっかけに交流をスタート。ブーレの友人によると、王子はバッキンガム宮殿に二度ブーレを連れて行き、女王の玉座に座らせて歓待。ブーレは女王の部屋にあった小鉢に目を付け、「これ盗んでいってママにあげてもいい?」と尋ねると、王子はそれを持ち帰ることを許可したという。ブーレの母親はそれをたいそう気に入っていたとか。ブーレは王室メンバーであること以外、王子に全く魅力を感じていなかったとSun紙にコメントしている。実際、二人の関係はプラトニックなままで終わったという。
2020年03月02日【宇月田麻裕コラム:宿曜占星術で読む「相性」vol.41】交際後、一度は別れたもののヨリを戻し、結婚に至るというカップルは少なくないようです。著名人についても、そういう話って結構聞きますよね?今回は占いサイト『魔性の宿曜』を監修する宇月田麻裕先生に「復縁の後、結婚したカップル」の相性を占っていただきました。別れてもまた恋に落ちたのは、運命の相手だから…なのかもしれません。■もどかしさを感じながらも粘り勝ち岡田義徳(1977年3月19日)×田畑智子(1980年12月26日)岡田義徳さんは奎宿、田畑智子さんは軫宿。この2人の相性は「危成」の遠距離になります。宿曜の相性としてはかなり縁遠い関係。「二階から目薬」ということわざがありますが、意味は物事が思うようにいかず、もどかしいさま。この2人はそれくらい、思うようにいかなかったり、歯がゆさを感じたりする関係なのです。なのに、どうして復縁して結婚へとたどり着いたのでしょうか?それは、ひとえに田畑さんの粘り強さのお陰。紆余曲折あった中で、最終的に岡田さんは、近くにいる田畑さんという異性を選びました。もともと、奎宿は近くに異性がいるといいとされている宿なので、誰かが傍にいることで仕事もプライベートも充実していきます。つまりパワーが注入されて運が活性化され、物事がスムーズに進んでいくのです。田畑さんの軫宿は社交性に富み、細やかな面がありつつも粘り強い人。結果的に長い交際期間を経た後の結婚は、先述の通り、粘り勝ちといえます。有名なのが「かぼちゃ事件」ですが、それも粘ったからこその事件とも思え、結果的に結婚へのきっかけになったに違いありません。ただし相性は「危成」の遠距離。感性が違いすぎるため、お互いにプライベートな領域を持つようにしないと関係が微妙になっていきます。とはいえこの2人は、女性が粘ったことで復縁・結婚にたどり着けたという希望のカップル。粘り勝ちのいい例だと考えられます。■難しい相性だけれど絆は強い柳楽優弥(1990年3月26日)×豊田エリー(1989年1月14日)柳楽優弥さんは胃宿、豊田エリーさんも胃宿。同じ宿なので相性は「命」の関係です。この胃宿という宿はかなり強い特性があります。好奇心旺盛で、興味のあるものは何でも飲み込みたい、首を突っ込みたいという宿。そして底知れぬエネルギーも持っています。つまり気性の激しい人同士。本来なら強すぎる宿同士なので、大きなケンカをしたら復縁という感じにはなりにくいでしょう。ですが、この2人の場合はその特性がいい方向に働いていました。2人は高校の頃に知り合い、柳楽さんからのアプローチにより交際がスタートしたそうです。ただし結婚に至るまでには、彼が子役時代に注目を浴びてしまったがゆえの試練がありました。それを年上の彼女が支え続けたという過去。要するに彼女が胃宿の強い特性を生かして彼を守ったのです。そして彼女は彼が試練の中にいるときに、きっちり自分の仕事もこなしてサポートしてきました。今の彼があるのは彼女のお陰とも言えるでしょう。昨今は柳楽さんの活躍も目立ち、今度は彼女を支えていこうという気持ちが大きくなってきています。同じ胃宿同士、本当は関係を続けるのにはかなりの努力と我慢が必要ですが、2人の場合は若い頃からの強い絆があると同時に、同じ宿ということがプラスに働いています。相手を深く理解することもできるのです。共に試練を乗り越えてきた2人なので、今後もいい関係を続けていけるでしょう。難しい相性といえども、強い絆が勝ったいい例です。■違いを受け入れることで素敵な関係へウィリアム王子(1982年6月21日)×キャサリン妃(1982年1月9日)ウィリアム王子は参宿、キャサリン妃は星宿。この2人の相性は「危成」の近距離です。ウィリアム王子にとってキャサリン妃は「危」の相手になり、危険な状況が生じつつも刺激をもらえる相手でもあります。キャサリン妃にとってウィリアム王子は「成」の相手で成功を意味する相手になります。基本、この相性は立場が逆転することも多々あり、お互いに刺激を受け取り合い、成功をもたらしてくれたりもします。とはいえ、結婚相性としては特にいいとも言えません。それでも、この2人は別れを体験した後すぐに復縁。そして結婚へと向かいました。復縁した際に、ウィリアム王子は「そもそも人格の異なる者同士だと気づくことが大事だった。そこから、よりよい関係を築けたと思う」と語っています。もとより「危成」の相性は違う感性の組み合わせ。そのことに気づいたからこそ、2人は「一度別れる」というプロセスを踏むのが重要だったのです。その違いを受け入れることで、この相性は素敵な関係へと変化していきます。さらに彼女の宿は星宿。「星に願いを」といった想いを胸に、大きな夢と目標を達成させるパワーがあるのです。王室に収まるべき特性を持っています。参宿である王子はパイオニア精神にあふれたタイプ。彼女の存在は彼にとって、そして未来の王室にとって、大きな役割を果たしていく必要な存在であることは間違いありません。王室を支えていける力強い宿同士。2人は今後、新しい王室を切り拓いていくでしょう。■あなたと彼の相性は?たとえ別れた恋人と復縁しても、結婚まで行きつくのはなかなか大変なこと。それを実現したカップルはそれぞれ、相性の良さだけに留まらない、深い絆で結ばれているようですね。一度別れたからこそ、素晴らしい関係を築けた夫婦も…。あなたと好きな人の関係はどんな感じだと思いますか?占いサイト『魔性の宿曜』でチェックしてみてはいかがでしょう。プロフィール宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍、読売新聞日曜版連載、TBSテレビ「はやドキ」(ぐでたま占い)を監修中。
2020年02月28日批判にさらされつつも英王室から離脱し、カナダで新生活を送るヘンリー王子とメーガン妃。先月、「ロイヤル・ハイネス(殿下・妃殿下)」の称号を剥奪されたが、今度は王室そのものを意味する「ロイヤル」を肩書に戴くこともできなくなってしまうようだ。英Daily Mailによると、エリザベス女王と王室高官は、ヘンリーとメーガンが自身のブランドに「ロイヤル」と付けることを禁じる見通しだという。二人は公務に就かないかわりに、王室助成金を受け取っていない。新たな収入源として、自身の爵位「サセックス」を使った「サセックス・ロイヤル」という名称を商標登録し、これをアパレルや文房具、本など様々なグッズに展開するビジネスを準備しているといわれている。「ロイヤル」の使用が禁じられると、このビジネスが頓挫するだけではなく、既に起ち上げた慈善団体「サセックス・ロイヤル:サセックス公爵&公爵夫人基金」、1,121万人(2020年2月19日現在)のフォロワーを持つInstagramアカウント「@sussexroyal」も名称の変更を余儀なくされる。ヘンリーとメーガンが依って立つブランディング戦略が屋台骨から崩壊することになるのだ。「あらゆる意味で、王室を離脱したことを考えると今回の措置は避けられるものではありませんが、彼らは全てをサセックス・ロイヤルブランドに投資してきたため、相当な痛手となるでしょうね」と、関係者はDaily Mailにコメント。二人は「王室から抜けたことを後悔していない」と話していたという。しかし、今回のような収入減を断たれるような措置を取られた後でも同じことが言えるだろうか。Twitterユーザーの多くは「良い判断だ」「素晴らしいニュース。王室ブランドはコマーシャルに使うものじゃない」と、女王の決断を支持している。
2020年02月19日元宝塚歌劇団星組トップ娘役の妃海風(ひなみふう)がミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』に出演する。宝塚を2016年に退団して以来、大型のミュージカルは初めてという妃海に話を聞いた。ミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」チケット情報本作は1960年に米国で公開された同名のB級ホラー映画を原作に、ブロードウェイや日本でも上演を重ねてきた。「小さいころに映画を見て、その耳なじみのいい音楽がすごく印象に残っていました」と妃海が言う通り、『アラジン』『リトル・マーメイド』などを手掛けたアラン・メンケンの楽曲が光る。ニューヨークの貧民街にある花屋を舞台に、気弱な青年シーモアが奇妙な植物を手に入れたことから、とんでもない騒動が起きる物語。「『ロッキー・ホラー・ショー』のようにブラックで、ロックで、ハチャメチャな世界観が面白い。そのB級感も大好きです。私、面白いことが大好きなんです」と語る。妃海が井上小百合とダブルキャストで演じるのは、シーモアの同僚で、彼に慕われているオードリー。「相当変な子で、彼氏が“ドS”の歯医者さんというダメ男好きで、恋愛にかんしてもダメ(笑)。でも、ピュアで一生懸命生きていて、愛嬌とチャーミングさが魅力。あまり面白いことをせずに、真っすぐピュアにかわいく演じられたら。空想家でもあるので、そのシーンは、私が宝塚時代に培ったゆめゆめしい歌い方を発揮したいです。また、新しい歌い方にも挑戦したいですね」。宝塚時代は、娘役はこうでありたいというイメージが自分の中で強かったという。「じつは関西出身でおしゃべり好きなのですが、取材のときに関西弁でペラペラとしゃべるのはイメージではないと思っていました。部屋のカーテンはピンクで、洋服もフリル、食べ物もショートケーキを食べるなど、宝塚の娘役としてプライベートも徹底していたんですよ」。退団後もそのイメージを保たないと愛されないのではと思っていたが、「今さらですが、ありのままの私のほうが人と深くつながれると気が付きました。芝居でも生身の私をもっと出していきたいです」。その一方、退団後は何をしたいのか、悩みもがく日々が続いた。「でも、ある日を境にパーンと『私、やっぱりめっちゃミュージカルがしたい!』とスイッチが入ったんです。今は夢を見つけて、人生の彩りと充実度が全然違います。『レ・ミゼラブル』を見たことも大きくて、本当はジャン・バルジャンを演じたいのですが(笑)、いつかファンテーヌを演じられたら」と夢が膨らむ。「『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』で本格的な大作ミュージカルに挑戦できるのは本当にうれしくて幸せです。最初から最後までハイテンションな舞台なので、私もパワフルに頑張ります!」。公演は3月13日(金)から4月1日(水)の東京・シアタークリエを皮切りに、山形、愛知、静岡を巡演し、4月20日(月)から27日(月)に大阪・新歌舞伎座にて上演。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2020年02月12日「HBO Max」にて、ジョージ王子の目線を通して英王室を描くアニメ「The Prince」(原題)が制作される。「Us Weekly」などが報じた。「ファミリー・ガイ」のクリエイター、ゲイリー・ジャネッティが、英王室をいじっているインスタグラムのアカウントからインスパイアされた物語で、バッキンガム宮殿で暮らし、学校に通うジョージ王子の日常がベースになるという。ジャネッティは製作総指揮、脚本、主人公・ジョージ王子の声を務める。「HBO Maxと一緒に、王位をかけて容赦なく戦う一家の物語を作れることに、とてもワクワクしています」と語っている。登場人物はジョージ王子のほか、王室メンバーがずらり。すでに声優も決定している。キャサリン妃(ルーシー・パンチ)やウィリアム王子(イワン・リオン)はもちろんのこと、現在世間の注目の的となっているヘンリー王子(オーランド・ブルーム)とメーガン妃(コンドラ・ラシャド)も登場。フィリップ殿下とチャールズ皇太子はトム・ホランダーが兼任し、ジョージ王子の執事オーウェン(架空の人物)をアラン・カミングが演じる。エリザベス女王の声はフランシス・デ・ラ・トゥーアが務める。(Hiromi Kaku)
2020年01月24日《王室主要メンバーから外れ、経済的に自立します》1月8日、イギリス王室のサセックス公爵ヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)が、衝撃の王室離脱宣言。しかもインスタグラムでの発表という“軽さ”もあって、冷静沈着な英国民も開いた口がふさがらない状況だという。怒りの矛先はメーガン妃に向けられているというのは、30年以上ロンドンに暮らす邦人女性だ。「これまでもメーガン妃の目にあまる振舞いはたびたび報じられてきました。そんな中での一方的な“離脱”宣言に、英国人はあきれ果てているんです」「MEGXIT」という単語も誕生した今回の騒動。日本人が知らない真相を取材した!■女王さえ裏切った突然の離脱宣言《女王にさえ、言わなかった!》英国大衆紙デイリー・ミラーの一面にはそんな見出しが躍った。在英ジャーナリストの木村正人さんはこう語る。「女王はテレビニュースで知ったそうです。英国民にとって憧れであり象徴でもあるエリザベス女王への無礼な振舞いは、多くの国民を傷つけました」メーガン妃を守ろうとした女王へのこの仕打ち……。裏切ったのは女王だけではなかった。「チャールズ皇太子とウィリアム王子(37)が報告を受けたのも、発表直前。メーガン妃は実の父親と絶縁状態で、結婚式のときはチャールズ皇太子がバージンロードを歩いたのに……。その“父親”をも平気で裏切ったんです」(在英邦人)不仲をにおわせる兆候はあった。結婚直後、ヘンリー王子夫妻はウィリアム王子一家とケンジントン宮殿で一緒に暮らしていた。ウィリアム王子の3人の子ども、そしてアーチーちゃんという、ダイアナ元妃の4人の孫が仲むつまじく育っていく姿を、多くの国民が夢見ていたのだが……。「’18年11月、アーチーちゃんの出産を機に、ヘンリー夫妻は宮殿を出ていってしまったのです。新居は、ウィンザー城領内にあるフロックモア・コテージ。改装費用に4億5,000万円もかけたことが判明しています」(木村さん)今回の“離脱”にウィリアム王子が「これまでは弟の肩を抱いてきたが、もうそれはかなわない」と漏らしたという報道もあった。■特権は維持して責任放棄王室から離脱しても、特権を手放す気はなさそうだ。「ヘンリー夫妻の年収はおよそ3億円とみられていて、そのうちの95%は、チャールズ皇太子の持つエステート(領地)の不動産収入の一部です。これは手放さず、放棄するのは、収入の5%にあたる税金に由来する王室助成金のみと思われます」(木村さん)それだけで、王室のメンバーに課せられた多くの責任も放棄できると考えたら安いもの。一方、王族の身分を金もうけに使うのではないかという懸念がある。ヘンリー夫妻は爵位である「サセックスロイヤル」を商標登録している。「かつて、マーガリン会社が、ダイアナ元妃の死後、サインの権利を買い取り、商品パッケージに使ったことがあります。それを皮肉って《サセックスブランドのマーガリンを売らないで》という見出しをつけた大衆紙も」(木村さん)米国では旧態依然とした英国王室を壊した女性としてメーガン妃を称賛する報道も多い。はたして、最後に笑うのは誰なのか。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月23日世界を驚かしたヘンリー王子夫妻の“王室離脱”。世間の批判はヘンリー王子よりもメーガン妃に集まっているという。その背景には、英国人が今も愛してやまない、故ダイアナ元妃の存在があったーー。《王室主要メンバーから外れ、経済的に自立します》1月8日、イギリス王室のサセックス公爵ヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)が、衝撃の王室離脱宣言。しかもインスタグラムでの発表という“軽さ”もあって、冷静沈着な英国民も開いた口がふさがらない状況だという。怒りの矛先はメーガン妃に向けられているというのは、30年以上ロンドンに暮らす邦人女性だ。「これまでもメーガン妃の目にあまる振舞いはたびたび報じられてきました。そんな中での一方的な“離脱”宣言に、英国人はあきれ果てているんです」「MEGXIT」という単語も誕生した今回の騒動。日本人が知らない真相を取材した!■ヘンリー王子を守るダイアナ妃の思い出ダイアナ元妃(享年36)の葬儀で、悲しみにくれる幼いころのウィリアム王子(37)とヘンリー王子の姿は、いまでも英国民の脳裏に焼き付けられている。「2人は国民にとってわが子であり、わが孫なんです。パーティでハメを外して全裸になったヘンリー王子に写真が流出したときも、笑って許されました」(在英邦人)ダイアナ元妃の存在が王子の人気を支えているのだ。バツイチで3歳年上の米国女優であるメーガン・マークルさんとの交際と結婚に反対する声もあったが、国民の多くは温かく受け入れた。さすがに今回の離脱宣言で、多くの人がヘンリー王子を見放したと思いきや……。「人気ぶりは健在。今回の行動も、メーガン妃がヘンリー王子を洗脳した結果だと、多くの英国人は考えているんですね」(在英邦人)■ダイアナ妃のトラウマで許された“わがまま”“ダイアナ元妃の悲劇”は王室に深い傷痕を残した。王室の伝統が彼女を苦しめたことを、エリザベス女王(93)は今も気に病んでいるという。在英ジャーナリストの木村正人さんはこう語る。「あの悲劇を繰り返さないために、『できるだけメーガン妃の無理を聞いてあげなさい』と周囲に話していたそうです」それに増長したメーガン妃。「’18年5月に挙式を執り行った聖ジョージ礼拝堂がカビ臭いからと『芳香剤をまけ』『換気扇を入れろ』とガミガミ文句をつけたという報告もありました」(木村さん)結婚式では王室伝統を打ち破る“メーガン色”も強く打ち出した。「司祭がキング牧師の言葉を引用したり、ゴスペルが歌われたり……。白人の父と黒人の母を持つことから、ブラックカルチャーを取り入れたかったのでしょう。そのことを否定する気はありませんが、多くの国民の目に伝統の軽視と映りました」(在英邦人)昨年5月6日の第1子の出産でも、“独自路線”を貫いた。「ダイアナ元妃や、ウィリアム王子の妻・キャサリン妃は、王室御用達のセントメアリー病院で出産しました。ところが、メーガン妃は『キャサリンと同じは嫌』と、別の病院でアーチーちゃんを極秘出産したのです」(木村さん)出産当日に退院し、病院前でロイヤルベビーをお披露目するのが慣習となっていたが、それも無視したメーガン妃。多くの国民をがっかりさせた。米国では旧態依然とした英国王室を壊した女性としてメーガン妃を称賛する報道も多い。はたして、最後に笑うのは誰なのか。「女性自身」2020年2月4日号 掲載
2020年01月23日英王室のヘンリー王子とメーガン妃が王室離脱を宣言してから約2週間。サセックス公爵の爵位は所持したまま、ロイヤルハイネス(殿下・妃殿下)の称号を返上、今後公金は受け取らず、3億円ともいわれる新居の改築費用は返還することが決定した。王室メンバーにいつも以上に注目が集まる中、カミラ夫人が創立40周年を迎えたプロスペクト・ホスピス・スウィンドンを訪問。退出間際にテレビリポーターが「ヘンリーとメーガンがいなくなって寂しいですか?」と質問を投げかける一幕があった。カミラ夫人は言葉に詰まったように数秒沈黙し、その後にっこり笑って「もちろん」と答えた。即答しなかったことにTwitterでは「カミラ最高!」「その調子だカミラ」「この『もちろん』は言い換えれば、『そんなわけないでしょクソ食らえよ』ってことですね」と、彼女の真意を深読みするコメントが相次いでいる。かつてはダイアナ妃から夫を奪った不倫相手として大いにヘイトを買っていたカミラ夫人だが、メーガンという新たなヒールに憎まれ役の座をそっくり譲った形となった。当のヘンリー王子は、本日カナダ・バンクーバー空港に到着。妻子の元へ戻り、新たな生活をスタートさせた。
2020年01月21日王室離脱を宣言したハリー王子とメーガン妃に、Netflixが目をつけているようだ。Netflixのチーフ・コンテンツ・オフィサー、テッド・サランドスが、L.A.でのイベントで、記者から聞かれ、「もちろん興味がある。当然だろう」と答えたことから、メディアの想像を掻き立てたもの。Netflixは、オバマ前大統領夫妻とも製作契約を結んでおり、同じようなコラボレーションを提案する可能性は大きいと思われる。オバマ夫妻が関わった最初の作品は、オスカーのドキュメンタリー部門に候補入りした『アメリカン・ファクトリー』。メーガン妃は早くも、声の出演と引き換えにゾウのためのチャリティに寄付してもらうディールを、ディズニーと結んでおり、これからハリウッドでどのような活動をしていくのか注目される。文=猿渡由紀
2020年01月21日土曜日(現地時間)、イギリス王室とエリザベス女王が、公式HPでヘンリー王子&メーガン妃の今後に関する決定事項を発表した。女王は2人の幸せで平和な新生活を応援するとし、高位王族からの離脱を容認。今後、2人はHRH(殿下・妃殿下)の称号を使わず、公務から退き、公金を受け取らないことも明らかになった。自宅のフロッグモア・コテージについては所有のまま、改修にかかった費用を返金する意向を示しているという。メーガン妃の不仲の父トーマス・マークルは「SkyNews」局の番組に出演し、娘夫妻の一連の行動を「私にとって恥」と発言。「本当にがっかりだ。女の子ならだれでも夢見ることを実現したのに。どんな女の子も憧れるプリンセスになったのに、それをポイッと投げ捨てた。金のためになのではないか」。また、2人が「長年に渡って存続している(伝統的な)イギリス王室を破壊し、品位を落とし、落ちぶれさせている」として痛烈批判。「王室をウォルマートに冠を乗せたような姿に変えてしまった。ありえない。こんなことはするべきじゃなかった」と失望をあらわにした。メーガン妃との仲直りについて聞かれると、「いま、彼女が連絡してくることは考えられないだろう。私もこんなことを言ってしまっているし。本当に、彼らは一体なにを求めているんだろう。彼ら自身もわかっていないのではないか」とコメントした。(Hiromi Kaku)
2020年01月20日英王室のヘンリー王子とメーガン妃が高位王族としての地位から退く意志を公表し、世界中に衝撃が走っている。今後は財政的な独立を目指しつつ、エリザベス女王のために働いていくという。また、1年の半分ずつを英国とカナダで過ごすとのことだが、この突然の”セミ移住”宣言を、カナダの人々はどう捉えているのだろうか。英BBCがカナダの街頭でインタビューを行った。若い女性は「幸せでいるためにやるべきことをやるんでしょ?それが家族にとって最良の選択だと考えているなら、彼らの人生だしいいんじゃない?」とポジティブな回答。男性陣も、「僕らはイギリス連邦の一員だし、カナダは最高の国だよ。彼らは賢い」「カナダの人にとってはエキサイティングなことだと思うね。会うのが楽しみだよ」と歓迎の意を示した。「彼らは素敵なカップルだし、あっちほどパパラッチに悩まされることもないと思う」と、英国の行き過ぎた報道合戦を持ち出し、チクリと皮肉る女性も。チャールズ王子の次男で王位継承権第6位のヘンリー王子と米国生まれのメーガン妃夫妻は、出産にまつわるイベントをはじめ、記念日の過ごし方などで王室の伝統を踏襲しない我流を貫いてきた。そんな夫妻のスタイルについて、英国内のメディアは、公人でありながらプライベートを優先させすぎではないかと国民の悪感情を煽り、エリザベス女王や兄ウィリアム王子夫妻との確執を書き立ててきた。悪意ある報道、止むことのないパパラッチの来襲に、ダイアナ妃の悲劇が繰り返されるのではと危惧する声も多かっただけあり、王室からの離脱は離婚せずにストレッサーから距離を置く唯一の方法かもしれない。王位継承者に不足のない現状で、王室はスリム化を図るべきとの声も強く、王室メンバーが財政的な自立を果たせば英国民にとっては税金の投入先が減ることに繋がる。今回の発表は、驚かれつつも各方面に概ね好意的に受け取られているようだ。
2020年01月09日ヘンリー王子とメーガン妃が、高位王族としてのポジションを退く意向を示した。インスタグラムの公式アカウントが、2017年11月に2人が婚約した際の写真とともに、長文メッセージを公開。「経済的に自立する」、「王室から離れても女王陛下を全面的に支える」、「現在は女王陛下、コモンウェルス、パトロンを務める団体に対して引き続き務めを果たしながら、生活の拠点をイギリスだけでなく北米にも置く計画を立てている」ことなどを明かした。「Daily Mail」紙は、「経済的に自立する」という2人の言葉に注目。現在の2人は同紙によると4500万ドル(約49億円)の資産を所有しているというが、オバマ前米大統領&ミシェル夫人のように、本を出版したりテレビ番組のプロデューサーを務めたりすることで、今後さらなる莫大な財産を築ける可能性があると指摘している。ファッショニスタとして注目を集めるメーガン妃については、ブランドとのコラボやパートナーシップの需要も高いだろうと予測している。ヘンリー王子&メーガン妃の決断に対し、多くの人は好意的な意見を持っているもよう。作家のロクサーヌ・ゲイは「人種差別に揺れるイギリスのタブロイドや、サポート力に欠ける王室から離れることは良いことだと思う。きっと2人は大丈夫」とツイート。「ヘンリー王子はタブロイドにダイアナ妃の人生が壊されたことから、自分の家族をしっかりと守っている」、「メーガン妃には女優を続けてほしい!」などの声が上がっている。なお、英王室は「この件に関しての議論はまだ初期段階である」と公式HPで発表。「複雑な問題があるため決定までに時間がかかる」として、本決まりではないことを強調した。(Hiromi Kaku)
2020年01月09日