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「ハチやゴキブリなどの害虫や、ネズミなどの害獣を駆除してもらう『害虫・害獣駆除サービス』にまつわるトラブルが、近年、急増しています。全国の消費生活センターに寄せられる相談は、2023年度は2千300件近く、前年比で約1.5倍にも増加したため、国民生活センターも注意喚起しています」こう話すのは、防犯アドバイザーの京師美佳さん(以下「」内同)だ。「自宅に害虫が出て、ビックリして慌ててすることが『スマホ検索』という人は、どの世代にも多い。 『料金500円』などという格安業者のページを見て依頼し、法外な料金を提示されるといった消費者トラブルが多発しているんです」京師さんによれば、狙われる筆頭は、お年寄りと若者だという。「お年寄りは在宅率が高く、害虫に出くわす頻度も高い。昔のように近所の業者を電話帳で探すのと違い、いまはスマホ一台で見知らぬ業者を呼びよせてしまうんです」そのスマホ検索に落とし穴が。「『ゴキブリ』『駆除』などで検索したとき上位表示されるものが信頼できるわけではありません。上位表示は、業者がある程度のお金を支払えば可能なことなんです」一方、若い世代が狙われるのは、一人暮らし経験が浅いためだそう。「これまで保護者がしてくれていたことを、自分でする必要がある。害虫が怖い若者も増えています。いまは18歳でクレジットカードを持つこともできますし、悪徳業者に狙われやすい存在なんです」■ゴキブリは3万円、スズメバチは5万円程度が相場では実際の害虫駆除トラブルにはどんなケースがあるのだろうか。全国の消費生活センターに寄せられた相談内容をもとに構成した、4つの事例を紹介する。【事例1】ネットで「500円」業者に依頼するも高額で……(20代女性)深夜のゴキブリ出現にパニック、ネットで「約500円~」という広告を見て電話。「料金は1万円くらいになる」と言われたが、来た作業員には、約10万円の見積書と契約書を手渡された。「仕方ない」と思ってクレジットカードで支払ってしまった。翌日、管理会社の委託業者に見てもらうと「その業者は相場よりかなり高い」と……。【事例2】勝手にどんどん進めて高額請求(30代女性)深夜、ベッドの周りにゴキブリ。「約500円、追加料金なし」というサイトに電話。「基本料金約5千円」と言われ不審に思ったが依頼。訪問した作業員は「ゴキブリの卵もあった」「放置すると増えるので徹底的にやったほうがいい」「総額約15万円くらいになる」といってどんどん作業を進めてしまう。 中断を申し出てようやく中断してもらったが「作業した分の料金は払ってもらう」と約7万円請求された。払うよう強く脅され、ネットバンキングを使って支払った。【事例3】「ハチに刺されて死ぬ」と言われ100万円で契約(50代女性)庭に大きなスズメバチの巣を見つけ、サイト上で簡易見積もりしてもらうと「約700円~」と表示され依頼。実地調査では「このままではハチに刺されて死ぬ」「近所の人が刺されて死ぬと裁判になり大変な費用がかかる」と約150万円を請求されたうえ、「いまなら約100万円にする」などと言われたため、その場で契約してしまった。【事例4】クーリングオフを申し出たが「できない」と(50代女性)ネズミ駆除で「1軒5千円~」とネットに記載がある業者に見積もり依頼。「約13万円」と言われたが、不安が勝り、頭金5千円で作業してもらった。後日、別業者に見てもらうと、「素人の作業ではないか、約13万円は高額だ」と言われた。電話したが「クーリングオフできない」と言われてしまった。では、私たちは悪徳業者に対し、どんな対策を立てればいいのか。前出の京師さんに、国民生活センター相談情報部・樋口雄大さんと加藤良太さんが加わって、対策4カ条を教えてくれた。【1】極端に安い価格に注意「『基本料金500円』と書いてあっても、現場を見ないと業者にも料金はわかりません。少なくとも3桁台の料金表示には注意しましょう」(樋口さん)【2】複数業者から見積もりを取る「複数の業者から相見積もりを取れば、駆除の相場がわかってきます。しかし緊急時には慌ててしまいがちですので、何もない平常時に相見積もりを取っておくこと」こう話す京師さんが害虫別の駆除の相場を教えてくれた。(地域差などがあるため相見積もりを取ること)「毒性が弱いハチなら2万円程度、毒性の強いスズメバチは5万円程度。ゴキブリは3万円程度、ダニは10万~15万円程度です。 ネズミは5万~10万円程度。そしてシロアリは、床下や天井などの違いや家の大きさでも変わりますが、3万~15万円程度となるでしょう」【3】クーリングオフを利用「訪問販売の場合、契約書面を受け取った日から数えて8日以内ならクーリングオフ(無条件での契約解除)が可能です。作業が完了していても、作業の途中であっても、クーリングオフの対象になりえます」(樋口さん)「クーリングオフ期間を過ぎても、解約できる場合もあります」(加藤さん)【4】すぐ消費生活センターに相談「少しでもおかしいと思ったら、自分だけで抱えず家族や友人、知人に相談を。全国共通の消費者ホットライン『188(いやや!)』にも電話しましょう」(樋口さん)目の前の害虫より、コワいのが悪徳業者だと肝に銘じておこう!
2024年05月24日ダニのすみかになりやすいといわれている布団。対策せずに放っておくと、ダニが繁殖してしまう可能性があります。毎日快適に寝るためにも、普段からダニ対策をすることが大切です。本記事ではリディア(lidea_lion)の公式Instagramに掲載されている、ダニ対策のコツについて紹介します。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る ライオン Lidea - リディア(@lidea_lion)がシェアした投稿 1.布団乾燥機と掃除機を使うダニは50℃以上の高温に弱い生き物です。そのため50℃以上を20分キープできる環境下であれば、ほとんどのダニが死滅するといわれています。そこで効果的なのが布団乾燥機です。布団乾燥機を使って50℃以上の熱を20分間当て続けましょう。ダニの死骸やフンが布団に残ったままでは、アレルギー症状を引き起こす原因になります。最後に念入りに掃除機をかけて吸い取ってください。2.寝具類をこまめに洗う布団に付着した人間のフケや垢などは、ダニのエサになってしまいます。ダニの繁殖を防ぐためにも、洗える寝具類はこまめに洗濯しましょう。天日干しでは効果がないのかダニ対策としてよく知られていることの1つが『天日干し』です。天日干しをすると布団の中の湿気を除去できるため、ダニの繁殖防止にはなります。しかし気温の高い晴れた日であっても、天日干しした布団の表面温度は40~50℃。ダニが死滅する環境としては不十分です。ダニを死滅させるには、天日干しではなく布団乾燥機と掃除機を使った方法が効果的です。ダニを除去するとともに繁殖しにくい環境を整え、快適な睡眠をとりましょう。[文・構成/grape編集部]
2024年05月22日「ゴキブリ(以下 Gと表記)駆除」の仕事とは、レベルの低い単純作業だと思っていませんか?頭を使うことなくただ薬剤を撒くだけ、そんなふうに考えていませんか?――このような書き出しではじまる書籍が株式会社 創藝社より4月15日に発行されました。これは脱サラしてG駆除事業を1997年に立ち上げて「駆除技術日本一」に邁進している会社、株式会社 クリーンライフ(所在地:大阪市都島区)の代表取締役 大野 宗が書き上げた書籍です。G駆除とは、とても緻密な対策を必要として、駆除した結果、依頼された飲食店からとても感謝され、感動と喜びにあふれた仕事であると説いてます。表紙■書籍概要『営業をしなくても仕事がやってくる G駆除業者のすてきな話』筆者 :株式会社 クリーンライフ 代表取締役 大野 宗出版社:株式会社 創藝社単行本:224ページISBN :978-4881442739定価 :1,600円+税発行 :2024年4月15日(Amazon、楽天ブックス 他)■この仕事は「本当に困っていることを解決する仕事」筆者の大野 宗が「G駆除業者」になろうとしたきっかけは、サラリーマン時代の35歳の当時「自分の人生を賭ける仕事をしよう」と独立・起業の準備を始めたことです。さまざまなビジネス書を読み漁っているうちに「G駆除の仕事」を知ります。筆者の大野 宗は「G駆除の仕事とは、臭いのきつい消毒液を使って行うもの」だと思っていましたが、そこには「クリーム状の薬を隙間につけて、Gを完全駆除する」ということが書かれていました。「これって何?」と思いました。そこで、そのような方法でG駆除をしている会社が東京にあることを知り、大阪から土日のたびにこの会社を訪問して、その考え方を伺っていました。そして「G駆除とは素晴らしい仕事である」ということを確信する出来事に遭遇しました。■この仕事は「人から感謝される、喜ばれる仕事」筆者の大野 宗がG駆除業者のA部長に連れられて、G駆除を施した百貨店を訪れます。そのときに遭遇したシーンをここに紹介します(本書より)。――この百貨店は夜の10時に店が閉まるのですね。すると、このフロアの中心部で待機していた私たちのところに、このフロアの各店の店長が集まってきました。そこで、次々とこう言いました。「A部長、本当にありがとうございます」「本当に一匹もいなくなりました」「本当に助かりました」と。みなさんとても感激していて、A部長に感謝しているのです。みなさんがA部長に深々とお辞儀をしている様子を見ていて、私は「この仕事、いいんちゃうの」と純粋に思いました。そして「自分の一生の仕事にしよう」と思ったのです。――■「営業をしなくても仕事がやってくる会社」とは筆者の大野 宗が代表のクリーンライフは創業以来営業担当者のいない会社です。「作業の結果が営業」というポリシーを持って事業を推進してきました。そこで作業員は、展示会での説明から始まり、担当会社での打ち合わせ、作業計画、作業といった工程のすべて1から10までを1人で行います。作業員は担当する会社のみなさんの表情を思い浮かべながら作業をします。これが「駆除技術日本一」へつながり、揺るぎない信頼をもたらし、今日の「営業しなくても仕事がやってくる会社」につながっています。社員とともに■仕事ゼロからどのようにして事業を広げていったか、ノウハウ満載この体験によって筆者の大野 宗は、G駆除とは「本当に困っていることを解決する仕事」「人から感謝される、喜ばれる仕事」であると確信し、G駆除業者になることを決意しました。そして36歳のときに個人事業主としてこの事業に取り掛かります。ここから、筆者がゼロの状態から、どのようにして事業を開拓していき、社員を採用し、会社として組織をつくっていったか、というノウハウの一つ一つが細かくつづられています。・飲食店でのG駆除の仕事を獲得するために、いかにして顧客台帳をつくったか・どのようにして「営業をしなくても仕事がやってくる会社」となったか・社員が生き生きと働く会社となるために、どのようなことを行っているか――このようなことが、前半の第1章から第4章まで詳細に書かれています。・第1章:私がG駆除業者になったワケ・第2章:仕事の考え方、人材の集め方・第3章:自社ビルは「ミッション」の形・第4章:「給与」と「賞与」の仕組み■「仕事も遊びも一生懸命」な筆者の生きざまをつづる本書の後半では、筆者の大野 宗の考え方、人生観を形つくったことの数々を述べています。・第5章:ポジティブになろう!――日本で生まれ育っていることに誇りを持ち、一生懸命に働くことの仕事観についてまとめています。・第6章:ご先祖調べと父のこと――筆者のご先祖は長崎県の壱岐島の名家です。筆者がご先祖調べを行っている過程で、一族のさまざまなことが明らかになりました。そして、厳格だった父の思い出を述べて、自分の「いま」が形成されていることへの感謝の気持ちをつづっています。・第7章:私が入れ込んだ趣味のこと・第8章:私が愛したクルマ遍歴・第9章:桃の露天商をしていた話・第10章:私の青春「レーシングドライバー」――この第7章から第10章は、筆者の幼少のころから主に青春時代に体験したこと、自分の「いま」が形成されていったことをつづっています。「仕事も遊びも一生懸命」という筆者の生きざまが伝わってきます。■「G駆除の仕事」をブランディング筆者の大野 宗は、この書籍をはじめ、趣味とする「レーシングドライバー」の活動を通じて、「本当に困っていることを解決する仕事」「人から感謝される、喜ばれる仕事」である「G駆除の仕事」をブランディングしています。こちらがクリーンライフのブランディングの動画です。 ■筆者プロフィール大野 宗(おおの そう)株式会社 クリーンライフ 代表取締役昭和36年(1961年)3月生まれ。大阪府出身。近畿大学理工学部を卒業後、フジコピアン株式会社に入社、勤務を続けながらも、自身の人生を賭ける価値ある仕事を探し求めるうち、G駆除事業と巡り合う。会社勤めの傍ら、そのノウハウを学び、1997年に個人事業マジックバスターとして独立。2006年に株式会社となり、株式会社 クリーンライフに商号変更した。■購入先Amazon 楽天ブックス ■お問い合わせ先株式会社 クリーンライフ所在地: 〒534-0014 大阪府大阪市都島区都島北通2-12-2URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月17日体長5mm前後ので褐色の“小さな吸血鬼”の被害がジワジワと増えている。「トコジラミの駆除依頼の件数は、20年ほど前は年2件ほどでしたが、今年は、多い月で100件を超えています」と語るのは、2千件以上のトコジラミの駆除を行ってきた大洋防疫研究所代表取締役の向井秀彦さん。「実は、駆除依頼の多くは個人宅です。海外に行ったり、国内の宿泊施設には行ったりしていない家も少なくありません。普通の日常生活を送っているなかで、電車やバスのシートに付着したトコジラミを自宅に持ち込んでしまうケースも多いようです」(向井さん、以下同)トコジラミの寿命は気温20℃では9カ月から1年半ほど。1匹のメスは500個ほどの卵を産み、5日ほどで羽化するため繁殖力はかなり強い。本来、暖かい季節に活発になるトコジラミだが、暖房で快適な温度に保たれている現代は冬でも注意が必要だ。万が一、自宅でトコジラミを発見してしまった場合はどうすればいいのだろうか?有効な対処法を向井さんに聞いた。【1】有機リン酸系 or カーバメイト系(トコジラミ用)殺虫剤殺虫剤が効かない“スーパートコジラミ”が来日しているともいわれるが……。「一般的な殺虫剤(ピレスロイド系の薬剤)に耐性のあるトコジラミをスーパートコジラミと呼んでいるようですが、有機リン系やカーバメイト系の殺虫剤であれば駆除できます。今のところ何度も作業をすることはなく、一度での根絶も難しくありません」一般的な薬局でもトコジラミ(南京虫)用といえば購入できる。【2】両面テープで捕獲Xでは、ダイソーなどの100円均ショップで売られているハエ取り紙が駆除に効果的との情報が溢れているが、市販の両面テープで代用できるのだとか。「トコジラミは、基本的に寝具の近くにいます。そこから夜間にどのような行動をするか予測して、ハエ取り紙を貼り付ければ捕獲することはできます。ただ、ハエ取り紙よりも市販の両面テープのほうが使い勝手がいいでしょうね」【3】弱点の“熱”で撃退するトコジラミは熱に弱くおよそ60℃で10分、100℃だと数秒で死滅する。「シーツ・衣類などはお湯(80℃以上)に5分以上浸けるか、通常の洗濯後に熱乾燥機で乾かしましょう。畳などの大きなものは、駆除業者による熱乾燥車で確実に駆除できます」とはいえ、自己流の対処法には限界がある。「トコジラミは、さまざまなところに潜んでいるので、薬剤を使わないと根絶することは難しいでしょう」とのことなので、できるだけ早く専門の駆除業者に相談するのがよさそうだ。そもそも、トコジラミは南京虫と呼ばれ、もともと日本にいた虫だった。昭和40年代には根絶されたが、外国人観光客の荷物に付着してついたものが国内に持ち込まれるなど、インバウンドの増加とともに相談件数も急増しているのだとか。「トコジラミはカメムシの仲間で、ベッドのすき間や裏、カーペット、ソファのすき間、家具のすき間などに潜んでみ、人が寝眠っている間に刺して吸血します。暗い時間帯に動き出すため見つけにくい、非常にやっかいな害虫です」トコジラミに刺されると、赤く腫れて、強いかゆみが1週間ほど続く。トコジラミを媒介とする感染症はないようだが、何度も刺されると皮膚炎になり受診が必要に。さらに、かゆみが続き睡眠の質も大きく低下する。「トコジラミは、肌が露出している手や足、顔や首などを複数回刺してきます。就寝中に何日も強いかゆみが続く場合には、トコジラミがいる可能性があります」ちなみに駆除にかかる費用は、業者や部屋のタイプによって異なるが、ワンルームで数万円?数十万円だとか。できるだけ家にトコジラミを持ち込まないよう、気をつけたい。
2023年12月28日夏場は虫が多くなる季節。家のなかでもゴキブリなどの害虫に悩まされている人も多いかもしれません。虫が苦手な人にとっては、家のなかに出た害虫の駆除は本当に大変なこと。直接触れずに害虫を駆除できる画期的なアイテムを、Instagramの投稿から紹介します。さわらず簡単に害虫駆除!画期的なアイディア虫が苦手な人にとっては、家に出た害虫に近付いて殺虫剤を吹きかけたり、直接叩いたりするのは抵抗感があるものです。虫にさわれない、近付けない人でも無理なく簡単に害虫駆除できるアイテムをInstagramで紹介しているのは、暮らしに役立つアイディアをSNSで発信しているはち(hachichise)さん。掃除や収納、家づくりに関する情報など、暮らしに関するさまざまな物事についてシェアしています。そんなはちさんが紹介しているのは、掃除機に取り付けて使う害虫駆除アイテム。早速詳細を見ていきましょう!掃除機のノズルに取り付けて吸い込むだけゴキブリなどの害虫が家に出た時、とにかく掃除機で吸い込んでみたことのある人も多いはず。たしかに掃除機なら持ち手が長く、虫との距離を詰める必要があまりないですし、1度吸い込んでしまえば少なくとも閉じ込められたという安心感が得られます。けれど、ちゃんと死んでいるかわからず、怖くて中を確認することもできず困ってしまった…となりがちです。実際、掃除機で吸い込むだけでは虫は死なないことも多く、掃除機のなかから脱出して出てきてしまうケースもしばしば。時には掃除機のなかで普通に暮らしはじめてしまうこともあるのだとか。そう考えると、ただ掃除機で吸うだけの駆除方法は、あまりいいやり方とはいえません。そこで便利なのが、掃除機のノズルに取り付けて使う「ゴキすぅ~ぽん」(税込110円)という駆除アイテム。筒のような形状をしていて、内部には粘着テープが付いています。この粘着テープ付きの筒を掃除機のノズルに取り付けて虫を吸い込み、粘着テープでしっかりキャッチ。さらに付属しているフェルト玉を後から吸い込み、万が一にも吸い込んだ虫が逃げ出さないようフタをします。後は掃除機のノズルから筒を取り外して捨てるだけ!1度吸い込んでしまえば虫を直接見ることも、死骸をティッシュにくるんで捨てることもない、画期的なアイテムです。虫が苦手で害虫駆除に悩んでいる人はぜひ試してみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る はち¦暮らしに役立つ♀️一条工務店ismart(@hachichise)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年08月28日7月8日、北海道札幌市南区北ノ沢地区で5月上旬から出没していたとみられる4頭のクマのうち1頭が駆除された。「北海道ニュースUHB」によれば同日午前、箱わなに捕獲されたクマを市職員が確認し、その後クマは駆除されたという。駆除されたクマは母グマの可能性が高いとされており、残りの子グマ3頭の行方はわかっていないと報じられた。そんななか、北海道を拠点とするYouTuber・葉田ルコが5月上旬に投稿したYouTube動画が“危険行為”だとして物議を醸している。問題視されているのは、5月6日に投稿された「【絶体絶命】森の中でウーバー食べてたらまさかの緊急事態発生…」と題する動画と、翌7日に投稿された「【衝撃映像】撮影中にヒグマの親子が乱入し暴れていった一部始終をお見せします」と題する動画だ。「森の中でピザやポテトを食べている動画の撮影中に、親子と見られるヒグマが出没したのです。大人のクマが前足を使ってテーブルを揺らし、落ちたピザを食べる様子が収められていました。葉田ルコさんともう1人の男性は車の中に逃げたので、怪我などはなく無事だったようです。撮影場所はヒグマの出没が相次いでいた札幌市南区中ノ沢地区の山中で、近くには住宅もある場所でした」(全国紙記者)動画の内容から8日に駆除されたクマと、葉田ルコが遭遇したクマの出没場所が同じだったため、ネット上で注目を集める事態に。「同一の個体ではないか」「YouTuberのせいで駆除された」といった声が相次いでいるのだ。《なんで本来なら処分されずに自然界で生きるはずだった熊を処分せざるを得ない事態にさせたんだよ》《母グマが殺されてしまったのか…再生数稼ぎ(金稼ぎ)の為、熊家族を滅茶苦茶にしたんだ…》《こいつらのせいでしななくていい熊がしんだってことでしょ しかも近くで暮らす人の安全も現在進行形で脅かしてる》■「YouTuberがピザを食べたという理由だけでクマを駆除したわけではない」そこで本誌は24日、札幌市環境局に駆除されたクマとYouTuberが遭遇した関連性について担当者に話を聞いた(以下、カッコ内は担当者)。――7月8日に駆除したクマは、YouTuberの動画でピザを食べていたクマと同一の個体ですか?「確実に同一だと言い切ることはできませんが、5月上旬からその地区で目撃されていたのがその親子だったので、同じ個体だと考えるのが一般的だと考えます」――山の中でピザを食す行為はルール、マナーとして適切だと考えますか? YouTuberの行為について、ご見解を教えてください。「本人たちからはクマに餌付けをしようと思って動画撮影をしたわけではないと聞いております。最近は1人キャンプなどが流行っていることもあるので、YouTuberの行為を咎めるつもりはありません。ただ、もし、その場所にクマが出没していることを知った上で、その場所を狙って動画撮影したというのであれば、許されるべき行為ではないでしょう」――駆除されたクマが箱わなにかかったことと、YouTuberの行為との関連性についてどうのように考えていますか?「そもそもYouTuberがピザを食べたという理由だけで、クマを駆除したわけではありません。このクマは市街地に出てきていたクマなんですね。札幌市では『さっぽろヒグマ基本計画』に基づいて、クマは山の中で暮らし、人間とすみ分けをしていくという考えです。そのため、なるべくクマが市街地に出てこないような『ゾーニング』という方策を取っています。ですが、どうしても市街地に出てきて市民に危険が及ぶような場合は、捕獲を基本とした対応を取る状況になっています。今回の場合は、住宅の庭に出没し、人間と目があっても逃げていかなかったり、果樹などの農作物に被害を及ぼしたり、小学校の真横に出没したりといったことを繰り返していたのです。市としても草刈りなどでクマが出没しづらい状況を作ったり、離農された果樹園の木を土地の所有者の許可を得て伐採したり、様々な対策を講じてきました。このクマは人間側に寄ってくるような問題行動を起こしていたので、箱わなを仕掛けて捕獲した次第です」――YouTuberにはどのように指導しましたか?「クマが出るような場所での動画撮影の行為は危険だ、というお話をさせていただきました。YouTuberの方も今回の行為は反省されていました。また、北海道では条例で餌付け行為を禁止していますが、札幌市にはそういった条例はありません。北海道の条例に当てはまるようであれば何らかの処分は考えられますが、おそらく注意程度にとどまり、罰金を払うといったことはないかと思われます」■担当者が指摘するネット上の“もう1つの誤解”ネット上では「YouTuberが餌付けした」「YouTuberのせいでクマが駆除された」といった非難の声が上がっているが、それは違っていたようだ。札幌市の担当者によれば、「ネット上ではもう1つ誤解がある」という。母グマが駆除されたことで、“残された子グマが可哀想”という意見に対するものだ。「ネット上では、『この春に初めて穴から出てきた子グマが、お母さんを殺されて路頭に迷っている』と思われている方が多数いらっしゃるようです。しかし、子供のクマたちは生まれて一冬は経っているので、かなり大きなしっかりとした若グマなんです。映像で見ると母グマより小さく見えますが、近くで見るとツキノワグマより大きくて怖いと思います。決して小さな可愛らしい子グマではなく、一般的にはこの秋には親別れしてもおかしくありません。私たちとしましても、この3頭が人間の住む場所に出てこないで暮らしていってくれるのであれば、それでいいと考えています。山にまで追いかけていって駆除しようということは考えておりません」YouTuberの行為は反省すべきだが、誤った情報を鵜呑みにしないように心がけよう。
2023年07月24日『二刀流』と呼ばれ、投手と打者として活躍する、メジャーリーガーの大谷翔平選手。その姿は、日頃から多くの人の注目を集めています。漫画家のdollly(@ddddolly)さんは、身近な場面で『二刀流』の人を目にしました。その人は、野球をしていた人ではなく…。二刀流 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/mQ4RDu51Dj — dollly (@ddddolly) August 23, 2022 男性が素早く両手に取り出したのは、ハチやアブを駆除するためのスプレー缶。きっと、1本では足りない、もしくは威力が弱いのかもしれません。2本のスプレーを、虫めがけて発射している様子に、dolllyさんは『二刀流』を感じたのです。「男なら一度はやってみたくなる」「ハチを見事に駆除する『ホームラン』を打ってほしい!」といった反応が上がった、男性の姿。『二刀流』で活躍している人は、大谷選手だけに限らず、身近なところにいるのかもしれませんね!dolllyさんは、ブログでも漫画を紹介しています。興味のある人は、ご覧ください。dolllyのマンガ屋さん[文・構成/grape編集部]
2022年08月26日みなさまこんにちは。かわベーコンです。雨がシトシト降る季節になってきましたね。じつはこの時期、嫌いじゃありません。田舎育ちの私は、周りが水田だらけになり、夜中にカエルの鳴き声が響いていると、ああ夏だな、と感じます。4月5月とあっという間に終わりましたが、この時期は、ツバメがよく飛んでますよね〜。アチコチから材料を集めて巣を作り、子育てをするツバメたち。ツバメが巣を作ると縁起がいいと聞くので、うちにも作ってくれないかな〜なんて昔から思っていました。そんなときに思い出した、昔のエピソードを今回はマンガに!■娘からベランダにツバメの巣があると聞き、確認したところ!?娘がうれしそうに「ベランダにツバメの巣がある!」と報告してくれて、見に行ったら立派な土色の塊が軒下に!ツバメの鳴き声は、ほとんど聞こえなかったのにいつの間にー!?昔からの夢がひとつ叶ってうれしいなーと、じっくりとしばらく観察していたのですが…。 ■まさかのハチの巣で肝が冷えた!ツバメの巣からハチが出てきた!? と思って、よーく観察すると何匹かブンブン飛んでいるんですよ。あ、あれはツバメの巣ちゃう…。は、ハチの巣やーーー!!しかも娘の部屋の前!!大きさにすると、手のひら2つ分くらいの立派なブツが。久しぶりな肝が冷えました…。ツバメの巣より先にハチの巣が作られてしまうとは。慌てて業者さんを呼んで駆除してもらいましたが、業者さんもびっくりするくらいの大きなアシナガバチの巣でした…。※次のページに駆除後のハチの巣の写真を載せているので、ご注意ください。 ■ハチの巣の悪夢が再び洗濯物は部屋干し派で、ベランダには布団を干すときしか出ないので、それで巣の発見が遅れてしまったのが、ここまで育った原因でした。ハチの巣は早期発見して、小さいうちに自分で駆除した方がお財布にもやさしいです(駆除代が3万円近くかかりました)。これが2019年の出来事で、今年の5月終わり頃に、またアシナガバチに巣を作られていました。ハスの花の真ん中みたいなカタチの巣を。まだ小さいうちだったので、自分で駆除できたのが幸いでした。ハチの巣を駆除した後、ハチの巣作りを防ぐスプレーを家の周りにまきました。またあんな大きいの作られたら怖い! 財布が! ハチの巣も縁起物みたいですが、家族の安全が第一…すまん、ハチよ…。お互い干渉しないで、平和なところで過ごそうや、と思う母なのでした。
2022年06月17日有限会社カトウ物産(神奈川県足柄上郡、代表取締役:加藤 正光)は、ネズミ被害を防止するため、駆除業務の受付と特許取得済のネズミ捕り捕獲器の業者向け卸販売を開始いたします。ネズミは、学習能力が高く環境対応して生き延びる生命力があり、根本的な解決が困難です。駆除業者に頼んでいても効果が無いことがあり、再発もします。また、建物に営巣がなくてもビル・商業施設等どこでも移動して侵入し害を及ぼします。そこで、ネズミ駆除のノウハウをもとに実績のある株式会社東洋マウス(宮崎県宮崎市、代表取締役:守部 郁夫)が考案した「シーソーキャッチ」「剣山シート」を使い駆除をします。まずは「シーソーキャッチ」「剣山シート」を数カ所設置して10日以上様子をみてください。株式会社東洋マウスが作った特別なオリジナル誘引餌でおびき寄せます。■シーソーキャッチシーソーキャッチ 表シーソーキャッチ 組立ネズミを警戒させずおびき寄せ複数捕獲出来ます。1匹入ると姿が見えないので鳴き声で他のネズミも寄ってきて捕獲できます。捕獲後はそのまま燃えるゴミで廃棄出来ます。動画: ■剣山シート剣山シート 表剣山シートネズミは、粘着シートの縁を使って移動することを学習するため、縁に突起物を付けることによりバランスを崩し、尾で上下左右に動かしてバランスを取る習性を利用して尾先を粘着シートに接着させ、捕獲します。捕獲率は格段に上がり、使用枚数は減ります。(実用新案登録商品)【一網打尽にするため専門業者にお任せください】駆除のお見積り・ご提案です。建物構造・広さ・駆除作業の内容によって金額が変わってきますので、以下内容をご記載のうえ、ご相談ください。●建物構造(木造・鉄筋コンクリート構造 等)築年数●被害の場所と内容(飲食店・食品売り場・倉庫 等)*見取図があれば併せてご送付をお願いいたします。有限会社カトウ物産は、建物構造を分析し、ネズミの生息場所や移動場所を突き止め、他社にはできない完全な駆除を実現し再発を防止するよう日々尽力しています。【本サービスに関するお問い合わせ先】有限会社カトウ物産担当: 水野 智章〒258-0113 神奈川県足柄上郡山北町山北3502TEL : 0465-75-1422FAX : 0465-75-2512URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月09日お米に虫がわいてしまったのを見たことはありますか?見つけてしまうととってもショックですよね。虫がわいてしまったからといってすぐに食べられなくなるわけではありませんが、気分のいいものではありませんから、できれば虫がわかないように予防しておきたいところです。この記事では、お米に虫がわく理由や、虫がわいてしまったときの対処法、虫除け対策について解説します。■なぜ米びつに虫がわくの?お米にわいてしまった虫の対処法を知る前に、まずはなぜ米びつに虫がわくのか、その理由から解説します。・製造過程で混じっていたほとんどのお米は屋外の田んぼで作られています。そのため、製造過程で虫が混ざってしまうこともあります。ただし、現在は精米技術が進化しているため虫を含めたほとんどの異物は、精米の過程で取り除かれるようになっています。虫本体が製造過程で混ざってしまうということは、まずないと考えて良いでしょう。一方で、米に産み付けられた虫の卵は取り除くのが難しいため、その卵が米びつの中などで孵化する場合があります。・通気穴から繁殖したお米の袋は密閉されているように見えますが、実は通気のために小さな穴が空いているので、その穴から虫が入ってしまうことがあります。また、虫の中にはビニールを食い破って侵入するものもいます。流通段階でこの穴から虫が入ってしまうのは避けられません。家でお米を袋のまま保存している人も多いかと思いますが、家に置いてある間に虫が入ってしまう可能性もあります。お米を家に持って帰ってきたら、虫の侵入を減らすためにも袋のまま保存せず適切な方法で保存しましょう。・糠が溜まっている米びつを洗わずに使い続けていると、どうしても底の方に糠が溜まってきます。お米にわく虫の中には糠を栄養として成長するものも多いため、糠が溜まっていると虫が繁殖しやすくなってしまいます。虫の繁殖を予防するためには、お米を米びつにつぎ足すようにして使うのではなく、お米を使い切ったら一度洗って乾燥させてから次のお米を入れるのがおすすめです。乾燥させるときには、日光に当てると紫外線で消毒できるのでより安心ですよ。■虫がわいたお米は食べても大丈夫?虫がわいてしまったお米はあまり気分のいいものではありませんが、捨ててしまうのももったいないですよね。ここでは、虫がわいたお米は食べても大丈夫なのか解説します。・虫が付着していても食べられる虫がついてしまったお米は、虫を取り除けば食べても問題ありません。普段通りにお米を研いで、調理すれば食べられますよ。ただし、どうしても味は落ちてしまうので、食べられるから大丈夫と放置するのはよくありません。虫がわいてしまったお米は、味をつけて調理するなど、お米本来の味が気になりにくい形で食べるのがおすすめです。・虫をうっかり食べても心配はないお米についている虫は小さいので、しっかり取り除いたつもりでも取りきれていないのでは…と不安になることもありますよね。取りきれなくてうっかり食べてしまっても、基本的には健康には問題ありません。できるだけ取り除くのが望ましいのは確かですが、過度に心配しすぎる必要はないでしょう。・アレルギーを引き起こす可能性お米についている虫は基本的には食べてしまっても問題ありませんが、アレルギーがある人は注意が必要です。お米につく虫は昆虫が多いのですが、甲殻類アレルギーの人はエビやカニを食べたときと同じようなアレルギー症状を引き起こす場合があります。また、ダニアレルギーやガのアレルギーがある人も症状が出てしまうことがあります。これらのアレルギーがある人は、虫がわいてしまったお米を食べるのは避けた方が無難です。また、アレルギーを持っていない人でも、食べている途中に少しでも異変を感じた場合は食べるのをやめましょう。■米びつに発生する虫の繁殖術・コクゾウムシコクゾウムシは、赤褐色や黒褐色で、まるで象の鼻のような部分を持っている虫です。小さなカブトムシのようにも見えます。実はこのとがった部分は口です。この口を使って麦や米の中に卵を産み付けるのがコクゾウムシの繁殖方法です。非常に繁殖力が高いので、見つけたときにはすぐに対処しましょう。特に、25℃から30℃の気温では活動が活発になるので注意が必要です。・ノシメマダラメイガノシメマダラメイガの幼虫は、頭が赤く体が白っぽい芋虫です。白い糸で穀物の粒をくっつけて巣を作り、さなぎになることが特徴です。白い糸で繋がったお米を見つけたら警戒しましょう。糞は暗い赤色で、穀物だけでなくチョコレートなどを食べることもあります。卵は0.5mm程度と非常に小さく、お米と色が似ているため見つけるのが難しい点が非常にやっかいです。・コナナガシンクイムシ茶褐色で筒状の虫です。穀物の表面に卵を産み付け、幼虫が生まれます。幼虫は穀物を食べて内側に侵入し、その内側で成虫になります。成虫になれば比較的見つけやすいのですが、幼虫は穀物の内側にいるため見つけるのが困難です。成虫も穀物を食べるので、見つけたら早めに駆除しておきましょう。・コクヌストモドキ赤茶色で少し光沢がある小さな虫です。製粉工場や飼料工場で多く見られるのですが、一般家庭でも発生しやすい虫でもあります。低温に弱いため、北海道では見られません。穀物の粉を食べる虫なので直接お米にわくことはほとんどないのですが、ほかの虫による害や、米びつを洗わず放置しているなどの理由でお米の粉が発生していると、米びつにもわくことがあります。寿命が長いことが特徴で、通常200日程度生き、メスはその間に500〜1000個程度の卵を産みます。・ノコギリヒラタムシ全身にノコギリのようなギザギザがついている虫です。お米そのものよりも、米糠をよく食べる虫で、小麦粉やチョコレートなどを食べることもあります。秋から夏にかけて発生しやすい虫ですが、乾燥している時期や気温が低い時期でも生きられる強さを持っているので要注意です。ノコギリヒラタムシがわくのを避けるためには、春夏だけでなく一年中虫除け対策をしておくのがおすすめです。■米びつに発生した虫を駆除する方法それでは、米びつに虫が発生してしまったときにはどのように対処すれば良いのでしょうか。通常虫の駆除をするときは殺虫剤を使うことも多いのですが、お米は食品なので、薬品を使って虫の駆除をするのは危険です。米びつに発生した虫を駆除する方法について解説します。・虫が付いた米を取り除く米びつに虫がわいているのを発見したら、まず虫を取り除きます。それと同時に、虫が付いたお米や虫に食われてしまったお米も取り除きましょう。お米どうしが糸のようなもので繋がっている場合は、虫が巣を作っている可能性が高いので、繋がっているお米を丸ごと取り除きます。虫に食われてしまったお米は、目に見えなくても卵がついていたり、中に幼虫がいたりする可能性があります。お米を米びつから少しずつ取って、広げながら探すと小さな虫も見つけやすくなります。ピンセットを使って取り除くと細かい作業がしやすくて楽なので用意しておくと良いでしょう。前述したとおり、万が一虫を食べてしまっても基本的には健康に害はないので、完全に取りきれなくてもそれほど神経質になる必要はありません。・水で虫を浮かせるお米にわく虫の中には、水に浮くものが多くいます。少しずつ米を水洗いしながら、虫を水に浮かせて取り除きましょう。虫がわいてしまったお米を水につけて、少しの間待っていると自然に虫が浮いてきます。浮いた虫を取り除いたらお米を軽くかき混ぜ、虫が浮いてこなければOKです。かき混ぜたときに虫が浮いてきてしまう場合には、浮いてくる虫がいなくなるまで繰り返しましょう。お米を水に入れて時間が経つと、お米が水を吸収してしまいます。お米を少量ずつ水につけると、短時間で手早く虫を取り除くことができるのでおすすめの方法ですよ。ピンセットでは取りきれないくらいたくさんの虫がわいてしまったときでも、水で浮かせる方法ならば一気に虫を退治できます。・小さい虫ならザルでふるいにかけるお米につく虫の中には、非常に小さなものもいます。小さな虫だけならザルでふるいにかけて取り除くこともできます。お米をザルに薄く広げるようにして、軽くゆするとザルの目の間から虫が落ちていきます。このときお米を入れすぎると、虫がお米の間にはさまって落ちにくくなるので、少しずつザルに入れるようにしましょう。・虫を取り除いた米を陰干しする虫を取り除いた米は、ビニールシートや新聞紙の上に広げて陰干しをします。直射日光を当てるとお米が劣化してしまうので、なるべく明るい日陰を選んでください。陰干しの役割は、水に濡れてしまったお米を乾かすことだけではありません。明るい場所に出すことで、虫が離れていく効果もあります。お米を水洗いしたときだけでなく、ピンセットやざるで虫を取り除いたときにも、最後に陰干しをしておくのがおすすめですよ。・米びつを洗う米びつに残っている糠は虫のエサとなってしまうため、残しておくとまた虫がわいてしまうことがあります。また、米びつに卵などが残ってしまう場合もあるので、お米を陰干ししている間に米びつもしっかり洗っておきましょう。米びつは、基本的には水洗いして問題ありません。桐など水洗いできない素材の米びつは、固く絞ったふきんで全体をきれいに拭き取ります。すみまできちんと糠を落としきったら、天日干しで乾かしましょう。このとき、日光の光に当てることで紫外線による消毒も同時に行えます。虫がわいてしまったときだけでなく、定期的に米びつを洗っておくと虫がわくのを予防することもできますよ。■虫発生を防止する米の保存方法お米にわいてしまった虫は比較的簡単に取り除けますが、気分がいいものではありませんから、できれば事前に虫の発生を予防しておきたいですよね。米びつの虫対策のための方法を解説します。・“桐材”の米びつで保存する米びつにはいろいろな素材のものがあります。使い勝手や機能などを考えながら米びつを選ぶかと思いますが、虫の発生を予防するなら桐の米びつが一番です。なぜなら、桐には防虫効果があるんです。また、桐の米びつには湿度を一定に保つ機能もあるので、高温多湿な日本にはぴったりです。古来からの知恵を生かした自然派の米びつを使いたいという人は、桐素材のものを選んでみると良いでしょう。・冷蔵庫で保存する米にわく虫の多くは、温度が低いと活動できません。卵が孵化するためにも、ある程度温度が高くなければなりません。そのため、お米を冷蔵庫に保管しておくと虫がわきにくくなります。また、低い温度で保管することでお米の酸化を防ぐこともできて、味が落ちにくくなります。一石二鳥の方法なので、ぜひ試してみてくださいね。お米を冷蔵庫に入れるときには、野菜室を使ってください。1度に使う分ずつ小分けにしてから入れると、毎日計量する手間が省けるのでおすすめですよ。・密封出来る容器に入れるお米にわく虫は、袋の穴などから入り込んでくることがほとんどです。ということは、虫が入れる隙間をなくしてしまえば虫がわいて困ることもありません。プラスチック製の密閉容器や、チャック付きの袋など密封できる容器にお米を入れておけば虫の発生を予防できます。空気に触れにくくなることで、お米の味も維持できます。お米を買ってきたら、できるだけすぐに密封できる容器に入れてしまうのがおすすめです。・ペットボトルに入れるお米をペットボトルに入れて保存するのも良い方法です。ペットボトルは密封できる容器であることに加えて、冷蔵庫で保存しやすい容器でもあります。また、汚れてしまったときに新しい容器に取り替えやすいのもペットボトルのメリットです。ペットボトルを使うときは、中をよく洗って、しっかり乾かしてから使ってください。使う前に天日干ししておくと、紫外線での消毒ができて安心です。■米びつの虫除け対策に役立つもの米びつの環境をすぐに変えるのは難しいという人は、虫除けに役立つグッズを使ってみると良いでしょう。もちろん、先に紹介した方法と合わせて使うとより効果が高まります。最後に米びつの虫除け対策に役立つグッズをご紹介します。・唐辛子米びつの虫除けとして昔から定番になっているのが、米びつの中に唐辛子を入れる方法です。身近にあるものですぐに対策できるので便利ですが、生の唐辛子の場合には水分が多くカビが発生しやすい、乾燥させた唐辛子は虫除け効果が長持ちしにくいと、それぞれに欠点があります。唐辛子で虫除けをする場合には、こまめに入れ替えながら使うのがおすすめです。普段お料理で唐辛子を使う習慣があれば、ストックを米びつの中に置いておくというのも良いでしょう。・「米唐番」「米唐番」は、天然唐辛子パウダーが入った、お米の虫除け用アイテムです。普段唐辛子を使う習慣がないという人は、こちらを使ってみるとよいでしょう。使い方は、米びつの中に入れておくだけです。10kgタイプ、5kgタイプと無洗米用があるので、自分の使っているお米や米びつの大きさに合わせて選んでみてくださいね。中身が小さくなってきたら新しいものに取り替えます。目で見て取り替え時期がわかるのも便利なポイントです。・100円ショップでも購入出来る虫除け商品米びつの虫除けに使えるアイテムは、100円ショップでも売っています。今まで虫がわいたことはないけれど、不安だから何か対策しておきたいという人は、コスパの良い100円ショップのアイテムを使ってみるのがおすすめです。どんな商品が販売されているかはお店によって異なりますが、唐辛子のほかに、しそやわさびなどの成分を使ったものもあります。しゃもじやお米用の計量カップの近くで売られていることが多いので、お店に行ったらぜひチェックしてみてください。■お米に虫がわいても慌てないでお米は、実は虫がわきやすい食品です。お米に虫がわいてしまったのを見たら、きっと驚いてしまうでしょう。しかし、虫を適切に取り除けばお米はちゃんと食べることができますし、万が一虫を食べてしまった場合でも基本的には健康に影響はないので慌てずに対処しましょう。虫がわくのを予防するためには、冷蔵庫で保存したり、密閉できる容器に保存したりなど保存方法を変えるほかに、虫除けグッズを使う方法もあります。さまざまなやり方があるので、自分の環境にあった、続けやすい方法を選んでみてくださいね。《参考》・ 農研機構「食品害虫」
2021年02月27日夏から秋口にかけて、自然が多い場所を中心にさまざまなところで見られるスズメバチ。強い毒を持ち、刺されると最悪の場合、死に至ることもある身近な危険生物として知られています。そんなスズメバチに巣を作られてしまった時、どのように駆除すればいいのかといったことや、刺された場合の対処法、巣を作らせない工夫などを紹介します。スズメバチに巣を作られた!駆除するには?家の軒下など、身近な場所にスズメバチの巣が作られてしまった場合、どのように駆除すればいいか悩んでしまうことでしょう。「自分で駆除できないか」と考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、刺された時のリスクがかなり大きいことと、駆除に必要な道具をそろえるとかなりの高額になるといった理由から、専門家に依頼することを第一に考えたほうが賢明です。まず、自身が住んでいる場所の自治体に、駆除を依頼できないかを確認してみましょう。※写真はイメージ地域によっては、駆除を無料で行ってくれる場合や、補助金の給付、道具の貸し出しをしてくれることがあります。また、無料で相談ができたり、信頼ある専門家を紹介してくれたりするので、一度は問い合わせたほうがよいでしょう。専門業者に駆除を頼む場合は、巣の大きさや作られた場所など、状況によって大きく料金が異なるようです。スズメバチの駆除に必要なものは?どうしても自身で駆除を行いたいという場合、気を付けるべきことや、必要になるものはなんでしょうか。害虫駆除の商品を販売している『アース製薬』のウェブサイトでは、スズメバチの巣を駆除する上でのポイントを紹介しています。自社の商品『スズメバチマグナムジェット プロ』を例に、推奨していることがこちら。①日没後に行う!②処理前に巣に振動を与えない!③ご使用にあたっては必ず使用方法を厳守する。④駆除や、駆除エサ剤回収の際には、必ず防護服、手袋、長靴、保護メガネなどを着用!⑤スズメバチ マグナムジェットプロでの25cm以上の巣の駆除は大変危険なので必ず専門の防除業者に相談する。⑥スズメバチは非常に危険なので、スズメバチ マグナムジェットプロで駆除するときはもう一本予備として準備することを推奨しています。アース製薬ーより引用『アース製薬』も、巣が小さい時ならともかく、すでに大きくなってしまっている場合は専門家に依頼することを推奨しています。※写真はイメージ自身で駆除する場合、防護服や手袋、長靴、保護メガネ、殺虫剤などが必要となりますが、防護服だけでも安いもので数万円はするようです。中には安価で売られているものもありますが、スズメバチの針は大きく「生地を貫通してしまった」といった声もちらほら。また、防護服以外の服で駆除を行う人もいるようですが、対策はしていても「隙間からスズメバチが入ってきて、刺されてしまった」といった体験談もネット上に多く見られるので、避けたほうが無難です。スズメバチに巣を作らせない方法は?そもそも、スズメバチに巣を作らせない方法があります。ハチが巣を作ることを予防する専門のスプレーが、ホームセンターなどで販売されていますので、まずはそちらをチェックしてみましょう。また、スズメバチは家の隙間や通気孔などに入り込んで巣を作ることがあるので、そういったところに網目の細かいネットを張り、物理的に防止することも有効なようです。スズメバチに刺されたら?応急処置は?警戒はしていても、思わぬところに巣があり、スズメバチに刺されてしまう人も少なくないようです。そんな時の応急処置を、神奈川県が県の公式ウェブサイトで紹介しています。まず、患部を流水で冷やしながら洗います。ハチ毒は水に溶けやすいので、毒を薄めることができます。また、冷やすことで腫れと毒の回りを抑えられます。毒針が刺さったままの場合は、指ではつままず、ピンセットなどでそっと取り除きましょう。次に、患部から毒を出します。指で患部をつまみ、血と共に毒を絞り出します。市販の「吸引器(リムーバー)」で吸うのもおすすめです。ただし、口で吸い出すことはしないでください。その後、抗ヒスタミン系成分を含むステロイド系軟膏(市販の虫さされの薬)を塗り、保冷材等で患部を冷やします。市販薬の例としては、ムヒアルファEXなどがあります。初期処置として、アロエを塗るのも良いです。神奈川県ーより引用これはスズメバチだけでなく、ハチ全般に刺された時にいえることだそう。もちろん、これはあくまで応急処置なので、即座に病院に行くことを忘れないようにしてください。こういった情報も、事前に知っておくことが何より大切です。自身や身近な人の『もしも』の時のために、情報を頭の中に入れておきたいものですね。スズメバチにも種類があり『都心に多いスズメバチ』『山林に多いスズメバチ』など特色があります。そちらもあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。危険すぎる『スズメバチ』の生態襲われないためには?[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日秋口から、どうも天井裏でカサカサと音がします。これは、きっと、いや、絶対にヤツだ!そう、ネズミ!!■ ネズミ駆除作戦、開始ネットで検索したところ、天井裏から聞こえる物音の正体は、ネズミやハクビシンなどが侵入して木材や断熱材を齧っているから、とのこと。やっぱりね!「天井裏のネズミ対策」として、まずは存在を確認せよ、と害獣駆除の専門家が書いていました。屋根裏へは、日本家屋だと押し入れの戸袋から、簡単にアクセスできるようです。日本家屋の場合、押入れの中に入口があります。点検口があれば、アクセスはなお簡単天井裏にいるものの筆頭といえば、映画「呪怨」の伽倻子(かやこ)!なので、戸袋の石膏ボードを押し上げて、恐る恐る屋根裏を覗いてみました。暗くてよく見えないので、延長コードで電灯を設置。本当に伽倻子がいたら、失神ものです。家の真ん中辺の柱の上の方に、なんかお札(ふだ)と神棚に飾る紙みたいなものが取り付けられていました。こわっ! 魔除けか!?ちょっと不気味……ネットで調べてみると、新築の際に祀るホンマもんのお札だそうです。ナンマイダブ……。■ 姿は見えずとも痕跡発見目を凝らして見ると、石膏ボードを開けたところに、フンらしきものが落ちています。これはもう、間違いなくネズミ!ネズミ対策には、天井裏に登ってネズミの通り道を見つけるのが一番最初にやることだそうですが、身長180cm、体重88kgのおっさんが登ると、天井が抜けそう。そこでまずは、ネットで調べた「ネズミ忌避スプレー」を使ってみました。殺鼠剤を使うと、ネズミの亡骸が腐って大変なことになるそうなので……。結論から書きますと、こちらは残念ながら、我が家では効果ナシ。むしろ、天井中に撒き散らしたため、隙間から大量に何ともいえない匂い(ネズミが嫌う、猫とハッカの混ざったような臭いだそう)が漏れ、1日家の中でマスクをつけて過ごすハメになりました。その後は、Amazonで購入したネズミ捕り2個を仕掛けましたが、ぜんぜんダメ(ネズミの通り道に置かないと罠にかからないそう)。このネズミ捕り、オシャレだけど、使い道なしじゃんティーバッグに唐辛子の上位版・ハバネロの粉を詰めて投げ入れた際は、一度夜中にネズミがトタトタと走り回ったくらいで効果のほどは1度きり。こちらも、風が吹き込んだ際に、天井裏から部屋に入ってきて、おじさん涙目。超痛いです、ハバネロ。ハバネロ、人間には絶大な効果ありネズミを超音波で撃退するという20kHzの音(人間には聴こえないらしい)をYouTube(ユーチューブ)で見つけ、パソコンから出してみると、ビックリしたのかネズミが天井裏を走り回りましたけど……すぐに慣れてしまったみたい。おじさんには聴こえない音のようですもはや打つ手ナシ!■ 万策尽きた後の、意外な結末!駆除業者を呼ぼうか、でも8,000円(一般家庭)~30,000円(店舗)くらいするらしいし……と悩んでいるうちに、はや秋も終わり冬到来ですっ。すると、なんということでしょう、ネズミの気配が消えてしまったではありませんか。餌のない寒い天井裏では、冬眠しないネズミって長く生きられないみたい(屋外で生活する野ネズミには、冬眠するヤツもいるそうですが)。結果オーライですね。数々の苦労はなんだったのか?冬バンザイ!ってわけです。皆さん、天井裏にネズミが出たら、冬になるのを待つか、業者を呼ぶかの2択ですから。いい勉強になりました。【参考】※ねずみ110番
2018年12月24日6~7月は、一年中で最もダニが増える時期だといわれている。アレルギーや小児ぜんそくなど子どもへの影響も気になるため、できれば早めに対策しておきたいが、どうすればダニを根本的に撃退できるのか。正しいダニ対策について、アース製薬の虫ケア用品ブランドマネージャー、渡辺優一さんに聞いた。徹底的にダニ対策したいならポイントは“減らして予防”ジメジメとして不快な梅雨時期だが、ダニにとっては居心地のいい環境なのだと渡辺さんはいう。「ダニは温度が20度~30度、湿度が60%以上になると繁殖しやすくなり、この条件にぴったり合うのが梅雨時期です。その分、熱と乾燥には弱く、50度の環境では30分で死滅するといわれています」(渡辺さん以下同)ダニが増えにくくなる条件を知っておくと対策もしやすくなる。具体的には、どのように対策するのがいいのだろうか。「ダニの死骸やフン、餌となる人のフケや垢を減らすためには、こまめに掃除機をかけるといいですよ。ほかにも、天気のいい日に窓を開けて風を通すなど、ダニが増えにくい環境はちょっとしたことで作れます」これなら、日頃の掃除の範囲内でできる。効果が少ないといわれる布団の天日干しも、ダニが好む湿気を取るという意味では増殖の予防効果が期待できるのだとか。ほかにも、布団乾燥機や除湿機の使用など、できる対策は意外と多い。一方で、渡辺さんはこう指摘する。「掃除機や布団乾燥機などは対策としてはもちろんいいのですが、“ダニの数を減らして、増えにくくする”という意味では万全とはいえません」徹底的にダニ対策をしたい人に使ってほしいのが、駆除剤だ。「駆除剤のなかでも、ダニを増やさない効果のあるものをおすすめします。近頃はスプレータイプの製品も増えているので、手軽に使用できるメリットもあります。駆除した後は、掃除機で死骸やフンを吸い取ってください」効率的にダニを撃退できる駆除剤だが、ぬいぐるみやベビー布団など、子どもが触れるものに薬剤を使用するのは抵抗がある人もいるだろう。そこで活用したいのが、ダニ対策グッズの使い分けだ。「ダニ対策用品には、駆除用とダニよけがあります。ダニよけは薬剤ではなく、ダニが嫌がるハーブなどの植物由来の成分が配合されています。ダニを退治することはできませんが、使用した箇所にダニをよせつけない効果があるので、お子さんのぬいぐるみや枕などには適しています」よけられるけど、ダニは退治できない。…となると、ダニよけを使用した場合、ダニはどこへ行くのだろう。「たとえば、ぬいぐるみにダニよけスプレーをかけた場合、ダニはぬいぐるみからはいなくなりますが、ほかの快適な場所を探して移動します」つまり、ダニよけを使っても家のなかの全体数は変わらないということ。状況の改善とは程遠いように感じられる。「一部のダニをよけるよりも、環境を変えることが先決です。まずはしっかり駆除をして家のなかにいるダニの数を減らした上で、部分的にダニよけグッズを使用するといいですよ」しまっていた夏物を着る前に!衣替え時のダニ対策のポイント5月は、冬物から夏物への衣替えのタイミングでもある。クローゼットや衣装ケースから出した衣類にも、ダニ対策は必要なのだろうか。「当然ながら衣類にもダニはいるので、対策は必要です。洗剤でしっかり洗うとダニは落ちるので、洗えるものは着る前に一度洗濯するといいですね。寝具などのすぐに洗えないものの場合は、駆除剤やダニよけスプレーを吹きかけてからの使用をおすすめします」防虫剤の活用も推奨すると渡辺さんは続ける。「これまでの衣類用防虫剤はダニには効果がなかったのですが、最近はダニよけ効果がついている製品も売られています。衣類をしまうときと出して使う前の両方に使用すると、より効果的です」小さくて目には見えないけど、ダニは家のなかに確実に存在する。しっかり退治するためには、「数を減らした上で予防する」このツーステップを押さえて対策しよう。(取材・文:畑菜穂子編集:ノオト)
2018年06月01日