スタジオジブリの展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、2019年7月13日(土)から9月23日(月)まで、長崎・ハウステンボス美術館にて開催される。鈴木敏夫の“言葉”にフォーカス「鈴木敏夫とジブリ展」はジブリ作品の数々を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”にフォーカスを当てた展覧会。2017年に広島・筆の里工房、2018年に名古屋・松坂屋美術館と金沢・金沢21世紀美術館で開催された「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」をベースに、パワーアップさせた内容となる。なお東京では、2019年4月から5月にかけて神田明神 EDOCCOにて開催され、人気を博した。鈴木が描き下ろした書やイラストを展示鈴木敏夫は、作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み、作品と真摯に向き合い、その本質を「言葉」にして伝えてきた。『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』、そして『風立ちぬ』、『かぐや姫の物語』まで、鈴木が高畑勲、宮崎駿と出会って40年。会場では、その原点から現在までを、鈴木が書き下ろした書や、イラスト、ポスターなどの作品資料などを通して紐解いていく。“湯屋”や“湯婆婆と銭婆”の立体モチーフも展示『千と千尋の神隠し』に登場する“湯屋”の高さ3mの巨大立体模型など、立体的なモチーフにも注目。「湯婆婆と銭婆の"開運・恋愛"おみくじ」は、湯婆婆と銭婆が来場者の様々な悩みにアドバイスをくれるというもの。3メートルにも及ぶ超巨大“湯婆婆と銭婆”の口の中に手を入れて番号が書かれた札を引き、札に描かれた番号のおみくじを棚から持ち帰ることができる。おみくじの種類は“恋愛”、“開運”共に13種類の計26種類。おみくじには、鈴木敏夫が書きおろした言葉と、 その言葉にまつわる解説が記されている。限定アイテム&特別メニュー会場には、オフィシャルショップを併設。湯婆婆のイラストや、鈴木敏夫のメッセージを配したうちわや、湯婆婆プリントのトートバッグ、江戸から続く染め物の老舗「竺仙」とコラボレーションした藍染のふきんなどを揃える。また、パレス ハウステンボス内のティーサロンでは、竹炭の黒いバニラアイスにチョコスプレーをまぶし、金平糖とお札クッキーを添えた「お風呂屋さんのデザート」などの特別メニューを提供する。【詳細】鈴木敏夫とジブリ展期間:2019年7月13日(土)~9月23日(月)会場:パレス ハウステンボス内 ハウステンボス美術館住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1時間:9:00~21:00 ※日によって変更あり。詳細は公式WEBサイトを確認。料金:・各パスポート持参者 無料※1DAY パスポート、ムーンライト4パスポート、アフター5パスポート、VIPプレミアパスポート、年間パスポート・散策チケット持参者 大人800円、中人700円、小人・未就学児500円・ハーバーゾーンのみの入場者 大人1,600円、中人1,400円、小人・未就学児1,000円※ハーバーゾーン入場料(別途) 大人・中人1,000円、小人・未就学児500円【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2019年06月16日スタジオジブリの約3年ぶりとなる東京展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、2019年4月20日(土)~5月12日(日)まで、神田明神に新設された文化交流館「EDOCCO(エドッコ)」内の、神田明神ホールおよびその周辺エリアにて開催されます。「鈴木敏夫とジブリ展」について多くのファンに愛され続けるジブリ作品を手がけてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー・鈴木敏夫氏の“言葉”に注目した展覧会です2017年~2018年に開催された「スタジオジブリ鈴木敏夫 言葉の魔法展」を元に、さらにジブリ作品の魅力を詰め込みバージョンアップして贈る「鈴木敏夫とジブリ展」では、鈴木敏夫氏が描き下ろした書や、ジブリ作品の資料を用いて、鈴木敏夫氏の“原点”から“今”をご紹介するとともに、スタジオジブリの秘密に迫ります。過去開催「言葉の魔法展」展示作品スタジオジブリ作品をイメージしたオリジナルメニュー「鈴木敏夫とジブリ展」の会場となる、神田明神 文化交流館「EDOCCO」内1Fにあるカフェ「EDOCCO CAFÉ MASU MASU(江戸っ子カフェ マスマス)」では、ジブリ作品をイメージしたカフェメニューが登場。あの名シーンに思いを馳せながら味わえば、より一層ジブリの世界観を楽しめるはずですよ。まっくろなくろ胡麻おはぎのお茶セットまっくろくろすけのおはぎは黒ごま風味。お抹茶やカラフルな金平糖と一緒に味わって。価格:864円(税込)【数量限定】白(ハク)米のおにぎりハクが千尋に渡したおにぎりを再現したメニュー。神田明神の境内で、元気が出るおまじないも込められています。白米の塩握りひとつと、具材はお楽しみの2つのおにぎりの計3個セット。価格:864円(税込)お茶付き ※1日200食限定【数量限定】となりのカキ氷トトロが住まう、太古より存在する深い森をイメージした宇治金時かき氷。こだわりの天然水の氷を使用したかき氷は、まろやかな口溶けが特徴です。価格:648円(税込)※1日100食限定神田明神とコラボ!湯婆婆の御守&絵馬が登場神田明神とコラボレーションした、映画『千と千尋の神隠し』のキャラクターをモチーフの授与品が登場します。東京会場でしか手に入らない貴重なラインナップですので、ぜひお見逃しなく。絵馬湯婆婆版/セリフ版/神様版/式神版湯婆婆の御守薬札型 首下木札※デザインは変更になる場合があります展覧会限定グッズ会場では、映画『千と千尋の神隠し』に登場するキャラクターをデザインした展覧会限定グッズが販売されます。商品に描かれたイラストは、全て展覧会のために鈴木敏夫氏が描き下ろしたオリジナルデザインとなっています。八百万の神々 / 御朱印帳価格:1,296円(税込)湯婆婆こけし価格:3,780円(税込)銭婆/がま口価格:1,944円(税込)湯婆婆/手ぬぐい価格:1,296円(税込)開運鈴キーホルダー価格:972円(税込)初お披露目!湯婆婆&銭婆の“開運・恋愛”おみくじ湯婆婆と銭婆がさまざまな悩みにアドバイスをくれる新展示「湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ」が東京会場で初お披露目。3メートルにも及ぶ、超巨大な“湯婆婆と銭婆”の迫力をぜひ会場で体験してくださいね。おみくじには、鈴木敏夫氏が書き下ろした言葉と、その言葉にまつわる解説が付いています。「鈴木敏夫とジブリ展」概要開催期間2019年4月20日(土)~5月12日(日)会場神田明神 文化交流館「EDOCCO」内 神田明神ホール時間11:00~18:00(最終入場 17:30)入場料金【当日券】大人:1,300円/中高生:800円/小学生:600円/未就学児:無料【「三鷹の森ジブリ美術館」セット券】大人:2,000円/中高生:1,400円/小学生:800円/未就学児:100円※3才以下無料© Studio Ghibli
2019年04月19日スタジオジブリにとって約3年ぶりとなる東京での展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、2019年4月20日(土)から5月12日(日)まで、神田明神に新設された文化交流館「EDOCCO」内の神田明神ホールおよびその周辺エリアにて開催される。スタジオジブリプロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”に着目した展覧会本展は、国内外問わず多くのファンに愛され続けるジブリ作品の数々を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー・鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。2017年に広島(筆の里工房)、2018年に名古屋(松坂屋美術館)と金沢(金沢21世紀美術館)で開催され好評を博した「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」をベースに、更にジブリの魅力を詰め込んでバージョンアップさせたものとなる。作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み作品と真摯に向き合い、その本質を「言葉」にして伝えてきた鈴木敏夫。鈴木が高畑勲、宮崎駿両氏と出会って40年、「風の谷のナウシカ」や「千と千尋の神隠し」、そして「風立ちぬ」、「かぐや姫の物語」まで、ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか。その原点から現在までを鈴木の言葉を通して紹介することで、スタジオジブリの秘密に迫る。会場では、鈴木が書き下ろした書やイラストなどの作品資料の展示のほか、新たな時代へのメッセージを来場者に投げかける特別企画、会場となる神田明神とジブリのコラボレーショングッズの販売なども行われる。“湯婆婆と銭婆”がアドバイスをくれるおみくじ東京会場で初披露となる新展示は、湯婆婆と銭婆が来場者の様々な悩みにアドバイスをくれる「湯婆婆と銭婆の"開運・恋愛"おみくじ」。3メートルにも及ぶ大迫力の超巨大“湯婆婆と銭婆”が会場に登場する。口の中にある札を引っ張ると、2人からのメッセージが。そのあと、札に描かれた番号のおみくじを棚から持ち帰ることができる。会場に行った際は、湯婆婆たちからの“アドバイス”をぜひとも聞いてみてほしい。『千と千尋の神隠し』の限定グッズ会場で販売されるのは、映画『千と千尋の神隠し』に登場するキャラクターをデザインした展覧会限定グッズ全7点。グッズに描かれたイラストは、全て今回の展覧会のために鈴木敏夫が描き下ろしたもので、東京会場で初披露される。展開されるグッズは、人気キャラクター"湯婆婆"をモチーフにしたこけしやがま口財布、手ぬぐい、鈴付きの絵馬風キーホルダーなど。八百万の神々を描いた御朱印帳のほか、Tシャツ、クリアファイルも登場する。作品の世界観を落とし込んだカフェメニュー会場の1階にある江戸っ子 カフェ「マスマス」では、ジブリ作品をモチーフにしたメニューを販売。『千と千尋の神隠し』でハクが千尋に渡したおにぎりをイメージした「白(ハク)米のおにぎり」は、神田明神の境内で、元気が出る様に願いをこめて握ったもの。「となりのカキ氷」は、『となりのトトロ』の住む深い森をイメージした宇治金時かき氷となっている。他にもまっくろくろすけを彷彿させる“黒ゴマのおはぎ”や、鈴木敏夫が描いた「だいこく様」をあしらったプリンなど、作品の世界観を落とし込んだユニークなメニューが並ぶ。神田明神コラボのお守り&絵馬また1階の神札授与所で受け取れる参拝記念品には、“湯婆婆”が描かれた迫力満点の絵馬や御守など、ジブリキャラクターとコラボレーションした特別デザインが登場。展覧会を楽しんだ後は、是非記念に立ち寄ってみてはいかがだろう。開催概要鈴木敏夫とジブリ展開催期間:2019年4月20日(土)〜5月12日(日) ※計23日間、会期中無休会場:神田明神 文化交流館「EDOCCO」内 神田明神ホール時間:10:00~18:00(最終入場 17:30) ※営業時間は今後変更になる可能性あり。■チケット情報・当日券価格:大人 1,300円、 中高生 800円、 小学生 600円・前売券チケット発売日:2019年2月10日(日)取扱いプレイガイド:ローソンチケット(Lコード36666:ローソン・ミニストップ)、イープラス(ファミリーマート)、アニメイト(※特典付前売券の販売はなし)、チケット金額:特典付前売券:大人1,300円価格(特典なし):大人 1,200円、中高生 800円、小学生 600円※湯婆婆イラストのオリジナルメモ帳の引換券付き前売券は数量限定で販売。「引換券」と交換で観覧当日に展覧会会場、開館時間内にて受け渡し。※3月10日(日)からは、「三鷹の森ジブリ美術館」とのセット券の販売を予定。■「鈴木敏夫とジブリ展」限定グッズ例・「八百万の神々/御朱印帳」1,620円・「湯婆婆こけし」3,780円・「銭婆/がま口」1,944円※デザインは変更になる場合がある。※価格はすべて税込。■1階 江戸っ子 カフェ 「マスマス」期間:2019年4月20日(土)~5月12日(日)営業時間:10:00~19:00(会期中無休)※日により営業終了時間が異なるメニュー例:・まっくろなくろ胡麻おはぎのお茶セット 864円(店内提供専用)・白(ハク)米のおにぎり 864円 ※お茶付き・となりのカキ氷 648円(持ち帰り専用)・だいこく様の縁結びプリン 380円(持ち帰り専用)■神田明神コラボ御守・絵馬授与場所:神札授与所 <文化交流館 1階>授与期間:2019年4月20日(土)~5月12日(日)授与時間:9:00~19:00(会期中無休)※都合により時間変更の場合有り
2019年01月12日スタジオジブリの敏腕プロデューサーとして知られる鈴木敏夫の展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が、約3年ぶりに東京で開催。神田明神に新設された文化交流館「EDOCCO」内の神田明神ホールおよびその周辺エリアにて、4月20日から5月12日まで行われる。過去開催「言葉の魔法展」の様子 ©TS ©Studio Ghibli同展は、国内外問わず多くのファンを持ち愛され続けるジブリ作品を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー鈴木敏夫の“言葉”に注目した展覧会。一昨年の広島(筆の里工房)を皮切りに、昨年は名古屋(松坂屋美術館)と金沢(金沢21世紀美術館)で開催され、好評を博した「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」を元に、さらにジブリの魅力を詰め込みバージョンアップさせた。会場には、鈴木が書き下ろした書やイラストをはじめ、新たな時代へのメッセージを来場者に投げかける特別企画や、本企画展の会場となる神田明神とジブリのコラボレーショングッズの販売も予定している。鈴木敏夫氏による揮毫の様子 撮影:山本 彩乃作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を汲み作品と真摯に向き合うことで、その本質を「言葉」にして伝えてきた鈴木。その力強い“言葉”を見ただけで、きっと誰しも心に残る名場面を鮮明に思い出すとともに、ジブリの世界観に強く引き込まれるだろう。高畑勲、宮崎駿両氏と出会って40年、『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』、そして『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』まで、ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか。展示では、鈴木による書やジブリ作品の資料を用いて、鈴木敏夫の「原点」から「今」を紹介することで、スタジオジブリの秘密に迫る。【イベント情報】鈴木敏夫とジブリ展会期:4月20日〜5月12日会場:神田明神 文化交流館「EDOCCO」内 神田明神ホール時間:10:00~18:00 (最終入場 17:30)
2019年01月11日「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」が、金沢21世紀美術館にて2018年7月27日(金)から8月25日(土)まで開催される。なお、期間中8月11日(土)から閉幕日までは『千と千尋の神隠し』にまつわる特別企画を実施する。金沢でスタジオジブリ関連の展示が開催されるのは初めてのことだ。スタジオジブリ作品の“言葉の魔法”に触れる貴重な展示鈴木敏夫は、『千と千尋の神隠し』などスタジオジブリ作品をプロデュースし、作品の本質的なメッセージを言葉にして世に送り出してきた。『かぐや姫の物語』の題字や『風立ちぬ』のキャッチコピー“生きねば。”など、手書きのメッセージによって、言葉のもつ力強さを存分に表現している。本展では、プロデューサー鈴木敏夫が生み出した言葉の魅力に迫る資料や手書きの書、キャラクターデザインを展示。活字では表せない、手書きならではのメッセージが伝わる作品資料や、名台詞などを書き下ろした書を通して、ジブリ作品の持つ「言葉の魔法」を紐解いていく。ジブリ作品の原点に立ち返る会場では、鈴木が編集者を務め、アニメーション雑誌のパイオニアとして創刊された月刊『アニメージュ』の仕事にも焦点を当てる。この時期に、高畑勲・宮崎駿両監督と出会い、同誌で『風の谷のナウシカ』を連載、映画化をも成しとげた。まさにジブリの原点とも言える雑誌だ。当時の『アニメージュ』をはじめとし、スタジオジブリ設立までの軌跡を感じとることもできそうだ。ちばてつや原作、幻の作品を限定上映また、幻と言われた宮崎駿初演出作品『ユキの太陽』を限定上映。『あしたのジョー』を手掛けた漫画家ちばてつやが原作をつとめた本作は、2人を結びつけた貴重な一作でもある。さらに見どころは続き、名古屋での開催時に鈴木本人が残した落書きや直筆メッセージの展示、名言を添えた開運おみくじなども用意。今まで慣れ親しんだスタジオジブリ作品に、また新たな角度で触れられる機会となるだろう。夏休み特別企画『千と千尋の神隠し』をピックアップ8月11日(土)から閉幕日の25日(土)までは、夏休み特別企画を実施。毎日先着1,000人の来場者に特製ポストカードがプレゼントされる。また、18日(土)から24日(金)までの1週間は、カオナシが会場を散歩する「カオナシ散歩」を実施。フォトスポットエリアでは撮影も可能だ。そして、23日(木)には1日限定で映画の上映会も行う。開催概要スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展会期:2018年7月27日(金)〜8月25日(土) ※会期中無休場所:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA住所:石川県金沢市広坂1-2-1開催時間:10:00〜18:00※初日7月27日(金)は13時開場※金・土曜日は20時まで、但し最終日8月25日(土)は18時閉場※いずれも入場は閉場の30分前まで入館料:大人 1,200円 中高生 800円 小学生 600円■夏休み特別企画詳細期間:2018年8月11日(土)~8月25日(土)・ポストカードプレゼント:企画開催中全日、先着1,000人にポストカードプレゼント。・カオナシ散歩:18日(土)~24日(金)の期間、各日11:00、13:00、15:00頃カオナシが会場内を散歩。・映画『千と千尋の神隠し』上映会:8月23日(木)11:00~定員150名。上映時間の30分前から先着で受付。※展覧会チケット(半券も可)が必要。
2017年08月28日鎌田醤油が、アウトドア料理研究家の高松美里さんによる監修のもと、2017年のフードトレンドを盛り込んだオリジナルレシピ「KAMADABBQRecipe」を、公式通信販売サイトにて紹介しています。2017年注目のフードトレンド「ポキ」をアウトドアで楽しむ!KAMADABBQRecipeは、鎌田醤油の商品をBBQなどのアウトドアシーンでも楽しめるようにと、考案されたレシピです。今回ご紹介する「鰹のたたき」の場合、炙る、氷水につけるなどのパフォーマンスをプラス。料理を作っている人も見ている人も楽しいBBQになるように工夫がなされています。アウトドア料理研究家 高松美里 PROFILE高松美里(アウトドア料理研究家/フードスタイリスト)ヘアサロントップスタイリストを経て食の世界へ。アウトドアブランドとコラボした料理企画をはじめ、雑誌、広告のスタイリングなど数多く手がける。2児の母でもあり、子供と一緒に楽しむ食育アウトドアクッキングや、ホームパーティーのおもてなしスタイリングなども合わせて発信しているInstagram(@misatotakamatsu)は各メディアにも紹介され話題に。Seared Bonito Poke ~炙りカツオポキ~【材料】鰹のさく(200g)ポキのたれ:だし醤油(大さじ2)、サラダ醤油(大さじ1と1/2)、ごま油(小さじ2)アボカド(2個)ミニトマト(5個(半分にカット))紫玉ねぎ(1/2個(スライスして水にさらす))白ごま適量氷水【作り方】①カツオに串をさし、炭火で炙り、焼き目をつける。(皮の面をしっかり、他は軽く炙るだけ。コンロ、バーナーでもOK)②すぐに氷水に入れしっかり冷やし、食べやすい大きさにカットする。③薄くスライスしたアボカド、カツオのたたき、ミニトマト、紫玉ねぎを彩りよく並べ、白ごまをかける。ポキのたれを仕上げにかけて完成。【監修者コメント①レシピについて】バーベキューとなるとお肉料理という印象が強いですが、魚介料理も簡単に楽しめます。今回、和食のイメージが強い鰹のタタキをハワイ料理を代表する一品の「ポキ」にアレンジしました。アボカドを盛り付け、女性も食べやすく、彩りに食欲をそそられます。一番のポイントは串にさす、氷水につけるなど調理過程を工夫し、作っている方も見ている方も楽しめる点です。【監修者コメント②使用商品について】「だし醤油」、「サラダ醤油」は、バランスよく様々な食材が原材料に使用されている合わせ調味料です。レモンを絞ったり、他の調味料と細かく計量して合わせたりといった手間も省け、時短にもつながり、アウトドアにぴったりです。だし醤油醤油の名産地讃岐の天然醸造醤油に、日本全国の特産地から厳選したさば節・かつお節・昆布の天然材料のだしを利かせ、普通濃口醤油の塩分より25%減塩した風味豊かなだし入り醤油です。サラダ醤油本醸造醤油とワインビネガーにゆず果汁を加え、野菜の旨みでまとめたノンオイルの体にやさしい和風ドレッシングです。鎌田醤油「BBQレシピ」紹介ページ
2017年07月19日鎌田商事が、北海道産の牛乳と卵、国産丸大豆100%の本醸造特級醤油を使用、塩キャラメルのような味わいを楽しめる「醤油アイス」を、期間限定販売において販売目標の300%達成したことを受け、6月30日(金)より、特設サイトで通年販売を開始します。醤油×濃厚ミルク鎌田醤油が、220年以上続く醤油造りのノウハウを活かし、2016年に開発した「醤油アイス」。同年5月に坂出蔵元売店、北海道支店において開催したお客様感謝イベントにて販売したところ、2か所合計で約1,400個が完売しました。2017年1月には期間限定で全国通信販売を実施。想定の約300%の売上を記録し、大きな反響を得たことから、今回通年での販売が決定しました。「醤油アイス」は、北海道十勝の大自然で育った乳牛から搾った牛乳、北海道産のこだわりの卵、鎌田醤油自慢の国産丸大豆100%の本醸造特級醤油が原材料のベースとなっています。また、醤油とアイスクリームを絶妙なバランスで調えた美味しさ、はちみつを隠し味に採用することで上品な味わいを楽しめます。醤油とアイスクリームのコラボレーションによる美味しさの理由は、メイラード反応にあります。これは、醤油の色素を形成している、還元糖とアミノ酸・たんぱく質の間で起こる成分間反応を指します。香気を強くし、食べ物を美味しくする反応であり、砂糖を煮詰めてできるカラメル化に似ています。醤油の香ばしい香りと深いコクとミルクアイスの甘みや旨味により、塩キャラメルのような味わいを実現しています。「醤油アイス」商品概要①厳選された原材料を使用カマダの醤油と一番相性のよい、十勝の大自然で育った、乳牛から搾ったフレッシュな牛乳と、北海道のこだわり卵を使用②醤油とミルクアイスの絶妙なバランス味の決め手は醤油の風味が生きている国産丸大豆100%の本醸造濃口醤油③乳化剤、安定剤、着色料、香料無添加原材料はシンプルに。自然素材にこだわりました。販売期間:2017年6月30日(金)〜販売サイト販売価格:80mlx6ヶ入2800円(送料・税込価格)※沖縄は別途送料1,600円/箱
2017年06月29日去る2月27日、第89回アカデミー賞授賞式の終了直後に『レッドタートル ある島の物語』が長編アニメーション映画賞にノミネートされていた「スタジオジブリ」鈴木敏夫プロデューサーに、ライブ配信サービス「LINE LIVE(ラインライブ)」が現地で直撃。そのインタビューと記者懇談会の模様が配信された。まさかのハプニングで幕を閉じた第89回アカデミー賞授賞式。「スタジオジブリ」初の海外共同制作作品『レッドタートル ある島の物語』は長編アニメーション映画賞にノミネートされ注目を集めていたが、栄冠は『ズートピア』に。授賞式終了後、「LINE LIVE」で生配信された記者懇談会&独占インタビューで、鈴木プロデューサーは「今回は期待していた」と残念がった。「ジブリでプロデュースして、制作現場はフランス、スタッフはヨーロッパの方々。その組み合わせも面白いし、近ごろ騒がしい映画が多い中、こういう静かな映画っていうのは人の目をひくんじゃないかなと思っていた」と悔しさをにじませながらも、「僕自身は英語ができないんですけど、発表の直前まで、どうやってしゃべろうかなって考えてたんですよ(笑)」と明るく答えた。そして、長編アニメーション映画賞を受賞したディズニーの『ズートピア』については「大好きな映画」と明かし、「ディズニーの方からのお願いで日本公開前に作品を観たら、すごくいい映画だなって感動しちゃってね。だから戦わなきゃいけなくなったのは、つらかったよね」と正直な気持ちを激白。「『レッドタートル』に獲ってほしかったけど、好きな映画だったから納得した」と語った。2年ぶりの授賞式への出席については、「結構楽しめた」とのこと。「ハリウッドがトランプさんのことをどう思っているか、政治的メッセージもところどころにあったし、若いころのすごく大事な映画だった『俺たちに明日はない』のウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが出てきたときはグッときた」とうれしそう。ファンだったというスカーレット・ヨハンソンを生で見た感想は、「パッと見てびっくりした。映画のイメージと実際の彼女の間にギャップがあった。会わないほうがよかったかな(笑)」と語り、授賞式については満喫した様子だ。また、宮崎駿監督の復帰について質問があがると、「それはわからない。引退を発表してからもいろんな企画を出す人なんですよ。最近もね。だから延々続くんですよね」と返答。三鷹の森ジブリ美術館の上映用に宮崎監督が制作中のショートフィルムについては「まもなく完成する」と明かし、「最初は10分と言ってたけど、もう少し長くなる予定。さすがおもしろいものになっている」と太鼓判!この作品で宮崎監督がCGを取り入れたことについては、「CGがあがってくると、それはダメだって手で描いちゃう。CGでできないことを要求しちゃうんだよね。でも、短編の中には結構CGが入ってますよ」と言及。その完成が楽しみになる言葉を寄せている。(text:cinemacafe.net)
2017年03月02日スタジオジブリの最新作『レッドタートル ある島の物語』の試写会が9月10日(土)に開催され、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーが上映前に講演を行い、本作の製作過程に加え、過去のジブリ作品における宮崎駿監督とのエピソードを次々と暴露し会場を沸かせた。本作はジブリにとって初めての海外のスタジオとの共同作品で、オランダ在住で、『岸辺のふたり』でアカデミー賞最優秀短編映画賞を受賞した経験を持つマイケル・デュドゥク・ドゥ・ヴィット監督を迎えて製作。ある無人島に流れ着いた男性とそこに現れた女性の物語をセリフなしで紡ぎ出していく。鈴木さんは、本作について講演の序盤からネタバレを恐れぬトークを展開。男性、女性、そして亀が何を表しているのかなどについて、映画を見る前の観客に説明しようし、司会者から慌てて制止される。それでも、「みなさん、薄々わかってますよね?なんとなくわかりますよね?」とどこ吹く風で奔放なトークを展開し、会場は笑いに包まれる。話は本作だけでなく、スタジオジブリの設立の秘密、数々の過去の名作の製作の秘話にも及ぶ。現在、小金井市にある同スタジオだが、なぜ小金井に設立されることになったのか?鈴木さんは宮崎監督との物件探しの思い出を述懐。「宮さんが、そこ(※小金井の現在のジブリのある場所の近く)に僕を連れてきて、ある家を指して『ここ、初恋の人の家』って言うんですよ。しかもその人にはフラれたそうで、武蔵境の駅までトボトボ歩いて帰ったんだって(笑)。宮さんは『鈴木さん、その道を2人で歩こうよ』って言うんです。バカじゃないかと思ったけど、本人はあの日に帰って思い出に浸ってるの(笑)。その近くに空き地があり、そこをジブリにしようかってなった」と宮崎監督の初恋がジブリの移転先に大きく影響を及ぼしたことが明かされた。このほか、『魔女の宅急便』は当初の脚本では、クライマックスの飛行船が墜落しかけ、トンボをキキが救うというシーンはなかったそうで、鈴木さんが、経営者の視点から観客をより多く動員すべく入れさせたのだと告白。「最初は全スタッフから『なんでそんなシーンを宮さんに描かせるのか?』と総スカンでしたよ」とふり返る。また『となりのトトロ』でも、宮崎監督の最初の構想では「冒頭からいきなりトトロが登場して大活躍するってことになってた(笑)」とのこと。「宮さんが『どうかな?』と言うから『ダメです』と言いました(苦笑)。サービス精神が過剰なんですよ。そこで『E.T.』だと真ん中くらいから(E.T.が)出てくるし、それまではチラ見せだって言いました。そうしたら、『じゃあ真ん中からだ』って(笑)」と豪快すぎる(?)作品作りの過程を明かす。また鈴木さんは、そうした2人のやり取りに関して「スタッフ全員が聞いてるんですよ。それを全く意に介さないところがすごい!創作に関してはすべてオープンなんです」と宮崎監督の製作のスタンスについて明かし「誇張して面白く言ってるように思われそうですが本当なんです!」と強調。「ホントの天才ですよ。長い付き合いだけど、いまだに飽きない」と改めて、その人間性も含めた宮崎監督の凄まじさについて改めて語っていた。。『レッドタートル ある島の物語』は9月17日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月11日押井守が原作・脚本・監督と一人3役を務める最新作『ガルム・ウォーズ』。このほど、本作に色濃く映るケルト文化のきっかけとなった、「スタジオジブリ」鈴木敏夫プロデューサーとの30年前のアイルランド旅行の超貴重なオフショットが解禁となった。押井守監督が構想15年、製作費20億円をかけ、カナダでオールロケを敢行した実写とアニメが融合するハイブリットアニメーションとなる本作。遙かなる古代、戦いの星・アンヌンを舞台に、空の部族・コルンバの女性飛行士「カラ」、陸の部族・ブリガの兵士「スケリグ」、情報操作に長けた部族・クムタクの老人「ウィド」が出会い、敵同士でありながら、創造主・ダナンがつくったクローン戦士・ガルムの真実を探る旅に出る物語だ。本作は、1990年代後半、幻のプロジェクト『G.R.M.』(=通称「ガルム戦記」)が立ち上げられた当初から、ケルト文化の影響を色濃く受けて構想されてきた。ケルトとは、キリスト教文化が広まる以前に、中部ヨーロッパから現在のアイルランド島を含むイギリス諸島にかけて文明を築いた民族。その伝承や文化には、現代のファンタジー映画・ドラマ・アニメなどは少なからず影響を受けており、今回『ガルム・ウォーズ』として具現化された本作の映像中にも、ケルト由来の渦巻文様や登場するキャラクターの呼称(神の名ほか)、そしてケルト語を祖とするゲール語によって歌われた主題歌など、押井監督によるケルトへのこだわりがいたるところに散りばめられている。実は、押井監督がケルトに惹かれたきっかけには、いまから30年前、鈴木プロデューサーと宮崎駿監督が大きくかかわっている。『天空の城ラピュタ』が公開された1986年、鈴木氏と宮崎監督は、両氏がその才能を高く評価していた若き日の押井監督をともなって、ケルト文化の遺跡が多く残るアイルランド地方へ旅をしていたのだ。アイルランドで目にした荒涼とした光景に、押井監督は自身の原風景を感じたという。「とにかく、その風景に目を奪われた。この世の果てみたいに寂寞としていてさ。いつかここで映画を撮ってみたいと思ったんだ」と、監督は述懐している。今回解禁となった貴重なオフショットは、そのときの模様をとらえたもので、アイルランドの情景から広がった押井監督の空想世界が、『G.R.M.』、そして『ガルム・ウォーズ』へと結実、ついにスクリーンに映し出されることになる。『ガルム・ウォーズ』は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日押井守監督が、構想15年、製作費20億円を投じて完成させた最新作『ガルム・ウォーズ』。日本語版プロデューサーを鈴木敏夫が務めたことでも注目される本作の公開に先駆け、押井監督と鈴木さんの2人が、早稲田大学・伝統の講義「映画のすべてマスターズ・オブ・シネマ」に登場し、現役早大生500人に向け白熱教室を行った。遙かなる古代、戦いの星・アンヌン。ここには創造主・ダナンがつくったクローン戦士・ガルムと彼らから神聖視される犬・グラと、鳥が生息している。ガルムはたとえ命を落としても、その個体の記憶をクローンの脳に転写することで、幾世代も生き延びてきた。ダナンが星を去った後、覇権をめぐり3部族の抗争が続いていた。ある日、空の部族・コルンバの女性飛行士「カラ」は、陸の部族・ブリガの兵士「スケリグ」との戦闘の最中、情報操作に長けた部族・クムタクの老人「ウィド」と出会う。我々は何処から来て何処へ行くのか。ウィドが投げかける不可思議な問いによって、敵同士である彼らの間に奇妙な連帯が生じ、3人は「ガルムの真実」を探る旅に出る。しかし、それは神の怒りに触れる行為だった――。去る4月16日、早稲田大学の大隈記念講堂大講堂にて、本作の公開を記念した早稲田大学特別講義「映画のすべてマスターズ・オブ・シネマ」が開催。本講義は、今年で12年目を迎える人気講義とあって、講堂には早稲田大学の全学部生から500人が詰めかけた。登壇した押井監督と鈴木さんは30年以上の付き合いとなるが、「(鈴木さんとは)腐れ縁の典型例みたいな付き合いです」(押井さん)、「なんだかんだ言って、(押井監督は)僕を必要なんでしょうね~」(鈴木さん)と、友情溢れるトークを展開した。押井監督が本作を作ったきっかけについて「僕らの若い時代は、戦後の革命の時代だった。この世界を作ったのは誰か。戦争というものを背景にもった世界にずっと興味があった。それをベースに、ファンタジーを作ろうと考えて作った」と明かすと、鈴木さんは「押井さんは、人間が生み出したモノが好き。この映画の主人公(カラ)もそう。それが滅びゆく美しさを描いたのが、この『ガルム・ウォーズ』という作品です。それをふまえて観ると、ものすごく面白い作品だと思う」と、長年の付き合いで培った押井監督の考察を踏まえてコメント。押井監督は「作ったことというよりも、失われてゆく過程に興味がある。人間がいなくなっても、世界は変わらない。人間というのは、本来要らないものだから。生まれる過程よりも、壊れる過程を考える方が、ずっと本質が見えてくる」と、本作の根幹に触れた。また、学生からは多くの熱い質問が投げかけられ、「日本の邦画実写映画をどうしたらもっと盛り上げられるか、未来の予想図を教えてください」という問いには、鈴木さんは「日本にこだわる必要って本当にあるのだろうかって思います。僕はいま、タイって国に非常に注目している。日本映画の10倍の予算をかけて、アジア全域で観られる映画を作っている。日本人が面白い映画をつくりたかったら、まずは盛り上がっている現場に行っちゃったらいいと思います!」と回答。押井監督は「僕はまず、現場に入れと言いたい。映画の仕事をしたいと思っている人の大半が監督になりたいと思っていると思うけど、映画の仕事の中で監督の仕事はあくまで全体の一部でしかない。映画の仕事がしたいなら、まずは現場の人間になりなさい。どんな仕事でもいい。映画をつくるには色んな職種があります。自分は何をしたいか、何が向いているか、そういうことは現場に入らないとわからない。監督になりたいって考えを捨てた方がはるかに可能性は広がると思う」とアドバイス。そして「どうしても監督になりたい人には、とっておきの手があります。小説、音楽とか漫画とか違うジャンルで偉い人になりなさい、そうすれば映画が撮れます、間違いなく。一本だけはね(笑)」と、監督になるための近道(?)を披露し、会場を沸かせた。『ガルム・ウォーズ』日本版は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月19日第二次大戦中に多くのユダヤ難民を救った実在した外交官・杉原千畝を題材に描く『杉原千畝 スギハラチウネ』の公開を記念して、MCの鈴木敏夫が、ゲストのエッセイスト・犬山紙子と日本テレビ・奥田誠治プロデューサーとともにTOKYO FMの番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」公開収録に登場した。1934年、満洲。満洲国外交部で働く杉原千畝(唐沢寿明)は、独自の諜報網を駆使し、ソ連から北満鉄道の経営権を買い取る交渉を成立させる。しかし、ともに諜報活動を行っていた仲間たちを失い、千畝は失意のうちに日本へ帰国する。新たに念願の在モスクワ日本大使館への赴任を控えていた千畝だったが、ソ連は千畝に「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」を発動。千畝のインテリジェンス・オフィサーとしての能力の高さを知ったソ連が警戒し、千畝の入国を拒否したのだ。1939年、外務省は、混迷を極めるヨーロッパ情勢を知る上で最適の地、リトアニア・カウナスに領事館を開設し、その責任者となることを千畝に命じた。そこで千畝は新たな相棒ペシュと一大諜報網を構築し、ヨーロッパ情勢を分析して日本に発信し続けていた。やがて第二次世界大戦が勃発すると、ナチス・ドイツに迫害され国を追われた多くのユダヤ難民が、カウナスの日本領事館へビザを求めてやって来た。日本政府からの了承が取れないまま、千畝は自らの危険を顧みず、独断で難民たちに日本通過ヴィザを発給することを決断する――。ナチスに追われる亡命ユダヤ人のためにビザを発行し続けた外交官・杉原千畝役を、「THE LAST COP/ラストコップ」「ナポレオンの村」とドラマ出演が続いた唐沢寿明が務め、彼に付き添い、献身的に支える妻役を『探偵はBARにいる』以来の映画出演となる小雪が熱演する本作にちなみ、今回の「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」公開収録でも、鈴木さんと、ゲストの犬山さん、奥田プロデューサーが、杉原千畝の生涯や、妻・幸子について、さらには「夫婦」のあり方について語った。鈴木さんは「千畝の妻は、彼と同じ方向を向いて、同じ未来を見ようとしたのでは?」と自身の考えを述懐。新婚だという犬山さんは、杉原千畝の妻・幸子に共感できなかったことを明かすと、驚いた鈴木さんは「君たち夫婦は大丈夫なの?」と、思わず心配する場面も。さらに話は「杉原千畝はなぜ、ナチスに迫害され国を追われた多くのユダヤ難民に対してビザを発給したのか?」という映画の核心に言及。鈴木さんや犬山さんが出した答えとは、一体何だったのか?この日の収録の模様は、11月29日(日)23時より放送予定だ。「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」は毎週日曜日23時よりTOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネットにて放送。『杉原千畝 スギハラチウネ』は12月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日「GQ MEN OF THE YEAR 2014」の授賞式が11月20日(木)に開催され、今年の受賞者として小栗旬、唐沢寿明、劇団ひとり、坂上忍、鈴木敏夫、園子温、「ウルフルズ」、布袋寅泰が出席。それぞれに喜びを口にした。雑誌「GQ JAPAN」が今年、最も輝きを見せた男性に贈る賞として、2006年に創設され、今年で9回目を迎えるこの賞。4年半ぶりの“復活”を遂げた「ウルフルズ」のトータス松本は、この1年を振り返り「早かったです。『ウルフルズ』に没頭していてあっという間でした」と述懐。活動休止前と再開後の違いを問われると「4人での会話が多くなったと思います」と楽しそうに語り、さらに来年については「ライヴをたくさんやりたい」と抱負を口にした。同じく音楽会から選出された布袋さんは、イギー・ポップ、「ザ・ローリング・ストーンズ」といった世界的なロッカーたちとの共演など、世界を股にかけての活動が評されての受賞となった。受賞の喜びを語ると共に今年1年を表す漢字として、挑戦の「挑」の字を掲げ「ソロになって25年になりますが、殻に閉じこもらず、満足せずに14歳で初めてギターを手にした時の思いで世界に挑み続けたい」とさらなるチャレンジを誓っていた。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』と昨年からの約1年間で過去にないハイペースで3本のジブリ作品が公開されたことに触れ「あっという間に過ぎた」とふり返る。「来年は何もやりたくない(笑)」と語るも、まだまだやらねばならないことがあるようで、この1年を表す感じとして「続」を選択。「宮崎駿の引退でヒマになることを願ったけど、忙しい(苦笑)。やめようと思っても、まだスタジオジブリは続くようです」と語った。坂上さんはTVで引っ張りだこの1年となったが「こんなに働く年はない。休みたいけどそんな身分じゃないので、来年も細々と働きます」とぼやきつつ来年に向けた抱負を口にしていた。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日人気TVドラマ『北の国から』シリーズの脚本家で知られる倉本聰氏が、23日放送のJFN系列のラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日 23:00 - 23:30)に出演し、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと対談した。番組内で「最近の雑誌編集者は、原稿に対して感想や意見を全く言ってこない」と語った倉本氏は、そこからドラマのプロデューサー、ディレクターに台本を目の前で読ませ、意見を求めるようになったという。逆に鈴木プロデューサーは、スタジオジブリの宮崎駿監督に、作品について意見を求められる立場。宮崎監督の引退作品としても話題となった『風立ちぬ』についても例外ではなく、冒頭だけ見せられ「A案は主人公の堀越二郎とカプローニの友情物語。B案は、二郎と菜穂子のラブストーリー。どちらが良いと思う?」と問われ、本作は構想段階で2案あったことを明かす。しかし、鈴木プロデューサーは「それぞれやったらつまらない。なんとか一緒にできないですか?」と返答し、今の『風立ちぬ』の物語が作られていった。すると倉本氏は「テレビの場合も、僕はまず本を書くと、まずプロデューサー、ディレクターに目の前で読んでもらうんですよ」と語り、「反応を見てて『泣いたな』『笑ったな』とかその反応を見て、何も笑いも泣きもしないと『あ、ダメだね』って、目の前で(原稿を)破くんです」と衝撃的な行為を打ち明ける。しかも倉本氏は、1時間のTVドラマで150枚におよぶ原稿を破くため「これを破くのがね、ちょっと練習しましたけども(笑)電話帳で」と稽古済みであり、破った原稿はゴミ箱に捨て「残そうというケチな心を残すと、やっぱり次にいけない」と話していた。"原稿を目の前で読む"ということは鈴木プロデューサーも同様らしく「宮崎も高畑も、必ず目の前で読むことを要求するんです。だから、ゆっくりなんか読めない。読む時が勝負なんです」と話すと、倉本氏も「書く側はそれが勝負ですよ」と同意。立場は違えど、原稿を読む瞬間が両者にとって"勝負"であり、倉本氏は、よりよい作品を作り上げるため、プロデューサーの反応がない台本に関しては、破り捨てることも辞さない姿勢であるという。
2014年02月25日日本のテレビドラマ『29歳のクリスマス』をもとに制作された韓国映画『シングルズ』を舞台化した韓国発のミュージカル『シングルズ~29歳のクリスマス~』が5月24日、東京・アミューズ・ミュージカルシアターで開幕。初日終演後には、原作ドラマに出演した松下由樹、脚本家の鎌田敏夫を交えて、主要キャストによるトークイベントも行われた。ミュージカル『シングルズ~29歳のクリスマス~』チケット情報アジアのミュージカルの紹介を目的に今年4月にオープンしたアミューズ・ミュージカルシアターが『カフェ・イン』に続けて招聘する韓国ミュージカルの第2弾。29歳の誕生日に、3年つきあった彼氏にふられ、さらに仕事では左遷の憂き目にあうナナンを中心に、6人の男女の恋模様描く作品で、2007年6月に韓国で初演、韓国ミュージカル最大の祭典「ミュージカル・アワード」で、最優秀作品賞など6部門で栄冠に輝いた人気作だ。『カフェ・イン』で韓国ミュージカルを初めて見て、今回が2作目という松下は「音楽も歌もダンスもすばらしいが、何より役者さんがナチュラルでチャーミング」と絶賛。ドラマで松下が演じたのはヒロインの親友役。舞台でこの役を演じるソ・ジョンファが「松下さんがいらっしゃるのは聞いていたので緊張した。実際にお会いするととてもやさしい方でしたが、カリスマ性も感じます」と話すと、松下は「ドラマで私が演じたのはカメラマン役でもっと男っぽい感じだった。舞台ではとてもセクシーでずっと見とれてました」と笑顔で答えた。ヒロインのナナンを演じるウ・グムジは「29歳から30歳、大人への成長の過程で仕事や友情、恋愛を描いた作品なので、みなさんにも共感していただけると思う」、ナナンにひと目ぼれして彼女に猛アタックするイケメン、スホン役のチャン・ジウは「あとでふりかえってみると他愛のないことかもしれないが、その時でしかできないことを表現している。それがこの作品の深さだと思う」と見どころを語った。自身でドラマをノベライズして、それが韓国語に翻訳されたのが、全てのきっかけだと話した原作者の鎌田は「別の仕事でソウルに来たとき、書店で僕の本が平積みされていた。そこで、「この人が作者です」と紹介されたのですが、女性店員が「作者は女性だと思っていた」と言ってくれた。あれはすごくうれしかった」と感慨深げ。松下も「ミュージカルにリメイクされたのを見て、『29歳のクリスマス』というドラマが影響力のある作品なんだということをあらためて感じました」とかつてのドラマへ思いを寄せた。公演は6月16日(日)まで。チケット発売中。
2013年05月28日