タレントの北斗晶が13日に自身のアメブロを更新。夫でタレントの佐々木健介と女優・浅野ゆう子との3ショットを公開した。この日、北斗は佐々木の出身地の福岡県で浅野が出演する舞台『新生!熱血ブラバン少女。』を観るために博多座を訪れたことを報告。「前半を観劇しただけでその迫力とストーリーの面白さにあっという間に1時間半」とコメントしつつ「休憩時間にはゆう子さんからに豪華なお昼ご飯をご馳走していただきました」と昼食の写真を公開した。続けて「後半は更に迫力満点でコンサートと舞台とが融合したちょっと、今までにない舞台」と述べ「演奏も聞けて観劇出来て倍美味しい そんな舞台でした」と説明。最後に、観劇後に浅野へ挨拶をしに行ったことを報告し「相変わらず美しいゆう子さんと記念写真」と佐々木と浅野との3ショットとともにブログを締めくくった。
2024年04月14日タレントの北斗晶が4日に自身のアメブロを更新。タレントの榊原郁恵と夫でタレントの佐々木健介との3ショットを公開した。この日、北斗は「本日の2本目の収録は…大好きな榊原郁恵さんと」と収録で一緒だった榊原と佐々木との3ショットを公開。榊原について「いつもニコニコ スタッフの皆さんにも優しくて」と述べつつ「いるだけでスタジオがパッと花が咲いたように明るくなります」とつづった。続けて「私達にもいつも良くしてくださり尊敬する大先輩です」とコメント。榊原との収録の様子について「笑いが絶えません」と説明しつつ「春の花のような郁恵さん。本日は有難うございました」と感謝をつづった。この投稿に読者からは「皆さん素敵」「榊原郁恵さん、笑顔がチャーミング」「一緒にお仕事出来て良かったね」「お疲れ様です」などのコメントが寄せられている。
2024年04月05日タレントの北斗晶が27日に自身のアメブロを更新。他のおかずが要らないくらい美味な夫でタレントの佐々木健介の料理を公開した。この日、北斗は「埼玉に帰って久々に家族に会えました」と切り出し「今日の夕食はパパがキムチちゃんこを作ってくれました」とキッチンに立つ佐々木と長男・健之介さんの妻で女子プロレスラーの凛の姿を公開。「パパのキムチちゃんこは他のおかずがいらないくらい美味しい」と佐々木が作った料理の写真とともに述べ「みんなが大喜びでした」と大満足の様子でつづった続けて「そして…すーちゃん なんだか数日離れていただけでまた大きくなった気がします」と孫・寿々ちゃんについてコメント。「離乳食をたっぷり食べてからのミルク」と寿々ちゃんにミルクをあげる自身の姿を公開し「益々丸々と大きくなってきました」と報告した。また「花梅田鈴も元気です」と愛犬たちの様子も明かし「温かいところに潜るのが大好きな花ちゃん。すーちゃんのサークルの下に潜り込んでました」と説明。最後に「今日はゆっくり寝れそうです」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「最高ですね」「美味しそうです」「作り方教えて下さい」などのコメントが寄せられている。
2024年01月28日赤澤遼太郎と高橋健介が演じる大学生アキとハルの日々を描いた『アキはハルとごはんを食べたい』が、6月2日(金)より2週間限定公開。この度、劇中で2人がフーフーしながら食べる「トマト塩ラーメン」のレシピが公開された。暖かみのある一軒家でルームシェアをする大学生のアキとハル。性格も悩みも違うけど、ごはんを食べたら気分がアガる2人が、ひたすら仲良くごはんを作って食べるだけのほのぼのとした日常を描く本作。劇中に登場するレシピの数々は、原作者のたじまことが、自身でレシピを考えて実際に作ってみることで漫画に落とし込んだという。料理担当のアキを演じた赤澤さんは「この仕事をいただくまでは料理をほとんどしてこなかったのですが、実際に家でレシピ通り作ってみると、とても簡単に美味しくできました! 僕のオススメはチーズダッカルビ餃子です! ただカロリー高めなのでご注意を……!」とコメント。フードコーディネーターの佐倉萌のもと、手軽に作れるアレンジレシピが完成した。撮影現場では実際に「トマト塩ラーメン」を赤澤さん、高橋さんで作ってみることに。劇中で一度作っている赤澤さんが普段から料理をしない高橋さんに教えながら完成させたという。わちゃわちゃしながら作る2人の姿は劇中のアキとハルそのもの。作った後はもちろん2人でラーメンを実食。水を入れすぎたことと長く茹ですぎてしまったことから麺が伸びてしまって少し失敗してしまったとか。その様子は9月6日(水)発売のBlu-ray&DVDの特典映像にて確認できる。そのほかにも赤澤さんお気に入りの餃子チーズダッカルビ、総菜コロッケのホットサンド、ベーコンエッグなど、アツアツの湯気とシズル感が思わず食欲をそそる料理が次々と登場。アキとハルがごはんを口いっぱい頬張る、微笑ましい姿に注目だ。『アキはハルとごはんを食べたい』はシネマート新宿ほかにて2週間限定公開中。Blu-ray&DVDは9月6日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アキはハルとごはんを食べたい 2023年6月2日よりシネマート新宿ほかにて2週間限定公開©たじまこと/竹書房・「アキハル」製作委員会
2023年06月02日2.5次元俳優の鳥越裕貴、高橋健介、ゆうたろう、井阪郁巳が出演するYouTubeチャンネル『ぼくたちのあそびば』の生配信イベント第4弾が、29日(20:00~)に行われる。配信場所は、4人が期間限定で実際に暮らすシェアハウスから。普段は見ることができない、若手俳優たちが普通に暮らす私生活をゆるく見ることができる。シェアハウス生活を聞きつけて、心配性な“あそびばメンバーを想う心優しい訪問客”が配信中に遊びに来るかも……と予告されている。配信は、Streaming+ byイープラスで、視聴料金は2,770円(+システム利用料220円)。コメントは、以下の通り。■鳥越裕貴この度、YouTubeチャンネル「ぼくたちのあそびば」でシェアハウスをする事になりました。ひとえに保護者の皆様のおかげです。この性格バラバラの四人がどのような生活を送るのか…動物園を見るかのような気持ちでお見守り下さい。■高橋健介今回はお家からの配信となります。かつてないゆるさのあそびばになるかもしれません。ゆるすぎて配信として成立しない可能性もございますが、そこはご了承ください。多分『ぼくたちのゆるみば』■ゆうたろう数年前、SHOW BY ROCK!!の稽古をしていた時にいつかみんなで住みたいね、なんて笑いながら話をしていたのが現実になるなんて思ってもみませんでした。期間は限られていますが各々の『生活感』『マイルーティン』等面白い部分を沢山見せられる様出来るだけリアリティを持って伝えられればいいなと思っています。あ、あと洗面所と寝る部屋のセキュリティ面だけお願いします。■井阪郁巳僕自身4人家族なので、家族同然のあそびばメンバーと共に暮らせるのが本当に楽しみです!皆さんぜひあそびばハウスを覗きに来てください。
2022年09月08日今田美桜初主演ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」に、鈴木伸之演じる小野忠の同期と部下役で、2.5次元舞台で活躍する高橋健介と赤澤遼太郎が出演することが分かった。主人公・麻理鈴(今田さん)が、部署を転々として出世を目指していく本作。高橋さんが演じるのは、「オウミ」の社員で小野(鈴木さん)の同期・恩田和久。マーケティング部の本体に所属し、第3話で麻理鈴が勤務することになるリサーチ部門(通称:おまけ)を少し上から見ているキャラクター。一方、赤澤さんが演じるのは、小野の部下で企画開発部の是政誠。小野の仕事のサポートを行い、彼の愚痴を聞くことも多い。社内政治が大好きな小野は、各部署に知り合いがおり、社内の情報収集。小野の同期役として、1話に荒牧慶彦、2話では和田雅成と、これまでにも2.5次元俳優が出演していた。高橋さんは「鈴木伸之さん演じる小野と同期の恩田なので、2人のシーンがあるのですが、空き時間に私が鈴木さんに『全く関係のない話なんですけど、、』と話し始めると『本当に全く関係ない話だね』と仏の様な笑顔で聞いてくださいました。とても素敵なお方でした」と鈴木さんとの共演をふり返り、「『悪女(わる)』を観ますと非常に前向きになれますので、是非観てもらって、また1週間無理のない程度に諸々頑張って頂ければ幸いです」とメッセージ。「現場は様々な刺激に溢れていて、撮影の度に幸せを感じています」と出演への喜びを語った赤澤さんは、「是政誠は仕事の『デキる』小野さんの下で働く社員。彼なりの思いを大切にしながら、映像の大先輩たちに必死についていこうとしています。4月の新しい生活にふさわしい、色々な人の立場から描かれた世代を超えて楽しめる作品だと思うので、沢山の方々に観ていただけると嬉しいです!」とアピールした。「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年04月22日明治学院大学は法学部グローバル法学科でワイン法を研究する蛯原健介教授のインタビューを公開しました。 明治学院大学 蛯原健介教授ワインの生産地を保護し、品質を維持するため、特にヨーロッパではさまざまな法的ルールが整備されてきました。2015年には、日本でもワインラベルの表示基準が定められ、産地や品種の表示について、初めて法律上の根拠をもつ明確なルールが示されました。蛯原教授は、日本でワイン法の概念がほとんど知られていなかった時期から研究に取り組んできた、ワイン法の第一人者です。ワインをグローバルとローカルの両方の視点から捉え、気候変動や外交、サステナビリティの観点など、さまざまな角度からワインを巡る法的問題への考察を深めています。インタビューでは、ワインというグローバルかつローカルな飲料の価値を守るため、複雑で奥深いワイン法が世界でどのように展開されているか、また、EUのワイン法では当初ラベルへの記載が許されなかったブドウの品種「甲州」が、いかにしてヨーロッパへの輸出に至ったかなど、印象的なエピソードを語っています。日本の大学で、ワイン法の授業を法学部で開講するのは本学だけと話す蛯原教授は、ワイン法の教育・研究を通じて、グローバルな問題を考えると同時に、地域特有の産品の価値を高め、ブランドを守り、地域の活性化に貢献することに意欲を燃やしています。●蛯原健介 法学部 グローバル法学科 教授2000年立命館大学大学院法学研究科博士後期課程公法専攻修了。博士(法学)。2000年4月、本学法学部に着任し、2018年より現職。専門分野はEU法、ワイン法、公法学。2006年から本学でワイン法の研究、教育を始め、大学では日本で唯一となる「ワイン法ゼミ」を担当しています。国際ワイン法学会理事。2014年に出版した著書『はじめてのワイン法』(虹有社)が、ワイン界で最も権威のあるOIV賞を受賞しました。明治学院大学 蛯原健介教授●インタビュー 「明学の理由。」明治学院大学では、2020年度より教員の研究に関するインタビュー「明学の理由。」のWebサイトへの掲載を開始し、社会において注目を集める先端の研究内容を紹介しております。メディア関係者をはじめ、学生、受験生、一般の方に興味深くお読みいただける紹介記事です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月03日2.5次元俳優の鳥越裕貴、高橋健介、ゆうたろう、井阪郁巳が出演するオンラインイベント『ぼくたちのあそびば 2.5周年記念 灼熱の夏祭り』が、8月3日20時から生配信されることが決まった。4人がゆるくトークするYouTubeチャンネル『ぼくたちのあそびば』は、登録者数7万人を超え、2.5次元俳優ファンを中心に人気の高いチャンネル。昨年12月のオンラインイベント『ぼくたちのあそびば 2.5次元Xmasパーティー』も大いに盛り上がった。今回はゲストに人気2.5次元俳優・丘山晴己+αを呼び、仲良したちが夏祭りを開催。当日は夏ならではの衣装を用意するという。ほかにも、視聴者と楽しめるライブ企画を実施予定だ。このイベントに合わせて、『ぼくたちのあそびば』オリジナルグッズを7月下旬から発売予定となっている。配信は、Streaming+ byイープラスで実施。チケットは23日から販売。視聴料金は、2,770円(+システム利用料220円)。
2021年06月23日元女子プロレスラーで、現在はタレントとしてバラエティ番組や情報番組などで活躍している、北斗晶さん。プライベートでは、同じく元プロレスラーであり夫である佐々木健介さんとの間に2人の子供がおり、SNSでは家族の日常もたびたび発信しています。2021年6月3日には、Instagramで長男との2ショットを公開し、「健介さんとそっくり」「すごい大きく成長している」と反響を呼びました。北斗晶、長男との写真を公開し話題に22歳の長男は、元プロレスラーの両親を持つだけあり、写真からでも大きな身体が印象的です。しかし、それ以上にファンの反響を呼んだのは、父親である佐々木さんとそっくりな容姿でした。「そっくり」との声が相次いだ、北斗さんと長男の写真がこちらです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 北斗晶 Akira Hokuto(@hokutoakira_official)がシェアした投稿 髪型も佐々木さんと似ているためか、一瞬、本人かと思ってしまうほど。お互いに寄り添い、仲のよい親子の写真に「そっくり」「うらやましい!」とさまざまなコメントが寄せられました。・お兄ちゃん、たのもしくなりましたね!・一瞬、健介さんかと思いました。・仲よし親子ですね!次は、佐々木さんとの親子写真を見てみたいですね!きっと、そっくりすぎて、どっちがどっちなのか分からなくなってしまいそうです…。[文・構成/grape編集部]
2021年06月05日2020年10月9日、元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さんがブログを更新。韓流スターにハマる北斗さんに対する、夫・佐々木健介さんの行動に称賛の声が上がっています。北斗晶「キャーキャー騒いでいる私を見て、我が旦那は…」同日、仕事が休みだった北斗さんは「韓流ドラマを見たいだけ見る」と心を踊らせていた様子。しかし、韓流ドラマや韓流スターに関することをブログやInstagram上につづると、決まって「健介さんはヤキモチを焼かないんですか?」という質問が寄せられるのだそうです。そんな質問を思い出した北斗さんは、次のように返答しました。てのど退くはずのない異国の芸能人にキャーキャー騒いで楽しんでる妻を見て我が旦那は、嬉しそうにしてますよ北斗晶オフィシャルブログーより引用(原文ママ)北斗さんによると、なんと佐々木さんは韓流スターに熱を上げる妻の姿を見て、嬉しそうにしているのだそうです!数か月前、韓流スターの写真が壁一面に飾られた新大久保のカフェを北斗さんが訪れた際にも、佐々木さんが同行。幸せそうな笑みを浮かべる北斗さんを、あらゆる角度から撮影していたといいます。仲睦まじい2人の姿に、心が和みますね。ブログを読んだ人々からは、さまざまな声が寄せられました。・本当に素敵なご夫婦ですね。僕は男なので、妻を想う健介さんをとても尊敬します。・ヤキモチを焼かず笑顔で趣味に付き合ってくれるなんて、なんて優しいの…!・佐々木さん、心が広い!幸せのおすそ分けをありがとうございます。北斗さんいわく、今後佐々木さんは韓流スターの追っかけにも同行してくれる予定だとか。佐々木さんは、趣味に夢中になる北斗さんの姿すら愛おしいのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月10日俳優の高橋健介が16日、自身のTwitterを更新し、話題を呼んでいる。『ウルトラマンX』主人公・大空大地役、ミュージカル『刀剣乱舞』蜂須賀虎徹役、『テレビ演劇 サクセス荘』出演などで活躍する高橋。新型コロナウイルス流行で俳優陣たちも自宅待機が続く中、「自撮り繋ぎ」「歌つなぎ」「お絵かきリレー」など、様々なリレーが流行している中、自身のTwitterを更新する。更新された「このご時世なのに 誰からもバトン回ってこない俳優」というツイートには、自宅でバトンを受け取ろうとしている高橋が、後ろを振り返りながら首を捻る動画が埋め込まれていた。動画は現在27万回再生され、「めっちゃ笑いました」「誰からも来ないことってあるんだ」「面白すぎる」と話題に。「わざわざ動画編集しててすごい」と称える声や、「厚着してるけど部屋が寒いのかな」と高橋の部屋の温度を心配する声もあがっていた。このご時世なのに誰からもバトン回ってこない俳優。 pic.twitter.com/WcnD59I8iy— 高橋健介 April 16, 2020
2020年04月16日●絵本は「後の世代にもつながっていく」2月1日に発売された絵本『らくがきボール』(小学館/作:鈴木のりたけとラグビー選手の仲間たち)。この絵本は、日本ラグビーフットボール選手会会長の畠山健介選手の熱意で実現したコラボ企画だ。そんな畠山選手が絵本が誕生した経緯のほか、自身もリスナーだと語るラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』や、9月から開催される『ラグビーワールドカップ2019』への思いを語った。○■バスケットボール部だった中学時代――まず、畠山さんの小学生時代についてお聞かせください。ラグビーを始められたきっかけは何だったんですか。母がラグビー好きだったので、地元に1つだけあったラグビースクールに兄を通わせていたんです。僕は母の送り迎えについて行っていました。そうしたら、当時から僕はかなり大柄だったので、コーチ陣から熱い勧誘を受けまして(笑)。8歳からラグビーを始めました。――中学時代はバスケットボール部に入られていたそうですね。そうですね。中学校にラグビー部がなかったので。土日はラグビースクールに通っていたんですが、当時は『SLAM DUNK』が流行っていたこともあり、平日はバスケットをしていました。――畠山さんがバスケットボールをされている姿は正直、想像がつきません(笑)。そこまでバスケを苦手に感じたことはなかったんですが、バスケットって接触プレーに対して、厳しくファウルにするじゃないですか。2日で4試合やるという大会があったときに、全試合で5ファウルで退場したことがありました(笑)。僕はすごくバスケットが好きなんですが、バスケットには愛されなかったですね(笑)。それに比べると、ラグビーとの相性はバッチリだったのかなと思います。○■構想から2年で実現した『らくがきボール』――その後は仙台育英高校、早稲田大学のラグビー部に進まれ、現在はプロとしてご活躍されています。今回発売された『らくがきボール』は畠山さんの熱意から生まれたそうですが、アイデアを思いついたきっかけをお聞かせください。僕も出場した2015年の『ラグビーワールドカップ』で、南アフリカに勝利したりと結果を出し、「これで日本の中でラグビーが変わる。メジャースポーツになっていく」と信じてやみませんでした。でも、現実はなかなか上手くいかなくて、もっと一般層にもラグビーを浸透させるには、もうちょっと違う方法が必要かなと考えていました。そんな折、僕は2人の娘がいるんですが、「絵本は自分が幼い頃に読んでいた定番のものを買い与えているな」と思ったんです。妻とも「これ、僕も読んでたよ」とか会話するなかで、「絵本は後の世代にもつながっていくものなんだな」という考えに至りました。――なるほど。ラグビー部がある高校もそんなに多くないですし、大学生や社会人になって初めてラグビーに触れる方も多いと思います。そうすると、ある程度価値観が出来上がった状態で急に現れた転校生感があるので、なじむのって時間がかかるんですよね。ではなくて、小さい頃から人生の一部にラグビーが組み込まれている状態にしたいなと。そういった思いと、先ほどの「絵本は後の世代にもつながっていく」という考えが僕の中でうまくマッチしたんです。――アイデアを思いついてから、絵本発売までどのように実現させていったんですか。日本ラグビーフットボール選手会の会長に就任した際に、その場で「これをやりたい」と提案しました。自分たちには何もノウハウがなかったのですが、選手会に携わっていただいている方のお母様が絵本作家で、小学館の担当の方を紹介いただき、結果的に絵本作家の鈴木のりたけさんに描いていただくことになりました。構想から2年かかりましたが、発売することができました。●有吉弘行『サンドリ』で生まれる化学反応○■絵本で「本当の意味でのダイバーシティが実現した」――鈴木さんの書かれた『らくがきボール』は、ラグビーボールの形をしているのが特徴的です。構想段階の下地を見たときに、震えるくらい感動しました。絵本は四角形だと思い込んでいた、自分の発想力の乏しさを実感しましたね(笑)。鈴木先生の「ボールなのに丸くないのが面白い」という着眼点がすごいですよね。ラグビー選手が企画して書こうと思ったら、押し付けのような説教臭いものになってしまったと思います。すごくキャッチーで面白い絵本にしていただき、本当に感謝してます。――確かに、ラグビーを何十年もやられている立場だと、ラグビーボールの形も当たり前に思ってしまいますよね。そうなんですよ。でも見渡してみると、楕円形のボールは、ラグビーボールとアメフトボールくらいしかないですよね。僕らにとってはそれが当たり前でも、違うジャンルの方がラグビーに触れたときに、こういう化学反応が生まれるんだなと。ラグビーは「ダイバーシティのスポーツ」とよく言われるんですけど、ラグビーと絵本作家さんという本当の意味でのダイバーシティが実現しましたね。――本書の最後には、畠山さんの「ラグビーはみんなでやるから楽しいんだ」というメッセージが書かれていますが、まさに『らくがきボール』も皆さんの協力で実現したんですね。先ほど「絵本は後の世代にもつながっていく」とお話しましたが、ラグビーボールもみんなでつないでいく大事なものです。本とラグビーボールはまったく違うものですが、そこのテーマは共通しているなと思いますね。○■ラグビー部の後輩に「僕も『サンドリ』聴いてます」――ところで、テレビ等のメディアにもよく出演されている畠山さんですが、ご自身は普段、どういった番組をご覧になりますか。ジャンルを問わず、色んなスポーツをずっと流してますね。というのも、自分の子どもにもスポーツを好きになってもらいたいんです。スポーツは、本当に人生を豊かにできると思っているので。あとは個人的に有吉(弘行)さんが好きなので、有吉さんが出ている番組は基本見るようにしています。――畠山さんは"ゲスナー"(ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』のリスナー)でもありますよね。ご自身も同番組に何度か出演されています。ラジオでの有吉さんの発言がネットニュースになっているのを見て、「ラジオやってるんだ、有吉さんがやってるなら聴いてみよう」と思ったのが聴き始めたきっかけです。ネタを投稿するゲスナーさんの着眼点と文才に対して、「すごいな、頭いいんだろうな」と思って聴いてます。――『サンドリ』(『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』の略称)に出演後、周りの人からの反応はいかがでしたか。早稲田のラグビー部の大学生に会ったときに「自分もラグビー部で、畠山さんの後輩です」より先に、「僕も『サンドリ』聴いてます」と言われたことがありますね(笑)。僕は有吉さんが好きで聴き始めたんですが、有吉さんとアシスタントの芸人さん、ゲスナーさんの化学反応が面白くて、毎週楽しませていただいています。――先ほど『らくがきボール』で化学反応が生まれたと話されていましたが、『サンドリ』にもそれを感じているんですね。そうですね。『らくがきボール』のような…一緒にして良いのか分かんないですけど(笑)。でも、素晴らしいものや人を虜にするものは、絶対に化学反応のようなことが起きているんだと思うんですよ。『らくがきボール』にしても、クリエイティブなことですし、今まで誰もやっていなくて予測がつかなかったんですが、だからこそ挑戦する価値があったのかなと。微力ながら、僕も携われたことを誇りに思います。●『ラグビーワールドカップ2019』への思い○■ラグビーが「こんな僕を真人間にしてくれた」――メディアに出られている畠山さんを拝見していると、かなりトークがお上手だと感じます。『サンドリ』を聴いているような人種なので本当の自分は陰なんですが、「多くの人に好かれたい」「人気者になりたい」という陽の"もう1人の自分"を作って生活しています。この"もう1人の自分"が面白いことをやれば、本当の自分を見せずに、「畠山って良い人なんだ」という評価になるじゃないですか(笑)。――"もう1人の自分"がご自身の中にいるんですね。本当の自分が"もう1人の自分"に近づくのが今の目標です。練習をやらずに、本当は家でゴロゴロしてたいですし、本当の自分とは乖離(かいり)してるんですよ(笑)。でも、勝つためには厳しい練習をしないといけない。ラグビーのおかげで、"もう1人の自分"が引っ張ってくれている状態です。だからラグビーがなかったら、ずっと陰の自分で、今も働かずに実家でラジオを聴いていた可能性も全然あったと思うんですよ。ラグビーをやっていて、本当に良かったです(笑)。――ラグビーが畠山さんを真人間にしてくれたんですね(笑)。そうです(笑)。こんな僕を真人間にしてくれたラグビーはやっぱりすごいんですよ。本当にラグビーには感謝してるので、色んな人に広めていきたいですね。○■『ラグビーワールドカップ』日本代表の注目点は――そういった意味では今年、『ラグビーワールドカップ』が日本で開催されますね。僕個人としては、日本はもちろん、アジア全体にもっとラグビーを広めたいです。今は欧州や南半球の国が覇権を握っていますが、アジアはラグビーをリードできる素養があると思っています。だからこそ、アジアでもっともラグビーが盛んな日本を拠点に、国内のみならず、アジアに向けてもやっていく必要があると思いますね。――畠山さん個人としては、どのように日本開催の『ラグビーワールドカップ』を盛り上げていきたいですか。いくつか段階があると思います。まずはやはり日本代表選手に選ばれることが第一目標です。そしてもし代表に選ばれなくても、悔しい気持ちはありつつも、解説等でメディアに出て携わりたいです。それも「お呼びじゃないよ」と言われたら、ファンとして試合を観に行きたいですね(笑)。どの段階であっても、2019年は日本ラグビーにとってターニングポイントとなる大事な1年ですので、しっかり携わりたいです。――2015年の前回大会は、3勝しながらも惜しくもベスト8入りを逃しました。日本代表における今大会の注目点をお聞かせください。2015年は3勝を挙げましたが、ベスト8に勝ち点差で届きませんでした。僕たちは勝つことだけにフォーカスしましたが、今回はよりスマートに、勝ち点も意識して戦わないといけないと思います。「賢く戦う」試合を何試合見られるかには注目です。――改めて日本開催への思いをお聞かせください。2019年は、公式キャッチコピーにもあるように「一生に一度」だと思います。スペシャルな1年で終わらせるのではなくて、100年後の2119年の人たちが振り返って、「あの大会がきっかけだったね」と言われるような大会にしたいです。そのためには選手はもちろん、関係者みんながハードワークをして良いものを残したいですね。――それでは最後に、『らくがきボール』を通じて、どんなことを伝えたいかお聞かせください。この絵本を通じて、親子の時間をより良い、素晴らしいものにしていただけたらうれしいです。そして、その会話の中にラグビーの話題があると僕はすごくうれしいですね。■『らくがきボール』(作:鈴木のりたけとラグビー選手の仲間たち、定価:本体1,300円+税、発行:小学館)ラグビーの面白さといえば、 なんといっても、 楕円球。ボールなのに丸くない!? ふしぎなカタチ? おかしなカタチ? このちょっとヘンな楕円球に“らくがき”をしたら、 キミには何に見えるかな? 本を開くと、 ラグビーの試合球と同じサイズの楕円になるユニークな絵本の登場!■畠山健介1985年8月2日、宮城県気仙沼市生まれ。仙台育英高、早稲田大ラグビー部で活躍後、サントリーに加入(2月22日に退団を発表)。日本代表として、『ラグビーワールドカップ』2011年、2015年大会に出場。
2019年02月23日2017年4月28日に渋谷にオープンした複合施設、「SHIBUYA CAST.」。都会のど真ん中にあるこの場所で、血縁にも地縁にもよらない「拡張家族」になることを目的に、共に暮らし、共に働く集団がいる。名前は「Cift(シフト)」。現在のメンバーは39名。半数以上が起業をしていたり、フリーランスのような形で働いている。ファシリテーター、弁護士、映画監督、美容師、デザイナー、ソーシャルヒッピー、木こり見習いなどなど、全員の肩書きを集めると100以上に。大多数のメンバーがCift以外にも、東京から地方都市、海外まで、様々な場所に拠点を持っていてその数も合わせると100以上になる。メンバーのうち約半数は既婚者で、何人かは離婚経験者。2人のメンバーはパートナーや子どもも一緒にCiftで暮らしている。そうした“家族”も含めると、年齢は0歳から50代にわたる。バックグラウンドも活動領域もライフスタイルも異なる39人が、なぜ渋谷に集い、なぜ「拡張家族」になることを目指しているのか。本連載では、CiftのメンバーでありこれまでにBe inspired!で記事の執筆もしてきたアーヤ藍が、多様なメンバーたちにインタビューを重ねながら、新しい時代の「家族」「コミュニティ」「生き方」を探っていく。アーヤ藍Photo by Jun Hirayama第5回目は、長野県小布施町で行政を絡めたまちづくりの現場に、約5年間携わっている大宮 透(おおみや とおる)さん。普段は長野県北部の小布施(おぶせ)町に拠点を持ちながら、月の4分の1ほど、出張のタイミングとあわせてCiftで暮らしている。Ciftの意思決定の場である月に一度の「家族会議」の場で、多様なメンバーたちの意見を調整するファシリテーター役も担っている。大宮透さん自分を育ててくれた街が失われていく寂しさと危機感アーヤ藍(以下、アーヤ):今、長野県の小布施町に住みながら、いろいろな活動をしているけど、もともと小布施にルーツがあるわけではないんだよね? 大宮透(以下、大宮)うん。もともとは6、7歳まで、山形の蔵王にある、10世帯くらいしか住んでいない山際の集落で育ったんだ。だから山があって雪がある景色が、懐かしさを覚える場所ではあるね。 そのあと群馬県高崎市に引っ越して、高校卒業までいたんだけど、当時高崎の街は、古着屋とか本屋とかおもしろいカフェとかが結構あって、そういう場所で学校帰りに、自分よりも10〜15歳上の大人によく遊んでもらってた。自分の親は大学の教員をしていて、それ以外の職業って全然知らなかったし、自分も進学校の高校に通っていたんだけど、街で会う大人たちは、中卒、高卒の人も多くて、フリーターでバイトをしながら音楽をガシガシやってますっていう人とか、「俺は日本全国にライブハウスをつくる!」って野望を語ってくれる経営者とかもいて、生き方の多様さを教えてもらった。 東京の大学に進学してからも2週間に1回くらいは週末群馬に帰っていたんだけど、その頃から街が変わっていったんだよね。大型商業施設ができて、街中の古着屋とかセレクトショップもどんどんなくなっていって、すごく悲しかった。自分の好きな場所、自分を育ててくれた街がなくなっていくことへの寂しさと危機感は、今の仕事に至る大きな原点だと思う。2009年、大宮さんが大学3年生の時に撮影していた高崎の街並み。当時、こうした建物がどんどん壊されていっていたため、「なくなってしまうかもしれない」と思って、よくフィルムで街を撮影していたとのこと。Photo by Toru Omiyaアーヤ:でも、高崎の街おこしではなくて、小布施に…? 大宮:大学院にいた頃に、高崎の中心市街地の活性化に関わらないかっていうお誘いと、小布施の町長から、今までとはまったく違う形のまちづくりをしたいから一緒にやらないか、っていうお誘いとを同時期にもらったんだ。最初は同時並行で関わっていたんだけど、徐々に高崎のプロジェクトのほうは、面白いけれども、違和感ももつようになったんだよね。 高崎のほうはどちらかというと民間ベースで、行政に頼らずに進めていくプロジェクト。身内のような信頼できる知り合いと一緒に活動させてもらっていたし、ある種とても恵まれた環境だったんだけど、そこに自分が役割を感じられなかったのと、活動をしていくなかで、僕はやっぱり行政のことがやりたいんだ、と気づいたんだよね。 大学の卒業論文を書くとき、「まちづくり条例」っていうものについて研究していて。たとえばある街で大きな商業施設を建てる計画ができました、と。でも住民は寝耳に水だった。そういうときに今までだったら反対する手段は裁判ぐらいしかなかった。でも裁判になったら完全に対立構造になっちゃう。だからそれよりも前に、行政と住民とが、専門家も交えながら、お互いに調整をしていく…っていう仕組み。それがすごく面白かったんだよね。住民が声をあげられる手段があって、ただ単にクレーマーになってしまうのではなく、お互いがお互いに街をよりよくしていくために協働する。それこそがガバナンスだなって。 そういう行政の仕組みに興味を持つなかで、小布施のほうはまさに、「もっと行政を開いていこう」とする動きで、しかも町長自ら主導している。毎回行くたびに、行政職員のほかに、町外のコンサルの人とか、30代中盤後半の若手の商工会メンバーとか、大学生も大学教授もいて、みんなが同じテーブルについている。その多様性が難しさでもありつつ、すごく面白く感じた。だから小布施のほうにコミットすることを決めたんだ。大宮さんも制作に携わった、小布施町のまちづくりのドキュメンタリー映像『おぶせびと』。20分あたりには、大宮さんと小布施町長のツーショットシーンも。※動画が見られない方はこちら大好きなホテル暮らしを手放して飛び込んだCiftアーヤ:透くんはけんちゃん(Ciftの発起人・藤代健介)と元々知り合いだったから、けんちゃんからCiftに誘われたのだと思うけど、入ろうって決めたポイントはどこにあったの? 大宮:複合的な理由があるかな。もともと月の5分の1くらいは仕事で東京に通っていて、そのときはいつもホテルに泊まってたんだよね。お気に入りのホテルがあって、常連になって、大体いつも同じ部屋を用意してくれるようになってたりして(笑)。 当時はホテルに定期的に住まうことが自分に必要だったんだよね。小布施にいると自宅にもいつも地域内外の人が来ては、仕事に関わるような話をしていたから、常にオンモード。東京に出る時はさらに、必要なリソースをとりに行くから“狩りをしにいく”感覚。だから、誰にも干渉されることなく、一人で「自分」に戻れるような場所がほしかった。ホテルの部屋に入るともうウキウキで(笑)、すぐ風呂!そしてあがったらビール!(笑)っていう感じで過ごしてた。東京の特に若い世代…年齢ではないかもしれないけど、定住せずにぴょんぴょん移動し続けている人だと、例えば近所の年配の人から、ゴミ出しについてしつこく注意されたら、「じゃあもう出て行くよ!」ってなっちゃうと思うんだよね。自由に選べるからこそ深まっていかない。でもそうやって口うるさく言ってくるおばちゃんも、ちゃんとコミュニケーションをとっていったら、そこには何か事情だったり意味があるかもしれない。 Ciftは「暮らしを共にする」っていうことが肝だと思うんだけど、ちゃんと入り口も出口もオープンにはなっているけど、とはいえ、住まいを変えるのって大変だしさ。1年とか2年とか一定期間でもいいから、住み続けるっていう意志をもってみんな入ってきてるでしょ。定住はしてはいないけど、多拠点のうちの一つがこういう深めていくコミュニティになっているのは、すごい大事なんじゃないかなって思っているよ。 アーヤ:私も定住せずにぴょんぴょんしている身だから刺さってくるわ(笑)。「拡張家族」ならではのガバナンスのあり方アーヤ:Ciftに入って1年ほど経つけど、どう?特に、年明けから「家族会議」(Ciftで月に一度、重要事項についてメンバーで話し合ったり意思決定をしたりする機会)の運営を、透くんたちが担うようになったから、Ciftでも気を抜きにくくなっていないか心配になる時もあるけど…? 大宮:最初の半年くらいは慣れなかったというか…。東京に来るときの“狩りのモード”が抜けなくて、帰ってくると疲れきっているから「ひとりになりたい」っていう気持ちが先行して、共有スペースに行く気になれなかった。特にここはクリエイティブな人たちがいっぱいいるから、「Hey!」って元気にいかないといけないような気もしていたし。だから、自分の部屋に直行して寝ちゃうことが多かった。安らぐホテル生活から、気を遣うホテル生活に変わったみたいな感じだったね(笑)。 でも徐々に、「一人で時間を過ごすためにCiftに入ったわけじゃない!」っていう思いも強くなって、意識的に共有スペースに出るようになっていった。それに逆に役割を得たことが僕にとっては大きかったかな。自分の立ち位置とか貢献できる部分、関われる部分があることで安心できる。それって血縁の家族や他のコミュニティでも同じところがあるんじゃないかと思う。住まいも、仕事も、情報源も、恋愛も、関わるコミュニティも、かなり自由に「選択」ができるようになっている現代の日本。それはともすると、嫌なことや辛いことがあったときに、諦めたり逃げたりすることも容易にしうる。そんな時代において、「家族」という拘束感のある選択をしはじめた私たち「拡張家族」。そこには生まれながらの家族以上に、「家族になる」決意が必要になる。そしてそこでの経験が、ひるがえって、オリジナルの家族を見つめ返す視点や、他のコミュニティとの関係性を結びなおすヒントも生み出しうる。複数の”居場所”をもつことで、それぞれでの学びや反省が「循環」していけば、社会全体がより豊かな繋がりに満ちていくのではないだろうか。次回の連載もお楽しみに!CiftWebsite|FacebookToru Omiya(大宮透)政策コンサルタント、共創コーディネーター1988年山形県生まれ、群馬県出身。大学・大学院で都市計画やコミュニティデザインを学び実践したのち、2013年に長野県小布施町に拠点を移し、政策立案や官民協働を推進する仕事をはじめる。現在は、公共を担う行政組織が、民間企業や大学、市民などの多様な主体とつながり、共創的に課題解決を実現するための場づくりや仕組みづくりを主な生業に、長野をはじめ全国の自治体と協働している。▶︎これまでのCiftの連載はこちら・#1 平和のための“ホーム”を渋谷につくる「建てない建築家」・#002 「人生が楽になった」。一児の母が39人の大人が住む家で子育てして気付いた“家族には正解はない”ということ・#003 “我慢と孤独”を抜け出した女性が「39人の家族」で見つけた、“ゆとり”を持ち寄ることで得られる豊かさ・#004 「子どものために用意されたものは、大人にもいいはず」24歳の鍼灸師が“他人の子ども”と暮らして気づいたこと▶︎オススメ記事・感度の高い若者に聞いた、都会から2時間半離れた「田舎暮らし」から得られる「都心では味わえない幸せ」とは・今時「豪邸に住むこと」なんて夢見ない。消費社会でポートランドが気づいた、“本当の自由”が手に入るタイニーな暮らしAll photos by Shiori Kirigaya unless otherwise stated. Text by Ai AyahーBe inspired!
2018年05月18日2017年4月28日に渋谷にオープンした複合施設、「SHIBUYA CAST.」。都会のど真ん中にあるこの場所で、血縁にも地縁にもよらない「拡張家族」になることを目的に、共に暮らし、共に働く集団がいる。名前は「Cift(シフト)」。現在のメンバーは39名。半数以上が起業をしていたり、フリーランスのような形で働いている。ファシリテーター、弁護士、映画監督、美容師、デザイナー、ソーシャルヒッピー、木こり見習いなどなど、全員の肩書きを集めると100以上に。大多数のメンバーがCift以外にも、東京から地方都市、海外まで、様々な場所に拠点を持っていてその数も合わせると100以上になる。メンバーのうち約半数は既婚者で、何人かは離婚経験者。2人のメンバーはパートナーや子どもも一緒にCiftで暮らしている。そうした“家族”も含めると、年齢は0歳から50代にわたる。バックグラウンドも活動領域もライフスタイルも異なる39人が、なぜ渋谷に集い、なぜ「拡張家族」になることを目指しているのか。本連載では、CiftのメンバーでありこれまでにBe inspiredで記事の執筆もしてきたアーヤ藍が、多様なメンバーたちにインタビューを重ねながら、新しい時代の「家族」「コミュニティ」「生き方」を探っていく。アーヤ藍Photo by Jun Hirayama第3回目は、対話の場でみんなの意見を引き出したり、整理してコミュニケーションを円滑にしたりするサポートをするファシリテーターの丹羽 妙(にわ たえ)さん。最近は特に、企業内のコミュニケーションを活発化するためのワークショップ等を行っている。Ciftでもメンバーが集まって対話をする際にファシリテーションをしたり、アクティブブックダイアローグ(通称ABD)という読書法を用いた読書会を開催したりしている。また、Ciftのなかでも一番、人との物理的距離が近く、日常からメンバーにハグをしたり、マッサージをしたりと、身体的にふれあうことをよくしているのが丹羽さんだ。丹羽妙さんPhoto by Ai Ayah一人ひとりが意見を持ち寄り、世界を広げるファシリテーションアーヤ藍(以下、アーヤ):たえちゃん(丹羽妙さんのこと)はファシリテーションを仕事にしているけど、ファシリテーターとしてのキャリアを積み始めたきっかけは? 丹羽妙(以下、丹羽):10年前、学生のときに出会った「京都市未来まちづくり100人委員会」っていうプロジェクトがきっかけだね。京都でいろんな活動をしている市民、大学生から、地域の経営者やお坊さん、研究者、80歳のおじいさんまで、様々な立場・バックグラウンドの148人が集まって、京都の未来のために今したいことは何かを対話したの。そして、与えられた議題を決まり切ったスタイルで議論するのではなくて、参加者が自ら重要だと思うアジェンダをあげて、関心のある人同士で仲間を作り、実際にプロジェクトを起こして行く…っていう、参加者の主体性を最大限引き出すように考えられた形式の会なの。アーヤ:もともと拡張家族みたいなテーマは、たえちゃんにとっても大事だったんだ? 丹羽:「居場所」っていうのは私の人生のテーマだと思う。生まれてからしばらく、父母兄とイギリスで幸せに過ごしていたんだけど、2歳10ヶ月くらいのときに父親の病気がわかって急に日本に帰り、約1年の闘病生活ののちに死んじゃったんだよね。母親は2日に1回病院にいっていて、その間、祖父母に面倒をみてもらっていたんだけど、子どもながらに大変な状況だって分かっているから、母親が病院に行くときも「寂しい」とか「行かないで」って言わずに我慢してたみたい。 そのあと、そうやって育ててくれたおばあちゃんが、私が高校生ぐらいの時に認知症になったの。野菜炒めにクッキーを入れるとか、笑えることもあるんだけど、家族の間に不穏な空気が流れることも増えて…。大好きで尊敬している人が、別人に見えてくることはショックだったし、人間の脆さや不確かさを痛感させられた。それを家族に言うことが「できない」っと思って一人で抱えていたんだよね。 そういう原体験があったから、ずっと「世界は孤独で、誰も信用しちゃいけない」って心のどこかで思ってたみたい。中高生の頃から、張り切りガールな一方で、家では甘えたり、心の悲鳴を伝えられず、代わりに女子友達にベタベタくっつくみたいなアンバランスさがあったなあ。今もCiftでもよく人にくっついているけど(笑)。安心できる人に触れることで充電したり、何かを交流させたりすることを覚えたんだと思う。Ayah Ai(アーヤ藍)1990年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。ユナイテッドピープル株式会社で、環境問題や人権問題などをテーマとした、社会的メッセージ性のあるドキュメンタリー映画の配給・宣伝を約3年手掛ける。2017年春にユナイテッドピープルを卒業し、同年夏より「ソーシャル×ビジネス」をさらに掘り下げるべく、カフェ・カンパニー株式会社で精進中。
2018年03月13日2017年4月28日に渋谷にオープンした複合施設、「SHIBUYA CAST.」。都会のど真ん中にあるこの場所で、血縁にも地縁にもよらない「拡張家族」になることを目的に、共に暮らし、共に働く集団がいる。名前は「Cift(シフト)」。 現在のメンバーは39名。半数以上が起業をしていたり、フリーランスのような形で働いている。ファシリテーター、弁護士、映画監督、美容師、デザイナー、ソーシャルヒッピー、木こり見習いなどなど、全員の肩書きを集めると100以上に。大多数のメンバーがCift以外にも、東京から地方都市、海外まで、様々な場所に拠点を持っていてその数も合わせると100以上になる。メンバーのうち約半数は既婚者で、何人かは離婚経験者。2人のメンバーはパートナーや子どもも一緒にCiftで暮らしている。そうした“家族”も含めると、年齢は0歳から50代にわたる。 バックグラウンドも活動領域もライフスタイルも異なる39人が、なぜ渋谷に集い、なぜ「拡張家族」になることを目指しているのか。 本連載では、CiftのメンバーでありこれまでにBe inspiredで記事の執筆もしてきたアーヤ藍が、多様なメンバーたちにインタビューを重ねながら、新しい時代の「家族」「コミュニティ」「生き方」を探っていく。 第1回目は、Ciftの発起人であり、他の38人のメンバーを集めた人物でもある藤代健介(ふじしろ けんすけ)さん。Ciftは、一般公募はせず、藤代さんが自分の周囲に声がけをし、彼との面談を経て、メンバーが選ばれている。 建築学科を卒業後「場の設計」のコンサルティングをしてきた藤代さんに、彼自身の来歴やCiftへ懸けた思いなどを聞いた。(c) CiftCiftとは?拡張家族とは?アーヤ:まず初めに、Ciftを知らない人にCiftを一言で説明すると? 藤代:平和活動のための拡張家族。「自分」が拡張して、「あなたもわたし」になれば、平和な状態になると思うんだよね。自分を傷つけたい人ってあまりいないから。 アーヤ:私は自己否定しちゃうことも結構あるな(笑)。けんちゃんは、自己否定したり、悩んだりすることはない? 藤代:僕は自己否定はあまりしないかな。何のために生きているのかとか、そういうことで悩むこともなくなりつつある。「生かされている」っていう感覚が強いからかな。 ここ数年でいろんな出会いがあって、色々な世界観に触れて、科学的にも哲学的にも「自分という存在は自我だけのものではない」っていうことを、頭と心で納得するプロセスを経てきたんだ。最初は好奇心から学び始めたんだけど、学んでいくなかで、結局は自己愛が自分を苦しめるっていうことを納得してきたし。 アーヤ:「家族」という言葉には、何かこだわりはあるの? 藤代:いや、家族っていうのは方便というか…。やりたいことはあくまでも「あなたもわたし」を、深めて広げていくこと。自分自身の拡張。その感覚を日本において分かりやすく伝えるには家族だと思ったんだ。今の時代の血縁家族が「あなたもわたし」かというと、必ずしもそうではないとは思うからこそ新しい家族像を創っていきたいよね。それぞれの平和観や家族観を共有するために、定期的に、家族会議や家族対話を開催している(c) Ciftアーヤ:そもそもCiftを立ち上げようと思ったきっかけは? 藤代:去年の夏ぐらいに、デザイナーからアーティストになろうと思ったんだ。相手の課題を解決すること、他者に答えを与えることじゃなくて、自分の問いを他者と共有することをしようって。いろんな背景があって、その思いに至ったんだけど。アートって、心で感じたことを体で表現していくプロセスで、その表現方法が、画家は絵を描くし、ダンサーは踊る。自分にとってはコミュニティを創ることだって思ったんだ。 アーヤ:Ciftの前もコミュニティづくりを結構やっていた? 藤代:自分でゼロからコミュニティを立ち上げたのは二回目かな。コミュニティの立ち上げとかにも関わったし、事務局をやっていたこともあるし。自分たちでお金を集めて、自分たちで運営する、市民的な動きは、大学2年生くらいからずっといろいろやってるね。 あと、3年前には30人くらい集めて、半年限定で「PROTO(プロト)」っていうコミュニティを祐天寺につくってた。そのときはCiftとは逆で、「自分の人生をプロトタイプにしよう」っていうコンセプトだった。「自分の人生をアートにしよう」とも言えるかと思うけど、目的が「自分」で、全体としてどうなるかっていうことは目的にしていなかった。そうするとコミュニティが自然とバラバラになっていって、それを半年ギリギリもたせた感じ。そのときの学びが、「家族になろう、平和を目指そう」っていうCiftの全体を目的にするコンセプトに繋がっているかな。目的が全体であることは、あらゆるコミュニティにおいて一番重要なポイントだと思うよ。(c) Cift「建てない建築」から生まれた「神話」がCiftの原点アーヤ:大学時代は建築学科だったんだよね。どうして建築をやりたかったの? 藤代:色々な縁が重なって偶然入った感じだよ。僕が好きだったのは、建物を作ることじゃなくて、物語をつくることだったから。大学の卒業制作では、神話をつくってたし。 アーヤ:神話!? 藤代:21世紀、仮想空間が発達して、ネットワークが脳みそに拡張して、その拡張された環境が私たちの行動とか思考をすべて変えて、生き方も見直さなくちゃいけなくなる時代、っていう背景設定。ミニマムのベッドルームがあって、その部屋を出ると、同じような部屋が集まってる。廊下には服とかすべてのものが集まっていて、すべてが自分の物であり、かつシェアされてる。メンバー同士がコミュニケーションをとっていて、いろんな組織があるんだけど、それが一個の生命体みたいになる。人はそこをヘモグロビン*1のように行き来しているんだけど、その大きい生命体と一人の人間だったら、生命体の方が圧倒的に拡張されているから、人はどんどんこのヘモグロビンになっていく。結果的にこの生命体が世界中にできていって、繋がって、地球上が一個の村になるっていう神話。(*1)ヘモグロビンとはヒトを含む全ての脊椎動物や一部のその他の動物の血液中に見られる赤血球の中に存在するタンパク質(c) Kensuke Fujishiroアーヤ:その発想がCiftのコンセプトの原点になってるんだね。 藤代:これは学生時代のポートフォリオなんだけど…(c) Kensuke Fujishiro藤代:「美術館をつくれ」っていう課題だったんだけど、僕は世界遺産をつくりにいったんだ(笑)。代々木公園のなかに何もない塔を建てる。そこに一人のヒッピーが壁画を描き始める。それがムーブメントになって、みんながハシゴをかけて、天井まで平和の絵を描き続けた…っていうストーリー。他の学生が模型をつくってきているなかで、僕は図面もなく、この詩を朗読したんだ。建築家というより、詩人だよね(笑)。 アーヤ:変態だね(笑)。 藤代:自分の魂に出会って、新しい自分になって帰っていく、「ソーシャルアニマルからトゥルーアニマルへ」っていう壮大なストーリーで語っているし(笑)。これは、要は温泉を作るプロジェクトなんだけど。(c) Kensuke Fujishiro藤代:これは、ARを通して、その都市がどれだけエコ活動をしているかが見える展望台。ここの人たちはこれだけエコ活動をやっていますっていうのが見えて、世界ランキングとかも見られるみたいな。思想が先にあって、そこに形を与えるっていう感じだった。(c) Kensuke Fujishiroアーヤ:すごい面白い!昔から平和とか哲学が好きだったの? 藤代:いや、そんなことはないよ。1960年代にスーパースタジオっていう「建てない建築家集団」がいて、彼らにすごく影響を受けたのと、大学3年生の時の先生にライゾマティクスの代表の齋藤精一(さいとう せいいち)さんがいたんだけど、彼から「建築は哲学だから」って言われて、ジル・ドゥルーズとかレヴィ・ストロースとか哲学家の思想にふれるようになった。 あと、僕は模型を作るのが不器用ですごい苦手だったんだ。自分の卒業制作をつくるときにも、後輩から「あなたが触ると壊れるから触らないでください」って言われるくらい(笑)。だから、言葉とか、態度とか、生き方そのものでしか自分のアートを表現できないと思ったし、それが自分の特性でもあると思ったんだよね。新婚の奥さんは、Ciftに入らない。でもそれも「拡張」の要素に。アーヤ:けんちゃん、去年結婚したんだよね。法的な「家族」である奥さんは、Ciftのことをどう思っているの? 藤代:あなたがやっていることは応援するけど、私は入らない、なぜなら過去の経験(PROTO)から、こういうプロジェクトは一緒にやらないほうがよいと学んだって言われたよ。僕と彼女は、人生を実験し続けるとか、シンプルで、ミニマムな生き方とか、世界への愛の持ち方とか、社会問題の切り取り方とか、そこに対する態度とか間合いとかはすごく合ってるけど、アクションは全然違う。彼女は一人の時間が好きだし、変なイデオロギーとかに巻き込まれたくない。すごくリアリストだし、左脳的で理論的。逆に僕は、エモーショナルなものが大好きだから。そこが違うっていうことをお互い認め合っているし、尊敬しあっているから、いいなって思えるようになった。 逆に、Ciftにいる時に出てくる自分と、彼女といるときに出てくる自分は全然違って、それが今の自分の人生に豊かさを与えているとも言えるし。 アーヤ:それもある種、自分を相手のほうに拡張していくっていうことだね。 藤代:そうそう。彼女がいることで自分が拡張されるし、パートナーという立場の彼女がCiftから距離を置くのも今ならすごくわかる。 アーヤ:そういうポイントも、Ciftのメンバーを選ぶ時に意識してた? 藤代:もっと複雑かな。女性と男性もそうだし、資本主義系と協働主義系、父性系と母性系とか、いろいろある。解きと結びの集合体として、複雑なレイヤーで、言語化できないレベルでバランスをとっているつもりだよ。メンバーそれぞれ、全国各地を飛び回っているため、テレビ会議も活用。Ciftは未来の文化遺産になるアーヤ:Ciftは将来どうなるんだろう?「終わり」みたいなものってあるのかな? 藤代:成功したら文化遺産みたいになるんじゃないかな。Ciftは、渋谷という都会のど真ん中、資本主義の中心みたいな場所で、協働主義の「村」であることを意義としているけど、そういう役割は時代の過渡期におけるものでしかないから。 歴史を見ていると、こういうのって物語として3回起きるんだよね。CiftはPROTOのあとの2回目だから、もう1個、未来に自分には何かあるんじゃないかな。それを自分が作りたいとかやりたいって思っているわけではなくて、そうなるんだろうなっていう予想だけど。Ciftはある種の「破壊」のプロセスで、3回目は新しい社会をつくる「創造」かな。そのときは、都会のど真ん中ではないと思うし、今あるエコビレッジとも違う何かになるんじゃないかと思う。 Ciftが時代における役割を終えた時に、僕も他のメンバーも卒業して、時間と空間を共にすることはなくなるけど、ここでの生活経験が、これからの時代を切り拓くひとつの価値になり得ると思ってる。だからみんながそれぞれのフィールドでCiftみたいなものをつくって、時代を引っ張っていくことが、ひとつの“エンド”なんじゃないかな。Ciftキックオフパーティーの時の写真(c) cift学生時代に思い描いていた、世界を一つに繋ぐ「村」のアイディア。それが、ある種の時代のニーズと重なり、Ciftという形で実現化されたのかもしれない。そんな実験的な場に集った多様な38人のメンバーの一部を、次回以降、紹介していく。CiftWebsite|FacebookAyah Ai(アーヤ藍)1990年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。ユナイテッドピープル株式会社で、環境問題や人権問題などをテーマとした、社会的メッセージ性のあるドキュメンタリー映画の配給・宣伝を約3年手掛ける。2017年春にユナイテッドピープルを卒業し、同年夏より「ソーシャル×ビジネス」をさらに掘り下げるべく、カフェ・カンパニー株式会社で精進中。
2018年01月12日元プロレスラーでタレントの佐々木健介が、きょう19日に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』(毎週木曜22:00~23:00)に出演。闘病中の妻・北斗晶のために、料理を振る舞っていることを紹介する。北斗は、乳がんの手術を受けて闘病中だが、佐々木によると「基本(料理は)女房が作ってくれる。でも、体調が悪いとき、自分が買い物して唯一作れるキムチちゃんこを作ります」と家族サービス。北斗は喜んで食べているそうで、「幸せですね」とノロけながら、近況を報告する。その後、息子たちからの手紙が読み上げられ、佐々木の秘密が明かされる。この日の放送では他にも、勝俣州和から和田アキ子がハワイで行方不明になったエピソードを紹介。ホテル近くのUGG(アグ)の靴店で待ち合わせをしたが、和田は約束の時間に現れず、車を運転するコーディネーターに、アグー豚のラーメン屋へ連れて行かれてしまっていたという。人のいない場所に来た和田は「2人だけやから『あっ、外国人から見たら私はイイ女なんだ』って…」と、身の危険を感じたことを告白するが、浜田雅功から食い気味に「やかましい!」と突っ込みを受ける。ほかにも、筒井真理子、出川哲朗、いとうあさこ、堀江貴文、ミッツ・マングローブ、安田美沙子、加藤夏希、久松郁実、スミス楓が出演する。
2016年05月19日2015年に活躍したブロガーを表彰する授賞式「BLOG of the year 2015」が2月8日(月)に開催され、佐々木健介・北斗晶夫妻が最優秀賞をW受賞し、佐々木さんが登壇。スピーチでは、佐々木さんが「何でもないような日常ですが、この日常が一番幸せだなと昨年本当に思い知ったので、少しでも多くの笑顔を皆さんに届けられたらと思います」と妻である北斗さんへの愛を惜しみなく述べ、会場が温かい拍手で包まれた。この日のプレゼンターは、最も価値のあるブロガーとして初代「MVB(Most Valuable Blog)」に認定された市川海老蔵が務めた。満面の笑みでトロフィーを受け取った佐々木さんを、市川さんが自身のスマホで撮影する、ブログ授賞式ならではの瞬間も見られた。佐々木さんは受賞したブログについて、「自分は女房、息子たち、愛犬とサザエさん一家のようなブログに憧れて、やらせていただいています。ほんわかした雰囲気ですけども皆さんに見ていただいて本当に幸せです」と感謝を伝えた。そして、北斗さんより受け取ってきたという手紙を音読した。手紙には「昨年、ガンになり闘病生活になってから、毎日を家族や友人と共に、壊れそうな心をずっと支え励ましてくれたのが読者の皆さんでした。元気をもらっていたのは私でした。今では読者の皆さんは私にとって頑張る気力の源です。そして私は元気です」などと綴られており、この日一番の拍手が送られた。佐々木さんは、今朝家を出るときに「『頑張ってこいよ』って言われました(笑)。お弁当をもらって、行きの車の中で美味しくいただきました」とラブラブなエピソードを披露し、照れていた。また、最優秀賞のほか、優秀賞としてオクヒラテツコ(ぺこ)、織田信成、後藤真希、高橋克典、樽美酒研二、土屋太鳳の6名も授賞式に参加。登壇者同士で互いのブログを見ているという話で盛り上がった。特に、市川さんが樽美酒さんに「顔がすごい親近感」と話しかけると、「偽物の歌舞伎で…自分で(メイクを)やってます」と答えた。すると、市川さんが「うまいですね。歌舞伎役者っぽい。すげえうまいですよ」と矢継ぎ早に大絶賛し、樽美酒さんは恐縮しながらも「筆で全部やってます。いやあ、うれしいです」と微笑み合っていた。(cinamacafe.net)
2016年02月08日