アイ・エム・プレスは月刊『アイ・エム・プレス』の連載「生活者に聞く!」において、首都圏・近畿圏在住の専業主婦・主夫のネットスーパーの利用状況について調査した。実際に商品を店頭に並べて販売している店舗を持つスーパーが、Webサイトで注文を受付、即日または翌日、もしくは指定日に配達するサービスを「ネットスーパー」と定義して調査。調査は7月25日から27日にかけて、首都圏・近畿圏在住の20~60代の専業主婦・主夫を対象に実施。1,198の有効回答が得られた。まず、この1年間に食料品および日用雑貨の購入のために、どのようなチャンネルを利用して購入するかを質問。すると、98.5%とほとんどの人が「スーパー」を利用していることが分かった。続いて「ディスカウントストア、ドラッグストア」(60.9%)、「コンビニエンスストア」(54.9%)。「ネットスーパー」の利用者は20.5%と約2割という結果になった。続いて、この1年間に「ネットスーパー」を利用した人に、どのような時に利用するかを質問。すると、「水、米など重いものを買う時」が63.7%、「買い物の量が多い時」および「雨など悪天候の時」の39.2%という結果に。購入した荷物を運ぶことや、買い物に出掛けることが面倒な時に利用したいという声が目立っている。「忙しくて買い物に出掛ける時間がない時」も38.8%と割合が高い。ネットスーパーは“困った時”に助けてくれる地域の生活インフラとして、頼りにされる存在になっているようだ。「ネットスーパー」への不満について尋ねると、「配送料がかかる」が53.9%でトップ。以下、「品ぞろえが限られている」(34.3%)、「品物を受け取るために家にいなければならないのが面倒」(32.2%)、「生鮮食品などについて、他の品物と見比べられない」(27.8%)が続いた。一方、11.0%は「特に不満はない」と回答している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月28日滋賀県彦根城で光の祝祭、「ひこね夢灯路」が開催される。「ひこね夢灯路」の開催日は9月1日~12月2日まで。時間は18:00~21:00となる。ライトアップは天守、内濠の石垣、佐和口多聞櫓など、黒門~いろは松~表門橋~大手門橋~京橋にかけての彦根城一帯で行われる。夜に浮かぶ彦根城とともに紅葉の時期にはイロハモミジやナナカマドの色付く姿も鑑賞できる。ライトアップは平等院、金閣寺、銀閣寺、高台寺、また、六本木ヒルズクリスマスイルミネーションなどのライティングデザインを手がけた内原智史氏のプロデュースによる。彦根城は1622年に徳川四天王の一人、井伊直政の嫡男、井伊直継が築城した。築城にあたっては江戸幕府からの命令で12大名もの手伝い普請で工事が行われ、1603年に築城開始、1622年にほぼすべての工事が完了したと言われている。幕末、安政の大獄や桜田門外の変で知られる井伊直弼も藩主になるまで彦根城で過ごしている。明治期に入り廃城令が施行されて全国の城が取り壊される中、彦根城は破壊を免れ、築城時の様子を今に伝える貴重な建築物となっている。天守と附櫓は国宝に指定されており、佐和口多聞櫓、天秤櫓、西の丸三重櫓、馬屋、太鼓門櫓は国の重要文化財。また、楽々園、玄宮園は国指定名勝だ。回遊式大名庭園、玄宮園では「ひこね夢灯路」と開催を同じくして「玄宮園で虫の声を聞く会」も開催される。ライトアップされた彦根城を見ながら、名月や虫の声を楽しめる。また、邦楽の演奏、よし笛の演奏もあり、江戸時代の風情を感じることができるみやびやかなイベントだ。「玄宮園で虫の声を聞く会」の開催日時は9月1日(土)~9月30日(日)、18:30~21:00となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日住まいと暮らしの総合住生活をサポートするLIXILは、首都圏最大級の展示スペースをもつ新旗艦ショールーム「LIXILショールーム東京」(東京都新宿区)を8月17日に新設オープンする。LIXILブランド体験の場としてはもちろん、“いい住まい、いい暮らし”の最前線を知る情報発信基地としても活用できる。オープンに先立ち、8月2日、発表会が行われた。「LIXILショールーム東京」は総面積約5,280㎡(約1,600坪)のスペースにLIXILグループの住まいに関する豊富な商品を一堂にそろえた、首都圏最大級のショールーム。6階と7階にまたがる展示スペースは、気づきを提供する「いい暮らしゾーン」、生活感を体験できる「いい住まいゾーン」、実際に商品を選べる「商品選定ゾーン」という3つのコンセプトに基づいて作られている。現在同社は、全国にあった約250のショールームを100にまで再編している。LIXIL代表取締役社長兼CEOの藤森義明氏は、「LIXILが掲げている『住まいへの総合的な取り組み』『生涯価値の実現』『自然・環境との共生』への総合力を1つひとつに結集し、このショールームをきっかけにさらなる豊かなサービス提供に取り組む」と発表。110人のスタッフが常駐し、年間約10万組の来場を目指している。入り口となる7階フロアでは、家や窓、玄関ドアをモチーフにしたデジタルサイネージを用いて、自分にとっての“いい暮らし”を考えるきっかけを提供している。環境負荷の少ない暮らしとは?ユニバーサルデザインの基本とは?などをここで考えてから次に進むと、より具体的な住みよい暮らしをイメージできそうだ。“いい暮らし”を疑似体験できる「いい住まいゾーン」には、以下の5つのコンセプトに基づいた展示が施されている。“ふたりの住まい”では、将来への大規模なリフォームの心配をなくし、自然とのつながりを意識した作りになっており、大開口の「庭の窓」よりリビングダイニングや寝室が中庭と一体化した開放的な気分が味わえる。築20年の住居を完全にリニューアルした“家族の絆をはぐくむ住まい”は、木のぬくもりを伝えるポールやテーブルを中心に、くつろぎを生む空間演出がされている。また、“趣味を楽しむ住まい”は家庭菜園ができるバルコニーや友人を招いてのお茶会にもぴったりな和空間を、“美人収納のすまい”はウォークインクローゼットをはじめ、収納スペースをたっぷりと確保した作りになっている。中でも同社が今一番力を入れている“スマートハウス”は、東京大学と共同で実証実験を行っている省エネ機器を装備している。また、ロボットによる住環境制御システムを実装。水の出しっぱなしを指摘してくれるなど、ロボットが省エネアドバイスや災害時の行動を案内してくれる。一方6階フロアは、総面積約2,640㎡(約800坪)もの広大なフロアに、玄関やキッチン、トイレ、インテリア建材などと各ブロックに分かれて展示がされており、知識豊富なコーディネーターがイメージした暮らしを形にするために、最適な商品選定をサポートしてくれる。また、同フロアにはリフォーム相談コーナーもあり、現在の住居の悩みも気軽に対応してくれるという。素材や機能性のみならず、価格やサイズバリエーション、カラー展開なども明記されているので、今具体的にリフォームを検討していなくとも、大体の金額はどのくらいになるのかを知るきっかけにもなる。このショールームならではの楽しみ方として、住宅の最新技術を学ぶことができるという点もあるだろう。例えば、窓ガラスに割れにくい防犯フィルムを張った場合とそうでない場合、どれほど効果が違ってくるのか、また、高断熱複層ガラスは具体的にどの程度熱をコントロールすることができるのかなど、子どもにも分かりやすく展示で解説されている。さらに、グランドオープンとなる8月17日から9月17日まで、「植村花菜&トムセン陽子 ミニライブ+トークショー」や「鹿島アントラーズ選手がやってくる!」「ハマック柳田 笑魔術!」ほか、バルーンアートや似顔絵のプレゼント、防犯や自身セミナーなど様々なイベントが開催される。開催日時や応募申し込みはホームページを参照。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日都内でグループ134店舗の飲食店を運営するKID’Sは、「京急川崎 直送ビール園 北海道 Beer&BBQ KIMURAYA」を7月24日に川崎駅前にオープンする。同店では、巨大なビール醸造タンクやレンガ作り調の内装がつくり出すビール工場のような空間で、本場のBBQを味わうことができる。首都圏最大級の規模となるアルコールバイキングは、8種のプレミアムビールが飲み放題。また、川崎の居酒屋で初めて、渦を巻いて下から注入される話題の「トルネードビール」を導入した。併せてカクテルやサワーも飲み放題となる。ジンギスカン、サムギョプサル、牛カルビなどの食べ放題は、飲み放題も付いて1,980円からと、リーズナブルな価格設定となっている。アラカルトメニューも豊富に用意され、宴会や2次会などさまざまな用途で利用できる。広い店内は、巨大スクリーンでのオリンピック観戦も可能だ。「オープン記念フェア・プラン」として、「名物BBQ 食べ放題&飲み放題」2時間半コースの4,000円が2,480円に、時間無制限コース・5,000円が2,980円になるなど、お得なプランを用意している。■「京急川崎 直送ビール園 北海道 Beer&BBQ KIMURAYA」店舗情報 住所:〒210-0006 神奈川県川崎市川崎区砂子1-3-7 ニューハトヤビル4F 営業時間:月~金/16:00~24:00、土日祝/15:00~24:00 オープン日:7月24日グランドオープン 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月23日江崎グリコは2010年10月から販売を休止していたライススナック「コメッコ」を復活させ、7月24日から首都圏地区での本格販売を開始する。「コメッコ」は1973年に発売を開始したライススナックで、特に30代~40代に広く知られているブランド。販売休止の間、復活を希望する声が多く寄せられ、2011年11月より一部チェーン店や北海道・東北地区で販売を再開していた。その結果、販売休止前に比べて売り上げが約6倍になるなど好評を得たことから、今回首都圏地区での本格販売を開始した。今回復活にあたっては、大人を意識したパッケージデザインに変更。香ばしい風味に改良するなど、味の点でもリニューアルしている。今後は全国へ販売地区を順次拡大していく予定とのこと。「コメッコ<ホタテ味>」は食べきりサイズ(40g入り)、価格はオープン。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日JTBグループのi.JTB(アイドットジェイティービー)はこのほど、首都圏エリア初となる水陸両用バスを利用した観光ツアー「JTB東京ダックツアー」を発売した。同ツアーは「水陸両用バスを利用しての”東京湾の水辺活性化”社会実験」の一環として、日本水陸両用車協会およびはとバスの協力を得て実施されるもので、実施期間は7月14日から10月14日までとなっている。9月2日までの第1弾では、船の科学館を発着場所としてお台場からレイボーブリッジを渡り、対岸の着水ポイントまで陸路で移動するコースを1日5便運行。9月3日から10月14日までの第2弾では、浜松町バスターミナルを発着点とするコースを1日4便運行する予定。料金は大人(中学生以上)3,500円、こども(3歳以上)2,300円。座席を必要としない3歳未満の幼児は500円。販売は、JTBウェブサイトのみで行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日昭文社は10日より、情報ガイド『首都圏発 SA・PAで遊ぼう』を発売する。ドライブの目的地となりうるスポットとして進化するサービスエリア、パーキングエリアの施設やグルメの情報を集約した1冊だ。同誌は新東名高速道路の開通でこれまで以上に注目を集めるSA・PAを、さまざまな角度から紹介するガイドブック。首都圏から日帰り、もしくは1泊で行けるエリアに絞り、魅力のあるSA・PAを厳選して掲載している。高速道路初出店のショップや限定ものなど、旬の情報にこだわったタイムリーな紙面づくりも特徴だ。内容は、「1日中遊べるイチオシSA・PAを厳選」「話題の『初出店』『限定モノ』『ご当地グルメ』をピックアップ」の2つの特集ページに加え、全92スポットのSA・PAを網羅したレギュラーページで構成されている。特集ページでは、「地中海の港町」をコンセプトとするネオパーサ駿河湾沼津、「くるまのコミュニティーパーク」ことネオパーサ清水など、SA・PAの枠を超えた話題のスポットを徹底紹介。限定ものやグルメも幅広く取り上げる。レギュラーページではSA・PAを高速道路別、さらに上り・下り別に見やすく紹介。それぞれのカフェ・ショップ、コンビニの店名まで詳しく紹介する。構内図まで掲載したので実用性は非常に高い。手に取りやすいAB判でオールカラーの112ページ、価格は840円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月08日マイナビは7月5日(木)オープンした賃貸住宅情報サイト「マイナビ賃貸」の特別企画として、「上京就活生応援!! 首都圏100部屋 就活生に無料提供」をスタートした。この特別企画は、同社が運営する就職情報サイト『マイナビ2013』の会員(既卒者含む)で地方在住の就活生100名を対象に、首都圏での活動拠点となる部屋を30日間無料提供するもの。企画の狙いとして、「関東圏以外に在住の就活生が、地元を離れて就活する場合、30%以上が就職活動費用に30万円以上をかけている」(2011年6月~10月実施「2012年卒学生の就職活動の費用に関するアンケート」より)ことから、同社では地方就活生の活動費用の軽減と、この夏の就職活動のサポートを目的としている。応募期間は7月5日(木)~18日(水)の23:59まで。物件の無料提供期間は8月1日~30日(物件の空室状況に応じて入居日は相談可能)。提供元は株式会社レオパレス21。応募方法、応募条件などの詳細は、同企画の特設サイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月05日不動産総合情報サービスのアットホームは、同社の全国不動産情報ネットワークにおける2012年5月期の、賃貸物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料について調査。首都圏の成約数が、6カ月ぶりに減少したと発表した。5月の首都圏の居住用賃貸物件成約数は16,885件で、前年同月比は1.9%減少し、6カ月ぶりにマイナスとなった。これは前年(11.1%増)の反動によるもので、東京23区は同13カ月ぶりに減少(前年は19.0%増)。東京都下、神奈川県は同2カ月連続の減少となっている。一方、埼玉県は同12カ月連続で増加。千葉県では4カ月連続の二ケタ増と好調が続いているという。また、平均賃料については、マンションの下落が続いており、下落率は新築・中古ともに前月を上回った。これは、賃料の高い東京23区で平均面積が縮小していること、また低賃料エリアでの成約増等によるもの。一方、新築アパートでは23区を除きカップル・ファミリー需要が旺盛で、再び上昇に転じているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日連合総合生活開発研究所(連合総研)はこのほど、首都圏および関西圏に居住する民間雇用者を対象に実施した第23回「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート調査」の結果を発表した。同調査は、4月1日~6日の期間にインターネット上で行われ、1,874名(20歳代~50歳代)から有効回答を得た。同調査で、社会保障改革と消費税率引き上げの関係に関する考え方を尋ねたところ、「社会保障が現状維持できる程度に消費税率を引き上げるべき」は34.2%、「社会保障が現状より充実できる程度に消費税率を引き上げるべき」は13.2%で、この2つを合わせた「消費税率を引き上げるべき」の割合は47.4%となった。一方、「社会保障改革に関わりなく消費税率引き上げに反対」は38.4%だった。階層意識別(日本の社会を5段階の階層にわけた場合の帰属意識)に見た場合、「消費税率引き上げ反対」と答えた割合は、「上・中の上」18.3%、「中の中」34.9%、「中の下」「下」がともに44.4%となり、階層意識が低くなるほど反対が多くなっていることが分かった。次に、年金・医療制度への信頼感、および年金制度の「給付と負担」と消費税率引き上げの賛否との関係について見てみると、年金制度が「信頼できる」と答えた人のうち、72.7%が「消費税率を引き上げるべき」と回答。反対に、年金制度が「信頼できない」人で「消費税を引き上げるべき」と答えた人は46.5%にとどまった。また、医療制度を「信頼できる」人で「消費税率を引き上げるべき」と答えた人は58.7%となり、各制度に信頼感を持っている人ほど、消費税率引き上げに賛成する傾向が高いことが判明した。さらに、消費税率引き上げの賛否と内閣支持の関係について調べたところ、同調査において「内閣を支持する」人は全体では12.2%、「支持しない」人は61.6%だったのに対し、「消費税率を引き上げるべき」と答えた人のうち、「内閣を支持する」人は20.9%に上った。一方、「消費税率の引き上げに反対」と答えた人のうち、「内閣を支持する」人は4.0%にとどまっており、「消費税率を引き上げるべき」と答えた人の方が、内閣支持率が高いことが明らかになった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日国土交通省はこのほど、「2012年版(平成24年版)首都圏白書」をWebサイトに公表した。それによると、東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県:以下同)における2035年の推計高齢者人口(65歳以上)は、2005年の599.3万人から1,060.8万人に増加すると予測されていることが分かった。「人口推計」(総務省統計局)によれば、2011年10月1日時点における高齢者人口は2,975万人と過去最高を記録し、総人口に占める高齢者人口の割合(高齢化率)は23.3%に上るという。東京圏への人口流入を見た場合、高度経済成長期をピークとして、長期的には転入人口が減少傾向だったが、2004年以降は再び転入圧力が強まっており、中でも東京都では20代後半から30代前半の層が転出超過から転入超過に転じるなど、20代・30代前半の都心回帰の傾向が目に付く。一方、東京圏の生産年齢人口の推移を見ると、ピークである2000年の2,405万人を境に年々減少しており、2035年には2000年より452万人減った1,953万人まで落ち込むと推計。一方、高齢者人口は増え続けると見られ、2035年には東京圏の総人口に占める割合が32%に達すると予想されている。また、高齢者人口の増加数および増加率について2005年と2035年で比較した場合、東京圏の増加数は461.5万人、増加率は77.0%となり、2005年の599.3万人から1,060.8万人に増加すると予測。このほかの地域については、名古屋圏が増加数111.4万人、増加率53.3%、関西圏が増加数168.6万人、増加率47.4%、地方圏が増加数345.5万人、増加率27.7%、全国が増加数1,157.7万人、増加率45.1%となっており、東京圏における高齢者人口の増加率が他の地域より著しいことが分かった。市町村単位の高齢化率については、首都圏全域(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県)で増加すると推定。特に、首都圏郊外部では、2035年には4割に達する地域が多数発生することが判明した。それに対して、東京23区では、2005年時点でほぼ2割未満だった高齢化率が、2035年には3割程度まで上昇すると見込んでいる。さらに、首都圏の85歳以上単独世帯数を市町村単位で2035年まで推計したところ、神奈川県東部、千葉県西部、埼玉県南部の市町村において急増し、その一部では2005年の6倍以上になると予想。同白書は、「福祉・生活支援サービスの需給ひっ迫や空き家・空き宅地化などの問題の発生に注視する必要がある」と指摘している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日「三井のリハウス」を展開する三井不動産リアルティは14日、未就学の子ども1人を持ち、自己物件を所有していない首都圏在住者を対象に実施した「子育て世代の”住みかえ”に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、4月17日~19日の期間にインターネット上で行われ、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住の男女516名(男性258名、女性258名)から有効回答を得た。まず、子育てに適した理想の住み替えのイメージを聞いたところ、全体の59.7%が「郊外」、40.3%が「都心/市街」と回答。男女別に見ると、母親の63.2%が「郊外」と答えており、父親の56.2%を7ポイントも上回る結果となった。住宅購入の意向を尋ねると、「大いに考えている」が31.0%、「少し考えている」が20.5%、「考え始めている」が26.6%となり、約8割が住宅購入について検討していることが明らかになった。購入を検討している住まいのタイプについては、最多が「新築一戸建て」で42.7%。一方、「中古一戸建て」が7.2%、「中古マンション」が11.2%、「中古・新築問わず一戸建てを検討」が9.7%、「中古・新築を問わずマンションを検討」が7.2%と、全体の3分の1強の35.1%が中古住宅を視野に検討していることが分かった。住まい購入の決め手を質問したところ、父親は物件の「適正な価格」(33.3%)、「治安のよさ」(28.3%)といった堅実な項目を重視する一方、母親は「日照や風通し」(33.7%)、「耐震性」(30.6%)といった物件の性能面を優先していることが判明。また、父親は、3位に「通勤利便性」(26.7%)、5位に「最寄駅に近い」(22.1%)を選んでいることから、自分の勤務先との通勤距離などを考慮に入れつつ、エリアや物件のタイプで変動する価格との兼ね合いで住まいを選んでいる現状がうかがえる。住まい購入のための親・祖父母からの資金援助の有無を尋ねると、40.4%が「親からの援助」を、18.4%が「祖父母からの援助」を想定していると回答。このうち、親からの想定資金援助額は平均159.1万円だった。住宅購入のための想定貯蓄額については、男性が平均807.4万円、女性が664.3万円となり、男女間で約143万円の差が生じる結果となった。夫婦いずれかの親との同居、もしくは近居意向について聞くと、過半数の50.9%が、同居、もしくは近居を検討していることが判明。その理由としては、「親が心配だから」が26.2%で最も多かった。東日本大震災後に「子どもの幼稚園/学校」「実家」「職場」の近くへの住み替え意向について質問したところ、最多は「子どもの幼稚園/学校」で、48.9%が近くへの住み替えを検討していることが分かった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日株式会社すざく路は、スキンケア発想の泡立たないマッサージ洗顔料「スクロスマイルドウォッシングジェル」を2012年4月より発売している。すざく路・通販サイトで販売しており、価格は2,625円(税込み)。同商品は、泡立てずにジェルでマッサージしながら洗い上げる新感覚の洗顔料。配合している「ショ糖脂肪酸エステル」は砂糖由来の低刺激成分で、その働きにより肌に負担をかけることなく、汚れを落とすことができるという。肌に優しい洗浄成分で洗うことにより、従来の泡洗顔でありがちだった“つっぱり感”や“乾燥”を感じることなく、過度に肌のうるおい成分を奪わず、しっとり、つるっとした洗い上がりが実感できる。また、ジェルタイプのため、マッサージをするのにも適している。洗顔とマッサージを一つにすることができるため、毎日の洗顔の時間を使って肌の新陳代謝(ターンオーバー)を整えるマッサージを同時に行うことができるとのこと。心もリフレッシュできる優しいフローラルの香り。「スクロスマイルドウォッシングジェル」はすざく路・通販サイトで販売中。120g(約30日分)で価格2,625円(税込み)。。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日出店マーケティングを主業務とするワンズは5日、首都圏における1日の平均乗降者数上位200駅中、飲食店店舗数の成長性が高い駅商圏ランキング・トップ5を発表した。競合店が多くても、成長している商圏に出店することが成功の可能性を高めると考える同社は、飲食店舗数の増減数データに着目し、駅商圏の成長性を分析。ランキングは、最新調査年度と前回調査年度の500mメッシュデータから集計している。その結果、成長性が高い駅商圏(首都圏の1日平均乗降者数上位200駅を中心とした半径1kmの範囲)の1位は六本木、2位は神谷町、3位は大門、4位は浜松町、そして5位は恵比寿だった。また、六本木、神谷町、恵比寿は遊興型飲食店の成長が一般飲食店より多くなっており、大門、浜松町は一般飲食店が多くなっていることがわかった。同社では、六本木から浜松町は、東西一直線上に並ぶラインにあり、成長の黄金ラインともいえるのではないかと分析している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日日本興亜損害保険は30日、カンボジア王国の首都プノンペンに6月1日付(予定)で駐在員事務所を開設すると発表した。カンボジアは、ミャンマーと並び『ポストベトナム』として、周辺国の労働足や賃金上昇に伴い日系企業の進出が増加しており、今後もさらに進出が加速することが予想されている。カンボジアでは、同社のマレーシアにおける出資提携先であるロンパック保険会社が現地の銀行と合弁にてCampu Lonpac Insurance Plc (以下「カンプロンパック」)を設立。日本興亜損害保険はこれまでもカンプロンパックを通じて日系企業に保険サービスを提供しているが、このたび日系損保として初という駐在員事務所を開設する。プノンペン駐在員事務所の開設により、カンプロンパックと連携してカンボジアに進出する日系企業へのサービス態勢の拡充を図っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月31日アットホームはこのほど、同社の全国不動産情報ネットワークから、2012年4月期における首都圏の新築戸建て・中古マンションの登録価格および成約価格の動向を発表。首都圏全体では、新築戸建ての成約価格が前年同月比で2カ月連続して下落、東京都下では前年同月比・前月比とも成約価格が上昇したという。首都圏の新築戸建て平均成約価格は、1戸あたり3,142万円。前月比では1.1%上昇したが、前年同月比は1.1%下落し、2カ月連続のマイナスになった。これは、6カ月連続下落している東京23区の平均成約価格が1年11カ月ぶりに4,100万円を下回るなど、ユーザーの低価格志向が進んでいることが大きな要因である。一方、東京都下では、価格の需給バランスが改善し、前年比・前月比ともに上昇。中古マンションでは、1戸あたり平均成約価格2,024万円と、前年同月比が6.0%下落し、3月期のプラスから再びマイナスとなった。前月比は2ケタの下落で、前年同月比・前月比ともに下落。大きな要因として、東京23区で1,000万円未満の物件の割合が増加し、9.6%の下落を招いたことがあげられる。また、神奈川県でも9.1%下落しており、低価格志向が顕著となっていることが示された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月30日静岡県熱海市は、人口減少に歯止めをかけることを最重要課題の一つととらえ、「熱海移住・交流促進」プロジェクトを開始。第一弾として、熱海で暮らす魅力を首都圏に向けて情報発信するための新Webサイト、「熱海時間」を公開した。サイトコンセプトは、「熱海という選択」。熱海で暮らす魅力とライフスタイルを情報発信し、「熱海に住む」という選択肢を提案する。実際に首都圏から移住した人から見た熱海の魅力は、旅行雑誌には載っていないものばかり。約1万件もの別荘を擁する熱海だが、その多くは東京都や神奈川県など首都圏在住者の所有。さらに、熱海市の就業状況を見てみると、市域外への通勤などによる流出3,945人のうち、その半数以上が東京や神奈川などへの通勤となっている。熱海に暮らし首都圏へ通勤・通学している人が語る「ONとOFF」、住民が紹介するお気に入りなど、実践的な情報をたっぷり用意。首都圏と密接な関係を持つ街である熱海の、移住地としての魅力を伝えるサイトだ。詳細は「熱海時間」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日リクルートが運営するブライダル総研は、2010年4月~2011年3月に結婚をした首都圏・東海・関西の「ゼクシィ」「ゼクシィインテリア」読者980人を対象に行った「新生活準備調査2011」で、新生活にあたって家電製品を購入した人に、その購買行動について尋ねた。家電製品を購入する際に利用した店舗数を聞いてみたところ、「1店舗」が44.4%、「2店舗」が32.4%、「3店舗」が22.0%で、平均は2.2店舗となった。およそ9割のカップルが「3店舗以内」で家電の買い物をすませている。実際に家電製品を購入した店舗は「家電量販店」で、全体の95.8%を占めた。2番目に多いのが「インターネット通販」。これは時系列で見ると年々増加傾向となっており、今後も増加する可能性が高い。店舗を選んだ理由、1位「他店より価格が安かったから」が58.0%。続いて2位は「ポイントがたまる(利用できるから)」で56.4%となった。首都圏では「ポイントがたまる(利用できるから)」が63.9%でもっとも多く、“ポイント重視””の傾向がうかがえる。一方、東海や関西では、「割引などまとめ買いの際、特典があったから」という理由が首都圏よりも多い。同様の傾向は、家電の買いそろえ方にも影響があり、東海・関西地方では「一度に買いそろえた」人が首都圏よりも多く、また首都圏は「後日買い足しをした」が多くなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日103系が首都圏から姿を消して、早いもので6年が過ぎました。首都圏の通勤路線なら必ずと言っていいほど走っていた103系は、1963年から1984年までの21年間にわたって約3,450両も製造され、国鉄新性能通勤型電車の代名詞でもありました。1970年代、首都圏の山手線など主要線区に投入された103系には、「新製冷房車投入→玉突き→非冷房初期車転出」という一定のパターンが生まれていました。それは1972年から新製冷房車の製造が始まり、さらに翌年から高運転台・ATC準備工事車の製造が加わり、集中的に山手線や京浜東北線に投入されたことから始まります。投入後の玉突きで、両線で活躍していた103系らしいスタイルの非冷房初期車が、ローカル通勤線区の横浜線や青梅線などに転出し、旧型国電の一部を置換えて新性能化を進めていきました。そこで今回は、玉突き転属によって横浜線や青梅線へ転出され、旧型国電と一緒に走っていた頃の103系初期車を中心に紹介したいと思います。まずは横浜線から。横浜線103系は、1972年10月、京浜東北線の予備車4両を利用して初めて運行開始。2年後の1974年、一挙に約70両の103系非冷房初期車が投入されました。1978年、横浜線に画期的な出来事が起こりました。初の冷房車(冷房改造車)が登場し、運行を開始したのです。その翌年、さらに画期的な出来事が! なんと高運転台・ATC準備車が新製配置され、ピカピカの車体も誇らしげに運行を開始したのです。直通運転先の根岸線にATC導入が計画されたことによる投入でした(ちなみに根岸線のATC導入は1984年)。横浜線の103系は1989年2月に引退し、205系に置き換えられました。続いて青梅線の103系を紹介しましょう。青梅線へ103系が投入されたのは1976年。当初、京浜東北線から玉突き転属してきた4連での運行でしたが、翌1977年には増結用の3連が登場し、立川~青梅間の一部列車で7連の運行が始まりました。奥多摩の山へ分け入る青梅~奥多摩間では、ローカル色の濃い風景の中を103系が走りました。青梅線での103系の活躍期間は26年におよびました。その間、沿線の人口増加による輸送力増強のため、3連から10連まで(9連を除く)バラエティーに富んだ編成を見ることができました。特徴的なものとして、付属3連の五日市線内単独運用。72系+クモハ40の5連を、そのまま置き換えた4M1Tの強力5連。晩年には、立川~青梅間6連+4連の10連などもありました。そんな青梅線の103系は2002年に引退。201系に置き換えられました。201系もまた、E233系の導入により、すでにJR東日本から撤退しています。一方、横浜線でも、103系を置き換えた現行の205系の代替として、2年後をめどにE233系が新造されるそうです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月20日東急レクリエーションが首都圏に4店舗を展開する流行発信ショップ「ranKing ranQueen(ランキンランキン)」は17日、海邦商事とのコラボレーションにより、大ヒット沖縄菓子「むちむちシリーズ」の新フレーバー「むちむちパイン」の独占先行販売を開始した。またこれを記念して、10万円の旅行券が当たるオープン懸賞も開催する。同製品は、昨年、同店が創業10周年を迎えたことを記念して実施した「あの大ヒット商品の新フレーバーをみんなで決めよう!キャンペーン」により、3種類のフレーバーの中から投票で1位に選ばれた味を商品化したもの。同シリーズの特徴であるやわらかい食感の加工黒糖に、ジューシーでフルーティーなパインがマッチした味わいだ。価格は126円。また、同店の創業10周年と同製品の発売を記念して、JTB旅行券10万円分と旅で使えるランキンギフトセット(5,000円相当)を抽選で2名にプレゼントするオープン懸賞「ranKing ranQueenHAPPY 10thAnniversary むちむちパイン発売記念!!これで沖縄旅行に行っちゃおう! ランキンランキンからあなたに素敵な旅をプレゼント☆~旅で使える!ランキンギフトセット付き~」も実施する。応募期間は、17日~6月13日。ハガキまたはWEBサイト、店舗に設置された応募BOXに応募用紙を投函することで応募できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月18日東京カンテイは17日、2012年4月の「3大都市圏・所要都市別/分譲マンション賃料月別推移(1平方メートル換算)」を発表した。それによると、首都圏の分譲マンション賃料は、前月比0.8%減の2,505円と4カ月連続で下落した。都県別で見た場合、東京都は前月比0.1%減の2,930円、埼玉県は同0.1%減の1,621円、平均築年数がやや進んだ千葉県は同1.5%減の1,523円。一方、神奈川県は平均築年数が前月の18.4年から17.8年に若返ったことから、同1.4%増の2,058円となった。ただし、首都圏全体では横ばい~弱含みの基調となっている。主要都市別で見ると、今年に入ってから底ばいで推移している東京23区では前月比0.1%増の3,032円とわずかに上昇。また、横浜市でも同1.4%増の2,206円と上昇したが、千葉市は前月と変わらず1,508円、さいたま市も同じく前月と変わらず1,766円と、ともに横ばいとなった。「事業集積地では居住ニーズの地域偏在によって圏域全般の動きとは対照的に横ばい~やや強含み基調」(同社)で推移している。近畿圏は前月比0.8%増の1,715円に上昇。都県別で見ると、大阪府は前月比0.6%増の1,785円と2カ月ぶりに上昇、兵庫県は同0.1%増の1,650円と3カ月ぶりに上昇した。近畿圏の主要都市については、大阪市で前月比0.5%増の1,966円と2カ月連続で上昇。前年同月比(マイナス0.5%)でのマイナス幅も縮小しつつあり、緩やかな下落基調から抜け出しつつあると見られる。また、神戸市は同0.3%増の1,742円と3カ月ぶりに上昇し、下落傾向が収まり始めているようだ。中部圏は前月比0.1%減の1,493円に下落。都県別では、愛知県が同0.6%減の1,570円と、底値圏の賃料水準は維持しているものの緩やかな弱含みが続き、特に中心部ほど軟調傾向が目立つという。中部圏の主要都市については、名古屋市では前月比0.8%減の1,586円と再び下落。名古屋市は、2010年以降1,600円を挟んでの推移が続いてきたが、今年に入ってからは1,600円を下回る水準での動きとなっている。「3大都市圏・所要都市別/分譲マンション賃料月別推移」は、同社のデータベースに登録された分譲マンションの月額募集賃料を行政区単位に集計・算出し、平方メートル単価に換算して表記したもの。集計対象はファミリータイプのみ(専有面積30平方メートル未満の住戸、事務所・店舗用は集計から除外)。集計地域および直近3カ月の流通事例数は、首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)が4万569件、近畿圏(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)が1万8,693件、中部圏(愛知、岐阜、三重)が2,728件。
2012年05月18日ミューザ川崎シンフォニーホールが主催する夏のクラシック音楽祭「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2012」が今年も開催。会場は、東日本大震災による被害に伴い、現在復旧工事中のミューザ川崎シンフォニーホールに代わって、川崎市内各地のホールを利用して行われる。「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2012」の公演情報2005年より毎夏開催されている「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI」は、川崎市のフランチャイズオーケストラの東京交響楽団をはじめ、首都圏で活躍する9つのオーケストラの競演がメイン。ほとんどの公演のチケット価格が2000~3000円で、公開リハーサルや出演者によるトーク、音大オーケストラによる公演などが盛り込まれ、クラシック通からビギナーまで親しめるコンセプトで好評を博している。3月28日に行われた記者会見には、川崎市長の阿部孝夫、同ホール・チーフアドバイザーの秋山和慶、東京交響楽団楽団長の大野順二が登壇。「今回のフェスタは“まちじゅうにオーケストラがやってくる”と題して、川崎の夏を盛り上げたい」(阿部孝夫)、「川崎市は、昭和音楽大学と洗足学園音楽大学という2つの音楽大学を擁しています。彼らの高い実力をぜひ聴いてください」(秋山和慶)、「フェスタ サマーミューザは、サイトウ・キネンやラ・フォル・ジュルネと並ぶ代表的なフェスティバルになりつつあります。音楽に勝ち負けはありませんが、他の首都圏のオケと同じ土俵で競演するのには、やっぱり気持ちが入ります!」(大野順二)と、それぞれと抱負を語った。「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2012」は、7月28日(土)から8月12日(日)まで、昭和音楽大学 テアトロ ジーリオ ショウワ、洗足学園 前田ホール、川崎市教育文化会館、川崎市多摩市民館にて開催。チケットは発売中。また、これまでフェスタ サマーミューザの人気企画だった「こどもフェスタ」は、さらにバージョンアップ。7月22日(日)から26日(木)に、ミューザ川崎シンフォニーホール音楽工房にて開催される。詳細は5月中旬に公式サイトほかで発表予定。現在復旧工事中のミューザ川崎シンフォニーホールは、2013年4月1日にリニューアルオープン予定。安全面を最優先しつつ、これまで以上の音響を目指して、復旧が進行中。リニューアル後は、式典コンサートや、海外の名門オーケストラの公演などが企画されている。
2012年04月26日株式会社リクルートが運営するブライダル総研は、「ゼクシィ結婚トレンド調査2011首都圏版(結婚前に首都圏に住んでいた「ゼクシィ」読者のうち、2010年4月~2011年3月に挙式もしくは披露宴・披露パーティーを行った1,024人が対象)」から見えてきた、結婚や結婚式に関する分析結果を発表した。「ゼクシィ結婚トレンド調査2011首都圏版」によると、新婚カップルの年の差は、夫婦が「同年齢」なのが22.5%で最も多く、ついで「夫が1歳上」が11.3%、「妻が1歳上」が11.0%。その合計は50.9%で、およそ半数は“同年代カップル”であることがわかった。さらに「夫が10歳以上年上」のカップルは4%。これを年齢別に見てみると、妻が「24歳以下」の場合は12.6%と、8組に1組は10歳以上の年の差のカップルということも明らかとなった。また、同総研ではカップルの出会いの場についても調査。妻が25~29歳のカップルでは「学校で」が多く、学生時代に出会ったカップルが数年間の交際を経て、結婚に至ると言うケースが多いようだ。一方、妻が24歳以下のカップルでは「アルバイトで」がその他の年代よりも多いという結果が出た。「アルバイトで」と「職場や仕事で」をプラスした「仕事で」は43.2%と他の年代よりも約10ポイント多くなっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日東京地区私立大学教職員組合連合はこのほど、「2011年度 私立大学新入生の家計負担調査」の結果を発表した。それによると、自宅外通学生への平均仕送り月額は9万1,300円で、調査開始以来、最低額を更新した。同調査は1985年に開始し、今回で27回目。2011年度に首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木)の私立16大学、同2短大に入学した新入生の保護者を対象に行われた。調査期間は2011年5月~7月、有効回答数は5,496件。「受験から入学までの費用」は、自宅外通学者が212万4,051円で前年度と比べて1万315円の減額、自宅通学者が151万8,451円で同3,115円減少した。自宅外通学者の「入学の年にかかる費用」は298万3,351円で、前年度から9,415円減額。また、自宅外通学者世帯の「税込収入に占める『入学の年にかかる費用』」の割合は33.2%と、平均税込年収899万6,000円の3分の1を占め、家計に大きな負担がかかっていることが明らかになった。入学後の出費が落ち着く6月以降の平均仕送り月額は9万1,300円で、前年度と比べて300円減少し、過去最低額を記録。これを過去最高だった1994年の12万4,900円と比較すると、ピーク時より3万3,600円も減額しており、16年間で4分の1の金額が減ったことになる。毎月の家賃は平均6万1,000円で、前年度比100円減、平均仕送り月額における家賃の割合は66.8%となり、1986年度のデータ以来、過去最高を更新。平均仕送り月額から家賃を引いた生活費は3万3,000円で、1日あたりの生活費として算出すると1,010円となった。同連盟は、不足する生活費や学業の経費は、アルバイトなどの収入で補っていると推察している。入学費用を「借入れ」した家庭は18.5%。「借入れあり」を住居別でみた場合、自宅外通学者は21.7%、自宅通学者は16.1%と、自宅外通学者の方が5.6%高い。借入額の全体平均は、前年度から6万3,000円増の164万2,000円。一方、自宅外通学者の平均借入額は189万6,000円で、自宅通学者と比べて51万8,000円多くなっている。受験から入学までの費用の「負担感」については、91.4%の家庭が『重い』(「たいへん重い」42.6%と「重い」48.8%の合計)と回答。特に入学費用を「借入れ」した家庭では、99.1%が『重い』と感じていることが分かった。また、日本学生支援機構(旧日本育英会)を含む奨学金を、「希望する」保護者、および希望者のうち「申請した」保護者は、全体平均でともに64.7%を記録。中でも希望者で奨学金を「申請した」保護者は、調査開始以来、過去最高となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月11日不動産サイト「オウチーノ」、「キャリルーノ」を運営するオウチーノ総研は、近畿圏の各沿線にある高校の学力偏差値を集計し「近畿圏沿線『学力偏差値』ランキングTOP10」を発表した。1位に輝いたのは千里ニュータウンの通勤・通学路線である「阪急千里線」。阪急千里線の沿線には、大規模ニュータウン開発の先駆けとなった「千里ニュータウン」がある。ニュータウン建設が推進される前は、当時としては先進的だった田園都市として開発されていた場所だ。開発に伴い高校・大学が移転、設立され街が成熟していく過程において、徐々に学力偏差値が上がっていったものと推測される。阪急電鉄はTOP10に3沿線がランクイン。ブランドイメージの高いベッドタウンが数多く点在している沿線だ。この他、北摂エリアを通る沿線も多くランクインする結果となった。北摂エリア内では吹田市、豊中市、箕面市の一部は環境保全のための規制も厳しいことから富裕層が多く人気の高いエリアとなっているという。首都圏では田園調布や松濤、横浜山手などの古くからある高級住宅街を通る沿線の偏差値が高い傾向があったが、近畿圏での高級住宅街である芦屋、西宮、夙川を通る阪急神戸線はランク外となる意外な結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日不動産評価Webサイト「TAS-MAP」を運営する株式会社タスは、「2011年第4四半期1都3県賃貸住宅市況図」と「首都圏の人口移動の状況」を発表した。人口移動の調査では、千葉県は、震災前は4月以降横ばい傾向だったが、震災後は人口の流出が続いていることがわかった。2011年12月末時点の首都圏の人口移動の状況をみると、東京23区では周辺部の区、および中央線沿線の区で人口が減少傾向にあることがわかった。東京市部、および周辺3県においても、国道16号線の外側の地域で人口が減少傾向にあることも判明。神奈川県では東急線沿線、小田急線沿線に人口が集積する傾向があり、政令指定都市内でも人口増減に偏りが出てきている。埼玉県では、北部は一部の地域を除き継続的に人口が減少している。しかし、東京への時間距離が近い地域は人口が増加している地域が多くなっており、県内での二極化が明らかとなった。千葉県については、千葉市以東、房総半島では人口が減少している状況が続く。液状化の被害の激しかった浦安市、千葉市美浜区、市川市、我孫子市はもちろん、福島第一原子力発電所の事故に由来するホットスポットが多く発見されている松戸市でも、東京までの時間距離が短いにもかかわらず人口が流出している。千葉県では、構造的な問題と震災の液状化の影響、放射能の影響という三つの問題を抱えており、今後の動向に注目する必要がある。※データはアットホーム株式会社の賃貸住宅データを使用。分析は株式会社タスが実施。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日東日本大震災から1年となる11日、首都圏では多くの鉄道会社が、大地震を想定した列車の停止訓練を実施する。9日には東武鉄道や江ノ島電鉄、関東鉄道、多摩都市モノレールが概要を発表し、訓練を行う私鉄・地下鉄は15社以上となった。各社の停止訓練の概要については別表参照。列車によっては、駅間で急停止する可能性もあり、該当する路線に乗車する際は利用者も注意が必要だろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月10日昨年末の特別ニュース番組で、首都圏に住む女性と地方に住む女性に、自分の似顔絵を描いてもらったところ、首都圏に住む女性に比べて地方に住む女性の方が、笑顔の似顔絵を描いた人数が圧倒的に多かったと報道されました。同じように、現在幸せかどうかを質問したところ、「幸せ」だと答えた女性が、都会よりも地方が断然多かったという結果になりました。いつの間にか、現代女性(特に都市部にすむ女性)は、笑顔を忘れている人が多いようです。そのような女性たちに対して街の男性の印象は、「暗そう」「一緒にいても楽しくなさそう」「不幸そう」と辛口なコメントが……。そこで今回は、あなたが不幸をただよわせている女性かどうかを簡単にチェックしてみましょう!■歩くときは、基本的に下を向いている。■挨拶は、あとから言うことが多い。■思い出し笑いを滅多にしない。■めったに大声を出して笑わない。■休みの日は、一人で過ごすことが多い。■遠くにあるものがよく見えないと、目を細めて見る癖がある。■ホウレイ線が気になって笑顔を作るのが少し怖い。■友達との会話は、悩みごとや愚痴が多い。■家でも外でも、無駄な動きをなるべくしたくない。■お笑い番組より、ドロドロの昼ドラが好き。■週末なにをして楽しむかより、将来の行き先が不安だ。10個中当てはまるものはありましたか? 「笑う門には福来たる」ということわざがあるように、いつもニコニコと明るい笑顔で毎日を過ごしている人の近くには、人やものだけでなく、神様も近寄ってくると言います。寒かった今年の冬も終わりに近づき、あたたかい春を迎える準備をしている今日この頃。当てはまるものがあった人は、誰もが元気になるような明るい笑顔を振りまいて、幸せがたくさん溢れる女性になりましょう!(アベ キミコ)
2012年02月29日オリックス銀行は22日、20歳以上の既婚男女を対象に実施した「へそくり」に関する調査結果を発表した。同調査は、2011年12月14日~15日の期間に行われ、全国の男女2,091名(男性927名、女性1,119名)から有効回答を得た。それによると、へそくりをしている割合は夫が64.3%、妻が69.3%。へそくりを始めたきっかけは、夫婦ともに「自分のため」(夫53.7%、妻50.6%)が最も多かったのに対し、「配偶者のため」は夫が5番目(14.6%)、妻は7番目(9.9%)と夫婦間で差がみられた。夫婦それぞれのへそくり額について家計の管理者別に聞いたところ、夫婦ともに家計を管理している方が金額は多いことが判明。一方、共同管理の場合は夫が平均59万4,167円、妻が同209万351円となり、妻のへそくり額が夫より約150万円も多くなった。年代別にみてみると、30代夫のへそくり額が平均46万3,158円で最も少なく、ほかの世代と比べて2倍近く差がある結果に。それに対して、30代妻は同123万8,221円と30代夫より2.5倍以上も多い金額となった。さらに、20代を除いたすべての世代で夫よりも妻のへそくり額が大きいことも分かった。地域別では、夫のへそくり額の平均が、首都圏では165万8,228円となった一方、近畿圏では93万4,589円と70万円以上も差がついた。これに対し、妻のへそくり額は、首都圏では172万7,059円、近畿圏では170万7,716円とほとんど差がなかった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月23日平成15年より毎年実施され、今回で9回目となる「関西元気文化圏賞」贈呈式が、1月23日、シェラトン都ホテル大阪にて行われた。「関西元気文化圏賞」は、その年に文化を通じて関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人物・団体等に対し、感謝と一層の活躍への期待をこめて贈られる。最も活躍し貢献した人・団体へ贈られる大賞は、INAC神戸レオネッサが受賞。FIFA女子ワールドカップドイツ2011において、日本代表チーム「なでしこジャパン」の澤穂希、川澄奈穂美ら主要選手7人を輩出、アジア勢初の優勝を成し遂げる原動力となった。今年のなでしこリーグでも念願の初優勝を達成、社会的にも女子サッカーの振興に大きく寄与したことが受賞理由だ。特別賞は、日本の伝統芸能の1つである能の伝承普及活動を行ってきた山本能楽堂に贈られた。4種類の上方伝統芸能が一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」は昨年100回記念公演を迎え、水と環境をテーマに2009年大阪で初演した新作能「水の輪」は、再演を重ね、11月に文化庁の国際芸術交流支援事業としてブルガリア公演を行い好評を博している。そして、将来性が期待できる人・団体へ贈られるニューパワー賞は、大阪の玄関口として昨年5月にグランドオープンした大阪ステーションシティ、計算性能ランキングTOP500において昨年6月と11月の2期連続で世界1位を獲得したスーパーコンピュータ「京」の開発チーム、大阪・岸和田を舞台にしたNHK連続テレビ小説『カーネーション』で素晴らしい演技を見せている尾野真千子、「プリンセス・トヨトミ」の著者・万城目学がそれぞれ受賞した。いずれも、東日本大震災により甚大な被害を受けた日本国民を元気づけ、関西を中心に明るい話題を提供してくれた人や団体として、今後の活躍に期待が寄せられる。
2012年01月23日