人気ファッション・ブランド「ZUCCa」の25周年を記念して製作される菊地凛子の監督処女作『MEMORY OF AN ARTIST~芸術家の記憶~』。このほど、その話題のショート・フィルムの予告編が解禁となった。「ZUCCa」が掲げる2013年春夏コレクションのテーマは、「Chambre de l’artiste:芸術家の住む部屋」。菊地さんはこのテーマに呼応するかのように、本作で幻想的な世界を描いている。今回届いた予告編では、一面に広がる白銀の世界をブルーのノースリーブ・ワンピースをまとった菊地さんが、彷徨うように歩く姿が収められている。白と青、凍えるような気温の中で漂う…そんなインスピレーションが全面に押し出された美しい予告編をぜひ覗いてみて。※こちらの予告編映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。(text:cinemacafe.net)
2013年03月06日金城武が天才捜査官に扮したミステリー映画『捜査官X』の公開記念イベントが12日に都内で行なわれ、ますだおかだの岡田圭右が登場した。その他の写真本作は、現場で得た数々の証拠と、医学や武術の知識を高速で処理し、脳内で事件当時の様子を再構築する“脳内捜査”を得意とする捜査官シュウ(金城)が、田舎の村で起こった不可解な事件に挑むアクション・ミステリー。劇中で金城が着用した衣装を借り、捜査官になりきって登場した岡田は「この服は襟元に金城って書いてあるんだよ」とうれしそう。さらに「金田一春彦じゃなくて、古く言えば金田一耕助のような謎を解くミステリーで、現代風にアレンジした最新テクノロジーを駆使した表現方法で謎を解く。風貌とはひと味違う天才ぶりで新しい」と言い、さらに事件現場にいた穏やかな職人を演じたドニー・イェンを「片田舎というシチュエーションで、ドニーちゃんの物語る表情は光り輝くものがある。素晴らしい名優」と語った。その後は「そもそも私には縄が絡まっている。“お笑い界の団子結び”と言われている」と暴走トークを展開。最後にヒット祈願として“X”を使ったギャグ「捜査官Xならぬ、僕はお笑い捜査官ダメェ~」を披露し、「開演ガラガラ」と持ちネタでしめくくった。『捜査官X』4月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年04月12日金城武が独創的な捜査手法を駆使する捜査官に扮した奇想天外なミステリー『捜査官X』が21日(土)から日本公開される。本作には金城だけでなく、アジアのアクション映画ファンにはたまらない“伝説の名優”たちが顔をそろえている。その他の画像『捜査官X』は、現場で得た数々の証拠と、医学や武術の知識を高速で処理し、脳内で事件当時の様子を再構築する“脳内捜査”を得意とする捜査官シュウ(金城)が、田舎の村で起こった不可解な事件に挑むアクション・ミステリー。本作は金城扮する捜査官と、事件の容疑者である穏やかな職人ジンシー(ドニー・イェン)の息つまる駆け引きと、ふたりのドラマが大きな見どころだが、アジア映画ファンにとってたまらないポイントになっているのが、名優ジミー・ウォングの出演だ。ウォングは『片腕ドラゴン』、『片腕ドラゴン対空飛ぶギロチン』や『吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー』『新座頭市 破れ!唐人剣』など多くの作品に出演し人気を集めるも、近年は実業家として活動していた。本作はウォング13年ぶりの銀幕復帰作となる。ウォングのほかにも、『レディークンフー激闘拳』のクララ・ウェイも出演。ふたりとも劇中でドニー・イェンと華麗なバトルシーンを披露しており、本作は謎の深まるミステリー劇だけでなく、伝説の名優のアクションも堪能できる作品に仕上がっている。『捜査官X』4月21日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年04月11日アジアのみならず、ハリウッドでもその活躍の場を広げる台湾出身のスター、金城武のファン待望の最新作『捜査官X』がこの春、日本で公開されることが決定した。ウォン・カーウァイの『恋する惑星』(’94)で一躍脚光を浴びて以来、記録的な大ヒットを遂げたジョン・ウー監督の超大作『レッドクリフ』では諸葛孔明を演じるなど、日本でも圧倒的な人気を集めるアジアスターの一人である金城武。2009年に日本公開された『ウォーロード/男たちの誓い』以来約3年ぶりの待望の日本公開作となる本作は、中国の山村を舞台に、2人の無法者が不可解な死を遂げた強盗事件の真相に迫っていくミステリー。金城さんは、タイトルロールの“捜査官X”こと主人公・シュウ(Xu)を演じる。男前なルックスを封印するような、丸ぶちのメガネと帽子を着用したユニークな風貌が目を引くが、飄々とした装いと振る舞いは日本の名探偵・金田一耕助を彷彿とさせる?また、風貌とは裏腹にずば抜けた彼の脳内推理も見どころで、現場に残されたわずかな物証をも見逃さない眼力の鋭さ、人体構造から武術まで、あらゆる分野に精通した博識ぶりを披露する。そんな金城さんと演技合戦を交わすのは、アジアを代表するアクションスター、ドニー・イェン。シュウの前に巨大な謎として立ちはだかり、クライマックスではカンフー映画ファンも興奮する荒技&神業を惜しげもなく連発している。さらに、ドニー扮するリウの妻役には、『ラスト、コーション』での大胆な演技で脚光を浴びたタン・ウェイなど、アジア屈指のスターが揃っているのも見逃せない。キャストをまとめ舵を取るのは、『ラヴソング』(’97)、『ウィンター・ソング』(’05)のピーター・チャン監督。『ウォーロード/男たちの誓い』に続き、再び金城武とタッグを組み、ミステリー&アクションという対極的なジャンルの融合に挑戦し、ダイナミックなエンターテインメントを完成させた。これまでの役とはまた一味違う“天才捜査官”という役柄で、聡明で知的な魅力を放つ金城さんがどんな推理を見せてくれるのか?本作で見せる新たな一面に注目したい。『捜査官X』は4月21日(土)より新宿ピカデリーにて、G.W.、全国にて公開。■関連作品:捜査官X 2012年4月21日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 We Pictures Ltd. Stellar Mega Films Co., Ltd. All Rights Reserved.
2012年01月26日金城武が10月9日(日)、釜山国際映画祭(BIFF)に初めて出席し、大きな喝采を浴びた。『ラスト、コーション』のタン・ウェイと共演したピーター・チャン監督作『武侠』(原題)の公式会見では、「いろんな方から釜山映画祭の素晴らしさを聞くたびに『何でいままで出席しなかったのか』と後悔していたので、今回招待され、このチャンスを逃す手はないと思ってやってきました。着いたばかりでまだ何もしていないのですが、ワクワクしています」と挨拶。記者からの「なぜそんなに美男子なのか?」という剛速球の質問には、さすがに苦笑い。「父がハンサムで、母もとてもきれいです。両親に感謝しなくてはいけないですね。どちらかというと僕は母親似です」と答えつつ、かなり照れていた。アジア全域で長い人気を維持し続ける秘訣を聞かれると、「僕は俳優として演技だけでなく、ロケ先の場所やいろんな人に会うことなど、何でも楽しんでいます。俳優業を楽しんでいたら、20年経ってしまったという感じです」と答えた。釜山のみならず韓国を訪問するのも公式には初めての金城さんに対し、タン・ウェイは昨年に続いての出席。実は、この日が誕生日だったタン・ウェイ。「去年に続いて今年も釜山で誕生日を迎えられて嬉しいです。こちらのケーキは美味しいですから(笑)。釜山では毎回来るたびに歓迎されて、本当に感謝しています」と満面の笑みを見せた。会見の後は、海雲台ビーチのBIFFステージにも登場。2,000人以上集まった観衆から、黄色い歓声が飛んでいた。今年から釜山の英語表記を、「PUSAN」から「BUSAN」に変更したため、略称もPIFFから、BIFFに変更となった釜山国際映画祭。総工費80億円とも言われる映画祭専用劇場、釜山シネマセンター「映画の殿堂」もオープンした。しかし名前やメイン会場は変われど、観客の熱狂ぶりだけは変わることはなさそうだ。第16回釜山国際映画祭は14日(金)まで開催中。(photo/text:Ayako Ishizu)■関連作品:第16回釜山国際映画祭 [映画祭]■関連記事:チャン・グンソク、釜山映画祭に登場ギター弾き語りで思わぬ収入も?オダギリジョー、チャン・ドンゴンとの格闘ふり返り「韓国に入国できなくなるかも」釜山映画祭開幕!オダギリジョーにチャン・ドンゴン、ファン・ビンビンは衣装替えも
2011年10月11日カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門で、香港のピーター・チャン監督によるアクション映画『武侠』〈原題)が上映され、金城武、ドニー・イェン、タン・ウェイらが公式会見を行った。『グリーン・デスティニー』に代表される、中国伝統の“武侠”ものと呼ばれる時代劇ジャンルそのものを題名にしたこの作品は、アクションに現代的なミステリーテイストを盛り込み高い評価を受けている。映画の中で金城武は丸めがねをかけた20世紀初頭の死体検視官を演じている。「監督がなぜ僕にこの役をやらせたいのか、最初はまったく分からなかった」という金城さんに対し、監督は「今回、タケシには、金城武ではなく、北野武になったつもりで演じてくれ、といったんだ。そのままのタケシだと、格好よすぎるからね」と答え、場内の笑いを誘った。ピーター・チャン監督と金城武のコラボレーションは、『ウィンター・ソング』、『ウォーロード/男たちの誓い』に続いて3度目。チャン監督は金城さんを「タケシとの仕事は僕にとってチャレンジなんです。いつも『どうして?なぜ?』といろいろ質問をされる。だからこそやり甲斐があるんです」と絶賛。金城さんも、「監督は僕との仕事をチャレンジだと言いましたが、僕にとってこそチャレンジなんです。監督はいつも僕に、『なぜこの人を愛しているのか』、『なぜこういうことをするのか』などと考えさせてくれる。おかげで完全に創作のプロセスへと没頭できるし、それが喜びでもあるるんです」と、チャン監督と組むことの面白さを語った。(photo:text/Ayako Ishizu)■関連作品:第64回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:【カンヌレポート4】オダジョー、芝居を通しチャン・ドンゴンと言葉の壁を乗り越える【カンヌレポート3】アンジー、カンヌで家族への愛を熱弁!「家族こそ愛がある場所」レオナルド・ディカプリオ、映画祭開催中のカンヌにジェイミー・フォックスと傷心旅行【カンヌレポート2】J・デップ、カンヌ来場に熱狂!役作りにあのアニメキャラが影響?【カンヌレポート1】ウディ作品で開幕!ビーチではガガ様からサプライズライヴも
2011年05月17日キアヌ・リーブスに真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子ら日米のスターをキャストに迎え、伝統的な「忠臣蔵」を新たに描き出す『47 RONIN(フォーティーセブン ローニン)』の製作、撮影開始が発表され、2月28日(現地時間)に記者会見が行われた。上記のキャスト陣と本作で監督デビューを飾るカール・リンシュ監督が出席。21世紀の新たな忠臣蔵とは――?キアヌがハリウッド版「忠臣蔵」に出演するということは2008年の段階で報じられていたが、詳細については、これまでほとんど明らかにされていなかった。今回、発表された情報によると、物語はまさに「忠臣蔵」をそのままに、大石内蔵助をはじめとする47人の浪人が、主君を殺した仇(かたき)である吉良上野介を討つ、というもの。ただ、そこはハリウッド作品だけあって、大規模かつ激しい戦闘シーンをはじめ、これまでの「忠臣蔵」にない壮大な世界を築き上げ、名誉を取り戻すべく戦う戦士たちの試練に満ちた旅路を描き出すという。気になる配役だが、大石を真田さんが、吉良を浅野さんが演じ、気になるキアヌは47士に力を貸すはぐれ者のカイという役どころを演じる。女優陣では柴咲さんは、主君・浅野の娘であり、カイが想いを寄せるミカを、菊地さんは究極の権力を追い求める吉良から与えられた任務を遂行する、謎の女・ミヅキを演じる。日本人とイギリス人の血を引くカイを演じ、自身もイングランド、ハワイアン、ポルトガル、中国の血を引くキアヌは「このような作品に主演できることは非常に光栄です。愛や名誉など、求めても手に入らないもの、人生において悩むものなどがスペクタクルと共に楽しめる、ファンタジーでありながらリアリティを感じられる作品になるはずです。ストーリー、3D、日本人キャストたちの共演も楽しみです」と語った。真田さんは「日本人の誰もが知っているこのような題材が、ハリウッド超大作としてどのように世界の人々に届いていくのかとても期待しています。(監督の)カールはものすごい映像センスを持っている監督です。誰も見たことのない歴史を刻むすごい作品になるのではないかと思っています」と撮影を前に高揚した様子を見せる。リンシュ監督から「オーディションの際に、“ジャパニーズ オードリー・ヘプバーン”のようなスターの輝きを持っていた」と太鼓判を押された柴咲さんは、本作でハリウッドデビューを飾る。「リハーサルが始まっていて、監督は私の感情を引き出してくれる信頼できる監督だと思っています。正直に、しっかりと役を演じていければと思います」と意気込みを語る。浅野さんは『マイティ・ソー』に続くハリウッド大作への出演となる。「僕は浅野ですが、今回は浅野家の敵・吉良上野介を演じます。浅野家の先祖がやれと言ったような気がします(笑)。自分が子供の頃にわくわくして見た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のユニバーサルの作品に出られて本当に嬉しい。自分の子供たちにもこの作品で僕が感じたようなワクワク感を持ってもらえたら嬉しいです」と興奮した面持ちで語った。「私の役は特殊でいままで演じたことがないような役でとても楽しみです」と期待を口にするのは菊地さん。「このような作品に出演することは非常に光栄です」と喜びをあらわにする。リンシュ監督は「愛と憎しみ、そして報復は世界中の人々が共感できるもの。日本で誰もが知っている物語だからこそ、西洋から見た視点で新しいものが引き出せると感じている。『忠臣蔵』はモチーフ、全くのオリジナルストーリーとなる。3Dも非常に重要になってくる。いままで誰も見たことのない3Dファンタジーになるはずだ!」と自信のほどをうかがわせるコメント。リドリー・スコットの後継者と言われ、宮崎駿から北斎まで、様々なアートスタイルからヒントを得たというリンシュ監督が、どのような世界を構築するのか楽しみなところ。総製作費2億ドルとも言われ、3月14日から撮影が開始され、ハンガリー、ロンドン、さらに日本でも撮影を予定しているという。『47 RONIN』は2012年冬、世界公開の予定。公式サイト:■関連作品:47RONIN 2012年冬、公開
2011年03月02日