ブルドックソースは15日、2015年8月1日出荷分から、「ブルドック ウスターソース」など家庭用と業務用の69商品を最大9%値上げすると発表した。値上げは25年ぶり。併せて子会社のイカリソースでも、9月1日出荷分から59商品を最大6%値上げする。ブルドックソースの商品については、家庭用30商品の希望小売価格を6~9%(6~35円)、業務用39商品の出荷価格を3~6%、それぞれ値上げする。イカリソースの商品については、家庭用30商品の希望小売価格を4~6%(5~20円)、業務用22商品の希望小売価格を3~5%(25~40円)、その他7商品の希望小売価格を約6%(約10円)、それぞれ値上げする。値上げの背景としては、同社グループ商品の主要原材料価格は、世界的需給バランスの変化や円安の影響を受け高騰が続いており、特に野菜・果実、糖類、香辛料の価格高騰は著しく、今後もこの傾向は続くことが予想されるという。このような中、同社グループは業務の効率化やコスト削減に取り組み、現状価格の維持に努めてきたものの、企業努力だけではコスト増を吸収することが困難な状況となったため、今回の値上げを決定したとしている。
2015年06月16日関西電力は18日、経済産業省に申請していた電気料金の再値上げが認可されたと発表した。東京電力福島第1原子力発電所の事故以降、大手電力会社の中で再値上げを行うのは北海道電力に続いて2社目となる。値上げは2015年6月1日から実施する。家庭や商店など規制分野の値上げ幅は当初申請していた平均10.23%から平均8.36%に圧縮。なお、電気の使用量が多くなる2015年6月1日~9月30日の4カ月間は値上げ幅を平均4.62%に抑える軽減措置を行う。これにより、標準家庭(1カ月使用量300キロワット時) の電気料金は値上げ前の7,860円から6~9月は8,184円に、10月以降は8,457円になる。併せて、4月1日から平均13.93%の値上げを実施している自由化分野(企業向け)についても、今回の認可内容を反映して料金単価を見直すと発表。6~9月は軽減措置として平均6.39%の値上げにとどめた上で、10月以降は平均11.50%に圧縮して値上げする。なお、4月1日から5月の検針日(計量日)前日までの使用分については、見直し前の料金単価で算定の上請求し、今回の見直しによる料金単価との差に基づき算定した差額相当額を6月分(契約電力500キロワット以上の場合は5月分)の電気料金にて返金する。
2015年05月19日日本マイクロソフトは11日、Windowsタブレット「Surface Pro 3」の全モデルについて、一般および法人向けそれぞれを、6月1日より値上げすると発表した。一般向けの「i7/512GBモデル」では税別(以下同)36,000円の値上げとなり238,800円となる。6月1日以降の、一般向けモデルの価格は、「i3/64GBモデル」が107,800円(現価格91,800円)、「i5/128GBモデル」が126,800円(現価格111,800円)、「i5/256GBモデル」が162,800円(現価格139,800円)、「i7/256GBモデル」が198,800円(現価格164800円)、「i7/512GBモデル」が238,800円(現価格202,800円)に値上げされる。値上げの理由について同社広報部は「市場の動向と為替の変動を踏まえて、というのがひとつと、クラウドサービスのOffice 365の価格と価値を定期的に見なおしており、今回はその一環」としている。また、「Surface Pro 3 Type Cover」や「Surface Pro 3 スクリーン プロテクター」などの関連アクセサリも6月1日より値上げされる。
2015年05月11日モスフードサービスはこのほど、2015年5月19日より、全国のモスバーガー店舗(一部店舗除く)の商品計102品目を10~70円値上げすると発表した。「モスバーガー」「ホットドッグ」「モスライスバーガー」などメイン商品31品目は20~30円値上げする。また、「フレンチフライポテト」などのサイドメニューは10~20円、「プレミアムブレンドコーヒー」などのドリンク類は20~50円、サイドオーダーとドリンクを合わせたセットメニューは40~70円、それぞれ値上げする。併せて同日より、「ハンバーガー」「チーズバーガー」のパティを約30%増量するリニューアルを実施。これにより、「ハンバーガー」は現行の170円から220円へ、「チーズバーガー」は同210円から250円へ値上げする。現在の外食業界は大幅なコスト増に直面しており、同社においても、原材料費の高騰や円安による食材調達費用の上昇、物流費の高騰、人件費、電力価格の上昇といった様々な影響を受けているという。このような中、管理コストの削減や物流の効率化などを積極的に進めてきたものの、内部努力による吸収では対応しきれない状況となり、今後も商品やサービスの品質を維持するために今回の値上げを決定したとしている。
2015年04月20日ニジボックスは7日、同社が運営するレシートを使った特売サイト「レシポ」において、「値上げ商品対策祭り」を開始した。食品メーカーの相次ぐ値上げにより国内消費の減少が懸念される中、値上げ商品を「お得」に購入できる企画を実施し、マーケットの活性化を図る。「値上げ商品対策祭り」では、期間中に対象商品を購入したレシート画像をレシポでアップロードすると、レシポポイントが30ポイント付与される。1ポイントは1円相当分の提携先ポイントに交換することができる。第1弾商品は「ケチャップ」で、期間は2015年4月7~13日。アップロード期間はレシート発行日から3日以内。各対象商品につき、先着5,000人まで、1人1回まで応募可能。なお、利用する際はレシポサイトへの会員登録が必要となる。レシポは、毎日の買い物が「お得」になる特売情報が掲載されているサイト。ユーザーは、掲載商品をコンビニ・GMSなどの店舗で購入し、そのレシート画像を送ることでポイント(レシポポイント)を受け取る仕組みとなっている。貯まったレシポポイントは、提携先ポイントに交換することができる。2015年4月現在の提携先は商品券、Amazonギフトなどで、提携先は順次拡大する予定。
2015年04月07日活き活きとしたお肌を手に入れたい、ストレスから開放されたい、疲れを回復したい…など、女子の悩みを解決してくれる栄養素がたくさん含まれている牛乳。毎日、積極的に摂り入れたい牛乳ですが、この春から値上げの危機に直面しているってご存知ですか? 高齢化や後継者不足に加え、飼料や燃料などの価格が高騰していること、TPP議論などの先行きが見えないことなどが原因となって、国内で酪農家を泣く泣く辞めてしまうケースも少なくないようです。そのため、生産基盤が弱体化してしまいました。バター不足問題なども、まだ記憶に新しいところですが、その最大の要因は生乳生産量の減少なのです。■食に対してこだわりを持つのは女性として常識牛乳が国産であることに対するお考えについてお答えください。(単数回答)【n=500】 「牛乳が国産であることに対してどう思うか?」というアンケート結果によると、93%以上の人が「意義がある」と感じているということがわかりました。その理由は次の通り。前問について、その理由をお答えください。(複数回答)【n=467】圧倒的に多かったのは「安心・安全だから」という回答。やっぱりメイド・イン・ジャパンは魅力があるということですね。海外から輸入された食材も最近は増えてきていますが、食にこだわりを持ち、体に良いものを取り入れたいと思っている女性が多いようです。女性の食材へのこだわりは、国内の酪農家に対する期待の大きさとも比例しているようです。実際に「日本の酪農家に対してどのように思っていますか?」という質問に対して、次のような回答結果が出ました。 あなたは、日本の酪農や酪農家に対して、どのように思っていますか。(単数回答)【n=500】 回答者のほとんどが「応援したい」と思っていることからも、牛乳などの値上がりについても肯定的に考えているのではないでしょうか。■頑張る日本の酪農家たち厳しい状況になっている酪農家ですが、どんな取り組みを行っているのか知っていますか? 意外と知られていない酪農家の方たちの頑張りを一部紹介しましょう。酪農経営を行う上で大事なのは、よい牛を育てるだけではないようです。地域との繋がりを大切にして、地域の人たちにも協力や理解を得られるようにする働きを行っています。例えば、小学校などに行って出張授業を行い、子どもたちに酪農の仕事を伝え、食育の推進にも協力しています。時には牧場に子どもたちを招いて牛との触れ合いの時間をつくることもあります。こうした人々との触れ合いや情報発信も、酪農家にとって大事な役割となっているのです。酪農と聞くと、「力仕事で大変そう」「男性が活躍する仕事」というイメージがあると思いますが、酪農に携わる女性も少なくありません。「生乳を取り出す仕事にやりがいを感じる」と、酪農の魅力に惹き込まれる女性も多く活躍しています。わたしたちが毎日美味しい牛乳をいただけるのも、酪農家の方たちの日頃の努力やこだわりがあってこそ。安全で安心できる国産の牛乳がこれから先もずっと提供されるためにも、牛乳の産地や酪農家の努力に目を向けていきたいものです。・中央酪農会議 公式サイト
2015年03月24日アップルはSIMフリー版iPhone 5sの販売価格を値上げした。新価格は16GBが72,800円、32GBが78,800円。いずれも1割強の値上げとなる。SIMフリー版iPhone 5sの値上げは2回目。昨年11月に1割強値上げされており、今回の価格改定とあわせて、大きく値上げされた。16GBモデルは当初57,800円、32GBモデルは62,800円で販売されていた。同じく値上げされたiPhone 6/6 Plusにいたっては、販売停止状態になっているが、iPhone 5sはApple Storeより購入することが可能だ。
2015年03月10日アップルはSIMフリー版iPhone 6/6 Plusの販売価格をひそかに値上げした。各機種16GB/64GB/128GBの3モデルをそろえているが、いずれも10%ほど値上がりした。為替安を受けての措置と見られる。ただし、現状、Apple Storeからの購入はできないままだ。SIMフリー版iPhone 6/6 Plusの価格改定は今回が2回目。昨年11月に約10%の値上げが行われており、今回の価格改定をあわせて、当初の販売価格よりも2~3割値上がりした。iPhone 6の16GBにいたっては当初67,800円で販売されており、2万円近く値段がアップしたことになる。SIMフリー版iPhone 6の税別新価格は以下のとおり(カッコ内は11月に改定が行われた際の販売価格)。16GBが86,800円(75,800円)、64GBが98,800円(87,800円)、128GBが110,800円(99,800円)。iPhone 6 Plusの新価格は16GBが98,800円(87,800円)、64GBは110,800円(99,800円)、128GBが122,800円(111,800円)。なお、iPhone 6/6 Plusは昨年11月に販売がストップしたが、直販サイトのApple Storeでは、現段階においても注文ができない状態が続いている。■SIMフリー版iPhone 6販売価格■SIMフリー版iPhone 6 Plus販売価格
2015年03月10日ミスタードーナツを運営するダスキンは4日、2015年4月1日から、「ポン・デ・リング」などドーナツ14種類の価格を10~11円値上げすると発表した。値上げ対象商品は、ポン・デ・リングが6種類、イーストリングが4種類、チョコレートが4種類。例えば、「ハニーディップ」は118円が129円(税込)になる。また、東京都・神奈川県内のミスタードーナツでは、4月上旬に発売する一部商品を他地域に比べ20円(税抜)値上げする。人件費や地代が上昇しているためという。同社によると、原材料費の高騰や円安により食材の調達費用が上昇し、今後もコストの上昇傾向が続くと見込まれるほか、一部地域では人件費・地代の高騰の影響があるという。同社はこれまでコスト削減に努めてきたものの、内部努力で吸収することが困難な状況となったため、今回の値上げを決定したとしている。
2015年03月05日明治と森永乳業はこのほど、2015年4月1日出荷分より、家庭用のバターとチーズの一部商品を値上げすると発表した。両社は、2014年8月に家庭用バターとチーズを値上げしたばかり。明治が値上げするのは計8品目で、バター2品目を2.6~3.1%、チーズ6品目を6.8~8.2%値上げする。例えば、「明治北海道バター」は現行の393円(税別、以下同)が405円に、「明治北海道十勝カマンベールチーズ」は440円が475円に、「明治北海道十勝とろけるチーズ 使い切り5パック」は295円が315円になる。森永が値上げするのは計3品目で、バター1品目を3.8%、チーズ2品目を2.6~6.5%値上げする。例えば、「森永北海道バター」は現行の390円が405円に、「クラフト フレッシュモッツァレラ」は380円が390円に、「クラフト 100%パルメザンチーズ」(40g)は240円が255円になる。両社によると、国内の酪農経営は飼料価格の高騰などにより厳しい状況にあり、酪農生産者戸数や生乳生産量も減少傾向が続いている。こうした中、原料となる各用途向け生乳取引価格を2015年4月度から引き上げることで生産者団体と合意。また、包装資材などの原材料コストや物流費の上昇も続いているという。両社は、これらのコスト吸収に努めてきたものの、現状の価格設定による販売の継続が困難になったことなどから、今回の値上げを決定したとしている。
2015年03月02日雪印メグミルクは26日、2015年4月1日出荷分より、バターやチーズなど家庭用乳食品33品目を2.5~8.2%値上げすると発表した。バター8品目、チーズ19品目、ギフト(土産品)6品目を希望小売価格ベース(税別)で2.5~8.2%値上げする。例えば、「雪印北海道バター」(200グラム)は現行の393円から3.1%値上げして405円、「雪印北海道 100 カマンベールチーズ切れてるタイプ(6個入り)」は490円から8.2%値上げして530円とする。併せて、2015年5月中旬から、スキムミルク3品について価格を据え置いた上で容量を11.1%減らす。同社によると、飼料価格の高騰や円安による生産コストの上昇により、国内の生乳生産環境は厳しい状況にあるという。また、酪農生産者戸数や乳牛飼養頭数の減少もあり、生乳生産量は縮小傾向が続いている。このような状況の中、北海道の指定生乳生産者団体との交渉を受けて、2015年4月より乳価の値上げが決定。さらに、包装資材原料を含めた主要原材料相場や物流コストも高騰しており、乳価値上げと合わせて大幅なコスト増が続くことが予想されている。同社は、これらのコスト増が企業努力による吸収の範囲を超えるものであるとし、家庭用乳食品の一部について価格改定および容量変更を実施することを決定したという。
2015年02月26日ソフトバンクは1月30日、「機種変更手数料」や「MNP(携帯電話番号ポータビリティ転出手数料)」など各種手数料を改定し、値上げすると発表した。2015年4月15日以降の受付分より新料金が適用される。改定後の各種手数料は、一律税別(以下同)3,000円に統一されることになる。改定前の料金は「機種変更手数料」、「MNP転出手数料」、「電話番号・メールアドレスお預かりサービス事務手数料」が2,000円、「電話番号変更手数料」が1,500円、「譲渡手数料」が1,800円、「USIM再発行手数料」が1,900円だった。「電話番号変更手数料」などは改定前と比べ、倍額になっており、電話番号の変更、MNP、機種変更を考えているユーザーは4月15日までに手続きをしたほうが良さそうだ。手数料を改定する理由について、ホームページ上では「近年の事務対応の増加を踏まえて」と記載されている。同社広報部に問い合わせたところ、「MNPや機種変更、電話番号の変更に関する事務対応が増えたため」とのことだった。また、今後の料金改定については、「現時点でお答えすることはできない」との回答だった。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月02日オリエンタルランド(OLC)は29日、2015年4月1日より、料金改定を行うことを決定したと発表した。同社は1月29日にチケット料金値上げについて、「検討を続けているが現時点で決定している事実はない」としていたが、決定に至った。1デーパスポートは大人6400円から6900円に、2デーパスポートは大人1万1000円から1万2400円に、アフター6パスポートは3900円から4200円に値上げされる(いずれも税込)。チケット全券種に関する料金改定は、2011年4月以来(消費税改定を除く)。この間、東京ディズニーランドでは、デイパレード「ハピネス・イズ・ヒア」(2013年4月)や、アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」(2013年5月)、ナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」(2014年5月)を導入してきた。また、東京ディズニーシーにおいても、アトラクション「ジャスミンのフライングカーペット」(2011年7月)や、「トイ・ストーリー・マニア!」(2012年7月)をオープンさせてきた。この他にもショー鑑賞エリアの再整備やレストランの屋外席の環境改善など、両パークにおいてハード、ソフトの両面でパークを訪れるゲストの体験価値向上に努めてきた。オリエンタルランドでは今後も、ハード面における取り組み(※)に加え、キャストのホスピタリティなどソフト面における更なるクオリティの向上を図ることで、「ここだけでしか体験することができない魅力に満ち溢れた世界で唯一のテーマパークを目指し、更なる成長をしていく」としている。(※ 2015年度は、東京ディズニーランドでの新規アトラクション「スティッチ・エンカウンター」(2015年7月)のオープンや、東京ディズニーシーでのアトラクション「マーメイドラグーンシアター」(2015年4月)のリニューアルなどをおこなっていく)
2015年01月29日オリエンタルランドは29日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(千葉県浦安市)の料金を、4月1日から値上げすると発表した。チケット全券種に関する料金改定は、消費税改訂時を除いて、2011年4月以来となる。今回の改訂により、1デーパスポートは大人6,400円から6,900円に、2デーパスポートは大人1万1,000円から1万2,400円に、アフター6パスポートは大人3,900円から4,200円になり、そのほかすべてのチケットで値上げを実施。中人(中学生・高校生12~17才)、小人(幼児・小学生4~11才)の料金も、それぞれ引き上げとなる。また、シニア向けチケットの対象年齢が、今回の改訂により、60才から65才に変更。さらに、駐車場料金も、普通車2,000円(一律)から平日2,500円、土日祝日3,000円に値上げとなる。なお、2011年4月以降、東京ディズニーランドでは、デイパレード「ハピネス・イズ・ヒア」や、アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」、ナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」を導入。東京ディズニーシーにおいても、アトラクション「ジャスミンのフライングカーペット」や「トイ・ストーリー・マニア!」をオープンさせてきた。オリエンタルランドは「今後も、当社ではハード面における取り組みに加え、キャストのホスピタリティなどソフト面における更なるクオリティの向上を図ることで、ここだけでしか体験することができない魅力に満ち溢れた世界で唯一のテーマパークを目指し、更なる成長をしてまいります」とコメントを発表している。
2015年01月29日明治は26日、2015年4月1日出荷分より、牛乳やヨーグルト、乳飲料など市乳部門商品54品目の出荷価格を約2~6%値上げすると発表した。牛乳は約2~5%、ヨーグルトや乳飲料などは約2~6%値上げする。対象商品は、「明治おいしい牛乳」「明治ブルガリアヨーグルト」「明治北海道十勝まろやかヨーグルト」「バンホーテンココア」「ネスレアイスコーヒー」「明治デザートホイップ」などとなる。同社によると、国内生乳生産者の経営は、飼料価格やエネルギーコストの高騰などにより厳しさが増し、生乳生産者戸数、生乳生産量の減少に歯止めがかからない状況という。こうした中、同社は酪農の生産基盤の回復・強化を図ることを目的に、全国の指定生乳生産者団体との間で2015年4月1日から生乳取引価格を引き上げることで合意している。また、海外乳原料や果肉、包装資材などの原料コスト、物流費なども上昇しており、同社はこれらのコストアップを吸収すべく様々な対策を講じているものの、現在の状況は企業努力の限界を超える水準にあるため、今回の値上げを決定したとしている。
2015年01月27日オタフクソースはこのほど、2015年3月2日納入分から、家庭用・業務用の「お好みソース」などソース製品の一部を5~10%値上げすると発表した。ソース製品を値上げするのは1990年以来、25年ぶりとなる。値上げ対象は、家庭用と業務用の「お好みソース」、「焼そばソース」、「たこ焼ソース」など76品目(家庭用29品目、業務用47品目)。値上げ幅は、家庭用が8~10%、業務用が5~7%となる。同社によると、製品の原材料価格は世界的な需要拡大や円安の影響などを受けて上昇が続いており、今後もコスト上昇傾向は続いていくことが予想されるという。同社は、1990年にソース製品の値上げを実施して以来、生産性の向上やコスト削減などを行って製品価格を維持してきたが、企業努力だけでコスト増を吸収することができない状況となったため、一部製品の値上げを決定したとしている。
2015年01月19日キッコーマン食品は13日、デルモンテブランドのトマトケチャップおよびトマト加工品の一部商品を、2015年4月1日から約4~10%値上げすると発表した。値上げは1990年7月以来、約25年ぶりとなる。値上げ対象は、デルモンテブランドの家庭用トマトケチャップなど10品目、業務用トマトケチャップなど26品目の計36品目。希望小売価格で約4~10%値上げする。トマトケチャップなどの主原料であるトマトペーストの価格の上昇を受けて実施する。同社は、製造コスト削減や物流合理化といった企業努力によりコストアップを吸収してきたものの、トマトペーストの価格は今後も高騰が続くと予想され、自社でのコスト削減だけでは吸収できないと判断し、今回の値上げを決定したと説明している。
2015年01月14日ハーマンインターナショナルは1月13日、JBLやAKG、harman/kardonなど同社が取り扱う全製品の価格を、2月1日より15%前後値上げすることを発表した。為替変動による仕入れ価格の上昇分を自助努力で吸収することが困難になったことを理由としている。今回の値上げ対象は個人向けの製品のみ。
2015年01月13日ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は1月5日、入場券を値上げすることを発表した。値上げは30日からで、1日券の大人(12歳以上)は6,980円から7,200円、子供は4,880円から4,980円となる。個人のほか、障害者料金や団体料金なども引き上げの対象となる。また、VISA提携カード会員用スタジオ・パスの価格改定については、会員へ後日案内される。なお、何度でも入場できる年間パス(大人)の価格は1万9,800円に据え置くという。
2015年01月06日カゴメは5日、2015年4月1日出荷分から、家庭用・業務用トマトケチャップなど97品目の価格を約4~13%値上げすると発表した。家庭用トマトケチャップの値上げは1990年7月以来、約25年ぶりとなる。値上げ対象商品は、家庭用がトマトケチャップ、トマトピューレー・トマトペースト、「アンナマンマ」ポモドーロ瓶パスタソース。業務用がトマトケチャップ、トマトソース、トマトピューレー、イタリア産トマト素材。なお、トマトジュースなどの飲料は値上げしない。同社によると、近年農産物の原材料価格は、世界的な食料需要の拡大により上昇を続けており、トマト調味料商品の主要原材料であるトマトペーストの相場価格についても、直近2年で4割以上上昇(財務省貿易統計2012~2014年)したという。同社は、これまで業務の効率化やコスト削減など、様々なコスト吸収に努めてきたものの、トマトペースト原料と固形トマト原料の高騰は当面続くと予測され、今後も消費者に高品質で安心・安全な商品を提供していくには、これ以上の自社でのコスト吸収の施策の実行は困難との判断から、トマトケチャップを中心とした商品の一部について、出荷価格の改定を決定したとしている。
2015年01月05日井村屋は24日、2015年3月1日出荷分から、「やわもちアイス」などアイスクリーム20品目を10~50円(6.3~10.0%)値上げすると発表した。なお、主力商品の「あずきバー」は値上げしない。値上げ商品と値上げ幅は、「やわもちアイス(各種)」が現行の120円から130円に、「あずきカップ(各種)」が同じく120円から130円に、「たい焼きアイス(60ミリリットル×5)」が300円から330円に、「北海道大納言あずき最中(90ミリリットル×4)」が500円から550円となる。同社によると、近年の世界的な食糧需要の増大に伴う乳製品を始めとした原材料価格の高騰は、同社の製品原価にも大きな影響を与えているという。これまで生産合理化に向けた設備投資を実施するなどしてコストの吸収を図ってきたものの、これ以上のコストダウンは困難と考え、一部商品の値上げを決定したとしている。
2014年12月25日関西電力は24日、2015年4月1日から家庭向け電気料金などを再値上げすることを取締役会で決定し、経済産業大臣に申請した。家庭や商店など規制分野については平均10.23%、工場やビルなど自由化分野については平均13.93%値上げする。一般家庭(1カ月の使用量300キロワット時、燃料費調整額を除く)の電気料金は、現行の7,611円から744円値上がりし、8,355円になる。なお、実際の値上げ実施日や料金については、国の審査などを経た後、経済産業大臣の認可を受けて正式に決定されるため、変更される場合がある。同社は2013年、経営効率化と、高浜原子力発電所3、4号機および大飯原子力発電所3、4号機の再稼動を前提に、電気料金の値上げを実施。しかし、現時点では再稼働の目途が立たず、火力燃料費などの負担が大幅に増えているため、原子力発電所の停止に伴うコスト増を現行の電気料金水準で賄うことは極めて困難であるとし、今回の値上げを決定したとしている。今後は経営効率化に向けて、社内役員報酬の減額幅を拡大するほか、採用抑制による人員削減などを進めていくという。
2014年12月25日関西電力は17日、電気料金の再値上げに向けて準備を開始すると発表した。東日本大震災以降、2度目の値上げは北海道電力に次いで同社で2社目。2015年4月の値上げを目指すという。同社は2013年、最大限の経営効率化と、高浜発電所3、4号機および大飯発電所3、4号機の再稼動を前提に、電気料金の値上げを実施。以降、電気料金に織り込んだ経営効率化を進めてきたと同時に、原子力プラントの再稼動に向けて、原子力規制委員会による新規制基準適合性に係る審査について、対応してきた。その結果、高浜発電所3、4号機については、原子炉設置変更許可申請書に関する審査書案が提示されたほか、大飯発電所3、4号機は、基準地震動について概ねの了解まで得たものの、審査は現在も継続中で再稼動時期の目処は立っていない。同社は2014年12月の時点で、すでに昨年の料金改定時に前提とした時期に比べて、火力燃料費などの負担が大幅に増えており、2014年度の決算も過去3期に引き続き赤字が見込まれているという。同社は、これ以上厳しい収支状況が続けば、財務基盤が悪化し、燃料調達や設備の保守・保全などに必要な資金調達が困難になるなど、電力の安全・安定供給に支障をきたすおそれがあるとして、電気料金の再値上げに向けて準備を開始することを決定。値上げの具体的な内容については、決定次第案内するとしている。
2014年12月17日ハウス食品はこのほど、業務用ルー製品・フレーク製品の全品、レトルト製品の一部、香辛料製品の一部の価格を、2015年4月1日の出荷分から約4%~26%値上げすると発表した。値上げ幅は、業務用ルー製品・フレーク製品(各全製品)が約5%、業務用レトルト製品(カレーソース、フィリング、レトルトカレーの各一部製品)が約4%~8%、業務用香辛料製品のうち各種カレーパウダー(全製品)が約21%~26%、香味調味料(一部製品)が約5%。同社は、原材料価格の上昇が続く中、合理化や効率化を行いコストアップを吸収することで価格の維持に努めてきたが、近年の原料、包装材料の価格の高騰に加え、物流費やエネルギーコストも上昇し、従来の企業努力では現行価格の維持が困難になったため、値上げを決定したとしている。
2014年12月15日円安の影響による吉野家の値上げ、ついに来たかとショックを受けた方々も多いだろう。お隣中国にも吉野家は進出済み、同じ吉野家に通う仲間として中国人もこの気になるニュースについて、中国版ツイッター「ウェイボー」に書き込んでいる。○メニュー豊富! 中国版「吉野家」吉野家は早くも1991年に北京に出店、上海には遅れること11年、2002年に出店した。今では中国各地に店舗を広げている。中国に「牛肉飯(牛丼)」という日本食を広めたのは吉野家の功績である。中国でも吉野家の主力は牛丼、しかし、種類が少ないと寂しく思うのが中国人だ。吉野家もその需要にあわせ、充実したメニュー展開を行っている。牛丼に加え、照り焼き鶏丼、キノコ野菜丼、カツカレー、海鮮丼、ラーメン、さらにご飯の上に2種類のメニューをのせたもの、地方によってはお粥やおでんなども登場する。なぜか北京ではアイスクリーム店の「デイリークイーン」と同居している店舗が多く、牛丼とアイスクリームを楽しめたりもするのがうれしい。いろいろと日本との相違が見られる中国の吉野家だが、一番違うところは「牛丼をスプーンで食べる」ところではないだろうか。○日本の男の人は吉野家が大好き?さて、ウェイボーを見てみよう。牛丼値上げのニュースに「日本も大変だね」という声が上がる中、目にとどまったのが「何言ってんだ、上海の吉野家なんて牛丼が27元(約513円!)だぞ。こっちの方が30%も高いじゃないか」という怒りの声。しかし、上海でもそんなに高くはないはずだ。並は上海でも16元(約304円、1元=19円換算)、価格は日本とそう変わらない。おそらく彼が言っているのは、茶碗蒸、漬け物、みそ汁がついて26元(約494元)のセットメニューのことだろう。日本でもサイドメニューを注文すればそのくらいになる。「じゃあ、僕、『すき家』にする!」という書き込みの通っぷり! すき家も中国に進出しているが、もしかしたら彼は日本在住なのかもしれない。他の日本在住中国人たちはというと、「生きてけない! 唯一食べられるものが!!」「最も良心的な吉野家が値上げ!」と悲痛な声を上げている。最近は日本での豪遊ぶりが目につく中国人だが、意外と日本生活は苦しいようだ。気になったのが、「日本の男の人が大好きな吉野家が値上げですって」という書き込み。「日本の男の人は倹約のためにも、吉野家に通っている人が多いんですよ」と伝えたくなってしまった。※本文と写真は関係ありません
2014年12月11日アップルは、SIMロックフリー版iPhone 6、iPhone 6 Plusの販売価格を8,000円~12,000円値上げした。円安の影響とみられ、Apple Store公式サイトでの販売価格は、新価格で案内されている。iPhone 6の新価格(いずれも税別)は、16GBが75,800円、64GBが87,800円、128GBが99,800円。iPhone 6 Plusは16GBが87,800円、64GBが99,800円、128GBが111,800円。iPhone 6の価格(税別)iPhone 6 Plusの価格(税別)なおSIMロックフリー版iPhone 5sも、16GBモデルで57,800円から64,800円へ、32GBで62,800円から70,800円へ、7,000円~8,000円値上がっている。
2014年11月14日アップルはこのほどSIMフリー版iPhone 6/6 Plusの販売価格を従来価格よりも10%強値上げした。為替安を受けての措置と見られる。SIMフリー版iPhone 6の税別新価格は以下のとおり(カッコ内は旧価格)。16GBが75,800円(67,800円)、64GBが87,800円(79,800円)、128GBが99,800円(89,800円)。iPhone 6 Plusの新価格は16GBが87,800円(79,800円)、64GBは99,800円(89,800円)、128GBが111,800円(99,800円)。同様にSIMフリー版iPhone 5sも値上げされている。こちらの税別新価格(カッコ内は旧価格)は16GBが64,800円(57,800円)、32GBが70,800円(62,800円)。■SIMフリー版iPhone 6販売価格■SIMフリー版iPhone 6 Plus販売価格■SIMフリー版iPhone 5s販売価格
2014年11月14日江崎グリコは10日、2015年3月1日出荷分より、「ジャイアントコーン」や「パピコ」などのアイスクリーム商品を10円~40円(税別)値上げすると発表した。値上げ対象は23ブランド35品目。主な商品では、「ジャイアントコーン」「パピコ」「パナップ」「アイスの実」「牧場しぼり」などが現在の120円(税別、以下同)から130円に、ファミリーパック商品の「バニラティエ(シリーズ)」「チョコアラモード」などが300円から330円に、「パピコ(マルチパック)」「パナップ(マルチパック)」「ジャイアントコーン(マルチパック)」などが380円から420円になる。同社によると、近年の原材料価格およびエネルギーコストの上昇に対し、合理化・効率化によりコストアップを吸収し、価格の維持に努めてきたものの、製品の主原材料である乳製品、チョコレート、油脂、包装資材価格の上昇は企業努力の範囲を超え、製品価格の維持が困難な状況となったため、今回の値上げを決定したという。また、価格改定に合わせて主力商品の価値アップを中心としたリニューアルを行っていくとしている。
2014年11月11日職場でも食べられる! 意外に知らない“美肌食材”肌に良い食材といえば、ビタミンCが豊富なフルーツ類、コラーゲンたっぷりの鶏肉やフカヒレなどが有名。でも、美肌効果のある食材は、身近にまだまだたくさんあります!今回は、手軽に食べられて、オフィスでのおやつにもなる(!?)、意外な “美肌食材”を紹介しちゃいます。●栄養なんてあったの!?コラーゲンを生成&修復する「お麩」お麩を最後に食べたのがいつか思い出せない…。そんな人も多いのでは?とくに一人暮らしの場合は、よほど好きな人でなければ、そうそう買いませんよね。しかも、スカスカして軽いし、一見、栄養なんてなさそうです。ところが、お麩にはコラーゲンを生成するときに必要なアミノ酸の1種、「プロリン」が豊富に含まれているんです。そしてこのプロリンには、なんと、紫外線などのダメージを受けて減ってしまったコラーゲンを修復する働きが!大豆製品や乳製品にも多く含まれていますが、お麩のプロリン含有量はトップクラス!100g中の含有量で比べてみると、豆腐390mg、ヨーグルト350mgに対して、お麩は3800mgとまさに桁違い。そのうえ低カロリーで、美しい肌や髪をつくるたんぱく質も多く含まれている…と、女性にとってうれしいことづくめなんです。ただし、一度に大量に食べるのではなく、少量を毎日の食生活に取り入れるのがオススメ。定番は煮物やお味噌汁の具ですが、それ以外にも、砕いてパン粉の代わりに使ったり、溶いた卵と牛乳に浸して焼けばフレンチトースト風スイーツになったりと、工夫次第でいろいろな料理に使えます。好みにもよりますが、そのままポリポリ食べればおやつにも。●美肌成分のオンパレードな「ホタテ」肌細胞のスムーズな生まれ変わりを助ける「亜鉛」や、疲労回復の強い味方としてドリンク剤でおなじみの「タウリン」、そして肌のハリとつやを取り戻す作用のある「グリシン」を豊富に含むホタテも、実は隠れた美肌食材。グリシンはシルクにも多く含まれていて、あのなめらかな感触を生み出す素になっているんです。ホタテを食べれば、キメ細かい“絹肌”を手に入れるのも夢ではない…かも。美肌のために摂りたい1日あたりの量は、中くらいの大きさのホタテ1個。美肌成分をそのまま取り入れるには、お刺身のように生で食べるのがベストですが、生が苦手な人はホタテのうま味を生かしたソテーなどにしてもOK。また、毎日気軽に取り入れたい人にオススメなのは、干し貝柱。1日2粒で美肌成分を手軽にチャージできます。腹持ちも良いので、ヘルシーおやつとしてぜひデスクに常備してみて。●赤ワインに匹敵するポリフェノール含有量の「コーヒー」コーヒーについては体に良いとか悪いとか諸説ありますが、最近の研究でわかった新事実によれば、コーヒーに含まれるポリフェノールが紫外線で発生する活性酸素から体を守り、シミの原因であるメラニンの生成を抑えてくれるそう。コーヒー1杯に含まれるポリフェノールの量は、約300mg。ポリフェノールといえば赤ワインが有名ですが、その赤ワインに匹敵する量なんです。また、コーヒーを飲まない人に比べ、毎日飲む人はシミが圧倒的に少ないという研究結果も。とはいえ、飲みすぎは禁物。胃が荒れやすくなるなど、かえって美容効果を落とすことになります。1日に2~3杯程度を目安にしましょう。ポリフェノールは熱に弱いため、熱湯よりも少し冷ました80度くらいのお湯で入れると、効果的に摂取できてオススメです。もちろん、美容のためには栄養バランスのとれた食事であることが大前提。そのうえで、こうした食材も上手に取り入れてみてくださいね。<文:石井亜矢子>
2014年10月24日政府は14日、物価問題に関する関係閣僚会議を開催し、北海道電力が申請した電気料金の再値上げ幅を圧縮して了承した。これを踏まえ、経済産業省は北海道電力に対し、家庭用向け電気料金の値上げ幅を当初申請していた平均17.03%から平均15.33%に修正するよう指示した。北海道電力の電気料金値上げ申請については、外部有識者で構成された委員会において、2014年8月7日以降、計5回にわたって審査を実施。また、同委員会での検討と並行して、9月11日に公聴会を開催し、インターネットを通じた「国民の声」の募集も行った。9月29日に委員会としての査定方針案が取りまとめられて以降、消費者庁との協議を経て、14日午前、物価問題に関する関係閣僚会議にて、「北海道電力株式会社の供給約款変更認可申請に係る査定方針」が了承された。東京電力福島第1原子力発電所の事故以降、大手電力会社の中で再値上げを行うのは北海道電力が初めて。再値上げは2014年11月1日からの実施を予定している。なお、2015年3月までは冬季の電気料金負担を抑える激変緩和措置を設け、値上げ幅は平均12.43%に抑える。企業向け(自由化部門)料金の値上げ幅についても、当初は平均22.61%とする予定だったが、2015年3月まで激変緩和措置として平均16.48%にとどめた上で、2015年4月以降は平均20.32%に圧縮して値上げする。
2014年10月15日