(写真:アフロ) 宇野昌磨(20)が5歳でスケートを始めてから15年、自分の時間も犠牲にしてサポートを続けてきた母・純子さん。金メダルに挑む平昌五輪、その献身が結実するときがきたーー。 平昌五輪フィギュア男子で金メダル候補となった宇野を語るうえで、欠かせないのが母親の存在だ。 「幼いころから、リンクのなかでは、切れ味の鋭いスケーティングと豊かな表現力を見せていましたが、僕らが印象に残っているのは、いつも母の純子さんに叱られて涙を流していた姿です。スケートを始めたころから宇野は練習に身が入らないことがあって。さぼりグセが出ないように、リンクの外から目を光らせていたんです。5歳でスケートを始めて15年、宇野がここまでこられたのも、息子に寄り添うように献身的に支えてきたお母さんの存在があったからです」(スケート関係者) 宇野は、IT会社を経営する父・宏樹さん(53)と専業主婦の母・純子さんの長男として、’97年に名古屋市で生まれた。4歳下には弟・樹くん(16)がいる。純子さんは、自分の時間を犠牲にしてすべてを宇野に注いだという。 「リンクを借り切って行う練習は、一般の人のフリー滑走がない深夜や早朝になることも。その送り迎えだけでなく、名古屋にある安藤美姫さんの祖父が経営する喫茶店でカツカレーを食べさせたり、アイスショーなどのイベントに参加させたりしていました。フィギュアの男子選手は思春期になると、競技とは別のものに興味を示したり、親に反抗したりして、競技をやめてしまうこともあるのです。純子さんは、宇野にフィギュアだけに集中できる環境を作ろうと苦心していました。ただ宇野も中学生になっても『ママ、ママ』と頼っていたので、『昌磨は大丈夫?』と心配する声もありました」(別のスケート関係者) そんな宇野が大きく変貌したのは高校に入ってすぐのこと。ジュニアからシニアに上がる直前の’14年だった。 「そのシーズン中に、宇野は純子さんに『もう遠征についてこないで』と言ったんです。ジャンプが跳べなくて、壁にぶち当たっていた宇野にとって、強くなるためには、いつまでも母親に頼っていてはいけないと思っての決断だったのでしょう。宇野の強みは膨大な練習量ですが、母親に言われてやっていた部分も少なくありませんでした。その後、宇野はそれまでに輪をかけて、練習の虫になりました」(スポーツ紙記者) “母からの自立”とともに宇野のスケートもどんどん進化していった。 「試合の衣装について記者に聞かれた宇野は最近まで『お母さんがカバンに入れたから』と答えていました。試合の荷造りは、純子さんが完璧にやっていたので、まかせっきりだったようですね。ところが、昨シーズンの世界選手権で銀メダルを取ったときは、荷造りだけでなく、コンディショニングや栄養管理なども自分なりにこなしていると話していました」(前出・スポーツ紙記者) 息子の自立に最初は戸惑っていたという純子さん。しかし、サポートは今も続けている。1月に出場した四大陸選手権の直前には、好物の肉料理をふるまって“景気づけ”をしたという。 「自立したからこそ、宇野は母親の献身的なサポートのありがたみが身に染みているようです。最近『僕より頑張った母のために最高の演技をしたい』ということを話しています。平昌の観客席で見守る母に最高の演技を見せて、金メダルをプレゼントすることが、恩返しだと自覚しているようです」(前出・スケート関係者)
2018年02月16日アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人と菊池風磨が「LINE:ディズニー ツムツム」の新CMに出演することが29日、わかった。新CM「キラキラ LIVE(チップ)」編、「キラキラ LIVE(デール)」は29日から全国でOAされる。「LINE:ディズニー ツムツム」は、ぬいぐるみ「ツム」をなぞって消していくパズルゲーム。新ツム「アイドルチップ」と「アイドルデール」の登場を記念して、新CMが放映されることとなった。CMは、満員のオーディエンスで熱気あふれるライブ会場から始まり、ステージの上にキラキラと青く輝く「アイドルチップ」、紫に輝く「アイドルデール」が登場。さらに耳付きの帽子をかぶった青い衣装の中島と、紫の衣装の菊池がポップアップで登場し、「LINE:ディズニーツムツム」のBGMをアレンジした特別バージョンのテーマソングを歌う。「たいくつなんて言わせないよ!」「ぼくらはいつもつながってる!」の歌詞に、観客が「チップ! チップ!」「デール! デール!」掛け声をかけ、「つながってる」の歌詞では、2人が手を合わせる振付も。撮影ではキラキラのライブステージと、200人を超える観客を前に「すごい! お客さんがたくさんいらっしゃる!」と気分が高まっていた2人。監督の「3、2、1、ハイッ!」の掛け声と同時に、ジャンプで勢いよくステージに飛び上がってくると歓声があがり、モニターで確認した2人も「これ、ライブで行けそうだね!」と手応えを感じた様子だった。撮影後は、「(本物の)ライブを超えたんじゃないかというくらい一体感や繋がりを感じました」という菊池。中島も「ツムツムのように、ここ(中島と菊池)もしっかり繋がったし、オーディエンスの皆さんも、そしてこのCMを見る日本全国の皆さんとも繋がれるので、とても幸せです」と"つながり"を強く意識していた。同ゲームをプレイするためにはハートが1つ必要となり、そのハートはLINEの友達に送ることができるが、菊池は「今日もハートをくれたんですよ」と、撮影当日の朝に中島からハートをもらったことを告白した。嬉しそうに話す菊池に、中島が「いつまでモーニングハート欲しい?」と訊ねると、菊池は「ずっと欲しい! ハートがあって困ることはないので!」とおねだり。中島は「了解! 未来永劫で」と約束していた。
2017年12月29日日本テレビ深夜ドラマ「シンドラ」枠にて放送中、「Sexy Zone」菊池風磨が主演にしてたったひとりの出演者を務める「吾輩の部屋である」。この度、本作の主題歌を担当している「Sexy Zone」のメンバーが、10月23日(月)放送の第6話以降、声のゲストで登場することが分かった。■ドラマ「吾輩の部屋である」って?ドラマは、アパートの一室を舞台に、男子大学院生の日常を描く物語。菊池さんが演じる1人暮らしの主人公・鍵山哲郎に、“家具”たちがツッコミを入れるというスタイルが展開されており、そのツッコミ要員が「豪華すぎる!」と話題となっている。レギュラーとしては、カバの置物として林家木久扇、炊飯器を賀来千香子、照明をミッツ・マングローブ、ビンたちを山寺宏一が好演。この4つの家具のほかにも、各話色々な家具が主人公にツッコミを入れている。そして今回、「Sexy Zone」のメンバー4人が、6話から9話までの1話につき1人ずつ登場!本ドラマ撮影現場で、主題歌「ぎゅっと」の取材を受けていた「Sexy Zone」のメンバーが、菊池さんから突然の「声の出演をお願いしたい」というオファーにより今回のゲスト出演が実現。誰が何話で、何役に挑戦するのかは、ぜひ放送で確認してみて。■「Sexy Zone」メンバーからコメント到着!菊池風磨(鍵山哲郎役)自分の主演ドラマに、自分のグループの主題歌が流れるというだけでもすごく嬉しいことだと思っていたのに、声の出演とはいえメンバー全員が出るなんて!最初に、メンバーの出演をどう思うかとプロデューサーさんに聞かれて「え~?」と言いながら、本当にすごく嬉しかったです。オファー前に、きちんとドラマ見てるかメンバーには聞きましたけど、約2名まだ見てないヤツがいたのでそこは注意しておきました!中島健人オファーを受けて一瞬でワクワクしました。Sexy Zoneとしてドラマに携わることができて本当に嬉しかったです。菊池のお芝居で笑ってしまいそうになるのを堪えて、声の出演にチャレンジしました!ヤバいくらいめちゃめちゃ楽しかったです。菊池風磨with Sexy4をぜひお楽しみください!佐藤勝利台本を風磨くんに渡されて、10秒で「はい、撮るよ」って緊張がヤバかったです(笑)でも風磨くんの主演のドラマに僕含めSexy Zone全員で出るっていうのは、凄いことだと思いました。それが本当に嬉しいです。この作品が声の出演の代表作になるように頑張らせていただきました!マリウス葉声のオファーを受けて自分の役を聞いて、「なるほど!僕だからこの役!」と納得しましたし、すごく嬉しかったです。風磨くんに色んなアドバイスをもらったので、みなさんの心に残るような良いキャラが演じられたと思います!メンバーが全員いる中でアフレコをしたのは初めてで、みんなのお芝居を生で見ることができ、普段見ないメンバーの顔を知ることができたのも嬉しかったです。松島聡人生で一度はアフレコをやりたいと思っていたので、風磨くんのドラマを声のお仕事の出発点にできて感無量です!ものすごく緊張したし、役がモノなので感情を入れるのが大変でしたが楽しかったです。普段やらない声色に挑戦したり、風磨くんのお芝居の色んな引き出しも見られたり、とても勉強になりました!「吾輩の部屋である」は毎週火曜日0時59分~日本テレビにて放送。※Huluにて配信中。(cinemacafe.net)
2017年10月18日アイドルグループ・Sexy Zoneの菊池風磨が6日、都内のスタジオで行われた関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(10日スタート、毎週火曜21:00~21:54)の制作発表会見に出席し、「演技で腹筋を超えます!」と謎の宣言を行った。このドラマは、2015年1月期に放送された同局系ドラマ『銭の戦争』のスタッフが再結集し、主演の草なぎ剛演じる幼い頃に家族を殺された主人公・浩一が、天才的な詐欺師となって復讐を果たそうとする姿を描くもの。菊池は、浩一の復讐に加担する、詐欺師見習い役だ。会見で、事務所の先輩・草なぎからの演技指導があるかを聞かれた菊池は「弊社(ジャニーズ事務所)は背中を見て学ぶスタイルなので」と答えたが、これに草なぎは「風磨くんは背中を見るんじゃなくて、腹筋を見せてくるんですよ」と暴露。「6パックに割れててすごい腹筋してるんですよ。さすがSexy Zoneだなぁ」と、興奮気味に菊池の肉体美を力説した。それに対し、菊池は「着替えをしなきゃいけないときに先輩を待たせるわけにいかないんで、僕は外でパパッと着替えちゃうんです。そのときに発見されてしまって…」と弁解。以降も、草なぎの腹筋への絶賛は止まらず、「演技より腹筋の方がすごい。演技はそれを超えてほしいので、そこが課題だね」とミッションを与えられると、菊池は「はい! 演技で腹筋を超えます!」と宣言するに至った。しかし、マギーから「腹筋を超える演技ってどういうこと?」と冷静なツッコミを受けることになった。現在、慶應義塾大学在学中の菊池だが、この年末年始は卒業論文の作成に取り組んでいたそう。テーマは「今までのライブの概念をいい意味で壊して新しいものを作る」という内容だそうだが、「卒論ってこんなに大変だったんだなと実感しました」と苦労している様子。締切が今月23日に迫っているそうで、「今もちょっとワナワナしてます」とプレッシャーを語った。そんな菊池が出演している音楽番組をチェックしているという草なぎ。年末の歌番組を前に「風磨くんが一番カッコ良ければ、『嘘の戦争』の宣伝になるぞ」と伝えていたそうで、この会見で「一番カッコ良かった」と太鼓判を押された菊池は「すごくお優しい方だなと毎日実感しています」と、草なぎに感謝していた。このように、相変わらず"いいひと"ぶりが伝わってくる草なぎだが、関西テレビの河西秀幸プロデューサーから、1つ指摘が。劇中で草なぎが女子高生の話をカフェで盗み聞くというシーンを、東京・原宿のスイーツパラダイスで撮影したのだが、草なぎは後日、香取慎吾とのラジオ番組で「原宿で朝イチで撮影するんだったら、(撮影スタジオ内にある喫茶店の)今昔庵で良かったんじゃないか」と不満を漏らしていたのだという。この発言に対し、河西プロデューサーは「今昔庵じゃダメなんです、草なぎさん! 監督は5軒くらい店のNGを出したと聞きました。それだけわれわれは気合が入ってるんです」と力説。これには、さすがの草なぎも苦笑いで、「まずびっくりしたのは、河西プロデューサーが香取くんとやってるラジオを聞いてるということ」と驚きながら、「朝の6時に竹下通りに行かなければいけなかったので、ちょっと文句を言ってしまいまして…すいません」とタジタジになっていた。
2017年01月06日9月22日公開の映画『真田十勇士』の大ヒット祈願イベントが8日、都内で行われ、高橋光臣、村井良大、石垣佑磨が出席した。2014年に上映された堤幸彦演出、中村勘九郎主演の舞台『真田十勇士』の劇場版で、戦国末期を駆け抜けた真田幸村と彼を支える真田十勇士の活躍を描いた本作。公開と同時期には堤監督演出による舞台が上映される。そんな本作のイベントに、筧十蔵役の高橋光臣、海野六郎役の村井良大、そして十勇士と対峙する忍者・仙九郎役を演じた石垣佑磨が登壇。過酷を極めたというロケの話題となり、高橋は「仙九郎役の石垣さんとのシーンで一騎打ちがあったんですけど、そこは大変でしたね。夜中のすごい時間で、びしょ濡れにはなるし色んなことがありました」と振り返ると、石垣も「撮影は和歌山で撮影したんですけど、和歌山って雪が降らないじゃないですか! でもその時は真冬で雪がすごくて、ワイヤーで逆さ吊りになったり水が飛んできたりとすごかったです(笑)」と苦笑い。海野六郎役の村井も「甲冑を着て走り回ったりするシーンが多かったので、一歩間違えればケガする危ないところでした」と語るも、高橋が「総力を上げて作った映画です。今年1番を取りに行くつもりですので、ぜひ見ていただいて今年の夏を楽しんでください」とアピールした。石垣は、中村勘九郎扮する猿飛佐助と松坂桃李扮する霧隠才蔵の命を狙う女忍者・火垂役の大島優子との共演も多かったらしく、「大島さんはAKB48のイメージが強かったんですが、とてつもなく運動神経があって、身体も柔らかいし身軽でした。ワイヤーアクションのシーンで木を駆け下がるシーンがあったんですけど、それも一発OKだったし立ち回りもすぐ覚えていました。『この子センスあるな~』と思いましたね。彼女はすごいですよ」と大絶賛。また、主演の中村と松坂について高橋は「中村勘九郎さんは役者としては完璧ですが、人としてお茶目だし隙だらけで広い人だと感じました。松坂さんは絶世の美男子だけど楽しいことが好きな人。作品中は一番格好良くしてなくてはいけなかったので大変だったと思いますよ」と気遣っていた。映画『真田十勇士』は、9月22日より全国公開。
2016年08月09日アイドルグループ・Sexy Zoneの菊池風磨が3日、東京・外神田のアーツ千代田3331で行われた、9日スタートの日本テレビ系ドラマ『時をかける少女』(毎週土曜21:00~21:54 ※初回は20分拡大/全5話)の完成披露試写会に登場。"時をかける"タイムリープ能力があったら「中高男子校だったので、共学を1回経験してみたい」と願望を語った。『時をかける少女』は、1965年に筒井康隆氏が発表してから、何度も実写化・アニメ化・舞台化されてきた青春小説の金字塔。主演の黒島結菜演じる"時を自由に超える=タイムリープ能力"を身につけた高校生・芳山未羽と、菊池演じる未来人・深町翔平(ケン・ソゴル)との、ひと夏の恋と青春を描いていく。このタイムリープ能力を持てたらどうするかという質問に、菊池は「中高男子校だったので、共学を1回経験してみたい」と回答。さらに踏み込んで、「共学で恋をしたい。片思いをしたいですね」と憧れを話した。男子校での中高6年間の制服は学ランだったそうだが、この日は衣装のブレザーを着て登場した菊池。どちらの制服が良いかを聞かれると、「学ランですかね」と答えており、愛着があるようだ。一方、主演・黒島の高校時代の制服は、黒と白のセーラー服で、「私、意外と地味だったので、頑張って靴下の色を変えるくらいでした」と述懐。3年間の一番の思い出は「アイスを食べた…」と、やはり地味な答えで、司会の辻岡義堂アナウンサーも思わず「しょうもな!」と口走ってしまった。同会には、未羽と翔平のクラスメイト・浅倉吾朗役を演じる竹内涼真も出席。竹内は、菊池に対し、「ずっとテレビで見てたし、会ったときは『本当にいるんだ』っていう感じでした」と振り返ったが、菊池は「そんなツチノコみたいなことあります!?」と突っ込んでいた。このように、チームワークの良いキャスト3人を中心に、撮影は順調に進んでいるそうで、第1話を見た菊池は「ジーンと来て、俺らの『時をかける少女』になってるな」と手応え。エンディングの曲が流れた際に、「本気で鳥肌が立ちました」といい、「(歌っている)NEWSの兄さんに会いたいなって思いました」と感慨を語った。
2016年07月04日日本テレビ系新土曜ドラマ「時をかける少女」“学生服限定”完成披露試写会が3日(日)に都内で行われ、W主演の黒島結菜、「Sexy Zone」の菊池風磨、共演の竹内涼真が出席した。「時を自在に超える能力」を身につけた少女の不思議な毎日と、未来からやって来た少年への初恋を描いた筒井康隆による人気小説のドラマ化。幾度となくアニメ化、実写化されてきた名作が、今回は少女だけでなく少年の目線からも物語が紡がれる。主人公の女子高生・芳山未羽役の黒島は、「いろいろアニメ・実写化されているのにアレンジの効き方がすごい。今までの中で一番遊び心がある」と自信をのぞかせれば、未来人・深町翔平役の菊池も「時代によって違う見せ方が生まれているので、僕たちも僕たちらしい、この時代らしいものができたらいいと強く思いました」と気合を持って臨んだことを告白。そして1話を鑑賞して、「俺らの『時をかける少女』になっているとジーンときて、エンディングがかかったときに鳥肌が立ちました」と感激した。この日、竹内が黒島のものまねをしたり、クロストークが止まらないほどの仲睦まじさを見せる3人。撮影中もアドリブの応酬のようで、黒島は「楽し過ぎて、クランクイン前に戻りたいと素直に心から思いました」吐露。菊池も「空き時間が4時間くらいあると、普通は寝たり、ひとりひとりの時間を過ごすけど、僕たちは台詞合わせをしていて、ヒートアップしてアドリブ祭りになっています」と、とにかく楽しい現場での様子を伝えた。高校時代の思い出も振り返る一同。竹内は「すごいモテたがり」だったが、実際は女子に呼び出されても他の男子への橋渡しを頼まれる役ばかりだったそうで、「もっとモテたかったなぁ。フラれてばっかりです」としみじみ。菊池は「中高男子校で男女感がなかったので、共学を経験してみたい。共学で恋をしたいです」と明かし、ファンのハートをくすぐった。新土曜ドラマ「時をかける少女」(毎週土曜・午後9時~9時54分)は7月9日から日本テレビ系で放送(初回20分拡大)(text:cinemacafe.net)
2016年07月03日原宿のギャラリー「ロケット(ROCKET)」は、「見える!クリエイターズ福袋」を発売する。期間は2015年1月17日から20日まで。このイベントは毎年恒例の「クリエイターズフリマ」をバージョンアップしたもので、名前通りに中身が見えるパッケージとなっている。その中身は総勢50組以上のクリエーターによる作品で、グッズ、私物、コレクションなどが詰められる。お得なサンプルやB級品なども充実しており、ここでしか手に入らないオリジナルアイテムも用意。各福袋の価格は中身別に3,000円、5,000円、1万円の3種類。イラストレーターの安藤晶子が手掛ける1万円の福袋では、ポストカード、ビーズネックレス、アンティークハンコといった小物に加え、それらをモチーフとした額付きの原画を出品。デザイナーの小高真理が手掛ける「malamute」は5,000円の福袋を用意し、靴下、シュシュ、チョーカー、ブレスレットなど計15アイテムを梱包している。姉妹によるアーティストデュオ「STOMACHACHE.」の3,000円福袋には、ポケット付きトートバッグやTシャツ、ステッカーセットなどが詰めこまれた。イベントの特設サイトでは福袋の中身を事前に公開。期間中には屋台も登場し、17日には焼き芋が、18日には「ケイタリング ロケット」として特別メニューが提供される。なお、主な参加者は以下の通り。acco/AKIKOAOKI/ancco/BANZAI/DILIGENCE PARLOUR/ecocolo 編集部/edenworks/FAKE FURNITURE by FAKE TOKYO/Food&Company/fumiko imano/HYOTA/Jenny Fax/JUN OSON/kloka/Ly/m×e/MERCI BAKE/mel/MIKIOSAKABE/momo/NORITAKE/OLGA-goose candle-/<PARADISE ALLEY BREAD & CO. × ロマーナけいこ × 南風食堂 × yoyo.× TABLE and BAR 10× 稲葉まり× 菊池良助 >/proto (egg) product project/Rouge Magic(横山沙織/sina(有本ゆみこ)/studioBOWL/The Little Vicious/YUKI FUJISAWA/YUKI SHIMANE/zazi/大原大次郎/奥山由之/かすみ/川上薫/庄司佳那/< 庄司佳那 & mel>/ステレオテニス/橘房図/点子/鳥羽史仁/長尾謙一郎/長坂常(スキーマ建築計画)/花代/平野紗季子/八木百合子/矢島沙夜子/山田遊/縷縷夢兎
2014年12月20日その名のインパクトも強烈なら、エッジーなデザインワークも世界に注目されているクリエーター、ファンタジスタ歌磨呂。ジャパニメーション、サブカルチャー、アートを多彩に組み合わせ、広告デザインから初音ミクやゆずのPVディレクション、2013年にはカルチャー誌『WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO!? by “QUOTATION”』をも発表し、この10月には第二弾を発表。更にはテキスタイルのデザインにも進出し、その布地を使った洋服も発表することに。それを記念し、伊勢丹新宿店2階センターパーク/TOKYO解放区で「WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO !? ファンタジスタ歌磨呂POP UP SHOP」が10月29日まで期間限定でオープンしている。2次元のアートワークから、立体的なファッションへ。その流れについて聞いてみた。――映像やデザインワークを経て、今回、テキスタイル、そしてファッションへと活動の範囲を大きく広げられたのはどういう経緯なのでしょうか?もともと美術大学ではテキスタイルを専攻されていたとのことですが。僕は美大で織物を専攻していて、課題ではタペストリーなどを作っていたのですが、そのかたわら、織機にカメラを設置し、織られる過程をコマ撮りしてアニメーションにするなど、当時から創作のスタイルを一つに絞るということはしていなかったんです。テキスタイルからファッションという流れは今回たまたまの要素が強いのですが、テキスタイルパターンデザインは服にもなるし、インテリアにもなるし、それこそいつかはホテル丸ごとデザインできるかもしれないし。テキスタイルは衣・食・住ありとあらゆるものにインストールできるのが面白いと思うんです。大学の授業で初めて織物を作った時に強く感じたことがあるんです。まず、織機に触れることすら初めてに近いわけで、そりゃあワクワクしっぱなしなわけですよ。経糸を時間をかけて通して、シャトルを使って緯糸を入れて織物を作っていくのですが、その過程では、最終的にどういうものが仕上がるんだろう、こうやって布ってできていくんだなあとか、本当に胸がわくわくしてるんですよね。で、いざ完成して織り上げた生地を機から下ろし、出来上がった生地を見ると、何の変哲もない馴染み深い普通の布なんです。今まで頭の中で抱いていたキラキラしたものが突然にすべて去ってしまい、普通の布がただ、目の前にあるんです。幸せな青い鳥を取り逃がしたような、魔法が解けてしまったような気持ちでした。イメージとリアルの境界線がきっぱりと過程と完成の狭間で分かれてしまったんです。その時、人間の欲望の回路みたいなものに気付けた気がして、逆に感動したんですよね。想像力の果てには絶対に到達できない、だから何度も繰り返しつくり続けるのだろうっていう。すべての事象はトリミングされ、フレームの中に入っていくんですよね。胃の大きさも、人生さえもトリミングされていますよね。でも、何かをイメージし続けること、その想像力は、無限に永遠に続き、広がっていくんです。でも、それがリアルの場所に現れた瞬間、それはトリミングせざるを得ないんです。僕がテキスタイルに想いをはせるのはそこなんです。トリミングされていても、続いていくことが容易にイメージできる。魔法を失わずにいられる。ワクワクをギリギリまで失いたくない気持ち。僕にとって、無限に広がるパターンは、想像力そのものなんです。――去る9月にパリで開催されたテキスタイルの見本市「プルミエール・ビジョン」では、小松精練のブースから参加され、結果、テキスタイルコンペティション「PVアワード」でグランプリを獲得されました。色とりどりの迷彩色の中には「ドドドド」とカタカナの擬音語がデザインされているなど、正に「歌磨呂曼荼羅」と名付けたくなるようなユニークな世界観です。デザインのコンセプトはどういうところからきているのでしょうか?『ドドドド』はマンガの典型的な擬音語ですよね。僕が、アニメが好きなのは日本の宝っぽいところがあるからってのもありますが、グロテスクなものもリアルだと直視できないけど、アニメなどの二次元だと、すんなり見られるクッションのようなところが面白いなって思うんですよね。初音ミクのPVを手掛けたときも感じましたが、リアルに存在しないものなのに、人々が『いる』と信じる心や『いてほしい』と願う希望があるからこそ彼女は成立しているじゃないですか。二次元のそういう奇跡のような儚いものに魅力を感じるんです。僕の代名詞的作品に、『マンガカモ』という作品があるのですが、渋谷のスクランブル交差点を迷彩に見立てて作った作品なんです。渋谷のスクランブル交差点は1日100万人もの色んな人達が行き交ってて。渋谷だからいいでしょっていう『設定』のようなものがたくさんあって、とにかく何をしてても大丈夫という空気がそこには漂っている。女子高生は地べたに座ってメイクも出来ちゃうし、ナンパしてる人も躊躇しないくらいの人の量。僕のこの『マンガカモ』の柄は、何もない場所にあったら、目立ちすぎるくらい派手だけど、おそらく渋谷のスクランブル交差点なら、そこに紛れ込んじゃうと思うんです。違う場所ではそうではないけど、ある限定された場所では凄く普遍的なものとして捉えられてしまう不思議、みたいなことを形にした作品。しかも、芯が無く、表面だけが塗り替えられていく薄っぺらいコラージュなんです。でも、そこが面白い。例えば、コミケのコスプレ会場だったら、普段は恥ずかしがり屋さんでも、堂々と肌を露出して、コスプレを披露できるんです。その空間の中でなら、安堵にも似た勇気が持てるから出来ちゃうんです。スポーツジムだったら堂々と皆の前でエアロビできる、とかとか。そういう皆が無意識に想いを溶け込ませることのできる『設定』というのは世の中に実にたくさん溢れているんですよね。『ここでなら、これをしてもいいよね』と精神が自由になれるフィロソフィーみたいなものが渋谷のスクランブル交差点に流れているように感じたんですよね。その世界観をポップに表現したものが、『マンガカモ』なんです。――なるほど。それこそ「自由でいるための旗頭」なんですね。そうありたいと思っています。日本人って基本的にはどこか引っ込み思案で、外に向けてアピールをすることが不得手であったりしますよね。だからこそ自由を求めて『設定』を作っていくんです。『ここではこれはOK』という風呂敷を広げれば、そこに人はすぐに集まってくるんです。そして、その中で皆自由になれて自分を表現することができるんです。ちょっと分かりにくい例えかもしれないけれど、僕が愛する『機動戦士ガンダム』ではミノフスキー粒子という強力な帯電機能を持った微粒子があることによって長距離無線やレーダーの使用が不可能になり直接戦闘しかできないんですよね。でも、それって制作者側がロボット達を肉弾戦させるためにつくった設定なんですよ。でも、設定を設けることである意味その世界はリアリティーを持っていく。行為に責任を持つための『設定』を用意することで、安心してその行為に漬かれるんです。この世界にもそういった『設定』はすごく多く存在しているんですよね。そういう世界に潜む面白い設定に出合いたくて、僕はものづくりをしているのかもしれません。――そして歌磨呂さんのアートワークに接することで私達にニュータイプになれと?そこまで押しつけがましくするつもりはないです(笑)。――今回、デザイナーとのコラボでコートやダウンなど様々なアイテムが出来上がりましたが、そこにおいては何か注文はされたのですか?いえ、全くご自由に、デザインしてくださいとお願いしました。コートは表から見ると全く分からないけれど、風が吹いたり、脱いだりすると裏地にド派手なテキスタイルがあるところがすごくいいですよね。――『WHAT’S A FANTASISTA UTAMARO!? by “QUOTATION”』の第二弾も発表され、今後はどういう方向に向かっていくのでしょうか?エミリオ・プッチのようなテキスタイルを主軸としたブランド化も考えていらっしゃいますか?先ほどお話したようなコンセプトで、まずオリジナルのパターンのピースがあって、それがアート作品としてまず存在し、それがつながることで無限増殖するパターンになるというストーリーをコンセプトにして続けていきたいと考えています。ですが、先にテキスタイル作っちゃってるので順番が逆なので、そうなるように今は必死で作品を作っています。テキスタイル≒デザインではなく、もっと広くアートの文脈に落とし込んで展開していくことは可能だろうか。その先にファッションがあって、インテリアがあって、何か面白いことがある。いろんな可能性はが無限に広がっていければいいなと思っています。日本の広告やデザインの現場は、クオリティーがとても高いですが、すごく保守的なイメージがあるんですよね。内に向けて作っているばかりではちっとも世界には知られていかない。広告祭で賞をとっても、そんなのはその関係者しか見ないですからね。僕には自己満足にしか思えないことが多い。それは全く悪いこととは思わないけれど、もっと限定せず360度外に向けてものを作っていった方が、驚きもあるし、感動も共有できたりして単純に面白いと思うんです。マンガやアニメなど日本のオリジナルの文化を軸にそこから広がる僕らの文化を、いわば“Represent Japan”という改革を起こす1人になれたら最高ですね。
2013年10月23日