3月21日に[Alexandros]を勇退した庄村聡泰が、新たな活動の1つとして新人グループ「不楽、足る。(読み:フラクタル)」の総合プロデュースを手がけることを発表した。有名ミュージシャン等とタッグを組み制作した楽曲「フラフラ、クラクラ。」「桜、咲くな。」の2曲を本日配信リリースする。庄村聡泰「不楽、足る。」は男性8、女性1、怪人1から成るパフォーマンス集団。コンセプトは『不楽に足る世に一石を投ずるべく2021年より活動を開始する“歌劇な過激団”』。制作総指揮を庄村が務め、ほかにも強力な制作陣と共に他に類を見ない展開を画策中とのこと。本日の楽曲リリース以降、12月に2.5次元ミュージカルで知られるネルケプランニング制作の元で舞台公演を行うことが決定している。団員はポカリスエットCMメインキャストやパリコレ出演モデル、俳優、メンズアイドルなど多彩な経歴を持つ者で構成されており、その魅力は華やかなルックスのみならずハイトーン、ハスキーボイス、デスボイス、ラップなど個性的な歌唱で楽曲を彩っている。そして、架空と現実とを織り交ぜた“不楽に足る世”を舞台とした世界観を象徴する謎の怪人、八目成七目(ヤツメナナツメ)が主催として在籍する。今回制作総指揮として名を連ねた庄村聡泰は、本日リリースされた2曲の作詞も担当。作曲はアニメ主題歌(ポプテピピックなど)、ゲーム音楽(PUBGなど)、声優(上坂すみれ等)への楽曲提供などで知られる吟(BUSTED ROSE)が担当している。さらに楽曲全体のアレンジャーおよびギタリストに滝善充(9mm Parabellum Bullet)、演奏メンバーに井澤惇(LITE)、ドラムにBOB(AliA)を迎えている。また、ビートメーカーとしてオカモトレイジ(OKAMOTO’S)率いるYAGI EXHIBITION推薦のもと、HIYADAMのサウンドプロデュースやODD Foot Worksのサポートも務めるYohji Igarashiが参加している。本日、楽曲配信と合わせて2曲のミュージックビデオも公開された。まだまだ謎の多い「不楽、足る。」と庄村聡泰の新たな活動に、今後も注目してほしい。■不楽、足る。YouTubeチャンネルリリース情報「フラフラ、クラクラ。」不楽、足る。結団の理念を高らかに宣言する歌唱をもとにデスボイスやラップなど団員それぞれの個性的な声色を凝縮し、目まぐるしく移り変わる曲調と共に“聴き手の精神を揺さぶる”事をコンセプトとした快速メタリック歌謡。「フラフラ、クラクラ。」ジャケット3月23日0時配信リリース作詞:庄村聡泰作曲:吟(BUSTED ROSE)編曲:滝善充(9mm Parabellum Bullet)「フラフラ、クラクラ。」MV「桜、咲くな。」巡る季節と桜の開花を逆らえない残酷な運命として捉えた無常感がテーマ。迫り来る運命に抗い、飲み込まれ、来世こそはと思いを託し果てて行く関係性を歌ったアンチ桜ソング。「桜、咲くな。」ジャケット3月23日0時配信リリース作詞:庄村聡泰作曲:吟(BUSTED ROSE)編曲:滝善充(9mm Parabellum Bullet)「桜、咲くな。」MV
2021年03月23日1月30日をもって吉本興業とのマネジメント契約が終了となった西野亮廣(40)。自身は円満退社を強調しているが、西野のSNSでの挙動が話題になったこともあり、“円満”をいぶかしむ声も上がっている。西野はマネジメント契約終了が発表される3日前の先月27日、マネージャーとのLINEのやりとりを自身のTwitterにあげ、《連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました》と、不満を爆発させていた。LINE画面のマネージャーの実名を隠すなどの対応をしなかったことへの批判が相次ぎ、なかには「パワハラではないか」という声もあった。これについては、その後、西野自身がオンライン「voicy」の「西野亮廣エンタメ研究所」で「今回、よくなかったなと反省しているのは、このタイミングでマネジャーとのLINEをSNSに出しちゃったこと」と反省の弁も述べている。ある吉本興業関係者に話を聞くと……。「正直、辞めてくれてホッとしてます。西野さんはマネージャーには常に上から目線でした。自分が指導してやっている、という意識が強いのか高圧的な態度や物言いも多かった。いつか自分も担当することになるかも、と思うと気が気でなかったです。これまで担当した人も疲弊してましたね」当の西野は、2月1日に『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に出演した際、マネージャーとの関係性についてこう語っていた。「僕の映画の仕事は4年スパン。他にも学校をつくったりとかは数年スパンになっていくけど、吉本興業のマネジメントの体制として、マネージャーは半年とか1年で代わってしまう。そうすると、企画立ち上げの時とそれを出す時のスタッフが違ってしまうとか、意思疎通ができていないとか、熱量が違うとかがずっと頻繁に起こっていて、これを何とかしないといけないよねって話し合いは、ずっと前からあったんです。(中略) (早いサイクルで)マネージャーが代わる、と言うことが難しかった。そこの引き継ぎがすごくストレスで、そこで詰めることもあった」西野は担当マネージャーが頻繁に代わることで自身の仕事に支障が出ている、と伝えたかったようだ。前出の吉本興業関係者は、この西野の主張に反論する。「吉本のマネジメントの体制を引き合いにだして説明していますが、吉本のほかのタレントは何年も同じマネージャーが担当することはよくありますよ。要は西野さんが例外だっただけ。西野さんのマネージャーが半年や1年で代わってしまうのは、精神的負担が大きいからなんです。“西野さんの担当を外れたい”と上司やまわりに相談するのは毎度のことで、人事部に掛け合う人もいました」(前出・吉本興業関係者)吉本興業には、エージェント契約も含め6,000人以上のタレントが在籍しているが……。「そのなかでも“マネージャーとしてつきたくないタレントランキング”では1、2を争う、と吉本の社員の間で言われていましたよ(苦笑)」(前出・吉本興業関係者)西野は先月30日、自身のTwitterで《吉本興業を卒業しました》という言葉とともに、《オラオラ喧嘩して辞めるわけではなく、お互いプラスになるような形を探った結果です》とつづっていた。自身が退社したほうが吉本にとっても好都合になると自覚している、ということか。
2021年02月03日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が31日、音声メディア・Voicyのチャンネル「西野亮廣エンタメ研究所」で、「吉本興業を退社した今の気持ち」「これが真実です。」と題した音声を投稿。吉本興業を退社するに至った経緯などについて語った。前日に、ツイッターを通じて「お騒がせしてすみません。吉本興業を卒業しました。いろんな記事が出ると思いますが、オラオラ喧嘩して辞めるわけではなく、お互いプラスになるような形を探った結果です」と報告していた西野。Voicyでは、「まずお伝えしておきたいのは、ここは嘘偽りなく、僕と吉本興業の間で揉め事は一切ございません」と改めて円満退社を強調した上で、「もちろん事務所とかマネージャーにブチ切れること、僕は時々ありますよ。お客さんから時間とお金を預かっているので、ふざけた仕事をしたら僕は怒ります」と理解を求めた。その一方で、「今回良くなかったなと本当に反省しているのは、このタイミングでマネージャーとのLINEをSNSに出してしまったこと。これまでも出していたんですけども、逆に僕もスタッフにLINEを出されたりもするんですけど(笑)。このタイミングでそういうことをやっちゃうと、そこを切り取られてそれが直接の原因だと思ってしまう人が出るし、炎上させたいニュースメディアからすると、『良い素材を頂戴しました』となるわけだから、道徳的にもタイミング的にも出すべきではなかったなと思っております」と自省も。「これに関しては、『変な感じになっちゃってごめんね』とマネージャーに謝って、別に関係は悪くなっていないので。今度も普通に飲みに行く約束をしております」と補足した。また、「ある時から僕の仕事って、いわゆるタレントさんのお仕事とはちょっと違っていて。例えば海外に学校を作ったり、絵本を作ったり、それこそ今回のような映画を作ったりするのが、メインになってきたんですね。今、キングコング西野はメディアに露出することが活動の軸にない。そもそもそんな才能もありません。多くの仕事を吉本興業ではなくて、自分の会社でハンドリングしていて、予算やスタッフさんを集めるところから制作、運営、マーケティングを自分たちでやってるんですね」と自身の現状を報告。西野が3~4年を要する中長期プロジェクトに対して、吉本興業のマネージャーが短期間で交代することに触れ、「仕事が大きくなればなるほど、自分の活動内容と吉本の仕組みがマッチしなくなっていたんです」「新しく入ってきたマネージャーの責任というよりも、システムエラーだと思うんですね。『もっと熱を持てよ、がんばってくれよ』と思う気持ちはゼロではない。とはいえ、仕方ない部分もある。みたいな感じで、仕事のスパンが長くなってしまったせいで、吉本興業のマネージメントシステムがうまく合わなくなってきていて、それについては何年も前から話し合ってきて調整を繰り返してきたんですね」と協議を重ねていたことにも言及した。そして、「あとは大前提として吉本興業ってお笑い芸人をサポートする会社なので、お笑い芸人以外の活動が増えてきたら、当然ですけど別のサポート体制が必要になってくるんですね。もっともっと良い形はないかなというのを話し合って、西野個人のマネージメントに関しては西野の会社で行うという今回の結論に至りました」と語り、「なので、吉本興業との衝突があったわけではなくて、むしろその逆で。吉本興業にめちゃくちゃ理解してもらった形です」と説明。「映画とか書籍とかその他のコンテンツに関しては一緒にやってお互いにプラスになるのであれば一緒にやるという形になると思います。実力の世界ですから、吉本興業が『お前とは組みたくない』といったら、そのときは僕の会社で受けますが、そうではない限りご一緒できるところではご一緒したいと思っております。あくまで今回の発表は、西野亮廣個人のマネージメントは西野の会社で行いますというだけの話です」と要点を整理し、「キングコングや相方の梶原雄太くんのことはこれまで通り。まさか解散なんてしませんし、梶原くんは引き続き吉本興業所属の芸人です」とコンビ関係は継続していくことも明言した。「『事務所退社』という言葉が強すぎて、あれやこれやと憶測を呼んでしまっていますが、今話したことが本当にすべてです」と呼びかけた西野。「関係が悪くなったりはしていないし、活動を理解してくれた吉本興業には本当に感謝していますし、何か別の形で外側から恩返ししていけたらいいなと思っております」と決意を新たにしている。
2021年01月31日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が30日、ツイッターを通じて「吉本興業を卒業しました」と報告した。この日、吉本興業は公式サイトを通じて、「当社所属キングコング西野亮廣(にしの・あきひろ)について、双方合意の上、2021年1月30日付をもってマネジメント契約を終了しました」と発表。一方の西野は、「お騒がせしてすみません。吉本興業を卒業しました。いろんな記事が出ると思いますが、オラオラ喧嘩して辞めるわけではなく、お互いプラスになるような形を探った結果です」とツイッターで経緯を記し、「なので、普通に仲良しですし、継続する仕事もあります」と補足した。今月27日、ツイッターで「連日走り回ってくださっている吉本興業外部のスタッフさんに対しての吉本興業の対応がナメ腐っていたので、会社ごとガン詰めしました」と明かし、「しっかりしろ!」とつづっていた西野。心配するファンに向けて、「退社する可能性も含めて、吉本興業と慎重に話し合いを進めています。くれぐれも『トラブルが原因』とかじゃないっす!」「とりあえず吉本興業には『今の形を改めないと辞めます』という話をさせていただきました。安心してください。オラオラした感じでは言ってなくて、『この状態だとお互い得をしないよね』という、ものすごく落ち着いた話し合いです」などと経過を伝えていた。
2021年01月30日『映画 えんとつ町のプペル』の初日舞台挨拶が25日に都内で行われ、窪田正孝、芦田愛菜、小池栄子、大平祥生(JO1)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。「来年チャレンジしたいこと」をテーマにトークを行った登壇者陣。西野は「YouTuder」とフリップを掲げ、観客を驚かせる。「なんか流行ってるみたいなんで……YouTuberになります。ニシサックです」と発表した。西野はさらに「相方(梶原雄太)がカジサックとして頑張ってるので、映画が終わったらニシサックとしてジャージを着て来年1年頑張ります。公約です」と宣言。「それ以外の仕事全部やめてYouTuber 1本で頑張りますので。2021年1月1日からYoutuber ニシサックとして頑張りますのでよろしくお願いします」と頭を下げ、カジサックとの共演も「あるかもしれない。コラボです」と期待させた。
2020年12月25日ジャニーズJr.のグループ・IMPACTorsの椿泰我、影山拓也、鈴木大河が、新型コロナウイルスに感染したことが24日、明らかになった。ジャニーズ事務所が公式サイトで発表した。サイトでは「弊社所属ジャニーズJr.椿泰我・影山拓也・鈴木大河(IMPACTors)が新型コロナウイルスに感染していることを確認いたしましたのでご報告申し上げます」と発表。「定期的に検査しておりますPCR検査の結果、12月16日に椿が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。椿の検査結果を受けまして、IMPACTorsメンバーがPCR検査を実施したところ、12月17日にメンバーの影山・鈴木も陽性であることが確認されました」と経緯を報告し、「椿に鼻づまりの症状がある程度で、影山・鈴木ともに感染した際にみられる症状はなく、保健所にご指導いただき、現在、療養及び経過観察しております」と伝えた。続けて、「保健所のご指導による濃厚接触者の特定につきまして、影山と鈴木は、椿の濃厚接触者に該当しておりますが、それ以外に弊社所属タレント並びに社員の中で3人の濃厚接触者に該当するものはおりませんでした。弊社関係者以外で濃厚接触者に該当された方にも個別にご連絡しております。弊社関連施設への立ち入りがございましたので、該当施設の消毒作業を実施いたしました」と対応について説明した。
2020年12月24日サッカー日本代表歴代2位の出場数を記録する長友佑都選手が、老舗・鈴廣かまぼこと「魚肉たんぱく同盟」を発足した。このプロジェクトでは、魚肉たんぱくの魅力を伝え、長友選手のコンディション向上の過程で得た情報を公開していくという。アスリートはトレーニングだけでなく食の面でも様々な試みを行っており、長友選手は4年前から怪我の防止や日々のコンディショニングを整えるため、糖質を管理し、魚中心の食生活に取り組んできた。創業155年の歴史を誇る鈴廣は、長友選手の取り組みをテレビで見て以来、「かまぼこの素晴らしさを体感していただき、共に皆様にその魚肉たんぱくの優位性を広めていく事に同じ志を持てる」と思っていたそうで、このたび新プロジェクトがスタートすることになった。今後は、長友選手専属シェフの加藤超也氏も同盟に加わり、天然素材にこだわり、化学調味料・保存料未使用で、7匹魚を使ってつくられる鈴廣かまぼこを活用した新レシピの開発や、魚肉たんぱくに関する情報発信を行っていく。魚肉たんぱくは、高たんぱくで必須アミノ酸のバランスも良く、消化吸収に優れており、アスリートの身体づくりに新たな提案がなされることになりそうだ。「魚肉たんぱく同盟」ウェブサイト<鈴廣かまぼこ社(鈴木智博 常務取締役)コメント>この度、鈴廣かまぼことサッカー日本代表の長友佑都選手で魚肉たんぱく同盟をたちあげる事になりました。鈴廣のかまぼこは、お魚が7匹も入った高たんぱくな食べ物です。かまぼこの主成分である魚肉たんぱくが、江戸時代から日本人の健康を支えてきた存在であり、さらに栄養バランスが偏りがちな現代、コロナ渦の今だからこそ、その価値をもっと知って食生活に役立ててほしいと考えています。4年前の密着番組をみて長友さんの強靱な肉体は食トレでつくられている事。また、たんぱく源が魚肉である事も知りました。かまぼこの素晴らしさを体感していただき、共に皆様にその魚肉たんぱくの優位性を広めていく事に同じ志を持てるとずっと思っておりました。夏にきっかけを頂いてからその思いが今回募り、かまぼこを食トレに取り入れていただいております。そんな長友さんと魚肉たんぱく同盟を立ちあげ、トップアスリートである長友佑都選手と食のサポートをされている加藤シェフに参画していただき、世界を健やかにしていく挑戦をしていきます。この魚肉たんぱく同盟は今後、様々な取組をしていく予定ですのでご期待くださいませ。長友佑都選手<長友佑都選手コメント>こんにちは、長友佑都です。この度、かまぼこ屋として日本を代表する鈴廣かまぼことご一緒に「魚肉たんぱく同盟」を発足いたしました。この同盟は、お魚に含まれるたんぱく質の魅力について、一人でも多くの方に伝えたいと思い発足しました。僕は4年前から怪我の防止や日々のコンディショニングを目的として、ファットアダプト食事法を取り入れ、糖質を適正量に管理しながらお魚中心の食生活に取り組んできました。そして今、2022年の4大会出場に向けてフランスのマルセイユという地で厳しい環境に身を置きながら、自分自身を更に進化させようと挑戦をしています。この厳しい環境で打ち勝っていくには、腸内環境への取り組みや食事管理の質も改めて考えないといけないと思っています。今回の同盟パートナーである鈴廣かまぼこは、天然素材を極め、化学調味料・保存料未使用で、7匹のお魚を使った高たんぱくなかまぼこをつくられていて、僕は練習後や日々の食事に取り入れるようになりました。今後この活動を通じて、僕と鈴廣かまぼこで「高タンパク改革」を起こしていきたいと思うので、是非魚肉たんぱく同盟にご期待ください!加藤超也氏<加藤超也氏コメント>こんにちは、長友佑都専属シェフの加藤超也と申します。この度、魚肉たんぱく同盟に参加させていただきました。僕は長友佑都の食トレに従事して5年目となりますが、これまでの活動含めて「食べたもので体は作られている。できるだけシンプルな食材と調理で身体も心も癒す料理を提供したい」という哲学を大事にしています。鈴廣かまぼこの生産工程を見学した時に、出来上がるまでの職人のこだわりに感銘を受けました。たんぱく質を摂取する事は、体を作る長友含めたアスリートは勿論のこと、人が健康的な毎日を過ごす上でとても重要性な習慣だと考えます。特に良質なたんぱく質・脂質の栄養素を豊富に含むお魚は日々のレシピ考案にも積極的に取り入れています。多くの方々へのアレンジレシピ等の発信を含め、鈴廣かまぼこの職人が魂を込めて作ったかまぼこの美味しさや素晴らしさを、一人でも多くの方にお伝えできる様にこの活動を推進してまいります。
2020年12月21日人気ドラマ「梨泰院クラス」で大ブレイクしたイ・ジュヨン主演最新作にして、第24回釜山国際映画祭では大きな熱狂を呼んだ『野球少女』。この度、日本版メインビジュアルと初映像となる特報が解禁された。ユニフォームに身を包んだイ・ジュヨン演じるチュ・スインの姿を捉えた鮮烈なメインビジュアルには、逆境を乗り越えてプロ野球選手を目指すスイン自信の決意の言葉「あきらめない。なにがあっても。」のコピーが並ぶ。時速134kmの豪速球を持つ彼女が、マウンドに立ち、真っ直ぐに前を見つめる凛々しい表情が印象的だ。そして、同時解禁となった特報では、「なぜ野球部に女子が?」というコーチの問いとは裏腹に、豪速球を投げるスインの投球シーンから始まり、その勇ましい姿が強烈なインパクトを与える!さらにスインの涙ぐましいトレーニングや葛藤も垣間見られ、「わたしの未来は誰にも分からない。わたしでさえ」そう答えるスインの姿に胸がアツくなる本映像。「秘密の森」イ・ジュニョク、「椿の花咲く頃」ヨム・ヘランの姿も目にすることができる。『野球少女』は2021年3月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:野球少女 2021年3月より全国にて公開© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2020年12月17日『映画 えんとつ町のプペル』完成披露試写会が13日に都内で行われ、芦田愛菜、藤森慎吾、伊藤沙莉、宮根誠司、ロザリーナ(エンディング主題歌)、西野亮廣、廣田裕介監督が登場した。同作は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が脚本&監督を手掛けた累計発行部数40万部を超える絵本の映画化作。厚い煙に覆われ、“星”があるなんて誰も想像すらしなかった“えんとつ町”で、少年・ルビッチ(声:芦田愛菜)とゴミから生まれたゴミ人間・プペル(声:窪田正孝)が出会い、大冒険が始まる。ルビッチを取り巻く少年・アントニオを演じた伊藤は、キャラクターについて「強いような立ち位置だと思われがちなんですけど、本当はすごく臆病で素直になれないところがあるので、ルビッチのことをうらやましく思ってるんです」と表す。「本当は信じたくても信じられなかった世界を目の当たりにした時に、やっと自分に素直になれるのかなと思いましたし、ターニングポイントがちょくちょくあったので、演じていて楽しかったです」と振り返った。さらに伊藤は、「10歳の時に西野さんがテレビのレギュラー番組の収録をスタジオでされてて、それを見ていて『西野だ〜』と言ってすごいしゃべりかけちゃったんですよ。怖いもの知らずだったんで」とエピソードを披露。伊藤が「そうしたら、本当に優しく対応してくださって、毎回その後『おっ子供!』って話しかけてくださって。自己紹介してなかったので『子供!』と言われてたんですけど、そうやって遊んでくださってたんですよ、廊下で」と明かすと、西野自身は記憶がなかったのか「え〜!? むちゃくちゃいいやつじゃないですか!」と驚く。伊藤は「何かしらでご一緒させていただきたいというのが、ずっとあったんです。そうしたらこのお話が来てやっと叶ったので、どこかで言いたいなという気持ちがありました」と語った。
2020年12月13日日本でも大人気のパク・ソジュン主演「梨泰院クラス」でマ・ヒョニ役を演じてブレイクしたイ・ジュヨンを主演に迎えた青春映画『BaseballGirl』(英題)が『野球少女』の邦題で2021年3月、日本公開することが決定した。社会現象ともなり世界中で大ヒットとなったNetflixで配信中の韓国ドラマ「梨泰院クラス」。そのメインキャストのひとりで、主人公パク・セロイが経営する「タンバム」の料理長マ・ヒョニを演じたイ・ジュヨンは確かな演技力と存在感で視聴者の心を掴み、新世代スターの仲間入り。そんなイ・ジュヨンが主演作『野球少女』で演じるのは、プロ野球選手を目指す天才野球少女。決して夢を諦めずに、社会に立ち向かっていく姿に誰もが胸を打たれ、口コミが話題を呼びスマッシュヒット。第24回釜山国際映画祭でも観客・批評家が熱狂し、「映画祭の観客の満場一致で一押し!正直なタイトル通り、クールで胸が熱くなるドラマ」「優しい人を応援する優しい映画。自分の選択を強い意志で貫いた(主人公)スインが素晴らしい。未来が幸せであってほしいと応援したくなった」と感動の声が続々と寄せられた。また、先日行われた「アジアアーティストアワード」ではアイコン賞を受賞、まさに韓国エンタメ界のアイコニックとしていま最も旬な女優となった。新世代のスターと脇を固める韓国のベテラン名優たちの共演主演のイ・ジュヨンは、『春の夢』『蚕を飼っていた部屋』『なまず』などの話題作で多彩な演技を披露してきた、韓国インディーズ界の名女優。ドラマでは「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」や「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ」などに出演してきた。本作では天才野球少女を演じるにあたり、「私が中途半端だと映画が伝えようとしていることが色褪せてしまうのではないかと思った」と語り、撮影に入る前から約40日間の訓練に臨み、劇中の全ての野球のシーンを自ら熱演。見事、2020年「ニューヨーク・アジアン映画祭」国際ライジングスター賞を受賞した。さらに「秘密の森」や「サバイバー:60日間の大統領」「365:運命をさかのぼる1年」などのドラマで人気を博すイ・ジュニョクが主人公を支えるコーチ役に。撮影前には増量を行い、イ・ジュヨンと共に訓練を受けたその熱量はスクリーンからもうかがえる。また、ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「椿の花咲く頃」、映画『無垢なる証人』などに出演するベテラン女優ヨム・ヘランが主人公の現実的な母親役を演じ、共感を呼ぶ。「ハイエナ」『エクストリーム・ジョブ』をはじめ多数の作品で活躍するベテラン俳優ソン・ヨンギュが主人公の夢を応援する父親役を演じた。ガラスの天井を打ち破るために努力する野球少女を、支える父親と諦める勇気を説く母親。そんな家族ドラマも本作の見どころだ。コロナ禍、誰もが生まれて初めての経験に立ち向かった2020年だからこそ、何があってもあきらめない主人公の姿にはエールを送らずにはいられない。あらすじ最高球速134km/hの速球とボールの回転力が強みの天才野球少女チュ・スイン(イ・ジュヨン)は、高校卒業後はプロ球団で野球を続けることを夢見て、誰よりも練習を重ねてきた。しかし、女性という理由でトライアウト(プロテスト)も受けられない。おまけに友人、家族からも反対される。そんなとき、プロを目指し夢破れた新人コーチのチェ・ジンテ(イ・ジュニョク)が赴任し、大きな変化が訪れる。果たして、彼女の夢は叶うのだろうか――。『野球少女』は2021年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:野球少女 2021年3月より全国にて公開© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2020年12月04日Netflixオリジナルシリーズ『愛の不時着』、『梨泰院クラス』、『サイコだけど大丈夫』が、Netflixで独占配信中されている。この度、『愛の不時着』のヒョンビン&ソン・イェジン、『梨泰院クラス』のパク・ソジュン、『サイコだけど大丈夫』のキム・スヒョン&ソ・イェジによる、日本のファンへ向けた「メッセージ特別映像」が公開された。『愛の不時着』は、事故で北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)と、硬派な将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)が様々な障害を乗り越えるラブストーリーで、2月の配信開始以降「今日の総合TOP10」入りの常連をキープしている。また、『梨泰院クラス』は、梨泰院に小さな店を構えた青年パク・セロイ(パク・ソジュン)が、仲間とともに成功を掴むため、大企業相手に"クール"な戦いを仕掛ける痛快ストーリー。『サイコだけど大丈夫』は、愛を知らない人気童話作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)と、精神病棟で献身的に働くムン・ガンテ(キム・スヒョン)が出会い、互いを癒しながら成長するヒューマンドラマだ。本メッセージ映像では、「東京ドラマアワード2020」の海外作品特別賞を受賞し、「愛の不時着/第4次韓流ブーム」というワードが、2020年の“新語・流行語大賞”にノミネートされるなど旋風を巻き起こす『愛の不時着』、そして『梨泰院クラス』や『サイコだけど大丈夫』の主要キャストが、日本のファンに向けて温かいメッセージを贈っている。『愛の不時着』でリ・ジョンヒョクを演じるヒョンビンは、同作のヒットについて「とてもうれしいです。(作品を見ると)大切な人にコーヒーを入れてあげたくなりますよ」と喜びを明かしつつ、ジョンヒョクを思わせる優しい一言も。ユン・セリを演じるソン・イェジンは、「直接お会いしてお礼を言えないのが残念ですが、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」と優しくキュートな笑顔で語る。そして、『梨泰院クラス』でパク・セロイを演じるパク・ソジュンは、「年齢や性別を超え、皆が共感できる青春や夢、恋愛を描いた作品です」と魅力をアピールし、屈託のない笑顔を披露。『サイコだけど大丈夫』でムン・ガンテを演じるキム・スヒョンは「皆さんの癒しになりますように」と語り、コ・ムニョンを演じるソ・イェジも「面白くて感動的な話なので、ぜひNetflix でご覧ください」と、落ち着いた癒し口調でファンに向けて語りかけている。映像の後半では、前述の3作品に加え、自分の力で俳優やメイクアップアーティストになる夢に挑む男女の成長を描く『青春の記録』、“韓国のゴールデン・グローブ賞”こと百想芸術大賞で4冠に輝いた『椿の花咲く頃』、スタートアップの世界に飛び込みビジネスを立ち上げる若者たちを描く『スタートアップ:夢の扉』、平凡な保健教師が特別な能力で悪霊を払い謎を解き明かしていく『保健教師アン・ウニョン』、12月3日(木)より全話一挙独占配信開始の韓国版“のだめカンタービレ”と注目の『ドドソソララソ』の本編映像がピックアップされ、ラブストーリーだけではないネトフリ韓ドラの多様な魅力を堪能できるシーンが多数収められた。そして、Netflix韓ドラの魅力を語り尽くす生配信番組『ネトフリK沼フェス』が11月14日(土)18:00〜21:00にTwitter(@NetflixJP)で開催決定。MC はオリエンタルラジオの藤森慎吾が務め、ゆきぽよ、朝日奈央、トレンディエンジェル斎藤、黒羽麻璃央、田代親世らも出演し、Netflix の韓ドラの魅力を様々な角度から語り尽くす。
2020年11月11日流行語大賞にもノミネートされ、今年話題をさらった「愛の不時着」のヒョンビン&ソン・イェジンほか、「梨泰院クラス」のパク・ソジュン、「サイコだけど大丈夫」のキム・スヒョン&ソ・イェジによる日本の“ネトフリ韓ドラ”ファンへ向けたメッセージ特別映像が公開された。解禁となったメッセージ映像では、「東京ドラマアワード2020」の“海外作品特別賞”を受賞し、「愛の不時着/第4次韓流ブーム」というワードが「ユーキャン新語・流行語大賞2020」にノミネートされるなど、大旋風を巻き起こす「愛の不時着」、そして「梨泰院クラス」「サイコだけど大丈夫」の主要キャスト陣が、日本のファンに向けて温かいメッセージを伝えている。「愛の不時着」で北朝鮮のエリート将校リ・ジョンヒョクを演じるヒョンビンは、同作のヒットについて「とてもうれしいです。(作品を見ると)大切な人にコーヒーを入れてあげたくなりますよ」と劇中のジョンヒョクを思わせる優しいひと言。ユン・セリを演じるソン・イェジンは、「直接お会いしてお礼を言えないのが残念ですが、皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです」と優しくキュートな笑顔で語っている。「梨泰院クラス」でパク・セロイを演じるパク・ソジュンは、「年齢や性別を超え、皆が共感できる青春や夢、恋愛を描いた作品です」と魅力をアピールし、屈託のない笑顔を披露。「サイコだけど大丈夫」でムン・ガンテを演じるキム・スヒョンは兵役後初のドラマ出演。「皆さんの癒しになりますように」と語ると、童話作家コ・ムニョンを演じるソ・イェジも「面白くて感動的な話なので、ぜひNetflixでご覧ください」と癒しの口調でファンに向けて語りかけている。映像の後半では、前述の3作品に加え、自分の力で俳優やメイクアップアーティストになる夢に挑む男女の成長を描く「青春の記録」、“韓国のゴールデン・グローブ賞”こと百想芸術大賞で4冠に輝いた「椿の花咲く頃」、競争激しいハイテク世界に飛び込み、ビジネスを立ち上げる若者たちを描く「スタートアップ:夢の扉」、高校の保健教師が特別な能力で悪霊を払い謎を解き明かしていく「保健教師アン・ウニョン」、12月3日(木)より全話一挙独占配信開始の韓国版“のだめカンタービレ”と注目の「ドドソソララソ」の本編映像もピックアップ。キュンとするラブストーリーのみならず、感動、笑い、驚き、興奮など、あらゆる感情を揺さぶられるネトフリ韓ドラの多様な魅力を堪能できるシーンが多数収められている。“K沼”(韓ドラ沼)にハマっているファンはもちろん、これから韓ドラを開拓したい人にとっても必見の映像だ。なお、Netflixの韓ドラの魅力を語り尽くす生配信番組「ネトフリK沼フェス」が11月14日(土)18時~21時にTwitter(@NetflixJP)にて開催決定。MCは「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾が務め、ゆきぽよ、朝日奈央、「トレンディエンジェル」斎藤、黒羽麻璃央、田代親世らも出演し、ネトフリ韓ドラの魅力を様々な角度から語り尽くす予定。「愛の不時着」とは…?事故で北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)と、硬派な将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)が様々な障害を乗り越えるラブストーリーで、2月の配信開始以降〈今日の総合 TOP10〉入りの常連をキープ、TVでも特集が組まれるなど社会現象に。「梨泰院クラス」とは…?韓国の六本木といわれる街・梨泰院に小さな店を構えた青年パク・セロイ(パク・ソジュン)が、仲間とともに成功を掴むため、大企業相手に"クール"な戦いを仕掛ける痛快ストーリー。3月の配信開始以降〈今日の総合 TOP10〉入り、SNSでモノマネ動画が流行るほどの話題を集めている。「サイコだけど大丈夫」とは…?愛を知らない人気童話作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)と、精神科病院で献身的に働くムン・ガンテ(キム・スヒョン)が出会い、互いを癒しながら成長していくヒューマンドラマ。6月に毎週新着エピソードを配信、あらゆる世代から人気を集めている。Netflixオリジナルシリーズ「愛の不時着」、「梨泰院クラス」、「サイコだけど大丈夫」は独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年11月11日キングコングの西野亮廣が絵・文・監督を務め、2016年の発売以降ロングラン大ヒットを記録、世界累計発行部数50万部という驚異的な数字を叩き出した絵本『えんとつ町のプペル』。この絵本を原作としたアニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』が12月25日(金)に全国公開となる。いつも厚い煙に覆われ、空を知らない「えんとつ町」。煙の向こうに“星”があることを、町の住人たちは誰も信じていなかった。ただひとり、えんとつ掃除屋の少年ルビッチだけが父の教えを守り、いつも空を見上げ、星を信じ続けていた。そして、みんなに笑われ、ひとりぼっちになってしまったルビッチの前に、ハロウィンの夜に生まれたゴミ人間プペルが突然現れる。これはふたりが巻き起こす“信じる勇気”の物語。アニメーション制作を美しく繊細な世界観で世界中に多くのファンを持つ「STUDIO4℃」が手掛け、製作総指揮・原作・脚本を西野亮廣が務める本作のオープニング主題歌を、HYDEが担当することが決定。期待が高まる本作について、ふたりに話を訊いた。変化球は投げずにど真ん中を狙おうと。それで負けたなら自分たちの負け。――大ヒット絵本『えんとつ町のプペル』がついに映画化となりますが、西野さん、今のお気持ちをお聞かせください。西野亮廣(以下、西野)もともと映画の脚本のほうが先にあったんです。ただ、「知らない作品を観に、みんな映画館まで足を運ばないだろうな」と考えたのと、全部を絵本にしてしまうと長くなってしまうので、途中部分を切り抜いて、スピンオフとして絵本を先に出したんです。だから、絵本には主人公もまだ出てきていなかったし、すべてのストーリーを絵本では描けていなかったので、今回の映画でようやく本当の形の『えんとつ町のプペル』が出せるなと。9年越しなんですよ。めちゃくちゃ遠回りしたんですけど、でもそうでもしないと映画館には足を運んでもらえないと思ったので。良かったな、という感じです。――絵本の世界観、そして脚本をアニメーションにされる際に気にされたことは何でしょうか。西野スタッフのみんなとひとつ決めたのは「メジャー作品を作ろう」ということでした。変化球とかは投げずに、ど真ん中を投げようと。で、それで負けたら、自分たちの負けだ、というふうに決めました。――魂を込めた勝負の作品、そのオープニング主題歌をHYDEさんに依頼された経緯を教えてください。西野もともと『えんとつ町のプペル』関係なく、『HALLOWEEN PARTY』を聴いていて、「めっちゃいいじゃん! 超いい!」って、完全に一方的に思っていたんです。脚本を書くときに『当て書き』なんて言いますが、例えばオリラジの藤森くんに声優をやってもらうなら藤森くんの口調で書く、といったことをするんですが、それと同じように、「このシーンにはこの曲」みたいに曲に合わせて書くことがあるんです。で、オープニングを書くときは『HALLOWEEN PARTY』に合わせて書いていたんです。いろいろ考え方があるんですが、(映画の曲を選ぶときに)オリジナルの曲を全く新しく作りたい、という人もいるんです。ですが、僕の中でこれ(『HALLOWEEN PARTY』)がしっくりきているので、「やっぱりこれを超えるものはないな」って。たくさんあるハロウィンソングの中から、『HALLOWEEN PARTY』をイメージして脚本を書いているのに、今からこれを超えるものができる?っていったら、絶対無理なので。そこで、スタッフさんに「ダメ元でHYDEさんに、まんま使わせてもらえないですか、って聞いてみて」ってお願いしたんです。――そうしたら、引き受けていただけて、しかも映画用にアレンジしてくださることになったんですね。HYDEさんが原曲『HALLOWEEN PARTY』を『映画 えんとつ町のプペル』のためにアレンジされた際にイメージされたのはどんなことでしょうか。HYDE西野さんからは「町に合っているものにしたい。(原曲には)この町に存在しないものが歌詞に入っているから、その部分は変えたい」というくらいで、大きなオーダーはなかったので、僕はどうせやるなら、プロデューサーになったつもりでこの曲をオープニング仕様にしようと思いました。この町で流れそうな、インダストリアルな雰囲気とかスモーク、スチーム、といった感じのものを音に取り込みたいと考えて。そのへんのやりとりは、楽曲制作を一緒にやっているディレクターたちとすごくしました。脚本を読んで、どういう状況なのか考えたときに、すごい「パレード」っぽいイメージかなと。パレード感、マーチ感、そしてこのえんとつ町で鳴っているような音を組み合わせたほうが絶対可愛いものになると思ったので、それまであった楽曲を一回無視して、作り直しました。――確かに、原曲からさらにファンタジックな可愛いイメージになっていると思いました。『えんとつ町のプペル』の物語を読まれた感想も教えてください。HYDEすごく良い作品ですよね。ハロウィンがテーマの作品ではあるけど、まさか僕の曲を使ってくれるとは思わなかったので、すごくありがたいです。もともと好きで、素敵な絵本だなと思っていたので、ちょっと寝耳に水で。「え? ほんとに使ってくれんの?」みたいな。せっかく使ってもらえるならいいものを作りたいと思いました。まだ(アニメーションに曲がのった)完成形を観ていないので、どんなものになるのか、すごく楽しみです。自分の好きなものを作る。それで出来上がったものをいかに届けるかは出来たあとの話。――初めておふたりがお会いされたときの印象もおうかがいしたいです。西野初めてお仕事でご一緒させていただいたのはずいぶん前なんですけど、それよりも前に、自分は学生時代にラルクさんのライブのスタッフをやっていたんですよ(笑)。HYDEすごい話だよね。――神様のような存在ということですね。西野そう、本当に!HYDE 警備してくれてましたね。西野ちょっとサボってましたけどね(笑)。後ろをチラッと見たりして。お金がないからライブスタッフをやって。本当はお客さんのほうを見てないといけないのに、ステージの方をチラチラチラチラ…(笑)。「なんて世界を作る人なんだ」というのが、(HYDEさんの)最初の印象でした。似ている人が誰もいなかったので、「突然何でこの人たちはこんな仕上がりになっているんだ?」 っていう。急にバッと出てきた宇宙人みたいな。「なんでこういう人たちが出てきたんだろう? 」っていう。とにかく世界を作る人、世界から作る人、という印象でした。――そうすると西野さんのクリエイターとしての姿勢というのは、HYDEさんに影響を受けていらっしゃるのでしょうか。西野むちゃくちゃ影響されていますし、パクってると思います(笑)。絶対自分の選んでいる言葉だとか、文字だとか映像だとか絵だとかは、学生時代に見てきたものに影響されているので。ゼロから僕は生み出せるわけではないので。――HYDEさんの目には、クリエイターとしての西野さんはどのように映っていますか?HYDE画力がちょっとヤバイなと。僕も絵心があるので、「あれ? ちょっとヤバイやつ出てきたな」っていうところから入って。たいしたもんだな、とずっと思ってました。で、今回話をいただいて、とても光栄に思いました。(人から)入ってくる話でも、映画に懸ける意気込みだったりはすごく伝わってきたので、これはいい映画ができるんじゃないかなと思ったし、人物的にもすごくこだわりを感じたので、一緒にこの作品に関われて嬉しいなと思います。――おふたりの、人の心を打つものを生み出していかれる原動力というのはどこからくるものなんでしょうか。西野さんの絵本もそうですし、HYDEさんの曲を聴いたりライブをごらんになって泣いてしまう方々がたくさんいらっしゃるので。西野それは僕も聞きたい!HYDE泣きますか? ほんとですか? 僕も泣くんですけど(笑)これ誰が書いたんだっけ、あ、俺だ。って。あれ、泣いてる? みたいな感じで。西野いいの書くな~って!HYDE自分としては作りたいものを作っているだけなんですよね。自分の考えで作ってはいるんだけど、それをファンはどう見るだろうか、っていうことは一応意識してますね。それが果たしてニーズに合っているかはまた別として。こう思うだろうな、とか。これはこうだろうな、(ファンは)嫌うだろうなとかは一応全部意識して。でも、やっぱ、ファンの気持ちだけを見て作っているとそれはアーテイストとして、また別の問題じゃない? アーティストとしては新しいものをどんどん提供していきたいから、(そういうものを)作りたいじゃないですか。 だから意識はすれど、自分の好きなものを作る。それで出来上がったものをいかにポピュラーに、いろんな人に届けるか。簡単に、見やすくしていくか、っていうのは出来たあとかなって。――それは西野さんが、おっしゃっている「商品ではなく、作品を作りたい」ということと共通していますね。西野本当に今HYDEさんがおっしゃっていたみたいに、そこだと思うんですよ。つまるところ、商品と作品の違いって『マーケティングが入る場所』だと。マーケティングありきで作っちゃったらそれは商品だから、自分が作ったものを、そのあとに届ける。こっちは作品なので、この順番で。でもね、ここの順番を貫いてる人ってなかなかいないですよ。貫けなくなる。どんだけ表現活動していようが、結果を出し続けないと次に手を打てないので、もともと作品を作っていたのに、みんなだんだん商品のほうに寄っていきたくなってしまう。HYDEセーフティを狙っていくんですよ。その気持ちはわかる。僕は幸い、自分が作っている作品を評価してもらえているから、次に冒険できるんですよ。でもその評価をしてもらえないと、お金がないと冒険できないでしょ、世の中。西野ほんとそうだと思う。そこをやっぱり、(HYDEさんは)降りてないのがすごいですよね。そういう人ってなかなかいないですもん。――では最後に『えんとつ町のプペル』は、自分の信念や夢を世間やまわりを気にして信じ切れずにいる人たちへの応援歌でもあるので、そんなふうに迷っている人たちへメッセージをお願いします。西野今でもいろんなお仕事をしていて、チームで動くことが多いんです。映画ひとつとっても、「これをやりましょう」って決める立場にいるんですが、何かを決めるときってあんまり正解ってなくて。もし正解があったらみんなが正解のほうにいけばいいだけの話ですから、リーダーは要らなくて。待っていて答えが降りてくることもないので、結論、決めたものを半ば強引に正解にするしかないなって。「何したらいいかわからない」っていう方もいるじゃないですか? 僕もそうで、こんないろんな選択肢があって、それぞれにメリットデメリットがある中、これ!っていうのってあんまりないので、「自分が好きなこれを、半ば強引に力業で正解に持っていく」っていうことしかないんじゃないかと。「正解を選ぼう」としたらいつまでたっても踏み出せないから、乱暴かもしれないですが、「選んだものを正解にするしかない」って思います。HYDE現実的かもしれないけど、僕は「したたかにいかないといけない」と思う。夢はね、したたかに。例えば、やりたくないことをやることもあるんです。でもそれは、やりたいことをやるために仕方なくやりたくないことをやる。ひとつのものを追いかけるだけっていうのは、けっこうリスキーですよね。例えば、何か、映画を作るにしてもお金がないとできないから、他でちゃんと生計を立ててお金を稼いでおいたほうがいつまでも夢を追えたりする。あとはゆっくりチャンスを狙う。夢って案外、したたかにやったほうがバランスいいんじゃないかって思うんです。夢を追うのってけっこう大変なんで、嫌なことをいっぱいしながらも、自分の最終的にやりたいのはあれだから!ちょっと頑張ろう、っていうね、現実的な話でした(笑)。西野いや、むっちゃ大事ですね!『映画 えんとつ町のプペル』は12月25日(金)に全国公開予定。HYDE「HALLOWEEN PARTY -プペル Ver.-」配信中(Virgin Music)(撮影/木村直軌、取材・文/藤坂美樹)
2020年10月30日9月9日(水)に発売される乃木坂46のMV集第2弾『ALL MV COLLECTION 2 ~あの時の彼女たち~』完全生産限定盤(Blu-ray&DVD)・初回仕様限定盤(Blu-ray&DVD)から、幻の2期生曲『ゆっくりと咲く花』のMVティザー編が公開された。6月下旬に都内の劇場にて撮影された今回の映像。本編は1カット撮影をコンセプトに、早朝から入念な動きの確認やリハーサルを繰り返しながら撮影に臨んだという。劇場内で移動するメンバーの動きやカメラワークのミスなどもあり、何度も繰り返しようやく7回目の撮影でようやく成功。同期の仲間と共に、前へ進んでいく2期生の姿を彷彿とさせるMVは力作となっている。また映像作家として活躍し、乃木坂46では『告白の順番』のMVを手がけた荒船泰廣が監督として指揮を執った点にも注目だ。『ALL MV COLLECTION2~あの時の彼女たち~』9月9日(水)発売●完全生産限定盤豪華スリーブ仕様&豪華ブックレット付き<Blu-ray>DISC4枚組品番:SRXL-260~263価格:13,000円(税抜)収録曲:14thシングル『ハルジオンが咲く頃』~25thシングル『しあわせの保護色』までに収録された全MVを収録予定<DVD>DISC4枚組品番:SRBL-1930~1933価格:12,000円(税抜)収録曲:上記Blu-rayと同じ内容☆Blu-ray&DVD共通 特典映像・Making of Music Video~表題曲編~・Making of Music Video~カップリング曲編~☆Blu-ray&DVD共通 封入特典・ 表題曲MV画像生写真1枚(全24種のうち1種ランダム封入)・『ALL MV COLLECTION2』発売記念 スペシャルプレゼント応募券1枚封入【初回仕様限定盤】<Blu-ray>DISC4枚組品番:SRXL-264~267価格:11,000円(税抜)収録曲:14thシングル『ハルジオンが咲く頃』~25thシングル『しあわせの保護色』までに収録された全MVを収録予定<DVD>DISC4枚組品番:SRBL-1934~1937価格:10,000円(税抜)収録曲:上記Blu-rayと同じ内容☆Blu-ray&DVD共通 特典映像・Making of Music Video~表題曲編~・Making of Music Video~カップリング曲編~※【完全生産限定盤】に収録される特典映像と同じ内容☆Blu-ray&DVD共通 封入特典・表題曲MV画像生写真1枚(全24種のうち1種ランダム封入)・『ALL MV COLLECTION 2』発売記念 スペシャルプレゼント応募券1枚封入【表題盤】<Blu-ray>DISC1枚のみ品番:SRXL-268価格:4,630円(税抜)収録曲:14thシングル14thシングル『ハルジオンが咲く頃』~25thシングル『しあわせの保護色』までに収録された表題曲12曲のみを収録<DVD>DISC1枚のみ品番:SRBL-1938価格:3,704円(税抜)収録曲:上記Blu-rayと同じ内容☆【表題盤】には、特典映像の収録と封入特典はなし
2020年08月26日累計発行部数45万部という驚異的な数字を叩き出した、お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣による絵本を原作としたアニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』。この度、絵本の世界に飛び込んだような特報映像とティザーポスターが完成した。今回初めての映像解禁となった特報は、絵本でも独特かつ美しい世界観で多くの読者を魅了した「えんとつ町」の世界に飛び込んだような圧倒的映像美を映し出している。父の教えを守り、いつも空を見上げては星を信じ続けていたために、みんなに笑われ、ひとりぼっちになってしまった少年・ルビッチと、彼の前に突然現れたゴミ人間・プペルの、絵本の温かみのある魅力はそのままに、映画ならではの躍動感ある映像を「STUDIO4°C」制作のアニメーションが表現。プペルプロジェクトの仕掛け人・西野さんも本映像に関して「めちゃくちゃ感動した!むちゃくちゃいい30秒です!!自分のコメントなんかより映像流して!」と太鼓判を押す感激っぷり。また、特報に使用されている楽曲は、西野さん自身が作詞・作曲した本作のED主題歌「えんとつ町のプぺル」。西野さんは、この曲を歌うロザリーナについても「世界観も声も映像にピッタリ」と絶賛。さらに、絵本では描かれていないプペルの全体像が本作でようやくお披露目となる。また、併せて解禁されたティザーポスターは、煙に覆われるえんとつ町で空を見上げるプペルとルビッチとともに、「見上げることを忘れた世界で“星”を信じた少年の物語。」というドラマを予感させる言葉が添えられたもの。西野さんが「挑戦している人への応援歌になってほしい」と熱い思いを込めたことが伝わるビジュアルとなっている。『映画 えんとつ町のプペル』は12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年08月13日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が手がけ、2016年の発売以降、ロングラン大ヒットを記録し、累計発行部数45万部という驚異的な数字を叩き出した話題の絵本『えんとつ町のプペル』を原作とした、アニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』の特報とティザーポスターが公開された。本作は、いつも厚い煙に覆われ、空を知らない「えんとつ町」を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間プペルが巻き起こす、“信じる勇気”の物語。緻密に表現された絵の世界観と、大人も泣ける物語の展開に絵本の人気はとどまることを知らず、東京タワー、エッフェル塔など国内外での絵本展の開催などグローバルな展開を見せてきた。アニメーション制作を担当するのは、圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持つSTUDIO4℃。もう一歩踏み出したいすべての人に贈る、感動の冒険物語となっている。今回初めて公開された特報は、絵本でも独特かつ美しい世界観で多くの読者を魅了した「えんとつ町」の世界の中に飛び込んだような圧倒的映像美を体現。温かみのある魅力はそのままに、映画ならではの躍動感ある映像の連続に、西野も「めちゃくちゃ感動した!むちゃくちゃいい30秒です!!自分のコメントなんかより映像流して!」と太鼓判を押す。また、特報に使用されている楽曲は、本作のED主題歌でもある、西野自身が作詞・作曲した『えんとつ町のプぺル』。西野は、この曲を歌うロザリーナについて「世界観も声も映像にピッタリ」と絶賛している。また、併せて公開されたティザーポスターでは、煙に覆われるえんとつ町で空を見上げるプペルとルビッチの姿に「見上げることを忘れた世界で“星”を信じた少年の物語。」というドラマを予感させる言葉が添えられ、本作への期待をますます高める仕上がりに。自身も常に新たな挑戦に取り組み、周囲を驚かせ続ける西野が「挑戦している人への応援歌になってほしい」と熱い思いを込め手がけた本作は今年12月より公開される。『映画 えんとつ町のプペル』12月より全国公開
2020年08月13日「半沢直樹」ばりの復讐劇として、幅広い世代から注目を集めている韓国ドラマ「梨泰院クラス」。今作も、日本でリメイクされたあの作品も、実は大ヒットWEB漫画が原作となっている。そこで、日本でも人気の韓国ドラマの原作が楽しめるWEB漫画アプリ「ピッコマ」の中から、実写版キャストにも注目しながら【読める・観れる】5作品をピックアップ。ミセン-未生-作:ユン・テホあらすじ幼い頃から囲碁のプロ棋士を目指していたチャン・グレ。しかし、プロ入りを断念、流されるままにコネで大手総合商社のインターンになる。2か月後のインターンプレゼンに合格すれば正社員になれるが、これまで囲碁ひと筋、社会人経験も学歴もない、語学もできず特別な資格もないグレにとって、“会社”はまるで別世界でーー。2016年、「Hey! Say! JUMP」中島裕翔主演で「HOPE~期待ゼロの新入社員~」としてリメイクされた「ミセン-未生-」。韓国では「愛の不時着」や「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のケーブルテレビ局tvNにて2014年に放送されると、名言だらけのドラマに夢中になる人が続出。「ミセン・シンドローム」と呼ばれる社会現象を巻き起こし、日本上陸時には韓国版「半沢直樹」と紹介された。主演は、“演技ドル”(演技するアイドル)の代表的存在で「王は愛する」『弁護人』のイム・シワン(ZE:A)。兵役を終えてすぐに新作ドラマ「他人は地獄だ」(原題)に参加し、こちらも好評を得ている。『工作 黒金星と呼ばれた男』『目撃者』のイ・ソンミン、『サニー 永遠の仲間たち』「ピョン・ヒョクの恋」のカン・ソラ、「椿の花咲く頃」『ミッドナイト・ランナー』のカン・ハヌルなど助演陣も素晴らしく、いまの自分の姿に重なるキャラクターが必ず見つかる、といわれるお仕事ドラマの必見作。ドラマ「ミセン-未生-」はAmazonPrimeVideo、Huluにて配信中。恋するアプリ作:KYE YOUNG CHONあらすじジョジョはある理由により、親戚の家で生活をしている以外は普通の元気な女の子。恋人として好きなのかわからないけど仲の良い彼氏がいて、それなりの毎日を過ごしている。そんな日常が“ラブアラーム”というアプリが登場してから変わってしまう。ジョジョはそのアプリを持つのが怖い。もし彼のアプリが反応しなかったら…。そんな中、ジョジョは学校の人気者・ヒカルと出会ってしまい…。そのアプリをオンにすると、半径10m以内に自分の好きな人がいれば相手のアラームが鳴り、自分のことを好きな誰かがいれば自分のアラームが鳴る“ラブアラーム”。そんな人の恋心を読むアプリが恋愛事情や行動を左右する世界の高校生たちを描く。孤独な主人公が学校一の人気者とその幼なじみの間で三角関係になり、周囲を巻き込んでいく青春ドラマの定番(?)に、何でも“見える”化されてしまう現代社会のリアルな問題をプラスして大ヒット。ドラマはすでにシーズン2の製作が始動している。戸惑いながらも恋する気持ちに向き合っていく主人公を演じるのは、子役から見事な成長を遂げ、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」から「仮面の王 イ・ソン」「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」などで"時代劇女神”と呼ばれるキム・ソヒョン。『感染家族』「椿の花咲く頃」のチョン・ガラムと韓国版「カノジョは嘘を愛しすぎてる」や「ビューティフル・バンパイア」のソン・ガンは、個性が異なるそれぞれのキャラクターの雰囲気をうまく掴んでいる。ドラマ「恋するアプリ Love Alarm」はNetflixにて配信中。六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~原作/作画:Kwang jinあらすじ国内最大外食企業JGグループに勤めている父親の転勤で、ある田舎に引っ越した高校3年の「新」。転校初日からJGグループの御曹司「金城龍河」のならずものぶりが我慢できず、一発殴ってしまい退学処分、父親は20年間勤めていた会社を辞める羽目に…。さらに「龍河」が起こした交通事故で父を亡くした「新」は、「龍河」に暴力をふるい少年院へ。やがて、JGグループを倒すと心に決めた「新」が選んだ再起の街が「六本木」だった。2020年ステイホームを余儀なくされる中で、「愛の不時着」と共に新たな韓流ファンを増やした「梨泰院クラス」の原作漫画。ドラマは、ソウルの国際色と多様性に溢れた街・梨泰院(イテウォン)を舞台に、主人公パク・セロイが信頼のおける仲間たちと開いた小さな居酒屋「タンバム」で、父の敵である外食最大手「長家(チャンガ)」に挑んでいく青春ストーリー。「半沢直樹」を彷彿とさせる局面もあり、信念と根性で着実に“復讐”を遂げていくセロイたちの姿は韓国ドラマを観たことのなかった男性層をも夢中にさせている。癒やし系年下男子、お調子者の幼なじみ、ツンデレ御曹司など親しみ溢れるキャラクターを演じてきたパク・ソジュンがサラサラヘアを大胆にカット、原作同様のイガグリ頭となり、明るい素顔とは180度異なる(!?)武骨で寡黙な猪突猛進男セロイ役に。老けメイクで挑んだユ・ジェミョンやキム・ダミらの好演も光る。ドラマ「梨泰院クラス」はNetflixにて配信中。もう秘書はやめます漫画:金明美/原作:鄭景允あらすじ天上天下唯我独尊、神のもたらしたマスターピース、すべてを思うがままにできるアーバングループの副会長「冴木凌士」。そんな「凌士」の傍で9年間、ブレーンとしての役割や個人のサポート、ときには運転手、さらには社交パーティーのパートナーまで完璧にこなす秘書界の人間国宝「安藤笑美」。最強コンビだったはずなのに、ある日突然「安藤」が「もう秘書やめます!」…。なぜだ!?うちの安藤がいったいなぜ?整った顔立ちと抜群のスタイル、頭脳明晰、卓越した経営能力と全てを持つウルトラ級のハイスペック御曹司と、プライベートを犠牲にし、家族のために必死に働いてきたが自分の人生を歩むことを決意した“秘書界の名匠”。自分しか愛せなかった完璧男子が彼女をつなぎとめようと必死になる姿が愛おしいラブコメディで、貸し切り遊園地デートやプライベート花火など、壮大すぎるロマンティックなシーンが連続するのも見どころ。ドラマでは、「梨泰院クラス」パク・セロイに変身する前のパク・ソジュンが持ち前のルックスを十分に生かし、ときにうっとうしいまでのナルシスト男がハマることに。“ロマコメ神”と呼ばれるだけの胸キュンラブシーンからコミカルなシーンにも挑んでいる。好感度女優パク・ミニョンのスーパー秘書ぶりにも注目で、彼女は本作や「彼女の私生活」で“新ラブコメ女王”と呼ばれるように。ドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」はU-NEXTにて配信中。真心が届く~スターと堅物弁護士の恋!?~作画:The Ant/原作:Jäger※毎週月曜1話更新あらすじ韓国一の美人トップ女優「オ・ユンソ」(本名:オ・ジンシム)。飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女だったが、悪質なストーカーのせいで芸能界を引退させられる羽目に…。演技がヘタなユンソに女優復帰のための条件として提示されたのは「法律事務所で6か月間秘書として働くこと」。泣く泣くこの条件を受け入れたユンソは敏腕弁護士(クォン・ジョンロク)の秘書として働くことになる。最初こそジョンロクはユンソの存在が目障りで冷たくあしらうが、彼女の頑張りに徐々に心を開いていき…。 住む世界も考え方も違うトップ女優とカタブツ弁護士のオフィスラブやいかに…!?法廷ドラマで華麗なる復帰を目指す、かつてのトップ女優が、復帰の条件として“法律事務所で現場実習する”ことから始まるラブコメディ。ドラマでは、「キム秘書はいったい、なぜ?」「オレのこと好きでしょ。」の演出家と脚本家による信頼の布陣。「トッケビ」で“死神”と人間であるチキン店の女社長カップルを演じて視聴者のハートをがっちりと掴んだ、イ・ドンウクとユ・インナが再タッグ。ユ・インナがかつて“韓流の女神”と呼ばれながらもスキャンダルに巻き込まれた女優、イ・ドンウクが恋愛経験ほぼなしの法律事務所NO.1の弁護士に扮し、新しい恋に挑む。あの相性抜群、最強のカップルに再び癒されること間違いなし!ドラマ「真心が届く ~僕とスターのオフィス・ラブ!?~」8月5日(水)より発売・レンタル開始。発売元:アクロス/クロックワークス/TCエンタテインメント 販売元:TCエンタテインメント(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年07月26日パク・ソジュンが主演する「Netflix」で配信中のドラマ「梨泰院クラス」。この度、本作のオリジナル・サウンドトラックが、韓国エンタメグッズ専門オンラインショップ「K1stshop」(ケーファーストショップ)にて予約販売が開始された。ドラマ「梨泰院クラス」は、主人公パク・セロイ(パク・ソジュン)が、ソウル市内の国際色豊かな活気ある繁華街・梨泰院(イテウォン)に居酒屋「タンバム」を開き、父の敵である韓国外食チェーン1位の居酒屋「長家(チャンガ)」に挑む骨太な青春ストーリー。今回リリースされるオリジナル・サウンドトラックには、男性アイドルグループ「VERIVERY」の「With Us」や「BTS」Vの自作曲「Sweet Night」などが収録。4枚組、全77トラックが収録されており、CD3&4には計51曲のBGM楽曲が収められている。そして「K1stshop」では、ここでしか手にはいらないパク・ソジュンオリジナルポスター付きでの販売となっている。K1stshop限定オリジナル特典付き「梨泰院クラス オリジナル・サウンドトラック」予約販売は8月16日(日)23時59分まで(発売日8月26日)。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年07月14日Netflixにて話題沸騰中の韓流ドラマ「梨泰院クラス」の主演パク・ソジュンが、『ミッドナイト・ランナー』のキム・ジュファン監督と再びタッグを組んだ映画『ディヴァイン・フューリー/使者』(原題:『使者』)が、当初の7月公開予定から1か月後ろ倒しとなり、8月14日(金)より日本公開されることが決定した。主演を務めたTVドラマ「花郎<ファラン>」「キム秘書はいったい、なぜ?」「梨泰院クラス」などが立て続けにヒット、日本でもTVドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」としてリメイクされたポリスアクション映画『ミッドナイト・ランナー』が本国で動員550万人の大ヒットを記録、『パラサイト 半地下の家族』にもカメオ出演したパク・ソジュン。新たなライジングスターとなった彼が本作で挑むのは、悪と戦う力に目覚めていく格闘技チャンピオン。キム・ジュファン監督がデビュー作『ミッドナイト・ランナー』で主演に選んだパク・ソジュンとタッグを組み、激しい格闘シーンはもちろん、説得力十分の鍛え上げられた肉体美も披露している。若き格闘家とベテラン神父が“悪”に挑む新次元エクソシズム・アクション脇を固めるのは『シルミド/SILMIDO』『光州5・18』の国民的俳優アン・ソンギ、『MASTER/マスター』「ザ・キング:永遠の君主」のウ・ドファン、さらに『パラサイト 半地下の家族』『狩りの時間』のチェ・ウシクら新旧の名優たち。手に汗握るダイナミックなアクション、スタイリッシュな映像、スロヴァキア・ナショナル交響楽団が奏でる荘厳なスコア、そして細部にまでこだわり抜かれた悪魔祓いアイテムの数々――。エクソシズム・アクションの新たな傑作が誕生した。また、「今まで演じてきた人物とは正反対の魅力があるキャラクター」とパク・ソジュン自身がふり返る通り、これまで演じてきた陽気で明るいイメージとは真逆の、影のあるキャラクターを演じきった彼のスクリーンでの活躍を期待していて。『ディヴァイン・フューリー/使者』は8月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年05月20日KARAの元メンバーのギュリ(31)が、新型コロナウイルスの集団感染が発生した韓国・梨泰院にあるナイトクラブを外出自粛期間中に訪問していたことが明らかになった。所属事務所を通して謝罪をしたが、批判が殺到している。5月6日に感染が確認された20代男性が、同月1日~2日にかけて梨泰院のクラブに訪れていたことが判明。12日現在までに関連感染者数が101人に増加する集団感染が発生しており、韓国政府は13日以降に予定されていた学校の再開を延長した。11日、感染者の男性が訪問した日にギュリも同クラブにいたと韓国メディアが報道。所属事務所は事実確認後、「感染者の報道が出た時点で、区役所から連絡を受ける前に自ら診療所を訪れてすぐに検査を受けた。陰性と判定され、現在は自宅隔離中です」と認めた。ギュリも所属事務所を通して「どんな理由であれ、ソーシャルディスタンスの期間に規範を守らなかった点を深く反省し、お詫び申し上げます」と謝罪した。公式インスタグラムのアカウントを非公開にするほど、ギュリに厳しいバッシングが降り注ぐのには理由がある。韓国政府は4月30日から5月5日までの大型連休に人々の接触が増えることを懸念し、ソーシャルディスタンスを強く呼びかけていた中で、ギュリはクラブを訪れていたのだ。さらに、「入場時から店を出るまでマスクを着用していた」という所属事務所の説明に対し、一部ネットでは、ギュリがマスクを外した状態でクラブにいたという目撃情報が浮上。数時間後に「入場時から20秒ほどを除いてはマスクをずっと着用していた」と謝罪文を訂正したことも、物議をかもしている。ギュリは3月に恋人のソン・ジャホ氏と共に新型コロナウイルス感染防止と予防ために、マスクを1万枚寄付していた。しかし、それとは反対に軽率な行動をとってしまった韓国国民を怒らせる原因となっているようだ。
2020年05月12日俳優の志賀廣太郎さんが4月20日、誤嚥性肺炎のため71歳で逝去した。30日に所属事務所が公表し、「2019年春に脳梗塞で倒れて以降、復帰に向けてリハビリを続けてまいりましたが、かないませんでした」と明かした。NHK大河ドラマ『篤姫』や『三匹のおっさん』(テレビ東京系)、『陸王』(TBS系)など多数の話題作に出演した志賀さん。だが19年4月に出演していた『きのう何食べた?』(テレビ東京系)では、体調不良を理由に途中で降板。志賀さんにとって遺作となってしまった。志賀さんが出演した作品は、2000年代だけでドラマは100作、映画も40作を超える。名脇役として人々から親しまれた志賀さんだが、異色の経歴を持つ俳優でもあった。「志賀さんは高校卒業後、大学で演劇を学びました。演じるよりも教える方に興味を持ったそうです。卒業後は身体表現を学ぶため、ドイツへ留学。帰国後は演劇を教える非常勤講師をしていました。ですが指導する立場から一転、自身が演じる必要性を感じたそうです。40代になって劇作家・平田オリザさんの劇団に入団。46歳で出演したアップル・コンピューターのCMが話題となり、ドラマや映画に引っ張りだことなりました」(演劇関係者)多数の作品に出演していたため、共演者もベテランから旬の俳優まで多彩だった。だが志賀さんは気負うことなく、自然体で演じていたという。「名脇役として重宝された志賀さんは仕事を選ばず、本番直前でも緊張を見せなかったそうです。低音で耳馴染みの良い声も魅力でしょう。周囲への気配りも欠かさない方だったので、共演者やスタッフから親しまれていました。どんなキャストでも溶け込める志賀さんは、『演出家の視点を持つこと』を心がけていたそうです」(ドラマ制作関係者)名脇役として愛された志賀さんを悼む声が広がっている。《志賀さんの演技、声好きだった。残念です。お疲れさまでした。ご冥福をお祈りいたします》《TL見てたら皆さんが思い出す志賀さんの役があまりにもばらばらで、どんだけ多作でどんだけ幅広く柔軟な役者さんだったかよくわかる》《長きに渡りドラマや映画の中で当たり前にいてくれた人。安心できる佇まいと声。これからも出演作品の中で見続けることができることは救いです》
2020年04月30日2020年4月30日、俳優の志賀廣太郎さんが誤嚥性(ごえんせい)肺炎のため、71歳で死去したことを所属事務所が明らかにしました。所属事務所は以下のようにコメントを伝えています。弊社所属俳優の志賀廣太郎が、2020年4月20日午後8時20分、誤嚥性肺炎のため満71歳で永眠いたしました。2019年春に脳梗塞で倒れて以降、復帰に向けてリハビリを続けてまいりましたが、かないませんでした。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。レトルーより引用志賀さんは同月20日に亡くなり、遺族の意向によって葬儀は近親者のみで執り行われたとのこと。お別れ会の実施については、予定しているものの、新型コロナウイルス感染症による一連の状況を見ながら、遺族や所属していた劇団と相談の上決めたいとしています。映画やドラマなど、数多くの作品にバイプレーヤーとして出演した志賀さん。ネット上では「とても残念です」「素晴らしい俳優さんでした」といったお悔みの声が多数寄せられました。心よりご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年04月30日「花のち晴れ~花男 Next Season~」や「きのう何食べた?」など数多くのドラマ・映画・舞台・CMで活躍した名バイプレーヤー、志賀廣太郎さんが4月20日、誤嚥性肺炎のため亡くなっていたことが分かった。享年71歳。1948年生まれ、兵庫県出身。海外留学を経て、演劇講師のかたわら平田オリザ主宰の劇団「青年団」で俳優としても舞台に立ち、40代後半になってアップルコンピュータ(当時)のCMがきっかけでブレイク。以後、名脇役として「アンフェア」や「陸王」『銀魂』『幕が上がる』など幅広いヒット作品に出演、北大路欣也、泉谷しげるとトリオを組みシリーズ化された「三匹のおっさん」、平野紫耀演じる“神楽木”の執事役を演じた「花のち晴れ~花男 Next Season~」も記憶に新しい。「きのう何食べた?」では、西島秀俊演じる史朗の父・悟朗役で出演していたが、体調不良のため途中降板していた。所属事務所のレトルでは、「俳優の志賀廣太郎が、2020年4月20日午後8時20分、誤嚥性肺炎のため満71歳で永眠いたしました。2019年春に脳梗塞で倒れて以降、復帰に向けてリハビリを続けてまいりましたが、かないませんでした。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と発表。葬儀は4月29日(水・祝)に近親者のみにて執り行われており、「お別れの会」等の実施については「新型コロナウイルスに関連する一連の状況を見極めながら、ご遺族や所属劇団の青年団と相談の上開催させていただく予定」としている。(text:cinemacafe.net)
2020年04月30日俳優の志賀廣太郎さんが20日、誤嚥性肺炎のため亡くなったことが30日、分かった。所属事務所・レトルが、公式サイトを通じて発表した。71歳だった。所属事務所は、「弊社所属俳優の志賀廣太郎が、2020年4月20日午後8時20分、誤嚥性肺炎のため満71歳で永眠いたしました」と報告。「2019年春に脳梗塞で倒れて以降、復帰に向けてリハビリを続けてまいりましたが、かないませんでした」と明かし、「ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます」とつづった。「ご遺族の意向により、葬儀は4月29日に近親者のみにて執り行われました。誠に勝手ながらご香典ご供花の儀はご辞退申し上げます」とし、「なお、『お別れの会』等の実施につきましては、新型コロナウイルスに関連する一連の状況を見極めながら、ご遺族や所属劇団の青年団と相談の上開催させていただく予定でおります。決定しましたらご報告させていただきますので今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます」と結んでいる。志賀さんは『アンフェア』(06・フジテレビ系)、『三匹のおっさん』(14~・テレビ東京系)、NHK連続テレビ小説『純と愛』(12)、『マッサン』(14)、『とと姉ちゃん』(16)、大河ドラマ『篤姫』(08)、『龍馬伝』(10)など、数々の人気作の名脇役として活躍した。
2020年04月30日Netflixにて配信中の「愛の不時着」で韓国ドラマにハマった方々が、おそらく次に見始めたとおぼしき「梨泰院(イテウォン)クラス」が、これまた大ヒットとなっている。人気俳優ヒョンビンとソン・イェジンによる“ギャップ”ロマコメとは打って変わって、「梨泰院クラス」は、数々のヒットドラマでナルシストの御曹司や元格闘技選手などを演じて“ラブコメ神”との異名をとる主演パク・ソジュンが、学歴も、お金も、家族もない若者に扮して成功を目指し、大企業に復讐を果たそうとする青春群像ドラマ。しかも、『パラサイト 半地下の家族』が露わにした格差社会を背景に、個性豊かな若者たちが“自分の人生”のために必死で駆け上がる姿が幅広い世代の心をとらえている。名作の宝庫・WEB漫画が原作!人気俳優パク・ソジュンが“いがぐり”頭に!?原作は、“ウェブトゥーン”と呼ばれる韓国のWEB漫画。原作者のチョ・グァンジン自ら脚本を手がけ、ポン・ジュノ監督×ソン・ガンホ『グエムル 漢江の怪物』や、ソン・ガンホ主演『タクシー運転手約束は海を越えて』、ヒョンビン主演『スウィンダラーズ』など、実際にあった事件や社会問題を盛り込んだエンタメ作品が得意の映画配給会社「SHOWBOX」が初めて制作したテレビドラマ。本国では1月より放送され、高視聴率で3月21日(土)に最終回が放送。3月28日(土)からNetflixで配信されると、「愛の不時着」をしのぐ勢いで日本の「TOP10」を賑わせている。すでに紙ベースの漫画を追い抜いているといわれる韓国のWEB漫画は、日本と同様、人気作品となれば映像化されるケースは数多い。“韓国サラリーマンのバイブル”と称された同名WEB漫画を原作にした「ミセン~未生」(14/ユン・テホ)は社会現象となり、「Hey! Say! JUMP」中島裕翔主演で「HOPE~期待ゼロの新入社員~」として日本でもリメイクされた。同じ原作者の『インサイダーズ/内部者たち』はイ・ビョンホン主演で映画化。昨年大ヒットした『神と共に』シリーズや、「愛の不時着」でもオマージュされた映画『シークレット・ミッション』、シーズン2の制作が決定したNetflixシリーズ「恋するアプリ Love Alarm」、チュ・ジフンやリュ・スンリョン、ペ・ドゥナなどが出演するゾンビパニック時代劇「キングダム」など、そのジャンルも多岐にわたる。そんな今作で主人公パク・セロイを演じるのは、『パラサイト』でキム家の長男ギウ(チェ・ウシク)をリッチなIT企業社長パク家に引き合わせた張本人、大学生のミン役を務めたパク・ソジュンだ。ドラマ「彼女はキレイだった」(15)「花郎<ファラン>」「サム、マイウェイ~ 恋の一発逆転!~」(ともに17)「キム秘書はいったい、なぜ?」(18)ほか、映画『ビューティー・インサイド』(16)や『ミッドナイト・ランナー』(17)など話題作に出演し、日本に公式ファンクラブもある人気若手俳優のひとり。次回作は、韓国歴代興行収入第1位を記録した『エクストリーム・ジョブ』イ・ビョンホン監督の新作という。身長185cm、“10等身”のモデル並のスタイルで、野球選手を目指していたというスポーツマンでもある彼が、今作では原作の主人公に寄せる形で“いがぐり”頭に大変身。困惑したときや、感情を必死に抑え込んでいるときなどに、そのいがぐり頭を自分でペシペシ、ぐりぐりとする姿は色気すらあり、愛おしくなってしまう。パク・ソジュンのYouTubeチャンネル「Record PARK’s」ちなみに、『パラサイト』のチェ・ウシクとは実生活でも親友で、アカデミー賞授賞式をTVで見守る様子も彼のInstagramにはアップされている。BTS(防弾少年団)のVことキム・テヒョンらも交えた彼らのグループは「ウガウガ会」としてファンにはおなじみ。ドラマ「花郎<ファラン>」で共演して以来、パク・ソジュンと親交を深めたVが手がけた「Sweet Night」は劇中終盤を彩る、しっとりとした癒やしのバラード。韓国の主要チャートはもちろん、いまやアジア各国、アメリカのiTunesトップチャートなどを席巻中だ。本楽曲をはじめ、物語・キャラクターと見事にシンクロしたエモーショナルで、クールなOST(ドラマのオリジナルサウンドトラック)は、今作の大きな魅力のひとつ。躍動感にあふれたGahoの「始まり/Start」(原題)は主人公パク・セロイのポジティブな姿勢にぴったり、朝イチに聴きたくなる曲。タイトルからしてセロイの生き様そのもの(?)「石頭/Rock」(原題)は、ロック調のサウンドが腹の底から湧き上がる彼の怒りを表しているようで、宿敵に立ち向かう彼の力強さにハマる。韓国の六本木+渋谷を舞台にした、現代の青春群像劇原作となったWEB漫画は、「六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~」というタイトルで日本向けに設定変更され、「ピッコマ」でも配信されている。このタイトルが示すように、「梨泰院(イテウォン)」とは地名のこと。大都市ソウル随一の繁華街で近隣に大使館が多く、米軍基地が近いことなどから国際色豊かで、ソウルタワーを臨む陸橋が劇中何度も登場するなど、まさに六本木のようなイメージ。さらに、通り沿いに店が隙間なく立ち並ぶ様は渋谷センター街のような雰囲気もある。原作者チョ・グァンジンが経営する居酒屋も梨泰院にあるという。そんな今作で主人公パク・セロイは、苦くてつらい過去と犯罪歴を背負いながら、梨泰院に“甘い夜”という意味の居酒屋「タンバム」をオープンさせ、“はみ出し者”の仲間とともに強大な敵に立ち向かい、大きな夢の実現を目指していく。彼の復讐のターゲットとなるのは、チャン・デヒ会長が率いる飲食業界のトップ企業・長家グループ。転校初日、同級生をいじめていた会長の息子を殴り倒したことが原因でセロイは高校を退学。長家グループに勤めていた父は職を失い、さらに交通事故で亡くなってしまう…という“韓流ドラマあるある”の悲劇が連続。演じる名優ユ・ジェミョンの凄みも相まって、チャン会長の徹底的な“悪役”ぶりが目を引く。やがて、宿敵チャン会長の自叙伝から起業や商売の真髄を学び、「人と信頼」をモットーに様々な人脈と秘策を駆使して、反撃を始めるセロイ。さらに、中卒で前科者の熱血“不器用”男セロイを取り巻く若者たち、それぞれの思いが、彼の復讐劇に大きな影響を与えてゆくことに。チョ・イソ(キム・ダミ)IQ162の天才、“いがぐり頭”に恋あるきっかけから「タンバム」のマネージャーとして採用された、IQ162の天才で、SNSのフォロワー76万人というインフルエンサー、チョ・イソ。良心の呵責を感じにくいソシオパス傾向があり、「名門大学を出て、大企業に就職、財閥出身の男性と結婚」という母の教えには全く興味なし。何に対しても本気になったことのない、満たされない思いを抱えていた彼女はセロイと出会い、初めて胸がときめく。演じるのは、『新しき世界』のパク・フンジョン監督作『The Witch/魔⼥』で、覚醒するアサシン少⼥を鮮烈に演じて新人賞を総ナメにしたキム・ダミ。今作でファン層をさらに広げ、日本でもおなじみの女優となるはず。オ・スア(クォン・ナラ)同情はいらない…セロイの初恋の人長家グループが支援していた施設で育ち、セロイの亡き父ソンヨルを慕っていたオ・スア。プライドが高く自立心に溢れ、長家に入社してキャリアウーマンとなる。演じるのは、チ・チャンウク「あやしいパートナー」にも出演していた元「HelloVenus」のクォン・ナラ。チャン・グンス(キム・ドンヒ)チャン会長の次男、イソに片思い中チョ・イソに片思いする、優しい男子。チャン会長の次男だが、愛人の子であるため10代で家から独立。演じるキム・ドンヒは、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」にも出演した新鋭で、4月29日Netflix配信開始の「人間レッスン」にも起用され、期待を集めている。チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)典型的なダメ御曹司わがままでキレやすく、トラブルメイカーとなるチャン家の長男。すべてはこの男から始まった。スアに思いを寄せるが見向きもされず。本来の姿は父の“調教”に怯えるヘタレ。アン・ボヒョンはドラマ「太陽の末裔」で注目された。マ・ヒョニ(イ・ジュヨン)「タンバム」の調理担当セロイが開店資金を貯めるため、工場で働いていたときに出会った。ヒョニのジェンダー・アイデンティティが鍵となるエピソードは感涙必至。演じたイ・ジュヨンは、ヤン・イクチュンらが出演の第21回釜山国際映画祭オープニング作品『春の夢』で映画デビューし、第14回大阪アジアン映画祭グランプリ作品『なまず』といったインディーズ映画で活躍。今作でも特に熱い視線を送られている。チェ・スングォン(リュ・ギョンス)セロイに恩義あるホールスタッフけんかっ早い元ヤクザだが、刑務所で出会ったセロンに影響されて改心。ヒョニといいコンビで、実はとても情に厚い男。リュ・ギョンスは映画『ミッドナイト・ランナー』や「2PM」ジュノ主演「自白」に出演。そのほか、アフリカ・ギニア出身で韓国語ペラペラ、「自分は韓国人だ」と揺るがないキム・トニー(クリス・ライアン)や、いじめられっ子からファンドマネージャーとなるイ・ホジン(イ・デイビッド)が登場。梨泰院の生き字引(?)であるBarのマスター役には、実際に梨泰院に店を持つ実業家でタレントのホン・ソクチョン。「雲が描いた月明かり」で今作のキム・ソンユン監督と組んだパク・ボゴムも、爽やかにカメオ出演する!加えて韓国映画ファンには、ムキムキになる前のマ・ドンソクも出演していた『悪のクロニクル』(15)で、“罪を犯した”ベテラン刑事と“彼を慕う”新米刑事として共演した名優ソン・ヒョンジュとパク・ソジュンが親子という点も胸アツ。しばしば回想で登場するヒョンジュさん演じる父とのやりとりは、涙なしには見られない。「自分の価値は自分が決める」…『パラサイト』への痛烈なリプライ『パラサイト』でキム一家の父を演じたソン・ガンホはシネマカフェのインタビューで、誰もが愕然としたクライマックスの展開を「これぞ、正解だ」と感じたという。「なぜなら、私たちが生きる現実世界は、映画のクライマックスをも上回るほど、残酷で冷酷だからです」。そう、現実はあまりにもつらく、残酷だ。今作のセロイのような何も持たざる者が国内トップ企業に挑み、復讐しようとするなんて無謀、不可能といっていい。現実世界ならば、“銀のスプーン”をくわえて生まれてきた長家グループ御曹司のグンウォンは何事もなく、他者を蔑みながら(父の影に怯えながら)トップに君臨し続けるだろうし、『パラサイト』のパク家もどこかでまた同じような暮らしを(トラウマを抱えながら)続けていくだろう。一方のキム家は、一生、あの半地下から抜け出すことはできないだろう。それでも、今作は経済や学歴の格差などによって、あらかじめ“定められてしまった人生”にも反旗を翻す。長家グループのデヒ会長は、刑務所に収監されたセロイに向かって「信念や気合いは弱者の強がりに過ぎない」と言い放つが、セロイは信念を胸に、傍目には恵まれた環境を放棄したイソをはじめ、様々な境遇やジェンダー、人種を越えて結ばれた仲間たちとともに“自分の人生”を生きようとする。「権力者や不当なことに振り回されたくない」「自分の価値は自分で決める」「お前はお前だから 他人を納得させなくていい」――。セロイが仲間に語りかける言葉が身に沁みて仕方がないのは、それが生きづらさを抱えた者たちの、万国共通の、人間としてごく当たり前の本音でもあるから。セロイたちの下剋上は、精神的にも、奇しくも物理的にも閉塞感に包まれたいまだからこそ余計に、カタルシスのあるストーリーとして観る者に等しく、優しく響いていく。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年04月27日現代美術家の森村泰昌による個展『森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020—さまよえるニッポンの私』が、原美術館にて4月12日(日)まで開催されている。名画や映画の登場人物あるいは歴史上の人物に自らが扮するセルフポートレイト作品で知られる森村泰昌。巧みなメイクや衣装で、時代や人種、性別を超えてさまざまな人物に自らが成り代わり、制作を通して原作やその背景に独自の解釈を加えることで、観る人の固定観念に揺さぶりをかける。1985年にゴッホの肖像画に扮したセルフポートレート写真を発表。以降、マネ、レンブラント、ダ・ヴィンチといった画家作品の登場人物になりきる「西洋美術史」シリーズ、ディートリッヒやマリリン・モンローなどに扮した「女優」シリーズ、ヒトラーやチェ・ゲバラ、三島由紀夫などに扮した20世紀の「男達」シリーズなど、一貫して自画像的作品で「私とは何か」をテーマに作品を作り続けてきた。同展では、そんな森村作品から、エドゥアール・マネ《オランピア》から生まれた初期代表作《肖像(双子)》と新作《モデルヌ・オランピア2018》をはじめ、マッカーサーと昭和天皇、三島由紀夫やマリリン・モンローのポートレート作品などが展示される。原美術館()
2020年01月30日キングコング・西野亮廣による人気絵本『えんとつ町のプペル』がアニメ映画化。『映画 えんとつ町のプペル』として、2020年12月に公開される。“大人も泣ける”絵本『えんとつ町のプペル』キングコングの西野亮廣をプロデューサーに、総勢33名のクリエイターが4年の制作期間を経て完成させた絵本『えんとつ町のプペル』。黒いけむりに覆われた“えんとつ町”を舞台に、父親を亡くした少年ルビッチとゴミ人間プペルの奇跡を描いた物語は、“大人でも泣けるストーリー”と人気に火がつき、たちまち話題に。2016年の発売以来、累計42万部のロングランヒットを記録している。またその緻密で美しい絵本の世界観をとじこめた展覧会も、東京タワーをはじめとする日本各地で開催。19年10月には、日本人アーティストして初めてパリ・エッフェル塔で実施されるなど、世界的にも注目を集めている。絵本で明かされなかったストーリーも追加そんな人気絵本を原作にした『映画 えんとつ町のプペル』は、『海獣の子供』を手掛けた STUDIO4℃が制作。映画では、絵本では描かれていない“えんとつ町の由来”や貨幣価値理論を背景に仕込んだ、新たなエンターテイメント作品として描かれる。映画初登場となる新キャラクターも決定しているので、今後のアップデート情報にも要注目だ。製作総指揮・脚本に、西野亮廣製作総指揮・脚本を務めるのは、原作者である西野亮廣。当初から映画化を見据えていたという彼は、物語を第10章まで構成。絵本として出版された物語は、そのうちの3~5章にあたる部分的なものだったという。第10章まで全て描かれる映画については、「絵本を読まれた方はより楽しめると思いますし、絵本を全然読まれていない方にももちろん楽しんで頂けると思います。」とコメントを残している。西野亮廣直筆サイン入り“暑中見舞い”付きペアチケット7月14日(火)より、本作の特別ペアチケットの販売が開始。主人公の少年ルビッチの家族が縁日を楽しむ「縁日バージョン」、縁側でそうめんを食べている団欒が描かれた「縁側バージョン」の2種類いずれかが入ったハガキがセットとなる。それぞれの絵柄面には西野亮廣直筆のサインが入り、チケット購入者に“暑中見舞い”として届けられるという。詳細『映画 えんとつ町のプペル』公開時期:2020年12月製作総指揮:西野亮廣原作:西野亮廣脚本:西野亮廣監督:廣田裕介アニメーション制作:STUDIO4℃原作:「えんとつ町のプペル」にしのあきひろ著(幻冬社刊)配給:東宝=吉本興業共同配給■西野亮廣直筆サイン入り暑中見舞いハガキ付き映画ペアチケット発売日:7月14日(火) 20:00~販売場所:BASE(価格:4,000円(税込)内容:『映画 えんとつ町のプぺル』映画ペアチケット+暑中見舞いハガキ1種※「縁日バージョン」「縁側バージョン」のいずれかから選択可。<ストーリー>煙突だらけの『えんとつ町』では、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。黒い煙でモックモク。黒い煙に覆われた『えんとつ町』の住人は、青い空を知りやしない。輝く星を知りやしない。そんな町に生きる親を亡くした少年ルビッチのもとにハロウィンの夜に現れたゴミ人間プペル。2人に起こる奇跡の物語…
2019年12月28日「キングコング」西野亮廣が手掛け、2016年の発売以降、累計42万部という驚異的数字を叩き出した話題の絵本が、アニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』として2020年12月、クリスマスに公開されることが決定した。西野氏が監督を務めた絵本「えんとつ町のプペル」は、5千部でヒットといわれる絵本業界で42万部という驚異的な売り上げを記録。緻密に表現された絵の世界観と大人も泣ける物語の展開で、東京タワーをはじめ日本全国各地で絵本展が開催され、本年10月にはパリ・エッフェル塔にて日本人アーティストとして初めての絵本展が開催されるなど、世界中で人気を博している。また、西野氏の故郷・兵庫県川西市には「えんとつ町のプペル美術館」の建設も進み、西野氏が仕掛けるプペル・プロジェクトは現在進行形で勢いを増している。「絵本」の常識を打ち破り続ける絵本絵本「えんとつ町のプペル」は西野氏をプロデューサーとして、イラスト・着色・デザインなど総勢33名のクリエイターによる分業体制で4年の制作期間を経て完成したもの。予算の規模が小さい絵本業界ではリスクが大きく、誰もやったことのないこの取り組みは、「クラウドファンディング」を使って一般の方から資金を募り、想いに賛同した人々の協力によって実現したもの。「一人でも多くの人に」という西野氏のアイデアで、出版業界では異例の“全ページネット公開”を敢行した。2020年1月より舞台「えんとつ町のプペル」の公演も決定している中、この一大プロジェクトの最大の目標でもあったアニメーション映画化が実現。絵本では描かれていない「えんとつ町の由来」や貨幣価値理論を背景に仕込み、新たに魅力的な登場人物も盛り込みながら、新しいエンターテインメント作品としてさらなるバージョンアップを図っている。制作は『海獣の子供』『鉄コン筋クリート』など、ハイクオリティな作品を世に送り続ける「STUDIO4C」が手がける。描き下ろしイメージビジュアル解禁!今回解禁されたのは、本編キャラクターデザインも手がける福島敦子による描き下ろし。ゴミ人間プペルと壮大な冒険を繰り広げる主人公ルビッチが描かれたもの。煙を吐き出す煙突たちをバックに、まだ見ぬ星を見据えるかのように天を見上げるルビッチの表情からは、心の奥に秘めた意志を感じられるようなビジュアルとなっている。「僕はディズニーが大好きで、夢を見させてくれるし、一番リスペクトしていて」と語る西野氏は、「作り手として、表現者として隅っこの方にいるような人間ですが、王者にはちゃんと挑みたいなという思いがあります。作品の中でキャラクターたちに『諦めるな』や『夢は叶う』ということを言わせているので、その張本人が挑まないことにはチグハグだなと思うので、正面から挑んで戦いたいなと思っています」と野望を語っている。『映画 えんとつ町のプペル』は2020年12月クリスマス、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月25日展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」が、東京・品川の原美術館にて、会期を延長して2020年7月12日(日)まで開催される。なお、同館は臨時休館していたが、6月9日(火)より日時予約制で再開。現代日本における「私」とは──絵画や映画に現れる人物、あるいは歴史上の人物に扮したセルフポートレート作品で知られるアーティスト、森村泰昌。巧みなメイクや衣装により、時代や人種、さらには性別をも飛び越えた“自分”を演出してきた森村は、原作や背景に独自の解釈を加えるとともに、「私」とは何かという問いに一貫して取り組んできた。「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」で森村は日本近現代史と文化史にも目を向ける。第二次世界大戦後の日本では、戦前の考え方が否定され、西洋の価値観がその空白を埋めていった。そうしたなかで生まれ育った経験から「真理や価値、思想は、衣服のように自由に着替えられるもの」と思い至った森村が、約20点の作品を通して、現代日本における「私」とは何かという問いを投げかける。映像作品&レクチャーパフォーマンス会場では、2018年にニューヨークにて発表した映像作品《エゴオブスクラ》の再編集版を展示するとともに、この映像を用いた作家自身による“レクチャーパフォーマンス”を開催。長きにわたり⻄洋美術史を参照し、人種や性別を超えて他者に扮してきた背景や思いが、森村自身の言葉で語られる。マネ《オランピア》を参照した2作品を展示また、平面的な描法により、近代絵画史の転換をもたらしたエドゥアール・マネ《オランピア》を原作とする初期作と新作もあわせて紹介する。《オランピア》に描かれるのは、白人娼婦と黒人召使。彼女らは、初期の代表作《肖像(双子)》においては⻩色人種であり男性である森村に演じられることになる。そして新作《モデルヌ・オランピア》ではさらに、芸者と⻄洋男性の姿へと移しかえられる。また、同じくマネの作品を参照した《フォリーベルジェールのバー》も展示。“オランピア”2作と合わせてぜひ鑑賞してみて。詳細展覧会「森村泰昌:エゴオブスクラ東京2020―さまよえるニッポンの私」会期:2020年1月25日(土)〜7月12日(日)〈日時予約制〉※2020年2月29日(土)〜3月17日(火)、および3月28日(土)〜6月8日(月)は臨時休館、6月9日(火)より再開※会期は延長※公式サイトより要事前予約会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25開館時間:平日 11:00〜16:00 / 土日祝 11:00〜17:00※当面のあいだ、平日は開館時間を短縮し、水曜日の夜間開館は休止休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70歳以上 550円、原美術館メンバー 無料※当面の間、10名以上の団体での来館は遠慮のこと※学期中の土曜日は、小中高生の入館無料※映像作品の上映は⼊替制※毎週日曜日のギャラリーガイドは当面の間、休止※来館に際しての注意事項など、詳細は公式サイトを確認のこと【問い合わせ先】原美術館TEL:03-3445-0651
2019年12月14日篠井英介と陰山泰が、琵琶と雅楽の楽器を使った「琵琶絵巻 朗読楽『天守物語』」を来年2月、東京・府中の森芸術劇場で上演する。過去3度の公演を行なってきたが、そもそもなぜ琵琶? なぜ『天守物語』なのか。40年来の“盟友”である篠井と陰山に話を聞いた。【チケット情報はこちら】陰山が自ら演出も務める本作だが、企画の始まりは琵琶奏者・友吉鶴心(ともよし・かくしん)との出会い。ふたりを引き合わせた友人の葬儀で、陰山が読む弔辞に合わせて友吉が琵琶を演奏するという「めったにない不思議な経験」(陰山)をした。そこで意気投合し、機会があれば一緒に何か出来ないかという話から行き着いたのが、篠井を加えての『天守物語』の朗読劇だった。琵琶と古来からの楽器を使う雅楽に、100年前に書かれた泉鏡花の戯曲という組み合わせは、一見、堅苦しく格式ばったものにも感じるが、陰山は「クラシックな楽器ですが、実は奏者の感性がすごく出るんです。僕らの感性と交わって“ライヴ”になっている」と語る。その言葉を受け篠井も「(共演する)雅楽の稲葉明徳さんも非常に多芸多才な方で、笙や篳篥(ひちりき)といった古典楽器から太鼓にパーカッションまでこなされて、音の世界に尋常じゃない広がりがあるんです」と力を込め、この公演を「朗読と音楽のセッション」と表現。「毎回、同じことをしてくれと言ってもできないし、センスと息で合わせながらやっています。非常にジャジーですね。『あぁ、今日はここでベベンっと入れてきたか。じゃあこっちはこうしてやろう!』という感じでこちらも楽しんでます」と笑顔で語る。『天守物語』は、白鷺城(姫路城)の最上階で“異界”の者たちを統べる富姫と人間の図書之助の恋を描いた物語。陰山は「非常によくできたSF」と本作を評す。「彫師の桃六という男が“馬鹿な奴らども、勝手に戦争してろ!”と言うんですけど、そこに泉鏡花の表現者としての魂を感じます。琵琶や雅楽の音と言葉によって想像をかき立てる、非常に朗読劇に合う作品だなと思います」篠井は以前富姫を演じた経験から「富姫というのは女形にふさわしい役で、僕らが若い頃は玉三郎さんの専売特許でしたからね。それをやらせていただけるというのは巡り合わせなのかなと、その時は一世一代の覚悟で臨みましたが、またこういう形でやらせてもらえるのが嬉しいし、どれだけやっても飽きることのないお役ですね」と語る。2人は共に80年代の小劇場ブームを体験した盟友でもある。共演は決して多くないが「あの熱狂の時代、苦楽を共にした同志」と陰山が言えば、篠井も「安心感が違います。感覚を共有しているからこそ、のびのびやらせてもらえる」と全幅の信頼を寄せる。若き注目株の小川ゲンを加え、3人の朗読と琵琶と雅楽の魅惑的な音色が混じり合い、どのような“和”のSFファンタジーが浮かび上がるのか?公演は2月24日(月・祝)、東京・府中の森芸術劇場にて上演。取材・文:黒豆直樹
2019年12月11日