「ロックの殿堂」入りも果たした伝説のミュージシャン、ボブ・マーリー(1945年-1981年)。36年という生涯の中で輝き続け、亡くなった後もミュージシャンのみならずさまざまなカルチャー、思想に大きな影響を与えている彼の波乱万丈な生涯を描く映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』(5月17日公開)より、世紀の名盤『エクソダス』(1977年6月3日リリース)誕生の軌跡を実の家族たちが追想する特別映像が公開された。ボブ・マーリーの最高傑作と名高く、米タイム誌が「20世紀最高の音楽アルバム (the best music album of the 20th century)」に選んだ世界の音楽史に輝く伝説の名盤『エクソダス』。自宅を襲撃され、銃弾がボブの胸をかすめ腕に命中するという死と隣り合わせの経験をし、同時に狙われた妻リタも奇跡的に命をとりとめるという衝撃的な体験の後に、海を渡って英ロンドンで制作されたこの1枚は、表題曲の「Exodus」をはじめ、「Three Little Birds / 3羽の小鳥」、「One Love」など、今も世界中で愛され続ける名曲がズラリ。このたび解禁された映像では、劇中でも世界を大きく動かすエポックメイキングなエピソードとして描かれるこのアルバムの製作過程が、当時を知るボブの実の息子・娘たちによって語られていく。「アルバム『エクソダス』は実験的でもあった。まさに父にとって発明の瞬間だ。当時の音楽の常識を覆した」と笑顔を見せるのが、プロデューサーとして本作の映画化をけん引してきた息子ジギー・マーリー。ともにプロデューサーを務めた娘セデラ・マーリーも「あらゆるジャンルや思想が融合していたの。『エクソダス』は世紀の名盤として世界中で絶賛されたわ」と振り返る。ジギーとセデラは自身もグラミー賞ミュージシャンであり、幼少期から親しみ、人生そのものを形作ってきたと言っても過言ではない父ボブの音楽に、いちアーティストとしての憧れも浮かんでいるような表情が印象的だ。さらに、実業家として活躍する息子ローハン・マーリーも「父の音楽に触れることは、目覚めなんだ」と、思いを言葉に込める。どんな苦境にあっても、すべての人々が幸せになることを願ってやまなかったボブの、心地よいサウンドと力強く前向きな歌詞に込められた計り知れないほどの想いがあふれだすこのアルバムは、ボブにとっても映画にとっても象徴的な1枚。本作の録音を担当したクリス・ムンロは「『エクソダス』の種から始まり、その後成長していって素晴らしい歌に仕上がる。その過程が観られるんだ。どのように出来上がっていくかがわかるだろう」と、制作・発売当時の本物の空気や裏側を知ることができる点を映画の見どころの一つに挙げている。“音楽で戦争を止めた”と言われるボブが生み出した、もっとも愛されるアルバムの誕生とその音楽から放たれるパワーとメッセージは、映像のみならずサウンドも優れた環境が整っている映画館で鑑賞してこそ何倍も響いてくるに違いない。
2024年05月03日2022年にTVアニメ化されたサッカー漫画『ブルーロック』が、シリーズ初の映画化。『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』としてついに公開。キャストの島﨑信長さん、内田雄馬さん、浦 和希さんに演じる立場からの思いを聞いてみました。作品を彩るキャスト3人に本作の魅力をインタビュー。島﨑信長 as 凪 誠士郎凪にとって玲王は特別。言葉では言い尽くせない関係。今回の劇場版では、主人公の凪誠士郎が、“ブルーロック(青い監獄)”の中で“エゴ”に目覚めていく姿がドラマティックに描かれている。彼を演じた島﨑信長さんは、新しい視点からつくり上げられたそのキャラクターを、どのように解釈しているのだろうか。「わかりやすくカッコいいし、あれだけ能力の高いメンバーが集まっている“ブルーロック”の中でもひときわ目立つ天才。そういう表面的な記号だけでも魅力的だし、さらに、物語の中で彼の熱さ、つまり“エゴ”が引き出されていく変化や成長に惹かれましたね」この劇場版では、TVシリーズでは気だるい天才肌として描かれていた凪の心情が、より細かく描写されている。特に、当初はそれほどでもなかったサッカーに対する情熱が、“ブルーロック”への参加からふつふつと高まり、熱を帯びていく様子は、島﨑さんにとっても納得感のあるものだった。「TVシリーズでは、凪について描かれていない部分を自分なりに想像しながら演じていました。そのときに推測していた凪の心境…凪と玲王の出会いによって生まれた感情や、ふたりで“ブルーロック”に行くまでの気持ちなどは、『エピ凪』で描写されていたものに近かったですね。しかもその変化が、“エゴ”を剥き出しにする瞬間まで、丁寧に描かれていて。だから今回のアフレコでは、ある種の確信を持って凪と対峙できました。方向性としては、真実味というか、人間としての実在感を持たせた上で“エゴ”を表現していけたらと思いました」凪が主人公として描写されるため、本編の主人公である潔がライバルとして登場する。その視点の違いも見どころだと語る。「TVシリーズでは、凪が理解不能な天才として描かれているので、アフレコでもよりその得体の知れなさを強調する演出がなされていました。それが彼のミステリアスな存在感に拍車をかけていたけれど、一方で今回は潔が、(凪と玲王が所属している)チームVからしたら得体の知れない、恐ろしい存在になっている(笑)。潔の内面が描かれない凪の視点からだと、これだけ怖いんだと思いましたし、潔役の浦(和希)くんも、“魔王”のように演じていて(笑)」サッカーシーンとともに、『エピ凪』で大切にされているのは、凪と玲王の関係性。チームメイトとして高校で一緒にプレーをしてきたこのふたりの関係を、“ブルーロック”の中では「特殊」だと、島﨑さんは捉えている。「ほとんどが“ブルーロック”という閉鎖空間の中で起きる物語の中で、凪と玲王は、プロジェクトの前から出会っている特殊なコンビなんです。しかも“ブルーロック”の中で、その関係性が当たり前のように変化し続ける。仲が良いからといって常に一定の状態でもないし、だけど互いにかけがえのない存在なのは徹頭徹尾、変わらない。だから、『凪にとって玲王はどんな存在ですか?』と質問されることも多いのですが、言葉ではなかなか言い尽くせないですよね。凪にとって、玲王は玲王でしかないので」そしてもうひとり、凪の視点からクローズアップされているのが、チームVに欠かせない存在として登場する剣城斬鉄。脱落者が続出するシビアなルール設定上、シリアスになりがちな物語を、“バカ斬鉄”とも言われる彼のキャラクターが、アフレコ現場においても和やかな空気を生んでいたそうだ。「斬鉄は常に面白いですからね。アフレコ現場でも、斬鉄役の興津(和幸)さんが、真面目な顔してボケるんです。一方で、めちゃくちゃ熱い男じゃないですか。一本芯が通っていて、鋭さもあり、声がデカい(笑)。チームVでは、凪が基本的にローテンションだから、ハイな斬鉄が際立ちますよね。玲王と凪だと穏やかでゆるい空気なのに、斬鉄というアクセント、いやスパイスが利いている(笑)。あのチーム感はすごく好きです」映画館という大スクリーンで描かれる凪と玲王の絆。プレーは超一流でも人間関係は不器用で…。そんなふたりの関係に、もどかしさを覚える島﨑さん。最後に、本作の楽しみ方を語ってもらった。「凪の心情はモノローグとして語られることが多く、ドラマとしては口に出さない方がグッときます。でも、『凪、それは玲王に口に出して伝えてあげなよ~』と思うシーンもたくさんあります(笑)。ただ、そうやってままならないのが人間だし、口にしなかったことで成長を促すこともあるかもしれない。一方で、作品を観たお客さんだったら、『よし、気持ちはちゃんと口に出して伝えよう!』って前向きに思うのではないでしょうか。少なくとも僕は、そう思いました(笑)」しまざき・のぶなが宮城県出身。主な出演作にTVアニメ『Free!』(七瀬遙)、『バキ』(範馬刃牙)、『忘却バッテリー』(千早瞬平)など。衣装協力(パンツ)・NEW ORDER内田雄馬 as 御影玲王“宝物”との別れに拗ねてしまう、そんな玲王に共感。「じつは共感性の高いキャラクターですよ。彼は“ブルーロック”における凡才の希望だと思います」御影玲王について、彼を演じる内田雄馬さんはこう評する。御曹司で、何不自由ない生活を送ってきた玲王だが、自ら突き進んだサッカーの道=“ブルーロック”の中で挫折を経験する。「裕福な家庭に生まれた分だけ、人間的に未熟。自分の望み通りにいかないと、すぐにメンタルが崩れてしまう。でも、そういうところに僕は可能性も感じていて。この作品においてもっとも成長する伸びしろがあるのではと」サッカーで無二のパートナーであった凪は、玲王の大きな宝物だった。だが、彼は“ブルーロック”でサッカーへの熱い“エゴ”に目覚め、玲王との決別を選ぶ。「凪を宝物、つまり自分の“物”と感じていたところがポイントだったと思います。凪も最初はそれが心地よかったと思うのですが、“ブルーロック”で成長してサッカーを楽しむようになった。玲王にとってもそれは喜ばしいことのはずなのに、隣にいるのが自分じゃないことが許せなくて、拗ねてしまう。彼の、妙に素直になれない部分をなんだか親のような気持ちで見守ってしまいます」TVシリーズに比べ、凪との出会いや学園生活など、玲王の生活も細かく描かれているが、演じ方に変化はあったのだろうか。「TVシリーズのときは潔たちの視点の物語。ですが、今回は玲王たちの視点。本編では見えなかった、心の流れも描かれているので、素直に玲王が感じているものを出しています。本編では強大な敵、今回は普通の青年、ですね」閉鎖された“ブルーロック”で引き出される“エゴ”は、経歴やプライドを超えたところに存在する。それが本作の魅力であると、内田さんは語る。「サッカーアニメですが、人間ドラマがやはり面白いですね。特に、これまでの自分を捨てていくところが。潔だって、“ブルーロック”の中でどんどん変わっていったので、玲王もまだまだ成長するはず。その過程にある玲王を、『エピ凪』では凪の視点から、TVシリーズでは潔の視点から体感できる、二度おいしい作品です」うちだ・ゆうま東京都出身。主な出演作に、TVアニメ『呪術廻戦』(伏黒恵)、『シャングリラ・フロンティア』(サンラク/陽務楽郎)、『MFゴースト』(片桐夏向)など。コート¥57,200カットソー¥14,300パンツ¥33,000(以上Blanc YM/TEENY RANCH TEL:03・6812・9341)チョーカー¥36,300リング¥27,500(共にPLUIE/HEMT PR TEL:03・6721・0882)浦 和希 as 潔 世一凪と玲王から見た強い潔を、主人公を意識して演じる。TVシリーズの『ブルーロック』では主人公である潔世一。凪と玲王の視点から描かれる『エピ凪』も彼の存在感は不変だと、潔役の浦和希さんは確信している。「彼はこの作品の中でもっとも“エゴ”が強い人間です。玲王のようにお金持ちでもないし、凪のように天才でもない。だけど、“ブルーロック”の中で這い上がって心身ともに強くなっていく姿は共感を呼ぶものだし、それが彼の魅力だと思います。今回は、凪と玲王がメインですが、改めて潔ってカッコいいなと思いました」『エピ凪』は、TVシリーズで描かれた『ブルーロック』と出来事自体は同じだが、凪と玲王の前に立ちはだかる潔には、TVシリーズとは違う凄みが表れている。「アフレコの際、監督からひとつだけ明確なオーダーがありました。『TVシリーズで演じた潔はいったん置いてもらって、凪から見た強い潔を見せてください』と。その瞬間に、これまでのお芝居は全部忘れて、凪からどう見えるかを考えて取り組みました。TVシリーズではもがき苦しむセリフが多かったのですが、今回はあえて息が上がるような演技はせず、余裕があるように。言葉のひとつひとつに重さを出そうとしました」一方で、視点の違いによる演技の変化はあるものの、譲れない部分もあったという。「『ブルーロック』の主人公は潔ですからね。『エピ凪』ではちょっと凪に譲っているだけで(笑)。自分が主人公である、というのは絶対にブレないように。演じ方が変わっているとしても、潔の気持ちに嘘はないですから」強大な敵役として参加したことで、浦さんは凪と玲王の関係性を客観的に見ることができたそう。一方、途中で決別するふたりの関係にはもどかしさも感じていて…。「凪ってホント、口下手だな~って改めて思いました(笑)。素直に思ったことを言うタイプだと思っていたのに、玲王に対しては正直な気持ちを伝えていないことが多い。この行間は誰も読めないと思います(笑)。ただ、TVシリーズでは天才でしかなかった凪が、人間的で、未熟な部分があるのを今回の作品で知れたのは興味深かったですし、面白かったです」うら・かずき大阪府出身。最近の出演作に、TVアニメ『カミエラビ』(ゴロー/小野護郎)『テクノロイド オーバーマインド』(コバルト)など。『ブルーロック』が初主演作となる。『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』原作/金城宗幸漫画/三宮宏太キャラクターデザイン/ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督/石川俊介構成・脚本/岸本卓ストーリー監修/金城宗幸アニメーション制作/エイトビット出演/島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希ほか全国公開中。※『anan』2024年5月1日号より。写真・木村心保スタイリスト・宇都宮春男(YKP/島﨑さん)奥村 渉(内田さん)ホカリキュウ(浦さん)ヘア&メイク・瓜本美鈴(島﨑さん)花嶋麻希(内田さん)西田聡子(ZOSP/浦さん)取材、文・森 樹(by anan編集部)
2024年04月28日2022年にTVアニメ化されたサッカー漫画『ブルーロック』が、シリーズ初の映画化。『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』としてついに公開されます。原作を務めた金城宗幸さん、監督の石川俊介さんに、本作の魅力について語っていただきました。『エピソード凪』がここまで濃厚なドラマになるとは。原作・金城宗幸「日本代表にものすごいストライカーがひとりいたら、何か変わるんじゃない?そんなテーマから企画は始まりました」漫画『ブルーロック』の着想について、原作者の金城宗幸さんはこのように話す。日本サッカー界において長年、課題となっている決定力。そのピースを埋めるのは、“エゴ”を剥き出しにしたストライカーではないか――そうした仮説から“ブルーロック(青い監獄)”でしのぎを削る高校生たちのサッカー群像劇が生まれた。テーマに合わせ、本編の主人公である潔をはじめ、『エピ凪』の主人公である凪やチームメイトの玲王など、個性豊かなストライカーたちが登場する。「本編の主人公である潔は、周囲を見て周りに合わせながら成長していくタイプ。一方で、凪はやる気はないし、適当で面倒くさがり屋なんだけど、すごい才能を持っている。つまり、ふたりは真逆のキャラクター。ただ、凪の性格だと、サッカーはおろかひとりで生きるのも難しそうなので…(笑)、彼を世話できるキャラクターとして玲王が生まれました」潔の真逆のキャラクターとして生まれた凪は、『ブルーロック』を別角度から見る格好の存在に。そして始まったのが、本編と同じ時系列を凪と玲王の目線で描く『‐EPISODE 凪‐』だった。「『ブルーロック』は群像劇なので、別のキャラクターの目線からスピンオフをやれるね、とは担当編集と連載初期から話していました。その適役として当初から名前が挙がっていたのが凪でしたね。彼には玲王との関係性も含め、本編で描いていない背景やエピソードがたくさんあったので。ただ、連載を進める中で、ここまで濃厚なドラマになるとは思っていませんでした」『エピ凪』では、努力を嫌う凪が、“ブルーロック”で戦ううちにサッカーの楽しさに気づき、自らの“エゴ”と向き合っていく。周囲からは天才と称される彼であるが、その内面にある迷いや苦悩などもストレートに描かれた。本編と比べると、ひとりの青年として成長していく凪の姿を捉えている。「凪は才能だけでなく、玲王をはじめ仲間や環境にも恵まれている。天才なので、特に苦労なく“ブルーロック”を勝ち抜けるという物語でも成立したと思います。でも、『そうはさせない』と、巨大な壁として本編の主人公である潔が立ちはだかる。天才がその才能だけで“ブルーロック”をのし上がるような傲慢さには抵抗があったし、凪をそういうキャラクターにはしたくなかったので」一方で、凪の才能を見出し、世話する存在である玲王も、成長していく凪への葛藤など、劇場版ではその心境も明らかになる。「玲王は登場させるだけで面白いというか。凪にフォーカスしたことで、彼の方が人間的に掘り下げることができたように思いますね。お金に恵まれ将来を約束された御曹司であるけれど、僕らみたいな一般人に近い感覚があるので、読者目線からも共感しやすいキャラクターだと思います」“ブルーロック”入寮から一次選考終了までを中心に描かれる劇場版の『エピ凪』については、金城さんはストーリー監修として参加。映像としての感想を聞くと、「凪と玲王に焦点を当てているので、ウェットな感じとキラキラしている感じ、どちらも入っている人間ドラマだなと思いました。途中、凪と玲王の関係も含めてドロッとしたり、ギラついたりするところもあるけれど、最後は光の射す方へ抜けていく。TVシリーズの『ブルーロック』の変奏、曲調が違うというイメージですね」現在も『ブルーロック』『エピ凪』ともに原作の連載は続いているが、TVシリーズや今回の劇場版の映像演出が、原作に反映されることはあるのだろうか?「連動はしています。原作を描きながらアニメを観て、アニメを作るときにもアイデアを出したり。自分の中でその連動というのが連載する上での良いグルーヴを生んでいます。凪と玲王も、役を演じてもらっている島﨑信長さんと内田雄馬さんが普段交わしている会話のノリとかに、無意識に影響されているように思いますし」『ブルーロック』は現在連載されているサッカー漫画の中でもトップクラスの人気を誇り、Jリーグとのコラボ企画も続いている。こうした状況に金城さんは驚きつつ、光栄なことと話す。「作品の中では絵心(甚八)が日本のサッカー界の問題点に苦言を呈するシーンがあります。ですが、テーマを汲み取って観てくださる方が増えているのはめちゃくちゃ嬉しいです。それこそJリーグのコラボ企画も(国立競技場に)観に行かせていただいて、生のサッカーの面白さを改めて体感することもできました。僕としては将来、『ブルーロック』や『エピ凪』を観てくれた子供たちが、ストライカーとして日本代表に入ったりすることがあれば、感無量です」かねしろ・むねゆき漫画原作者。『ブルーロック』ではノ村優介と、『エピ凪』では三宮宏太とタッグを組む。原作者としての代表作に『神さまの言うとおり』『僕たちがやりました』など。テーマは凪の成長。そして凪と玲王の絆。監督・石川俊介TVシリーズの『ブルーロック』で副監督を務め、今回は監督を務めた石川俊介さん。TVシリーズのエンディングアニメーションや絵コンテ、演出も担ってきた石川さんが改めて重視したものとは?「まず見せたいものとして持ってきたのが、凪の成長物語です。次いで自分の中で重視したのが、凪と玲王の絆ですね」TVシリーズの『ブルーロック』では、一般家庭に育った普通の少年ではあるものの、人一倍サッカー愛に溢れた主人公・潔世一が“エゴ”を剥き出しにして成長していく。対して、劇場版の主人公である凪は玲王に誘われてサッカーを始めたばかりの天才肌。“ブルーロック”入寮を嫌がって“負け抜け”をしようとするなど勝利への執着心や感情表現に乏しかった彼を、主人公としてどのように描こうとしたのだろうか。「凪は表情にも行動にも、言葉にも出さないのが特徴なので、そうしたキャラクター性を維持しながら主人公として描く必要がありました。そこで大切にしたのが、玲王の視点です。凪と玲王が互いを補完する関係性に置くことで、物語としての発展性やひとつの感情線ができるように組み立てていきました。具体的には、それぞれの心境を語るモノローグから思い合うふたりを丁寧に積み重ね、山場である凪の決断までをしっかりと流れで見せています」また、TVシリーズの『ブルーロック』と時間軸を同じくする物語ではあるが、その中で重要になる凪と玲王のシーンには、劇場版ならではの解釈で表現している。「TVシリーズにもあるふたりの初対面シーンですが、その出会いの重要性を深掘りしたかったので、新たな解釈を交えながら描き直しました。“ブルーロック”への入寮テストとなるオニごっこのパートでも、言葉ではあまり語らないものの、互いの感情が行動に表れる部分なので、『エピ凪』のひとつのポイントになっています」一方で、メインとなるサッカーシーンのみならず、部屋や食堂、大浴場など、寮生活での日常描写で見せる高校生らしいやり取りも『ブルーロック』シリーズの魅力のひとつ。石川さんは、大きな物語を追いつつ、そうした青春感のあるシーンをなるべく残そうと考えていたという。「劇場版なので、もちろん尺の制限はありましたが、数カット…最悪ワンカットだけでも日常シーンは残したいと考えていました。例えば、凪と玲王が通う白宝高校の描写も、物語のメインではないので優先順位は低くなってしまう。でも、凪と玲王の絆を築いていく流れの中では必要なシーンですからね。“ブルーロック”に入ってからだと、チームVの剣城斬鉄の存在を大切にしています。彼はただのオモシロ担当ではなくて(笑)、この世界観に幅を持たせてくれる。特に『エピ凪』は主役級のキャラが本編よりも少ないので、斬鉄も含めた3人の関係性から、凪と玲王の距離感も描きました」アフレコもこの作品に合わせ、セリフの新録が行われている。特に凪は、キャストである島﨑信長さんの要望もあってTVシリーズと重複するシーンであってもすべて新録となっているほか、『ブルーロック』本編の主人公である潔も、今回は明確に敵であることを意識したアフレコ演出が行われた。「凪役の島﨑さんと玲王役の内田さんには方針だけ説明して、あとはおふたりにほとんどお任せしました。一方で、潔は凪の前に立ちはだかり、彼を変えていくキャラクターになるので、潔役の浦さんには『魔王でいてほしい』とディレクションしました(笑)。そこで潔の存在感が出せればと」映像・音響面は、TVシリーズを踏襲しつつも劇場の大スクリーンを想定した変化や調整を行っている。特に、凪の性格を表現する“瞳”にこだわったという。「主人公である凪の特別性を表現するには、シュートシーンや彼の“エゴ”が覚醒する過程は非常に大切でした。『ブルーロック』ではオーラの表現を特徴的に使っていますが、これも劇場用にブラッシュアップしたものにしています。瞳の表現には以前からこだわってきましたが、凪は特に表情や言葉には出ないキャラクターなので、瞳の表現をさらに追加で開発して、そこで彼の想いを語らせました。音楽も、劇伴作家の村山潤さんとより綿密にやり取りをして、大部分のシーンでフィルムスコアリング(シーンの尺に合わせて作曲する方法)を導入しています」石川さんにとって初監督作品となった『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』。監督として関わり、より『ブルーロック』シリーズへの愛は強まったようだ。「監督になって、自分のビジョンを形にできる幅は広がりました。やりがいがありますし、キャラクターのことをより好きになりますね。『ブルーロック』的に言えば、キャラと私たちの間にも良い化学反応が生まれているので、それを劇場で楽しんでほしいです」いしかわ・しゅんすけアニメ演出家、監督。TVアニメ『ブルーロック』第1期の副監督。参加作に、『転生したらスライムだった件』(演出)などがある。『劇場版ブルーロック‐EPISODE 凪‐』原作/金城宗幸漫画/三宮宏太キャラクターデザイン/ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督/石川俊介構成・脚本/岸本卓ストーリー監修/金城宗幸アニメーション制作/エイトビット出演/島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希ほか全国公開中。©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会※『anan』2024年5月1日号より。制作:エイトビット作画・仕上げ:AQUASTAR Inc.取材、文・森 樹(by anan編集部)
2024年04月28日ビクターエンタテインメント主催のロックフェスティバル『ビクターロック祭り2024』が、11月30日(土) に東京・東京ガーデンシアターで開催されることが決定した。2014年2月22日に初開催され、今年で10周年を迎えた『ビクターロック祭り』。今回は、これまでの会場であった幕張メッセ国際展示場から東京ガーデンシアターに舞台を移し、日程も11月に変更して行われる。第1弾出演アーティスト発表およびチケット販売は6月頃を予定している。<イベント情報>『ビクターロック祭り2024』11月30日(土) 東京・東京ガーデンシアター開場11:00 / 開演13:00 / 終演21:00(予定)公式サイト:
2024年03月22日あの銘品スタイリングオイルがパワーアップ「ReFa(リファ)」の人気スタイリングオイル「LOCK OIL(ロックオイル)」シリーズに、希少な天然保湿成分「タマヌオイル」を配合した新商品「ReFa LOCK OIL BLOOM(リファロックオイルブルーム)」 と「ReFa LOCK OIL BLOOM LIGHT(リファロックオイルブルームライト)」(各税込2,800円)が仲間入り。より深みを増した新たな香りになって、2024年4月17日に発売されます。ダメージ補修も質感メイクもこれ1本で「ReFa ロックオイル」はアイロン前のワンステップで熱を味方につけ、カールもストレートも理想のスタイルを作れるヘアオイルです。瞬時に熱を伝え瞬時に温度を下げる熱伝導処方により、まるでロックをかけたようにカタチをキープ。髪がバリバリせず、しなやかな指通りを叶えます。オイルにはダメージ補修成分と18種類の植物オイルを配合。オイルながら親水性にも優れ、保湿成分を髪内部まで届けて自然なツヤ髪へと導きます。ラインナップは、リッチなツヤ感でしっかり動きをつけたい時におすすめの「ロックオイル」と、ふんわり軽やかな仕上がりでニュアンススタイルを楽しめる「ロックオイルライト」の2種類。髪質や作りたいスタイルに合わせて選べます。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:報道用資料
2024年03月14日2024年4月から6月にかけて大阪・東京・愛知・石川で上演される舞台『トンカツロック』の撮り下ろしビジュアルが公開された。本作は、2002年に坂本昌行、長野博、井ノ原快彦によるユニット「20th Century」の3名が主役を務め初演された作品で、自分の信念に従って守るべきものを守ろうとする真っすぐで熱き男たちと、凛々しく美しい女たちの姿を描いた青春群像劇。今回は、トンカツ屋「助六」の常連客で、近所の中学校教師の篠崎優役で岩﨑大昇、「助六」の店主で、元暴走族リーダーの花川助三郎役で那須雄登、身体の不調でプロボクサーを辞め、今は「助六」の手伝いをする井口平役で金指一世が出演する。また助三郎の恋女房で元は暴走族の君子役に森迫永依、優の勤める中学校で不登校になっている森村麻衣役に山﨑玲奈、平の恋人でキャバクラにつとめる千絵役に柳美稀が名を連ねた。チケットは明日3月9日(土) 10時より一般発売が開始される。<公演情報>『トンカツロック』作・演出:横内謙介【出演】篠崎優:岩﨑大昇花川助三郎:那須雄登井口平:金指一世花川君子:森迫永依森村麻衣:山﨑玲奈千絵:柳美稀山田孝造:有馬自由国正てる代:伴美奈子高沢真紀子:楠見薫国正藤吉:星田英利清水麻璃亜 友部康志岩本晟夢 中田翔真 都築亮介保可南 和泉大輔 棚橋麗音 山下聖良 後藤恭路【公演日程】2024年4月19日(金)~26日(金) 大阪・大阪松竹座2024年5月4日(土)~19日(日) 東京・新橋演舞場2024年5月23日(木)~27日(月) 愛知・御園座2024年6月1日(土)・2日(日) 石川・本多の森 北電ホールチケット情報:()
2024年03月08日ハリウッドリメイク版の『アナザーラウンド』を、コメディアンのクリス・ロックが監督することになった。製作はレオナルド・ディカプリオのプロダクション会社アピアン・ウェイで、ディカプリオもプロデューサーに名を連ねる。ロックは過去にも監督に挑戦しており、今後はよりこの方向に力を入れていきたいと思っているようだ。脚色はすでになされているが、監督がロックに決まったことで、新たな脚本家も入れて手直しをしていくとのこと。オリジナルはデンマーク映画で、マッツ・ミケルセンが主演。オスカーの国際長編映画賞に輝いている。文=猿渡由紀
2024年01月31日舞台『トンカツロック』が、2024年4月から6月にかけて大阪・東京・愛知・石川で上演されることが決定した。『トンカツロック』は、2002年に全国3都市で上演された作品で、自分の信念に従って守るべきものを守ろうとする真っすぐで熱き男たちと、りりしく美しい女たちの姿を描いた青春群像劇。初演は坂本昌行、長野博、井ノ原快彦によるユニット「20th Century」の3人が主演を務め、人を傷つけ自分も傷ついた過去を抱えながらも再生し、今を必死に生きていく若者たちを好演。心に訴えかける演技で話題を呼んだ。約20年ぶりに再演される今回は「美 少年」の岩﨑大昇、那須雄登、金指一世が主演を務める。共演には、森迫永依、山﨑玲奈、柳美稀、星田英利、楠見薫、有馬自由、伴美奈子が名を連ねた。作・演出は、劇団公演をはじめ、20th Centuryの『青春』三部作や、『スーパー歌舞伎 II ワンピース』(脚本・演出)、『スーパー歌舞伎 II 新版オグリ』(脚本)など、外部公演への作・演出も多数手がける横内謙介が務める。■岩﨑大昇 コメントまずは、以前に20th Centuryの皆さんが演じられていた舞台『トンカツロック』を、僕たち3人に任せていただけたことを、とても嬉しく思います。僕にとって、お芝居のみの舞台は今回が初めてになります。不安もありますが、凄くワクワクしています。那須、金指と一緒に、少しでもたくさんの方を笑顔にできるよう全身全霊で臨んでまいります。■那須雄登 コメント舞台のお芝居について学びたいと思っていたところに今回のお話をいただき、とても嬉しかったです。同時に、過去20th Centuryの御三方が演じられていた年が、ちょうど僕の生まれ年ということもあり、不思議な巡り合わせを感じました。岩﨑、金指と3人で連携を取りつつ、稽古の段階から良い雰囲気を作っていきたいと思います。皆さんの心をユーモアで包み込めるような素敵な作品をお届けします。精一杯頑張りますので、お楽しみに!■金指一世 コメント舞台『トンカツロック』への出演が決まったときは、率直に嬉しかったです。かつて僕たちの大先輩である20th Centuryの皆さんが演じていた舞台ということもあり、今から緊張と楽しみな気持ちでいっぱいです。そして、僕たち3人の新たな化学反応も楽しんでいただけたら幸いです。皆さまに満足いただける楽しい舞台を作れるよう全力で頑張ります!<公演情報>『トンカツロック』作・演出:横内謙介【出演】篠崎優:岩﨑大昇花川助三郎:那須雄登井口平:金指一世花川君子:森迫永依森村麻衣:山﨑玲奈千絵:柳美稀山田孝造:有馬自由国正てる代:伴美奈子高沢真紀子:楠見薫国正藤吉:星田英利清水麻璃亜 友部康志岩本晟夢 中田翔真 都築亮介保可南 和泉大輔 棚橋麗音 山下聖良 後藤恭路【公演日程】2024年4月19日(金)~26日(金) 大阪・大阪松竹座2024年5月4日(土)~19日(日) 東京・新橋演舞場2024年5月23日(木)~27日(月) 愛知・御園座2024年6月1日(土)・2日(日) 石川・本多の森 北電ホール
2024年01月16日聖夜を盛り上げるクリスマスケーキ。いつも市販のクリスマスケーキを予約したり、市販のスポンジケーキを購入してデコるだけ、という人は、今年は手作りのスポンジケーキに挑戦してみませんか?この記事では、ユーザーからの「おいしい!」という評価を800以上集めた殿堂入りの「スポンジケーキ」レシピをご紹介します。このレシピは、ご家庭にある5つの食材があればふわふわのスポンジケーキが作れるシンプルなものなので、初心者も必見ですよ。ベーキングパウダー不要!シンプル「スポンジケーキ」のレシピ買っても余りがちなベーキングパウダーなしで作れるなんて、いつもお菓子作りをしない人にしたら嬉しいですよね。しかもこのレシピ、卵を黄身と白身に分ける必要もありません。ズボラさんでも簡単に作れそうですよね。早速レシピを見てみましょう!※材料には直径15cm型、18cm型、20cm型で作る場合の3パターンをそれぞれ記載してあります。手作りスポンジケーキを手軽に楽しむには?おすすめレシピも100均で使い捨ての型を手に入れるケーキを焼く際の型が家にない場合、ダイソーやセリアなどの100円ショップで色んな素材(ステンレス、シリコーン、紙 etc…)・サイズの型が売っているので、一度チェックしてみるとよいかも。なんと、ケーキ型の敷き紙もありましたよ。クッキングシートのサイズを計って切って型に敷くのが苦手、という人には便利ですね。手作りスポンジケーキを使って手軽に作れるスイーツレシピスポンジケーキを手作りしたら作ってみてほしい、E・レシピ編集部おすすめのレシピをご紹介します。トライフル小さく切ったスポンジ生地とホイップクリームで簡単に作れるクリスマスにもピッタリのトライフル。お子さんでもトッピングを楽しめますよ。家にある透明カップを使うのもいいですし、100円ショップにも様々な形のカップや蓋つきのカップなどもあるので、お好きなものを選んで使うのもいいですね。スコップケーキ大きめの器にスポンジ生地とホイップクリームを交互に入れ、上にお好きな果物やお菓子をトッピングすればスコップケーキの出来上がり。ホイップクリームをきれいにデコレーションする必要はなく、とりわけもスプーンですくうだけ!簡単にオシャレなケーキの出来上がりです。イチゴシロップケーキ生のいちごが手に入る冬~春にかけて、ぜひ作ってみてほしい、手作りのイチゴシロップが美味しいケーキ。手作りだから、お好みで甘さも調整できるのも嬉しい。
2023年12月15日ザック・エフロンがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に2767番目の星型プレートを獲得した。お祝いセレモニーが開催され、『The Iron Claw(原題』)共演者のジェレミー・アレン・ホワイトと監督のショーン・ダーキン、友人のマイルズ・テラーが駆け付けた。共に36歳のマイルズとザックは、2014年に『恋人まで1%』で共演して以来の友人だという。マイルズは「私たちの世代でザックは初の“本物のスター”でしたし、現在もそうです」と称賛した。ザックはこの記念すべき日に、10月に亡くなったマシュー・ペリーを追悼した。「今日ここにはいないけれど、絶対に名前を挙げたい人がいて。それはマシュー・ペリーです。『セブンティーン・アゲイン』で共演した時、彼はとても親切でやさしかった。彼とのコラボは本当に楽しくて、いろんな意味で私を突き動かし、モチベーションをアップさせてくれました。それが、私がキャリアの次章に進む後押しになりました。マシュー、本当にありがとう」と感謝を述べた。先月、マシューが生前、「自身の伝記映画を製作してザックに“若い頃のマシュー”を演じてもらいたいと望んでいた」と報じられた。この報道を知ったザックは、「彼は私のメンターでした」「とても光栄です。ぜひやりたい!」と話しており、実現が待たれる。(賀来比呂美)
2023年12月12日2000年生まれのポップマエストロ、Mega Shinnosuke。2023年12月5日、渋谷Spotify O-EASTにてワンマンツアー千秋楽『ロックはか゛わ゛い゛い゛』を開催。令和ポップをアップデートするオルタナティブなニューロックスター、爆誕の夜となった。ステージにあらわれた、ギター×2、ベース、ドラム、MPC&パーカッションというバンドセット。Mega Shinnosukeは、軽快なステップでラップスターの如くフロアを煽りながら登場。ピンクのフーディーがアイキャッチ強いファッション。オープニングは、ポップパンクな「Sports」からスタート。まず、サッカー柄のビーチボールをフロアへ向けて蹴り上げた。勢いそのままに、ヘヴィなギターリフで展開する「Thinking Boyz!!!」をドロップ。キャッチーなメロディーで、ノリのいいファッショナブルなオーディエンスを沸かしていく。この日最初のMCは、「オレがMega Shinnosuke、よろしく!楽しみにしてたよ、みんな。調子はどう?ここまで4本ツアーをまわってきて。どの都市もぶち上げてきたんだけど。東京が一番いけるって知ってるから、いけるか?次の曲にいく前にひとつだけ言っておきたいんだけど、嫌いってのは、めっちゃ好きってことやねん」と、最新アッパーチューン「東京キライ☆」をプレイ。続いて、ドット柄の星映像とともにキュートなロックビートがポップに弾ける「aishiteru_no_mention」。イントロから、黄色い声が響く胸キュンなロックナンバー「憂鬱なラブソング」など、軽快なビートに沸く笑顔でいっぱいのフロア。ポップミュージックは時代を写す鏡というが、Mega Shinnosukeのロッキンなライブを体験すると、まさにそんな方程式の正しさを実感する。時代の空気の半歩先を、クリエイティブに表現するセンスの妙。スッと胸に入ってくる初期衝動溢れるサウンドが、クリスマス前のカオスな渋谷を熱量高めに昇華していく。「みんなはドリンクもらってる?」と、Mega Shinnosuke。オーディエンスとの近い距離感を感じるやりとりが自然体で楽しい。表現者も聴き手も、フラットな関係性なのだ。問いに答えた子へ向けて、「そんな、いっぱいお酒呑んできた君に心から捧げたい曲があるから」と、「酒を飲んでも神には成れない」。インパクトあるタイトルに、優しいメロディーが絡み合う。「なんてね、なんてね、なんてね。ありがとう!」。曲間で、発せられるMCが常にグルーヴィーなのも楽しい。そして、空気は一変し、雲が流れる青空の映像とともに軽快なシャッフルビートで鳴り響いたのは「迷子なblue」。会場中の空気感が澄んでいく様が心地良い。そう、今日はここが日本でいちばん最高のステージなのだ。突如、ドープなビートを刻み「遊ぼうぜ!」とフロアに語りかけ「兄弟」を、マイク片手にラップめいたボーカリゼーションで展開。途中、フリースタイルで「今日は朝からニュースで悲しくなっちまうな / 死んだロックスター / ユウスケチバ / だけどオレは生きてる今 / ここを沸かせ、新たなニューロックスター / ここがバースデイ」と、ラップをキメるMega Shinnosuke。当日、天へ旅立ったロックスターへリスペクトを込めてトリビュートしながら、エモーショナルにぶちあげていく。「もっと肩の力抜いて、好きにやろうよ。ここはライブハウスだからさ。教室でも会社でもないから」アコギによるリフが鳴り響き、ビートが重ね合わされる「TOKYO VIDEO」へ。揺蕩うように優しく歌い上げていく。続いて、最初期のご機嫌なポップチューン「桃源郷とタクシー」、軽やかにビートを紡いでいく「10000回のL.O.V.E.<3」「Sweet Dream feat.Jinmenusagi」をスムースに披露。さまざまなスタイルのサウンドが、枠組みを超えて歌われていく。そう、令和ポップ世代にとって音楽は単純にジャンルでは括れない。CD世代以降のストリーミング&YouTube世代が生み出す、ポップ3.0。時代を飛び越えていく、過去の膨大なお宝アーカイブたち。いかにして自分のセンスを研ぎ澄まし、掛け合わせて新しいモノを生み出せるか?それこそが、大切な新時代なのだ。こうして育まれたジャンルを超えていく構築美は、まさにMEGA POPと呼ぶのにふさわしい。ライブも終盤へ差し掛かり。「まだまだやれるか東京!」と、煽るMega Shinnosuke。イントロから沸くフロア。「アイシテル人生 feat.初音ミク」によって、ダンサブルなポップチューンを繰り広げ、ファンクな「O.W.A」で気持ちよくライブ空間を支配していく。「最高だぜ、ありがとうみんな!ロックって継承されていくものだと思うんだ。作品は生き続けることを考えると、音楽ってやっぱりすげえなって思うし。この先、一生続いていくようなロックンロールをやりたい!今日みたいな日が自分の人生であってよかったなって思えるように、みんなで歌いませんか?」。熱くオーディエンスと溶け合い歌われる名曲「一生このまま」で、駆け抜けていく光に満ちたステージ。「ありがとうございました。Mega Shinnosukeでした。また会おう!」。本編ラストは、四つ打ちビートの鼓動が響き渡り「甲州街道をとばして alternative ver.」。淡い青春セカイをメロディアスに歌い上げていく。そう、狂おしいほどにせつなき展開へ。思いの丈を込めて歌う、やわらかな光へ導くポップソング。こうして本編が終了。鳴り止まないアンコールに応えてステージへ。「まだまだいけるか東京?」。晴れやかな空気感のなか、「俺たちの、何かを好きで生きている気持ち。大切に持っていて欲しいぜ!調子どう?」。熱いメッセージと共に届けられた「永遠の少年」。フロアにライトが照らされ、キラキラ煌めく高揚感でいっぱいだ。「また必ず会おうぜ!今日のこと忘れんなよ。最後にとっておきのロックンロールを!」。ラストは、疾走感あるビートに開放感あふれるメロディーが痛快なギターポップ「明日もこの世は回るから」。アイディアとセンスによって、あらゆる創作物をクリエイトするデジタルネイティヴ世代。Mega Shinnosukeはそんなニュージェネレーション筆頭のポップマエストロだ。創作物が指針となり、ライブではみんなの心をひとつに感情をMEGA POPで爆発させていく。新たな時代のロックスター、Mega Shinnosuke爆誕。2024年へ向けて、飛躍を約束するかのような素晴らしいステージだった。文=ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)撮影:momosuga<ライブ情報>ワンマンツアー『ロックはか゛わ゛い゛い゛』12月5日(火) 東京・渋谷Spotify O-EAST【セットリスト】01. Sports02. Thinking Boyz!!!03. 東京キライ☆04. aishiteru_no_mention05. 憂鬱なラブソング06. 酒を飲んでも神には成れない07. 迷子なblue08. 兄弟09. TOKYO VIDEO10. 桃源郷とタクシー11. 10000回のL.O.V.E<312. Sweet Dream feat.Jinmenusagi13. アイシテル人生 feat.初音ミク14. O.W.A.15. 一生このまま16. 甲州街道をとばして -alternative ver.EN1. 永遠の少年EN2. 明日もこの世は回るから<ツアー情報>『Mega Shinnosuke 2MANTOUR』◼️2024年3月29日(金)愛知・名古屋CLUB QUATTROOpen 18:00 / Start 19:003月30日(土) 大阪・梅田CLUB QUATTROOpen 17:00 / Start 18:004月6日(土) 東京・渋谷WWW XOpen 16:00 / Start 17:00【チケット料金】前売り:4,500円(D別)※18歳以下は当日チケット代1,000円キャッシュバック公式アプリ「MEGA CLUB」はこちら: Shinnosuke『MEGA 弾き語り旅』2024年1月8日(月・祝) 福岡ROOMS2024年1月12日(金) 大阪京橋BERONICA2024年1月20日(土) 札幌brew it2024年1月24日(水) 名古屋TOKUZO2024年1月27日(土) 下北沢440【チケット情報】前売:3,000円※ドリンク代別途必要チケットはこちら:()Mega Shinnosuke オフィシャルサイト:
2023年12月08日1830年の刊行以来、幾度となく映像化・舞台化されてきた、フランスの文豪スタンダールによる長編小説『赤と黒』。2016年には母国フランスで、『1789』『ロックオペラ モーツァルト』などを手掛けたプロデューサーによりロックミュージカル化されて好評を博した。今年3~4月に宝塚歌劇団によって日本初演(『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』)された同作を、新たな上演台本と演出で上演する「フレンチロックミュージカル『赤と黒』」が、本日12月8日(金)に東京芸術劇場プレイハウスで開幕。『千と千尋の神隠し』『キングダム』『のだめカンタービレ』と、大作への出演が続く若手実力派、三浦宏規の主演作としても注目を集める公演だ。物語の舞台は、ナポレオンによる帝政が崩壊し、王政が復活した19世紀初頭のフランス。小さな町ヴェリエールで、貧しい製材屋の息子として育った美貌を持つ青年ジュリアン・ソレル(三浦)は、町を支配するブルジョワへの憎悪に燃えていた。聖職者となり出世しようと野心を抱く彼は、レナール家の家庭教師の職を得るが、信心深く貞淑な夫人ルイーズ(夢咲ねね)との禁断の恋に溺れてしまう。やがてその秘密を暴かれ、町を出たジュリアンがパリで出会ったのは、奔放な令嬢マチルド・ド・ラ・モール(田村芽実)。この出会いもまた、彼の運命を大きく狂わせていく――。フレンチロックミュージカル『赤と黒』PV演出を務めるのは、ウエストエンドやブロードウェイなどで大ヒット中のミュージカル『Six』の共同演出家として知られ、日本の演劇界には今回が初登場となるジェイミー・アーミテージ。フレンチロックに彩られた本作について、「窮屈で抑圧的な社会と闘い、変革を起こそうとする彼(ジュリアン)の欲望がとても本能的で魅力的」「エキサイティングでフレッシュなストーリーが皆様を刺激し、何かしらのインスパイアを与えられるものになる事を願っています」とコメントを寄せている。そのアーミテージの紹介で参加し、共にロンドンで本作のためのワークショップを行ってから来日したという振付家、アレクザンドラ・サルミエントが手掛けるダンスにも注目したい。文:熊田音子★主演・三浦宏規さんのインタビューを掲載中!三浦宏規、「刺激的な1年」の最後に挑むフレンチロックミュージカル『赤と黒』。自由な稽古場でつくりあげる美青年・ジュリアンとは?()<公演情報>フレンチロックミュージカル『赤と黒』演出:ジェイミー・アーミテージ上演台本・訳詞:福田響志出演:三浦宏規/夢咲ねね田村芽実東山光明川口竜也/東山義久駒田一 他【東京公演】2023年12月8日(金)~12月27日(水)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】2024年1月3日(水)~1月9日(火)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:公式サイト:
2023年12月08日『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が、2024年4月19日(金)に公開される。青い監獄を意味する“ブルーロック”に集められた高校生FW(フォワード)300人が、世界一のストライカーを目指して戦う物語を描くコミック「ブルーロック」初の映画化。サッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームのような作風が人気だ。世界を飲み込む<天才>誕生の物語劇中には、高いトラップ技術で知られる凪が、階段から落としたスマホをトラップするシーンも。それをひと目見た玲央は凪の天性の才能を見抜き、「凪!お前の才能を俺にくれ!」と凪をサッカーに誘う。そんな凪と玲央の出会いやサッカーデビュー戦、さらにはなぜ“ブルーロック”プロジェクトに参加することになったのか、どのように“天才”が生まれたのかが判明する。作品詳細映画『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』原作:金城宗幸漫画:三宮宏太キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督:石川俊介演出:川畑 喬シリーズ構成・脚本:岸本 卓声の出演:島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希、海渡翼、小野友樹、斉藤壮馬、諏訪部順一、内山昂輝、木村昂、神谷浩史《ムビチケ発売情報》■第1弾ムビチケカード型前売り券・2023年12月22日(金)より発売・価格:(一般)1,600円 / (小人)900円・特典:メインビジュアルクリアファイル(A5)・販売場所:上映予定劇場(12/22(金)オープン時より発売、※一部劇場を除く)メイジャー通販(12/22(金)00:00(=12/21(木)24:00~)より発売)※数に限りあり。無くなり次第終了。※ムビチケカード1枚につき、クリアファイル1枚が付く。※画像はイメージ。実際の商品と異なる場合あり。※特別興行には利用できない場合あり。
2023年11月29日2024年2月17日(土) 東京・豊洲PITにて、ライブイベント『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部- Extra』が開催されることが決定した。『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部-』は、大阪・GORILLA HALL OSAKAのこけら落とし公演の一環として今年2月にスタートした、ロックバンドとお笑い芸人による2マンイベント。これまでVol.1はゲスの極み乙女×さらば青春の光、Vol.2は04 Limited Sazabys×四千頭身が出演。2024年1月27日に開催予定のVol.3には、Base Ball Bear×ダウ90000が出演する。初の東京での開催となる今回は、ASIAN KUNG-FU GENERATION、フジファブリック、そしてASIAN KUNG-FU GENERATIONのファンを公言するかが屋と、フジファブリックを学生時代から聴いてきたというミキの4組が出演。チケットは、本日11月17日18時よりオフィシャル先行抽選受付がスタート。一般発売は2024年1月13日(土) 10時からとなる。<イベント情報>『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部- Extra』2024年2月17日(土) 東京・豊洲PITOPEN 15:00 / START 16:00出演:ASIAN KUNG-FU GENERATION / フジファブリック / かが屋 / ミキ【チケット料金】スタンディング:6,600円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※先行は1人4枚まで■オフィシャル先行期間:11月17日(金)18:00~28日(火) 23:59■一般発売2024年1月13日(土) 10:00〜オフィシャルサイト:
2023年11月17日2024年1月27日(土) 大阪・GORILLA HALL OSAKA にて、『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部-Vol.3』が開催されることが決定した。『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部-』は、今年1月大阪にオープンしたライブハウス・GORILLA HALL OSAKAのこけら落とし公演の一環としてスタートした、ロックバンドとお笑い芸人の2マンイベント。これまで2月にゲスの極み乙女×さらば青春の光、3月には04 Limited Sazabys×四千頭身が出演。いずれも完売となり話題を呼んだ。第3回目に登場するのはBase Ball Bear、そして同バンドのボーカル&ギターの小出祐介がファンと公言するダウ90000。ダウ90000は、5月に本多劇場での演劇公演『また点滅に戻るだけ』、11月には下北沢ザ・スズナリでのコント数本でまとまった単独 LIVE『20000』をそれぞれ全公演チケット即完させるなど、今注目の8人組だ。チケットは、本日10月20日(金) よりオフィシャル先行抽選受付がスタート。一般発売は、12月23日(土) 10時からとなる。Base Ball Bearダウ90000<イベント情報>『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部-Vol.3』2024年1月27日(土) GORILLA HALL OSAKAOPEN 16:30 / START 17:30出演:Base Ball Bear / ダウ90000【チケット料金】スタンディング:5,500円(税込)※入場時ドリンク代必要※未就学児童入場不可※先行は1人4枚まで■オフィシャル先行受付期間:10月20日(金) 18:00~10月31日(火) 23:59■一般発売12月23日(土) 10:00〜オフィシャルサイト:
2023年10月20日テレビアニメ『ブルーロック』が初の映画化。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が、2024年4月19日(金)に公開される。サッカーアニメ『ブルーロック』映画化へ『ブルーロック』は、講談社『別冊少年マガジン』にて連載され、コミックス累計発行部数2,800万部を突破した人気サッカー漫画を原作とするテレビアニメ。青い監獄を意味する“ブルーロック”に集められた高校生FW(フォワード)300人が、世界一のストライカーを目指して戦う物語を描く。己のサッカー生命とゴールをかけて挑む“デスゲーム”のような作風が、2022年のテレビアニメ放送開始以来人気を呼び、“史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ”として幅広い年代から注目を集めている。テレビアニメの他、アプリゲームや舞台など多方面に展開されているシリーズだ。劇場版では“天才ストライカー”凪誠士郎が主人公に<天才>誕生の物語そんな『ブルーロック』が満を持して初の映画化。潔世一を主人公とするテレビアニメシリーズに対し、劇場版では『ブルーロック -EPISODE 凪-』を原作として、もう1人の主人公である凪誠士郎の視点からストーリーを紡いでいく。桁外れのサッカーセンスを持つ凪が同級生・御影玲王との出逢いを経て、いかにして“ブルーロック”での戦いに挑んでいくのかに注目だ。口グセは”めんどくさい”。日々、無気力に過ごしていた高校2年生・凪誠士郎(なぎせいしろう)の天性の才能を、W杯優勝を夢見る同級生・御影玲王(みかげれお)が見出す。「凪!お前の才能を俺にくれ!」と玲王に誘われるがままにサッカーを始める凪。圧倒的なセンスを持つ凪のもとに“ブルーロック(青い監獄)”の招待状が届く。「299名を蹴散らして最後に残る一人は、世界一のストライカーになれる」という世界の中で出会うのは、主人公・潔 世一(いさぎよいち)ら集められた選りすぐりのストライカーたち。凪と玲王の2人の高校での出会い、サッカーデビュー戦、ブルーロック1次セレクションでのアツい戦いがどのように描かれるのかに注目が集まる。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』登場キャラクター/声優キャスト主人公・凪誠士郎…島﨑信長「めんどくさい」が口グセの高校2年生。日々を無気力に生きていたが、玲王に誘われるがままにサッカーを始め、圧倒的なセンスを発揮する天才ストライカー。御影玲王…内田雄馬W杯優勝を夢見る凪の同級生。凪の才能を見つけ出し、サッカーに誘う。剣城斬鉄…興津和幸メガネがトレードマーク。知的に見えるが実は難しいことが苦手で、凪や玲王から「バカ斬鉄」と呼ばれている。潔世一…浦和希日本代表のエースストライカーになり、W杯で優勝する夢を持つ高校生FW。漫画「ブルーロック」全体を通しての主人公。蜂楽廻…海渡翼マイペースな性格。センス抜群のドリブルを武器とした、自由奔放なプレースタイルが特徴。國神錬介…小野友樹誠実な好青年。フィジカルが強く、左足のミドルシュートを武器とする。千切豹馬…斉藤壮馬中世的な顔立ちの美少年で、自分の武器をチームメイトにも秘密にしている。馬狼照英…諏訪部順一チームXを牽引する自称・王様(キング)。強いエゴの持ち主だが、その言動に恥じないフィジカルと正確なシュートテクニックを持つ。糸師凛…内山昂輝高い得点力を持ち、洞察力にも優れるが強気なプレーや言動の目立つエゴイスト。絵心甚八…神谷浩史“ブルーロック”プロジェクトの全権を掌握するコーチ。毒舌。高校生たちに生き残りをかけた訓練を課す。舐岡了(なめおかりょう)…木村昴凪と玲王が“ブルーロック”に入寮する前、高校サッカー部でのデビュー戦で対戦したチームのキャプテン。高校生離れした恵まれた体格をもち、強靭なフィジカルとパワーを駆使したプレーを得意としている。白宝高校のサッカー部員…せいや(霜降り明星)ばぁや…小山茉美玲王の幼いころから世話係として付き添ってきた、大企業・御影コーポレーションの運転手兼使用人。凪と共にサッカーに励む玲王を時に厳しく、時に温かく見守る。主題歌はNissy&SKY-HIの「Stormy」なお主題歌は、それぞれソロ活動、メジャーデビュー10周年を迎えたNissyとSKY-HIの2人が担当。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』のために、楽曲「Stormy」を書き下ろした。卓越したスキルとパフォーマンスで日本のダンス&ボーカルを牽引し続ける2人のアーティストによって紡がれる楽曲は、まだ見ぬ自身の“エゴ”を覚醒させる主人公・凪の物語にさらなる盛り上がりを見せてくれるだろう。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』あらすじ日々を無気力に生きていた凪誠士郎は、同級生の御影玲王に誘われるがままにサッカーを始める。圧倒的なサッカーセンスを発揮する凪のもとに、ある日“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの招待状が届く。そこで待ち受けていたのは、潔世一、蜂楽廻、糸師凛ら、全国から集められた選りすぐりのストライカーたちとの出会いだった。玲王と始めた“世界一”という夢への挑戦が、天才ストライカー・凪をまだ見ぬ世界へと連れて行く。【詳細】『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』公開時期:2024年4月19日(金)〈声優キャスト〉出演:島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希、海渡翼、小野友樹、斉藤壮馬、諏訪部順一、内山昂輝、神谷浩史、木村昴、せいや、小山茉美原作:金城宗幸漫画:三宮宏太キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督:石川俊介構成・脚本:岸本卓演出:川畑 喬ストーリー監修:金城宗幸音楽:村山☆潤アニメーション制作:エイトビット配給:バンダイナムコフィルムワークス
2023年08月20日人気漫画『ブルーロック』初の映画化作品『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が、2024年春に公開されることが決定した。原作は、コミックス累計発行部数が2800万部を突破し、2022年にはTVアニメが放送され人気を博した『ブルーロック』。ブルーロック(青い監獄)に集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、世界一のストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームのような作風は、“史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ”として幅広い年代から注目を集め、アプリゲーム、舞台化など多方面での展開も話題を呼んでいる。劇場版は『ブルーロック -EPISODE 凪-』を原作として、桁外れのサッカーセンスを持つもう一人の主人公・凪誠士郎の視点から描いた作品となる。併せて、本作の特報映像とティザービジュアルが公開に。ティザービジュアルでは、ブルーロック一次セレクション時のTEAM Vビブスを着用した凪誠士郎と御影玲王のふたりが、瞳にオーラを宿してこちらを真っ直ぐに見つめる姿が。「俺の人生は退屈に満ちていた。アイツに出逢うまでは──」というコピーから、二人の人生が大きく変わる出逢いが描かれることを予感させるアートワークになっている。特報映像では、TVシリーズで描かれたこれまでのブルーロックでの戦いが一気に巻き戻され、ティザービジュアル同様に「俺の人生は退屈に満ちていた。アイツと“ブルーロック”に出逢うまでは──」という凪と玲王のセリフのもと、二人が初めて出逢うブルーロック入寮前の高校時代のシーンへ。玲王が凪を見つけた、二人の世界一(ゆめ)への挑戦の始まりまで遡る、期待高まる映像となっている。『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』特報<作品情報>『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』2024年春 公開『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』ティザービジュアル原作:金城宗幸漫画:三宮宏太キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社『別冊少年マガジン』連載)監督:石川俊介構成・脚本:岸本卓ストーリー監修:金城宗幸音楽:村山☆潤アニメーション制作:エイトビット■キャスト凪誠士郎:島﨑信長御影玲王:内田雄馬剣城斬鉄:興津和幸潔世一:浦和希蜂楽廻:海渡翼國神錬介:小野友樹千切豹馬:斉藤壮馬馬狼照英:諏訪部順一糸師凛:内山昂輝絵心甚八:神谷浩史公式サイト:金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
2023年08月17日大ヒット映画を天才作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーがミュージカル化した『スクールオブロック』が、コロナ禍による2020年の全公演中止を乗り越え、いよいよ日本初演の幕を開ける。ひょんなことから名門校の教師となる破天荒なバンドマン、デューイ役をWキャストで務める西川貴教と柿澤勇人に、稽古が佳境に入った8月初旬、感じている手応えや作品の魅力を聞いた。西川さんのチャーミングで面白いところもデューイ役にぴったり(柿澤)――本作で初めてご一緒されるおふたりということで、まずは現時点でのお互いの印象を教えていただければと思います。西川カッキー(柿澤)とは、17歳も年齢差があるんですよ。そんな僕らがひとつの役を分け合うっていうのがね、僕はまず本当におこがましくて(笑)。柿澤いやいやいや(笑)。西川というのがある上で、舞台に関してはカッキーが大先輩。デューイというキャラクターの方向性を、先にどんどんつかんで見せてくれるので助かっています。初めての読み合わせって、Wキャストだと普通は一幕と二幕で分けたりするんでしょうけど、読み合わせの当日、僕の喉の調子が万全じゃなったこともあって、カッキーが通してやってくれたんですよ。僕はそれを“教材”みたいにして(笑)、聴きながら台詞を入れていたくらいです。ミュージカル『スクールオブロック』より柿澤お会いするまでは“テレビで見る西川さん”のイメージが強く、ものすごくエネルギッシュでパワフルな方という印象がありました。今回の役って、非常に疲労度が高いといいますかずっとテンションも高くいないといけないから、1回や2回稽古しただけではつかめないんですよね。僕はやる度に「あーもう無理!できない!」とかって落ち込んじゃうんですけど、西川さんはそんなことないんだろうなと思っていたら実は同じタイプで(笑)。西川ああ、そうね(笑)。柿澤稽古が終わるとため息をつきながら帰ってこられて、その姿がとても愛おしい(笑)。親近感があると言ったら失礼ですけど、もしテレビで見てたイメージ通りのパワフルな方だったら、僕は孤立しちゃってたかもしれないなと思います。それとやっぱり本物のロッカーなので、ギターの弦の押さえ方や音楽に関する膨大な知識をいつも教えていただいています。西川作品の時代背景が、僕がティーンエイジャーだった頃と真正面から重なってるから。カッキーがまだ生まれてない時代の“昔話”をしてるだけ(笑)。柿澤ありがたいです。本物のロッカーだというところも、可愛らしくてチャーミングで面白いところも、デューイ役にぴったりですよね。カッキ―は“一生懸命な青年”という感じがヒシヒシと伝わるデューイ(西川)――デューイ役としてのお互いの印象、ぜひ詳しくお聞きしたいです。柿澤デューイって、よくよく考えるとサイテーな人間なんですよ。自分の夢と金のために嘘ついて、子どもたちまで完全に利用して(笑)。でも西川さんが演じるとそうは感じないんです。最初から「こいつサイテーだな」って思われちゃったら、お客さんも入り込めないと思うんですけどその心配は全くない。憎めないところが本当にぴったりだなと思います。西川カッキーはね、もうなんかピチピチしてるから。生命力とか熱量の高さみたいなものがすごく感じられるデューイで、これが17歳の年齢差か!と(笑)。柿澤ははは!西川その熱量に、周りも照らされると言うんですかね。子どもたちもほかのキャストの皆さんも、どんどん巻き込まれていっているのを感じます。カッキーは僕のデューイを「憎めない」と言ってくれたけど、それはカッキーもそうで。熱とエネルギーがあるから、デューイのサイテーなところも(笑)、「なんとか夢を実現させたい」っていう純粋な気持ちから来てるように見える。“一生懸命な青年”という感じが、ヒシヒシと伝わるデューイです。ミュージカル『スクールオブロック』より――ではデューイを演じる上で、ご自身が大切にしていることは?西川Wキャストって、僕は初めての経験なので、最初は葛藤もあったんです。自分のやるシーンを客観的に見ることができる環境のなかで、どれくらい取り入れて、どれくらい逆に振ったほうがいいのかなと。でも鴻上さん(演出の鴻上尚史)に「それぞれ別々でいいんじゃない?」と言ってもらってからは、自分の気持ちが動くままにやろう、と思うようになりました。気を付けてることがあるとしたら、「これじゃ西川のまんまじゃないか」と思われないようにしようっていうくらい(笑)。その切り替えみたいなところは、やっぱりカッキーから勉強させてもらってます。柿澤いえいえいえ、とんでもないです。西川だってカッキー、稽古が始まった瞬間、パキーンって役に入るじゃない。普段は真面目で物静かで、ずーっと汗止めのローションを顔に塗ってるだけの男なのに(笑)。柿澤はははは! 汗っかきなんでね(笑)。大切にしていること、僕はなんだろうな。デューイって本当にずっとテンションが高いから、「よっこいしょ」みたいに心のスイッチを入れないと、しんどいシーンもあるんですよ。正直、「次このシーンかあ……」って落ち込んじゃうこともあって(笑)。西川8場(一幕後半、デューイが子どもたちに自作の曲を披露するシーン)ね!8場が来るって思うと俺もそうなる(笑)。柿澤怖いシーンですよね(笑)。一生懸命さとか、暑苦しさみたいなのを持ってないと成立しない。でも逆に、それさえ持っていればスベろうが、お客さんにダメな奴と思われようが、デューイとしては全然ありだと思っています。だからとにかく全力でやることを大事にしたいですね。子どもたちのエネルギーに助けられている――開幕が近づき、お稽古も佳境に入った頃かと思います。この段階だから見えてきた、作品の魅力などについてお聞かせいただけますか?西川やっぱり子どもたちですよね。今回のキャストには、舞台経験のある子役の子たちと音楽をやってきた子たちがいて、最初はその差が結構あったんです。舞台経験のない子たちは、お芝居になるとちょっと気恥ずかしそうにしてたり、声が小さかったり。柿澤そうでしたね。西川でも鴻上さんの演出を受けてみんなどんどん成長して、最初の頃と今では、お猿さんが立派な役者さんになったくらい違う(笑)。人間ってすごいなあと思いますよ。柿澤それにみんな、本当に楽しそうですよね。この時期になると通し稽古も増えてどうしても疲れてエネルギーが枯渇するんですけど(笑)、彼らにはそれが全くない。常に100%エネルギーがあるし、全部出し切ってもすぐに回復する。西川失敗を恐れないところもすごいよね。我々大人は、ダメ出しされたくないから目立たないようにしとこ、とか思っちゃうけど(笑)、みんな何か聞かれたら「ハイ!」って手を挙げるし、ダメ出しされても気にしないどころか、そもそも聞いてなかったりしますから(笑)。柿澤そんな子たちが24人もいるから稽古場は騒々しいんですけど(笑)、彼らからエネルギーを分け与えてもらっている感覚が僕にはあって。しんどいシーンも、子どもたちと一緒だと自然と全力でできたりするので助けられてるなあとつねづね思います。ミュージカル『スクールオブロック』稽古より、西川貴教と生徒役キャストミュージカル『スクールオブロック』稽古より、柿澤勇人と生徒役キャスト――子どもたちのエネルギーはやはり、大きな見どころになりそうですね! では、音楽の魅力についてはいかがでしょうか。西川ロイド=ウェバー作品ということで、複雑なコード進行を使ってたりするんじゃなかろうかなんて、最初は勝手に思っていて。でもこの作品においては、すごくシンプルだよね? メジャーのCとGだけで構成されてます、みたいな曲もあるし、オーケストレーションもドラムとギターとベースだけ、みたいな感じだし。柿澤そうですよね。僕もきのう初めてバンドと合わせてみて、改めてシンプルでストレートだなと思いました。僕が出演してきたほかのロイド=ウェバー作品とまた違う印象です。西川ああやっぱり。シンプルなのに、上に乗ってるメロディーによって“聴かせる”ことができちゃうのが、ロイド=ウェバーのすごさなんだろうなと思います。柿澤あと単純に、すごく乗りやすいですよね。聴いてて「難しそうだなあ」って感じる曲がデューイにもほかの役にもあんまりない。実際歌うとキーが高くて難しいんですけどね(笑)。西川たっかいよね! これだけミュージカルやってる人が言うんだから間違いない(笑)。柿澤西川さんからしても高いですか?西川あのね、週末だけ歌えばいい、ってことなら全然頑張れるんですよ。でも今回は、毎日だから。正直、あんまりミュージカル向きではないんじゃないかと思ってる(笑)。これは歌だけじゃなくて、台詞とも関わってくる問題だよね。柿澤うんうん、本当にそう思います。西川デューイはずっとテンションが高いというか、台詞で盛り上げて歌に辿り着いて台詞に戻ってくるみたいな波形がなく、ずーっと下りてこない人(笑)。そこが大変なところなんだと思います。ふたりとも、1公演終わるごとにぐったりしてそうですね(笑)。ミュージカル『スクールオブロック』稽古より、西川貴教ミュージカル『スクールオブロック』稽古より、柿澤勇人――熱い夏になりそうですね(笑)。最後に、今までのお話で出てこなかった見どころなど含め、読者の皆さんにメッセージをお願いします。西川子どもたちはもちろん、ほかのキャストの皆さんも本当に素晴らしいです。めぐさん(濱田めぐみ)の歌はやっぱりさすがですし、ネッド(梶裕貴・太田基裕)とパティ(はいだしょうこ・宮澤佐江)はWキャストでカラーが全然違って面白い。ぜひ色んな組み合わせでご覧いただきたいですね。柿澤僕はそうですね、本当に夏にぴったりの作品だなと。生きていると、イライラしたりむかつくことっていっぱいあると思うんですけど(笑)、そういうストレスを発散できる作品。ここまでライブ感覚で一緒に盛り上がって弾けられるミュージカルってなかなかないんじゃないかな。西川そう、コロナもあったしね。柿澤ガンガンのロックと、子どもたちのピュアなエネルギーが劇場に充満すると思うので、そちらも是非楽しみにしていただけたらと思います。上:チーム・コード、下:チーム・ビート取材・文:町田麻子<公演情報>ミュージカル『スクールオブロック』音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー脚本:ジュリアン・フェロウズ歌詞:グレン・スレイター日本版演出・上演台本:鴻上尚史出演:デューイ・フィン役:西川貴教/柿澤勇人(Wキャスト)ロザリー・マリンズ役:濱田めぐみネッド・シュニーブリー役:梶裕貴/太田基裕(Wキャスト)パティ・ディ・マルコ役:はいだしょうこ ※/宮澤佐江(Wキャスト)阿部裕、神田恭兵、栗山絵美、多岐川装子、俵和也、丹宗立峰、ダンドイ舞莉花、中西勝之、西野誠、湊陽奈、安福毅 (五十音順)スウィング:AYAKA、森内翔大※はいだしょうこ:ロザリー・マリンズ役カバー■チーム・コード小川実之助:ローレンス(キーボード)桑原広佳:マーシー(コーラス)飛田理彩子:ケイティ(ベース)中込佑協:メイソン(技術:ステージエンジニア)中嶋モモ:フレディ(ドラム)平岡幹基:ジェイムズ(警備:セキュリティ)前田武蔵:ビリー(衣裳:スタイリスト)真木奏音:ソフィー(ローディー:楽器セッティング・運搬)三上さくら:トミカ(ボーカル)三宅音太朗:ザック(ギター)宮﨑南帆:ショネル(コーラス)山崎杏:サマー(マネージャー)■チーム・ビート大久保実生:トミカ(ボーカル)加藤悠愛:ソフィー(ローディー:楽器セッティング・運搬)木村律花:ショネル(コーラス)熊田たまき:ローレンス(キーボード)後藤日向:ザック(ギター)佐藤凌:ビリー(衣裳:スタイリスト)シーセンきあら:マーシー(コーラス)中川陽葵:サマー(マネージャー)三宅音寧:ケイティ(ベース)村井道奏:フレディ(ドラム)宮島伊智:ジェイムズ(警備:セキュリティ)屋鋪琥三郎:メイソン(技術:ステージエンジニア)※五十音順【東京公演】2023年8月17日(木)~2023年9月18日(月・祝)会場:東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)【大阪公演】2023年9月23日(土・祝)~2023年10月1日(日)会場:新歌舞伎座チケット情報公式サイト
2023年08月16日8月19日(⼟) ⽇⽐⾕野外⼤⾳楽堂にて『再現1977〜⽇本のロックの夜明け前〜』が開催される。1977年7月28日、日本武道館で『NEW WAVE CONCERT』が行われた。出演者は紫、Char、BOWWOWの3組で、まだ発展途上のロックアーティストが武道館のステージに立つという日本のロックの夜明けとも言えるイベントだった。本公演では、今や日本の音楽シーンで主役のひとつとなったロックシーンを支えたその3組が46年ぶりに顔を揃える。チケットは現在発売中だ。<イベント情報>『再現1977〜⽇本のロックの夜明け前〜』8⽉19⽇(⼟) ⽇⽐⾕野外⼤⾳楽堂開場 16:00 / 開演 17:00出演:Char / BOWWOW G2 / 紫【チケット料金】プレミアムシート:15,000円(パンフレット付き・税込)指定席:10,000円(税込)⽴ち⾒:9,000円(税込)チケットはこちら:特設サイト︓
2023年07月10日ミュージカル『スクールオブロック』が2023年8月17日(木)から東京建物Brillia HALLで日本初演される。開幕を前にライブイベントが行われ、楽曲が披露されたほか、出演者らが意気込みを語った。売れないロッカーが名門進学校の臨時教師になりすまし、生徒たちにバンドを組ませるコメディ映画として2003年に同名映画が公開され、15年にアンドリュー・ロイド=ウェバーのプロデュース・音楽によってブロードウェイでミュージカル化。日本では20年に日本初演を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって全公演中止になり、この度3年の時を経て初演を迎える。ロックを愛する破天荒な熱血バンドマンのデューイ・フィン役を務める西川貴教は、たまたまブロードウェイで本作を観劇したといい「お話をいただいたときはぜひやらせてくださいと答えました。感染が落ち着いた今のような状況でないと、皆さんと一緒に歌ったり盛り上がったりできない舞台。ぜひキャストの1人と思って会場にお越しいただければ」と意気込んだ。Wキャストでデューイを演じる柿澤勇人は「デューイはすごくピュア。社会で生きていると『本当は彼みたいに生きたい』と憧れを持つと思うんです」と役を分析。その上で「台本に『ロックの本質は完璧にやることじゃない。楽譜通りに歌えばいいってもんじゃない』というようなセリフが出てくるんですね。僕も性格上完璧を求めがちなんですけど、今回はもういいかなと(笑)。とにかく心から叫んでいきます」などと語っていた。翻訳と演出を手がける鴻上尚史は「僕はこの作品が大好き」という。「個人的に『ツーブロック禁止』とか『リボンの幅は2センチならOK、3センチはダメ』など日本の“ブラック校則”にずっと文句を言い続けているんですけど、この作品はそういう学校の変な真面目さとか意味のない規則をこんなに楽しくキャッチーな曲で笑い飛ばしてぶっ飛ばす。初めて観たときに、クリエイターとしてやられたと思った」と語り、「名作にしないとしょうがない。頑張ります」。イベントには、ロザリー役の濱田めぐみ、ネッド役の梶裕貴/太田基裕(Wキャスト)、パティ役のはいだしょうこ/宮澤佐江(Wキャスト)、バンドメンバーの生徒役らも登壇。東京公演は9月18日(月・祝)まで。大阪公演は9月23日(土・祝)~10月1日(日)、新歌舞伎座。取材・文:五月女菜穂
2023年07月07日ヘアパック「ロック&リペアヘアマスク PS」株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーが、同社アケアシリーズのセラメディから「ロック&リペアヘアマスク PS」を発売した。「ロック&リペアヘアマスク PS」には、セラミドAPとセラミドNG、セラミドNPといった3種のセラミドが配合されており、キューティクルに密着して髪の潤いとうつくしさをキープする。また、加水分解ケラチン(羊毛)や加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、加水分解ケラチン(羽毛)のトリプルケラチンで、ダメージを抱えた髪を集中補修するヘアパックとなっている。グリオキシル酸やグリコール酸などでしなやかな指通りに「ロック&リペアヘアマスク PS」には上記以外にも、グリオキシル酸やグリコール酸、クロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールを配合。髪のゆがみを整え、しなやかな指通りを実現する。また、 パルミチン酸レチノールと酢酸トコフェロールによるビタミンカプセルと、メドウフォーム-δ-ラクトンのヒートケア成分もあり、髪の潤いをキープしつつ、ダメージ軽減・補修をかなえる。同商品の1本の容量は200グラム。セラメディ公式ホームページにおいて、税込み価格1,980円で販売中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※セラメディ ロック&リペアヘアマスク PS
2023年07月05日2023年6月22日、公益財団法人日本サッカー協会は、日本のサッカーにおいて功績を残した人を称える『日本サッカー殿堂』に、漫画家の高橋陽一さんを選出したことを明らかにしました。産経ニュースによると、高橋さんのほかに、元サッカー選手で現在は解説者を務めるセルジオ越後さんや、2011年に行われた、女子サッカーの世界選手権である『FIFA女子ワールドカップ』で優勝を収めた女子日本代表(通称:なでしこジャパン)も選出されたといいます。世界中に影響を与えた『キャプテン翼』「40年以上描いてきて…」高橋さんは、1960年7月28日生まれの東京都葛飾区出身。1980年、少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で、自身の代表作である『キャプテン翼』の読み切り版で漫画家デビューし、1981年から連載をスタートしました。『キャプテン翼』をきっかけにサッカーを始めた子供が続出したほか、リオネル・メッシ選手やアンドレス・イニエスタ選手など、世界のトッププレイヤーたちも、同作に馴れ親しんだといいます。また、高橋さんは自身のTwitterアカウントで、殿堂入りについてコメントを投稿しました。本日のJFA理事会にて「日本サッカー殿堂」に掲額されることが決まったと連絡をいただきました。歴代のメンバーを見ると本当に錚々(そうそう)たる方々ばかりで恐縮するとともに、40年以上にわたって『キャプテン翼』を描いてきたことが、少しは日本のサッカー界の役に立てたのかなと、うれしい気持ちもあります。@0728takahashiーより引用ネット上では、高橋さんの殿堂入りを祝福するとともに、「『キャプテン翼』なしに今の日本サッカーはない」「個人的には国民栄誉賞を与えてもいいと思う」などのコメントも寄せられました。高橋さんのこれからの活躍も、目が離せませんね![文・構成/grape編集部]
2023年06月23日2017年のNetflixドラマ「ジプシー」で夫婦役を演じたナオミ・ワッツとビリー・クラダップが、私生活でも夫婦になったことを明らかにした。ナオミはインスタグラムに白いドレスを着てブーケを持つ自分と、ネイビーのスーツでキメたビリーとの2ショット写真をアップし、「結婚しました」とキャプションを添えて報告。リース・ウィザースプーンから「やったね!私もとてもうれしいよ」、クロエ・セヴィニーから「美しい新郎新婦におめでとう!」、ほかにもグウィネス・パルトロウ、ケイト・ハドソン、ジュリアン・ムーア、ケイティ・ホームズ、ジャスティン・セローなど多数の俳優仲間から心温まるメッセージが寄せられている。ナオミと息子2人をもうけた元パートナーのリーヴ・シュレイバーも「おめでとう!ゴージャス!」と祝福している。「People」誌によると、ナオミとビリーは「ジプシー」での共演をきっかけに交際を始めたとみられるが、ペアで初めて公の場に出席したのは2022年の全米映画俳優組合賞の授賞式だったという。以降、ナオミのインスタグラムの写真にたびたびビリーが登場するようになった。ビリーは元パートナーのメアリー=ルイーズ・パーカーとの間に子どもが一人いる。ナオミもビリーも今回が初めての結婚。(賀来比呂美)
2023年06月12日今年9月に全国3カ所で開催されるスピッツのレギュラーイベント3タイトル『ロックロックこんにちは!』『ロックのほそ道』『豊洲サンセット 2023』の全出演アーティストが発表された。今年25回目を迎える『ロックロックこんにちは!』は、9月16日(土)・17日(日)に大阪城ホールで開催。1日目には、昨年阪神甲子園球場で弾き語りLIVEを大成功に収めたあいみょんが2度目の出演。そして、3月にミニアルバム『ACTA』をリリースし、現在全国ツアー『SPACE ACTA STATION』開催中のズーカラデルが大阪城ホールのステージに初登場。さらに、デビュー32年目で現在弾き語りライヴツアー『真心道中歌栗毛 2023』を開催中の真心ブラザーズが出演する。2日目は、沖縄出身の5人組ロックバンドORANGE RANGEが5度目の出演。また、叙情性豊かなソングライティングと多彩なライヴ活動を続ける秦 基博が2013年以来、2度目の出演。そして、“リョクシャカ”の愛称で若者から大きな支持を集める緑黄色社会が初登場となる。今年で12回目となる『ロックのほそ道』は、昨年に続き宮城県仙台市で9月21日(木)・22日(金)に、スタンディングの会場、仙台GIGSに場所を戻し開催。1日目には、初登場のTHE KEBABS、2018年以来5年ぶり2度目の出演となるgo!go!vanillas。そして、山梨からツアーをスタートさせたばかりのフラワーカンパニーズが8度目の出演。2日目には、こちらも初登場でメンバーのうち2名が宮城出身のサバシスター、先日横浜スタジアム公演を大成功で終えたばかりのsumika、2012年にVo.山口の出身地である福島開催以来の出演となるサンボマスターが11年ぶりに参戦する。サンセットシリーズは昨年はアリーナ開催だったが、今年はスタンディング会場に戻り、初の豊洲PITで9月28日(木)・29日(金) に『豊洲サンセット 2023』を開催する。1日目は、気鋭のソロアーティスト秋山黄色、本イベント10回目で最多出演のThe Collectors、コンポーザー “ニシハラ” のソロプロジェクトpeanut butters、そして1994年結成以降マイペースに活動を続けるヒックスヴィルが出演。2日目は、ミクスチャーな音楽性を提示する5人組バンドKroi、札幌発の3ピースロックバンド・ズーカラデル、福岡発4ピースギターロックバンドMOSHIMO、そして、ピアノスリーピースバンドRyu Matsuyamaが出演する。<イベント情報>『ロックロックこんにちは!25th Anniversary Special 〜5 times Go!〜』『ロックロックこんにちは!』出演者9月16日(土) 大阪城ホール開場 15:00 / 開演 16:00出演:あいみょん / ズーカラデル / スピッツ / 真心ブラザーズ ※五十音順9月17日(日) 大阪城ホール開場 15:00 / 開演 16:00出演:ORANGE RANGE / スピッツ / 秦 基博 / 緑黄色社会※五十音順ナビゲーター:FM802 DJ 加藤真樹子 / FM802 DJ 中島ヒロト【チケット料金】※全席指定SS席:13,000円(税込)※オリジナルバッグ&メモリアルパス付きS席:10,000円(税込)A席:9,000円(税込)『ロックロックこんにちは!』特設HP:『ロックのほそ道』『ロックのほそ道』出演者9月21日(木) 仙台GIGS開場 17:15 / 開演 18:00出演:go!go!vanillas / THE KEBABS / スピッツ / フラワーカンパニーズ ※五十音順9月22日(金) 仙台GIGS開場 17:15 / 開演 18:00出演:サバシスター / サンボマスター / スピッツ / sumika ※五十音順【チケット料金】1階スタンディング ※整理番号付き・ドリンク代別2階指定席 ※ドリンク代別価格:7,150円(税込)『ロックのほそ道』特設HP:×VINTAGE ROCK std. presents『豊洲サンセット2023』『豊洲サンセット 2023』出演者9月28日(木) 豊洲PIT開場 17:00 / 開演 18:00出演:秋山黄色 / The Collectors / スピッツ / peanut butters / ヒックスヴィル ※五十音順9月29日(金) 豊洲PIT開場 17:00 / 開演 18:00出演:Kroi / スピッツ / ズーカラデル / MOSHIMO / Ryu Matsuyama ※五十音順【チケット料金】※オールスタンディング前売:6,000円(税込)※整理番号付き・ドリンク代別『豊洲サンセット』特設HP:関連リンクスピッツ OFFICIAL WEB SITE: mobile(スマートフォン専用):スピッツ ユニバーサルミュージックHP:スピッツ ユニバーサルミュージックスタッフTwitter:スピッツ ユニバーサルミュージックスタッフInstagram:
2023年06月06日ディオール(DIOR)の2023年フォールコレクションから、新作バッグ「セ ディオール」が登場。“CD ロック”の留め具が煌めく、新作バケットバッグディオールの2023年秋の新作「セ ディオール」は、しなやかな台形型のラインを描くバケットバッグだ。特徴的なのは、Dの文字をひねって開閉する“CD ロック”の洗練された留め具。またトップハンドルに加え、取り外しが可能なレザー インサーション付きチェーンストラップも備えているため、気分やコーデに合わせたアレンジを楽しめるのも嬉しいポイントだ。ラインナップは、エンボス加工のCDシグネチャーをフロントにあしらったレザー製モデルに加え、アイコニックなトロッター柄や、マリンテイストのストライプ模様なども展開。いずれもバッグの内側と背面に、“Christian Dior”シグネチャーが、ゴールドの箔押しによって施されるなど、細部のディテールにまでこだわりを詰め込んでいる。【詳細】「セ ディオール」バッグ価格:470,000円~500,000円【問い合わせ】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年06月01日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の「シルバー・ロックイット」ブレスレットから、新作「シルバー・ロックイット ビーズ」が登場。“南京錠”ブレスレット新作「シルバー・ロックイット ビーズ」LVシグネチャーを配した南京錠モチーフが特徴のブレスレット「シルバー・ロックイット」。そんな「シルバー・ロックイット」が2023年、セミビーズブレスレットとして生まれ変わった。6つのシルバービーズがあしらわれたデザインで、単体はもちろん重ね付けも楽しめる。シルバービーズに合わせるコードカラーは、ブラックに加え、6月14日(水)よりレッドとブルーの2色も展開される。また、ブラックコードにチタンビーズのバージョンも用意する。なお、「シルバー・ロックイット」はユニセフとのパートナーシップによるもの。新作ブレスレットを購入すると、1アイテムにつき150ドルがユニセフに寄付される。【詳細】ルイ・ヴィトン新作ブレスレット「シルバー・ロックイット ビーズ」発売日:2023年5月5日(金)アイテム例:・シルバー・ロックイット ビーズ シルバー ブラック 93,500円 ※レッド・ブルーは6月14日(水)より展開予定。・シルバー・ロックイット ビーズ チタニウム 93,500円【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2023年05月18日2023年8・9月にミュージカル「スクールオブロック」が日本初上演される。それに先駆け、5月7日(日)の日比谷フェスティバルに主演の柿澤勇人、そしてオーディションで選ばれた生徒役の子供たち21名が登場し、舞台への意気込みを語った。(体調不良により西川貴教、生徒役3名はイベント欠席)本作は、全米で大ヒットした映画のミュージカル版。売れないギタリストが名門エリート進学校の臨時教師になりすまし、生徒たちとロックバンドを組んでバンドバトルへの出場を目指すロック音楽コメディだ。破天荒な熱血ロッカーのデューイ・フィン役を西川貴教と柿澤勇人がWキャストで演じる。「オペラ座の怪人」「キャッツ」などの作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバー氏が手掛けるミュージカル楽曲、さらには生徒たちが劇中で披露する生演奏も楽しみな見どころだ。初演を予定していた2020年には新型コロナウイルス感染拡大により全公演中止となり、3年越しの上演となる本作について、柿澤は「当時オーディションで勝ち取った役をできなかった子供たちは悔しかっただろうし悲しかったと思う。だから彼らの思いも引き継いで、あらためて初演ということで盛り上げていきたい」と語る。また作品の魅力について「生徒たちのエネルギー、才能、楽器演奏のスキルはプロ級だと思います。将来日本を背負って立つ彼らのパフォーマンスが魅力のひとつ。初日から千秋楽にかけて、子供たちの成長の伸び率がエグいことになると思うので(笑)、ぜひ何回も舞台を観て、見守ってほしい」と期待を込めた。入学式さながらに柿澤が生徒たちの名前を読み上げると「はい!」と元気のいい声が響き、生徒役の子供たちが一人ずつマイクの前で特技とメッセージを発表する。「特技はパンケーキを上手に焼くこと」「ジェットコースターでも寝られちゃいます!」など個性あふれるアピールに、会場からは温かい拍手と笑みがこぼれた。まだ稽古前だというが、すでに柿澤と子供たちの掛け合いは息がぴったり。ラストは生徒たちが初披露となる楽曲「今がそのとき」を熱唱し、熱いステージでイベントを締めくくった。東京公演は2023年8月17日(木)~9月18日(月祝)、東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)。大阪公演は9月23日(土祝)~10月1日(日)、新歌舞伎座。取材・文:北島あや
2023年05月09日ダンサーズサポート主催、ロックバレエ2023『ROCK BALLET with QUEEN』が2023年5月17日(水)になかのZERO大ホール(東京都中野区中野2丁目9番7号)にて上演されます。この度リハーサル最新動画が公開されました。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて4月22日(土)10:00より発売中です。カンフェティにて4月22日(土)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ ロックバレエ2023『ROCK BALLET with QUEEN』リハーサル最新動画をお届け!ロック音楽クイーンに乗って日本のトップバレエダンサーたちが踊る!2021年の初演から新キャストも加わり、新たな曲も追加します。さらにパワーアップした舞台をご期待ください。ロック音楽とバレエとの出合いロック音楽で日本のトップバレエダンサーたちが踊ったらどんなに楽しいだろう!の思いから実現した「RockBalletwithQUEEN」。2021年7月8日、新宿文化センター大ホールにて初演。そして、約2年後となる今年、なかのゼロ大ホールにて再演が決定!ロックバレエ2021よりロックバレエ2021カーテンコールより公演概要ダンサーズサポートロックバレエ2023『ROCK BALLET with QUEEN』公演日時:2023年5月17日(水)18:30開場/19:00開演会場:なかのZERO大ホール(東京都中野区中野2丁目9番7号)■演出・振付福田圭吾:新国立劇場バレエ団ファースト・ソリスト■出演者井澤駿:新国立劇場バレエ団プリンシパル今井智也:谷桃子バレエ団プリンシパル菊地研:牧阿佐美バレヱ団プリンシパル長瀬直義:元東京バレエ団ソリスト二山治雄:元パリ・オペラ座契約団員米沢唯:新国立劇場バレエ団プリンシパル壷阪健登:ピアニスト・作曲家■チケット料金1F席:7,000円2F席:6,000円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月29日2016年に亡くなったキャリー・フィッシャーが、5月4日の「スター・ウォーズの日」にハリウッドの殿堂入りを果たす。「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に2754番目の星型プレートを刻むことが分かった。記念セレモニーにはキャリーの代理で娘のビリー・ロードが出席するという。ゲストスピーカーについてはまだ発表されていない。『スター・ウォーズ』シリーズの共演者でキャリーの親友だったマーク・ハミルは、この件に関して「長い間待ち望まれていたこと&十分に値する #キャリーよ永遠に」とツイート。「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」のプロデューサー、アナ・マルティネスは「ファンは、彼らが大好きな映画のプリンセス、キャリー・フィッシャーがハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を刻むことに大喜びでしょう。キャリーは『スター・ウォーズ』の共演者マーク・ハミル、ハリソン・フォードと共に、この歴史的な歩道に仲間入りします」とコメント。マルティネスによると、キャリーのプレートはマークのプレートの近くに設置されるとのこと。さらにキャリーの母デビー・レイノルズ(2016年死去)のプレートが、通りを隔てた向こう側にあるという。マークは2018年、ハリソンは2003年、デビーは1960年に殿堂入りしている。(賀来比呂美)
2023年04月28日ルイ・ヴィトンの伝統的なトランクのロックから着想を得た、Sロックスタイルのマグネットクロージャーがデザインポイントの「Sロック ヴェルティカル・ウエアラブル ウォレット」を発売しました。日常の必需品をトレンディに持ち運べるバッグは、クロスボディキャリーやショルダーキャリーもお楽しみいただける、取外し & 調節可能なストラップ付き。内側にはスマートフォン専用のコンパートメントを備えています。コンパクトながら必需品をたっぷり持ち運べる収納力も魅力です。©LOUIS VUITTONSロック ヴェルティカル・ウエアラブル ウォレット価格:23万6,500円(税込)素材:モノグラム・エクリプス キャンバスサイズ(以下同様):W 12 x H 19 x D 7 cm©LOUIS VUITTONSロック ヴェルティカル・ウエアラブル ウォレット価格:23万6,500円(税込)素材:モノグラム・マカサー キャンバス、レザー(皮革の種類:牛革)©LOUIS VUITTONSロック ヴェルティカル・ウエアラブル ウォレット価格:26万7,300円(税込)素材:トリヨンレザー(皮革の種類:牛革)ルイ·ヴィトンについて1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年04月19日