小鳥好きのみなさん!グッズ購入だけで小鳥の保護支援ができるという〔フェリシモ小鳥部〕から、2019年3月9日(土)に新商品が出るという情報を入手しました♪小鳥好きのLIMIAスタッフがいち早くお届けしますので、ぜひ見てみてください♡〔フェリシモ小鳥部〕から新しいグッズが発売!ウトウトしてみたり、首を傾げてみたり、甘えてみたり――。小鳥さんって感情豊かで癒やされますよね。家族として一緒に暮らしていると癒やされるし、道端で見かける子たちについついパンをあげちゃった覚えがある人もいるのではないでしょうか。とっても愛らしい小鳥さんたちですが、保護されるワンちゃんやネコちゃんがいるように、さまざまな理由から行き場を失ってしまった子たちがたくさんいます。〔フェリシモ小鳥部〕は2018年12月4日(火)に発足し、保護した小鳥さんたちを育てる支援とともに、その愛らしさを広める活動を始めました。こちらの部員になること、小鳥好きの人たちと繋がったり、グッズ購入を通して保護鳥の支援ができます。そして、2019年3月9日(土)には、新しいグッズがWEB発売予定!さっそく、詳細をご紹介します♪《カップのふちからさえずりが聴こえそう!カップのり小鳥シュガーの会》●商品名:カップのふちからさえずりが聴こえそう!カップのり小鳥シュガーの会●内容量:1箱(小鳥シュガー4個、モチーフ2個入り)●価格:1,200円(税別)※月1ごとの価格です。まずご紹介するのは、こちらのカップの縁に乗せることができる、ミニサイズのお砂糖です。くちばしの色や羽の色などにこだわって、ひとつひとつ職人が手作業で絵付けしています。ぽちゃんと入れて溶かすのがもったいなくなっちゃうくらいのかわいさ♡温かい紅茶やコーヒーと一緒に、ほっこり心も癒やされてみませんか?1箱につき、4匹の小鳥と2個のモチーフが入っています。種類は《インコたち》、《フィンチたち》、《オウムたち》の全3種。毎月1回、3種の中から1種類ずつ届きます。どの子たちが届くか、おうちに届くまでのお楽しみです!※全種類届くと、以降のお届けはストップします。《ちょこんと勢ぞろい ミニ和風マシュマロ インコのほうずい〈チョコ餡〉》●商品名:ちょこんと勢ぞろい ミニ和風マシュマロ インコのほうずい〈チョコ餡〉●内容量:1箱(9個入り)●価格:1,200円(税別)続いてご紹介するのは、こちらの和風マシュマロ《ほおずい》というお菓子。ふわっと温かみのある色で小鳥さんたちが描かれています。そのままお皿に並べてもかわいいですが、パフェやプリンの上に乗せても写真映えしそうですね♡中身はチョコ餡で、外は卵白を寒天で固めたぷにぷに食感です。お客さんが来たときに出したり、お土産にあげても喜ばれますよ。内容は1箱9個入り。9個すべて柄が異なるので、同じ子を並べたいときは、複数購入してみてください♪※こちらの商品は、申し込みした月だけのお届けです。小鳥を守ろう……!ここまで読んでいただきありがとうございます!小鳥さんは飼っていると本当に癒やされるし、ひなのときから育てると、その愛情もひとしお♡小さくて愛嬌のある彼らは本当にかわいいですよね。今回ご紹介したグッズは2019年3月9日(土)からのWEB発売です。小鳥グッズを集めるだけで、その一部が「フェリシモ小鳥基金」として、小鳥さんたちの保護の支援金になります。また、部員としてSNSでの情報共有や里親探しに参加してもOKです!気になった方は、下のリンクから公式サイトをチェックしてみてくださいね♡〔フェリシモ小鳥部〕公式サイト
2019年03月09日草間彌生美術館では、展覧会「幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限」を4月4日から8月31日まで開催する。草間彌生 Infinity Nets (2) 1958 油彩・キャンバス 125.2x91cm ©YAYOI KUSAMA1959年に発表した、始まりも終わりもなく、ただ網目が反復する絵画シリーズ「無限の網」は、抽象表現主義が隆盛するニューヨーク・アート界でその独自性が高く評価され、草間は前衛芸術家としてのキャリアを彼の地で華々しくスタートさせた。本展では、「無限の網」シリーズの初期作品および当時の制作の様子がわかる写真・資料と最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に展覧。無限の反復により、時空を超越し永遠に生きる創作を試みる作家の多様な創作の軌跡を紹介する。草間彌生 PUMPKIN 2015 ウレタン塗装・ステンレススチール 173.7xø182.2cm ©YAYOI KUSAMA永遠の希求から制作された、初公開となる梯子のインスタレーションや、コズミックな色彩に彩られ、無限で未知なる宇宙を想起させる日本初公開のステンレス製かぼちゃ立体作品もあわせて展示し、謎に満ちた永遠で無限の広がりを持つ作品世界へと誘う。【展覧会情報】幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限会期:4月4日~8月31日会場:草間彌生美術館時間:11:00〜17:30開館日:木・金・土・日曜日および国民の祝日料金:一般1,000円 小中高生600円 ※未就学児は無料、団体割引はなしwww.yayoikusamamuseum.jp日時指定の予約・定員制(各回90分)毎月1日10:00(日本時間)に美術館webサイトにて翌々月分のチケット発売開始※当日券なし※チケットは美術館webサイトのみで販売
2019年03月04日資生堂の企業文化誌『花椿』春号が、1月15日に刊行。資生堂関連施設および全国の書店、約50ヶ所(1月10日現在)にて無料配布する。ファッション写真と現代写真のスタープレイヤーとして活躍する韓国生まれの写真家、イナ・ジャンによる表紙の『花椿』春号のテーマは、「We Love Photographs!」。巻頭の特集では、世界を舞台に活躍するイナ・ジャン、シェルテンス&アベネス、山元彩香の3組の写真家が美しいと思う瞬間を切り撮った写真を紹介する。また、オリジナルな視点、それぞれのアプローチで撮影された彼女たちの作品がどのように生まれ、どのような美が宿っているのか、そして、写真を表現手法として選んだ理由や写真の魅力についてのインタビューも掲載。他にも、環ROY、尾崎世界観、葛西薫、菊池成孔、小林エリカ、西加奈子、蓮沼執太、はるな檸檬、古田泰子、水野学、森星、琉花など多方面で活躍する19名のお気に入りの写真集の紹介や、小説家・柴崎友香による写真にまつわる書き下ろしエッセイなど、写真について『花椿』の目線でフォーカスした号となっている。また連載のインタビューでは、2018年、毎日ファッション大賞 新人賞・資生堂奨励賞の受賞者、デザイナー・青木明子にインタビュー。Charaがバーのママに扮する対談企画「サロン・ド・バー 花椿」では、写真家としても活躍する俳優、斎藤工をゲストに迎え「写真」について語る。別冊付録の花椿文庫には、「今月の詩-心にのこった詩はどの詩ですか?」(ウェブ花椿2017年6月~2018年5月掲載分)で紹介した12篇の詩の中から、「第1回 あなたが選ぶ『今月の詩』」 に読者投票で選ばれた草間小鳥子の花椿オリジナル詩集を収録。『花椿』の配布場所の詳細は公式サイト()にて。
2019年01月15日前衛芸術家・草間彌生と、ニューヨーク近代美術館MoMAデザインストア(MoMA Design Store)がコラボレーション。オリジナルスケートボードが、MoMA デザインストア 表参道、公式オンラインストアほかにて発売される。なお、MoMA デザインストア 表参道では、2018年10月27日(土)午前10時より抽選販売を実施。草間彌生は、巨大な絵画や彫刻、パフォーマンス、デモンストレーションなど、多彩な芸術活動を行うアーティストだ。今回、MoMA デザインストアとのコラボレーションによって、装飾用スケートボードが誕生。幼少期より草間作品に取り入れられてきた、水玉と網模様のモチーフにフォーカスを当て制作を進めた。草間彌生作品≪YELLOW TRESS≫を再現した、力強いイエローカラーの「Yellow Trees Skateboard Triptych」は、象徴的なもつれ合う枝をドット柄で表現。インパクトのある配色でカラーリングし、魅惑的に仕上げた。≪DOTS OBSESSION≫のディテールを再現した「Dots Obsession Skateboard」は、草間彌生がこのスケートボードの為に制作した、ハンドペイントの象徴的な水玉がモチーフ。土台にはカナダ製メープルウッド材を使用している。また、MoMAコレクションに収蔵されている2000年≪INFINITY NETS≫をモチーフにした、スケートボード「Infinity Nets Skateboard Triptych」は、ミラーとシルクスクリーンの手法で表現された、オリジナル作品の世界観を再現。世界限定500セットの販売となる。【詳細】MoMA Design Store Introducing Yayoi Kusama Skateboard・Infinity Nets Skateboard Triptych 120,000円+税、3枚セット<世界限定500セット>・Yellow Trees Skateboard Triptych 65,000円+税、3枚セット・Dots Obsession Skateboard 各26,000円+税取り扱い店舗:・MoMA デザインストア 表参道※10月27日(土)10:00より抽選発売住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F・MoMA デザインストア 京都※11月2日(金)発売住所:京都府京都市中京区大黒町(河原町通)58・公式オンラインストア ほか【問い合わせ先】MoMA デザインストア 表参道TEL:03-5468-5801※販売に関する注意事項
2018年08月26日草間彌生美術館にて展覧会「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」を10月4日より開催する。草間彌生ポートレート ©YAYOI KUSAMA草間彌生は種苗業を営む旧家に生まれた。幼少期から植物に囲まれて育ち、植物は草間にとって作品の重要なモチーフであり続けている。愛すべき対象であると同時に、幻覚による恐怖を与える存在でもある植物は、草間のアイデンティティを反映してきたひとつの鏡像といえる。草間彌生「一人、花園に埋もれば」2014 アクリル・キャンバス 194×194 cm ©YAYOI KUSAMA草間彌生「自画像」1972 インク、ボールペン、パステル、コラージュ・紙 74.4×44 cm ©YAYOI KUSAMA本展では、草間自身の鏡像ともいえる植物モチーフと、幼少期から現在にいたるまで数多く作り続けている自画像の関係性を問う。10代の頃のスケッチや日本画の技法で描かれた初期の大作から始まり、60年代のパフォーマンス作品への発展、70年代のコラージュ作品、近作のインスタレーション作品、さらには最新の絵画群への展開と、作品の中に自己イメージを登場させ、植物的なメタモルフォーゼを繰り返しながら自己のオブセッションをいかに乗り越えてきたのか。草間が制作してきた多様な作品群から、その創作の世界を紹介する。【展覧会情報】「未来へのわが展望をみてほしい―植物とわたし」会期:10月4日~2019年2月28日会場:草間彌生美術館住所:東京都新宿区弁天町107時間:11:00~17:30開館日:木・金・土・日曜日および祝日休館日:月・火・水曜日料金:一般1,000円 小中高生600円 ※未就学児は無料、団体割引はなし日時指定の予約・定員制(各回90分)毎月1日10:00(日本時間)に美術館webサイトで翌々月分 のチケット発売開始※当日券なし※チケットは美術館webサイトのみでの販売
2018年07月31日今週末、7月21日、22日に楽しめるニューなトピックスをまとめてチェック!今週末に開催されるイベントや、大人から子供まで楽しめる展覧会、日本の美に触れる展示・イベントなど...今週末のお出かけ情報をピックアップしてお届け!!今週末開催のイベント◆世界のお茶が100種類以上集まるお茶づくしのイベントが青山で開催!◆ナイトミュージアムにガーデンカフェ、ビアバーも! 東京国立近代美術館で「MOMAT サマーフェス」開催◆ルパン三世が新宿伊勢丹を今年もジャック! ルパンたちが食べていたメニューも登場伊勢丹新宿店「ISETAN×ルパン三世 #ルパンの夏祭り」 ◆ディオール、表参道で新メイクアップラインを自由に試せる期間限定イベント! プロのメイクレッスンも子供から大人まで楽しめる展示がスタート◆人と人をつなぐ「おべんとう」に着目した参加体験型の展覧会、東京都美術館で開催《あゆみ食堂のお弁当》2017年 料理:大塩あゆ美、写真:平野太呂◆絵本作家・林明子の全国巡回ラストとなる大規模原画展が松屋銀座で開催! 繊細で美しい原画約200点を展示『おふろだいすき』(1982年)松岡享子・作、林明子・絵、福音館書店刊、原画は宮城県美術館蔵日本の「美」と「技」に触れる◆“日本ならではの美と技”。煌めき、ときめく、アートジュエリーの世界へ「日本のアートジュエリー展」◆気鋭の建築家・長坂常と江戸小紋がコラボする展覧会、表参道ジャイルで開催◆夏にぴったりな日本各地のかごやざるを集めたイベントが高円寺・コトゴトで開催!◆『ミルク ジャポン』が、川島小鳥と横浪修による子どもたちを写した写真展「ジャポニズム」開催!
2018年07月20日フランス・パリで誕生したメディア『ミルク(MilK)』の日本版である『ミルク ジャポン(MilK JAPON)』が、写真家である横浪修・川島小鳥の作品による写真展「Japonism(ジャポニズム)」を開催。7月20日から8月11日まで、東京の IMA galleryにて行われる。同展では、『MilK JAPON』No.36「ジャポニズム」の特集にて、紙面を飾った横浪修と川島小鳥、両名による写真のロングストーリーに焦点を当てている。横浪修の作品では、いまの日本人の女の子たちと古き良き日本の美しさを捉え、 普遍的な日本ならではの価値を表現。 一方、川島小鳥の作品では外国の子どもたちの目に映る日本をコンセプトとしており、 まるで現実と夢との間のような、子どもたちの独特な空気感と感情が切り取られている。 また、横浪修のストーリーを再編集した特別フォトブックも限定部数にて発売される。作品を通して、日本の日常生活の中にある美しい瞬間を改めて感じてみては。【イベント情報】MilK JAPON PHOTO EXHIBITION Japonism 横浪 修 / 川島 小鳥会期:7月20日〜8月11日会場:IMA gallery住所:東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F時間:11:00〜19:00休廊:日曜日・祝日
2018年06月29日東京・渋谷Bunkamura Galleryでは、2018年6月21日(木)から7月1日(日)までの期間で「サマーアートセール」を開催する。原画、版画、挿画本から立体、ポスターに至るまで、世界中に多くのファンを持つ著名アーティストの作品が、市場価格よりも安く手に入る、Bunkamura Gallery半期に一度の人気企画「サマーアートセール」。出品予定作家は、アンディ・ウォーホル、マルク・シャガール、パブロ・ピカソ、ジョアン・ミロ、荻須高徳、草間彌生、奈良美智、藤田嗣治ら。洋の東西を問わず、様々なジャンルのアート作品がバリエーション豊かに用意されている。【開催概要】「サマーアートセール」開催期間:2018年6月21日(木)〜7月1日(日)会場:Bunkamura Gallery(東京都 渋谷区道玄坂2丁目24-1)時間:10:00〜19:30※会期中無休・入場無料
2018年06月26日早稲田にある草間彌生美術館にて、展覧会 「さあ、今、我が人生の最大の出発にきた」 が、8月31日まで開催中だ。『磁性体』(1954) ※前期展示インク、水彩、コラージュ、紙 49.2×40 cm©YAYOI KUSAMA幼少期から幻覚を描きとめるドローイングを一日数十枚も制作してきた草間。本展では草間彌生の創作活動の出発点となる1950年代に故郷の松本などで描いたドローイング、水彩作品を、前期・後期にわけて40点展示。この時期の作品は、様々な素材やテーマに果敢に挑戦し続ける驚くべき多様性が見られ、現在の草間作品とはまた違った魅力を発見できる。また今、最も力を入れて制作している最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」も登場。同シリーズは2009年に着手され、現在も描き続けられている大型絵画の連作で、現時点で作品数は優に550点を超える。同展ではその中でも初公開の「夢は舞っていた」「人生の行路」などを含む、16作品を展示。爆発的な色彩でダイナミックに抽象と具象を自在に行き来する本作は、草間が展開してきたスタイルや要素が目まぐるしく混在する、草間芸術の集大成となっている。『無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく』(2017)ミクストメディア サイズ可変©YAYOI KUSAMAまた会場では、体感型インスタレーション作品「無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく」の展示も行う。同作品は種苗業を営む生家に生まれた草間が、幼少期に見た頃からその“太っ腹の飾らぬ容貌”に興味を抱いていたという“かぼちゃ”を題材に製作。暗闇に瞬く水玉のかぼちゃのビジョンがミラールームの中で無限に反復し、宇宙に浮かぶ無限のかぼちゃ畑にいるような感覚を持たせる没入型の作品となっている。その他、講演会や作品の見どころについて説明が受けられるギャラリートーク、子ども向けのワークショップなども開催。詳細は公式サイト(www.yayoikusamamuseum.jp)にてチェックができる。なお、同展のチケットは完全予約制。毎月1日に翌々月分のチケットが公式サイトにて発売が開始される。今日に至って“さあ、今、我が人生の最大の出発にきた”と語る、草間彌生のとどまるところを知らず、旺盛な制作の足跡を辿れる展示会。一貫して変わらない創作の姿勢、たゆまず圧倒的な創作を続けるエネルギーを間近で感じてみては?【イベント情報】さあ、今、我が人生の最大の出発にきた会期:4月1日〜8月31日(前期:4月1日~6月17日、後期:6月21日~8月31日)※会期中、1950年代の作品を展示する2階のみ展示替えあり会場:草間彌生美術館住所:東京都新宿区弁天町109時間:11:00〜17:00 ※入場時間指定あり、各回定員入れ替え制料金:一般 税込1,000円、小中高生 税込600円 ※毎月1日10:00に美術館webサイト(www.yayoikusamamuseum.jp)にて翌々月分のチケット発売開始。当日券はなし 休廊:月・火・水曜日
2018年04月04日衹園甲部歌舞会とフォーエバー現代美術館が、「都をどり in 春秋座」の開催に合わせて、「都をどり特別展 衹園・花の宴 草間彌生・花の間展」を開催。明治5年から140年以上続いている「都をどり」は、本来の会場である「衹園甲部歌舞練場」が耐震対策に着手するため、京都市左京区の京都造形芸術大学内にある京都芸術劇場「春秋座」に舞台を移して公演する。そのため、衹園甲部歌舞練場敷地内を利用し、「都をどり・祇園町」をテーマにした展示や芸妓・舞妓の舞、また世界的に著名な前衛芸術家である草間彌生の展示を融合した新しい空間を演出する。京都の花街を40年以上に渡って撮り続けた溝縁ひろしによる、「昭和の祇園町」や「祇園の四季」をテーマにした写真展、また、都をどりの衣裳の展示や会場である祇園甲部歌舞練場の模型、昨年の「都をどり in 春秋座」の映像などを放映、館内では都をどり特別展オリジナルの芸妓・舞妓グッズなども販売している。また、「草間彌生 花の間展」では、祇園町の花として親しまれている芸妓・舞妓とコラボレーションする形で、花をモチーフにした作品47点を始め、草間彌生の貴重な初期作品、代表作品を含む選りすぐりの草間彌生作品80点を展示する。館内の展示室は全室畳敷きとなっており、畳に座って作品と対峙できるよう少し低めに展示。新しい現代美術作品の展示および、鑑賞スタイルが楽しめる。4月には、「京舞の披露」として、祇園甲部の芸妓・舞妓による京舞を、11時半、13時、14時半、16時、17時の1日5回、各回10分披露。舞の後は、各回先着順にて芸妓・舞妓との記念撮影(1人 500円)も可能。また、来場5日前までの予約・先着順にて、辻留・中村楼・萬亀楼・竹茂楼・平八茶屋・瓢亭・菱岩の老舗料亭による京名物「百味会」特製弁当(税込3,000円)を販売。庭を眺めながら京都の老舗の味が楽しめる。特製弁当の他にも、京菓子、お茶、日本酒、なども販売する。ミュージアムショップでは、ポスタカード、ストラップやかぼちゃのオブジェなど、かわいいポップな草間彌生のグッズを160点以上取り揃える。およそ100席のカフェでは、水玉をモチーフにしたロールケーキや、舞妓はん弁当など、新鮮なフルーツや野菜が盛りだくさんの、美味しくて健康的なメニューを提供している。【展覧会情報】都をどり特別展 衹園・花の宴 草間彌生・花の間展会期:3月10日~4月30日会場:祇園甲部歌舞練場敷地内八坂倶楽部・ホール住所:京都市東山区祇園町南側570-2時間:10:00~18:00※最終入館 17:30まで料金:一般 1,500円、中高生 1,000円休館日:なし
2018年03月26日松本市美術館で開催中の『草間彌生ALL ABOUT MY LOVE私の愛のすべて』に行ってきました。草間さんの生誕地で開かれるということで注目を集めている特別な展覧会、その見どころ&楽しみ方をご紹介します!松本が草間ワールドに変身!【女子的アートナビ】vol. 103新宿から特急スーパーあずさに乗り約2時間半、JR松本駅を出ると街のあちこちで草間さんのシンボル「赤い水玉」が出迎えてくれます。松本市美術館には駅からバスでも徒歩でも行けますが、以前松本に住んでいたことのある筆者は徒歩を選択。ゆっくり歩いても15分ほどで到着します。松本市美術館に着きました。建物にも水玉や作品のキャラクターたちがいっぱい!入り口前のエリアでは、草間さんの野外彫刻《幻の華》も見ることができます。この美術館では、今まで草間さんの大規模個展が2回開かれていますが、いずれも巡回展でした。3回目となる今回の『草間彌生ALL ABOUT MY LOVE私の愛のすべて』は、松本だけで開催される完全オリジナルの特別展。生誕の地である特徴を最大限に生かし、日本初公開となるミラールーム作品をはじめ、松本時代の貴重な絵画から最新作まで約180点を紹介。日本を代表するアーティスト・草間彌生の集大成となる展示になっています。松本時代の作品は超必見!まず3階の第1会場では体験型のインスタレーションからスタート。空間全体に水玉が散りばめられた作品《I’m Here, but Nothing》やシャンデリアを使ったミラールーム《傷みのシャンデリア》など幻想的な作品が続き、一気に草間ワールドに引き込まれます。続いて、子供時代のパステル画などが展示。制作年で一番古いのは1934年ごろ、なんと5歳のころに描いたものでした。特に感動したのが、1950年代初期に描かれた作品群。パステルやインクを使った作品から本格的な油彩画まで展示され、アーティストの原点となるような作品も見ることができます。最新作は撮影もできる!続いて2階の展示室へ。入り口近くには立体作品《真夜中に咲く花》が展示されています(こちらは撮影OK)。そして第2会場最初の展示室では、《天国への梯子(はしご)》や《ゴッド・ハート》などライトを効果的に使った幻想的な作品を見ることができます。さらに大きな展示室に入ると、「わが永遠の魂」68点が壁一面にずらりと並んでいます。これらは現在も草間さんが描き続けている最新シリーズ。見ごたえ抜群で写真撮影もOKです。最後に、日本初公開のミラールーム《南瓜へのつきることのない愛のすべて》が登場。鏡に覆われた小部屋のなかに20秒間入り、無限のカボチャワールドを体感できます。人気のYAYOIちゃんプラッシュで遊ぶ!ところで、2017年の草間彌生展(国立新美術館)で大ヒットした人形「YAYOIちゃんプラッシュ」が松本でも登場しています。この新・YAYOIちゃんプラッシュ(松本限定版、税込み1,200円)は松本市美術館のミュージアムショップで買えるのですが、すぐに売り切れてしまう大人気商品。私が松本に訪れたのは、展覧会が開幕して約1週間たったころでしたが、このときすでに売り切れ・入荷待ち状態でした。幸い、私は人形付きチケットを事前に購入していたので、受付でチケットと引き換えに人形をゲット。YAYOIちゃんと一緒に展示会場を回ることができました。それでは、インスタグラムの「#やよいちゃんプラッシュ」に投稿されている写真をまねて、私も人形で遊んでみます。まずは館内の撮影可能スポットで記念に一枚。うしろに見えるのは、作品《ヤヨイちゃん、トコトン》の一部です。次は、松本市美術館に併設されているレストラン、『ビストロサンチーム』で展覧会記念メニューと一緒に撮影。かぼちゃのキッシュ(サラダ・パン付き 税込み1,080円)、おいしかったです。こちらは、松本市美術館の近くにある「イオンモール松本」で展示中の《宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ》。この作品は無料で見ることができますよ。さらに、私の大好きなケーキショップ『5HORN』の松本パルコ店で展覧会開催記念スイーツ「スクエアドット―赤と白ー」(税込み980円)を食べてきました。赤い水玉がとってもキュートで食べるのがもったいないくらい、かわいいプレートでした。展覧会は7月22日まで開催。春の松本で濃厚な草間ワールドをぜひ体感してみてくださいね!Information会期:~7月22日(日)休館日:月曜日※4月30日(月・祝)、5月7日(月)、7月16日(月・祝)は開館時間:9:00〜17:00 ※土曜日は19:00まで開館。(入場は開館の30分前まで)会場:松本市美術館料金:一般 1,200円/大学生・高校生 800円/中学生以下無料公式サイト:
2018年03月14日伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリーでは、2月21日から3月6日まで「草間彌生版画展」が開催される。1950年代後半から70年代にニューヨークを中心に活躍し、「前衛の女王」と称された草間彌生。1960年代には水玉模様を身体に纏った「ハプニング」と呼ばれる大胆なパフォーマンスで一般世間からも注目を浴びる。1998年から1999年にかけては大回顧展がロサンゼルス・カウンティ美術館を皮切りに、ニューヨーク近代美術館、ウォーカーアートセンター、東京都現代美術館を巡回するなどし、今や日本を代表する現代アーティストの一人として世界的に評価されている。2017年10月1日には、自身の美術館「草間彌生美術館」も開館させた。「花 FLOWERS C」2005年 シルクスクリーン、ラメ、ed.50 61.2×51㎝本展では、オリジナル版画が一堂に集結。展示販売が行われる。【イベント情報】草間彌生版画展会期:2月21日~3月6日会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:30~20:00(※最終日は18:00まで)
2018年02月14日ギンザ シックス(GINZA SIX)5階のアートギャラリー、アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)では「草間彌生と世界の現代アート作家展」を2月1日から14日まで開催する。アンディ・ウォーホル, Andy WarholCommittee 2000 1982年シルクスクリーン、額 76.35 x 50.95 cm戦後美術史に大きな足跡を残し続け、日本を代表する前衛現代アート作家となった草間彌生の作品を中心に、同時代からそれ以降に活躍した世界の著名な現代アート作家の作品を集め紹介。アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)やデビッド・ホックニー(David Hockney)など、60年代に全盛期を迎えたポップアートや、それ以降ポップアートの影響を受け現れたミニマルアート、80〜90年代に活躍したジェフ・クーンズ(Jeff Koons)やジュリアン・オピー(Julian Opie)など様々な現代アートを展示する。【イベント情報】草間彌生と世界の現代アート作家展会期:2月1日〜2月14日会場:ギンザ シックス 5階 アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー
2018年02月02日特別展「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」が、長野・松本市美術館にて2018年3月3日(土)から7月22日(日)まで開催される。世界的芸術家・草間彌生世界的な芸術家の草間彌生が、生誕の地・松本で特別展を単独開催する。絵画、ソフト・スカルプチャー、映像、インスタレーション、野外彫刻、パフォーマンス、ファッション、小説など様々な表現形式で作品を生み出してきた草間彌生は、2017年には東京・国立新美術館で展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」を開催し52万人を動員。世界各地で行われる展覧会においても入場者数の記録を塗り替えるなど、国内外で不動の人気を誇る。約180点が集結する個展特別展「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」には約180点の作品が集結。モチーフの反復や、ビビッドな色使いによって、戦争で失われた青春、平和、愛、宇宙といった普遍的な意味を表現する作品の数々が登場する。入口には水玉強迫や南瓜のオブジェ展覧会は、美術館の入口にある草間彌生の《幻の華》と《松本から未来へ》から始まる。無料観覧スペースにもバルーン作品や水玉強迫、南瓜のオブジェなどが展示予定となっており、館内に足を踏み入れる前から草間が織りなす世界観を楽しむことができる。ブレイクの糸口となった無限の網シリーズ続く第1会場では、まずはじめに見る者を非日常の空間へと誘う近作のインスタレーション作品の数々が展示される。そこから一気に時代を遡り、1957年に渡米する以前の貴重な作品をはじめ、ニューヨークでブレイクのきっかけとなった無限の網シリーズやソフト・スカルプチャー、帰国後の活動の幕開けとなったコラージュ、網目や水玉の無限性、立体作品を目にすることができる。最新シリーズ、わが永遠の魂徐々に暗闇の空間へと導かれていくのが、第2会場。そこでは、光と鏡で無限性を表現した立体作品が深遠なる世界へと誘い込む。暗闇を抜けると、ひときわ明るい巨大空間が広がり、2009年から手がける最新シリーズ「わが永遠の魂」が並ぶ。すでに制作枚数が550枚を超えたというこのシリーズのうち、今回は約70点を展示予定。さらにその約半数が日本初公開作品で、中には世界初公開となる貴重な作品も目にすることができる。シリーズの中でも注目は、《落魄の墳墓、そして私の心の貧しさだけが全身を支配しているのだ》。草間彌生がデザインを担当した、二月大歌舞伎で行われる松本幸四郎ら親子三代の襲名披露興行の祝幕にあしらわれた作品の1つだ。日本初公開のミラールーム最後の空間に展示されるのは、中に入って鑑賞できるミラールーム《南瓜へのつきることのない愛のすべて》。日本初公開となるこの作品の中に無限に広がる光景はどんな世界なのか、期待が高まる。オリジナルグッズの販売も会期中は、展示で紹介する草間彌生作品などをあしらったグッズを扱うショップを特別に設置する。1月20日(土)から販売されている先行前売券とセットになっている「新・YAYOIちゃんプラッシュ」松本限定版が登場するほか、オリジナルグッズや関連書籍なども展開される。なお、今回の展覧会場の風景写真も収録した展覧会図録は、4月以降に販売される予定だ。【詳細】草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて会期:2018年3月3日(土)~7月22日(日)会場:松本市美術館住所:長野県松本市中央4-2-22休館日:月曜日 ※4月30日、5月7日、7月16日は開館開館時間:9:00~17:00※土曜日は19:00まで開館。3月3日(土)は21:00まで開館延長。※入場はいずれも閉館の30分前まで。観覧料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)※()内は前売・20名以上団体料金※中学生以下無料、障害者手帳携帯者とその介助者1名無料プレイガイド:松本市美術館、セブンチケット、ローソンチケット、展覧会ホームページ、チケットぴあ、イープラス、CN プレイガイド、JTB、チケットスター※前売券販売期間(先行販売を除く): 2月1日(木)~3月2日(金)※3月3日(土)以降は当日券のみ販売、団体券は松本市美術館のみ取扱い■「新・YAYOIちゃんプラッシュ」付き先行前売券 2,200円(税込)販売期間:2018年1月20日(土)~3月2日(金) ※売り切れ次第終了※セブンチケット、ローソンチケット限定※プレイガイド購入時に観覧券とプラッシュ引換券を発券。プラッシュは展覧会会期中に松本市美術館総合窓口にて引き換え。※新・YAYOI ちゃんプラッシュ(松本限定)は会場でも販売予定となっているが、生産数に限りあり。確実な入手を希望する場合はセット前売券の購入推奨。 【問い合わせ先】松本市美術館TEL:0263-39-7400
2018年01月20日芸術家の草間彌生が生誕の地、長野県・松本にある松本市美術館にて「草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて」を、3月3日から7月22日まで開催する。草間 彌生©YAYOI KUSAMA同展は松本市の市政施行110周年と、松本市美術館の開館15周年を記念し特別単独開催が決定したもの。草間彌生はこれまで開館記念展から始まり、2005年「草間彌生の魂のおきどころ」、2012年の「草間彌生 永遠の永遠の永遠」と松本市美術館にて3本の展覧会を開催してきた。幻覚体験の恐怖から逃れるために無我夢中で描き続けた草間彌生は、世界の芸術家としての地位を掴み取り、世界各地で行われる草間彌生の展覧会は入場者数の記録を塗り替えている。なぜ草間彌生は世界の人々に、かくも熱狂的に迎え入れられるようになったのか。戦争で失われた青春、平和。そして、愛。草間が芸術を通じて語るのは、人間にとってもっとも普遍的、かつ大切なメッセージでもある。《大いなる巨大な南瓜》2012年時の展示風景より©YAYOI KUSAMA1月20日より先行前売り券(税込2,200円)の販売がスタート。国立新美術館で開催された展覧会「草間彌生わが永遠の魂」で限定販売され、会期終了を待たずに売り切れるほど大好評だったキーホルダーの新バージョン「新・YAYOIちゃんプラッシュ」がセットになっている。「新・YAYOIちゃんプラッシュ」付き先行前売り券の取り扱いはセブンチケット、ローソンチケット限定にて3月2日まで販売、売り切れ次第終了。なお、一般前売り券は2月1日から販売開始する。【イベント情報】草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて会期:3月3日〜7月22日会場:松本市美術館住所:長野県松本市中央4-2-22時間:9:00〜17:00(土曜日は19:00まで、3月3日は21:00まで、入館はいずれも閉館の30分前まで)料金:一般1,200円 大学生・高校生800円(中学生以下無料、障害者手帳携帯者とその介助者1名無料)休館日:月曜日(ただし4月30日、5月7日、7月16日は開館)
2018年01月18日とことん草間ワールド! 日本を代表する新アートスポット誕生どこまでも果てしなく増殖する水玉、ビビッドなカラー…壮大な独自の芸術で世界を席巻する前衛芸術家・草間彌生。彼女の作品が結集した「草間彌生美術館」が、満を持して東京・牛込に誕生しました。開館を記念した特別展「想像は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」が、2017年10月1日(日)から2018年2月25日(日)まで開催中です。本展は最新絵画シリーズ《わが永遠の魂》を中心に、選りすぐりの代表作から最新作品までを展示した美術館のこけら落とし展。限られたスペースで安全で快適に作品を楽しむために、入場は完全予約制(1日4回入れ替え)となっています。とことん草間ワールドを体感できる本美術館は、芸術ファンはもちろん、パワーや情熱を感じたい人々にぴったりの新アートスポット。記念すべき特別展で注目したい作品の一部をご紹介します。生命賛歌を謳い続けて 《愛はとこしえ》フリーハンドで描いたドローイングを版画にした連作50点「愛はとこしえ」シリーズ。本展ではうち27点をぐるりと取り囲むように展示しました。線や水玉、紋様の反復や集積といった草間ワールドを代表するモチーフをはじめ、宇宙人のような摩訶不思議なキャラクターも登場します。作品を通してずっと「愛」について表現し続ける草間の情熱が、部屋いっぱいに溢れています。草間彌生の集大成がここに 《わが永遠の魂》2009年から制作をはじめ、今もなお新作が発表し続けられている「わが永遠の魂」シリーズ。1日1点か2日1点という驚異的な速さで制作が進む本シリーズから、選りすぐりの16点が展示されています。まるで色彩が爆発しているかのよう。アクリル絵の具で描かれた“草間ワールド”は、まさに彼女の集大成。芸術家としての飽くなき挑戦と創造の闘いを全身で感じられるはずです。いつの間にか作品の一部に… 《無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでいく》体感型インスタレーション「ミラールーム」は草間の代表的な表現方法のひとつ。無限に増殖するモチーフを体感することのできる最新作《無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでいく》が登場しました。本作はオレンジ色に瞬くかぼちゃが、闇にどこまでも広がっていく世界を表現したインスタレーション作品。鑑賞者と作品の境界線をなくしてしまうような、そこはかとないエネルギーと不思議な力が詰まった空間がありました。文/おゝしろ実結イベント情報イベント名:草間彌生美術館開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」催行期間:2017年10月01日 〜 2018年02月25日住所:東京都新宿区弁天町107電話番号:(03) 5273 1778 (開館日の11:00~17:00)
2017年10月20日大人気のアーティスト、草間彌生さんの個人美術館が東京・新宿に新しくオープンしました。草間さんの世界にひたれる空間ってどんな感じなのでしょう?プレスプレビューを取材してきましたので、レポートします!開館記念展スタート!【女子的アートナビ】vol. 8710月1日に開館した草間彌生美術館では、年に2回のペースで展覧会を開催。草間さんのさまざまなアートを毎年楽しめるようになっています。こけら落としとなる開館記念展『創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき』では、最新絵画シリーズ《わが永遠の魂》を中心に構成。今展のために作られたというインスタレーション作品も展示されています。まずは、外観からご紹介。真っ白な建物が美術館です。場所は新宿区弁天町の住宅街。最寄り駅は、都営地下鉄大江戸線の「牛込柳町」駅ですが、東京メトロ東西線の「早稲田」駅からも行くことができます。こちらは入り口付近の写真。1階のガラス部分には、草間さんの水玉模様がデザインされています。細長い美術館で、中に入るとワンフロアは比較的コンパクト。展示室には階段で上がっていきます。まずはモノクロの世界へ!最初の展示室では、モノクロの連作「愛はとこしえ」シリーズの27点を見ることができます。これらの作品は、2007年から3年間で描いたドローイングを版画にした連作。黒のマーカーペンを使いフリーハンドで描いた画面には、おなじみの水玉模様をはじめ、抽象的な形が繰り返し出てきたり、細かい線がびっしりと描かれていたりして、モノクロの草間ワールドを楽しめます。3階はとってもカラフル!続いて3階の展示室に行くと、一転して鮮やかな世界が広がっています。こちらは2009年から手がけ、現在も制作を続けられている大型の連作「わが永遠の魂」シリーズ16点。1日に1点(または2日に1点)という早いペースで描かれている同シリーズは、すでに530点を超えています。2017年の春に開催された『草間彌生展―わが永遠の魂』でご覧になった人も多いと思いますが、今回の展覧会では同シリーズ最新作を初公開。新しい作品を見られるなんて、個人美術館ならではの魅力です。2分間のかぼちゃ体験♪次は4階へ。扉しか見えませんが、この部屋の中にミラールームの最新作《無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく》があるとのこと。まずは扉の前でスタッフの方から鑑賞について次のような説明を受けます。・入れ替え制で入場する・2分間限定で鑑賞する・展示物には手を触れないそして順番に数名ずつ中に入ると、スタッフが扉を閉めてストップウォッチで2分計測。時間になると扉を開ける……という手順です。閉じ込められる感があってちょっとドキドキ。こちらが展示室内の写真。密室の中に無数の水玉かぼちゃが鎮座しています。鏡の反射や照明の効果でかぼちゃがどんどん増殖していくように見えて、ちょっと怖い感じ……。体感型のインスタレーションであるミラールームは、草間さんの代表的な作品シリーズのひとつ。これまで松本市美術館などいくつかの場所で違うパターンのミラールームを体験したことがありますが、私的には今回のかぼちゃが一番インパクト大でした。最後の5階は資料閲覧スペース。そこから続く屋上ギャラリーでは新作の巨大かぼちゃ作品《Starry Pumpkin》を見ることができます。トイレも必見!展示作品のほかに、ぜひ見ていただきたいのがエレベーターとトイレ。どちらにも赤い水玉がいっぱいデザインされていて、小さなミラールーム状態になっています。特にトイレは自分ひとりで贅沢に草間ワールドを体感できるので超オススメです(でもトイレの数が少ないので、あまり長居しすぎないようにしてくださいね)。最後は1階のショップでお土産もチェック。美術館限定のクッキーや水玉グッズなど記念に買って帰りましょう。なお、この美術館は日時指定の予約・定員制となっています。詳しくは公式サイトをチェックしてみてくださいね。Information会期:~2018年2月25日(日)※開館日は木・金・土・日曜および国民の祝日(月~水、12月25日〜1月17日は休館)時間:11:00〜17:00※1日4回(各回定員50人・90分の入れ替え制)のチケット事前購入制①11:00〜12:30(11:30までに入場)、②12:30〜14:00(13:00までに入場)、③14:00〜15:30 (14:30までに入場)、④15:30〜17:00(16:00までに入場)会場:草間彌生美術館料金:一般 1000円 / 小中高生 600円
2017年10月13日草間彌生美術館が、2017年10月1日(日)に開館。草間彌生の主要作品から最新作まで紹介する美術館が誕生草間彌生美術館は、前衛芸術家・草間彌生の作品や関連資料の展示、講演会、イベントなどを通して、草間彌生の芸術や、そのメッセージを広く伝えることを目的として設立された。コレクションは、年2回の展覧会形式で紹介。過去の主要作品はもちろん、第二の黄金期と言えるほど活発な制作活動を行っている草間彌生の、完成したばかりの作品も展示される。また、随時開催されるイベントでは、館長や外部講師によるギャラリートークや、子供向けの美術館探検ツアーといったプログラムが予定されている。新宿区の閑静な住宅街に出現した美術館は、地下1階から地上5階までの6フロア。その膨大なコレクションを紹介するため、ギャラリースペースは4フロアにもわたる。そのほか、1階にはショップが、5階には資料を閲覧できるブラウジングスペースが設けられている。開館記念展覧会「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」記念すべき最初の展覧会は、「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」というタイトルで、2017年10月1日(日)から2018年2月25日(日)まで開催。最新絵画シリーズ《わが永遠の魂》を中心に、開館のために制作された最新のインスタレーション作品や、新作のかぼちゃ立体作品といった、近作が披露される。チケットは日時指定の予約・定員制なお、快適な鑑賞体験を提供するため、美術館は日時指定の予約・定員制となっている。2017年10月と11月分のチケットは完売している。12月分のチケットは、2017年10月1日(日)より発売開始となる。詳細草間彌生美術館開館日:2017年10月1日(日)住所:東京都新宿区弁天町107アクセス:地下鉄「早稲田」駅より徒歩約7分営業日:木曜・金曜・土曜・日曜日、および国民の祝日営業時間:11:00~17:00※1日4回(11:00/12:30/14:00/15:30各回入れ替え制)のチケット事前購入制 ※各回90分、定員50名。チケット:美術館公式webサイトからのオンライン事前購入制。毎月1日10:00に翌々月のチケットを発売。来館日前日の23:59まで購入可能。URL:■開館記念展概要草間彌生美術館開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」開催期間:2017年10月1日(日)~2018年2月25日(日) ※12月25日(月)~1月17日(水)は冬季休館観覧料:一般 1,000円/小中高生 600円 ※未就学児は無料
2017年10月03日前衛芸術家として世界的にその名を知られる草間彌生の美術館(東京都新宿区弁天町107)が10月1日に開館を迎える。入館チケットは日時指定の予約・定員制、1日4回各90分入れ替えの事前購入制となっているが、人気の高さゆえ2ヶ月先まで予約がいっぱいだという。こけら落としとなる開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」では、最新作の「わが永遠の魂」を中心に、モノクロドローイングシリーズや新作のかぼちゃ立体作品なども展示される。一般公開に先駆けて9月26日に行われたプレス内覧会では、草間彌生氏本人が会場を訪れ、「私の終生の念願であった草間彌生美術館を建て、みなさまに作品を見ていただきたいという心からの希望が達せられました。これは私の生涯における最大の感激であります。(中略)あなたたちの志によって私を鼓舞していただきたい。その強い願いをあなたたちに伝えたいと思い、この美術館を建てました。私の愛する美術館を、ぜひあなたも最大の愛をもって一生愛していただきたいと思っております」と開館への想いを語った。外苑東通り沿いに面した草間彌生美術館は、地上5階、地下1階建ての建物で、白い水玉模様があしらわれた壁が目印となっている。1階のエントランスを抜けて階段を上ると、2階の壁一面には、モノクロドローイングのシリーズ「愛はとこしえ」27点が展示され、さらに3階に上がると、2009年から現在も描き続けられている大型の絵画連作「わが永遠の魂」16点が現れる。今年描き上げられたばかりの「私の悲しみの青春の死が足音を立ててやってくるのだ」、「私の愛の億万のきらめきをあなたにあげたい」も展示され、モノクロ世界の2階から一変して、鮮やかで濃密な彩りの世界に引き込まれる。螺旋階段を上り4階へ着くと、初公開のミラールーム「無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく」が待っている。暗闇の中に浮かぶ無限のかぼちゃを見つめていると、心地よい“没入感”に浸れるだろう。「無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく」屋上には、金やピンクのタイルで飾られた立体作品「Starry Pumpkin」が展示され、新宿の街が一望できる見晴らしのよい場所で、草間作品を鑑賞することができる。階段に面したガラス窓から自然光が豊かに降り注ぐように設計された展示室や、エレベーターやトイレの中などいたるところに水玉模様があしらわれている点もポイントだ。エントランス横にあるミュージアムショップも、美術館限定のクッキーやハンカチなどが販売されているのでお見逃しなく。「Starry Pumpkin」【展覧情報】草間彌生美術館開館記念展創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき会期:10月1日~2018年2月25日会場:草間彌生美術館住所:東京都新宿区弁天町107時間:11:00~17:00(入れ替え制)休館日:月・火・水曜日(祝日は除く)、12月25日~2018年1月17日入場料:一般 税込1,000円、小中高生 税込600円、未就学児無料チケットはWEB SITE()で購入可能
2017年09月26日伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリーにて3月15日から21日まで「~アンディ・ウォーホルから草間彌生まで~Art Message from New York」が開催される。同展では、キャンベルスープ缶に代表される日用品や、有名人をモチーフとした作品を数多く手掛けてきたアンディ・ウォーホルの「MICKEY MOUSE from MYTHS」や、村上隆の作品で最も知名度の高いキャラクターDOB君がオフセット作品に描かれている「そして、そしてそしてそしてそして。黄色い世界」、ロックを愛し少女を多く描く奈良美智の「Guitar girl」など、現代でも人気の衰えないポップアーティストを中心にアーティストの版画作品が約30点展示される。【イベント詳細】「~アンディ・ウォーホルから草間彌生まで~Art Message from New York」会期:3月15日~21日会場:伊勢丹新宿店本館5階=アートギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-14-1時間:10:30~20:00(3月21日のみ18:00まで)
2017年03月12日“水玉の女王”として知られ、世界中で高い評価を受けてきた前衛芸術家・草間彌生の70年にわたる芸術活動の全容が紹介される展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」がついに開幕(国立新美術館にて5月22日まで)。2月21日に開催された内覧会は拍手と歓声に両手を振って応える草間に、報道陣たちから「カワイイ!」と声が上がった。 「草間さんは心がとてもピュアで、乙女のようにあどけないところもある方ですから(笑)」 そう語るのは、展覧会の監修を担当した同美術館副館長・南雄介氏。草間との出会いは25年前に遡るが、チャーミングな人柄に加え、大きく見開いた目の印象は当時と変わらないという。 「講演会をしていただいたことがあるんですが、昔のヌードパフォーマンスの写真を見せながら、『本当にキレイだったのよ』っておっしゃるなど、とても楽しいお話でした(笑)。いつまでも乙女チックな気持ちを持ち続けていらっしゃる方ですね」 東京では13年ぶりとなる展覧会は、彼女の創作の軌跡をたどる。その3つの軌跡を南氏が解説してくれた。 【1】創作活動初期 松本の旧家に生まれ、幼少のころから絵を描くことが好きだったが、封建的な考えを持つ母から絵描きになることを強く反対された草間。幻覚や幻聴に悩まされながらも絵画の勉強を続け、’52年に最初の個展を開く。 「京都で日本画を学び、動植物、天体などモチーフは多岐にわたります。10歳のころに描いた母の肖像画には、その後生涯のテーマとなる水玉がすでに見られます」 【2】ニューヨーク時代 美術界の師弟関係などの因習や女性であることの偏見から逃れたい一心で、28歳のときに渡米。 「無限の網目で空間を埋め尽くす『ネット・ペインティング』(無限の網)で、ミニマル・アートの先駆けとして評価され、布を用いた柔らかい彫刻『ソフト・スカルプチュア』、『ハプニング』と称される屋外でのヌード・デモや乱交をテーマにしたパフォーマンスを披露。ベトナム戦争に対する愛と平和のメッセージを発信するなど、時代の先端を走りました」 【3】東京時代 心身の不調を訴えるようになった草間は、’73年に帰国。東京で入院生活を送りながらコラージュや版画を数多く制作する。アメリカ生活で公私ともに支え合う存在だった美術家ジョゼフ・コーネルや実父の死が当時の作風に大きな影響を与えたとも。 「小説や詩などの執筆も始め、それまで造形芸術で表現してきたテーマが言葉を伴うことで観客のイメージを喚起しやすくなったと言えます。’89年にニューヨークで回顧展が開催されたのをきっかけに、世界的に草間芸術の再評価が始まり、現代の現代アートの世界的巨匠としての地位を確立させます」 また、展覧会では軌跡をたどると同時に、’09年から取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」から厳選した132点を一挙に日本初公開。 「草間さんの作品の魅力は、ものすごく大胆なところです。斬新で独創性に富み、社会通念とか美術の世界の約束事みたいなのを軽々と超えてしまう。アウトサイダーとして孤独に歩みながらも、常に現代アートの先駆であり続けています。『200歳まで生きても描きたいものが途切れない』とよくおっしゃいますが、その創作意欲たるや、人生の全てを芸術に捧げていると言ってもけっして過言でないでしょうね」(南氏)
2017年03月05日日本を代表する芸術家・草間彌生の集大成とも言える展覧会「草間彌生わが永遠の魂」が、2月22日より、東京・国立新美術館で開催されている。「草間彌生わが永遠の魂」チケット情報昨年2016年には米タイム誌が「世界で最も影響力のある100人」に選出、また同年には文化勲章を授与されるなど、話題の絶えることのない草間の生命力にあふれた世界を体感することのできる、またとない機会となる。入場して早々に目前に広がる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」には度肝を抜かれるとともに、豊かなバリエーションと色彩美に心奪わてしまう。これらは2009年から現在まで意欲的に制作に取り組み続けている作品群。本シリーズを中心に据え、草間彌生70年間にわたる芸術家活動の集大成として、計132作品が日本初公開された。また、松本に暮らした時代、1950年代に単身渡米した時代、帰国した1970年代以降など、それぞれの時代に残してきた作品群からは、絵画に限らず、彫刻、映像、小説、詩など様々な手法を用いながら、普遍的なテーマを表現し続けてきたことを伺い知ることができる。さらには、誰もが知る大きなカボチャや、美術館の周囲を囲む木々を水玉でアレンジした作品などが会場外にも展示。スマホ撮影可能なエリアなども含めて様々な角度でたっぷりとその魅力を味わうことができる。今回の展覧会開催に寄せ、草間氏は「芸術の創造は孤高の営みだ」「私は前衛芸術家として宇宙の果てまでも戦いたい。倒れてしまうまで」とメッセージを寄せている。本展覧会は5月22日(月)まで。
2017年02月22日前衛芸術家、草間彌生の大回顧展「草間彌生 わが永遠の魂」が2月22日から5月22日まで、東京・六本木の国立新美術館で始まる。一般公開を前に開かれたプレス内覧会では、同展のキュレーターを務める南雄介氏による作品解説と、草間氏とのフォトセッションが執り行われた。大勢の取材陣が詰め掛ける中、草間氏は車いすで登場し、壁一面に展示されている連作「わが永遠の魂」をバックに両手で手を振りながら笑顔で撮影に応じた。国立新美術館開館10周年企画として開催される「草間彌生 わが永遠の魂」展は、草間彌生の芸術活動を総括するに相応しい大規模な展覧会で、およそ270点にも及ぶ作品が公開される。直島に展示されているものと同じタイプの、あの黄色い巨大な「南瓜」や、作家蔵の「生命の輝きに満ちて」など、草間彌生のすべてに出会える貴重な機会だ。本展の見どころについて、キュレーターの南氏は展示室を丸ごと使って展示した「わが永遠の魂」をあげる。2009年の制作開始以来、休むことなく制作に取り組んでいる同作品群は現在520点まで完成しているようだ。1点あたり162×162cmにもなる大作を、87歳の草間氏は2~3日に1点のペースで仕上げるというから驚きだ。水玉や網目、鮮やかな色彩があふれる「わが永遠の魂」に囲まれると、草間彌生が見ている景色を体感できると同時に、彼女が芸術へと注ぐエネルギーの大きさに圧倒されるだろう。同展は、大作「わが永遠の魂」に始まり、生まれ育った松本で描かれた初期作品から、渡米後にミニマルアートの先駆けとして注目されたネット・ペインティングやソフト・スカルプチュア作品、パフォーマンス映像の他、帰国後に制作されたコラージュ作品群に至るまで、余すところなく“草間ワールド”が体感できる構成となっている。草間彌生は、幼い頃より重い神経症に悩まされ、恐怖や自殺への衝動を抑えるために絵を描き始めたという。「自分を生み出してくれた宇宙への畏敬の念を絵の中に込めたい」と語る彼女の言葉からは、膨大な水玉のたったひとつの点に込められた“強い意志”が感じられた。屋外では参加型インスタレーションの「オブリタレーションルーム」が楽しめる他、会場限定のオリジナルグッズも充実しているので、ファミリーで訪れてもいいだろう。【展覧会情報】「草間彌生 わが永遠の魂」場所:国立新美術館 企画展示室 1E会期:2017年2月22日~5月22日時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円大学生1,200円高校生800円休館日:火曜日(5月2日は開館)
2017年02月22日国立新美術館で、「草間彌生 わが永遠の魂」が開催されます。期間は2017年2月22日(水)~ 5月22日(月)。世界を舞台に活躍する前衛芸術家・草間彌生の魅力を、余すところなく伝える集大成となる展覧会です。気になる詳細を早速チェックしてみましょう!草間彌生の全貌に迫る展覧会が開催「わが永遠の魂」シリーズより《行こう、空の彼方へ》2014S120 / 194.0×194.0cm©YAYOI KUSAMA国立新美術館開館10周年を記念した展覧会、「草間彌生 わが永遠の魂」が開催されます。期間は、2017年2月22日(水)~ 5月22日(月)です。今や「日本が生み出した最も傑出したアーティスト」といっても過言ではない、前衛芸術家・草間彌生の全貌に迫る貴重な機会です。「わが永遠の魂」シリーズより《しのびがたい愛の行方》2014S120 / 194.0×194.0cm©YAYOI KUSAMA今回の展覧会では、2009年から草間彌生が精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に、一挙約130点が日本初公開されます。さらに、初期から現在に至る創作活動の全貌も総合的に紹介。過去最大規模の個展から目が離せません!要チェック!展覧会のみどころはココ●世界のKUSAMA、過去最大級の個展が東京で実現「世界で最も影響力のある100人」(2016年、米『タイム』誌)に日本人で唯一選出、「世界で最も人気のあるアーティスト」(2014年、英『アート・ニュースペーパー』紙)に選出されるなど、世界有数の実力と知名度を誇る草間彌生。テート・モダン(ロンドン)やポンピドゥ・センター(パリ)など世界に名だたる美術館での個展を成功させ、中南米やアジア、北欧でも大規模な個展を行うなど、多くの人々を魅了し続けています。国内で過去最大級の個展が、ついに東京で実現しました。●圧巻の最新作「わが永遠の魂」が一挙に初公開「わが永遠の魂」シリーズより《いまわしい戦争のあとでは幸福で心が一杯になるばかり》2010S120 / 194.0×194.0cm©YAYOI KUSAMA草間彌生が2009年から意欲的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ「わが永遠の魂」から厳選した約130点が一挙に公開されます。全作品が日本初公開とあって、これは見逃せません。●稀代の天才芸術家、草間彌生の全貌を紹介《生命の輝きに満ちて》2011Courtesy of Ota Fine Arts, Tokyo/Singapore; Victoria MiroGallery, London; David Zwirner, New York©YAYOI KUSAMA国内での活動を経て、1957年に渡米、15年間にわたりニューヨークで活躍していた草間彌生。高い評価を得て、活動の場を東京へ移した後も、世界を舞台に活躍し続けています。代名詞ともいえる水玉をモティーフとした作品やネット・ペインティング、ソフト・スカルプチュア、無限の鏡の間など、多岐にわたる草間芸術の全貌が、初期から最新作まで、たっぷりと紹介されます。初期から最新作まで!出展作品の一部をご紹介●初期作品幼少の頃より絵を描くことが好きだった草間彌生は、京都市立美術工芸学校で日本画を学び、故郷の松本で創作活動を開始しました。1950年代に描かれた作品は、抽象的でありながら、動植物、人間、天体、都市など、多岐にわたるモティーフをテーマに、生命感と宇宙的な広がりを感じさせます。批評家・瀧口修造らに高く評価され、東京でも何度か個展を開催しました。●ニューヨーク時代《トラヴェリング・ライフ》1964151.0×82.0×高さ248.0cm京都国立近代美術館蔵©YAYOI KUSAMA 撮影:上野則宏日本での芸術活動に限界を感じた草間は、1957年に単身アメリカに渡り、翌年にはニューヨークに居を移します。草間が最初に高い評価を受けたのは、巨大なカンヴァスを小さな網目状のストロークで埋め尽くした、中心も際限もなく、構成を排除したモノクロームのネット・ペインティングでした。その後、男根状の突起を家具などにびっしり貼り付けたソフト・スカルプチュア、同一物の集積/反復によるアキュミュレイション、オブジェやイメージによって空間を埋め尽くすエンヴァイラメント(インスタレーション)、ハプニング(パフォーマンス)など、性や食品に対するオブセッション(強迫観念)を主題とした先駆的な作品を矢継ぎ早に発表し、注目を集めます。●東京時代《黄樹》1992フォーエバー現代美術館蔵162.0×390.0cm©YAYOI KUSAMA体調を崩し、1973年に帰国した草間は、東京で入院生活を送りながら活動を再開します。絵画や彫刻、インスタレーションにおいては、水玉、ネット、男根状の突起などの従来のモティーフを大胆に再解釈し、具象的なイメージと組み合わせた色彩豊かな作品が生み出されました。コラージュ、版画、小説や詩といった文学作品など、新しい分野にも挑戦します。性と死、無限の宇宙などの普遍的なテーマにもとづくこれら作品は、率直な表現によって新しい観客を獲得しました。コラボレーションやタイアップも数多くおこなわれ、草間の作品世界はますます広がりました。●巨大なかぼちゃ南瓜2007フォーエバー現代美術館蔵©YAYOI KUSAMAアートの島・直島のシンボルにもなっている、巨大なかぼちゃをモチーフにした作品も登場します。その大きさはなんと、高さ4.5m、幅5mのビッグサイズ!写真撮影もOKなので、フォトジェニックな1枚を撮影してみてはいかがでしょうか。草間彌生ってどんな人?前衛芸術家でもあり、小説家でもある草間彌生。1929年に長野県松本市に生まれ、幼少より水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作していました。1957年に単身で渡米し、前衛芸術家としての地位を築きます。1973年活動拠点を東京に移し、1993年ヴェネツィア・ビエンナーレで日本代表として日本館初の個展を開催しました。2001年に朝日賞を受賞、2009年に文化功労者に表彰されます。また、2009年には「わが永遠の魂」シリーズの制作を開始。世界各国で巡回展を開催しています。2014年に、世界で最も人気のあるアーティスト(『アート・ニュースペーパー』紙)に、2016年には世界で最も影響力がある100人(『タイム』誌)に選ばれています。2016年には文化勲章も受章している、まさに日本を代表するアーティストです。開催概要名称:草間彌生 わが永遠の魂開催期間:2017年2月22日(水)~ 5月22日(月)開催場所:国立新美術館企画展示室1E開館時間:10:00~18:00 (入場は閉館の30分前まで)※金曜日は20:00まで開館※4月29日(土)~5月7日(日)は毎日20:00まで開館問い合わせ:03-5777-8600公式サイト:
2017年02月11日日本を代表する前衛芸術家「草間彌生」の展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」とX-girl(エックスガール)・X-LARGE(エクストララージ)によるコラボレーションコレクションが登場。さらに、ポーター(PORTER)、G-SHOCK(ジーショック)が参加したトリプルコラボレーションアイテムも。2017年2月10日(金)より発売される。草間彌生のアイコン「ドット柄」「INFINITY MIRRORED ROOM」をアウターやTシャツにX-girlとのコラボレーションでは、草間彌生のアイコン「ドット柄」を大胆にデザインしたコーチジャケットや、体験型アートの名作「INFINITY MIRRORED ROOM」の展示風景をそのまま全面にインクジェットプリントしたビッグサイズTシャツが登場する。コーチジャケットには、草間彌生のサインプリントも入っている。さらにX-LARGEとのコラボレーションでは、草間彌生が活動のコンセプトとして訴え続けているメッセージ「LOVE FOREVER( 愛はとこしえ)」のアイコニックなロゴをバックプリントに採用したコーチジャケットや、フード裏にドット柄プリントをあしらったフーディーが登場する。その他、草間彌生がモデルとなった1960年代の作品をバックに取り入れたTシャツも。ポーターのバッグ&G-SHOCKのウォッチも「ドット柄」にXgirlとXLARGEに加え、ポーターが参加したトリプルコラボレーションアイテムにも注目。同ブランドを代表する定番バッグ「2WAY HELMET BAG」などに、イエローやピンクの鮮やかなドット柄が全面にあしらわれた。中でもXLARGEとのタッグによるイエロードットの「2WAY BOSTON BAG 」や「WALLET」などは、ナイロンツイル生地にボンディング加工を施し、軽く柔らかい感触に仕上げた。裏地のカラーも表地の水玉に合わせイエローで統一されている。G-SHOCKが参加したトリプルコラボレーションウォッチは、定番モデル「DW-5600」をベースにフェイスとベルト部分にドット柄をデザイン。ELバックライトには「LOVE FOREVER」のメッセージが浮かび上がる。さらに、パッケージボックスにも水玉が全面にプリントされ、草間彌生のアートエッセンスが凝縮された特別ウォッチに仕上がっている。コラボを記念したムービー公開今回のコラボレーションを記念して、ミュージックビデオ「Timeless」を発表。映像作家・古谷蔵人による水玉をテーマにした独特の映像が、90年代生まれのガールズラップユニット「チェルミコ(chelmico)」の音楽とともに前衛的な世界を創り上げる。【詳細】展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」とのコラボレーションコレクション発売日:2017年2月10日(金)※2017年2月9日(木)19:00よりcalifにて先行販売取り扱い:・XLARGE直営店、全国のXLARGE取り扱い店舗、ZOZOTOWN・X-girl直営店、全国のX-girl取り扱い店舗、ZOZOTOWN・ビーズインターナショナル オンラインショップ calif・国立新美術館・伊勢丹新宿本館2階=センターパーク/TOKYO解放区期間:2017年2月15日(水)〜27日(月)※2月21日(火)、2月28日(火)の2日間は店舗休業。住所:東京都新宿区新宿3-14-1・伊勢丹オンラインストア期間:2017年2月15日(水)〜・イセタン羽田ストア(レディス)ターミナル12017年2月15日(水)〜28日(火)場所:羽田空港 国内線 第1旅客ターミナル2階 ゲートランウンジ(南)搭乗口10番付近価格帯:・コーチジャケット 20,000円+税・Tシャツ 6,000〜9,000円+税・ハット 5,000〜6,000円+税・バッグ 10,000〜60,000円+税・ウォッチ 18,000円+税【問い合わせ先】・XLARGE HARAJUKUTEL:03-3475-5696・X-girl storeTEL:03-5772-2020
2017年01月16日芸術家として唯一無二の存在感を発揮する草間彌生が、今年度の文化勲章を受章することが明らかとなり、草間さんから喜びのコメントが到着した。文化勲章は、科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章。今回の受章受けて草間さんは「このたびは文化勲章をいただくことになり、大変嬉しく思っております」と喜び、「今後もなお一層、自分の芸術を高めるために努力を惜しむことなく闘ってまいります」と意欲的なコメントを寄せている。そして今回の受章を記念して、草間さんのドキュメンタリー映画『≒草間彌生 わたし大好き』が11月5日(土)より期間限定で上映されることも決定。2008年に公開された映画『≒草間彌生わたし大好き』は、未だに止むこと無く世界の美術界を疾走する草間さんを、1年半もの間追い続けたドキュメンタリー作品。「生」と「死」と「愛」のせめぎ合いの中から湧きあがる草間芸術の真髄を、カメラはときには饒舌に記録し続ける。いままで観ることの叶わなかった、草間さんの創作活動と日常。自らを天才と自負する揺るぎ無き自信、作品に挑む時の凛とした精神の高み、日常の佇まいに見え隠れする人間味あふれる表情と仕草など、様々な草間ワールドが映し出される。『≒草間彌生 わたし大好き』は11月5日(土)~11月11日(金)アップリンク渋谷にて緊急上映。(cinemacafe.net)
2016年10月28日展覧会「草間彌生 わが永遠の魂」が、2017年2月22日(水)から5月22日(月)までの間、国立新美術館で開催される。世界を舞台に活躍し続ける前衛芸術家・草間彌生。その創作活動は、絵画、彫刻、コラージュ、インスタレーション、映像、パフォーマンス、ファッション、野外彫刻、さらには小説や詩に至るまで、様々な分野に及んでいる。「草間彌生 わが永遠の魂」展では、代表作の数々から貴重な未発表作品までを過去最大級の規模で展示。さらに、2009年から意欲的に取り組んでいる大型絵画シリーズ「わが永遠の魂」から、厳選した約130点を初公開する。初期から現在にいたるまでを余すところなく紹介し、天才作家はどのように歩み、現在何に取り組み、これからどこへ向かおうとしているのかを探る。草間彌生の初期作品~ニューヨーク時代幼少の頃より絵を描くことが好きだった草間彌生。彼女は日本画を京都市立美術工芸学校で学び、故郷の長野県・松本市で創作活動を開始した。初期の作品は、1953年の≪太陽≫や、1949年≪残夢≫に見られるように、抽象的でありながら動植物、人間、天体、都市など、多岐にわたるモチーフをテーマに制作。生命感と宇宙的な広がりを感じさせるようなものが多かった。日本での芸術活動に限界を感じた草間は、1957年秋に単身アメリカへ。翌年にはニューヨークに移住。そこで、巨大なカンヴァスを小さな網目状のストロークで埋め尽くした、中心も際限もなく、構成を排除したモノクロームのネット・ペインティングを発表し、高い評価を受ける。オブジェやイメージによって空間を埋め尽くすインスタレーション、パフォーマンスなど、性や食品に対するオブセッション(強迫観念)を主題とした先駆的な作品を次々と創作していった。草間彌生の東京時代体調を崩し、1973年に帰国した草間は、東京で入院生活を送りながら芸術活動を再開。絵画や彫刻、インスタレーションにおいては、水玉、ネット、男根状の突起などの従来のモチーフを大胆に再解釈し、具象的なイメージと組み合わせた色彩豊かな作品を生み出した。松本市美術館所蔵の≪かぼちゃ≫(1999年)は、その代表作といえる。体験型展示にも注目ミラー・ルームは、無限に反復し増殖する世界。無数の小さな光が煌めく中で、鑑賞者自らが作品の一部になるような感覚を体験できる。また、屋外展示場には水玉ガーデンも。カラフルに彩られた大小のかぼちゃ、にょきにょきと地面から生え出たような立体作品《命》など水玉柄の彫刻が並ぶ。これら作品は自由に写真を撮ったり、かぼちゃの中に入ったりして楽しむのも展覧会の魅力の1つだ。開催概要【イベント詳細】国立新美術館開館10周年 草間彌生 わが永遠の魂会期:2017年2月22日(水)~5月22日(月)休館日:毎週火曜日 ※5月2日(火)は開館開館時間:10:00~18:00※金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)会場:国立新美術館 企画展示室1E住所:東京都港区六本木7-22-2■チケット情報一般 1,600(1,400)円、大学生 1,200(1,000)円、高校生 800(600)円※()内は前売り、または20名以上の団体料金。※中学生以下無料。※障害者手帳を持参者と付添者1名は無料。※2017年3月18日(土)から3月20日(月・祝)までは高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)※前売券販売期間は2017年1月1日(日)~2月21日(火)。国立新美術館は1月11日(水)から2月20日(月)まで、2月22日(水)以降は当日券の販売。■先行販売券(企画チケット)・草間彌生トートバッグセット券(2,000セット限定) 5,000円(税込)販売期間:2016年11月1日(火)~2017年2月21日(火)※セブンチケット限定(売り切れ次第終了)。内容:観覧券1枚とオリジナルトートバッグ(XLARGE/X-girlコラボレーション)のセット。・草間彌生《南瓜》キーリングセット券 3,000円(税込)販売期間:2016年11月1日(火)~2017年2月21日(火)※セブンチケット限定(売り切れ次第終了)。内容:観覧券1枚と草間彌生《南瓜》キーリング(本展限定カラー)とのセット。・ミュシャ展とのセット観覧券 2,400円(税込)販売期間:2016年11月2日(水)~2017年2月21日(火)※オンラインチケット、ローソンチケットで販売。内容:国立新美術館で2017年3月8日~6月5日に開かれる「ミュシャ展」との一般観覧券各1枚のセット。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2016年10月02日草間彌生の大回顧展「わが永遠の魂」が、2017年2月22日から5月22日まで、東京・六本木の国立新美術館で開催される。世界を舞台に活躍し続ける前衛芸術家、草間彌生の個展としては過去最大規模、会場の国立新美術館は全館をくまなく使い、草間作品で埋め尽くされることとなる。9月27日、報道陣の前に姿を現した草間彌生は、開催への感謝とともに「私の人生は芸術によって磨かれました。そしてこれから一層、死に向かって新しい芸術を開拓するために死にものぐるいで闘っています」と、渾身のメッセージを伝えた。『TIME』誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に日本人でただ一人選ばれた世界のKUSAMAは、10歳の頃より水玉と網目模様をモチーフに絵を描き始め、1950年代後半には単身渡米。絵画、彫刻、インスタレーション、映像、さらに小説や詩に至るまで、あらゆる方法を使い、圧倒的な量と質で「芸術」を体現してきた。現在88歳の彼女の人生は、いつも病と隣り合わせだった。幼少期からの重い強迫神経症、周囲に理解されない孤独、高齢となり視力もだいぶ弱まっているという。それでも彼女は、まっすぐに、スピードを緩めることなく芸術の最前線を走り続ける。「私が死んだ後も、私の創造への意欲と芸術への希望、私の情熱を感じていただけたら、これに勝る喜びはありません。みなさんの精神的な悩み、人生の苦しみがあった時に、私の生きてきた道を見つけてくれたら本当に嬉しいです」と、涙ながらにコメントした。テートモダン、ポンピドゥ・センターなど名だたる美術館で回顧展を成功させ、中南米やアジア、北欧でも大規模な個展を行ってきた草間彌生の作品群が、ついに東京で一同に会する。国内初公開となる大作「わが永遠の魂」約130点を中心に据え、初期から現在までの軌跡を巡る。屋外には「水玉ガーデン」が出現し、草間芸術の醍醐味「ミラールーム」も展示される予定だ。【展覧会情報】「草間彌生 わが永遠の魂」場所:国立新美術館 企画展示室 1E会期:2017年2月22日~5月22日時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円大学生1,200円高校生800円休館日:火曜日(5月2日は開館)
2016年09月30日草間彌生と山口小夜子のドキュメンタリー映画を同時上映するイベント「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」が、9月4日から9月9日まで、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催されることが決定した。同イベントは、9月3日にリニューアルオープンするトップミュージアムこと東京都写真美術館の開館20周年を記念して行われるもの。上映作品は、1960年代に日本を飛び出し、ニューヨークで名を馳せた前衛芸術家の草間彌生を1年半にわたって追い続け、草間芸術の真髄に迫った『≒草間彌生 わたし大好き』と、1970年代にアジア人初のトップモデルとしてパリで活躍した山口小夜子と交友のあった松本貴子監督が、親交のあった人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら彼女のミステリアスな正体に迫る『氷の花火 山口小夜子』のドキュメンタリー映画2作品。『≒草間彌生 わたし大好き』 (c) YAYOI KUSAMA『氷の花火 山口小夜子』(c) 2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会今回上映される2作品のメガホンをとった松本貴子監督は、現在BSジャパンで放送されている日本初のファッション情報番組「ファッション通信」の立ち上げに参加し、山口小夜子とは1987年に同番組の「山口小夜子特集」で知り合い、その後は、NHK「世界わが心の旅 ベルベルの少女の瞳」やNHK「アントワープ王立アカデミー 一流ファッションデザイナーはこう作られる」の制作で親交を深め、亡くなるまで交流を持ってきた。草間彌生とも20年来の親交を結び、「NHKBSプレミアム 世界が私を待っている 前衛芸術家草間彌生の疾走」、「NHKスペシャル 水玉の女王 草間彌生の全力疾走」など数々の映像作品を制作してきた。また、今回の2作品の同時上映に際して松本貴子監督は、「世界を舞台に闘った二人の日本人女性との出会いは、強烈でした。奇しくも同じおかっぱ髪。私は、映像という分野で関わることが、運命だと感じました。加えて言えば、二人とも“本物”。ドキュメンタリー映画の制作過程には、辛いことも沢山ありましたが、それを上回る掛け替えのない幸せな時間を、味わい尽くすことが出来ました。今回、トップミュージアムで2作品を同時上映出来ることは、この上ない喜びです。異彩を放つ二人の表現者の生き方が、多くの方々の記憶に残ることを願って!天才と美しい女(ひと)は、見飽きない!」とコメントしている。なお、『氷の花火 山口小夜子』が、カナダ・モントリオールで現地時間8月25日から9月5日に開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のドキュメンタリー部門正式招待作品に決定したことも今回あわせて発表された。「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」の上映時間や詳細については、東京都写真美術館のオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」会場:東京都写真美術館住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:2016年9月4日~9月9日上映作品:『氷の花火 山口小夜子』『≒草間彌生 わたし大好き』休映日:9月5日料金:一般・学生1,500円、シニア・高校生以下・障がい者手帳1,200円
2016年08月28日写真家の川島小鳥による新作写真展「川島小鳥 写真展 『20歳の頃』」が、8月14日まで東京・阿佐ヶ谷のセレクトショップ・ヴォイド(void)にて開催されている。同展では店内一面に、20歳になるひとりの女の子にフォーカスして撮りためた新作の数々を展示し、川島小鳥ワールドに浸れる空間となっている。また、同展に合わせて特別に制作されたZINE(税込1,260円)も部数限定で販売中。【展覧会情報】会場:ヴォイド住所:東京都杉並区阿佐ヶ谷北1-28-8 芙蓉コーポ 102会期:7月30日~8月14日時間:12:00~20:00休館日:火曜日
2016年08月02日