女優の平愛梨が6月2日(火)、主演を務めた人気ホラー最終章 『呪怨 -ザ・ファイナル-』の完成披露試写会に出席。「極度の怖がり。不安でした」とふり返る平さんは、「怖さのあまり、過呼吸や貧血になってしまって…」と撮影現場での苦労を明かした。東京・新宿バルト9で行われた完成披露試写会には平さんをはじめ、共演する桐山漣、おのののか、落合正幸監督が出席したほか、本作のキーパーソンである伽椰子役の最所美咲と、俊雄役の小林颯くんが劇中と同じメイクで乱入!これには平さんも「おったまげた」と驚きを隠せない様子だった。小学校教師をしている妹・結衣の失踪を聞いた姉の麻衣(平愛さん)は、結衣が頻繁に「佐伯俊雄」という不登校の生徒の家を訪れていたことを突き止める。麻衣は、「佐伯俊雄」の居場所を捜索し始めるが…。日本国民が選ぶ「最も怖い映画」第1位を獲得した『呪怨』シリーズの最新作にして最終章にあたる。この日は本作が韓国、台湾をはじめ、アジア11の国と地域で公開されることが発表され、落合監督は「映画はファイナルですが、この呪いは永遠です。これからも世界中に蔓延するはず」と高らかに宣伝。「最終章というプレッシャーはありましたが、その分、いろんな恐怖シーンを盛り込んだ。僕ら自身も呪いのせいで、映画を“撮らされている”感覚だった」と不敵な笑みを浮かべていた。なお、同日より映画とコラボしたLINEスタンプ、その名も「呪って怨んで」がLINEストアで発売されている。『呪怨 -ザ・ファイナル-』は6月20日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月02日女優の平愛梨が主演する『呪怨』シリーズ最新作『呪怨 -ザ・ファイナル-』(6月20日公開)の予告編が公開された。予告冒頭では、前作『呪怨 –終わりの始まり-』(2014年)に登場した竹田(袴田吉彦)が登場。忍び寄る伽椰子、増殖する俊雄。さらに、謎の少女"絵菜"(RIMI)もなぜか"俊雄"と名乗りだす。「これで終わり」、「繰り返される、ずっと」と交互にささやかれるセリフが不気味に響く。そして、映像のラストでは主人公・麻衣(平)の妹で、『呪怨 –終わりの始まり-』で失踪したはずの結衣(佐々木希)の姿もかいま見える。本作は、日本国民が選ぶ「最も怖い映画」第1位に選出され、ハリウッド版では世界中を恐怖の渦に巻き込んだ『呪怨』シリーズの最新作にして最終章。共演には俳優の桐山漣をはじめ、タレントのおのののか、 柳ゆり菜、松浦雅ら注目のキャストが脇を固める。(C)2015『呪怨 –ザ・ファイナル-』製作委員会
2015年05月11日日本国民が選ぶ「最も怖い映画シリーズ」堂々1位に輝き、ハリウッドリメイクもされた恐怖シリーズの最新作にして最終章『呪怨 ーザ・ファイナルー』。主演に平愛梨、イケメン俳優の桐山漣、本格映画初出演となるおのののかを始め、柳ゆり菜、松浦雅など注目の俳優陣が名を連ねるなか、YouTuberの草分け的存在のHIKAKIN(ヒカキン)が登場していることが明らかとなった。小学校教師をしている妹・結衣の失踪を聞いた姉の麻衣(平愛梨)は、結衣が頻繁に「佐伯俊雄」という不登校の生徒の家を訪れていたことを知る。手がかりを得るため、「佐伯俊雄」の居場所を捜索し始めた麻衣。しかし、その日から、麻衣の周りで不可解な事が起こり始める…。過去に国内7作品、海外リメイク3作品が登場し、『リング』と並んで90年代後半から続くジャパニーズホラーブームを牽引してきた『呪怨』シリーズ。そのファイナルとなる本作で俳優初挑戦を果たしているのが、HIKAKINだ。現在YouTubeにてHIKAKIN、HikakinTV、HikakinGames、HikakinBlogと4チャンネルを運営し、動画の総アクセス数は18億回!チャンネル登録者数は計530万人以上、月間アクセスは1億回にも上る日本人YouTuberの草分け的存在でありながら、ビートボクサーとして2013年には「エアロスミス」のツアーに参加するなど、その多才ぶりも注目を集めている。劇中では、ファミレス店員の斉川役で、演技初挑戦となったHIKAIKINさん。現場では細かな動きのチェックにも余念がなく、その真面目さには落合正幸監督やプロデューサーも「お願いしてよかった」と大満足だったという。HIKAKINさんは「演技は初めてだったのですが、正直言うと『初めてでいきなりこの演技する !?』って場面があって、現場では本当に緊張しました(笑)」と告白。「ただ吹っ切れて思い切りやれたので、自分でも作品がいまから楽しみです。相当怖いシーンで出てくるのでお楽しみに!」と本作をアピールした。その恐怖におののく表情の先には、いったい何が…!?最強ジャパニーズホラーの最終章がますます楽しみになってきた。『呪怨 ーザ・ファイナルー』は6月20日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月09日女優の平愛梨が主演する、6月20日公開の映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』の場面写真と予告映像が17日、公開された。日本国民が選ぶ「最も怖い映画シリーズ」第1位に選ばれ、ハリウッドリメイクもされるなど、世界中を恐怖の渦に巻き込んだ『呪怨』シリーズの最新作にして最終章となる本作。小学校教師をしている妹・結衣の失踪を聞いた麻衣(平)は、結衣が頻繁に「佐伯俊雄」という不登校の生徒の家を訪れていたことを知る。手がかりを得るため、「佐伯俊雄」の居場所を捜索し始めた麻衣だったが、その日から彼女の周りでは不可解な事が起こり始める。今回公開された場面写真は、落合正幸監督に「目の美しさはホラーを演じるために生まれてきたかのよう」と言わしめた主演の平が、恐怖で目を大きく見開き、何かを見つめているシーンを捉えている。平の瞳に映るのは、やはり伽椰子と俊雄か…。そのほか、約30秒の予告映像も到着。16年間の過去作品を振り返ったかと思うと、秒針の音が徐々に早くなり、これまでの恐怖を呼び起こす「あああ」の奇声。暗闇の中から呪怨シリーズではおなじみとなった伽椰子と俊雄が突如現れる、スリリングな内容になっている。
2015年03月17日女優の平愛梨が主演する、6月20日公開の映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』のメインビジュアルが13日、公開された。本作は、日本国民が選ぶ「最も怖い映画シリーズ」第1位に選ばれ、ハリウッドリメイクもされるなど、世界中を恐怖の渦に巻き込んだ『呪怨』シリーズの最新作にして最終章。ビデオ版『呪怨』(1999年)に始まり、さらにスリリングになりながらたどり着いたシリーズ10作目の『呪怨 -終わりの始まり-』(2014年)を経て、メインビジュアルの「終わりが、終わる」のメッセージに込められたのは、この呪いの鎖の"本当の終わり"。一見シンプルに見えるデザインだが、目をこらすとぼんやりと少年の白い影が浮かび上がっているのがわかる。小学校教師をしている妹・結衣の失踪を聞いた麻衣(平)は、結衣が頻繁に「佐伯俊雄」という不登校の生徒の家を訪れていたことを知る。手がかりを得るため、「佐伯俊雄」の居場所を捜索し始めた麻衣だったが、その日から彼女の周りでは不可解な事が起こり始める。
2015年03月13日6月20日公開の映画『呪怨-ザ・ファイナル-』のお祓い式&製作発表記者会見が17日、東京・神楽坂の赤城神社で行われ、平愛梨、最所美咲、小林颯(こばやし かい)、落合正幸監督が出席した。ハリウッドでリメイクもされて世界中を恐怖の渦に巻き込んだ『呪怨』シリーズ最新作にして最終章となる本作。この日は主演の平愛梨と落合監督が神楽坂の赤城神社を訪れて撮影が無事終了することを祈願したお祓い式に参列。続けて最所美咲と小林颯を交えて製作会見を行った。主演の平は「まさか自分がやるとは思っていませんでした。究極の怖がりなので信じられません…。お話をいただいて実感が湧きませんでしたが、先ほどお祓いをして段々と実感が湧いてきました。『怖い怖い』と言っていられないなという思いとなり、『やらなきゃな』という気持ちにもなりました」と率直な感想を。そんな平を抜擢した落合監督は「今はバラエティの印象が強いですけど、愛梨ちゃんは可愛らしい笑顔で心模様や表現する力を持ってる女優さん。目も美しく惹きつけられるので、ホラー女優として生まれてきましたよ。初めての表情を作って映画に出していただけるとうれしいです」と期待していた。また、劇中で小林とともに平を怖らがせる最所は「心苦しいんですけど、全力で驚かせにいきますので、くれぐれもよろしくおねがいします(笑)」と平に宣戦布告すれば、小林も「前回の佐々木希さんよりもっともっと平さんを怖がらせたいと思います!」と宣言。対する平は「台本を読んでいると1人でいられないぐらい怖いんです…」とホラー映画が苦手であることを告白しつつ「こんなにも可愛らしくて綺麗な方なので、どう現場で変わるのか楽しみでもあります。怖いんですが、私で良かったと思っていただけるように精一杯頑張ります!」と意欲を見せていた。映画『呪怨-ザ・ファイナルザ・ファイナル-』は、6月20日より新宿バルト9ほか全国公開。
2015年02月18日「空間をメディアにしたメッセージの伝達」をテーマにブランディングプロモーションを手掛けてきたJTQ代表の谷川じゅんじが、新潟燕三条の無形文化財・鎚起銅器の老舗「玉川堂」とコラボレーションし、アートピース「鎚起和器『月』」を発売した。鋭く輝く澄んだシルバーの半球体のデザインは、絶えることのない月の満ち欠けがモチーフ。見る角度によって満月から半月、新月へと変わる月の姿が表現されている。ボトルクーラーの他、花器やインテリアオブジェとしても使用出来る。世界で100個のみの販売で、国内価格は45万円。玉川堂は1816年に新潟燕三条に創業し、約200年にわたり鎚起銅器の製法を継承してきた国内唯一の鎚起銅器工房として、文化庁と新潟県より無形文化財指定を受けている。鎚起とは、1枚の銅板を大小様々な金鎚や木槌を使って打ち延ばし、打ち縮めて器を製作する伝統技術。職人の手で一つずつ打ち出される銅器は、使うほど手に馴染み、味わいある光沢を帯びていく点が最大の魅力。2014年8月に東京・青山の骨董通りにショップもオープンした。
2014年11月17日作・谷川俊太郎氏、絵・松本大洋氏、企画監修・糸井重里氏による絵本『かないくん』(東京糸井重里事務所/1,600円+税)。1月24日に出版され、今も品薄状態の書店が存在するという。そんな同書を元に、5月16日から6月2日にかけて、渋谷のパルコミュージアムにて原画やラフスケッチ、「死」に関する詩の展示などを行う「かないくん展」が行われる予定だ。ある意味、究極のキャリアである「死」。文章を担当した詩人・谷川俊太郎さんはどのようにとらえているのだろうか。同展に先駆けて、話を伺った。○死んでしまったら、今までの仕事が何も残らなくても構わない--早速ですが、死について、どんなイメージを持たれていますか?基本的には日本人だから、一種のアニミズムというのか…木にも草にも神様が宿る、といった考え方と同じで、自分も死んだら「土に還る」という考え方はありますね。でも「死ぬというのは肉体を置いて身体を脱ぐことになる」と考えると、だんだん「じゃあ残るのはなんだ」と思うようになりませんか? それは自分というものよりも、もっと広い…魂みたいな言い方が一番近いのかな。自由になった魂が残る、という感覚なのかなと思います。どこまで自分の記憶が残るのかはよくわからないんだけど、何かは残る、何かを感じるだろうなって思いますけどね。だから、今は死も一種の楽しみになっています。「どうなるのかな」という好奇心があるから。--例えば自分がいなくなったあとに、「これが残ってほしい」と思うお仕事ってありますか?ないんです、僕はもう。何も残らなくてもかまわない。だって自分がいないんだから、残っても楽しめないじゃない。いや「おれがえらくなってるんだ」と思えればいいけど(笑)。銅像が立ってら、なんて(死んでからも)わかってたら面白いですけどね。アインシュタインは、「死とはどういうことですか」と聞かれたときに「モーツァルトが聞けないことだ」って答えたそうで、すごく印象に残っていますね。ただ僕も、若い頃はそう思ってたんだけど、今は「死んだ方がもっとよくモーツァルトを聴けるんじゃないか」と思います(笑)。耳があるかどうかはわからないんだけど、生きてるときとは違う感覚で聴けるんじゃないかなと。五感じゃない感じ方ができたら面白い。--それはやっぱり死なないとわからないですねそう、だから楽しみなんですよね。○様々な死についての、感覚の違い--今回の「かないくん」の中には、突然の死と、だんだんいなくなる死が出てくると思います。感覚の違いはありますかそれはもちろん。亡くなる方にもよりますが、全然違いますね。うちの母は認知症になってから4年7カ月病院にいて亡くなったのですが、それと…例えば先日亡くなった広告批評の天野(祐吉)さんの死に対する感覚は少し違ってきます。その近くまで一緒に仕事で会ったりしていたので、急に亡くなることのショックというのは大きいですね。信じられないんです。だからすぐに悲しくなるというよりも、ふっと思い出して悲しくなったりします。--作中で、おじいさんが後からかないくんのことを思い出す感覚にも近いですかそうですね、きっと。自分と何か関係のある死は記憶に残るんですね。それは有名人とかじゃなくて、身近な人。僕は、第二次大戦中の東京大空襲の焼け跡の死というのも印象に残っていますね。子供だから「自分も死ぬかもしれない」という意識は全然なかったのですが。○なるべく元気に死にたいから、身体には気をつける--今までのお仕事の中で、気に入っているものはありますか?詩の中でいえば、『芝生』という詩は自分で「これはいい」と思っています。生まれ方が特別だったものだから。それから、『おならうた』みたいな言葉遊びのものも気に入っていますね。--ちなみに、お仕事にはパソコンを使われるんですね。なんだか意外でした詩人はコンピューター導入早かったですよ。絶対手書きじゃなきゃやだという人もけっこういるんですが、仕事道具としてはパソコンという人もけっこう多いです。それで、ネットを駆使して(笑)。僕は買い物とか、調べ物とか、そんなところでもよく使いますね。--今後も、死についての詩は書かれますか?自然に書いちゃうでしょうね。先日吉野弘さんという詩人が亡くなったんですが、それについて書いてくれと言われたときも、自然と詩の形になりましたね。--ふだん意識してるわけでないけど書きたい題材ではあるのでしょうか…?書きたい題材ではなく、自然に。親しみ深いテーマではあるかな。特にやっぱり、同世代の身近な方がずいぶん亡くなったから、どうしても考えてしまいます。そういう方について書く時は、どうしても意識しちゃうから。--詩人には定年がないと思うのですが、死ぬまで書き続ける予定ですか?自然にまかせて…認知症になったら書けないだろうし、例えば転んで歩けなくなってしまうこともあるだろうし、自分で予想できないので、なるようになるしかないって感じですね。でもなるべく元気に死にたいから、身体には気をつけてます。元気に死ぬっていうのが理想なんですよ。かないくん展 「ほぼ日の」死と生の展覧会5月16日~6月2日。10時~21時(入場は閉場の30分前まで。最終日は18時退場)。渋谷パルコミュージアム(渋谷パルコパート1・3F)にて開催。谷川俊太郎さんの死の詩と解説、ビデオインタビュー、『かないくん』原価28点展示、かないくんといっしょに写真を撮れるフォトコーナー、スペシャルグッズ販売などを予定。詳細は特設ページ参照。※5月25日(日)は会場内でイベントを開催するため、12:00ごろ~15:00ごろまで会場内原画展示の一部に閲覧制限がかかる。また、混雑状況によっては展覧会場への入場制限の可能性あり。
2014年05月16日関ジャニ∞の丸山隆平が主演する舞台『BOB』の製作発表が3月2日、都内で行われ、丸山のほか共演の平愛梨、片桐仁、作・演出の西田征史が登壇した。本作は3人芝居のシチュエーション・コメディ。かつては周囲が呆れるほどのバカップルだったお笑い芸人の田畑春彦(丸山)と夏美(平)は、結婚5年目に倦怠期を迎えている。些細なことで喧嘩ばかりしているふたりに、春彦のコンビの相方で友人の健太(片桐)の心配も尽きない。だが夏美の離婚の決意は固く、芸人としてうだつのあがらない春彦に三行半を突き付けて、彼女が家を飛び出すと交通事故に遭ってしまう。なんとか一命を取り留めた夏美であったが、春彦が見たのは変わり果てた夏美の姿だった。「台本も楽しく、あっという間に読めました。早く稽古に入りたい」と意気込む丸山は、妻役の平とはバラエティ番組の即興劇でカップル役を一度やったことがあると話す。「僕が悩みを抱えていて、平さんはその悩みを聞いてくれる彼女役だったのですが、その時すごく助けていただいたので、この話が来た時にピッタリなんじゃないかなと」。一方、平はその番組のエチュードで丸山の名前を間違えたそうで「丸中さんって呼んでしまって、申し訳ないなと。その申し訳ないという気持ちを今回は舞台に……」と照れくさそうに話すと、丸山から間髪入れずに「今回はその罪滅ぼしの舞台ってこと?」と訊かれる始末。平は「はい、謝罪のつもりで頑張ります」と笑顔で天然ぶりを発揮し、場を笑わせた。その後も元バカップルという設定で、ペアルックを着たり、同じ食べ物を食べたりすることは大丈夫かと丸山と片桐に問われ、平が「私はうな重だけが好きなんで」と答え、爆笑を呼ぶ場面も。丸山が「財布のことも考えてくださいね。毎日、上とか無理だからね?」と平に呼びかけると、笑って生返事をする平に丸山は形無し。丁々発止のセリフの応酬が見ものの本作を彷彿とさせる軽妙なやりとりも見せた。東京公演は4月27日(金)から5月21日(月)まで東京グローブ座にて、大阪公演は5月24日(木)から29日(火)までサンケイホールブリーゼにて上演。
2012年03月05日詩人、翻訳家、絵本作家として、多くの絵本を世に送り出している谷川俊太郎さん。さまざまな画家と仕事をするなか、谷川さんにとって特別な存在であり、創作活動に大きな刺激を受けたという堀内誠一さん、長新太さん、和田誠さんの3人との仕事を取り上げ、谷川さんの絵本の世界を紹介する展示が、ちひろ美術館・東京にて開催されている。和田誠さんによる描きおろしの作品が飾られた展示室2には、堀内誠一さんによる作品が。イラストレーター、デザイナーの枠にとどまらないダイナミックな仕事で、谷川さんが「大変優れたエディターだった」と語る堀内誠一さん。ミリオンセラーとなった『マザー・グースのうた』は絵を手がけたほか、レイアウトや校正も堀内さんが担当。そのほか、ノンセンス絵本や『わらべうた』などの原画も展示されている。 堀内誠一『マザー・グースのうた 第2集』(草思社)より 1975年同じ部屋に飾られているのが、長新太さんの作品。人から見た「わたし」について、表情豊かな絵で描かれた『わたし』をはじめ、のびのびとした長さんの絵に谷川さんは常に驚かされ、魅せられてきたそう。『にゅるぺろりん』や『えをかく』などの原画も見ることができる。 長新太『えをかく』(講談社)より 1973年展示室4は谷川さんが、その地に足のついたユーモア感覚に絶大な信頼を寄せている和田誠さん。「かがくのとも」の工場見学シリーズでは、一緒に取材に行き、その様子を描くなど、名コンビぶりが垣間みられます。谷川さんが「完成度が最も高い」と自負する『あな』をはじめ、細かく色指定されたものや手描きの原画が展示されている。 和田誠『もりのくまとテディベア』(金の星社)より 2010年展示の最後には、谷川さんの子ども時代の通信簿や写真、手紙のほか、「旅先ではその土地の民芸品を買うと決めている」という谷川さんの世界各国の旅の思い出も展示。全ての作品に、谷川さんによるコメントが書かれているので、制作秘話を知れるのも興味深い。3人の作家との仕事を通して、それぞれ違う魅力のある絵本の世界を紹介している。帰りにはぜひ、谷川さんのありがたい言葉が書かれた「俊みくじ」(100円)をお土産に。50種類の言葉が書かれていて、中にはアタリもあるのだとか。 いわさきちひろ 蝶とあかちゃん 1971年会場のちひろ美術館・東京は、絵本画家いわさきちひろさんの自宅兼アトリエ跡に作られた、絵本の専門美術館。黒柳徹子さんが館長を務めていることでも知られている。小さな子どもが無理なく鑑賞できる高さに作品を設置したり、絵本の読み聞かせやわらべうた遊びなど、親子で参加できるイベントの会も。またおもちゃで遊んだり、授乳もできる「こどものへや」、約3000冊の国内外の絵本を配架した図書室、ベビーカーの貸し出しなど、さまざまなサービスが行われている。 カフェスペースでは、たまごボーロやウェハースなど赤ちゃん用の食事も用意。絵本にたくさん触れられる、「ファーストミュージアム」としても最適な美術館。この機会にぜひ足を運んでみては?谷川俊太郎と絵本の仲間たちー堀内誠一・長新太・和田誠会期:2011年10月26日(水)〜2012年1月29日(日)10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜(但し、祝休日は開館、翌平日休館、12/26〜1/1、1/10は休館)会場:ちひろ美術館・東京 展示室2・4東京都練馬区下石神井4-7-2入館料:大人800円、高校生以下無料お問い合わせ:03-3995-0820 「ことばと音楽であそぼう! 谷川親子による子どもワークショップ」日程:2012年1月8日(日)1、11:00〜12:00(対象:小学1〜3年生)2、13:30〜15:00(対象:小学4〜6年生)講師:谷川俊太郎、谷川賢作(作曲家、ピアニスト)定員:各回40名(要申し込み、12月8日受付開始)参加費:500円その他のイベント詳細は ホームページ まで。取材/赤木真弓
2011年11月16日映画『セカンドバージン』で、るい(鈴木京香)と行(長谷川博己)が最も幸せな時間を過ごしたシーンの撮影の様子をとらえたメイキング映像と画像をシネマカフェ独占で公開!幸せそうでありながらもどこか切ない、2人の大切な日々がうかがえる。昨年、NHKで放送され大反響を呼んだ人気ドラマを映画として新たに描いた本作。京香さん演じる敏腕の出版プロデューサー・るいと長谷川さん扮する若きIT会社社長・行の17歳差の不倫愛を軸に、2人に関わる人々の愛憎や欲望、思惑が入り乱れていく。今回、公開された映像は過去の回想シーンのひとつ。2人の生活をスタートさせたばかりのるいと行が、バイクに乗って海岸を訪れ、浜辺を歩くという2人にとって最も幸せだった頃を映し出したシーン。6月上旬にクランクインし、マレーシアや都内スタジオでの撮影を経て、国内でのロケ撮影の初日の早朝、関東近郊の某海岸にて撮影された。誰もいない浜辺をまるで2人だけの世界のように、幸せそうな笑みを浮かべて歩くるいと行。「セカンドバージン」と言えば、激しいベッドシーンやドロドロの憎悪のぶつけ合いがイメージされがちだが、こちらのシーンでは2人が優しく寄り添い合い、「セカンドバージン」らしからぬ(?)、ラブラブな様子が描き出される。とは言いつつも、2人が幸せそうであればあるほど、爽やかさと同時にどこか切なさが感じられ、物悲しさがにじみ出てくるようにも…。こちらの映像からもうかがえるが、撮影当日はマレーシア並み(!)の直射日光と強風に見舞われ、砂ぼこりや雲待ちのせいで撮影は再三にわたって中断した。それでもこの日は、別の場所での別シーンの撮影も控えており、早朝から午前中の間にこちらのシーンは何とか撮り終え、一行は次の撮影現場へと向かったという。かつての幸せな日々を過ごした2人が直面する運命とは――?なお、このたび本作のスタッフが制作現場での撮影のエピソードやこぼれ話を綴った制作日誌が開設!国内で始まり、マレーシア、再び日本で行われた撮影の裏話がのぞけるのでこちらも要チェック!『セカンドバージン』は9月23日(金・祝)より全国にて公開。『セカンドバージン』制作日誌※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:セカンドバージン 2011年9月23日より公開© 2011映画「セカンドバージン」製作委員会■関連記事:ハセヒロ様登壇!「セカンドバージン」トークショー付き試写会に20組40名様ご招待倖田來未、ドラマに続き映画『セカンドバージン』でも主題歌過激な予告編も到着!京香と長谷川博己が官能的に抱き合う!『セカンドバージン』ポスター解禁鈴木京香、紫ブラウスでオーラむんむん!『セカンドバージン』の手応え明かす『セカンドバージン』ポスター&現場での鈴木京香の画像が解禁!
2011年08月23日