野球人にとって人生交差点であるプロ野球ドラフト会議が、いよいよ本日10月23日に行われる。今年も多数の選手が12球団から指名されるだろう。1位指名ばかりがクローズアップされがちだが、球史を振り返ると「4位指名野手」から多くのスターが生まれてきたことがわかる。そんな「ドラフト4位伝説」を振り返ってみよう。○実は4位指名だった「世界のイチロー」4位指名からスターに登りつめた選手の代表例といえば、ヤンキースのイチローだ。1991年ドラフトでオリックスから鈴木一朗として4位指名を受けている。この1991年ドラフトは特に「4位指名の当たり年」といわれ、広島が金本知憲、近鉄が中村紀洋、阪神が桧山進次郎をそれぞれ4位で指名。後の名球会入り選手やチームリーダーを数多く輩出している。○チームの「顔」となる選手が多かった1991年以外のドラフト4位指名の野手も見ていこう。「ミスター・ブルーウェーブ」と呼ばれた藤井康雄(1986年阪急)や「ミスター・マリーンズ」と呼ばれた初芝清(1988年ロッテ)、暗黒期のカープをけん引した前田智徳(1989年広島)をはじめ、鈴木尚典(1990年大洋)、多村仁(仁志・1994年横浜)、和田一浩(1996年西武)、坪井智哉(1997年阪神)、赤星憲広(2000年阪神)など、チームの主軸打者を務めたり、チームの顔となったりした選手が多いのも4位指名の特徴といえる。また、「いぶし銀」「バイプレーヤー」といわれる選手では、1982年ドラフトで巨人4位指名の川相昌弘を筆頭に、本西厚博(1985年阪急)、飯田哲也(1986年ヤクルト)などがいる。現役組では、鈴木尚広(1996年巨人)、森本稀哲(1998年日本ハム)、川崎宗則(1999年ダイエー)、栗山巧(2001年西武)、青木宣親(2003年ヤクルト)、亀井義行(善行・2004年巨人)など、球界に名をとどろかせる選手たちが4位指名組だ。イチローに続いて、青木や川崎といったメジャーリーグで活躍する選手もおり、多種多様な選手が大成している。○実は高評価の「野手で4位指名」もちろん、1位指名という高い評価を受けてそのまま頭角を現す選手も多い。では、なぜ下位指名といわれる順位にもかかわらず、これほど「4位指名」の当たりが多いのだろうか?4位指名野手が活躍する要因として一番大きな点は、「野手で4位指名は実は評価が高い」ということだ。ドラフト戦略においては、どの球団もまずは「投手」から指名していくのがセオリーとされている。社会人や大学卒の即戦力投手はもちろんのこと、2~3年後の活躍を見越して、高校生の投手も上位指名されることが多い。その結果、よほどのスターでもない限り、野手で上位指名を受けることは難しく、結果的に3位ぐらいから野手の名前がコールされるようになる。特に高校生野手の場合は、「センスに優れた高評価の選手であっても4位指名になってしまう」というのが理由として考えられるのではないだろうか。また、指名順位から浮かれることなく、危機感をもってプロ入りする点も大きいだろう。各球団の「ドラフト4位」に注目して運命のドラフト会議を見守ってみると、来季以降のプロ野球を見る目もまた変わってくるのではないだろうか。週刊野球太郎スマホマガジン『週刊野球太郎』では、「クライマックスシリーズ観戦ガイド」や、10/23(木)ドラフト会議に向けた「ドラフト候補スター名鑑」など、”ポストシーズン”を総力特集中! また、ドラフト候補選手へのインタビューが30本、有望選手500名を掲載した雑誌『野球太郎No.012~2014ドラフト直前大特集号』が絶賛販売中!
2014年10月23日※画像は、鈴木奈々オフィシャルブログ より結婚が決まり幸せいっぱいの鈴木奈々さんのプロデュースファッションモデルでタレントの鈴木奈々さんが、オフィシャルブログでプリシラとのコラボレーションをしたウィッグ商品のプロデュースをしたことを発表した。自身も雑誌やファッションショーの際にプリシラのアイテムを利用している。鈴木奈々さんは、同じくファッションモデルの益若つばささんの大ファンで、イベントやファッションショーの追っかけをしていたところ、Popteenのスタッフにスカウトされた。その後、Popteen専属モデルとなり、誌面で単独企画を任されるなどの看板モデルとして活躍。卒業後は、EDGE STYLEに移籍をし、テレビ番組などでも活躍をしている。自宅で簡単にイメージチェンジ今回発売されるウィッグは5種類。元気印の鈴木奈々さんのトレードマークでもあるツインテールのシュシュやポニーテール、前髪ウィッグなど使い勝手のよいアイテム。オフィシャルブログでは、実際につけてポージングをした鈴木奈々さんのカットも見ることができる。発売日程はまだ決定していないが、2013年11月予定。最近では、地毛が短いままでもロングヘアを楽しんだり、普段はできない髪色をウィッグで楽しんだりしている人も多い。エクステでは、毎回の手入れも不便だし、気軽に変更もできない。ウィッグなら、自宅で簡単に装着出来、違うタイプを楽しむことが簡単にできるのも、人気の秘密だろう。【参考】▼プリシラ▼鈴木奈々オフィシャルブログ実年齢マイナス20歳!愛用者の91%が満足する魔法のコスメとは?(9月3日)4カ月老ける研究結果も!! 知らないと怖い「お肌の悪習慣」(8月29日)元の記事を読む
2013年09月11日女性の肩こりを解消する商品発売元阪神タイガースの金本知憲氏などスポーツ選手も愛用する磁気ネックレスで有名な、健康・スポーツ・美容商品を製造販売するファイテン株式会社。今度は女性が日常的につけることが出来るかわいらしい商品を発売する。スポーツ選手のみならず、パソコンに一日中向かっている事務職のOLさんなどの働く女性や家事育児をこなす女性の中には、肩こりに悩んでいる人は多いだろう。しかし肩こりの商品をつけたいが、ビジュアル的につけづらい、と思っていた人もいる。そんな人には朗報だ。「普段からおしゃれっぽく身につけることが出来る」商品が出来上がった。※画像は、ファイテン株式会社ニュースリリースより働くお母さん、道端カレンさんをキャラクターに今回の新商品は、磁石が埋め込まれているのではなく、布地の紐の中芯がすべて磁石になっている新しい構造を採用。そのことによって、スタイリッシュでかわいらしい商品を作り上げることができた。イメージキャラクターには道端カレン氏を起用。働く女性でもあり、二児のお母さん業もこなしと日々忙しくアクティブに活動している彼女は、ホノルルマラソンを完走するランナーでもある。ランナーの視点とモデルをこなす彼女の意見を試作の段階から取り入れたという点でも期待ができる商品だ。発売は2013年3月1日から。全国のドラッグストアにて家庭用永久磁石磁気治療器「RAKUWA磁気チタンネックレス」が発売される。元の記事を読む
2013年02月16日5月の東京・帝国劇場を皮切りに、全国4大都市で上演されるミュージカル『エリザベート』に人気子役の加藤清史郎が出演することが決まった。『エリザベート』チケット情報はこちら『エリザベート』はウィーン生まれの大ヒットミュージカル。日本では宝塚歌劇団、東宝株式会社製作版の2バージョンで上演されているが、今回の上演は“東宝版”。2000年の初演から上演を繰り返し、今までに903回の公演数を誇る。オーストリア・ハプスブルク帝国の皇妃エリザベート(春野寿美礼、瀬奈じゅんのダブルキャスト)の生涯を綴る物語だが、今回、加藤清史郎が演じるのはその息子、皇太子ルドルフ。エリザベートと同じ思想を持ち、父親である皇帝に反発し革命運動に参加するも、後に挫折、自殺する悲劇の王子だ。青年ルドルフには大野拓朗、平方元基、古川雄大のトリプルキャストが発表されているが、その少年時代を演じる。昨年、『レ・ミゼラブル』でミュージカルに初出演、その演技力と歌声でミュージカルファンも唸らせた加藤が、どんな悲劇の王子を演じるかに注目したい。なお、少年ルドルフ役は加藤のほか、坂口湧久(さかぐち わく)、鈴木知憲(すずき とものり)、山田瑛瑠(やまだ える)がキャスティングされている。公演は東京公演が5月9日(水)から6月27日(水)まで帝国劇場にて、チケットは5月公演分が3月3日(土)、6月公演分が3月10日(土)に一般発売開始。その後7月に福岡・博多座、8月に愛知・中日劇場、9月に大阪・梅田芸術劇場でも上演される。
2012年02月01日爽やかな二枚目役から熱血漢、そして陰のある男まで多彩な役柄をこなす坂口憲ニ。彼にとって俳優と並ぶもう一つの“職業”であり、自らの人生の一部として愛してやまないのがサーフィンである。10代の終わりに初めて波に向き合って以来、いろいろな国を旅してきた彼だが、あるとき、胸をよぎったこんな思い。「もっと日本を知りたい」――。その思いを実現すべく、サーフボードを片手に日本中を巡る彼の姿を追ったドキュメンタリーDVD、それが「海から見た、ニッポン」である。第3弾にして、最終章となった今回、坂口さんが訪れたのは小笠原諸島に四国、そして九州。そこで彼が見たものは――。インタビュー冒頭、こちらがサーフィンについて、全くの素人であることを明かすと「そういう人に、ぜひ楽しんでもらいたいです」と優しい笑みを浮かべて語った。この企画が始動したのは、数年前。海外のサーファーたちとの出会いを通じて坂口さんの中から浮かび上がってきたある気持ちからだった。「あるTV番組を通じて、海外を自分の目で見て回って、向こうで同世代のサーファーたちの話を聞くと、みんな自分の国にプライドを持ってるんですね。それがすごくかっこよかったんですが、じゃあ、自分はどうかって考えたとき、『俺は日本のこと詳しくない。日本の海といっても湘南か千葉か伊豆くらいしか行ったことない』って思い当たったんです。もう一度、自分が生まれたこの国を見たい、自分の好きなサーフィンを通してならまた違った見え方があるんじゃないか、と思ったんです」。坂口さんのこの言葉通り、そしてタイトルの通り、この作品では彼がサーフィンをする姿だけではなく、実際に現地に行くまでの様子や、地元の人々との交流が綿密に描かれている。「サーフィンというのは波に乗るだけじゃないんです。気の合う仲間同士での旅、その過程での様々な出会いや時にトラブルもある。いい波に出会えるときもあればひたすら待ち続けることもある。そういう側面的な部分にも面白さがあるからこそ、これだけの人気スポーツなんだと思う。世の中にはプロのサーファーがいて、そういう人たちが大きな波に乗る姿を撮ったDVDもあるけど、逆に旅や地元の人々との出会い、景色を映し出した作品というのはこれまであまりなかった。それこそ、普段は忙しくてなかなかサーフィンに行けない人が『久々に行ってみるか』って思うきっかけになるような作品になればいいな、という思いはありました」。劇中、ある人物の言葉として“サーフィンは進行形だ”という深い意味を持つ印象的な言葉が紹介される。実際、サーフィンのために赴いた現地で、お寺に行って座禅を組む坂口さんの姿を見ると、サーフィンというものの奥深さ、精神的な意味で与えてくれるものの大きさを感じさせる。「サーファーが対峙するのは、人間ではなく海。どうあっても人間の敵う相手じゃないんです。実は、常に死と隣り合わせの世界なんですよ。そういう自然を相手にするとき、人間はうそをついちゃいけない、全て見透かされてしまうんですね。逆に普段、陸で人間を相手に生活するとき、実はうそがつけたり、ごまかしが通ってしまったりする。こうした対極の世界が共に存在するのは、当然のことなんですが、自然の脅威や素晴らしさを肌で知っていれば、逆の世界にいるとき、人間に対して優しくなれると思うんです」。特に、誰かを“演じる”ことを仕事とする俳優であるからこそ、海と陸とのバランスが重要な意味を持つ、と坂口さんはうなずく。「いまは、いいバランスでいられているな、と思います。陸にいても、海から自然のエネルギーをもらえてるな、と。それは目に見えるものでもお金で買えるものでもないんだけど。だからこそ、この自然がくれる大きなものに対して、自分は何を返すことができるのだろう?って考えなくちゃいけないんだな、と強く感じます」。力強い言葉を通して、“俳優”坂口憲ニの力の源が垣間見えた。「海から見た、ニッポン 坂口憲二の日本列島サーフィン紀行 最終章」発売元:電通販売元:ポニーキャニオン価格:7,140円(税込)/2枚組発売中
2009年07月27日