映画『愛と誠』三部作の初となるデジタル配信が、本日4月26日(金) よりプライムビデオ「プラス松竹」チャンネルでスタートした。『愛と誠』は、1973年3・4合併号から1976年39号まで「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された、梶原一騎(原作)&ながやす巧(作画)による同名漫画を原作とした実写映画。不良高校生のリーダーと財閥の娘との純愛を描いた学園青春バトルアクションもの、および学園純愛ラブストーリーものという、今や日本映画の人気二大ジャンルのはしり、プロトタイプとも言える作品だ。主演は西城秀樹(1作目)、南条弘二(2作目)、加納竜(3作目)がそれぞれ務め、ヒロイン役は3作共通で本作がデビュー作となった早乙女愛が演じた。また2012年には三池崇史監督、妻夫木聡、武井咲、斎藤工出演で再映画化されている。なお「プラス松竹」での独占配信は本日から3カ月間となる。<作品情報>『愛と誠』(1974年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:石森史郎/山根成之監督:山根成之出演:西城秀樹/早乙女愛/仲雅美/織田あきら/坂上大樹 他『愛と誠』キーアート【ストーリー】信州・蓼科高原のスキー場。財閥の娘、早乙女愛は危うく谷に転落する寸前、少年、太賀誠に助けられる。彼の額には傷が残った。9年後、ふたりは意外な、そして運命的な出会いをする。名門・青葉台高校のアイドルになっていた愛とその仲間が、合宿中暴走族に絡まれるのを救ったのが、地元の不良高校生のリーダー、誠だった。愛は、傷の償いをすべく父の力を借りて、誠を青葉台高校に転入させる。凶暴な誠は、1日目から問題を起こした。さらに誠は不良仲間を支配し、その横暴は日増しにエスカレートしていく……。配信リンク: 松竹株式会社『続・愛と誠』(1975年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:石森史郎/山根成之監督:山根成之出演:早乙女愛/南条弘二/森次晃嗣/中川加奈/多岐川裕美 他『続・愛と誠』キーアート【ストーリー】青葉台高校を退学させられた太賀誠は、悪名高い花園実業へ転校。早乙女愛も誠を追って転校する。花園実業には、誰もが畏怖するスケバングループがいた。ふてぶてしい誠の態度にその中のひとりが襲いかかるが、反対に逆さ吊りにされる。それは、彼女たちへの誠の宣戦布告でもあった。誠はスケバンの影の大番長を探すが、なかなか見つからない。そんな時、新人の体育教師が襲撃される事件が起きた。その犯人こそ、影の大番長高原由紀だった。配信リンク: 松竹株式会社『愛と誠・完結篇』(1976年)原作:梶原一騎/作画:ながやす巧脚本:山根成之監督:南部英夫出演:早乙女愛/加納竜/柴俊夫/白木万理/東八郎/大滝秀治 他『愛と誠・完結篇』キーアート【ストーリー】悪の温床、花園実業高校に通う愛と誠。ある夜、愛に脅迫電話があった。「誠に転校するよう伝えろ。彼の命が惜しければ」。愛から忠告された誠は、逆に新たな挑戦状に闘志を燃やす始末だった。翌朝登校した誠の教室は、悪名高いヤングマフィア「緋桜団」に占拠されていた。檀長の砂土谷峻の鞭が誠に飛び、打ちのめされる。そこに割って入ったのが、高校の理事長で政財界の黒幕、座王だった。座王と峻は実の親子で、子どもの頃に目を傷つけられた峻は家を飛び出した過去がある。その日以来、誠と峻の因縁の対決が始まった。そして突然、早乙女家に重大事件が起き、最大の危機が迫る……。配信リンク: 松竹株式会社プラス松竹 公式サイト:
2024年04月26日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた『ジュラシック・ワールド』シリーズ3部作が、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて放送が決定した。映画という枠組みを超え、世界中で大人気のアトラクション施設ともなっている「ジュラシック」シリーズ。2022年には『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が劇場公開され、堂々完結となった。今回、「金曜ロードショー」では、クリス・プラットが主人公のオーウェンを演じる『ジュラシック・ワールド』、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を放送。「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年後、新たな巨大テーマパーク「ジュラシック・ワールド」を舞台に、遺伝子操作によって生み出された新種の恐竜が脱走してしまう『ジュラシック・ワールド』。注目ポイントは、“登場する恐竜たちの賢さ”。脱走する大型恐竜インドミナス・レックスは、罠を張ったり、身を隠したり、その賢さで人間たちを脅かす。また、人間と心を通わす恐竜(ブルー)まで登場。育ての親のオーウェンはブルーと信頼関係を築く、人間と恐竜の新たな共同生活の時代の幕開けだ。『ジュラシック・ワールド』続いて、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、「ジュラシック・ワールド」が破壊されてから3年、島に残った恐竜たちはジャングルの中でも自力で生き延びていた。しかし、島の火山が活発な活動を始め、恐竜たちは絶滅の危機に。そんな中、保護団体が恐竜たちを利用するために暗躍、コレクションとしてバイヤーに売りさばかれ、さらには軍事利用しようとする企みも…という内容。注目は、リアルな恐竜の表現。前作に比べ、より多くの恐竜のロボット(アニマトロニクス)が使われている。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』そしてラストは、火山噴火の危機から救出された恐竜たちが、アメリカ本土から世界中へと解き放たれてしまってから4年。地球上の各地に恐竜たちが棲みつくようになり、地球は人類と恐竜が混在する新しい世界となった『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』。オーウェンは、かつて心を通わせた恐竜ブルーとその子どもに再会するも、何者かによって子どもが誘拐されてしまい、救出へ向かう。注目シーンは、街中で繰り広げられる恐竜チェイス。バイクに乗ったオーウェンが、軍事利用された恐竜たちに追われるシーンは迫力満点だ。『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』なお吹き替えには、オーウェンを玉木宏が担当しているほか、木村佳乃、松岡茉優、満島真之介らが参加している。金曜ロードショー『ジュラシック・ワールド』は5月17日(金)21時~、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は5月24日(金)21時~、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は5月31日(金)21時~日本テレビ系にて放送。『ジュラシック・ワールド』© 2015 Universal Studios and Amblin Entertainment, LLC. All Rights Reserved.『ジュラシック・ワールド/炎の王国』Jurassic World Fallen Kingdom: TM & © 2018 Universal City Studios Productions LLLP and Amblin Entertainment, Inc. All Rights Reserved.『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』© 2022 Universal Studios, Amblin Entertainment, Inc. and Perfect Universe Investment Inc. All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開© 2015 Universal Pictures.ジュラシック・ワールド/炎の王国 2018年7月13日より全国にて公開© Universal Picturesジュラシック・ワールド/新たなる支配者 2022年7月29日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年04月26日『デッドプール』シリーズ第3弾のタイトルは、前作が『デッドプール2』だったのに対し、『デッドプール&ウルヴァリン』となった。なぜ今作は『デッドプール3』ではないのか。その理由について、ショーン・レヴィ監督が「Screen Rant」に明かした。「『デッドプール&ウルヴァリン』の物語を作っている間、私は毎日恵まれていると感じていました。だって、2人の大スター(ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマン)が、2人の代表的な役を演じるんですよ。私にチャンスもくれました。これはデッドプールの3本目の映画ですが、『デッドプール3』ではありません。デッドプールとウルヴァリンにフォーカスした別物なんです。前2作からなにかを模倣しようというつもりもありませんし。前2作も素晴らしい出来でしたが、今作は2つのキャラクターが主役の冒険ものなのです」と説明した。そして、今作を作るにあたり、常に指標となったのは「観客の喜び」だったということも強調した。「観客が劇場で素晴らしい時間を過ごせるようにしたい。それが私たちのゴールでした」と語っている。『デッドプール&ウルヴァリン』は7月26日日米同時公開。(賀来比呂美)
2024年04月15日映画『憐れみの3章』が2024年に日本公開。監督はヨルゴス・ランティモス。エマ・ストーン、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーなどが出演する。映画『憐れみの3章』3部構成の強烈な物語ヨルゴス・ランティモスが監督を務める新作映画『憐れみの3章』は、ストーリーやキャスト陣が演じる役柄がすべてが異なる3部作で構成。選択肢を奪われ、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、卓越した教祖になると定められた特別な人物を懸命に探す女といった3つの奇想天外な物語を描き、“信念・強制・支配”がうごめく強烈な世界を映し出す。ヨルゴス・ランティモス×エマ・ストーン、3度目のタッグ出演者は、映画『哀れなるものたち』でプロデューサーと主演を務めたエマ・ストーンをはじめ、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結する。ヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンは、映画『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』に続く、3度目のタッグだ。そのほか、マーティン・スコセッシが監督を務めた映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』に出演したジェシー・プレモンス、映画『ザ・ホエール』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたホン・チャウ、ディズニー&ピクサーのアニメーション映画『マイ・エレメント』など話題作で活躍するママドゥ・アティエ、さらに映画『ハンガー・ゲーム0』で主人公のいとこを演じた新鋭ハンター・シェイファーなどが名を連ねる。エフティミス・フィリップが共同脚本共同脚本は、ランティモスが監督した映画『ロブスター』や『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』でも脚本を務めたエフティミス・フィリップが担当する。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品なお、『憐れみの3章』は第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、ワールドプレミア上映される。監督・脚本を務めるヨルゴス・ランティモスと脚本家のエフティミス・フィリップのコンビにとって、カンヌ国際映画祭の4度目のコンペティション部門出品となる。【作品詳細】映画『憐れみの3章』公開時期:2024年監督:ヨルゴス・ランティモス出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファー原題:KINDS OF KINDNESS
2024年04月01日ドル3部作【4K】公開に合わせ、ドル3部作を特集した雑誌「エンニオ・モリコーネ映画大全 特別編特集:ドル3部作」の販売が決定した。3月22日(金)から公開される、主演クリント・イーストウッド、監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネによるマカロニ・ウエスタンの3大傑作、『荒野の用心棒』、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』の「ドル3部作」。この度、その各公開劇場にて特別編として販売される、「エンニオ・モリコーネ映画大全」(2016年 洋泉社刊)とは、イタリアの映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネ(1928~2020没)が2015年までに手掛けた映画・TV作品全428本の紹介と解説を試みた、世界的にも類例のない400ページを超える大著。編・著は、「東京エンニオ・モリコーネ研究所」に所属する5人の研究者たち。モリコーネが音楽を担当した作品には日本未公開のものも相当数あるが、輸入盤DVDやネット上で発見された本篇など、あらゆる手段を駆使して全作品を鑑賞、その内容とモリコーネ音楽の聴きどころを紹介している。いまや版元は消滅し、絶版になっている同書だが、ドル3部作の公開に合わせ、前記5人の研究者とデザイナーが再結集、新たに関西のモリコーネ研究者2名も加わり、自費出版の形で、表紙込み68ページの雑誌型式となる特別編の制作に踏み切った。その内容は、前半3分の1はモリコーネの最新研究。モリコーネが亡くなってから現在まで4年間に起きた出来事をまとめた「モリコーネの時代を終えて」に始まり、次男で作曲家のアンドレア・モリコーネのインタビュー訳、昨年公開されたモリコーネのドキュメンタリーの映画評、書評、2022年に東京国際フォーラムで開催されたライブ評、ニューアルバム評、そして、モリコーネが音楽を手掛けた1960年代35作品の珍しい新聞広告を発掘し、初掲載しているのも見どころだ。後半3分の2はドル3部作の大特集。各作品の紹介と16000字を超える3部作の完全解説。端役に至るまでの詳細なキャスト紹介、掘りに掘り下げたスタッフ紹介、LPからCDまでのサントラ解説、世界各国のポスター、海外書籍の紹介、それに加えて「マカロニ自伝小説」など。東京エンニオ・モリコーネ研究所が総力を結集した、凄まじい情報量と熱量が誌面に溢れている。「エンニオ・モリコーネ映画大全特別編特集:ドル3部作」は3月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国の上映劇場、及び「映画前売券のことならメイジャー」通販サイト、一部特約店にて1部1300円(税込)で販売開始となる。『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』は3月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督が、最新作『The Stuntman(原題)』の製作に入っていることが分かった。ヴォーン監督によると、本作は新しい『キック・アス』三部作の2本目で、スタントマンになった兄弟の物語を描くという。ヴォーン監督は先月まで、本作について『Vram』という仮題で呼んでいた。「Variety」誌は本作の公開について、今年のトロント国際映画祭あるいは2025年のサンダンス映画祭での上映を目指していると報じている。新しい『キック・アス』三部作の1本目は『School Fight(原題)』のタイトルで進められ、数年前に撮影が完了している。しかし、2022年のロンドン・アクション映画祭でティザー映像が流されて以来、いまだ公開される気配はない。1本目、2本目共にヴォーン監督が製作、トランポリン選手として世界で優秀な成績を収め、映画監督に転身したダミアン・ウォルターズが監督を務めている。3本目については、リブート版『キック・アス』となり、これら3本の物語には全て繋がりがあるという。映画ファンは新『キック・アス』の「三部作」が製作中と聞いて大いに喜んでいるものの、1本目が何年も前に撮影が完了していながら公開されていないこと、それにもかかわらず2本目の製作に入っていることなどに対して、混乱している様子。「『School Fight』はいつ公開してくれるの?」「まずは映画祭で『The Stuntman』を上映して反応を見るのかな?」「『キック・アス』つながりの作品なら何でも観たいから、とにかく公開して!」といった声を上げている。(賀来比呂美)■関連作品:キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.
2024年03月01日2021年から23年に「深作組ドイツ三部作」「新ドイツ三部作」と銘打ち、ドイツ戯曲を立て続けに6作品上演した深作組が、新たに「ドイツ・ヒロイン三部作」第1弾として、この度『ノラ-あるいは、人形の家-』を、東京・銕仙会能楽研修所と茨城・水戸芸術館の能舞台で上演することが決定した。『ノラ-あるいは、人形の家-』は、世界中の劇場で多くの名優たちによって演じ継がれてきたイプセンのリアリズム演劇の傑作『人形の家』の、マリー・フォン・ボルヒによるドイツ語訳を、深作組作品の翻訳で第16回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞した大川珠季が翻訳し、現代を舞台に新たに翻案した作品。演出は、演劇やオペラ、映像作品などで活躍する深作健太が手がける。主演のノラ役は、2022年に深作組『オルレアンの少女』で鮮烈な舞台主演デビューを果たし、昨年の深作組『未婚の女』でも存在感のある演技で好評を博した、声優の夏川椎菜。また、クログスタ役で川久保拓司、ノラの夫のトルヴァル役で宮地大介が出演する。■夏川椎菜 コメント『ノラ-あるいは、人形の家-』、ノラを演じます夏川椎菜です。また深作組に参加できることをとても嬉しく思います!『オルレアンの少女』のジャンヌ、『未婚の女』のウルリケと、どちらかといえば少女寄りの女性を演じてきましたが、今回演じるノラは(ライフステージ的な意味で)少し大人な女性になります。私自身が未だ経験していない、苦悩や感情をもっていると思うので、そこを「わからないから」と決めつけず向き合い続けたいと思います。アーティスト活動を通して、自分と向き合ってきた経験が活かされる場面も、大いにありそうだったので頑張ります!《ドイツ・ヒロイン三部作》のスタートダッシュヒロインとして、皆様の胸の中にノラをしっかり刻みつけます!!■深作健太 コメント深作組のミューズ、ナンちゃんこと夏川椎菜さんとのコラボレーションも3作目。鮮烈な〈聖女〉役でのデビューに始まり、ついに今回は〈既婚者〉であり〈母親〉、演劇史上最大のヒロイン・ノラ役を演じていただきます。ふと稽古場で行き詰まった時、「深作組の作品って、役者がそのまま存在することが大切じゃないですか」と、共演者の皆さんに示唆を与えてくれる、頼りになる〈座長〉に成長したナンちゃん。そんな彼女と一緒に、大好きなイプセンの作品に挑める事は、演出家にとって何よりの喜びです。長い付き合いとなる素晴らしい役者の皆さん、スタッフの皆さんも揃いました。今回の大千秋楽は、御縁の深い水戸芸術館ACM劇場にて行われます。現代のノラが、どんな風に〈能舞台〉の上に現れるのか?ぜひ皆様、劇場で目撃してくださいませ。<公演情報>『ノラ-あるいは、人形の家-』作:ヘンリック・イプセンドイツ語訳:マリー・フォン・ボルヒ翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季演出:深作健太【出演】ノラ・ヘルメル:夏川椎菜ニールス・クログスタ:川久保拓司クリスティーネ・リンデ:高山のえみドクトル・ランク:塩谷亮へレーナ:荻沼栄音トルヴァル・ヘルメル:宮地大介東京公演:2024年5月23日(木)~26日(日) 銕仙会能楽研修所水戸公演:2024年6月1日(土)・2日(日) 水戸芸術館ACM劇場公式サイト:
2024年02月27日アンディ・ラウ、トニー・レオンらが豪華競演したフィルム・ノワールの金字塔、映画『インファナル・アフェア』シリーズ全3部作の4Kレストア版が4K UHD BD、Blu-rayとしてリリースされることが決定した。第1作が2003年に公開され、一大センセーションを巻き起こした映画『インファナル・アフェア』シリーズ。この日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が4Kレストア、2023年に『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアll 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアlll 終極無間 4K』と題し劇場公開。この3作品が3月20日(水)に4K ULTRA HD Blu-ray、Blu-rayとなってリリースされる。2023年に行われた第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、同年開催の第80回ヴェネチア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。いまもアジアのトップスターとして第1線を走り続ける2人が<警察に潜入したマフィア>と<マフィアに潜入した警察官>を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年の日本初公開以来、その完成度の高さから衝撃をもって迎えられた。その翌年、エディソン・チャンとショーン・ユーを迎えて主人公たちの秘められた過去を描き、前作をも凌ぐ完成度でファンをうならせた2作目が公開。そして、さらに翌年の2005年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開となった。最後まで全く予測がつかないスリリングな展開と、運命に翻弄される登場人物たちのはかない魅力は、20年以上経ったいまもなお映画ファンから絶大な支持を集めている。その後、マーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演で製作され、作品賞と監督賞を含む部門でアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』でハリウッドリメイク、日本でも「ダブルフェイス」としてドラマ化されるなど、その類いまれなオリジナル脚本の素晴らしさから秀逸なリメイクが続いた。このフィルム・ノワールの金字塔といえる傑作サスペンス・アクション3部作の4Kレストア版4K UHDBD、Blu-rayには、これまで発売されたDVD、Blu-rayに収録されているソフト版日本語吹替音声に加えて、テレビ放送版の日本語吹替音声を収録。豪華声優陣による吹き替えを2種類楽しむことができる。また今回、2Kと4Kの比較動画も公開。映像の違いは一目瞭然のものとなっている。圧倒的画質で蘇る、多くの見どころが詰まった全ての映画ファン必見の本シリーズ。様々な楽しみ方ができそうだ。『インファナル・アフェア 3部作』4K ULTRA HD、4K レストア Blu-rayは3月20日(水)より発売■インファナル・アフェア 3部作4K ULTRA HD価格:11,550円(税込)■インファナル・アフェア 3部作4K レストア Blu-ray価格:8,250円(税込)発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:ポニーキャニオン(シネマカフェ編集部)
2024年01月28日テネシー・ウィリアムズの「欲望という名の電車」が鄭義信演出、沢尻エリカ主演で2024年2月より上演されることが分かった。アメリカ演劇を代表する劇作家テネシー・ウィリアムズの名作「欲望という名の電車」は、1947年にブロードウェイで初演され、ピューリッツア賞を含むブロードウェイ3大賞を同時受賞。1951年にはヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドで映画化されアカデミー賞を受賞。映画史に残る名作となった。そして、2024年2月、新国立劇場 中劇場・森ノ宮ピロティホールにて、鄭義信(チョン・ウィシン)演出版「欲望という名の電車」が上演決定。マイノリティ社会の中にある“希望”を描き続けてきた鄭義信は「欲望という名の電車」をいかに演出するのか。主演のブランチ役には、本作が舞台初出演にして初主演となる沢尻エリカ。ブランチと反発し合うスタンリー役に伊藤英明。"蛾"のような繊細さをまとったブランチの脆さと相反するスタンリーのエネルギーは反発しながらも互いを引き寄せ合っていく。ブランチの妹・ステラ役には清水葉月、ブランチに好意を抱くミッチ役に高橋努が決定。そのほか、ステラの大家ユーニス役に青木さやか、ユーニスの夫のスティーブ役に福田転球、スタンリーのポーカー仲間でもあるパブロ役に中村まこと、医師役に久保酎吉、看護師役にうらじぬの、コワルスキー家にやってくる集金人の若者役として青木瞭が出演する。チケットは先行販売中、12月17日(日)10時から一般販売開始予定だ。<鄭義信コメント>ついに手を出してしまった!大名作である!テネシー・ウィリアムズである!「欲望という名の電車」である!これまで、数々の名演出家が挑んできた。僕のようなものが、しゃしゃり出てくる作品ではないのだ。それでも、冒頭のブランチの「「欲望」という名の電車に乗って、「墓場」という電車に乗り換えて、六つ目の角で降りるように言われたんだけど……そこが、「天国」だよって」という台詞に、心がグラグラしてしまう。磁石のように惹きつけられてしまう。そして、最後の台詞も……。あらためて読みかえしてみると、テネシー・ウィリアムズが劇中に散りばめた台詞のどれもが、蛇のようにまとわりついてくる。夢の中までも、追いかけてきそうである。この魅惑的で、危険な台詞とどう対峙していくのか、そして、ニューオリンズの蒸し暑く、湿った街の匂いをどう再現すればいいのか……課題は山積みだ。高慢な中に孤独の影を感じさせる沢尻エリカさんと、柔らかな心を硬い肉体で包み隠そうとしているかのような伊藤英明さんをはじめとする、心強い俳優たちと、深い密林をかき分けるかのように、テネシー・ウィリアムズの台詞と格闘しようと思う。「欲望という名の電車」は2024年2月10日(土)~2月18日(日)新国立劇場 中劇場にて、2月22日(木)~2月25日(日)森ノ宮ピロティホールにて上演予定。(シネマカフェ編集部)
2023年11月02日2024年1月27日(土) 大阪・GORILLA HALL OSAKA にて、『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部-Vol.3』が開催されることが決定した。『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部-』は、今年1月大阪にオープンしたライブハウス・GORILLA HALL OSAKAのこけら落とし公演の一環としてスタートした、ロックバンドとお笑い芸人の2マンイベント。これまで2月にゲスの極み乙女×さらば青春の光、3月には04 Limited Sazabys×四千頭身が出演。いずれも完売となり話題を呼んだ。第3回目に登場するのはBase Ball Bear、そして同バンドのボーカル&ギターの小出祐介がファンと公言するダウ90000。ダウ90000は、5月に本多劇場での演劇公演『また点滅に戻るだけ』、11月には下北沢ザ・スズナリでのコント数本でまとまった単独 LIVE『20000』をそれぞれ全公演チケット即完させるなど、今注目の8人組だ。チケットは、本日10月20日(金) よりオフィシャル先行抽選受付がスタート。一般発売は、12月23日(土) 10時からとなる。Base Ball Bearダウ90000<イベント情報>『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部-Vol.3』2024年1月27日(土) GORILLA HALL OSAKAOPEN 16:30 / START 17:30出演:Base Ball Bear / ダウ90000【チケット料金】スタンディング:5,500円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※先行は1人4枚まで■オフィシャル先行受付期間:10月20日(金) 18:00~10月31日(火) 23:59■一般発売12月23日(土) 10:00〜オフィシャルサイト:
2023年10月20日ケビン・コスナーが監督と主演を兼任する『Horizon: An American Saga』が、2部に分けて公開されると発表された。第1部は来年6月28日、第2部は8月16日に北米公開される。配給はワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のニューライン・シネマ。南北戦争が始まる前から終わった後までの15年を舞台にしたウエスタン。コスナーのほかに、シエナ・ミラー、サム・ワーシントン、ダニー・ヒューストン、ジェナ・マローン、ルーク・ウィルソンらが出演する。コスナーの最近作は、ドラマシリーズ『イエローストーン』。文=猿渡由紀
2023年10月06日映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念し、シリーズ全3部作が、それぞれ『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』として11月3日(金・祝) に公開される。このたび、本作の予告編とポスタービジュアルが公開となった。先日閉幕した第48回トロント国際映画祭で特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、今年ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオン。この2人が“警察に潜入したマフィア”と“マフィアに潜入した警察官”を演じ、その生き様と究極の対決が世界に鮮烈な印象を残した1作目は、2003年に日本で初公開。その翌年に主人公たちの秘められた過去を描いた2作目が、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章となる3作目が公開された。今回公開となった予告編は、アンディ・ラウ演じるマフィア内通者ラウが、警察署内で発砲するセンセーショナルなシーンからスタート。続いてトニー・レオン演じる潜入捜査官ヤンをはじめ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャンらが演じる、3部作を取り巻く人物たちが次々と映し出され、時に静かに、時に熱く激しく繰り広げられる警察とマフィアの戦いがたっぷりと収められている。さらに、3部作それぞれの初公開時ビジュアルを使用した海外版A3ポスタームビチケの販売が決定。そして3部作から好きな作品を選んで鑑賞できる3作品共通ポスタームビチケは、20周年を記念して香港で制作されたメモリアルなデザインとなっている。映画『インファナル・アフェア 4K』予告編<作品情報>『インファナル・アフェア 4K』『インファナル・アフェアII 無間序曲 4K』『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』11月3日(金・祝) 公開公式サイト: Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.
2023年10月05日「太陽と月の秘密~離人心上~」「三千鴉(がらす)の恋歌」などでおなじみの鄭業成(ジェン・イェチョン)が主演を務める中国ドラマ「祝卿好~永遠の幸せを君に~」の日本上陸が決定いたしました!2023年11月13日(月)よりアジアドラマチックTV(アジドラ)にて放送を開始いたします!悪女が恋したのは閻魔のような冷徹男子!?運命的に出会ってしまった2人が互いの心を癒しあうラブロマンス時代劇。(C)BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD.■ ■アジアドラマチックTV放送情報(日本初放送) ■ ■ストーリー広平(グアンピン)王が江州を治める時代。「5歳で母を殺し、7歳で父を刀で刺した」と噂され、江州一の悪女であると評判の長楽群主、劉泠(リウ・リン)がいた。彼女は自分の誕生日が盛大に祝われている広平王府を抜け出し、男の花園である南苑へと向かう。同じ頃、町では“冷酷な閻魔”と呼ばれる沈宴(シェン・イエン)率いる金鱗衛が、国庫金強奪事件の犯人を追い詰めようとしていた。沈宴は犯人と剣を交えた際に傷を負い、彷徨い歩く先で劉泠がいる南苑の部屋へと辿り着く。劉泠は美しい沈宴に一目で心を奪われてしまい、彼が落とした腰牌を手に必ず振り向かせると決心する。“江州一の悪女”と“冷酷な閻魔”。運命的に出会ってしまった2人の恋の行方は…?■ ■キャスト劉泠(リウ・リン)役:袁冰妍(ユエン・ビンイエン)沈宴(シェン・イエン)役:鄭業成(ジェン・イェチョン)沈昱(シェン・ユー)役:米熱(ミー・ルー)徐時錦(シュー・シージン)役:張月(ジャン・ユエ)羅凡(ルオ・ファン)役:郭笑天(グオ・シアオティエン)霊璧(リン・ビー)役:楊志雯(ヤン・ジーウェン)■ ■スタッフ監督:ジュー・シアオジエ脚本:グワン・シュオ、シェン・ワンリン、ヤン・ユー原作者:イーレンクイクイ■ ■見どころ・「太陽と月の秘密~離人心上~」「三千鴉(がらす)の恋歌」などでおなじみの今、注目のイケメン俳優、鄭業成が主演!武術と知性を兼ね備えたクールな金鱗衛の指揮使、沈宴を見事に演じている。キレキレの武術シーンもあり。・胸キュン間違いなしの甘く切ないラブストーリー。“江州一の悪女”と噂されながらも、我が道を行く性格で、沈宴に一目惚れしてからはひたすら一途にアピールしまくるヒロイン。そして、“冷酷な閻魔”とも呼ばれるドSな沈宴。最初は抵抗するが、徐々に心を開いていく沈宴のツンデレ男子っぷりに胸キュン!残酷な運命に翻弄されながらも互いを想い合う2人の姿にうるっとする場面も。・劇中では、中国時代劇ファンが大好きな飛魚服が数多く登場!沈宴率いる金鱗衛(皇帝の秘密警察のようなもの)の面々がいろんな色の飛魚服を凛々しくカッコよく着こなしている。(※金鱗衛…明時代の秘密警察的な軍事組織、 錦衣衛(きんいえい)がモデルのドラマオリジナル呼称)■ ■関連する公式サイト&公式Xソニー・ミュージックソリューションズ配給作品の公式サイト(ASIALL): ソニー・ミュージックソリューションズ配給作品の公式X(ゆるゆる配給漫筆): コピーライト:(C)BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY CO., LTD. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月02日映画『インファナル・アフェア』の日本公開20周年を記念して、シリーズ全3部作が4Kで11月3日(金) より109シネマズプレミアム新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて全国公開されることが決定した。『インファナル・アフェア』は、〈警察に潜入したマフィア〉と〈マフィアに潜入した警察官〉の生き様と究極の対決を描いた作品。先日閉幕した第48回トロント国際映画祭にて特別貢献賞を受賞したアンディ・ラウと、今年ヴェネツィア映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞したトニー・レオンが出演し、2003年に1作目が日本初公開されると登場人物たちのはかない魅力と鮮烈な印象で話題に。翌年には、主人公たちの過去を描いた『インファナル・アフェア II 無間序曲』、翌々年には壮絶な闘いを締めくくる最終章『インファナル・アフェア III 終極無間』が公開された。『インファナル・アフェア III 終極無間』 (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.また、2006年にはマーティン・スコセッシ監督×レオナルド・ディカプリオ主演で製作され、作品賞と監督賞を含む4部門でアカデミー賞を受賞した『ディパーテッド』が公開。そして、日本でも2012年にTVドラマ『ダブルフェイス』が放送されるなど、オリジナル脚本の素晴らしさから、わずか10年ほどの間に日米でリメイク作品が製作されている。なお、本日9月27日(水) は出演映画数が100本超え、3作目に出演するレオン・ライらとともに“香港四天王”と呼ばれるアンディ・ラウの記念すべき62歳の誕生日。今回、誕生日を祝して4K公開がアナウンスされるとともに、海外で制作された『インファナル・アフェア』シリーズ20周年記念ポスタービジュアルが公開された。<上映情報>『インファナル・アフェア 4K』3部作11月3日(金) より109 シネマズプレミアム新宿、グランドシネマサンシャイン池袋 ほか全国公開『インファナル・アフェア』シリーズ20周年記念ポスタービジュアル(C)2002 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved. (C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.<作品情報>『インファナル・アフェア 4K』監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン■出演アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン、サミー・チェン、エディソン・チャン、ショーン・ユー、エルヴァ・シャオ、チャップマン・トウ、ラム・カートン■ストーリー潜入捜査官とマフィア内通者。緊迫の対決に、まばたきもできない。警察と犯罪組織それぞれに潜入を命じられた、18歳のラウとヤン。身分を隠し、敵組織に送り込まれた二人の青年は、お互いの存在を、その因縁を、まだ知る由もなかった。10年後。過酷な運命を生き抜き、各々の潜入先で頭角を現す二人だが、覚せい剤取引を目論むマフィアの一斉検挙が失敗に終わったことを機に、双方の内通者の存在が明らかとなる。裏切り者の正体を暴くため、ついに対決の時がやってくる──。2002年 / 中国(香港)映画 / カラー / ドルビーデジタル / スコープサイズ 1:2.35 / 広東語・英語・タイ語 / 原題:無間道、英題:Infernal Affairs / 102分 / 翻訳:鈴木真理子 / 字幕:松浦美奈 / G / 日本初公開:2003年10月(C)2002 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.『インファナル・アフェア II 無間序曲 4K』監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン■出演エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、カリーナ・ラウ、フランシス・ン、フー・ジュン、チャップマン・トウ、ロイ・チョン、リウ・カウチー■ストーリー終極へ向かうドラマの、すべてのはじまり。90年代、中国返還を前に揺れる香港。警察学校へ送り込まれた、マフィアの子分・ラウと、マフィアの血筋が発覚し、警察学校を退学処分となったヤン。同じ時、同じ場所ですれ違う二人。それは終極へと向かう、波乱の人生のほんの始まりに過ぎなかった。激動の新時代を生きるため、もがきさまよう若き二人の主人公の秘められた過去と、彼らを取り巻く人々の語り尽くせなかった新事実が、今次々と明かされる。2003年 / 中国(香港)映画 / カラー / ドルビーデジタル / スコープサイズ 1:2.35 / 広東語・英語・北京語・タイ語 / 原題:無間道II、英題:Infernal AffairsII / 119分 / 翻訳:鈴木真理子 / 字幕:松浦美奈 / PG-12 / 日本初公開:2004年9月(C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.『インファナル・アフェア III 終極無間 4K』監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン■出演アンディ・ラウ、トニー・レオン、レオン・ライ、チェン・ダオミン、ケリー・チャン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、サミー・チェン、カリーナ・ラウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、ラム・カートン、チャップマン・トウ■ストーリーラウの運命を握るのは、ヤンの記憶と軌跡。あの事件から10カ月。警官として生きる道を選んだラウは、警察内に残る潜入マフィアたちを始末するため、眠れぬ日々を送っていた。エリート警官ヨンが、大物密輸商人シェンと接触していたことを知ったラウは、ヨンをもうひとりの潜入マフィアと確信し、身辺を調べ始める。在りし日のヤンの姿に自分を重ね、運命を変えるための最後の闘いに向かうラウ。しかしその背後には、真相を知る者の気配が忍び寄っていた──。2003年 / 中国(香港)映画 / カラー / ドルビーデジタル / スコープサイズ 1:2.35 / 広東語・北京語 / 原題:無間道 III:終極無間、英題:Infernal Affairs III / 118分 / 翻訳:鈴木真理子 / 字幕:松浦美奈 / G / 日本初公開:2005年4月(C)2003 Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserved.公式サイト:
2023年09月27日タイ・ウエストが監督・脚本を務めた『Pearl パール』のBlu-ray&DVDが12月6日(水)に発売されることが決定した。『X エックス』の前日譚となる第二作目で、A24初の三部作としても話題を集めていた本作。監督・脚本は『X エックス』に続いてタイ・ウエストが担当し、1950年代のミュージカルやメロドラマからインスピレーションを受け、極彩色のテクニカラーを使用して、ダークで現実的な物語を描いた。前作に続き、様々な古典映画へのオマージュが盛り込まれており、抑圧的な家族との関係、世界的なパンデミック(スペイン風邪)や第一次世界大戦下という環境の中で追い詰められていくパールの姿は、現代社会に通ずる部分も多く、批評性に富んだ作品として多くの支持を集めた。『X エックス』で主人公のマキシーンと最高齢のシリアルキラー・パールの二役を演じたミア・ゴスが本作でも主演を務め、その演技は高く評価された。圧倒的な人物造形で、シリアルキラー・パールの複雑なキャラクターを余すところなく体現している。今回発売されるBlu-rayはアウタースリーブケース仕様で、封入特典としてポストカード3枚セットが付属する。『Pearl パール』Blu-ray&DVDは12月6日(水)より発売開始。『Pearl パール』Blu-ray&DVD【発売日】2023年12月6日(水)【価格】Blu-ray 6,600円(税込) BIXF-0413DVD 4,400円(税込) BIBF-3601発売元:株式会社ハピネットファントム・スタジオ販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング© 2022 ORIGIN PICTURE SHOW LLC. ALL RIGHTS RESERVED.(シネマカフェ編集部)
2023年09月10日NPO法人文化芸術教育支援センター主催、戦争三部作~散りゆくシリーズ最終章『群青に散りゆく』が2023年8月30日 (水) ~2023年9月3日 (日)に中目黒キンケロ・シアター(東京都目黒区青葉台1-15-11)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter instagram Facebook 特攻兵を選んだ男と選ばれた息子の物語。昭和20年、戦火は日本本土にも達し、度重なる米軍の攻撃で「本土上陸を阻止する」ために最後の特攻隊が編成されていた。男は特攻兵を選ぶ任務に就き、数多くの若者を戦地に送り出していた。そんな中、一人の特攻兵が脱走してしまう。急遽、特攻志願兵を招集することになったが、やってきたのは能楽師の元に嫁いだ姉の息子と実の息子の2名だった。どちらか一人を特攻兵に…。そんな時、男の元に1枚の便りが届いた。団体概要文化芸術振興基本法が成立以降、その取り組みは、近年、大きく進歩を遂げてきました。しかしながら、財政の逼迫による民間の文化施設の閉館や芸術鑑賞教育の減少など、文化芸術に触れる機会が減りつつあるのも事実です。その一方で、NPOやボランティアなど新たな力、新たな潮流が生まれて取り組んできましたがまだまだ、充分とは言えません。私どもはその活動をもっと身近なところから行う必要があると考えてます。たとえば、近くにある公共施設や神社仏閣を起点にした文化芸術の振興です。子供たちに、絵画や舞台、楽器との触れ合い、映画作りといった体験する場所や機会を作ることです。そのことが、地域のコミニュケーションや豊かな人格形成にも役立つと考えています。人と人、地域と地域、それぞれを文化芸術の活動で結ぶことで、「次世代の新たな人材の育成を支援する社会」をつくっていく。それが、私たちNPO法人文化芸術教育支援センターの目指すものです。公演概要戦争三部作~散りゆくシリーズ最終章『群青に散りゆく』公演期間:2023年8月30日 (水) ~2023年9月3日 (日)会場:中目黒キンケロ・シアター(東京都目黒区青葉台1-15-11)■出演者コウガシノブ/久米田彩/柿本光太郎/SHUN/華村りこ杉田友里/角田奈穂/Kuro/水野伽奈子/辛嶋慶/杉本佳毅密野大輔/滝澤龍輝/関本優斗/田口真輝/三浦亮/野上泰聖橋本智恵子/川下千尋/矢ヶ崎花音/北村美有/小島優花/桐嶋くるみ谷端梓/湯川夏鈴/斎藤有花/桜丘高校演劇部渡辺克己/松井みどり/夢麻呂能楽師:辰巳満次郎和事奏者・作曲家・教育者:高谷秀司オペラ歌手:前坂美希噺子方:藤舎呂凰噺子方:あかる潤■スタッフ【企画・脚本】松本京【演出】山本タク【制作】演劇企画ユニット劇団山本屋主催:NPO法人文化芸術教育支援センター協力:JAPAN BEST TV株式会社■公演スケジュール2023年8月30日 (水) ~2023年9月3日 (日)8/30(水) 19:008/31(木)19:009/1(金)14:00・19:009/2(土)13:00・18:009/3(日)11:30・16:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金最前列(1列目):8,000円一般席:5,800円学生(高校生まで):3,500円(全席指定・税込)※学生チケットをご利用の方は、ご入場時に学生証等のご提示をお願いします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月01日歌舞伎座新開場十周年『八月納涼歌舞伎』3部それぞれの特別ポスターが公開された。第一部『裸道中』『大江山酒呑童子』のポスターは、どこか憎めない愛嬌をもつ勝五郎と、喧嘩をしつつも夫への愛情が滲む女房のみきの姿をとらえた『裸道中』と、盃を重ねて心地よく踊る童と本性を現した荒々しい鬼神の姿が印象的な『大江山酒呑童子』の世界が凝縮された1枚。第二部『新門辰五郎』『団子売』は、江戸町火消しのシンボルでもある纏と並ぶ松本幸四郎演じる新門辰五郎と、明るく軽やかな風俗舞踊『団子売』に出演する坂東巳之助演じる杵造、中村児太郎演じるお福が映し出されている。そして第三部『新・水滸伝』には、役人たちの不正による国の乱れに憤り、腐った体制に反旗を翻し縦横無尽に暴れまわる梁山泊に集結した豪傑たちが登場。熱く燃え上がる魂を表すかのような朱色の世界に、個性豊かな登場人物が鮮やかに浮かび上がっている。これらの特別ポスターは、歌舞伎座ほかにて順次掲出予定。なお『八月納涼歌舞伎』は、8月5日(土) から27日(日) まで歌舞伎座で上演される。<公演情報>歌舞伎座新開場十周年『八月納涼歌舞伎』8月5日(土) ~27日(日) 歌舞伎座歌舞伎座新開場十周年『八月納涼歌舞伎』ビジュアル詳細はこちら:
2023年07月27日デヴィッド・ゴードン・グリーンが手掛ける新『エクソシスト』三部作の第1弾『The Exorcist: Believer』(原題)の予告編が公開された。「よい一日を。夕食までには帰ってくるんだよ」。ヴィクター(レスリー・オドム・Jr.)は娘のアンジェラを学校に送ると、そう声をかけた。アンジェラの友人のキャサリンとも挨拶を交わした。いつもと変わらない日に、事件は起きた。アンジェラとキャサリンが行方不明になったのだ。幸いにも3日後に発見された2人。アンジェラは自分たちは「ずっと森の中を歩いていた」と話し、姿を消していたのは「数時間」だと思っている。それから2人に不可解なことが立て続けに起こり、ヴィクターは途方に暮れていた。彼が助けを求めたのは、娘のリーガンが2人と同じように悪魔に憑りつかれた経験があるクリス・マクニール(エレン・バースティン)だった。『エクソシスト』シリーズでは1本目にしか出演していないエレンが、半世紀ぶりにクリス役を再演することに、映画ファンは喜んでおり、SNSに「予告編は怖くて期待できるね。でも何と言ってもエレン・バースティンの存在がプライスレス」「エレンが出演するのが本当にうれしい。彼女はロックスターだよ」などのコメントが寄せられている。(賀来比呂美)
2023年07月26日ポン・ジュノ監督の傑作映画『パラサイト 半地下の家族』を舞台化。鄭義信が台本・演出を手がけ、話題の新劇場THEATER MILANO-Zaで幕を開ける。6月5日の初日を前に、合同取材会が行われ、鄭を始めキャストの古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子が登壇した。今回の舞台化で鄭は、物語の設定を90年代の関西へと変更。金田家の文平(古田)は、家内手工業の靴作りを生業に、妻の福子(江口)、息子の純平(宮沢)、娘の美姫(伊藤)と細々暮らしている。その一方、高台の豪邸に暮らすのが、永井家の慎太郎(山内)、妻の千代子(真木)、娘の繭子(恒松)。さらに永井家の家政婦・玉子(キムラ)、みのすけ演じる舞台オリジナルキャラクターらが絡み合い、永井家に“寄生=パラサイト”していく金田家の綿密な計画が描かれていく。そんな鄭の脚本について古田は、「日本には韓国のような半地下の文化はないですし、そこいらへんはさすが鄭さん、うまいです」と絶賛。さらに「非常にうまく置き換えて貧富の差も出せていると思いますし、映画とはまた違う結末ですが、映画をご覧になった方も『うまい!』ってなると思います」と自信をのぞかせる。映画版の完成度の高さに「多少のプレッシャーはありました」と語る真木は、「ただやっぱり映画と舞台、フィールドが違いますから。鄭さんが見事舞台版へと変えていますし、ぜひ生の私たちの芝居を感じていただければ」と話す。さらに鄭は、「映画のようなスペクタクルはお見せ出来ないと思いますが、人間同士の濃いスペクタクルなドラマと言うのでしょうか(笑)。そういう話にしたいと思いましたし、実際にそうなっていると思うので、ぜひ多くの方に観ていただきたいです」とアピールする。古田新太鄭義信さらに稽古中のエピソードを訊かれると、「わりと順調でしたよね」と山内。古田も「こう見えてみんな結構、素直な俳優なんで(笑)」と、個性派ぞろいの意外な一面を打ち明ける。また関西弁の台詞について古田は、「(関西出身ではないと)ほぼバレないんじゃないかな。だから観に来た人は、『本物の関西人は誰だ?』クイズをやればいいと思う」と笑う。関東出身の伊藤は、「(古田など)すぐに教えてくださる方々が近くにいたのは、すごく恵まれていたと思います」と語り、同じく関東出身の宮沢も、「『もうちょっとこうしたほうがいいよ』とすぐにアドバイスいただけるので、共演者の皆さんにはすごく助けられました」と振り返る。山内圭哉伊藤沙莉伊藤沙莉ちなみに映画版で古田と同じ役を演じているのが、名優ソン・ガンホ。古田は“日本のソン・ガンホ”と言われることもあるが、実は古田の方が年上。これまでは多少の不満もあったようだが……。「この間うちの関係者がソン・ガンホに会いまして。で、その時ソン・ガンホが、『私が韓国の古田新太です』と言ったそうです(笑)。だからもうオッケーです」とニヤリ顔を見せると、会場はドッと笑いに包まれた。取材・文:野上瑠美子<公演情報>THEATER MILANO-ZaオープニングシリーズCOCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』【東京公演】2023年6月5日(月)~2023年7月2日(日)会場:THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)【大阪公演】2023年7月7日(金)~17日(月・祝)会場:大阪・新歌舞伎座公演公式サイト 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2023年06月06日韓国ノワールの金字塔、映画『パラサイト 半地下の家族』が舞台となって、新宿の新劇場「THEATER MILANO-Za」に登場する。世界中を震撼させた、格差社会が引き起こした衝撃の人間ドラマを再構築するのは、血と汗と涙と笑いが混在する“愛すべき人間臭さ”を舞台に息づかせる名手、鄭義信。舞台設定を日本に置き換え、「私たちの物語」として提示するその狙いとは!?古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ他、豪華キャストとともに話題作に挑む、鄭の思いに迫った。「ポン・ジュノ監督がどう返事して来るのか、ドキドキしながら待っていました」――原作映画『パラサイト 半地下の家族』の日本公開は2020年1月でしたが、いつご覧になりましたか?日本公開よりも前にあった特別試写会で、初めて観ました。ポン・ジュノ監督とは面識があって作品も何作か観ていますが、この作品も、やっぱりな、どんどん切り込んでくるな!という感触でしたね。韓国は日本以上に貧富の差が激しくなっているんだな、ということがヒシヒシと伝わって来る作品だと思いました。――ブラックユーモアを散りばめた思いも寄らない展開、そうしたエンタテインメント性の高さに評価が集まったところもありますが、作品の核となる社会問題に胸を突かれた、と。そうですね。日本の場合、貧困が目に見えない形で進んでいるように思うけれど、韓国はあらわになって来ているなとすごく感じましたね。韓国ドラマなどにもよく出て来るけど、格差の激しさが怨念のように渦巻いているのが分かりました。で、映画を観た後だいぶ経ってから、映画プロデューサーの李鳳宇さんに「舞台化してみないか」と持ちかけられたんです。舞台『パラサイト』メインビジュアル李さんはポン・ジュノ監督と親しい間柄で、「こんなとんでもない話を舞台に出来るのは、義信さんぐらいしかいない」と言われて(笑)。でも、権利元のCJエンターテインメントという韓国最大の制作会社と、ポン・ジュノのゴーサインが出なければダメだと。「まずは上演台本を書いてくれ、設定を日本に変えて構わない」と言われたので、関西を舞台にしたホンを書いて、それを韓国語に訳してもらってCJとポン・ジュノ監督に読んでもらったら、すぐにOKが出た。じゃあ舞台にしよう〜とトントン拍子に話が進んだ感じですね。――ポン・ジュノ監督も「当初は戯曲として構想した作品」とコメントされていましたが、日本で舞台化されるとは意外でした。ポン・ジュノ監督は僕が書いたホンを読んで、「面白かった。もっと好きに、メチャクチャにしてくれてよかったんだけど」って言ってたそうです(笑)。彼は、僕の作・演出の舞台『焼肉ドラゴン』※の韓国公演を観に来てくれていたりして、わりと信頼してくれているんですよね。でもやっぱりね、こちらとしてはCJとポン・ジュノがどう返事して来るのか、ドキドキしながら待っていました。※『焼肉ドラゴン』は’08・’11年に東京・兵庫・北九州・ソウルで上演、’16年にも東京・兵庫で上演。’18年に映画化もされた鄭さんの代表作――設定を日本の関西に置き換えたのは、ご自身が慣れ親しんでいる土地だからでしょうか。いや〜関西弁の舞台が続いているから、そろそろやめたほうがいいかなと思っていたんですけど(笑)、やっぱり自分が一番知っている、書きやすい世界なんですよね。貧富の差で僕が真っ先に思い浮かんだのは、山の手のほうの裕福な地区と、その反対の貧しい地区、ホンの中では場所は特定せずに、もしかしたらあのあたりかな……という具合にぼやかしています。そんなふうに地形的にも東京よりイメージしやすかったので、関西の話にしようと決めました。「自分たちとは遠い話」と思うものにはしたくなかった――映画に出て来るのは“半地下の家”ですが、舞台では“コンクリートの高い堤防がそびえ立つ、川の水位よりも低い土地にある集落”だとか。上演台本作成の際に意識されたことは?まず、お客さんが「これは韓国でのこと、自分たちとは遠い話」と思うものにはしたくなかったんですよね。ここに住んでいる人たちの悲しみ、苦しみというのは自分たちの身近にあって、誰にでも降りかかることかもしれない、そう感じられる話を書きたかった。この『パラサイト』の物語も、ある事件をきっかけにひとつの亀裂を、自分たちの在り様、置かれている状況というものを知らされる、まざまざと見せつけられる、そういった衝撃が描かれています。舞台を見て、弱い人たちがどんどん切り捨てられ、置き去りにされていくのではないか……といった今の状況に思いを寄せてもらえれば、またそこから少しでも希望というものを感じてもらえる作品に出来ればいいかな、と思っています。舞台版『パラサイト』で物語の中心となる金田一家の主・金田文平役の古田新太、息子役・純平役の宮沢氷魚、純平の妹・美姫役の伊藤沙莉、文平の妻・福子役の江口のりこ――キャストは、古田新太さんを始めとする豪華な面々が集まりました。はい。一番最初はやっぱり、映画の主演のソン・ガンホさんの役を誰が出来るのかと言ったら、もう古田さんしかいないでしょ、という話になって(笑)。そこから先はトントンと、この人がいいな、あの人もいいなと、前からご一緒したいと思っていた人たちが集まってくれました。ベストなキャスティングだと思っております。古田さんとの舞台作りも初めてだし、また、舞台はよく観ているんですけどキムラ緑子さんも初めてなんですよ。すごくドキドキしますね、どんなことを仕出かすんだろうって(笑)。緑子さん、「私、とっても不器用で、あんまり体力ないからね〜」とか言って早くも防護線を張ってますから。いえいえ、まだまだ大丈夫でしょ〜って言っておきました(笑)。古田ら演じる金田一家に<寄生>されていく永井家の主人・永井慎太郎役の山内圭哉、その妻・千代子役の真木よう子、娘・繭子役の恒松祐里、永井一家の家政婦・安田玉子役のキムラ緑子、そして舞台版オリジナルの人物を演じるみのすけ――新しい劇場、THEATER MILANO-Zaでの上演になりますが、劇場の印象はいかがですか?出来たばかりでまだ匂いのない劇場だから、未知数ですよね。これから匂いが染み込んでいくんだろうなと。でもね、楽屋からゴジラ(新宿東宝ビルの「ゴジラヘッド」)が見えるんですよ(笑)。そんなところは他にないから、これは素敵だなと思いました。――さきほど「希望」とおっしゃいましたが、映画はまさしくほのかに希望を感じさせるラストですよね。舞台のほうも、舞台ならではの余韻を期待していいでしょうか。はい、余韻をもたらすように出来ればいいなと思っています(笑)。そんなに映画と違う突飛な最後には出来ませんが、人間にとって幸福とは何なのか、じんわりと思いを巡らせていただければ。儚い夢かもしれないけれど、しみじみとした幸福の風景をお見せ出来たらいいなと思っています。取材・文:上野紀子<公演情報>THEATER MILANO-ZaオープニングシリーズCOCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』【東京公演】2023年6月5日(月)~2023年7月2日(日)会場:THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)【大阪公演】2023年7月7日(金)~17日(月・祝)会場:大阪・新歌舞伎座チケット情報
2023年05月19日舞台「パラサイト」の原作となる映画『パラサイト 半地下の家族』より、ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホからコメントが到着した。『愛を乞うひと』『焼肉ドラゴン』の鄭義信が台本・演出を務め、90年代の関西に舞台を移した本作は、堤防の下にあるトタン屋根の集落に暮らす、家内手工業の靴作りで生計を立てる金田一家と、高台にある豪邸に住む永井一家の物語。古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、キムラ緑子、みのすけ、山内圭哉、恒松祐里、真木よう子らが出演する。今回の舞台化にあたり、『パラサイト 半地下の家族』で第92回アカデミー賞監督賞・脚本賞を受賞したポン・ジュノ監督は「とても嬉しく、楽しみです」とコメント。「当初は戯曲として構想した作品です。俳優の生き生きとした眼差し、息遣い、そして汗を直に感じてもらえる舞台版『パラサイト』で、再び観客に出会えることは至極の喜びです。演出の鄭義信先生の長年のファンとして、傑作『焼肉ドラゴン』を観劇した際に、スタンディングオベーションで拍手を送った記憶が今も蘇ります。加えて、日本を代表する最高の製作陣と俳優たちが集結してくれたことに、私の期待は更に膨らんでいます」と語る。ポン・ジュノ監督また、裕福な家庭に次第に寄生していくキム一家の父親、キム・ギテクを演じたソン・ガンホは、「映画とは違う立体感や臨場感、そして舞台の圧倒的なエネルギーが期待されます。多くの観客の熱気に包まれる素晴らしい公演になることを切に願っています」とメッセージを寄せている。ソン・ガンホなお、3月19日(日)12時よりMY Bunkamura、26日(日)11時よりレプロエンタテインメント先行チケット販売特設サイトにて主催者先行チケット販売がスタートする。THEATER MILANO-Zaオープニングシリーズ/COCOON PRODUCTION 2023「パラサイト」は6月5日(月)~7月2日(日)THEATER MILANO-Za、7月7日(金)~17日(月・祝)大阪・新歌舞伎座にて上演。(cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2023年03月18日リサイクル商品を開発・販売する「マテックプロダクツ」(所在地:北海道帯広市西22条南3丁目34-1)は、イラストレーター永井博氏作品「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカを限定販売します。北海道三部作80年代に大瀧詠一の『A LONG VACATION』などのレコードジャケットに代表される国内外から多くの支持を受けている永井博氏。1998年より現在に至るまで、マテックグループのイメージイラストを手がけて頂いております。トロピカルでクリアな風景イラストレーションをメインとしている永井氏が北海道の雄大自然にインスピレーションされ、独自の雰囲気で描き上げた非常に珍しい作品「北海道三部作」です。永井博氏直筆サインとエディションナンバー付き(背面)■原画の美しさを再現するジークレー版画印刷ジークレーとは、インクジェットプリンターで印刷された限定版画作品のことです。株式会社アイワードによる高精細7色プリンターで再現した本作品は、色彩から質感までこだわりぬいたレプリカ作品です。すべての作品に永井博の直筆サインとエディションナンバー付きとなります。永井博「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカ/雪道●永井博「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカ/雪道息も凍りつくような冬の日。宇宙まで届きそうな蒼い空。耳を澄ましても風の音すら聞こえない静まり返った真っ白な大地。凍れた雪道、踏みしめるとキュッキュッと雪が鳴く。北海道の厳しくも美しい冬のひと時。プリントサイズ:W530×H454mm 額装サイズ:W675×H600mm エディション:30販売価格165,000円(税込)●額装込み(アルミフレーム、ブラック)●直筆サイン、エディションナンバー付(ナンバーは選べません)永井博「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカ/針葉樹の森●永井博「北海道三部作」 公式ハイエンドレプリカ/針葉樹の森どこまでも続く白銀の大平原と遥かなる山々。風雪にも負けることなく緑をたたえながら天に伸びる針葉樹たち。眩しく輝く冬の光と青く伸びる影。冬の日の美しく優しい時間。永井博が描く北海道をテーマにした三部作。プリントサイズ:W530×H454mm 額装サイズ:W675×H600mm エディション:30販売価格165,000円(税込)●額装込み(アルミフレーム、ブラック)●直筆サイン、エディションナンバー付(ナンバーは選べません)永井博「北海道三部作」公式ハイエンドレプリカ/ポプラ●永井博「北海道三部作」 公式ハイエンドレプリカ/ポプラ果てしない大空と悠々と流れていく雲。まるでパッチワークのように美しく咲き誇る北の花たち。どこまでも続くただ1本の道。透明な光の中、風に揺らぐポプラの葉音が優しく聞こえてくる。プリントサイズ:W530×H454mm額装サイズ:W675×H600mm エディション:30販売価格165,000円(税込)●額装込み(アルミフレーム、ブラック)●直筆サイン、エディションナンバー付(ナンバーは選べません)【マテックプロダクツとは】マテックプロダクツは、リサイクル商品はもちろんのこと環境にやさしい商品を展示し販売しています。自動車の窓ガラスやシートを再利用して商品を開発しています。小樽市に本社を構える株式会社深川硝子工芸様と、自動車の窓ガラスを利用してリサイクルグラスや皿、花瓶を作製しました。また、滝川市に本社を構える株式会社レザースタジオKAZU様と自動車の革シートを利用して名刺ケースを作製しました。今後、SDGsの取り組みとして多種多様なアップサイクル商品を数十種類開発、販売を検討中です。皆様にリサイクルを身近に感じていただけるよう努めていきます。【マテックとは】株式会社マテック(本社:帯広市)は、創業80年を超える総合リサイクル企業です。北海道内に9支店を構えています。建築物の解体に伴う金属スクラップや小型家電に含まれる基盤、プラスチックなど、リサイクル可能なすべての物質・廃棄物を第三の資源と考え、あらゆる資源を再生・創造・開発しています。最近では、24時間無人で古紙や金属製品などの資源物を回収するサービス「じゅんかんコンビニ24」を北海道内に24店舗を開設。「じゅんかんコンビニ24」は、これまで廃棄物として処理されていた資源物のリサイクル率を高めています。マテックはさまざまな視点からリサイクルを見つめ、取り扱い品目の拡大はもちろんのこと環境の未来を見据え新しいことに取り組んでいます。■店舗概要マテックプロダクツストアYAHOOショップ店永井博「北海道三部作」 公式ハイエンドレプリカ マテックプロダクツストア所在地 : 〒080-2472 北海道帯広市西22条南3丁目34-1電話 : 0155-35-7711FAX : 0155-35-9911営業時間: 9時から17時(月曜日~土曜日、日曜日・祝日休み)公式HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月01日【1万部の大重版決定!累計3.4万部突破!】髙橋洋一著『世界の「今」を読み解く! 【図解】新・地政学入門』株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は、髙橋 洋一 著『世界の「今」を読み解く! 【図解】新・地政学入門』 が2月14日の重版をもちまして、3万部(累計3万4000部)を突破したことをお知らせいたします。YouTubeチャンネル登録者数が、84.8万人突破! 30代以上の男性から高い関心購入者の割合(あさ出版 調べ)ロシアのウクライナへの軍事侵攻など世界情勢の先が見えない中で、地理的条件を重視する地政学に注目が集まっていることや、著者の発信するYouTubeチャンネル登録者数が、84.8万人と発信力が大きい事から多くの方から関心が寄せられました。購入者層は、30代以上の男性が6.5割以上、30代以上の女性も約3割を占め、特に政治、経済に関心の高いビジネスパーソンから高い支持を得ています。地政学とは何か※以下、本書“まえがき”より抜粋その国の性格、俗に「国民性」「お国柄」などと呼ばれるものの根幹にも、地理的条件が大きく関わっているといっても過言ではない。これら危機意識や戦略思考が目に見える形で現れるのが、戦争だ。置かれた地理的条件によって、それぞれの国の生き残りや発展をかけた野心が生まれ、そこから、さまざまな戦争が起こってきた。すべての戦争には、地理的条件による各国なりの「切実な事情」が絡んでいる。そうした戦争の歴史を知ることが地政学であり、この視点をもって世界を見つめてみることが、世界の深層をとらえる頭につながるのである。チャンネル登録者数 84.8万人「髙橋洋一チャンネル」でも紹介▼『世界の「今」を読み解く! 【図解】新・地政学入門』が紹介されている動画URL 書籍情報表紙タイトル:世界の「今」を読み解く! 【図解】新・地政学入門著者:髙橋 洋一ページ数:296ページ価格:1,650円(10%税込)発行日:2022年12月15日ISBN:978-4-86667-421-6書籍紹介ページ: amazon: 楽天: 目次プロローグよりよい、より広い土地を巡る「戦争の歴史」 ── 地政学第1章とにかく「広い海」が欲しい中国の地政学第2章昔も今も「南」へ向かいたいロシアの地政学第3章争いを経て作られた「共同体」ヨーロッパの地政学第4章かつての「世界の警察官」アメリカの地政学エピローグ日本の現在と今後を考える著者プロフィール髙橋洋一(たかはし・よういち)1955年東京都生まれ。都立小石川高校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。 1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、総務大臣補佐官、内閣参事官(総理補佐官補)等を歴任。 小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞が関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた。また、戦後の日本における経済の最重要問題といわれる、バブル崩壊後の「不良債権処理」の陣頭指揮をとり、不良債権償却の「大魔王」のあだ名を頂戴した。2008年退官。その後、菅政権では内閣官房参与もつとめ、現在、嘉悦大学経営経済学部教授、株式会社政策工房代表取締役会長。 『【図解】ピケティ入門』『【図解】経済学入門』『【明解】会計学入門』『【図解】統計学超入門』『外交戦』『【明解】経済理論入門』『【明解】政治学入門』『99%の日本人がわかっていない 新・国債の真実』(以上、あさ出版)、第17回山本七平賞を受賞した『さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)など、ベスト・ロングセラー多数。【報道関係各位】3万部突破!『世界の「今」を読み解く!【図解】新・地政学入門』リリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月14日人気の演劇ユニット“地球ゴージャス”を率い、自ら作・演出を手掛ける岸谷五朗が、14年ぶりに外部の舞台で主演する。作品は『焼肉ドラゴン』などで知られる鄭義信(チョン・ウィシン)の作・演出による音楽劇『歌うシャイロック』。シェイクスピアの傑作『ヴェニスの商人』の高利貸しシャイロックを物語の中心に据えて再構成、さらにそれを全編関西弁で贈るというノンストップエンターテインメントだ。鄭は、岸谷の出世作となった映画『月はどっちに出ている』(1993年)で、崔洋一監督と共に脚本を担当した時からの「主演俳優と作家という付き合い」(岸谷)。共に演劇畑にいながら「こんなタッグの形は初めて」と楽しみながら稽古開始を待つ岸谷が来阪、作品の魅力や意気込みを語った。「歌うシャイロック」 チケット情報演出では『キンキーブーツ』など“地球ゴージャス”以外の作品も手掛けている岸谷だが、俳優として舞台で主演するのは2008年の祝祭音楽劇『トゥーランドット』以来。この2年間で4作品に関わる多忙な中「ラッキーにもこの期間にお話をいただき『やっとできる!』という感じでした。役者だけで出られる幸せって、ほんとにたまんないですね。ドキドキです」と喜びながらも、「3人で苦楽を共にした」崔監督を11月に亡くし「なおさら、この作品を成功させなければという強い意志になりました」。通常は終始悪役のシャイロックだが、今作は目線が違う。「当時のイギリスのユダヤ人への差別と迫害の中を、シャイロックがどう乗り越えていったか。その開き直りと人生に対する憤りがエナジーにつながっている。脚本を読んで、なんてかわいそうな親子なんだろうと。その時代時代にある常識の怖さなど、ただの『ヴェニスの商人』にはない多面的なおもしろさがあって、ウィシンさんらしい、ウィシンさんじゃないと書けない作品だと思います」と魅力を語る。さらに「関西弁にすることで、シェイクスピアが近所のおっちゃんに見えてくるという親近感が作品全体の魅力になり、何倍もおもしろくなっています」。その関西弁は、2003年のNHK連続テレビ小説『てるてる家族』で関西弁のイントネーションを音符にして覚えた特訓が生きた。「シャイロックは悪徳高利貸しなので、言葉が非常に乱暴。ドラマのお父さん役にはなかった関西弁の悪い言葉がいっぱい出てくるのも楽しいですね」。この2年間、自作の大阪公演が中止を余儀なくされてきた岸谷。まだ続くコロナ禍での上演に「我々は作品を作ることが攻撃であり、乗り越えることだと思っています」と力強く語った。公演は2月9日(木)から21日(火)まで京都・南座、2月25日(土)から27日(月)まで福岡・博多座、3月16日(木)から26日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2023年02月06日『スター・ウォーズ』新3部作のレイ役で知られるデイジー・リドリーが、『Sometimes I Think about Dying』でキャリア最高の演技を見せる。リドリーが演じるフランは、オレゴン州の海辺の街に住む孤独な独身女性。彼女の毎日は、小さなオフィスに通い、コンピュータの前に座って事務をこなすだけ。職場仲間との会話もほとんどなく、友人もいない。趣味もなく、夕食はレンジで温めた食べ物とグラスワインをひとりで黙々と食べる。そんなある日、職場に新しい男性ロバートがやってきた。その男性とある秘密を共有したのがきっかけで、ふたりの距離は近くなる。そこからフランは、ほかの人たちとの集まりにも参加するなど、少しずつ心を開いていくのだが…。フランとロバートの関係がありがちな男女のロマンスではないこと、そしてニュアンスのあるエンディングが、この物語に複雑さと感情を与える。沈黙の多いキャラクターを、細やかな表情で演じるリドリーの演技は見事。彼女はプロデューサーも兼任する。監督はイギリス人女流監督のレイチェル・ランバート。2016年の『In the Radiant City』に続き、これが2本目の長編監督作となる。ロバート役は、コメディ番組『ラミー:自分探しの旅』に出演したデイブ・メルヘジが演じる。ほかに、ショーン・ベイカーの最新作『レッド・ロケット』(4月日本公開予定)にも出ているブリー・エルロッドが出演する。USドラマチック・コンペティション部門出品作。文=猿渡由紀(C)Sundance Institute
2023年01月23日世界最高峰の最新オペラ公演を大スクリーンで楽しむ「METライブビューイング」。現在開幕中の2022-23シーズン第3作は、ケヴィン・プッツの『めぐりあう時間たち』だ。(2月3日(金)〜9日(木):東劇のみ2月23日(木・祝)まで上映)大女優メリル・ストリープほか豪華キャストの共演で、2002年に映画化もされて話題となった、ピューリッツァー賞受賞の名作小説『The Hours』(邦題:めぐりあう時間たち)を基にしたこの新作オペラは、METでおこなわれる世界初演!作曲は、数々の賞を受賞する才気あふれる作曲家ケヴィン・プッツ。村上春樹の舞台も手掛けた劇作家グレッグ・ピアスが台本を書き上げた本作で、アメリカが誇る3大歌姫、ルネ・フレミング、ケリー・オハラ、ジョイス・ディドナートの夢のタッグが実現。今を生きる人々の心に刺さり、深い感動を呼ぶ作品となって登場する。オペラ新時代の到来とも伝えられるこの最新作を見逃す事なかれ。METライブビューイング公式HP
2023年01月11日チャニング・テイタムの経験を基に製作された映画『マジック・マイク』最新作『マジック・マイク ラストダンス』が、ファンの熱望を受けて2023年3月3日(金)より日本公開決定。第1作目のスティーブン・ソダーバーグが監督として再度カムバック、マイクの人生をかけたラストダンス&ショーを描く。破産で全てを失い、長期間ステージから遠ざかっていた元ストリップダンサーのマイク(チャニング・テイタム)は、資産家の女性マックス(サルマ・ハエック)の依頼を受け伝統の街・ロンドンへ。人生の再起をかけて世界中のダンサーと“人生最後の挑戦”となる、一夜限りのラストショーに挑む!究極のダンス・エンターテインメントの最終章となる本作最大の見どころは、マイクが世界中のダンサーと共に繰り広げる、シリーズ史上最も危険で最もセクシーで最もエキサイティングなラスト30分の圧巻のダンスシーン。チャニング・テイタム指導者となったマイクが世界中の若手ダンサーたちに振り付けや演出を行うストーリーは、映画の世界的ヒットを受け世界ツアーを実施した人気ミュージカル舞台「マジック・マイクステージ」で、構想・総監督を務めたチャニングの実体験に基づくもの。1作目の成り立ちからミュージカル、最後の劇場版となる本作まで『マジック・マイク』に人生を注ぎ込んでいるチャニングの全てが映画に盛り込まれているといえる。また、今作では1作目で監督を務め、「全ての始まりである“ダンス”に焦点をあてる。最後の30分にわたる壮大なダンスシーンにこれまでの映画の全てをかけた」と熱く語るアカデミー賞受賞監督のスティーブン・ソダーバーグが監督に返り咲いた。さらに、様々なジャンルのダンサーたちがヒップホップ、ジャズ、クラシックバレエと、シリーズ史上最も危険で最もセクシー、最もエキサイティングなダンスを披露していく。今回、映画の場面写真が2点初解禁。1点目は、鍛え上げられた腹筋をチラ見せするマイクと、彼にそっと触れる資産家の女性マックス。サルマ・ハエック演じる資産家マックスは、シリーズ初登場となる謎のキャラクター。彼女はどん底だったマイクのダンスに可能性を見出し、彼に最後のチャンスを与えるが、実はマックスには別の目的が…。2点目は、若いダンサーの前で2人が披露する危険で情熱的なダンスシーンから切り取られた。『マジック・マイク』(2012)は、知られざる男性ストリップダンスの世界の裏側とそこで奮闘するダンサーたちの裏側を迫力のダンスシーンと共に描き、世界を熱狂させてきた。無名時代にストリップダンサーだったチャニングの経験を基に製作され、過去累計の世界興行収入は2億8600万ドル超え、ダンス映画史上NO.1大ヒットに君臨する。過去作公開時には名だたる批評家から、「アカデミー賞に値する作品」(The Toast)、「驚くほどエンターテイメント!面白い」(Cinema Crazed)、「魅力的で軽快な作品」(Guardian)、「心の目の保養!」(AWFJ Women on Film)、「素晴らしい演技と強力な脚本、印象的な演出、見事な編集で、大いに楽しませてくれるエンタメドラマ作品」(ViewLondon)をはじめとする絶賛コメントが飛びかっていた。特に「クライマックスの完璧な振り付けのショーケースのおかげで大きな笑みを浮かべながら、家路に着いた」(MiamiArtZine)、「ワイルドで豪快なダンス(とストリップ)がパフォーマンスをより印象的なものにしている」(Concrete Playground)などの迫力満載のダンスシーンへの賞賛の声とファンからのコメントが世界中を賑わせ、第3弾となるファン待望の『マジック・マイク ラストダンス』の製作・劇場公開へとつながったといえる。『マジック・マイク ラストダンス』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マジック・マイク 2013年8月3日よりシネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネマカリテほか全国にて公開© 2012 The Estate of Redmond Barry LLC.All right reserved.マジック・マイク ラストダンス 2023年3月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年12月23日アニメ映画『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が2024年に公開される。続編二部作の後編が2024年公開へ『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は、第91回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編となる物語。2023年に公開される映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』との二部作となっており、『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は後編にあたる。『スパイダーマン:スパイダーバース』といえば、マーベル映画の中でもマルチバースを本格的に描いた先駆け的作品。続編の前編にあたる『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では、様々なユニバースから集結したスパイダーマンたちが大集結する様子。膨大な数のスパイダーマンに、主人公マイルス・モラレスが追われることになるようだが...後編でどのような物語が展開されるのか、続報を待とう。【詳細】アニメ映画『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』公開時期:2024年
2022年12月17日来年2月3日(金)、4月7日(金) に公開される映画『仕掛人・藤枝梅安』2部作の第2弾ビジュアルと本予告編映像が公開された。本作は池波正太郎による同名時代小説シリーズの実写化作品で、腕の良い鍼医者として人の命を救う顔と、生かしておいては人の為にならない悪を葬る仕掛人というふたつの顔を持つダークヒーロー・藤枝梅安の活躍を描く。これまで何度も映像化されており、緒形拳、田宮二郎、萬屋錦之介、小林桂樹、渡辺謙など、多くの名優が梅安を演じてきた。そして来年、池波正太郎生誕100年という記念すべき年に豊川悦司を主演に迎え、新たな「仕掛人・藤枝梅安」が誕生する。公開されたのは2部作それぞれのビジュアル。第1作は主人公・藤枝梅安の目元を隠し、唇に鍼をはさんでいる姿、第2作は梅安の相棒である彦次郎の目元を隠し、 口元に吹き矢を構えている姿をメインに構成。いずれも仕掛け(殺し)を行う際に使用する道具をフォーカスして目元を隠す大胆な構図となっており、「悪には、最悪の結末を。」「狂った悪。狂った善。」の各キャッチコピーと組み合わさることで、鍼医者や楊枝職人といった日常とは対照的な“仕掛人”としての顔が醸し出す冷酷さがより際立つビジュアルとなっている。『仕掛人・藤枝梅安2』ビジュアルまた、既に発表されている菅野美穂、高畑淳子、小林薫、天海祐希(第1作ゲスト)、柳葉敏郎(第1作ゲスト)、佐藤浩市(第2作ゲスト)、椎名桔平(第2作ゲスト)ら豪華キャスト陣に加えて、今回「時代劇、新時代。」を牽引する若手キャスト2名の早乙女太一(第1作ゲスト)、一ノ瀬颯 (第2作ゲスト)のポスタービジュアルが初公開された。本予告編映像を手掛けたのは、今年8月に発表された特報に続き『シン・ゴジラ』で監督・特技監督、最新作『シン・ウルトラマン』で監督を務めた映画監督・樋口真嗣。映像では「人を殺せばいつかは殺される身となるだけだ」「私たちもいつかはこうなるんだろうね」という梅安のセリフを効果的に配することで、原作・池波正太郎の作品に通底する「人は悪事を成しながら、その一方では善事を行う」極めて矛盾に満ちた存在であるというテーマを端的に表現すると同時に、仕掛人として生きることの葛藤を際立たせている。音楽は、映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』やテレビドラマ『科捜研の女』シリーズなどを手掛けるサントラ界の大御所・川井憲次が、本作のために劇中曲を書き下ろした。映画『仕掛人・藤枝梅安』2部作 本予告(60秒)映画『仕掛人・藤枝梅安』2部作 本予告(90秒)<作品情報>『仕掛人・藤枝梅安』2023年2月3日(金) 全国公開『仕掛人・藤枝梅安2』2023年4月7日(金) 全国公開原作:池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫刊)監督:河毛俊作脚本:大森寿美男音楽:川井憲次■出演豊川悦司/片岡愛之助/菅野美穂/小野了/高畑淳子/小林薫第1作ゲスト:早乙女太一/柳葉敏郎/天海祐希第2作ゲスト:一ノ瀬颯/椎名桔平/佐藤浩市映画公式サイト:映画公式Twitter:
2022年12月07日実写版映画『東京リベンジャーズ』の続編、『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編』が公開へ。前後編2部作となっており、『-運命-』が2023年GW、『-決戦-』が2023年夏に公開される。人気漫画を実写化、映画『東京リベンジャーズ』和久井健の『東京卍リベンジャーズ』は、『週刊少年マガジン』で連載されるやいなや、人気を博したコミックス。人生にリベンジするため過去に戻るたびに成長を遂げていく主人公タケミチの姿、共に力を合わせ立ち向かう熱い仲間たちとの絆、心揺さぶる名言の数々などが話題を呼び、コミックス累計発行部数は2022年7月時点で6,500万部を超えている。実写版映画『東京リベンジャーズ』では、主人公・花垣武道(タケミチ)を演じる北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮といった豪華キャストが集結。最終興行収入45億円、観客動員数335万人を記録するなど、2021年劇場用実写映画No.1のヒット作となった。続編『東京リベンジャーズ 2』は“血のハロウィン編”を前後編2部作でそんな映画『東京リベンジャーズ』の続編、『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編』が公開へ。前編『-運命-』、後編『-決戦-』の2部作となっており、壮大なスケールを予感させる。題材となる「血のハロウィン編」は原作の4~8巻で描かれているエピソードで、2021年放送のアニメ版でも話題に。和久井健自身が「原作でも描いていて特に思い出深いシリーズ」と語るほど、原作者にとっても思い入れの強いエピソードだけに、どのように映像化されるのか期待が高まる。<「血のハロウィン編」あらすじ>凶悪化した東京卍會によってタケミチの目の前で再び、ヒナタが殺された。タケミチは過去に戻り、ヒナタを救う鍵となる東卍結成メンバー6人を引き裂く”悲しい事件”に迫る。果たしてタケミチは、ヒナタを、東卍の未来を救えるのか。場地圭介・羽宮一虎・松野千冬を演じるのは誰?登場するのは、タケミチ、マイキー、ドラケンら主要キャラクターに加えて、初登場となる場地圭介、羽宮一虎、松野千冬など。原作でも絶大な人気を誇る3人を誰が演じるのか?キャスト解禁の続報を待とう。【詳細】映画『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-』公開時期:2023年GW映画『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -決戦-』公開時期:2023年夏原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』連載中)監督:英勉脚本:髙橋泉配給:ワーナー・ブラザース映画
2022年11月17日