アルピニスト・野口健(46)が12月12日、Twitterで環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん(16)を非難した。ネットでは賛否が分かれている。同日、Twitterにある記事を投稿した野口。そこには、グレタさんが電車に乗って食事をする様子が掲載されていた。そして、こうツイートした。《あれ?電車に乗っていらっしゃるのかな?飛行機が× という方はもちろん車も× だろうし、てっきりヨット以外は馬車でご移動されていらっしゃるのかと想像をしていましたが…》CO2の排出量が多い飛行機の利用を批判しているグレタさん。12月に開かれた「COP25」に参加する際、ヨットで大西洋を横断したことが話題を呼んでいた。飛行機での移動に否定的なグレタさんに、「馬車で移動しているのかと思った」とつづった野口。そのツイートは“CO2を一切排出しない移動方法”を選択しなかったグレタさんを皮肉っているようだ。Twitterでは野口の投稿に《自力で歩け、自力で泳げって話ですな》《グレタさん、お家から出なければいいんじゃないですかね》といった声があがるいっぽう、《山に人が登らなければ、山は汚れない。って話になっちゃいますよ》《野口健は「グレタさんが乗らなくても電車は走る」という事実を知らないらしい》と否定的な声も上がっている。「同じ区間を移動する場合、飛行機に比べると鉄道を利用するほうが乗客1人当たりの排出するCO2の量が数分の1で済むというデータがあります。ドイツやオランダには、電車に乗るよう促す政府の取り組みもあります。移動手段を選ぶのは、手の出しやすい環境活動の一つ。グレタさんはそれを実践したのでしょう」(環境ジャーナリスト)グレタさん自身にも葛藤があるのかもしれない。ハフポストによると毎週金曜日に学校をボイコットしているグレタさんは6日、「子供達が学校を休んでストライキをすることは、持続可能な行動ではありません。続けたくありません」と語ったという。この発言から、行動と現実の狭間で揺れていることがうかがえる。「環境問題に取り組もうとしている人も現代社会に生きている以上、すべてのCO2を排出するものと距離を置くことは難しい。葛藤しながら『少しでも減らしたい』と頑張っています。野口さんの言う“飛行機がダメな人は電車もダメ”という考えは、そうした環境問題に取り組もうとする多くの人を委縮させてしまうのではないでしょうか」(前出・環境ジャーナリスト)03年4月にブログで「一筋縄にいかないのが環境問題」とつづっている野口。「原子力は絶対悪」と唱える知人の発言に、日本のエネルギーの現状を省みながら「本当にそれでいいのか」と苦悩したことを明かしていた。また18年12月、朝日新聞の取材で温暖化対策について「一人ひとりが自分に見合ったペースで実践すれば良いのです」とも語っていた。しかしグレタさんの葛藤を想像し、彼女が“自分のペース”で行動していると捉えることは難しいようだ。
2019年12月13日50歳を超えても宇宙へ行ける人の生活ってどんなだろう――。“野口さん54歳で3度目の宇宙へ”というニュースを聞いて、ふと浮かんだ疑問。本人に直接聞いてみると、意外な答えが返ってきました。「幼いころから僕の『宇宙飛行士』という仕事を理解して育ってきた3人の娘たちは、日ごろから『お父さん、また宇宙に行きたいんでしょ?』と言ってくれていて。3度目が決定したときも『本当によかったねと全員が喜んでくれました』JAXA(宇宙航空研究開発機構)東京事務所の一室で、やわらかな笑顔を浮かべて話すのは、宇宙飛行士の野口聡一さん(54)。’05年にアメリカの「スペースシャトル」。’09年にロシアの「ソユーズ」と2度、宇宙船に乗り、地上から約400キロ離れたISS(国際宇宙ステーション)に滞在して任務を行ってきた。そして’20年に予定されている「3度目」では、日本人として初めてアメリカの民間機に乗り、ISSに向かう。「フライト・エンジニアとして、日本の宇宙実験棟『きぼう』を含む各施設の保全や科学実験など行う予定です。東京オリンピック聖火リレーのスペース・アンバサダーも務めるため、日程が重なれば、宇宙から中継で声援をお届けできるかもしれません」日本人最年長で来年のミッションに挑む野口さん。前回の’09年から約10年間で体の変化も感じているという。「宇宙で45歳の誕生日を迎えた前回は伸び盛りでしたが、54歳になったいま、筋力や動体反射などは劣ってきたかもしれません」それでも宇宙飛行士は「つねにチャレンジの日々」だと語る。「この職業の特徴は、ベテランでもずっと試され続けること。たとえば、ロボットアームの操縦や船外活動の訓練でも、新人と同じテストをさせられます。『若いころは上手だった』ではいけない。つねに『今が全盛』でなければいけないんです」体が衰えていようと、若手と同じ「オーディション」を通過しなければいけないとは、なんとも厳しい世界。しかし、野口さんは、「それがベテランの挑戦」だと力を込めて語る。その「50代の挑戦」は「なにも新しいことを始めなければいけないわけではない」そうだ。「今までできたことを『今日できるのか』と確認することもまた、挑戦だと思うんです。『自分は今、なにができるのか、まだ走れるのか、宇宙船を操縦できるのか……』と、“現在進行形の自分”を確かめる。自分の能力や置かれた環境をある時期に見直して、また構築することは大事だと思う」こうして、今も宇宙飛行のトップランナーでいる野口さん。挑戦し続けるために、日々の生活でもっとも大事なのは、「継続できる生活リズムを作ること」だと、野口さんは、’05年の最初の宇宙飛行での出来事を振り返る。「最初のフライトは直前の’03年にスペースシャトル・コロンビア号の事故が起き、無期限の延期に。僕は最終的に2年半、待つことになりました。今回の3度目も当初は今年中にフライトするといわれていましたが、計画が遅れていて、出発は早くても’20年です。でも、『いつ呼ばれるかわからない』という状況でも、宇宙飛行士はフライトに向けて、準備し続けなければいけません。数カ月しか維持できない無理な生活で、延期になったら燃え尽きてしまうようでは務まらない。モチベーションは数年単位、さらにいえば、いつまでも保ち続ける必要がある。そのためにも、継続できる生活リズムが大切なんです」長年の「準備しながら待ち続ける」という経験が、今の自分の糧にもなっているという野口さん。さらに、私たちにも「継続できる生活リズム」は役立つのではないかという。「旦那さんが不規則な仕事時間だったり、お子さんが受験を控えていたり……そんな場面が、どこかでおとずれるでしょう。そんなとき、夜遅くまでとか、朝早起きしてとか、“今”頑張っている旦那さんやお子さんに合わせることは素晴らしいことですが、家族全員が無理して総崩れになってしまわないように、自分の生活サイクルを守り、息を抜くことも大事だと思います。たとえば。僕の家族もそうでしたが、子どもの受験で大事なのは、『直前の3カ月』だけではないですよね。僕は大学受験で浪人した経験がありますが、受からなかったら、また1年、勉強の日々が続く。3月で燃え尽きてしまうわけにはいかない。そうしたとき、子どもはもちろん、僕たちもサポートし続けるために、無理のない生活サイクルを持ったほうがいい」そして、「それは僕を支えてくれている妻も同じ」だという。「妻は献身的に支えてくれてきていますが、彼女の生活もありますので、『できないことはできない』という割り切りも持っていると思う。夜遅くまで待っていることを、僕も期待しないですし……。きっと妻も『このペースなら乗り切れる』というリズムをしっかり持っているんじゃないかな」野口さんは今、妻と3人の娘の心からの「よかったね」の言葉を胸に、準備を重ねている。
2019年09月21日タレントの三船美佳が、カンテレ製作の舞台『はい!丸尾不動産です。~本日、家に化けて出ます~』(11月30日~12月2日、大阪・ABCホール)に出演することが決定した。15年ぶりの舞台出演となる。兵動大樹ふんするうだつが上がらない不動産屋の営業マン・菅谷さんと、桂吉弥ふんする顧客の林田さんを中心に展開するワン・シチュエーションコメディーの同作。三船は吉弥の一回り年の離れた妻を演じる。三船は「久しぶりの舞台で今からとても緊張しています」と語りながらも、「自分を生きながらも、違う人生を生きることができるのがお芝居の魅力。お客さまに“三船美佳”ということを一瞬でも忘れてもらえるように、役柄を演じたいです!」と抱負を語った。また、アイドルグループ・たこやきレインボーの清井咲希も、孤独死した吉弥の母の化身(幽霊)役で出演。「自分との共通点が全く見えなくて、どう演じようか悩みます…」と戸惑いながらも、「逆にワクワクしています! 私が演じる役は物語を一変させる重要な役どころなので全力で頑張ります!!」と意気込んでいる。
2019年08月06日6月中旬の午前9時ごろ、大阪市内のマンションから一組の男女が仲よく出てきた。キャップを目深に被っている女性は、三船美佳(36)だ。そして隣を歩く男性は、美容室経営者の夫・Tさん(40)。三船が今年4月に再婚を発表して以降、初の夫婦ショットとなる。美容室へと出勤するTさんを送りだすため、三船はしばらく並んで歩いていく。その表情には、幸せに満ちた明るい笑みが浮かんでいた――。三船は98年、16歳という若さで高橋ジョージ(60)と結婚。24歳も年の離れた“おしどり夫婦”として、注目を集めていた。そんな結婚生活に陰りが見えたのが、13年12月。三船は長女(14)と母を連れて大阪へ逃亡し、別居生活がスタートしたのだ。「15年1月にそうした夫婦の亀裂が発覚すると、3月に離婚裁判が勃発。原因は高橋さんの“モラハラ”と報じられ、話題を呼びました。裁判は泥沼化しましたが、1年後の16年3月に離婚が成立。長女の親権は、三船さんが獲得することになりました」(芸能関係者)母娘と2人きりで生きていく。そう決意した三船の前に現れたのが、Tさんだった。「当初は戸惑う気持ちもあったそうです。背中を押したのは、三船さんの娘さんでした。娘さんは三船さんと高橋さんとの離婚騒動を近くで見てきました。高橋さんとは会いたくないと言っていると報じられたこともありましたが、そんな彼女がTさんには心を許したのです。それが決め手となり、三船さんは再婚を決断したのです」(前出・芸能関係者)そんな彼女が選んだ新居は意外なところだった。「三船さんが住んでいるのは、大阪市内でも下町といっていい場所。セレブが住むような高級住宅街ではなく、古い戸建てやアパートが立ち並ぶ庶民的なエリアです。住んでいるマンションもごくごく普通。新築ではありますが、ファミリータイプの3LDKで家賃は月15万円ほどでしょう」(不動産関係者)高橋と結婚していたころ、三船は“合計3億円”ともいわれる豪邸に住んでいた。直撃の際に高橋が乗っていたのも、高級輸入車。誰もがうらやむほどの“セレブ生活”だった。「大阪に引っ越した後も、三船さんが娘と暮らしていたのは超高級マンション。ファミリータイプだと家賃40万円ほどで、浴室にはミストサウナも完備。コンシェルジュサービスまであるという、ホテル並みの豪華さでした」(前出・芸能関係者)そうしたころと比べると、かなり質素な生活。だが彼女は心から幸せそうだという。笑顔の裏には再婚した夫・Tさんの影響があった。Tさんの知人は言う。「彼は著名人を担当するようなカリスマ美容師ではなく、いわゆる“町の美容師さん”。Tさんはもともとついていたお客さんを大切にし、古くなったお店も自分で直す。人柄もよく、いつも笑顔であいさつする。そうした姿勢が評判となり、『あのお店はいいよ』という声が増えてきています。三船さんは、そうした堅実でまじめな彼のことが大好きなんです。だからこそ新居もあえて普通の賃貸マンションがいいとTさんに伝えたそうです」実際、Tさんと暮らし始めたことで三船は変わったようだ。近所の住民はこう語る。「三船さんを近くにある大衆的なスーパーでよくお見かけします。芸能人なのに気取って顔を隠したりせず、普通に買い物をしていますね。それに芸能人って、高級なジムに通っているイメージがあるじゃないですか。でも彼女は普通の主婦と同じように、近所をジョギングしています。だから『あの子、本当に質素だしいいコよね』と噂しているんですよ」“モラハラ夫”から逃亡して5年、笑顔を取り戻した三船。長女や夫・Tさんとの“ささやかな暮らし”が、彼女にとってなによりの“宝物”となっているようだ。
2019年06月18日4月1日にタレントの三船美佳さん(36)が再婚したことを公表しました。お相手は3歳年上の一般男性。大阪府内で50年以上続く老舗美容室のオーナーで、180センチ超のイケメン美容師だそうです。出席したイベントで結婚報告をした美佳さんは夫のことを「最初から優しい印象でした。私的にはゴールデンレトリバーに似ている、優しい大きなワンちゃんみたい」と笑顔で惚気けまくり。今回の結婚は14歳になる娘の後押しがあったからだといい、サプライズでプロポーズを娘が企画してくれたことなども語っていました。美佳さんといえば、2016年に元夫でミュージシャンの高橋ジョージさん(60)からの“モラハラ離婚”が話題となりました。一部では現在も財産分与が決まっていないことや、高橋さん側が娘に会うことができないといった報道も。それに対して、賛否が巻き起こっています。実際、モラハラがあったのか。真実は当人しか知りえないことですが、こういった裏側のドロリとした事情をなかったことにするような彼女の惚気け具合に「苦手」とコメントする人も多いようです。そもそも美佳さんを語る際、いつも「この人、自分のことばっかり主張している感じがして嫌だ」「笑顔なのに目が笑ってない」「大げさすぎて逆に怖い」などの声が男女ともに寄せられるようです。ただなんとなく彼女を拒む人たちの言い分は理解できますが、冷静に考えると美佳さん自体に大きく批判されるようなスキャンダルがあったわけではありません。離婚騒動にシコリが残るのはよくあること。ただ普通にタレント活動をしているだけの彼女がここまで悪く言われてしまう理由はどこにあるのでしょう。■弱みを見せないという頑なさが批判を生む?『三船美佳』をイメージすると、いつもニコニコ明るくて快活なイメージが浮かんできます。あまり人を悪く言ったり、スパッと言い切ったりするイメージはない彼女。よく言えば優等生的です。しかし彼女の“元気すぎる明るさ”が、逆に見る人に違和感を覚えさせているのではと思ったりもします。人間というのは誰しも多少の裏表があって当然です。美佳さんの生まれた環境や夫との離婚状況をみると、綺麗ごとで割り切れない想いが胸にあるのかなとも思います。だからこそ彼女の口から綺麗な言葉だけが語られると、人は警戒心を強めて「なんか疑わしい人に感じる」となってしまうのかもしれません。彼女の笑顔を批判する人には、「目が笑っていない」という表現を使う人も多いです。でもそれは裏側を出さないようにコントロールしようとして、優等生的な振る舞いがすぎているのかも……。それって自分に厳しく頑張った結果として批判を集めてしまっていることですから、少し悲しいことではありますよね。■「私が!私が!」はどこから感じるのかまた批判のなかには「自分のことしか考えてないように見える」という意見も多くみられます。でも今回の再婚の流れなどをみると娘さんの気持ちやタイミングを最大限考えているようですし、別に“自分自分している”とは思わないのですが……。では、多くの人が勝手に見出す彼女の“自己中心ぽさ”はどこからくるのか。1つは、元夫側へのコメントと説明の少なさがそういう解釈を生み出しているようにも思います。正直、円満離婚ができる夫婦のほうが世の中でも少ないもの。そもそも彼女は美佳&ジョージという夫婦セット売りのキャラが強かったタレントさんですから、別れた後にそのイメージを払拭すべく「あえて語らない」のは当然です。ジョージさんと娘さんが離婚後に会えないことを批判理由にする人もいますが、それも何かしらの事情がある可能性もあるでしょう。一方的にどちらが悪いと言い切れる問題ではありません。今の時代、タレントさんなどに求められるのは高い共感力です。彼女が批判を集める理由は、大きく捉えると“共感力不足”。昔のキャラを払拭しよう。自制心を働かせよう。そんな自分への強い制限が、逆に見る人に“我が強すぎる”といった印象を残すこともあります。弱音も本音も出していいし、むしろ聞きたい時代です。再婚して新たな道を歩む美佳さんがこうした謎の批判にさらされることなく、活躍と幸せをさらにつかんでいくことを祈るばかりです。(文・イラスト:おおしまりえ)
2019年04月12日歌手の高橋ジョージ(60)が6日、自身のツイッターを更新し、元妻でタレント・三船美佳(36)の再婚を祝福した。高橋は「娘とハーレー乗りたいなぁ沢山の方に御心配を頂いておりますが、実のところホッとしております」と心境を告白し、「幸せを祈っております」と祝福。「報道にあった優しい方ならば、娘と引き裂くような事はなさらないと思いますし、自由に会いなさいと後押ししてくださると信じております。激励本当にありがとうございます」とつづった。2人は、1998年9月に結婚し、2004年11月に長女が誕生するも、2016年3月に離婚が成立。そしてこのたび、三船が6日にABCテレビ・テレビ朝日系の情報バラエティ番組『朝だ! 生です旅サラダ』(毎週土曜8:00~9:30)に生出演し、再婚したことを生報告した。
2019年04月06日映画ポスター・デザインの第一人者として活躍したグラフィック・デザイナー、野口久光の回顧展「生誕110周年 野口久光 シネマ・グラフィックス」が、横須賀美術館で2019年2月9日から3月31日まで開催される。「大人は判ってくれない」 映画ポスター 1960年野口久光は、東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、映画配給会社・東和商事合資会社(のちの東宝東和)に入社し、ヨーロッパ映画の日本公開時のポスターを担当。豊かな表現力による絵と、タイトル文字を作品世界にあわせて描く「描き文字」により、戦前戦後の約30年で、1,000枚以上のポスターを手掛けた。野口の仕事は、当時のグラフィック・デザイン界に大きな影響を与え、コンピューターによるデザインが主流の現代においても、今なお輝き続けている。同展では、野口が制作したヨーロッパ映画のポスターを中心に、レコードのジャケットや、雑誌や本の装丁など約400点の作品・資料により、野口久光の多彩なグラフィック・デザインの世界を紹介する。「フレンチ・カンカン」(大判) 映画ポスター 1955年戦前、戦後にかけて映画が一大娯楽であった時代。その中で特に人気を誇ったのがヨーロッパ映画だった。野口はヨーロッパ映画を取り扱う東和商事合資会社で、日本公開時のポスターを手掛け、多くの人々を魅惑的なヨーロッパ映画の世界へと誘った。会場には、野口が手掛けた1,000枚以上のヨーロッパ映画のポスターから、代表作約160点を展示。『禁じられた遊び』、『フレンチ・カンカン』、『第三の男』、『大人は判ってくれない』など、現在でも名作として語り継がれているヨーロッパ映画のポスターが一堂に会する。「ザ・ルイ・アームストロング・オール・スターズ」 LPレコードジャケット テイチクレコード/1977年その深い造詣からジャズ、ミュージカルなどの音楽評論家としても活躍した野口。同展では、手掛けたジャズレコードのジャケットの他、親交を重ねたルイ・アームストロング、カウント・ベイシー、デューク・エリントンらジャズジャイアントたちを野口が収めたフォトグリフを公開するなど、ジャズファン必見の内容にもなっている。また会期中の3月30日には、関連イベントとして「横須賀美術館 シーサイドジャズ コンサート」を同美術館 海の広場で開催。出演者等の詳細、またその他イベントや講演会などについては、同館ホームページ()にて順次公開される。【展覧会情報】生誕110周年 野口久光 シネマ・グラフィックス会期:2019年2月9日〜3月31日会場:横須賀美術館住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1時間:10:00〜18:00料金:一般900円(720円)、大学生・高校生・65歳以上700円(560円)、中学生以下無料 ※2月17日は無料観覧日、( )内は20名以上の団体料金、市内在住または在学の高校生は無料、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介助される方1名は無料休館日:3月4日
2019年01月04日女優・高畑充希が、来年1月期放送のTBS新ドラマ「メゾン・ド・ポリス」で主演を務めることが決定。共演には西島秀俊、小日向文世、野口五郎ら豪華俳優陣が顔を揃えた。本作は、加藤実秋の小説「メゾン・ド・ポリス」シリーズ(角川文庫刊)のドラマ化。今年1月に発売された「メゾン・ド・ポリス退職刑事のシェアハウス」は、半年も経たずに5度の重版がかかり、その人気から、続編となる「メゾン・ド・ポリス2退職刑事とエリート警視」が10月24日(水)に発売されることも決定している。■高畑充希、初の刑事役に楽しさと不安「五分五分」ドラマは、新人刑事・牧野ひよりが退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れ、何やらワケありのおじさまたちに振り回されながら事件を解決していく、1話完結のストーリー。主人公ひよりを演じるのは、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロインを務め、「過保護のカホコ」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などに出演、人気漫画を実写化する『ヲタクに恋は難しい』では、主演を務めることが決定するなど、若手を代表する女優のひとりとなった高畑さん。今回が刑事役初挑戦、TBS連続ドラマにレギュラー出演するのは「3年B組金八先生」第8シリーズ以来約10年ぶり、TBSドラマの主演は今回が初となったことについて高畑さんは、「10年ぶりに帰ってこられて嬉しいです!痛快な刑事ドラマが好きで、10代の頃からよく見ていました。今回初めての刑事役ということで、ウキウキ楽しみな気持ちと、あんな難しいたくさんのセリフ覚えられるのかな…と不安な気持ちが五分五分です」と現在の心境を明かしつつ、「先輩方の胸をお借りして、のびのび楽しく撮影出来たらな、と思います」と意気込みを語っている。■西島秀俊とコンビ? シェアハウス住人に豪華キャスト集結高齢ゆえの持病を抱えながらも、元警官として抜群の能力や知識を持つアクの強いおじさまたちが仲良く暮らす、退職警察官専用のシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」。物語は、ここに主人公・ひよりが訪ねて来るところから始まる。そんなおじさまを演じる俳優陣もこの度発表!エプロン姿でメゾンの使用人を務めるが、2年前までは警視庁捜査一課の敏腕刑事だった夏目惣一郎役には、高畑さんとは「とと姉ちゃん」で親子役で共演した西島秀俊。ひよりの来訪をきっかけに捜査魂が再燃、事件に介入していくおじさまたちだが、ひとりだけ捜査に乗り気になれない夏目とひよりの2人が渋々コンビを組んで捜査に乗り出すことになる。「真面目で不器用な男」と、今回の役柄を説明する西島さんは、「高畑さんとは以前の作品では親子でしたが、今回はコンビという新しい関係でのお芝居が楽しみです。そして、個性豊かなシェアハウスの同居人を尊敬する大先輩たちが演じると聞き、是非ご一緒させて頂きたいと思いました」とコメント。そして、「第1話の台本は、『さあこれから何かが始まる!』、そんな期待に溢れています。週末の金曜日に、視聴者のみなさんの疲れを吹き飛ばすような楽しいドラマを目指して、スタッフ、キャスト、みんなで頑張ります」と強く意気込んでいる。また、現役警官時代は事務畑一筋で、現在はメゾンの管理人を勤める高平厚彦役に小日向文世。元科学捜査研究所勤務の博士・藤堂雅人役に野口五郎。定年退職と同時に妻から離婚を切り出された元所轄刑事・迫田保役に角野卓造。メゾンの大家・伊達有嗣役に近藤正臣と、存在感たっぷりの超豪華俳優たちが演じる。<第1話あらすじ>所轄内で人が焼かれる動画が投稿サイトにアップされるという事件が発生。捜査本部は5年前に起きた焼殺事件の模倣犯と見て捜査を開始。新人刑事・牧野ひより(高畑充希)は、事件の手がかりを探るべく「デスダンス事件」と呼ばれたその5年前の事件を担当していた元刑事・夏目惣一郎(西島秀俊)から話を聞くため、高級住宅街にある古びた洋館、元警察官のおじさんばかりが共同生活を送るシェアハウスを訪れる。ひよりは夏目に話を聞きにきたのだが、当の夏目は口を割ろうとせず、藤堂雅人(野口五郎)や迫田保(角野卓造)のペースでことが進んでいく。いまや一般人のおじさんたちが捜査に介入しようとすることにひよりは慌てるが、「上には私が一声かけておきましょう」という伊達有嗣(近藤正臣)の謎の一言で話は進んでいってしまう。こうしてひよりとおじさんたちの不思議な捜査会議がスタート。老眼、腰痛、高血圧だが捜査の腕は超一流のくせ者おじさんたちと共に、ひよりは事件を追っていくことになるのだが――。金曜ドラマ「メゾン・ド・ポリス」は2019年1月より毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年10月20日27日(月)、株式会社 オリエンタルランドは、「2019-2020年 東京ディズニーリゾート・アンバサダー(候補)」が、野口歩美(のぐちあゆみ)さんに決定したことを発表した。東京ディズニーリゾートのキャストを代表する親善大使として、テレビ、ラジオなどへの出演を通じた広報活動、地域社会への奉仕活動を通して、東京ディズニーリゾートの夢を届ける役割を担う。野口さんはショー運営部のキャストで、29歳。約100名の応募者の中から4度にわたる選考を経て、「2019-2020年東京ディズニーリゾート・アンバサダー(候補)」に選ばれた。選ばれた時の感想について野口さんは、「名前を呼ばれた瞬間は夢かと思いました。そのあと、喜びと応援してくれたすべての皆さんへの感謝の気持ちでいっぱになりました」とコメント。今後4か月間の研修を経て、2019年1月1日~2020年12月31日までの間、親善活動、広報活動、福祉活動などの活動を通して、全国の方々に東京ディズニーリゾートのたくさんの夢を届けていく。野口さんは今後の抱負として、「東京ディズニーリゾート・アンバサダーとして、初心を忘れずに東京ディズニーリゾートにあふれる笑顔や魅力を全国の皆さまにしっかりと届けて行きたいと思います。いまから皆さまにお会いするのが楽しみです」と語っているという。(text:cinemacafe.net)
2018年08月27日歌手の野口五郎が、4日放送のニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(毎週土曜 5:00~)にゲスト出演し、今年5月16日に亡くなった歌手・西城秀樹さんについて語る。番組パーソナリティのフリーアナウンサー・徳光和夫とは、デビュー当時からの付き合いという野口。また西城さんとは、「新御三家」と呼ばれ、同じ時代を駆け抜けた"親友"だ。野口は西城さん・郷ひろみと初めて出会った時のエピソードや西城さんが発病後からずっと実現させたいと思っていた事や家族ぐるみでの交流についてなどを語る。また徳光も、野口と西城さんそれぞれの結婚式の司会も務めたこともあり、収録にあたり野口は「今日は徳光さんですから。僕も秀樹も甘えていたし、お世話になっている。今日は特別と思って思いつくがまま(秀樹さんの事を)徳光さんと共有させて頂きたいと思います」と明かした。さらに番組では、野口が西城さんに唯一、楽曲提供した「LOVE SONGを永遠に」の想い出を語る他、西城さんの音源に野口五郎の歌声を加え新たに制作された「HIDEKI & GORO デュエットバージョン」をいち早くラジオでオンエアする。
2018年08月02日スタイリストの野口強がディレクションするデニムブランド・マインデニム(MINEDENIM)が、7月末にウィメンズのニュー・スタンダード・エディションがデビューする。2016-17年秋冬にスタートした同ブランドの定番デニムはこれまで、メンズをベースにサイズ展開でユニセックス対応されていたが、今回新たにウィメンズラインとして、シルエットと履き心地にこだわったスキニーとスリムの2型を発表。STED-101-85 Slim Blue Used Wash 2万円STED-102-1895 Skinny Black Used Wash 2万2,000円これまで同様に岡山の自社工場で素材、縫製のクオリティーにこだわりつつデイリーに履けるようディテールにこだわり、ファン拡大を図る。価格もブルーが1万8,000円から2万円、ブラックが2万2,000円と従来のメンズの定番より抑え、買いやすい値段に設定。さらにオリジナルサッシェ付きで、東京・神宮前2丁目の直営ブティック、オンラインなどを中心に販売される。「マインデニム」は、ヴィンテージにこだわりすぎて履きづらかったり、クラフトマンシップにこだわりすぎて野暮ったくなりすぎる傾向にあるジャパンデニムを、野口自ら岡山の工場に足繁く通い、アイテムを開発。ウィメンズは昨シーズン、クラネ(CLANE)とのコラボレーションなども話題を集めたが、今シーズンはプリーツ加工を施したコートドレスやスカート、モヘアなどイノベーティブなデニムの多様性にチャレンジしたハードフェミニンなアイテムが充実している。
2018年06月13日タレントの三船美佳さんと離婚したミュージシャンの高橋ジョージさんが11月8日のツイートが話題となっています。ツイートによると、高橋さんは娘さんと2年半も会っていないとのこと。通常、仮に別居していたとしても、親である以上、面会交流権が認められます。ここでいう面会交流とは、文字通りの面会、会って話す、遊ぶなどのほか、手紙のやり取りをする、電話で話をする、最近だとスカイプなどで顔を見ながら話をするといった方法も含まれます。どういった経緯で高橋さんと娘さんが会っていないのは定かではありませんが、2年半も会っていないということで、髙橋さんの面会交流権が侵害されているのではないか、疑問に思っている方もいらっしゃると思いますので、解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■高橋さんの面会交流権は侵害されているのか?高橋さんが仮に実際に実の娘さんと2年半以上会っていないとしても、その他の方法で面会交流が出来ているのであれば、面会交流権が完全に侵害されているとはいえないということになります。高橋さんと三船さんは今年の3月に離婚が成立しているようですので、通常の場合、面会交流にやり方などについてもある程度具体的に決まっていると思います。一説には、年に数回、三船さんが娘さんの写真を高橋さんへ送るという方法で落ち着いたという報道を見たことがありますが、定かではありません。しかし、高橋さんが上記のようなツイートをしていることから、実際に会ってよいという内容が条件にはなっていないのだろうと推測できます。仮に、離婚時の条件として、高橋さんと娘さんを会わせるということになっているにもかかわらず、三船さんが意図的に会わせていないということであれば、三船さんは高橋さんの面会交流権を侵害しているということになりますので、違法なことをしているということになります。 ■裁判所が面会を認めないケースもあるたとえ、親と子を一定の条件で会わせるということが面会の条件となっている場合でも、通常は、「子どもの福祉に反しない限り」とか、「子どもの福祉に反しない方法で」といった文言がつきます。つまり、面会をさせることが子どもの健やかな成長にとって害になるような場合は、面会を取りやめるよう配慮すべきという考え方です。言うまでもなく、面会交流は親だけのためのものではなく、子どものための権利でもあるのです。以上のことから、親がいくら面会を求めても、“裁判所が面会を認めない”というケースも稀にあります。典型的な例でいえば、子を虐待していた親が面会を望むケースです。また、子どもといっても自分の意思もはっきりしている年齢の場合、子どもの意向も尊重される傾向にあります。よく離婚のケースで、夫婦がお互いにいがみ合っている場合、子を監護している親が相手方に「子どもに会わせたくない」ということがあります。しかし、子どもは親の所有物ではありません。ですので、相手が憎いとか、嫌がらせをしたいという理由で子どもを会わせようとしない親御さんは個人的には感心しません。子どもを親に会わせるということと、自分の感情とは別ですので、「子どもの福祉」に反しない限り、出来るだけ面会を認めてあげることが、子どもの健やかな成長につながるものと僕は考えています。 *著者:弁護士 河野晃 (水田法律事務所。兵庫県姫路市にて活動をしており、弁護士生活6年目を迎える。敷居が低く気軽に相談できる弁護士を目指している。)【画像】イメージです*わたなべりょう / PIXTA(ピクスタ)
2016年11月18日スタイリスト・野口強がディレクションを手がける、ジャパンデニムブランド「マインデニム(MINEDENIM)」がデビュー。同時に、旗艦店「マインド(MINED)」が2016年8月6日(土)、東京・外苑前にオープンする。「マインデニム」の最大の特徴は、美しいシルエットと快適な履き心地。岡山の自社工場において、独自開発したオリジナルのデニム生地によって、履き慣れてくるまでに感じる違和感を取り除いた。超長綿とストレッチのハイブリットがもたらす新しい履き心地はぜひ体感したい。また、色落ちやユーズド、ダメージなどの加工も「マインデニム」が誇る技術。ベテランの職人がデニムを1本1本手作業によって仕上げるため、同じものはない。すべてが、異なったリアルな表情を持つデニムパンツとして加工されている。同時にオープンする旗艦店「マインド」は、1階でレディース・メンズ商品を販売、2階では会員制のオーダーサロンを設置。専属のパタンナーや縫製スタッフが常駐しており、ミシン等の設備を完備してフルオーダーが可能となっている。ディレクターの野口強は、ファッション誌や広告を中心に活動するスタイリスト。『VOGUE』『ELLE JAPON』『GINZA』『SPUR』『Numero TOKYO』などで活躍している。過去には、ワコマリア(WACKO MARIA)やN.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)、ラグス マックレガー(Rags McGREGOR)とコラボレーションも行ってきた。【詳細】マインデニム2016年秋冬シーズンデビュー■店舗情報マインド(MINED)オープン日:2016年8月6日(土)住所:東京都渋谷区神宮前2-5-8TEL:03-6721-0757営業時間:12:00〜20:00定休日:不定休
2016年08月04日仕事で致命的なミスをした、内緒にしておかなければならないことが突然バレた… など、人生にはいろいろな「緊急事態」が訪れます。「もうどうしていいかわからない…」そんな緊急事態に直面したとき、あなたならどうしますか?「世界のミフネ」の娘として生まれ、自身も10代で芸能界デビュー。その後、結婚、出産、離婚を経て、現在は、CM、ドラマ、バラエティなどで幅広く活躍中の三船美佳さん。そんな人生経験豊富な三船さんに、人生の「緊急事態」の乗り越え方をお聞きしました。三船美佳の緊急事態!あのとき、とっさに身を隠したのはクローゼットでした ―― 今までの人生を振り返って三船さんが最も「緊急事態だ!」と思った瞬間は、ズバリいつですか?三船:私の場合、「緊急事態」がいっぱいありすぎて、どれが一番なのかわからないんですが(笑)…あ! でも引越しのときは、かなりの「緊急事態」でしたね。―― 今、お住まいは大阪だとお聞きしていますが、その「緊急事態」は大阪への引っ越しのときですか?三船:時期も年の瀬だったので、全てがバタバタでした。搬出の日は、引っ越し業者さんのスタッフに「三船美佳が単身、引っ越し」というのがバレないように、友人や母に表に立ってもらって、私は他の部屋に隠れて姿を見せずに指示出しをしていました。―― ただでさえ引っ越しは大変なのに、「バレてはいけない引っ越し」というのはそれだけで大変そうですね。三船:さらに引っ越し先の大阪での新居は1LDK。隠れるといってもベッドルームぐらいしかなかったんです。でも当然、ベッドも部屋に運び込まれて…逃げ場がなくて困りましたね。そして「わーどうしよう?」と慌てながらも出した答えは「そうだ! クローゼットだ!」でした(笑)。―― クローゼットに身を隠した?三船:やっぱり追い込まれて隠れる場所として思いつくのは、みんなクローゼットなんでしょうね(笑)。クローゼットに入って、体育座りをしてスマホを片手に息を殺していました。搬入の指示出しは、クローゼットからLINEを使って遠隔操作でしていました。―― そして、搬入も無事に済んで一安心と三船:いやいやまだまだ「緊急事態」はありました(笑)。引っ越し業者さんがベッドを運び入れてくださった後、親切に「ここにベッドを置いてクローゼットの扉の開け閉めは問題ないでしょうか?」とクローゼットの扉を開けようとしたんです。―― それで三船さんがいたことがバレた?三船:危機一髪、友人が「そこは触らないでくださいー」と叫んで、開けかけたクローゼットの扉をすぐに締めてくれたのです。でも、そこからまた不安がムクムクわき上がりましたね。「今、私のこと、見たよね?」と。三船美佳かどうかはわからなかったとしても「何か人の形をした物体をクローゼットに隠している」と思われたかもしれない、と。―― ピンチを脱出したと思ったのにまだ終わっていなかった?三船:「この部屋の新しい住人は、死体をクローゼットに隠している」と思われたらどうしよう… 通報されたらどうしよう… と不安が募りました。でもその一方で、引っ越しを手伝ってくれた家族や友人たちの存在が本当に本当にありがたくて、感謝の気持ちでいっぱいでした。 三船美佳の緊急事態!「ER緊急救命室」の展開を自分と重ねて「命」を思う―― 三船さんの「緊急事態」をお伺いしていると、まさに急展開の連続で、海外ドラマ「ER緊急救命室」さながらですね。三船:まさにERを地で行っているかもしれません(笑)。自身の経験とERを重ね合わせて思うのは、どんなときでもSOSを発信すれば助けてくれる人がいるってこと。私の場合は、辛くて苦しくて実は死と向き合うようなときもあったけれど、そんなときでも家族や友人、そして事務所のマネージャーなど、私を助けてくれる人もいっぱいいて。ERでも、もうダメだと思うような状況で、お医者さんたちは、懸命に患者さんの命を救おうとしますよね。だから、もしも今、これを読んでいる読者の方の中に「もうダメだ」という状況にいる人がいたら、「緊急事態」の先輩の私から言えるのは、外の世界と自分を切り離してはいけないってことです。―― 誰かにSOSを出せば、助けてもらえる?三船:辛いときに殻に閉じこもってしまうと、どんどん悪い方向に考えがスパイラルしていっちゃうんです。私の場合は、そうでした。でも娘のことを思ったら、今、死ぬわけにはいかないな、と。母のことを考えたら、先に死ぬことはとてつもない親不孝だな、と。それで踏みとどまることができて、そこから周りの信頼できる人たちに「助けて」と言えたのです。―― SOSは、届くものですか?三船:届かないことはないですよ!もしも、誰も助けに来てくれないのなら、私が助けに行ってあげたい!それぐらい、辛いときこそ一人で我慢せずに周りを頼ってSOSを出すことは大切です。ERでも、お医者さん自身がどんなに大変な状況でも、目の前の患者さんを見捨てたりしないでしょ?そういう意味でも、ERは希望がもらえる作品だと思いました。―― 今、改めてERを見るとどうですか?三船:若いときは「ドキドキする医療ドラマだな」と思ってました。「医者って大変だな」とか「この患者さん助かるのかな?」とか、ハラハラするエンターテインメント作品として楽しんで見ていました。でも、その見方は浅かった(笑)。―― 大人になると気づく深い何かがあったのでしょうか?三船:今回、再放映されると聞いて何話か収録されているサンプルをお借りしたのですけれど、シーズン1のエピソード19「生と死と」は3回も見てしまいました。妊婦さんが出産される話なのですが、私も出産を経験しているので、自分がこの立場だったら?とか、母からみたら娘である私がこの立場だったらどう思うのだろう?とか、もういろいろ思いや考えが巡りに巡って、見るのにすごく集中しました。―― 三船さんは、登場人物を自分のことに置き換えるようにして見たのでしょうか?三船:他にも、がん患者さんが「はっきり言ってくれ! 俺には家族もいるし、家のローンもあるんだ!」と医師に迫るシーン。今見たら、ものすっごく刺さりました。さらに親しくさせていただいている北斗晶さんががんと闘っていらっしゃることもあって、がんがどのようなものなのかが、今のほうがリアルに感じられる。だから、患者さんのバックボーンにすごく思いを馳せて、胸が苦しくなりました。 三船美佳の緊急事態!見ることで「自分たちのER」が完成される―― 登場する医師の立場になったり、患者の立場になったりしながら作品を見たのですね。三船:今見ると、人生経験を重ねたおかげで、登場する人それぞれの裏側に果てしないストーリーが広がっているのがわかりました。もう自分だけでは立っていられないぐらいどうしようもないとき、それでも医師からの一言で救われたりする。「心に届く言葉がある」そんなことにも考えが巡りましたね。私は今回、お借りした映像を娘と母と三人で鑑賞させていたただいたのですけれど、きっと娘には娘の、母には母の感情が生まれたと思うのです。―― 見る人によって感じ方は違うのでしょうか?三船:見ているときに娘がポツリと「出産ってこんなに大変なの?」と訊いてきたのです。私は「これはいろいろな不運が重なっちゃったんだけど、でも起こりえることだよね」と伝えました。そして見終わったら、娘が「命が生まれるってミラクルだよね」って。―― 一緒にご覧になったお母さまはどのような反応だったのでしょう?三船:もともと母が ER のファンでエンドロールが流れているとき、みんな泣いていましたね。母が私を産んでくれて、私が娘を産んで、今たまたまみんなが健康でこうやってERが見れている。そのことに私はありがたいな、と感謝の気持ちでいっぱいでした。―― ERは大切な人と見ることをお勧めしますか?三船:一人でじっくり見るのもいいですね。でも大切な人と見ると、お互いの命についても思いを馳せられる。どのエピソードが誰にどのようにハマるかはわからないけれど、きっと誰でも自分にハマる回があると思う。私の場合は、どの回を見ても号泣しちゃいましたけど…(笑)。―― ERを観て、他に感じられたことはありますか?三船:家庭を持ちながら仕事をすること、それもプロ意識を高く持って続けていくこと、その困難さを感じると同時に、自分もこうありたいなと思いましたね。ERの医師たちは、どんなに私生活でトラブルがあってもブレたりせず、心を強く持ってプロの仕事をし続けなければならない。私も強くなりたいな、強くなくちゃダメだな、と。私も結婚、出産、離婚……いろいろな出来事を経験して、それなりにツラいこともありましたが、ツラいときも何とか無理やりにでも楽しんじゃうのがいいと今は思えてます。ERでもそうですよね。緊迫するようなシーンで医師たちがジョークを言い合ったりする。悲観していても物事は好転しないですからね。ERは、そういうことにも気づかせてくれたドラマです。―― そのERは、今回ディーライフで見ることができるのですが…三船:そういえば!ディーライフって無料なんですよね。有料かとおもってたらタダ!そしてERは、タダで観られるドラマなのにただものじゃない!(笑)。ERを見ることで、命のありがたさとか幸せのあり方とか、いろいろ価値観がリセットできる。なのに、タダ(笑)。しかもアプリがあるんですよね?―― アプリだと見逃し配信機能もあるんですよ。三船:見逃し配信、いいですよね!もともとディズニーが好きで、スティッチやマーサ・スチュワートの料理番組などもディーライフで見ていて、実は私、ディーライフが大好きなんです。―― 仕事に育児にとお忙しい三船さんですが、ERが放映されたら観ますか?三船:娘や母と一緒に絶対見ます!ディーライフは他にも面白い作品だらけだから、ぜひ、みなさんもディーライフ・ライフを始めてみてくださいね! 「ER特設サイト」 PR: Dlife
2016年06月30日アテネ五輪金メダリストで元マラソンランナーの野口みずきが、29日(6:30~7:00)に放送される関西テレビ『イキザマJAPAN』(関西ローカル)に、現役引退後初めてテレビ出演する。冒頭で、MCの小籔千豊から「競技人生お疲れさまでした!」と花束を渡されると、野口は「走ることに対しての緊張感から解放されました。それと、毎日お酒も飲めるようになりました」と引退後の近況を報告。今後の目標については「ランニングの面白さを伝えたいです。解説者や指導者は向いていないと思うので」といい、「女性としての幸せはかなえたいですね」と希望を明かす。最後のレースとなった、今年3月の名古屋ウィメンズマラソンは「誰にも私の前を走らせたくない!」と強い思いで臨んだが、結果は23位。野口は、徐々に先頭集団から離されていった時の様子や、レース終盤で沿道や市民ランナーから送られた応援により勇気づけられたこと、ある撮影カメラマンに心を打たれたエピソードなどを明かし、「最後は花道のようでした」と振り返る。収録を終えた野口は「小籔さんとの対談やVTRを見ている最中に、グッと込み上げてくる思いもありました」と心境を吐露。引退後は全く走っていないそうだが、あらためて今後について「できる範囲でマラソン大会でのゲストランナーだったり、トークショーに出演したりっていうことになるんですかね」と展望を語る。一方の小籔は、今回が野口と初対面だったが、「実際にお話をしてみると非常に話しやすい方でした」と感想。「これからは、今まで張りつめていたものを少し緩めて、ノーストイックで楽に過ごしてください。人生を思いっきり楽しんでいただきたいと思います」とエールを送った。なお、同番組の放送は、28日(深夜3:35~)放送の『UEFAチャンピオンズリーグ15/16決勝』が延長した場合、6月3日(深夜2:35~3:05)に延期される。
2016年05月27日タレントの三船美佳(33)が7日、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(公開中)の全世界大ヒット記念トークイベントに出席。歌手・高橋ジョージ(57)との離婚後初めてとなる芸能イベントで、母親としての決意を語った。2大ヒーローが激突する本作について、「超楽しい」「斬新」などとハイテンションでトークを展開した三船。"大切な人を守るために戦う"というストーリーにちなんで、「守るべきもののために戦うとしたらどういう人と戦うのか?」と聞かれると、「自分ッス!」と力強く答え、「娘がいるので、自分がパワーアップして強い母ちゃんにならないと」と決意を新たにした。また、劇中に登場する強いヒロインであるワンダーウーマンについて、「母の世代から女性のスーパーヒーロー。それが実写版に出てきちゃって、この対決に参戦して」と興奮気味に話し、「みんなの憧れ。セクシーだし、強いし、頭もいいし…頭のいい女性っていいなって思いました」と笑った。本作では、スーパーマンとバットマンが映画史上初めて対決。劇中では、愛する人々のために力を振るってきたスーパーマンがその巨大過ぎる力ゆえに恐れられ、人類の脅威となっていく姿と、それに対抗できる唯一の人間として立ち上がるバットマンが繰り広げる"世紀の対決"が描かれる。イベントには、バイきんぐの小峠英二と西村瑞樹も参加。小峠はスーパーマン、西村はバットマンのコスプレ姿を披露し、「着心地いい」「こんなの着させてもらってめちゃめちゃうれしい。夢のようですよ」と2人とも大満足の様子だった。小峠は、"スーパーマン"バージョン、"バットマン"バージョン、"全世界大ヒット"バージョンという3パターンの「なんて日だ!」も披露し、「今のはいいですよ」などと自画自賛して笑わせた。(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2016年04月07日タレントの三船美佳(33)、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二と西村瑞樹が7日、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(公開中)の全世界大ヒット記念トークイベントに出席した。歌手・高橋ジョージ(57)との離婚後初のイベント出演となった三船は、終始ハイテンション。本作を2回見たと言い、「夢にバットマンが止まらない! スーパーマンがテッテレ~みたいな(笑)。超楽しい!」と興奮気味に話すと、小峠が「あぶないですね」と冷静にツッコんだ。三船は続けて、本作の見どころについて「今までと視点が違う。あまりにも斬新だった」「スーパーマンとバットマン、全然違う2人が…」などと熱弁。ところが突然、「ま、いっか!」と笑い出し、「もう眠れなくって、ちょっとパッパラパーって」とテンション高く話した。そして、男性としてバットマンとスーパーマンのどちらが好きかと聞かれると、「バットマンがもともと好き。人間臭さがあって、またベン・アフレックがハマリ役なんです…でも空飛びたい!」と自由な発言が飛び出し、小峠が再び「1回病院行きますか?さっきから言動が支離滅裂なんですよ」と指摘。結局、三船は「わっかんねーや(笑)」とどちらも選べずだった。さらに、三船がこの日乗ったタクシーでのエピソードを語っている途中に「何言おうとしたんだっけ!?」とストップした場面でも、小峠が「本当に病院行ってください!」とツッコんで笑いを誘っていた。(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC
2016年04月07日高橋ジョージとの離婚が成立したタレントの三船美佳が4月7日(木)、都内で行われた<a href="">『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』</a>のヒット御礼イベントに登場。離婚後初のイベント出演で、「希望は大事」「強い母ちゃんになる」と終始ハイテンションだった。もともとDCコミックスのヒーロー映画が大好きだといい「娘と母と一緒に劇場に行ったが、あまりに面白く2回連続で観てしまった」と興奮気味。「今回はヒーローたちが戦う裏側を、市民の目線で描いていてとても斬新だった」と分析し、「スーパーマンのSは、故郷では希望の象徴なんですよ。やっぱり希望って大事だなって思います」「一方、バットマンは這い上がるために、コウモリの穴に落ちてトラウマを乗り越える」とまるで自身と重ね合わせるようなコメントも…。最後は「娘を守るために、私もワンダーウーマンみたいに強い母ちゃんにならなきゃ」と決意を新たにしていた。イベントには人気お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二、西村瑞樹が、それぞれスーパーマン、バットマンのコスプレで登場し、「着心地はいいが、トイレが大変。半裸にならないといけないので、後から入ってきた人を驚かせてしまった」(小峠さん)、「バットマンはプレイボーイですから、僕も相方みたいに浮名を流したい」(西村さん)と話していた。また、三船さんがワンダーウーマンの魅力を熱弁すると、小峠さんは「昔付き合っていた女性に、浮気がバレて報復ビンタされた挙句、飛び蹴りされた。尻に敷かれそうで、強いのも考え物」と苦々しい思い出を明かしていた。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は全国にて3D/2D/IMAX同時公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月07日登山家とミュージシャン。意外な組み合わせのようで、実は“親友”という野口健さんと藤巻亮太さん。2人はこれまで、世界の山々や秘境を6度も一緒に旅してきた仲。本展では、そんな2人が、常にカメラとともにあったという旅の中で撮りためた、珠玉の写真が公開される。野口:亮さんと知り合ったのは、7年ぐらい前だったよね?藤巻:雑誌の対談で。その数日後に居酒屋でバッタリ会ったんですよね。それで2人で飲みに行こうっていうことになって、次にはもう八ヶ岳に連れていってもらってました(笑)。野口:すごい豪雨で…。でも、亮さんは楽しそうに写真を撮ってた。藤巻:その頃、ちょうど写真にはまっていたので。野口:高校生の時まで写真家になろうと思っていた僕としては、そんな亮さんの姿に刺激を受けてね。「ブログに写真をアップして、どっちの評判がいいか対決しよう!」ってことになって。それが楽しくて、また行くことになったんだよね。藤巻:しかも、2度目がいきなりヒマラヤ!登山初心者だったので不安はありましたけど、何より人生観が変わる経験ができたのは大きかった。山を歩いているうちに、その時の自分が近視眼的になっていたことに気づいて、物事を客観視できるようになれました。そういう場所に連れていってくれた健さんには、本当に感謝しています。野口:僕はその頃、ヒマラヤには50回以上も登っていて、正直、山に飽きちゃっていたんだけど、写真っていうテーマを改めて得たことで、見落としていた風景と出合えて…。おかげで山に登るのが、また楽しくなりました。お互いにとって、いいタイミングだったんだね。藤巻:確かに。その後も2人でヒマラヤに2回、あとはアフリカとアラスカにも行きましたね。野口:今回の写真展では、その旅の写真を展示しているわけだけど、同じ場所で撮影したのに、視点が全く違うからおもしろい。藤巻:健さんの写真は骨太で、「生きていくって何なんだろう」って問いかけているような気がします。野口:そう?亮さんの写真は、ふわっと包み込む感じかな。藤巻:僕は旅の中で、頭で考えるより、心が動いた瞬間にシャッターを切っていました。そういう気持ちにさせてくれる旅の豊かさが、写真から少しでも伝わると嬉しいですね。◇フジフイルム スクエア東京都港区赤坂9-7-3東京ミッドタウン・ウェストTEL:03・6271・33502月19日(金)~3月9日(水)10:00~19:00(入場は18:50まで)会期中無休入場無料◇左/ふじまき・りょうたミュージシャン。同級生3人でレミオロメンを結成し、2003年デビュー。現在はソロで活動。初写真集『Sightlines』(ぴあ)が発売中。3月、3年半ぶりのソロアルバムを発表。右/のぐち・けん登山家。1999年にエベレスト初登頂。当時の7大陸最高峰の世界最年少登頂記録を、25歳で樹立。今月、写真集『ヒマラヤに捧ぐ』(集英社インターナショナル)が発売されたばかり。※『anan』2016年2月24日号より。写真・髙橋マナミインタビュー、文・保手濱奈美
2016年02月23日アカデミー賞作品賞の有力候補と言われる『オデッセイ』の試写会が2月2日(火)に米国大使公邸で開催され、上映後には元宇宙飛行士の山崎直子、JAXA宇宙飛行士の野口聡一、NASA宇宙飛行士のクリス・キャシディ、マイケル・E・フォッサムによる質疑応答が行われた。第73回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、主演男優賞(マット・デイモン)に輝き、オスカーでも7部門ノミネートの本作。事故で火星にたったひとり取り残された宇宙飛行士のサバイバル、地球への帰還に向けた孤独な戦いを描く。この特別試写会は学生を招待しており、映画を観終わったばかりの学生たちの質問に山崎さんらが答えた。最初に米国大使館を代表して挨拶に立ったキャロライン・ケネディ駐日米国大使は、偉大な宇宙飛行士の挑戦を称え、父のケネディ大統領の時代に月面着陸が達成されたことに触れ「父が月に人類を送ろうとしたのは、それが簡単だからではなく困難だからです」と語り、映画で描かれる火星での有人のミッションについて「危険かつ偉大な冒険ですが、ここにいる何人かが、いつか実現することを信じています」と語った。招待された学生の多くは高校生とあって、宇宙飛行士たちの学生時代について尋ねると、山崎さんは「子どものころは『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』、『スター・ウォーズ』を見て宇宙に感化されました(笑)」と明かし「中学でチャレンジャー号の事故を見て、いつか自分も宇宙飛行士にと思ったのですが、どうしたらなれるのかもわからず、高校時代はテニスに打ち込んでいました。その後、、エンジニアになり、1回目の(宇宙飛行士の)試験は書類審査で門前払いだったのですが、2回目で合格しました」と振り返った。ちなみに、山崎さんが落ちた試験で合格したのが、野口さん。「ごめん(笑)」と山崎さんを拝みつつ、野口さんは「僕は高校のときは、まさにみなさんと同じような感じでした。映画も学校も好きで『スター・ウォーズ』を見ましたね」と懐かしそうに語る。野口さんは、質疑応答を通じてたびたび「仲間」そして「チームワーク」の重要性を熱く語る。「宇宙飛行士の試験で何を見ているかというと、やる気とモチベーション。そして仲間とコミュニケーションを取って解決できるか?一緒に仕事をしてポジティブでいられるかということ。これは壁にぶち当たった時に大事なことと同じです。やる気の強さが壁を乗り越える力になるし、そのためには仲間とのコミュニケーション、ポジティブに楽しんでやれるかということ。宇宙はチームスポーツです!」と語った。映画ではひとり残されたワトソンが、ろくな音楽を聴くことができずに嘆くシーンがあるが、宇宙で恋しくなったものについては、野口さんは「ラーメン!」と即答。山崎さんは「シャワーとお風呂です。映画の中でも出てきますが、体を拭くことしかできず、シャンプーもできないので…(苦笑)」と明かした。映画に関しては山崎さんは「リアリティがあってハラハラしました」と称賛。火星での主人公のサバイバル生活が実際に宇宙ステーションで行われている実験に則していることに加え「チームワークで成り立っていることも描かれており、元気をもらいました」と語る。さらに「心理描写に関しての共感を覚えました」とも。主人公が生活を映像で日記のように記録する点について「私もそうなったら同じことするかなと思いました。ユーモアを取り入れてる点もそうです」と語った。映画の中で、嵐に巻き込まれて行方不明になった主人公を残したまま発つか否かの決断を迫られるシーンがあるが、野口さんは「難しい決断です。思い出したのは僕が初めて宇宙に行く直前にコロンビア号の事故が起きたこと。事故後、最初のフライトになったんですが、船長の女性飛行士が、自分たちが宇宙に行く上での目標について『行きと同じ人数で帰ってくることだけ』と語っていて、それはすごく心に残っています」と自身の経験と重ねて語った。改めて、学生たちとの触れ合いについて山崎さんは「自分が高校生だったころに比べてしっかりしてると思います。いろんな観点で考えていて、嬉しかったです」と積極的に質問を投げかけてきた高校生たちを称えていた。『オデッセイ』は2月5日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月02日宇宙飛行士の野口聡一氏が17日、東京都墨田区の東京スカイツリーで行われた映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(12月18日公開)の公開を記念したライティングイベントに登場し、『スター・ウォーズ』への熱い思いを語った。野口氏は、作品の舞台である宇宙にちなんだゲストとして登場。「小学生の頃にエピソード4を初めて見て、宇宙目指してミレニアム・ファルコン号でのぼっていく感じとか、すごく心に残っている」と『スター・ウォーズ』との出会いを明かし、「宇宙を目指す第一歩だったと思う」と振り返った。好きなキャラクターを聞かれると、「乗り物好きなので…ミレニアム・ファルコン号」と答え、「なんといってもイオンエンジンですから! われわれJAXAが誇る"はやぶさ"と同じです」と熱弁。「『スター・ウォーズ』の世界からずっと時代がたって、"はやぶさ"にミレミアム・ファルコンのイオンエンジンが残っていると思うと夢が広がる」とうれしそうに話した。また、『スター・ウォーズ』がきっかけで宇宙に興味を持った宇宙飛行士は多くいると言い、「先週まで宇宙に行っていた油井亀美也さんのクルーもみんな好き」「来年宇宙に行く大西卓哉さんもファン」と紹介。「NASAのアメリカ人ももちろん大好き」と続け、「スペースシャトルに搭乗した『スター・ウォーズ』ファンの宇宙飛行士の希望により、ライトセーバーがスペースシャトルに積まれて宇宙に行ったことがある」と驚きのエピソードも披露した。そして、宇宙飛行士について、「『スター・ウォーズ』に出てくる戦闘機乗りの気質に近い」と分析し、「いろんな場面で落ち着いて状況をよく見て、宇宙ステーションを操るという意味で」と補足。「エピソード4で、デススターに向かって飛んでいくシーンなど、戦闘機乗りのシーンは心が熱くなるものがある」と語った。世界一宇宙に近いタワーでもある東京スカイツリーを『スター・ウォーズ』のライトセーバーに見立てた公開記念ライティングは、12月17日~20日の4日間限定で実施。光と闇の戦いをイメージした青と赤の2色の演出から始まり、最新作の悪役カイロ・レンが操る赤い十字型のライトセーバーが立ち上がる、動きのある演出が楽しめる。(C) 2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved
2015年12月17日キヤノンマーケティングジャパンは11月19日、東京都港区のキヤノンSタワー「キヤノンギャラリーS」にて、ベルリン在住の写真家・野口里佳氏による写真展「夜の星へ」を開催すると発表した。期間は2015年12月17日から2016年2月8日まで。入場料は無料。写真展では、野口氏がベルリンの夜の街を撮影した写真作品約30点と映像作品を展示する。展示される写真はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリント。映像作品はキヤノンのデジタル一眼レフカメラEOS 5D Mark IIIで撮影された。また12月19日14時から、野口氏が作品を解説するギャラリートークを実施。定員は50名(先着順)で、参加申し込みは11月24日10時から同社Webサイトにて行える。
2015年11月19日みなさん、こんにちは。北海道は札幌と東京の麻布十番で鑑定をしている、占い師の羽妙(うたえ)です。今回は離婚騒動で話題になっている、三船美佳さん【1982年9月12日生まれ】に注目!「自分の足で歩きたい」という決意に共感する女性は少なくないはず。気になるこれからの行方をみてみましょう。このたびの離婚騒動は今年の初頭から表面化したようですが、美佳さんの中では2012年頃から夫婦関係に疑問を持ったとお見受けいたしますよ。なぜなら美佳さんは辰巳空亡の生まれで2012年(壬辰)と2013年(癸巳)は辰巳空亡の年回り。空亡の年回りは判断力が鈍りがち。自分とはこういう人間だという思い込みのリミッターが外れることで意外な可能性が広がるときなのです。加えて2013年は干合という出会いの相。価値観を塗り替える何かと出会った。さらに大運という運気のステージの区切りも重なって新たな展開を迎えたのでしょう。ただ、美佳さんは心の支えとなる人がいてこそ能力を発揮できる女性です。今までのびのびと魅力を開花できていたのは高橋さんのおかげ。もしかすると高橋さんとはまた別の支えを見つけられたのかもしれませんね。さて。今年は離婚自体が思うように行きにくい。美佳さんの言い分が通らないまま時間が経ち、疲れきってしまいそうなのが心配です。また、大変忙しく子どもと一緒にいる時間が少ない様子。お子さんの環境に配慮するのはもちろん、なるべくお子さんから目を離さず、気持ちを察してあげることが大切です。しかし離婚のチャンスは2回あります!1度目は強気になれる3月。離婚というよりは暮らしの中に新たな習慣を取り入れるのかもしれません。また、それまでの行いが表に出る7月~8月にかけては美佳さんにとって「一番守りたいものは何か?」を考えさせられるでしょう。物事が思いもよらない方向に進むときでもあるのでゴシップには気をつけてね。2度目のチャンスはみずから区切りをつけられる2015年12月から2016年1月。各種ゴタゴタについても解決の方向にむかう兆しです。再婚の可能性についてですが、今のところはナシ! あるとするなら転趾殺(テンシサツ:生まれた日と同じ干支が年回りに巡ってくること)を迎える2018年前後が考えられます。この時期は美佳さんが心から望むものを手にできる運気がめぐってきますよ。美佳さんだけでなく、どなたにも悩みはあるもの。迷ったり不安になったとき、軽はずみな思いつきで進んでしまうのは危険。さらに、恋愛や結婚が絡むとより一層、悩みや不安は深くなってしまいますよね。そんな人生の岐路に立たされたときに頼りになるのが四柱推命という占いです。私は巷の四柱推命よりもさらに詳しく「身旺身弱」という秘伝を加味しての占いも監修していますよ。もしあなたが今、そんな悩みを抱えているなら、まずはご自身の恋愛傾向について こちら から占ってみてくださいね!■無料占い あなたの恋愛傾向(スマートフォン限定) 的中鑑定に希望が湧く!「北海道の母うたえ」雪をも解かす深愛の占者
2015年03月20日2015年2月1日(日)に東京・オーチャードホールにてデビュー45周年記念コンサートを行う野口五郎が、ぴあのインタビューに答えた。まずは、45周年という歴史を感じさせない、永遠の青年のような風貌を維持し続ける秘訣について「後輩に、『どうしてそんなふうに歌っていられるんですか?』って聞かれることがありますが、答えようがないんです。気づいたらこうなっていただけで。スタッフにも『あまり45周年と言わないでね。内緒にしておいてね』と言ってるんだけど(笑)。限界を作らないほうがいいんですよ。人間って、結構どこまでもいくものですよ。キープしようと思わないで、進化を望めばいい。経験は残っていくけれど、物質的にためこんでいくものではなくて、理由があって空洞のように形が変わっていくのが人生。余計なものを捨てて、あるべき方向に導かれていくのが進化だと思います」と語った。また、これまでの歌手生活で開催したコンサートの数を聞くと、「デビュー当時は、1日3回やってましたから、それをカウントすると3000回はゆうに超えていると思います。当時、歌手は今以上にシリアスで、『歌』を大切にしていました。その時代に、照明と音響のスタッフをパッケージにして、スタジオ・ミュージャンを使い始めたのは、おそらく僕が初めてだったではないかと思います」とのこと。10代の頃から世界中の実力派プレイヤーとレコーディングを行う卓越したミュージシャンであった野口。子供の頃に始めたギターは、13歳で地元の大学生バンドに加入するほどの腕前。11月19日(水)には、ギター、ベース、ドラムスをすべてひとりで演奏・アレンジしたアルバム『Playin’ ItAll』をリリース。同作収録曲は2月のコンサートでも演奏される予定。同作に話が及ぶと「エンジニアもひとりでやっているので、すべて録り終えるのに5か月かかり、その間全くひとりきりの作業でした。女性の曲ばかりを集めたアルバムで、最初は簡単に進むと思っていたのですが…。総合的なアレンジから徹底的に始めてみると、こだわりの強さゆえに終わりが見えなくなってしまって、そのうち『自分は鬼だ』と思うようになりましたね。どうしてこんなに自分自身を苦しめられるのかと。しかし、全部自分でやると、それがどう評価されようと『やることはやった』という気持ちになるものです。すべてのレコーディングが終わって数日たちますが、心にぽっかり穴があいたような気分です」と、現在の心境を明かした。「すべての要素を確実にして、自分のオンリー・ワンと呼べるコンサートにしたいと思っています。自分自身にプレッシャーをかけるのがクセになっているのかも。オーチャードホールのコンサートに向けて、また、鬼になって頑張ります(笑)」と力強く語った。妥協を許さないミュージシャンシップは、今回のコンサートでも十二分に発揮されそうだ。2015年2月1日(日)の公演、チケットの一般発売は11月8日(土)より。(取材・文:小田島久恵)
2014年10月29日女優でタレントの三船美佳が26日、東京・アーバンドック ららぽーと豊洲 センターエントランスで行われた「~こどもたちの未来にやさしい灯りを灯そう。~グリーンエネルギークリスマスセレモニークリスマス点灯式&シンボルミュージックライブ」に、ソノダバンドとともに登場。同イベントは、経済産業省資源エネルギー庁が、再生可能エネルギー普及啓蒙の一環として、10月27日、『第25回東京国際映画祭再生可能エネルギーシンポジウム』において、再生可能エネルギーをテーマに、コマ撮りで製作したストップモーションムービー『ブロックタウン』を上映した。その流れを受け、ダイヤブロックジュニアを15000個使った、全長3メートルのオリジナルXmasツリー、「ブロックツリー点灯式」を開催した。また、ブロックの「piece」と平和を意味する英語の「peace」をかけている。同ツリーは、点灯式前日の11月24日(土)、25日(日)に、“One Piece”サンプリングと称して、親子連れのお子様を対象にダイヤブロックジュニアを1ピースずつ配布。2日間で未来を担う1000人の子どもたちがブロックを手に、ひとつひとつに思いを込めて作りあげた。サンタをイメージしたワインレッドの衣装で登場した三船は、「普通なら、『今日は生憎の雨ですね』というあいさつから始まるじゃないですか。でも、雨はグリーンエネルギーの源です。水力発電の源が雨なので、そう考えると凄くハッピーなものすよね。たとえば、雪もドカッと降って大変な地域もありますが、その雪を活用するというのは素晴らしいことですね」と、グリーンエネルギーを勉強して発想を変えたという。また、できることとして、「LEDもコスト高くて、なかなか手を出しづらかったけど、最近はコストが掛かっても地球にいいこと、お財布にいいことを頑張って、力あわせてやるというのは大事だと思いました」と、訴えた。そして、三船がブロックをツリーに置いて、「ブロックツリー」を完成させて点灯。ブロックツリーについて、「一人ひとり、たくさんの方が、一つ一つ積み上げて完成したツリーは重みがありますよね。一人では成し遂げられないものなんだなぁと、エネルギーを感じます」と、感慨深げに語る。三船・高橋家のクリスマスは、「いつも家族で集まって、ジィジもバァバも迎えて過ごします。旦那様が音楽やっているので、生のクリスマスソングを歌ってくれて、娘もギター弾いたり、歌ったりして過ごします」という。最後に、「今日感じるものがあったら、グリーンエネルギーについて、家族や恋人同士で話し、どんどん声上げて調べていっていただけたらと思います」と、訴えた。また、今回のセレモニーでは資源エネルギー「ブロックタウン」製作委員会が、再生可能エネルギーをテーマに、コマ撮りで製作した“ストップモーションムービー”が放映された。 資源エネルギー庁「ブロックタウン」製作委員会は、日本のエネルギー政策として、今後ますます重要となる、再生可能エネルギー(風力発電、太陽光発電、中小規模水力発電、バイオマス発電、地熱発電)をわかりやすく伝えるため、約10万個のブロックを用いたムービーを製作。 今回の製作には、約10万個のブロックと約2,300回の撮影シャッターを切り、実に500時間を超える製作時間だったという。
2012年11月30日小栗旬、岡田将生ダブル主演の映画『宇宙兄弟』に、宇宙飛行士の野口聡一氏とバズ・オルドリン氏が出演することが発表された。その他の写真本作は、週刊誌『モーニング』に連載中で、小学館漫画賞と講談社漫画賞を同年にダブル受賞し、累計700万部を発行したベストセラーコミックを実写化したもの。会社をクビになり無職になった兄・ムッタ(小栗)と宇宙飛行士になった弟・ヒビト(岡田)が、幼い頃に交わした約束を思い出し、共に宇宙を目指す姿を描く。“本物”を追求するべく、日本映画としては異例のNASAケネディ宇宙センターでの大型ロケを敢行した本作。その姿勢はキャスティングにまで及び、実際に宇宙へ飛び立った経験のある野口氏とオルドリン氏を起用した。野口氏は、2005年に日本人として初めてISS(国際宇宙ステーション)で船外活動を行った実績を持っており、回想シーンでは、ブルースーツに身を包み、彼に憧れる幼いムッタとヒビトの肩を抱く本人役を演じている。オルドリン氏は、『トイ・ストーリー』の人気キャラクターであるバズ・ライトイヤーの名前の由来となった、伝説的な宇宙飛行士。1969年アポロ11号の乗組員としてニール・アームストロング船長と共に月面を踏み、あの有名な足跡を残して星条旗を立てたことで知られている。そんな、アメリカの国民的ヒーローの映画出演を実現させたのは、「あのでかいロケットを打ち上げる動力は、“人間の魂”だ」というセリフを、実際に月に立った男に言わせたいというスタッフの強い思いがあったからだという。1年にわたる粘り強い交渉を受け、オルドリン氏は脚本を読んだ上で快諾。幼い頃からの夢を実現させたヒビトの打ち上げを複雑な気持ちで見つめるムッタに、宇宙にかける人間たちの夢と想いを語るという、重要な役どころを演じている。そんな彼は、森義隆監督を「俳優には出ないリアリティと言葉の説得力がある」と言わしめるくらい見事な演技力を見せたとのこと。実際に宇宙飛行を体験した彼らだからこそ表現できる、リアリティのある演技に注目したい。『宇宙兄弟』5月5日(土)より全国ロードショー
2012年03月22日女優の三船美佳が4月14日(水)、東京・港区のソニー・ピクチャーズで行われた映画『17歳の肖像』(ロネ・シェルフィグ監督)の試写会イベントに出席。“年の差カップル”のススメを説いた。本作は、イギリスの人気辛口女性ジャーナリスト、リン・バーバーの回想録の映画化で、16歳の優等生の少女が倍以上も年の離れた男性に恋したことから大人の世界を知り、成長する姿を描くビターな青春ドラマ。自身も24歳年上のロックバンド「THE 虎舞竜」のボーカル、高橋ジョージを夫に持つ年の差恋愛の経験者だけに、16歳のときの24歳差婚をふり返り「未知の知らない部分を補い合うことでお互い人生を2倍楽しんでいる」と年の差カップルのメリットを熱弁。年上の男性との恋で学んだことについて「それまではいまを生きていたけど、年上の主人を持ったことで、命の大切さを考えるようになった。『止めて』と言っても、よく『順当にいけば俺が先に死ぬから頼むぞ』という話をされるので、将来を計算して、減塩やコレステロールを意識したりしている。人生のファイナルステージを盛り上げたいなって思う」と健気な妻の顔。年上の男性の魅力を聞かれ「自分が生まれる前の地球を知っているから尊敬できる」と天然発言も。夫妻の間には5歳になる長女がいるが、第2子は?の問いに「ホントに欲しいので、最近いろんなことを調べています。いつコウノトリが来て家族を増やしてくれるのかなって」と子作りに意欲的の様子。「早く家族でバンドをやりたい。ボーカル、ドラム、ギター、ベース、サイドギター、パーカッションも。7人くらいは必要。うちの父(故・三船敏郎)も『七人の侍』をやっていたので」と取材陣を笑わせた。『17歳の肖像』は4月17日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:17歳の肖像 2010年4月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開■関連記事:大人の世界の裏側にほろ苦い真実『17歳の肖像』鑑賞券を5組10名様プレゼント本命は誰?女優にモテモテの『ハート・ロッカー』主演男優【アカデミー賞】ファッションチェック!〜レッド&ブラック編〜キャリー・マリガン『17歳の肖像』インタビューオスカー候補24歳の素顔と成長【どちらを観る?】大人への道開く、輝けるヒロイン『17歳の肖像』&『プレシャス』
2010年04月14日