Airbnb(エアビーアンドビー)と、カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、文化複合施設「湘南T-SITE」にて、8月11日から12日にかけて、1組が1泊できるキャンペーンを行っている。○店内にふかふかベッド、本に囲まれるドリームナイトAirbnbは2008年に、米・サンフランシスコで創立。世界中のユニークな宿泊施設をネットや携帯で掲載・発見・予約できる、コミュニティー・マーケットプレイスを運営している。同キャンペーンは、「湘南で暮らすように旅をしよう」がコンセプトの夏休み特別企画。大人2名・子ども2名までの1組限定で、同店に宿泊することができる。当選者は、同店内の本、CD、DVDのエンタメ商品や、レストラン、カフェを上限10万円まで利用出来る。また、無料で電動自転車を貸し出す。さらに、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の著者、詩歩が"オススメ"する湘南の絶景スポットへ案内。 旅の最後には、プロカメラマンが撮影する、旅の思い出フォトブックを進呈する。キャンペーン募集期間は、7月15日まで。応募者全員には、Airbnbの宿泊1万円割引クーポンを進呈。さらに、T会員限定で、Tポイント10万ポイントの山分けキャンペーンも実施する。
2015年05月19日5月15日、東京都・神田錦町にオフィスと商業施設からなる複合ビル「テラススクエア」がオープンした。「都心で出逢える、空と緑のテラス」として開業する同施設。その中には、初出店や初業態の飲食店も4店入っている。昼でも夜でも足を運びたくなる、その魅力をお伝えしよう。同施設は、地上17階地下2階建の複合ビル。1、2階に飲食店の入った商業施設、3階にカンファレンスホール、4~17階にオフィスが入っている。博報堂旧本館の跡地に建てられたため、1、2階の外観の一部がそれを復元したデザインとなっている。○緑とアートが融合した庭園ビルの足元には、オフィス敷地内とは思えない広場がある。彫刻家の長澤英俊氏のアート作品が広場に置かれており、訪れた人に安らぎを与えるデザインになっている。地域住民やオフィスワーカー、神田の町へ遊びに来た人たちに、ゆっくりとした時間を与えてくれることだろう。○初業態、商業施設初出店のグルメも!館内には、さまざまなジャンルの飲食店計10店が入っている。初出店のカフェ「HASSO CAFFE with PRONTO」に加えて、初業態、商業施設初出店のお店が4店舗あるので紹介したい。「鉄板焼バー Cava(サヴァ)?」は、お酒と鉄板焼きとラテン音楽、そして時々昭和歌謡が融合した初業態のバー。昼は、ビジネスマンにうれしいボリュームの「CAVA? ランチ(ドリンク付き)」(税込900円)が用意されている。鉄板で焼かれた大きな肉に、スープとライスとドリンクが付いた「CAVA? テッパンメインランチ」のほかに、「CAVA? ボウル」「CAVA? の皿メシ」の3種類ある。バータイムである夜は、「淡路産牛ミスジグリル ワサビソース」(税別1,900円)など鉄板焼きが楽しめる。ドリンクでは、「自家製サングリア」(税別500円)がおすすめだとか。商業施設初出店の「神保町 青二才」は、日本各地の日本酒をシャンパングラスで楽しむバル。日本酒の種類に関わらず、グラスのサイズに合わせた均一値段となっている。3勺(税込370円)から飲むことができる(特別酒は税込750円から)。同店には"利き酒師"が常駐しており、日替わりで60種類以上の中から自分好みの日本酒が見つかるという。また産地直送の魚は、日によって異なるので来店したときのお楽しみだ。開放的な雰囲気の「GARB pintino(ガーブピンティーノ)」は、"気取らず自分スタイルで食とお酒を楽しむ"がコンセプトのレストラン。店内は席によってガラッと雰囲気が変わるので、その日の気分に合わせて使うことができる。ランチは、前菜とメインを好みで選べる「プリフィックスランチ」(税別1,350円)がおすすめだ。夜は魚料理、肉料理を含めた7品の「ディナーコース」(税別4,800円/税別6,800円の2コース)が用意されている。「蕎麦 酔処 猿夢来庵(さむらいあん)」は、そばをつけ麺のように食べる「つけ蕎麦」の店。店内の壁には、京都在住の絵描きユニット「だるま商店」による壁画が描かれている。夜は、大人の酔処として地酒や焼酎と、それに合うつまみが食べられる。この他に、クラフトビールが楽しめるビアバー「クラフトビアマーケット」、神保町で長く続いている本場のタイ料理店「メナムのほとり」、老舗の中国料理店「赤坂飯店」、九州・沖縄各地域から直送した食材を使用した「九州沖縄料理 ナンクルナイサきばいやんせー」が、出店している。弁当をランチタイム限定で販売する「弁当ステーション」、全235席のフードコート「テラステーブル」も。○オフィスワーカーのための設備また、カンファレンスホール「TKPガーデンシティPREMIUM神保町」には、広場や通りに面した二つのホールと三つの会議室が配置されている。全長60mの「ハーブガーデン」、日本初の飲食店特化型都市型農園「テラスファーム(屋上庭園)」もある。神田と神保町の新しい名所として開業したテラススクエア。食を楽しむのもよし、仕事の合間に休憩に訪れるのもよし。緑あふれる同施設は、憩いの時間を与えてくれることだろう。※記事中の情報・価格は2015年5月取材時のもの
2015年05月15日エプソンは5月13日、2014年8月から提供を開始しているプリントサービス「エプソンのスマートチャージ」に、従来のA3複合機に加え、新たにA4複合機、A3プリンタ、A4プリンタの3モデルを追加し、A4プリンタは月額使用料が5千円(税別)から提供すると発表した。6月中旬から順次提供を開始する予定だ。従来の「エプソンのスマートチャージ」は、本体・インク・保守サービス込みのオールインワンで月額1万円(税別)からの低価格な基本使用料金で利用できる製品。また、購入者自身によるインク購入や交換も不要で、消耗品管理が必要ない。今回は新たにA4複合機、A3プリンタ、A4プリンタをラインアップに加え、コピー・ファクス(オプション)・スキャン機能を利用している場合も、プリントのみ利用している場合も、必要サイズや用途にあわせて製品を選択できるようになった。A4複合機は、基本使用料が月額6千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ1,000枚/カラー400枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ700枚のフルカラーBプランが選べる。カセット2段(給紙枚数831枚)のベーシックなA3プリンタは、基本使用料が月額8千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ2,000枚/カラー600枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ1,000枚のフルカラーBプランが選べる。カセット4段のフルセットだと、基本使用料が月額1万円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ2,400枚/カラー720枚のスタンダートFプランか、モノクロ/カラーそれぞれ1,200枚のフルカラーFプランが選べる。A4プリンタは、基本使用料が月額5千円(税別)で基本印刷枚数がモノクロ1,000枚/カラー400枚のスタンダートBプランか、モノクロ/カラーそれぞれ700枚のフルカラーBプランが選べる。エプソン販売 取締役 販売推進本部長の鈴村文徳氏は、発売からの同製品の反応について次のように語った。「コストや手間・煩わしさなどの課題を抱えているお客さまにとって、『エプソンのスマートチャージ』はコスト削減やインク交換の手間の払拭、インク購入の工数削減を実現してきた。また、導入費0円、月額1万円からという公平な価格設定によって、早くに導入を決定いただけるケースが多い」セイコーエプソン プリンタ事業部 プリンタ事業戦略推進部長の吉田潤吉氏は、同製品の戦略について次のように語った。「従来のA3複合機ではコピー市場のみをターゲットとしていたが、今回のラインアップ拡充によって、プリンタ市場も視野に入れていく」また、ページプリンタやインクジェットプリンタを利用している顧客に対してリプレイスや、既存複合機への追加導入を提案していくという。「旧製品であるページプリンタ『LP-S820』だと、トナーや感光体を36本消費するところを、『エプソンのスマートチャージ』A4プリンタだと、インク4本分でカバーできる。また、消費電力も旧製品は最大電力1,100W以下に対して、新製品だと100W以下と、環境負荷の低減が可能だ。カラー出力費用をみても、旧製品は1枚あたり約12.4円だったのに対して、新製品は1枚あたり約5円となる。インクジェットプリンタについても、消耗品管理の軽減、カラー出力時の低コスト化を実現させ、さらに生産性を向上させている。旧製品『PX-205』と比べると、旧製品の印刷スピードはカラーが9.5ipm、モノクロが15ipmに対して、新製品はカラーもモノクロも20ipmとなっている」(吉田氏)エプソン販売 販売推進本部 BP MD部 部長の北村光一氏は、同製品の販売戦略について、次のように説明した。「2014年度末時点で、同製品の導入件数は250社。ラインアップを広げたことによって、複合機との分散配置やグループ割引などの提案ができるようになった今年度は、1社あたりの販売台数を増やしていきたい」今年度の販売目標台数は3万2千台と掲げられた。今回の新製品の価格や詳細は下記のとおり。
2015年05月14日日本オラクルは3月30日、リコーが、世界数百万台規模で稼働する複合機のリモート管理サービス「@Remote」から得られるビッグデータの利活用を支えるプライベート・クラウド基盤に「Oracle SPARC T5」サーバーをはじめとするオラクル製品を導入したと発表した。リコーは世界100を超える国や地域の顧客が使用している複合機の稼働状況や設定情報を顧客管理者にレポートするサービス「@Remote」を提供。プリント枚数やトナー残量、印刷設定など数千項目を超えるデータを分析して障害の未然検知や品質予測に活かすシステムを、グループ全体で使える新たな共通システムに変更し、同サービスに接続した全機種を対象としたビッグデータを利活用できる環境を整備する必要があった。また、同データを分析することにより複合機の故障の予兆を検知、「故障に手を打つ対応」から「予兆で手を打つ対応」へとサービス・モデルを転換し、保守点検の訪問件数を最適化、業務効率の改善ならびにダウンタイムの低減など顧客満足度の向上を強化する狙いがある。リコーは、データを蓄積するオペレーショナル・データ・ストアとして「Oracle ZFS Storage ZS3」を、データ分析のためのデータ・ウェアハウスとして「SPARC T5」サーバーと「Oracle ZFS Storage ZS3」を導入することで、社内ネットワークからの高速アクセスを実現しビッグデータを全社で効率的に蓄積・分析できる基盤構築に成功したという。増大し続けるデータを効率よく処理するデータ分割機能「Oracle Partitioning」や、データ圧縮機能「Oracle Advanced Compression」および「Hybrid Columnar Compression」の採用により、データを実容量の30%以下に圧縮することができ、将来のデータ容量の増加にも容易に対応できる拡張性に優れたシステムとした。グループ全体で共通利用できるプライベート・クラウド基盤を導入したことにより、「@Remote」で収集したデータの活用件数が従来比2~3倍に増大し、ビッグデータを顧客満足度の向上につなげる。
2015年03月31日バルニバービは3月3日、"食と運動"を楽しみ、健康になれる複合施設「両国テラス」(東京都墨田区)をオープンする。同施設は、食と運動により健康をサポートするスポットとして、隅田川まで徒歩3分の立地に誕生する。飲食施設の「鹿屋アスリート食堂」「両国テラスカフェ」のほか、ランナーのための「RUN CUBE(ランキューブ)」がテナントとして入る。「鹿屋アスリート食堂」は、同社、鹿屋体育大学、鹿児島県鹿屋市からなる「産学官連携プロジェクト」の一環として誕生。"食材の宝庫"と評される鹿屋市の良質な食材を用いて、鹿屋体育大学長島美央子講師監修の「スポーツ栄養学」に基づいたバランス健康食を提供する。「両国テラスカフェ」では、旬の食材を使用したビストロメニューやカフェメニューなどを取りそろえる。手ぶらで気軽にできるBBQ施設も用意し、休日のランチBBQやランニング後の交流会などさまざまな楽しみ方ができるという。「RUN CUBE」は、ランナーが気軽に憩えるランニングステーション。手ぶらでランニングできるほどの充実したサービスが受けられるという。初心者向けランニングクリニックや上級者まで楽しめるランイベントも随時開催予定。
2015年02月18日テレビや新聞、インターネットなどのメディアで旅客機の大きさの表現が微妙に違うことに気が付いたことはないだろうか。実際、大型機・中型機・小型機など大きさの区別は曖昧なのである。○747とA380とは文句なしの大型機かつて日本国内線を飛びまわっていたジャンボジェットことボーイング747。それと総2階建てのエアバスA380。これらの飛行機は2階席があるくらいだから大型機としか呼ばれない。ワイドボディと称される2通路機で、エンジンが4基(4発機)なのも同じ。標準座席数は747が416~467席、A380は525席とどちらも自社最多だ。これ以外の4発機にはA340シリーズがあるが、下がり気味とはいえ燃料代が経営を圧迫する現代の航空業界では、評判はそれほど芳しくない。燃油代が最もかさむ4発機であるのに関わらず標準座席数は平均で360席前後と747やA380よりも少なく、たとえ満席でも乗客からの運賃収入は単純計算で少なくなる。そのためA340は現在生産されていない。○全長37mも10m未満も同じ小型機!?大型機の次に大きいのはもちろん中型機だが、その前に分かりやすいので小型機の話をしよう。小型機と聞いてまず思い浮かべるのはプロペラ機のATR72(標準座席70席前後)のほか、映画でセレブが乗っているガルフストリームなどのいわゆるプライベートジェット、あるいは小型プロペラ機の代名詞となっているセスナ社の軽飛行機ではないだろうか。これらの飛行機は見た目も小さく、誰もが小型機だと思うだろう。ところが、2012年から日本国内で運航をはじめた低コスト航空会社(LCC)が使っているA320や737も、一般に小型機と呼ばれている。しかし、A320や737の標準座席数は180席以上もある。見た目に分かりやすいのは機体の長さだが、例えばA320が全長37.57mなのに対し、ガルフストリームの最新機G500は29.4m、セスナ社のプロペラ機にいたっては10mに満たない機種もある。LCCに乗る際、ボーディングブリッジ(搭乗橋)ではなく機体の下からタラップを上って搭乗することも多いが、A320などの小型機でも間近で見るとかなり大きく感じる人もいるだろう。○新型機多数の中型機が一番複雑では、その180席クラスの機種を中型機と呼べばいいかというと、それも難しい。それより一回り大きい機種に250~300席前後の767やA330があり、その上には近年777やA350-900/1000といった300席~350席クラスの機種も登場している。さらにややこしいことに、それらの中間規模の787-8/9やA350-800といった300席弱の新型機も生産されるようになった。最近の旅客機は路線ごとの需要(旅客数)に細かく対応して設計・製造されるため、規模や大きさのバージョンがより細かく分かれるようになっている。○航空管制ではヘビー・ミディアム・ライトの3種ちなみに、大型機・中型機・小型機を明確に区別する基準は一応ある。それは、航空管制で定める基準で最大離陸重量がもとになっている。最大離陸重量とは機体そのものの重さ、積める乗客や荷物、そして燃料を合計した重さのこと。航空管制用語は全て英語で表現され、最大離陸重量30万ポンド/136t以上をヘビー、同1万5,500ポンド/7t~30万ポンド/136t未満をミディアム、1万5,500ポンド/7t未満をライトと称する。これに前述の機種を当てはめると、747、A380、777、767、787、A330、340、350などの2通路機はヘビー=大型機、737や320、ガルフストリームG550などのナロウボディ(単通路)機はミディアム=中型機、セスナのプロペラ機などの軽飛行機はライト=小型機に、それぞれ分類されてすっきりはする。ただ、前述した総2階建てのA380のような525席旅客機と787-8のような300席弱の旅客機が、同じ大型機というのも違和感がある。例えば、747やA380のような2階席が機種を"超大型機"、777やA350-900/1000のような300席以上の機種を大型機、787-8/9や767、A330、A350-800 などを中型機、737やA320、ATR72などを小型機、セスナ機などを"超小型機"と分類すればしっくりくるように思えるがどうだろうか。
2015年02月13日商業施設と住居が一体となった複合施設「ノードウエハラ(node uehara)」が2015年春、小田急線の代々木上原駅前にオープンする。近年では食の街として話題となっている代々木上原。同施設はそんなエリアで生活する、食への関心が高く、日々の暮らしへのこだわりが強い人々に向けてオープンされる。1階と地下1階には、こだわりの食材を使用したグリルレストランやグロサリーショップ、カフェが開店する予定だ。プロジェクトを手掛けたのは、「代々木VILLAGE」を手がけたUDS。地上2階から4階までは、単身世帯やDINKS世帯、SOHOとしても利用可能な賃貸住宅がレイアウトされた。今後は定期的にイベントなどを行うことで、代々木上原の街の魅力を発信していく。なお、同施設は小田急電鉄が手掛けるライフスタイル提案型プロジェクトの第1弾。同プロジェクトでは、今後も小田急沿線の各地域における特色を活かしつつ、豊かで愛着のある住まいを提案していく。
2015年02月11日東芝は2月6日、ARM Cortex-M0コアを搭載したマイコン「TX00シリーズ」の新製品として、複合機やプリンタなどのアプリケーション向けマイコンに14mm角、0.5mmピッチのLQFP100パッケージを採用した「TMPM036FWFG」を発表した。複合機やプリンタなどのアプリケーションでは、主制御デバイスや周辺デバイスとの通信機能、ステッピングモータやDCモータを制御するためのパルス出力が可能なタイマ機能、およびこれらの機能の多チャネル化が求められている。同製品は、LQFP64パッケージを採用した従来製品の「TMPM037FWUG」に比べて、通信機能とタイマ機能のチャネル数を増やし、通信インタフェースが8チャネル、およびタイマ機能が14チャネルの16ビットタイマを採用している。同製品によるラインアップの拡充で、パッケージやチャネル数の異なる2つのマイコンを、システム規模や用途に応じて選択することが可能となる。さらに、同社の「TX03/TX04」シリーズと同じARM Cortex-Mコアを搭載したことにより開発ツールを共通化でき、システム開発のコスト低減と効率化が図れるとしている。なお、サンプル価格は400円。3月よりサンプル出荷を開始する。
2015年02月10日エアバス(本社: 仏トゥールーズは1月30日、ANAホールディングス(以下、ANA)がA321を7機(シャークレット付きのA321従来型が4機と、新型エンジンを搭載したA321neoが3機)追加発注することを発表した。ANAは2014年7月にも30機(A320neoを7機、A321neoを23機)を確定発注している。今回、ANAが7機を追加発注したことにより、同社がすでに発注済みの30機と合わせ、合計37機が現在ANAで運航中の機材と入れ替えられる。シャークレット付きのA321を運航するのも、A321neoを運航するのも、日本ではANAが初めてとなる。エアバスのジョン・リーヒー顧客担当最高業務責任者(COO)は、「ANAのような優れたエアラインがあらためてA320ファミリーを選択されたことを非常にうれしく思います。単通路型機の中で最も快適な客室空間と優れた運航性能を提供するA321は、ANAのオペレーションに最適な機材となるでしょう」と語った。最先端の客室設計を取り入れたA321は座席幅が広く、乗客一人ひとりの快適性が高い設計になっている。また、A320ファミリーの4機種は操縦方式が共通化されているため、運航上における柔軟性も高い。単通型機として人気の高いA320ファミリーは、これまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、400社以上の顧客に約6,400機が引き渡された。このクラスで最も広い胴体幅を持つA320ファミリーの1座席の幅は、エコノミークラスでも標準で18インチと広い。A320neoは2014年9月に初飛行に成功。現在は約3,000時間におよぶ飛行テストを行っている。初号機の引き渡しは2015年第4四半期を予定。なお、ANAが始めてエアバス機を発注したのは1987年で、この時A320を10機発注し、1995年にはA321を7機発注したという。
2015年01月30日JALと三菱航空機は、三菱リージョナルジェット(以下、MRJ)32機(確定32機)の購入について正式契約を締結した。両社は2014年8月28日にMRJ32機の導入に関して基本合意をしており、1月28日に正式契約に至った。JALは、次世代リージョナルジェット機であるMRJの性能のみならず、導入後の運航支援などに関する三菱航空機からの提案を高く評価。三菱航空機にとって、MRJの合計受注機数は、今回の契約を含めると407機(確定223機、オプション160機、購入権24機)となっている。なお、JALへの納入は2021年に開始する予定となっている。契約した32機は、JALグループのジェイ・エアが運航する予定。JALグループは、MRJを地方ネットワーク路線の主力機として活用し、利便性の高いネットワーク構築に努めるとともに、商品・サービス品質の向上に取り組み、最高のサービス提供を目指すという。三菱航空機が開発するMRJは、70~90席クラスの次世代民間旅客機。世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術などの適用と、最新鋭エンジンの採用により、大幅な燃費低減と騒音・排出ガスの削減を実現する。また、高い運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献するという。1列4席の配置、大型のオーバーヘッド・ビンの装備などを採用し、これまでのリージョナルジェット機にはない快適な客室空間を提供する。MRJは今春にも初飛行を予定しており、1月13日には飛行試験機初号機において右舷エンジンの試験運転を初めて実施した。ほかの飛行試験機2,3,4号機においても、最終組み立てを進めている。その進捗として、1月13日に実施した飛行試験機初号機における右舷エンジンの試験運転と、2014年12月25日に実施した全機静強度試験機の主翼上曲げ試験の様子が公開されている。飛行試験機初号機における右舷エンジンの試験運転の動画全機静強度試験機の主翼上曲げ試験の動画
2015年01月28日ブラザー工業およびブラザー販売は22日、2014年8~9月に「ビジネスインクジェット複合機」および「A4レーザープリンター・複合機」のユーザー満足度を調査したところ、総合1位の評価を得たとし、対象製品購入で最大10,000円をキャッシュバックする「満足実感キャンペーン」を開始した。4月13日まで実施する。調査の概要などはこちらのサイトを参照のこと。同社の製品が、購入時に重視する上位5項目で1位となり、合計得点でも1位の評価を得た。キャンペーンでは、1月22日~4月13日までの期間中に対象製品を購入し、4月20日の申し込み締め切りまでに手続きを済ませると、最大10,000円をキャッシュバックする。キャンペーン内容詳細、応募方法等につきいては、こちらのサイトを参照のこと。また、1月10日より新CM「ビジネスプリンター 変身」篇を、全国にて放映している。昨年に引き続き、中村勘九郎さん、七之助さんを起用。年度末のビジネス商戦向けCMということで、今回は中村勘九郎さん、七之助さんが袴からスーツに変身し、オフィスでブラザーのビジネスプリンターがユーザー満足度No.1であるとアピールする。
2015年01月22日ブラザー販売は8日、SOHO向けのインクジェット複合機「PRIVIO」の新製品3モデルを発表した。1月下旬より発売する。価格はオープン。○MFC-J5720CDW「MFC-J5720CDW」は、プリンタ / コピー / スキャナ / ファックス機能を備えたインクジェット複合機。印刷速度はA4モノクロ22ipm / A4カラー20ipmと高速。大容量インクに対応し、通常インクと比較してクロは4倍以上、カラーは2倍以上の容量を利用可能。ランニングコストはカラー約6.1円、モノクロ約1.4円に抑えられている。2段の給紙トレイを搭載し、A4普通紙を250枚ずつ(合計500枚)セット可能。ADFには最大50枚の用紙をセットでき、手差しトレイも装備。背面にある多目的トレイにはA3用紙を5枚、A4用紙なら80枚、封筒なら20枚、はがきなら50枚の用紙をセットできる。受信したファクスデータを同社のクラウドサーバー経由で各種Webサービスに転送・保存が可能な「ファックスクラウド転送機能」に対応。外出先からのファックスの確認や同僚との共有が可能となっている。主な仕様は、プリント解像度が600dpi×1,200dpi。インクカートリッジは4色独立型で、タッチパネル対応の3.7型液晶を装備。自動両面印刷にも対応する。スキャナの光学解像度は最大2,400×2,400dpi、読み取り方式はDual CISで自動両面スキャンに対応。スキャン速度はカラー / モノクロともに3.4秒。インタフェースは、10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0。USBメモリなどが使えるUSBポートとSDXCメモリーカード / メモリースティックスロットを装備。本体サイズはW490×D345×H308mm、重量は約14.4kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.7.5~10.9.x。○MFC-J5620CDW「MFC-J5620CDW」は、「MFC-J5720CDW」から両面同時スキャンを省略したモデル。ADFのセット枚数が35枚になっており、給紙トレイの段数も1段に変更されている。本体サイズはW490×D345×H240mm、重量は約12.2kg。そのほかの仕様はほぼ共通。○MFC-J5820DN「MFC-J5820DN」は、「MFC-J5620CDW」にコードレス電話子機を付属したモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。
2015年01月08日ブラザー販売は8日、A4レーザープリンタ・複合機「ジャスティオ」シリーズの新製品として、コンパクトきょう体のA4対応モノクロ複合機を5モデル発表した。1月下旬より発売し、価格はオープン。○MFC-L2740DW「MFC-L2740DW」は、プリンタ / コピー / スキャナ / ファックス機能を備えたA4モノクロレーザー複合機。印刷速度はA4モノクロ30枚/分で、ファーストプリントも約10秒と高速。トナーとドラムを別々に交換できる分離型を採用し、ランニングコストを約3円/枚(トナーのみ交換時)に抑えた。自動両面印刷に対応し、2.7型のカラータッチパネル液晶で本体を操作する。無線LAN機能を標準で搭載しており、「Brother iPrint&Scan」 / 「AirPrint」 / 「Googleクラウドプリント」などのクラウドプリントが可能。PCを使わずにDropboxやEvernoteなどのクラウドストレージと直接アクセスできる「クラウド接続機能」にも対応する。スマートフォンなどからのダイレクト印刷が行える「Wi-Fi Direct機能」も利用可能。無線LAN簡単接続はAOSSとWPSに対応する。主な仕様は、プリント方式が半導体レーザー+乾式電子写真式、プリント解像度が2,400dpi×600dpi。給紙容量は標準トレイに250枚、ADFに35枚、手差しトレイに1枚、251枚。使用できる用紙サイズはA4サイズまでで、幅76。2~215.9mm、長さ127~355mm.6の用紙に対応。ウォームアップタイムは電源投入時から29秒以下、スリープモードから10.5秒以下。自動両面印刷も可能。スキャナの光学解像度は最大600×2,400dpi、読み取り方式はDual CISで自動両面スキャンに対応。スキャン速度はカラー7.67秒/ モノクロ2.56秒。インタフェースは、有線LAN、無線LAN、USB 2.0。本体サイズはW409×D398.5×H316.5mm、重量は約11.7kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.7.5~10.9.x。○MFC-L2720DN「MFC-L2720DN」は、「MFC-L2740DW」から両面同時スキャン機能と無線LANインタフェースを省略したモデル。重量は約11.5kg。そのほかの仕様は「MFC-L2740DW」とほぼ共通。○DCP-L2540DW「DCP-L2540DW」は、「MFC-L2740DW」から両面同時スキャン機能 / ファックス機能 / クラウド接続機能 / タッチパネルを省略したモデル。重量は約11.2kg。そのほかの仕様は「MFC-L2740DW」とほぼ共通。○DCP-L2520D「DCP-L2520D」は、「MFC-L2740DW」からプリンタ機能以外を省略したモデル。有線 / 無線LANも非搭載。本体サイズはW409×D398.5×H267mm、重量は約10.1kg。印刷速度などの仕様は「MFC-L2740DW」とほぼ共通。○FAX-L2700DN「FAX-L2700DN」は、「MFC-L2740DW」から両面同時スキャン機能 / クラウド接続機能 / 無線LANインタフェース / タッチパネルを省略し、受話器を追加したモデル。本体サイズはW481×D398.5×H316.5mm、重量は約11.9kg。そのほかの仕様は「MFC-L2740DW」とほぼ共通。
2015年01月08日ライオン事務機は15日、新開発の手動ハンドルに電動アシスト機能を搭載したハイブリッド式断裁機「PC-A3HB」を発表した。2015年1月13日から発売する。価格は298,000円(税別)。刃が駆動する電動操作と、ハンドル操作による手動操作で用紙を切る裁断機。刃が小刻みに左右に動いて裁断するため、手動式裁断機のように力をこめて押し込む必要がない。断裁テーブルは分割可能で、B4横・B5縦までの断裁サイズであれば、補助テーブルを外すことで設置スペースを節約して作業できる。手動で動かすハンドルは安全ロックを解除しないと操作できなくなっており、排紙テーブル側には透明樹脂製の安全カバーを設置。カバーを閉じないと刃が作動しないなど、安全にも配慮されている。裁断できる用紙は、PPC用紙 / 再生紙 / 藁半紙などで、裁断時間の目安はPPC用紙200枚の場合約27秒、300枚で約40秒。断裁幅は最大で430mm(A3判長辺サイズ)、最小で50mm。断裁能力はPPC用紙300枚。本体サイズはW650×D590×H290mm、重量は19kg。
2014年12月15日カルチュア・コンビニエンス・クラブは、蔦屋書店をベースにした文化複合施設「湘南T-SITE」を、神奈川県藤沢市に位置する「藤沢サスティナブル・スマートタウン」(以下、藤沢SST)内に12月12日オープンする。10日に内覧会を実施した。湘南SSTは藤沢市とパートナー企業が官民一体となって進める共同プロジェクトで、約20万平方メートルの敷地内に1000戸もの住宅が並ぶ次世代型タウン。T-SITEは代官山に次いでの誕生となるが、“湘南”ブランドの注目度の高さと子どもを持つ団塊ジュニアファミリーが多く住まうことから同地に出店を決定した。事前に近隣住民に募ったアンケートで、カフェや本屋が近くに欲しいという声が多く挙がったことで、“本屋”を基盤としたコンセプトを考案。蔦屋書店の本棚が拡張したかのようにすべてのショップに本があり、雑誌の数だけでも1万冊に及ぶ。書店と専門店が有機的な繋がりをもつ類を見ないモールで、料理本のまわりには、食品や食器を扱うショップ、さらに料理教室を置くといったように、蔦屋と30のショップが共同で湘南らしいライフスタイルを提供する。施設全体がBOOK&CAFEストアとなっており、屋内外合わせて300席を用意。どこでも自由にコーヒーを片手に読書が楽しめる。蔦屋の象徴である“蔦”の葉が浮き彫りになった真っ白な外壁に鮮やかな緑の蔦が絡む印象的な建物は、代官山同様建築ユニットの「クライン・ダイサム・アーキテクツ(Klein Dytham architecture)」が手掛けた。2階建ての建物が三つ並び、1号館はエンターテインメントの館として、トラベルグッズ「Globe walker」、ペットサービス「GREEN DOG」、コンビニエンスストア「ファミマ!」などがあり、「アップル(Apple)」とのコラボレーションで販売店や修理所を設置。「スターバックスコーヒー」は、壁や椅子のファブリックを湘南の海をイメージした青で統一した。2号館は“スローフード&スローライフ”をテーマにした館で、“食”に関連した店舗を中心にラインアップ。ベーカリーバール「midi a midi」、料理道具「釜浅商店」、すかいらーくが手掛けるスローフード中心のカジュアルレストラン「THANKS ON THE TABLE」、代々木のスローフードイタリアンレストランLIFEとコラボした「LIFE sea」などがオープン。国内外のコスメがそろう「イセタンミラー」も出店している。3号館は子どもと過ごす豊かな時間をテーマにした“ファミリー”の館。ものづくり機械とシェアキッチンを組み合わせたオープンスペース「FERMENT」は、料理や手芸、フラワーアレンジメントなどのワークショップを展開。スペースを随時利用できるスタジオ会員を募る他、ホームパーティーなどの需要に合わせて調理器具や食器の貸し出しサービスも行なう。料理教室「T-SITE湘南料理塾」では、日々のごはんや保存食を作るコースを用意。地元の農家の人たちとの繋がりをもち、旬の食材を使った料理をプロの料理人が丁寧に教えてくれる。この他、カーライフの提案発信基地として「カーライフラボ 湘南マガジンテラス」も設置。エコカーなどの展示を中心に、イベントの開催も行なう。
2014年12月10日村田製作所は11月27日、自動車、産業用電子機器、医療市場向けに、SMDタイプLC複合型のEMI除去フィルタ「BNX」シリーズを発表した。近年、セット機器の高機能化によりノイズ対策が重要になっており、より減衰効果の高いノイズフィルタの需要が高まっている。同シリーズは、幅広い周波数域に対応したDCラインノイズフィルタで、周波数特性に優れたコンデンサフェライトビーズを組み合わせた独自の回路構成により高い減衰特性を実現し、大きなノイズ減衰効果を得ることができる。大電流・高電圧にも対応しており、幅広い用途で利用できる。具体的には、挿入損失特性は15kHz~1GHzと広帯域で、35dB以上の高減衰を実現する。また、定格電流15A対応品のため、低周波数帯ノイズが発生しやすい電源回路に最適となっている。さらに、同シリーズのうち、定格電圧50V対応品の「BNX026H01/BNX027H01」は、高電圧対応が求められる自動車向けでも利用可能となっている。なお、すでに国内工場にて量産を開始している。
2014年11月28日東急不動産は11月28日、複合商業施設「テノハ ダイカンヤマ(TENOHA DAIKANYAMA)」をオープンする。27日に内覧会が開かれた。代官山入り口交差点に位置する同施設は、レストラン・ライフスタイルオフィス等が入居した新しい複合施設。既存施設の建物をリニューアルし、緑生い茂る外観とスタイリッシュで洗練された内観で刷新した。“新しい暮らし方”と“新しい働き方”を提案する、情報発信と新規事業の実験の場として、生活(LIFE)をテーマに、日々の暮らしと働くことを、一つの施設の中で体感できる機能を持たせた。これは実験的要素を含むため、5年間限定での開業となっている。約3,877平方メートルの敷地内は、ショップ「TENOHA & STYLE STORE」、レストラン「TENOHA & STYLE RESTAURANT」、イタリアンバール「ボンドルフィボンカフェ(Bondolfiboncaffe)」、ラボ「TENOHA LAB」の四つで構成。ビジネスゾーンと商業ゾーンを一貫したコンセプトのもとに融合させ、新しい“暮らし方”を提案する。インテリア・雑貨・食品・アパレル・グリーンを扱うライフスタイルショップ「TENOHA & STYLE STORE」は、国内外問わず、作り手の想いが込められた商品をセレクト。クリエーターの活動や発掘に力を注ぎ、店内には作家の紹介ポップを立て、その作家おすすめの商品などもラインアップしている。来店客と作家の、ふれあいを大切にしたイベントやワークショップも開催する。また、カラーやサイズ展開が豊富なアイテムを店内に置ききれないという問題を解消すべく、各商品付近にQRコードを設置し、それを読み込むとインターネットサイト「スタイルストア」の購入ページにアクセスできるシステムも導入予定。「TENOHA & STYLE RESTAURANT」は全140席の広々とした店内で、イタリア料理が堪能できる。個室やキッチンスタジオ、テラスを構えており、ウエディングの2次会や料理教室など、様々な使い方で楽しめる。また、ここに置かれているイスなどの什器や料理に使われている食材は、隣接する「TENOHA & STYLE STORE」で購入することができる。価格帯はランチ1,000円、ディナー5,000円程。日本初出店の「ボンドルフィボンカフェ(Bondolfiboncaffe)」は、150年もの歴史を持つイタリアンバール。イタリアはカウンターで立ってエスプレッソを飲むが、カウンターに席を置き、テーブル席も設え、日本人に配慮した店内空間を演出している。煎れたてのコーヒーによく似合うパニーニやピッツァ、ティラミスの他、イタリア伝統のお菓子も多数用意。ビジネスゾーンの「TENOHA LAB」は、会員制のワーキングスペース。1階のワーキングスペースには、ミーティングルームやライブラリーが設置されており、隣の「ボンドルフィボンカフェ」と繋がったオーダー窓口があり、ここでメニューを頼めば会員価格で利用できる。2階のシェアオフィスにはルームやデスクを多数配置。パーソナルルームも設え、さらに外階段から入店可能な店舗付きルームは、店舗併用オフィスとして活用できる。
2014年11月27日東急不動産は28日、代官山駅入り口交差点に5年間限定の複合施設、「TENOHA DAIKANYAMA(テノハ ダイカンヤマ)」をオープンする。○シェアオフィスやライフスタイルショップが入る「TENOHA DAIKANYAMA(テノハ ダイカンヤマ)」は、"手のひら"と"葉"の造語。ものを創りだす手と手が広がり、新しい時代に向けて代官山から人やモノ・サービスが育っていく場所となることを、たくさんの葉と大きな木として表しているという。同社は、5年限定施設と位置づけ、ビジネスゾーンと商業ゾーンを一貫したコンセプトのもとに融合。新しい「暮らし方」を提案していく予定。ビジネスゾーン「TENOHA LAB」は、1Fをコワーキングペース、2Fをシェアオフィスとしたスペース。「仲間たちが集い、遊ぶように働き、暮らすよう働く」をテーマに、シェアオフィスやクリエーターが自由に内装をアレンジできるオフィスを通して、未来に活躍する人材や企業の育成を目指す。「TENOHA & STYLE STORE」は、国内外の作り手の思いが込められた商品をセレクトしたインテリア・雑貨・食品・アパレル・グリーンなどを取り扱うライフスタイルショップ。「ふれあい」を重視し、各種イベントやワークショップも開催するという。他にも日本初出店のイタリアンバール「Bondolfiboncaffe(ボンドルフィボンカフェ)」、本格カジュアルイタリアン「TENOHA & STYLE RESTAURANT」などがオープン。ほかの店舗も順次開店予定とのこと。
2014年11月19日日立産機システムは11月17日、給油式スクリュー圧縮機「HISCREW NEXTseries」22、37kW(空冷機)の省エネルギー性能と操作性を向上した「HISCREW NEXTII series」22、37kW(空冷機)[全2タイプ:可変速機、一定速機]を開発し、同日より受注を開始したと発表した。空気圧縮機は一般産業製造ラインの動力源を始め幅広い用途に使用されており、同社によれば、そのエネルギー使用量は国内年間消費電力量のおよそ5%に相当するという。「HISCREW NEXTII series」22、37kW(空冷機)は、2015年4月からのトップランナーモーター規制導入に先駆け、全タイプにトップランナーモーター(IE3相当以上)を標準搭載し、エネルギー消費量を抑制し、CO2発生量を削減することができる。また、新型エアエンドの開発により吐き出し空気量を最大3%増大した。さらに、同社の省エネ機能(末端圧力予測制御機能)を搭載し低負荷時の省エネ化を実現。ユーザーの操作性も考慮し、IT・通信機能搭載、カラータッチパネルの採用により省エネ性だけでなく使いやすさの向上も図られている。
2014年11月17日リコーは11月13日、リコーの複合機とクラウドを連携した機械翻訳サービス「RICOH ドキュメント翻訳サービス」を開始すると発表した。同サービスは、翻訳や通訳、翻訳ソフト開発などの事業を展開するクロスランゲージの翻訳エンジンを採用しており、紙文書を複合機でスキャン、あるいはPCから電子ファイルをクラウドにアップロードすることで、9ヵ国語を翻訳することが可能。日本語、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、欧州5ヵ国語(ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語)の翻訳に対応している。クラウドサーバで翻訳処理を行うので、PCへのソフトウェアのインストールは不要で、すぐにサービスを利用開始できる。クラウドサービスとの通信はSSL暗号化が行われた形で行われ、翻訳結果のファイルには事前に登録してある利用者しかアクセスできない仕様となっている。電子文書のファイルをアップロードするだけで、文書全体の内容を翻訳することができ、PCで作成したMicrosoft Officeの文書は、元データのレイアウトを維持したまま翻訳が可能。年間利用料(税別)は4万6800円(3ユーザーID)から。
2014年11月14日XYZプリンティングは、世界初となる3Dスキャナ機能を搭載した3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0 AiO」を販売すると発表した。販売開始は11月中旬を予定。販売経路は全国の家電量販店やネットショップ、同社Webサイト。価格は11万9,800円。「ダヴィンチ 1.0 AiO」は、3Dプリンタと3Dスキャナが一体化した、世界初となる3Dプリンタ複合機。スキャナ機能が搭載されたことで、3Dデータを作成するモデリング技術がなくても、自宅で簡単にお気に入りの小物などを手軽に"3Dコピー"することが可能となっている。スキャンしたい物を筐体内のターンテーブルに置いてスキャンすると、左斜め上と右斜め下に配置された2方向からのセンサーによって、5分弱という短時間でスキャンが行われ、そのスキャンデータがパソコンに出力されるという。また、同製品向けに新たに開発されたPC向けアプリケーション「XYZscan」を使って、スキャンデータのサイズを変更したり、表面の滑らかさを調整できるという。3D形状を表現するファイルフォーマットのひとつである「STL」ファイルとしても保存でき、同型式のファイルに対応した編集ソフトを使って編集することも可能だ。そのほか、フィラメントはABS樹脂およびPLA(ポリ乳酸)樹脂の両方に対応。ABS樹脂フィラメントは従来の13色に加え、新色として「ゴールド」、「蛍光マゼンタ」の2色が販売されるほか、同製品から対応したPLA樹脂フィラメントとして「クリア」、「ホワイト」、「ブラック」、「ブルー」、「レッド」の5色が、同じく11月中旬より順次販売を開始されるとのことだ。価格はABS樹脂、PLA樹脂ともに各色3,280円。なお、同製品の本体サイズは468mm(幅)×510mm(高さ)×558mm(奥行)、重量は約23.0kg(本体のみ)。印刷方式はFFF/熱溶解フィラメント製法。プリントヘッドはシングルへッドで、ノズル直径は0.4mm。プリントスピードは60、90、120mm/秒。積層ピッチは0.1mm / 0.2mm / 0.3mm / 0.4mm。対応ファイルはSTL、das、XYZフォーマット。最大出力サイズは200mm(幅)×200mm(高さ)×190mm(奥行)。スキャナは200万画素カメラ+レーザーダイオード。スキャンサイズは150(直径)×150mm(高さ)、精度は0.2mm(200μm)。スキャン速度は平均4.8 分(288秒)。インタフェースはUSB 2.0。対応OSはWindows 7以降、OS X 10.8以降。
2014年10月30日エコバックスジャパンは、ロボット掃除機「DEEBOT D79」を10月末に発売すると発表した。ロボット掃除機のほかにハンディ掃除機「スーパーソニック」が付属する。スーパーソニックを充電台に取り付けると、ロボット掃除機のダストボックス内のゴミを回収する機能も持つ。希望小売価格は税別62,800円だ。DEEBOT D79は、床掃除を行うロボット掃除機と、天井やソファーなどを掃除するためのハンディ掃除機「スーパーソニック」がセットになった製品。ロボット掃除機は、高性能な赤外線衝突防止システムによって障害物のサイズや形状を認識して、状況に合わせたプログラムで掃除を行う。オート、強力掃除、集中掃除、隅掃除の4モードを搭載する。コード付きのハンディ掃除機「スーパーソニック」は、部屋の天井や壁、すき間など、ロボット掃除機では掃除できない箇所の掃除を行う。付属のショルダーベルトを使用すれば、本体を肩にかけながら高所の掃除もできる。スーパーソニック用のアタッチメントとしてホース、伸縮ノズル、すき間ノズル、ブラシノズル、壁天井ノズルが付属。ハンディ掃除機として使用しない時は、ロボット掃除機の充電台「オートステーション」に取り付けておく。オートステーションに取り付けると、掃除を終えて充電台に帰還したロボット掃除機のダストボックスにたまったゴミを自動で回収する。サイズはW336×D336×H96mm、重量は3.1kg。ダストボックス容量はロボット掃除機が0.7L、スーパーソニックが1L。ロボット掃除機は約5~6時間でフル充電され、最大120分の連続運転が可能だ。運転音は60dB。リモコンが付属する。
2014年10月24日ボーイングは現地時間の10月2日、737型機の月間製造機数を2018年に52機に増加することを発表。この決定は市場の需要に応えるもので、増産が開始されると737型機の年間製造機数は620機を超え、プログラム史上最多となる。○2017年には47機に増加なお、737型機は現在、シアトル近郊のレントン工場にて月産42機のペースで製造されているが、2017年には47機に増加することが既に決定している。航空機市場では単通路機の需要増が継続すると予想されており、ボーイングの「2014年度最新市場予測」では、2033年までの20年間で25,000機以上(金額ベースで2兆5,600億ドル)の新造機が必要と予測している。優れた効率性と信頼性を有するボーイング737型機ファミリーは史上最高の販売実績を誇る民間航空機で、6,800機超の次世代737型機、2,200機超の737 MAXを含め、今日までに累計で266社より1万2,100機以上の受注を獲得している。なお、現時点での737型機の受注残は4,000機以上となっている。
2014年10月03日三菱航空機(MRJ)は9月29日、米イースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機)で正式契約を締結したと発表した。両社は、7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。MRJはこれまでに、全日本空輸(ANA)から25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングスから100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェストから200機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイから10機(確定6機、購入権4機)を受注しており、今回の契約を含めるて合計375機(確定191機、オプション160機、購入権24機)となった。また、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。
2014年09月29日三菱航空機は米国のイースタン航空と次世代リージョナルジェット機「MRJ90」の40機の購入(確定20機、購入権20機※)で正式契約を締結した。両社は7月に英国で開催されたファンボロー・エアショー2014で購入に関する覚書を締結しており、9月22日に正式契約に至った。○納入は2019年に開始予定イースタン航空への納入は、2019年に開始する予定。イースタン航空社長兼CEOのエドワード・J・ウェーゲル氏は、「MRJはクラス最高の運航経済性、客室快適性、そして手荷物の収納性を誇る次世代リージョナルジェット機です。MRJが2019年以降、イースタン航空の機材に加わることを大変うれしく思います。当社では同機をイースタン・ウィスパージェット(Eastern Whisperjet)と呼称する予定です」とコメントしている。また、三菱航空機社長の川井昭陽氏によると、MRJの開発は順調に進んでいるという。「最先端の空力設計と画期的なエンジンの組み合わせは、大幅な燃費低減と騒音・排ガスの削減を実現し、将来的にはエアラインの競争力と収益力に貢献できると確信しています」と、川井氏は話している。MRJはこれまでに、ANAから25機(確定15機、オプション10機)、米トランス・ステーツ・ホールディングス社から100機(確定50機、オプション50機)、米スカイウェスト社から200 機(確定100機、オプション100機)、ミャンマーのエア・マンダレイ社から10機(確定6機、購入権4機)を受注。これまでの合計受注機数は335機(確定171機、オプション160機、購入権4機)だったが、今回の契約を含めると375機(確定191機、オプション160機、購入権24 機)となる。なお、これらの受注に加えて、JALグループと32機(確定)の導入で基本合意している。※製造スロットの確保はないが、特定の期間内に確定した発注条件と同条件で航空機を購入できる権利
2014年09月26日虎ノ門ヒルズに食の複合スペース「ピルエット(Pirouette)」が、9月3日オープンする。ビストロ、カフェ、エピスリーが融合された店内では、“気軽さと上質の両立”をテーマとした人と食の新しいコミュニティーが展開される。シェフがオススメする旬の食材をビストロで味わった後は、帰りにそれをエピスリーで購入。食を通じてゲストとスタッフが新たな関係を作れるような、上品な中にも、堅苦しさを感じさせない空間を目指す。シェフには生産者や食材とのつながりを大切にする小林直矢を招いた他、アドバイザリーシェフとしてM.O.F.(国家最優秀職人)受賞のエリック・トロション(Eric Trochon)を招聘。ミシュランで星を獲得した「オマージュ」や「オステルリージェロンム」などで積んだ経験を活かし、食材を活かした小林ならではの料理を提供する。ビストロではランチとディナーのそれぞれで、最先端フレンチのプリフィックスコースを2種類用意。コースのメニューはアラカルトでもオーダーでき、約150種類のフランスワインと共に味わえる。ミーティングや会食に利用できる個室も用意した。カフェではランチメニューやパティシエの作るデザートを提供する他、ランチボックスの販売も予定。夜にはアラカルトとワインがオーダーでき、スタンディングスタイルで気軽に利用できるテーブルも配置した。エピスリーではビストロやカフェで利用している食材やワイン、食器などを販売。そのどれもがシェフやスタッフが生産者から探し集めたこだわりの一品で、調理法などのアドバイスをスタッフに聞くこともできる。
2014年08月25日SIONは5月31日より、新たな複合施設「FOODARTS STUDIO KACHIDOKI(フーダーズ スタジオ 勝どき)」をグランドオープンすると発表した。「FOODARTS STUDIO KACHIDOKI」は、食とアートの融合をコンセプトとした複合施設。三井不動産レジデンシャルの後援のもと、勝ちどきという地域の活性化を目指し運営されるものとなっており、地域住民間のコミュニケーションの創造を目的に、同じ勝どき地域にて毎月第2土曜日・日曜日に開催されている定期開催型マルシェ「太陽のマルシェ」や、世界中のオーガニック・ナチュラル商品の展示を行う「BioFach」のための常設スペースが設置される予定となっている。また、五感で体験するアートとサイエンスの展覧会「メビウスの卵展」や、親子で楽しめるアートの制作体験も実施予定。「パラボラ鏡」、「無限パズル」といった作品のほか、空を歩いているような感覚が味わえる「ふわふわ空めがね」などのワークショップも実施されるとのこと。そのほか、倉庫内をリノベーションした広々とした空間を利用し、撮影スタジオとしての利用やヨガスクール、子供向けのリトミックやダンス、体操スクールなども展開されるということだ。
2014年05月27日京セラドキュメントソリューションズと京セラドキュメントソリューションズジャパンは5月12日、A4対応モノクロプリンター複合機「ECOSYS M3540idn」(出力速度毎分40枚)を6月上旬に発売することを発表した。新製品は、2011年9月に発売した「ECOSYS LS-3640MFP」の後継モデル。従来機比1.5倍の7インチ大型カラータッチパネルを搭載、快適な操作性でA3対応複合機ライクな使いやすさを実現した。独自のソリューションプラットフォーム「HyPAS(ハイパス)」を搭載し、さまざまなアプリケーションやクラウド連携などによりドキュメント業務の効率向上を図ることができる。iPad/iPhoneなどのモバイル端末からワイヤレス印刷ができるAirPrintやKYOCERA Mobile Printにも対応している。さらに、独自の長寿命技術によりトナー以外の交換頻度を最小限に抑えており、A4用紙1枚あたり0.6円という低ランニングコストを実現したという。
2014年05月14日厳選された10 成分を配合したプレミアム美容ドリンクファンケルは、厳選された10 成分を配合し、たるみ、しわ、乾燥など、エイジング世代の複合的な悩みにアプローチする、プレミアム美容ドリンク「ビューティフル クイーン」を、3月19日に新発売する。*画像はニュースリリースよりコラーゲンの劣化と深層の崩れに着目「ビューティフル クイーン」は、エイジング世代の悩みの根本原因である、コラーゲンの劣化と深層の崩れに着目した美容ドリンク。一般的なコラーゲンと比較して、吸収性とコラーゲンを生み出す力に優れる独自成分「HTCコラーゲン」に加え、紫外線のダメージからコラーゲンを守る「リンゴポリフェノール」を配合し、肌の基盤構造の軸となるコラーゲンを強力にケアする。さらに、深層の崩れにアプローチする吸収性に優れた「ナノ化 ヒアルロン酸」、「低分子エラスチン」や、深層の環境悪化を招く原因物質にアプローチする「レスベラトロール含有リンゴンベリーエキス」など、合計10 成分を30mLに凝縮して配合。一般的なコラーゲンドリンクではケアしきれないエイジング世代の複合的な悩みに働きかけるという。元の記事を読む
2013年03月15日森トラストは4月24日に、虎ノ門パストラル跡地において新築工事に着手するまでの期間限定で、屋外複合施設「MORI TRUST GARDEN TORA4(モリ トラスト ガーデン トラヨン)」を開業する。同施設は、「(仮称)虎ノ門4丁目プロジェクト」の開発用地で開業。屋外複合施設「MORI TRUST GARDEN TORA4」は、円形広場を中心に「食・動(スポーツ)・自然・アート」にまつわるアクティビティをそろえ、「人」と「モノ」、「人」と「人」との結びつきを体感できる「コミュニティガーデン」をコンセプトとしている。敷地内の円形広場の中心にある「ハーブマン」は、都内で採れる薬草も取り入れた巨大な人型ハーブガーデン。会期中は、ハーブマンの薬草茶や薬草を使った簡単な料理を楽しめる、移動販売カフェも出店予定とのこと。また、「キリン 一番搾り」のコンセプトショップ「キリン 一番搾り ガーデン 東京」もオープン。ビールの飲み方・楽しみ方を提案する。さらに、リバースプロジェクトとJT、北青山のPRBARとがコラボレートした、喫煙スペース併設のカフェもオープンする。その他、日本初の移動型映画館MoMO(Movin’on Movie Oasis)、屋外フットサル専用コート、山手線内最大規模の露地型貸し菜園も展開。約1万平方メートルという広大な敷地を生かし、「共に楽しむ」、「共に生きる」ことの大切さを、様々な分野でのコラボレーションによって発信していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月06日