●本気の酸欠になってしまう激しい収録現場今年6月に公開されたCGアニメーション映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』のBlu-ray&DVDの発売とデジタル・セル配信が12月5日よりスタートした。本作は、1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載された車田正美氏原作の『聖闘士星矢』をCGアニメーション化した作品。原作・TVアニメともに非常に人気の高い、青銅聖闘士(ブロンズセイント)と黄金聖闘士(ゴールドセイント)の激闘が繰り広げられる「聖域十二宮編」が描かれ、「車田正美・熱血画道40周年記念映画」として車田氏自らがタイトルを命名している。監督は『TIGER&BUNNY』シリーズなどで知られるさとうけいいち氏、脚本は鈴木智尋氏が担当。一新されたキャラクターや聖衣(クロス)のデザイン、豪華な声優陣など大きな話題となった。今回はBlu-ray&DVD発売に合わせて、ペガサス星矢役の石川界人、アンドロメダ瞬役の岡本信彦に、作品の魅力や収録のエピソード、お互いの関係性などについて話を聞いた。──お二人は『聖闘士星矢』世代よりはやや下かと思いますが、作品についてどのようなイメージを抱いていましたか?石川界人:TVアニメは観ていないのですが、王道・熱血というイメージで、少年漫画におけるバトルものの土台を作った作品が『聖闘士星矢』だと聞いていました。岡本信彦:石川さんと同じことを聞いていて、付け加えるなら聖衣(クロス)を装着して、ファンタジー。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で言えば『ドラゴンボール』よりはファンタジー寄りの作品と捉えていました。──『聖闘士星矢』への出演が決まり、上の世代からの反響はありましたか?石川:スタッフさんに「ニュース見たよ!」とか、先輩から「あ、同じ星座だね」と言われたり。期待度、注目度が段違いの作品でしたね。岡本:TVアニメでは大御所の先輩たちが出演されていましたし、とにかく声優業界の注目度は高いです。どこの現場へ行っても「収録始まったの?」「劇場版の調子どう?」と気にかけていただいて。──ファンと業界、ともに注目度が高い作品となりましたが、収録現場での印象的なエピソードは?岡本:とくに星矢(石川)は酸素がね……(笑)。石川:星矢は叫ぶシーンが特に多かったんです。最後にはひときわ長い叫びのシーンがあり、完成した映像では星矢の顔が入れ替わるカット単位で声が聞こえますが、実際の収録ではずっと叫び続けていました。結果、酸欠になってしまい、スタッフさんにご迷惑を……。──「酸欠になりそうでした」ではなく、本気の酸欠になってしまう激しい収録だったと。石川:酸欠になると本当に目の前がブラックアウトというか、暗くなるんだなということを初めて経験しました(笑)。──アフレコで石川さんはOKが出ても、自分で納得できないシーンにはもう一度やらせてほしいと志願していたとお聞きしています。石川:実際のシーンで星矢がふらついていなくても、演じている僕がふらついてしまったわけで……自分の体調やコンディションが星矢に影響を与えてしまってはダメです。自分がふらつかずにやり続けるしかないと思い、そこは妥協せず監督にお願いしました。●岡本「星矢に対する"想い"の部分で爪あとを残そうとした」──舞台あいさつなどでは、そのあたりを山寺宏一さんをはじめとした先輩たちにいじられていましたね(笑)。石川:ええそれはもう! でもいじっていただけないとおいしくない部分もちょっとあります(笑)。岡本:「ほんと界人君は大変でした……」というテンションだとイメージ悪くなるしね(笑)。おいしくいただかないと。石川:おいしかったです(笑)。ネタにしてくれるのが先輩たちの優しさだと思います。──では、岡本さんはどうでしょう。アンドロメダ瞬を演じて印象的なシーンや収録のエピソードなど。岡本:色々とありますが、瞬の見せ場はシーンとしては結構限られてきます。そこを物語が進行するままにさらっと演じてしまうと、印象が薄くなってしまいそうだという感覚はありました。通常の作品なら"役割"を意識して割り切ることも必要ですが、『聖闘士星矢』という作品であるなら、昔からの瞬ファンも大勢います。だから、何か"爪あとを残す"ということは意識しました。感情の入れ方もわかりやすく直情的にして、星矢に対する想いは全面に、強めに出そうと思っていましたね。──具体的にはどのシーンになりますか。岡本:それは明確で、ひとつは倒れたあとに「自分は弱い」と言って立ち上がるシーン。もうひとつは星矢に小宇宙(コスモ)を与えるシーンです。飄々としてさわやかで、辛さを出さずに笑顔で乗り越える普段の瞬をベースにおきつつ、感情をむき出しにする――そんなイメージです。──瞬には、何度も何度も傷めつけられ、その後の一輝がカタルシスを開放するという一種の様式美のような部分もあるので、難しそうですね。岡本:そうなんですよ! だから戦いではなく、星矢に対する"想い"の部分で爪あとを残そうと決めていました。──石川さんは瞬から星矢への想いを感じました?石川:感じましたよ! 普段の信彦さんからも僕への想いというものを感じているので(笑)。岡本:それはあるね(笑)。界人君への想いはある。とってもある。心配になる奴……というのがあるね。いつか(収録中に)死ぬんじゃないかなと思うこともあったり。石川:迷惑ばかりかけて申し訳ないです……(笑)。真面目な話をすると、その想いを僕が肌で感じられていたかといえば、できていなかった部分もあります。というのも、自分のことに必死になりすぎて、周囲が見えなくなってしまう。星矢もアテナを護ることしか頭にないし、周りに諌められるぐらい焦っている。僕自身もこの作品を良い物にするためにどうすればいいのか、今の自分の力が足りていないなら作品の中で成長するしかないという思いが強かった。そういう部分を見た先輩たちも、こいつ焦ってて必死だからフォローしてあげようと思ってくださったのかな……と思います。──役者陣も錚々たる黄金聖闘士たちですが、その中でこいつは勝てないな! と思った相手はいますか?石川:これは非常に難しい質問……。岡本:どの方も本当にすごいですから。石川:唯一戦っていないシャカはどういう強さがあるのかわからないし、あの力を見ていると勝てないんじゃないかな……という感じはありますね。──星矢があれだけ苦戦したアイオリアを簡単に止めましたからね。石川:「目を覚ましなさい」で一瞬ですからね(笑)。岡本:往年のファンに聞くとみんな「シャカはクソ強いから!」って言うんですよ(笑)。後はムウさんでしょう。仲間に近い立ち位置だから良いものの、星矢も軽くあしらわれていました。敵だったら為す術ないなと。石川:アフロディーテを一瞬で葬ったサガは本当に強い。正直サガには勝てないな……と思っていましたが、星矢は勝ってしまいますから。──星矢の力あり、仲間やアテナの力ありの激闘でしたね。石川:そうですね。星矢は仲間たちの力を借り、僕も出演者の力を借りて。それこそ(サガ役の)山寺さんの力も借りていたと思うんです。山寺さんに引き出してもらった力でサガに勝つことができたというか。●二人が収録中や普段の生活で小宇宙を感じる瞬間とは?──アテナはおふたりから見てどうですか?石川:やっぱり女神ですからね、かわいい! そしてまっすぐ。岡本:間違いなくかわいい。守りたくなる気持ちはわかります。蓋を開けてみるとすごく誠実な子で。女神にふさわしい女の子だな、正義の心を持った少女だと思います。石川:いざという時の力もありますよね。アイオリアと対峙するシーンで謎の強大な敵に対して、コスモが溢れ出す。あれだけ自分の想いを筋を通して言うことができるのは、やはり女神の資質でしょう。──石川さんと言えばショートカット好きの印象がありますが、アテナの髪はショートとロングどちらが好きですか?岡本:そう(ショートカット好き)なの?石川:なんですか! 石川=ショートカット好きみたいな! そういう質問は初めてだな(笑)……ショートカットが好きなのは本当ですが! なので、もちろんショートがいいです。しかもその時のアテナは、ショーパン(ショートパンツ)を履いていますからね! 物語の後半で戦闘があって、ちょっとタイツが破れたところの太ももとか、すごいいいなと思います(笑)。よく見ていただけば、沙織さんの体調低下に伴い汗を書いていく描写があるんです。そういう細かい描写も見てもらえたらと思います(爆笑)。岡本:界人君のようなこだわり派はね、是非Blu-rayでコマ送りにして見てもらいたいと思いますね(笑)。──お二人が収録中や普段の生活で小宇宙を感じるのはどんな時でしょう?石川:僕が信彦さんから小宇宙を感じるのは、手押し相撲とか、テーブルゲームをやっている時です。いつもふわっとして包容力があって、色々なフォローをしてくれる先輩ですが、ゲームとかをやる時はサガのように強大な敵になります。岡本:楽しくなってくるというか、ゲームなどの勝負ごとは本気でやった方が絶対楽しい。あ……でも収録の合間でゲームをやると、本気になりすぎて自分のテンションが上昇してしまうので、後の収録を考えて流します(笑)。カメラが回っていない場所の本気ゲームはもう全力ですよ!石川:遊びと仕事をきちんと分ける信彦さんです。──では岡本さんが石川さんから小宇宙を感じるのは?岡本:ディスカッションをしている時ですね。あ、これリアルすぎるかな?石川:リアルすぎるなー(笑)。岡本:監督やディレクターと演じるキャラクターについて議論していて、演技の捉え方が違っていると納得いくまでぶつかっていく姿には小宇宙を感じますね! お互いにいいものを作ろうというパワーが混ざり合うので、普通に収録する時よりもさらに星矢の演技に力を感じたんです。──では最後に、改めて『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』Blu-ray&DVDの見どころを教えてください。岡本:もちろん全部! と言いたくなりますが、ポイントは星矢が何度でも立ち上がるところ。誰もが子供の頃に憧れるヒーロー像というのは、立ち上がり、逆境に向かっていく姿だと思います。大人は子供の頃に描いていたヒーローを思い出し、子供は理想の男の姿を見られると思うので、幅広い世代の方が楽しめる作品に仕上がっています。星矢を通じて皆さんに勇気を届けられたらと思います。石川:この作品で見てもらいたいのは、画の力。細部まで作りこまれていて、たとえば聖域(サンクチュアリ)の街並みもBlu-rayの画質で見るとより精巧なんです。普通の背景として頭の中で処理してしまうものがここまで作りこまれているんだ――これが日本のアニメ技術、CG技術なんだということを知ってもらいたいです。その画に負けないように、我々も全力で熱いものをマイクに乗せていますし、BGMであったり、効果音であったり、相乗効果でよいものになっていると思うので、改めてご自宅でも楽しんでもらえたらうれしいですね。(C)2014 車田正美/「聖闘士星矢」製作委員会
2014年12月05日バンダイのフィギュアシリーズ「聖闘士聖衣神話EX」より、2015年3月に発売される『聖闘士聖衣神話EX キャンサーデスマスク(冥衣)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。価格は8,100円(税込)。「聖闘士聖衣神話EX」は、『聖闘士星矢』シリーズのアクションフィギュアとして人気を博した「聖闘士聖衣神話」に新たな解釈や最新技術を投入し、聖衣(クロス)と素体の一体感を飛躍的に向上させたシリーズ。聖衣を着た状態でも高い可動範囲を実現させ、さまざまなポーズをパーツ換装なしで再現するとともに、オブジェ形態への組み替えも可能。『聖闘士星矢』アクションフィギュアの決定版として人気を博している。これまでに12人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)がラインナップされ、「冥王ハーデス 十二宮編」にて黄金聖闘士たち冥闘士(スペクター)として復活した姿も続々と立体化されている。『聖闘士聖衣神話EX キャンサーデスマスク(冥衣)』は、冥衣(サープリス)に身をつつみ蘇りしデスマスクを立体化し、禍々しき冥衣は完全新規造形。必殺技「積尸気冥界波」の肩を上げるポーズも、EXならではの可動域で再現している。通常顔のほかに、新規の「歯ぎしり顔」に加え、「悪さを秘めた笑み」「叫び顔」と豊富な表情パーツが付属。手首パーツも複数同梱され、冥衣となった蟹座の聖衣でさまざまなシーンが再現できる。もちろん冥衣は、オブジェ形態に組み換えが可能となる。セット内容は本体に加え、冥衣一式、オブジェ用フレーム、交換用表情パーツ3種、交換用左手首4種、交換用右手首5種。なお、バンダイの公式サイトでは聖闘士星矢スペシャルページも展開中で、「聖闘士聖衣神話EX」や「聖闘士聖衣神話」、「聖闘士聖衣伝説」などさまざまなシリーズの情報が配信されている。(C)車田正美/集英社・東映アニメーション
2014年11月11日電子書店パピレスが運営する電子貸本サービス「Renta!」は、計7作品の電子書籍が無料で読めるキャンペーンを実施している。キャンペーン期間は10月20日(『ダン』は10月13日)まで。作品を読むには会員登録が必要となる。ラインナップは、『聖闘士星矢EPISODE.G』『ダン』『走馬灯株式会社』『禁断でもイイかも!?』『君は媚薬』『鉄のラインバレル』 『セーラー服と重戦車』の計7作品。○聖闘士星矢EPISODE.G雑誌『チャンピオンRED』(秋田書店刊)にて連載されていた車田正美と岡田芽武による『聖闘士星矢EPISODE.G』は、車田正美の『聖闘士星矢』を原作とする漫画。本作では、『聖闘士星矢』に登場した黄金聖闘士(ゴールドセイント)たちの若い時代の活躍を描き、最強の闘士・獅子座のアイオリアが、獅子の牙で巨悪に立ち向かう。原作『聖闘士星矢』につながるセリフや、原作の主人公・星矢をはじめとするほかのキャラクターも登場する。
2014年10月11日6月23日よりスタートする、「iOS」「Android」および「Kindle Fire」端末向けの大ヒットパズルRPG『パズル&ドラゴンズ』(『パズドラ』)と『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』によるコラボレーション企画の追加情報が発表された。前回の発表では、「青銅聖闘士(ブロンズセイント)」から星矢、紫龍、氷河、瞬、一輝、そして「黄金聖闘士(ゴールドセイント)」からアルデバラン、サガ、デスマスク、ミロなどのビジュアルが公開されたが、さらに新たな聖闘士の参戦が判明。「黄金聖闘士」からシャカ、アフロディーテ、カミュ、アイオリア、シュラ、さらにサジタリアスの黄金聖衣(ゴールドクロス)をまとった星矢や沙織のビジュアルが明らかになった。また、「聖域(サンクチュアリ)」をモチーフとしたコラボダンジョンは、「十二宮」と名付けられたフロアで登場。ダンジョンはすべて「テクニカルダンジョン」で、「中級」から「小宇宙(コスモ)」まで4つの難易度が設定されている。コラボダンジョンでは、これまでに紹介された「黄金聖闘士」が行く手を阻み、最奥には神のような人格と悪魔のような人格の2つの顔を持つ「黄金聖闘士・双子座のサガ」が登場するという。そして、ペガサス聖衣モチーフのコラボガチャからは、紫龍や氷河などの「青銅聖闘士」のほか、自らの運命と使命に翻弄される少女「グラード財団令嬢・沙織」や「黄金聖闘士・星矢」が出現。沙織は、地上の愛と平和を守るアテナの生まれ変わり「アテナの化身・沙織」へと進化する。コラボ企画の期間は、6月23日0:00~7月6日23:59。「アンシー国際アニメ・フェスティヴァル」の招待上映作品にも決定し、6月21日に公開を控えている『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』は、1985年から1990年にかけて漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載された車田正美氏原作の『聖闘士星矢』をCGアニメーション化した作品。原作・TVアニメともに非常に人気の高い「聖域十二宮編」が描かれ、「車田正美・熱血画道40周年記念映画」として車田氏自らがタイトルを命名している。監督は『TIGER&BUNNY』シリーズなどで知られるさとうけいいち氏、脚本は鈴木智尋氏が担当。一新されたキャラクターや聖衣(クロス)のデザインも大きな話題となっている。(C) GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.(C)車田正美/東映アニメーション(C)2014 車田正美/「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」製作委員会
2014年06月20日『アバター』のサム・ワーシントン主演のアクション大作『タイタンの逆襲』が21日(土)から日本公開されるのを記念して、ロッテの菓子シリーズ『ビックリマン』のイラストレーターが参加したオリジナルシールが入場者に先着でプレゼントされることが決定した。その他の写真本作には、冥界に封じ込められていた巨神クロノスや、灼熱の炎を吐く凶暴な怪物キメラなど強烈なキャラクターが次々に登場することから、配給会社が“社会現象”と呼んでいいほどの大ヒットを記録した『ビックリマン』を手がけた米澤稔氏と兵藤聡司氏にキャラクターのイラスト化を依頼。全4種類のオリジナルシールが製作され、21日(土)の公開初日から入場者先着20万人に配布される。米澤氏と兵藤氏は「シールデザインの依頼をいただいた時に喜びと興奮をしたのと同時に驚きを感じました。しかし、作品キャラを拝見させていただき、その魔物キャラを見た瞬間に、ビックリマンにも通じるキャラの完成度や面白さに感動して『これは是非やりたい!いや、やらねば!』と思いました」コメント。シリーズ前作『タイタンの戦い』では、人気漫画家の車田正美氏が手がけたオリジナルポスターが大きな注目を集めたが、本作でも強力なコラボレーションが決定したことで、話題を呼ぶことが期待される。なお、シールは中身が見えないようにビニール袋に包まれており、4種類のキャラクターのどれがもらえるかは実際に袋を開けてからわかる。映画『タイタンの逆襲』は、人間と魔神の壮絶なバトルを描いたアクション大作。神々の王であるゼウスと人間のあいだに生まれたペルセウスが、人類を支配するべく復活した巨神タイタン族の脅威に立ち向かうべく、冥界への危険な旅に出る姿をダイナミックなアクションで描く。主演のワーシントンのほか、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズらが出演する。『タイタンの逆襲』4月21日(土) 丸の内ピカデリー他全国ロードショー(3D/2D公開)
2012年04月13日ハリウッドの新鋭、サム・ワーシントン主演でギリシャ神話の英雄・ペルセウスの戦いを描いた『タイタンの戦い』の日本版ポスターが完成。先日、コラボレーションが発表された、「聖闘士聖矢」で知られる漫画家・車田正美の描き下ろしによるポスタービジュアルがついにお目見えとなった。本映画のルイ・ルテリエ監督は以前より「聖闘士聖矢」の大ファンであることを公言。また、ギリシャ神話をモチーフにし、戦う男の姿を描いた本作に対し、車田さんも自身の作品とあい通じるものを感じ、今回のコラボレーションを快諾、ついにそのビジュアルが解禁となった。発表されたのは4種類。それぞれ左側が実際の映画の描写、右側が車田さんの描き下ろしたビジュアルという構図となっており、メデューサ、ペガサス、スコーピオン、クラーケンの4種類の怪物、幻獣が描かれている。もはや説明要らず、80年代〜90年代にかけて、熱狂を持って迎えられた「聖闘士聖矢」を彷彿とさせるビジュアル。映画に負けぬ迫力の“聖闘士ペルセウス”をとくとご覧あれ!こちらのポスターは、、東京地区ではJR渋谷駅・新宿駅ほか10駅で4月12日(月)から4月25日(日)まで、大阪地区では大阪地下鉄梅田駅、なんば駅、阪急梅田駅ほか11駅で同じく4月12日(月)から4月25日(日)まで、名古屋地区は名古屋地下鉄名古屋駅、栄駅ほか5駅で4月13日(火)から4月19日(月)まで、札幌地区では札幌地下鉄さっぽろ駅、大通駅で4月25日(日)まで、福岡地区は西鉄福岡(天神)駅で4月14日(水)から4月27日(火)まで見ることが出来る。『タイタンの戦い』は4月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。© 車田正美■関連作品:タイタンの戦い 2010年4月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:サム・ワーシントン、優木まおみのホメ言葉に2日連続で赤面サム・ワーシントン来日!スターになっても「履いてるブーツは昔と同じ」クロスをまとったサム・ワーシントン?『タイタンの戦い』ポスターに車田正美が参戦サム・ワーシントン、交際中の恋人と『タイタンの戦い』ワールド・プレミア出席でご機嫌!【どちらを観る?】次世代“肉食”イケメン決戦!クリス・パインvsサム・ワーシントン
2010年04月12日映画『アバター』に主演したオーストラリア出身の俳優サム・ワーシントンが4月8日(木)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた最新主演映画『タイタンの戦い』のジャパン・プレミアにルイ・ルテリエ監督と出席。特別ゲストで来場したタレント、優木まおみの言動に、2日続けて赤面した。古代ギリシャ世界を舞台に、横暴な人類に怒り、襲ってきた神々との戦いに、神と人間の間に生まれた男ペルセウス(サム)が挑むアクション・アドベンチャー。劇場前のレッドカーペット上でサムら3人は、集まったファンに向けてトークを展開。同作を鑑賞済みの優木さんから、「男性が好むタイプの作品ですが、女性におススメのポイントは?」と質問され、サムは「イケメンたちがたくさんスカートをはいて出てきます。露出度の高い足に注目してほしいな」とギリシャ戦士たちの肉体美をPR。すかさず優木さんが「筋肉がすごかったですよねぇ」とウットリした口調で褒めると「僕のこと?赤面してしまった」と照れてうつむいた。サムは前日の同作の来日会見でも、女性記者から肉体美を褒められ、大笑いして「赤面してきた」と照れる一幕があった。優木さんが去った後、優木さんの印象について、サムは「きれいな方、いい方ですね」となにやらニンマリ。優木さんはこの日、劇中の王女アンドロメダをイメージしたという真っ白のノースリーブワンピースを着用し、サム、ルテリエ監督とファンの目を釘付けに。途中、強い風が吹いて優木のワンピースの裾がふわりとめくれ上がり、中から白いペチコートがチラリとのぞく“サービスショット”も。隣に立っていたルテリエ監督はチラっと見て驚き、裾を手で押さえつつも「ワオ!」。こちらも“赤面”だった。気温約8℃の曇り空の下、セクシーな“薄着”の優木さんは「白のワンピースは女の子が一番きれいに見えると思うし、肌もきれいに見えるから好きなんですけど、今日はちょっと寒くてガタガタ震えています」と苦笑い。取材陣から白いウエディングドレスはどう?と声が飛ぶと「着たいですね〜」と受け流し、足早に立ち去った。サムとルテリエ監督は揃って2度目の来日。ルテリエ監督は「次に来るときは日本で映画を撮影したいな。どんな映画?もちろんモンスタームービーだよ!」と予告していた。『タイタンの戦い』は4月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:タイタンの戦い 2010年4月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURES■関連記事:サム・ワーシントン来日!スターになっても「履いてるブーツは昔と同じ」クロスをまとったサム・ワーシントン?『タイタンの戦い』ポスターに車田正美が参戦サム・ワーシントン、交際中の恋人と『タイタンの戦い』ワールド・プレミア出席でご機嫌!【どちらを観る?】次世代“肉食”イケメン決戦!クリス・パインvsサム・ワーシントンサム・ワーシントン来日!『タイタンの戦い』ジャパン・プレミア・プレイベントに5組10名様ご招待
2010年04月08日『ターミネーター4』、『アバター』への出演でハリウッドの人気俳優の仲間入りを果たしたサム・ワーシントンが、最新主演作『タイタンの戦い』を携えて来日。ルイ・ルテリエ監督と共に4月7日(水)、記者会見に臨んだ。創造主・ゼウスの子として生まれながら人間として育った英雄・ペルセウスの冒険を描いた本作。従来の2Dと共に3Dでも上映される。劇中ではペルセウスとしてシリアスな表情を見せるサムだが、この日はリラックスした様子で、おしゃれな黒縁のメガネにパーカーというラフな格好で登場。女性記者からの「女性客にとってのこの映画の見どころは?」という質問に「ドレスのような衣裳を男性陣が着ているところは全て、見どころだね。(スカートの)丈をできるだけ短くして、チキンのような足を見せているよ(笑)」と軽妙に答えた。全能の神で、ペルセウスにとっては父親であるゼウスをリーアム・ニーソン、野心を秘めた冥界の神・ハデスをレイフ・ファインズが演じているが、この2人との共演について尋ねられると「こういう名優といるときは僕は黙って、ただ、彼らの言うことを聞くだけだよ。長年の俳優経験の中で、彼らが身につけてきた振る舞いは“マスタークラス”というにふさわしいもの。演技レッスンを受けているような感じだったよ」とふり返った。また、別の女性記者から「見事な肉体の秘訣は?」と尋ねられると、声を上げて爆笑。「赤面してきたよ(笑)」と照れつつ「ビールを控えたね。普段の僕は怠惰な人間なんだけど、この映画はトレーニングなしでは続かないと思ったので、“地獄の”トレーニングをこなしたんだ」と明かした。ルテリエ監督はそんなサムを絶賛。「サムは、実はメガネなしではいられないくらい目が悪いんだ。一度、あるシーンで手を突き出したときに(よく見えてなくて)誤って岩に手をぶつけて爪をはがしてしまったこともあったんだ。まあ、僕はそれを見ても冷静に『テイク2!』って言ったんだけど(笑)」と撮影中のエピソードを明かした。サムは頷きながら「過酷な人だったよ」とポツリ。この2人、会見中も冗談を言い合い、仲の良さそうな様子を見せた。サムは監督を「隣りにいる76歳の男」と表現。監督もすかさず反撃に転じ、本作のオリジナル版であり、80年代に製作された『タイタンの戦い』のプロデュースを務めた巨匠レイ・ハリーハウゼンと対面したときの様子について「ハリーハウゼンには『キャストはベストな人材を揃えろ』とアドバイスされたけど、残念ながら実際にやって来たのはサムだったんだ…」と残念そうな表情で語り、さらに「この映画、サムだけじゃないってちゃんと伝えてください!」と報道陣に呼びかけ、これにはサムも「そりゃ悪かったね」と苦笑を浮かべていた。また、ここ数年の活躍による、自身を取り巻く環境の変化についてサムは「180度人生が変わった」と語ったが、ここでも監督が「最初に会った頃は、車の中で寝てたのに」と茶々を入れ、サムが「でも『ターミネーター4』の頃と履いてるブーツは変わってないんだよ(笑)」と明かし、会場は笑いに包まれた。『タイタンの戦い』は4月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:タイタンの戦い 2010年4月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC AND LEGENDARY PICTURESアバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2009 Twentieth Century Fox. All rights reservedターミネーター4 2009年6月6日、7日先行公開、6月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 SONY PICTURES DIGITAL INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:クロスをまとったサム・ワーシントン?『タイタンの戦い』ポスターに車田正美が参戦超異例『アバター』ブルーレイが4月に早くも発売!キャメロン監督が鑑賞法を伝授『アリス』を抑え全米1位!“子供に見せたい”『ヒックとドラゴン』の最新映像到着サム・ワーシントン、交際中の恋人と『タイタンの戦い』ワールド・プレミア出席でご機嫌!【どちらを観る?】次世代“肉食”イケメン決戦!クリス・パインvsサム・ワーシントン
2010年04月07日