出産してからは買い物をする暇も無いため、事前準備が重要なベビー用品。でも子どもの育ち方や好みは人それぞれのため、案外使わないで終わってしまったものも…。そんなせっかく用意したのに無駄になってしまったベビー用品について、ママのあるある話をまとめます。衣類が多くなりすぎて…赤ちゃんは衣類がすぐ汚れるものだから、肌着や靴下などは多めに買っておかないと、と思いがち。しかし、しっかり準備をしたはずが、実際は洗濯する回数が増えるため、そんなに枚数が必要なかったり、出産祝いなどでたくさん貰ってしまい、買う必要が無かったという声も。一通り着させる前に、サイズが小さくなってしまったママも多いようです。代用のきくものは無理に買う必要が無かったママが普段使いできる車があるご家庭では、ベビーカーをあまり使わなかったという声もあります。電車移動でも、1歳前からバギーに切り替えてしまい、レンタルでよかったという意見もありました。また、おむつ替え用シートもバスタオルや大きめのタオルで代用がききますし、ベビーバスも浴槽をきれいに洗えば不要だったと後悔した経験のあるママも散見されます。便利グッズが気付けば大きなゴミに…子育ての便利グッズはお店に行けば、たくさんの種類が売られていますが、ママによっては便利に感じられず、買ってすぐに使わなくなってしまったものも多いようです。赤ちゃんのお尻拭きを温めてくれるウォーマーは温かくなるのに時間もかかるし、ポットの湯に浸せばすむ話だったと後悔する声も。スイングやハイアンドローチェアも、赤ちゃんが好まず、結局使わなかったという意見も多く出ていました。人気のスリングや、多機能抱っこひももママによっては、使い方が難しすぎてそのままお蔵入りになるケースもあるのだとか。まだ見ぬ我が子のために準備万端にしておきたいベビー用品。でも実際は赤ちゃんやママによっては合う、合わないがあるため、必須ではないものも多そう。ほ乳瓶すらママによっては「使わなかった」なんて意見もあり、どれだけ下調べをしても、無駄になってしまうベビー用品というものは必ず出てしまうものなのかも(?)。(文・姉崎マリオ)
2018年02月23日子どもが成長し、一人や子どもだけで出歩くようになると心配なのが防犯面。特にこの時期は暗くなるのが早いので心配もひとしおです。身を守るグッズとして防犯ブザーを携帯している小学生がほとんどだと思います。防犯ブザーはどんなものを選んだら良いのか、また正しい使い方について知っておきましょう。たくさんある、ブザーのタイプ防犯ブザーは、危険を感じた時に使用すると大きな音が鳴り周囲に身の危険を知らせたり、不審者をひるます効果があります。使用する際は、ひもを引くものやボタンを押すもの、ピンを抜くものなど様々なタイプがあります。人気の商品は千円前後のものです。笛やLEDライトがついた多機能タイプのものも人気です。ブザーを持つことに抵抗のある子には、好きなキャラクターをモチーフにした商品も有効です。防犯ブザーを購入する際のポイント防犯ブザーには様々なタイプのものがあるので、購入する際のポイントをおさえて選択しましょう。・ブザー音は大きめを騒がしい場所で音が周囲に届かないこともあるので、音が大きいものを選びましょう。目安としては85デシベル以上となります。パッケージに書いてあるので確認しましょう。・仕様をチェックする頑丈さや、防水仕様かどうかもチェックしましょう。子どもはよく動くのでどこかにぶつけて壊してしまったり、急な雨で濡れたことで壊れてしまったりという心配が軽減します。・子どもが使いやすいかボタンを押すタイプや、ピンを抜くタイプなど操作方法は商品によって様々です。子どもが実際に試してみて使いやすいものを選びましょう。いつも持ち歩くことになるので、軽くてコンパクトなものがよいです。・予備の電池を用意する購入時についている電池はほとんどがテスト用で、寿命が短いことが多いです。すぐに切れてしまうことがあるので、交換用の電池も一緒に購入しておきましょう。2013年の国民生活センターの調査では、小学生が使用している防犯ブザーの半数以上に電池切れや回路の異常などが見つかりました。月に1回程度は定期的に、正常に鳴るのかどうか確認しましょう。購入後のチェックポイント防犯ブザーの音を鳴らす方法は単純ですが、いざという時には恐怖で体がすくみ音を鳴らせないということもあります。購入したらすぐに、親子で使い方を練習しておきましょう。「ここを引っ張ると音が鳴るんだよ」などと説明するだけではなく、親が不審者役になりシミュレーションしたほうがよいでしょう。体を動かしながらシミュレーションしましょう。大人が両手を広げてもつかまらない距離はどのくらいなのか、距離を取りながらどうやってブザーを鳴らすのか、などを確認しましょう。ブザーを取り付ける位置にも注意が必要です。当然すぐに手の届く場所に取り付けます。ランドセルの側面に付ける子も多いですが、とっさの時に手が届きにくいものです。肩ベルト全面の金具であれば、小さい子にもすぐに手が届くでしょう。男子であればズボンのベルト通しも手が届きやすいです。成長に合わせて、取り付け位置の見直しを行いましょう。実際に危険に遭遇しても「勘違いだったらどうしよう」などと子どもが使用をためらうケースもあります。しかし、子どもをだます声掛けは、巧妙化しています。「もし悪い人ではなかったら謝りに行くから大丈夫だからね」などと伝えてあげ、少しでも危険を感じたらためらわずにブザーを鳴らすように教えましょう。防犯ブザーを持たせたから安心というわけではなく、使用方法の確認や練習、定期的なメンテナンスは必要です。ふざけてオモチャとして使用しないように言い聞かせることも大切です。防犯ブザーに限らず、日頃から防犯についての話を親子でしておくことが重要ですね。
2018年01月15日今ではコンビニだけでなく、マンションや個人宅にもつけることもある防犯カメラ。日本でも街中の防犯カメラが増えつつあります。プライバシーの侵害という意見もあるようですが、パパママ世代はどう考えているのか調査してみました。Q.街中の防犯カメラ設置、賛成?反対?1.積極的に設置してほしい 51.2%2.犯罪抑止になるように適度に設置 47.4%3.設置しないでほしい 0.4%4.わからない・どちらとも言えない 0.9%積極的に設置してほしいがもっとも多く51.2%という結果になりました。僅差で、犯罪抑止になるように適度に設置が47.7%ということで、パパママ世代は街中の防犯カメラ設置にはおおむね賛成ということのようです。■子どもの安全を守るためにもっとつけてほしい子どもの通学路などを含めて、積極的に防犯カメラをつけてほしいという親が多数派。防犯カメラがあるだけで抑止にも繋がるという声も。「どんどん設置して欲しいです。これで事件解決につながった事例もありますし。街中だからプライバシーも何も関係ないと思います。室内の隠しカメラじゃないんだから」(神奈川県 40代女性)「よく監視社会だとか、政府による統治が起こるなどという人がいますが論外です。カメラを設置して子どもの安全、社会の公正を守ってもらいたいです」(神奈川県 40代男性)「自分にやましいところがなければ問題ないので、設置賛成です!」(神奈川県 50代男性)■何が起きてもおかしくない時代だから仕方ない防犯カメラに違和感を覚えるという人や、人の目が届かない死角にはつけてほしいという人も、やはり最近の犯罪の傾向を考えると仕方ないと考えているよう。「最初は防犯カメラが街中にあることに違和感というか監視されている感があったけど、犯罪や交通事故の検証に役立ていることを思うと、このご時世必要なものなのかもしれないと思った」(三重県 40代女性)「死角になったりするところには積極的に設置してほしい。もしものことを想定しないと、今の世の中いつ事件に巻き込まれるか想像つかないですから」(福島県 30代女性)■証拠として防犯カメラの映像が役立つこともよく見えなかった場合でも映像として残っていれば、あとで解析することも可能。実際に犯罪を目撃した人でも、防犯カメラの必要性を感じたそうです。「先日、マンションの駐車場に停めてある車を3人の男がハンマーのようなもので破壊するのを目撃して110番通報しました。犯人に気づかれたら怖いし、子どもが見ないように避難させたりしている隙に逃げられてしまったため、やはり防犯カメラは必要だと思います」(神奈川県 40代女性)Q.街中の防犯カメラ設置、賛成?反対?アンケート回答数:6186件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月18日今親世代の人たちが小学生のころは、学校に名札をつけて登校していたという人も多いと思いますが、最近では防犯や個人情報などの理由から、名札をつけないという学校も増えているそうです。あなたのお子さんが通う学校は、名札をつけているか・いないかを調査してみました。Q.あなたの学校では「名札」つけてる?1.つけている 38.7%2.つけていない 26.5%3.登下校中はつけない 32.3%4.その他 2.5%つけているが38.7%ともっとも多い結果となりましたが、つけていない・登下校中はつけないも約3割いるため、現時点では学校や地域によってバラつきがあることがわかります。では、ママやパパは現状にどう思っているのでしょうか。■つけている派は心配する声が多数名札を常時つけて学校に通わせているという親たちは、やはり反対する声が多く挙がりました。名前がわかることで、知り合いをよそおって声をかけられたりして、子どもがついて行ってしまうなどの心配があるようです。「登下校もつけています。地域によって違いますね。つけたままは少し心配です」(広島県 30代女性)「現在通っている学校では登下校中もつけなければいけません。不審者の声かけなどの事例もあるので、はずさせてほしいです」(広島県 40代女性)「制服に縫い付けるタイプの名札です。学校から直帰できないときは制服のまま外出なので、隠したいなと感じています」(鹿児島県 40代女性)■名札があるといいことも!名札をつけていることで、周りの大人たちが声かけをできたり、困ったときに助けてあげることもできるというメリットも。名札をつけないことで守れる安全と、名札をつけることで守れる安全があるようです。「学校にいる間だけつけるシステムです。地域の子どもたちを地域が守るためにも、本当は名札があったほうが、○○さんのお子さんだと認識できていいと思うのですが」(埼玉県 40代女性)「以前、道端で倒れている子に遭遇し、名札を見て学校と保護者に連絡したことがあります。たまたまその子が名札をつけていたので迅速に対応することができました」(千葉県 30代女性)■登下校中はくるりんぱで裏返しに名札をつけることのメリットと名札をつけないことのメリットを兼ね備えたのが、くるりんぱというシステムです。登下校中は裏返して名前を見せないようにし、学校に着いたらひっくり返して名札として使うというもの。すでに商品としてもあるようです。「『くるりんぱ』という名前の名札をつけています。表は交通標識の通学路の絵。裏は学年クラス名前。登下校時は表側で学校に着いたらくるりんぱして裏側にします」(静岡県 30代女性)「登下校中は裏返しにして見えないようになっています」(神奈川県 30代女性)Q.あなたの学校では「名札」つけてる?アンケート回答数:8982件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年06月26日新入生も通学に慣れてくる時期ですが、通学時の子どもの安全が気になります。万が一何か起こった時のために防犯グッズは持たせておきたいですね。どんな防犯グッズがあるのか知っておきましょう。大音量ブザーのものが主流通学時はランドセルを背負っている子がほとんどですので、防犯グッズもランドセルに固定するタイプのものが多く出ています。ひもを引くことで大音量のブザー音が鳴り周囲に危険を知らせるタイプです。価格は数百円から2~3千円程度と様々ですが、安価で軽いものに人気があります。価格以外で目安となるのは、警告音の大きさです。おすすめの音の目安は、電車が通る際のガード下の音と同様の100デシベル前後とされています。・朝日電器 ELPA エルパAKB-100音量は90デシベルと十分ながら、23グラムと軽量であり価格も640円で人気の商品です。・家研販売ウルトラボイサー108デシベルの大音量と共に、警告音の後「キャー助けて」という女性の音声が流れ、より周囲を引き付けるようになっています。・アスカランドセル型防犯ブザーかわいいランドセルのデザインと、色を選べることで人気となっています。ランドセルのベルトに固定することができます。GPS搭載!万が一の際は位置確認できる周囲に人が少ないような地域では、いざという時ブザーが鳴っても効果が期待できないこともあります。そんな場合はGPSの搭載されたタイプで子どもの位置が分かるものを使用することも考えましょう。GPS機能のついたキッズ向け携帯電話も普及していますが、携帯電話の持ち込みを禁止している学校では持たせることができません。防犯ブザーであればそういった場合でも持ち込むことが可能です(各学校に確認はしましょう)。・セコムココセコムGPS機能の小型端末で子どもの位置を知らせるだけではなく、通報ボタンを押すと警備員が駆け付けてくれるサービスがあります(呼び出し時は別途料金が必要)。通報する際の操作はボタンを押しながらスライドさせるだけなので、子どもにも簡単にできます。端末はレンタル式で、月額費用がかかります。・KDDIマモリーノウォッチ幼児向けの腕時計型端末です。親が持つ携帯電話で子どもの居場所を確認することができる他、端末に向かって話すことで子どもが電話を掛けることのできる機能も付いています。端末代と、月額基本料金がかかります。こんな防犯対策グッズも知らない人から声をかけられた場合は子どもも警戒しますが、〇〇ちゃんと名前を言われると「知っている人かも」と油断してしまい犯罪に巻き込まれるケースがあります。持ち物に付いている名前を読み取られてしまうことから発生する可能性があります。名前を読み取られない対策として、防犯対策シールが販売されています。手に取ると名前が読めますが、通りすがるだけでは読み取ることが難しくなるものです。水筒などの外に名前を貼り付ける必要のあるものに使用することで、見知らぬ人に名前を知られる可能性がなくなります。防犯ブザーを買ったら、使い方の練習をしっかり行いましょう。焦って使い方を忘れてしまったということは避けたいですね。一度確認したから大丈夫と思っても、子どもは忘れてしまうものです。避難訓練のように、定期的に確認することが大事です。不安にばかり思う必要はありませんが、悲しい事件が多いのも事実であり自分の身は自分で守る準備もしておきたいですね。様々なグッズを比較して、子どもや環境に合っているものを選びましょう。
2017年06月01日じつはわたしは、携帯電話を持つ小学生とは、電車やバスで通学する私立小学校に通っているものだと思ってばかりいました。しかし、最近では公立小学校でも、防犯のために低学年から持たせているママが増えているように感じます。子どもにケータイを持たせる場合、どのようなことに注意すべきでしょうか。■持ち歩き始めたらチェックすることまずは、使い方。デジタルネイティブのキッズたちは、私たちの想像以上にすぐ使いこなせます。だからその点は、あまり心配する必要はないかもしれません。それでも、使いやすいことが重要なので、子どもにも扱えるかショップで確認してから購入したほうがいいですね。防犯が目的で持たせる場合なら、登録した番号にワンプッシュでかけられる、キッズ用のケータイが便利です。軽くて使いやすいし、防水・防塵(ぼうじん)対応のものもあります。GPS機能付きであれば、万が一のときに、「子どもがいま、どこにいるか」を探すことができます。メールもSMS(ショートメッセージサービス)でよく使う言葉を登録すれば、「今、学校出た」「家着いた」など子どもからの連絡も確認できます。なかには、防犯ブザーとしても使えるタイプのものも。しかし子どもを狙う犯罪者が携帯電話に気づき、捨てる、壊すといった恐れがありますので、防犯ブザーは別に持ち歩いたほうがいいでしょう。持ち始めは毎日、バッテリー残量や通話履歴、故障していないかどうかを親がチェックしてあげましょう。充電が必要なら子どもにやらせるといいですね。■どうしてケータイを持つの?ケータイを持たせる理由は、各家庭ごとに異なると思います。どうしてケータイで連絡を取る必要があるのか、どういったときに利用するためのものなのか、どういうときに役立つのかなどを子どもに説明してあげましょう。また次のようなルールも家庭で決めましょう。<低学年のケータイ使用で家庭で決めること(例)>・ケータイを使用してよい場所、してはいけない場所・電話をかけてよい人、かけてはいけない人・メールを送ってよい人、いけない人・携帯番号をだれかに教えてはいけないこと・友だちとケータイでの連絡はしないこと■ケータイのルールは年齢によって変わってくるガラケーを子ども用ケータイとして利用する場合、スマホと違ってアプリはあまり使えないと安心しているかもしれません。でもたとえガラケーでもインターネットに接続できるうえに、ゲームなどのアプリが最初からインストールされている場合もあります。ゲームには、大人だって夢中になるのですから、子どもにとっては最高の遊び道具になってしまうことも。とくに親のスマホをゲームがわりにしてすでに使っている場合、自分のケータイでも遊びたがることがあります。ケータイでのゲーム使用についても、家庭の方針をきちんと子どもに伝えるか、もしくは子どもと話し合って決めるようにしたいものです。また、中高学年になると、お友だちとおしゃべりしたくて電話やメールを使いたがることが増えるでしょう。キッズ用ケータイからスマホへの買い替えのお願いも、この時期に増えるようです。このように年齢によって利用したいサービスも異なっていきます。そして利用するサービスが増えることは、利用料金も伸びていくことが考えられます。ケータイなどのルールは、子どもの年齢に応じて見直しをする必要がでてきます。また同時にインターネットの利用についても各家庭によってルールを決め、子どもが犯罪などに巻き込まれないように親が見守る必要があります。私の友人も小学3年生の子どもにケータイを持たせていて、友だちに電話したいときには、固定電話や親のスマホを使わせているそうです。こうすれば使用時間を把握でき、無駄遣いも防げるといいます。■学校での対策は?小学生の携帯電話所持率が高くなっているとはいえ、持ち込みを禁止している学校も少なくありません。どうしても持たせる必要がある場合は、購入する前に先生に相談しましょう。このとき、「家庭の方針だからいいだろう」「防犯対策だから仕方ないでしょ」などと上から目線でものを言わないように注意して。どうしても必要な理由をていねいに説明することが大事です。学校での対策は、子どもに対しても必要です。それは、友だちに自慢しないようにしっかり話しておくことです。周りの子が持っていなかったりすると、優越感からか見せびらかしたりしたくなることがあるかもしれません。しかし、これが子ども同士のトラブルに発展することも。ケータイをなぜ持つのかの理由がきちんと説明して、子どもも理解していれば、こうしたトラブルは防げるはずです。ケータイはただ与えるだけでなく、使い方、ルールなども含めて親がフォローすることが大事です。また、ケータイを子どもに持たせたくないと考える家庭も少なくありません。どちらが正しい、間違っていると決められるものではないので、自分の考えを押し付けないように気をつけたいですね。<参考サイト>・内閣府 インターネット利用環境整備 保護者向け普及啓発リーフレット「ネットの危険からお子様を守るために、保護者ができること」 (平成29年1月版)・一般社団法人 情報教育研究所 「家庭ルールの作り方」 ・中央区役所 中央区消費生活センター 「家庭でのケイタイのルールを決めましょう」
2017年05月06日子どもが巻き込まれるた事件が報じられるたびに、何とも言えないほど、胸が苦しくなります。こうした悲しいニュースを聞くと、防犯ブザーの必要性を強く感じるママも多いことでしょう。私たちが子どものころはほとんど使われていなかった防犯ブザーですが、いまではさまざまなタイプがあり、親としては何を選べばいいのか悩みます。しかし防犯ブザーには選び方よりももっと大切なことがあります。■防犯ブザーの選び方防犯ブザーは大きな音を鳴らすことで、ほかの人へ身の危険を知らせると同時に、不審者が一瞬たじろいたすきに子どもが逃げるチャンスを作るためのアイテムです。音を鳴らす方法としては、ボタンを押す、ひもを引っ張るという、この2タイプがメジャーではないでしょうか。どちらを選べばいいのでしょうか。以前、防犯の専門家に取材したときは、次のようにアドバイスをされました。その答えは「子どもが使いやすいことがいちばん」。どんなに高性能であっても、実際に使う本人が操作できなければ意味がないからです。また、低学年の子どもの場合、ボタン式は使いやすいけれど、何も起きていないのにふざけて押してしまうなどの問題が生じることも。そのため、どのようなタイプのものでも、防犯ブザーのつける意味と役割を事前に教えておく必要があります。そして、実際にどのように使うのか、実践することも大事。店舗によっては購入前に実際に使わせてくれるところもあります。こうしたサービスを利用するのもいいですね。■防犯ブザーの正しくつける場所基本的な性能をチェックしたら、次に防犯ブザーをつける場所を考えます。防犯ブザーは、ランドセルやポケットの中に入れっぱなしでは意味がありません。すぐに使えるよう、ランドセルに装着するのが一般的。さらに、つける場所にも注意が必要です。サイドにつけている子どもを見かけることがありますが、これでは手が届かなくて使えないのでは? と心配になることがあります。<防犯ブザーをつける場所>防犯ブザーはランドセルのショルダーベルトにつけるのが基本。位置は胸の高さがいいとされていますが、実際につけてみて子どもに合わせて調整しましょう。最近では、防犯ブザー用のフックがついたランドセルが増えてきました。このフックにつけられる防犯ブザーアイテムを選んだほうが、装着具を選ぶ手間が省けます。首からかけられるタイプのものもありますが、ひもで首がしまったり、不安定な位置でブザーがつかめなかったりする恐れがあります。■さらに安全を求めるときの機能ここまでは基本中の基本。さらに安全を求めるなら、次のような機能がついたものも検討してはいかがでしょうか?●GPS機能人気のない田畑のあいだなどを通る場合には、ブザー音がほかの人に届かない可能性もあります。そんなときでもGPS(衛星利用測位システム)があれば、居場所を探しやすくなるのでおすすめです。これにプラスして、ブザーを使用したらセキュリティセンターに通報されるタイプも登場しています。●防水加工意外と忘れがちだけど、あると便利なのが、防水加工です。精密機器は雨などに弱いため、すぐに壊れてしまった、という話をママ友から聞くことも。そのため、こうした性能もチェックしておくといいですね。■買っただけで安心は危ない! 半数以上が使えないという事実防犯ブザーは買っただけで安心してしまいがち。でも、いざというときに使えなくては意味がありません。定期的にバッテリーの有無をチェックする、使い方を確認するなどのフォローを親が忘れずに行いましょう。国民生活センターが実施した調査によると、小学生が使用していた防犯ブザーの半数以上に、音がならないといった異常が生じていたそうです。消費者へのアドバイス1.最低でも1カ月に一度は家庭で保護者が作動確認を行い、電池の点検と交換も定期的に行いましょう。2.かばんなどの取扱いも含め、携帯時に強い衝撃を与えるなど、乱暴な扱いをしないように教えましょう。出典:出典:独立行政法人 国民生活センター 「防犯ブザーの電池切れや故障に注意!–いざという時のために家庭で点検を–」 ■防犯ブザーの訓練何もなければ防犯ブザーを使う機会がないので、子どもには危機感が持てないかもしれません。そんなときは、模擬訓練をするのがいいそうです。●訓練内容犯人役:パパ子ども:防犯ブザーのついたランドセルを背負う訓練:パパが犯人になって、子どもに後ろから抱きついても、ブザーを使うことができるか最初は遊びの一種と思ってまじめに取り組まないかもしれません。ケガなどには配慮するのはもちろんですが、犯人役は子どもの動きを完全に封じ込める勢いで臨むと、子どもも真剣に取り組みます。また、恐怖で防犯ブザーの存在を忘れてしまうことがあるため、大声を出す練習もおすすめ。家の中では難しくても、カラオケボックスなどを利用すれば、遠慮なく叫ぶことができます。一応、お店の方に大声を出す練習をすると伝えておくといいかもしれませんね。防犯ブザーは使う機会がないことがいちばんですが、「もしも」のために必要なもの。防犯ブザーを性能だけで選んで、親は安心してしまうのではなく、定期的なメンテナンス、そして防犯について子どもと話し合うことが大切です。
2017年05月05日小学生になると親が送り迎えをせず、子どもだけで登校するようになります。通学中に事故に遭わないかと交通量の多さなども気になりますが、防犯面もチェックしておきたいところ。新1年生はもちろん、2年生以上でも、あらためて通学路の安全性を見直しましょう。■ひと気の少ない道には危険がいっぱい!?悲しいことに、子どもが事件に巻き込まれるニュースが増えてきました。今日は大丈夫でも、ある日突然、犯罪者が現れるかもしれません。わが子を守るためにも、子どもがどのような道を歩いているのか、親の視点でチェックしていきましょう。・通学、帰宅時間の人通りの多さを確認住宅街の場合、日中は誰ともすれ違わないかもしれません。それでは少し心配してしまうかもしれませんが、庭いじりをしていたり、家の中で過ごしたりしている人がいれば、犯罪に巻き込まれるリスクは低くなります。犯罪者は誰かに見られることを嫌うので、家の中や庭から道路を見られるような場所では犯罪を起こしにくいのだとか。・暗い死角がないかチェック人通りがあったとしても、生い茂った木が道路にはみ出したりすると、暗い死角ができてしまいます。これは犯罪者にとって好都合です。それがたとえば公園の樹木ならば、危険をなくすように行政に相談してみるのもひとつの手です。・誰もいない通学路は、ひとりで通らせない郊外の場合は、誰もいない田畑や森林のあいだが通学路に指定されていることも。だからといって、別のルートがあるわけではなく、夕方になると大人でもちょっと怖いと感じる道もあります。こうした通学路を通らなければならない場合は、登校班のように集団行動が基本になっていると思います。しかし、忘れものを取りに帰ったときなど、ひとりになった瞬間に事件は起きるものです。子どもには、なるべくひとりで通らないように話しておきましょう。忘れものをしないように、前日確認の習慣をつけさせることも、普段からできる対策です。通学路で、子どもがひとりになってしまう可能性のある場所があれば、交代での見回りを近所の方や学校の先生に相談した上で、対策を検討してみるのもよいでしょう。■人が多いマンションにも注意が必要マンションや団地のような集合住宅は、人の出入りがつねにあり、安心できると思いがちです。しかし、多くの人が出入りするということは、見知らぬ人がやってきてもわからないということでもあります。たとえオートロックがついていても、絶対に安全とは言い切れません。・集合住宅の中に死角がある場合も集合住宅で死角になりやすいのは、階段の踊り場やエレベーターです。ほかにも、駐車場・駐輪場、ゴミ捨て場付近は人の目が届きにくいことも。こうした場所に不安を感じるならば、センサーライトや監視カメラをつける、交代で見回りをするなどの対策を、管理組合に相談してみましょう。日本は治安がいいといわれていますが、それでも子どもを狙った犯罪は後を絶ちません。少しでもリスクを減らすためにも、危険な場所がないかチェックし、早めの対策を講じることが必要かもしれません。
2017年05月04日家を守るためにする防犯対策には様々な方法があります。玄関の鍵をダブルロックにしたり、ディンプルキーに変えたりと、空き巣に入られないための工夫は多く見られます。では、ベランダや窓の防犯対策はどうでしょうか?「家は2階だから大丈夫」「最上階だから、ベランダや窓から空き巣に入られる心配はない」と思っていませんか?実は空き巣被害は玄関から侵入されるケースよりも、ベランダから侵入されるケースのほうが多いと言われています。そこで今回は、ベランダや窓の防犯対策についてご紹介していきましょう。■空き巣に狙われやすいベランダの特徴とは?空き巣の被害に遭った人の多くは、「まさか自分が空き巣被害に遭うとは思ってもいなかった」と感じるでしょう。貴金属が多くありそうな大きな家でもなければ、家に大した貴重品も置いていない。それにも関わらず、空き巣はどうしてその家に侵入するのかを想像してみてください。空き巣はパソコンやテレビなど、盗られるとは考えにくいものまで盗んでいきます。つまり、高級品が多くありそうな家だけではなく、一般的な家庭も空き巣の狙い目になる可能性は十分に考えられます。では、空き巣は具体的にどんな家を狙うのでしょうか?結論から言うと、空き巣は多くの貴金属がありそうな家をターゲットにするのではなく、「侵入しやすい家」を狙うとされています。例えば中に多くの貴金属がありそうな家でも、防犯対策が十分に施されている家に空き巣は侵入しません。空き巣が狙い目にするのは、防犯対策がきちんと施されていない家です。空き巣は玄関や庭からも侵入しますが、特にベランダからの侵入を軽視してはいけません。2階以上のベランダであっても、条件さえそろっていれば空き巣は侵入を計画します。ベランダは油断しやすい箇所なので、以下では空き巣に狙われやすいベランダの特徴について解説していきましょう。【その1】外から見えにくいつくりになっている人通りの少ない路地裏に面しているベランダは要注意です。侵入するところを周囲に見られてしまったらすぐに通報されてしまうことから、空き巣は人目につきにくいベランダを狙う傾向にあります。また、人通りが少ない通りに面していなくても、ベランダに背の高い植木を置いていたり、日除けのためのシートを張っていたりするケースも危険です。外からに見えにくくなっているベランダは侵入後に人目を気にする必要がないので、空き巣が侵入を試みやすいと言えます。【その2】留守中に窓が開けっぱなしになっている留守だと思われる家の窓が開いていたらどうでしょうか?空き巣はここぞとばかりに侵入してくるでしょう。例えば「少しゴミ出しに行くだけだから」と、窓を開けっ放しで出かけた隙に空き巣に入られる被害も見られます。たとえ高層階だとしても、隣の住人に侵入される可能性も考えられるので、留守中の窓の開けっ放しは大変危険です。【その3】ベランダの囲いが壁になっているベランダの囲いが壁になっていると、窓ガラスを割り鍵を開けて侵入するところを周囲から見られにくいため、空き巣は作業がしやすいと判断します。壁になっているベランダの囲いは、空き巣にとっては最高の隠れ場所になりかねません。【その4】ほかの場所から飛び移れる構造になっている近くに登ることができる木があったり、隣家との距離が近かったりする場合にも注意が必要です。ベランダの周りに登りやすいものがなかったとしても、空き巣は木や隣家から狙ったベランダに飛び移ってくる可能性があるためです。なお、「ベランダに面している道路に人通りが多いから」と言って油断してはいけません。不特定多数の人が出入りする公園やコンビニの近くなどは、怪しまれずに下見がしやすい傾向にあるので、空き巣の狙い目となる可能性も十分に考えられます。■ベランダの防犯はどうしたらいいの?具体的な方法を解説!玄関の鍵の性能が上がってきたことなどから、空き巣は相当の技術がないと玄関から侵入することは難しくなっている傾向にあります。そのため、近年では玄関よりも窓から侵入する空き巣が増えていると言われています。では、空き巣が侵入を試みやすいベランダの防犯をするためには、具体的にどのような対策を施すべきなのでしょうか?以下で詳しく見ていきましょう。【その1】自宅を留守だと思わせない空き巣は侵入しようと思っている家の下見をし、主に留守中を狙って侵入しようとします。そのため、仕事や外出などで留守にすることの多い単身向けのマンションなどは特に狙われやすいと言えます。24時間見張られていたら外出を悟られないことは難しいですが、空き巣は周りに「怪しい」と感じさせないために、長く下見をすることは基本的にありません。そのため、外から見て「在宅している」と思わせる工夫を施しましょう。例えば、夜まで留守にする可能性がある場合には、電気をつけっぱなしで出かけるといった対策があります。また、外に設置されている電気や水道のメーターも在宅の有無を確認する手段となっていますので、昼間の外出の場合はテレビやエアコンをつけっぱなしで出かける方法も効果的です。【その2】生活パターンを読み取らせない毎日電気をつけっぱなしにしておくと、「つけっぱなしで出かける生活習慣なのでは」と悟られてしまう恐れがあります。そのため生活パターンを読み取らせない工夫として、外に光が漏れにくい遮光カーテンを使用したり、電気をつけっぱなしで出かける日と消している日をランダムにしたりするなど、パターンを読み取らせない工夫をするようにしましょう。【その3】常に戸締りをする常に戸締りをしていることも大切です。例えば夜の時間帯は、在宅しているからという理由で窓を開けっ放しにしているなど、空き巣に「防犯意識が低い」と思わせるような行動を取るとターゲットにされやすくなります。外出時の戸締りはもちろんですが、在宅時の戸締りもこまめにすることで、空き巣に狙われにくい家を作ることができます。「この家は防犯対策がされているから避けよう」と空き巣に思わせるような対策をすることが最も効果的です。【その4】ベランダに防犯グッズを設置する住宅の構造上、どうしても侵入されやすいベランダも存在します。そのようなベランダに関しては、防犯グッズの活用を検討してみましょう。例えば、ベランダに人が歩くとジャリジャリと音が鳴る砂利を敷けば、空き巣は警戒をする可能性が高いでしょう。ベランダへの侵入自体を防ぐために、トゲトゲが連なっている「忍び返し」などを設置する方法も効果的です。ほかにも、人が近づくと音が鳴ったりライトが点灯したりするセンサーライトや、防犯カメラを設置しておく方法も考えられます。ダミーの防犯カメラも効果的であり、わかりやすい形で防犯対策を施しておけば、それだけ空き巣は警戒心を強めます。【その5】侵入に時間がかかる工夫をする空き巣は侵入に時間がかかる家の場合は、侵入を諦めやすい傾向があります。一般的には、侵入するまでに5分~10分以上かかる場合に侵入を諦めるとされています。そのため、窓の鍵を開けるのに時間がかかる対策をしておく方法も効果的です。例えば、ベランダの窓を防犯ガラスにしておくことや、窓に防犯フィルムを貼っておくなどの対策があります。中には鉄線が張り巡らされている窓も見られますが、これは窓が割れにくくなっているのではなく、割れた際のガラスの飛散を防止するための工夫なので勘違いしないようにしましょう。また、玄関だけでなく窓にも補助錠をつけ、ダブルロックにする方法も空き巣に侵入を諦めさせるきっかけとなります。1つだと思っていた鍵を壊してもさらに鍵があることが発覚した場合、その鍵を見つけ出すために時間を費やす必要があるので、空き巣は侵入を諦めやすい傾向にあります。■窓のシャッターは防犯に有効?一般的に家庭で使用されているシャッターは、雨や風が窓に叩きつけるのを防ぐためのものです。「シャッターがあるから空き巣は窓から侵入しない」というわけではありません。逆に常にシャッターが閉まっていると、留守が長いと判断されることにより、空き巣のターゲットになりかねないと言えます。ただし、家庭用のシャッターも開ける時や壊す時に音が出るため、うまく活用すれば空き巣の抑止効果は期待できるでしょう。特に、入浴時や就寝時など夜になったら閉める習慣をつけることで、在宅時の空き巣の侵入を防ぐことができます。また、家庭用のシャッターには内側に鍵がついている製品が多く見られますが、シャッターを閉めた時には忘れずに鍵をかけるようにしましょう。シャッターの防犯力をさらに高めるには、窓と同じようにツーロックにする方法があります。他にも、シャッターの性質で防犯効果を高められる場合があります。例えば、シャッターの材質はスチールタイプのものに比べ、アルミタイプの製品のほうが穴が開けにくくなります。また、CPマークがついた「防犯シャッター」と呼ばれる製品に交換する方法も効果的です。CPマークとは、住宅性能表示基準の中で防犯性能の高い建築部品だと判断されたものにつけられるマークです。CPマークがついているシャッターを使用することで、空き巣にこじ開けられる可能性も低くなるでしょう。シャッターをするほどでもないトイレやお風呂場にある小窓に関しては、つい防犯対策を忘れがちですが、空き巣は小窓ほど侵入に使うと言われています。「面格子と呼ばれる窓サッシがついているから安心だ」と思われる方もいますが、面格子は空き巣にとって数秒で取り外し、侵入後に付け直すこともできてしまうものです。そのため、小窓に面格子を付ける場合にもCPマークがついている面格子を選ぶことをおすすめします。CPマークがついている面格子は、一般的に使用されているドライバーが使えないネジを使用して設置されるため、空き巣にこじ開けられにくくなります。■防犯性が高い電動シャッターも防犯対策に効果的シャッターには、「電動シャッター」と呼ばれる製品もあります。電動シャッターとはモーターで動くシャッターのことであり、手動ではなくスイッチを押すことで電動で動くものです。手動式のシャッターに比べて重く作られていることから、手でこじ開けることは難しいので防犯性が高いとされています。また、電動シャッターはスイッチで操作ができるので、窓を開けることなく開け閉めをすることが可能です。力のない子どもやお年寄りでも使用することができます。音も手動式のシャッターに比べて静かなので、近所の方に気を遣うことなく夜の開け閉めができるというメリットもあるでしょう。ただし、電動シャッターは手動式のシャッターに比べて多くのコストがかかる点、停電時には使用できない点などのデメリットもあります。シャッターの性能が上がっているのと同時に空き巣の手口も巧妙化しているため、遠隔操作で電動シャッターを開ける空き巣も見られます。電動シャッターを操作するスイッチは、屋外に設置すると操作ボックスをこじ開けられてシャッターを開けられてしまう可能性があるため、屋内に設置することが望ましいです。どうしても外に設置する必要がある場合には、操作ボックスのこじ開け対策も厳重にする必要があるでしょう。また、スイッチが無線式だと空き巣犯がマルチ発信機で違法電波を発し、操作できてしまうという事例もあります。この場合には無線式ではなく赤外線式のスイッチを使用することで、電動シャッターが違法電波に反応することを防げます。■まとめ空き巣は私たちのちょっとした油断につけこみ、侵入してきます。一度空き巣に入られると家にいることも不安になり、安心で快適な生活が脅かされてしまうでしょう。空き巣は立派な犯罪ですが、実際の空き巣は様々な手を尽くし、捕まらないように入念に計画を立てます。防犯対策をしなくても空き巣に入られることのない世の中であることが一番の理想ですが、そうではないことが現実です。自分たちの生活を守り安心して生活するためにも、この機会に家の防犯対策を今一度見直してみてはいかがでしょうか?
2017年03月27日防犯ブザーやキッズ携帯など、子どもに対しての防犯グッズが注目される中、子どもたちへの防犯教育はどうしていますか? 防犯グッズよりもまずは子どもたち自身に危機感と対処法を教えることが大切なのかもしれません。みんなどれくらい救育しているか調査してみました。Q.お子さまにどれくらい防犯教育をしていますか?1.定期的にしている 20.1%2.時々している 54.6%3.あまりしていない 21.0%4.全くしていない 3.1%5.わからない・どちらとも言えない 1.3%定期的にしているという人と時々しているという人を合わせると74.7%に。やはり、今どきの親たちは子どもの防犯に対して気をつけているようです。■ニュースや事件を通じて教える子どもには他人事にしないためにも、ニュースや事件があったときには話をするという親が多くいました。もし、同じようなことがあったらどうしたらいいかなど話し合うきっかけにもなります。「ニュースを見たときや、学校からの不審者情報が送られて来たときなどをきっかけとして話をします」(神奈川県 40代女性)「新聞やニュースなどで目にしたときに『中学生だからって安心できないよ』『これ、新しい手口じゃない?』なんて話をしたり、できるだけタイムリーに話題にあげるようにしています」(神奈川県 40代女性)「ニュースで同じ年頃の子の事件などがあると、他人事ではないと親身に話します。習い事のお迎え用に購入したキッズ携帯はかなり役に立っています」(茨城県 40代女性)■「知らない人にはついていかない」が基本優しそうな人、ほしいものを買ってあげるという人、「お母さんに頼まれて」という人、いろんな手を使って子どもに近づく甘い罠に引っかからないように、知らない人にはついていかないが基本です。「子どもたちには、本当に悪い人は悪い格好してないし、とっても親切な顔をして近づいて来るんだからね、としつこく言い続けています。連れ去り事件などあると本当に怖くて不安になります」(東京都 40代女性)「今の時代、知らない人に声をかけられたら怪しい人だと警戒するように話ししています。顔見知りでも何があるかわからないと思っています。警戒しすぎかなぁ〜」(佐賀県 40代女性)「知らない人に『お父さんが事故で』とか『お母さんに頼まれて』とか言われても、絶対についていかないように言っています」(千葉県 40代女性)■挨拶運動に矛盾を感じる親も挨拶はすべての人にするもの。知らない人に対して無視するのではなく、こちらからは同じように接することで不審者対策にもなるのかもしれません。「本当に難しい世の中になりましたね。学校でよくある挨拶運動。見知らぬ人は無視。どこか矛盾を感じることも……。無視ではなく挨拶だけは大きな声でハキハキとする方が、不審者も警戒するだろうし、挨拶ができる子になってくれると思います」(静岡県 40代男性)Q.お子さまにどれくらい防犯教育をしていますか?アンケート回答数:7782件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年01月20日近頃は街中や住宅街などいたるところで防犯カメラを見かけますよね。安全の観点からは欠かせない防犯カメラですが、「なんでこんなに画質が悪いんだろう…」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか?これでは、防犯カメラの映像を参考にしようにも、中々参考に出来ないこともあるのでは?と思うのも普通かもしれません。確かに、高画質にすると、保存するハードディスクなどの容量をすぐに圧迫してしまうという問題があるのは事実です。しかし、それだけではない、防犯カメラの画質を落とす意外な理由を紹介します。*画像はイメージです:■肖像権侵害とプライバシー侵害を回避する防犯カメラの画質を落としているのは、記憶容量の技術的な理由に加えて、法律上、被写体の人物から肖像権侵害もしくはプライバシー侵害で損害賠償請求されるリスクを低減することが目的であると考えられます。店舗や公共施設管理者の私人が撮影する場合と、警察や行政機関が設置する場合で違法となるか否かの基準がやや異なります。 ■肖像権とは肖像権とは、憲法上の幸福追求権を根拠にしたみだりに撮影されない権利、あるいは撮影された写真をみだりに利用されない権利であると把握されています。プライバシー権とともに、法律ではなく、憲法を基に判例上認められているものです。 ■警察・行政機関の撮影犯罪予防目的の撮影録画の場合、犯罪発生の蓋然性、緊急性、防犯カメラ設置の必要性、撮影態様の相当性を総合的に考慮し、必要最低限な範囲に限り、違法となりません。そのため、よほどの犯罪多発地区でもない限り、犯罪が起きてもないのに、無断で撮影して長期間保存することは、違法と判断されかねません。明確に映っていなくても犯人検挙に十分な程度まで画質を落とし、犯罪発生後に直前の録画分のみ取り出すことで、必要最低限の撮影にとどまるようにしているのです。 ■私人による撮影違法か適法かの明確な基準を定めた法律はありません。一般には、被写体の肖像権・プライバシー権の尊重と撮影者の防犯の必要性(生命身体財産の尊重)の利益衡量で決まると考えられます。 ■鮮明な画像を長期保存する必要性を考慮民事裁判でも街中やコンビニ店舗にある防犯カメラの映像を使用したいと思うことがよくありますが、設置管理者に問い合わせると、「そもそも録画していない」「直近1週間分しか録画されない」との回答が返ってくることが多いです。警察が設置する場合には、録画しなくても「監視」できれば防犯効果を得られる上、臨場することもできますので、鮮明な画像を長期間保存する必要性は実際上もありません。私人が防犯目的で設置する場合も、犯罪発生後に犯人特定に足る程度の画質で、直前分を遡れば足りるので、肖像権侵害やプライバシー侵害のリスクを冒してまで鮮明な画像を長期間保存する扱いをすることが少ないのだと思われます。なお、防犯カメラの映像に著作権が発生することも場合によってはありえますが、映像の著作権は撮影者に帰属するので、被写体の著作権のために画質を落としているわけではありません。 *この記事は2014年6月に掲載されたものを再編集しています。*著者:弁護士 星野宏明(星野法律事務所。顧問法務、不動産、太陽光自然エネルギー、中 国法務、農業、不貞による慰謝料、外国人の離婚事件等が専門。)【画像】イメージです*pixinoo / Shutterstock
2016年11月14日ANGIE読者の皆様は、自分の身を守るために何か防犯対策はされていますか?女性なら1度や2度、危ない目に遭った経験があるかと思います。怖い思いをした直後は気をつけるけれど、時間が経つと忘れて無防備になりがち……。油断しているそんなときこそ、危険なのです。そこで今回は、アラサー女性の皆がどんな防犯対策をしているのかを聞いてきました!1. エレベーターになるべく男性と2人きりで乗らない「学生時代にエレベーターの中で痴漢されてから、なるべく知らない男性と2人きりではエレベーターに乗らないようにしてる。2人きりで乗らないといけない状況になったら、私は階段を使う」(事務職/30歳)こちらは私も極力気をつけていること。ただ階段では移動できないケースもありますから、必ず実行できるわけではありませんよね。そんなときは、ボタンの近くに乗りましょう。そうすれば危険を感じたときに、咄嗟に近い階のボタンを押して降りることも、非常ボタンを押すこともできます。警戒し過ぎていると相手に失礼かな?と思う気持ちも分かりますが、危険な目に遭うよりはマシ……。警戒しているという姿勢を見せるだけで、狙われにくくもなります。2. 玄関扉の覗き穴を、外から見えないように塞ぐ「玄関扉の覗き穴から中を覗かれてたことがあって、それ以来外から覗けないように中から塞いでる」(事務職/29歳)この対策をとっている女性はとても多く、私もそのうちの一人です。防犯用のドアスコープは通販でも低価格でよく見かけるので、付け替えるのもアリですね。他にも、カーテンの色をピンクや黄色などのいかにも女性らしい色にはせず、黒や茶色などシックなものにしているという女性もいました。そして一番多かったのは、やはり女性の一人暮らしとバレないように洗濯物を外に干さないという対策。どれも簡単にできることなので、ぜひ参考にしてみてください。3. 個人情報が記載された書類を捨てるときは、細かく破ってゴミ袋を分ける「明細書とか郵便物とか、個人情報が書いてある書類を捨てるときは細かく破って、いくつものゴミ袋に分けて捨ててるよ。それだけでは足りない気もしてきて、家庭用のシュレッターを買おうかと思ってる」(警察官/30歳)いろいろ対策をしていても、詰めが甘くなりやすいゴミの処理。住所や名前など、個人情報が記載されたものは細かく破るだけでは不十分。悪用しようと思えばつなぎ合わせることくらい簡単にできますからね。複数のゴミ袋に分けて捨てればリスクはかなり軽減できるはずです。コメントをくれた彼女のように、シュレッターまで用意すれば完璧なのでしょうが……。そこまでは面倒くさいという方も、ゴミ袋を分けるくらいなら簡単にできるので、心がけてみては?4. 自宅の近くに不審者がいたら、部屋に入らない「ストーカーにつきまとわれたことがあるから、自宅前に怪しい人がいるときはすぐ家に入らないで、近くのコンビニへ寄って時間を潰してから帰るようにしてる。自宅を特定されるのが嫌だから」(ホステス/29歳)自宅を特定されたくないという意見は、都会で一人暮らしをする女性から特に多く挙がりました。コンビニやレンタルショップなど、時間を潰せそうな場所をいくつか見つけておくといいかもしれませんね。その他、仕事柄男性に送ってもらうことの多い女性は、自宅前ではなく少しだけ離れたところで降ろしてもらうなどの対策もとっているようです。いかがでしたか?気が緩んでいるときこそ危険な目に遭う可能性が!取り返しがつかないことになる前に、しっかり対策をしましょう!
2016年08月14日前回 に続き、子どものための防犯術です。今回は、子どもが不審者から逃げきるために知っておきたいことをご紹介します。逃げ切るためには何m走れば助かるのでしょう。10m? 20m? いやいや30m? さて、何mだと思いますか?■犯罪者は何m追いかけるとあきらめる?「怪しい人がこっちに向かってきた! 周りに誰もいない!」というピンチのとき、子どもが、走って追いかけてくる大人を振りきるにはどうしたらいいのでしょうか。ある調査で、犯罪者が子どもを狙って犯罪におよぶ際の、やる気と距離の関係を調べた結果、次のようなことがわかったそうです。(注2)始めの4mまでは「やる気」が続き、8mを過ぎると「無理かな」という気持ちが生じ、さらに10mを超えると「がくっ」とやる気が落ち、16m前後で「ダメかな?」と思い、20mで「ダメだ」と完全にあきらめる傾向があるのだとか。つまり、20m走り抜けることができれば、犯罪者から逃げきれる、というわけです。ですが、子どもが大人につかまらずに20mも走り抜けることってできるのでしょうか。実は、ある条件があれば、可能になることがわかっています。小学2年から中学2年までの子どもを対象に、最初に犯罪者役の大学生との距離が何メーあれば20m逃げきれるか、という実験を重ねたところ、すべての年齢で、犯罪者と対峙する4m手前から走らなければ逃げきれないということがわかりました。ランドセルやかばんを持っている場合は、6mの距離が必要で、それより近い場合は持っているものを道に投げ捨てて、全力で走らなければ追いつかれてしまうということです。(注2)『犯罪からの子どもの安全を科学する~「安全基礎体力」づくりをめざして~』(清永賢二:監修/清永奈穂・田中賢・篠原惇理:著/ミネルヴァ書房) ■20m走り抜ける訓練をしてみようぜひ一度、子どもと20m走り抜ける訓練をしてみましょう。まず、4mの距離を体感するために、外で4m離れて向き合ってみましょう。大人の歩幅でだいたい7~8歩。そこから両者が1歩ずつ離れると約6mです。「怪しいな」と思う人とすれ違うときは、この距離より近づかないことが大切です。道幅が狭く、この距離が取れない場合は、来た道を戻る勇気も必要です。大人が不審者役になって、子どもが20m逃げきれるか走ってみましょう。逃げたら近くにいる人に助けを求めるところまで訓練しておくと、実際に何かあったときに迷うことなく行動できるでしょう。■怪しい人ってどんな人?何かされる前に、怪しい人かどうか見極めるために、次の行動に当てはまる人がいたら要注意。怪しい人の特徴を確認しましょう。<怪しい人の5つの特徴 「はちみつじまん」>・知らないのになにかとはなしかける人、・理由もないのにちかづいてくる人、・あなたがくるのを道のはし(車のそば)でじっとみつめてくる人、・いつでも、どこでも、いつまでもついてくる人、・あなたがくるのをじっとまっている人、こういう人に会ったら、ん!?と注意(清永奈穂・清永賢二『犯罪からの安全学習ノート』より) ■怪しいなと思ったら…ためらわない、間違いを怖れない、すぐに大人に話すなにか危害を加えられたときは、すぐに助けを求めに行くと思いますが、ただついてくる、じっと見てくる、といったことだけだと、助けを求めていいかどうか、ためらってしまうかもしれません。しかし、何かが起こってからでは遅いというもの。少しでも怪しいときは、ためらわずに助けを求めるよう、話しておきましょう。また、間違いを怖れて、「防犯ブザーのひもを引けない」「大声を出せない」ということもあるかもしれません。間違ってしまったら、「すみません」と丁寧に謝ればすむ話です。必要なら親も謝りに行きましょう。じっと見られた、つきまとわれた、体をさわられた、という被害にあっても、警察に通報しない場合が多いといわれています。怖くて話せなかったり、怒られるんじゃないかと心配したり、恥ずかしいと思ったりして、家族に話せないこともあります。「たいしたことじゃない」と思っても、大きな事件を防ぐためにも、子どもの様子が変だなと思ったら、しっかり聞き出しましょう。「怖かったね」「よく頑張ったね」と声をかけて、安心させてあげることが大切です。さらなる犯罪の予防のためにも、なるべく学校や警察に連絡して、地域で情報を共有しましょう。参考: 親子で身につける防犯術 おそわれたらどうする? | 子育てに役立つ情報満載【すくコム】 | NHKエデュケーショナル
2016年07月13日新年度のスタートから1ヶ月がたちました。入園、入学、進学など、新しい環境に慣れるのに精一杯だったお子さんも、ゴールデンウィークが明けたいま、ほんの少し気がゆるみやすくなったり、注意力が散漫になったりするころかもしれません。特に、子どもの成長にともない、親の目から離れる時間が増えてくると、どうしても気になるのが身の回りの安全のこと。中学生の少女が連れ去られ、監禁されていた事件も記憶に新しく、あらためてわが子の防犯への意識が高まっているパパ・ママは多いのではないでしょうか。そこで今回は、子どもの安全のために役立つ、防犯サービスをご紹介します。■子どもの被害件数は2万件以上! 事前の情報キャッチが鍵に平成27年度版の警察白書から13歳未満の子どもの被害件数をみてみると、平成17年で34,459件発生していたのが、26年では24,707件と、年々ゆるやかに減少しています。しかし、犯罪の内容をみると、26年中は強制わいせつが1,095件、公然わいせつ133件、略取・誘拐109件と、決して見過ごせない数字になっています。そこで、警視庁が子どもの防犯の取り組みとして行っているのが「メールけいしちょう」サービス。無料登録をすることで、各地域で起きた事件などの情報がメールで配信される仕組みです。エリアの選択はもちろん、声かけ、公然わいせつなど、子どもに対する犯罪のみの情報を受信する設定も可能です。いち早く情報をキャッチできれば、子どもへの警戒の呼びかけがスムーズに行えそうです。警視庁以外にも、子どもが安心して過ごせる取り組みを行うさまざまな団体や企業があります。■「防犯笛」の配布活動も。子どもたちを見守る、マクドナルドの取り組み自分の身に危険がせまっているとき、幼い子どもでもとっさに吹くだけで「ピーッ」と大きな音が出る防犯笛は、もしものときにそなえて常に持たせておきたいアイテムです。マクドナルドでは、2003年に沖縄県の店舗が地域の要請を受けて防犯笛を提供したことからはじまり、毎年新小学1年生を対象に、全国各地の教育委員会や警察と協力しながら、小学校で防犯笛の配布を行っています。2016年は47都道府県で、新1年生の約80%にものぼる85万9,223個を提供しています(2016年4月5日現在)。マクドナルドのロゴと同じイエローカラーの防犯笛は、ランドセルやバッグにつけているだけでも目立ちやすく、防犯に一役買いそうです。また、防犯笛の配布活動以外にも、全国の幼稚園や保育園、小学校で人気キャラクター、ドナルド・マクドナルドによる防犯・食育教室「ハロードナルド」の開催や、一部地域の店舗では、いざというときに子どもが駆け込める「子供110番の家」の活動も行っており、長年にわたって安全・安心な街づくりのサポートをしています。■もしものときのSOSに! 「タクシーこども110番」東京ハイヤー・タクシー協会では、子どもを犯罪や事件などから守るための取り組みとして「タクシーこども110番」制度を設けています。これは、子どもから助けを求められたらタクシー内で保護し、警察の指示のもと安全確保に努める取り組み。該当するタクシーには左右の後ろドア横に、警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」が描かれたステッカーが貼られています。怖い目にあいそうなとき、近くの道路にタクシーを見つけたら迷わずSOSを出すよう、お子さんに教えておくとよいでしょう。子どもが怖い目にあうさまざまなニュースに心を痛めるたびに、どこかで「わが子にかぎって」と思うのではないでしょうか。しかし、考えたくないことですが、可能性はゼロではありません。親も子もたしかな情報と知識を身につけ、ひとりひとりが防犯意識を持つことはもちろん、犯罪がおこりにくい街の雰囲気づくりをすることも、子どもを犯罪から遠ざけるために大切なことです。身近にある団体や企業が、さまざまな取り組みとともに地域の目として子どもたちの安全・安心を見守っていることを知ると、少し安心感につながりそうです。この機会にお子さんと防犯について話し合ったり、防犯サービスを上手に活用しながら、大切なわが子が毎日のびのびと、安心して過ごせる環境を整えてみてはいかがでしょうか。参考資料・ 平成27年度版警察白書 ・ メールけいしちょう ・ タクシーこども110番(一般社団法人 東京ハイヤー・タクシー協会) ・ 日本マクドナルド:(McDonald's CSR Report 2015)
2016年05月12日こんにちは。医療カウンセラーのyoshiです。介護用品を利用しようと思い、情報を集めたものの、いざ利用しようとしたときに、誰かに相談をしたいと思うことはないでしょうか。そのときに、誰に相談をすれば良いのかというのが、いまいちよく分からないものです。介護用品の情報は見つけられても、相談についての情報が見つからない場合はあるものです。●まずはリハビリの専門職に介護用品について相談する場合、介護保険を利用していればケアマネージャーを通せば良いのですが、利用していない場合、リハビリの専門職に相談をしてみましょう。リハビリ科のある病院 などであれば、受付をしていることもあります。また、より気軽に相談できる場所としては、“福祉機器展示コーナー”があります。地域の展示コーナーなどを利用すれば、介護用品についての相談を受け付けてくれる場合や、そこから専門機関につなげていくことができる場合もあります。また展示コーナーということで、どのような福祉機器があるのかを知ることができるので、用具に対する理解を深めることもできます。●より手軽に相談をしていきたい場合より手軽に、確実に相談をしていきたい場合、介護用品を扱っている、レンタルなどを行っている会社に相談をする方法があります。レンタル業などを行っている会社であれば、ほぼ必ず相談も受けつけているものです。ただ、この際、多種多様な会社があるため、どの会社を利用していくのかをよく検討していく必要はあります。・身体機能 などを考慮して、用具を選んでいきたい場合には「リハビリ職への相談」・どのような用具 があるのかを知りつつ気軽に相談をしたい場合には「福祉機器展示コーナー」・レンタルや、介護保険 を利用していきたいと思っている場合には「介護用品を扱っている会社」を選択していくと良いでしょう。上記のどこか1つで相談することで、他の2つと効率よくつながっていくこともあるため、一番相談したいことは何であるのかを考えて、相談をすると良いです。【参考リンク】・はじめての福祉機器の選び方・使い方 | 保健福祉広報協会()●ライター/yoshi
2016年03月04日パナソニックは1月29日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、同社が開発した高解像度4Kネットワークカメラなどを活用した防犯カメラシステムの実証実験を、2月14日に市立吹田サッカースタジアムで実施すると発表した。今回の実証実験は、同社が開発した高解像度4Kネットワークカメラおよび9メガピクセル全方位ネットワークカメラなどを活用した防犯カメラシステムを、市立吹田サッカースタジアムに設置し、スタジアムに来場する観客の行動や混雑状況などを見守るというもの。カメラでは、スタジアム内で起こる観客の危険行為や混雑などの事案・事象を検知し、その事案・事象部分を最適な大きさに切り出し拡大表示するという。切り出された画像による事案・事象の視認性を評価することで、スタジアムにおける高解像度ネットワークカメラの有用性を確認するとしている。
2016年02月01日セコムは11日、民間防犯用としては世界初という自律型飛行監視ロボット「セコムドローン」のサービス提供を開始した。改正航空法の施行に伴う国の承認を10日朝に取得した。○侵入者を追尾して、画像を無線で送信同ドローンは、同社が長年培ってきた画像技術やセンシング技術、防犯・飛行ロボット技術を活用し、同社独自のコンセプト、ノウハウで開発した自律型飛行監視ロボット。監視カメラとLEDライトを搭載。侵入異常発生時に対象の車や人に上空から接近して、近距離で車の周囲を飛行し、車のナンバーや車種、ボディカラー、人の顔や身なりなどを撮影する。画像を無線でセコムのコントロールセンターに送信することで、不審車(者)の追跡・確保に役立つことができるという。同社は「監視カメラは死角が発生したり、台数が必要になったりするが、セコムドローンの場合は侵入者を追尾するため死角がなくなり、何が起きているかを迅速に把握してセコムのコントロールセンターに送ることができ、より適切な対応が可能になる」と話している。サイズは幅570mm(対角685mm)×奥行570mm×高さ225mm、重さは2.2kg(バッテリーを含む)、飛行速度は時速10km、飛行高度は不審者・不審車両追跡時3~5m。価格は月額5,000円(税別)~、工事料(ドローンポート、制御部含む)は80万円(税別)~。
2015年12月11日Amazon.co.jpは15日、プライム会員向けの新サービスとして、食品や生活用品などの日用品を1つから販売する「Amazonパントリー」を開始した。商品はパントリー専用の箱に梱包されて届けられる。Amazonパントリーは、日常的に購入する食品や日用品といった低単価の商品を小量から購入できるサービス。発注数は1つでも対応するため、ペットボトル1本やカップ麺1個などから注文できる。商品は1箱290円のパンドリー専用箱にまとめられて届けられる。商品ごとに「パントリーBox使用率」を表示し、パントリー専用箱がどの程度埋まるかを分かるようにした。取扱い商品は、食品、調味料、お菓子、ドリンク、お酒、日用品、ペット用品など。また、単品の販売だけではなく、「和風朝ごはん」「風邪・インフル対策」「夜更かしセット」など、購入シーンに合わせたパッケージでの提案も行う。
2015年09月15日物騒な事件が相次いでいる昨今。優雅で気ままなおひとりさま暮らしを安心して送るためにも、今一度防犯に対する意識を高めておきたいもの。そこで今回は、日常に潜む危険と対策について、お話していきたいと思います。日ごろの行動を振り返り、自分の身を守るためにできることを再確認してみてくださいね。外出時【出勤コースを不定期に変える】仕事などで毎日決まった時間に決まったコースを通るという人も多いはず。でも犯罪者にしてみれば、あなたの生活パターンを知り、待ち伏せしやすい環境なんです。少し遠回りでも違う経路を通る、電車通勤であれば乗る時間や車両を変えるなど、変化をつけましょう。特に帰り道は家の場所を突き止められる可能性もあるので、立ち寄るコンビニを変えるなどの工夫も忘れずに。【スマホは通話のみ】駅や道でスマホをいじりながら歩いていると周囲への意識が薄れ、後をつけられていても気づけません。犯罪者にとって好都合の条件を与えてしまいます。特に人通りの少ない道では背後の気配や足音にも意識を向け、ときおり振り返って確認する習慣をつけましょう。なお、暗い夜道では誰か(できれば男性)と会話をしながら歩いたほうが、犯罪者に襲わせる隙を与えずに済みます。【ロックのないフリーWi-Fiは使用しない】カフェなど公共の場でも接続しやすいWi-Fiですが、ロックのないフリーWi-Fiはアカウントの乗っ取りやデータの抜き取りなどの危険をはらんでいることがあるので、使用しないようにしましょう。離れたところからスマホを操作されて会話を盗み聞きされたり、カメラ機能で覗かれたり、内部データを盗まれたりする可能性もあります。自分では気づきにくいという恐ろしい一面も。人間関係【近隣にどんな人が住んでいるか確認しておく】都会のマンションなどでひとり暮らしをしていると、となりの部屋でさえどんな人が住んでいるのか知らないということがよくあります。入居時に管理人へ質問して、同性なのか異性なのか、何人暮らしか、どのくらいの年代なのかを確認しておきましょう。【別れた後はカギや住居を変える】失恋後に引っ越しをして気分一新を図る人もいますが、実はこれ、防犯面からみてもばっちりなんです。なぜなら、別れたときに問題はなくても、時間が経ってから逆恨みをかうこともあるから。合鍵を渡していた場合はあなたに内緒でコピーを作っている可能性もあるため、引っ越しができなくてもせめてカギだけは取り替えましょう。【交友関係はオープンに】交友関係は、家族や信頼できる友人、職場の人などに開示しておきましょう。特に家族へはフルネームで伝えておくこと。出かける前に、友人へ「誰とどこへ行き、何時ごろに帰るか」をラインなどでさりげなく伝えておくのもいいでしょう。万が一何かの事件や犯罪に巻き込まれたとき、あなたの行動が分かっていればスピーディな解決につながりやすいからです。また、心配なことがあるときは、些細なことだと思ってもひとりで悩まず周囲に相談しましょう。自宅【外から見える意識を持つ】昔から“男性物の下着を干す”といわれるように、男性の存在を漂わすことは効果的。数枚用意して干す下着を変える、シャツやズボンなど下着以外の洗濯物も干すなど、数日にわたって偵察されても男性の存在を感じられるようにしましょう。また、カーテンをしていてもシルエットが映ってしまうことがあるので、厚めで色味の濃いものや遮光性の高いものなど、シルエットの映らないカーテンを選びましょう。表札に男性の名前を書いたり、連名にして同棲をにおわすのもおすすめです。【セキュリティに配慮する】防犯カメラやオートロック、宅配ボックスなど、見知らぬ人がかんたんに部屋の前まで来られないシステムのあるマンションを選んだり、2階以上の部屋を選ぶなど、安全面に配慮した部屋を選びましょう。ただ、オートロックは住人と一緒に入り込むこともできるため、鍵を閉める、確認してからドアを開けるなど、セキュリティを頼りすぎて油断しないように注意が必要です。【カメラに注意】スマホやパソコンに不正アクセスして、カメラ機能やSkype用などで取り付けているカメラから部屋の様子を覗きみる犯罪が起きています。ひとり暮らしではワンルームに住んでいる人も多いため、着替えなどのシーンが丸見えになってしまうことも。覗かれていることは気づけない場合も多いので、パソコンを使わないときはノート型なら閉じる、カメラにカバーをするなど、レンズを丸出しにしないように気をつけましょう。思い当たることはありましたか?慣れている道や自宅ではつい気を抜いてしまいがちですが、危険は常に隣り合わせであるということを忘れないようにしてください。また、ひとり暮らしの寂しさからつい心を許してしまい、相手をよく知らないうちに自宅へ招いてしまったり、ついて行ってしまったりして、犯罪に巻き込まれるケースもみられます。おひとりさまだからこそ、自分の身は自分で守る意識をしっかりもって、充実したおひとりライフを過ごしてくださいね。Text/千葉こころ
2015年09月14日山陽トランスポートは11日、直販サイト「イーサプライ」にて、カメラ付き防犯アラーム「EEX-SLHC01」を発売した。直販価格は税込6,980円。EX-SLHC01は、防犯カメラを搭載したホームセキュリティ向け警報機。本体に赤外線センサーが付いており、不審者を感知すると、騒音レベル130dBのアラームが鳴る。また、アラームの約5秒後に自動でビデオの録画を開始。録画データは本体にセットしたmicroSDカード(別売)に記録する。このほか、アラームの起動や解除を操作するための、4桁のパスワードを登録できる。電源は単3形乾電池×3。補助電源として本体上部にソーラーパネルを備える。本体サイズはW70×D35×H160mmで、重量は約176g。
2015年09月11日ユニットコムは26日、防犯カメラ製品「スマートネットカメラ」2製品と「AHD カメラ」3製品をセキュリティカメラのラインナップに追加した。価格は税別14,980円から。○スマートネットカメラ製品「スマートネットカメラ」は、設定が簡単な100万画素のネットワークカメラ。屋内用の「MH-K13」と、屋外用の「MH-K14」を用意。価格(税別)は屋内用が37,980円、屋外用が39,980円。MH-K13屋内用の「MH-K13」は最大1,280×800ドットで撮影でき、IEEE802.11b/g/n無線LANを搭載。約5分で初期設定が完了するなど、導入が簡素化されている。動体検知機能も搭載。画面上に動きがあればメールで通知することもできる。主な仕様は、イメージセンサーが1/4インチCMOSセンサー×2基、有効画素数が102万画素、ビデオ圧縮方式がH.264。有線インタフェースは100BASE-TX対応有線LAN×1基。本体サイズはW91×D100×H124mm、重量は350g。MH-K14屋外用の「MH-K14」は本体の形状が屋内用と異なっており、IP66の防水等級に対応する。ネットワークカメラとしての仕様は屋内用とほぼ共通で、本体サイズはW58×D230×H52mm、重量は368g。○AHD カメラ「AHD カメラ」は、新しい映像伝送方式であるAHDに対応したモデル。屋外用ズームモデル「JO-C206」、屋内用単焦点モデル「JO-C203」、4CHデジタルレコーダー「JO-R205」の3製品を用意。価格(税別)は、屋外用ズームモデルが42,980円、屋内用単焦点モデルが14,980円、4CHデジタルレコーダーが69,980円。JO-C206屋外用ズームモデル「JO-C206」はIP66の防水等級に対応。最大500mの長距離配線が可能となっている。AHD / CVBS切替により従来のアナログレコーダーへの出力も可能。アナログカメラと互換性があるので、配線をそのままにカメラを入れ替えられる。AHD対応レコーダーを使用することで、HD画質での録画 / 再生が可能となっている。主な仕様は、イメージセンサーが1/3インチのソニー製CMOSセンサー、有効画素数が130万画素、解像度は1,280×720ドット。撮影範囲は水平約28.8~99.8度、上下約21.6~71.1度。逆光補正とフリッカレス機能を搭載し、本体サイズはW90×D102×H270mm、重量は1,066g。O-C203屋内用単焦点モデル「JO-C203」は、広い範囲を撮影できるモデル。撮影範囲は水平約85度、上下約59度。カメラとしての機能は屋外ズームモデルとほぼ同じ仕様。本体サイズはW115×H57mm、重量は約290g。JO-R205AHD対応 4chデジタルレコーダー「JO-R205」は、アナログカメラも出力可能なハイブリッドシステム。アナログカメラとAHD 130万画素カメラの同時出力が可能で、設置済みのアナログカメラと配線をそのまま流用可能。同軸ケーブルで長距離配線が行えるなど、遠隔監視にも対応する。内蔵HDD容量は2TBで、録画画質は5段階で設定可能。最大解像度はは1,920×1,080ドット で記録方式はH.264。録画速度はAHD 1080p時で最大1,920×1,080ドット / 60fps、AHD 720p時で最大1,280×720ドット / 120fps、アナログ時で最大960×480ドット / 120fps。映像入出力インタフェースは入力がBNC×4、出力がHDMI×1、D-Sub×1、コンポジットビデオ×1。音声入出力インタフェースは入力がRCA×4、出力がRCA×1。本体サイズはW380×D340×H72mm、重量は2.7kg。
2015年08月28日地域で子どもを見守ることが希薄になっている昨今、子ども自身に防犯意識を持たせるようにするのは大切なことです。学校や園でも防犯対策を行っており、地域によっては学校・園側から防犯ブザーを支給してもらえることもあります。ただし、支給してもらったものの、使い方がよくわからない、いざという時に使えない、ということはありませんか? 後悔が残らないように、子どもと一緒に防犯対策をいま一度考えてみましょう。そこで今回は、防犯対策の入門編とも言える「防犯ブザー」について取り上げます。防犯ブザーだとわかりにくいデザインを選ぶ学校から支給される防犯ブザーは、みんなが同じデザインのものですよね。不審者の中には防犯ブザーを鳴らされないようにと、防犯ブザーを奪って遠くに投げたり、踏んで壊したりするケースもあるようです。見るからに「防犯ブザーを持っています」というタイプよりも、一目では防犯ブザーだとわからないデザインの物のほうが、万が一のときに役立つはずです。 DRETEC 防犯アラーム 「くま吉」 ブラウン PA-116BR 大音量のもので犯人を圧倒させる不審者・犯人を一瞬でも驚かせることができれば、その隙に逃げたり助けを求めたりできるはず。防犯ブザーを選ぶ時は、なるべく音量の大きいものを選びましょう。人間の耳が「不快だ」と判断する音を出す防犯ブザーなら、相手を圧倒させられます。この防犯ブザーは、100db・4kHzという、近くで聞くには耐えられないくらいの音量を出すそうです。これなら、大音量で子どもの身を守れるでしょう。 防犯ブザー プチアラーム2(ホワイト) 生活防水型 超音タイプ PAW-20WH コンパクトタイプなら持ち運びに便利肌身離さず持ち歩くのが、防犯対策のマナー。コンパクトな防犯ブザーなら、ポケットに入れたり、小さなバッグに入れたりと、どんな時でもすぐに取り出せるはずです。 ELPA コンパクト防犯アラーム ブルー AKB-100(BL) こまめに点検を行って、正常に作動するかを確認防犯ブザーを持っていても、それだけで満足してはいけません。いつ、どこで不審者に遭遇するかはわからないもの。いつでも使用できるように、定期的に防犯ブザーのチェックを行っておくことを推奨します。防犯ブザーの電池が切れていた、接触が悪くてならなかったということのないように、万全の体勢を整えておきたいですよね。最低でも1週間に1回は音のチェックをして、正常に作動するかを確認しておきましょう。さらに、防犯ブザーを鳴らしたら、そのブザーを遠くに投げるように子どもに伝えておいてください。これは犯人に鳴らした防犯ブザーを取り上げられないための対策。せっかくの防犯ブザーが無意味にならないよう、子どもには徹底して防犯対策について伝えておくべきです。ママも子どもも一緒に防犯対策について考えることで、防犯に対する意識も高まりますよ。安心な生活が送れるように、初歩的なところを見直してみましょう。(ライター:RUREI)
2015年08月22日梅雨も明けまでもう少し。そろそろ夏本番ですね。薄着になり肌の露出が高くなるこの季節は、変質者が増加する時期ともいえます。夏の暑さで開放的になったり、露出が高い女性を見ると興奮したりするのです。不審な事件に巻き込まれないためにも、自分の身は自分自身で守ることが大切です。最近では、お手頃な価格で防犯グッズが簡単に手に入れることができるので、この機会に自分の身を守るアイテムを揃えておくのもいいでしょう。今回は、防犯グッズの定番アイテム、「防犯ブザー」の種類や選び方について書きました。■防犯ブザーの選び方は?防犯ブザーを選ぶときは、まずは音の大きさに注目してください。音の大きさは、90デジベル以上のものを選ぶのが良いですね。音の目安は以下の通り。30デジベル……囁き声40デジベル……深夜の市内50デジベル……静かなオフィス60デジベル……通常の会話70デジベル……掃除機の音80デジベル……地下鉄の車内90デジベル……騒々しい工場内100デジベル……電車が通るガード下個人差はありますが、人が大声を出すと大体90デジベルほどになるので、人の声よりもデジベルの数が少ない防犯ブザーでは意味がありません。大音量のものを選ぶことで、不審者を驚かせたり、周りの人たちに不審者の存在を察知してもらい、助けてもらうことができます。■耐久性・防水性のものをいつ、どこで不審者に狙われるかはわからないので、雨の日でも使用できる防水性のものをおススメします。また、カバンなどにつけていると、いつの間にか傷だらけになっていたり、物にぶつかった衝撃で壊れてしまう危険性もあるので注意してください。耐久性のある丈夫な防犯ブザーを選び、いつでも使えるようにすることが大切です。■音質にも注目人間の耳に最も敏感だといわれている「4KHz」の音を採用している防犯ブザーなら、遠くに離れている人にもその音を認識してもらえるでしょう。じつは、この4KHzというのは、救急車のサイレンとほぼ同じレベル。実際にこの音を聞くと、耳が「キーン」として、近くでは聞いていられないような状態になります。音の大きさだけでなく、音質にも注目することで、より高い効果を実感できるでしょう。■独自の機能が付いたブザーもおススメ機械的な音だと周りに認識されないというケースもあり、最近では「助けてー」などの音声が録音されている防犯ブザーなどもあります。可愛いデザインで、一見防犯ブザーに見えないものなら、犯人に防犯ブザーを取り上げられたり、壊されないで済むでしょう。定期的に防犯ブザーのお手入れをすることも大切。もしものときに使えなかったということのないように、音が鳴るかなどの確認をしておきましょう。次回は防犯対策で使える「催涙スプレー」について紹介していきます。
2015年07月12日JR東海とJR西日本は7月6日、東海道新幹線の放火事件を受け、東海道・山陽新幹線において、防犯カメラを増設することを発表した。セキュリティの向上を図るため、これまでデッキ部に設置されていた防犯カメラを客室内およびデッキ通路部にも増設する。対象編成は、JR東海がN700A(31編成)とN700系(80編成)の計111編成、JR西日本がN700A(9編成)とN700系(16編成)の計25編成となっている。2社は、平成28年度から30年度にかけて改造工事を実施する。
2015年07月07日ユニットコムは14日、法人向けに「防犯・監視カメラ・映像ソリューションのご提案特設サイト」を開設した。セキュリティや防犯カメラ、監視カメラシステム導入についての相談受付・導入提案を行うサイト。マンションや飲食店・店舗、倉庫・工場、戸建て住宅など、環境や用途に合わせ防犯カメラの提案、設置を行う。遠隔監視モニタリングシステムにも標準対応する。実際の設置完了までの流れは、問い合わせ、相談・提案、現地訪問、見積もり、成約、施行、運用説明、定期点検保守といった経緯で行われる。ユニットコム運営店舗では、実際に製品を触ることも可能だ。
2015年05月15日ユニットコムは1日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、リアルな防犯用ダミーカメラ「K012 DUMMY 1R CAMERA」を発売した。価格は1,079円。本体に設けた赤色LEDが常に点灯し、本物の防犯カメラが動作しているように見せかける。配線ケーブル風のコードもあり、わざと目立つように設置することで、よりリアルに見せることが可能。本体はネジをとめるだけで設置でき、配線やモニター機器を必要としない。防犯ステッカーも付属する。カメラ部分の本体サイズは直径75×長さ170mm、アーム長は約120mm、取り付け台座部分は80×47mm。赤色LEDの電源には単3形乾電池×2本(別売)を用いる。
2015年05月02日マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンが展開している会員サイト「ピジョンインフォ」はこのほど「育児用品の買い物でパパに期待することは?」というテーマで取得したアンケート結果を発表した。この結果は、ピジョンインフォで会員向けに2015年3月に実施した「夫の育児用品購入に関するアンケート」(回答数535件)をもとにしたもの。それによると、パパに買ってきてもらう育児用品は「おむつ」(77.8%)が最も多く、続いて「おしりふき」(43.4%)、スキンケア商品(28%)、飲料(19%)、離乳食(13.2%)だった。同社はおむつやおしりふきは緊急性が高い場合が多いため「パパが買ってきてくれてホッとした! という経験がある方も多いのでは」とコメントしている。一方で育児用品の買い物は難易度が高いと感じるパパも多いようだ。パパが間違って買ってきてしまったケースとして「サイズ・容量」(44.9%)、「メーカー・ブランド」(42.3%)が大半を占めた。育児用品はサイズやメーカー、容量など、わずかな違いで多くの種類が並んでいるため、不慣れだと購入時に違いが分からないことが買い間違いの原因のようだ。そのことから、ママたちのパパの育児用品の買い物に対する期待度は、合計で36.8%のママたちが「してもらいたい」という気持ちを持っている一方で、「どちらでもない」ママが39.4%と最も多くなっている。これを踏まえて同社は、「ママの育児サポートを積極的にして、赤ちゃんのことをもっとよく知れば、買い間違いも少なくなるはず。赤ちゃんとたくさん触れ合って、頼れるパパになってくださいね!」と締めくくっている。慣れないからといって嫌がらず、パパも積極的に育児に関わっていくことが「買い間違い」を減らす一番の方法かもしれない。
2015年04月28日マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンが展開している会員サイト「ピジョンインフォ」はこのほど、赤ちゃん向けに備えておきたいヘルスケア用品に関するアンケート結果を発表した。この結果は、ピジョンインフォで会員向けに2014年9月に実施した「お子さまの体調管理」アンケートをもとにしたもの(回答数793件)。これによると、出産前にヘルスケア用品を購入していた人は92.2%にのぼり、そのうち80.6%と8割以上が「体温計」を購入していたことがわかった。2位以降は「鼻吸い器」(31.6%)、「氷枕」(19.2%)、「薬のみ用スポイト」(3.3%)となった。また、「出産後お子様の発熱などで慌てて購入したものランキング」1位が「鼻吸い器」(36.5%)で、2位の「氷枕」(22.2%)を大きく引き離している。「プレママ期にには、赤ちゃん向けヘルスケア用品としては体温計程度の準備の方が多いようですが、いざという時鼻水に苦しむ赤ちゃんを目の前にして慌てないよう、鼻吸い器も事前準備しておきましょう」としている。
2015年02月20日ルネサス エレクトロニクスは1月22日、煙、ガス、人感、振動など、防災・防犯検知器向けに、CPUを動作させずに検知処理を行うスマートなスヌーズモードを搭載することにより、システム全体の待機時の低消費電力化を実現するマイコン「RL78/I1D」グループを発表した。同製品は、スマートなスヌーズモードにより、検知器システム全体の待機時消費電力約3割を削減できる他、1MHz動作時に124μAと業界トップクラスの低消費電流を実現している。さらに、微小なセンサ信号の検知に必要な周辺アナログ機能を内蔵することにより、検知器の省電力化、コスト削減および小型化に貢献する。また、検知器の待機時にはスマートなスヌーズモードにより、CPUを動作させずに、DTC(データトランスファコントローラ)、ELC(イベントリンクコントローラ)、DOC(データオペレーションサーキット)、およびロングインターバルタイマの周辺機能だけで検知処理を完結することができ、CPU起動時間の最小化を実現する。そして、CPU動作時には低電力動作モードでの動作電流が他社同等品と比べ極めて小さく、さらにサスペンド状態からの高速復帰により、システムの総合消費電力の最小化に大きく貢献するという。この他、システムのコスト削減および小型化の取り組みとして、汎用オペアンプや12ビットA/Dコンバータ(ADC)、コンパレータを内蔵し、微小なセンサ信号の検知に必要な周辺アナログ機能を1チップで実現している。なお、同グループは20~48ピンのパッケージ、8/16/32KBのフラッシュメモリを内蔵する13品種がラインナップされており、今年中に月産40万個体制で量産を開始する予定。
2015年01月22日この春から、ひとり暮らしを始めたり、引っ越して新しい街やお部屋に住むという人も多いはず。新しい生活はワクワクするものですが、同時に少しの不安も。特にひとり暮らしが初めての人は、防犯面に不安を感じることもあるかもしれません。現在は、全国でひとり世帯は1,700万世帯にも迫り、20、30代女性だけでも200万世帯を超える状況だそう(平成22年国勢調査)防犯の観点からは不安を感じながら生活している人もいるようです。そういった人にぴったりなのが、3月3日から発売される「ひとり暮らしの見張り番®」です。これは、侵入者に対する警報だけでなく、ひとり暮らしの大きな不安要素である、誰もいない部屋に帰って押し込みにあってしまったときの警報や、空き巣から発生する居直り強盗検知も、リモコン操作だけで簡単に実現するアイテムなのです。使い方は、警戒マスターと呼ぶ本体を玄関から見えるところにおいてコンセントに差し込み、2組の開閉センサーをドアや窓に設置して、あとはリモコンでコントロールするだけ。「ひとり暮らしの見張り番®」が対応してくれるのはさまざまな危険だから、本当に心強いですね。■就寝時の侵入対策侵入者が窓ガラスを壊し、入ろうとして窓を開けた瞬間、開閉センサーが反応して、警戒マスターから100dBの警報が即座に鳴ります。侵入者は、出端を挫かれ狼狽し、侵入を断念すると思われますが、安全のため、警報で目覚めたら、侵入者と逆の方向に逃げましょう。■不在時の侵入対策不在時のドアや窓からの侵入に対して10 秒のウェイティングタイムの後に警報が鳴ります。このウェイティングタイムがあるのが、「ひとり暮らしの見張り番®」の特徴。リモコン操作を待ち、侵入者かどうかを判断するためのもので、侵入者であれば、これから物色というタイミングで警報にさらされることになり、犯行継続への大きなバリアとなります。警報は電源を切られても、充電池でバックアップされているため止められず、3分間鳴り続けます。■空き巣の居直り強盗対策侵入時の警報によって侵入者を食い止められなかった場合、帰宅した際に侵入者とはち合わせすると、居直り強盗となる可能性があります。警報マスターは、一度侵入があるとリモコンで操作しない限りドアを開けたときに警報が鳴るように設定されています。ただし、侵入者が本器を破壊していて警報が鳴らない可能性もあるので、ウェイティングタイムのブザー音が鳴らない場合は、不在時の侵入の可能性があります。その場合は入室することなく、速やかにその場を立ち去りましょう。■帰宅時の押し込み対策帰宅して入室の際に、一緒に押し込んで入ってくる侵入者に対して、恐怖で何もできなくなっても、10 秒のウェイティングタイムが経過すると、警報が鳴り始めます。侵入者がそちらに気を取られたタイミングで大きな声で助けを呼びながらその場を逃げ出します。警報が密室での犯罪を周囲に知らせ、侵入者に犯罪の継続を思い止まらせ、この状況を打破する次の行動への機会を作ります。ひとり暮らし用に特化した機能をそなえた「ひとり暮らしの見張り番®」があれば、初めてでも安心ですね。ひとり暮らし歴の長い人も、改めて防犯意識を高めて、安全で楽しい生活を送りたいものです。さらに2月中に予約申し込みをした方を対象に、図書カード500円分をプレゼントするキャンペーンも実施中。詳しくは下記のHPをチェックしてみて。・エスト 公式サイト (ひとり暮らしの見張り番®は、2月19日から こちら で予約可能)
2014年02月19日