ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)の2019-20年秋冬コレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2019年2月20日(水)に発表された。バックスタイルで魅せる今シーズンのクリエーションで注目すべきはバックスタイル。モデルたちが纏うアウターやドレス、スカートなどあらゆるアイテムの後ろ姿に工夫が施されている。レーシーなリトルブラックドレスには歩くたびに美しくなびくマント風のディテールを採用したり、すっきりとしたシルエットのベアトップドレスには大きなリボンを結んだりと、前面から見るとミニマルなピースも、バックスタイルで個性をプラスしている。ファスナーディテールを多用バックスタイルを魅せる様々なアプローチの中で、最も多用されたのは背中にファスナーを配するというもの。トレンチコート風のスタンドカラーアウターは背中を横断するように、フラワーモチーフが煌めくヌーディーカラーのワンピースは背筋をなぞるようにして裾までファスナーが走っている。このディテールはレイヤードの楽しさを教えてくれるものでもある。ファスナーをあえて全開にし、クラシカルなコートにランジェリー風のインナーを差し込んだり、フェミニンなワンピースからアクティブなショートパンツを覗かせたりと、遊び心溢れる着こなしが提案されていた。センシュアルなムード素肌を露にすることでセンシュアルなムードを演出するアプローチも印象的。ブラウンのコートやベージュのカーディガンはあえて着崩すことで、肩をちらりと覗かせて。前述のファスナーは本来ならばカジュアルなアイテムに多用される留め具であるが、開け閉めすることで自在に肌を露出することができるという点に着目し、フェミニティを称えるディテールとして起用されているようにも感じた。
2019年02月24日アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)の2019-20年秋冬コレクションが、ミラノ・ファッションウィーク初日の2019年2月20日(水)に発表された。オールホワイトルックからスタートショーのはじまりはホワイトから。ファーストルックを飾ったのは、アウターやパンツはもちろんのこと、ハット、バッグ、ブーツ、ベルトといった小物まで白で纏めたオールホワイトのスタイルだ。真っ白なピースにアクセントを加えるのはゴールドのボタンやフリンジといったディテール。華やかな装飾が、ピュアなホワイトカラーをより一層引き立てている。徐々に現れるメタリックな輝き純白の世界から徐々に姿を現わすのは、メタリックな輝き。まずは、シルバーのドット柄が目を惹くワンショルダーのブラウスや、メタリックなストライプが走るスーツなど、光り輝くパターンを取り入れたルックが登場。ショーが進むにつれ、モデルたちが纏うピースは煌めきを増していき、歩くたびにプリーツが揺れ動き、眩い光を放つゴールドのドレスなどもランウェイを彩った。マスキュリンなムードマスキュリンな要素を打ち出しているのも、今季の特徴の1つであろう。ボトムスはパンツが主流。テーラードジャケットにロングパンツを組み合わせたスーツルックやジャンプスーツなども散見された。マニッシュなアイテムが揃う一方で、スタイリングやディテールでブランドが得意とするエレガンスやフェミニティを取り入れるアプローチも見て取れ、たとえばスーツにはフリルをあしらったシャツを差し込んだり、ジャンプスーツには素肌が透けるレーシーな素材を採用したりしている。足元はロングボトムをブーツイン足元を彩るのはボリュームのあるウエスタンブーツがメイン。ゆったりとしたボトムスをブーツインする新鮮な着こなしが提案された。
2019年02月24日ブルマリン(Blumarine)は、2019年秋冬コレクションを日本時間2019年2月22日(土)18:30にミラノで発表する。ファッションプレスでは、その模様をライブ配信。前シーズンは、アンバランスなミックススタイルを中心に据え、ネオンカラーを多用したパワフルなランウェイを披露。蛍光色で彩ったスポーツウェアさながらの膝上スパッツに、繊細なビーズ刺繍をあしらったレーシーなドレスやシフォンワンピースなど、全く異なるテイストを組みあわせた。ショー後半からは、総柄パターンも登場し、ランウェイはよりアクティブでリズミカルに。ここでもアニマル模様と花柄が共存するアンバランスなスタイリングで人々を魅了した。ミラノで発表される最新コレクションでは、どのようなルックが登場するのだろうか。ぜひリアルタイムでチェックしてみて。【詳細】ブルマリン 2019年秋冬コレクション開催日時:日本時間 2019年2月22日(土)18:30現地時間 2019年2月22日(土)10:30
2019年02月23日ザ・ロウ(The Row)が、2019−20年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。
2019年02月23日モスキーノ(MOSCHINO)の2019-20年秋冬コレクションが、2019年2月21日(木)、イタリア・ミラノで発表された。アップテンポなミュージックと共に、会場中心に設置された真っ黒な幕があがると、ジェレミー・スコット手掛けるモスキーノならではの“劇場型ファッションショー”がスタート。ジェレミーの"ゲームショー"へようこそ幕の下から現れたのは、いくつかの回転式ステージ。そこには例えば、巨大なスロットが設置されたカジノのような世界と、スポーツカー、ラグジュアリーなベッド、洗濯機や冷蔵庫といったちょっぴり高価な家電、トレーニングマシン...などが競売にかけられているかのような世界が存在し、くるくると回って交互にやってくる。お金モチーフのピースランウェイはこのステージを囲むように配置。そこにまず足を踏み入れたのは、紙幣をモチーフにしたライダースワンピだ。続いてスロットマシンを描いたワンショルダードレス、ドルマークを散りばめたキルティングパンツなどが姿を現す。日用品が洋服に次に目をひいたのは缶ジュースや洗濯用洗剤など誰もが毎日目にする日用品をモチーフにしたピース。毎シーズン、ユニークなデザインで楽しませてくれるバッグにおいてそれは顕著で、歯磨き粉のチューブ型クラッチや、ドライヤー型チェーンバッグなどが続々と登場した。さらに、ミックスベジタブルやハンバーグ、トーストなどを詰め込んだランチボックス型ジャンボサイズコートが現れるサプライズも!ゴージャスなイブニングドレスまた、ゴールド×ブラックのゴージャスなイブニングドレスを筆頭に、宝石のようなモチーフを飾り付けたセクシーなミニドレスなど、ラグジュアリーなドレスを纏ったモデルたちもキャットウォークを軽快に進んでいく。日用品を模ったバッグ、スロットやお金をモチーフにしたワンピース、ゴージャスなロングドレス…これらの要素が交互にランウェイを彩る。そして中央のステージには、スロットマシンと、ちょっと贅沢な家具や家電がくるくると回る。何気なく続いていく日常…でも明日にはカジノで一攫千金!ラグジュアリーな生活が待っているかも?と夢を見させてくれるかのようなファッションショーであった。
2019年02月23日グッチ(GUCCI)の2019-20年秋冬コレクションが、ミラノ・ファッション・ウィーク初日の2019年2月20日(水)に発表された。今季もウィメンズ・メンズの合同ショーである。ホームタウン・ミラノにカムバック前シーズンはホームタウンのミラノを飛び出し、フランス・パリの歴史あるシアターでコレクション発表を行ったグッチ。2019年春夏コレクションをもって、プレフォール、リゾートと続いた、フランスへのオマージュを捧げる三部作が完結したこともあり、会場を再び巨大なグッチ本社に戻しての新章の幕開けに注目が集まっていた。キーワードは"マスク"今シーズンのインビテーションは、大きな木箱。蓋を開けると、不可思議な仮面が現れる。アレッサンドロ・ミケーレ率いるグッチが、今度はどんな世界を作り上げるのか…。期待が高まる中、会場で手渡されたコレクションノートを読み解くと、今季のキーワードは、やはりマスク=仮面であるらしい。ノートの冒頭には「THE MASK AS A CUT BETWEEN VISIBLE AND INVISIBLE」と綴られている。マスクは自らを隠すものであるが、なりたい自分を演習してくれるものでもある。そんなミケーレからのメッセージを代弁するかのように、ランウェイに登場したモデルたちは各々に顔や目元を覆い隠す個性的なマスクを着用している。クラシカルなアイテムが主流クリエーションの姿勢は変わらず異なる要素を掛け合わせる折衷主義であるが、アイテム自体はグッチロゴを散りばめたテーラードジャケットやセットアップスーツなどクラシカルなピースが主流。シャツにネクタイを締めたフォーマルな着こなしも、今季の特徴の1つと言って良いだろう。ミケーレが好んで起用するキャッチーなモチーフは今季は控えめで、代わりに目を引いたのはパターンによるアプローチ。たとえばミケーレが生み出す世界に不可欠な動物たちも今シーズンはパイソン柄のブルゾンや、レオパード柄を取り入れたガウンコートなどに姿を変えている。折衷主義を加速させるバッグ&アクセアリーそんな中、ミケーレの折衷主義を加速させる役割を担ったのは小物類。クラシカルなハンドバッグがある一方で、アクティブなバックパックやスーツケースも登場。ハードなスタッズを施したチョーカーや、耳に被せるようなスタイルのイヤーアクセサリー、膝にあてたスポーティーなサポーターなども、存在感を放っていた。
2019年02月23日ファイブノット(5-knot.....)の2019年秋冬コレクションが、2019年2月15日(金)、東京で発表された。"スリランカ"にインスパイア今シーズン、インスピレーション源となったのは、神秘の国 スリランカ。自然と寄り添う暮らしが根付くこの場所で、デザイナーが訪れたのは、スリランカを代表する建築家 ジェフリー・バワが手がけた建築だ。彼が作り上げた自然に溶け込む建築にオマージュを捧げ、その空間から感じ取ったモダンでオーガニックな空気感を、コレクション全体で表現していく。モダンでナチュラルなファブリック現代的でありながらナチュラルなムードを再現するのに一役買っているのはファブリックだろう。たとえばオーバーサイズのシャツやロングスカートに採用されたウールストライプのテキスタイルは、リネンを織り込むことで素朴な風合いを引き出している。心地よいシルエット鳥の鳴き声や雨音が響く贅沢な空間の中で考えたのは、本当に心地よいもの。シルエットは、ゆっくりと過ぎる穏やかな時間を連想させるかのような、ゆったりとしたフォルムが主流だ。全身をすっぽりと覆い隠すようなロングドレスや、ボディを包み込むようなフリンジのコート、深いスリットの入ったリラクシングなスカートなどが揃う。鉱物と金属の対比鉱物と金属のコントラストも、ジェフリー・バワの建築から落とし込んだものの1つ。岩肌の質感をボタニカル柄で再現したシルク素材のワンピースや、コート・シャツ・パンツをアーシーなワントーンで纏めたルックに、ゴールドに輝く大振りのイヤリングをスタイリングした。旅で出会ったパターンを投影スリランカで目にしたのは建築だけでは無い。現地で使われていた紙ナフキンの柄をモチーフにしたレーヨンジャガードのプリーツスカートや、ホテルで出会った孔雀のプリントを取り入れたワンピースが、それを物語っている。
2019年02月18日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)の2019年秋冬コレクションが、日本時間2019年2月17日(日)23:00より、イギリス・ロンドンにて発表される。ファッションプレスでは、その模様をライブ配信。デジタルプレゼンテーション形式で発表された前シーズンの2019年春夏コレクションでは、グラフィカルなパターンを採用したアイテムが多数登場。ペイント風の鮮やかなグラフィックと、ブランドが度々起用するトランプモチーフを組み合わせたワンピースやトップス、パンツなどが散見された。ランウェイショー形式で披露される最新コレクションでは、どのようなピースが誕生するのか、注目したい。【詳細】ヴィヴィアン・ウエストウッド 2019年秋冬コレクション日本時間:2019年2月17日(日)23:00現地時間:2019年2月17日(日)14:00
2019年02月17日トリー バーチ(TORY BURCH)は2019年秋冬コレクションを、日本時間2019年2月11日(月)午前2:00より、アメリカ・ニューヨークで発表する。ファッションプレスではその模様をライブ配信。前シーズンの2019年春夏コレクションでは、トリー バーチの両親が毎夏繰り出していたという"バカンス"での思い出をインスピレーション源に、海辺でのひと時を連想させるストライプ柄や、エキゾチックな異国文化を彷彿とさせるエスニック柄のドレスを展開。足元にはキャンバス地のスニーカーを合わせ、スポーティーなムードをプラスしたルックが散見された。今シーズンはどのようなピースで観るものを魅了してくれるのか。ニューヨークからリアルタイムで配信される最新コレクションに注目したい。【詳細】トリー バーチ 2019年秋冬コレクション日本時間:2019年2月11日(月)2:00現地時間:2019年2月10日(日)12:00
2019年02月10日トーガ ビリリース(TOGA VIRILIS)が2019−20年秋冬コレクションを発表した。
2019年02月09日ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(Giorgio Armani Prive)が、2019春夏年秋冬オートクチュールコレクション
2019年02月02日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)は、2019-20年秋冬メンズコレクションを、フランス・パリにて発表した。様々な反骨的表現今シーズンのイメージソースになったのは、様々な時代に沸き起こったカウンターカルチャー。ヒッピーやボヘミアンなど、時代ごとに異なる反骨的な表現をミックスしている。ノイジーなイメージや、思わず目を留めるようなスペクタクルなテキスタイルパターン、ダイナミックな素材使いがコレクションの随所に見て取れる。コンテンポラリーで洗練された空気感ただ、モチーフそのものは喧騒の中にあるような、大胆でアイキャッチなものであっても、アクネ ストゥディオズのフィルターを通すことで、1歩俯瞰したようなコンテンポラリーなミニマリズムが漂う。たとえば、極端に長く設定された、ニットやストールのフリンジは、ともすればルーズな印象になるものだが、優しく印象的な色彩感覚によって洗練された空気感を放っている。起毛感のあるアニマル柄のレザーコートやパンツ、抽象的な模様をプリントしたツヤ感のあるセットアップも同じく、モチーフだけ切り取ってみるとアグレッシブだが、着用感や全体にまとう雰囲気は、クリーンでアーティスティックだ。それは、服を形作る仕立てやディテール、素材の発色、質感全てを鑑みたバランスが絶妙に計算された上で成り立っているからだろう。色や柄のミックスまた、円の上にグラフィカルな転写を重ねたプリントや、ラメで彩られた幾何学模様、波形のようにも木目のようにも見えるサイケデリックなカットソーなど、色や柄を織り交ぜた表現も散見された。ピンク、ライムグリーン、ブラウン、イエローなど様々な糸で波打つように編まれたニットには、上からオーガンザをかぶせて幻想的に。ふわりとしたニットの質感は、組み合わせた無骨なレザーパンツやハードなブーツによってより一層際立っている。オーバーシルエットのアウターアウターは、肩を大きくとったりドロップさせたりと、前を開けてラフに羽織れるようなオーバーシルエットがメイン。ブラウンベースのガンクラブチェックを施したステンカラーコートは、丸みを帯びた肩のフォルムや襟の造形、大き目のボタンが相互に作用して穏やかな雰囲気を描き出す。胸元には、貼り付けるようにして花を装飾。自然体ながらも凛とした、独自のスタイルを見せる。
2019年01月31日メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ) 2019年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリでプレゼンテーション形式で発表された。ユニ・アンによる“新生キツネ”誕生韓国出身のユニ・アンが手掛ける、キツネのファーストコレクション“HOUSE KITSUNE”が登場。ルーズなシルエットに、装飾の少ないミニマルなデザイン。そしてストリートスタイルに偏在するジェンダーレスなワードローブを意識したという、“新生キツネ”スタイルが披露された。オーバーサイズを主流にロングコートやダウン、ブルゾンといったアウター類は、ボーイフレンドから借りてきた洋服を纏っているかのようなビッグサイズが主流。合わせられるボトムスは、ゆったりとしたワイドパンツやテパードパンツ、膝下まで伸びるスカートなど。女性のラインを必要以上に強調しないワードローブはどれも、着心地の良さそうなリラックスしたムードが漂う。ベーシックな色合い×エネルギッシュな差し色カラーもまたジェンダーレスな空気を纏う要素の1つ。ベージュやブラック、カーキー、キャメルなど、ベーシックな色合いでスタイリングが構成されている。その分、そこへ差し色として採用されたレッドやイエロー、ピンクといったカラーパレットは、ミニマルなスタイリングの中に、若々しいエネルギッシュな空気をプラスしてくれる。レイヤードで引き立つ“襟付き”トップスレイヤードスタイルが目立つ中、ひと際存在感を放ったのは、ネイビーのジャケットとデニムのオールインワンに赤いトップスを差し込んだコーディネートである。赤いトップスは、三角型のユニークな襟が特徴となるデザイン。スカーフのように結んで、アレンジを加えることも可能だ。同色や同柄のレイヤードスタイルが散見される中、ブライトなカラーとエッジのきいたシェイプを差し込むことで、インパクトのあるルックを完成させていた。“新生キツネロゴ”もこれまでのデザインにはなかった今シーズンのロゴも登場。黄色く彩られた“逆三角形”に、可愛らしい目と鼻を加えた“キツネ”ロゴは、フーディやアウターの襟元のアクセントとして配されている。
2019年01月29日J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)の2019年秋冬バッグが、2019年6月下旬以降より発売スタートを予定している。取り扱いはJ&M デヴィッドソンの各ストア、オフィシャルオンラインストアおよび主要セレクトショップだ。J&M デヴィッドソンは、2019年秋冬シーズンよりケイティ・ヒリヤー(Katie Hillier)を新クリエイティブ ・ディレクターに迎える。ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)やサカイ(sacai)、ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)でアクセサリーデザイナーを務め、マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)でクリエイティブ・ディレクターとして活躍していたケイティは、ポップで遊び心あふれるデザインを得意とする。J&M デヴィッドソン2019年秋冬のバッグは、華やかな色使いが特徴。英国のラグジュアリーブランドとしての気品はそのままに、鮮やかなピンク、ブルー、イエローでレザーを染め上げ、楽しげな雰囲気を演出する。ブランド人気の巾着型バッグ「カーニバル」は、既存型とともに、長いピンクフリンジをあしらったポップなデザインにアップデートしたニュースタイルも展開する。フラップ部分にベルトを配した「ザ ベルト バッグ」、パイソンストラップの「ザ ベルト サドル」といった快活な印象のアイテムや、様々な形・色のポケットが付いた「ラージ ビッグ ポーチ」など人気のポーチ型シルエットのバッグも登場する。【詳細】J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)2019年秋冬バッグ発売時期:2019年6月下旬以降※予定取り扱い店舗:J&M デヴィッドソンの各ストアおよびオフィシャルオンラインストア、主要セレクトショップ【問い合わせ先】J&M デヴィッドソン 青山店TEL:03-6427-1810
2019年01月27日サルバム(sulvam)は、2019-20年秋冬コレクションを、2019年1月17日(木)に、フランス・パリのパレ・ド・トーキョーにて発表した。イメージや色彩の抽象性抽象的でアーティスティックなプリント柄は、絵の具で色を乗せたように優しくドリーミーな発色が魅力。コーチジャケットやフード付きコードには、柄に同化するようにパールが並べられており、みずみずしい神秘性を高めている。また、ボンデージパンツにも同じプリントを採用。意外性のあるアイテムに落とし込まれることで、プリントのイメージが錯綜し、意味合いが変化する。穏やかな色彩また、ソフトな起毛感の素材に乗せた色彩も、穏やかな表情を見せている。縁取るようにテープのラインを施し、メタルのボタンをあしらったパープルのジャケットや、青みが強いネイビーのウール地で仕立てたオーバーシルエットのコートは、柔和な色味が上品さを演出するとともに、ほのかなダークさも感じさせる。前衛的な造形その一方で、造形はアヴァンギャルド。脇に切れ込みを入れ、ショルダーをなだらかにドロップさせたジャケットや、ボタンを斜めに配し、アシンメトリーなドレープと垂れ下がるような袖が特徴的なニット、袖と肩を覆うパーツを繋ぎ合わせたファー素材のケープといったウェアは、その構築的なフォルムがユニークな存在感を放つ。金属の装飾を施したファーのレギンスは、地下足袋のような仕様になっており、身体に同化するように服地が寄り添っている。断ち切りの裾また、散見されたディテールは、“断ち切り”。ジャケットやロングスカート、ブラウスの裾から、糸がほつれているのが見える。あえて歪に裁断された布地の端からは、服作りの痕跡を実感させる無骨なクラフト感が感じられる。
2019年01月25日ケンゾー(KENZO) 2019年 秋冬ウィメンズコレクションが、2019年1月20日(日)にフランス・パリで開催された。中華系ペルー人のルーツを着想源に今季ブランドが焦点を当てたのは、19世紀に中国・広東省からペルーへと移住したウンベルトのルーツ。見知らぬ南米の土地で暮らし始めた彼らは、異国人と交流によって、カラフルでありながら、どこかオリエンタルなムードが漂う異独自の文化を築き上げていったという。そんな彼らが生み出す色彩を落とし込んだ、コレクションが展開される。エコファーを主役にメンズとの合同ショーとなった今季。ウィメンズで最も象徴的だったのは、カラフルに彩られたシャギーなフェイクファーである。ロングコートをはじめ、ヘッドウェア、グローブ、シューズと、幅広く使用され、立体感溢れるボリューミーなシルエットを演出する。エメラルドグリーンに彩られたエコファーのジャケットには、女性の肌を透かせるブルーのドレスを差し込んで。寒色で纏めたスタイリングの中で、相反する素材がコントラストを描くことによって、アウターの存在をより強調させている。グラフィック×グラフィックで躍動感をカラフルな色彩が溢れる中で、一段と存在感を放っていたのは、複数の絵具を混ぜたかのようなグラフィック。レッド、ブルー、パープル、ホワイト…と重なるようにして出来上がるグラフィックのセットアップには、その上に、渦をまくようなピンクのグラフィックのトップスを重ねて。躍動感溢れるグラフィックが入り混じる、アイキャッチなスタイリングを作り出している。“米袋”ベストも“ペルーの米”にインスピレーションを得た、ユニークなアイテムも登場。ミリタリー風のジャケットに重ねられたのは、ケンゾーが生み出した架空のブランド米「黄金の竹」のパッケージをデザインしたベスト。色がすすけた裾や、袖から飛び出す切りっぱなしの繊維から、“米袋”のリアルな表現が伺える。エスニックなテイストのニットセーター明るいイエローのニットウェアは、大ぶりのフリンジをたっぷりとあしらったエスニックなムード。けれど女性らしさも忘れてはいけないから、ウエストラインを強調するぴったりとしたシルエットや、裾に大きく入れたスリットなど、フェミニンな要素もプラスしていた。
2019年01月24日Y-3(ワイスリー)は、2019-20年秋冬ウィメンズコレクションを、2019年1月20日(日)にフランス・パリで発表した。モデルとして、シシド・カフカがランウェイ上に登場した。アイコンに着目今季もメンズと合同のショーでコレクションを発表。テーマは「ICON MEETS ICON」だ。シンボルやロゴをフィーチャーアイコンに着目したシーズンなだけに、象徴的なスリーストライプスやブランドロゴが随所にあしらわれている。ドロップショルダーのニットカーディガンの袖には、スリーストライプスとヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のシグネチャーロゴがあしらわれており、ホワイトのニットやオーバーサイズのスウェットには、アディダス(adidas)、ヨウジヤマモト、Y-3の3ブランドのロゴが並べられている。ロゴやシグネチャーといった記号を通して、Y-3というブランドのアイデンティティを改めて表現しているかのようだ。優雅なシルエットフロントに“YOHJI”のロゴをあしらったロング丈のパーカーは、後ろの丈が長めに設定されており、裾のラインがエレガントな曲線を描く。縦に走るファスナーを開けると、ロングジャケットを着ているかのようになり、マニッシュな魅力が表れる。ロングブルゾンも同様で、ファスナーを開けると、フォーマルなロングジャケットを彷彿させる凛とした表情になり、閉めるとシックなロングドレスに。黒地に色鮮やかな花のグラフィックをあしらったロングブルゾンは、贅沢な生地の分量感で品のある雰囲気を演出。アクティブでモードな1着に仕上がっている。バッグのコーディネートファスナーの位置をあえて中心からずらして配したロングコートは、アシンメトリーなフォルムとダイナミックな襟がアイキャッチ。クリーンなホワイトのクロスボディバッグが、ツヤのあるブラックの布地に映える。また、バックパックをストラップとハーネスで身体の前方にフィットさせたルックも登場。バッグも身に着けるという点で、服と同様コーディネートの一部である、ということに改めて気が付く。ハーネスで身体にバッグを固定することで、服地の流れが変化。ドレープを描きながら左側に伸びる、裾の造形がより際立っている。オレンジやネイビーのアクセント黒や白を基調としたカラーパレットの中に差し込まれたのは、温かみのあるトーンのオレンジやネイビー。緩やかなトラックスーツにダウンベストを合わせ、活動的に見せたスタイリングや、ダウンジャケット、トップス、スカート全てをネイビーでまとめた統一感のあるルックは、スポーティーな場面だけではなく日常的に着用できそうな、身軽なカジュアル感が魅力だ。また、スニーカーのアッパーやシューレースにもオレンジを採用。オールブラックのコーディネートに合わせられ、色彩のアクセントとして機能している。
2019年01月24日ポール・スミス(Paul Smith) 2019年秋冬ウィメンズコレクションが、2019年1月20日(日)にフランス・パリで開催された。女性らしさを意識したテーラードメンズとの合同ショーとなった今季。メンズ同様、ウィメンズコレクションの主軸となるテーラードジャケットは、やや拡張されたショルダーが特徴的だ。しかしボタンを留めると強調されるウエストライン、ジャケットの素材となる柔らかなウールなど、1つのピースの中には女性らしさを香らせる要素も散りばめられている。またスタイリングにも、女性らしさを意識した拘りを感じた。オーバーシルエットのブラックのロングコートには、軽やかなフレアスカートを差し込んで。レオパード柄のトップスには、スリットが深く入ったドレスを合わせて、モデルのすらりと伸びる足を強調している。鮮やかな色彩で魅せるカラフルな色彩も目立つ中、特にコレクションに彩りをもたらしたのは、花々をモチーフにした鮮やかなグラフィック。ブラックのテキスタイルに咲き誇る花々は、美しいコントラストを描き、瑞々しい印象をもたらす。またそのオリジナルデザインに加え、ブルーやモノクロで仕上げた同一デザインのグラフィックも登場。3種類を全て組み込んだセットアップスタイルは、個性を放ちながらも、共通項の存在によって確かな統一感を生み出していた。
2019年01月24日阿部千登勢によるサカイ(sacai)が、パリで2019-20年秋冬メンズと2019年ウィメンズプレフォールコレクションを発表。
2019年01月23日ハンティング・ワールド(HUNTING WORLD) 2019年秋冬コレクションが発表された。アメリカンヘリテージに敬意を示して冒険の精神とアメリカンヘリテージに称賛の意を込めた今季のコレクション。アメリカンスピリットを語る上で不可欠な、アドベンチャーへの意欲や探求心は、テキスタイルの上でパターンとなって表現される。ワイルドな森のグラフィックアドベンチャーの舞台を連想させる森”のグラフィックは、ジャケットやシャツ、キャップなどに登場。野生の植物の荒々しさを感じさせるカーキーと、明るい印象をもたらすグレーの2色が展開される。総柄をあしらったカーキのジャケットは、胸元に配したブランドロゴがアクセントとなるデザインだ。アクティブなバンダナ柄フラップポケットがアクセントとなるアウトドアジャケットや総柄シャツ、シューズなどには、アドベンチャーへのムードを高める“バンダナ”柄をセレクト。また一見ミニマルなカーキ―色のジャケットにも、その裏地にグリーンのバンダナ模様があしらわれている。着脱時にちらりと顔を出すアクティブな模様は、フレッシュな印象をもたらす同時に、大人の遊び心も感じさせてくれる。バッグの定番素材を使用したウェアブランドのバッグに使用されている定番素材「バチュー・クロス」を採用した、アウトドアジャケットやシューズもラインナップ。独特のハリ感のある素材は、その見た目からは想像が付かないほど軽量なのが特徴だ。また撥水性や耐衝撃性といった高機能も搭載している。着心地や機能性に焦点を当てたアイテムは、あらゆる危険が潜むアドベンチャーの道中でも、心強い味方となってくれるはずだ。英国アーティスト ベン・アインとのコラボアイテムイギリス出身アーティスト ベン・アインによるコラボレーションアイテムにも注目したい。ブランドのイニシャル“H”と“W”は、ポップなタイポグラフィーアートで登場。ピンクやオレンジ、ブルーなどで仕上げたアイキャッチなデザインは、ブラックをベースにしたテキスタイルの上で、よりその存在感を際立たせる。アウターウェアをはじめ、キャップやキーホルダー付きバッグなどが展開される。
2019年01月22日アミ アレクサンドル マテュッシ(ami alexandre mattiussi)2019年秋冬ウィメンズコレクションが、2019年1月17日(木)、フランス・パリで開催された。メンズと合同ショーで開催歴史深いシャイヨー国立劇場の一室を会場に選んだ今季は、メンズとの合同ショーで、本格的なウィメンズコレクションを発表。メンズのワードローブとリンクした、気品溢れるルックがランウェイに登場した。落ち着いたカラーパレットメインカラーとなるのは、アイボリー、ベジュー、ブラウン、グレー、カーキ―といったカラーパレット。メンズ同様、モノトーンで纏めたスタイリングには、異素材が混在しているのが特徴だ。マットなカーキーのロングジャケットとワイドパンツには、光沢感溢れるブラウスを差し込んで。光を集めて艶めくブラウスが、落ち着いたトーンのスタリングに動きをもたらしている。マニッシュなスタイルを主流に今季はジャケットやパンツを取り入れたマニッシュなスタイルが主流だが、女性らしさも忘れてはいない。オールブラックで統一したセットアップには、女性のラインを強調するタイトなタートルネックを差し込んで。オーバーサイズのチェック柄のダブルジャケットには、細身のパンツを合わせることで、ジャケットの存在感をより強調。同時に、女性の華奢なラインを浮彫にしている。オーバーサイズのロングコートとパンツに、ロング丈のシャツワンピースを差し込んだルックも登場。前身頃のボタンを途中から外したシャツワンピースからは、すらりと伸びるモデルの長い足が顔を覗かせている。またシャツのアシンメトリーな裾は、モデルが歩くたびにふわりと舞い、ドレープを描く。マニッシュなスタイリングの中だからこそ、その柔らかな素材がより際立ち、女性らしさを香らせる。咲き誇る花のモチーフ目立った絵柄の少ないコレクションに、華やかな彩りを与えているのは、ブルーで描かれた花模様のモチーフである。ブラウンのシャツワンピ―スには、咲き乱れる花々を、真っ赤なセーターには大輪の薔薇を大胆に描いて、フェミニンな印象を添えた。
2019年01月21日ファセッタズム(FACETASM)2019年秋冬ウィメンズコレクションが、2019年1月16日(水)フランス・パリ市内で発表された。テーマは“ちちんぷいぷい”美しいステンドガラスが張り巡らされた、荘厳な雰囲気のゴシック教会が舞台となる今季。キーワードとなるのは、ショー会場とリンクした“ゴシックスタイル”だ。「ちちんぷいぷい」をテーマに、ブランドが得意とするハイブリッドを駆使した自由なファッションの在り方が提案される。装飾をたっぷりと飾ってメンズと合同で発表されたウィメンズショーは、ワードローブに張り巡らされた装飾が特徴的。虎のモチーフをあしらったブラウスには、首元に大きなリボン、スリーブに腕が隠れるほどのフリルを重ねて。漆黒のダウンには、孔雀の羽根を豊富させる装飾をたっぷりとあしらい、ユニークなフォルムを演出する。ハイブリッドに潜む遊び心解体と再構築によって構築されたピースは、デザイナーの遊び心が感じられるユニークなデザイン。トレンチコートの後見頃をフロントに持ってきたトップスは、そのバックスタイルにビロードで仕立てられたラグジュアリーなジャケットをドッキング。ランダムにあしらわれた不揃いなリボンは、モデルが歩く度にふわりと舞い、予測のできない動きを描いていく。自由なスタイリングでファッションを楽しむ!スタイリングにも規則は存在しない。フェミニンなピンクのツイードで仕立てられたセットアップには、ランジェリーを彷彿させるピースを前掛けのように上から被せて。バックスタイルにラグジュアリーなビロードを使用した黒のジャケットには、数字入りのスウェットとジーンズを取り入れ、カジュアルダウンさせた。観客の目を惹いたのは、羽のように舞う日本製のオーガンザ。モデルの頭からベールのようにかぶされたオレンジ色のオーガンザは、光を吸収し、波打つように流れていく。その姿は神々しさほど覚えるほどだが、視線を下にずらすとやはり彼女の纏う服に統一性はなく、テーラードジャケット、大きなリボン、フリル…とあらゆるテイストが潜んでいる。“ファッションの楽しさを伝えたい!”と意気揚々に語るデザイナーの遊び心を感じられるコレクションとなった。
2019年01月20日ヘロン プレストン(HERON PRESTON) 2019年秋冬コレクションがパリで発表された。空港の“セキュリティゲート”をイメージした会場を舞台に倹約探知犬を従えた警備員に囲まれ、厳戒態勢で開催された今季のヘロン プレストン。しかしこれは全て演出なのだ。メンズ・ウィメンズの合同ショーとなる今季、ショー会場は空港のセキュリティゲートをイメージ。会場に設置された監視カメラを映す画面には、会場の観客の様子の他に、アニメーションのようなユニークな映像も時折映し出されている。そんな会場を舞台とするコレクションは、アメリカ合衆国運輸保安庁(TSA)やセキュリティガードなどへの憧れを形にしたもの。国の安全のために働く彼らのユニフォームをベースにしたワードローブが展開される。ワークジャケットを主役に散見されたワークジャケットは、ブランドロゴやブランドカラーのオレンジをアクセントにしたミニマルなデザイン。セットアップで取り入れられたジャケットは、膝下よりも丈を長く設定したビッグサイズが特徴。首元にはチェーンのネックレス、ジャケットの下にはドクロをモチーフにしたグラフィックシャツを取り入れた、ストリートスタイルを完成させている。女性らしさを強調したウィメンズライン今季本格展開となるウィメンズコレクションは、メンズと連動したデザインながらも、女性らしいエッセンスを詰めこんだ。セキュリティガードのユニフォームを基にしたであろうベストは、へそ上まで大胆に丈をカット。グレーのワークシャツに合わせたボトムスは、ぴったりとしたミニスカートで、女性らしいフォルムを強調している。ユニークなグラフィックで彩りを“輸入禁止グッズ”や“立入禁止区域”を現わすマークをモチーフにした、グラフィックTシャツも登場。“ペットとしての孔雀の持ち込みに関して”について、注意喚起を行うユニークなグラフィックは、ミニマルなデザインが特徴の今季のワードローブで、ひと際存在感を放っていた。UGGと初のコラボレーション!UGG(アグ)と初のコラボレーションを遂げた今季、ジップフロントのブーツとローカットスリップオンが登場。また厚いソールで、足に吸い付くような履き心地が特徴のナイキ(NIKE)の人気モデル・ハラチは、蛍光イエローのカラーに彩られ、モデルたちの足元を飾る。モデル達が去った後、ランウェイに現れたのは、ブランドデザイナーのヘロン・プレストン。メンズモデルが纏っていたクリーム色のワークシャツを着用した彼は、観客の大喝采の中、ショーが成功した歓喜を身体全体で味わうかのように、両手を掲げて会場を駆け巡る。空気を孕んだシャツは、ふわりと宙を舞うほど軽やかで、再び観客の視線がワードローブへと注がれる。機能的美学を追求した、彼の拘りを最後まで感じられるショーとなった。
2019年01月19日ヴァレンティノ(VALENTINO)2019-20年秋冬メンズコレクションが、日本時間2019年1月17日(木)午前01:30よりフランス・パリで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。昨シーズンの2019年春夏コレクションでは、ストリートなスタイルを提案したヴァレンティノ。バケットハットやワイドデニム、パジャマルックなどで構成されたカジュアルな着こなしに、メゾンの歴史を感じさせるロゴや、まるでオートクチュールのように精緻な刺繍などを取り入れ、ラグジュアリーなストリートルックを展開した。【詳細】ヴァレンティノ 2019-20年秋冬メンズコレクション日本時間:2019年1月17日(木)午前01:30パリ現地時間:2019年1月16日(水)17:30
2019年01月19日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の2019-20年秋冬メンズコレクションが、日本時間2019年1月18日(金)午前 1:30よりフランス・パリで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。昨シーズンの2019年春夏コレクションでは、ミュージシャンのMIYAVIがランウェイに登場。漆黒の服が続く中。鮮やかな色彩で描かれた女性たちのグラフィックがプリントされ、「迷惑ですか 生きてるだけで」など、刺激的なメッセージが込められた。【詳細】ヨウジヤマモト 2019-20年秋冬メンズコレクション ライブ配信日本時間:2019年1月18日(金)午前 1:30パリ現地時間:1月17日(木)17:30※リアルタイム配信に際し、会場の状況により、配信スタートが遅れる場合有り。※現地でのランウェイショウスタートそのものの遅延により、配信が開始されてからランウェイショウのスタートまで30分以上時間がかかる場合あり。【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2019年01月19日フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)は、2019-20年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションを、フランス・パリで2019年1月15日(火)に発表した。服と身体の境目、服と服の境目目を引いたのは、服と身体の境目、服と服の境目を曖昧にするようなフォルム。黒やグレー、ベージュといったベーシックな色彩に彩られたダッフルコートは、未来的なシェルターを思わせる、身体を丸ごと包み込むようなシルエットを描く。立体的なパターンメイキングと、ハリのある素材で、服と身体の間に空間を創出。ミニマルな美しさを見せる。エレガントな分量感のワイドパンツワイドパンツは、布の分量をたっぷりと使った幾重にも折り重なるドレープが印象的。ボリュームがありながらも、流れるように美しいフォルムを描き、洗練された雰囲気を纏っているのは、端正なカッティングあってこそのものだろう。しなやかなデニムで形づくられたサルエルパンツも、品のある雰囲気を放っている。相反する身体と服地の流れ身体のラインをあえて無視することで生まれる曲線のエレガンスは、前を閉めることで布地が引っ張られ、波打つようなギャザー、ドレープが刻まれるプルオーバーや、アシンメトリーのブルゾンに見て取れる。ウール地のショールジャケットは、ピンを留める位置によって表情を変える偶然的な造形。都度変わる襟元の開き具合や布地の流れは、身体を無視しているようで、逆説的に身体の存在を浮き彫りにする。服と服の繋ぎ目を曖昧に変わった形のストールかと思えば、服が無造作に首に巻き付けられたもので、顔をホールドするフードかと思えば、何かの袖をぐるりと被ったもの。ニットカーディガンのポケットから伸びるストールや、ブラウスの前後に平面的なジャケットを取り付けたような遊び心のあるデザインは、服と服の繋ぎ目を不明瞭にする。和服のようなシルエットキルティングのケープには袖を通す穴が施されており、下に重ねた同素材のジャケットの袖が見える。Aラインシルエットのケープは裾に向けて広がり、まるで羽織りのよう。一見ロングスカートのようにも見える縦長のシルエットのワイドパンツに組み合わせると、より一層日本的なシルエットを描き出す。スイコックとのコラボシューズまた、シューズはスイコック(SUICOKE)とのコラボレーション。ランニングシューズとデザートブーツをハイブリッドさせたようなデザインに仕立てられている。アクティブなソールが特徴的だ。
2019年01月19日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)が、メンズ・ アーティスティック ディレクターにヴァージル・アブローが就任してから2シーズン目となる2019年秋冬メンズコレクションを、1月17日にパリのチュイルリー公園にて発表した。三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典をはじめ、ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)や ラッパーのオフセット(OFFSET)、ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)などがゲストとして出席し、会場に華を添えていた。
2019年01月18日ディースクエアード(DSQUARED2)は、2019-20年秋冬ウィメンズコレクションを、イタリア・ミラノで2019年1月13日(日)に発表した。アグレッシブ&デコラティブなドレスフラッシュのごとくランウェイを照らし出すスポットライトのもと現れたのは、アグレッシブで装飾的なドレスの数々。グリーン、レッド、オレンジ、ライトブルーなど、明るくはっきりとした色彩が、きらびやかなビーズやスパンコール、メタリックな素材によって、時にはトライバルに、時にはファンタジックに描き出される。ロックスターの雪山アドベンチャーをイメージコレクションのイメージは、ロックスター達の雪山アドベンチャー。ミニスカートには、ナイロンで仕上げたゲイターがあしらわれ、山登りを彷彿させるオーバーサイズのフランネルチェックシャツも登場。また、ロックのスピリットを象徴するかのようなグラフィックロックプリントのTシャツ、チェーンやスタッズ、クロスモチーフの付いたベルトなども展開される。ビーズやスパンコールを全面にワンショルダーのミニドレスには、全面にビーズが施されている。植物から抽出したようなトロピカルな色彩と、揺れ動くビーズフリンジがアクティブなムードを演出。ラフに羽織ったのは、タイダイをあしらった、オーバーサイズのジャケット。ボリュームのある起毛感がスタイリングにワイルドさをもたらす。スパンコールやビーズで表現される柄は、鮮烈な色を使用した“強め”な印象のものから、落ち着いた色彩でロマンティックに仕上げた模様、ピンクをメインカラーにしたフェミニンなモチーフまで、様々。共通しているのは、思わず目を留めてしまうような、圧倒的な存在感だ。対照的なフォルムの組み合わせスタイリングはいずれも、大きめなアウターに、ドレスやタンクトップなどコンパクトなウェアが合わせられており、対照的なフォルムが相互の存在感を引き立てている。活発な雰囲気のタンクトップとミニスカートには、ゴージャスな毛並みと表情豊かな色味が印象的なファージャケットをセレクト。強いエネルギーに満ちたコーディネートに仕上げている。マスキュリンなアイテムが生み出すセンシュアリティ終盤にはメンズライクなテーラードジャケットも登場。デコラティブなウェアとは異なる日常的なテンションでマスキュリンなエッセンスが加えられることによって、組み合わせたウェアのセンシュアリティがより一層際立っている。
2019年01月17日ニール バレット(Neil Barrett)2019-20年秋冬ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノにて、メンズとの合同ショーで発表された。パンクをキーワードにメンズ同様、“パンク”をキーワードに掲げたウィメンズコレクション。様々なサブカルチャーがミックスして生まれたパンクの成り立ちを具現化するように、複数の異素材や柄を混在させたワードローブがランウェイを彩る。アニマル模様で作るパンクスタイル例えば、最も顕著に“パンクの世界観”が表現されたのは、アニマル模様をあしらったテキスタイルである。胸元に大きくV字のカッティングが入ったミニ丈のワンピースには、ゼブラ、レオパード、タイガーといった複数のパターンが集結。ひと目でハッと目を惹く、エッジのきいた一着へと仕上がっている。またスタイリングには、パンキッシュなテイストを助長するブラックのジャケットをセレクト。ハードに仕上がりがちなスタイリングだが、インナーを覗かせるPVCでジャケットを仕上げたことで、軽やかな空気感を纏っている。アシンメトリーなドレスを差し込んで異素材をドッキングしたボックスジャケットも登場。光沢感のあるワインレッドのジャケットのラペルには、マットな質感のブラックのテキスタイルを差し込んで。またジャケットの下には、同色でありながら軽やかな素材のドレスが差し込まれている。アシンメトリーなシルエットを描くドレスの裾は、モデルが歩くたびに揺らめき、女性の美しい足もとを際立たせる。パンクなテイストの中にも、女性の色気を引き立てるバランスが計算されているのだ。
2019年01月17日モスキーノ(MOSCHINO)は、2019年秋冬メンズコレクションと2019年ウィメンズプレフォールコレクションを、日本時間の2019年1月9日(水)午前4:00より、イタリア・ローマにて発表する。ファッションプレスではその模様をライブ配信。前シーズンの2019年春夏メンズコレクションと2019年ウィメンズリゾートコレクションも合同ショーで発表。デコラティブに仕立てたナポレオンジャケットやパニエでファンシーなフォルムをキープしたドレスなど、サーカス団を彷彿とさせる賑やかなピースを纏ったモデルたちが円を描くようにキャットウォークを進む、“劇場型ランウェイショー”が展開された。ジェレミー・スコット率いるモスキーノが、今シーズンはどのようなショーで魅了してくれるのか、注目したい。【詳細】モスキーノ2019年秋冬メンズコレクション&2019年ウィメンズプレフォールコレクション日本時間:2019年1月9日(水)4:00現地時間:2019年1月8日(火)20:00
2019年01月10日