冠婚葬祭にはルールがありますが、慌ててしまってどうしたら良いのかわからなくなることもありますよね。今回は「若い夫婦が義祖母のお葬式で恥をかいてしまったエピソード」とその感想を紹介します。イラスト:海村佳世急いで実家へある日、主人公夫婦の元へ訃報の電話がありました。奥さんの実家で暮らしていた義祖母が亡くなったというのです。奥さんは長女のため、お通夜に間に合うよう急いで実家へ帰らなければならないと言いました。急がなければ、でも喪服はどうしたら?と若い主人公夫婦は迷いますが…?とにかく早く来て!出典:Grapps「普通の服でいいから急いで!」奥さんは電話口でそう言われたと話します。主人公夫婦は仕事帰りの服装で実家へ急ぎました。実家へ着くと、義母から「喪服はどうしたの?」と聞かれます。当然、持ってきていなかった主人公夫婦。義母はそれを知ると「移動の時だけ普通の服で良いってことよ!」と声を荒げます。主人公夫婦はその後、普通の服でお葬式に参列しました。親戚から白い目で見られ、居心地の悪い時間を過ごしたといいます。読者の感想主人公夫婦も喪服を着ないといけないと理解していたものの、義母の発言を鵜吞みにしてしまったんですね。きちんと相手の言うことには気をつけようと思いました。(34歳/フリーランス)お葬式のときは喪服は当たり前ですが、当たり前という思いがまさかの展開を生むことはあります。まして、突然の出来事なら当然です。そういうときに居心地の悪い思いをさせない配慮をとってくれなかった義母に少し不満を感じました。(40歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年06月08日皆さんはお葬式で不思議な体験をしたことはありますか?今回は「声が聞こえる」を紹介します!イラスト:じゅん『声が聞こえる』祖母が亡くなり、お葬式に出席した主人公。無事にお葬式が終わり親族で話しているときに、父が妙なことを言い出します。「お経の前にしゃべってたの誰?」と親族に尋ねますが…。親族は誰も喋っていないと言います…。もしかして…出典:CoordiSnap亡くなった祖母がそこにはいたのではないか、と全員は考えます。なんでも祖母は生前、毎朝必ずお経を唱える習慣があり、お寺にも熱心に通う人だったのです。成仏する前に会いにきてくれたのだと思い、主人公はほっこりした気持ちになったのでした。最後の挨拶祖母はお別れの挨拶に来たのかもしれませんね。ほっこりとするエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月02日多くの人は褒められると嬉しいもの。「よかったよ」「さすがだね」などの些細なひと言であっても、心はホクホクとするでしょう。褒められたことがきっかけで起こった出来事を、歌人の上坂あゆ美(@aymusk)さんがTwitterに投稿しました。ある日、祖父の葬式に参列した上坂さん。すると久しぶりに会った遠縁の親戚から、「きれいなお顔よね」といわます。『容姿を褒められた時は、肯定するのが正解』と教わっていた上坂さんは「そうですかね!?ありがとうございます!」と元気いっぱいに返事をしました。※写真はイメージここまでのエピソードの内容は、親戚と会った際によく見られる光景です。誰しもが親戚と会った時に、褒めたり褒められたりした経験があるでしょう。しかし上坂さんが投稿したエピソードには続きがあります。親戚の『誉め言葉』に大恥をかいたワケは?元気よく返事をした上坂さんに対して、親戚は次のように話し続けました。「安らかな表情でねぇ」この言葉を聞いた上坂さんは、瞬時に自分の勘違いに気付きます。親戚が発した「きれいなお顔よね」という褒め言葉は上坂さんに向けられたものではなく、亡くなった祖父に対するものだったのです…!※写真はイメージ「大恥をかきました」と振り返った上坂さんは、「『そうですかね!?』じゃないんだよ」と自分自身にツッコミを入れていました。「そうですかね」といわれた側の親戚は、どんな気持ちだったのかが気になりますね![文・構成/grape編集部]
2023年05月31日お金にまつわる事柄で家族と揉めたことはありますか?今回は「父の葬式に財産目当てで現れた妹」の漫画について紹介します!進撃のミカさんのYouTubeイラスト:進撃のミカ『父の葬式に財産目当てで現れた妹』父親が亡くなり、母親から連絡を受けて葬儀に参列した主人公。主人公には妹がいましたが、両親からの愛情を注がれずに育った主人公と違い、妹は両親から溺愛されて育てられてきました。葬式も終わった段階になりやっと顔を出した妹は、早々に遺産について尋ねたのですが…。遺産が少なすぎる!出典:進撃のミカ遺言書の内容に書かれている遺産の金額に納得がいかない妹は激怒します。そんな様子の娘に母親はいい加減にしなさいと一喝します。しかし、それからも遺品整理のときには、金目のものばかりを持ち出していた妹。そんな妹の姿に母は怒りを通り越して、悲しみます。主人公も妹の行動を疑問に思い、呆れたのでした。お金目当ての妹…遺産の金額に納得がいかないからとキレ散らかした主人公の妹にはビックリです。なにか事情があったにせよ、家族との金銭トラブルは避けたいですよね…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月17日皆さんは兄妹と仲がいいですか?今回は「父の葬式に遺産目当てで現れた妹」の漫画を紹介します!進撃のミカさんのYouTube(イラスト/進撃のミカ)遅れてきた妹主人公は長女として厳しく育てられ、甘やかされて育った妹と比べてしまうことがありました。幼いころから両親は妹優先で、つらい思いをしてきたのです。そんなある日、父親が亡くなり急いで帰省した主人公。通夜が終わり親戚が集まっていると…。遅れてきた妹が、葬式にそぐわない格好でやってきたのです。そして何も手伝わない妹は…!?あからさまに金目的で…出典:進撃のミカ出典:進撃のミカ3000万円の遺産は母親に1500万円、主人公に1000万円、妹に500万円で割り振られていたのです。しかし納得のいかない妹は、暴れ始めます。そんな妹に母が反撃をしたのでした…。金目当ての妹に呆れる遺産の割り振りは、揉めてしまうことがありますよね。しかし遺産目当ての妹は少し非常識に感じます。以上「父の葬式に遺産目当てで現れた妹」の紹介でした!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月13日皆さんは葬式に参列したことはありますか?何を着ればいいか迷ってしまうこともあるかもしれません。今回は義母の言うことを聞いたら葬式で恥をかいたエピソードを紹介します!義祖母の葬式へ妻の実家にいた義祖母が亡くなったときの話です。妻は長女ということもあり、急いで実家へ向かわなければいけません。夫婦は仕事終わりに集合し、すぐに実家へ向かうことにしました。仕事終わりに向かうため、喪服はどうしようか悩んでいました。すると義母は「急いで来てほしいから、普通の服装でいい」と言います。義母の言葉を信じ、夫婦は私服で向かいますが…。葬式では当然喪服喪服を持って来なかった夫婦に、義母は怒り心頭でした。義母は移動のときは私服でいい、という意味で言ったようです。当日も親族から冷たい目で見られてしまい、夫婦は気まずい思いをするのでした…。義母の言葉を信じてしまい…急いでいたので「私服でいい」という言葉を真に受けてしまった夫婦。葬式のときは喪服で行くのが1番安全かもしれません…。夫婦の居心地の悪さに、ヒヤヒヤしてしまうエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月28日雲の上へ旅立つ故人を見送る儀式であると同時に、別れの場でもある葬儀。お坊さんによる読経を聴きながら、人々は故人との思い出にひたったり、さよならのメッセージを心の中で唱えたりします。たとえ天寿をまっとうした上での旅立ちでも、やはり別れの時は、しんみりとしてしまうものですよね。子供によって『絶対に笑ってはいけない葬儀』に!?葬儀に参列した際のエピソードを漫画で描いたのは、生野もと(ikuno_moto)さん。この日、お坊さんによる読経に耳を傾けていた生野さんは、ある出来事をきっかけに笑い声を耐えなくてはならない状況に置かれてしまったのだとか。いうまでもなく、読経中は静かにしなくてはなりません。生野さんら参列者が、『笑ってはいけない』ミッションを課された理由とは…。規則正しいリズムで打ち鳴らされる木魚と、お坊さんによる歌のような読経。そして、静かに聴き入る参列者たち。まだ葬儀というものを理解していない親戚の男の子にとって、その光景は音楽会のように感じられたのかもしれませんね。木魚のリズムに合わせるかのように「ぱあ!ぱあ!」と声を上げる男の子によって、ちょっぴりしんみりとした雰囲気の場は、またたく間に和やかな雰囲気に。『絶対に笑ってはいけない葬儀』の状況に置かれた大人たちは、上がりそうになる笑い声と、ゆるみそうになる口元を必死にガマンすることになったのでした!きっと、子供が『演奏とボーカル』に乗ってくれた嬉しさで、お坊さんは内心ガッツポーズをしていたのではないでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年04月25日皆さんは、義実家の親戚と上手なお付き合いができていますか?今回は、親戚から傷つけられたエピソードを漫画で紹介します。親戚付き合いが盛んな義実家親戚のお葬式のときにお茶を運んだだけなのに…夫も味方になってくれなかった親戚にこんな扱いをされたら、嫌な気持ちにもなってしまいます。旦那さんが味方になってくれていたら、状況は違ったかもしれませんね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年04月20日愛カツ編集部がお届けする「愛カツ漫画」。今回は、義実家とのトラブルの体験談を紹介します。義父のお葬式に電話しても誰も出てくれず…控え室から出るな…と言われてしまいましたどうして普通に参加させてもらえないの?義父のお葬式に来た主人公でしたが、参加させてもらえず……。こういうときに頼れるのは夫だけなのに、夫を含め誰も助けてくれませんでした。主人公にとっては血は繋がっていないけれど、しっかりとお見送りしたいはずですよね。このような義父とのお別れの形は悲しいです。作画:ささきさやーん原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年03月28日できることなら夫婦仲は良好でありたいものですが、相手が自分勝手だと、苦労することも多いのではないでしょうか。そこで今回は、自分勝手な夫をテーマにしたお話「嫁を家政婦扱いするモラハラ夫への制裁」を紹介します。『嫁を家政婦扱いするモラハラ夫への制裁』主人公のアンは父を亡くしたばかりで、お葬式や家族での話し合いのため、実家に帰省していました。そんな中、突然夫から「今すぐ帰ってこい!」と連絡が入ります。夫のモラハラ発言出典:Youtubeアンは帰省前にすべての家事を終わらせ、夫のためのご飯を数日分作り置きしていたので、夫に不自由を感じさせることは1つもない状態でしたが、夫は「そんなことより俺の世話しろ!」「作りたてのご飯しか食べたくない!」と言い、作り置きのご飯を捨ててしまいました。その後も夫のモラハラは続き、気に食わないことがあるとすぐに「離婚だ!」と言う始末。そこでアンは、夫が結婚時に「どちらかが裏切ったときのために用意しておこう」と言って渡してきた離婚届を提出します。夫はまさか本当に離婚することになるとは思っていなかったため、これまでの行動を後悔するのでした…。身勝手な夫の末路父を亡くしたばかりの傷心の妻に対し、モラハラ発言を連発する夫。離婚したことで、これまでどれほど妻に頼っていたかを痛感したようです。(lamire編集部)(イラスト/Lineドラマ)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらのお話はフィクションです。"
2023年01月13日誰かがこの世を去ることは、その人の家族や友人にとっては、とてもつらいことです。しかし、旅立つ本人は残された人たちに「あまり悲しまないでほしい」と思う場合もあるのかもしれません。葬式で配られたカードの中身が…?2022年10月、アメリカのテキサス州に住む81歳のジョディ・ぺリマンさんが亡くなりました。海外メディア『TODAY』によると、ジョディさんはがんを患っていて、同年の夏頃から体調が急に悪くなり始めたといいます。ジョディさんが息を引き取った後、孫のグレイシーさんは大好きな祖母の葬式に参列。その葬儀の席で参列者全員に、カードが配られました。封筒には『from Jodie(ジョディより)』の文字。すると、そのカードを開いた人たちが次々と笑い始めたのです。これが、グレイシーさんがTwitterでシェアした実際のカードの写真です。Received this at my grandmas funeral. What an icon. pic.twitter.com/EhxhzHJfoZ — gracie perryman (@qrracie) October 18, 2022 カードにはふざけたポーズをしたジョディさんの写真と、『Let’s Keep In Touch!(これからも連絡を取り合いましょうね)』のメッセージが。その下には、亡くなった人の霊と交信するための文字盤『ウイジャボード』が描かれていたのです!生前のジョディさんは、陽気でユーモアセンスにあふれた女性だったのだとか。そんな彼女の人柄を知る参列者たちはみな、カードを見て「彼女らしいね」と大笑いしたそうです。この写真には「レジェンドだ」「最高のおばあさんに乾杯」「私も自分のお葬式でマネさせてもらう」など、ジョディさんの面白さを称賛する声が集まっています。ちなみに、後日グレイシーさんはその『ウイジャボード』で実際にジョディさんと会話をしようと試みましたが、ダメだったそうです。カードについていた『ウイジャボード』はただの絵で、本物ではなかったとのこと。実はジョディさんは同年8月に自身のFacebookで、この『ウイジャボード』のアイディアを予告していました。きっと彼女は愛する人たちに、笑顔で見送ってほしかったのでしょう。思惑通りに参列者たちを笑わせたジョディさんは、空の上でガッツポーズをとっていたかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年11月15日■前回のあらすじ帰省費用からおもちゃなどいつも義父から支援されてきた義姉。反対に義父からの支援がほぼなかった千里夫婦は「干渉されないから問題ない」と思っていた。そんなある日、義父が突然亡くなってしまう。しかし義姉は葬式に参列しないと言い始めて…。 >>1話目を見る 私の実家地域とは異なったお葬式の形式。ご近所さんが多数来てくれて、心温まる式にはなりましたが、体力的にはかなり大変なものでした。そして結局お義姉さんは現れず、お義兄さんだけがお焼香に来てくれました。それでもお義母さんはお義姉さんに理解を示していたのですが、ようやくやってきたお義姉さんから財産分与の話がいきなり飛び出して…。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2022年11月12日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!私のお弁当は…?義父のお葬式での出来事です。義母が仕出し屋さんから高級なお弁当を注文し、お坊さんと親族で食事をする際、お弁当の前で待機していた私。すると、「あなたはこれ!」と前日の残り物のような食事を渡され、別部屋でを食べることに…。私だけみんなと同じお弁当を食べることはできませんでした。その場では仕方なしに我慢しましたが、今でも思い出すとモヤモヤしてしまいます…。(女性/主婦)義実家での食事義実家でご馳走になったときの話です。義母は、私が苦手だったり食べられなかったりするものを知っているはずなのに、毎回それらを食事に含めて用意してきます。苦手だということを主人が伝えても、「これはおいしいから食べられるはず!」と言って無理やり食べさせようとします。あまりに辛いので自分の食べるものは自分で用意することにしたところ、「私が作ったものは食べたくないのね!」と嫌味を言われる始末。さらに、私が用意しているものを見ては義母が「私たちの分は?」と要求するようになり、結局義両親と義妹の分まで用意する羽目になってしまいました…。出典:lamire作った料理に対しても嫌味を言われるので、義実家でのお食事に参加するのが毎回苦痛です…。(女性/会社員)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。適度な距離を保ちながら、いい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブルエピソードでした。次回の「義実家トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年10月05日●お葬式を題材にした舞台「過去の経験を思い出すきっかけに」お葬式を題材にした異色のハートフルコメディ舞台『きっとこれもリハーサル』(東京・新国立劇場小劇場にて9月29日~10月13日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて10月22日)。「喪主の練習がしたい」と突如言い出す主婦・太田弘江(石野真子)が、家族を巻き込んでいく様を描く。同作で弘江の長姉・泉美を演じる女優の川島海荷が本作や今後の人生について語った。同作では、歳を重ねるごとに確実に少なくなっていく、愛する人たちと過ごす残り時間に焦点を当てる。初めて脚本を読んだとき川島は「お葬式のリハーサルをするという、先の展開が読めない変わったお話なのかなと思いました。家族の暖かさとかリアルな部分がよく描かれていて、読み終えたとき感動しました。ぜひやらせていただきたいと思いましたし、素敵な脚本と出会わせてもらえてうれしいです」と話す。母・弘江役を演じる石野真子をはじめ、弘江に振り回される夫で頑固な和菓子職人・太田昭雄役の羽場裕一、息子・賢一役の鈴木福とは初共演。取材時点ではまだ稽古前だと言い、現時点の印象を尋ねると「温かいオーラを持った方が多い印象です。ポスターで並んで見たとき、私自身はしっくり来ました」と言い、「福くんは姉弟に見えそうだな、と勝手に思っています(笑)。弟に本当に思えそう。テレビでもまっすぐで飾らない、汚れがないイメージ。すごく好感が持てる。楽しみです」とほほ笑んだ。自身が演じる泉美について「年齢的に大人でもあるんですけど、まだ“家族の中の娘”という立ち位置、長女という立ち位置なので生意気な部分や頑固なところを勢いよく演じられたらいいのかなって思います。私も長女です。家族の中だとちょっと気が強かったり、気を張っちゃうところもあります。自分のそういう普段の通ずる部分もちょっとずつ出していきながらうまく泉美のキャラクター像を作っていきたいです」と語った。そんな泉美には、趣味はコンテンポラリーダンスという設定がある。川島は「そこだけが不安です」と笑い、「泉美を知ってもらう上で重要な特徴なので緊張していますし、頑張らなきゃと思っています。柔軟くらいはしています」と明かした。同作の主題であるお葬式について、川島はこう語る。「すごく重要なイベントで、悲しいことであるのは間違いないです。でもその中でいろんな思い出を思い出したり、まわりの人たちの温かさが見える瞬間があったりすると思います。私自身、実際に祖父や祖母の葬式に参列したことがあります。気持ちがあふれるといいますか、いろんな感情が出てきます。おばあちゃんと昔一緒に遊んだな、虫取りしたなとか思い出をいろいろ思い起こしました。『きっとこれもリハーサル』も、見る方がいろんなことを考えさせられたり、自分の過去の経験を思い出したりするきっかけになると思います」自分の理想のお葬式とは何か。そう尋ねると「好きな人・物・出来事に囲まれていたいです。それは理想で難しくて、現実は嫌いなこと・嫌なことに直面することは多々あると思います。でも最終的には、好きなことに囲まれる最後でありたいです」と答えた。●『わた婚』出演で結婚について「プラスな印象は残った」8月5日に最終回を迎えたモキュメンタリー番組『私たち結婚しました 3』(ABEMA)では、俳優の中田圭祐と疑似夫婦になって話題を呼んだ。「やらせてもらった期間はすごく感情が動きましたし、自分の成長も感じました。ただ放送されて皆さんに見てもらって……恥ずかしい日々です(笑)。でも自分のパーソナルな部分をより皆さんに知ってもらえたな、と感じています。あれだけプライベートな自分を見せる機会はそうそうないです。その姿を知ってもらって、『良かった』『自分の夫婦生活を考えさせられました』と言ってもらえるのは嬉しいです。そういう声があっただけでやって良かったです」実際の結婚については「全部タイミングですかね。昔からそうなんですけど、あんまり結婚願望が強いタイプではないです。正直、自分が結婚している姿が想像できませんでした。だから今回の番組のオファーをいただいたときも『え、結婚?』とどこか不思議な気持ちでした。ただ、プラスな印象は残りました」と話す。『私たち結婚しました 3』で「足りないところがいっぱいありました。でも足りないものを補い合える関係はいいな、と思いました。そういう関係だったら、そういう生活もうまくいくのかなと気づかされました」と述べた。また、女優業は「日々発見があり、楽しいので続けたい」という川島。今後機会があるなら「『制服着てそう』と言われることが多くて、生徒のイメージが強いかもしれませんが先生をやってみたいです。昔、手相で『あなたが向いている仕事は先生だ』と言われたことがあるんです。だから、実感はないんですけど、先生を演じるのは興味があります。ただ高校生と並んだら自分も高校生に見えてしまいそうなので、小学校や中学校の先生をやりたいですね。問題児に振り回される先生とか、モンスターペアレンツに囲まれて大変な先生とか」と笑う。奇しくも、人生における大きな出来事を考える機会に恵まれた川島。今後の活躍やライフスタイルにも注目だ。■川島海荷1994年3月3日生まれ、埼玉県出身。2006年7月にテレビドラマ『誰よりもママを愛す』で女優としてデビューし、ドラマや映画を中心に活躍。また、2016年10月から2019年3月まで、日本テレビ系情報番組『ZIP!』の総合司会を務めた。近年は『いだてん~東京オリムピック噺~』(19/NHK)、『イノセンス 冤罪弁護士』(19/日本テレビ)、『僕らは恋がヘタすぎる』(20/ABCテレビほか)、『liar』(22/MBS・TBS)、舞台『こどもの一生』(22)などに出演。
2022年09月25日あなたはファッションにまつわる失敗をしたことはありませんか? 「場違いなファッションをしてしまった!」「ファッションのせいで目立ってしまった…!」など恥ずかしい思いをしたことがある方は少なくないのでは? 今回は、実際にあった体験エピソードをご紹介します!常識外れだと怒られ…当時無知だった私は、お葬式で黒いタイツをはくというマナーを知らず、普通の肌色のストッキングをはいてしまいました。親戚一同から、「恥ずかしいからコンビニで黒タイツを買ってこい!」といわれ、車で10分以上かけて買いに行ってはき替えました。みんなから常識外れだと怒られたし、コンビニで無駄な出費をしてしまって散々でしたが勉強代としました。二度とお葬式では普通のストッキングをはかないです(笑)(女性/専業主婦)カジュアルすぎにも程があるでしょ…これはわたしの結婚式の時の話です。小さなホテルで両家の親戚を呼び結婚式をすることになりました。派手にやりたくないというわたしの意思を汲んでもらい、念のため招待状には「当日は平服でお越しください」と記載することに。当日になり、両家の親戚が集まり式が始まるとびっくり…。夫の親戚側のテーブルにトレーナーにジーンズの家族が座っていました。それ以外の参列者はスーツやワンピースできてくださっていましたが…。子どもたちもよれよれの服でまさかの普段着だったのです。こちらとしては間違えた書き方はしていないと思うのですが、カジュアルすぎにも程があるでしょ…とびっくりさせられた出来事でした。(女性/専業主婦)行事ごとにはマナーがあるため、知らないとこんな結果を招くこともあるようですね。ファッションを楽しむのは良いことですが、ぜひ参考にして空回りはなるべく避けたいものです…。※こちらはクラウドソーシングサイトにて実際にユーザーから募集したエピソードをもとに記事化しています""
2022年09月08日みなさんは、ゾッとするような奇妙な体験をしたことはありますか? 今回は実際に募集した体験談「祖父のお葬式」を漫画にしてご紹介します!「祖父のお葬式」出典:lamire感謝の言葉を伝えると…出典:lamire大雨がやんで…出典:lamireきっと祖父が近くに…出典:lamireいつも通りの日常を壊す不思議体験…。祖父の気持ちが様々な現象を引き起こしたのでしょうか?以上、奇妙な体験談でした。次回もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを漫画化しています。(lamire編集部)(イラスト/碧海自由)"
2022年08月08日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!義祖母のお葬式で…義祖母のお葬式でのエピソードです。突然義祖母が亡くなり、旦那と子どもたちと義実家に帰り、義祖母のお葬式に出席することになりました。葬儀場から火葬場に出棺する際、義母から私の子どもに「〇〇ちゃんも一緒に棺桶入る?」と耳を疑う一言が…。思わず「どういうことですか!?」と苛立ちを隠せずに言ってしまいました。葬儀に来ていた義母の姉に「冗談だから」となだめられましたが…冗談でも言っていいことと悪いことがあると思うと今でも許せません。(女性/主婦)在宅ワーク私はノートパソコンを使用し、リビングや自室で仕事を行っている在宅ワーカーなのですが、義母が在宅ワークに理解がありません。このご時世でリモートワークが話題になったときも「家でサボって遊んで金をもらっている負け組」と電話で話しているのを聞いてしまい、モヤモヤしてしまいました。現在、紆余曲折あって義母とは疎遠になっているのですが…「理解のない人はどんなご時世になっても理解しないんだろうな…」と思わされた一件でした。(女性/フリーランス)いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月28日日本橋三井ホールを会場とする「COREDO落語会」が2014年の第1回から数えて30回を迎える。豪華な演者と凝った構成で評判の、当代きっての落語名人会といわれる落語公演。そのプロデューサーの演芸評論家・山本益博さんにインタビューをした。──数あるホール落語会のなかで、「COREDO落語会」を立ちあげた理由は。まずは東京のまん真ん中の日本橋から江戸文化を発信したいと、COREDOを運営する三井不動産さんにもちかけました。もともと、東横落語会(1956〜85)というとても歴史のある会の後期の企画委員をしていたんです。いまから考えると、日本でも最高の落語会だったんですが、惜しまれつつ閉幕した。そのときのコンセプトで、いつか、日本一の落語会を作りたいと考えていたんです。簡単にいうと、なかよし落語会でなく、現代の名人といえる落語家が高座でお互いしのぎを削る会を作りたかった。東横落語会の終盤頃は、三遊亭圓生と柳家小さん、金原亭馬生の三人の師匠をレギュラーにし、そこに古今亭志ん朝、立川談志、三遊亭圓楽がひとりずつ加わるという豪華版。毎回火花がとびちる高座でした。あの質をもういちど再現したかった。──まずは東横落語会に倣って出演者をレギュラーで固めたわけですね。核になるひとを世代的に三人決めたいなと考え、柳家権太楼、柳家花緑、春風亭一之輔の三師匠に声をかけました。権太楼さんは「新聞社などが主催する落語会はあるけど、個人が中心になるというのは面白い」と賛同してくれた。花緑さん、一之輔さんも加わり、会はスタート。ここから、柳家さん喬さん、そのお弟子さんの柳家喬太郎さん、脱力系といわれる人生そのものが落語になっている瀧川鯉昇さん、桃月庵白酒さんとレギュラーが広がっていったんです。そんな皆さんを中心に、豪華なゲストをお呼びするという構成になっています。──演目へのこだわりも、この会の大きな魅力のひとつですね。ぴあアプリ版の連載「山本益博のずばりこの落語」では、私の好きな落語の演目をひとつずつ紹介しているんですが、そこでこれまでに書いたものは、このCOREDO落語会でもかけています。ふつうは落語家さんと相談して決めるものですが、COREDOはまず私が決めて、直接師匠方におひとりずつお願いします。この人にいまこの噺をやってもらったら面白いはず、そんな聴き手の発想で選んだ噺。もちろん一番聴きたいのは私です。落語家さんからは多少嫌がられることもありますが、ほとんどその挑戦に答えてくれています。組み合わせを考えているのは至福の時間ですね。今年の3月は「五代目柳家小さん 前座噺と名演集」と題して、先代小さんの弟子であるさん喬、柳亭市馬、孫の花緑、孫弟子の喬太郎という五人の師匠に、ふだんはやらないゆかりの演目を演じていただきました。さん喬さんの『道潅』なんて、小さん一門、いわゆる柳家の噺家さんは、まずこれを覚えるという噺。さん喬師匠が演ると、ええこんな面白い噺だったんだと驚きます。実は、ホール落語だとかっちりした演目ばかりじゃないですか。こういった『道潅』のような寄席向けの演目をあえて取り上げるのも、当初の企画でした。衝撃だった鶴瓶の『らくだ』──これまでのベスト5は──「これはうまくいった」という演目を五つあげるとしたらいかがでしょう?皆さんに強烈なインパクトを与えたのは笑福亭鶴瓶さんの『らくだ』ですね。2016年2月の回でした。何で鶴瓶だすの、落語できるの、なんていった人もいたんですから。何言ってるんですか、鶴瓶さんの師匠は松鶴、上方落語の本流ですよ、と答えていました。ぜひ『らくだ』をとお願いしたらとても喜んでいただいて。トリで出ていただいたのに、まくらもなくていきなりわーっと噺に入っていく、もうわしづかみにされました。それから1時間20分。柳家さん喬さんの『雪の瀬川』も名高座でした。2018年12月。年の瀬の人情噺。これも1時間40分の長講一席です。終わっても拍手がなりやまず。落語ではあまりないことですが、師匠の背中を押してもう一度高座に上がっていただき、カーテンコールですよ。あれをお聴きになったお客さんは一生忘れないと思います。三つ目は、今度の6月4日にも再演していただく権太楼師匠の『唐茄子屋政談』。僕は圓生のも志ん朝の名高座も聴いていますが、それを上回る“唐茄子屋”。夏はこれです、毎年一回聴きたいです。そして春風亭小朝師匠の『愛宕山』。彼が演ったなかでもピカイチでした。桂文楽、志ん朝以降の『愛宕山』では彼を超えるものはない。あんなきれいな所作はなかった。五つ目は、これもぴあの連載でも書きましたが。喬太郎師匠の『おせつ徳三郎』。すごく映画的です。いつもの「お題目で助かりました」というオチを捨てちゃって、「花びらがふたつ流れていきました……」。詩情あふれる切ない終わり方です。ああいうことができるのは喬太郎しかいない。いや『おせつ徳三郎』をこんな風にまとめるか、とすごいショックでした。──季節感あふれるプログラム。昨年の暮れは『文七元結』のリレー落語というのもありました。権太楼師匠とさん喬師匠が舞台にでて、お客さんが見ている前でじゃんけんをして順番を決めて演じた。後半のさん喬さんがすごかったですね。そでから高座に進むところから、もう羽織をぬいで芝居がはじまっている。あれは、おたがいの噺を何度も聴いていて、どんな風でもちゃんと受けるぞ、という計算しつくされた舞台でした。これもよかったな。さきほど五つあげましたが、それどころではないですね。──ついに30回。これからどんな会にしていきたいですか。今回の30回目は特別編成。出演はいままで会を盛り立ててくださったレギュラーの皆さん。演目は、好評だったもののアンコール、ということでお願いしています。『中村仲蔵』を花緑師匠が、『唐茄子屋政談』は権太楼師匠が、『たちきり』はさん喬師匠がそれぞれ再演してくれます。『百川』は、舞台になった料亭が、日本橋のホールに近い場所にあったことにちなみ、一之輔師匠が第1回に演じてくれたんですが、今回もう一度口演してくれます。これから少なくとも50回まではやりたいですね。私の大学の卒論は『桂文楽の世界』。以来50年近く、名人芸を追い続けてきました。名人芸というのはなくなるものではない。どんどん新しくなっているんです。COREDO落語会で、そんな現代の名人芸を育てたい、見届けたいと思います。柳家さん喬、柳家権太楼はまちがいなくいまの名人です。東横落語会の頃に聴いた圓生、小さん、その後の志ん朝、談志に匹敵します。そのつもりで見ないともったいないです。■読者プレゼント『第三十回 COREDO落語会』昼の部、夜の部にそれぞれ5組10名様をご招待応募はこちら昼の部:夜の部:<公演情報>『第三十回 COREDO落語会』2022年6月4日(土) コレド室町1 日本橋三井ホール■昼の部12:30 開場 / 13:00 開演柳家花緑『中村仲蔵』柳家権太楼『唐茄子屋政談』桃月庵白酒『松曳き』林家たま平■夜の部17:30 開場 / 18:00 開演瀧川鯉昇『粗忽の釘』柳家さん喬『たちきり』春風亭一之輔『百川』三遊亭わん丈各5,500円(税込・全席指定)チケットはこちら昼の部:夜の部:
2022年05月25日大人気マンガシリーズ、今回はkawaimin(@kawaimin.today)さんの投稿をご紹介! 「お葬式の帰りの出来事」です。 お葬式の帰り、車を運転していたkawaiminさん。すると、ありえないことが起こって…!?友人の丸ちゃんが…出典:instagram悲しみに暮れていると…出典:instagram前のトラックに…?出典:instagram”丸”の文字が…!
2022年02月11日昨年のはじめ、祖父が亡くなった時のこと…その頃はまだ新型コロナも出始めで、葬儀にもまだ制限はありませんでしたが、私たちは近親者のみで小さなお葬式を開きました。この時、6歳だった娘と2歳だった息子にとっては、初めて向き合う“死”であり、初めてのお葬式。このお葬式が、子どもたちによって、“笑ってはいけないお葬式”になるのでした―――葬儀前、母の実家で静かに横たわる祖父の亡骸に、子どもたちはまだ何が起こったのかわからない様子でした。入院していた病院で静かに息を引き取った祖父。眠っているだけと思っても、仕方がありません。■安らかに眠るおじいちゃん…でも、そんなの関係ない!早速、祖父の亡骸に添い寝しようとする息子。ちょっと泣けるけど…! 今はやめとこうな!!そして翌日、出棺の時。ひつぎにお花を手向ける花入れの儀。キレイなお花を気に入ってしまった息子は、お花を手放しません。必死に『おじいちゃんにあげようね』と説得しても、「NO!」の一点張り。そのお花も入れてあげてーーー!!そんなこんなで、大人はみんな笑いをこらえた状態で、混沌としたまま式は進み…火葬場でも、娘と息子はきゃっきゃと笑顔で二人遊びしていました。ですが、祖父を亡くした祖母たちにはその明るさが救いだったようで、穏やかに笑顔も交えつつ、式は静かに幕を閉じました。 ■ひいおじいちゃん孝行だった娘6歳になる娘は、寝たきりの祖父に会いに行くたびに、食事介助を仕切っていた、ひいおじいちゃん孝行の娘でした。その指示の的確さは、祖母をハッとさせるほど。祖父も、孫である私の名前は忘れても、ひ孫である娘の名前は笑顔で何度も呼んでくれたものです。そんな娘は、そろそろ“死”というものも理解できる年になったようで、少し寂しそうな顔を見せる瞬間もありました。しかし、“死”を知ったことで、当たり前のように流れていく“生”の日々がかけがえのないものであることを幼い娘なりに感じることができたのかな…と、母は思うのでした。こうして、子どもたちのおかげで笑いあり、ホロリありだったお別れは終わり、帰り際……突然、歩みを止めたのかと思ったら、真顔で一言。「おじいちゃん、誰に殺されたの?」さすが、医療ドラマやサスペンスものが好きな娘…そうきたか…!!思わず吹き出してしまう大人たちでしたが、娘の顔は真剣そのもの。まるで女刑事のようでした。近親者のみで、よかった…(涙)
2021年02月27日訃報というものは突然ですので、妊娠中にお通夜やお葬式に参列することがあるかもしれません。もし妊娠中にお通夜やお葬式に参列することになったら、どのような服装で参列し、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。今回は、妊娠中のお通夜やお葬式の注意点やマナーなどについて解説します。 妊婦さんは、お通夜・お葬式に参列してもいい?訃報の連絡が入れば、お別れのあいさつをしたいと考える方は多いと思います。特に、亡くなった方がよくお世話になった方であったり、よく交流のあった方や親しい友人であったりした場合はなおさらでしょう。ただ、妊婦さんは妊娠前のときと違い、大丈夫だと思っても葬儀場での環境や雰囲気で疲れてしまったり突然体調を崩したりする可能性もあります。 体調がすぐれない場合には知人や身内など、参列するほかの方に連絡し、参列をやめるのも一つの方法です。参列しない場合、お香典は参列する方に一緒に出していただくようにお願いするか、弔電やお悔やみのお手紙とともに郵送するなど、できる方法で送るようにしましょう。 お通夜・お葬式に参列することになった場合も、参列するための移動が長時間・長距離である場合は、家族に相談し、医師の指示を仰ぎましょう。特に、飛行機での移動が必要な場合や出産予定日が近い場合は、注意が必要です。 亡くなった方を偲び、お別れするお通夜・お葬式には、日本ならでは、地域ならではの風習やマナーがあります。地域によっては、妊婦さんは参列しなくてもよいというところもあるようですので、事前に確認しておくと安心です。 妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する際に注意したいことお通夜・お葬式では、やはり気持ちも沈みますし、お線香やご焼香のにおいや会場の気温などによって妊娠中は体調を崩すことがあるかもしれません。 お葬式では会場から火葬場への移動もあり、火葬場ではお経をあげ、最後のお別れをし、お骨揚げが終わるまで2時間ほどかかります。夏は暑く、冬は寒いなかでの移動を繰り返すことになりますから、体にも負担がかかることもあるでしょう。火葬場への移動は遠慮させていただき、葬儀場の控え室で待たせていただくようにするのも一つの方法です。 もし、式の途中で具合が悪くなってしまった場合には、周りの方や葬儀場のスタッフに声をかけ、別室で休むようにしましょう。 妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合のマナー特に、近年はお通夜・お葬式のスタイルが多様になってきています。マナーを守らず参列すると、ご遺族や同じ参列者側の方々に不快な思いを与えてしまう可能性があるので、注意する必要があります。 葬祭に関する風習やマナーはなかなかわかりにくいものなので、お通夜・お葬式に参列することになった場合には、親や祖父母、親族でも年配の方に聞いて、教えてもらうようにするのがよいでしょう。 妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合の服装って?妊娠中に限らず、お通夜・お葬式に参列する際にふさわしい服装というものがあります。しかし、妊娠中はおなかが大きくなったり、体調が変化しやすいということもあるため、服装選びも重要になってきます。 ●服お通夜・お葬式に参列するときは、服装は黒が基本ですが、お通夜では略式として薄い紫やグレーなど薄い色でも構わないとされています。 一般的には、ほとんどの方が黒の喪服を着用します。喪服はワンピース・スーツスタイルどちらでも構いませんが、妊婦さんの場合は、つわりの時期やおなかが大きくなっている時期に無理して着ると、具合が悪くなってしまう可能性があります。妊娠中は黒でゆったりとしたシンプルなワンピースなどがいいでしょう。妊婦用の喪服もあり、レンタルで取り扱っているところもあります。 また、妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合には、夏でも念のため羽織りものを用意し、冷える場合に備えておきましょう。冬場は重ね着、タイツや腹巻き、カイロなどで工夫しましょう。 ●靴靴はパンプスやローヒール、フラットシューズなどがよいでしょう。黒の皮素材のもの、金具や装飾が付いていないもの、つま先があいていない靴を選びましょう。 ●アクセサリーなど特に気をつけたいものはアクセサリーやバッグです。身につけるアクセサリーは、基本的に結婚指輪のみとするのが正式ですが、真珠のネックレスやイヤリング、ピアスも問題ありません。NGなのは宝石などの光りもの、そしてアクセサリーの重ねづけです。重ねることは「繰り返す」を意味し、タブーとされるので注意しましょう。バッグは金具が見えないものにし、シンプルな黒を選びましょう。 ●メイクメイクは、濃いチークや赤い口紅はせず、あくまでも控えめにします。ヘアスタイルも、長い場合はひとつにまとめるようにしておきましょう。 お通夜・お葬式にまつわる迷信お通夜・お葬式の参列や式中のことなど、巷で耳にする風習やマナーのなかには根拠のある正しいものなのかどうかわからないものもあります。 妊婦さんがお通夜・お葬式に参列するかどうかでよく耳にする迷信には、次のようなものがあります。 ・お通夜やお葬式にはできるだけ参列しない・どうしても参列するときにはおなかに鏡を入れる・お葬式に参列するとあざのある赤ちゃんが生まれる・亡くなった方の顔を見てはいけない 「お通夜やお葬式に参列しない」「亡くなった方の顔を見ないようにする」というのは亡くなった方の霊が赤ちゃんを連れて行こうとするからという話があります。鏡は古来では魔除けとして使われていたこともあるため、霊を寄せ付けないようにという思いから生まれたものだと考えられます。そのほか、参列してくださった方へのお茶出しや食事の準備は女性がするため、妊婦さんへの気づかいからに生まれた迷信であるとも言われています。 これらは、すべて医学的根拠はないものです。しかし、これらの迷信が気になる場合は、参列せず香典などを送るようにし、参列した場合も故人を送るために失礼のないように、また、最期を温かく見送ってあげられるようにしたいものです。 まとめ妊婦さんは疲れやすく、体調も崩しやすいものです。最期のお別れとなるので、参列するかどうかは周りの方とよく相談し、参列する場合には無理のない範囲でさせていただくようにしましょう。服装は、装飾のない地味めの黒のゆったりとした洋服やマタニティ用の喪服を選ぶとよいでしょう。季節に関係なく、体が冷えないような工夫も必要です。お通夜・お葬式での妊婦さんに関するいわれは迷信で、根拠はないとされていますが、気になる場合は失礼にないように工夫するようにしましょう。 監修者:看護師 看護師・予防医学指導士 和田路子国立大学医学部看護学科卒業後、公立病院周産期センターにて勤務。ハイリスク事例やNICUにて多くの実務経験を経る。自身の不調の経験から、予防医学のに出会い、予防医学指導士の資格を取得。女性の看護経験から多くの女性にセルフケアの重要性を伝えたいと感じ、布ナプキン専門店レメディガーデンによる「子宮から地球を変えようプロジェクト」のプロジェクトリーダーに就任。生理用の布ナプキンのプロデュースと普及活動、女性の体について知るためのセミナーや子宮ケアについての講座を行っている。海の街でのライフスタイルを楽しみながら、不妊や生理による不調などの記事執筆とともにベビーカレンダーでの記事監修にも携わる。
2020年08月16日ロシアの小さな村で暮らす元教師の老婦人が自分のお葬式計画に奮闘する『私のちいさなお葬式』。この度、彼女が医師から突然の“余命宣告”を受ける、本作の冒頭映像を先行入手した。今回解禁された冒頭映像は、73歳、年金暮らしの主人公エレーナが、元教え子でもある医師から「いつ心臓が止まってもおかしくない」と告げられるシーン。深刻な内容にも関わらず、エレーナはいたって冷静、なんとも言えない空気感が漂うのが印象的。そして病院から自宅に帰る途中、元教え子のワレーラが湖で釣り上げた巨大な鯉をなぜか引き取るはめに…。果たして、この先エレーナの“お葬式計画”には何が待ち受けているのか?また、この“鯉”が、彼女の日常にどのようなエッセンスを与えることになるのかにも注目だ。これまでにも、数多く作られてきた“お葬式”を題材にした映画。ユーモラスな視点で当時大きな話題となった伊丹十三監督のその名も『お葬式』(1984年)や、納棺師を描いてアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』(2008年)、身寄りのない人の葬儀を行う公務員を主人公にした『おみおくりの作法』(2015年)などがあるが、その中でも本作は、自分で自分のお葬式を計画するという、これまでにはなかった新しいタイプのお葬式映画。自分のお葬式計画に奮闘する、元気でチャーミングな一人暮らしのエレーナの姿は、あらゆる世代の頬を自然と緩ませ、驚きと感動をもたらすに違いない。『私のちいさなお葬式』は12月6日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私のちいさなお葬式 2019年12月6日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開© OOO≪KinoKlaster≫,2017r.
2019年12月03日妊娠や出産には、さまざまな言い伝えや迷信がありますよね。「おなかが前に出てきたら男の子」「顔つきがやさしくなったら女の子」など、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? 今回は先輩ママが体験した、お葬式にまつわる迷信をご紹介します。 火葬場に行くと赤ちゃんにアザができる?Yさんが、3人目の赤ちゃんを妊娠中のこと。夫方の大叔母が急死してしまったため、妊娠7カ月ではありましたが、家族で葬儀に向かいました。 ところが、葬儀会場に着いたとき、義母から「あなたは火葬場には来ないほうがいい」と止められてびっくり! 義母が心配していたのは、「妊娠中に火葬場に行くとアザのある赤ちゃんが生まれる」という迷信。Yさんはあくまでも迷信だからと気にしませんでしたが、義母は「万が一ということもあるから」と譲りません。 妊婦さんはおなかに鏡を入れるといい日本では、お通夜のあとに葬儀をおこない、それから火葬をするのが一般的です。ですがYさんの住んでいる地域では火葬をしてから葬儀をおこないます。そのためまず火葬場に向かうことになり、それが亡くなった大叔母と最後のお別れをする場となるのです。子どもたちをとてもかわいがってくれた方だったので、Yさんも火葬場へ同行したいという思いがありました。 そこへ助け舟を出してくれたのが葬儀会場のスタッフ。「おなかに外向きにした鏡を入れるといいですよ」と教えてくれました。そうすることで不吉なことを鏡が跳ね返してくれるのだそう。それを聞いた義母はしぶしぶ納得してくれたので、Yさんは手持ちの手鏡を腹帯の中に入れて火葬場へ向かったといいます。 妊婦さんへの思いやりから生まれた迷信妊娠中の葬儀にまつわる迷信はいくつかあり、妊婦さんがお葬式に参列すると、「赤ちゃんが霊にとりつかれる」などとも言われています。これらの迷信が生まれたのははるか昔。当時は現在のように医療が発達しておらず、疫病などで命を落とす人が多く、お葬式に参列するにはリスクが伴いました。そこで妊婦さんをそうした危険から守るために生まれたのがこの迷信なのではないかと言われています。 また、今回の“アザ”に関しては、「妊娠中に火事を見たらアザのある子が生まれる」という迷信から派生したという説もあります。こちらは火事の現場は大変危険であることから、妊婦さんを近づかせないためにそのような迷信が生まれたと考えられています。 いまだに迷信を大事にしている地域や家庭もあり、みなさんも驚くことがあると思います。でも、妊婦さんと赤ちゃんを思いやっての迷信なのだと考えると、また受け止め方も違ってくるもの。妊娠中に葬儀に参列する場合はその地域や家族の考え方などを確認し、場合によっては手鏡を持参していくといいかもしれませんね。著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2019年11月08日大阪府茨木市を舞台に、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く映画『葬式の名人』。今回は、前田敦子が演じるシングルマザー・雪子の奮闘っぷりを垣間見ることができる本編映像と場面写真が到着した。前田さん演じる雪子は、町工場で働き、慎ましい暮らしに苦労しながらも息子・あきお(阿比留照太)と幸せな日々を送っている。町工場での仕事は、流れてくるビンの形、ラベルをチェックし、箱につめるという単純作業。生活のため懸命に働く雪子も、ついつい心は上の空に。上司から注意を受けると慌てて、作業に気を入れる。でも、「家賃が3万円。どないしよ」と、つい家賃のことを考えてしまう雪子。再び上司から注意を受け、慌て作業するも、「そうや! ブログの広告代が今日振り込まれるんや!」とニンマリと口角が上がる。形のそぐわない容器を見つけると、「これかわいい、あきお(息子)の鉛筆立てにええな」と嬉しそうに手に取る姿も。かと思えば、次の瞬間「さっ!保険料払わなあかん」と気持ちを引き締める雪子。ぎりぎりの生活でも、小さな喜びを大事にしながら愛する息子のことで頭がいっぱい。そんな息子への愛が伝わってくる雪子の奮闘っぷりにも注目だ。『葬式の名人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:葬式の名人 2019年9月20日より全国にて公開、8月16日茨木市先行(C) “The Master of Funerals” Film Partners
2019年09月28日女優の前田敦子が20日、都内で行われた主演映画『葬式の名人』の公開初日舞台挨拶に登壇し、胸元がざっくり開いたロングワンピース姿を披露した。本作は、大阪府茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフに、同市を舞台に奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描いた物語。大阪・イオンシネマ 茨木で先行公開され、たった1館の上映ながらすでに動員1万2,000人、興行収入1,500万を突破している。舞台挨拶では、前田、高良健吾、白洲迅、尾上寛之、中西美帆、奥野瑛太、佐藤都輝子、樋井明日香、樋口尚文監督が豪華集結。女手一つで息子を育てる渡辺雪子役で、母親役と関西弁のせりふに初挑戦した前田は、胸元がざっくり開いたロングワンピース姿で登場した。そして、「やったねー尾上さん」「やったよ」と、ロケ地である茨木市出身の尾上と喜び合い、「撮影した場所で受け入れてもらえるのが一番うれしいですし、みなさんにも見に来てもらえて本当にうれしいです」とメッセージ。また、「本当に前向きな明るい気持ちで終われる清々しい映画です。“夢の世界へ行ってらっしゃい”って感じですかね」と独特な表現で魅力をアピールし、「でも寝ないでください」と付け加えると、会場から笑いが起こった。
2019年09月21日女優の前田敦子が20日、都内で行われた主演映画『葬式の名人』の公開初日舞台挨拶に登壇。AKB48を牽引していた10年前の多忙ぶりを振り返り、「そのスケジュールうらやましいって思いました。すごい頑張ってたんだなって」と話した。本作は、大阪府茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフに、同市を舞台に奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描いた物語。前田は、女手一つで息子を育てる渡辺雪子役で、母親役と関西弁のせりふに初挑戦した。なお、大阪・イオンシネマ 茨木で先行公開され、たった1館の上映ながらすでに動員1万2,000人、興行収入1,500万を突破している。舞台挨拶では、高校時代のクラスメートが10年ぶりに再会し、思い出話に花を咲かせる“一夜限りの同葬会”から巻き起こる物語にちなんで、それぞれ10年前の自分がどうだったか思い出話で盛り上がった。前田は、マネージャーが10年前の9月20日のスケジュールを調べてくれたそうで、「レコーディングして、握手会して、ソロのグラビア撮影がありました」と紹介。さらに、「次の日から3日間かけて地方6カ所巡って、その4日後にニューヨークに行っていました。たぶんアニメのイベントで。その2週間後にはハワイに行っていました」と怒涛のスケジュールを明かした。そして、「そのスケジュールうらやましいって思いました。すごい頑張ってたんだなって」と懐かしそうに話し、「『そのときの頑張りの体力のおかげで今すっごく元気だよ』って言いたいです」と当時の自分にメッセージ。ハードスケジュールすぎて「どこ行っても何も覚えていない」と言い、「『今だったらもっと楽しめるよ』とも言いたいです」と笑った。
2019年09月20日いま映画やドラマに引っ張りだこの若手俳優・白洲迅が出演する最新作『葬式の名人』がもうすぐ公開。この度、公開に先駆けて、今作でなんと“遺体役”に挑戦した白洲さんの場面写真がシネマカフェに到着した。大阪府茨木市を舞台に、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く本作。茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフに、茨木市にてオールロケを敢行。前田敦子が女手一つで息子を育てる渡辺雪子、雪子ら同級生を不思議な一夜に巻き込む豊川大輔を高良健吾が演じている。そして、主人公たちの同級生で中心的人物である吉田創役を白洲さんが務めている。『BACK STREET GIRLS -ゴクドルズ-』では主演を務め、「僕はまだ君を愛さないことができる」ではW主演。現在放送中の「刑事7人」にも出演し、刑事・野々村拓海役で活躍。『HiGH&LOW THE WORST』「ハル~総合商社の女~」など待機作にも注目が集まる白洲さん。今作で演じる吉田は、高校生の頃、甲子園を目指す野球部のエースだったが、怪我により野球部はもといクラスメートのもとからも去ってしまう。到着した場面写真では、そんな去ったあとから10年後、再び母校を訪れた吉田の姿が。吉田は校門前で遊ぶ子どもからの球を受けると「ええ球や」と爽やかスマイル。取りにきた野球部の中には、母校の教師となり、野球部顧問、さらに吉田とバッテリーを組んでいた豊川が…。また、当時のエースの面影感じる見事な投球モーションを披露する吉田。豊川はそこで目の前にいるのがかつてのバッテリー吉田だと気づき、まさかの再会もつかの間、驚きの展開に発展していく――。最後は、吉田のクラスメートであった雪子、息子・あきお(阿比留照太)、そして豊川らがあることがきっかけで高校時代に入り込んでしまうシーンでの1枚。昔と同じように応援団として太鼓を叩く姿があり、3人に気づき「俺を見てくれ!」と言わんばかりの表情を見せている。突然去り、再び現れた吉田。本作では、全く読めない行動を起こす彼中心でストーリーが進む、重要なキーパーソンとして登場している。『葬式の名人』は9月20日(金)より全国にて公開。※8月16日(金)茨木市先行(cinemacafe.net)■関連作品:葬式の名人 2019年9月20日より全国にて公開、8月16日茨木市先行(C) “The Master of Funerals” Film Partners
2019年09月12日本国ロシアでは第39回モスクワ国際映画祭にて観客賞を受賞した、余命宣告をきっかけにひとりで秘密の“お葬式計画”を開始するおばあちゃんを描く映画『私のちいさなお葬式』から、日本版予告編が到着した。今回到着したのは、老婦人が心不全の恐れがあり、いつ心臓が止まってもおかしくないと宣告されるシーンからスタートする予告編。突然の余命宣告を受けた彼女が始めたのは、なんと自分のお葬式の支度!費用や役所の手続き…次々に準備をする姿が描き出されるが、その姿には全く悲壮感がない。生きているのに死亡診断証明を取得したり、棺桶選びをしたり、ユーモアとバイタリティに満ち溢れている。さらに、5年も会っていない息子に迷惑をかけまいと、友人の手も借りて着々と準備を進める老婦人。ロシアらしくウォッカを飲んで酔いつぶれ、横たわる母を見た息子は死んだものだと勘違いし涙する場面も。また、予告編でも使われている劇中歌は「ザ・ピーナッツ」のロシア版「恋のバカンス」。ロシアでは知らない人はいないほど、いまも広く愛されている国民的な曲だ。テーマが“死”であるにもかかわらず、どこかほっこりする映像に仕上がっている。『私のちいさなお葬式』は12月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2019年09月11日余命宣告を受けた73歳のおばあちゃんが、自分のお葬式計画に奮闘するロシアの感動作『私のちいさなお葬式』が日本でも公開決定。村にひとつしかない学校で教職をまっとうし、定年後は慎ましい年金暮らしを送っている73歳のエレーナが、病院で突然の余命宣告を受けた。5年に一度しか顔を見せないひとり息子オレクを心から愛しているエレーナは、都会で仕事に大忙しの彼に迷惑をかけまいと秘密のお葬式計画を開始する。惨めな死に方はしたくない彼女の願いは、お葬式に必要な棺や料理の手配を済ませ、夫が眠るお墓の隣に埋葬されること。遺体安置所や葬儀屋を訪ね回ったエレーナは、親友である隣人リューダや元教え子らの助けも得て、全ての準備を整えていく。ところが、そんなエレーナの“完璧なお葬式計画”は、いざあの世に旅立とうとする最終章で想定外の事態に…。本作はモスクワ国際映画祭やウラジオストク国際映画祭で上映され、老若男女の心を鷲掴みにし観客賞を受賞する快挙を成し遂げた話題作。文学をこよなく愛し、聡明で自立した女性エレーナのお葬式の準備には悲壮感がなく、そればかりか自らの足で軽やかに役所や遺体安置所に出向き、棺桶を台車に乗せて自宅に持ち帰ってくるその姿はユーモアとバイタリティに満ち溢れチャーミング。あらゆる世代の観客の心をほっこりさせる作品だ。日本公開決定と併せて到着した日本版ポスタービジュアルは、思いつめた表情の女性を中心に、その周りで彼女が棺を運んだり墓堀りの人夫を連れていたりと、自分のお葬式を楽しそうに準備している様子が描かれている。監督はウラジーミル・コット。エレーナ役をマリーナ・ネヨーロワ、息子オレク役をエヴゲーニー・ミローノフが演じるほか、アリーサ・フレインドリフ、ナタリヤ・スルコワ、セルゲイ・プスケパリスが出演している。『私のちいさなお葬式』は12月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開予定。(cinemacafe.net)
2019年07月29日訃報というものは突然ですので、妊娠中にお通夜やお葬式に参列することがあるかもしれません。もし妊娠中にお通夜やお葬式に参列することになったら、どのような服装で参列し、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。今回は、妊娠中のお通夜やお葬式の注意点やマナーなどについて解説します。 妊婦さんは、お通夜・お葬式に参列してもいい?訃報の連絡が入れば、お別れの挨拶をしたいと考える方は多いと思います。特に、亡くなった方がよくお世話になった方であったり、よく交流のあった方や親しい友人であったりした場合はなおさらでしょう。ただ、妊婦さんは妊娠前のときと違い、大丈夫だと思っても葬儀場での環境や雰囲気で疲れてしまったり突然体調を崩したりする可能性もあります。 体調がすぐれない場合には知人や身内など、参列するほかの方に連絡し、参列をやめるのも一つの方法です。参列しない場合、お香典は参列する方に一緒に出していただくようにお願いするか、弔電やお悔やみのお手紙とともに郵送するなど、できる方法で送るようにしましょう。 お通夜・お葬式に参列することになった場合も、参列するための移動が長時間・長距離である場合は、家族に相談し、医師の指示を仰ぎましょう。特に、飛行機での移動が必要な場合や出産予定日が近い場合は注意が必要です。 亡くなった方を偲び、お別れするお通夜・お葬式には、日本ならでは、地域ならではの風習やマナーがあります。地域によっては、妊婦さんは参列しなくてもよいというところもあるようですので、事前に確認しておくと安心です。 妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する際に注意したいことお通夜・お葬式では、やはり気持ちも沈みますし、お線香やご焼香のにおいや会場の気温などによって妊娠中は体調を崩すことがあるかもしれません。 お葬式では会場から火葬場への移動もあり、火葬場ではお経をあげ、最後のお別れをし、お骨揚げが終わるまで2時間ほどかかります。夏は暑く、冬は寒い中での移動を繰り返すことになりますから、体にも負担がかかることもあるでしょう。火葬場への移動は遠慮させていただき、葬儀場の控え室で待たせていただくようにするのも一つの方法です。 もし、式の途中で具合が悪くなってしまった場合には、周りの方や葬儀場のスタッフに声をかけ、別室で休むようにしましょう。 妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合のマナー特に、近年はお通夜・お葬式のスタイルが多様になってきています。マナーを守らず参列すると、ご遺族や同じ参列者側の方々に不快な思いを与えてしまう可能性があるので、注意する必要があります。 葬祭に関する風習やマナーはなかなかわかりにくいものなので、お通夜・お葬式に参列することになった場合には、親や祖父母、親族でも年配の方に聞いて、教えてもらうようにするのがよいでしょう。 妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合の服装って?妊娠中に限らず、お通夜・お葬式に参列する際にふさわしい服装というものがあります。しかし、妊娠中はおなかが大きくなったり、体調が変化しやすいということもあるため、服装選びも重要になってきます。 ●服お通夜・お葬式に参列するときは、服装は黒が基本ですが、お通夜では略式として薄い紫やグレーなど薄い色でも構わないとされています。 一般的には、ほとんどの方が黒の喪服を着用します。喪服はワンピース・スーツスタイルどちらでも構いませんが、妊婦さんの場合は、つわりの時期やお腹が大きくなっている時期に無理して着ると、具合が悪くなってしまう可能性があります。妊娠中は黒でゆったりとしたシンプルなワンピースなどがいいでしょう。妊婦用の喪服もあり、レンタルで取り扱っているところもあります。 また、妊婦さんがお通夜・お葬式に参列する場合には、夏でも念のため羽織りものを用意し、冷える場合に備えておきましょう。冬場は重ね着、タイツや腹巻き、カイロなどで工夫しましょう。 ●靴靴はパンプスやローヒール、フラットシューズなどがよいでしょう。黒の皮素材のもの、金具や装飾が付いていないもの、つま先があいていない靴を選びましょう。 ●アクセサリーなど特に気をつけたいものはアクセサリーやバッグです。身につけるアクセサリーは、基本的に結婚指輪のみとするのが正式ですが、真珠のネックレスやイヤリング、ピアスも問題ありません。NGなのは宝石などの光りもの、そしてアクセサリーの重ねづけです。重ねることは「繰り返す」を意味し、タブーとされるので注意しましょう。バッグは金具が見えないものにし、シンプルな黒を選びましょう。 ●メイクメイクは、濃いチークや、赤い口紅はせず、あくまでも控えめにします。ヘアスタイルも、長い場合は一つにまとめるようにしておきましょう。 お通夜・お葬式にまつわる迷信お通夜・お葬式の参列や式中のことなど、巷で耳にする風習やマナーの中には根拠のある正しいものなのかどうかわからないものもあります。 妊婦さんがお通夜・お葬式に参列するかどうかでよく耳にする迷信には、次のようなものがあります。 ・お通夜やお葬式にはできるだけ参列しない・どうしても参列するときにはおなかに鏡を入れる・お葬式に参列するとあざのある赤ちゃんが生まれる・亡くなった方の顔を見てはいけない 「お通夜やお葬式に参列しない」「亡くなった方の顔を見ないようにする」というのは亡くなった方の霊が赤ちゃんを連れて行こうとするからという話があります。鏡は古来では魔除けとして使われていたこともあるため、霊を寄せ付けないようにという思いから生まれたものだと考えられます。そのほか、参列してくださった方へのお茶出しや食事の準備は女性がするため、妊婦さんへの気遣いからに生まれた迷信であるともいわれています。 これらは、すべて医学的根拠はないものです。しかし、これらの迷信が気になる場合は、参列せず香典などを送るようにし、参列した場合も故人を送るために失礼のないように、また、最期を温かく見送ってあげられるようにしたいものです。 まとめ妊婦さんは疲れやすく、体調も崩しやすいものです。最期のお別れとなるので、参列するかどうかは周りの方とよく相談し、参列する場合には無理のない範囲でさせていただくようにしましょう。服装は、装飾のない地味めの黒のゆったりとした洋服やマタニティ用の喪服を選ぶとよいでしょう。季節に関係なく、体が冷えないような工夫も必要です。お通夜・お葬式での妊婦さんに関するいわれは迷信で、根拠はないとされていますが、気になる場合は失礼にないように工夫するようにしましょう。 監修者:看護師 看護師・予防医学指導士 和田路子国立大学医学部看護学科卒業後、公立病院周産期センターにて勤務。ハイリスク事例やNICUにて多くの実務経験を経る。自身の不調の経験から、予防医学のに出会い、予防医学指導士の資格を取得。女性の看護経験から多くの女性にセルフケアの重要性を伝えたいと感じ、布ナプキン専門店レメディガーデンによる「子宮から地球を変えようプロジェクト」のプロジェクトリーダーに就任。生理用の布ナプキンのプロデュースと普及活動、女性の体について知るためのセミナーや子宮ケアについての講座を行っている。海の街でのライフスタイルを楽しみながら、不妊や生理による不調などの記事執筆とともにベビーカレンダーでの記事監修にも携わる。
2019年06月10日