テレビCMの戦略立案、コンサルティングを行う株式会社テムズ(東京都文京区、代表取締役:鷹野 義昭)が運営する「ぐろ~かるCM研究所」( )は、2022年のマーケティング戦略において優れたローカルCM・地方PR動画を発表しました。今年で8回目を迎える「ぐろ~かるCM大賞」は、秀逸なローカルCM・地方PR動画を網羅的に取り扱ったインターネットサイト「ぐろ~かるCM研究所」が主催。同研究所の専門家集団による審査のもと、2021年12月~2022年11月の期間に同サイトへノミネートされたCMおよびPR動画107素材のなかから、各賞を以下のように決定しました。なお、例年は大賞のほか複数の特別賞を発表していましたが、今年は大賞1素材、特別賞1素材の選出となります。これは、新型コロナウイルスの影響により候補となるCM・PR動画が減少したことによるものです。■ぐろ~かるCM大賞2022ぐろ~かるCM大賞2022:両備グループ バスユニット「プロジェクト進行中!」篇両備グループ バスユニット(岡山県)/宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト「プロジェクト進行中!」篇 瀬戸内の公共交通、瀬戸際の正念バッス!?バス車内に設置された奇妙な研究所。研究に勤しむ博士のもとへ、助手のロボット力士が駆け込んできた、「博士、大変です。社長から公共交通を救えとの指令が出ました!」。この超重要課題に対して博士が提案したのは「宇宙一面白い公共交通」の開発!?乗客減少の窮地を打破すべく、両備グループが始動した「宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」。ピンチのはずなのにCMは超ポップ。プロジェクト自体のキャッチーさに加え、アナログ感満載で自虐を交えたクリエイティブが強いインパクトを与えます。<授賞理由>本素材は、公共交通の危機的状況をユーモラスに伝達するとともに、ユニークで新規性の高いプロジェクトをインパクトをもって訴求することに成功しています。アナログ感あるクリエイティブおよび自虐を交えた言葉遊びは、視聴者の興味を喚起するうえで非常に効果的と評価いたします。15秒という短い尺のなかで、強い印象を与えながら、訴求ポイントを的確に伝達する構成も見事です。また、当該素材が訴求するプロジェクトのタイトルも、期待感を醸成する優れたネーミングといえます。そのうえで、運行中のバス車内でのプラネタリウムやアート作品販売、SNSを活用した乗客参加型企画など、期待へ十分に応える施策を展開。他に類をみないアイデアの具現化により、大きな話題性を獲得しています。ピンチに際して攻めの姿勢で斬新なプロジェクトを展開し、当該CMをはじめとした広報施策によって、乗客回復に挑む一連の取り組みを高く評価いたします。■特別賞 ぐろ~かるCM・地域マーケティング賞ぐろ~かるCM特別賞:八十二銀行「勇者たちと王家の秘宝」シリーズ八十二銀行(長野県)/「勇者たちと王家の秘宝」シリーズ第一章「勇者たち遺言信託」篇 全シリーズはこちら 王様の遺言書がないとクエストが始まらない!?「勇者よ!実はワシがお前の父じゃ」。王様から勇者一行に告げられた衝撃の真実。興奮冷めやらぬままに王様は、遺産をすべて勇者に授けると言い出したが…!?長野県を拠点とする八十二銀行によるコミカルな4篇構成のシリーズ。ゲームの世界観をモチーフに、提供サービスを面白くわかりやすく訴求しています。銀行への親しみが増すクリエイティブです。<授賞理由>ゲームの世界観をモチーフにした本素材は、ローカルCMらしい「ゆるさ」とコミカルな展開によって、銀行に対する親近感を醸成しています。遺言・遺産整理・財産管理等、高齢化社会の課題に対応したサービスをコミカルに訴求するクリエイティブは、大手地方銀行としての高い信頼度があってこそ成立するものといえます。また、1素材1メッセージに絞ることで、訴求内容をわかりすく伝達している点も秀逸です。長野県のトップバンクとして培ってきた地域密着のブランドイメージを、さらに強化する素材として高く評価いたします。■選定にあたってのメッセージ 研究所所長 鷹野 義昭いまだコロナ禍明けとはいえないなか、自粛、牽制ムードがローカルCM・地方PR動画の世界でも漂い続けている。特に地方自治体が発信するPR動画では、以前のような「勢い」や「攻め」の姿勢をもったコミカルな素材を目にすることが少なくなった。これは、コロナ対策が優先する行政の立場としては当然の結果ともいえる。そうした背景もあり、本年はCM大賞1素材、特別賞1素材の選出となり、残念ながら地方PR動画については該当なしという結果となった。ぐろ~かるCM研究所で紹介するローカルCMの特徴は、なんといっても「地域密着」にある。今回授賞したローカルCM2素材では、公共交通、地方銀行という比較的“お堅い”イメージの業種が、大きく“くだけた”表現で「親近感」や「インパクト」を醸成している。さらに、マーケティング戦略に則った的確なクリエイティブで、効果的かつ効率的に展開。地域に根ざしたコミュニケーションづくりを、見事にCMへ落とし込んでいる。こうした「ローカルらしい」アイデアやクリエイティブの工夫、そして何よりマーケティング目標の達成に寄与しているかどうかが、今回の選考では大きなポイントとなった。ローカルCMの魅力は、限られた予算のなかで生み出されるアイデア、大胆な冒険、制作側の気持ちが伝わる身近さ、隙きのある楽しさ、等にある。ぐろ~かるCM研究所では、今後も「ローカルならでは」の魅力をもった素材を全国、世界へと発信する一助となっていきたい。そして来年こそは、コロナという言葉を蹴散らし、これまで以上に明るい社会のなかで、「ぐろ~かるCM」の名に相応しい素材と、数多く出会えることを心から祈っている。■「ぐろ~かるCM大賞」の歴代受賞素材<2021年度>CM大賞:別府競輪(大分県)/「恋するけいりん」シリーズ「耳に鉛筆」篇 「100円で遊べる」篇 「きれいな場内」篇 「鉄輪温泉」篇 「パーフェクトカップル競輪」篇 <2020年度>CM大賞:株式会社 田子重(静岡県)/「今川さん、田子重ではたらく」シリーズ PR動画大賞:高知市(高知県)/「#田舎暮らしは甘くない」篇 <2019年度>CM大賞:岸田劉生展実行委員会(山口県)/山口県立美術館「岸田劉生展」CMシリーズ PR動画大賞:鳴門市(徳島県)/「Beyond Naruto」シリーズ※現在は非公開<2018年度>CM大賞:臼杵市(大分県)/「う*(すき)プロジェクト」シリーズ※*の箇所はハートマークが正式表記。 PR動画大賞:鹿児島市(鹿児島県)/「維新 dancin'鹿児島市 スペシャルムービー」篇 <2017年度>CM大賞:スペースワールド(福岡県)/「所信表明」篇 PR動画大賞:呉市(広島県)/「呉ー市ー GONNA 呉ー市ー」篇 <2016年度>CM大賞:たかだ引越センター(愛媛県)/「グラビア」篇 PR動画大賞:津市(三重県)/「つがあるって、素晴らしい」篇※現在は非公開<2015年度>CM大賞:五ヶ瀬ハイランドスキー場(宮崎県)/2015CMシリーズ PR動画大賞:おんせん県おおいた(大分県)/「シンフロ」篇 特別賞を含む歴代の全受賞素材は下記URLからご覧いただけます(画像あり)。 ■ぐろ~かるCM研究所日本全国の各道府県で放送されている秀逸なローカルCM・PR動画を選定し、同サイトからユーチューブ動画へリンクする形で数多く紹介している。「笑える」「お色気」「インパクト」「おもしろキャラ」など、さまざまな観点から網羅的に閲覧が可能となっている。「研究所所長」でCM戦略コンサルタントの鷹野 義昭をはじめ、産業能率大学経営学部教授の小々馬 敦氏、CMクリエイティブ・ディレクターの福谷 匡史氏、さらには脳科学者であるNTTデータ経営研究所 茨木 拓也氏を研究員に加えて、ローカルCM・地方PR動画を「総合」「地域密着度」「インパクト度」「クオリティ度」の4つの軸に対し5段階で評価し、専門家によるコメントがつけられている。【専門家・コメンテーター・審査員 詳細】 【サイトへのエントリー条件】地方発で、ユニーク性・オリジナリティが高く、世界へ発信する価値を有したCMもしくはPR動画(15分未満の素材)。CMの場合は、東京キー局・大阪キー局でのオンエアがゼロもしくは100GRP未満であること。■サイト概要名称 : ぐろ~かるCM研究所URL : オープン日: 2015年9月6日運営 : 株式会社テムズ(東京都文京区)■所長:鷹野 義昭プロフィール株式会社テムズ 代表取締役/日本広告学会正会員/日本広報協会 広報アドバイザー大手広告代理店のマーケティングプランナーを経て、現職。1,000素材を超えるテレビCMの戦略立案・分析・調査に約30年携わる。著書に「CM好感度No1.だけどモノが売れない謎 ~明日からテレビCMがもっと面白くなるマーケティング入門~」(ビジネス社)、「モノ売る地方CM コト得るPR動画 ~日本中の心をつかむマーケティング戦略~」(幻冬舎)。「ファインドスター広告ニュース」「ビジネスジャーナル」コラム、月刊「広報」「宣伝会議」等執筆多数。専門家コメンテーターとして、フジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビ「スッキリ」、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」「中居正広のミになる図書館」などに出演。大学・企業等においてセミナー・講義の実績多数。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月05日歌手の中島みゆきさんが、約11年ぶりにCMに出演し、話題となっています。中島さんが出演したのは、2022年に発売30周年を迎えた、サントリー食品インターナショナル株式会社の缶コーヒー『BOSS』のCM。『宇宙人ジョーンズ』のシリーズで知られる同CMの最新作で、中島さんは『宇宙大統領みゆき』という役を演じました。その動画がこちら!宇宙大統領みゆきを演じる中島さんの「まぁ、そんなに働くのが好きなら働けばいいんじゃない?」と呆れた様子を見せたり、「ファイト」と笑顔でつぶやいたりと、キュートな姿が印象的な、今回のCM。CMには、中島さんの楽曲『ヘッドライト・テールライト』と『ファイト!』が使用されています。CMのストーリーや、出演陣の豪華さ、中島さんの楽曲が使用されていることなどに、多くの人が魅了されたようです。・中島さんの元気な姿が見れて、とってもよかった!歌声と話し声のギャップが、やはりたまらなく好きです。・2曲の使い分けが素晴らしい。『ファイト』に楽曲が切り替わってからの、中島さんからの「ファイト」のひと言が最高!・ストーリーに、すごく考えさせられました。深い内容だし、出演者も豪華で、すごく心に残るCM!・宇宙飛行士の野口聡一さんがCMに出てる!大好きだから、姿が見れて嬉しい。今日仕事に行くのが嫌だったけど、頑張れそう。働き盛りの世代にとって、「なぜ働くのか?」「仕事の楽しさとは何か?」を考えるきっかけとなる、素敵なCMですね。[文・構成/grape編集部]
2022年09月05日テレビCMの戦略立案、コンサルティングを行う株式会社テムズ(東京都文京区、代表取締役:鷹野 義昭)が運営する「ぐろ~かるCM研究所」( )は、2021年のマーケティング戦略において優れたローカルCM・地方PR動画を発表しました。今年で7回目を迎える「ぐろ~かるCM大賞」は、秀逸なローカルCM・地方PR動画を網羅的に取り扱ったインターネットサイト「ぐろ~かるCM研究所」が主催。同研究所の専門家集団による審査のもと、2020年12月~2021年11月の期間に同サイトにノミネートされたCMおよびPR動画111素材のなかから、大賞を以下のように決定しました。なお、例年は大賞のほか複数の特別賞を発表していましたが、大賞1素材のみの選出となります。これは、新型コロナウイルスの影響により候補となるCM・PR動画が減少したことによるものです。■ぐろ~かるCM大賞2021ぐろ~かるCM大賞2021:別府競輪「恋するけいりん」シリーズ競輪くらいドキドキ!コミカルラブストーリー別府競輪(大分県)/「恋するけいりん」シリーズ第1話「耳に鉛筆」篇はこちら シリーズ全素材はこちら 別府競輪へデートに訪れたカップル、ケイとリン。「わたし、競輪場、はじめてなんだ」というリンの耳には、他の競輪常連客達と同じ赤い鉛筆が!?「競輪って100円から楽しめるんだって」「別府競輪って空港をイメージしてつくったらしいよ」など、競輪初心者なのにやたらと詳しいリン。彼女が隠している秘密とは?これまでにもコミカルでユーモア満載のシリーズCMを多数展開してきた別府競輪がお届けする、競輪くらいハラハラドキドキのラブ・ストーリーです。<授賞理由>本素材は、過去の別府競輪CMシリーズと同様に、若年層を中心とした集客が目的と考えられます。その目的に対し、カップルの競輪デートという若年層も親近感を抱きやすい設定のなか、テンポ良くユーモアを交えながら別府競輪の魅力を的確に伝達していることが高く評価されます。加えて、ストーリー性があることで続きを期待させる点も効果的といえます。また、「前半にフリ、後半にインパクトあるオチ」「テロップを活用した面白さ」といった要素は、全国的に話題となった「別府競輪の男達」などの過去CMシリーズと共通しています。こうしたトーン&マナーの継承は、これまでのコミュニケーション資産を活かし、引き続き、別府競輪のブランディングに寄与するものといえます。本素材も含め、別府競輪では低迷する競輪界への集客を目的として、親近感と話題性のあるCMシリーズを継続的に展開してきました。本年の選考では、こうした継続性にも高い評価が集まりました。全国的な話題性を獲得した「別府競輪の男達」シリーズ(2008年~)女性も来てね!選手が女装「別府競輪の女達」シリーズ(2017年~)■選定にあたってのメッセージ 研究所所長 鷹野義昭昨年同様、コロナ禍が続くなかでの選定となった「ぐろ~かるCM大賞」。その候補となる秀逸なローカルCMや地方PR動画は、残念ながら非常に少ない状況だった。そうしたなか、今年度の「ぐろ~かるCM大賞」自体の見送りすら考えたものの、「継続の意義」という観点から、ローカルCMの大賞を1点に絞り込む形での授賞となった。その背景には、地方企業にとって先の見えない経済状況、自治体では最優先されるコロナ対策、そして“お祭り気運”が抑制された社会風潮下でのクリエイティブといったことがあり、ある意味、「致し方ない状況」と言わざるをえない。しかしながら、そうしたなかでも「確固たる戦略」のもと、継続的にコンセプチュアルなCM・PR動画展開を行う企業・自治体もみられている。そして、その多くは既に「ぐろ~かるCM大賞」で、なんらかの賞を過去に獲得しており、いままでの授賞の意義が確信めいたものにすら変わったしだいである。今回の別府競輪のCMは、「別府競輪の男達」から始まるシリーズCMの延長にあり、10年以上に渡る「コミカル」で「ウイット」に富んだトーン&マナーの継続が大きな発信力を生み出している。長期に渡る一貫したメッセージの発信は、ブランド育成に高い効果を発揮する。こうした、ひとつの方向にベクトルを束ねることは、確実にコミュニケーションの浸透速度が速まり、期待感を醸成、話題性獲得にもつながるものである。その結果、「あそこ、またCMでやってくれたね」と視聴者に言わしめることで、大きな注目を集めることになるのだ。これはまさに「継続は力」といえよう。そして、同様の「思い」をもって、我々が7回目となる今回の大賞選出にあたったことも付け加えさせていただく。■「ぐろ~かる CM 大賞」の歴代受賞素材<2020年度>CM大賞:株式会社 田子重(静岡県)/「今川さん、田子重ではたらく」シリーズ PR動画大賞:高知市(高知県)/「#田舎暮らしは甘くない」篇 <2019 年度>CM大賞:岸田劉生展実行委員会(山口県)/山口県立美術館「岸田劉生展」CMシリーズ PR動画大賞:鳴門市(徳島県)/「Beyond Naruto」シリーズ※現在は非公開<2018 年度>CM大賞:臼杵市(大分県)/「う*(すき)プロジェクト」シリーズ ※*の箇所はハートマークが正式表記。PR動画大賞:鹿児島市(鹿児島県)/「維新 dancin'鹿児島市 スペシャルムービー」篇 <2017 年度>CM大賞:スペースワールド(福岡県)/「所信表明」篇 PR動画大賞:呉市(広島県)/「呉ー市ー GONNA 呉ー市ー」篇 <2016 年度>CM大賞:たかだ引越センター(愛媛県)/「グラビア」篇 PR動画大賞:津市(三重県)/「つがあるって、素晴らしい」篇※現在は非公開<2015 年度>CM大賞:五ヶ瀬ハイランドスキー場(宮崎県)/ 2015CMシリーズ PR動画大賞:おんせん県おおいた(大分県)/「シンフロ」篇 特別賞を含む歴代の全受賞素材は下記URLからご覧いただけます(画像あり)。 ■ぐろ~かるCM研究所日本全国の各道府県で放送されている秀逸なローカルCM・PR動画を選定し、同サイトからユーチューブ動画へリンクする形で数多く紹介している。「笑える」「お色気」「インパクト」「おもしろキャラ」など、さまざまな観点から網羅的に閲覧が可能となっている。「研究所所長」でCM戦略コンサルタントの鷹野 義昭をはじめ、産業能率大学経営学部教授の小々馬 敦氏、CMクリエイティブ・ディレクターの福谷 匡史氏、さらには脳科学者であるNTTデータ経営研究所 茨木 拓也氏を研究員に加えて、ローカルCM・地方PR動画を「総合」「地域密着度」「インパクト度」「クオリティ度」の4つの軸に対し5段階で評価し、専門家によるコメントがつけられている。【専門家・コメンテーター・審査員 詳細】 【サイトへのエントリー条件】地方発で、ユニーク性・オリジナリティが高く、世界へ発信する価値を有したCMもしくはPR動画。CMの場合は、東京キー局・大阪キー局でのオンエアがゼロもしくは100GRP未満であること。■サイト概要名称 : ぐろ~かるCM研究所URL : オープン日: 2015年9月6日運営 : 株式会社テムズ(東京都文京区)■所長:鷹野 義昭プロフィール株式会社テムズ 代表取締役/日本広告学会正会員/日本広報協会 広報アドバイザー大手広告代理店のマーケティングプランナーを経て、現職。1,000素材を超えるテレビCMの戦略立案・分析・調査に約30年携わる。著書に「CM好感度No1.だけどモノが売れない謎 ~明日からテレビCMがもっと面白くなるマーケティング入門~」(ビジネス社)、「モノ売る地方CM コト得るPR動画 ~日本中の心をつかむマーケティング戦略~」(幻冬舎)。「ファインドスター広告ニュース」「ビジネスジャーナル」コラム、月刊「広報」「宣伝会議」等執筆多数。専門家コメンテーターとして、フジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビ「スッキリ」、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」「中居正広のミになる図書館」などに出演。大学・企業等においてセミナー・講義の実績多数。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月07日フランスのイケオジ俳優、ヴァンサン・カッセルがサントリー食品「オランジーナ」のCMに出演し、話題を呼んでいる。思い返せば、かつての同CMでは、リチャード・ギア演じる“TORA”が『男はつらいよ』の“寅さん”さながらに女性に振られてしまう「ムッシュはつらいよ」シリーズが親しまれた。親しまれるといえば、「BOSS」の“宇宙人ジョーンズ”としてお馴染みのトミー・リー・ジョーンズは、このキャラクターを演じてもう12年になるとか。今回のCM考では、人気海外俳優が出演してきたCMに注目してみた。セクシーなイケオジ俳優ヴァンサン・カッセルも振られちゃう!ヴァンサン・カッセルといえば、『ブラック・スワン』のコーチ役やレア・セドゥ主演『美女と野獣』の野獣から『オーシャンズ』シリーズ、グザヴィエ・ドランのカンヌ受賞作『たかが世界の終わり』、全国順次公開中の『ゴーギャンタヒチ、楽園への旅』などで知られるフランスの実力派。本CMでは、ブラックのスーツと帽子でかっこよくキメたヴァンサンが、思いを寄せていた女性から好きな人を紹介され、失恋してしまうも、「セラヴィ(C’est la vie)」“これが人生さ”と明るく笑い飛ばす度量の大きさを見せている。さらに、そんなヴァンサンを憧れのアニキとして慕う相棒を「バイきんぐ」の小峠英二が演じている点も見どころだ。2012年に日本に初上陸した「オランジーナ」はフランスの“国民的飲料”ということで、当時のCMは日本の国民的映画『男はつらいよ』シリーズをパロディ。お馴染みのあの音楽が起用され、山田洋次監督からのお墨付きも得ていた。国民的といえば、『レオン』『グラン・ブルー』『ミッション:インポッシブル』などで知られるフランスのジャン・レノが、日本の国民的キャラクター・ドラえもんに扮していたことも思い起こされる。2011年、トヨタの「実写版ドラえもん」シリーズでは大人になったのび太を妻夫木聡、しずかを水川あさみが演じる中、CGなどではなく、まさかのジャン・レノが水色のスーツを着て登場した際は、かなりの衝撃を呼んだ。なお、イケオジといえば、最近は『サバービコン 仮面を被った街』などの監督業やプロデューサー業で知られるジョージ・クルーニーのネスレ「ネスプレッソ」CMも、『オーシャンズ』シリーズさながら洗礼された雰囲気で注目を集めた。独身時代はモテモテだったクルーニーらしく、「ネスプレッソ」をキッカケに女性と親しくなるのか…と思いきや、やはり相手にされない展開ばかりなのが新鮮でもあった。“ギタリスト”ジョニー・デップが超絶にカッコイイ!さらに、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の初映像が公開され、悪の魔法使い・グリンデルバルドを演じる姿に注目が集まっているジョニー・デップの新CMが登場!3月13日からオンエアがスタートした「アサヒスーパードライ 瞬冷辛口」の「瞬冷辛口2018ジョニー・デップ篇」では、ミュージシャンとしても活躍するジョニーのカッコよさにしびれるばかり。空港内の格納庫で1人、自前のギターを奏でるジョニー。監督がカットをかけても最後まで演奏を続けるほど、ギターに集中していたという。ジョニーは俳優として大ブレイクする以前から音楽活動をしており、アリス・クーパーやジョー・ペリー(エアロスミス)といったロック界のレジェンドたちと結成したバンド「ハリウッド・ヴァンパイアーズ」は2016年のグラミー賞でも演奏を見せてくれた。まもなく、同バンドの日本ライブも予定されているらしい。また、『ファンタビ』でジョニー演じるグリンデルバルドと対峙することになる、若き日のダンブルドア先生を演じるのはジュード・ロウ。ジュードといえば、小栗旬が桃太郎に扮した「ペプシストロング」のCMで、カリスマ性あふれる激強の“鬼”を演じていたことも記憶に新しい。『ファンタビ』でも、飄々としていながら強力な魔法使いであるダンブルドアとして、その片鱗を見せてくれるに違いない。なお、若き日のジョニーが主演した名作『ギルバート・グレイプ』(93)が、この5月に初めてブルーレイ化されることも決まっている。同作では、当時19歳のレオナルド・ディカプリオと兄弟役で共演し、レオはアカデミー賞に初ノミネートされた。レオといえば、2013年の「ジムビーム」のCMで、実際にアイスピックを使って器用に氷を削る“丸氷づくり”を披露してくれたこともあった。“宇宙人ジョーンズ”が調査開始以来、初のバカンス!?器用に何でもこなせるのは、“宇宙人ジョーンズ”も同じ。とある惑星からやってきたジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズそっくりの地球人になりすまし、さまざまな職業にチャレンジ。未知なる星・地球を調査していく「BOSS」の「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」は実に12年目を迎えている。その最新版では、なんと、ある港町で和久井映見らと“海女”に挑戦。冷たい海での仕事を嘆く彼女たちに触発されて、調査開始以来、初のバカンス(!?)に出かけることに。そんなジョーンズにハワイのイメージを強烈に植え付けるのが、“上から目線”の調査員監視係“宇宙人アシダ”こと芦田愛菜!今度は映画で2人の共演を見てみたい気もする。キラキラ輝く女性セレブたちの姿も一方、数々のハリウッド女優をイメージキャラクターに起用してきたことで知られるのが、ユニリーバの「LUX」。日本では世界に先駆けてシャンプー・コンディショナーなどのヘアケア製品を投入したそうで、歴代CMにはアカデミー賞女優のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ペネロペ・クルス、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ。さらに人気海外ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のニーナ・ドブレフ、そして現在は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開も楽しみなスカーレット・ヨハンソンと、まさに豪華絢爛。美の極致を見せてくれる。また、ミランダ・カーは「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」、P&G「ボールド」、サントリー「黒烏龍茶」など、これまで多数のCMに登場してきたが、現在、マルコメ味噌のCMにも出演しているのが驚き。美と健康に気を使うハリウッドセレブたちに和食が浸透してきている中、ミランダ自身が開発に関わったコラボ商品「オーガニックみそパウダー」も含め、5本のTVCMが製作されている。今回挙げたものは、近年のほんの一部。本国では日本のCMに出演していることはあまり大きな声ではいえないようだが、それでも、より身近な形で彼らに出会えるのはファンにとっては嬉しい限りだ。(text:cinemacafe.net)
2018年03月19日ジャパネットたかたは2月1日、企業CM特設サイトをオープンした。特設サイトでは、ジャパネットたかたの企業CMや、CMのストーリー解説などを閲覧可能だ。CMのテーマは「Goods for you.」で、紹介した商品を通じて顧客の生活が少しでも良くなるように、というジャパネットたかたの思いが込められている。特設サイトでは、国分太一さんが主演を務めるCMの30秒版、90秒版、5分版をそれぞれ公開している。また、CMの登場人物やストーリーの解説ページを閲覧できる。
2016年02月01日宅配寿司でおなじみの「銀のさら」。以前からユニークなCMが一部ネットユーザーの間でも話題になっている。そこで今回は、同社がYoutubeに公開しているCMのなかから、特に面白かったCM映像5本をピックアップして紹介したい。○秘密篇謎のMCがCM制作現場の舞台裏や種明かしを次々と紹介していく。時に過酷で時に残酷でもある裏の世界が皮肉いっぱいに明かされ、CMの虚構性に溜め息が漏れそうになるほどテンションが下がるが、最後の最後に明かされる“最大のタブー”によって、ホッと心が救われるCM。○サメ篇美味しさを求めて妥協しないという企業姿勢を表現したCM。短い30秒の映像で、多くは語らなくても、銀のさらがどこまで美味しさに命を懸けているか心から万人に伝わり、それでいてハラハラドキドキ最後まで目が離せなくなる。○会議篇「銀のさら」の新CMの候補を会議で議論するという設定で、4本の作品を楽しむことができる総集編的な映像。正統派な1本目のCMが「インパクトがない」と上司に否定された後、“ひねり”や“斬新さ”、“ドラマチックさ”を表現した、ぶっ飛び過ぎるCMが次々と提案される。どのCMも宅配寿司のイメージをはるかに凌いだ世界観で、もはやなんのCMかわからなくなるが、「宅配寿司ひとつでこんなにも多彩な表現が可能なんだな……」と、その芸術性の幅広さに感心せざるを得なくなる。○ハッピーバースシーサンプルムービー篇大切な人の顔写真でお寿司を作って祝うという“ハッピーバースシー”のイメージクリップ的CM。加藤登紀子さんが歌う『手のひらを太陽に』のような壮大な世界観を持った歌詞とメロディーのスペシャルソングに合わせて、CGのお寿司や人が軽快なテンポで踊る映像は、まるでNHKの『みんなのうた』のような善良感ある爽やかさで、最後まで魅せられてしまう。しかし、テーマはあくまでお寿司であり、なんとなく感じられるパロディの要素に、何とも言えないシュールさが感じられて面白い。○右手篇銀のさらを本能から求める、とあるサラリーマンの抑えることのできない衝動をハリウッドの大作映画のような手法で表現したCM。音楽やアクションハリウッド映画ばりの派手さなのに、日本の日常社会を舞台に描いているギャップが笑える。どれも思わず「これお寿司のCMなの!?」と驚いてしまうようなユニークな作品に仕上がっている。同社では、今回紹介したもの以外にも、思わず見入ってしまうユニークなCMを展開中。公式Webサイト上に設置されている「CMギャラリー」ページにて見ることができるので、興味が湧いた人は是非見てみてほしい。
2015年03月31日多くの人が是非とも知りたいと感じているであろうことの1つに、「テレビCMに出ている犬はどうやって人が意図するように動かしているのか?」「CMに出ている女優さんや子役たちはなぜあんなにステキな笑顔をつくれるのか?」というのがあるのではないでしょうか?そこで、今回はCM撮影現場の「秘密」をご紹介いたします!CM撮影現場に「秘密」が生まれる理由CMの制作現場は、ハッキリ言って肉体労働の場です。朝早くから深夜まで撮影が続くこともあります。愛くるしい顔をした犬も、子役たちも、女優さんも、朝から深夜まで、ずっと撮影スタジオに詰めることになります。当然のことながら、撮影の現場は泣く子も黙るようなとびっきりの緊張感に包まれています。誰もが一瞬にして最高の仕事をしないといけないからです。適当にぶらぶらと仕事をしていたのでは、スタジオ代がかさんで仕方ないわけですし、高いギャラの女優さんに延長料金を支払わなくてはなりません。延長料金などいらないよと、女優さんが言ってくれたところで、人気者の女優さんは、撮影後もびっしりとスケジュールが埋まっているのが常です。こんな泣く子も黙る場所で、出演者にいったいなにを提供すれば、出演者はステキな笑顔をつくってくれるのか?こういうことに日々、心をくだいているのが、演出家であったり、CMの監督であったり、アシスタントディレクターであったり、要は裏方さんたちです。「秘密」の答えは27日~全国放送されます4月27日に放送が開始される「銀のさら」のCMには、このへんのCMの裏側がいくつも紹介されています。是非ご覧になってください。「なるほどな。」と膝を打つことでしょう。CMは、27日より全国でオンエアされます。また、今回放映される2作品(CMは2ヴァージョンある)の魅力が全て詰まった120秒のフルバージョンCM『秘密』篇、及び、CMメイキング映像が、銀のさらオフィシャルサイト上で公開されているので、是非こちらもチェックしてみてください。このCMで紹介されている「笑顔にするテクニック」は、自宅で誰もが簡単に使えるテクニックです。なにがあれば、人は笑顔になるのか?是非CMを観て確認してみましょう。元の記事を読む
2013年04月26日西友は、生活者の声をダイレクトに反映させたコマーシャル(ソーシャルCM)を制作するため、「民意反映型コマーシャル SEIYUソーシャルCM」キャンペーンを開始する。本キャンペーンは、「誰が、どこで、何をしている時に、何を下げたらCMのストーリーとして面白いか」をユーザーの投票によって組み合わせる仕組み。投票が終わるまで、どんなストーリーになるのか誰にも予測がつかない、新しい形の民意反映型コマーシャル制作キャンペーン。あらかじめ用意された設定は「出演者が5人」「舞台が10か所」「状況が10場面」「下げるものが10パターン」で、最も投票が多い設定を組み合わせて西友がCMを制作する。4つ目の設定にある「下げるもの」のシーンでは、「商品の価格を“下げる”ことを継続的に実施している西友を擬人化したキャラクター“サゲイスト”」が登場する趣向となっている。読者からの投票終了日は8月14日。参加希望者は「ソーシャルCM特設サイト」にアクセスを。投票内容はFacebook、Twitterでシェアすることも可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日時代の空気感を表してきたといっても過言ではないテレビのCM。では、新旧のCMのなかから「好きなCM」と「嫌いなCM」を選ぶとしたら? マイナビニュース読者にアンケートしました。調査期間:2011/12/5~2011/12/9アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 861件(ウェブログイン式)■好きなCM「トヨタ。ドラえもんや織田信長などさまざまなキャラクターがおもしろい」(22歳/男性)「ローソン。今だとおにぎり屋のCMが素朴でおいしさが伝わってくる」(47歳/女性)「消臭力。うますぎる歌を聞いていると、思わず笑ってしまって明るい気持ちになる」(27歳/女性)「ダイワハウス。リリーフランキーさんと深津絵里さんが夫婦を演じているやつ。あの空気感がとてもステキ」(25歳/女性)「JR九州新幹線。沿線の人がたくさんあつまっている様子が映し出されているのが面白い。『ココであんなことしてる、あそこであんなことしている』と、何度見ても発見がある」(31歳/女性)「アイフル。チワワが可愛かった。CMがきっかけでチワワを飼い始めた」(25歳/女性)ざっくりとした回答が多かったものの、キーワードから「あーあれね」なんて、当時のCMを思い出したという方もいるのでは?続いては、読者が選んだ「嫌いなCM」をご紹介。■嫌いなCM「某不動産。音が大きくてドキッとする」(29歳/男性)「殺虫剤。虫が苦手なので、食事どきに流さないで」(24歳/女性)「電話アプリ。泣いている演技や笑っている演技が鼻につく」(23歳/女性)「消費者金融。借金を軽いものだと考えやすくなると思う」(26歳/男性)「出たがりの社長が、棒読みで会社の説明をするCM」(24歳/女性)「某美容整形外科。院長のナルシスト具合が……」(25歳/女性)辛らつな意見もちらほら……。好みの問題もあるのでなかなか難しいところですが。さまざまな趣向があるとはいえ、こうしたCMの好みに対する意見として多く見受けられたのが、「好きな芸能人が出ていれば好きだし、嫌いな芸能人が出ていれば嫌い」というもの。内容うんぬんではないというのは、何とも身もふたもない話ですが……皆さんはどう思います?(くわ山ともゆき+プレスラボ)
2012年02月21日保険業界では「まねきねこダック」TVCMについて研究を行っているCM総合研究所が、2010 年度にオンエアされた全8770銘柄の頂点となるCM-Branding評価を発表しました。1位は4年連続でソフトバンクモバイル/SoftBank で、「犬のお父さん」のCMシリーズが人気です。TOP3は3年連続で携帯電話会社が独占し、2位は KDDI/au、3位はエヌ・ティ・ティ・ドコモ/NTT DOCOMO となっています。保険業界では5位にアフラックが入っており、「まねきねこダック」のキャラクターが人気になっています。保険業界で10位以内に入っているのは、アフラックのみで、今年のCMの傾向として、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を展開するグリー、ディー・エヌ・エーの 2 社がCM放送回数が増えたのが特徴的だと言えます。
2010年12月14日かつてCMと言えば「できればすっ飛ばしたいもの」でしたが、最近は話題のCMやわざわざ見たいおもしろCMがいっぱいありますよね。なかには「YouTube」や「ニコニコ動画」にアップされて、何万、何十万回も再生されているような「名作」も存在します。ということで、これから話題になりそうなものがないか、チェックしてみました。チェックしていたら、早速、気になるおもしろCMを発見。少し太り気味の男性が「大嫌い!」と叫び続けています。何が嫌いなのでしょうか?動画を再生すると、『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカのアップからスタートします。カメラが引いて映し出された画面には、アニメポスターに囲まれた部屋にたたずむお腹が出た太り気味の男性がギター片手にたたずんでいます。そして、画面には、「G.S.S.S.S. from D.D.D.D.」の文字が。なんだろうと思ったら、「外食産業衰退推進ソング・フロム・ダイヤモンドダイニング(「迷宮の国のアリス」や「竹取百物語」などユニークなコンセプトの居酒屋グループ)が大嫌い」の略と説明が。激しいリズムのロックが流れ、先程の男性が大きなお腹を揺らして「料理がうまい!サービス最高!でも、ブクブク太るぜ!罠だ!目を覚ませ!気をつけろ!」とダイヤモンドダイニングを半分褒めながら半分けなすということを延々とやっています。登場する小太りの男性は、その辺りにいそうで、見ているとだんだん腹が立ってくる小憎たらしいキャラです。個人的にはオープニングが(笑)でした。上記の男性が、音楽を再生するのをうっかり忘れてしまって……。続きは、ぜひ動画を見て下さい。(塩澤真樹@C-side)【関連リンク】ダイヤモンドダイニングのキャンペーンページ【コラム】あなたの心に残る名作CMは?【コラム】CM撮影の現場に潜入取材、初体験にドキドキ
2010年11月10日