母乳やミルクしか口にしていなかったわが子が初めて離乳食を食べた…! そんな姿に感動を覚えてしまう人も多いのではないでしょうか?成長するにつれて食べられる食材や量も増えていきますが、なかには「これで足りているのだろうか?」あるいは「食べすぎなのでは?」といった疑問や不安を感じるママも出てくるようです。そこで、小児栄養学の専門家として子どもの栄養に関する書籍を数々監修されている上田玲子先生に、離乳食に関する疑問や不安、その付き合い方や対処法について、よりくわしくお話をうかがいました。お話をうかがったのは…管理栄養士 上田玲子先生帝京科学大学こども学部幼児保育学科教授・学科長。小児栄養学、母性栄養学、栄養教育学、公衆栄養学などさまざまな栄養に関する学問を学び、栄養コーチングの手法を開発。食を通して子どもの幸せに関わりたいと活動している。■赤ちゃんの離乳食「栄養は足りている?」目安になるのは…――離乳食が始まったものの、ほとんど食べてくれなくて栄養が足りているか心配…というママが、私の周りでも何人かいました。こうした心配を解消する手段というものはあるのでしょうか?上田先生:まずは「本当に栄養が足りていないのか」を客観的にチェックしてみる必要がありますね。「発達曲線カーブ」というものをご存じのお母さんも多いと思います。これは、母子手帳などにのっているものなのですが、グラフに子どもの身長・体重を記録していくことで、栄養状態がどうなのかをチェックすることができるものなんですね。――これ、私も記録して成長の様子を確認していました。発達曲線の範囲のなかに子どもの身長、体重がおさまっていれば「問題なし」という見方でいいのでしょうか?上田先生:いえ。実はチェックしてほしいポイントというものがあるんですね。身長と体重が発達曲線の範囲のなかにおさまっていればOKというわけではなくて、見てほしいのはその「経過」です。――月齢ごとに記録した値が連続してどのようなラインを描いているか、ということでしょうか?上田先生:そうです。例えば、ある時期からある時期にかけて急激に上昇していたり、反対にガクンと下降していたり…。そうした動きが見られたら、ちょっと注意が必要です。なぜかというと、身長・体重の推移は発達曲線のなかでゆるやかに上昇していくのが普通なんですね。だから、急激に上昇しているのは代謝異常等の病気が隠されている場合があるし、急激な下降や横ばいというのも成長期の赤ちゃんにはありえないことなので、とても心配です。その場合は専門家に相談してみるようにしましょう。――急な変化は思っている以上に深刻な場合もあるんですね…。上田先生:そうなんです。反対に、範囲内ぎりぎりでも、そのカーブのなかにはいっていて、ラインにそって上がっていく場合は心配ありません。発達曲線カーブは子どもの成長が目で見えるから、親の楽しみでもあると思うんです。だから、必要以上に心配することはありませんが、急激な変化がないかどうかは確認してほしいんですね。そういった点で、これまでとちょっと見方を変えてみるといいと思います。■離乳食「食べ過ぎても不安、食べなさすぎも心配」そんなときは…――私の友人の子どもは、とにかくお米が大好き。なくなるとすぐに欲しがるのであげてしまうそうですが「食べすぎ」が心配だと言っていました。こんなふうに食べすぎ、あるいは逆に食べなさすぎというのもママは心配だと思います。これはどうとらえていけばいいのでしょうか?上田先生:そうですね。ママにとっては心配になりますよね。でも大丈夫ですよ。子どもの「食べた」「食べない」の量は、1カ月単位で考えていけばいいんです。――1カ月単位でいいんですか…?上田先生:そうです。例えば、1カ月ずっと食べ続ける、反対にずっと食べない、なんてことはあまりないと思うんです。「ここ1週間よく食べるなぁ…」「先週からちょっと食欲が落ちてるかも?」と思うことはあっても、1カ月前と比べたとき、体重が増え成長曲線に沿っていれば大丈夫です。心配しすぎてママが落ちこむことはないんですよ。■月齢別の離乳食1回分「どんなバランスでどれくらい?」――私の子どもが離乳食期の頃、身近に同じくらいの月齢の子がいなくて、1回分の食事量がよくわからなかったんです。先生の 『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』 では、月齢別に1回分の食事内容と量、大きさ、かたさの変化の目安が写真で掲載されていますね。すごく参考になります。上田先生:そうですね。こうして写真で見るとわかりやすいですね。――食事内容について月齢別にくわしくお聞きしてもいいですか?上田先生:まず生後5~6カ月頃のスタート時は、10倍がゆのすりつぶしから始め、だんだんつぶし方をあらくしていきます。1週間ほどしたらペースト状にした野菜かフルーツ、それに慣れたら豆腐のすり流しを加えていきますが、離乳食を始めたばかりなので、ひとさじずつゆっくり増やします。スタートして1カ月たった頃には、これぐらい食べられるでしょう。写真では、1品ずつお皿に取り分けてますが、3週間ぐらいして慣れてきたら何品かを混ぜてあげてもいいですね。別々だと食べなかったのに混ぜ合わせたら食べることもありますから。例えば、おかゆ単体では食べなくても、かぼちゃのほんのりした甘さが加わると喜んで食べる、なんてこともあるんですよ。――そうなんですね。では、7~8カ月になると、どんな違いが出てきますか?上田先生:7~8カ月の頃になると7~5倍がゆ、野菜をマッシュ状につぶしたもの、豆腐、魚、肉、納豆などをやわらかく煮てあらくつぶしたものを、舌とあごでつぶして食べるようになります。この頃は同じものばかりを食べる「ばっかり食べ」が出てきたりしますが、これも心配することありません。ばっかり食べも、ある時期になるとあきて、急にほかのもの食べるようになったりするので、いろいろなものを食べさせようと固執しすぎず、楽しく食べられるよう雰囲気づくりに目を向けてみるといいかもしれません。――ばっかり食べ、私の息子のときもありました(涙)。あんまり心配しすぎることもなかったんですね。上田先生:そうですね、大丈夫です。それで9~11カ月になると3回食になるので、食べ慣れたものを中心に量も徐々に増やしていきます。かむ力を育てるために、メニュー例のようにかたさ、大きさの変化を考え、5倍がゆ~軟飯やゆでた野菜、お豆腐炒めなどをイメージしてみましょう。上田先生:そして1歳~1歳半で軟飯~ごはん、ソテーした野菜、豆腐のステーキ、固形のフルーツなどをお手本に。大人の料理から取り分けるときは、味つけが濃い場合、2~3倍ほどに薄めます。味がちょっとあるくらいの「薄め」が赤ちゃんに最適な味つけです。――なるほど…。大人の食べる食事に近づいていくので味つけも大人に近づけたくなってしまいますが、見た目が大人の食事に近づいたからといって、同じ味つけでいいわけではないんですね。上田先生:そうなんです。それと注意してほしいのが「かたさ」です。生後5~6カ月の頃と1歳~1歳半の頃の食事を比べると、食材が固形化していきますよね。そのため、どんどんかたいものを与えていいと思うかもしれません。でも、まだ奥歯が生えていないので、「かたいもの」は食べられないので注意しましょう。2歳半~3歳くらいで20本の乳歯が生えそろいますが、それよりも前にかみ切れない食材を与えると丸のみしてのどにつまらせたり、その危険を感じて不安から口から出ししまうことがあります。赤ちゃんが「食べてくれない」のは、単純に味が嫌いという以外に「かみ切れなくて不安を感じて」ということがあるんですね。――そうだったんですね…。そういった理由もあったとは…。上田先生:乳歯が抜け始める時期もまた咀嚼(そしゃく)力が落ちるので、お肉のこま切れ肉などが食べにくくなります。子どもが、ちょっと前までは食べていたのに急に食べなくなった…というのは、歯がグラグラして生え変わっている時期だから、ということもあるんですよ。大人と同じ咀嚼(そしゃく)力をもって問題なく食事がとれるようになるのは、実は16歳くらいといわれています。――そ、そんなに遅いんですか…!上田先生:そうなんです。大人と同じようにかめるのはそのくらいからです。だから「食べられるようにするため」食材の繊維を断ち切る方向で薄切りにしたり、かたまり肉なら叩いたり、さいの目状に細かく包丁で線を入れたりしてあげてほしいですね。手間はかかってしまうけれど、飲みこめない事情があることを知っておいてほしいと思います。――それは知らなかったです…。おいしくないから食べないんじゃなくて、かめなくてつらいから食べないってことも頭に入れて、子どもの食事づくりをしていこうと思います。発達曲線カーブの新たな見方や、食べすぎ、食べなさすぎも1カ月単位で見ていくこと、月齢別の食事内容や量など、栄養指導ではなかなか聞けない内容ばかり。これから離乳食に挑戦というママや、離乳食期真っただ中だけれどうまくいかない…とお悩み中のママにとって、価値ある金言ばかりだったのではないでしょうか?離乳食が終わり、大人と同じような食事が食べられるようになったからといって、咀嚼(そしゃく)力まで同じになったわけではないということは、小学生の息子を持つ筆者にとっても新しい発見でした。これまで食事面で息子に苦労をかけていたのかも…と泣きたくなりましたが、上田先生からのアドバイスを元に、これからは子どもの咀嚼(そしゃく)力も意識しながら食事つくりにのぞめたらと思います。参考図書: 『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』 (主婦の友社)監修/上田 玲子 イラスト/あらい ぴろよ 1,296円(税込) 子育て中に遭遇する離乳食の「どうしたらいいの?」にわかりやすくマンガで答える一冊。乳幼児栄養についての第一人者である上田玲子先生が監修し、ゆるかわ、ポップ系を得意とするイラストレーター・あらい ぴろよさんのイラストでママたちの素朴な疑問を解決してくれます。マニュアル通りにはいかない離乳食のリアルなモヤモヤ、不安にもあたたかく寄り添う、悩めるママの離乳食解決本。
2018年09月30日生後5、6カ月頃から始まる、離乳食。月齢が進むにつれて食べられる食材や量が増え、食のバリエーションも広がっていきますよね。でも同時に「必要な栄養を与えられているのだろうか」と悩むママも多くなってくるようです。そこで今回は「バランスのとれた離乳食期の食事」はどんな栄養素を意識すればいいのか、不足しがちな栄養素はなにかについて、小児栄養学の専門家・上田玲子先生にお話をうかがってきました。お話をうかがったのは…管理栄養士 上田玲子先生帝京科学大学こども学部幼児保育学科教授・学科長。小児栄養学、母性栄養学、栄養教育学、公衆栄養学などさまざまな栄養に関する学問を学び、栄養コーチングの手法を開発。食を通して子どもの幸せに関わりたいと活動している。■赤ちゃんの離乳食「栄養バランスの整った食事とは?」――息子の離乳食では、食材を増やしたり変えたりするタイミングがわからなくて、離乳食スタートから1カ月間ずっとおかゆばかりをあげていました。野菜など新しい食材はどのタイミングであげていけばよかったのでしょうか?上田玲子先生(以下、上田先生):離乳食がスタートするのって大体、生後6カ月くらいですよね。その最初の1週間くらいはもちろんおかゆで大丈夫。おかゆに慣れてきたな~と思ったら次の1週間はちょっと野菜を足してみるといいですね。そして、また1週間くらいして野菜にも慣れてきたと思ったら、今度はお豆腐を入れてみる。そんな感じで食べられる食材を少しずつ増やしていくといいでしょう。――慣れれば1週間くらいでお野菜やお豆腐などを足していって良かったんですね…! 1つの食材に慣れさせるためには1カ月くらい期間をあけたほうがいいのかと思っていました。上田先生:そんなことはないんですね。様子を見ながらであれば、1週間ごとに新しい食材にトライして問題ないですよ。それで7カ月以降になってからは、栄養バランスを意識しはじめるといいと思いますね。――栄養バランスですね…。よく「栄養バランスの整った食事」って聞くんですが、離乳食の場合、具体的にはどんな栄養素を含んだもののことをさしているのでしょうか?上田先生:そうですね。これは大きく分けて3つあります。1つめは、パンやごはんのようなエネルギー源となる炭水化物。これは体と脳を動かしてくれます。2つめは野菜やきのこ、果物といったビタミン・ミネラル源。これは体の調子を整えてくれます。そして3つめは、大豆やお肉、お魚、卵などのたんぱく質源。これは体をつくる材料になってくれます。――離乳食が始まったばかりの頃のおかゆは、エネルギー源の炭水化物。そこからビタミン・ミネラル源である野菜を少しずつ足していって、そのあとでお豆腐などのたんぱく質源を足していく…。少しずつ3つの栄養素がそろうようにしていけばいいんですね!上田先生:そうです。栄養バランスのことを考えたら、この3つを思い出せばいい。とてもシンプルなんですね。7カ月以降の離乳食をつくるときも、この3つの栄養素が入っているかを確認してみましょう。■離乳食の栄養バランス「1日ではなく1週間単位」で考える――でも先生…。毎日バランスの整った食事をつくるのがプレッシャーになるときもありそうなんですが(涙)。上田先生:もちろんそうですよね。私自身もそうでした。疲れたからおっぱいやミルクだけですませちゃう日だってありますよね。でも、それでも大丈夫。栄養は1日単位ではなく、1週間というスパンで考えればいいんですよ。今日は、バランスの整った食事をつくるのが面倒で、ごはんと納豆だけだった。だけど、次の日は野菜たっぷりのスープをつくった。そうやって調整していければ問題ありません。1週間という単位で見たときに、栄養が整っていればいいんですよ。――本当ですか? 1週間単位で考えればいいと言われると、だいぶプレッシャーがやわらぎます。つくれなかったときも罪悪感に必要以上にとらわれずにすみそうです!上田先生:そう。1日のなかの食事だけで落ち込む必要なんかないんですよ。1週間単位で考えて、体重が順調に増えていっていれば大丈夫なんですね。■赤ちゃんの離乳食「月齢別、不足しがちな栄養素」――月齢別に栄養面で注意したほうがいいことなどはありますか?上田先生:そうですね。生後5~6カ月頃、赤ちゃんは母乳やミルクから8~9割、離乳食からは1~2割の栄養をもらっています。この時期はおかゆがメインの離乳食となります。7~8カ月に入ってからは、先ほど説明したようにエネルギー源、ミネラル・ビタミン源、たんぱく質源といった3つの栄養素がバランスよくとれる食事にシフトしていく必要がありますね。そして9~11カ月目から意識してほしいのが、カルシウム不足と鉄分不足です。――カルシウム不足と鉄分不足…。上田先生:そうです。まずカルシウム不足について説明しますね。カルシウムは骨や歯の材料になったり、神経や筋肉の働きを調整したりと成長に欠かせないものです。母乳やミルクの時期は不足しませんが、1歳過ぎから幼児期に不足しやすいとされているので、食事から積極的にとるように意識していきましょう。手軽に摂取できる方法としては、1~2歳であれば牛乳を1日3~400ml、牛乳が苦手な場合は、スライスチーズやヨーグルトなどの乳製品をとりいれるといいですね。――カルシウム不足には乳製品。なんとなくイメージがわきやすいですね。牛乳が苦手な子はチーズですね。上田先生:そうです。それからもうひとつ注意してほしいのが鉄分不足。鉄分は、不足すると病気にかかりやすくなってしまう傾向があります。鉄分不足になっているかどうかは判断が難しいのですが、症状のひとつとして、発育・発達の遅れがあります。たいてい保育士さんなどが「ちょっと発達がおそいかな」と気づき、そこから貧血検査をして鉄分不足が判明するケースが多いようです。この場合、医師の指示により食事療法や鉄剤の服用等により、改善していくことになります。――そうなんですね…。発育・発達の遅れを感じたとしても「この子の個性だろうから」と見逃してしまうこともありそうですね。上田先生:鉄分不足は、鉄剤をとっていれば1カ月程度で改善されます。ただし、鉄分不足の状態がどれくらいの期間続いていたかによって、発育・発達に影響があるようです。例えば、貧血を発症して1カ月で鉄分不足が判明した場合と、発症して6カ月たってから判明した場合では、後者のほうが発育・発達への影響が大きいのです。特に、2歳未満の貧血はその発見が遅れるほど、成長後も心身に大きな影響を及ぼす可能性があるといわれています。――早くに見つけて、早くに対処することが大切なんですね…上田先生:そうなんです。だから生後5~6カ月の頃は、小さな鉄鍋で小松菜やほうれん草などの青菜をやわらかく煮たり、7~8カ月に入ったら赤身の肉や魚、9~11カ月からはレバーやかきなど、鉄分を豊富に含む食材を離乳食に活用して、常に補給することを習慣づけていきましょう。こうした食材をとり入れていくことで、鉄分不足は予防できます。不足しがちな栄養素を知っておくのと知らないのでは大きく違いますからね。子どもの離乳食は、エネルギー源、ビタミン・ミネラル源、たんぱく質源の3つをとり入れることを意識する、不足しがちな栄養素があることに注意するなどのお話をうかがったことで、シンプルながら大切な栄養素について知ることができました。上田先生のアドバイスを元に、正しい知識を持つことで栄養面から子どもの成長をサポートしていきたいですね。最終回となる次回は、栄養や量が足りているかどうかのチェック方法や、子どもが食べない理由は実は「かむ力」にあったなど、離乳食に疑問や不安をもつママに役立つお話を引き続き、ご紹介していきましょう。参考図書: 『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』 (主婦の友社)監修/上田 玲子 イラスト/あらい ぴろよ 1,296円(税込) 子育て中に遭遇する離乳食の「どうしたらいいの?」にわかりやすくマンガで答える一冊。乳幼児栄養についての第一人者である上田玲子先生が監修し、ゆるかわ、ポップ系を得意とするイラストレーター・あらい ぴろよさんのイラストでママたちの素朴な疑問を解決してくれます。マニュアル通りにはいかない離乳食のリアルなモヤモヤ、不安にもあたたかく寄り添う、悩めるママの離乳食解決本。
2018年09月27日粉ミルクはメリットもたくさんあって便利なものですが、意外ときちんとした使い方やいつまで続けるべきなのかを理解していない方が多いのではないでしょうか。ミルクの止め時に迷っていたり、正しい使い方に自信がないママのために詳しく解説します。粉ミルクは何歳まで使うのが適切?赤ちゃんの食べ物は成長とともに、ミルクから離乳食へと徐々に移行していく必要があります。そこで気になることの一つが、いつまで赤ちゃんにミルクを飲ませてよいのかということです。1歳のお誕生日ごろまでが目安いつまで粉ミルクを使うのかについては、はっきりとした決まりがあるわけではありません。とはいえ、ある程度の目安が知りたいところですよね。ある粉ミルクメーカーによると、粉ミルクは1歳のお誕生日ごろまで飲ませてもよいのだそう。ですが、1歳のお誕生日ごろまで粉ミルクを使うというのはあくまで目安にすぎないことは頭に入れておきたいところ。生後5ヶ月ないしは6ヶ月ごろから少しずつ離乳食が開始されるのが一般的だといわれていますが、当然、離乳食の進み具合には個人差があります。離乳食が進まないうちから粉ミルクをやめると栄養が不足してしまいますし、離乳食が進んでいるにもかかわらず、周りの子はみんな飲んでいるからという理由で飲ませ続けるのも栄養過多になってしまいます。大切なのは、子どもの離乳食の進み具合に応じて決めることです。赤ちゃんの食事の様子をよく観察しながら、ちょっと少ないかなと思ったらミルクを出すという具合に、その子の食事量に合わせてフォローアップミルクへと移行していくのがおすすめ。いつまで飲ませるか期限を事前に決めるというより、状況に応じてケース・バイ・ケースで判断するのがよいでしょう。フォローアップミルクは3歳までではフォローアップミルクはいつまで飲ませてよいのでしょうか。これについても明確な決まりがあるわけではありません。やはりある粉ミルクメーカーによると、1歳ぐらいから飲ませ始めて、3歳くらいまで飲ませてよいとのこと。とはいえ、これもあくまで目安です。1歳を過ぎたころから、赤ちゃんは内臓も少しずつ強くなってきます。そのため、フォローアップミルクではなく牛乳を飲んでもお腹をこわさないという子も少なくありません。フォローアップミルクよりも牛乳のほうが手軽でしかも安いので、思い切って早い段階から牛乳に切り替えてしまうというのもありです。牛乳が苦手な乳幼児なら、シチューのような料理を作りながら、少しずつ慣らしていくという方法もありますよ。フォローアップミルクには、不足しがちなカルシウムやミネラルなどが含まれているので、こちらもいつまでと決めてしまうより、離乳食の内容や食事量を見ながらということになりそうです。粉ミルクの自然卒乳と断乳の進め方ミルクをやめる方法は、「自然卒乳」と「断乳」とに分けられます。「自然卒乳」とは、ミルクを飲む回数を少しずつ減らす(減る)ことで、乳幼児が自然にミルクを飲まなくなることをさします。「断乳」は、これという特定の日を決めて、その日を境にミルクを飲むことをやめることをいいます。粉ミルクを自然卒乳する方法「自然卒乳」では、ミルクを飲むのをやめる時期を乳幼児に委ねることになります。ミルクがいらなくなったときがやめどきと考えること、ママやパパはただゆったり構えて、乳幼児が自然にミルクを必要としなくなるのを待ちます。粉ミルクを断乳する方法ママやパパなど乳幼児以外の人がミルクをやめる日を決めるのが「断乳」です。仕事に復帰しなくてはならないなど、やむを得ない理由があることもあれば、乳幼児に自立を促すなどの理由で行う場合もあります。「断乳」を行うためには、子供が自分で食事したり、マグなどを使って自分で水分を摂取できるようになっていることが条件となります。離乳食も進んでいて、必要な栄養補給ができていることも欠かせません。それだけの準備が整っているなら、子供に「もうじきに粉ミルクはおわりにしようね」と伝えておきましょう。事前に心の準備をすることができます。夜寝かしつけるためにミルクを飲ませている方もいると思います。その場合は、粉ミルクの代わりに抱っこしてあげたり、やさしく体をトントンしたりしてあげてください。はじめのころは粉ミルクを欲しがっていても、徐々になくても寝られるようになってくるはずです。もし喉が渇いて寝ている間に目がさめるようなら、お茶や水を飲ませてあげるとよいでしょう。どうしても粉ミルクを欲しがるようなら、徐々に薄くしていくという方法が効果的です。卒乳&断乳の時期が遅くなることのデメリットとは卒乳や断乳の時期を逃し、長い間粉ミルクを飲み続けると、むし歯を発症してしまうことがあります。ある研究によると、2歳になっても断乳していなかった子供は、断乳した子供と比べて、むし歯になった子の数だけでなく、むし歯の平均数も多かったということです。粉ミルクを飲んだあとにそのまま寝てしまうのは避けたほうがよさそうです。とくに歯が生えてきた乳幼児を寝かしつける際や、夜中に目が覚めた際に粉ミルクを飲ませる場合は、きちんと歯磨きをしてから寝かせるのがよいかもしれません。断乳のための具体的なステップを解説断乳は段階的に進めることが大切です。スムーズに断乳するためのステップについて解説します。断乳のためプランを作るまずは断乳する日を決めます。3日間まったく粉ミルクを与えないことになるので、すでに仕事に復帰している場合は、週末を利用したり、家族の協力が得られる日を選んだりするとよいでしょう。粉ミルクを飲む回数を減らす粉ミルクを与える量や回数も少しずつ減らしていきます。外に遊びに連れ出したり、大好物をあげたりして、気をそらすのが効果的です。ただし、クセになってはいけないので、できれば甘いお菓子ではなく野菜や果物などがベターです。粉ミルクを3日間断ついよいよ断乳です。粉ミルクをまったく与えない日を3日続けてください。ほとんどの乳幼児は最初は泣きますが3日もあれば、粉ミルクをあきらめ、粉ミルクがなくても長く眠られるようになるはずです。粉ミルクがなくても、いつものように食事できたり、遊んだりしていれば断乳の完了です。断乳する上での注意点先ほども少し触れましたが、突然粉ミルクを取り上げるのではなく、必ず事前に断乳について説明してあげましょう。わかりやすい言葉を使って繰り返し伝えることで、理解を求めることが大切です。寝かしつけのミルクを断つのはかなり難関のはずです。デイタイムはあまり粉ミルクを必要としない子供でも、夜寝る前に欲しがる場合が少なくありません。抱っこしたり、体をやさしく叩いてあげる方法以外にも、絵本を読んだり、お気に入りのタオルケットを掛けてあげたりなど、不安を取り除くことができる方法を見つけてあげてください。まとめ粉ミルクはいつまで飲むのが正しいということはありません。離乳食が進んで、必要な栄養を十分に採れるようになったころが粉ミルク卒業の時期です。また、抵抗力の弱い低月齢の赤ちゃんには、哺乳瓶などの器具を消毒するのが鉄則。ミルクは冷まして温度を確かめることも大切です。保存方法にも注意して、安心・安全にミルクを与えてください。参考:明治乳業『粉ミルクはいつまで飲ませるの?』厚生労働省『卒乳(断乳)時期とむし歯の関係』小児歯科学雑誌『長期の母乳授乳が乳幼児口腔内状態および生活習慣に及ぼす影響について』
2018年09月25日生後6カ月頃から増えるママのお悩みのひとつといえば、離乳食に関するものではないでしょうか? 「正しい与え方がわからない」といった疑問や「食べてくれない」といった不安など、離乳食を与えるたびにうろたえ、迷って悩むママは少なくありません。そこで今回は、小児栄養学の専門家として子どもの栄養に関する書籍を数々監修され、つい最近 『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』 (主婦の友社)を出されたばかりの上田玲子先生に、子どもの離乳食についてうかがいました。お話をうかがったのは…管理栄養士 上田玲子先生帝京科学大学こども学部幼児保育学科教授・学科長。小児栄養学、母性栄養学、栄養教育学、公衆栄養学などさまざまな栄養に関する学問を学び、栄養コーチングの手法を開発。食を通して子どもの幸せに関わりたいと活動している。■赤ちゃんの離乳食「ママたちの“モヤモヤ”」がきっかけ離乳食のお悩みをシチュエーション別にまとめ、その対処法や心構えなどを教えてくれる『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』。コミック形式で描かれている部分が多いので、文章を読むのが苦手な人もとても読みやすくなっています。本のなかでは、上田先生もキャラクターとして登場。赤ちゃんが言葉で伝えられないこと、離乳食における大切なポイントをママたちに寄り添いながら、やさしくわかりやすく伝えてくれています。――上田先生、よろしくお願いいたします。先生はこれまで子どもの栄養に関する本をたくさん監修されていらっしゃいますよね。今回、『マンガでわかる~』を監修することになったきっかけは?上田玲子先生(以下、上田先生):私は普段、管理栄養士としてお母さんたちから離乳食のお悩みを聞くことがあります。でも、私のような管理栄養士に相談するほどの深い悩みではないけれど、お母さんたちは離乳食について日々「モヤモヤすること」を抱えている。それが、出版社の担当者さんとのお話のなかで分かったんです。そうした「相談するほどではないけどモヤモヤ」といったお悩みに寄り添えるような本ができないか、ということでお話をいただきました。そもそも、お母さんたちがモヤモヤするのは、離乳食について知らないことが多いからだと思うんですね。離乳食期の栄養や赤ちゃんの行動の理由などについて、書籍にしろウェブメディアにしろ、伝えるものが意外と少ないと感じます。だから、そこを伝えられたらいいなと思ったんです。漫画家さんがとても優秀な方で、お話をわかりやすくするために私自身を本のなかに登場させてくれました(笑)。■赤ちゃんの離乳食「それが知りたかった!」あるあるお悩み事例――本書では「10倍がゆの定義って?」「離乳食ってどうやって進める?」「ひとさじってどのくらい?」「市販のおやつ量の目安は?」といったお悩みが紹介されていますよね。まさに「そうそう、それが知りたかった!」というママが多いと思います。上田先生:そうなんですね。なんとなくわかっているような気もするけれど、本当のところはどうなの? 正解かどうかわからない…というのが本音でしょう。「これで大丈夫」と自信を持って取り組めるママたちのほうが少ないのかもしれないですね。――本当にそうです。私の息子はもう離乳食期を終えていますが「なんとなく」でかけ抜けてしまったような気がしています。上田先生:そうなんですね。この時期、悩みすぎているお母さんもたくさんいらっしゃると思います。だからそこは「大丈夫」と言ってあげたいですね。1日ではなくて1週間、1カ月と長期的な視点でとらえてみると、少し気持ちに余裕が持てるかもしれないですね。――本のなかには大切な栄養素のお話もありますが、離乳食期の子どもたちの栄養を考えるうえで、特に知っておいてほしいことはなんでしょうか?上田先生:ママたちに知っておいてほしいのは、母乳だけで育てている赤ちゃんの鉄分、たんぱく質不足です。母乳にはさまざまな栄養素が含まれているのですが、初乳(生まれたばかりの赤ちゃんにあげるおっぱい)を100とすると、1年後の母乳のたんぱく質は50、鉄分は60くらいに減ってしまうんですね。減っていっていることに気づかず、母乳をあげているから栄養は大丈夫と過信していると、不足しがちな栄養素が確実に出てきます。だから、その分を離乳食で足していこう、というわけですね。母乳の栄養は、生後6カ月を過ぎてからは過信せず、足りない栄養素は離乳食からとれるようにシフトしていく意識、特に鉄分、たんぱく質が不足しがちになることを覚えておいてほしいですね。――大人でも栄養バランスに気づかう必要がありますが、赤ちゃんの場合、栄養が不足することでどんな影響を受けてしまうのでしょうか?上田先生:そうですね。特に、生後9カ月以降に鉄分が不足してしまうと「鉄欠乏性貧血」になる恐れがあります。つかまり立ちや言葉が少し遅れるといった特徴がありますが、見逃しやすいんですね。早めに発見できればすぐに遅れは取り戻せますから、意識して見守る必要があるでしょう。――子どものこれからの成長のためにも、これは知っておきたいですね。 ■赤ちゃんの離乳食「悩んだ分だけ子どもを理解」――離乳食作りって、やっと子育てのリズムがつかめてきたところで、また新たな壁が立ちふさがるというか…。正解がわからなくて「どうしたらいいの?」と、ひとりで悩んでしまっているお母さんも多いような気がしています。上田先生:子育てって本当に悩みがつきないです。離乳食は「食べること」で実際に目で見えるから、余計に気になって悩んでしまうママも多いのかもしれませんね。――先生にもお子さんがいらっしゃいますが、離乳食期はどんな感じだったのでしょう?上田先生:私も子どもの離乳食期には「今日は口から出した…」「今日は機嫌がいいから食べた!」とか一喜一憂した毎日を過ごしていました。感情の変化が激しいし、そのときはしんどかったです。でも、その毎日があったから、子どもを愛せるようになったんだと今なら思うんですね。どうやったらいいのかな、どうやったら受け入れてもらえるんだろうか…。そんなことを離乳食が始まって考えるようになって、子どものことを理解できるようになった気がしたんですね。もし、離乳食期にあれほど悩まなかったら、今はもっと冷たい親子関係だったかもしれません(笑)。――悩んだからこそ、子どもとの関係が深まったということでしょうか?上田先生:そうかもしれません。赤ちゃんは、おっぱいやミルクなら夢中で飲んでくれますよね。だから「私がいなきゃダメでしょ?」のような、上から目線だった(笑)。でも、離乳食になったら子どものことが宇宙人くらいにわからなくなった。食べなくて暴れて、私も意地になって怒ったりして、格闘しっぱなし。でも、このぶつかり合いがあったから、次の幼児期にうまくすべりこめたかなって思うんですね。試行錯誤して子どもが受け入れてくれたら、一緒になって喜んだり、おいしいねって笑いあったり。どんどん関係が深まっていきました。もし、子どもがなんでもひょいひょい食べてくれていたら、また違った親子関係だったと思います。一人ひとりの食の個性と向き合い、理解しようと務めることは並大抵のことじゃありません。でも、上田先生のお話から「離乳食でとことん悩むことは、親子の絆を深めていることと同じ」と気づきました。そう考えると「どうしたらいいんだろう」と悩むことも、ずっと前向きにとらえられるようになりますね。次回は、引き続き上田先生に、「バランスのとれた離乳食期の食事」はどんな栄養素を意識すればいいのか、不足しがちな栄養素はなにかについてうかがいます。参考図書: 『マンガでわかる離乳食のお悩み解決BOOK』 (主婦の友社)監修/上田 玲子 イラスト/あらい ぴろよ 1,296円(税込) 子育て中に遭遇する離乳食の「どうしたらいいの?」にわかりやすくマンガで答える一冊。乳幼児栄養についての第一人者である上田玲子先生が監修し、ゆるかわ、ポップ系を得意とするイラストレーター・あらい ぴろよさんのイラストでママたちの素朴な疑問を解決してくれます。マニュアル通りにはいかない離乳食のリアルなモヤモヤ、不安にもあたたかく寄り添う、悩めるママの離乳食解決本。
2018年09月23日息子が産まれて1年と5ヶ月、毎日欠かさずやってきた授乳。一日7回くらいが平均だとすると…なんと生まれてから3500回くらいは授乳してきたことに…!生まれたては、授乳時間をメモしたり、飲んでいる分数を計ったり、とにかく頻回。授乳後はげっぷをさせたり、おむつを替えたりしているうちに、また授乳タイム…。気がつけば1日中おっぱいをあげているような気も…。大きくなってくると、授乳のリズムは徐々に変わってきます。赤ちゃんとの生活で必要不可欠な授乳タイムがどう変わっていくのか、今回は私と息子の体験談を書こうと思います。生後1ヶ月までは、3時間に1回!生まれてから生後1ヶ月くらいまでは、3時間に一回、規則正しく授乳していました。意識して時間を計っていたわけではないですが、寝ている時でさえもだいたい3時間に一回ぐずりだして、息子のなかで「3時間に1回は飲みたい」といったリズムが本能的にあったよう。1回あたり15〜30分位かけて授乳するため、夜中の授乳時は、最高で2時間半続けて寝られたらいいなといった感じ…。とにかく眠かった!しかも息子はすぐに直のみができず、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲むスタイルだったので、搾乳や哺乳瓶の手入れなどの時間を考えると、私は本当に1日中おっぱい仕事をしていたと思います。これが約1ヶ月続きました。リズム安定せず、増える授乳回数息子の場合、搾乳した母乳を哺乳瓶であげるスタイルから母乳の直飲みに変わった時期が生後2ヶ月に入るころ。直飲みできるようになると、私も「今回は◯ml飲めたなぁ」など細かな量を計ることができなくなりました。おそらく一回あたりの量がまちまちになり、そのため授乳回数は少し増えた気がします。このころの授乳回数は1日に8~10回が目安という説もありますが、母乳の場合は「欲しがったらあげる」でいいそう。日中、活動している時間帯は特に時間を気にせずに飲みたさそうにしていたらあげる、ことに。授乳リズムはしっかり整っていなかったと思います。これまで3時間に一回ペースだった夜間も、4〜5時間ほど間隔があくことも。「これまで3時間に1回飲んでいたのに、大丈夫!?」と心配になって調べたところ、わざわざ起こしてあげる人もいるそうですが、そのまま寝かせてしまっても問題ないそう。息子の場合、長く寝てしまう時はだいたい私の疲れが溜まっていて一緒に長く寝てしまっている時だったので、ママを気遣ってくれるのかな、なんて思って愛おしくなりました(笑)とはいえ、生後の1ヶ月検診時に体重増加が伸び悩んだりしていたら、お医者さんに相談したり、授乳回数を増やすのが良さそうです。3ヶ月くらいで、一度にたくさん飲めるように!生後3ヶ月にさしかかると、だんだんと一度に飲める量が増えてきて、授乳回数の目安は1日6回~8回と、少し減ります。一度に飲んでくれる量が増えるということは、その分腹持ちが良くなっているということ。夜間の授乳間隔があいてくる時期で、まとまって寝てくれるので非常に気がラクになった覚えがあります。生後間もなくからこれくらいまでが、母親として体力的にも精神力的にもつらい時期なのでは。産後で体力の回復が十分にされていないうえ、親子とも授乳に慣れずに、まとまった睡眠時間も取れない時期は、いま振り返ればあっという間でしたが、やっぱり大変でした。夜間授乳は、パパに変わってもらったりしてくださいね♪この頃から夜間は、「寝る前におっぱい→たまに起きて1or2回おっぱい→朝イチのおっぱい」の流れがデフォルトに。私としてもだんだん、授乳に対する余裕が持てるようになってきました。授乳リズムも体重増加も、落ち着いたペースに生後3ヶ月すぎると、体重の伸びも一段落。1日20gほどの増加に落ち着いてくるようです。とはいえ個人差はあるので、大きくなってさえいれば安心して見守ってあげてくださいね。授乳回数は変わらず。夜は寝ている分、昼間にけっこうあげていたので、トータル8回くらい。首がすわってきて、飲み方も生まれたての感じから少しずつ変化してきました。離乳食開始したら、授乳回数はどう変わる?息子の離乳食スタートは、6ヶ月。初めのうちは1日一回、1さじ~しか食べていなかったので母乳への影響は特に出ず、回数もそのまま。離乳食スタート時は、まだまだおっぱいから摂る栄養がメインでした。授乳の回数や飲み方に変化が現れてきたのは、2回食を始めた8ヶ月くらいから。だいぶ量を食べるようになり、母乳の量は少しずつ減ってきました。しかし、息子は大のおっぱい好き!なので、食後に少しだけ欲しがる(デザート感覚!?)など、回数は変わらないか、むしろ増えてたかもしれません。3回食になっても、おっぱい大好きは変わらず。ちょこちょこ飲むので、あまり食欲旺盛ではなく、離乳食の進みや食べ口はそんなによくありませんでした。食事の時でも「少し食べてから母乳を欲しがり、再びご飯に戻る」などを2〜3回繰り返しています。保育園でのお昼ご飯では大丈夫なので、多分ママに甘えたいのかぁ〜なんて。周りのママ友からは、このくらいの時期からご飯やおやつでお腹いっぱいになったり、水分はパックの麦茶を飲んでいるので授乳が減ったという話もちらほら。我が子はまだまだおっぱい大好き。特に意識的に減らしたりせず、飲みたいと意思表示されたときにはあげるようにしています。また、息子は授乳ケープのストライプ柄を覚えているようで、おっぱいが欲しい時に自分で持ってくるまでになりました。その意思表示も、赤ちゃんの頃から比べたら愛しく、可愛い成長です♡ようやく、おっぱい以外にも興味が♪おっぱい大好きな息子ですが、外出時の母乳はかなり減りました。友人と買い物に出かけるくらいなら、水分とおやつとお昼ご飯だけでOKだったり!刺激的なものがいっぱいあるので、授乳どころじゃないんでしょうね(笑)1日を通してお出かけする時は、持参する蓋付きマグカップのお水じゃ足りず、よくペットボトルを買い足してます。水分補給が授乳→お茶やお水でできるようになったのは、大きな成長。まだ卒乳は考えていませんが、おっぱい以外の興味が出てきたことで、すこしずつ授乳回数も減り、離れていくのかなぁと思います。次のステップは、卒乳!やがてくるその日を考えると切ない…。今はたくさん、愛おしい授乳ライフを楽しもうと思います♡
2018年09月21日■一度は開き直ったものの…ベビーフードを使ってる最中も手作りにチャレンジしてみたのですが、ど~やっても食べない息子。ベビーフードをアレンジして「ベビーフード+手づくり」を作ってみたのですが、これもダメでした。「もうしょうがないじゃん!!」ってふっきれてベビーフードをあげ続けましたが、絶望感がふっきれたと思ったのに今度は「レトルトしか食べさせない」という後ろめたさが思いっきりやってきました。「私が料理下手なばっかりに…」「母親なのに子どもが喜ぶものも作ってやれない」「レンチンとか子どもがかわいそう」「ベビーフードしか食べないんだからしょうがないじゃん!」「私だって頑張ってる!」感情がごちゃごちゃして離乳食のたびに悩んでました。■ある日、お義母さんがお手伝いにそんなときのお義母さんのこの発言。とても気持ちが救われました。そうか…今は食べる練習をしてるんだ…。最初から何もかもうまくいくわけないじゃん…。息子は息子なりに今、頑張っているんだから私はそれをサポートすればいいだけなんだ。私の考えてる後ろめたさはみんな自分目線だったんだ…。そう気がついた途端、後ろめたさも吹っ飛びました。離乳食後期には私の作ったものも食べてくれるようになり完了期にはもう作った分だけ食べる大食い王子の誕生です!ベビーフードだからって体に問題なんてなかったし、好き嫌いもなく、今まで大きな病気ひとつせず元気いっぱいです。お義母さん、あのときは本当にありがとうございました!
2018年09月21日・まるごとキャベツ買っちゃったけど、どうしよう〜。・忙しい時に、パパッとオムライスやハンバーグを作りたい。・食べ盛りのお子様、食いしん坊の旦那様、お料理のボリュームが大変。そんなご家庭に、本日ご紹介するのは、人気のアレが、スーパーな上にデラックスになった最新バージョン!2倍に超デッカくなった、ぶんぶんチョッパースーパーDX<キャベツも白菜も、どんどん刻める>キャベツをまるごと買ったら、「餃子」作戦。みじん切りの手間が、ナント包丁要らずで数十秒に削減。キャベツや白菜をザザッと入れて、ブンブン引っ張るだけだから、まな板の飛び散り&はみ出しだってゼロ。これで餃子パーティーも大歓迎、時間が無くてハードルが高かった”餃子の作り置き冷凍”だって、スピーディーに捗ります。<オムライスが簡単3ステップで作れる>定番のオムライス・ハンバーグ・チャーハン作りって、具材を、刻んで炒めて←ココがけっこう手間ですよね〜。そこで、玉ネギまるごと1個が刻めるようになったこのブンブンチョッパーで、玉ネギ、人参、ハムをブンブンして炒めて冷凍しておくと便利。【1】加熱調味、【2】ご飯とまぜる、【3】タマゴで包むだけで、簡単オムライス。ハンバーグ、チャーハンや煮込み料理のコク出しにも使えるソフリット風。わが家の冷凍ストック頻度NO.1です!<離乳食〜食べ盛りまで、ロングライフ活躍>離乳食で欠かせない野菜のフリージングだって、“引っ張るだけ”でOK。いつもの茹で野菜や煮込み料理の取り分けを、月齢に合わせた細かさにブンブンすれば、刻む手間ナシ。テレビCM1本見ている間に、完成ですッ。食べ盛りを迎えたお子様がいるご家庭でも4人家族でも、安心の大容量。そして、実は、このスーパーDXだけの、3つの進化ポイントが・・・【1】 ハンドミキサー風、ポイッパー付き。・泡だて器+ボウルを出してシャカシャカが面倒な、生クリーム。・あの有名店っぽく、憧れのふわふわスフレオムレツ。⇒1ランク上のお料理を、いつも通りキッチンに立つテンションでお手軽に。【2】 保存蓋付きで、そのまま冷蔵庫へ。・朝、刻んでおいて・・・調理するのは、帰宅後。・タップリ刻んだ野菜、手作りつけダレなどの小分け使用に。⇒ラップ要らずでポンと被せるだけの専用フタをして冷蔵保存。【3】 ちょっと気が利く、内蓋付き。・フタ裏に食材がくっついたり、洗うと乾きにくい〜。。。⇒そんな従来品からの改善リニューアルで、内蓋もついています。作り置きの、頼もしいパートナーとして自炊の永遠のテーマといえば、「作り置き」&「下ごしらえ」。(作り置きが、なかなか続かない・・・)(刻むのが面倒で、避けているレパートリーがある)そんなハードルが、ググーンと一気に下がります。食欲の秋、楽しくブンブン引っ張って、美味しい時短クッキングを♪さて、本日は定番レパートリーを挙げましたが、ページではホームパーティーにも使えそうなステキなお料理もレシピ掲載しています。⇒ ぶんぶんチョッパースーパーDXデラックス ちょっとづかいにはこちらのタイプも⇒ みじん切りがわずか8秒で完成!ぶんぶんチョッパー ■食のはなし 新商品・モノのはなし 文・T.Kitahara作って食べて、会話が弾む。家族との大切な日常に、ほんのひと手間、幸せの仕掛けを。【ご紹介したアイテム】 通常サイズの2倍の容量になった、900ccサイズ。電気を使わず、フードプロセッサーのように場所も取らず、野菜のみじん切りが時短で完了します。⇒ ぶんぶんチョッパースーパーDXデラックス 2,376円(税込)
2018年09月21日■最初は気楽に離乳食をスタート最初は10倍かゆをこしてドロドロになったものをあげました。でも食べませんでした。離乳食のテキストには「最初はひとさじから」と書いてあったので「慣れたら食べてくれるようになるんだろうな」と気楽な感じでした。しかーし! 10日たっても食べる気配なし。食材を変えたり、味が薄いのかなと思ってちょびっと濃い目にしてみたり、ドロドロをもっとドロドロにこしたり…と、いろいろ工夫してみましたが全く食べないまま3週間がたとうとしていました。そんな中、旦那のアドバイスでベビーフードをあげてみると… めっちゃ食いつく! ひとさじどころかお皿が空になるほど食いつきました。この3週間、私が頑張って作ったものは毎日ゴミ箱へ…。作ったものが食べられずゴミ箱へ…なんていう事は人生ではじめてで…。むなしさを感じていたところにベビーフード完食。■成長を喜ぶべきなのに心の中は…本当は「食べてくれた!」と息子の成長を喜ぶべきなのに、あのときの私は本当に参っていて「私の作ったものよりベビーフードなの?」「私の料理はそんなにまずかったの?」「料理も食べてもらえない私は母親でいいの?」と、心の中がぐちゃぐちゃ、どうしようもない絶望感でいっぱいでした。次回に続きます。
2018年09月14日家事や育児に忙しく、パパの食事と赤ちゃんの離乳食作りを負担に感じているママも多いのではないでしょうか。そんな方には、“取り分け離乳食”がオススメ! 大人のメニューと同じ食材を使ったり、調理途中のものを取り分けたりすれば、離乳食作りが楽になります。今回はお魚離乳食通販サービスのmogcookで見つけた取り分け離乳食レシピをご紹介します。大人用には調味料をプラスするだけ! 「魚とごぼうのコロッケ」お魚離乳食通販サービスのmogcookには、お魚を使ったさまざまな離乳食のレシピが掲載されています。その中から、取り分け離乳食の「魚とごぼうのコロッケ」をピックアップ! お肉の代わりにお魚を使った、ごぼうの風味を感じられるコロッケ。普段なかなか摂取しにくいごぼうも、コロッケの具と混ぜ込む事で無理なく繊維質が摂れます。ベビーはこの他に大根と人参の煮物、野菜スープや味噌汁などの汁ものをつけると栄養バランスが良くなります。【材料】(調理時間:約25分/完了期から)魚 10g(離乳食用)、80g(大人用)※このレシピに使われている魚は「わらさ」です。じゃがいも 大3個(約300g)ごぼう 1/2本玉ねぎ 1/2個無調整豆乳 大さじ3~4(じゃがいもの水分量により加える量を加減)オリーブオイル 大さじ1塩こしょう、ナツメグ少々(大人のみ)揚げ油 適量●衣の材料米粉 適量卵1個水 大さじ1〜2パン粉 適量■付け合わせ(大人)レタス・水菜・黄パプリカ・トマト・パセリ(離乳食)コーン・プチトマト・パセリ【作り方】1.大人用と離乳食用の魚は解凍し皮ごとほぐします。2.じゃがいもは皮ごと蒸すか電子レンジで加熱して柔らかくし、皮を剥いてマッシュ状にします。3.ごぼうはよく洗って細かく刻み、耐熱容器にごぼうとひたひたの水を入れラップをかけ、電子レンジで加熱しておきます。4.玉ねぎはみじん切りにして耐熱容器に入れラップをし、電子レンジで加熱しておきます。5.フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、ごぼう、玉ねぎを加え炒めます。次に、ほぐした魚とじゃがいもを加え、無調整豆乳を入れて柔らかさを加減しながら混ぜます。ここで離乳食用60gを取り分けておきます。6.大人用は塩こしょうとナツメグを加え、味を調えます。7.離乳食用は食べやすいように小さめの団子状に形を整え、米粉、卵と水を混ぜた卵液、パン粉をつけ油で揚げます。8.大人用は形を俵型にし、米粉、卵と水を混ぜた卵液、パン粉をつけ油で揚げる。9.それぞれお皿にコロッケと付け合わせを盛りつけて出来上がり。岐阜で初開催! 『栗原友×藤岡操×mogcook 三重の魚を使った“大人も美味しい”離乳食教室』東京や大阪を中心に開催されてきたmogcookの人気イベント「“大人も美味しい”離乳食教室」が、2018年9月29日(土)に岐阜県で開催されることが決定しました。講師を務めるのは、2015年3月よりmogcookの監修をしている料理家の栗原友さん。mogcookのお魚を使ったオリジナル離乳食レシピ3品のデモンストレーションに加え、栄養士・藤岡操さんによる栄養解説トークもあり、離乳食のコツを分かりやすく学ぶことができます。イベント名にある通り、離乳食教室で紹介されるレシピは大人も美味しいと思えるものばかり! 取り分け離乳食の参考にもなること間違いナシです。離乳食の試食の他に、質問コーナーや特別価格での販売会、離乳食本へのサイン会など盛りだくさん。協賛企業からの豪華なお土産もついていますよ。岐阜近郊のママさん、ぜひ参加されてみてはいかがでしょう。【日時】2018年9月29日(土)午前の部10:00~11:45「初期~完了期までの基本レシピ」午後の部13:30~15:15「後期からの手づかみ食べ中心レシピ」※どちらの部に参加されるかお選びいただきます。※イベントは最大1時間45分です。早く終了する場合があります。【場所】なんカフェ(やすらき苑内)岐阜県羽島郡岐南町野中8丁目75【参加費】3,600円(お土産付き、お子様連れOK)【参考】mogcook
2018年09月11日生後5ヶ月〜活躍離乳食拒否から救ってくれた『ののじ』のスプーン《 紹介者 》ライター小和野薫子さんViViをはじめ女性ファッション誌のライターとして活躍されている小和野薫子さん。5歳の男の子と3歳の女の子のママ。いいものを見つける感度の高さは、育児アイテムにも生かされています。離乳食といえば、たいていのママたちが何かしらの悩みを持つもの。なかなか離乳食を口にしない我が子。そんな育児の壁にぶつかった小和野さんが、あらゆる試みを経て辿り着いた逸品を紹介します。初めてぶつかった育児の壁育児に悩みはつきもの。私にとって最初の大きな壁は、長男の離乳食でした。食べる。この当たり前の行為がなんでできないのだろう。食べないと大きくならないかも。次々と押し寄せる焦りと不安。悩んだ私の頭の中は離乳食のことでいっぱい。食器やカトラリー、中でもスプーンをいろいろと試しました。お祝いで頂いたブランドのもの、当時流行っていたシリコンのもの、百均のものまで……。たかがスプーンですが、食べ方どころか口の開け方も分からない赤ちゃんが、抵抗なく口を開けてくれるものを探すのって本当に大変。悩みから解放してくれた神アイテム▼購入はこちら「ののじ」公式ショップそして、ようやく辿り着いたのが、この「ののじ」のスプーン。並んで座って離乳食をあげやすいよう、柄の部分がしなっていて無理なく子どもの口に運べてノンストレスです。この絶妙なカーブや薄くて滑らかな口当たりのおかげで、子どもも抵抗なく自然と口を開けてくれます。苦痛だった離乳食タイムを楽しい親子時間へと変えてくれたこのスプーンは、まさに神アイテム!私は計10本近くママ友に買って配りました。そして、みんな絶賛していました。思い出のスプーンは今でも朝食とともに安心の日本製で、無駄のないシンプルでスマートなデザイン。かつ、色や匂い移りもなし。本物志向のママも満足できるクオリティです。子どもが大きくなったいまは、深いビンに入ったジャム用スプーンとして大活躍!大きくなった子どもたちが、このスプーンでパンにジャムを塗っている姿をみると、赤ちゃんの頃の記憶が蘇ってきて幸せな気持ちになります。一瞬で使い終わるのではなく、思い出がつまった育児グッズをこうして別の用途で長く使っていける点でも魅力的だなと思います。Text:Kyoko Isobe
2018年09月01日「ファミリア神戸本店」がオープン!株式会社ファミリア(所在地:兵庫県神戸市中央区、代表取締役社長:岡崎忠彦)は、神戸市・旧居留地に、2018年9月8日(土)、子どもと家族の可能性が広がる新しい空間「ファミリア神戸本店」をオープン。ショップ内で展開するコンテンツが決定しました。「ファミリア神戸本店」のストアコンセプトは「COLORFUL 子どもの個性を豊かにはぐくむ。」。当社初となる、見て・触って・選べるスタイルのレストラン「color of time(カラーオブタイム)」、お子様や妊娠中の方も安心して利用できるカフェ「WHITE BEAR CAFE(ホワイトベアーカフェ)」、産前産後に特化したリラクゼーションサロン「PEONY(ピオニー)」、子どもも大人も楽しむ創造の空間「atelier(アトリエ)」を開設。お子様の成長と家族の思いに寄り添う小児科・皮膚科クリニック「ファミリアメディカル神戸クリニック」を併設し、衣料だけにとどまらず、多角的方面からお子様の成長をサポートします。【店舗情報】店 舗 名:ファミリア神戸本店オープン日:2018年9月8日(土)施 設 名:デビスビルディング所 在 地:兵庫県神戸市中央区西町33-2延床面積:646坪営業時間:11:00~19:00 ※一部コンテンツを除く電話番号:078-321-2468FAX 番号:078-321-2816ストアコンセプトCOLORFUL子どもの個性を豊かにはぐくむ。まだ何色にも染まっていない子どもたち。ファミリアはその無限の可能性と向き合い、一人ひとりの個性を大切に育んでいきます。何に出会い、何に触れ、何を感じるかで、見えてくる世界はきっと変わってきます。神戸本店は子どもと大人が一緒になって、良質なモノやコトとの出会いを重ねる空間です。ここで自然と生まれてくる会話や、体感から得る驚きや発見、感動のすべてが、豊かな個性になっていきます。ショップ内コンテンツcolor of timeファミリアが考える「食育」は、お子様とのふれあいやコミュニケーションのひとつ。食に興味を持ち、食べることが好きになってほしいという思いから、レストラン「color of time」を展開します。旬の食材を薪窯で調理し、素材本来の味をご堪能いただける料理をご提供。見て、触れて、選び、親子で料理の仕上げに参加できる演出もお楽しみいただけます。家族で食事をしながら笑顔がこぼれる、会話がはずむ、そんなひとときを提供します。オープンキッチンに並んだ料理をお客様のタイミングで自由にお楽しみいただけます。離乳食メニューとして、有機米をつかったおかゆもご用意。ご家族でお楽しみいただけます。◆Lunch time大人:2,700円/小学生:1,620円/幼児:540円◆Dinner time大人:5,400円/小学生:2,700円/幼児:1,080円※価格はすべて税込ですWHITE BEAR CAFEお子様や妊娠中の方も安心してご利用いただける、素材にこだわったカフェ「WHITE BEAR CAFE」。オリジナルブレンドコーヒーをはじめ、妊娠中の方も気兼ねなくご利用いただけるよう、ノンカフェインのコーヒーや紅茶をご用意します。カフェで提供するカップのデザインはテキスタイルデザイナー鈴木マサル氏とのコラボレーション。店名にちなんだ白クマが描かれた「WHITE BEAR CAFE」限定のオリジナルグッズも販売します。有機米のおかゆに旬の野菜ペーストのトッピングを2種類お選びいただけます。Small:324円(税込)/Regular:540円(税込)旬の野菜をミックスする「vegeful(ベジフル)」。季節ごとに変わるメニューをお楽しみに。648円(税込)PEONY妊娠中でも安全に施術が受けられるリラクゼーションサロン「PEONY」。天然由来のエッセンシャルオイルは、その日の気分や状態によってお好きな香りをブレンドします。アロマの香りに包まれながら、癒やしの時間をお過ごしください。妊娠0週からご利用いただけるフェイシャルやフットトリートメントをはじめ、妊娠16週からのボディトリートメントコースをご用意。豊富な知識と経験をもつスタッフが施術しますので、妊娠中も安心してご利用いただけます。妊娠中はもちろんのこと、産後のメンテナンスや、子育ての疲れを癒やすリラクゼーションとしても、ぜひご利用ください。atelier「atelier」は、洋服が出来上がるまでのストーリーを見て触れて、ものづくりを体感できる空間です。デザイナーとパタンナーの作業風景を間近で見学できるオープンスタジオや、常設でご参加いただけるワークショップをご用意します。 アートウォールをみんなでつくるイベントや、デザイナーと一緒にものづくりを楽しむイベントも開催。「atelier」での体験を通して、ものづくりの過程を楽しく学び、自分で創造することの喜びを発見していただけます。葉っぱを描いて、貼って、みんなでアートウォールをつくろう!本物の葉っぱや、葉っぱに見立てた生地やフェルトを壁に重ね、森の木を表現したアートウォールをつくりあげるワークショップ。期間中、子どもから大人までどなたでもご参加いただけます。【開催概要】日 程:2018年9月8日(日)~9月30日(日)時 間:11:00~19:00常時受付参加費:無料予 約:不要リーフクラウンをつくろうフェルトの冠をベースにリーフクラウンをつくるワークショップ。生地やフェルトを葉っぱに見立てて冠を飾り付けていきます。完成したあとは、アートウォールの前で写真を撮りましょう。【開催概要】日 程:2018年9月22日(土)・9月23日(日・祝)時 間:11:30~12:30/12:30~13:30/13:30~14:30/14:30~15:30/15:30~16:30/16:30~17:30/17:30~18:30参加費:1,620円定員:各回5名予 約:8月9日(木)11:00よりファミリア公式HPにて受付開始LABO育児をより楽しんでほしい、一人ひとりの個性を輝かせてほしいという思いから、マタニティから3歳までのお子様に向けたマナビの場をご用意しました。店内には1Fと2Fにスタジオを設置し、「familiar KIDS LABO(ファミリアキッズラボ)」のカリキュラムと、妊娠してから2歳になるまでの1000日間をサポートする1000daysプログラムを実施します。1000daysプログラムについて妊娠してから出産までの約270daysと、あかちゃんが生まれてから、2歳のお誕生日を迎えるまでの730daysを合わせた1000days。この期間に、どんなものに触れ、どんな経験をするかが、あかちゃんにとって重要になるといわれています。 あかちゃんと過ごす大切な“最初の1000days”がよりよいものになるよう、「ファミリア神戸本店」だからこそできる1000daysプログラムを実施いたします。妊娠中から知っておきたい予防接種の知識あかちゃんの健康を守るために欠かせない予防接種。生後2か月からスタートするので、妊娠中にワクチンについて学び、大まかなスケジュールをイメージしておくとさらに安心です。小児科のドクターから詳しく教えていただき、スムーズに予防接種デビューを迎えましょう。育児中の方やご家族の方のご参加も大歓迎です。【開催概要】日 時:2018年9月20日(木)13:00~14:00/9月30日(日)14:00~15:00対 象:妊娠35週までの方とそのご家族1名様まで料 金:3,240円 (税込)講 師:ファミリアメディカル院長 田中医師予 約:8月9日(木)11:00よりファミリア公式HPにて受付開始離乳食レッスン ~初期~あかちゃんの人生初めての食事は「離乳食」。いつ始めるのがいいの? 何から食べるといいの? どんな調理方法? そんなママの疑問を一緒に解決します。離乳食初期の離乳食の進め方、基本のつくり方など実習を交えてお伝えします。【開催概要】日 時: 2018年9月15日(土)11:30~13:00対 象:1歳未満のお子様がいらっしゃる方料 金:5,400円 (税込)講 師:一般社団法人 離乳食インストラクター協会/保育士中田馨予 約:8月9日(木)11:00よりファミリア公式HPにて受付開始親子で楽しむ絵本の世界Ⅰ季節やテーマにそった絵本から、日々の生活の中の遊びやアートへどんどん世界を広げて、お子様の創造力を育みませんか? 絵本の読み聞かせや選び方を、プロによる読み聞かせを通して、お子様と一緒に楽しく学べるプログラムです。ファミリアの絵本をプレゼントいたします。【開催概要】日 時: 2018年9月12日(水)13:00~14:00対 象:1歳未満のお子様がいらっしゃる方料 金:5,400円 (税込)講 師:NPO法人アトリエPetata 石橋 幸子予 約:8月9日(木)11:00よりファミリア公式HPにて受付開始ファミリアメディカル神戸クリニック医療の面からお子様の健やかな成長をサポートするため、「ファミリアメディカル神戸クリニック」を併設。時間をかけた健診や育児相談、予防接種を通して、お子様の成長とご家族の想いに寄り添います。小児科予防接種や健診といった乳幼児期特有の診療を中心に、育児に関する内容から小児疾患に対する不安までご相談いただけます。皮膚科乳幼児期から問題となるお子様の皮膚トラブルや、妊娠中から産後の女性のお肌に関するお悩みに対応します。小さなお子様から大人の方までさまざまな世代の患者様に親しまれる雰囲気づくりを心がけ、それぞれのライフスタイルに合った治療を提案します。スポット情報スポット名:ファミリア神戸本店住所:兵庫県神戸市中央区西町33-2電話番号:0120-078-345(10:00~17:00土日祝・年末年始を除く)
2018年08月28日夏野菜のひとつモロヘイヤ。みなさんは、どのように調理していますか。「使い慣れない野菜なので、調理したことがない」という方もいるのではないでしょうか。モロヘイヤは、ネバネバ食材でもあり離乳食やお浸しなどなんでも使える万能食材!ビタミンも豊富で夏の疲れたカラダにもおすすめ。今回は、赤ちゃんから大人までおいしく食べられるレシピを紹介します。モロヘイヤは茎と葉を分けて調理しようモロヘイヤを調理するときは、硬い茎の部分と葉を分けておきましょう。子どもの料理には、やわらかく食べやすい葉の部分を使い、茎の部分は、お浸しや炒め物、カレーなどに入れて使うのがおすすめです。離乳食にもおすすめ!モロヘイヤの豆乳スープモロヘイヤレシピの中でも、わが家で定番の人気料理がモロヘイヤの豆乳スープ。とろりとして飲みやすく、赤ちゃんから大人まで家族みんなで一緒に食べられます。モロヘイヤ豆乳スープのレシピ材料(3人分)モロヘイヤの葉・・・10~15枚くらいだし汁・・・200cc豆乳・・・200cc作り方1.モロヘイヤの葉を包丁かミキサーで細かく刻む2.だし汁の中に刻んだモロヘイヤを入れ、葉っぱがやわらかくなるまで煮る(沸騰してから2分くらいでやわらかくなります)※だし汁は、昆布、かつお節などお好みのものを使ってください。液体のだしを使う場合は、白だしがおすすめです3.豆乳を入れて全体がなじむくらい(約3分)煮たらできあがり※さっぱりしたスープに仕上げたいときは、だし汁の量を増やして調整してくださいあっという間に簡単に作れる豆乳スープ。隠し味にみそを入れても。また、モロヘイヤの他にも同じネバネバ食材のオクラを一緒に入れてもおいしいです!冷蔵庫で冷やして、冷製スープにして食べることもできるので、いろいろアレンジしながら食べてみてください。モロヘイヤを使っていろいろな料理を作ってみよう私が小さいころは、あまり見かけなかったモロヘイヤ。初めはどんな食材なんだろう?と思いながら調理してみましたが、とても食べやすくいろいろな料理にも使えるので、気がつけばわが家では欠かせない食材のひとつに。ネバネバとして舌触りもよく、クセもなく食べやすいからか、子どもたちも離乳食の頃からよく食べていました。葉っぱをサッと茹でて細かく刻んで納豆とまぜたり、そうめんの上にのせてみたり。そして、とにかくスープとの相性が抜群。みそ汁、トマトスープ、なんでも合います。中華スープやかきたま汁に入れれば片栗粉の代わりに、しっかりとろみを出してくれます。今が旬の時期でもあるモロヘイヤを使って、ぜひみなさんもいろいろな料理を作ってみてください。
2018年08月27日子どもの発達が遅かったり、食が細かったりすると、「母親である自分が悪いのかも」と不安になりますよね。筆者も1人目はとても食が細く、離乳食の作り方を工夫をして30〜40分かけてあげても、食べてくれるのは3分の1ほどで悩みました。7歳長男、3歳次男、1歳長女と3兄妹をもつ今では、それぞれの発達や食欲、気質がバラバラな様子を見て、「母親が悪いのではなく個性が強い」ことを知りました。どれほど3人が違うのかをご紹介します。乳児期の発達・気質・食欲我が家の3兄妹は、寝返り・ハイハイ・一人歩きなどの発達が、平均と比べて上の子から「2〜3ヶ月遅い、平均と同じ、2ヶ月早い」状態でした。たとえば寝返りを始めたのは上から「7ヶ月、5ヶ月、4ヶ月」、一人歩きを始めたのは「1歳4ヶ月、1歳、10ヶ月」です。気質や性格は、上の子から「神経質でとても慎重・ヤンチャで後先を考えない・おてんばでマイペース」。長男は「石橋を叩いて壊してしまう」と例えられるほど慎重ですが、次男は「まず行動してから考えるタイプ」、長女はその中間です。離乳食に対する食欲は、上から「食が細い、食欲旺盛、普通」といった状態。長男はどんな調理法を試しても離乳食を食べてくれませんでしたが、次男は何でもすぐに食べてしまいました。今でも長男は食が細く、水分もあまりとりたがりません。ちなみに長男には数々の食物やハウスダスト、動物のアレルギー、花粉症や軽いアトピーがあり、次男にはありません。幼児期の遊び方もバラバラ幼児期の遊び方も、それぞれ異なります。長男は文字を書いたり、迷路や間違い探しが好きでした。集中力が高く、一つのことをやり続けるタイプです。一方でブロック遊びなど、立体的なものを自分で考えて作るような遊びはしませんでした。反対に次男は、ブロックや粘土で自由に物を作ったり、プラレールが好きです。好奇心旺盛ですが、集中力のないタイプ。迷路や文字を書くということは苦手なようで、嫌がります。長女は現在1歳4ヶ月ですが、長男と次男の間をとったような遊び方をしています。乳児期の発達だけでなく、妊娠中のつわりや食の好み、体調も3人共異なりました。「3人育てるとそれぞれの子がバラバラで、子どもに親の期待を押し付けなくなる」という話を聞いたことがありますが、それを実感しました。それでも1人目のときは、発達が遅いのも、食が遅いのも自分のせいかもと落ち込んだものです。親のせいではなく子どもの個性と捉え、どんなタイプの子なのか、その子らしさを観察することをお勧めします。PHOTO/Fotolia
2018年08月20日耐熱性に優れている萬古焼の土鍋は、三重県の伝統工芸品のひとつ。直火はもちろん、電子レンジやオーブンでも使うことができ、さまざまな調理に活躍します。離乳食もアヒージョもキッシュも! 萬古焼の小鍋で簡単に作れます三重県の伝統工芸品である萬古焼(ばんこやき)は、熱に強く、電子レンジやオーブンでも使用することができる優れもの。三重県発のお魚離乳食通販サービスのmogcook(モグック)で取り扱っている萬古焼の小鍋(4,104円【税込み】)は、料理家・栗原友さんがセレクトしたアイテム。食べる量が少ない赤ちゃんの離乳食作りにぴったりです。今回は萬古焼の小鍋を使った離乳食レシピをご紹介します。『魚と牡蠣のお粥』(調理時間:約6分/対象:後期から)【材料】魚 1パック※このレシピに使われているお魚は「ぶだい」です。牡蠣(小) 1個葱 少々椎茸 3g全粥 適量(ここでは90g)【作り方】(下ごしらえ)魚は解凍しほぐす。牡蠣、葱、椎茸はそれぞれ食べやすく刻む。1.小鍋に全粥、魚、牡蠣、椎茸を入れて煮込みます。最後に葱を入れて、サッと煮ればできあがり。大人用は仕上げに醤油を加えると美味しく食べられます。牡蠣にはタウリン、ビタミンB2、鉄、亜鉛等が豊富で、心臓機能を強くしたり網膜の発達を促したり、味覚や嗅覚の機能を正常に保つ作用もあります。特に妊娠中や授乳中は貧血防止にもなるので摂取しましょう。萬古焼の小鍋は離乳食のお粥作りのほかに、グラタンやアヒージョ、キッシュなどの調理にも使えます。デザインもシンプルでお洒落なので、離乳食期が終わっても活躍しそうですよね。mogcook4周年を記念して、萬古焼の小鍋などをプレゼント中mogcookでは現在、サービス開始4周年を迎えたことを記念し、mogcookの由来である「もぐもぐ(食べる)」、「クック(調理する)」にちなんだ商品をプレゼントする「もぐもぐ・クックプレゼントキャンペーン」を開催中。2018年8月31日(金)までの期間中、定期配送3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月分を一括購入されたお客様を対象に、先ほど紹介した萬古焼の小鍋のほか、萬古焼のミニカップ(1,728円【税込み】)やモグックオリジナルのベビースプーン(1,404円【税込み】)をプレゼント。離乳食に上手くお魚を摂り入れたいとお考えの方、これから離乳食が始まるという方、萬古焼のプレゼントがもらえるこの機会にモグックのお魚離乳食通販を利用されてみてはいかがでしょうか。詳しい情報は下記のホームページをご覧ください。【参考】mogcook
2018年08月20日Q-pot.(キューポット)が手掛けるQ-pot CAFE.は、「美少女戦士セーラームーン」とのコラボレーションメニューを期間限定で販売。前期と後期に分けてそれぞれ「美少女戦士セーラームーン」の世界観を存分に味わえるメニューを提供しているQ-pot CAFE.。後期は、タキシード服を大胆にデザインしたプレートで提供されるケーキ「タキシードアムールローズ」がラインナップ。うさぎちゃんの心を奪うタキシード仮面の魅力を、ハートショコラムースで表現した。なお、プレートは持ち帰りが可能だ。また、最強のペア、ウラヌス&ネプチューンをイメージしたアイスケーキのプレートもラインナップ。ウラヌスはほんのりミント香るホワイトチョコレート味、ネプチューンはピスタチオ味の甘く爽やかなアイスケーキで表現しており、シュー生地とマリアージュさせてもおいしい。そのほか、ムーンスティックをイメージしたパフェや、うさぎちゃんの“あま~い夢”をイメージしたフロマージュブランのさっぱりレアチーズケーキ、セーラースターライツのメイクアップを想わせるピーチティーレモネードなど、見た目にも楽しめるドリーミーなスイーツとドリンクを揃えた。なお、前期メニューとして登場した「スイートエターナルムーンアーティクルプレート」は、好評につき後期も継続してメニューに仲間入りする。【詳細】Q-pot CAFE.「美少女戦士セーラームーン」コラボレーションメニュー後期提供期間:2018年7月26日(木)~8月19日(日)・タキシードアムールローズ プレート付き・ドリンクセット 3,900円+税・スイートエターナルムーンアーティクルプレート プレート付き・ドリンクセット 3,900円+税・ウラヌス&ネプチューン ゴージャス&エレガント アイスケーキプレートクリアランチョンマット付き・ドリンクセット 2,200円+税 <平日限定>・うさぎドリームシュガープレート ドリンクセット 2,200円+税・ムーンヒーリングパフェ コースター付き・ドリンクセット 2,500円+税※スターライト・ハネムーン・セラピー・キッス・ベリー・ラテとセーラーチェンジスターティー、ギャラクティカ スーパー ストリング・スパークリングはセットドリンクでの提供。※プレート、ランチョンマットは持ち帰り可。
2018年08月05日こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。突然ですが、みなさんのスマホにはどんなアプリが入っていますか?最近では数えきれないほど多くのアプリが出ていて、なかには育児の手助けをしてくれるアプリも多く登場しています。そこで今回は私が2人の子育てをしていくなかで「本当に使える! 」と思ったアプリを5つご紹介します。◎ 授乳ノート/毎日続ける授乳・育児記録こちらは産後すぐから、母乳をあげるママにオススメのアプリ。はじめての母乳育児の場合、まず悩むのが授乳の時間やタイミング。「まだ2時間もあいていないけどいいのかな」「さっき飲んだの何時だっけ」とかなり神経質になってしまう人が多いです。これは授乳の間隔を確認したり、1日の授乳回数や時間を記録 しておけたりするアプリです。一目見れば「まだあげなくて大丈夫かな」「○時頃泣きそうだから準備しておこう」など事前に把握しておくことができます。授乳記録だけでなく、お昼寝の記録やオムツのメモなどもできるのでこのアプリ1つで多くの問題が解決できそう。授乳にお悩みのかたはぜひ使ってみてくださいね。◎ パパッと育児@赤ちゃん手帳大事なわが子の成長を家族で記録できるアプリ。子どもの成長を記録しながら把握したい、パパとママにオススメです。写真つきで育児記録を共有する ことができるので、仕事で忙しいパパもママの更新で子どもの成長を見ることができます。その日の寝た時間や起きた時間などを記録しておけば、生活リズムを一目でチェックすることができます。ミルクや授乳時間も記録しておけるので、これを見るだけで1日の子どもの過ごしかたが一目瞭然!ママがパパに子どもを預けるときも、これを参考にしておけばだいたいのスケジュールが分かります。子どもが大きくなってから振り返るのも楽しいですよ。第二子が生まれたときに、第一子のときにどんな生活をしていたかも思い出すことができました。◎ 予防接種スケジューラー生後2か月からはじまる予防接種ラッシュ。「いつ何を打ったっけ!? 」と忘れてしまいがちなママにオススメです。小児科医監修のアプリで、色々なワクチンの推奨接種時期やオススメの受けかたなども書いてあり、とても参考になります。そして安心もできます。いま何のワクチンを接種済みで、次にいつ何のワクチンを打つべきなのかすぐに見ることができます。また複数のアカウントを作ることができるので、兄弟分まとめて管理できるのも便利。予防接種の管理に困っている人には、今すぐインストールしてもらいたいアプリです!◎ ステップ離乳食離乳食がはじまったママ、これからはじめようとしているママ、離乳食に困っているママにオススメのアプリです。離乳食って「この食材は○か月から」「食べかたはこうしてください」というルールがかなり多くあります。全部を覚えるのは大変ですし、買い物のときも困ってしまいますよね。このアプリを使えば食べていい食材やまだの食材がすぐに分かりますし、すでに摂取済みの食品をチェックしてくことができます。またステップアップの目安も分かりやすいので「そろそろ五分粥にしてもいいのかな」と悩む必要もなし!アレルギーなどがなかったか記録をとることもできるのでとても便利です。離乳食について少しでも悩んでいることがある人 は、ぜひ使ってみてくださいね。◎ レター子供の写真カレンダー大切なわが子の思い出の写真をカレンダーにできるアプリ。毎月届くようにすれば、子供の成長を毎月感じることができます。遠くに住んでいるおじいちゃんおばあちゃんなどに送るのもとても喜ばれます。これは私もすでに数年使っているのですが、両親は毎月届くのを心待ちにしているようです。カレンダーとして飾っておくのはもちろん、アルバムにおさめて過去の写真を並べておけば立派な成長記録のできあがりです。なんと最初の3通は無料でお試し!そのあとも1通250円(税別/送料込み)で楽しむことができます。気になる人はまずはお試しからはじめてみてはいかがでしょうか?他にもたくさんの素晴らしいアプリがありますが、今回は中でも「本当に使える」5つをご紹介しました。育児中は考えなければいけないことがたくさんありますが、スマホアプリに助けてもらいながらうまくこなしていきましょう。少しでも育児ストレスが減りますように!●ライター/横山かおり
2018年07月20日こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。最近暑くなり手作りの離乳食を持ち歩くのは食中毒などの心配にがありますよね。かといってレトルトの離乳食を使用するのは抵抗があるかもしれません。そこで今回はレトルト離乳食との上手なつきあいかた や、私がレトルト離乳食をそこまで嫌厭していない理由についてお話します。レトルト離乳食との距離感レトルト離乳食に手を出しにくいという人は添加物の心配があるかと思うのですが、実は、しっかりと基準がなされた上で作られています。それを踏まえてわが家はレトルトの離乳食と適度な距離をとって、上手くつきあってきたつもりです。レトルトの離乳食は使用していましたが、使用「しすぎないように」もしていました。2人の育児中、わが家がよく使っていたのはお弁当タイプのレトルト離乳食。実際に使用していたのは以下のようなとき です。・外出するとき・パパに子どもたちを見ていてもらうとき・どうしても食事(離乳食)を作る気力や体力がなかったとき外に食事に行くとき、離乳食が置いてあるお店はかなり少ないですし、自分で離乳食を持参するのも面倒で…。レトルトの離乳食は野菜もタンパク質も必要な分がしっかり入っていましたし、子どもたちもよく食べたのでかなり助かっていました。でも注意したのは「レトルトばかりあげない」ということ 。「体に悪い」とか「添加物が気になる」という問題よりも、私の手作りの味をしっかり覚えて欲しかったからです。母の味=レトルトの味と勘違いされたら嫌だったし、レトルトに慣れて手作りのものを食べなくなってしまったら嫌だったのでレトルトは必要なときだけにしていました。しっかりパックされているので外出時も食中毒の心配がありません。疲れたときに無理して離乳食を作らなくても大丈夫。精神的に大きな余裕ができるので、レトルトの離乳食はママやパパをきっと助けてくれる存在になるはずです。レトルト離乳食の添加物が気になるママたちへレトルト離乳食は安全面がしっかり保障されています。添加物が気になっているママたちも、しっかり基準値内で管理されている と分かれば安心なのではないでしょうか?大切なわが子の体を作る食事。「体にいいものをあげたい。悪いものはあげたくない」と思うのは当たり前です。私もレトルト離乳食に含まれる添加物などが気になったので、調べたことがあります。多くのレトルト離乳食は「日本ベビーフード協議会」(ホームページはこちら)というところの基準にもとづいて作られているようです。塩分や残留農薬、食品添加物などもすべて管理されています。赤ちゃんが口にするものなので、レトルトでもこだわって作られています。ほとんどのレトルト離乳食は安全が保障されているので、個人的には「そこまでレトルトを嫌厭しなくても」という理由がこれでした。(もちろん考えかたは人それぞれですよ!)それでもわずかな添加物も気になる人には、オーガニックの離乳食 をオススメ します。多くのオーガニック離乳食はネット販売や自然食品を取り扱うお店で購入できます。最近では多くのお店から色々な種類のものが販売されているので、赤ちゃんの口にあうものを試してみるのもいいかもしれませんね。添加物を一切排除するのも難しいレトルトの食事や外食の食事を一切絶つと、新たな問題も出てくるようです。これは私のママ友の話なのですが、手作りにこだわった末に出てしまったアレルギーのお話 です。私の友人で、離乳食や幼児食にとてもこだわり、3歳頃まで手作り以外ほとんど与えていなかったママがいます。それはとても徹底していたので、私も尊敬の眼差しで見ていました。でもあるとき外出時にレストランで作られたものを与えてみたら、蕁麻疹のようなものが体中に出てしまったとのこと。色々試したり調べたりした結果、添加物に反応してしまったようなのです。生まれてから3年間一切添加物をとってこなかったため、体が添加物を拒否したのです。これが良いのか悪いのかは判断できませんが、ママ友は「大人になってから生きにくい体にしてしまった」とも言っていました。現在は少しずつ、外の食事にも慣れさせていっているようです。現代の食事はありとあらゆるところに添加物があふれています。もちろん不要な添加物は体に与えたくないですが、生き抜くためには気にしすぎないほうがいい のかな、とも思ってしまいます。----------以上、いかがでしたでしょうか?添加物などを気にしてレトルトの離乳食を使用していないママは多くいます。また「手作り」が誉められる世の中なので、レトルトに罪悪感を持ってしまうママも多くいます。手作り離乳食が苦になっていないのならいいのですが、たまに「食にこだわりすぎて疲れているママ」 も見かけます。離乳食がストレスになってしまうなら、少し縛りをゆるめて、心に余裕をもたせてみるのもいいのではないでしょうか。レトルトの離乳食もしっかり管理されています。レトルト離乳食をオススメしているわけではありませんが、困ったときの救世主にはなってくれる はずですよ。●ライター/横山かおり●モデル/赤松侑里
2018年07月19日こんにちは。ママライターのあしださきです。今回は、「育児の効率化」 をテーマに、ヒントになるアイデアを3つご紹介したいと思います。ぜひ、これを参考にして少しでもママやパパの負担を減らすことや、お子さんとの大切な時間をより楽しく、その時期だけのかわいい姿を心のゆとりをもって見守って欲しいと思います。動線を意識して収納を変える産後の忙しい日々の前に、妊娠中にできる育児の効率化についてご紹介します。筆者はインテリアコーディネーターです。部屋をレイアウトする際に重要な要素は「動線」 であると経験的に知っています。これを育児の効率化に生かしてはいかがでしょうか。例えば、毎日の洗濯物。妊娠中はそれほど気にならないでしょうが、赤ちゃんが生まれるとその量は倍増します。ベランダから洗濯物を取り込んで・運んで・畳んで・しまうという4ステップを別々の場所で行うことは非効率的です。定位置をひとつ決め、そこですべてが完結できるようレイアウトを変えておくのがおすすめです。赤ちゃんの肌着やタオルの収納などはベランダの窓近くに移動しておきましょう。それからお子さんが大きくなって、物が増えてしまってもこの考え方で収納をレイアウトしていくと効率的です。使う場所としまう場所が同じであると意識するのがコツです。これは一例ですが、目が離せない赤ちゃんの育児はとにかく「タイムマネジメント」が命 だと思います。いかに家事にかける時間を短縮できるか、これは経験者から学ぶべきことです。ぜひ参考にしてみてください。一度の料理でストックを作る習慣にするこちらも「タイムマネジメント」に分類できますが、産後体力が落ちている時だからこそ食事は大切です。しかし産後ママは自分の食事を疎かにしがちだという調査結果(※)が出ています。自分1人のためにお料理するなら、「寝たい」というのが本音かもしれません。この場合にできる効率化のススメは「一度の料理で何食分かストックを作る習慣」 です。例えば簡単なのはカレーやシチューなどを一度に多く作って、小分けで冷凍しておくこと。また、野菜も買ってきたその日の夜には切って(夕食を作るついでに)、用途別にフリーザーバッグなどにつめて冷凍しておきます。するとお味噌汁、炒め物などが下ごしらえをせずに作れて、洗い物も出ないので便利です。また、お子さんの離乳食作りでもこの方法が大活躍 します。産後すぐから始めておけばちょうど良いトレーニング期間を経て離乳食時期を迎えますから、ぜひ取り入れてみてください。筆者にとって離乳食は「できれば避けたい」育児の項目でしたが、この方法で乗り切ることができました。育児の効率化の最後の砦は夫との協力出産という大仕事を終えたあと、家事や育児に協力的ではない旦那さんがいる場合、奥さんは疲れてしまう可能性がありますよね。旦那さんと協力できていない場合、精神的にも追い込まれる要因なので、ぜひ意識して改善していきましょう。しかし完璧を求めてはいけません。「ちょっとひと手間」という部分で旦那さんに協力 してもらいませんか?例えば、「忙しくて家庭のことは妻に任せきり」という場合は 帰りが遅くいつも最後にお風呂に入る夫にお風呂の湯を抜いて、サッと水をかけて汚れを流しておいてもらう。 洗濯機のタイマーを、翌朝早い時間にセットしておいてもらう。 重い洗濯かごをベランダのある部屋まで運んでもらう。 天気の良い日は朝、布団を干してもらう。これらはママの負担を驚くほど軽減 してくれます。筆者は特に、洗濯かご運びや布団干しが産後の体にこたえました。しかし「これは力持ちの適役に頼もう!」とお願いしてからは、つらい腰痛から解放されました。----------いかがでしたか?最初にお願いするときは、「得意そうなこと」や「ついでにできること」が良いと思います。この最初の一歩がうまくいけば、育児本体への協力も期待できると思います。出典/妊産婦等への食育推進に関する調査●ライター/あしださき●モデル/藤沢リキヤ,福永桃子
2018年07月19日西日本を中心とした記録的な豪雨被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。地震大国でもある日本では、今後30年以内に震度6弱以上の地震の発生確率が注目されています。小さな赤ちゃんがいるご家庭のみなさま、災害時の対処はきちんとしていますか?もしものときのため、大人用の防災グッズだけでなく、赤ちゃん用の防災グッズも一緒に用意しておいて。今回は、赤ちゃんのために揃えておきたい防災グッズリストや、家の中の災害対策をまとめました。チェック☑︎して!赤ちゃん用の災害グッズリスト大人だけの防災グッズと、小さな子連れの防災グッズは内容が異なります。我が家も子どもの成長の度にその都度見直して、今必要なもの・足りないものを揃えています。以下は、赤ちゃんや子どもがいるご家庭で必須な防災アイテム。いざという時に慌てないために、今一度確認しておきましょう。◻︎母子手帳のコピー、保険証のコピー…出産時の記録や検診の記録、予防接種や病歴などはコピーしておくこと。万が一の時に必ず役立ちます。◻︎おむつ…赤ちゃんによりますが、生後1〜2ヶ月だとだいたい1日10~15枚程度。おむつは大きさがすぐに変わるので、頻繁にみなおしましょう。◻︎おしりふき…赤ちゃんのお尻を拭くだけでなく、ウェットティッシュとしても使える盤坊アイテム。2つくらい防災バッグに入れておきたいですね。◻︎ミルク…月齢が低い赤ちゃんなら粉ミルクはマストアイテム。普段母乳育児のママでも、必ず用意しておきましょう、スティックタイプの粉ミルクならかさばらず、溶けやすいので便利です。◻︎簡単湯沸かし器ポット…最近知ったのですが、火や電気を使わずに容器に入った飲み物を加熱できる非常用の湯沸かし器があるそう。発熱剤に水を加えると、98度の高温を20分間キープできるので、ミルクを作るのに1つ入れておくと便利かも。他にもカイロなどでミルクを温めることもできるので、季節によっては寒さ対策などと合わせて2〜3個入れておいてもいいですね。◻︎ミルク用のペットボトルの水…赤ちゃんのミルクを作るのに市販のミネラルウォーターは使えないのを知ってますか?赤ちゃんのミルク用の水のペットボトルを別に用意しておきましょう。◻︎離乳食…最低でも3日分ぐらいは用意しておきたいです。離乳食もこまめに消費期限も確認してくださいね。◻︎使い捨ての哺乳瓶…震災時には水や電気のライフラインがストップする可能性が高いので、消毒不要の使い捨て哺乳瓶がおススメです。我が家はチューボーのおでかけ用哺乳ボトルを入れています。◻︎授乳ケープ…避難所など人目の多いところでも、授乳ができるように。普段使いのものとは別に、防災グッズのなかに用意しておくと良いでしょう。◻︎抱っこひも…抱っこひもは赤ちゃんを抱っこしながら、両手が空くのでとても有効。災害時用として用意しておきたいですが、普段使いの抱っこいもとは別に、軽量タイプのものをひとつ買っておくと安心です。ミニモンキーのミニスリングメッシュは、世界で1番軽くてコンパクトなベビースリング。新生児から15キロまで使えるので、3歳児くらいまでなら軽々抱くことができます。普段はもちろん、災害時のグッズとしても活躍しそうです。◻︎肌着や着替え…多めに用意したいところですが、最低でも2〜3枚あると良いと思います。◻︎ガーゼ、大小タオル、おくるみ…何でも使える布類も数枚用意。おくるみはシーツや掛け布団代わりになるので、夏であっても、朝晩の寒さ対策にきちんと用意しておいて。◻︎汚れたおむつ用の袋…臭いが漏れないタイプの袋がオススメ。いろいろに使えるので、ビニール袋も数枚入れておきましょう。◻︎おもちゃ…避難所での時間を過ごすため、赤ちゃんの不安な気持ちを落ち着かせることも重要。1個あれば良いと思います。これらのアイテムは、赤ちゃんを抱っこしても手があくように、リュックに用意しておくとよいでしょう。出し入れしやすいよう、抱っこひもなど瞬時に必要なものを荷物の上にしておくことを忘れずに。また、大人のものと赤ちゃんのものは分けて用意しておいてください。いざと言うとき、子どものものだけ仕分けする、などの作業は大変です。赤ちゃんの命を守る行動を再確認しよう!地震災害のとき、赤ちゃんといるときに揺れを感じたら、まずは身の安全を確保することを優先します。赤ちゃんを抱き抱え、急いで近くにある机の下など、丈夫で安全な場所に移動しましょう。移動する際も落下物などで頭をケガをしないように、クッションや座布団などで自分の頭を守りながら、カラダを丸めてカラダ全体で赤ちゃんを守ってあげましょう。そして、揺れが小さくなり落ち着いたら…①まずスリッパや靴を履きます。靴が履けるようなら、小さなお子さんにも靴を履かせてください。足は第二の心臓とも言われています。逃げる際にガラスなどで怪我をしないよう、靴を履いて足を守りましょう。②次に玄関を開けて、避難動線の確保をします。③安全な場所で様子を見ます。・落下物、転倒物の少ない場所・窓が少ない場所・閉じ込められない場所家の中だと、比較的玄関は安全な場所かも。すぐに外へ避難もできますしね。玄関の戸棚に重い物を収納してたりすると危ないので、玄関には大きな家具や重い物は置かないようにしましょう。③気持ちを落ち着かせてから、情報収集する。スマートフォンやラジオなどで、正確な情報を収集しましょう。あらかじめ地域の避難場所を確認し、日頃からパパに伝えておくのも重要です。④避難場などに避難する場合は、ブレーカーを下ろす。火事などの二次災害を防ぐ為にも、家を出る際には必ずブレーカーを下ろしてから出るようにしましょう。家の中の対策はどうしたらいい?大きな家具などを固定しなきゃしなきゃと思ってはいるけれど、まだやっていない…という方も多いと思います。お家の中を安全にすることで、災害時だけでなく、日頃の事故防止にもつながります。我が家で気をつけていることは、こんなこと。・寝る場所や赤ちゃんが日常過ごす近くには、なるべく家具を置かない・通路には、なるべくものを置かない・冷蔵庫・大きな家具はつっぱり式で上下を固定(奥の方に設置する方が効果的)・背の低い家具は前に倒れないよう、ストッパーを挟む・テレビはマット式タイプのシートを貼って固定・キャスター付きの棚は、対角に二箇所にロック・タンスとベットは平行に設置・食器棚や窓には飛散防止フィルムを貼る・食器が滑らないよう、滑り止めシートを敷く災害はいつ起きるかわかりません。もちろん大きな災害は起きないことが一番ですが、万が一に備えて準備をしておくことで、ママも精神的に安心できるはず。起きたときのことをイメージして、どう行動したらよいかを事前に考えておくことが大切ですね。また、パパなどの家族と、避難経路や避難のルールを決めておくとよいでしょう。赤ちゃんの命を守れるのはパパやママだけ。もう一度、ご家庭の防災アイテムを再確認してみてくださいね。
2018年07月12日こんにちは、イラストライターのモモです。今回は、赤ちゃんの少食に悩んだ友人の体験談を、書きたいと思います。赤ちゃんの成長には食事と睡眠が大事ですが、どちらもママ泣かせですよね。特に、新生児はまだ吸う力も弱く、上手に母乳やミルクを飲むことができません。「そのうち力もついて、たくさん飲むようになる 」と言いますが、成長しても相変わらず飲んでくれない…と悩んでいるママさんはいませんか?友人の体験談が、少しでも参考になれば良いなと思います。少食の赤ちゃん友人の赤ちゃんは、新生児の頃から少食でした。少しおっぱいを吸っただけで寝てしまい、ミルクを足そうとしても起きません。友人は「新生児のうちは仕方ない 」と思い、成長と共に沢山飲めるようになると考えていたそうです。しかし…3ヶ月を過ぎても赤ちゃんは少食のまま。3分程度の授乳で口を離してしまい、もちろんミルクを追加しても飲まない…。(私が出産した時の指導では「左右10分ずつ、合計20分」が授乳時間の目安でした)個人差があるにしても、あまりの短さに「母乳が出ていないのかも」と思ったそうです。試しにミルクだけを飲ませてみたのですが、それでも70㏄で飲むのを止めてしまう。赤ちゃんは日中も機嫌良く過ごし、よく笑い、よく動く子です。しかし、一度の授乳量は少なく、夜間も寝続けるので3時間以上の間隔が開いてしまう。友人は赤ちゃんの少食に悩むようになりました。体重が増えないのはママのせい?1ヶ月、健診では順調に増加していた体重も、次第に成長曲線が緩やかになっていきました。また、体重が増えないだけではなく、便秘が1週間以上続くように…。綿棒浣腸をしても便秘は解消されず、友人も不安になりました。心配になり、小児科を受診すると、友人は先生から体重の増え方、便秘について厳しく叱責 されたそうです。それがきっかけになり、友人は自分を責めるようになりました…。それからは赤ちゃんが寝ていても起こし、2時間置きに授乳するようにしました。しかし、赤ちゃんもお腹が空いているわけではないので、そこまで飲むこともなく…。頑張っても増えない体重に、解消されない便秘。授乳が友人にとって、何よりも辛い時間 になってしまいました。私には赤ちゃんよりも、追い込まれていく友人の方が深刻に見えました。成長の目安は「体重」だけ?母乳がどれだけ出ているのかわからないことも、不安になる原因の1つでした。友人は助産師さんに定期的な訪問をお願いし、母乳の量を量ってもらうことにしました。すると、自分で搾乳していたよりも、ずっと多く出ていたんです。そして助産師さんからのアドバイスを受け、思い切って小児科を替えることにしました。新しい小児科で言われたことは、今までとは真逆のことでした。「成長の目安は体重の増え方だけじゃない。 」体重ばかり気にしていた友人でしたが、赤ちゃんの身長を計ると、体重の増え方よりも急勾配で伸びていたんです!「これだけ身長が伸びていれば大丈夫!」と言われ、友人も驚いたそうです。そして「飲んだ母乳を残さず体内に吸収して栄養にするから、便秘の理由はそれかもしれないね。」と言われました。少食だけど、赤ちゃんはちゃんと問題なく成長してくれていたのです。あまりにも赤ちゃんが少食だと、ママは心配になりますよね。育児本にも、少食についてはあまり載っていないので、どうすればいいのか不安になると思います。友人は、体重が増えないのも便秘も、自分がしっかり飲ませてあげられないからだ、と思い詰めていました。また母乳は量が分からないため、「ミルクをもっと飲ませなくては」と思い込んでいました。でも、体重の増え方も便秘も、母乳が足りていない事が原因ではありません。友人は、母乳外来や助産師さんに母乳の量を量ってもらうことが大事だと言っていました。母乳の量を把握したことで「出ていても飲まないのなら仕方ない。 」と割り切れたそうです。そして信頼できる小児科を見つけることもポイントです。友人の赤ちゃんは小児科医の指導で、5ヶ月から離乳食を開始しました。少食は相変わらずですが、離乳食にしてから便秘も解消されたそうですよ。●ライター/モモ
2018年07月11日こんにちは、佐原チハルです。少し前まで、赤ちゃんは1歳ごろには“断乳”した方がいい、と言われていました。しかし近年では、断乳よりも“卒乳”がいいと言われるようになっています。乳児期の育児方法って、アップデートのスピードが早いんですよね。たしかにあんなに小さな命に、無理はさせたくありません。しかしその一方で、「早く卒乳してくれないかな…… 」というママもいるかと思います。「夜はもっと眠りたい!」という切迫した欲求から、夜間断乳だけでも、と決意するママもいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、私が行っていた「赤ちゃんに“卒乳を促す”方法」についてご紹介してみたいと思います。私が「卒乳しても大丈夫!」と思えるようになった赤ちゃんの様子活動が活発になってきた赤ちゃんは、母乳やミルクだけでは次第に栄養が不足するようになってくると言います。それでも授乳は、赤ちゃんにとって重要な栄養源であることに変わりはありません。そこで私は、以下の3点を「卒乳を促してみても大丈夫そう 」と判断するポイントにしていました。1、食べることに興味がある2、離乳食を実際よく食べている3、授乳・哺乳瓶以外でも水分補給に問題がないこれらはつまり、“授乳がなくてもだいたい大丈夫な状態ができている”ということです。なお我が家が卒乳を促し始めた頃、離乳食は3回でした。11ヶ月になる頃のことです。離乳食を与えていた時間は、朝7時、13〜15時(昼寝の時間によって前後します)、夕方の18〜19時です。授乳は、朝の10〜11時ごろと寝る前、欲しがった場合には離乳食後にも行なっていました。夜間授乳は基本的に1度、時々行わないこともある、という感じです。卒乳を促すための3ステップ卒乳は、「授乳がなくても大丈夫っぽい 」ということを、赤ちゃんに少しずつ覚えて行ってもらう方向で促しました。ステップ1;朝10時の授乳をおやつに置き換えるお散歩に出て赤ちゃんの気分転換をしつつ、公園のベンチなどで、授乳のかわりにおやつを与えるようにしました。うちの子は野菜味の赤ちゃんせんべいが好きでそれを与えていました。赤ちゃんのお気に入りのおやつを把握しておくとスムーズかと思います。ステップ2;食後の授乳をやめてみるこれまで離乳食後は、とりあえず授乳してみて飲むようなら飲ませる……というようにしていました。それをやめて、赤ちゃんが明確に欲しそうな様子を見せるまで授乳の雰囲気を出さないようにしてみました。ステップ3;寝る前の授乳だけはしっかりと与える寝る前だけは授乳機会を減らさないよう、意識して行うようにしました。赤ちゃんが夜中にお腹をすかせて目覚めてしまうのが怖かったからです。睡眠時間の確保は重要です。卒乳を促してみてわかったこと……断乳との違いと、卒乳を促した成果1、断乳ではなく、卒乳を選んだ理由卒乳を促すとき、とにかく気をつけていたのは「断乳にしないこと 」でした。断乳と卒乳との違いは、“無理がないこと”だと思います。赤ちゃんはもちろん、私たちママにも、無理があってはダメだと思ったのです。断乳をしたママ友たちは、みんな「すごく楽になった」と言っていました。ただし同時に、「最初の3日は地獄だった……」とも。断乳の場合、最初の数日赤ちゃんは夜中泣き続けることが多いそうです。しかしそこで授乳してしまうと、「泣けば授乳してもらえる」と学習してしまいます。そのため数日は、ママも徹夜で泣き続ける赤ちゃんに付き合う覚悟が必要なのだそうです。「あ、それ私無理……つらい…… 」と思いました。卒乳を促すだけなら「絶対に授乳しない」という決意はいりません。「授乳の前に、それ以外のことを試してみよう」と意識するだけで大丈夫です。それくらいのゆるさが、私にはちょうどよかったようです。2、「卒乳」をうながしてみた感想と成果「頑張ってる感 」がほとんどないので、努力している意識すらありませんでした。あまりにゆるすぎて、「目標を達成するには、もっとストイックにならなければいけないのでは?」と、かつて体育会系の人間だった頃の自分が顔を出しそうになるくらいです。しかし実際は、10日もかからず寝る前以外の授乳がなくなりました。卒乳してほしいと思っていたはずなのに、あまりのあっけなさに寂しくなってしまったことを覚えています。そして日中の授乳がなくなったころ、自然と夜間授乳もなくなりました。こうして1歳を前に我が家の赤ちゃんは、卒乳を迎えることとなりました。この記事をお読みのママたちは「こんなにうまくいくかよ! 」と思うかもしれません。たしかに我が家の場合は、かなりスムーズにいったケースかと思います。赤ちゃんの様子には個人差があります。私のママ友の家庭は、お子さんが3歳になってもおっぱいから卒業できなかったそうですし。ただ今回の記事に書いた程度の“努力”なら、生活上の負担が増えることもほとんどありません。 やってみて損もありませんよ。授乳がなくなるということは、つまり「乳児」から「幼児」へと進化する、ということです。卒乳を促してみたおかげで、私はこの時期の子の成長の様子を、より意識的に楽しむことができました。卒乳に興味のある方は、ぜひゆる〜いお気持ちで挑戦してみてくださいね。●ライター/佐原チハル●モデル/藤本順子
2018年07月10日みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね!暑い季節は、脱水や熱中症に気を付けるために、こまめに水分補給することがとても大事になってきます。夏になるとそろそろ「コップトレーニング」にチャレンジしてみたいママたちも多いのでは?みなさんのお子さんは、どんなコップやマグをお使いですか?息子のニコライは、5月で3歳になったので、コップさばきはもうお手の物!家では大人と同じようにマグカップでも飲めるようになりました。そんな息子のコップトレーニングへの3ステップを紹介します。何からどう、始めたらいいの?コップトレーニングを始めた当初は「何から始めれば良いの?どんなコップがあるの?」とわからないことだらけ。息子の場合、ストローが大好きで、気分によってはストローで飲みたいときもあったよう。コップトレーニングを始めた頃に買ったストロー大容量パックは我が家ではまだまだ大活躍!外出時はというと、小さい時から使っていたNubyのストローマグを必ず持っていきます。マグからコップ、コップから、今はペットボトルへとトレーニングを続けています。我が家流のコップトレーニング、3ステップご家庭によってやり方やペースはそれぞれだと思いますが、我が家で実践したステップとしては次の3つでした。①離乳食スタートと同時に、まずはスプーン飲み(5ヵ月頃~)5ヵ月を過ぎると、いよいよ離乳食スタート!ごはんを食べさせるスプーンで、白湯を少しずつあげていまいた。パクパクと離乳食を食べていたので、スプーン飲みも特に抵抗することはありませんでした。実はこの頃に、息子の便秘症も発覚。粉薬を服用しなければならず、スプーンの上で薬と水を混ぜてあげるようにしていたら、始めてから1か月ほどでスプーン飲みを完全にマスターしていました。②スパウト・ストロー飲み(7ヵ月頃~)まずは、出産時に友人からプレゼントしてもらったスパウト付きのコップを使ってみよう!と意気込んだものの、スパウトに拒否反応を示す我が息子…。哺乳瓶の乳首と形が似ているけれど、プラスチックで硬いのが気に入らなかったのか、何度やっても咥えてくれませんでした。途方に暮れていたところ、Nubyのストローマグを使わせてみたら大当たり!ストローが大好きで、はじめのうちは上手に吸えず、よく吸い口を噛んでいましたが、1週間ほどでしっかりとストローから吸えるようになったので、あまり時間はかかりませんでした。スパウトもストロー飲みなども、コツを子どもに伝授するのはなかなか難しいもの。ただ、最初は飲めなくてもふとした瞬間できるようになるので、焦らず進めましょう。③コップ飲み(1才頃~)しかし、息子はストローマグにハマってしまった分、コップ飲みがなかなか進まなかったのも事実。まずはコップに慣れてもらおうと「ビタットマグ」を使用しました。シリコン製の蓋のようなもので、手持ちのコップに取り付けてストローを挿すだけであっという間にストローマグに早変わり。万が一落としてしまっても、はずれて漏れる事がなく、凹凸も少ないのでお片付けも楽チンです。おうちではもちろん、外出先で子どもに飲み物を出されたときも、コップに蓋をするだけで使えるので、大活躍でした。ビタットマグと並行して、少しずつコップ飲みも練習。初めのうちは、身近なもの、哺乳瓶の乳首カップや底の浅い湯呑などを使って、淵の部分ですする練習をさせました。それがうまくなってきたら、次は子ども用の持ちやすいコップを使って、コップを傾けすぎないように力加減をコントロールしながら飲む練習をしました。最後のコップ飲みの段階だけでも、数々のステップを経てやっと2歳すぎに上手に飲めるようになりました。我が家ではスパウトから本格的にトレーニングをスタートしたものの、スパウトは結局数回しか使う機会がありませんでした。スパウトが好きなお子さんやストロー嫌いのお子さんなどそれぞれ。コップ飲みで、力加減や傾き加減を覚えるのはなかなか難しいものなので、ママもアイテムを変えたりしながら、試行錯誤で練習させてみてくださいね♪子どもの好みに合わせながらアイテムを選んでトレーニングするのもとっても大事だと思います。こぼすのは日常茶飯事! お手軽対処法も紹介コップトレーニングを始めた頃は、飲み物をこぼしてしまって失敗することはもちろん多々あります。なかなかコップ飲みが上手にできなくても、ストローで飲めていれば十分。むしろ「できたらすごい!」と思って取り組むと、ママも気持ちが楽かもしれません。家事が溜まって余裕がない時などは、ストローマグを使うとこぼす心配もないし片づける必要もないのでラク。そばで見てあげられる時に、練習にいっぱい付き合ってあげれば大丈夫です。コップトレーニングを頑張っているママさんたちは、お風呂で練習したり、レジャーシートを敷いたり色々な工夫をしているご家庭もあると思います。我が家では厚手のタオル生地でできたスタイを着用させ、ストックしていた古いタオルや手ぬぐいを小さく切ったものを傍に用意していました。こぼしたものをこちらの切れはしでサッと拭いて床を綺麗にした後は、そのままゴミ箱にポイできるのでとてもオススメです。私の職場では、季節のご挨拶で色々なお客様から手ぬぐいを頂きます。その手ぬぐいが会社で余ってしまい置き場に困るケースもあるので、それを率先して持ち帰っています。ある程度使って繊維が荒れてきたら、細かく切って雑巾に使えるのですごく便利です。コップトレーニングだけでなく、ガス台や洗面所周りのちょっとしたお掃除にも使えます。今回は、我が家流のコップトレーニングについてご紹介いたしました!手軽に実践できるものもあったと思いますが、いかがでしょうか?この夏、コップ飲みができるようになればいいですね。ご家庭でも取り入れていただければ嬉しいです!
2018年07月10日こんにちは、ライターのホコリです。0歳児を子育て中のみなさん、離乳食の食べ具合はいかがでしょうか。今や食いしん坊2歳児の娘も、離乳食完全拒否! の時期がありました。そこで、今回はホコリ的離乳食拒否の乗り越え方を紹介したいと思います。料理が得意じゃないわたしにとって離乳食は結構なハードルだったので、本当は6ヶ月すぎてゆっくりスタートしようと思ってました。しかし、子育て初心者ゆえに「生後6ヶ月に5ヶ月用メニューからスタートしたら、7ヶ月になった時に市販の7ヶ月用のベビーフードが食べれない?」と頭の固いわたしはなぜかそう思ってしまったのです。今思えば、そんなことないんでしょうけれども…。なので、5ヶ月過ぎに産院で貰った離乳食の進め方表に律儀に倣ってやっていました。「なんだ、食べてくれるじゃないの!作り甲斐あるわ〜!」そう思ったのもつかの間…離乳食を始めて3週間が過ぎ、わりと順調かと思っていた離乳食タイムもやがて苦痛の時間になっていきました。スプーンを拒否!口に入れたと思ってもブーッ!と吹き返され、しまいには泣かれて終了!…心が折れます 。一生懸命作った離乳食のストック…ゴミ箱行き。今日は食べてくれるかも?!今日は!今日は…と思い続けて数日、わたしの心は完全に折れたのでした(涙)わたしはインスタグラムに育児絵日記や心境をアップしているので、「離乳食だめだー(泣) 」という投稿をしてみました。そうすると、「うちもです!」「上の子の時そうでした!」といったコメントをたくさんいただき、中には「1歳や2歳までほぼ母乳やミルクで育ったけど、今はよく食べるし元気です!」という声も。「確かに、食べない子は本当に食べないし、これは離乳食を用意しようとしまいと、結果同じなのでは…?」そう思ったわたしは離乳食休止を決心 しました。また、小児科を鼻風邪で受診したらちょうど離乳食の話になり、「5〜6ヶ月スタートでは早すぎるくらいなので、9ヶ月くらいから始めても大丈夫!」とお医者さんに言われ、(いろんな観点から諸説あると思いますが。)心が軽くなったのでした。考えてみたら、離乳食は栄養をとるためのものではなく、食べる(噛む・飲み込むなど)練習のためのものであり、食べなきゃ育たないわけではないんですよね。うちは結局9ヶ月まではほぼ母乳 、たまに気まぐれで果物を与えると手掴み食べしてました。そして9ヶ月、再スタート。メニューは5ヶ月の子と同じ10倍粥。と、手掴み用の柔らかく茹でた野菜!なんともちぐはぐな献立ですが、手掴みに興味があったのでよく食べてくれました。お粥も通常のペースよりだいぶ早く軟飯になっていきました。ここで心配になるのが、ちゃんと噛めているのか?水で流し込んでいるのでは? というところ。うちでは少し歯ごたえが残るかな、くらいに茹でた野菜やおやきを作って与えていました。2歳になった今もしっかり口を動かして食べています。うちは育児書には載っていない離乳食の進め方をしましたが、結果とても楽な道でした。離乳食食べなくっても、いずれ食べるようになるんです。ずっと母乳やミルクを飲んでいる子どもはいません。初めての育児はつい頭が固くなりがちで、周りの同月齢の子と比べがちですが、我が子と自分自身に合ったやり方があると思います。「うちの子、離乳食食べなくて…」「月齢が若いよその子は食べてるのに…」「せっかく用意したのに、悲しい…」なんてお悩みの方、一度思い切って離乳食お休みしてみてはいかがでしょうか?母親がやりやすい育て方も大事だと思います。●ライター/ホコリ
2018年07月09日本格的な夏はもうすぐそこまで来ています。気分はすっかり夏! になっているママも多いのではないでしょうか? 家族でバカンスを満喫するために、早めに夏休みの計画・準備はすすめたいものですね。今夏こそ子連れリゾート旅デビューがしたい! そんなママたちが、この時期にやるべき旅支度を、あの黄色いガイドブックでおなじみの『地球の歩き方』編集部で働くママ編集部員、福井さんと日隈さんにうかがいました。赤ちゃん連れで国内外リゾートを旅した経験のあるお二人いわく、赤ちゃん連れ旅行を成功させるカギは「子どもの食事」と「ご機嫌ななめ時の奥の手」だそうです。教えてくれた『地球の歩き方編集部』ママ編集部員は…日隈理絵さん(35歳)/『海外旅行子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』、『MOOKホノルルの歩き方』、『MOOKソウルの歩き方』、『子連れで沖縄』など担当11歳の男の子、6歳の女の子のママ。海外渡航回数は40回以上で、子連れではハワイ、台湾、ソウル、シンガポール、バリ島、オーストラリア、モルディブ、UAE、香港、マカオ、インド、トルコ、アメリカ合衆国へ渡航経験あり。福井由香里さん(39歳)/『arucoソウル』、『arucoシンガポール』、『arucoドイツ』など担当8歳の女の子のママ。海外渡航回数は30回以上で、子連れでは台湾、シンガポール、ハワイ、ベトナム、バリ島、ソウル、イタリアへ渡航経験あり。■一番困る「子どもの食事」どうする?――子どもの食事や飲み物はどう準備していますか?福井さん:リゾート地では、特に水分補給が気になります。最近は、携帯しやすい粉末のインスタント麦茶があるので活用しています。100円ショップで売っているペットボトルにつけられるストローや、折りたためる小さめな保冷バッグを持ち歩くとなにかと便利です。日隈さん:子どもが小さなうちは、おにぎりやうどん、味噌汁など食べ慣れているもののフリーズドライフードを持参するのがおすすめ。湯沸かしポットがないホテルもあるので、コンパクトに折りたためるタイプの湯沸かしポットを持っていくといいですよ。福井さん:私も海外リゾートの場合には、必ずフリーズドライのおにぎりを持参しています。最近では、尾西食品のお湯を注ぐだけでできる携帯おにぎりがお気に入り! 赤ちゃんだとレトルトのお粥もおすすめです。湯沸かしポットに1/3〜1/2ほど水を入れ、そのなかにパウチを袋ごと入れます。そのままお湯を沸かせば、パウチも温まる仕組みです。忘れてはいけないのでが、こういった持ち込みフードを客室内で食べる時に使う深めの紙皿やスプーン、割り箸など。多めに持参すると安心です。子どもが小さい時はホテルの部屋にいる時間が長いので、大人も惣菜を買って“部屋ごはん”が楽しめるようカトラリー系も持参しましょう。日隈さん:海外リゾートの場合は、機内食も気になるポイント。航空会社のサイトで事前にベビー・キッズミールの確認を。例えば日本航空の場合、スタイとスプーン付きの瓶詰め離乳食を提供してくれますよ。航空会社によっては、宗教食のひとつに「フルーツミール」があるので、果物好きの2〜3歳児なら大興奮ですね。これらの特別食は事前予約が必要なのでご注意を。ミルク用のお湯を提供してくれる航空会社もあるので、前もってサイトやクチコミをチェックしましょう。■旅先で泣いて困った…そんな時の「奥の手」は?――おもちゃなど遊び道具の準備はいかがでしょうか?福井さん:iPadにアニメをダウンロードして持参します。やはり、映像は食いつきがよく、長いフライトでも大人しく見てくれるので(笑)。小さな頃は、簡単な手作りおもちゃでも喜んでくれました。ペットボトルのフタ2つをテープでくっつけたものの中に、お米を入れてマラカスみたいにしたり。飽きたら捨てるだけ(お米は食べるだけ)なので、気兼ねなく遊べて◎。折り紙は、折るだけではなくお絵かき用の紙にもなるので、おでかけには折り紙1セットとペンを欠かさず持参します。日隈さん:私もiPadに映画やゲームをダウンロードしています。意外にも効果的なのが、出発日の空港や目的地に向かう途中で絵本やおもちゃを購入すること。目新しいので普段遊んでいるおもちゃより、興味が持続します。ホテルでは、子ども用番組がテレビで見られるようなら◎。海外だとディズニーやアニメ専用チャンネルがあるので、言葉がわからなくても楽しそうにながめてくれます。 ■「持っていて助かった!」子連れ旅の“救世主アイテム”――これがあって助かった…というアイテムはありますか?日隈さん:ママ用の大きめストールが使えます。寒い時は防寒に、車内で寝てしまった時は掛け布団代わりに、ビーチで座る時は敷きシートに、授乳の時はケープ代わりにと、いろいろなシーンで大活躍。リゾートなら、家族みんなが使える日焼け止めや虫よけも必要ですね。虫よけは、子ども用にパッチやリングタイプを持参しています。かさばらないので旅には便利です。福井さん:子どもといると何かとゴミがでるので、ゴミ袋になるビニール袋を多めにバッグに常備しています。取り出しやすいところに入れておけば、子どもが乗り物酔いした時も、さっと嘔吐物をキャッチできますよ。■「パパの着替え忘れた…!」なんて悲劇を回避する方法――ママやパパの持ち物で気をつけていることは?福井さん:子どもの準備で頭がいっぱいで、自分たちの持ち物を忘れてしまうこともしばしば…。それは旅行中も同じ。レストランで子どもがコップを倒さないか気になっていると、貴重品を入れた自分のバッグが大きく口を開けたまま床置きしたままだったり…(苦笑)。そんなことがないように、子どもとの旅行にはファスナー付きのコンパクトなショルダーバッグが欠かせません。子どもの荷物が多いうえに、抱っこをせがまれたりすることが多いので、自分の荷物はなるべく軽量にするのもポイントです。日隈さん:意外と忘れがちなのが、ホテルディナー用の洋服。せっかくのリゾートホテルなので、ちょっとはドレスアップしたいですよね。ママはジャージ素材のワンピだと、抱っこしてもパッキングしてもシワになりにくいので重宝します。パパ用の襟付きシャツも1枚忘れずに。親もヘトヘトになるので、大人用の冷却シートとビタミン剤も必須ですね(笑)。 ■「こんなサービスあったら…」かゆいところに手が届くお助けサービス――知っておくと便利な時短術やお助けサービスはありますか?福井さん:赤ちゃん連れ旅はとにかく荷物が多い。国内旅行は宅配便を利用すればいいのですが、海外旅行でも実は宅配便利用が可能なんですよ。例えば、日本航空の「手ぶらでおでかけサービス」の「ピックアップサービス」(要予約/有料)。国内外ともに、乗客の荷物を自宅までピックアップに来てくれ、到着地の空港まで届けてくれるサービスです。手荷物だけで移動でき、マイルまでつくのでお得。「予約を忘れた!」という時でも、予約不要で、出発空港から到着地の自宅やホテルに荷物を届けてくれる「宅配便サービス」もあるので、使い勝手のいいほうを利用しましょう。また、ABC空港宅配サービス、ヤマト運輸の空港宅急便、QLライナーといった宅配会社の空港宅配サービスを利用すれば、自宅〜空港移動が身軽になります。往復割引などもあるので要チェックです!日隈さん:海外リゾートの場合なら、スマホも有効活用したいですね。世界の主な大都市で利用できる配車アプリ「Uber」「Lyft」や、テーマパークのオフィシャルアプリ、各国の地下鉄やバスの乗り換え案内アプリなど、旅で使えるアプリを日本でダウンロードしておくのも手。特に配車アプリは、タクシーを待つより時短になるうえ、あらかじめおおよその料金・ルートもわかり、行き先の伝え間違いといったトラブルも防げるので、子どもを連れた旅には最適です。「赤ちゃん連れのリゾート旅はまだ不安…」と感じているママが、すぐに実践できる役立つ情報がいっぱいありましたね。赤ちゃん連れリゾート旅を数多く経験し、失敗も成功も味わってきた先輩ママの言葉だからこそ、どれも“金言格言”。ママパパが笑顔なら、子どもはもっと笑顔になります。この夏は、家族みんなで“初めてのリゾート旅”を満喫しましょう。<関連図書> 地球の歩き方MOOKハンディ『海外子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』 子どもを連れて海外旅行をするためのノウハウを凝縮した1冊。準備から出発、帰国後の思い出作りまで時系列に発生する不安に、子連れ海外旅行経験者約100名と各ジャンルのスペシャリストが回答。さらに子連れ海外旅行経験のある編集スタッフが選んだ、家族に優しい13エリアの旅先ガイドも付いている。定価:本体890円+税発行年月日:2018年5月31日【Amazonで絶賛発売中!】取材・文/山田裕子
2018年07月01日赤ちゃんの体は成長していく過程で、さまざまな変化が起こります。そのひとつである食物アレルギーは、赤ちゃんに起こるアレルギーでも特に多いもので、親の立場からすると心配になってしまいますが、アレルギーへの正しい理解をもってコントロールすれば問題はありません。ここでは赤ちゃんに起こる食物アレルギーについて、事前に知っておきたいポイントをまとめました。赤ちゃんと食物アレルギーについて特定の食物の摂取や接触によって体に症状が現れる食物アレルギーは、とても身近な症状のひとつではないでしょうか。卵や牛乳を食べて不調をきたす人は珍しいことではありません。実は、この食物アレルギー最も発症するのが、乳児期の赤ちゃんなのです。アレルギー反応ってなに?私たちの体には「免疫」という機能が備わっています。これは、外部から侵入してくる異物(アレルゲン)から身を守るためのシステムで、食べ物や細菌、ウイルス、花粉、ダニなどのハウスダストが、体内に入ってきたときに異物として認識し、それを排除しようと働きます。しかし、その働きが過剰になってしまい、さまざまな症状をきたしてしまうものを「アレルギー反応」と呼びます。食物アレルギーとは食物アレルギーは、その名のとおり食べ物によって引き起こされるアレルギー反応のことです。食べ物は外部から体内に摂り入れて栄養を得るために必要なため、基本的に異物として認識されることはないのですが、体の免疫のシステムに問題があったり、消化や吸収する機能が未熟な状態だと、食べ物を異物とみなしてアレルギー反応を起こします。また、食物アレルギーというと、口から食べたときに反応が出ると思いがちですが、食べ物に触れたり、吸い込んだりするなど、何らかの経路で体内にアレルゲンが侵入しても起こります。食物アレルギーの症状特に多く見られるが、湿疹やかゆみ、むくみなどの皮膚症状です。その他にも、くしゃみやせき、鼻水や息苦しさなどの呼吸器、目の充血や口腔内が腫れるなどの粘膜、下痢や吐き気、血圧の低下、神経症状など、さまざまな症状が現れます。食物アレルギーの症状は、アレルゲンとなる食物を食べたり、接触後2時間以内に症状が現れます。これを即時型食物アレルギーと呼びます。また、アレルギー反応が出るまで数時間かかる遅発型もありますが、食物アレルギーの多くは即時型のアレルギー反応になります。食物アレルギーにかかるのは赤ちゃんの時期が最も多い食物によるアレルギー反応を起こすのは、食物に含まれるタンパク質です。赤ちゃんや小さい子どもに食物アレルギーが多いのは、体が成長段階にあることが大きく関係していると考えられています。これは、消化機能が未熟であるため、食べ物を分解して消化することができないためで、ちゃんと消化できない食べ物に対し、体が異物だと認識していることが考えられます。食物アレルギーは成長と共に耐性がついていく成長と共に消化機能も発達していくと、これまでアレルギーを発症していた食べ物に反応しなくなっていく「耐性化」が見られます。特に食物アレルギーのなかでも特に多い卵・牛乳・小麦は、小学校の入学前くらいになるとアレルギー反応が起こらなくなるケースがほとんどです。耐性化しにくい食べ物もある食物のなかには、耐性化しにくいものもあります。主にピーナッツ、魚介類、果実、ソバ、種子類などは成長をしても耐性化しにくく、成人になってもアレルギー反応を起こすために避けなければならないケースもあります。食物アレルギーは遺伝することも考えられるアレルギー疾患である食物アレルギー、喘息(ぜんそく)やアトピー性皮膚炎などは遺伝することが考えられています。しかし、親が発症していたからといって、確実に子どもにも発症するというものではありません。アレルギー疾患の発症は、さまざまな要因が複雑に関係しているのです。妊娠時や授乳期にできる予防策はない食物アレルギーを引き起こしやすい食べ物といえば、「卵、乳、小麦」の3つです。自分の子どもがこれらの食物アレルギーにならないよう、妊娠時から食物制限をすること、またアレルゲンが母乳から侵入するのではないかと授乳期に食物制限に意味はなく、子どもへのアレルギー予防になるようなことはありません。離乳食をはじめる時期は遅らせないように食物アレルギーの発症をおそれて、離乳食をはじめる時期になっても母乳だけを続ける人がいます。これは、母乳栄養の有益性を過大評価していることが理由にあるようですが、長い期間母乳を与えることが食物アレルギーを予防するという医学的な根拠はありません。赤ちゃんの食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の関係赤ちゃんの頃に発症するアレルギーは、食物だけではありません。複数のアレルギーを発症した場合、一方のアレルギー症状が、もう一方のアレルギー症状を悪化させてしまうことがあります。たとえば、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎を発症している場合を見ていきましょう。アトピー性皮膚炎のお子さんは食物の接触にも注意アトピー性皮膚炎があるお子さんは、食物アレルギーの反応によって症状を招いたり、悪化させてしまうことがあります。アレルギー反応を起こす食物の経口摂取に気をつけるのはもちろんですが、食物と皮膚が接触しないようにすることも必要です。アトピー性皮膚炎は、皮膚の角層が乱れ外部からの影響を受けやすい状態です。皮膚の表面にあたる角層は外部からの刺激から守る役割を持っているのですが、アトピー症状による皮膚の乾燥で角層が乱れると、アレルゲン物質が進入しやすい状態になります。そのため、アレルゲンとなる食物が皮膚に触れることでアレルギー症状が起こりやすくなります。これによりアトピー性皮膚炎による皮膚の掻破(そうは)を促進させてしまうおそれがあります。このように、アトピー性皮膚炎を発症しているお子さんは、このような観点からも食物アレルギーに注意をはらう必要があります。食物アレルギーはアトピー性皮膚炎を発症させる原因ではない以前は、食物アレルギーを発症することがアトピー性皮膚炎の発症につながると考えられていました。両者は同じアレルギー疾患で、アトピー性皮膚炎を発症する子どもは、食物アレルギーやその他のアレルギー疾患を持つケースが多いのですが、食物アレルギーがアトピー性皮膚炎発症の原因ではありません。食物アレルギーだからといって悲観せず、ゆとりをもって対応を子どものアレルギーと聞くと不安になってしまうものですが、妊娠時や出産後すぐに心配する必要はありません。また、一部を除いて食物アレルギーの多くは成長と共に耐性化されていきます。そのため、食物アレルギーが出たら、アレルゲンとなる食物に気をつける、というくらい、ゆとりをもって接していくようにしましょう。ちまたでは間違った予防対策なども広まっているので、必ず医師と相談をして適切に対応していきましょう。<参考文献>・食物アレルギー診療ガイドライン 2016ダイジェスト版(日本小児アレルギー学会)・授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省)・小児アトピー性皮膚炎 大矢幸弘(J-Stage)・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版(日本皮膚科学会)・日本アレルギー学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン・アレルギー疾患の現状等 厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課監修:小暮裕之
2018年06月29日赤ちゃんが発症しやすいアトピー性皮膚炎は、食物アレルギーと密接な関係があり、アトピー性皮膚炎を発症した場合、食物アレルギーによってアトピーの症状が悪化することがあります。アトピー性皮膚炎の適切なケアをするためにも、食物アレルギーによる影響について理解していきましょう。赤ちゃんのアトピー性皮膚炎と食物アレルギーの関係アトピー性皮膚炎は個々で異なる原因を避けながら、適切な治療、スキンケアをすることで、日常に支障がでない程度に症状をコントロールすることを治療目標にします。アトピー性皮膚炎を発症した赤ちゃんは、その他のアレルギー疾患を発症している場合が多く、そのひとつである食物アレルギーにも注意をはらいながら治療を進めていく必要があります。アトピー性皮膚炎が食物アレルギーを招くこともある食物アレルギーは乳児に多いアレルギーですが、湿疹があったりアトピー性皮膚炎を発症している場合、食物アレルギーを発症する可能性が高くなることも考えられています。アトピー性皮膚炎を発症し、乾燥やかゆみによる皮膚のかき壊しによりバリア機能が低下した肌は、アレルゲンが侵入しやすくなり、またIgE抗体が作られやすくなってしまう原因となります。IgE抗体が作られた状態では、再びアレルゲンが体内に侵入した際、 アレルギー反応を引き起こしてしまいます。。アトピー性皮膚炎は肌からの食物アレルゲン侵入にも注意これは食物アレルギーを持つお子さんにも言えることですが、アレルゲンとなる食物が肌に接触しないように注意することも必要です。食物アレルギーは口から食べた食物だけに反応するわけではなく、皮膚の接触や吸い込みによっても反応を起こすためです。特に湿疹やアトピー性皮膚炎のお子さんは、皮膚が荒れているためアレルゲンによる影響を受けやすい状態です。食物アレルギーの反応によるかゆみや湿疹などの皮膚症状は、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させてしまいます。離乳食の開始は肌の状況をみて医師と相談のうえ決める離乳食は食物アレルギーになりにくいものからはじめることが基本ですが、アトピー性皮膚炎を持っている赤ちゃんの場合、医師から避けるよう指示された食物を外すようにしましょう。また、離乳食をはじめるタイミングであっても、アトピー性皮膚炎による症状や状態によっては、開始を遅らせる必要も出てきます。そのため、アトピー性皮膚炎のお子さんの離乳食を始めるタイミングは、医師と相談したうえで開始するようにしましょう。赤ちゃんの食物アレルギーは治らないの?食物アレルギーは、消化機能が未熟な赤ちゃんの時期に多く起こるアレルギーです。成長と共に消化機能が整っていくのと同時に耐性化されていく食物があれば、反応を起こす食物によっては成人してからも避けなくてはいけない場合も一部あります。悪化要因となる食物アレルギーとの関係を把握して、じっくりとコントロールしていきましょう。アトピー性皮膚炎の治療において、食物アレルギーにも注意することは重要なことです。もちろん、食物だけでなくダニなどのハウスダストなど、環境全体からコントロールしてあげることが、アトピー性皮膚炎の改善に大きく貢献します。焦らずに、必ず医師と相談をしながらお子さんに合った対策をとっていきましょう。<参考文献>・食物アレルギー診療ガイドライン 2016ダイジェスト版(日本小児アレルギー学会)・厚生労働科学研究班による食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2017(国立病院機構 相模原病院 臨床研究センター)・授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省)・小児アトピー性皮膚炎 大矢幸弘(J-Stage)・アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2016年版(日本皮膚科学会)・日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン監修:小暮裕之
2018年06月29日「ワンオペ育児」や「孤育て」という言葉が話題になるほど、子育てはママひとりのことになりがち。でも、ご家庭によってはパパが育児に協力してくれることも多いもの。そこで、ママがパパに感謝していることやパパにお願いしたい育児について調べてみました。感謝していること1位は遊び相手ママのパパに対するホンネを探っていたところ、株式会社赤ちゃん本舗が、2018年5月25日~5月29日までの期間に、子育て中の10~50代の女性1318名に実施した「子育てをがんばっているパパ」に関するアンケート調査結果を発見。同アンケートでは、「パパの子育てで一番感謝していることは何ですか?」と質問しており、回答結果は以下の通りに。1位:お子様の遊び相手(65.3%)2位:お子様のお風呂(64.9%)3位:おでかけ(59.7%)4位:おむつ替え(58.8%)5位:お食事(ミルクや離乳食)(36.3%)6位:寝かしつけ(31.8%)7位:しつけ(25.3%)8位:その他(3.0%)無回答:5.8%1位になったのは「お子様の遊び相手」。ママの料理や掃除、洗濯などに、ちょっと子どもの遊び相手をしてくれているだけでも、ママとしては助かりますよね。2位の「お子様のお風呂」や3位の「おでかけ」も1位同様に、パパが見てくれているうちに、ママは家事をすることができるから、有り難いもの。結果を見ると、パパの育児としては比較的メジャーどころがランクインしている印象を受けます。では、ママがさらにお願い育児は…?さらにお願いしたい育児1位は「寝かしつけ」同アンケートの「また、さらにお願いしたいことは何ですか?」という質問結果をランキング化すると…。1位:寝かしつけ(44.0%)2位:しつけ(38.4%)3位:お食事(ミルクや離乳食)(35.7%)4位:お子様の遊び相手(33.8%)5位:おむつ替え(27.1%)6位:おでかけ(23.7%)7位:お子様のお風呂(23.1%)8位:その他(4.4%)無回答:22.0%半数近くのママが回答し、1位となったのは「寝かしつけ」。パパが寝かしつけをしてくれるようになると、家事をできる時間が増えるだけでなく、子どもの「寝るときはママじゃないとダメ!」ということも防げますよね。パパと一緒に寝てくれるようになれば、急きょ家を留守にしないといけないときでも安心。2位は「しつけ」。たとえば基本ともいえる「おはようございます」や「いただきます」などに関しても、ママはしっかり声に出してやっていても、パパがしてくれないと、子どもは「?」状態に。しつけに関しては、夫婦そろって共通認識を持って育児をしたいところです。ランキング上位を見ると、子どもとの信頼関係を築きやすそうな項目が目立っています。日ごろ、仕事で子どもと接する時間が少ないパパだから、育児を通じてより子どもとの絆を深めてほしいと願っているのがママのホンネなのかもしれません。(文・山手チカコ/考務店)
2018年06月19日子どもが大好きなホットケーキ。朝ごはん、昼ごはんからおやつにと多くのシーンで活躍してくれることから、ホットケーキミックスを常備しているご家庭も多いと思います。ミックスを使ったホットケーキの焼き方の基本から、ホットケーキミックスを離乳食に活用する方法、そしてデザート、おかず、スナックなど想像もしなかった料理に変えるホットケーキミックスを使った珠玉のレシピの数々を「ママテナ」の記事から紹介します。その1●先ずは基本!フワフワに作るポイント家庭でホットケーキミックスを使って作る時、お店のようにフワフワにならなくて悩んでいるママ、多いようです。先ずは基本の基本。ホットケーキを家庭で上手に焼く方法の確認を。特に家庭ではお店のホットケーキのようフワフワに焼き上げることが出来ない事に悩むママ、多いようです。フワフワに仕上げるポイントと「こんなものを混ぜればいいんだ」という驚きの裏技です。▼続きはこちら▼その2●ホットケーキだけじゃない!ホットケーキミックスを使ったレシピホットケーキ=フライパンで焼く、というイメージですが、ホットケーキミックスを使って、焼くだけではなく、蒸す、揚げる、電子レンジで温める、などの調理方法で、蒸しパンや中華まん、ソーセージだけじゃないホットドックから、かりんとうなどいろいろな料理を作ることが可能です。しかもとっても簡単。いつものホットケーキミックスを使って、和洋中、いろいろな料理を作ってみませんか?▼続きはこちら▼その3●赤ちゃんから幼児へのホットケーキミックス活用レシピホットケーキミックスを使って蒸しパンを作れば、赤ちゃんの離乳食として大活躍してくれますが、ホットケーキミックスは何歳から赤ちゃんに与えていいのか? その場合はどんな事に注意をすべきか、という基本から、りんごやにんじんを使ったホットケーキミックスを使った離乳食のレシピをご紹介します。また幼児期の「野菜が嫌い!」というお子さんに野菜を食べさせるためにもホットケーキミックスは活躍します。赤ちゃんから幼児期のホットケーキミックスの活用方法です。▼続きはこちら▼
2018年06月17日子どもがかかりやすく感染力が高い胃腸炎。胃腸炎の原因から、そもそも胃腸炎に感染しにくくする方法を専門家の意見から紹介します。胃腸炎になってしまった子どものケアはもちろんですが、嘔吐の始末を間違えてしまい更に感染が広がってしまうケースもあります。ママテナの記事から胃腸炎の対応策をまとめました。「胃腸炎かな?」という症状が見られる場合は、これらの記事を参考にしつつも、早めに病院に連れていく事が大事です。その1●そもそも胃腸炎の原因は?胃腸炎、正確には「感染性胃腸炎」と呼ばれる病気ですが、細菌性とウイルス性の2種類が大半です。サルモネラやO-157などが原因の細菌性は、細菌が繁殖しやすい夏場に多いのが特徴。一方、ウイルス性はノロやロタなどのウイルスが原因。空気が乾燥する冬に流行します。先ずはこの病気について学びましょう。▼続きはこちら▼その2●予防方法は?胃腸炎が怖い大きな理由は、その感染力の高さにあります。家族の誰かが感染してしまった場合、気をつけることはなんなのか、お医者さんの意見です。また日頃から子どもに感染させないようにするにはどうすればいいのか?その答えは食べ物にありました。▼続きはこちら▼その3●意外なクセが胃腸炎の原因に…胃腸炎で2度の入院を経験したお子さん。まだ小さく他のお子さんとの接触も少ないことから原因について悩んでいましたが、その原因は小さな子どもなら誰でもしているクセでした。▼続きはこちら▼その4●感染してしまったら…では感染してしまった場合はどんなケアが必要なのでしょうか?・胃炎になってしまった子どもへの対応方法、・嘔吐した後、正しく処理する事によってさらなる感染を防ぐ方法以上2つの点から、その対処方法を紹介します。実際に「処理を間違えてしまった」というママの声は大事な事を教えてくれます。▼続きはこちら▼その5●赤ちゃんが下痢、嘔吐をした場合の離乳食は?赤ちゃんが下痢や嘔吐をした場合、心配なのが脱水症状です。水や離乳食を与えるタイミング、避けるべき食品は、など専門家の意見を紹介します。嘔吐を繰り返す時に気を付けたいのが脱水症状です。脱水症状とはどのようなものか、水分を与える方法など紹介します。▼続きはこちら▼
2018年06月12日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「好き嫌いが多い子は給食にどう立ち向かう!? 次男の驚きの変化」 で、子どもの好き嫌いについてのアンケートを実施。多くのママたちから、子どもの好き嫌いエピソードが集まりました。親にとってわが子の小食や偏食は大きな悩みの種。「ちゃんと食べないと病気になってしまうのではないか?」「栄養バランスよく食べないと、きちんと成長できないのでは?」といった心配。さらにはさまざまな工夫を凝らしても食べてくれないジレンマなど、ママたちの心情が浮かび上がってきました。親子が楽しく食事時間を過ごせるようになるには、どうすればいいのでしょうか?■味覚が変化する? 嫌い、好きが変化する年齢とは食の細い子、偏食の子のママからよく耳にするのが、「離乳食のときは食べたのに…」というエピソード。今回のアンケートでも「幼児期に好みが変化した」という声が多く聞かれました。Q.子どもの好き嫌いがはじまったのはいつごろですか?0-1歳33%2-4歳43%4-6歳4%好き嫌いはない20%その他0%じつに、80%ものママが6歳までに好き嫌いがはじまったと答えています。赤ちゃんの頃とは違い、少し大きくなってくると自我が発達したり、多くの新しい味覚体験によって刺激を受けたりして、“好み”がハッキリしてくるのかもしれません。離乳食期はなんでもパクパク食べたのに、2歳頃から白米しか食べなくなりました。でも5歳の今は野菜も肉も魚も果物もちょっと変わったものもなんでも食べます。1歳から偏食が始まった長女。野菜を細かく切ったチャーハンやハンバーグなどは食べず。もっと野菜やお肉も食べて欲しいのにと、食事の時間が苦痛でした。そんな長女に変化が表れたのは幼稚園の給食です。はじめはほとんど残していましたが、嫌いなおかずも一口だけ食べてみようと先生に促され、だんだんと食べられるようになってきました。年長になった今では、給食や家でのご飯も完食できるようになりました。「離乳食が終わったら食べなくなった」という回答が多かったものの、「食べられるようになった」という声も。幼児期は、「嫌い」になるだけでなく、「好き」になる変化もある年齢と言えそうです。■野菜嫌いな子どもたち。どんな工夫をしている?なんでも食べてくれていた離乳食期を経て、「もしかして順調かも…」と思っていたところに突然やってくる“好き嫌い”。とくに栄養たっぷりの“野菜が食べられない”となると、ママは焦ってきますよね。そんなとき、ママたちはどんな工夫で子供たちに野菜を食べさせているのでしょうか?嫌がるものは無理に食べさせない、白米にいわしぶしのふりかけをかけてカルシウム対策、みそ汁は野菜などを煮た出汁を使って、「具なしでも野菜出汁を飲んでるんだからいいや~」と思うようにする。あとは野菜ジュースをお風呂上がりに飲ませているくらいです。うちも給食心配です。私自身、味の強いもの、癖の強い食材に本当に苦労したのでとにかく味を消す事を考えて作っています。いまだに人参が食べられない私ですがやっと、細かく切ったり、擦ったりするとわからないので、子どもにもそのように対処しています。あと味が濃くなりますが中華味にするとよく食べてくれます。昔、中華料理店でバイトしていたのをキッカケにほとんどの野菜が食べられるようになったので、子どもにも出してみたら思いのほか食べてくれました!ほかにも「好きなものでくるんであげる」「野菜フレークをホットケーキに混ぜる」などを実施したというママも。「『口に入れた』ことだけでも褒めていたら食べられるものが増えるようになった」という意見もありました。■食事時間が修羅場に!? 追い詰められるママたち「栄養バランスよく食べてほしい」。そのためにママたちは、涙ぐましいほどの努力をしています。しかし、あれこれ試行錯誤しても報われなかったりするのが現実…。ママが必死になると余計、子どもも意固地になったり、嫌がって食べたくなくなることも。白米しか食べない2歳の頃は無理やり食べさせようと死闘を繰り広げました。子どもも泣いちゃって、仕事から帰って寝るまでの1/3の時間を修羅場な食事に費やしました。いまから思うと、「2歳の子ども相手に何やってたんだ私!」って思います。でもそのとき子どものことを思ってがんばってた自分も褒めてあげたいです。最初は調理法を変えたり、刻んで混ぜこんだり試行錯誤。しかし一切食べてくれず、毎食私がイライラ…。「せっかく作ったのに!」「風邪引いちゃうんだよ!」など声を荒らげることも。次第に諦めがつき、食べないなら食べないでいいやと思うようになりました。時が経てば、少しずつ食べるようになってきました。そして、せっかく作ったおかずも、食べてくれない日が続けばママの気持ちも擦り切れてしまいます。幼稚園で毎日お弁当ですが、食べられるものが少なく毎日中身が同じなので、先生にダメ親だと思われていると思います。そんな声が挙がるなど、子どもの好き嫌いで「母親失格なのでは」と自分を追い詰めてしまうママも。「自分の料理が悪いのかも」「自分の工夫が足りてないのかも」と、どんどんと自分のせいにしていってしまうよう。ちゅいママさんが言うように、「いつか食べられるようになる」ことがわかっていれば、スッパリ諦められるけれど…。つい「自分のがんばりでどうにかなるかも…!」という心理が働いてしまうと、母親としてはより苦しんでしまうような気がします。もちろん、ママの根底には、原因を知って、改善策を探りたいという切実な想いがあるはず。だからこそ食べてくれなかった食事を見つめて、「ママ失格」なんて自分を責めていたら、ママの心も身体も持ちません。「子どものことを大事に思っている」からこその悩みなのですから、そんながんばる自分をぜひほめてあげてほしいと思います。■好き嫌いは直さないとダメなの?これだけママが悩む子どもの好き嫌い。では好き嫌いは、本当に直さないといけないのでしょうか? 食べさせることばかりに気がとられ、食事の時間がママにとっても子どもにとっても苦痛なものになっているならば、それは悪循環を生むかもしれません。今回のアンケートには、「幼い頃偏食だった」というママからの返答もありました。子どもには好き嫌いがありませんが、私自身が偏食・小食でした。給食は掃除の時間も食べさせられていて、お昼休みに外で遊んだことはほぼありません。小さい頃から自分が偏食・小食なことは、きちんと自覚していました。でも、親や祖父母、周囲から「好き嫌い多いね」とか「食が細いね」と言われるのはすごくつらかったです。私なりにがんばっているのに、がんばりを否定されたような気持ちになりました。。自分自身、偏食ではないですが小さいときは小食でした。ガリガリの娘に両親は心配し、「食べなさい食べなさい!」とご飯茶わんにおかずやら何やらつぎつぎとのせてきました。無理やり食べさせられて、食事時間がまったく楽しくなく、むしろ苦痛でした。いまでは信じられないくらい食べることが大好きになりました。ママだけでなく子どもの方もつらい想いをしていることがわかります。親が“わが子のために”と思ってしていることが、逆に苦しめることになっているなんて…胸が締め付けられるエピソードです。一方で、子どもの好き嫌いを「諦めている」「気にしない」といった意見も。しかも、ちゅいママさんの息子さんのように給食開始などのキッカケから、“子どもが自分で克服した”という経験談も出てきました。子どもが食べたくないというものを無理に食べさせていた時期もあったのですが、ある時期からはもう諦めの境地で、食べないものは出さないようになっていきました。あるとき「これは嫌いだからお皿載せてないけど挑戦してみる?」と聞いてみたところ、「挑戦してみる!」となったので、「おいしくなかったら出してもいいよ」と無理強いしてないことを強調しながら食べさせると、「これおいしい」と…。そのとき、めちゃくちゃ褒めたら、その後も苦手だった食材に挑戦する!と言い出すようになり、徐々に食べられるものが増えてきました。体調が悪い、風邪を引きがちなど、心配なところがない場合には、ママもあまり神経質になりすぎず、一旦スルーして少しの間様子を見てみるのも、いいのかもしれませんね。■食事が孤独…泣きたくなる現状を改善するには普段、育児の悩みを家族に話せていますか? とくに“好き嫌い”といった食事面での悩みは、料理をしない夫には相談しづらいものではないでしょうか。でも、家族にちょっとでも弱音を吐けたり、相談できればママの気持ちもずいぶん楽になる気がします。「子どもの好き嫌いや偏食についてどう対応したか、教えてください」の問いに対して、戻ってきた回答にこんなものがありました。子どもへの対応というより親のメンタルのフォローが欲しかったです。やはり食事は家の中で孤独。誰も助けてくれないし、寄り添ってくれない。せっかく作った食事が床に散らばると泣きたくなりました。誰か共感してくれる人がいたら全然違かったと思います。そう、まずはパパでもいいし、自分の両親や義両親でもいい。家族に状況を話して寄り添ってもらえれば、ママは精神的にずいぶん楽になるのではないでしょうか。育児のメインはどうしてもママになりがちだけれど、ひとりで背負うものではないし、ましてや好き嫌いの多くは母親のせいではないはず。ときにパパに愚痴をこぼしたり、食事を作ってもらうのもいいかもしれません。子どもの身体を心配して、「好き嫌いなく食べて欲しい」と思うのは当然のこと。必死になるあまり怒ってしまったり、「やっちゃったなぁ」って落ち込むこともあるかもしれません。でもそんなママの「子どもを想う強い気持ち」はきっと子どもに伝わっているし、結果が伴わなくても苦労したことは「褒める」に値することではないでしょうか。本当はパパに褒めてもらいたいところですが、もしそれが難しいとしても、自分を褒めてあげてください。悩んでいたことが、いつか「そんなことあったよね」と家族と話せるときが来ることを信じながら。■ママ自身が「おいしく、楽しい」と感じる食事時間を食事は、人間が生きていくためのエネルギーを作る“必要不可欠なもの”。でもそれだけじゃない。大好きな家族や友達と食卓を囲んで、おいしいものを共有する“うれしいもの”。そして、恵をいただく“ありがたいもの”。だから、食べ物に負の感情を持ちたくないし、子どもにも楽しく食べることを教えたいですよね。そのためにも、まずはママ自身が「おいしく、楽しい」食事時間を過ごせるといいですね。ママやパパが「おいしいね」と笑顔で食事をしていたら、好き嫌いのある子どもにとっても、食事時間が“楽しく”なるのではないでしょうか。幼少期は大きな刺激をたくさん受け、味覚や好みの変化が起こりやすい時期といいます。だからこそ、「元気でいてくれさえすればいい」ぐらいな気持ちで、気長にゆったりと構える方が、ママもストレスを抱えず済むのかもしれません。もちろん、そうは言っても子どもの健康は気がかり。あまりに心配なときは専門家に相談したり、保育園などの先生に相談にのってもらうことも検討してみてくださいね。 Q1.子どもの好き嫌いがはじまったのはいつごろですか?回答数:107Q2.子どもの好き嫌いや偏食について、エピソードがあれば教えてください回答数:42Q3.子どもの好き嫌いや偏食についてどう対応したか、教えてください回答数:38(アンケート集計期間:2018/5/17~2018/5/21)
2018年05月31日