お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春と元モーニング娘。でタレントの藤本美貴夫妻、俳優の陣内孝則とモデルの陣内恵理子夫妻が、理想の有名人夫婦を表彰する「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 2018」に選出され12日、都内で行われた記者発表会に出席。庄司智春・藤本美貴夫妻は、9年ぶりの2ショット披露となった。今年で20回目となる同賞は、一般応募のアンケートと社会背景を基に、「いい夫婦の日」をすすめる会が選出するもの。庄司智春・藤本美貴夫妻は、2009年7月に結婚し、2012年3月に第1子男児、2015年8月に第2子となる女児が誕生し、仲睦まじい家族の様子から選出された。庄司は「こんな素敵な賞をいただけると思っていなかったので素直にうれしいです」と感激。「結婚当初、すぐに離婚しそうな芸能人カップル第2位だった。何年もすぐ離婚するだろうなと言われている中で夫婦生活が始まって、来年10周年になるんですけど、こういった賞を…僕はまだドッキリだと思っていますので」と疑いつつ、「これも奥さんのおかげ。みなさんに感謝しながら夫婦生活をこれからも頑張っていきたい」と決意を新たにした。また、「付き合った当初は、モーニング娘。を脱退させてしまったという責任感もありました」と振り返った上で、「彼女の10周年のライブを僕も見に行ったんですけど、彼女を応援してくれているファンの方が、“ミキティ”コールじゃなくて“庄司”コールをしてくれるまでになってくれて、ネットでは『庄司のことはもう許してやろうぜ。同じ女を愛した男だからな』って、ファンの方とも交流をもてるようになった」と藤本のファンにも感謝。「スタートはピリついた空気があったんですが、みなさんのおかげでこういう賞をいただけました」と語った。そして、「ミキティー!」と絶叫して妻への愛を表現。「めちゃめちゃ可愛い。本当に可愛いと思っている」とも言い、ラブラブぶりを見せつけた。藤本は、夫婦円満の秘訣について「いい意味でケンカをいっぱいするというのもありますし、今まで敵だった週刊誌の方たちがいまや味方。何かあれば撮っていただけると思っている」とメディアを味方にしていると告白。「今までは『クソー撮られた』って思っていましたけど、今は何かあれば撮ってくれって」と話し、また、「あと、可愛いとか愛情表現をしっかりすること。これからも愛してもらおうかなと思っています」と笑った。
2018年11月12日仕事人間の市民課長・渡辺勘治が、胃がんを患ったことを機に、自らの人生を見つめ直していく黒澤明監督の傑作『生きる』。その初ミュージカル化が決定し、市原隼人が渡辺の息子・光男役でミュージカル初出演を果たす。【チケット情報はこちら】20代前半、ブロードウェイでミュージカルに興味をもちつつも、自らにはむかないとこれまでオファーを断ってきたという市原。今回そんな彼の背中を押したのが…。「30歳を超えたころ、自分が守りに入ったなと感じる瞬間があったんです。その時、すごく悔しくて、寂しくて、自分は何をやっているんだろうと。そこからもっと何かを掴みにいきたいという欲が出てきて。ただ実を言うと、これも1度はお断りしているんです。でも“俺また守りに入った!”と気づいて、追いかけるようにやることを決めました」その初ミュージカル作品が『生きる』であったことは、「素直に嬉しい」と市原は顔をほころばせる。「内容とは反するかもしれませんが、僕は見ていてとても興奮するんですよね。すべての人物が生き生きとしていて、映る世界がすべて楽しそうで、どの場面を見ても生活感や人間味が溢れんばかり。さらに一生懸命愛情を込めて息子を育て、その幸せを大切にし続けた父の想いが、胸の奥まで突き刺さってきて…。さらに今回はミュージカルということで、メロディという表現方法がより人の感情を動かすのだと、事前のワークショップを通して学びました」光男の父・勘治をWキャストで演じるのは、市村正親と鹿賀丈史のふたり。「それぞれ違う生き方をしてこられた方々だというのはすぐに感じられましたし、きっと出来上がる舞台もまったく違うものになると思います。ただ根本にあるものはおふたりとも同じで、ずっと何かを大事にし続ける、守り続けるものがあって、しかもその守り方がとても優しい。あと市村さんはとにかく楽しい方です。気がついたら市村ワールドに引き込まれていて、ずっと居たくなるほど(笑)。鹿賀さんは言葉は少ないですが、現場のすべてを見られている、とても真摯な方という印象です」市原にとってターニングポイントになりそうな舞台だが、観る者にとっても忘れられない感動の1作となりそうだ。「老若男女問わず、気軽に楽しめる舞台だと思います。それでありながら、生きることがより楽しく、より深くなる舞台。この機会を逃すのは本当にもったいないと思いますので、ぜひ劇場に遊びにいらしてください」ミュージカル「生きる」は10月8日(月・祝) から28(日)まで、東京・TBS赤坂ACTシアターにて。チケットの一般発売は6月9日(土)午前10時より。なお、現在、プリセールを実施中。受付は6月8日(金)午後11時59分まで。取材・文:野上瑠美子
2018年06月08日映画監督・黒澤明の没後20年を記念し、彼の代表作のひとつである『生きる』が、珠玉のキャスト、スタッフによりミュージカル化される。今秋の開幕を前に、都内で製作発表が開かれ、Wキャストで主人公の渡辺勘治を演じる市村正親、鹿賀丈史らが登壇した。会見冒頭にはキャストが劇中ナンバー4曲を生披露。まずは小説家役であり、ストーリーテラーの役割も担う新納慎也が、オープニングナンバーの「運命の曲がり角」を歌う。『生きる』をどうミュージカル化するのか、というのは恐らく多くの人が抱く疑問だろう。しかしこの1曲を聴くだけで、ミュージカルとしての『生きる』の道筋がくっきりと浮かび上がってくるよう。その繊細ながらも力強いナンバーは、これから始まる物語への期待感を大いに高めてくれる。続いてヒロイン・小田切とよ役のMay’n、唯月ふうか(Wキャスト)が歌うのは、アップテンポなナンバー『ワクワクを探して』。さらに新納とのWキャストで小説家を演じる小西遼生が、渡辺にとって大きな転機となるナンバー『人生の主人になれ』を熱唱する。そして最後に市村と鹿賀のふたりが登場。あの名シーンを彷彿とさせるブランコをバックに、本作を象徴する昭和の名曲『ゴンドラの唄』を哀愁たっぷりに歌い上げる。そんなふたりの歌声に、一般公募で招待された150名のオーディエンスも聴き入っていた。その後は作曲・編曲のジェイソン・ホーランド、演出の宮本亜門、歌唱披露した6名に加え、渡辺の息子・光男役の市原隼人、渡辺の上司である助役役の山西惇が一堂に会し、それぞれ作品にかける思いを語った。演出の宮本は、「これは悲しい作品ではありますが、“生きる”という喜びを心から味わえる作品。古いどころか、むしろ今の人々の心に一段と訴えるものが出来ると思います」と意欲を見せる。市村はかつて自分が演じる渡辺と同じく胃がんを患っていたことを挙げ、「こういう役がきたのも、芝居の神様の采配かな」と感慨深げ。鹿賀も「いい年齢の時に、本当にいい作品に巡り合えた。ぜひ自分のものにしたい」と意気込む。また市原は、体調が優れない自分の父親から教わったという「動けるうちにいろんな世界を見た方がいい」との言葉に背中を押され、これまで避けてきたミュージカルへの出演を決めたという。世界進出も視野に、ミュージカルとなって新たに生まれ変わる名作『生きる』。黒澤ファンならずとも必見の舞台になりそうだ。取材・文:野上瑠美子
2018年04月11日展覧会「国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより」が、旧・東京国立近代美術館フィルムセンターの国立映画アーカイブにて、2018年4月17日(火)から9月23日(日)まで開催される。「旅する黒澤明」展では、世界的な映画史上の巨匠・黒澤明監督作品のポスターを、黒澤明研究家である槙田寿文の所蔵品より84点紹介。西欧諸国やアメリカをはじめ、東欧、アジア、ラテンアメリカ、中近東など世界30か国のポスターを一度に見られる貴重な展示となる。また、黒澤明監督と海外との関わりを示す資料など61点も展示し、その卓越した国際性にフォーカスを当てる。展覧会最大の目玉は、日本初展示となる、1962年の作品『七人の侍』の8枚組ポスター。西ドイツの名デザイナー、ハンス・ヒルマンによる、238×332cmにも及ぶ大作だ。また、黒澤作品として実現しなかった外国との合作映画『トラ・トラ・トラ!』のスタッフ用ジャンパーから、同じく映画化に至らなかった『黒き死の仮面』の英語脚本、各国の映画宣伝ツールであるプレスシートやロビーカードまで、レアな品々を一挙に公開。世界の視点から、黒澤明監督作品の魅力を体感することができる。【開催概要】国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより会期:2018年4月17日(火)~9月23日(日)休室日:月曜日、8月7日(火)~12日(日)、9月4日(火)~7日(金)開室時間:11:00~18:30(入室は18:00まで)会場:国立映画アーカイブ ※旧・東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(7階)※2018年4月1日(日)より「東京国立近代美術館フィルムセンター」から「国立映画アーカイブ」に名称を変更。住所:東京都中央区京橋3-7-6料金:一般 250円(200円)/大学生 130円(60円)/シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMAT パスポート所持者、東京国立近代美術館及び国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含む。 ※()内は20名以上の団体料金。※学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズはそれぞれ入室の際に、証明できるものを提示。※国立映画アーカイブの上映企画を観覧した当日に限り、半券の提示により団体料金を適用。※2018年5月18日(金)は、「国際博物館の日」(毎年5月18日)を記念して展示を無料閲覧できる。■トークイベント ・マンハッタンの KUROSAWA―アメリカの黒澤明事情開催日:7月21日(土) 講師:平野共余子(映画史家、元ジャパン・ソサエティ映画部門ディレクター)・展示品解説―映画ポスター史の視点から開催日:8月25日(土) 講師:岡田秀則(当館主任研究員)・クロサワはどのように世界で発見されたのか?-展示資料の読み解き方開催日:9月8日(土) 講師:槙田寿文(黒澤明研究家、本展出品者)■『生きものの記録』ダイレクトプリント上映上映日時:第1回 4月17日(火) 19:00/第2回 4月21日(土) 13:00【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年04月05日元モーニング娘。の藤本美貴(32)が4日、フジテレビ系『バイキング』に生出演。夫でお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春(41)と熱愛が発覚した当時のエピソードを語った。 この日、番組では女優・武井咲(23)とEXILEのTAKAHIRO(32)の電撃結婚ニュースを取り上げた。藤本はトップアイドルとして活躍していた’07年に庄司との交際が発覚し、モー娘。の5代目リーダーに就任してからわずか25日でグループを脱退。その後、’09年に庄司と結婚した自身の経験を語った。 武井とTAKAHIROの結婚について、同番組MCの坂上忍(50)は「アイドルやトップの方々って、熱愛報道が出ると別れろとか事務所に言われるんですか?」と藤本に質問。藤本は「私は(報道されたのが)22歳の時で、20歳を越えていたので、別れろとは1回も言われなかったんですけど、半年間“どうするの?”と言われ続けました。私も、“別れません、仕事もします”というのを半年間言い続けて、どっちが折れるか、みたいな……」と事務所とのやりとりを告白した。 芸能人は、熱愛、結婚によってファンを失う可能性も少なからずあるが、「責任をとって脱退しますと言って辞めました。(筋を通すことを)ちゃんとしていれば、みんな応援してくれる。ファンの方も真摯に向き合っていけば逆に応援してくれたりもするので」と藤本なりの対応論を語った。
2017年09月04日元モーニング娘。の藤本美貴(32)が自身の公式ブログに歌手の松浦亜弥(31)とのやりとりを公開し、自身の妊娠説を否定した。Google検索ランキング2位に「藤本美貴」がランクインするなどして話題となっている。 17日、藤本は「あややとミキティ」というタイトルでブログを更新。松浦から「妊娠してたの?おめでと~!」とメールが来たという藤本は、「してねーよ」と返信。 「なんかネットニュースでみたけど!?」と松浦からの質問に対し藤本は「ちょっとお腹出てる感じになっただけだよ」とツッコミ。その返しに松浦も「出てただけかよ!」と返ってきたというコミカルなやり取りが公開された。続いて、藤本は「妊娠していません」と妊娠説を否定し、「いつ何時もお腹出るように見えないように気をつけます」と誓っている。 藤本は数日前に自身のインスタグラムに投稿した写真から妊娠説が浮上しており、一部のネットニュースなどに取り上げられていた。 藤本と松浦はハロー!プロジェクトからソロ歌手としデビューし、2006年にはアイドルユニットGAMを結成していた。
2017年08月18日現在製作中のウェス・アンダーソン監督の最新作『Isle of Dogs』(原題)。日本を舞台にしたストップモーション・アニメーションとなる本作のアイデアには、黒澤明監督の名作と伝説のストップモーション・アニメーションが影響を与えているという。このたび、日本のファンに向け、アンダーソン監督本人からその件にまつわるコメントがシネマカフェに到着した。全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』(’14)の製作陣が再結集する本作は、2018年に全世界公開予定。全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、『ファンタスティック Mr. Fox』(’09)と同じくストップモーション・アニメーションで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントンほかアンダーソン監督作品常連の豪華俳優たちに加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーヴ・シュレイバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコら多彩な才能が集結する本作は、ただいま絶賛製作中だ。先日、海外ニュースサイト「IndieWire」でのインタビューにおいて、最新作『Isle of Dogs』のアイデアの源泉について語ったアンダーソン監督。アンダーソン監督がまず挙げているのが、60~70年代にTVアニメ(ストップモーション・アニメーション)として一世を風靡した「ランキン・バス クリスマス スペシャル」。日本では「ルドルフ赤鼻のトナカイ」でもお馴染みだ。アーサー・ランキン・Jr.とジュールズ・バスによる「ランキン・バス・プロダクション」のもと、日本の人形アニメの第一人者・持永只仁(MOMプロダクション)が人形製作を手がけた。アンダーソン監督は、この作品を子どものころに夢中で見ていたそうで、「いつか自分でもあんな作品(人形アニメーション)を作って見たかったんだよ」と語っている。そして、もう1つアイデアの源泉として挙げているのが、黒澤明監督。本作を制作にするにあたり、黒澤監督への熱烈なる敬愛を余すことなく表明しているアンダーソン監督は、「新作『Isle of Dogs』は黒澤作品からの影響のほうが(ストップモーション・アニメーションより)大きいかもしれないね」と断言。そこで、今回特別に日本のファンに向け、アンダーソン監督本人にお気に入りの黒澤作品を聞いてみると、「もちろんお答えするよ!挙げるとすれば、『天国と地獄』『悪い奴ほどよく眠る』『酔いどれ天使』かな」と、意外にも混沌とした社会を見つめた人間ドラマやサスペンスが並ぶ。また、1つめに挙げた「ランキン・バス・プロダクション」は、日米合作作品も多く残しており、のちに関連会社が宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』の制作母体となったことでも知られている。黒澤監督同様、宮崎監督作品にも深い敬意を持っていると常々明かしているアンダーソン監督の日本文化への愛が伝わってくるコメントだ。日本を舞台というだけでなく、日本のエンターテインメントの源流にまで視野に入れた最新作で、どのような世界が展開されるのか期待が膨らむ。『Isle of Dogs』(原題)は2018年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月23日黒澤明監督が手掛けた1985年公開の映画『乱』が、この度デジタル修復を行い、『乱 4K』として4月1日(土)より公開されることが決定。これにあわせて、初出しビジュアルと予告編も到着した。戦国時代。猛将・一文字秀虎は七十歳を迎え、家督を3人の息子に譲ろうとする。乱世にも関わらず息子たちを信じて老後の安楽を求める父に異を唱える三男の三郎を、秀虎は追放してしまう。だが一の城と二の城の城主となった太郎と次郎は、三郎の案じた通り、秀虎に反逆し、血で血を洗う争いが始まる。その陰には、実の父と兄を秀虎に殺された太郎の正室・楓の方の策謀があった…。『乱』は、構想10年、製作費26億円をかけて挑んだ黒澤監督の晩年の最高傑作。キャストには仲代達矢、寺尾聰、根津甚八、原田美枝子、宮崎美子ら日本映画を代表する俳優たちが登場し、アカデミー賞ほか国内外の映画賞を多数受賞するなど大ヒットを記録した。そして今回、2015年に最先端技術でデジタル修復を行い、本作の圧倒的なスペクタクルと映像美を、4Kクオリティの素晴らしい画と音で楽しむことができるようになっているという。そしてこのほど公開されたビジュアルと予告編は、今回の上映のために新たにデザイン・編集した初出しの完全オリジナル。ポスタ-ビジュアルは、激しく壮大な騎馬合戦を背景に、鬼気迫る表情でたたずむ仲代さんの姿が目を引くインパクトのある作りに。また予告編では、寺尾さん、根津さん、原田さん、ピーターなど豪華キャスト陣も加わり、ダイナミックで色彩豊かな映像や、愛憎にまみれた家族同士の争いを展開する名シーンの数々が盛り込まれている。世界を代表する巨匠が自ら、「ライフワーク」だと宣言した究極の反戦ドラマ。迫力たっぷりの4Kで体験できるこの機会を、ぜひ見逃さないでいて。『乱 4K』は4月1日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか順次公開。(cinemacafe.net)
2017年02月09日タレントの藤本美貴が12日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。交際を報じられたゲスの極み乙女。の川谷絵音とタレントのほのかりんの2ショット写真が流出した騒動について、「やっぱりおバカなのかな」とコメントした。この画像は、川谷とほのかが新幹線の車内で自撮りしたと思われるもの。ほおかが自身のツイッターでアップしたものと見られており、その後削除されたもののネット上で騒ぎとなった。2人は熱愛発覚後、当時未成年だったほのかの飲酒が問題となり、川谷がボーカルを務めるゲスの極み乙女。は12月3日の公演をもって活動休止に。そんな中での騒動に、藤本は「ちょっともう、やっぱりおバカなのかな」とあきれていた。そして、「新幹線にこの時期に2人で乗るっていうこともどうかと思いますし、コソコソしてる影も何一つもないっていう…」と指摘。「いろんな人に迷惑をかけている人がやることじゃないなというのは思います」と非難した。
2016年12月12日佳境を迎えた大河ドラマ「真田丸」とともに、先週9月22日(木・祝)より全国公開され、話題を集める『真田十勇士』。本作で印象的な衣装の数々を手がけた、黒澤明監督の長女である黒澤和子によるデザイン画の数々が、いち早くシネマカフェに到着した。本作は、“天下一の名将・真田幸村の伝説は、実は猿飛佐助に仕組まれたものだった!”という大胆な発想をもとに、壮大な世界観とアクション、濃密な人間ドラマを描ききる新たな時代劇エンターテインメント。関ヶ原の戦いから14年。天下統一を目前にした徳川家康と、復権を狙う豊臣家の対立を背景に、“天下に並ぶ者なし”の名将・真田幸村の実像(?)と猿飛佐助や霧隠才蔵ら“十勇士”の活躍を描き出す。総勢500名以上のエキストラが参加した広大な土地での大規模ロケや、大阪城、出城・真田丸の巨大なセット。そして、役者が体当たりで挑んだアクションは、ハリウッド大作も負けず劣らずの臨場感で早くも話題を呼んでいる。そんな本作で、縦横無尽に動き回る猿飛佐助役の中村勘九郎ら超豪華キャスト陣を華やかに彩るのが、黒澤和子が手掛けた色鮮やかな衣装たち。黒澤さんは、1988年から“黒澤組”の衣装を担当するようになり、90年『夢』で衣装手伝い、『八月の狂詩曲』(’91)、『まあだだよ』(’93)、さらに山田洋次監督『たそがれ清兵衛』(’02)、フランソワ・ジラール監督『シルク』(’07)、北野武監督『アウトレイジビヨンド』(’12)、三谷幸喜監督『清須会議』(’13)、是枝裕和監督『そして父になる』(’13)などの衣装を手がけ、世界的にも高い評価を集めてきた。最近では、大人気連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の衣装監修も担当している。本作では、真田の家紋としてお馴染み「六文銭」が入った佐助の真っ赤な甲冑をはじめ、くノ一の火垂(大島優子)が身に着けている青い衣装や、淀殿(大竹しのぶ)の絢爛豪華な着物など、彼女の手掛けた衣装の数々は、身にまとった個性的なキャラクターたちをより魅力あるものにしている。目にも楽しい衣装の数々にもぜひ注目してみて。『真田十勇士』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月26日『七人の侍』と『荒野の七人』を原案に、いま新たに7人のアウトローたちを描く『マグニフィセント・セブン』。このほど、『七人の侍』を監督した世界の巨匠・黒澤明監督の命日となる本日9月6日(火)に、本作の予告編とポスタービジュアルがついに解禁!さらに主演のデンゼル・ワシントンとクリス・プラットから、コメント映像も到着した。西部開拓時代。ローズ・クリークの町の人々は、バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サーズガード)の支配下で絶望的な日々を送っていた。エマ・カレン(ヘイリー・ベネット)は、賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)を中心に、ギャンブラーのジョシュ(クリス・プラット)、流れ者、スナイパーなど7人のアウトローを雇う。町を守るために立ち上がった彼らは、いつしか自分たちの目的が、金のためだけではなくなっていることに気づく――。世界の名だたる巨匠が師と仰ぐ黒澤明監督の代表作『七人の侍』(’54)と、その舞台を西部開拓時代のメキシコに移してリメイクした名作ウェスタン『荒野の七人』(‘60)が、いま改めて個性豊かな豪華キャスト陣で現代に蘇る本作。メガホンをとったのは、デンゼルの主演作『トレーニング デイ』『イコライザー』や、ジェイク・ギレンホール主演の『サウスポー』で、男たちの重厚なドラマを描いてきたアントワーン・フークア監督。今回、『七人の侍』『荒野の七人』、どちらのDNAも受け継ぎながら、初のリメイク作品を手掛けている。ついに解禁された日本版予告編では、無慈悲にも街を荒らされ、嘆く女性エマのセリフから始まる。主演を務めるデンゼルが演じるサムは、「復讐を望む?」と問いかけるが、彼女は「正義を復讐は手段よ」と決意の眼差しを向けている。続く映像では、サムの華麗な銃さばきが目を惹くが、そこで「もう閉店なのか?」と話す男ジョシュを演じるのが、『ジュラシック・ワールド』など話題作に引っ張りだこのクリス。彼が演じるジョシュは、愛嬌たっぷりでコミカルではありながら、おとこ気も感じさせる愛すべきキャラクターだ。そして、「Heavy Young Heathens」の「House of the Rising Sun」がクールに流れる中、イーサン・ホークやイ・ビョンホンらが演じる最強のワルたちが次々に暴れまわる! 「ド派手にやろうぜ」のセリフ通り、銃撃戦、爆発、ナイフさばきなど、怒濤のアクションシーンが連発。賞金稼ぎ、ギャンブラー、スナイパー、ハンター、暗殺者、流れ者、戦士。個性豊かな7人のアウトローたちが、彼らの流儀で悪を裁いていくさまをスタイリッシュに映し出していく。デンゼルとイーサン、そしてフークワ監督といえば、『トレーニング デイ』以来、実に15年ぶりとなるタッグ。デンゼルにとって初めてのアカデミー賞主演男優賞をもたらした監督でもあり、本作ではどのようなコンビネーションを見せてくれるのかは要注目。ストーリーの詳細はいまだ謎に包まれているが、この予告編の迫力には期待が高まらずにはいられない。また、アカデミー賞の前哨戦として知られる第41回トロント国際映画祭でのオープニング上映、現在開催中の第73回ベネチア映画祭でのクロージング上映も決定しており、世界的にも大きな注目を集めている本作。デンゼルとクリスの息の合った様子も伺えるコメント映像から、まずは確かめてみて。『マグニフィセント・セブン』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月06日映画『マグニフィセント・セブン』が、2017年1月27日(金)に公開される。1954年に公開された黒澤明監督の映画『七人の侍』。そして、その舞台を西部開拓時代のメキシコに移し、1960年にハリウッドリメイクされた名作ウェスタン『荒野の七人』。これら最高峰の作品たちを原案にリメイクしたのが本作である。監督は『トレーニング デイ』『イコライザー』『サウスポー』など、重厚な男たちのドラマを描いてきたアントワーン・フークア。主演には『トレーニング デイ』『イコライザー』のデンゼル・ワシントン、『ジュラシック・ワールド』のクリス・プラット、『6才のボクが、大人になるまで。』のイーサン・ホーク、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のイ・ビョンホンなど、国際色豊かな豪華キャストが集結する。なお本作は、2016年のトロント映画祭ではオープニング作品、ヴェネツィア映画祭ではクロージング作品として評価を受け、アメリカ初公開では初登場第1位のヒットを記録している。全て本物の巨大セットで撮影し、可能な限り実際のスタントを演じたというリアル感あふれるアクション作品だ。■ストーリーバーソロミュー・ボーグ(ピーター・サーズガード)の支配下で、ローズ・クリークの町の人々は絶望的な日々を送っていた。そんな中、エマ・カレン(ヘイリー・ベネット)は賞金稼ぎのサム(デンゼル・ワシントン)を中心としたギャンブラー ジョシュ(クリス・プラット)、流れ者、ガンの達人など7人のアウトローを復讐のために雇う。町を守るために立ち上がった彼らは、いつしか自分たちの目的が金だけではなくなっていることに気付く。【作品詳細】『マグニフィセント・セブン』(原題:The Magnificent Seven)公開日:2017年1月27日(金) 全国ロードショー監督:アントワーン・フークアキャスト:デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン、ヴィンセント・ドノフリオ配給・宣伝:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2016年07月10日第28回東京国際映画祭内にて、来る10月26日(月)、「歌舞伎座スペシャルナイト」として黒澤明監督作『虎の尾を踏む男達』のニュープリント上映と、歌舞伎俳優・片岡愛之助による歌舞伎舞踊が披露されることがこのほど決定した。今年も10月22日(木)~31日(土)に開催される東京国際映画祭。今回決定した「歌舞伎座スペシャルナイト」は、昨年より映画祭の新たな試みとして実施され好評を博し、今年も実施される運びとなった。2回目となる今年は、日本映画の巨匠・黒澤明監督が歌舞伎十八番の内「勧進帳」を題材に、第二次世界大戦前後に企画・撮影した『虎の尾を踏む男達』を、ニュープリント、英語字幕付きで上映。終戦の年1945年に完成された本作は、日本の検閲官により7年もの間封印されていたが、一部のGHQ担当官たちの政治を超えた芸術に対する理解によって、上映禁止を解除された経緯をもつ作品である。本作の上映前には、歌舞伎のみならずテレビや映画、舞台で幅広く活躍する片岡さんによる歌舞伎舞踊「雨の五郎」を上演。「雨の五郎」は、歌舞伎ならではの艶やかな口説きや、豪快な立ち廻りなどの見所満載の演目として、歌舞伎通からはじめて歌舞伎を観る人でも楽しむことができる。また、当日は江戸時代から歌舞伎鑑賞での楽しみの一つであるお弁当が、「歌舞伎座スペシャルナイト」特製のスペシャルメニューとして提供される。戦後70年の今年、国境を越えて愛された日本映画の名作と歌舞伎舞踏が堪能できる一夜をぜひチェックしてみて。「歌舞伎座スペシャルナイト」は10月26日(月)、第28回東京国際映画祭内にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年09月14日7月14日(火)放送の「踊る!さんま御殿!!ママだらけ SP」(日本テレビ)に、15年ぶりの出演となった岡江久美子や出産間近の藤本美貴らママタレントたちとともに、「Miss TGC 2014 特別審査員賞」を受賞した人気モデルでシングルマザーの結子が初登場。司会の明石家さんまにイジラれ倒されていることが分かった。幸せいっぱいのママも、バツありママも、溜まりに溜まった夫への不満や育児への本音をぶっちゃける今回。唯一のパパである、さんまさんが1人で応戦するも、さすが母は強し!果たして、ママたちの本音トークは収拾がつくのか、否か…。15年ぶりに「さんま御殿」に登場したベテラン女優・岡江さんは、娘・大和田美帆の結婚式でウソ泣き!?プレゼントに対してボロクソの感想を述べたことをぶっちゃけ、さんまさんも唖然。次々と明らかになる岡江さんの知られざる裏の顔に、「この女はアカンわ…」とお手上げに!?また、バツイチ女優の菊池麻衣子は、かつて「さんま御殿」で共演した俳優Sに突然のマジ告白。その意外すぎるお相手にスタジオは騒然となるも、「優しいパパになるぞ!」と、さんまさんからは後押しも。菊池さんがラブコールを送る相手とは、いったい誰!?そして、第2子を出産間近の藤本美貴もふっくらしたお腹を抱えて登場。バッグだけで合計1千万超え、朝からメイクは完璧という驚くべき世田谷ママ事情を、田中律子とともに明かしていく。さらに、地上波ゴールデンのバラエティに初出演となった結子さんは、周りに“パーリーピーポー”が多いせいで、娘によからぬ影響が出ていると悩みを打ち明ける。21歳で帰国子女、人気モデルにしてバツイチギャルママという、いろいろ規格外の彼女をさんまさんがイジリ倒すことに!?このほか、青木さやか、黒田知永子、スザンヌ、田丸麻紀、根本美緒、MALIA、村上知子が登場。ママたちの本音だらけトークに、ぜひ注目してみて。「踊る!さんま御殿!! ママだらけSP」は7月14日(火)19:56より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日ミキティの妊婦ファッション「ミキティ」の愛称で、男女問わず人気のある藤本美貴。現在は、タレント業の他、育児に奔走しており、また、二人目をお腹に抱える妊婦でもある。忙しい毎日を送りながらも、オシャレに手を抜かないのがミキティ流。彼女のオフィシャルブログ「Miki Fujimoto Official Blog」には、妊婦ファッションのヒントが散りばめられている。「妊婦だからってあきらめたくない」同ブログ5月15日付け記事において、彼女はFENDIのフラットシューズを購入したことを報告。ホワイトオーキッドをあしらった夏らしい柄はお気に入りのようで、「ヒールは履けないけど、妊婦だからってあきらめたくない」とオシャレへの熱い思いを告白した。ワンピースで楽ちんオシャレまた、「今年は楽ちんなお洋服が多い」とのことで、同ブログ5月12日付け記事では、マタニティ服に頼らない私服を公開した。The Dayz tokyoのワンピースはゆったりと着られて、妊婦でも問題なし。さらに、クロエのバッグや、イザベルマランのショートブーツをあわせて、アクティブでオシャレなコーディネイトに仕上げている。【参考】・藤本美貴 オフィシャルブログ「Miki Fujimoto Official Blog」
2015年05月17日美貴本は、スポーツやアウトドア向けのスマートグラス「Recon Jet」を5月中旬より発売する。速度や移動距離などをリアルタイムで表示するほか、カメラを内蔵しており、写真や動画を撮影できる。価格はオープンで、市場想定価格は税別88,800円。「Recon Jet」は、内蔵されたセンサーにより速度、移動距離、継続時間、上った高度などを計測しリアルタイムで表示できるスポーツ向けのスマートグラス。操作は、光学タッチパッドから行う。あらゆる天候やグローブを着けた状態でも操作できるという。また、ANT+、Bluetooth 4.0(Bluetooth Smart)をサポートしており、ウェアラブルデバイスによって計測したデータをグラス上に表示することもできる。さらに、スマートフォンと連携させることで、発着信の通知や受信したメッセージ、SMSメッセージを表示することも可能となっている。そのほか、720pのカメラを内蔵しておりHDビデオや静止画の撮影もできる。「Recon Jet」の主な仕様は次の通り。CPUは、ARM Cortex-A9(デュアルコア、1GHz)。内蔵メモリは1GB、ストレージは8GB。重量は約60g。ディスプレイは、ワイドスクリーンWQVGA(16.9)。バッテリー持続時間は約4時間から6時間。通信面では、IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0(Bluetooth Smart)、GPS、ANT+をサポートする。カラーバリエーションは、マットブラックとホワイトの2色。
2015年04月20日タレントの藤本美貴(29)が2日、レギュラーコメンテーターを務める日本テレビ系情報番組『PON!』に生出演。第2子妊娠4ヶ月である藤本は、改めてテレビで妊娠を生報告した。【写真】第1子妊娠時…9ヶ月の大きなお腹を抱えるミキティMCのビビる大木が番組冒頭で「うれしいニュースが飛び込んでまいりました」と切り出し、共演者が拍手で藤本の妊娠を祝福。藤本は「ありがとうございます!」と笑顔で感謝し、「2人目なんでゆっくりできないですけど」と話しながらも「ちょいちょい、とね」と第1子の出産を経験した母親らしい余裕も感じさせた。また、藤本と同じ時期にモーニング娘。に所属していた矢口真里の元夫で、同番組の料理コーナーに出演するタレントの中村昌也からも「おめでとうございます」と祝福のメッセージを送られた。
2015年02月02日タレントの藤本美貴(29)が30日、自身のブログを更新し、第2子妊娠4ヶ月であることを報告するとともに「すごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と心境を明かしている。【全身ショット】さわやかなパンツスタイルを披露したミキティ「皆様へ」と題したエントリーで藤本は「一部報道で既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんがこの度第二子を授かる事が出来ました現在は妊娠4ヶ月に入っています」と報告。「いつも応援して下さる皆さんには安定期に入ってからきちんと私の方からお知らせしたかったのですが…ごめんさい」としつつも「お陰様で体調も良くすごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と喜びをつづった。続けて「2人目はまた違った大変さがあると思いますが今は虎之助との時間を大切にしながら過ごしたいとおもいます」とつづると「ブログを読んでくれている皆さんまた色々教えてくださいね」と呼びかけている。藤本は2009年7月に、お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春(39)と結婚。2012年3月に男児(虎之助くん)を出産した。
2015年01月30日様々な場面で活躍する女性達の“輝き”の理由に迫る連載インタビュー企画。第11回目は、弱冠30歳にしてパレスホテル東京のショコラティエールに就任した小林美貴さんが登場。インタビュー当日は、この日のために特別に作品を製作してもらいました。ショコラで出来た箱の中には、パールのショコラが敷き詰められ、その上にまるでジュエリーのようにボンボンショコラが並んでいました。――この日のためにお作りくださった作品、これはすべてショコラで出来ているのですか?はい。箱の壁面や蓋もすべてショコラで出来ていて、食べることが出来ます。パールは、パフをショコラでコーティングし、ラメパウダーをまぶしてあります。ココナッツとアーモンド入りのプラリネ「ココ・プラリネ」、レモンとライムのリキュールを使った「シトロン・ヴェール」、ピスタチオのペースト入り「ピスタチオ」、塩キャラメル風味の「キャラメル・サレ」、ウイスキー「響」の17年物を使った「ヒビキ」など人気のボンボンショコラを並べました。――この作品は販売されているのしょうか?ボンボンショコラは「ショコラアソート」としてパレスホテル東京内の「スイーツ&デリ」にて販売を行っております。箱に入った作品としてはお店で通常販売は行っておりませんが、オーダーをいただいたお客様へ特別にお作りすることがあります。――千代紙のようなこの作品もショコラ?これは「千代ちょこ」というプレート型のショコラです。日本の伝統美からインスピレーションを得て、江戸千代紙や着物、浴衣に使われる伝統的な模様を1枚1枚に丁寧にプリントして仕上げています。それぞれ味が違うんですよ。歌舞伎のモチーフがプリントされた赤いショコラはカカオ70%で深い苦味と香りを感じられます。ピンクの桜模様がプリントされたショコラは、ミルクジャム風味の甘さを引き立てるようカカオを36%配合しています。他にも、ローストナッツの香り漂うショコラ、甘さを抑えたホワイトショコラなど全6枚が一箱になっています。外国人の方へのギフトとしても喜ばれています。――見ても、食べてもおいしいショコラ!素敵ですね。ポリフェノールなどを含むショコラは身体に良いと言われますが、実感されますか?ショコラを食べると皆が笑顔になりますよね。だからショコラには幸せになる成分が入っているのでは、と思ってしまいます。チョコレートパックがあるくらいなので、美容にも効果があるのではないでしょうか。――そろそろクリスマス。パレスホテル東京ではクリスマスケーキも毎年人気だそうですね。12月20日から25日までクリスマスケーキの販売を行っており、現在予約を受け付け中です。個人的なおすすめは「エモーション」と「ボネ・ド・ペール・ノエル」いうケーキです。真っ赤なサンタ帽の形をしたボネ・ド・ペール・ノエルは、サンタの赤い帽子を取ると中からサンタの彫刻のようなショコラが現れるチーズケーキ。エモーションは、ホワイトチョコレート製のギフトボックス入りで、箱を開けると、ショコラのシュークリームで出来たクリスマスツリーが現れるんです。ボックスをラッピングしているリボンまでショコラで出来ています。インパクトあるこれらのケーキは、開けて驚きを与える、食べて笑顔になれるという、お子様から大人の方まで楽しめるケーキです。ホームパーティーなどでもきっと盛り上がって頂けると思います。今年も皆さんに素敵なクリスマスを過ごしてほしいと思っています。――ちなみに、今年のクリスマスの過ごし方は?クリスマスは繁忙期なので、いつも働いています。華やかなものを作り、素敵な時間を演出することが仕事なので、今年も頑張りたいと思います。【小林美貴プロフィール】1983年、栃木県生まれ。国際製菓専門学校卒業。2003年エーデルワイス ヴィタメール入社。06年に渡仏し、リヨンのフランソワ・ジメネーズでショコラの修行をする。帰国後、09年ロッテのシャルロッテチョコレート開業にシェフ・ショコラティエール携わる。11年、野口入社。12年、パレスホテル入社。ショコラティエールとして、パレスホテル東京で提供するすべてのショコラを監修する。作品は、パレスホテル東京内の「スイーツ&デリ」にて、通年購入が可能。
2014年11月22日映画『蜩ノ記(ひぐらしのき)』が10月4日(土)に公開を迎え、主演の役所広司を始め、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、小泉堯史監督が舞台挨拶に登壇した。黒澤明監督の下で長年、助監督を務めた小泉監督が葉室麟の直木賞受賞小説を映画化。ある事件の罪で10年後の切腹とその間に藩の歴史を綴った「家譜」の編纂を命じられた戸田秋谷の元に若き藩士・檀野庄三郎が訪れる。藩からの“見張り役”として送り込まれた庄三郎だったが、徐々に秋谷の人柄に心酔し、その家族とも打ち解けていき…。初日を迎え、晴れ晴れとした表情の役所さん。念願の小泉組への参加となったが「ツイていたと思います。小泉組もそうですがその作品で秋谷という役に出合えたことに縁(えにし)を感じます」と嬉しそうに語る。岡田さんは、劇中の庄三郎と秋谷の関係そのままに役所さんに憧れ、現場でもその立ち居振る舞いに心酔したよう。「主役としての立ち方、そして人としての現場での在り方。黒澤組のスタッフさんたちが、役所さんを見ながら僕に『あれがいい。ああいう人を支えたくなるんだ。お前もああいうふうになれ』と言ってくださいました。その人柄を直に見ることが出来て幸せでした」とふり返る。堀北さんも「いい経験をさせていただきました」と充実した表情。「所作に舞とクリアしないといけないことも多かったですが、いい緊張感の中で臨めたと思います。撮影に入る前に監督とお話をさせていただき(演じた)薫についてたくさん伺い、参考となる本も渡されたのですが、ここまで監督の中にイメージがおありなら、少しでもそこに近づけるように努力しようと思いました」と語る。原田さんは黒澤作品への出演経験もあるが、今回、小泉監督の下に、すでに引退したスタッフも含め、黒澤組を支えた人たちが集結したことについて「懐かしい面々であり、共に戦ってきた仲間です」と嬉しそう。「セットでボーっとした時間を過ごすのが好きなんですが、思いのほか撮影が早く終わってしまって、もう少し長くそこにいたかったというのが本音です」と少しだけ寂しそうに語った。小泉監督は「スタッフはみんな、黒澤監督の教えを受けており、支えてくれるのでやりやすかったです。キャストにも恵まれ、その日、現場に行けば秋国や庄三郎に会えるというのが楽しみでした。そうした雰囲気が『フィルムに出る』と黒澤監督もよく仰ってました」とうなずく。この日は、黒澤組で長くスクリプター(記録係)を務めた野上照代さんが客席で映画を鑑賞したが、コメントを求められると「黒澤さんの声が聞こえます。『小泉、うまくなったな。100点満点やろう』と」と語り、小泉監督は「涙が出てきそうです」と感激。野上さんは撮影現場にも足を運んだそうで、岡田さんはその時の様子について「『頑張れよ!』と言われて帰っていかれて(笑)、カッコいいんです。素敵でした」と目を輝かせていた。『蜩ノ記』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:蜩ノ記 2014年10月4日より全国にて公開(C) 2014「蜩ノ記」製作委員会
2014年10月05日藤本美貴、インストラクターに夢中元・モーニング娘。の藤本美貴さん。現在は、タレント活動を続けながら、ヨガインストラクターとしても活躍をしています。彼女のオフィシャルブログ「Miki Fujimoto Official Blog」の8月19日付けの記事では、久しぶりに開催したというヨガ教室の話題があがっており、ギャル曽根さんや、亀井さんなど芸能人が生徒として通っていることを明らかにしました。また、今月30日には大阪でヨガ教室を開催するそうで、「楽しみが広がる」とコメント。インストラクターの仕事に夢中になっている様子がうかがえます。旦那さんとラブラブデートまた、藤本さんと言えば、芸能界きってのおしどり夫婦としても有名で、旦那さんであるお笑い芸人・庄司智春さんとは常にラブラブ。同ブログの8月15日付けの記事でも、2人のデートについて報告がされています。デートの行き先は、レディ ガガのライブ!「やっぱりガガ様最高」と大満足の2人は、帰りに馬肉屋さんへ。「素敵な1日でした」とデートを満喫した藤本さん。彼女のキラキラと輝き続ける魅力の秘密は、ヨガと旦那さんへのいつまでも変わらない愛にあるようです。【参考】・藤本美貴オフィシャルブログ「Miki Fujimoto Official Blog」
2014年08月21日WOWOWでは6月9日に、ビヨンセがアーティスティックディレクターとトリを務めるコンサート「サウンド・オブ・チェンジ」(日曜午後4:30)を放送する。その完全版の試写会がグッチ銀座にて行われ、元モーニグ娘。でタレントの藤本美貴がSPゲストとして登場した。先月30日に俳優の中村昌也と離婚した元モーニグ娘。の矢口真里について、藤本は「連絡を取っていないので、私はTVなりネットなりで報道されている事を知るという感じ。体調が良くないという報道もあったので、体調だけは早く良くなってもらいたい」と心配顔。離婚という事実については「2人で話し合って決められた結果ということで、それぞれ別の道にはなるけれど、改めて幸せになってほしい」と前向きに受け止め、エールを送っていた。同番組は、グッチが少女と女性の権利拡大を目的としたキャンペーン「チャイム・フォー・チェンジ」の一環として、今月1日にイギリス・ロンドンで開催されたコンサートのダイジェスト版。ジェニファー・ロペス、メアリー・J.ブライジら豪華アーティストらがパフォーマンスを繰り広げる。女性として妻として、そして一児の母親としてタレント活動を続けている藤本は「仕事をしているので、四六時中子供の傍にはいられないけれど、一緒にいる時間は超ピッタリしています」と幸せそう。夫でお笑いタレントの庄司智春は、育児に協力的だそうで「仕事と仕事の合間に時間があるときは家に帰って来て子供と会うし、家族の時間を大切にしてくれています」と夫婦円満ぶりをアピールしていた。家での庄司は「ミキティ~」とは叫ばないそうだが、藤本は「息子には『ミキティ~』と叫んでほしい。タンクトップも破れる仕様にしたい」と語り、集まった報道陣を笑わせた。「子供がやりたいことは、できる範囲でやらせたい」という藤本だが「旦那も芸人はダメだと言っているし、アイドルも絶対反対ですね。大変だからこそ、違う道に促します」と芸能界入りは断固反対の立場。それでも子供が芸能界に入りたいと言ったら「う~ん、芸人もアイドルもどっちも嫌。まずは普通に、手に職をつけてもらいたい」と母親としての切実な願望を明かした。■THE SOUND OF CHANGE LIVE6月9日(日)午後4時30分からWOWOWでオンエアー ・WOWOW公式サイト ■CHIME FOR CHANGETHE SOUND OF CHANGE LIVEは、CHIME FOR CHANGEを設立したグッチがこのライブイベントの実施費用を負担しチケットの収益の全額(VATとサービスフィーを除く)が、70カ国以上120以上に及ぶ、さまざまなプロジェクトを通じて、少女と女性の支援に役立てられる。 ・公式サイト
2013年06月07日働く女子を刺激するAnother Action、ウーマンタイプがお送りするランチタイムのお慰みコラム【ビバ!ばら色人生から学ばせて】の、今回のテーマはズバリ元モー娘。藤本美貴に学ぶ「女のステルスマーケティング」 。モーニング娘。に関して特に思い入れもなく(世代的にちょいズレます)過ごしてきた私ですが、娘。さんたちのその後の人生は波乱万丈で結構好み。大所帯アイドルの先輩であるおニャン子たちが割と堅実な人生を歩んでいるのに対し、娘。さんたちはまるで「勢いと憧れだけで芸能界に入るとこんなんなるで!」というお手本のようであります。さて、そんな「女ののど自慢」的半生の娘。たちの中で、ひとり手堅く強かに立ち回る猛者が本日の主役、藤本美貴。通称「ミキティ」です。松浦あややに寄せられる「本当は40代ですよね?」という疑惑も、辻ちゃんへの「ウィンナーに火ぃ通してませんよね?」という疑念も、「加護ちゃん、すぐ離婚だよ離婚!」と心のみのもんたが発動されることもない。微妙な立ち位置で娘。時代を過ごし、微妙な立ち位置の芸人と結婚し、現在飽和状態のママタレ界に首の皮一枚で繋がらんとする女。そんなミキティの人生から今回学ばせて頂きたいのが、「女のステマ」についてです。この度、無事男子をご出産された藤本美貴から学ぶべき処世術とはどんなものか?続きはウーマンタイプにてお楽しみください。>> 元モー娘。藤本美貴に学ぶ「女のステルスマーケティング」 【連載:ビバ!ばら色人生から学ばせて Vol.4】
2012年04月10日ミキティが男児を出産。2012年3月27日午前7時3分、第1子となる3065グラムの男児を、庄司智春の妻、藤本美貴が出産した。出産前日に沖縄・宜野湾を中心に開催中の『第4回沖縄国際映画祭』に参加していた庄司智春は立会いにも間に合ったそうだ。所属事務所からは「大切な小さな命。本当にかけがえのない天使のような我が子を、これから私たちらしく二人で大切に育てていきます」というコメントが出産当日にすでに送られている。幸せいっぱいのパパとママ。藤本美貴のオフィシャルブログでは、すでに「ベビティ」の写真がアップされ、かけがえのない天使と幸せいっぱいのコメントが載せてある。初産にしては6時間と安産だったようだ。藤本は今月の21日まで新番組の制作発表会見に出席するなど、ぎりぎりまで仕事をしていた。「我が子を家族のように楽しみにしてくれていた皆さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉も添えている。元の記事を読む
2012年03月28日ミキティーが、臨月突入のおへそは限界のお腹を公開元モーニング娘のタレント藤本美貴が自身のブログで臨月突入の大きなお腹のショットを公開した。藤本は『臨月に突入の私』という見出しで3月6日にブログを更新した。自身も驚く大きなお腹に、いよいよ出産間近を意識し始めたようだ。ブログから臨月に突入の私私のbodyが凄い事になってますねこんなに大きくなるといよいよな感じお腹にいまのところはなんとか妊娠線も出来ずに耐えてる感じおへそは限界な感じだけどねもともとの私の身体ってどんなんだっけもう思い出す事さえ出来ないよくね。。。浮腫は大丈夫ってコメントで聞いてくれる方が居るんだけど大丈夫ですよと記し、体調も良いようだ。臨月を迎えると母体への負担も増大し、多くの女性は早く出産が始まるようにと望むという。ミキティーもあと少しで新米ママに...。無事出産の吉報ををファンは待っている。元の記事を読む
2012年03月08日ミキティ、妊娠7カ月の大きくなったお腹をブログで公開!元モーニング娘の「ミキティ」こと、藤本美貴が26日の自身のブログで妊娠7カ月の大きいお腹を公開した。写真は藤本がお気に入りのシーバイクロエのセーターを着ているものの大きくお腹がせり出しているのが分かり、藤本はチビセーターになったと記している。吉本興業の人気お笑い芸人コンビ「品川庄司」の庄司智春と2009年7月11日に結婚した藤本。9月に待望の妊娠発表し、出演予定であったドリームモーニング娘の秋のコンサートツアーに出演せずに体調を大切にし、順調に妊娠生活を送って来たようだ。ミキティの26日のブログより今日のお仕事終わり~初めて着るお気に入りのシーバイクロエお腹が大きいからチビセーターみたいになっちゃってるこれも期間限定の悩みだね愛おしいお腹ですと記し、まだ見ぬ我が子への溢れる愛情が感じられる。元の記事を読む
2011年12月29日ミキティー(藤本美貴)が結婚生活をのろけるタレントの藤本美貴が18日、都内で行われた「花畑牧場練乳ミルクセーキ」(ダイドードドリンコ)の新商品発表会に出席した。2009年11月に結婚したお笑いタレントの夫(庄司智春)との結婚生活の様子を聞かれ「(ミルクセーキより)甘いと言いたい」とノロけた。とろける甘さが特徴の「花畑牧場練乳ミルクセーキ」を試飲した藤本は「おいしい!だんなも甘いものが好きなので喜びそう。これを飲んで(2人の関係を)もっと甘くしたい」と美味しさをアピールした。同席していた花畑牧場社長のタレント、田中義剛は「後味が悪い甘さもあるから気をつけて」と突っ込みを入れた。また、中沢裕子(38)安倍なつみ(30)ら元モーニング娘のメンバーで結成し、藤本も在籍しているドリームモーニング娘についても田中は「何がドリームだ?夢も希望もねえじゃねえか。『姥捨山(うばすてやま)』でいいんじゃねーか」と毒舌をはいて周囲を笑わせていた。なお「花畑牧場練乳ミルクセーキ」(8月22日発売)は北海道産の濃厚な練乳を使用しスイーツの様な甘さに仕立てた。希望小売価格は120円、容量は250グラム。元の記事を読む
2011年08月26日タレントの藤本美貴が11月22日(月)、東京・港区のスペースFS汐留で行われた映画『キル&キス』(ロバート・ルケティック監督)の試写会イベントに出席した。今月10日に父親を亡くしたばかり。取材陣から吹っ切れた?と聞かれると「突然のことでビックリしていてまだ信じられない。でも私が元気にテレビに出るのを楽しみにしていた」と自身のブログに16日付けで綴った言葉を改めて語り「吹っ切るというより、思いを胸に頑張っていこうと思います」と前向きに天国の父へ誓い。「今日のイベントも?笑顔で楽しく頑張りました。父は『ナイス、ミキティ』って言ってくれていると思います」と最後まで笑顔を絶やさず話した。本作は、運命的な恋に落ちて結婚した男女が、結婚3年目に夫が実は元凄腕スパイだったことから“3年目の危機”を迎える様を描くラブコメディ。タイトルにちなみ藤本さんは、今年7月にお笑いタレント、庄司智春(品川庄司)と結婚1周年を迎えた生活でのキスについて「日常的?はい。うちはアメリカンな家庭なので感情表現はしっかりと。『おはよう』、『おやすみ』、『行ってきます』などのレギュラーキスと、『ご飯おいしかったよ』などのイレギュラーキスがあって、1日10回以上はしています」と冷めないアツアツぶりを告白。赤ちゃんについては「今年中にはないです。もちろん欲しいとは思っていますから来年はどうなるか分からない。でもいつまでに、みたいなのはないです」。クリスマスは子作りする?とかなりストレートな質問にも思わず吹き出しながら「私の一存では…。お互いの気持ちが合えば」と意欲を見せ、いい夫婦の日の今日は?とこれまたかなりぶしつけな問いには「今夜はないです。チューをいっぱいしようと思います」と話した。『キル&キス』は12月3日(金)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:キス&キル 2010年12月3日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© 2010 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.■関連記事:結婚の裏に隠された秘密は?投稿で豪華プレゼントも!『キス&キル』カップル試写会に20組40名様ご招待
2010年11月22日宮藤官九郎が黒澤明を語る――。一見、意外なシチュエーションに見えるが、宮藤さんに言わせると黒澤作品は「ある意味、かなりパンク」であり、自身の手による舞台やドラマ作品において、多大なる影響を受けたという。特に、宮藤さんが愛してやまない作品が、黒澤監督が還暦を迎えた1970年に公開された、黒澤監督にとって初のカラー作品『どですかでん』。山本周五郎の「季節のない街」(新潮文庫刊)を原作に、とある町のはずれに暮らす人々の姿を、知的障害を持つ“六ちゃん”を中心に描き出す。日本映画専門チャンネルでは、「メモリーズ 我が心の黒澤明」と題して、生誕100周年を迎えた黒澤明について、ゲストがその思いを語る特別番組を放送中。7月は宮藤さんが先述の『どですかでん』をテーマに黒澤明の“凄まじさ”を語る。放送を前に、宮藤さんに話を聞いた。まずは単刀直入に、映画人・黒澤明の魅力とは?宮藤さんは「いびつでどこか壊れてる感じ」とまさに“パンク”な要素を挙げる。「『用心棒』から『椿三十郎』、比較的新しい作品で言うと『影武者』とか王道の娯楽映画を撮ってて、ああいうのはすごく“男子”の合戦願望とか、戦いたい欲望みたいなものを満たしてくれる部分があって、それはそれで好きです。でも、それとはまた違うタイプの作品、例えば『どん底』とか『羅生門』とか…すごく好きですね。どこか歪んでる…例えば『用心棒』の出だしの(居酒屋の親父役の)東野英治郎さんのセリフの聞き取れなさとか。説明してるセリフなのに聞き取れないってすごいなぁって。何となくは分かる。『この人、すごく怒ってる』ってことは分かるんだけど、とか。そういう部分での、『いいや、聞こえなくて』みたいな感じがすごく好きです。それは、黒澤さんの中でわりと最後まで一貫してそうだったのかな。『まあだだよ』もある意味、壊れてる映画ですからね。結局、猫が居なくなって、帰ってきたという話かって(笑)。そういうところもすごい好きですね。なんか、冷めてるのか、客観性がないのか、計り知れないんですよ」。続いて話題は黒澤映画の影響を受けた上での宮藤さんの創作について。黒澤作品に限らず、過去の様々な作品から多大なる影響を受けてきたという宮藤さん。これまで手がけてきた舞台、ドラマや映画においても“オマージュ”と見受けられる部分も多々あるが、宮藤さんは、他人の技術や手法をどのように自らの作品に取り込んでいくのか?「僕は結構、すぐやっちゃいます(笑)。見えるところ、見えないところ含めて。いま、自分が好きなもの、世の中でどうのっていう以前に、自分の中で勝手に気になっているものを入れることもあるし、それこそ『どですかでん』のようにずっと好きなものを入れちゃうときもあるし。正直、周囲が知ってるか知らないかも関係ない。少しでも周囲を気にすると、大抵は失敗するんです。演出のときも、『どですかでん』のあの感じでお願いします、っていうのはわりとすぐ言っちゃうんですよ。あと、多いのは『爆裂都市 BURST CITY』。そこで『ゴッドファーザー』みたいに、とか言えればいいんですけどね(苦笑)。最近、怖いのは自分で気づかずに自分の作品をマネしてることがあるとき。それ『マンハッタンラブストーリー』のあれだよね?とか、それって『キャッツアイ』のあれだねとか言われて『あぁ、それもうやってたね。どうりで面白いと思った』って(笑)」。余談だが、宮藤さんの脚本・演出による刑事ドラマ「うぬぼれ刑事」がまもなくスタートするが、これまで、いろんなメディアでビートたけし主演の刑事ドラマ「刑事ヨロシク」への愛を訴えてきた宮藤さん。もしかしたら随所にオマージュも…?オマージュという言葉が出てきたところでもう一問。監督としてであれ、脚本家としてであれ、もしも好きな黒澤作品を自身の解釈でもう一度作り直せるとしたら?「リメイクは相当、難しいですよね、そのまま作るにしろ、思い切り変えるにしろ。『隠し砦の三悪人』を『スター・ウォーズ』に変換したというのがすごいし(※『スター・ウォーズ』はこの作品を元に着想されており、アンドロイドのC-3POとR2-D2のコンビも本作の人物をモチーフにしている)、『用心棒』に自分の解釈を入れて西部劇にした(※セルジオ・レオーネ監督『荒野の用心棒』)っていうのが凄まじいことですよね。自分でやるなら、全く違うエピソードで『どですかでん』作ってみるのとかはいいかも。(オリジナル同様に)“どですかでん”って言ってる登場人物はいるけど、全く別の話とかね。やっぱり黒澤映画は好きな人が多いだけに難しい。僕にとってはせいぜい飲み屋の話題で“いま、『七人の侍』やるなら誰で作るか”とかで…(笑)」。1998年に黒澤監督が亡くなったとき、宮藤さんは「もう、芝居の仕事はしてましたね」という。さらに「亡くなられたってことも驚きましたが、88歳という年齢にもびっくりしたのを覚えています」とも。黒澤監督をはじめ、この世代の“巨匠”たちのバイタリティに改めて感服したようにこう続ける。「新藤兼人さんとかもすごいですよね。僕、新人監督として“新藤兼人賞”いただいて、授賞式でお会いしたんですが、そのときで90歳は超えてらして、挨拶で『映画の95%は脚本です!』っておっしゃってました。(一昨年、亡くなった)市川崑監督も、すごい量のタバコ吸ってて、でも九十幾つまで映画撮り続けて。すごいですよね」。映画の話が続くうちに、“監督”としての本性、映画を撮りたいという願望がどうにも隠せずにニョッキリと顔を出してきたようだが…。「いや、やりたいとは言ってるんですけどね。もちろん、それだけじゃやらしてもらえない。『じゃあ書いてください』と。当然ですね(笑)。まぁ多分、自分で書くんだと思いますが」。飄々というか、ノラリクラリと言うべきか…。とは言え、最近観たというある映画を引き合いにこんな言葉も。「韓国の『息もできない』っていう映画がすごい面白くて。元々、監督ではなく役者さんが、どうしてもやりたいっていうことで始めて、途中でお金がなくなって、家を売ったりして作ったと。そういう話は観た後に聞いたんですけど、やっぱり強い思いによって撮られた映画っていうのはそれだけすごいパワーがあるんだなと思った。だからって家は売らないですけど(笑)。そういう人がドーンってああいう傑作を作っちゃうわけで、僕みたいに『次どうする?』ってを考えてること自体が不純なのかな、とも思って。『あ、これ映画になるんじゃないか?』っていう感じが早く来ないかな、と思って待ってます。なかなかそれが来ないんですが(笑)」。(photo:Ryusuke Suzuki)「メモリーズ 我が心の黒澤明」は日本映画専門チャンネルにて放送。※初回放送は7月3日(土)15:40〜日本映画専門チャンネル公式サイト■関連作品:少年メリケンサック 2009年2月14日より全国にて公開© 2009「少年メリケンサック」製作委員会■関連記事:国内賞レースも本格化『ヴィヨンの妻』『沈まぬ太陽』など日本アカデミー賞最多受賞DVD発売記念クドカン&「少年メリケンサック」メンバーから特別メッセージ到着!ユースケ、宮崎あおいの「胸の感触が忘れられない」主役を差し置きまたも独壇場宮藤官九郎の衝動!「子供以下のおっさん見て、若い人がどう思うか興味ありますね」クドカン、宮崎あおいからのチョコにほのかな期待「もらえなかったら悲しい…」
2010年07月02日