堺雅人主演の日曜劇場「半沢直樹」第5話が8月16日放送。今回はラストで見せた半沢の怒りの叫びに「カッコいい」「泣いた」などの声が続出。半沢の刑事並みの調査力や人心掌握力にも様々な反応が寄せられている。池井戸潤の原作シリーズから「ロスジェネの逆襲」を中心にドラマ化した4話までに続き、今回からは「銀翼のイカロス」を映像化。帝国航空の再建を巡る半沢ら東京中央銀行と政府側との攻防戦を描いていく。東京中央銀行で不正を暴いたことで子会社の東京セントラル証券に出向、親会社の銀行相手の買収合戦を経て、再び東京中央銀行に復帰した主人公・半沢直樹を堺さんが演じるほか、上戸彩、香川照之、及川光博、尾上松也、筒井道隆、江口のりこ、西田尚美、石黒賢、入江甚儀、井川遥、柄本明、北大路欣也らが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。キー局アナウンサーから政界に転身、国土交通大臣となり半沢らと対立する白井亜希子に江口のりこ。白井を国交大臣に抜擢した進政党の重鎮・箕部啓治に柄本明。帝国航空再建のため、白井大臣が設置したタスクフォースのリーダーとして半沢に相対する有名弁護士の乃原正太に筒井道隆。開発投資銀行の谷川幸代に西田尚美といったキャスト。東京中央銀行本店への復帰早々、帝国航空の再建を任される半沢。国を代表する大企業である帝国航空だが、近年は経営状態が芳しくないにもかかわらず、労働組合やOBの力が強いため改革が進まず、身動きが取れなくなっていた。そんな矢先、新たに国土交通大臣に就任した白井が会見で、弁護士の乃原をリーダーとした再建チーム「帝国航空再生タスクフォース」を立ち上げ、帝国航空に債権を保有しているそれぞれの銀行に一律7割の債権放棄を検討していると発表。このままでは東京中央銀行はおよそ500億円もの債権を手放すことになる。半沢は何としても自力再建させるため帝国航空へと乗り込むが、半沢の再建案が社員に流出。開発投資銀行の谷川(西田尚美)から社内の不穏分子の存在を指摘された半沢は、再建案を流出させた犯人を探し出す…というストーリー。再建案を流出させたのは半沢と同じ東京中央銀行出身の永田だった。社員への説明会で永田が外部業者を利用して私腹を肥やしていた悪行を暴き、「帝国航空にとって最も不要なコストは、永田、お前だ!」と叫ぶ半沢。その姿に「カッコいい。めっちゃカッコいい。」「帝国航空を見くびらないでいただきたぁぁぁぁい!!!泣いた」など感動の声が続出。また瀬名(尾上さん)らの協力を得て永田の悪行を調べ上げていくその姿には「半沢はバンカー超えて刑事ww」、当初は半沢を敵視していたグレートキャプテンの木滝(鈴木壮麻)を味方につける様にも「人心掌握力が凄いんだよな直樹」といった反応が寄せられている。(笠緒)
2020年08月16日池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」をドラマ化した堺雅人主演「半沢直樹」の第3話が8月2日放送。今回は片岡愛之助演じる黒崎の濃すぎるキャラとガッツポーズ、吉沢亮演じる高坂の絶叫に視聴者が注目した模様だ。社会現象になった前作から7年を経て復活した本作。東京中央銀行のバンカーから子会社の東京セントラル証券に出向、親会社との“対決”を決意する主人公・半沢直樹に堺さん。結婚を期にフラワーアレンジメントの仕事から専業主婦となった半沢の妻、花に上戸彩。前作での半沢のライバルで、窮地に陥るが銀行に居残った大和田暁に香川照之。半沢の案件を横取りするなど彼に恨みを抱き続ける、執念深い性格の伊佐山泰二に市川猿之助。東京中央銀行の半沢の同期で、陰で半沢を支える渡真利忍に及川光博。東京セントラル証券のプロパー社員で、半沢とともに東京中央銀行との“戦い”に挑む森山雅弘に賀来賢人。東京セントラル証券の新入社員、浜村瞳に今田美桜。森山の同級生でベンチャー企業「スパイラル」の社長をしている瀬名洋介に尾上松也。同社プログラマーの高坂圭に吉沢さん。「スパイラル」の買収に加担した「フォックス」社長の郷田行成に戸次重幸。電脳雑伎集団社長「平山一正」に土田英生、副社長の平山美幸に南野陽子。東京中央銀行の副頭取、三笠洋一郎に古田新太。東京中央銀行頭取の中野渡謙に北大路欣也。そしてかつて半沢と対立し、いまだ恨み続ける金融庁の主任検査官、黒崎駿一を片岡さんが続投する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では半沢は瀬名に「スパイラル」が「フォックス」を逆買収することを提案。「フォックス」の株価を急落させ逆買収を仕掛けるが、そのタイミングでセントラル証券に黒崎率いる証券取引等監視委員会が立ち入り検査にやってくる…。フォックスの買収計画書と経営状況報告書を探すため、半沢のパソコンからクラウドへアクセス、アクセスに成功すると「イヤッホー!」と満面の笑みでガッツポーズを決める…「黒崎は、マリオだった」「これもLINEスタンプにして欲しいw」などの声が。前作にも増して“濃い”黒崎のキャラに「黒崎検査官の濃さが増してる」「半沢追い詰めてるとき1番楽しそうで草」「中毒性強い。もっと観たいわ」などの感想も多数。そんな黒崎らと“ハッキング対決”吉沢さん演じる高坂。社長の瀬名にまで絶叫するほど、真剣勝負で半沢のデータを守ろうとするその姿に「荒ぶってる高坂圭、やばい。好きすぎて死んだ」「吉沢亮くんのスカッとぶりに心酔しまくってる」などの反応がSNSには続々と投稿されている。(笠緒)
2020年08月02日「銀行といえば学閥で固められているイメージがありますが、実は『半沢直樹』にも“隠れた派閥”が存在するのです」(芸能関係者)丁々発止で息の合った芝居が好評の『半沢直樹』(TBS系)。初回から2話続けて平均視聴率20%を超えるなど、好調な出だしの陰には、北大路欣也(77)を筆頭とした巨大学閥があるという。東京中央銀行の頭取を演じる北大路と取締役の香川照之(54)、そして証券営業部部長役の市川猿之助(44)。この3人は東京セントラル証券営業企画部部長役の堺雅人(46)と劇中で対峙しているが、なんとみな東京都にある私立暁星高校の出身なのだ。さらには出向先のプロパー社員を演じる賀来賢人(31)も……。出演者に同じ高校出身者が4人もいるのは、かなり珍しいといえるだろう。北大路らの出身校である暁星高校について、教育ジャーナリストのおおたとしまささんは次のように述べる。「カトリック系の私立男子校で、とてもレベルの高い中高一貫教育が受けられることで有名。東大や医学部への進学者も多数輩出しています。1888年に設立され、その歴史は130年以上。創立の経緯からフランス語が必修となっているのも特徴です。都内有数のお坊ちゃん校ともいわれますが、規律に厳しく服装やマナーもしっかりしています。歌舞伎俳優の出身者が多いですが、それも厳格な校風が影響しているのかもしれません」実際、賀来も『JUNON』’13年4月号で、《OBも含めて、筋の通った先輩たちがいっぱいいたから、(中略)筋の通った男でありたいなって思います》と語っている。おのおのが濃密な学生時代を過ごし、OB同士の絆も強いという暁星高校。劇中で北大路は堺に子会社への出向を命じ、周りを同門の香川と市川で固めている。賀来は現時点で部下として堺を支えているが――。また『半沢直樹』にはもう一つ、学閥が存在する。堺と、池田成志(57)、益岡徹(63)の出向組3人は早稲田大学出身。IT企業スパイラル財務担当役の加藤啓(45)も同じ大学だという。ここにも驚きの事実が……。「北大路さんの出身大学も早稲田大学なんです。つまり、『半沢直樹』には彼の後輩が7人も出演していることになります。作中では頭取を務めていますが、高校と大学の後輩を束ねる“裏ボス”ともいえるかもしれません」(前出・芸能関係者談)北大路を中心にした“つながり”が現場の団結力を強めているのかも!?「女性自身」2020年8月11日号 掲載
2020年07月29日新アクセサリーブランド「シキア(SYKIA)」がデビュー。ヴィンテージブティック「マルテ(MARTE)」も手掛ける野村仁美・三好香織がデザインする新ブランドだ。2020年6月9日(火)より公式ウェブサイトにて先行限定プレオーダーを開始。2020年7月6日(月)から7月26日(日)まで、東京・ルミネ新宿店 ルミネ2にて期間限定イベントを開催する。野村仁美・三好香織の新ジュエリーブランド「シキア」誕生「シキア(SYKIA)」は、たおやかで力強く生きる現代の女性たちに向けたジュエリーブランドとして誕生。ヴィンテージブティック「マルテ(MARTE)」を手掛ける野村仁美・三好香織がデザインを手掛ける。ブランド名の「シキア(SYKIA)」は、ギリシャ語で無花果(イチジク)の樹を意味する。無花果の樹は、“不老不死の果物”“聖なる果物”として、古くから現代まで長くにわたって愛されている果実。そんな無花果の樹のように、過去からいまに続く、時代の変化をインスピレーション源にジュエリーを製作する。シルバーやレザーのジュエリーファーストコレクションでは、シルバーやレザーを使って約20種類にもわたるジュエリーをデザイン。幻想的なカラーストーンをつかったリングやコーディネートのポイントになるヘアアクセサリー、アシンメトリーなシルエットのネックレスなどを取り揃えた。アイテムの価格帯は、4,300円~20,000円+税。新宿ルミネ2に限定ショップオープン7月6日(月)から7月26日(日)まで、ルミネ新宿店 ルミネ2 スタニングルアー前催事スペースにて期間限定イベントを開催。実際に「シキア(SYKIA)」のジュエリーを手に取って、ショッピングを楽しむことができる。6月開催のマルテ(MARTE)合同の期間限定ショップやオンラインショップで完売していた「スネイク ウェーブ ヘア ピン(Snake Wave Hair Pin)」が数量限定で再入荷。また、新作の「メタル モチーフ ベルト(Metal Motif Belt)」を先行発売。20個のメタルパーツが連なったチェーンベルトはコーディネートのアクセントになるので、アクセサリー感覚でスタイリングするのがおすすめだ。他にも、シキアがセレクトした洋服、雑貨も取り揃える。なお、シキアは今後セレクトショップなどでも順次取り扱いをスタートする予定だ。【詳細】シキア(SYKIA)発売日:2020年6月22日(月)12:00〜<価格帯>・リング4,300円〜15,000円+税・イヤーアクセサリー6,300円〜20,000円+税・ネックレス8,800円〜20,000円+税・ブレスレット6,000円〜15,000円+税・ヘアアクセサリー4,800円〜20,000円+税■新宿ルミネ2期間限定ショップ期間:7月6日(月)~7月26日(日)営業時間:平日・土曜日・祝日 11:00 ~ 21:00、日曜日 11:00 〜 20:00 (7/3時点)場所:ルミネ新宿店 ルミネ2 2F スタニングルアー前催事スペース住所:東京都新宿区新宿3-38-2<先行発売>メタル モチーフ ベルト 7,900円+税
2020年06月12日「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが、社会現象にまでなった伝説のドラマ『半沢直樹』。いよいよ続編が放送される。再び半沢の“倍返し”が炸裂する?待望の続編がいよいよ始まる!物語は堺雅人さん演じる東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突きつける相手に立ち向かう痛快劇。前作では、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするものの、子会社への出向を命じられるというまさかの展開だった…。今作はその出向先、東京セントラル証券へ赴任するところからスタートする。またもや巻き起こる事件と半沢潰しの包囲網。それらに打ち勝つべく、同志たちと共に戦う半沢。再びあの決めゼリフは聞けるのか?前作同様に今作も、豪華なキャストも見どころの一つ。重要な役どころの面々は前回に引き続き出演。今作から登場の新キャストにも、実力派&個性派が揃う。番組ホームページ、公式ツイッターでチェックしておこう。さらに12日放送の「特別総集編 後編」で前作をおさらいしておけば、いっそう半沢ワールドにハマるはず。こちらもお見逃しなく!日曜劇場『半沢直樹』毎週日曜21:00~21:54 、TBS 系にて放送。初回は25分拡大スペシャル。※初回は放映延期が決定『半沢直樹 特別総集編 後編』は、4/12(日)21:00~22:48に放送。第1話は4月19日21:00~放送!※『anan』2020年4月15日号より。(by anan編集部)
2020年04月11日「青山は愛情深くて、すごい強い人だなと思います。1回や2回なにかがあったくらいじゃ、その人を見放すことができないってところは私と似てますね」又吉直樹の恋愛小説を映像化した映画『劇場』(4月17日公開)。客足が伸びずに悩む劇作家・永田(山崎賢人)の友人で、元劇団員の青山を伊藤沙莉が演じた。「永田はプライドが高くて、ここまで不器用かってくらい人と接するのが苦手な人物で。そんな人でも青山は事あるたびに気にかけて、それた道から戻してあげようとするんです。私自身も、永田と同じで、俳優の世界で立ち止まれないっていうプライドはありますね」(伊藤・以下同)いちばんお気に入りのシーンは青山と永田が“業界飲み”に参加する場面だそう。「とにかく業界臭がすごいんです!エキストラで本物の業界人の人も出演していて、これがリアルだと思って見てほしいです。楽しんでいる人と、そうでない人の差が表情に出ているところに注目してください(笑)」これまでコメディからシリアスまで幅広い役柄を演じてきた伊藤だが、役がプライベートに影響することはないという。「毎回カットってなったら『イエーイ』ってテンションになってます(笑)。役にはあまり左右されないですね。ただ、ふだんから自分はこう!というのがないんですよ。基本的に情緒不安定で……よく大人子供って言われてます(笑)」今作では面倒見のいい役を演じたが、プライベートでも唯一“青山”のようになる人物が。「お兄ちゃんに対しては、“青山すぎ”ってほど青山ですね!この前も遅刻したんで長文メールで叱ってやりましたよ(笑)。今、遅刻癖を正している最中なので見限んないでやってください」兄は昨年の『M-1グランプリ』で決勝に進出したお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介。現在も2人暮らしを続けている。「ボロボロの家に住んでいたお兄ちゃんがほっとけなくて……1人暮らしをするタイミングで同居することにしたんです。同じ業界にいるので話も合いますし。あと、全然頼りにならないけどセキュリティですね。オリジナルアルソックって感じで家にいます(笑)」昨年から声優にも挑戦。今後も新しい経験をしていきたいという。「基本的にドMなので壁にぶち当たりたいんですよ。それが壊せなくても向き合っている時間が楽しいんです」「女性自身」2020年4月14日号 掲載
2020年04月06日堺雅人が主人公の半沢直樹を演じる「半沢直樹」の特別総集編が4月5日(日)と12日(日)に2週連続で放送されることが決定した。4月には前作と同じく池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作にしたドラマが放送決定しており、堺さんをはじめ上戸彩、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之らの続投が発表されている。そんな中今回、この続編放送に先駆けて、前作の特別総集編をゴールデンタイムで、前後編の2週連続・地上波初放送する。「半沢直樹」特別総集編は前編:4月5日(日)21時~、後編:4月12日(日)21時~TBSにて放送。日曜劇場「半沢直樹」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年03月16日元プロ野球選手の野村克也さん(享年84)の義理の息子・団野村氏(62)が、2月16日にTwitterに克也さんの遺体写真を投稿した。団氏は野村沙知代さん(享年85)が実母で、克也さんは継父にあたる。克也さんの葬儀は、14日に身内だけで密葬が行われたという。ネットでは克也さんの遺体写真が賛否を呼び、物議を醸している。《最期の姿が見れて良かった》や《色々な弔い方があっていいのだと思います》といった賛同の声も。しかし、批判も多く寄せられている。《非常識なので消してください ノムさんもこんな風に大々的にSNSで亡骸を載せられて嬉しいわけありません》《野村監督の遺体がTwitterに載ってるけど有名人だからといってあまり見たくない……。それなら見なきゃいいとかいってるけどTwitterに載せるのは常識的にどうかと思う》メジャーリーグ「シカゴ・カブス」に所属するダルビッシュ有投手(33)も、19日にTwitterで苦言を呈した。《本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。賛否の賛の意味がわからない》と克也さんを慮った。団氏は17日にTwitterで、多くの人々が克也さんの死を悲しんでいることを疑問視。克也さんの写真を添えて、「彼の旅立ちを私と同じように祝うべきだ」と英語で綴っていた。「野村克也さんのように、家族葬において故人の写真撮影が許可されている場合があります。最近では葬儀社側が写真撮影サービスを用意しているところもあるので、撮影自体は悪いことではありません。しかしSNSへの投稿は、意図せずとも不特定多数の目に触れてしまう可能性があります。現に、『Twitterを開いたら画像がタイムラインに流れてきた』という声も上がっています。いくら故人に敬意を抱いていたとしても、写真の取り扱いに対する配慮は必要でしょう」(社会部記者)SNSの普及により、死生観も変化してきているのだろうか――。
2020年02月19日ヤンキースの田中将大投手が11日、自身のツイッターを更新。楽天時代の監督である野村克也さんの訃報を受け、心境をつづった。田中は「突然の訃報に言葉が出ません」と書き出し、「野村監督には、ピッチングとは何か、そして野球とは何かを一から教えていただきました」と感謝。続けて、「プロ入り一年目で野村監督と出会い、ご指導いただいたことは、僕の野球人生における最大の幸運のひとつです。どんなに感謝してもしきれません」と思いをつづり、「心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
2020年02月11日元プロ野球選手でヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也さんの訃報を受け、お笑い芸人のダンカンが11日、オフィシャルブログを更新し、野村さんとの思い出をつづった。ダンカンは「ウソだろー?! ノムさんが・・(涙)」と題し、「先月21日金田正一さんのお別れの会で長嶋茂雄さんと並んで献花する場面を後ろから見ながら『やっぱり昭和の大選手は格が違うなぁジ~ン』と胸を熱くしていたのに」と信じられない様子。「同じサンケイスポーツで仕事をさせていただいている関係で何度も何度もお会いさせていただきましたが、その度に新鮮に緊張していました」と振り返り、「監督(と、オレは呼んでいました)おはようございます」「『ああ・・どうも・・」とチラッと目の端で下からいつも挨拶を返してくれたノムさん」と在りし日の姿を思い浮かべた。また、阪神ファンのダンカンがスコアブックを差し出して、「監督なんであの場面変化球をキャッチャーは要求したんですか? ストレートでしょ!」と詰め寄ったこともあったそうで、「『ダンカンさんにボソボソ・・阪神の監督やってもらいたいわ・・ボソボソボソボソ・・』何度かそー言っていただいたのがリップサービスでも阪神ファンのオレの宝物です」と野村さんの言葉に感謝。「また、野球がつまらなくなるなぁ・・いや、ノムさんにそーボヤかれないように日本プロ野球を盛り上げていこーぜ!」と自らに言い聞かせ、「カントクー! ありがとう!合掌」と結んでいる。
2020年02月11日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が27日、都内で行われた映画『ジョーカー』トークイベントに登場。前回のイベントを急きょ欠席したことについて謝罪した。イベントは、29日に同作のBlu-ray&DVDの発売・レンタル開始、デジタルレンタルの配信開始を記念して企画されたもの。当初は15日の実施予定だったが、開始時間になっても又吉が現れず、急きょ中止が発表された。又吉の入り時間が遅れていたため、主催者側が所属事務所側に問い合わせたところ、体調不良が明らかに。過労による高熱で、連絡もできない状態だったという。17日、自身のツイッターで「ご心配をおかけして申し訳ございません」と謝罪し、「体調を崩しておりましたが、無事、快復にむかっております」と報告していた又吉。この日の冒頭、司会者から「又吉さんからメディアのみなさまにごあいさつがございます」と告げられると、又吉は「体調不良により、急きょ欠席させていただきました。皆さまには本当に多大なご迷惑をお掛けしてしまいまして、申し訳ございませんでした」と改めて詫びた。さらに、「今思い出すだけでも、ちょっと怖くなってしまうんですけど」と胸の内を明かし、「今日は改めて宜しくお願い致します」と頭を下げると、司会者は「今日は元気な顔が見れてよかったです」と和やかムードに。又吉は、「元気には見えないと思うんですけど、体調は回復しておりますので」と笑いを誘いつつ、前回に引き続きイベントに参加した映画評論家・松崎健夫氏にも「本当にすみませんでした」と平謝りだった。
2020年01月27日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が15日、都内で開催予定だった映画『ジョーカー』のトークイベントを体調不良により欠席した。29日に同作のBlu-ray&DVDの発売・レンタル開始、デジタルレンタル配信が開始することを記念して企画されたこの日のイベント。「これまで観た映画の中でも“特別”に好き」という又吉と映画評論家・松崎健夫氏を招き、互いの視点から同作を語り合う予定だった。イベントは午前11時10分マスコミ受付開始、午前11時30分開始予定だったが、主催者側は午前11時30分頃に急きょ「今回のイベントは中止とさせていただきます」と発表し、「本日はお足元の悪い中、大変申し訳ございませんでした」と謝罪。この日、又吉の入り時間が遅れていたため所属事務所側に問い合わせたところ、体調不良が明らかになったという。
2020年01月15日2020年春から放送される「半沢直樹」新シリーズに先駆け、半沢直樹の出向先で起きた事件を描くスペシャルドラマ「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」が1月3日(金)放送。主演は吉沢亮。今田美桜がヒロインを務める。池井戸潤の原作を堺雅人主演でドラマ化、2013年夏クールにTBS系日曜劇場で放送された「半沢直樹」。堺さん演じる主人公・半沢直樹の名セリフ「倍返し」がその年の流行語大賞にも選ばれるほどの大ヒットとなった。前作で半沢直樹は関連会社に出向を命じられたが、その出向先「東京セントラル証券」で起こった事件を描くのが、本作「エピソードゼロ」となる。半沢直樹が出向した東京中央銀行の関連会社「東京セントラル証券」では、証券トレーディングシステムの大規模リニューアルを予定していた。検索エンジンサービスの開発・運用で勢力を伸ばしていた新興IT企業「スパイラル」の新人プログラマー・高坂圭はあまり目立たない社員だったが、ある日突如発生したシステムダウンのピンチを凄まじいプログラミング能力で乗り切り、周囲を驚かせたことで、彼の実力を認めた加納専務からコンペのプロジェクトリーダーに任命され、オリエンテーションの会場で「東京セントラル証券」のリニューアルの担当者である城崎勝也や新入社員の浜村瞳と知り合う。そんななか、ある男が「スパイラル」を訪ねてくる。黒木亮介と名乗るその男を前にした高坂は脳裏に過去のある苦い記憶がよみがえる…。成功すれば数億の売り上げに繋がる重要なプロジェクト。「スパイラル」にとって社運を賭けたこの一大プロジェクトが進行する裏で、人知れず“ある陰謀”が同時にうごめいていたことを、まだ誰一人も知らなかった――。本作の主人公となる高坂圭役には昨年朝ドラ「なつぞら」に出演、来年の大河「青天を衝け」で主演を務めることも決まっている吉沢さん。ヒロインの浜村瞳には「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「セミオトコ」などで着実に女優として成長を遂げている今田さん。高坂と過去に因縁のある謎の人物・黒木亮介には「グッドワイフ」や『君は月夜に光り輝く』などでその輝きを放つ北村匠海。また高坂が働く「スパイラル」の開発部でリーダー格の若本健人には吉沢悠。「スパイラル」の社長・瀬名洋介には尾上松也。「スパイラル」の加納専務には井上芳雄。「東京セントラル証券」でリニューアルを担当する城崎勝也には緒形直人。井上さんが演じる加納と尾上さんが演じる瀬名は4月から放送される新シリーズにも登場するため、彼らの行動も目が離せない。前作から7年を経て放送開始となる4月の新シーズンを前に、両作の橋渡しにして新シーズンの序章ともいえる本作で改めて“半沢ワールド”を味わってみては?「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」は1月3日(金)23:15~TBS系で放送。(笠緒)
2020年01月03日吉沢亮主演スペシャルドラマ「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」に、吉沢悠、井上芳雄、北村匠海、尾上松也、緒形直人の出演が決定した。本作は、来年4月からの「半沢直樹」(仮)に先駆け放送されるスペシャルドラマ。前作最終回で堺雅人演じる半沢直樹は、頭取から子会社への出向を命じられてしまったが、スペシャルドラマは半沢がその子会社「東京セントラル証券」に赴任した後に起きるある事件を中心に展開される。主人公を取り巻く主要キャストが判明すでに主人公の敏腕プログラマー・高坂圭役を吉沢亮、半沢の出向先の新入社員・浜村瞳役を今田美桜が演じることが決定しているが、今回新たに高坂を取り巻く主要キャストが一挙に発表。高坂が働くIT企業「スパイラル」開発部のリーダー格・若本健人役を吉沢悠。「スパイラル」の専務・加納一成役を井上芳雄。高坂と過去に因縁のある謎の人物・黒木亮介役を北村匠海。「スパイラル」の社長・瀬名洋介役を尾上松也。そして、「東京セントラル証券」情報システム部の主任・城崎勝也役に緒形直人が決定。なお、井上さん演じる加納と尾上さん演じる瀬名は、4月放送の続編の原作にも登場する人物。シリーズの展開においても重要な鍵を握る人物だ。そのほか、瞳の上司で「東京セントラル証券」情報システム部の部長・府川義則役に元劇団四季の栗原英雄。玉置玲央、磯崎義知、吹越ともみなど個性派俳優陣も参加する。キャストコメント吉沢悠日曜劇場『半沢直樹』から数年を経て、2020年、新たな半沢イヤー記念に相応しい内容のスペシャルドラマに出演させていただき、とてもうれしく思っています。僕がこの作品にとても感動しているのは、撮影現場の空気自体がドラマの空気感同様、緊張感と高い熱量に包まれていることです。「半沢ファン」の期待に応えつつ、エピソードゼロの独特な違った世界観を生み出そうと、全員が必ず最高のドラマにしようという気持ちの表れではと思います。「こんな半沢があっても面白い!」というスペシャルドラマになっていますので、どうぞご覧ください!!井上芳雄『半沢直樹』のスペシャルドラマにお声掛けいただき、大変興奮しました。普段は舞台が多く、ドラマ出演が多い訳ではない中で、本当にありがたい機会だと思っています。私が演じるのはIT企業の専務という役柄ですが、僕自身はアナログな人間なので分からないことも多いです(笑)。今の時代らしい最先端の業界の話で、新鮮な気持ちで演じられたらと思っています。また、吉沢亮さんとは初共演となるので、そこも楽しみにしています。『半沢直樹』らしい痛快な展開が紡がれていますし、新年から「今年も頑張るぞ」という気持ちになれる作品になっていると思いますので、是非ご覧ください!北村匠海『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』に出演させていただくことになりました北村匠海です。今回、自分としてもなかなか今までに演じたことのない役どころですし、約1年ぶりにTBSさんのドラマに帰ってこられたうれしさもあります。別作品でも撮影の苦楽を共にした吉沢亮くんの脇を支えるいいエッセンスになれればいいなと思います。尾上松也このたび『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』に、出演させていただくことになりました。あの伝説のドラマのスピンオフ作品に出演できますことは光栄の極みです。私は今回主人公の高坂圭が勤めているスパイラルの社長・瀬名洋介を演じます。本編にも負けない作品にできますよう、全力でつとめます!どうぞお楽しみに!緒形直人只今、熱いスタッフと俳優たちに囲まれ“ONE TEAM”の意気込みで、鋭意撮影を行なっております。私自身は、皆様に楽しんでいただけるように良い緊張感を持って丁寧に演じていければ良いなと思っております。半沢直樹イヤーの先陣として、どんなドラマに仕上がるのか『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』をご期待ください。「『半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ』~狙われた半沢直樹のパスワード~」は2020年1月3日(金)23時15分~TBSにて放送。日曜劇場「半沢直樹」(仮)は2020年4月期放送予定。(cinemacafe.net)
2019年12月10日今田美桜が、スペシャルドラマ「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」に出演することが決定。ヒロインとして、物語の鍵を握る重要人物を演じる。本作は、春ドラマ「半沢直樹」(仮)に先駆けて放送されるもので、吉沢亮主演で半沢が前作の最終回で出向を命じられてしまった「東京セントラル証券」に赴任した後に起きるある事件を中心に展開される。「東京セントラル証券」が創業以来使用してきた証券トレーディングシステムをリニューアルするため、コンペに参加した企業のひとつである、新興IT企業「スパイラル」。そこに所属するのが、吉沢さん演じる“敏腕プログラマー”高坂圭。プロジェクトを勝ち取れば数億の売り上げに繋がる、「スパイラル」にとっては社運を賭けた一大プロジェクトが進行する中で、人知れずある陰謀が動く…。「花のち晴れ~花男 Next Season~」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」などに出演する今田さんが演じるのは、本作のヒロインであり、物語の展開の大きな鍵を握る「東京セントラル証券」の新入社員・浜村瞳。情報システム部に所属し、プログラミングは専門ではないが研修としてここに配属されている。そんな中、証券トレーディングシステムをリニューアルするという一大プロジェクトに担当者のひとりとして携わることに。上司の半沢に憧れており、高坂とはコンペを機に関わって次第に惹かれ合う(?)という役どころ。吉沢さんとは、今作がドラマ初共演となる。今回演じる役どころについて、今田さんは「私が演じる瞳ちゃんは、すごくポジティブで、女の子らしいけど格好よく、前向きな頑張り屋さんです。職場では『働き方改革』が行われていて、新入社員だから早く家に帰されてしまい、残業などがまだできない。だから、大事なお仕事を任せられることがまだ少なくて、やる気はあるけど、早く家に帰らないといけない。そんな葛藤も持っている人物です」と説明。また「全然私には似てないな」と台本を読み印象を明かしつつ、「瞳ちゃんのポジティブなキャラクターに元気をもらっています(笑)。丁度私と同じくらいの年齢なので、私の友達や今の新入社員の方々は、瞳ちゃんのように葛藤を抱えながら社会で頑張っているのだなと思いましたし、そんな葛藤も私なりに演じていけたらと思っています」と意気込んでいる。「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」は2020年1月3日(金)深夜23時15分~TBSにて放送。「半沢直樹」(仮)は2020年4月期、日曜劇場にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年11月25日俳優・沢村一樹の息子・野村大貴が、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」のグランプリに輝き18日、東京・Royal Garden Cafe AOYAMAで行われた新メンズノンノモデル発表式に出席した。1986年の創刊以来、田辺誠一、谷原章介、東出昌大、坂口健太郎などを輩出し、人気俳優への登竜門として注目を集める集英社のメンズファッション誌『メンズノンノ』。このたび、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」で2,300通以上の応募の中からグランプリ、準グランプリ、ラボ シリーズ賞に選出された3人がお披露目された。グランプリに輝いた野村大貴(のむらたいき)は、2000年10月4日生まれの19歳で、東京在住、身長187cm。「『僕かぁ』とは思ったんですけど、『なぜ僕なんだろう』という感じではありません。このために頑張りました。グランプリに恥じない活躍を見せたいです」と意気込みを語った。発表会には、メンズノンノモデルで俳優としても活躍している成田凌、清原翔、宮沢氷魚、鈴木仁も登場。野村は「本当にいらっしゃるのかという感じです」と憧れのまなざしを向け、「触れてみたいです」と希望すると、成田が近寄りハイタッチ。野村は「夢が叶いました」と笑顔を見せた。また、父である沢村から何か言葉をもらったか聞かれると、「父は芸能界を勧めるわけでもなかったんですけど、やりたいことをやりなさいと応援はしてくれています」と答えた。なお、準グランプリは、埼玉在住の16歳・水沢林太郎(みずさわりんたろう/2003年2月5日生まれ/181cm)、ラボ シリーズ賞は、東京在住の20歳・豊田裕大(とよだゆうだい/1999年4月10日生まれ/179cm)に決定した。
2019年11月18日再来年の大河ドラマ主演も決定している人気俳優・吉沢亮が、「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」でTBSドラマ初主演を務めることが分かった。堺雅人扮する半沢直樹が活躍する「半沢直樹」の第2弾が、2020年4月から日曜劇場で放送。これに先駆け今回放送が決定したのが、スペシャルドラマ「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」。日曜劇場では、「半沢直樹3 ロスジェネの逆襲」「半沢直樹4 銀翼のイカロス」をドラマ化。その物語の舞台である東京セントラル証券と大きく関わるIT企業「スパイラル」を中心に、このスペシャルドラマが展開する。頭取からまさかの子会社への出向を命じられてしまった前作の最終回。本作では、半沢がその子会社「東京セントラル証券」に赴任した後に起きたある事件が描かれる。新興のIT企業である「スパイラル」は、半沢が「東京セントラル証券」が創業以来使用してきた金融セキュリティシステムをリニューアルするため、コンペで声をかけられた企業のひとつ。「スパイラル」にとっては社運を賭けた一大プロジェクトが進行する中、人知れずある陰謀が動く…。スペシャルドラマの主演を務めるのは、『銀魂』『ママレード・ボーイ』『キングダム』に出演、大河ドラマ「青天を衝け」の主演にも決定している吉沢さん。演じるのは、かつてある事件に関わったことで行き場を失っていたが、その才能を買われ、「スパイラル」の社員として働く敏腕プログラマー・高坂圭。吉沢さんは「7年前の半沢直樹の、敵役を完全に地獄に叩き落とす様を見てドキドキワクワクするという展開。唯一無二の面白さを感じていました」と前作をふり返り、「今回のスペシャルドラマにもそのエッセンスが凝縮されていることと思います」とコメント。また「半沢直樹のスペシャルドラマなのに半沢が主人公じゃないのかよ(笑)と思っているそこのあなた。完全に倍返しですよ。是非ご期待ください」と視聴者へメッセージを寄せている。「半沢直樹イヤー記念・エピソードゼロ」は2020年1月3日(金)深夜23時15分~TBSにて放送。日曜劇場「半沢直樹」(仮)は2020年4月、TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年11月08日芥川賞作家でお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(39)が10月10日、都内で最新刊「人間」(毎日新聞社刊)の発売記者会見を行った。同書は、又吉にとって3作目の小説で初の長編。昨年9月から今年5月にかけて毎日新聞夕刊で連載していた作品を加筆修正したもので、漫画家の夢をあきらめた38歳の男性が主人公。夢を実現できなかった人間の、その後を描いている。各スポーツ紙によると、又吉は作品について「時間をかけ、今回は一番自分に近い、自分の話やなと思って書いた小説です」とアピールしたという。「又吉さんは新刊PRのため、8日放送の日本テレビ系『スッキリ』に生出演。そこでハリウッドスターを目指して米・ニューヨークに渡った相方・綾部祐二さん(41)の話になり、『最近はベトナム人の70代の熟女とよくお茶をしている』と近況を明かしていました」(テレビ局関係者)綾部は17年10月に渡米。以後、コンビは活動休止状態。現在は英語の公式サイトとインスタグラムで近況を報告し続けている。9日にはお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(44)が自身のインスタグラムに、綾部との現地での2ショットを掲載。ネット上では《最強の2SHOT》と反響を呼んでいたが……。「インスタでは現地に渡った明石家さんまさん(64)との2ショット写真や、ニューヨークの街中に溶け込んで決めポーズをしている写真が目立ちます。すっかり現地に溶け込んでいるものの、渡米の壁にぶち当たっているようで活躍ぶりは伝わってきません。小説家として順調に歩む相方をよそに、綾部さんの夢がかなうのはまだまだ先になりそうです」(芸能記者)
2019年10月12日10月11日公開の映画『WALKING MAN』の完成披露試写会が5日、都内で行われ、野村周平、優希美青、伊藤ゆみ、星田英利、ANARCHY監督が出席した。野村周平を主演に迎え、日本を代表するラッパーのANARCHYが初めてメガフォンを執った本作。人前で話すことも笑うことも苦手な青年・佐巻アトム(野村)がラップ音楽と出会い、バカにされながらもラッパーを目指して成長する姿を描く。内気な主人公を演じた野村は「僕は基本的に内気ではないですし喋るのも苦手じゃないんですが、監督がANARCHYさんだったので楽しくワイワイやっていたという感じですね」とプライベートでも仲が良いというANARCHY監督との作業を楽しんだという。そんな野村について優希は「周平くんは普段元気でやかましいぐらい話す人なんですけど、今回は内気で喋らない役。喋らないことが嫌だったのか、セリフが終わった後にアドリブを急にぶっ込んきたんです」と困惑したようだが、ANARCHY監督が「周平ごめん! カットした」と野村のアドリブが作品に反映されないことを明かして笑いを誘った。様々なラップの楽曲が登場する本作。中にはANARCHY監督が携わった『なめんな』という楽曲も使用され、主演の野村が口ずさむ場面も。その『なめんな』にちなみ、最近「なめんな!」と思った出来事を問われ、伊藤ゆみは「私は今、彼氏がいないんですけど、お仕事の時にスタイリストさんに告白されたんです」と明かすも「実はマネージャーさんが仕掛けたドッキリの動画をだったんです。後で見返したら満更でもない顔をしていて、マネージャーさんに舐められているなと思いました」とご立腹。それに対して野村は「2日前ぐらいに某テレビ局の生放送に出たんです。終わった後に"野村周平"という文字がTwitterのトレンドになっていました。結構良いことを言ったのかな? と思ったら、生放送の態度が悪くてトレンドになっていたようで。めちゃ真剣にVTRを見てたのに、おかしいでしょ! その顔が不機嫌に見えたんですね。生放送もしんどいね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。映画『WALKING MAN』は、10月11日より全国公開。
2019年09月06日野村周平が気弱なラッパー役を演じる、カリスマラッパーのANARCHY初監督作『WALKING MAN』より、本予告編が到着した。本作は、人気漫画家・高橋ツトムが企画プロデュースし、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の梶原阿貴が脚本を務めた完全オリジナル作品。極貧の母子家庭で育ち、吃音症でコミュ障な青年が、RAP音楽と出会い最底辺の生活から抜け出すべく、奮闘し成長を遂げていく青春物語を描く。また、監督自身の実体験なども盛り込まれており、半実話ともいえる作品となっている。今回到着した予告編では、野村さん演じる主人公アトムが、カウンターで待ち行く人たちを数えるシーンからスタート。女子から不審者扱いされたり、何故か道端で殴られたりするも、ラップと出会い、報われない現状や自己責任論を押し付ける世間に対して「なめんな!」と魂のセリフを発し、物語が大きく動く様子が映し出されている。そして、監督自らが作詞した劇中歌「Promise」「なめんな」「WALKING MAN」がより本作を盛り上げる!なお、本作にはT-Pablow(BAD HOP)、WILYWNKA、Leon Fanourakis、サイプレス上野、十影、じょう、LETYら現役ラッパーたちが出演することも今回明らかになった。『WALKING MAN』は10月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:WALKING MAN 2019年10月11日より全国にて公開©2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
2019年07月31日野村周平を主演に迎え、日本を代表する人気実力ともにナンバー1のカリスマラッパーANARCHYが初監督で挑む完全オリジナル作品『WALKING MAN』から、ティザービジュアルが解禁となった。本作は、日本を代表する実力ナンバー1のカリスマラッパーANARCHYが初監督、人気漫画家の高橋ツトムが企画プロデュース、ドラマ「民衆の敵」などの梶原阿貴が脚本とボーダレスなチームで挑む完全オリジナル作品。監督自身の実体験なども盛り込まれ、半実話ともいえる作品となっている。主演を務めるのは、『ちはやふる』シリーズや『帝一の國』『ビブリア古書堂の事件手帖』などに出演の人気俳優・野村周平。ドラマや映画といったエンターテインメントの枠にとどまらず、ファッションやカルチャーでも若者たちを牽引し、常に注目を浴び存在感を放ち続ける彼が、不幸と極貧のどん底の中、ラップに出会うことで“歩き出す”勇気をもらう、気弱で心優しき青年役を務める。そのほか、アトムの妹でいまどきの女子高生・ウランにNHK連続テレビ小説「あまちゃん」や「デスノート」などに出演の優希美青、職場の先輩で良き理解者の山本に柏原収史、思いを寄せる美女キムに伊藤ゆみがそれぞれ扮し、冨樫真、星田英利、渡辺真起子、石橋蓮司といった個性派・実力派が脇を固める。今回、本作のティーザービジュアルが解禁。A面には、野村周平さん演じる主人公・アトムが真剣なまなざしでマイクを握り、魂の叫びがいまにも聞こえてきそうな横顔が。B面には、務め先の「猫の手スマイル川崎」の作業着を着て、こちらをじっと見つめるアトムが印象的な姿が写しだされている。青年がRAP音楽と出会い、最底辺の生活から抜け出すべく奮闘し、成長を遂げていく鮮烈な青春物語。劇中で野村さんがどんなラップを披露してくれるのかにも注目したい。『WALKING MAN』は10月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:WALKING MAN 2019年10月11日より全国にて公開©2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
2019年07月02日野村周平(25)が1月22日に行ったTwitterへの書き込みについて、賛否両論が巻き起こっている。発端となったのは、野村の《写真撮ってんのに対応冷たいとかマスコットキャラクターじゃねーんだよ》というツイート。経緯や詳細については記していないが、1,500件近いリプライが集まっているのだ。「ツイートに至った原因は、一般人がネット上に投稿した動画のようです。プライベートだと思われる野村さんは屋外で女性ファンとの写真撮影に応じましたが、男性ファンの『1枚だけ?』などという呼びかけにはスルー。歩きたばこをしたまま人混みに消えて行きました。するとその動画に対し、『無視は冷たい』『何より歩きタバコがダメ!』などと批判が殺到したのです」(芸能記者)ツイート後に野村は《歩きタバコ? 盗撮だろその前に》と主張したが、その後で《すいませんでした。ハッピーにいきましょう! おやすみ!》とツイート。つぶやきは現在すでに削除されているが、炎上は広がっているようだ。「野村さんといえば昨年6月、サッカー・ロシアW杯でボール回しをして時間稼ぎした日本代表に対して《えー。なにこの試合》とツイートして炎上。それ以外にも昨年8月に《タバコ吸ってたら印象悪い。タトゥー入ってたら印象悪い。意味わからない》とツイートし、炎上したこともありました。それだけに人よりも“燃えやすい”やすいようになっています。今回のツイートはある意味で正論かもしれませんが、軽はずみな発言は避けたほうが無難でしょう」(前出・芸能記者)現在、ドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』で主演をつとめている野村。ドラマでの熱演で注目を集めてほしい。
2019年01月24日野村周平、桜井日奈子の共演で青木琴美の人気漫画を実写化する土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」の1話が1月19日深夜にオンエア。SNSでは主演の野村周平はじめ、桜井日奈子、宮沢氷魚、佐藤寛太らのフレッシュな魅力に興奮と感動の声が上がっている。人気漫画家・青木琴美の累計発行部数800万部超えの漫画を原作に、20歳まで生きられない心臓病を抱える主人公・垣野内逞を野村さん、彼の病気の全てを知った上で一途に愛し続ける幼なじみの種田繭を桜井さんがそれぞれ演じる。逞と繭が通う紫堂高校の生徒会長で繭に恋する鈴谷昂を「トドメの接吻」などの宮沢氷魚、逞と繭の同級生で昂の弟でもある鈴谷律に『恋と嘘』などの佐藤寛太、昂のことが好きで昂に気に入られている繭の存在が気になっている五十嵐優実に松井愛莉、その他矢作穂香、岐洲匠、富田健太郎、福本莉子らが逞の学校の生徒役を演じるほか、逞の父・垣野内寛貴に児嶋一哉、逞の母・えみに石田ひかり、繭の父・種田穣に生瀬勝久といったキャストが1話では出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。物語は18歳の逞が写真館で“遺影”を撮影するところからスタート。逞の回想で8歳の頃、繭と共に夜空を仰ぎながら結婚の約束を交わすシーンへ。その後15歳になった逞が私立紫堂高校に入学、「学園生活をエンジョイしようぜ!」と叫ぶ女子に人気の生徒会長・昂に驚く逞の前に、新入生代表の挨拶で繭が現れ「この私から逃げようなんて百万年早いのよ!ぜっっったいに、逃さないからね!」と叫び、その姿を見ていた昂は繭に「俺のハートを射抜いて欲しい」とアプローチ。昂の繭に対する想いが気に入らない優実は神尾耕太郎(岐洲さん)、生田成美(富田さん)らを使って、繭のパンツを奪ってしまう。プールに浮かぶパンツをバスタオル1枚で取りにいく繭。見かねた逞がプールに飛び込み助けるが、それによって逞の心臓が再び悪化。お互いを想いあまりケンカしてしまう逞と繭に、律は「友達になったらどう?」と提案する…というのが1話のストーリー。放送後には「もどかしくて胸が痛くなる」「始まったばかりなのに感動」など、切ない純愛ストーリーに感動する声が多数SNS上にアップ。また主演の野村さんへは「大切に大切に観ました。せつないナレーション、とても良かった」「野村周平なにあれほんとにかっこいい」、ヒロイン役の桜井さんには「可愛くて仕方ありません」「日奈子ちゃん可愛いすぎ好き」、宮沢さんには「カッコ良過ぎじゃないか…」、佐藤さんには「メガネの人がカッコ良かった」など、メインキャスト陣にも様々な反応が集まっている。(笠緒)
2019年01月20日野村周平さん主演の4K歴史ドラマ、『MAGI ー天正遣欧少年使節ー』の配信記念スペシャルイベントが開催されました。ゲストに、野村さんをはじめ注目の若手俳優の方々がゴージャスな劇中衣装で登場。撮影秘話などを語ってくれました!かっこよすぎな4人が登場♡今回のイベントは、Amazon Prime Videoが手がけた壮大な4K歴史エンターテイメントドラマ『MAGI ー天正遣欧少年使節ー』の配信を記念して開催。このドラマは、1月17日より世界180以上の国と地域に全10話が同時配信されています。物語の舞台は16世紀。織田信長が君臨する戦国時代、キリスト教の洗礼を受けた4人の少年たちが遠くヨーロッパを目指して長い旅に出ます。彼らの使命は、各国の君主やローマ法王への謁見。日本に赴任したイエズス会の巡察使、ヴァリニャーノの手配により、船でマカオやインドに立ち寄りながら2年近くかけてヨーロッパに到着し、現地で歓迎を受けながら歴史上の人物たちとの面会を果たします。しかし、すでに日本では豊臣秀吉が権力を握り、キリスト教徒への弾圧がはじまろうとしていました――。この史実に基づいたドラマで主役の少年使節、伊東マンショを演じた野村周平さん、同じく使節の中浦ジュリアンを演じた森永悠希さん、千々石ミゲル役の緒形敦さん、少年使節に同行する世話係のドラードを演じた佐野岳さんがイベントに登壇。さらに、イベント前には合同取材会も行われ、撮影現場のエピソードなど語ってくれました。ほぼほぼお勉強――歴史に翻弄された実在の人物を演じてみて、いかがでしたか?野村さんほぼほぼお勉強でした。こういう少年たちがいたというのは知っていましたけど、当時を知っている人はいないので、彼らについてリサーチをしました。当時の食べ物とか海の上での生活とかも勉強して。難しかったです。森永さん日本史でも少年たちのことは少ししか習わないですし、彼らにスポットをあてたドラマ作品もほぼなくて、参考にするものが少ない状態で文献を探りながらベースを作っていきました。緒形さん4人がいたのは知っていましたが、歴史の授業で勉強はしなかったので、興味がありました。この時代に船でヨーロッパに行くのはすごいと思います。役作りの勉強においても興味がわきました。佐野さん僕も勉強したのですが、少年たちの世話係をするなかで、少年たちを支えて導かなければならないし、いろいろな葛藤もあったと思うし、意識しながら役をつくりました。外国で育っている人物の役なので、外国人の身振りとかも練習しましたし、英語はハリー杉山さんに習いました。死と隣り合わせを痛感…――あの時代に過酷な旅をした少年たちについてどう思いますか?野村さん今みたいに技術があったわけでもない時代に、船で行っているのはすごいこと。今なら飛行機で行けるところを船で何年もかけて寄港して食料を積んで、常に死と隣り合わせになっていることを痛感。その時代の少年たちは旅を経験して帰ってきたところで強い少年になっていたと思う。昔の時代の人たちに僕たちは勝てないです。森永さんどういう心持ちで彼らがこういう旅に出ようと思ったのか、スタッフさんとも話をしていました。そもそも精神構造が違うのかな、と。(戦国時代に生きているので)死が間近にあるのが大きい。そこが覚悟や強い精神性につながる。僕たちは今すぐ死ぬということは考えていないので。緒形さん少年たちが単身で行くのがすごい。自分が死ぬかもしれないという状況で船に乗り3年、すべてで8年かかっている。それに行く覚悟の大きさが今の僕たちに比べて全然違うと思います。佐野さんあの時代に決断をして日本を背負っていったから、今の僕たちがあると考え、今と昔の子たちを線でつなぐようなイメージで演じていた。彼らに感謝したいです。スペインロケで「おれら泣いてたもん」――1カ月のスペインロケで、思い出に残るエピソードはありますか?野村さん気候もいいし、あったかいし、窓を開けると建築物もすばらしいし、好きな街です。キリスト教の文化がたくさんあるので教会がきれい。そんな場所で自分の愚かさを悔いていました。スペインでは懺悔の日々(笑)。楽しすぎて帰りたくなかった。森永さん毎晩みんなで一緒にご飯食べていました。佐野さん毎晩、周平先輩がごちそうしてくれた。ごちそうさまでした!野村さん東京に帰ったら残高5万円しかなかった(笑)。でも、生ハムとかおいしかったです。休みの日には、みんなでマドリッドに行ったりもしました。緒形さん街自体が世界遺産になっているサラマンカで撮影したのですが、街と世界遺産の神秘的な部分が一体化していて、教会には神聖な空間が広がっていた。その中で撮影できてモチベーションがめちゃめちゃ上がりました。野村さんおれら泣いてたもんね、景色見ながら。ジブリの音楽とか流しながら(笑)。ここで一生暮らせるかもしれないという感じの幸せな日々でした。佐野岳のインスタには…――スペインで、観光とかもしましたか?佐野さん美術館巡りとかもできたのがよかったです。ピカソのゲルニカとか見ましたし、ソロヤという画家の展覧会に行ったり、新しいアーティストさんの作品も見たりしました。野村さん彼、ひとりでプラプラしてるんですよ。インスタグラムで「今日も気持ちいい~」とか投稿してるのを見て、「どこで写真撮ってるんや」って(笑)。佐野のTwitterとかも見て、「どこにいるん?」って(笑)。佐野さんみんなが撮影しているときにオフだったので、スタッフさんの自転車を借りて、ひとりで街じゅうグルグル回っていたりしてました。野村さん「朝日がきもちいい~」とか、すごい撮っているから「こいつなにしとんの」って、僕らは言ってましたね(笑)。また、会場では、この日のイベントに撮影の関係で参加できなかった俳優、井之脇海さん(少年使節・原マルティノ役)から届いたビデオメッセージが流されたほか、天正遣欧少年使節ゆかりの地としても関係のある長崎県大村市の園田市長も登壇。出演者のみなさんはチームワークもよく、終始楽しい雰囲気のイベントでした。このドラマには、織田信長役の吉川晃司さんや豊臣秀吉役の緒形直人さんも出演。千々石ミゲル役の緒形敦さんは緒形直人さんの息子さんということで、初の親子共演も話題になっています。『MAGI ー天正遣欧少年使節ー』はAmazon Prime Videoで視聴可能。私も全10話を見てみたのですが、スペインの教会や街の景色などの映像がとても美しく、また船上のシーンがリアルで迫力満点でした。史実をもとにした壮大なストーリーは見ごたえ抜群。ぜひダウンロードしてご覧になってみてください!Information『MAGI ー天正遣欧少年使節ー』配信:Amazon Prime Videoシリーズ:4K-歴史エンターテイメントドラマ×10話配信開始:2019年1月17日(木)各国語版:日本語・英語・スペイン語版配信国・エリア:180以上の国と地域に世界同時配信
2019年01月19日野村周平と桜井日奈子が共演し、青木琴美の人気漫画を実写化する土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」が、先日クランクインを迎え、野村さんと桜井さん、さらに宮沢氷魚と佐藤寛太の4人が撮影初日の感想と今後の意気込みを語った。クランクインで撮影されたのは、第1話で描かれる野村さん演じる垣野内逞たちの高校入学式のシーン。逞の隣には、佐藤寛太演じる律、壇上では律の兄で生徒会長の昂(宮沢さん)が。さらに、新入生代表の挨拶は逞の幼なじみ・種田繭(桜井さん)が行い、繭と別の高校に進学したと思っていた逞は驚き、繭は逞を指さしながら「この私から逃げようなんて百万年早いのよ!」と叫ぶ場面が撮影された。事前にリハーサル日が設けられ、そこで仲を深めていた4人は待機中もずっと一緒、ストーブの前に仲良く集まって暖を取りながら談笑する場面も。撮影では昂が女子生徒たちに向かって、低音ボイスの良く通る声で魅力的に昂サマを熱演したり、繭の新入生代表の挨拶シーンで“絶対に離れない宣言”をし、その場の空気感に耐えられなくなった逞が体育館から逃げだすカットでは、野村さんが桜井さんの言葉が全て言い終わる前に駆け出し、思わず「…って、こら~!」と、桜井さんがノリツッコミしたりする息ぴったりな場面も。終始和気あいあいとなっていた本作の撮影現場。野村さんは「僕は今25歳なんですけど、25歳で15歳の役ができるのかな?と最初は不安でした」と明かすも、今回画面で写りを確認してみて、まだ大丈夫と確信したそう。さらに、「キャストのみんなとはクランクイン前にリハーサルをしまして、そこで監督がみんなとの仲を深めるためにゲームをやってくださって。そこで和気あいあいとなったので、いい感じです」と早くもチームワークはバッチリだと明かした。また、「撮影ではみんな仲のいい感じで、ワクワクするシーンも多くて。今はこれからもっともっと楽しくなるだろうなという期待が膨らんでいます」と桜井さんも仲の良さをアピール。繭を「パッと場を明るくするような元気さを持って演じたい」と話し、「繭の気の強い感じは自分と似ているなと思います。あと繭は水泳以外のスポーツが得意で私もバスケが得意なので、今回多めにあるという体育のシーンが楽しみです」とコメント。男子校出身で共学に憧れていたという宮沢さんは、「女の子たちからキャーキャー言われる役なので『きっと気持ちいいんだろうな』とすごく楽しみにしていたんですけど、実際に立ったら…意外と怖いんですね(笑)。もちろんうれしいですけど、迫力に押されてしまいました」と撮影の感想を語り、「原作のファンと映画のファンが多いので、その人たちの期待を裏切らないように。もっと幅広い年代の方々にも楽しんでいただける作品になるように頑張っていきたいと思います」と改めて話した。さらに「キャストのみなさんが話しやすくて、これからの約2か月間が楽しみ」と期待を語った佐藤さんは、「作品的にも重たいシーンが多いですが、律と一緒のシーンではみんなの素直なところを引き出せたらいいなと思っています」と意気込みを語っている。土曜ナイトドラマ「僕の初恋をキミに捧ぐ」は2019年1月19日より毎週土曜日23時15分~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2018年12月20日「率直に、こういう役をいただけたことが嬉しいと思いました」そう野村周平さんが話すのは、映画『純平、考え直せ』の主人公・坂本純平のこと。これまでに多く演じてきた爽やかな役柄とは一転、組に属して生きるチンピラで、リーゼントヘアにスカジャンという出で立ち。作品では、彼が対立する組の幹部を殺す“鉄砲玉”を命じられてから決行するまでの3日間が描かれている。「監督からは『イメージに合っているから好きなようにやっていいよ』と言われました。“自分ってどんなイメージなんだろう?”と思ったけど、でも、考えてみるとたしかに僕も少し純平に似たようなところがあるのかなと思いました(笑)。純平は、今、絶滅しかけている任侠的な男の中の男。筋を通しすぎていて、不器用だと思います。だって、器用な生き方ができる人は、鉄砲玉なんてやらないですから。そういう生き方をしなければいけないほど真っすぐで、自分の好きなものや理想の生き方があって、それについて語ることができる中身のある男ですね。僕は、純平に『考え直したほうがいいんじゃない?』と言いたいけど、周りに止められてもやめない気持ちや、信念を貫く姿勢には共感できる。それは、僕もバイクやスケボーといった好きなものがあって、誰に何を言われても絶対に続けていこうと思っているから。観た人に、自分の信念や生き方についてあらためて考えさせる作品かもしれません」今作で重要な役割を担っているもののひとつが、SNS。純平と偶然出会ったOLの加奈は、彼の生き方に興味を抱いて行動を共にするが、状況を逐一、SNS掲示板に書き込む。それをきっかけに、鉄砲玉になった純平を無責任に煽る人や真剣に止める人が現れるなど、ネット上は盛り上がっていく。「加奈は、自分が居場所を発信したことで危険な目に遭ってしまいますが、ある意味、SNSの被害者ですよね。アップしなければいいのにと思うけど、僕もスマホを持っていたらSNSを見てしまうのでそれはしょうがないのかなと感じる部分もある。きっと多くの人がそうだと思います。でも、純平の生き方は、そんな僕たちとは対極です。人と面と向かって本音で話すし、周りに惑わされない。そもそもガラケーを使っていますから(笑)。だからこそ、SNSの中にいる人は、彼に興味を持ったのかもしれません」これまでになく激しいラブシーンにも挑戦した野村さん。「今作のベッドシーンは、美しく見せたいので、汚く撮らないでほしいと監督に伝えていました。そのほうが、ラストシーンとのギャップが生まれて、作品がもっと、よくなると思ったんです。僕の完ぺきな体、特に背中はめちゃくちゃきれいなので、そこも併せて観て楽しんでいただけたら嬉しいです(笑)」『純平、考え直せ』新宿・歌舞伎町のチンピラとして誇りを持って生きる坂本純平は、対立する組の幹部を殺すよう命じられる。その話を、偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)に洩らしてしまい…。監督は森岡利行。9月22日より全国順次公開。©2018「純平、考え直せ」フィルムパートナーズのむら・しゅうへい1993年11月14日生まれ。兵庫県出身。俳優。映画やドラマ、CMで活躍。出演する映画『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日より公開。ワイドパンツ¥33,000(Auralee/jackpotTEL:03・3352・6912)その他はスタイリスト私物※『anan』2018年9月19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・猪塚慶太ヘア&メイク・NORIインタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2018年09月13日東田さんが描く―これまでの自分の人生を振り返って―今回紹介する『自閉症の僕の七転び八起き』(KADOKAWA)を執筆した東田直樹さんには、重度の自閉症があります。このエッセイには、障害のある子どもとの接し方、当事者の心の中、一人の人間としての葛藤、前向きに生きていく力、障害があるがゆえの悲しみや喜びが詰まっています。東田さん自身が振り返る、通常学級での悩みや、家族の自分への接し方、これまでのさまざまな選択からは、本人の努力だけでなく、家族や周囲の支えがどれだけ大きかったのかが伝わってきます。特別支援学校から通信制高校へ。自分がやりたいことを探し続けた青年期出典 : 東田直樹さん(ひがしだなおきさん:以下東田さん)は、重度の自閉症があり、口頭で会話をすることが困難です。ですが、パソコンや文字盤ポインティング(文字盤を指差しながら言葉を発する方法)を使うことで、コミュニケーションを取ることができます。東田さんは小学5年生までは通常学級に在籍、小学6年生から中学3年生の4年間は特別支援学校に通いました。その後特別支援学校の高等部には進学せずに、アットマーク国際高等学校(通信制)に入学、2011年3月に卒業。彼が13歳のときに執筆した書籍『自閉症の僕が跳びはねる理由』は、今や20カ国以上で翻訳・出版されているベストセラーとなっています。東田さんが発する言葉や挑戦する姿勢からは、前向きな性格を感じ取ることができますが、東田さんが初めからそうだったわけではありません。自分が一生かかっても「できない」ことを、同級生が簡単にやってのける姿を見て、苦しんだ小学5年生までの日々。逃げるように転校した特別支援学校で知った、人から大切にされることの重要性。そこは、できないからと言って責められることも叱られることもない、居心地の良い場所でした。特別支援学校で4年間自分を見つめなおした東田さんは、自分の人生を生きたいと、通信制高校への入学を決意します。現在は紆余曲折を経て、作家や詩人として活躍している東田さん。彼は何を思い、どう生きてきたのでしょうか。今の自分があるのは家族のおかげ―東田さんはどう支えられてきたのか出典 : 大人になった東田さんは、子どもの頃に「できなかった」たくさんのことが「できる」ようになりました。幼児用の工作ワーク、人とのコミュニケーション、我慢をすること、家族に言いたいことを言うこと。それから、誰の人生も大変だということにも気づけました。できることが増えた今、東田さんは自閉症で良かったと思える機会も増えたそうです。そして、自分がここまで頑張ってこられたのは、否定せず、障害があるからできないだろうと決めつけず、長所を伸ばそうと努力してくれた家族のおかげだと言います。本書では、東田さんの経験に基づいた、自閉症のある子どもとの接し方も紹介されています。・人格を否定するような叱り方はしない・本人に選ばせる練習をする(選ばせるときは2回確認する)・機嫌がもとに戻ったら、いつものように接する・どんな人になりたいのか聞いて、将来の楽しみを一緒に考える・コミュニケーションを諦めない・問題のある行動は辛抱強く注意するこのように日々心掛けることから、あめのなめ方やおかずを取り分ける方法といった、細かい接し方まで具体的に書かれています。こうした両親のささやかなサポートが積み重なり、今の伸び伸びとした東田さんがあるのでしょう。「愛」と「自分の心」―東田さんの背中を押した、生きる希望と勇気出典 : けれど、接し方よりも大事なのは、「愛」だと言います。「人の心を育てるのは、愛情です。」「愛情を注いでもらっているから、心は育つのです。」「たとえ、自己表現できなくても、知能が低くても、愛は伝わります。自分が大切にされているという実感は、生きる希望につながります。」本書の中で東田さんは、「愛」という言葉を何度も使っています。障害のある子どもを育てることは、ときに一筋縄ではいかない難しさがあります。強く叱りすぎてしまったり、接し方を意識しすぎて疲れてしまったり。しまいには自信を失くしてしまうこともあるかもしれません。子育てに正解がないと分かっていても、上手くいかない、と落ち込むこともあるかもしれません。でも、それでいいのです。落ち込んだり悩んだりするのは、しっかりと子どもに向き合って愛を注いでいる証だからです。無理せず、自分のペースで愛情を注ぐこと。いつかあなたの愛は、その子にとって生きる希望になるはずです。もう一つ、東田さんは「自分の心」の大切さについても述べています。今何をしたいのか、どう感じているのか、本当に幸せなのか。自分の心に正直に生きること。自分の気持ちを大切にしていれば、周りの人の気持ちも尊重できるようになります。もしも、みんなが頑張っているように見えて、自分だけが頑張れない時があっても大丈夫。「頑張れないときがあっていいのです。頑張る基準は、自分の心が決めればいいと思います。」「もしも子どもに障害がなかったら」そう思うのは別に悪いことじゃない出典 : 「障害児の子育てには、たくさんの苦労があります。僕は、子供を愛せない親が悪いのではなく、愛せないほど苦しい状況になってしまうこと、そのものが「悪い」と思っています。親が、もしも子供に障害がなかったらと考えたとしても、別に悪いことではなく自然なことです。」東田さんは当事者目線で、障害のある子どもを育てることについて触れています。彼自身も、自分に障害がなかったらどんな人生を歩んでいたのだろうと考えることもあり、そのことに罪悪感を持っていた時期もあったようです。「普通である想像上の僕は、いつも笑っています。しかし、今の僕より幸せかどうかはわかりません。悩みのない人などこの世にはいないからです。」障害者は決して特別な存在ではありません。それぞれが不安や悩みを抱えて生きている。障害を抱えながら生きていくには、たしかに困難や壁がつきものですが、“普通”と言われる定型発達の人の日常や人生にも、悩みや孤独があります。どんな人も、みんな同じように心を持っている。それが東田さんの考えです。「自分らしく生きられる社会を目指して」―誰にでも必要な3つのこと―出典 : 東田さんは、障害のある人自身にも必要な3つのことを挙げています。・この社会の中で、自分の生きる意味を探すこと・自分のことを理解すること・なぜできないのか、どうすればいいのか自分で考えることこれらをすべて実現するには、周囲のサポートが欠かせません。ずっと自分と向き合い続ける努力も必要です。この3つは、どんな人にとっても大切なことだと思います。どれだけ多くの人が自分のことを理解し、生きる意味を見出し、できないことに立ち向かっているでしょうか?障害があっても、多様な生き方を選択でき、社会の中で自分らしく生きられる温かい未来を東田さんは望んでいます。そんな東田さんの今後の目標とは…「自閉症で本当に良かったと思える人生を歩むこと」。それを達成すべく、日々自分の気持ちと向き合い、行動のコントロールに挑戦しています。ちなみに外出やお金の払い方は、今もトレーニングを継続中だそうです。「どんな生き方を選ぶかは人それぞれでいい、大切なのは自分の気持ち」と語る東田さん。彼はこれからどんな未来を切り拓いていくのでしょうか。悩みや葛藤に向き合い、自分に正直に生きる東田さんの生き方は、たくさんの人の人生の選択を後押ししてくれるでしょう。
2018年05月12日「陸王」「下町ロケット」などの半沢直樹シリーズほか、代表作を数多く抱える池井戸潤。その中でも傑作小説として名高い「七つの会議」を、野村萬斎主演で実写映画化することが決定した。■あらすじ都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。トップセールスマンである課長の坂戸(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しかこなさず定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島(及川光博)が新課長として着任する。会社の“顔”である一課で、成績を上げられずに場違いすら感じる原島。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた…。■初の池井戸作品に出演する野村さん「結果がすべて」そんな考え方がいまなお続く会社が本作の舞台となり、主演を務めるのは狂言界の至宝にして、俳優としても存在感を放つ野村萬斎。捉えどころのない自由奔放な顔と、信念を貫く強い心を併せ持つ人物像の主人公・八角民夫に挑む。野村さんにとっては、初のサラリーマン役となり、「八角は一癖も二癖もある決して平凡ではない役どころなので、演技すること自体が新たな挑戦だなと思います」とコメント。作品に関しては「登場人物たちが人生を懸けてしのぎ合う、手に汗握る物語。原作をご存知の方も、そうでない方も、そのスリリングな展開を大いに堪能していただけるはずです」と大いに期待を寄せた。そのほかキャストにも、社内で絶対的な存在である営業部長・北川に香川照之。うだつが上がらない営業課長・原島に及川光博。営業成績トップでありながら突如パワハラで訴えられてしまう坂戸に片岡愛之助。零細ねじ工場の社長・三沢に音尾琢真、新進気鋭のねじ製造会社社長・江木に立川談春。そして御前様と呼ばれる親会社の代表取締役社長・徳山役に北大路欣也と、いままでの池井戸作品を支えてきた、重厚かつ超豪華な俳優陣が揃った。会社員たちの人生、そして会社の存在をも揺るがしていく、働くことの「義」を問う内容は必見だ。『七つの会議』は2019年より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月10日又吉直樹が『火花』を書いた理由を、観月ありさが問う!――小説『火花』をなぞるだけではない構成ですね。観月:そうなんです。私は、小説の世界と舞台独自の世界の両方を行き来する、ストーリーテラー的な役回り。ふたつの世界が複雑ではあるんですが、上手く絡み合っているので、脚本は読みやすかったです。又吉:作中で僕は、観月さんからどうしてこの作品を書いたのかを問われます。正直、小説のテーマって聞かれても答えるのが難しいんです。「ないです」と言ってしまうこともあるくらい、「なんでやろ」という部分は客観的に直視しにくい。この舞台に出ることでそれに迫れるなら、自分が原作の作品に出るのは照れくさいですけど、面白そやなと。――おふたりとも本人役ですね。観月:役名は自分だけど、演じる以上、自分ではない。難しいですね。手探り状態です。又吉:素を出すのとも違うし。観月:どうしたら観た人は、私っぽいと思ってくれるんだろう?又吉:役を演じている時とも、素でバラエティとかに出ている時とも違いますしね。どこを切り取れば、本人としての説得力が出るのか。ベロベロに酔っぱらって演じるとか?観月:確かに、毎日のように飲んでるしね(笑)。又吉:僕は、猫背にしようかな。観月:まったん(又吉さん)ぽい!又吉:自覚はないんですけど、テレビで見ると「もっと背筋伸ばせよ」って思うんですよ。――そもそも、観月さんは原作をいつ読みましたか?観月:当時、『キャサリン三世』という番組で共演してて、書き終わってすぐに贈ってくれたんです。又吉:小説書いてることも、あり姉(観月さん)には話してて。観月:お仕事では芸人さんとして接していたので小説家のイメージが湧かなかったけど、読んだら描写がとても素敵でびっくりしちゃって。まったんは小説を書く前も、執筆中も、受賞後も、変わらずこのまんま。ほっとします。番組が終わっても「また仕事できたらいいね」とお互い言っていたんですけど、社交辞令ではなく、こうして実現させてくれて嬉しかった!又吉:“女優・観月ありさ”は、佇まいそのものが特別な方。お芝居の大先輩ですし、頑張らないと。『キャサリン三世』での僕の芝居、まあひどかったですからね。ただ、あの「もう少し、なんとかならへんか」という頃から、その後お芝居で成長できる機会はなかったので、怒られへんように気合でやるしかないです。観月:お芝居となったら、急に人格が変わって怒ったりして?ない、ない(笑)。楽しくやっていこうね。小説『火花』の物語を織り交ぜながら、“観月ありさ”が“又吉直樹”に、小説を書いた理由を問う。脚本・演出は小松純也。原作世界の芸人役に、石田明(NON STYLE)と植田圭輔。東京公演/3月30日(金)~4月15日(日)紀伊國屋ホール大阪公演/5月9日(水)~5月12日(土)松下IMPホール全席指定一般8000円(税込み)ほかチケットよしもと予約問合せダイヤルTEL:0570・550・100みづき・ありさ1976年12月5日生まれ、東京都出身。4歳からモデルとして活躍し、‘91年、女優デビュー。同年、シングル『伝説の少女』をリリース。代表作『ナースのお仕事』を含む26年連続連ドラ主演記録を持つ。ブラウス、パンツ(共にPINKO/PINKO JAPANTEL:03・3557・9861)ピアス、リング(共にアガタ パリ/アガタ ジャポンTEL:03・6456・4080)またよし・なおき1980年6月2日生まれ、大阪府出身。高校卒業後、NSCに入学。‘03年、綾部祐二とピースを結成。‘15年、純文学デビュー作『火花』が第153回芥川賞を受賞する。‘17年、2作目『劇場』を発表。※『anan』2018年4月4日号より。写真・内山めぐみインタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2018年03月31日競技かるた、百人一首……とクラシカルなアイテムがこんなにもワクワクするエンターテインメントになるなんて! と驚かされた『ちはやふる』の完結編は、その名もずばり『ちはやふる -結び-』だ。きっとこの“結”には、「完“結”」だけでなく、いろいろな“結”の意味がこめられているに違いないが、とりあえず、映画で主人公・千早(広瀬すず)たちは、高校3年生になり、高校生活最後の大会に挑むことになる。メインの登場人物は3人。かるたの天才・千早と、彼女の幼馴染で、こどもの頃からかるた仲間だった太一(野村周平)と新(新田真剣佑)。新は幼い頃に引っ越してしまい、千早は、いつかまた新とかるたをやることをモチベーションにして懸命にかるたに邁進。その姿を、太一はひたすら見つめ、支えてきた。やがて新と再会して……というのが前作『ちはやふる 上の句/下の句』だった。『-結び-』では、かるたを再びはじめた新と、大会で対戦するために、がんばる千早に対して、残された太一は、受験勉強も重なって、大きく心を揺らす。主人公は千早だが、<上の句><下の句>も含め、かるたを通してたくさんの登場人物が交錯し、その誰もがみんな魅力的な群像劇になっている。そんななかで、今回は、悩める太一の話も手厚く描かれている。新の千早への想いを知った太一は、かるたにも受験にも身が入らず、悩んだ末、かるた部を辞めてしまう。千早に次ぐ戦力が不在となり、苦戦を強いられる瑞沢高校かるた部だったが、問題児の新入部員たちと新たなチームワークを結びはじめる。一方、太一は、なんだかワケありな周防名人(賀来賢人)の生き方に触れながら、自分の道を模索していく。登場人物たちが、それぞれ自分の未来を切り開いていくキラキラした姿に、勇気づけられるうえ、かるたの試合の緊張感と躍動感も最高だ。○"見つめる"役割を好演する野村そんななかで、太一はつねに、千早といい周防といい、ちょっと突出したヘンな人物(要するに奇才)を見つめていく役割で、野村周平はその役割を完璧に遂行している。ただただじっと対象に目を凝らし、何か頭のなかで咀嚼しているような賢げな雰囲気を漂わせながら。基本は澄んだ瞳。でもいざというとき、感情をたっぷり黒目に湛えて。観客のガイドでもあるこの役、存外、難しい役だ。観客の視点・代表なので、出しゃばり過ぎず、地味過ぎず、誰もに平等に好意と共感をもってもらわなければならない。言ってみたら、白米。もしくは、水。嫌いな人はあまりいないし、ないと困る。美味しい白米や水はありそうでなかなかないものだが、野村周平にはその素養がある。ドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』でも、ビデオから飛び出してきたヒロインに振り回されながらも彼女をひたすら愛し、見つめる役を好演している。見つめるキャラってほかに誰がいる? と聞かれれば、代表格はまず、事務所の先輩の佐藤健であろう。大ヒットした『8年越しの花嫁 奇跡の実話』もその系譜。次の朝ドラ『半分、青い。』もおそらくその役割を託されているように思う。ほかに今一番、需要があるのは、高橋一生。大河ドラマ『おんな城主 直虎』や朝ドラ『わろてんか』などで、主人公をじっと瞳でお支えした。それから、小栗旬。彼がブレイクしたドラマ『花より男子』(05年)は、ヒロインをまぶしそうに見つめるあの眼差しが魅力のひとつだった。あの絶対主人公的な木村拓哉すら、二番手ながら熱狂的なファンがついた、ドラマ『あすなろ白書』(93年)では見つめるキャラで、メガネ越しの愛情深い瞳が女性ファンの心を鷲掴みしたものである。彼らのように、瞳のちからで女の子を支える、騎士(ナイト)系の役ができる俳優は、伸び代があると私は思っているので、野村周平もこれからもっともっといろいろな役をやっていくことになるのではないかと思う。○動いてよし、動かなくてもよしさて、期待値の高い野村周平の『ちはやふる』の好演に目を見張るものがもうひとつあった。うつむき顔である。もともと『ちはやふる』は“かるた”という競技の性格上、登場人物がうつむいている場面がやたらと多い。うつむいた顔は、重力がかかるので、若くないと対応が厳しく、お肌の下り坂を順調に下降中の私なんかは、千早や太一たちのどんなに頭を低くしても決してたるまないお肌がうらやましくて仕方ない(若くてピンとこない方も何年もしたらわかるときが来ると思います)。野村周平演じる太一は、かるた部を辞めてしまうので、その重力の刑から解放されるのだが、代わりに別の試練(?)が用意されている。スマホである。最近の映画やドラマは、コミュニケーションの手段がSNSになっていて、しゃべることなく、SNS でのやりとりのシーンが増えた。そうなると、やっぱりうつむいた顔が多くなり(スマホのせいでストレートネックになる人が増えているとか)、今度は、手元が映ることが増える。むしろ手元が大事になる。となると、演技のしようがなく、かるたで身体能力を見せつけたほうがいいのではないか、という状況でも野村周平は泰然と画面を保たせていた。今後ますます、スマホによるやりとりが映画やドラマに登場せざるを得なくなるとしたら、野村周平のような、動いてよし、動かなくてもよしの俳優が求められていくだろう。(C)2018映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年03月27日