ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の製作発表が2月21日、都内で行われ、霧矢大夢、真飛聖、寺脇康文、田山涼成、松尾貴史、江波杏子ら出演者が顔を揃えた。『マイ・フェア・レディ』本作はオードリー・ヘプバーン主演で映画化もされたブロードウェー・ミュージカルの名作。ロンドンの下町に住む花売り娘イライザが、言語学者ヒギンズ教授(寺脇)によって貴婦人に変貌を遂げるシンデレラストーリーで、元・宝塚歌劇トップスターのふたり、霧矢、真飛がWキャストでイライザを演じる。宝塚退団後初舞台となる霧矢は「出演のお話をいただいた時は、まだ宝塚でバリバリの男役を演じていたので、今ドレスを着てここにいるのが夢のよう。麗しいの“う”の字も私の辞書にはないのでこれから作り上げていきたい」。ひと足先に女優デビューを果たしている真飛も「男役の時は背中で哀愁を演じてきたのですが、その哀愁は取っ払いたいです」と笑わせた。今回の舞台は初演から50周年を数える記念公演。1963年に日本語で初めて上演されたブロードウェー・ミュージカルが今作だ。会見では当日出席できなかった演出のG2からのメッセージも読み上げられた。「オファーをいただいた際に「日本で初めて上演されたブロードウェイ作品として東宝ではこれからも大事にしていきたい」と伺い感銘を受け、ご指名いただいたことを光栄に、かつ意気に感じております。初演時はゴージャスな英国貴族の場面が当時の観客に憧れをもって迎えられた作品だったのではと想像します。2013年にニュー・ヴァージョンとして上演するにあたり、主人公・イライザをより「等身大」に描くことで、さらに現代の日本人の心情に訴える、より心に染みいる作品としてリメイクではなくリボーン(再誕生)させようと目論んでいます。今回、お許しを得て翻訳も新しく書かせて頂きました。十年前、ウエストエンドで本作を観て「なるほど英語だと直感的に分かり易い!」と感動した経験を生かし、イライザの言葉の特訓シーンに、ユニークな工夫を凝らしてあります。そのあたりもお楽しみ頂けるのではないかと自負しております」ストレートプレイからミュージカル、翻訳劇からオリジナル作品まで、幅広い活動に注目が集まる売れっ子劇作家・演出家のG2。その新演出版に期待が高まる。公演は5月5日(日・祝)から28日(火)まで、東京・日生劇場にて。その後、愛知、大阪、福岡でも公演。東京公演のチケット一般発売は2月23日(土)午前10時より。東京公演は2月22日(金)18:00まで先着先行プリセールを受付中。
2013年02月22日『蛇イチゴ』、『ゆれる』、『ディア・ドクター』で国内外の映画賞を総なめにした西川美和監督最新作となる『夢売るふたり』のワールドプレミアが、現在開催中の第37回トロント国際映画祭にて9月10日(現地時間)に行われ、西川監督が舞台挨拶に登壇。熱狂の中迎えられ、ファンからのQ&Aにも応じた。2人で営んでいた小料理屋を火事で失った夫婦が、店の再建のために心に隙間を抱えた女性をターゲットに結婚詐欺を実行。愛とは何か?夫婦とは何か?を刺激とユーモアたっぷりに描き出す。上映前の舞台挨拶で、満席となった客席に迎えられた西川監督は「(トロント映画祭の常連である師匠の)是枝裕和監督から、トロントはとてもいい映画祭だといつも聞いていたので、ここに来ることができて本当に嬉しいです」と興奮気味に語り、喜びを噛み締める。上映後に行われた客席のQ&Aでは、海外ならではの質問も飛んだ。女性客からは、結婚詐欺に騙される女性へ対する警告の意図があったか?と問われた西川監督は、「警告ということは考えていませんでしたが、いまの日本では女性の生き方が非常に多様化していて、生き方に色々な選択肢があるだけに、その分悩みが多く生きづらい世の中になっていると感じるんです。そんな女性たちの悩みを描きたいという思いはありました」と明かし、女性監督ならではの視点から生まれた物語であることを伺わせた。上映中は終始笑いが起き、エンドロール時には会場から大きな拍手が沸き起こるなど大好評のうちに終了したワールドプレミア上映会。終了後も、熱狂的な“西川ファン”に取り囲まれ、長時間質問攻めにされながら、サインや写真撮影に応じる西川監督はなんとも楽しそうだった。過去には『スラムドッグ$ミリオネア』、『プレシャス』、『英国王のスピーチ』など、その後にアカデミー賞で受賞する作品が数多く選ばれ、高い評価を受けているトロント映画祭での好調のスタート。第31回バンクーバー国際映画祭(9月27日~10月21日開催)、第56回ロンドン映画祭(10月10日~21日開催)、第48回シカゴ国際映画祭(10月11日~25日開催)、第16回オーストラリア日本映画祭(11月16日~19日開催)への出品も決定している本作。今後の評価にさらなる期待が高まる。『夢売るふたり』は全国にて公開中。■関連作品:第37回トロント国際映画祭 [映画祭] 2012年9月6日から2012年9月16日までカナダ・トロントにて開催夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会
2012年09月12日『ゆれる』『ディア・ドクター』と観る者の心を静かに揺さぶる物語を世におくり出してきた西川美和監督の最新作『夢売るふたり』。火事で全てを失った夫婦(松たか子&阿部サダヲ)が結婚詐欺を繰り返すという、どこかファンタジーのようにも思える奇妙な設定の下、“愛とは何か? 結婚とは何か?”を生々しく問いかける。その他の写真初めて“女を描く”というテーマに臨んだ西川監督。「ダメな男のどうしようもない、でも魅力的なところを描いた映画はたくさんあるけれど、女のキャラクターというのは常にそれの引き立て役であり続けた気がするんですよね。だから私の知るかぎりの女の“ダメ”を描きたかった。結末が見えないまま発車して、いろんな角度から女を描き、日々実験を繰り返した感じです。阿部さんと松さんを見ながら『こういうふたりだったのか』と分かる部分がたくさんありました」と振り返る。金もなければイケメンでもない(失礼!)貫也に女たちは驚くほど簡単に騙されていく。阿部は彼女たちの気持ちについて「分からないですねぇ(笑)」と言いつつ、「理解できないからこそ演じるのが難しいし、面白かった」とも。「田中麗奈さんの涙を指で拭うシーンがあるけれど、現場の誰も、そんなことやったこともやられたこともないんですから(笑)」と照れくさそうに語る。本作は、女たちのセリフのひとつひとつが底知れぬ“深み”を帯びている。例えば愛人として生きてきた玲子(鈴木砂羽)が漏らす「すごいですね、奥さんて」というひと言。何気ない口調で放たれた言葉がなぜか脳裏にこびりつく。西川監督は「30年以上女として生きてるので、いろんな人の言葉が私の中に残ってます。妻子ある男の人を好きになった女性が発する『奥さん』という言葉に普通とは違う響きがあったりね」と静かに笑みを浮かべる。騙される女たち以上に女という生き物の生々しさをさらけ出すのが、夫の結婚詐欺を斡旋する妻・里子。唯一無二の存在感でもって演じた松たか子について「現場で見たときは怖さを感じなかった」という西川監督だが、「積み重ねてきたカットを編集で繋いだときに怖いと思いました。松さんが映ってるカットには『もう1秒だけ』とのばしたくなる吸引力があるんです」と明かす。夫として彼女と共に歩き、対峙した阿部は言う。「松さんは普段があまりに穏やかなので、スイッチが入ったときの怖さが倍増するんです。お風呂で浮気を問い詰められるシーンは、にらまれた瞬間に心から『申し訳ない』って思いましたね。電車でのシーンでも台本のト書きに『目が三角になる』とあったけど、本当になってましたから(笑)」。『夢売るふたり』9月8日(土)より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹阿部サダヲ:ヘアメイク・荒川英亮スタイリング・チヨ(コラソン)
2012年09月07日バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」はこのほど、大好評放映中のアニメ『聖闘士星矢Ω』のアパレル商品を販売開始した。今回販売されるのは、主人公「光牙」のクロストーンをモチーフとし、クリスタルのトップと革紐を組み合わせることで劇中のイメージを再現した「聖闘士星矢Ω 光牙クロストーンペンダント」(1万500円)と、黄金に輝く黄金聖衣を金色の箔プリントで大胆に表現し、背中にはシンプルに「GOLD SAINT」の文字をあしらった「聖闘士星矢Ω 黄金聖衣柄Tシャツ」(2,625円)、星矢をはじめとした聖闘士たちが6人勢ぞろいした「聖闘士星矢Ω 聖闘士集合柄Tシャツ」(2,625円)、聖闘士がフルカラーでデザインされ、吸水性など実用品としても優れた「聖闘士星矢Ω 聖闘士集合柄マイクロファイバーミニタオル」(630円)の4アイテム。商品の配送は、「光牙クロストーンペンダント」が8月、その他3アイテムは今月を予定している。なお、各アイテムとも準備数に達し次第、予約を終了するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日かっこよくて、ひたむきな星矢が好き!!ギリシャ神話をベースにしたファンタジックなストーリーが印象的な『聖闘士星矢』。主人公の星矢を始めとする、個性豊かな聖闘士(セイント)たちの活躍も大きな見どころですよね。そこで今回は女性190名に「漫画『聖闘士星矢』で気に入っているキャラ」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.漫画『聖闘士星矢』で気に入っているキャラは?(複数回答)1位星矢65.8%%2位紫龍10.5%3位氷河10.0%4位城戸沙織(アテナ)7.9%5位瞬6.3%5位一輝6.3%■星矢が好き!・「主人公のひたむきな姿が印象的だったから」(28歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「先輩がまねしていたから頭に焼き付いている」(26歳/生保・損保/専門職)・「イケメンでかっこいいので」(29歳/生保・損保/事務系専門職)・「誰が考えてもやはり星矢だと思う」(25歳/機械・精密機器/技術職)・「決めゼリフが好きです。熱血漢なところも好き!」(28歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■紫龍が好き!・「容姿や性格が好みだった」(26歳/金融・証券/事務系専門職)・「ドラゴンがかっこいいから」(31歳/不動産/事務系専門職)・「強いんだか弱いんだか」(23歳/その他/その他)・「自分にピッタリ!」(23歳/医療・福祉/営業職)■氷河が好き!・「かっこいいし魅力を感じる」(31歳/商社・卸/事務系専門職)・「名前が好き」(50歳以上/ソフトウェア/事務系専門職)・「クールなキャラクターが好きだったので」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■城戸沙織(アテナ)が好き!・「年齢にそぐわない発育しまくった体つきをしていて、つっこまずにはいられない」(34歳/商社・卸/事務系専門職)・「気高い感じが好き」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「きれいなお姉さんが好きなので」(32歳/小売店/販売職・サービス系)■瞬が好き!・「美少年だから!」(26歳/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「ちょっとひ弱な感じと、お兄さん大好きなところがかわいい」(29歳/自動車関連/事務系専門職)■一輝が好き!・「一番リアルな人間っぽいから」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・「一匹おおかみみたいなところ。仲間がピンチの時に来て助けてくれるところ」(36歳/金融・証券/営業職)■番外編:このキャラクターが好き!・シャイナ:「シャイナさんの美貌にはキュンキュンします!」(26歳/警備・メンテナンス/営業職)・ムウ:「ゴールドセイントのきれいな顔が好きだし、ブロンズとの戦闘でアツい戦いが見られたし、声が本当によくてほれていたから」(36歳/主婦/その他)・魔鈴:「姉さん!!!」(36歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)総評1位になったのは、男性編と同じく主人公の「星矢」でした。その理由として多かったのは、「やっぱり主役が一番かっこいい!」。星矢のひたむきさや熱血漢なところを評価する人も複数おり、見た目だけでなく性格のよさも魅力のようです。なかには「先輩が真似していたから頭に焼き付いている」という声も。いったい、どんなまねだったのでしょうか。ちょっと見てみたいですね。2位になった「紫龍」は、「容姿や性格が好み」や「イケメン!」という声が多く寄せられていました。龍をイメージさせる聖衣もかっこよかったですよね。なかには「私にピッタリ」という読者も。それが妥当かどうかは別として、憧れたくなるキャラであることは間違いありません。3位の「氷河」については、「クールなところが好き」や「容姿がかっこいい」というコメントが複数ありました。ブロンドに碧眼(へきがん)という容姿は、女子にとってやはり鉄板なのでしょうか。続く4位には「城戸沙織(アテナ)」がランクイン。「気高さ」や「きれいな容姿が好き」という声が多く寄せられていました。なかには「年齢にそぐわない発育しまくった体つきをしていて、つっこまずにはいられない」というコメントも。確かに13歳には見えない大人びたところが印象的でした。同率で仲良く5位になったのが、「瞬」と「一輝」の兄弟でした。瞬は優しくて美少年なところが人気の理由。一方、一輝は一匹おおかみでめっぽう強いところが魅力を感じるポイントのようです。「思わず一輝様と呼びたくなる」とコメントした読者もいました。登場回数は他のメインキャラに比べて少なめですが、毎回仲間の危機に駆けつけておいしい場面をさらっていた印象があります。そんな頼りがいのあるところも支持を集める理由と言えるでしょうね。(文・山口優)調査時期:2012年3月16日~3月27日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性190名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】『ファイナルファンタジー』シリーズの登場人物クラウド・ストライフが実世界に存在したら!?似ていると思う俳優ランキング【ランキング女性編】もう一度見たい!!リメイクしてほしい90年代アニメランキング【ランキング女性編】『ONE PIECE』と『DRAGON BALL』の見てみたいコラボレーションランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年05月05日星矢のかっこよさに憧れる!やっぱり主人公の星矢が好き!!ギリシャ神話をモチーフにしたストーリーや聖衣などのアイテム、個性的なキャラクターなどで根強い支持を得ている『聖闘士星矢』。この4月からは主要キャラクターを一新した新シリーズ『聖闘士星矢Ω』がテレビ朝日系列でスタートするなど、その人気はまだまだ衰えていません。そこで今回は男性333名に「漫画『聖闘士星矢』で気に入っているキャラ」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.漫画『聖闘士星矢』で気に入っているキャラは?(複数回答)1位星矢36.6%2位氷河9.9%3位紫龍6.0%3位一輝6.0%5位瞬3.0%■星矢が好き!・「一番かっこいいから」(31歳/その他/その他)・「絶対死なない安心感」(48歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「頼りになります」(29歳/電機/技術職)・「やっぱり主人公が一番」(32歳/その他/その他)・「必殺技とともに好きです」(30歳/学校・教育関連/専門職)■氷河が好き!・「氷系キャラはだいたい好き。クールで時に熱くかっこいいから」(29歳/建設・土木/技術職)・「繰り出す技がかっこいい」(32歳/情報・IT/技術職)・「一番仲間に対してアツいので」(29歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「フィギュアを持っていました」(31歳/情報・IT/技術職)■紫龍が好き!・「シュラと紫龍の闘いがかっこいいし、感動するので」(31歳/電機/営業職)・「龍の聖衣(クロス)が一番かっこいい」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「努力家だから」(38歳/学校・教育関連/営業職)■一輝が好き!・「ブロンズセイントのクセに最強すぎる。主人公より目立ってます」(32歳/その他/その他)・「絶体絶命のときに来てくれる最強の助っ人のイメージがある」(31歳/機械・精密機器/技術職)・「一番男らしいから」(30歳/その他/事務系専門職)■瞬が好き!・「ネビュラチェーン(星雲鎖)という技が印象に残っている」(36歳/その他/技術職)・「物語を進めるうえで欠かせない登場人物のひとりだと思う」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■番外編:このキャラクターが好き!・城戸沙織(アテナ):「私はドM」(50歳以上/電機/技術職)・ラダマンティス:「最強と言われるゴールドクロスを苦しめた強い敵だから」(40歳/電機/技術職)・ムウ:「ゴールドセイントなのに、いきなり戦わないとかかっこよすぎる!」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)総評「かっこいい!」や「主役が一番」などの理由で他に大差を付けて1位になったのは、やはり主人公の「星矢」でした。読者からは「未熟ながらも強敵に挑んでいく姿がかっこいい」というコメントもあり、人間として成長していく姿に共感を覚えた人も少なくないようです。単に強いだけのキャラクターじゃないところが人気の秘密と言えそうですね。2位に続いたのは主要登場人物のひとり、「氷河」。読者からは「クールな印象がいい」という声が多く寄せられていました。かげりのあるキャラクターでありながら、仲間に対してアツいところを評価する人も少なくありませんでした。なかには「ダイヤモンドダストがお気に入り」という人も。確かに氷河のキャラにふさわしい、クールな必殺技でしたね。同率で3位にランクインしたのが「紫龍」と「一輝」です。紫龍は孤児という境遇から努力を重ねて成長していく姿に共感した人が多かったようで、「努力家だから好き」などの声が寄せられていました。一輝に関しては、ブロンズセイント最強とも言える「強さ」を評価した読者が複数いました。「ネビュラチェーンが印象に残っている」などの理由で5位になったのが「瞬」です。星矢や氷河、一輝らとともに名前を挙げている人も多くいました。物語の進行に欠かせない主要キャラの一人として根強い人気があるようです。なお、「お嬢さまキャラが好き」や「やっぱり女王様がいい!」などの理由でヒロインの城戸沙織(アテナ)にも多くの票が集まっていました。なかには「私はドM」とコメントした読者も……。確かに13歳とは思えないほど大人っぽいキャラでしたね。ほかにも、ムウやシャカ、シャイナ、童虎なども票を集めていました。味のあるキャラクターが多いところが、20年以上にわたって人気を保ち続けてきた理由と言えそうです。(文・山口優)調査時期:2012年3月16日~3月27日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性333名(その他と回答した35.1%をのぞく)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】『ファイナルファンタジー』シリーズの登場人物クラウド・ストライフが実世界に存在したら!?似ていると思う俳優ランキング【ランキング男性編】もう一度見たい!!リメイクしてほしい90年代アニメランキング【ランキング男性編】『ONE PIECE』と『DRAGON BALL』の見てみたいコラボレーションランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年05月05日『ロングバケーション』など数々の大ヒットドラマを手がけた脚本家、北川悦吏子が初の舞台作品に挑戦。真矢みき主演による大人のラブ・コメディ『彼女の言うことには。』が4月、東京・渋谷のPARCO劇場に登場する。パリ発東京行きの飛行機の中、隣り合わせた男女(真矢、筒井道隆)と好奇心旺盛なキャビン・アテンダント(矢田亜希子)を中心に展開するウイットに富んだ会話劇だ。北川とともに多くのドラマをヒットさせた永山耕三が演出を担当。恋愛ドラマの強力コンビが構築するコミカルでちょっとせつない“アラフォーの恋”、その気になる舞台の稽古場を訪れた。『彼女の言うことには。』チケット情報稽古開始前、真矢が真っ先に「今、私たちに必要とされているのは柔軟性なんです。すごく変わった形態を取っているので」と教えてくれた。普段の舞台作りとはだいぶ勝手が違うようで、筒井曰く「台本が非常に映像的。これがどうやって舞台になるんだろう!?と楽しみですね」。今回が初舞台となる矢田は「だからかな?舞台の台本を初めて読みましたけど、私にとっては逆にすごく読みやすかった」と語っていた。「稽古、すごいことになってますよ!」という筒井の言葉に期待を募らせて、いざ稽古を見学。主人公の夏来(真矢)の失恋話を、たまたま隣の席に座った是枝(筒井)が聞くハメになる……というシーンだ。ふたりの会話の応酬は驚くほどにナチュラルで、もしや素のおふたり?と見紛うほど。情感こめて思い出を語る夏来と、迷惑そうにそっけないリアクションを返す是枝の温度差が、絶妙なおかしさを生み出していく。お茶目なCAを演じる矢田は、ところどころでふたりの会話に首を突っ込み、笑いを増幅。「あんなCAがいたらちょっと面白いよね、と思っていただけたら嬉しいです(笑)」(矢田)。一途だけれど少々厄介、そんな憎めない可愛らしさを熱演する真矢の姿に、筒井と矢田が思わず吹き出してしまう一幕も見られた。アンサンブルの動きや小道具使いによって、夏来や是枝の回想シーンを巧妙に描き出していく。その演出こそが筒井の言う「すごいこと」で、なるほどこうなるのか!と感心しきり。その全容はぜひ劇場で確かめていただきたい。「人を好きになるのはいいことだな、と強く思える舞台にしたいですね」(筒井)。テレビで味わった恋愛ドラマのときめきを、よりリアルに体感できるはずだ。「今回は乱気流そのものみたいな役(笑)。大人になると感情に蓋をしてしまいがちだけど、この機内では本音が散らばっています。もがき、あがいている大人って愛おしい、と感じていただけたらいいですね」(真矢)。公演は4月15日(日)から5月6日(日)までPARCO劇場にて上演。チケットは発売中。その後、名古屋、大阪、福岡と各地を回る。取材・文:上野紀子
2012年03月27日菜々緒、西川貴教との結婚は良い方向にもって行きたい8日、都内でモデルの菜々緒が、雑誌「GINGER」と、オーストラリア政府観光局とがコラボしたトークイベント「オーストラリアで美女になろう!」に出席。T.M.Revolutionの西川貴教と同棲中の菜々緒は、集まった芸能レポーターからの西川との恋愛に対する質問に明るく答えている様子がユーチューブにアップされた。菜々緒の返答記者の「充分美しい菜々緒さんだが恋をすると益々綺麗になりますね」の言葉に、菜々緒「嬉しいです」と答え、オーストラリアの観光スポット「ハートリーフ」についても、「好きな人と行きたい。海外旅行も全然行けてないので、(自宅へ帰ってから)『いつか行こうね』という会話はしたい」と話す。また、記者から電撃入籍の可能性を聞かれ、「電撃入籍は無いが、将来的には良い方向へ行きたい。出来ちゃった結婚は、しないようにしたい。」と、結婚への気持ちを語った。終始笑顔で記者の質問に答えた菜々緒の心の中には、西川との新たな出発への気持ちが固まっているように見えた。菜々緒公式ブログ元の記事を読む
2012年03月12日映画『ヤング≒アダルト』の特別試写会が2月21日(火)に都内で開催され、上映前のトークイベントに医師でタレントの西川史子が登場した。『JUNO/ジュノ』の監督(ジェイソン・ライトマン)と脚本家(ディアブロ・コディ)コンビによる本作。37歳にして大人になりきれない主人公・メイビス(シャーリーズ・セロン)が青春の輝きを取り戻そうと舞い戻った故郷の街で起こす騒動を描き出す。メイビスが劇中、キティのTシャツを着用することから、キティちゃんがイメージキャラクターを務める「子宮頸がん予防開発プロジェクト~Hello Smile」の協力を得て、今回のイベントが実現した。メイビスの痛々しい様子が西川さんと重なるのでは?という指摘に西川さんは「かぶってはないですよ!」と否定しつつも「自分を見ているかのように思えるところもありました」と苦笑交じり。この日は、“ヤング≒アダルト度”をチェックすべく用意された質問に○×で応じたが、「いまも昔の輝きを忘れられない?」という問いに「×」を掲げながらも「そう言い切れないかもしれない。同窓会に行ったら、同級生が『もう、1枚1枚丁寧に脱がしてもらえる時期は終わってる』と言ってました」と生々しい例を挙げて嘆息していた。犬だけが唯一の理解者であるメイビスにちなんだ「ペットだけが自分を理解してくれる?」という設問には「ペットは飼ってないので」とこちらも「×」。だが「ペットと言えば主人ですかね。何でも分かってもらおうとしても、女心は分かってもらえない。でも(夫は)犬だと思えば気にならない」と語り笑いを誘った。思わず司会者から漏れた「幸せですか?」という言葉に「いえ、そんなには」と即答。「これくらいがちょうどいいです」とあきらめたような表情を見せていた。イベント後の取材で報道陣に早速その点を突かれると「誰とは言いませんが、『パンを焼きました』とブログに上げるような“幸せな家庭”は嫌です。あれを書いてる人の食卓に、実はダンナさんはいなかったりするんじゃないかと思います」と毒舌まじりに持論を展開。結婚して2年になるが「子供は?」という問いに「欲しいですね。こうなると子供がいないと持ちませんからね」と語った。報道陣からはTVで共演経験のある休養中の「オセロ」中島知子に関する質問も。「同い年なので難しい年頃なんですかね…」としみじみ。「医者の力だけで治るものではないし、信頼できる家族の方などの協力が必要だと思います」と語っていた。『ヤング≒アダルト』は2月25日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■関連作品:ヤング≒アダルト 2012年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions, LLC. All Rights Reserved.■関連記事:女の幸せは尽きないし、だからイタクも面白い?『ヤング≒アダルト』に集まる共感の声『アーティスト』の名犬・アギー、“犬”版アカデミー賞で最優秀賞受賞!“こじらせ女子”を反面教師にすべし?『ヤング≒アダルト』に見る、女性の本音『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイラー監督、WGAWポール・セルヴィン賞受賞人間以上にバトル過熱化?巨匠&名優が擁立する、アカデミー賞級の“犬”たち
2012年02月21日世界で愛される1億部突破の人気ベストセラー、待望の映画化!『マジック・ツリーハウス』で、過去に失われた本を集める魔法の国キャメロットの魔法使い・モーガンの声を務める、真矢みきの独占インタビューをお届けする。●モーガンに共感するところ凛としているように周りからは見られているモーガン、また私でありますが、ちょっとおせっかいなところがあったり、先輩の魔法使いに「君はいつもやりすぎる」と言われ、結局はネズミに変えられてしまったり。私もおっちょこちょいなところとか、おせっかいなところがあるので、そういうところが似ているなと思いました。●北川さんと芦田さんの声優の演技について役にもよると思いますが、私の役どころで追求しなくてはいけないところがどちらかというとリアルと言うよりも、何というか人間界との違いというものを表現する事だったので特にそう思ったのですが、愛菜ちゃんはすごくリアルにキャラクターと一体となっていて、映像の世界の少女が本当に走って色々な探検している形に見えました。景子ちゃんはとにかく、本当に男の子が声優をやっていると思っていました!景子ちゃんとは仕事を何回かご一緒させて頂いているのですけれども、あんな声は聞いた事がないので、びっくりしました。そして、初めての声優のお仕事ということで更にびっくりしました。二人とも役にぴったりだったので、キャスティングをされる方って凄いなと思いました(笑)。●子供の頃の夢実は、本作にあてて言っている訳では決してないのですが、私は本当に魔法使いになりたかったんです。魔法使いというか、空を飛べたりだとかそういう事を真剣に考えていたので、今回疑似体験ができてとても楽しかったです。●本は好き?本は大好きです。子供の頃、猫が旅行する「ふうちゃんの大りょこう」という本だったかな…旅行ものが好きでした。見た事のない世界のお話とか、例えばアラビアのお話とか。だからやはり見た事のない国とかそういう絵本を読んでいました。※参考:「ふうちゃんの大りょこう」の内容は、小さい女の子のふうちゃんが、迷い猫を探して一人飛行機に乗ってNYまで行く大旅行の話。●『マジック・ツリーハウス』があったらどこに行きたい?行きたいところがあり過ぎて困りますね。宇宙も行ってみたいです。銀河系がどういう縦列になっているのかを一応は習ってはいますけれども、実際に間近で見てみたいです。昔から不思議な事が好きだったので、実際地球にある見た事のない国に行きたいし、もっと先を言っちゃうと銀河系ってどうなってるの?どこまでもあるの?とか、そういう事をずっと考えて天体を見上げたりします。あと、考古学の昔の物を発掘するとか、とにかく今見ることができない過去と未来とを追求するような事が好きです。もちろん現在も好きですが。●ウーマンエキサイト読者にメッセージ歴史に基づいた話が多く出てくるので、分かっている話でも映像化となるとまた楽しみ方も違うし、特にポンペイの話は、本当に街ってこうなっていたんじゃないかな、と。ある程度は大人ですから、活字とあとは残っている写真とかで記憶しているものですが、それがアニメと繋がって、歩いて街並みができて、山が噴火してって絶対に見る事が出来ない事をアニメはできるので、そういう部分で童心にかえれます。特に子どもの場合は本が好きになると思うんです。そして楽しみながら歴史が分かっていく事が2度美味しいというか(笑)。とにかく沢山いろいろな要素があり、難しく歴史をとらえない頭から始められるようなそんな良い映画です。ぜひ、お子さんとご一緒に、またお友達同士で観てみてください。真矢みき元宝塚歌劇団花組男役トップスター。独自のアイディアや自由な発想で異端性を発揮し宝塚の“革命児”と話題になる。退団後は女優としてドラマ、映画、舞台、CM等で活躍するほか、「理想の上司」「理想の母親」など、各種好感度調査等では常に上位にランクイン。幅広い層より絶大な人気を集める。2012年2月公開 映画『ウタヒメ』2012年3月21日(水)21:00~ TBS系スペシャルドラマ『伝説のホスピスナース(仮)』主演2012年4月~5月 パルコ劇場他 舞台『彼女の言うことには。』主演作品情報『 マジック・ツリーハウス 』監督:錦織 博原作:メアリー・ポープ・オズボーン「マジック・ツリーハウス」(メディアファクトリー刊)出演:北川景子 芦田愛菜(W主演)/山寺宏一 水樹奈々/真矢みき2012年1月7日(土)全国ロードショー(c)メアリー・ポープ・オズボーン/「マジック・ツリーハウス」製作委員会
2011年12月28日雑誌「STORY」主催の賞を受賞1日、女優の真矢みきが、光文社の女性ファッション誌「STORY」が主催する「STORY 2011 Woman of the year」に選ばれ、その授賞式に出席、喜びを語った。歳を重ねても凛とした美しさを放つ彼女。納得の受賞といえるだろう。「STORY 2011 Woman of the year」は、昨年創設された賞で、その年1年間で社会的に活躍し、最も輝きを放った女性をたたえようというもの。第1回となった昨年は草刈民代に贈られている。真矢は、3月11日の東日本大震災後、“貴方と一緒にいます”をキャッチフレーズとした「心と力を合わせよう~Hands Together~」プロジェクトを立ち上げるなど、被災地支援の活動も精力的に展開している。受賞にはひたすら恐縮…気になる美の秘訣は??受賞に関しては「目の前のことを一生懸命にやってきただけ」なので…と恐縮していた彼女。ただ、自分が純粋にやってきたことを評価されたことに対しては、素直に喜びを表現したそうだ。40代になっても美しい彼女。現在は、昔よりはバランスよい食生活を心掛けているのだとか。『丁寧に生きたい』と思っており、それをテーマにしようかとも考えているそうだ。また「いつも新たな目線になれたらいい」と語り、常に好奇心旺盛でいたい、目を輝かせられる人間でありたいと思うという。外見的なケアももちろん重要だが、こうした考え方、物事への向き合い方こそ、一番の彼女の美の秘訣なのかもしれない。元の記事を読む
2011年11月03日西川貴教主演のロックミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』の製作発表が9月30日、都内で行われ、西川のほか共演の島谷ひとみ、川平慈英、山崎裕太、高橋由美子、misonoが登壇した。『ロック・オブ・エイジズ』チケット情報ジャーニー、ボン・ジョヴィ、スティクス、REOスピードワゴンなど、1980年代を彩ったロック・ナンバーで構成された本作は、2006年ロサンゼルスで初演後、2009年にはブロードウェイ進出、その年のトニー賞作品賞を含む5部門にノミネートされた。現在もブロードウェイ上演中で、今回本邦初演となる。物語の舞台は1987年のロサンゼルス。ロック・シンガーを夢見る青年・ドリュー(西川)と女優志望の少女・シェリー(島谷)の恋の行方と、街の都市計画の話を絡めて描く。来年にはトム・クルーズ、メアリー・J.ブライジらの出演で映画化も予定されている。製作発表は作品の色に合わせてか、ハイテンションな雰囲気に。狂言回し・ロニー役の川平が「物語はマンガみたいな話なんですが、(ミュージカルナンバーの)1曲1曲がメガトンパンチみたいに『クーッ!!』と(ツボに)入ります」と独特の言い回しで作品を説明すると、misonoは作品の一押しナンバーを訊かれて「タイトルが(英語なので)覚えられない」とトボけ、仲の良い西川や山崎から一斉にツッコミを受ける場面も。西川は川平に煽られ、自身が出演する人気CM『消臭力』のフレーズを披露する一幕もあったが、主演らしく「このミュージカルを日本人キャストで上演できて、その一員になれることが本当に嬉しい。作品に詰め込まれている楽曲は僕自身もリアルタイムで聴いてきたものでしたし、ミュージカルをやらせていただけることで自分の音楽の原体験をもう一度追体験させていただきながら、自分のなかで音楽とどう向き合ってきたのか改めて考えさせてもらえる。(観客も)一緒に歌って盛り上がれるような今までにないミュージカルが作れれば」と締めた。またヒロイン役の島谷は、共演者が歌いたがっているエクストリームの『More Than Words』を披露することになり、他のキャストに「ごめんなさい!!」と詫びをいれながらも、「私にロックなイメージがあまりないと思うのですけれど、そんな中で起用していただいたので、(舞台で)ロックな部分を出していきます!」とコメントし、気合いを見せた。東京公演は10月28日(金)から11月6日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて。その後、大阪は11月11日(金)から13日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて、福岡は11月19日(土)にアルモニーサンク北九州ソレイユホールにて上演する。チケットはいずれも発売中。
2011年10月03日女優の杉本彩とタレントで女医の西川史子が7月1日(木)、東京・西新宿のハイアットリージェンシー東京で行われた映画『恋するベーカリー〜別れた夫と恋愛する場合〜』DVD&ブルーレイリリース記念女子限定試写会に出席。自殺した韓国の俳優で歌手パク・ヨンハさんに哀悼の意を示した。ヨンハさんは6月30日(水)早朝に自宅マンションの自室で首を吊った状態で発見され、警察は現場の状況から自殺と断定した。遺書などは現在までに発見されていないが、末期がんと伝えられる父親の看病、芸能活動、事業などから抱えこんだストレスが原因と考えられている。杉本さんは「韓国は儒教の国でもありますから、家族の絆、呪縛から解き放たれないで、精神的に自立しきれない部分もあったのでしょうか…」。西川さんは「韓国の芸能界はすごい大変だと聞きます。すごく精神的に繊細な方だと思うので、魑魅魍魎の世界で生きるには繊細過ぎたのかも」と、共に沈痛な面持ちで悼んだ。イベントでは本作にちなみ、元カレと恋愛が出来るか?をテーマに2人がトークを展開。杉本さんは「一度消えた恋の炎がもう一度燃え上がることは、私の中ではありえない。よっぽど枯れているとかだったらあるのかも」と否定したが、対照的に西川さんは「よりを戻したことは何度かありますよ、慣れた肌が懐かしくって」と肯定派。ロックバンド、安全地帯のボーカル、玉置浩二と交際中で芸能活動を自粛中のタレント、青田典子の話題に、杉本さんは「何でこのタイミングなんだろう?と思います。前にも付き合っていたの?じゃあよっぽど寂しかったんじゃ」。西川さんも「よくやりますね」と揃って冷ややかだった。一方で、バツイチの杉本さんは「結婚は本人たち以外にいろいろな人が関わるから、2人の関係にはマイナス。もう結婚は私の人生の中にない」とこの日も持論の結婚不要論を展開。今年2月14日に元葛飾区議会議員の福本亜細亜氏と挙式した新婚の西川さんが「いま、浮気しちゃいけないって思ってストレス感じています」とボヤくと、「それが世間のモラルだから。こうあるべき、こう見られたいとか、世の中のモノサシで測ると幸せになれない」とアドバイス。西川さんは「浮気したくなってきちゃったな〜」と杉本さんに大いに刺激された様子で、不倫願望(?)を口にしていた。ちなみに、この2人のためのような(?)企画、「女のみだら度チェック」が本作のDVD&ブルーレイ公式サイトで実施中。果たしてこの2人のみだら度は…?映画『恋するベーカリー〜別れた夫と恋愛する場合〜』DVD&ブルーレイは7月2日(金)よりリリース。(photo/text:Yoko Saito)『恋するベーカリー〜別れた夫と恋愛する場合〜』DVD価格:3,990円(税込)『恋するベーカリー〜別れた夫と恋愛する場合〜』ブルーレイ価格:4,935円(税込)発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント発売日:7月2日(金)公式サイト:■関連作品:恋するベーカリー 2010年2月19日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:アカデミー賞授賞式今年の“ベストプレゼンター”部門受賞者はベン・スティラー?年を重ねてもハリウッド最前線で輝く秘訣メリル・ストリープに習う“女の手本”ザックにマイリー、『トワイライト』コンビも!アカデミー賞プレゼンター追加発表梅宮アンナ復縁&スピード破局に揺れる女心語る迷いながらも前向きに生きる幸せさがし『恋するベーカリー』特製バッグを3名様にプレゼント
2010年07月01日長編デビュー作『蛇イチゴ』、海外を含む各地の映画祭で激賞された『ゆれる』など、登場人物たちの微妙な心の揺れを切り取った独特の世界観で熱烈なファンを持つ西川美和監督。彼女が最新作『ディア・ドクター』で描く主人公は医者…しかも免許を持たないニセモノのドクターである。演じるのは、これが映画初主演となる笑福亭鶴瓶。なぜ“ニセモノ”の物語?なぜ、医者?なぜ、鶴瓶?監督に疑問をぶつけた。僻地の医師不足、終末期医療など、現代の医療が抱える様々な問題を浮かび上がらせる本作だが、なぜ“医療”を扱うことになったのだろうか?監督は「実はいろんな選択肢があって、政治家とかもいいなと思ったんです。総理大臣とかニセモノっぽいし」と笑顔を浮かべつつ、こう続ける。「観る人のために、本物とニセモノがはっきりと分かるものがよかった。とすると、免許が必要で、かつ社会的責任があって、生活に近いもので…と考えたら弁護士や教師よりも医者だな、と。医師って不思議な職業ですよね。生命を左右する技術や権利を持っていて、ある意味、人間じゃないような。そういう“力”を持った人の内にあるものは何なのか?もし、そういう人が間違った考え方を持ったらどうなるのか?ということにも興味がありました」。同時に、「生まれて初めて」という入院生活を送ったことも影響したようだ。「実際に世の中で言われるような、医療に関する不満みたいな部分を実感したところもありました。診察する先生が毎日替わって、同じ説明を毎回繰り返さなくちゃいけなかったり。一方で、こんなに大変な仕事があるんだろうか?と思うくらい、忙しい実態も目の当たりにしました。私が入院したのは都内の大学病院でしたが、その裏返しのような存在が僻地の診療所なんです。現代医療においては、必要がない治療方法をあえて施し、それで患者は安心したり、患者の性格的な部分までを踏まえて診ている。大学病院と僻地の先生で求められる技術の質が違うんですよ」。話を聞いていると、すでに監督自身、立派な無免許医師になれそうだが…。「多分、誰でもなりうると思います(あっさり)。実際にお話を伺った先生もそう言ってました(笑)。机で学ぶことがいかに微細なことなのか、とベテランの方ほどおっしゃいますね。絶対ムリ、とはじめは思ってたんだけど、取材や勉強を進めていくうちに、何となくそれが分かってきました」。初主演となった鶴瓶さんの魅力を監督は「ライブ」と表現する。「(鶴瓶)師匠は本当に…脚本を読まない(笑)。衣裳着て、現場に入ってその場で作り上げるんです。『どうやったっけ?このシーン何?』って…。想像できないものを作る可能性を秘めている、というのが起用の最大のポイントです。そこに瑛太くんや香川さんが絡むのが面白いな、と」。日本中の誰もが知っている鶴瓶さんなのに、映画の中では鶴瓶さんに見えない。そう伝えると、監督は静かにうなずいた。「観た人に『鶴瓶にしか見えない』と言われるのが一番辛いので、そうじゃないものを目指し、作り上げていきました。でも最近は、逆に『実は元々、映画の中で演じたような人だったのかもしれない』と思うこともあります。とにかく得体が知れないんです(笑)。そもそも、人を喜ばせたいという本能がすごく強い人なんですが、実は、(鶴瓶さん扮する)伊野という男の原動力もそこにある。善人ではないけど、目の前の人のリクエストに応えてしまう、という」。映画を観ていて、伊野の描き方を含め、“ニセモノ”に対する愛情のようなものを感じるが…。「ニセモノ、大好きです(笑)。逆に本家本元の方が怖いかも。インチキ臭くて胡散臭いもの…本物になれないところがかわいくもありますね」。そして、伊野というニセモノの存在についてこんなメッセージも。「別に、彼のことを『悪いやつだ』と思ってくれてもいいんです。でも、その基準を何か別のものに求めるのではなく自分の目で、フィルターを通さずに見て判断してほしいですね」。■関連作品:ディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会■関連記事:瑛太、鶴瓶と過ごしたひと夏の思い出にニンマリ「本当にずーっと一緒にいました」鶴瓶&瑛太が深酒で倒れた?余貴美子も病院送りの恐るべき『ディア・ドクター』誰しもが抱える“嘘”から見る人間の“揺れ”西川美和最新作『ディア・ドクター』初主演・笑福亭鶴瓶×瑛太!『ディア・ドクター』試写会に10組20名様ご招待西川美和監督最新作『ディア・ドクター』で鶴瓶が世界デビュー!いざモントリオールへ
2009年06月29日人は多かれ少なかれ嘘をついて生きている──。数々の映画賞を総なめにした『ゆれる』(’06)に続いて西川美和監督が描くのは、そんな誰もが生きていく上でひとつは抱えている“嘘”をテーマにした人間ドラマ。ある小さな村で起きた医師の失踪事件から物語は始まり、彼の素性が徐々に浮かび上がっていく。真実と嘘、善と悪、生と死の間で揺れ動く人々の心情がリアルに映し出されるが、結末に用意されているのは否定でも肯定でもない何ともあやふやなものだ。しかしながら、何故かほっとさせられるのは私たち自身があやふやな存在だからゆえ。境界線がないからこそ、白黒はっきりしない余韻が心地よく感じられる。そして、原作・脚本・監督の全てを手がける西川美和が本作の主役に選んだのは、その名前と顔を知らない日本人はいない男・笑福亭鶴瓶。芸歴37年目にして主役を張り、致命的な秘密を抱えながらも僻村の唯一の医師として人々に慕われる伊野を演じている。さらに、彼のもとに転がり込む研修医の相馬役の瑛太をはじめ、八千草薫、余貴美子、香川照之といった日本映画界屈指の実力派たちが顔を揃えているのも見どころ。ハリウッド超大作のように派手な映像も仕掛けもないが、現代に生きる人々の心の処方箋になりうる作品であることは確か。主人公の心の揺れを感じることで、自分自身の中にある揺れを受け入れられる…小さな感動を与えてくれる本作のような映画こそが悩める現代人にとって必要な映画と言える。また、原作ありきの映画が当たり前の昨今、これだけ興味深いオリジナル・ストーリーを観ないなんて損!(text:Rie Shintani)■関連作品:Dear Doctorディア・ドクター 2009年6月27日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009『Dear Doctor』製作委員会■関連記事:初主演・笑福亭鶴瓶×瑛太!『ディア・ドクター』試写会に10組20名様ご招待西川美和監督最新作『ディア・ドクター』で鶴瓶が世界デビュー!いざモントリオールへ
2009年06月10日