シャープは、本体に「コピー」「プリンタ」「カラースキャナ」「ファクス」の4つの基本機能を搭載したデジタル複合機「MX-M356FP」を11月25日に発売することを発表した。価格は151万円(税別)。同社は、5月に発売した「MX-M316FP/M266FP/M316G」シリーズに、連続複写速度毎分35枚(A4ヨコ)タイプとなる本機を加え、ラインアップを強化する。新機は、出力された用紙が取り出しやすいように操作パネルが本体右側に配置され、操作パネルの前面にはファクス受信やエラーを知らせるLED表示ランプが搭載。離れた場所からも本体の状態を確認できるなど、使いやすさを追求しているという。また、7インチカラー液晶タッチパネルを搭載するほか、モバイル端末とのデータ連携が可能なアプリケーション「Sharpdesk Mobile」と、業務用アプリケーションソフトと連携し複合機を操作できる「Sharp OSA」にも対応するとしている。そのほか、就業時間以外や昼休みに電源をOFFにする「電源ON/OFFスケジュール設定」などの省エネ機能や、データや個人情報の漏洩を防止するセキュリティ機能も搭載されている。主な仕様として、連続複写速度(シフター非動作時、A4ヨコ)は35枚/分、寸法は幅620×奥行617×高さ830mm、質量は約54kgとなっている。
2015年11月24日三菱航空機および三菱重工業は11月11日、次世代のリージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi RegionalJet)の飛行試験機初号機による初飛行を県営名古屋空港で実施した。約1時間半の飛行の模様を動画で公開している。同機は11日09:40頃、県営名古屋空港を離陸し、太平洋側の空域を利用して上昇、下降、旋回などの基本特性の確認を行い、11:05頃県営名古屋空港に着陸した。公開された動画は、離陸・着陸をメインに1分40秒にまとめている。今後も国内での飛行試験を継続し、2016年第2四半期から米国モーゼスレイク市(ワシントン州)のグラント・カウンティ国際空港を拠点とした飛行試験を行う。量産初号機納入は2017年第2四半期を目指しており、ローンチカスタマーはANAとなる。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年11月12日エアバスは現在開催中のドバイ航空ショーにて、ベトナムのベトジェットがA321を30機(A321ceoを9機とA321neoを21機)追加発注したことを発表した。ベトジェットは2011年末から商業運航を開始し、現在29機のA320ファミリー(3機のA321を含む)をベトナムとアジアの各都市を結ぶ路線で運航させている。今回の発注分を含めると、同社のエアバス機に対する合計発注数は99機になる。A321は単通型機として人気の高いA320ファミリーの最大機種で、A320ファミリーはこれまでに1万2,200機以上の受注を獲得し、300社以上の顧客に6,700機以上が引き渡されている。新型エンジンを搭載するA320neoファミリーは大型のウイングチップであるシャークレットを装備し、合わせて燃費を15%削減、さらに2020年までには客室やエンジン技術の改良によって20%の燃費を削減する。2010年にローンチして以来、75社以上から4,300機以上の受注があり、およそ60%の市場シェアを獲得している。
2015年11月11日OKIデータは11月4日、ビジネスプリンタ・LED複合機の新商品として、A4カラーLED複合機「MC780dn」の後継機である「MC780dnl」を発売、同日より出荷を開始した。新製品は、印刷速度A4カラー/モノクロともに毎分40ページ、印刷解像度600×600dpiのプリントヘッド、最大3,670枚の給紙容量(オプションの増設トレイ装着時)、カラー約11.5円/モノクロ約2.7円、外形寸法W522×D604×H675mm、重量50kg(消耗品を含む)。「5年間無償保証」に加えて「メンテナンス品5年間無償提供」を採用したCOREFIDO2(コアフィード・ツー)に対応しており、A4複合機のコンパクトサイズと容易な操作性、メンテナンス性を追求しているという。また、旧機種「MC780dn」の印刷速度40ppmや基本機能は継承しつつ、ステイプル機能を省き、小規模オフィスにも導入しやすい普及価格で提供される。価格は、37万5,840円(税込)。「MC700シリーズ」合計の販売目標は年間約1,000台。
2015年11月05日日本HPは28日、A4カラーインクジェット複合機「HP ENVY 4520」を発表した。11月13日から、量販店および直販サイト「HP Directplus」で発売する。価格はオープンだが、直販価格は10,800円(税別)。2.2型のモノクロタッチ液晶を備えるA4カラーインクジェット複合機。プリンタ / スキャナ / コピー機能を搭載する。印刷速度はモノクロ9.5枚/分、カラー6.8枚/分となっており、自動両面印刷に対応。ランニングコストはL判写真で約22.9円/枚。「らくらく印刷」をコンセプト、タッチパネルによるわかりやすい操作性とした。無線LAN機能を標準で搭載し、スマートフォンなどからの印刷にも対応する。給紙トレイは埃が入りにくい構造。静音モードにより印刷音も小さくなった。インクシステムはカラー3色(染料系)一体型と黒(顔料系)の4色で、ノズル数はカラー1,800ノズル、黒328ノズル。インクカートリッジはヘッド一体型を採用。黒だけで印刷が可能なシングルカートリッジモードも利用できる。新たに増量インクも用意され、ランニングコストの低下にもつながっている。スキャン機能では最大A4サイズまでの読み取りが可能。イメージセンサーには光学解像度が1,200×1,200dpiのCISを採用。主な仕様は、印刷方式がオンデマンド型サーマル・インクジェット方式、解像度が1,200×1,200dpi。メイン給紙トレイに最大100枚の用紙をセット可能。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW445×D367×H128mm、重量は5.4kg。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.8~10.10。
2015年10月28日日本HPは28日、個人向け・家庭向けのA4カラーインクジェット複合機「HP ENVY 5540」を発表した。11月13日から直販サイト「HP Directplus」のみで発売する。価格は12,800円(税別)。2.2型のモノクロタッチ液晶を備えたA4カラーインクジェット複合機。プリンタ / スキャナ / コピー機能を搭載する。印刷速度はモノクロ12枚/分、カラー8枚/分で、自動両面印刷に対応。ランニングコストはL判写真で約14.5円/枚となっている。印刷音を小さくする静音モードも搭載。メインの給紙トレイとは別に、L判用紙をセットするためのフォトトレイを搭載。印刷データに合わせて、自動で用紙を判別して印刷する。無線LAN機能を標準で搭載し、スマートフォンなどからのリモート印刷にも対応。インクシステムはカラー3色(染料系)一体型と黒(顔料系)の4色で、ノズル数はカラー1,824ノズル、黒704ノズル。インクカートリッジはヘッド一体型を採用し、黒だけで印刷が可能なシングルカートリッジモードも利用可能。スキャン機能の最大原稿サイズはA4で、イメージセンサーは光学1,200×1,200dpiのCISだ。主な仕様は、印刷方式がオンデマンド型サーマル・インクジェット方式、解像度が4,800×1,200dpi。メイン給紙トレイに最大125枚、フォトトレイに最大15枚の用紙をセット可能。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW445×D410×H167mm、重量は6.5kg。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.8~10.10。
2015年10月28日日本HPは28日、A4カラーインクジェット複合機「HP ENVY 5642」を発表した。11月13日から直販サイト「HP Directplus」のみで発売する。価格は15,800円(税別)。2.65型のカラータッチ液晶を備えるA4カラーインクジェット複合機。プリンタ / スキャナ / コピー機能を搭載する。印刷速度はモノクロ12枚/分、カラー8枚/分で、ランニングコストはL判写真で約14.5円/枚。タッチパネルによる直観的な操作性としている。SDメモリーカードスロットを標準で搭載し、メディアに保存したデータのダイレクト印刷が可能。対応画像フォーマットはJPEGで、回転 / トリミング / 写真の修整 / 日付スタンプなどの処理が行える。メインの給紙トレイとは別に、L判用紙をセットするためのフォトトレイを搭載。印刷データに合わせて、自動で用紙を判別して印刷する。無線LAN機能を標準で搭載し、スマートフォンなどからのリモート印刷も可能。印刷音を小さくする静音モードを備える。インクシステムはカラー3色(染料系)一体型と黒(顔料系)の4色で、ノズル数はカラー1,824ノズル、黒704ノズル。インクカートリッジはヘッド一体型を採用し、黒だけで印刷が可能なシングルカートリッジモードも利用可能。スキャン機能では最大A4サイズまでの原稿を読み取れる。イメージセンサーはCIS、光学解像度は1,200×1,200dpiだ。そのほか主な仕様は、印刷方式がオンデマンド型サーマル・インクジェット方式、解像度が4,800×1,200dpi。メイン給紙トレイに最大125枚、フォトトレイに最大15枚の用紙をセット可能。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW454×D410×H161mm、重量は6.8kg。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.8~10.10。
2015年10月28日三菱重工業は9月16日、ボーイング787型機用の複合材主翼の増産に向けて下関造船所(山口県下関市)で進めてきた航空機工場建物の拡張工事を完成させ、竣工式を開催した。同工事はボーイングが787の生産機数を現状の月産10機から今後14機に拡大することに対応するものとなっている。三菱重工業は9月16日、ボーイング787型機用の複合材主翼の増産に向けて下関造船所(山口県下関市)で進めてきた航空機工場建物の拡張工事を完成させ、竣工式を開催した。同工事はボーイングが787の生産機数を現状の月産10機から今後14機に拡大することに対応するものとなっている。今回の拡張工事は、2006年から下関造船所の大和町工場内にある航空機工場で稼働している主翼に組み込まれる補強用部材のストリンガー(縦通材)の生産設備の能力増強を図ったもの。複合材を積層した後に高温高圧で焼き固めるオートクレーブ(複合材硬化炉)や部品加工用の切断装置などを順次稼働させていく予定となっている。この航空機工場で生産されたストリンガーは、名古屋航空宇宙システム製作所の大江工場(名古屋市港区)に輸送され、これらを取り付けて主翼構造体を組み立て、ボーイング社に出荷する。現在、大江工場の増産準備も順調に進められている。同社は787の複合材主翼の生産を当初より担当し、2007年5月に初出荷して以来、生産は順調に推移しているという。今後も同社は787向けの生産能力増強・高品質の複合材主翼の供給を通じて同プロジェクトの一翼を担い、民間航空機事業の拡大につなげていくとしている。
2015年09月17日OKI(沖電気工業)とOKIデータ(沖データ)は9月10日、中小規模オフィス向けのビジネスホンである「CrosCoreシリーズ」と、同社の複合機向けサービスである「COREFIDO3」に対応するA3カラーLED複合機4機種とを連携させる新機能を開発したと発表した。対応する複合機はMC883dnwv、MC883dnw、MC863dnwv、MC863dnwの4機種。新機能は10月13日から、対応ファームウェアの無償ダウンロードの形で提供される予定。電話機と複合機の連携では、FAX着信通知、複合機のコピー・印刷の作業状態や用紙切れ、消耗品(トナーやドラム、ベルトユニット)の交換予告や交換時期到来を、多機能電話機である「マルチ・キーテレホンARCシリーズ」のオートダイヤルボタンの点灯・点滅とLCD表示で通知。これにより、複合機の前での待ち時間を解消すると共に、印刷エラー時にも自席で把握し対処できるとしている。複合機とスマートフォンの連携では、FAXの受信をスマートフォンにメールで通知し、外出先からFAX情報が閲覧できるという。これにより「複合機の前に行かないとFAX受信に気付かない」「担当者が外出中で情報が伝わらない」といった問題を解消するとしている。また、スマートフォンにCrosCoreシリーズが提供するアプリケーションである「Com@WILL ソフトフォンスマート」をインストールすると、外出先から内線通話が可能となり、FAX閲覧後に内勤者と連携して顧客対応することが可能だという。CrosCore ver3.3ではさらに、スマートフォンによる電話の転送設定や通話録音の確認などが可能だとしている。突然の外出や帰社が予定より遅れるような場合に、留守番電話や転送の設定を外出先からスマートフォンを使って変更できるという。内勤者が顧客などからの連絡を取り次いだ場合、通話の最初の部分から録音(さかのぼり録音)でき、担当者のスマートフォンにメールで通知できるため、担当者は外出先でも録音内容をすぐに確認できるという。これにより、顧客などからの伝言への迅速かつ確実な対応に加えて、内勤者の電話取り次ぎ業務を軽減可能にするとしている。
2015年09月11日ボーイングは現地時間の9月3日、エミレーツ航空に2機の777-300ERと777F(貨物機)を引き渡したことを発表した。今回の引き渡しにより、エミレーツ航空は150機目の777となり、また、ボーイングにとっても初めて同日中に1社へ3機まとめての納品となった。エミレーツは1992年に初めて777を発注し、1996年に運航を開始した。2014年7月には777の新型777Xも150機を発注している。
2015年09月04日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、A3対応の複合機「EP-978A3」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は30,000円台中盤の見込み。EP-978A3は、2014年モデル「EP-977A3」の後継に当たる。「ふだんはA4、ときどきA3」をコンセプトに、A4モデル並みの本体サイズでA3印刷を実現したモデルだ。新しい要素としては、よりすっきりとした新デザイン、画像処理技術「オートフォトファイン!EX」の強化による暗部階調性の向上、普通紙画質の向上(背景除去・文字くっきり・細線強調)、NFC機能の搭載などが挙げられる。そのほかの機能はEP-977A3を引き継ぐ。印刷開始に合わせて自動で電源オン、および操作パネルと排紙トレイがオープンしたり、印刷終了後に電源をオフにすると排紙トレイが自動クローズといった動作が可能だ。インク構成はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)という全6色染料で、各色独立のインクカートリッジとなる。最大プリント解像度は5,760×1,440dpi、最小インクドロップは1.5plだ。印刷スピードの目安は、L判写真で約13秒、A3写真(光沢紙)で約1分55秒。L判光沢用紙を使った印刷コストの目安は約25.5円だが、大容量インクカートリッジの場合は約19.9円だ。給紙場所は、上下2段のフロントトレイと、手差し用のリアトレイ。フロントトレイの容量は、上段がハガキで20枚、下段が普通紙で100枚(ハガキで40枚)。リアトレイは1枚単位の手差しで、A3用紙はリアトレイを使う。また、自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも標準で対応している。イメージセンサーは光学4,800dpiのCIS、対応原稿サイズはA4。インタフェースは、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)。本体サイズは使用時がW479×D668×H295mm、トレイなど収納時がW479×D356×H148mm、重量は約8.7kg(インクカートリッジと電源ケーブルを含まず)。
2015年09月01日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、プリント・コピー・スキャナ機能を持つA3対応フラッグシップ複合機「EP-10VA」を発表した。10月22日の発売予定で、価格はオープン、店頭予想価格は40,000円台中盤の見込み。EP-10VAが想定するのは、「写真こだわりユーザー」と「作品作りの経験がないハイアマユーザー」だ。カラリオシリーズからのステップアップや、プロ写真家も愛用する「プロセレクション」シリーズにはハードルが高い、といったユーザーを想定している。こうしたコンセプト的に、プロセレクションシリーズの技術を多くフィードバックした点が目を引く。まずインクとして染料「Epson Clear Chrome K2 INK」を採用し、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の基本4色に加えて、レッドとグレーという全6色で構成される。各色独立のインクカートリッジだ。グレーインクによってニュートラルグレーを表現するとともに色調を整え、モノクロ印刷においてもグレースケールの階調性と色の精度を向上。レッドインクで赤系の色再現性を高めつつ、黄色から緑の領域でも色の再現範囲を拡大している。最大プリント解像度は5,760×1,440dpiだ。機能面でも、「作品作り」を意識した要素を多く盛り込んでいる。色再現性を生かした「高彩モード」や、デジタルカメラで撮った写真を保存したメモリーカードとEP-10VAだけで、自分好みの作品を出力できるサムネイル一覧調整などだ。後者は、明るさ・コントラスト・色調などを変化させたサムネイル一覧を印刷して、好みの1コマを選び、余白や余黒を付けて仕上げ印刷する。給紙は3カ所の3Way給紙で、フロント下段トレイにはA4普通紙を最大100枚(ハガキ最大40枚)、フロント上段トレイにはハガキを最大20枚まで給紙しておける。リアトレイはA3サイズまで対応し、A3写真用紙を5枚まで、A3普通紙なら10枚まで給紙可能だ。自動両面印刷とCD/DVD/BDレーベル印刷にも標準で対応している。印刷スピードの目安はA3写真(光沢)で約2分23秒、印刷コストの目安はL判写真(光沢)で約19.9円だ。イメージセンサーは光学4,800dpiのCIS、対応原稿サイズはA4。インタフェースとしては、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)を搭載する。本体サイズは使用時がW479×D743×H453mm、トレイなど収納時がW479×D395×H168mm、重量は約9.5kg(インクカートリッジとACアダプタを含まず)。
2015年09月01日エプソンは1日、インクジェットプリンタ/複合機「Colorio(カラリオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、ハガキ印刷やL判/2L判/KGサイズの写真印刷に特化した小型プリンタ「PF-81」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は50,000円台中盤の見込み。PF-81には9型タッチパネル液晶が備わっており、ハガキを原寸大で表示しながら年賀状などを作成・印刷できる。キーボードも付属し、本体の「宛名達人」機能によって住所録の作成と管理にも対応。本体内蔵のコンテンツも、ハガキのデザインテンプレートが計1,500種類(80種類のディズニーテンプレートを含む)、フォントが15書体と多彩だ。もちろん、自分で撮った写真も素材として使える。SDメモリーカードやUSBメモリを介して写真をPF-81に転送するほか、スマートフォンからの直接転送もサポート。ハガキの「郵便番号」領域を検出するセンサーを搭載し、ハガキの向き(天地)違い、文面と宛名面の間違いといった給紙ミスを判断して、印刷ミスを防いでくれる。お年玉付き年賀ハガキの宛名面に書かれた「お年玉くじ番号」部分も検出でき、その部分には印刷されない。最大プリント解像度は5,760×1,440dpiで、インク構成は全色染料のシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の4色だ。各色一体型のインクカートリッジを用いる。最小インクドロップは2pl。給紙はリアトレイのみで、容量はハガキで最大20枚、A5普通紙で最大50枚だ。印刷スピードの目安はL判写真印刷で約30秒、印刷コストの目安はL判写真印刷で約24.3円となっている。インタフェースには、USB 2.0、外部機器接続用USBポート、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、IrDA(赤外線)を装備。使用時の本体サイズはW352×D296×H338mm、トレイなど収納時はW187×D278×H100mm(いずれもキーボードを含まず)、重量は約2.6kg(キーボードとACアダプタを含まず)。また、SDメモリーカードで提供される「別冊デザイン集」がユニークだ。PF-81にも同梱されているが、2016年度以降は別冊デザイン集の単体販売を予定。次年の干支をデザインしたハガキテンプレートなど、最新のコンテンツを継続して利用できる。
2015年09月01日ブラザー販売は31日、インクジェット複合機「PRIVIO(プリビオ)」シリーズの2015年秋モデルとして、スタンダードラインに位置付けられる「BASIC(ベーシック)」シリーズのミドルレンジ機「DCP-J762N」を発表した。9月下旬から発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税込)は17,000円前後。従来モデル「DCP-J757N」の後継となり、小型化、新インクの採用、1回のインク交換で印刷できる枚数を公開、2015年版の新アプリ(iOS向けとAndroid向け)が主な新要素となる。それぞれの概要は別記事『プリンタ2015秋 - ブラザー、ガツンと小さくなったBASIC最上位「J963N」』を参照いただきたい。下位モデル「DCP-J562N」と比べて店頭予想価格が2,000円ほど高いのは、CD/DVD/BDレーベルプリントに対応する点と、DCP-J562Nより印刷スピードが速い点が主な理由だ。DCP-J757Nのインクは、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)の染料カラー、顔料ブラック(Bk)という全4色。各色独立のインクカートリッジを採用する。プリント解像度は最大6,000×1,200dpi、最小インクドロップは1.5pl、印刷スピードはA4普通紙のカラーが約10枚/分、モノクロが約12枚/分、L判写真印刷(普通モード)が約14秒だ。本体前面の給紙トレイは、上下2段のスライド式。下段トレイ(最大A4サイズ)の給紙容量は普通紙が100枚、ハガキが40枚、光沢フォト用紙が20枚となる。上段トレイの用紙サイズはL判やハガキとなり、給紙容量は20枚。1枚単位の手差し給紙も可能だ。自動両面印刷にも対応しており、操作パネルは2.7型タッチ液晶。スキャナの光学解像度は最大1,200×2,400dpi、スキャン速度はカラーが4.3秒、モノクロが3.4秒。インタフェースはUSB 2.0とIEEE802.11b/g/n対応無線LANで、Wi-Fi Directにも対応。USBメモリなどが使えるUSBポートと、SDXCメモリーカード/メモリースティックスロットを備え、ダイレクト印刷が可能だ。本体サイズはW400×D341×H151mm、重量は約7.4kg。
2015年08月31日ボーイングは現地時間の8月25日、大韓航空にボーイング747型機の最新鋭機にあたる747-8インターコンチネンタルの初号機を引き渡したことを発表した。今回の受領により、大韓航空は747-8の貨物機と旅客機をともに保有する初めての航空会社となる。同機は大韓航空が発注した747-8型旅客機10機のうちの1機目にあたり、同社は737,747,777型機など計87機のボーイング製旅客機を運航している。貨物機に関しては、現在運航中の機材は全てボーイング製で、7機の747-8F貨物機を運航するほか、747-400や777フレイターなどを計28機保有している。747-8インターコンチネンタルの航続距離は1万4,310km(7,730海里)で、前身モデルである 747-400と比較して、騒音を30%抑えながら燃料消費量とガス排出量を16%低減する。同機にはカーブを描いた階段など、787ドリームライナーに影響を受けた客室インテリアが採用され、搭乗客により広い空間と優れた機内快適性を提供する。大韓航空向け747-8の座席数は368席の仕様。最新のファーストクラス コスモスイート2.0には、スライド式ドアとより高いパーテーションが備えられ、搭乗客のプライバシー性を高めている。また、24インチの大型高精細モニターや新しいタッチ式の小型リモートコントローラーなど、最新鋭の機内エンタテインメント・システムも搭載されている。ビジネスクラス プレステージには、交互配置のシートやプライバシーパネル、18インチ高精細タッチスクリーンが備えられている。
2015年08月26日キヤノンは26日、個人向けインクジェット複合機「PIXUS」シリーズの2015年秋モデルとして、最上位機「PIXUS MG7730」を発表した。2014年の「PIXUS MG7530」後継モデルで、リニューアルしたモバイル機器向け独自アプリ「Canon PRINT Inkjet」や写真アプリ「Instagram」への対応などが、新たになされている。新インクも搭載された。発売日は9月3日。価格はオープン。直販価格は税別29,800円。2015年モデルでは、新アプリ「Canon PRINT Inkjet」に対応。同アプリは、スマートフォンやタブレットからPIXUSへプリント出力できるアプリ「PIXUS/MAXIFY Print」をリニューアルしたもの。端末内の写真や文書をWi-Fi経由でプリントするほか、PIXUSでスキャンしたデータを端末内へ保存したり、インク残量などの情報を確認したりできる。アプリの機能面ではインタフェースが改善されたほか、「Canon PRINT Business」と連携し、端末で撮影した文書データの台形補正が可能となった。2009年モデル以降のWi-Fi搭載モデルまで対応する。PIXUSとの接続はWi-Fiのほか、NFCを利用した「PIXUSタッチ」による自動プリント・スキャンも可能(NFC対応機のみ)。このほか、クラウドサービスと連携しPCレスでデータを印刷・保存できる「PIXUS クラウドリンク」が、写真アプリ「Instagram」にも対応した。インクも染料インク「BCI-371」と顔料インク「BCI-370」を新採用し、前モデルと比べ黒濃度が向上したほか、マゼンタ系の色域が拡大した。きょう体デザインは前モデルから引き継いだ。前面には3.5型の液晶タッチパネルを搭載。給紙機構は2段カセットによる前面給紙で、下段に普通紙125枚、上段に40枚までの給紙が行える。プリント解像度は9,600×2,400dpi。インクはシアン、マゼンタ、イエロー、グレー、染料ブラック、顔料ブラックの計6種(独立カートリッジ)を使用する。ドロップサイズは最少1pl。ヘッドのノズルはC/M/Gyが各1,536ノズル、Y/染料bkが各512ノズル、顔料bkが1,024ノズル。公称プリントスピードは、L判カラーフチなし印刷が約18秒、A4モノクロテキストが約15枚/分。CD/DVD/BDレーベルプリントにも対応する。スキャンとコピーのイメージセンサーにはCISセンサーを採用し、光学解像度は2,400×4,800dpi。インタフェースはUSB2.0、IEEE802.11b/g/n、10Base-T/100Base-TX対応有線LANの3種に対応。無線LANと有線LANは排他使用となる。メモリカードスロットも搭載。本体サイズはW435×D370×H148mm、重量は約7.9kg。カラーはノーブルレッド、プレミアムゴールド、ホワイト、ブラックの4色。レッドは2013年モデルからの復活色。ゴールドは新色となる。前モデルでラインナップしていたオレンジ、ブラウンは省かれた。
2015年08月26日キヤノンは26日、個人向けインクジェット複合機「PIXUS」シリーズの2015年秋モデルとして、ミドルモデル「PIXUS MG6930」を発表した。2014年の「PIXUS MG6730」後継モデルで、新たに、NFCを利用した「PIXUSタッチ」に対応し、きょう体の小型化も果たした。2015年モデルの特徴である、新アプリ「Canon PRINT Inkjet」や「Instagram」への対応、新インクの搭載も行われている。発売日は9月3日。価格はオープン。直販価格は税別24,800円。基本デザインは前モデルに準じるが、新たに本体幅を約2cm小型化。操作パネルの液晶モニタは3.0型となるが、3.5型パネル搭載の上位機「MG7730」と同等の本体サイズ・重量となった。新たに、スマートフォンやタブレットからPIXUSへワイヤレスでプリント/スキャンできる新アプリ「Canon PRINT Inkjet」に対応するほか、クラウドからPCレスでデータを印刷・保存できる「PIXUS クラウドリンク」対応サービスに、写真アプリ「Instagram」が追加された。このほか、従来最上位モデルのみ搭載していた機能「PIXUSタッチ」に新対応。同機能は、NFC対応端末で写真を選び、本体に触れると自動的にWi-Fi接続され印刷が開始される。スキャナも同様に、NFC対応端末側でスキャンを選択して本体に触れば、スキャンが開始され自動的にデータが送信される。プリントエンジンは解像度9,600×2,400dpiで、インクドロップは最小1pl。インクはシアン、マゼンタ、イエロー、グレー、染料ブラック、顔料ブラックの6色独立型となる。インクは、染料インク「BCI-371」と顔料インク「BCI-370」を新たに採用し、前モデルと比べ黒濃度の向上、マゼンタ系の色域拡大が図られた。給紙は2段カセット式で、前面から給紙可能。カセットは上段にはがき40枚、下段に普通紙125枚を給紙できる。公称プリントスピードはL判カラーフチなし印刷が約18秒、A4モノクロテキストが約15枚/分。プリントコストはL判が約15.8円(大容量タンク使用時)。CD/DVD/BDレーベルプリントにも対応する。スキャンは光学解像度が2,400×4,800dpi。スキャンとコピーのイメージセンサーはCIS。インタフェースはUSB2.0、IEEE802.11b/g/nを用意。メモリカードスロットも搭載。本体サイズはW435×D370×H148mm、重量は約7.9kg。カラーは前モデルと同じく、ブラックとホワイトの2色。
2015年08月26日キヤノンは26日、個人向けインクジェット複合機「PIXUS」シリーズの2015年秋モデルとして、スタンダード機「PIXUS MG5730」を発表した。2014年の「PIXUS MG5630」後継モデルで、2015年モデルでは新色ブラックシルバーを追加。ほか、2015年モデルの特徴となる新アプリ「Canon PRINT Inkjet」や「Instagram」への対応、新インクの搭載も行われている。発売日は9月3日。価格はオープン。直販価格は税別16,800円。上位モデルのデザインを踏襲した、Wi-Fi搭載のインクジェット複合機。2015年モデルとして、スマートフォンやタブレットからPIXUSへワイヤレスでプリント/スキャンできる新アプリ「Canon PRINT Inkjet」に対応するほか、PCレスでデータを印刷・保存できる「PIXUS クラウドリンク」対応サービスに、写真アプリ「Instagram」が追加された。上位モデルで搭載している、自動でデータのプリント・スキャンを行うNFC対応機能「PIXUSタッチ」は非搭載。きょう体は前モデルを踏襲するが、ガジェット好きなユーザーを意識した新色ブラックシルバーを用意する。操作用の液晶パネルは2.5型。給紙は前面のトレイから行い、ハガキならば40枚、普通紙ならば100枚まで給紙できる。プリント解像度は4,800×1,200dpiで、インクドロップは最小2pl。インクはシアン、マゼンタ、イエロー、染料ブラック、顔料ブラックの5色独立型。新インクとして染料インク「BCI-371」と顔料インク「BCI-370」も採用している。公称プリントスピードはL判写真印刷が約36秒、A4モノクロテキストが約12.6枚/分。プリントコストはL判が約15.1円(大容量タンク)。スキャン解像度は1,200×2,400dpi。スキャンとコピーのイメージセンサーはCIS。CD/DVD/BDレーベルプリントは非対応。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/nを用意。メモリカードスロットは非搭載。本体サイズはW455×D369×H148mm。重量は約6.3kg。
2015年08月26日キヤノンは26日、個人向けインクジェット複合機「PIXUS」シリーズの2015年秋モデルとして、下位モデル「PIXUS MG3630」を発表した。2013年の「PIXUS MG3530」後継モデルで、2015年モデルでは新色レッドを追加。ほか、2015年モデル共通の特徴である独自アプリ「Canon PRINT Inkjet」への対応や、「Instagram」との連携も行える。発売日は9月3日。価格はオープン。直販価格は税別9,800円。必要機能のみを備えた、Wi-Fi搭載のA4インクジェット複合機。機能的には上位の「MG5730」から液晶モニタが省かれたモデルで、インクは従来インク採用の4色一体型インク。2015年モデルでは、本体カラーに新色レッドが追加された。また、2015年モデル共通の特徴として、スマートフォンやタブレットからPIXUSへワイヤレスでプリント/スキャンできる新アプリ「Canon PRINT Inkjet」に対応するほか、PCレスでデータを印刷・保存できる「PIXUS クラウドリンク」で写真アプリ「Instagram」に対応する。NFCによる自動プリント・スキャン機能「PIXUSタッチ」は非搭載。プリント解像度は4,800×1,200dpi、インクドロップは最小2pl。インクはシアン、マゼンタ、イエロー、顔料ブラックの4色一体。公称プリントスピードはL判写真印刷が約37秒、A4モノクロが約9.9枚/分。プリントコストはL判が約18.6円(大容量タンク)。CD/DVD/BDレーベルプリントは非対応。スキャン解像度は1,200×2,400dpi。スキャンとコピーのイメージセンサーはCIS。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LANで、Ethernetは非搭載。本体サイズはW449×D304×H152mm、重量は約5.4kg。給紙は前面のトレイから行い、ハガキならば40枚、普通紙ならば100枚まで給紙できる。
2015年08月26日キヤノンは25日、A4対応のカラーレーザー複合機「Satera MF726Cdw」「Satera MF722Cdw」「Satera MF628Cw」を発表した。9月10日から発売し、価格はオープン。「キヤノンオンラインショップ」での価格(税別)は、「Satera MF726Cdw」が76,800円、「Satera MF722Cdw」が71,800円、「Satera MF628Cw」が59,800円。○Satera MF726Cdw「Satera MF726Cdw」は、毎分20枚の印刷が可能なA4カラーレーザー複合機。コピー / プリンタ / ファックス / スキャナという4つの機能を内蔵する。3.5型のカラー液晶タッチパネルを備え、フリック操作などによって直感的に操作できるようになっている。ホーム画面には使用頻度の高い定型業務のボタンも作成でき、業務の効率化にも役立つ。IEEE802.11b/g/n対応無線LANを搭載し、シリーズ初となるNFC機能を搭載した。NFC対応のAndroidスマートフォンをかざして印刷が可能。スマートフォンのダイレクト接続もサポートする。PC向けには「MF Scan Utility」ソフトを用意し、スキャンしたデータをEvernoteやDoropboxなどのクラウドストレージにアップロードできる。モバイル機器用アプリ「Canon PRINT Business」も刷新されており、モバイル機器との連携も強化した。スキャン機能の1つ「サーチャブル PDF」では、紙文書をPDFとして保存できる。「Compact PDF」では、画像を文字と写真に分離してそれぞれに適した圧縮をかけることで、サイズの小さいPDFを生成。そのほか主な仕様は、トナー定着方式がオンデマンド定着方式、コピー時解像度が600×600dpi、ウォームアップタイムが23秒以下、リカバリータイムが約8秒、ファーストコピータイムがカラー17秒以下・モノクロ16秒以下。給紙容量は標準カセットに約250枚、手差しトレイに約50枚、オプションの給紙カセットを装着することで最大550枚まで拡張できる。排紙トレイ積載枚数は最大125枚で、両面印刷にも対応。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズは約W430×D484×H479mm、重量は約31kg。○Satera MF722Cdw「Satera MF722Cdw」は、「Satera MF726Cdw」からファックス機能を省略したモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。○Satera MF628Cw「Satera MF628Cw」は、毎分14枚の速度で印刷が可能なモデル。基本仕様は「Satera MF726Cdw」とほぼ共通。主な相違点は両面印刷に対応していないことや、ファーストコピータイムがカラー / モノクロとも19秒以下、給紙容量が標準カセットに約150枚、手差しトレイに1枚であることなど。本体サイズは約W430×D484×H429mm、重量は約26kg。
2015年08月26日小さい子どもがいると、衛生面の配慮には万全を期したいところ。毎日掃除をして、洗濯をして…と頑張っているママも多いでしょう。しかし、そんなママでも、意外なところを見落としている可能性が…。それは、洗濯槽のカビや汚れ。衣服を洗濯してキレイにしたつもりでも、実は洗濯機の中にカビが生えているおそれがあるのです。カビのついた洗濯機で衣服を洗っても、汚れを付けているのと同じこと。きちんと洗濯機の掃除をして、キレイな衣服を着させたいですよね。今回は洗濯機の黒カビについてお話ししましょう。洗濯機の中には、実は菌がたくさん洗濯機の中は、実は黒カビが繁殖しやすい絶好のスポットと言えます。カビは洗濯機内の石けんや洗剤のカス、服についた食べカスなどをエサとして成長する生き物です。洗濯機の中は、エサに困ることもなく、繁殖しやすい湿度、温度に加え、通気性も悪いと、カビにとっては3拍子揃った環境。放っておくとどんどん繁殖してしまい、恐ろしいことになってしまうかもしれません。早いうちに対策を取っておくことが大切です。洗濯機のカビに効く商品もあるけれど…洗濯機の黒カビを除去・対策をするための商品はたくさんあります。洗濯機の中に専用の液を入れるだけで黒カビを取り除けるという簡単なものもあるので、とても手軽で便利ですよね。ただ、心配な点が1つあります。それは、そうした商品には薬剤や塩素系漂白剤が使われていることが多いということです。デリケートな肌の赤ちゃんを持つママの中には、そういった市販の商品を使うのには抵抗がある人もいるでしょう。お酢の力で菌を取り除くそこでおすすめしたいのが「お酢」を使った対処法です。お酢には高い殺菌能力があり、洗濯槽の黒カビにも非常に効果があります。水を一杯に張った洗濯機に3カップ(600ml)程度のお酢を注いでください。100円ショップで売られている食用のお酢でOK。ただし、すし酢のように、砂糖や塩などの成分が入っているものはNG。穀物酢や米酢など、調味料の入っていないお酢にしてください。黒カビ予防なら、そのまま1~2時間放置、黒カビを除去したいなら1日置いておいたほうがよいでしょう。その後、普通に運転を開始してすすぎをすればキレイに黒カビを取り除けているはずです。ドラム式洗濯機の場合は、電源を入れてから先にお酢を入れておき、そのあと通常の運転をスタート。洗剤を入れる部分の汚れが気になるなら、そこにもお酢を入れておくといいですね。「お酢を使うとニオイが気になるのでは?」と思うかもしれませんが、意外と気にならないもの。すすぎを2回にすれば、ほとんどニオイはしないので、ニオイへの懸念がある人も安心して使えるはずです。安全で安心な衣服を着させられるように、お酢の力で黒カビ対策、いかがですか?(ライター:RUREI)
2015年08月24日日本HPは20日、ビジネス向けA3インクジェット複合機「HP OfficeJet 7510」を発売した。同社の直販サイト「HP Directplus」での価格は19,800円(税別)。全色顔料インクを採用するビジネス向けA3インクジェット複合機。プリント、コピー、スキャン、ファクス、ダイレクトプリントといった機能を持つ。インクは4色(CMYK)独立型で、両面印刷には対応していない。印刷速度はA4カラーで約8枚/分、A4モノクロで約15枚/分と速く、ランニングコストもA4カラーで約8.4枚/円と低くなっている。標準でADF機能を搭載し、35枚の原稿をセット可能。給紙トレイには標準で250枚の用紙をセットしておける。搭載液晶のサイズは2.65型のカラータッチスクリーン。スキャン機能の仕様は、光学解像度が1,200×1,200dpi、ADFからのスキャンは最大A4サイズだ。スキャンデータをUSBメモリに保存する機能もある(解像度は最大600dpi)。インタフェースはUSB 2.0×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。USBメモリ接続用のUSBポートも装備する。本体サイズはW613×D483×H287mm、重量は13.02kg。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.8~10.10。
2015年08月20日「なるべく家事の負担を減らしたい」と、誰もが思うもの。文明の力により、掃除機、洗濯機、乾燥機など多くの便利な家電商品が開発され、生活は楽になりましたよね。そして、食器洗い乾燥機もそのひとつです。でも、美味しい食事をしたあと、シンクで山積みになった食べたあとの食器を見て、一気にテンションが下がってしまったことありませんか?その思いで開発されたのが、食器洗い乾燥機。これが登場したことで、食後の片付け時間が短縮され便利な家電として注目されました。しかし、食器洗い乾燥機も万能ではありません。いくら便利でも、食器洗い乾燥機を使っている人がすべてにおいて満足しているわけではないのです!■3人に1人は日々の食器洗いがストレス!2014年5月にパナソニックと三菱総研が調査した結果、食器洗いを負担に感じているひとが、35.5%。つまり、3人に1人は食器洗いがストレスだったのです。1日に食器を洗う回数は、2回以上の人が48.3%で約半数。次に多かったのが1回で20.7%、合わせるとなんと7割以上の人もいます。さらに1回の食器洗いには平均13.05分もかけており、これは全国的にみても大差はありません。1回に約13分、仮に3回としたら1日のうち、約40分食器洗いをしていることになります。これだけの時間を費やしていれば、食器洗いが負担になってくるのは当然ですよね。そこで便利な食器洗い乾燥機を購入する人もいますが、デメリットを考え購入を鈍る人も……。■食器洗い乾燥機を使ってもストレスが食器洗い乾燥機を買うことを躊躇している理由で一番多かったのが、「キッチンに置くスペースがない」(53.6%)とスペース的なものがありました。次に「電気・水道代がかかりそう」、「設置に手間がかかりそう」と続きます。その次は、「手洗いに比べて汚れが落ちなさそうだから」(19.8%)……。確かに、過去の食器洗い乾燥機には、予洗いが必要だったり、しつこい汚れが残っていたりすることがありました。家事を軽減するために購入したのに、機械に入れる前に汚れを落として、終わってからまた洗っていたのでは二度手間です。かえって時間を費やすことになっているように感じて、水道料金も高くなっている感じさえ受けてしまいます。それで、中には「それなら最初から手洗いにすればよかった」と思ってしまう人もいるので……。確かに、これはこれでストレスですよね。■食器洗い機用洗剤もどんどん進化中しかし、食器洗い機も次々と新商品が発売されています。昔に比べてコンパクトになりキッチンの狭いスペースでも置けます。各社は、汚れ落ち度合、時間短縮、水道量の少なさなどをアピールします。どれを買っていいのか迷ってしまうほどです。新商品が発売されるごとによりよい製品にはなります。しかし、高価な物を新商品が出るたびに買い替えるわけにはいきません。それなら、まずは食器洗い機用洗剤を変えてみるのも解決策のひとつです。強力洗浄で油汚れもサッと落ちれば、二度洗いも必要がなく、水道料金もかかることなく、家事にかける時間も短くなります。■二度手間が減る食器洗い機用洗剤を!例としてひとつ挙げるなら、『ジョイジェルタブ』のような洗剤が便利。ジェル状のタブレットを、「ポンと入れて、一度洗いでキュッ」となります。優れた洗浄力でこびりつき汚れも予洗いなしの一度洗いでOK!液体洗剤のような液だれや、粉末のような粉がこぼれることもなく、分量を量る必要もありません。その秘密は、こびりつき汚れに効く粉末と油汚れに効くジェルが融合した二倍の洗浄成分。さらに、新しくなったジェルタブは庫内消臭機能がアップグレード、食洗機の中もキレイになり、ライムの爽やかな香りで消臭します。これに、食器洗い機用ブラシと、お弁当用のシリコンカップなど小物を入れるカゴがあったら、さらに便利。今、使っている食器洗い機を買い換えようと思っている人。不満がある人は、まず食器洗い機用洗剤を変えてみてはいかがですか?(文/Jeana)【参考】※【ジョイジェルタブ】「ポンと入れて一度洗いでキュッ!」90秒-YouTube
2015年08月03日リコーは31日、A4モノクロ複合機「MP 401 SPF」、「SP 4510SF」、「SP 3610SF」、およびA4モノクロプリンタ「SP 4510」、「SP 4500」、「SP 3610」の合計6モデルを発表した。8月5日に発売し、価格(税別)は64,800円から。○MP 401 SPF / SP 4510SF「MP 401 SPF」は、印刷速度が40枚/分のA4モノクロ複合機。価格は350,000円(税別)。原稿の読み取り速度も30ページ/分となっている高速モデル。描画部にLED機構を採用することで光照射距離を短縮。本体の高さと奥行きを抑えコンパクトな本体となった。自動両面印刷機能を搭載し、給紙容量は標準トレイに500枚。オプションを含めた最大給紙容量は1,600枚。操作用として4.3型のカラー液晶タッチパネルを装備する。主な仕様は、印刷方式がLEDアレイ+乾式1成分電子写真方式、印刷解像度が最大1,200×1,200dpi、ウォームアップタイムが19秒以下(スリープモードからの復帰時:10秒以下)、ファーストプリントタイムが5秒以下。本体サイズはW419×D427×H484mmmm。保守形態が、カウンター式保守契約となっている。「SP 4510SF」は、保守形態が年間保守契約になっているモデル。価格はオープン。複合機としての機能は「MP 401 SPF」とほぼ共通。○SP 3610SF「SP 3610SF」は、印刷速度が30枚/分、スキャン速度が20ページ/分のモデル。価格はオープン。自動両面印刷やスキャンなどの機能は「SP 4510SF」に準ずる。主な相違点は、ファーストプリントタイムが6.5秒以下、給紙容量が標準トレイに250枚、オプションを含めた最大給紙容量が850枚、操作パネルが4行LCDであることなど。本体サイズはW400×D392×H406mmmm。保守形態は年間保守契約。○SP 4510「SP 4510」は印刷速度が40枚/分のA4モノクロプリンタ。価格は75,800円(税別)。「MP 401 SPF」をベースに、プリンタ機能のみとしたモデルで、プリント性能は「MP 401 SPF」とほぼ共通。操作パネルは4行LCDとなっている。印刷耐久性は60万ページ。ICカードを用いた個人認証への対応やHDD搭載時の暗号化、コピー抑止のための地紋印刷など、セキュリティ面にも配慮されている。本体サイズはW370×D392×H306mmmm。保守形態は年間守契約。○SP 4500「SP 4500」は印刷速度が30枚/分のA4モノクロプリンタ。価格は64,800円(税別)。印刷速度以外の仕様は「SP 4510」とほぼ共通。○SP 3610「SP 3610」は、印刷速度が30枚/分のA4モノクロプリンタ。価格はオープン。プリンタとしての仕様は「SP 3610SF」とほぼ共通。本体サイズはW370×D392×H258mmmm。
2015年07月31日リコーは、再生複合機のビジネスを今夏から中国で開始すると発表した。同社は、先進国を中心に再生複合機を年間6万台販売しており、今回の中国でのビジネスの開始により、3年後には中国での販売台数1万台を加えて、グローバルで8万台を目指す。中国でのビジネスの開始に当たっては、複合機メーカーとして初めて(リコー発表)、使用済み複合機の中国への輸入と再生製造の認可を国家品質監督検査検疫総局から取得。再生処理を行う中国の工場(福州)に使用済み複合機を集め、7月から製造を開始。8月からリコーチャイナ(上海)を通じて販売する予定。工場に集める使用済み複合機は、静岡県御殿場市に新たに開所する「リコー環境事業開発センター」をはじめ、世界各国から回収するという。リコーでは今後、他の新興国への拡大も視野に入れていくという。
2015年07月17日OKIグループのプリンタ事業を展開するOKIデータは7月1日に、ビジネスLEDプリンタ・複合機「COREFIDO(コアフィード)」シリーズの新サービスとなる「COREFIDO3」を発表した。「COREFIDO3」の第一弾商品として、A3カラーLED複合機「MC883dnwv」、「MC883dnw」、「MC863dnwv」、「MC863dnw」の4機種の販売を同日より開始。新商品の発売に合わせて、女優の菅野美穂さんを起用したCMも放映される。「仕事コストをダイエット」をキャッチフレーズに「時間のムダ」、「経費のムダ」、「ストレスのムダ」といった仕事におけるコストのムダ削減が、今回の商品のコンセプトとなっている。○自分で対処できれば、「ムダ」がなくなるプリンタや複合機にトラブルが起きると、保守員に頼んで対応してもらうということは、多くの企業で見受けられることだろう。しかし、オフィスに1台しか複合機がないような環境では、保守員に連絡し、会社に来てもらってメンテナンスが完了するまで、1時間以上かかってしまうと致命的だ。さらに、深夜や休日にトラブルが発生してしまうと、サービスサポートが稼働しておらず、最悪どうすることもできずにそのまま放置せざるおえないケースもあるだろう。OKIデータはこれらの課題を解消すべく、ユーザーがセルフメンテナンスできるサービスとして、今回の新商品の設計・開発を行ったという。同社の代表取締役社長である平本隆夫氏は今回の新商品コンセプトについて、次のように説明した。「これまで『COREFIDO』シリーズでは、保守コストの削減を目的とした『製品5年間無償保証』サービスや、ランニングコストの削減を目的とした『メンテナンス品5年間無償』サービスを展開してきた。今回の『COREFIDO3』では、ダウンタイムの削減を目指したサービスとなっている」この「ダウンタイムの削減」を実現させるソリューションとして、「メンテナンスバリアフリー設計」と「クラウドメンテナンスプラットフォーム」が導入されている。「メンテナンスバリアフリー設計」では、あらかじめ想定できるトラブルの内容をハードに記憶させ、オペレーションパネルでユーザーに対処方法を表示していく機能となっている。ナビゲーションには、専門的な用語は使用されず、写真やアニメーションを用いた案内となっているため、職種や年齢に関係なくあらゆるユーザーが利用できるだろうと同社は説明している。また、ユーザーの動作にあわせて液晶パネルの向きが自動的に変わるため、ガイダンス確認のために作業中に姿勢を変える必要がない。まずはこの段階でユーザーのトラブル解消をサポートする。オペレーションパネルガイダンスで解決できない場合は、クラウドガイダンスとリモートメンテナンスサポートが用意されている。クラウドガイダンスは、エラー発生時に、複合機をクラウドに接続することで、クラウド側で複合機の状況を確認しスマートフォンやブラウザに対処方法を表示させる。夜間や週末などコールセンターの稼動時間外でもトラブルの解消ができる。このクラウドガイダンスでもトラブルを解決できない場合は、相談センターのオペレーターがクラウド経由で複合機の状況を確認し、適切なトラブル対処法を電話でサポートする体制となっている。この3段階のサポートによって、特別な技術がなくてもユーザー自身でメンテナンスやトラブル対処できるような複合機となっている。これにより、同社はプリンタ・複合機のダウンタイムによる時間のムダや、メンテナンス・修理にともなう経費のムダ、これらの不満に伴うムダなストレスの解放を目指すとしている。○外部ソフトウエアベンダーと連携してさまざまな機能を搭載新商品の主な特徴として、毎分35ページの連続印刷・複写速度(カラー/モノクロともに)や、用紙重送検知センサーを装備したスキャナーなどが挙げられている。さらに、従来より提供している「5年間無償保証」と「メンテナンス品5年間無償提供」のサービスも継続している。また、ビジネスホンや外部ソフトウエアベンダーと連携したソリューション強化を行っている。OKIのビジネスホン「CrosCore(クロスコア)シリーズ」との連携により、複合機のFAX受信や、印刷終了をビジネスホンのランプ点滅で通知するなど、ユーザーの利便性を高めるソリューションを提供。また外部ソフトウエアベンダー連携として、ABBYY社のOCRソフトウエア「ABBYY FineReader Sprint」や、Open APIにより新商品のオペレーションパネルからソフトウエアの操作ができるAlidata社のドキュメント管理ソフトウエア「SENDYS Explorer LITE」を、9月上旬をめどに無償ダウンロード提供が予定されている。価格は「MC883dnwv(増設トレイ搭載)」が税込107万7,840円、「MC883dnw(増設トレイ非搭載)」が税込92万6,640円、「MC863dnwv(増設トレイ搭載)」と「MC863dnw(増設トレイ非搭載)」がオープン価格となっている。「COREFIDO3」のA4複合機やプリンタは、これから拡充される予定となっている。
2015年07月02日トレンドマイクロはこのほど、複合機からメールが届いたように巧妙に偽装した、メールによる不正プログラム頒布を確認したとセキュリティブログで明かした。攻撃は、不正なマクロが含まれるWord文書が添付されたメールが送られてくるというもの。メール経由で不正なファイルを送り付けるのは攻撃者の常套手段であるが、今回は発信元のメールアドレスが自社のネットワーク対応の複合機を装っていた。届いたメールの発信元は「scanner@受信者が所属する組織のドメイン」となっていた。ドレンドマイクロ独自の統計データによると、Word文書に不正マクロを仕込んだ攻撃メールは2015年の4月以降に増加を確認している。特に多かったのが6月17日前後で、1日に2000件以上を確認したという。攻撃対象の多くは国外であったが、一部の国内にある法人でも確認されたという。偽装メールは平日に集中し土日が減少することから、土日休みの法人組織への攻撃が多いものと推測できるという。今回の攻撃は、ネットワーク対応の複合機の挙動をすべてコピーしている。一般的にスキャナー機能を利用して原稿を取り込んだ場合、指定のメールアドレスなどにスキャン画像を送信できる。今回の攻撃はその機能を悪用したもの考えられている。偽装であることは明確で、国内の法人へ届いた攻撃メールの送信者のIPアドレスが米国、ブラジル、エクアドル、ベトナム、インドなどとなっていた。また、件名が「Message from アルファベット4文字 C280」、添付ファイルが「S アルファベット4文字 C280 送信日に基づく数字列」で、ここからも複合機の通知を偽装していることがわかる。攻撃メールの受信者は、同じ日本製複合機の利用者かどうかは確認できていないというが、ある程度攻撃対象を絞った攻撃である可能性も考えられると指摘している。今回の攻撃は、以前からあったスキャナー通知型の攻撃とは異なり、不正マクロを含んだWord文書が添付ファイルに利用された。一般的にスキャナ機能では画像ファイルやPDFにして保存するため、攻撃に利用するのもPDFが多く確認されていた。なお、トレンドマイクでは、Microsoft Officeのマクロを利用した不正プログラムを利用した攻撃が2015年より海外で増加していると指摘している。現時点では、マクロ型の攻撃を比較的に簡単に防げる。Microsoft Officeは標準の設定でマクロの実行が無効となっている。無効になっている場合は、不正マクロが含まれるファイルを開いても、ユーザーが手動で実行しなければ直接的な被害を受けることはない。危険なのは、業務の都合などで常時マクロ機能を有効にしているケースだと指摘している。利用者は、自らマクロを有効にすることは、不正プログラム実行の危険性があることに注意が必要だと呼び掛けている。
2015年06月29日ボーイングはフランス時間の6月15日、ガルーダ・インドネシア航空が787-9型機を30機、737MAX8を最大30機、それぞれ購入する意向を示したことを発表した。ボーイングは2014年10月に発表した737MAX8の50機購入に関しても、ガルーダ・インドネシア航空に購入する意向を再確認した。また、ガルーダ・インドネシア航空は今回のパリ・エアショー会場で、A350XWBを30機発注する基本合意書(LOI)をエアバスと締結している。
2015年06月17日IDC Japanは6月12日、2015年第1四半期(1~3月)の世界HCP(Hardcopy Peripheral:ハードコピーペリフェラル[プリンタ/複合機/コピー機など])市場における出荷実績を次のように発表した。調査によると、同四半期の市場は小幅に縮小し、出荷台数は前年同期比2.5%減の2,580万台、出荷額は同1.2%減となった。2015年第1四半期の世界HCP市場の主要動向として、インクジェットは依然として市場の大半を占めているが、成長を示しているのはレーザーの特定セグメントで、特にカラーレーザーの出荷台数は前年同期比2.0%増で200万台となっている。アジア太平洋地域では、政府の購買、ベンダーの積極的なチャネルへの出荷により、レーザーが9.8%拡大。中でも中国は前年同期比で最大の成長を達成した。キヤノン、エプソン、HPはいずれも特定地域で成長を確保。キヤノンは北米で大幅な成長を達成し、米国およびカナダでそれぞれ前年同期比22.4%増、20.4%増。エプソンは米国、および日本を除くアジア太平洋(APeJ)で最大の成長。HPは、西欧で前年同期比8.6%増を実現。単機能プリンタ市場は前年同期比8.0%の縮小、複合機の出荷台数も0.3%の減少となったが、複合機のうちカラーレーザー複合機はいずれの速度セグメントでも好調で、特に31~44ppm(ppm:page per minute - 1分当たりのプリントページ数)セグメントでは前年同期比19.9%の成長。カラー機器のHCP市場全体に占めるシェアは前年同期より0.8%増加し20.8%になった。カラーレーザー機器の前年同期比成長率は2.0%であるのに対し、モノクロレーザー機器はマイナス3.1%で、カラーにおける最も堅調な速度セグメントは11~20ppmで、「Color LaserJet Pro M476複合機シリーズ」を擁するHPが特に好調となった。45~69ppmのモノクロレーザー複合機は、セグメント別では最高の前年同期比成長率となる31.0%を達成し、45~69ppmモノクロレーザープリンタ(同6.4%)、31~44ppmモノクロレーザー複合機(同2.4%)がこれに続いた。モノクロレーザーの45~69ppmセグメントの大幅な成長に貢献したのは、HPの「LaserJet Enterprise M602シリーズ」で、カラー複合機市場では、70~90ppmセグメントが前年同期比49.6%増の躍進を見せ、31~44ppm(同19.9%)、1~10ppm(同18.2%)がこれに続いた。A4複合機は31~69ppmモノクロレーザーセグメントにおける成長が著しく、同スピードセグメントでのモノクロレーザーA4/A3複合機市場全体において、76.4%の台数シェアを獲得した。A4モノクロレーザー複合機は、31~69ppmセグメントで前年同期比12.1%の成長を示し、内訳は31~44ppm(同5.0%)、45~69ppm(同59.6%)で、中でもHPおよび京セラDSがこれらのスピードセグメントの成長に大きく貢献した。
2015年06月12日三菱航空機と三菱重工業は6月8日、次世代のリージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機初号機による走行試験(Low Speed Taxiing Test)を県営名古屋空港(愛知県豊山町)で開始した。Taxiing(タキシング)は航空機が自らの動力で地上を移動するもので、航空機は離陸前と着陸後の移動をほとんどタキシングによって行う。今回の走行試験では、低速自走状態における制動確認およびステアリングによる方向制御の確認を実施する。三菱重工業と三菱航空機は現在、9~10月の初飛行を目指し、各種地上試験や量産段階への移行準備など一体となった事業展開を進めている。(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年06月08日