アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月27日(木)フランス・パリで発表された。メタリックな装飾を味方にこれまでもマニッシュな要素をウィメンズウェアに落とし込むアプローチを行ってきたアン ドゥムルメステール。今季はこれまでも行ってきた紳士服のコード=テーラリングを用いながら、“メタリックな装飾”を新たなアクセサリーとしてプラスして、斬新なウィメンズルックを作り上げていく。女性の魅力を逆説的に引き立てる本来ドレスの構築的なシルエットを生み出す“クリノリン”を連想させるそのメタルパーツは、形を変えながらあらゆるルックに登場。パワーショルダーのように両肩にあしらわれたり、冠のようにして頭にかぶったり、まるで女性のシルエットを強調するかのように胸元につけてみたり…。「形どる」という本来隠された機能を、外側から行うアプローチは非常に斬新で、その無機質な表情も相まって、前衛的なウィメンズスタイルを作り上げている。“貴族ルック”を現代に再解釈ベースとなる再構築されたウェアは、貴族たちのまとうドレッシーなピースを意識しているのだろうか。ドレス用のランジェリー=コルセットを連想させるデザインのトップスをはじめ、ドレスのようにトレーンを引くほど拡張されたジレが登場。またアシンメトリーに仕上げたドレスには、超極小のクリノリンをインサートして、わざとらしくその内部構造を露出。ロングジャケット×ロングレングスというマニッシュなスタイルは、リボンの代わりに例のメタルパーツを腰元に配している。カラーパレットブランドお馴染みの漆黒から始まったコレクションだったが、中盤から終盤にかけては、レッド、イエロー、ライムグリーンといった、ドレスカラーを彷彿させる華やかな色彩が登場。それらはメタリック、マット、シアーといった様々な生地で仕立てられ、時にはマニッシュなテーラリングとドッキングさせたドレスも登場した。
2020年03月02日ランバン(LANVIN) 2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月26日(水)フランス・パリにて発表された。愛すべきメゾンの歴史を辿る旅今季クリエイティブディレクターのブルーノ・シアレッリは、創設者のジャンヌ・ランバンがメゾンを作り上げた歴史を、時空を超えて表現するアプローチを試みた。メゾンを代表するモチーフを現代に再解釈した、女性のためのワードローブが展開される。歴史的なコラボレーションをモチーフに例えば、今季を象徴する絵柄して登場したのは、1949年フランスの詩人であり作家のルイーズ・ド・ヴィルモランとランバンのコラボレーションによる2つの作品のモチーフ。表現力豊かなカリグラムでイラストのように描かれたモチーフは、フレッシュなショート丈のドレスにオン。一方パリの風景を切り取ったかのような水彩画は、フェザーやシルクでラグジュアリーに表現され、キャンバスに見立てたアイボリーのジャケットの上でみずみずしい色彩を放っている。彼女が愛したシルエットレディ トゥ ウェアの衣服自体には、メゾンの歴史を作り上げたエッセンスをふんだんに詰め込んで。シルエットは、1920年代から1930年代のメゾンのスタイルを踏襲し、女性らしさ溢れるしなやかなラインを意識。また今季の特徴でもあるフリルをたっぷりとあしらったスカートの裾は、メゾン設立時に提案された、歴史深いエッセンスでもある。コレクションの中では、ショート丈の斬新なフロントから後部に掛けて優雅なトレーンが流れるドレススタイルへとアップデート。空気のように軽やかなテキスタイルで仕立てることで、現代へとブラッシュアップされた柔らかな女性像を描き出している。“コスメカラー”で彩りをパレットは、ランバンの展開するコスメを着想に、パウダーブルーやブラッシュピンク、ボルドー、ルージュ、ローズミディなど、女性を美しく引き立てるカラーを取り入れた。同時に展開されたメンズウェアも同様に起用され、メンズ&ウィメンズの要素がバランスよくミックスしたスーツスタイルを提案している。アクセサリーにもこだわりをこうしたメゾンのコスメティックから生まれたアイディアは、アクセサリーにも反映。ドレスルックと合わせられた小振りのパーティーバッグは、大きめの口紅とルージュコンパクトの形をモチーフにしたもの。またジャンヌ・ランバンが愛したユニークなインテリアからもインスピレーションを得て、動物が家具に変身するジュエリーもアクセントに取り入れられていた。
2020年03月02日コシェ(KOCHÉ) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月25日(火)、フランス・パリにて発表された。ドレッシーな日常着「着られるクチュール=COUTURE TO WEAR」をコンセプトに、ストリートやカジュアルをミックスしたオリジナリティ溢れるスタイリングを提案するコシェ。今季は、ドレッシーなムードを強めているのが特徴で、たっぷりのギャザーをあしらったゴージャスなデニムスカートや、ドレス生地のような艶めく花模様のテキスタイルで仕上げたセットアップなど、日常のワードローブを“とっておきなもの”へと変えるアプローチが行われている。レースで優雅な表情に中でも印象的だったのは、レースを使用したスタイリング。クチュール的表現を代表するこのモチーフは、ダンガリーカラーでデニムに見立てたロングレギンスや、アクティブな色彩が目を惹くスポーティウェアに登場。これらの服が持つ本来のカラーコードを踏襲することで、日常に馴染むスタイリングを完成させながらも、相反する要素をドッキングさせた唯一無二のワードローブへと昇華している。アシンメトリーなシルエットオリジナリティをもたらす要素には、アシンメトリーなシルエットも深く関わっている。ドレスやスカートの裾はバイアスカットを施したり、フレアを幾重にも重ねたりすることで、優雅な動きを生み出し、よりエレガントな表情に。また片側だけの裾をフリンジ状に伸ばしたトップスは、パッチワーク風のテキスタイルも相まって、アーティスティックなムードが漂っている。日常を優雅に着飾るショーの終盤に現れたのは、観客の視線を惹きつける煌びやかな装飾が施されたワードローブ。しかしこれも良く見ると、ロングTシャツ×デニムジーンズというリアルクローズがベースとなっているのだ。そして手元、首元には、“本物”のドレスを纏っているかのように、パールやゴールドのアクセサリーを大げさにレイヤード。何気ない日常を優雅なものへと変えてくれるワードローブは、忙しない現代人に必要な一着なのかもしれない。
2020年03月01日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月26日(水)フランス・パリにて発表された。英国のナイトガールを着想源に今季ドリス ヴァン・ノッテンが思い描いたのは、イギリスロンドンの クラブで、それぞれの夜を楽しむパーティーガールたち。セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)のメイクアップの魔法にかけられ、官能的な美しさを纏った彼女たちの叙情的な夜を表現していく。クラブに溢れる様々なナイトルックを表現始まりの合図と共にランウェイに登場したのは、ヘアスタイルをピンクやブルー、グリーンなどフレッシュに染め上げたパーティーガールたち。英国を象徴するパンキッシュなムードを香らせながらも、ロカビリースタイルや、バイカースタイル、30年代のハリウッドを意識した華やかなドレスルックなど、思い思いのクラブスタイルを楽しんでいるのが印象的だ。ドレスに咲き誇る花々きらびやかな夜の世界へと観客を誘うように、彼女たちの纏うワードローブは、華美な装飾や鮮やかな色彩を取り入れているのも今季の特徴。メゾンを象徴するフラワーモチーフもその一つで、サイケデリックなカラーのハワイアンプリントや、光沢感のあるアヤメモチーフ、オーガンザに浮かび上がるポエティックな花模様などが、ドレスの上へと現れる。テイストの融合もまたこうしてテキスタイルの上へと咲き誇った花々は、各々のパーティーガールたちが持つテイストとミックス。中でも鮮やかな花々を描いたタートルネックには、バイカージャケットに、パイソン柄のエッジィなパンツ、パンキッシュなチェック柄シャツを組み合わせて、あらゆる要素と融合。上質なテキスタイルの表情も相まって、特別な夜へと繰り出すパーティーガルのとっておきなナイトルックを完成させている。眩いほどのきらめきをのせて終盤にかけては、プリント模様を抑えるかわりに、ラグジュアリーな光沢を放つメタリック素材や、スポットライトの下で眩いほどのきらめきを放つ総スパンコールのドレスが登場。そして首元や胸元、ヘッドウェアには、彼女たちの美をより一層引き立てるフラワーモチーフのアクセサリーがあしらわれていた。
2020年03月01日エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)の2020年秋冬メンズ&ウィメンズコレクションが、2020年2月20日(木)、イタリア・ミラノで発表された。クリステル・コーシェがゲストデザイナーにここ数シーズン、クリエイティブディレクターを置かずに社内のデザインチームがコレクションを手掛けてきたエミリオ・プッチ。今季はゲストデザイナーにコシェのクリステル・コーシェを迎えての発表となり、彼女が歴史あるブランドをどのように再解釈するのか期待が高まっていた。クリステル・コーシェは、エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)やボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)などのメゾンで培ったテーラリングの技術とストリートテイストを融合させたクリエーションで知られる人物。日本では東京の「SHIBUYA TSUTAYA」で発表された、映画『名探偵ピカチュウ』とのコレボレーションウェアでも注目を集めた。ストリートウェアに伝統的なプリントをのせてメンズ&ウィメンズ合同のミニショー形式で発表された最新コレクションで、彼女はエミリオ・プッチのアーカイブを再解釈しつつ、自身が得意とするストリートカジュアルを取り込んだスタイルを展開。Tシャツ、スウェットパーカーなどのストリートウェアや、トラックスーツなどのスポーツウェアといったアイテムに、ブランドが紡いできた伝統的なプリントやカラーパレットをのせた。プリントは、1957年にエミリオ・プッチ本人によってデザインされた「Palio」コレクションから、アイコニックなデュオプリント「Lupa」と「Selva」が登場。カラーは、柔らかなライラックやフューシャピンク、エレクトリックブルーなど、エミリオ・プッチでお馴染みのパレットを採用している。異素材ミックス&華やか装飾が巻き起こす化学反応クリステル・コーシェらしい異素材ミックスや華やかな装飾にも注目。たとえばドレスにはフェミニンなレースとスポーティーなテクニカルジャージ、流れるようなシルエットを生み出すツイールシルク素材を組み合わせている。トラックスーツには、煌びやかなパールとクリスタルをデコレーションした。アイコニックなプリントを単にストリートウェアに落とし込むだけではない、彼女らしいミックス&マッチのテクニックが、エミリオ・プッチとのモダンな化学反応を巻き起こしている。
2020年03月01日ヴェルサーチェ(VERSACE)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月21日(金)、イタリア・ミラノで発表された。メンズとの合同ショー形式である。ブランド史上初ウィメンズ&メンズを同時発表「今どきの男性、そして女性の人物像とはどんなものか?」という問いに対し、「男性と女性のどちらも平等にパワフルな存在である」と答えた上で、ブランド史上初めてウィメンズ&メンズのコレクションを同時発表するに至ったドナテラ・ヴェルサーチェ。今シーズンはジェンダーの平等と多様性を祝福しつつ、官能性やパワーを主張するコレクションになっている。官能性の解放を象徴するスラッシュ抑制され続けてきた官能性を解放する象徴となっているのが、今シーズンのキーディテールであるスラッシュ=裂け目。この裂け目のディテールを、ウィメンズのスリップドレスやスカートにあしらった。またこのスラッシュをつなぎ止めるパーツとして、アイコニックなグレカキーを施したジュエリースタイルのリングを使用するなど、細部にまでこだわっている。パワフルな女性像を描き出すフォルム自信に満ちたパワフルな女性像を描き出すのが、ハリのある素材やボンディング加工された生地を重ね使いすることで生み出されたしっかりとしたフォルム。パワーショルダーのジャケットはキュッとウエストを絞ったスタイルで、スカートはくっきりとしたアーチを描いたドーム型で、力強い個性を主張する。煌びやかなイブニングウェアフィナーレに向かって登場したのはイブニングウェアの数々。ショルダーを強調した彫刻のように美しいリトルブラックドレスや、メタルメッシュやクリスタルメッシュを使用したアニマル柄のような「ヴィルトゥス V」ドレスが、イブニングに相応しい華やかなムードを放っていた。
2020年03月01日ウジョー(Ujoh) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月26日(水)フランス・パリにて発表された。パリで初開催今季パリで初のショー開催を行ったウジョー。デザイナーが慣れ親しんだその土地で、メイドインジャパンのテーラードを主流にした、女性のためのワードローブが披露された。マニッシュなボーダー柄ジャケットを再解釈今季の主役となるマニッシュなストライプ柄のテーラードジャケットは、解体と再構築を繰り返し新たなピースへと生まれ変わる。本来はフロントにないはずの側面を、正面からぐるりと巻きつけてみたり、スリーブを取り外した後、膝下まで伸びるロング丈へと拡張してみたり。スタイリングに遊び心をまた左右非対称なデザインも印象的で、左サイドのみを極端にカッティングしたジャケットや、取り外し可能なリングによって丈を調整できるジオメトリック柄のジャケットが登場。こうしたジャケットには、ワンピースやアシンメトリーの丈のシャツがインサートされたほか、プリーツ入りのボトムス、もしくはパンツ×スカートのレイヤードなど、新たなジャケットスタイルを提案している異なるピースのドッキングもまた異なるピースをドッキングさせたユニークなジャケットも登場。一方は平面的なキルティング模様、もう一方は毛足の長い装飾をあしらったピースは、その相対的な表情の違いが楽しめるだけでなく、“構造”にも一捻り。本来腕を通すはずのアームがフェイクで、その下にモデルの腕が現れるという、見れば見るほど驚きに詰まった一着となっている。テーラードを引き立てるメタリックカラーカラーは、ネイビーやグレー、ホワイト、ブラックといったベーシックカラーを基調に。ショーの終盤に差し込まれたメタリックカラーは、煌く光沢で観客の視線を惹きつけると共に、テーラードの端正なカッティングやシルエットをより一層引き立て、エレガントな表情へと昇華させていた。
2020年03月01日A|Xアルマーニ エクスチェンジ(A|X ARMANI EXCHANGE)は、俳優の山﨑賢人をモデルに起用した2020年春夏シーズンの新ビジュアルを発表。山﨑が着用するアイテムは、全国店舗にて順次販売される。山﨑賢人が着こなすA|Xアルマーニ エクスチェンジの新作山﨑賢人がA|Xアルマーニ エクスチェンジのキャンペーンモデルを務めるのは、2019年秋冬シーズンに続き2度目。今回は第1弾と第2弾の2度に分けてビジュアルを展開していく。第1弾:90’s、ストリート、クロスジェンダーの3つのテーマで展開2020年春夏シーズンの第1弾では、90’s、ストリート、クロスジェンダーの3つのテーマを展開。新作アイテムとして、90年代のムードを色濃く感じさせるデニムのセットアップ、グラフィックロゴを配したセーター、男女問わずジェンダーレスに着こなせるスポーティなトラックスーツなどを紹介する。また、A|Xアルマーニ エクスチェンジ定番のビッグロゴをあしらったTシャツは、今季も引き続き登場している。第2弾:フレッシュカラーのスポーツウェア&ワークウェアをメインに第2弾では、夏に向けたフレッシュなカラーリングのウェアを多数。ブランドロゴをアクセントにしたレモンイエローの機能的パーカーや、肌寒い日の味方となるブルーのマウンテンパーカーなどを用意した。また、旅先で活躍しそうなハーフパンツやバックパックなども登場している。いずれも軽量感のある素材なので、アクティブシーンには最適だ。【詳細】■A|Xアルマーニ エクスチェンジ 2020年春夏コレクション※現在(2020/02/26)順次展開中。■第1弾ビジュアル アイテム価格デニムジャケット 24,200円+税デニムパンツ 16,600円+税ビッグロゴTシャツ 6,900円+税コート 66,000円+税セーター 17,000円+税スニーカー 25,200円+税トラックジャケット 32,100円+税トラックパンツ 20,500円+税■第2弾ビジュアル アイテム価格バイカラーブルゾン 49,100円+税スウェットパーカ 20,500円+税クルーネックTシャツ 10,300円+税パンツ 22,100円+税スニーカー 27,600円+税ナイロンフーディー 32,100円+税スウェットプルオーバー 18,600円+税ハーフパンツ 17,000円+税ジップアップフーディ 30,600円+税コットンショートパンツ 22,100円+税3WEYバックパック 23,500円+税スニーカー 25,900円+税ナイロンフーディー 33,900円+税スウェットプルオーバー 20,500円+税バッグ 14,900円+税スニーカー 20,500円+税ハーフパンツ 17,000円+税
2020年03月01日メゾン マルジェラ(Maison Margiela)2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月26日(水)フランス・パリで発表された。メンズ・ウィメンズの新作を合同で披露。ブルジョワのジェスチャーをキーワードにコレクションの起点となったのは、先に発表されたオートクチュール・アーティナザルコレクションから。古くから、その格式高い地位を確立している“ブルジョワ”のジェスチャーの本質を探った同コレクションのアプローチをもとに、新たなプレタポルテを生み出した。クラシカルなコードを強調ブルジョワのジェスチャーを突き詰めるにあたり、コレクションで多用されたのは、彼らを連想させる衣服の“一部”である。シンボルとなったのは、首元に大胆に結んだボウタイと、そこから繋がるふっくらとしたアーム。メインとなるワードローブはオーガンザのドレスであるものの、その透過した存在と組み合わせることで、ブルジョワのクラシカルなコードを浮彫にさせる。“解体と構築”から見えるドレスメイキングのプロセス解体と再構築を繰り返したクラシカルなトレンチコートは、解体された生地と生地の間に、チュールを忍ばすことで、ドレスメイキングのプロセスの経過を見ているかのよう。さらに左サイドには、縫い代を残したままの未完成な状態=「work-in-progress(作業途中・未完成)」のコードを用いて服の構造を露わにし、今季のキーワードをさらに探求していく。抽象的なレースドレスハンドカットのホールを一面にあしらったドレスは、服を核となる構造にまで削ぎ落とすというメゾンの手法=デコルティケを恐らくは取り入れたピース。モデルのすらりとした体躯に寄添う、エレガントなシルエットも相まって、レースを抽象化したようなドレッシーな表情に描かれているのが印象的だ。ブルジョワのコードをリサイクルメゾンならではのユニークな手法で完成したこれらのピースは、エシカルを原則としたラグジュアリーから生まれる、新たなブルジョワスタイルを感じさせる。既存のコードを崩し、価値観をアップサイクルするというプロセスを生み出すと共に、真のラグジュアリースタイルを反逆的に表現しているようにも感じられた。リーボックとのコラボシューズもなおモデルの足もとには、2020年春夏「アーティザナル」コレクションで初披露されたリーボック(Reebok)とのコラボレーションシューズが登場。メゾンのアイコンシューズ「TABI」シューズと、リーボックの人気スニーカー「INSTAPUMP FURY」を融合させたフットウェアは、フラットタイプと厚底タイプの2種類が展開される。
2020年03月01日サンローラン(Saint Laurent) 2020年秋冬コレクションが、2020年2月25日(火)、フランス・パリにて発表された。ロングランウェイから始まる物語今季も、エッフェル塔を正面に臨むパヴァルソヴィ広場を会場に選んだサンローラン。ショーの為だけに用意された特別な屋内空間には、観客席から首を伸ばさなければみることができないほどの、ロングランウェイが出現した。そしてそんなランウェイの背景に映し出されたのは、スポットライトの中で浮かびあがる「YSL」ロゴ。ブランドのシンボルを堂々と携えたその会場には、始まりの合図と共にモデル達が次々と姿を現した。ジャケット×パンツで香らせる女性らしさ今季はジャケット×パンツをキースタイルに設定。言葉通りだとマニッシュな印象をもたらす着こなしだが、アンソニー ヴァカレロの魔法によって、もとよりフェミニンなアイテム以上に、センシュアルなムードの漂う女性像を描き出していく。例えばエレガントなピークドラペルに、ツンと肩が上を向いた逆三角形のフォルムが印象的のダブルジャケットは、素肌の上から大胆に羽織ることで、力強さを秘めたセクシーな表情に。組み合わせたスリムなロングボトムスは、艶めかしい光沢感のある素材も相まって、ボディコンシャスなデザインに自然と目が惹きつけられてしまう。また口元には真っ赤なリップを、足元にはピンヒールを合わせて、大人の女性の色気を随所から引き立たてている。スカーフで華やぎをプラスさらに今季は、首元にキュッと結んだスカーフもキーモチーフとなった。前述のジャケット×パンツのスタイリングをはじめ、タイ付きのブラウスを主役にしたルックも複数登場。“隠す”という逆説的なアプローチをとりながらも、大ぶりなスカーフによる装飾によって、コレクション全体にフェミニンな華やかさを投じている。ランウェイに現れたカラフルな色彩パレットは、メゾンコードであるブラックのほかに、カラフルな色彩が使用されていることも大きな特徴といえるだろう。コレクションには、かつてムッシュ イヴ・サンローランが生み出したセンセーショナルなカラー“フューシャピンク”をはじめ、鮮やかなパープル、ブルー、レッド、グリーンなどが複数回登場。ビビッドカラー同士のアイテムには、本来主役級の“ブラック”をベルトやブーツのアクセントとして差し込み、バランスのとれたスタイリングを創り上げている。ラストは漆黒のドレスでそんな斬新なカラーアイテムが披露された後、ショーのラストを飾るのはやはり漆黒のドレスだ。胸下でギュッと布を絞った斬新なデザインは、黒一色でありながらも観客たちの目を惹きつけるメゾンならではの一着。ショーの終わりを告げる暗転の合図と共に、暗闇へと変わる会場の奥へと、溶け込むようにして姿を消していった。
2020年02月29日ケンゾー(KENZO) 2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月26日(水)フランス・パリで発表された。新クリエイティブディレクター、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタによるデビューショーである。光と希望に満ちたランウェイで野外会場での開催を行った今季、広々とした広場には透明のビニールで作られた、トンネル型のランウェイが登場。燦々と降り注ぐ太陽がビニールを通り抜け、眩しいほどの光に満ちたランウェイで、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタによる初のコレクションが幕を開けた。ジェンダーレスなシルエットコレクションの最大の特徴となるのは、メンズ同様にゆったりとしたロング丈を基調としていること。膝丈まで伸びるロングニットに、地面に伝うかのようなロングコートは、いずれもモデルの体躯をすっぽりと包みこむようなオーバーサイズで、男女の性差を感じさせないジェンダーレスなデザインに仕上がっている。機能面も重視またそれらのワードローブは機能性も重視。つばさのように広がるパーカー、寝袋にもなるダウンジャケット、まゆのように軽くジッパーで広がるドレスなどが登場。またアウター類も、複数のジップが施されており、アレンジ次第で形を変容させることができる。美しき思い出をプリントに少年時代にアゾレス諸島で過ごした夏の日々を、今季の着想源のひとつにしたフェリペ。コレクションの中には、その島での美しい思い出を物語るようなモチーフも登場。バラの騙し絵からなるカモフラージュ柄や、自然を駆け巡るような馬のプリントが、フード付きジャケットやキャップといったアイテムに姿を現した。新たな“タイガー”を携えてケンゾーへのオマージュを捧げる、アイコニックなタイガーも登場。ニットやロングコートに現れたそのモチーフは、時に鮮やかに、時に抽象絵画のように、そして時には水彩画のようなアプローチで描かれ、生まれ変わった姿を観客へと贈る。モノトーンが基本パレットは落ち着いたアースカラーを基本に、モノトーンのスタイリングを提案。時折差し込まれたグリーン、ブルー、レッドと鮮やかな色彩がコレクション全体にリズムをもたらしていた。
2020年02月29日マメ(Mame Kurogouchi)の2020秋冬コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク初日の2020年2月24日(月)に発表された。「包む」への再訪先シーズンのテーマ「包む」をより進化させた今季は、対象物を守る“籠(カゴ)”を起点にインスピレーションを広げた。デザイナー黒河内真衣子の頭に浮びあがったものは、日本のアート・ディレクター 岡秀行による手編みのカゴやそれらが作り出す自然な格子柄。また大自然溢れるアイルランドの旅を通して、地球という惑星も“人間を守る籠”であることを悟った黒河内は、そんな温かな自然のエッセンスもコレクションに落とし込んでいく。格子柄がキーモチーフに今季のキーモチーフとなる格子柄は、ブランドを象徴するジャカード織で表現。トップス×ボトムスをモノトーンのスタイリングで纏めながらも、光沢のあるフィルム素材を織り込んだことによって、格子柄の生み出す立体的な表情をより引き立たているのが印象的だ。こだわりのディテール洋服を飾るディテールにも今季のスパイスを加えて。ドレスの上には、アイスランドの自然を彷彿させるフローラルモチーフが刺繍されたほか、洋服のスリーブの裾やラッフルには、手編みの籠を連想させるリネンのコードで、丁寧な刺繍が施されている。またそのオリジナリティ溢れるディテールによって、マニッシュなムードのアイテムも女性らしい一着へと昇華している点も押さえておきたい。ブラックのパンツに組みあわせたハードなレザージャケットは、裾やポケットに、有機的な刺繍を加えることで、力強くも柔らかなムードを描きだしている。レイヤードスタイルランウェイには、レイヤードスタイルによる着こなしも散見された。コード刺繍で仕立てたエレガントなカーディガンは、キラキラと朝露のような光沢を放つフード付きアウターに重ねることで、ドレッシーな表情を演出。ルースに編まれたニットベストは、ニットトップスと組み合わせることで、秋冬らしい温もりをプラスしている。小物アイテムも充実色味を抑えた今季は、ブラック、エクリュ、そして大地との繋がりから着想を得た温かみのあるアースカラーを中心に。小物アイテムには、ウェアと同様のコード刺繍が施されたポーチやブランド初となるバッグパックが披露されたほか、シーズンカラーのブラウンに染まったアイコニックなPVCバッグが登場。さらに足元には、先シーズンに続くトッズとのコラボレーションで誕生した、ハンドステッチの刺繍によるレザーサンダルが合わせられた。
2020年02月28日ディオール(DIOR)2020年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリにて発表された。女性への力強いメッセージをのせたショー会場クレール・フォンテーヌ グループとコラボレーションした今季のショー会場は、フェミニストのアーティストをはじめとする作品をモチーフに、女性への力強いメッセージが並ぶ演出が観客を出迎えた。アーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリが着想を得たのは、彼女がティーンエイジャーだった頃の日記、そして1960年~70年代イタリアのフェミニストアートにおける象徴的な人物たち。コレクションを通して、身体とフェミニズム、そしてフェミニニティの多面的で変わることのない繋がりについて問いかけていく。始まりは「バー」ジャケットから始まり合図と共に、ランウェイに顔を出したのは、かつて女性のための“ニュールック”として誕生した「バー」ジャケット。これまでも様々な解釈でアップデートされてきたアイコンウェアだが、今季は細いボウタイ付きシャツにパンツスタイルというマニッシュな着こなしを提案しているのが印象的。メゾン初の女性アーティスティック ディレクターでもあるマリアの新たな女性の物語を予感させる。マニッシュなシンボルを、ランウェイにまたこのボウタイ付シャツは、今季のキールックとしてあらゆる着こなしに登場。中には、モデルの肌を透かせるシアー素材と組み合わせたフェミニンなルックも散見された。本来ネクタイという男性のシンボルであるピースが、女性にエールを贈る新たなアクセサリーとして提案されているようにも感じられる。コレクションを彩るチェック柄&ドット柄ムッシュ ディオールが愛したといわれる“チェック柄”も、今季のコレクションを語る上で欠かせないモチーフだ。ランウェイの上では、オンブレ・チェック、グレン・チェック、ギンガム・チェックといった様々なチェック柄がボックス型ジャケットやフレッシュなミニスカート、ワンピース、ショートパンツといったアイテムの上に登場。また同じくムッシュの愛した“水玉模様”と組み合わせたルックも姿を現している。メッセージをのせてそこに交わるのは、マリアの好むシースルーやプリーツを使用したスカートやドレスをはじめ、Tシャツやデニムパンツといっカジュアルウェア。ジレ×パンツに合わせた真っ白なTシャツの上には、今季会場のエントランスを飾ったフェミニストのカルラ・ロンツィ作品モチーフの"I say I"のロゴをプリント。ミニマルなデザインながらも力強いメッセージが放たれていた。煌めくドレスに導かれショーの終盤を飾ったのは、メタリックカラーや、ビジュー、ビーズなど、煌めきをのせたドレス群。踝まで伸びるロングスカートは、フリンジのようにカッティングされていて、モデルたちが闊歩するたびにゆらゆらと揺れ、その輝きも一段とましているようにみえる。堂々と胸を張り、前々と歩みを続けるモデルたちの姿は、これからの明るい女性の未来を描き出しているようにも感じられた。
2020年02月28日アンリアレイジ(ANREALAGE) 2020年秋冬コレクションが2020年2月25日(火)、フランス・パリにて発表された。「ブロック」をテーマに今季のシーズンテーマは「ブロック」。“服”をテーマに、ディテールのデフォルメやアングルの変容など、あらゆるアプローチで洋服を捉えてきたアンリアレイジが、今季はワードローブを“作って、こわす”新たな試みに挑戦。一般的なワードローブのパーツを積み木の形に変換して、組み換え可能なモジュール構造の洋服を提案する。異なるパーツが交じり合う先に例えば、ショーの始まりと共に姿を表したトレンチコートやMA-1ブルゾン、ジャケットの3つのピースを例に取ろう。今季のコレクション全てに共通することだが、これらのアイテムは円柱、半円柱、直方体、三角柱といった幾何学的なパーツで形成されたもの。そしてそれらのパーツの一つ一つは、ラインドホックで結合されているため、MA-1ブルゾンの身頃に、トレンチコートの肩、ブレザーのスリーブ、そして袖先にはMA-1ブルゾンのリブ…といった具合に、他のピースとドッキングさせた自由な着こなしを楽しむことができるのだ。可能性に満ち溢れたディテールまたこれらのパーツはディテールの役割をこえた組み換えができるのもポイント。袖口ひとつをとっても、アームにも襟にも、裾にも、スカートの一部にも変化。さらに積み木のような3Dの奥行きをもつパーツ同士の融合によって、従来のピースとは大きくかけ離れたボリューミーなシルエットを描き出しているのも特徴だ。結合から生まれる統一感素材、柄、パーツと全てが自由なスピリットでミックスされることで、そのユニークな表情はより一層加速。これはトップス×ボトムスに分かれた2つのピースなのか?それともアイテムを組み合わせることで生まれたひと繋ぎのピースなのか?ショーが進むごとに、ピースごとの複雑さは増していき、客席からだけではその“正解”さえも分からなくなってくるほど、1つのスタイリングとして馴染んでいることにも気付かされる。ピュアな発想力を起点に作ってはこわし、こわしては作る。子供の頃に誰もが親しんだ積み木遊びのアイディアが、デザイナーのヒントとなり、近未来的な新たなクリエイションを生み出した。心躍るファッションの創作に必要なのは、一歩先に進んだ発想なのではなく、童心に戻るようなピュアなアイディアからなのかもしれない。
2020年02月28日ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月23日(日)、イタリア・ミラノで発表された。漆黒のベルベットを主役に今シーズンのテーマは「VELVET NOTES」。メインマテリアルにブラックのベルベットを据え、纏う人個々の美しさを引き出すようなピースを展開していく。アイテムは、美しい光沢によって身体の動きを強調するベルベットの特性を生かしたもの。たとえばジャケットは力強いショルダーラインを主軸にボディラインになめらかに寄り添うようなシルエットで、モデルが歩くたびにベルベットが上品な輝きを放つ。マスキュリン×フェミニンのロマンティックスタイルコレクション全体を流れているのは、マスキュリンとフェミニンを絶妙なバランスでマッチさせたロマンティックなムード。華やかな装飾を襟元に施したトップスには、ニッカボッカパンツと、ロングブーツを組み合わせて。たっぷりのフリルをあしらったブラウスには、洗練されたシルエットのスラックスをスタイリングした。ネオンカラーや幾何学模様でアクセントカラーは、漆黒のベルベットの美しさを引き立てるピンクやブルー、ライムグリーン、パールグレーなどをアクセントとして取り入れて、奥行きのあるパレットに。また花びらの抽象的なプリントによって構成されたカモフラージュ柄や、モザイク、ストライプ、千鳥格子をモダンに再解釈した柄などジオメトリックなパターンもコレクションにリズムを生んでいる。中国への愛のメッセージなお、今回のショーはイタリアでの新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、発表前日に無観客での発表に切り替えられた。全世界にライブ配信されたショーのエンディングでは、中国をモチーフにしたジョルジオ アルマーニ プリヴェ 2009年と2019年コレクションからのアーカイブドレスが登場。全12体のルックに中国人モデルを起用し、ジョルジオ・アルマーニの中国に対する愛のメッセージが表現された。
2020年02月27日マルニ(MARNI)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月21日(金)、イタリア・ミラノで発表された。「不思議の国のアリス」から着想クリエイティブ・ディレクターのフランチェスコ・リッソが今シーズンのテーマに掲げたのは「不思議の国のアリス」。会場はラビットホールをイメージしたもので、うさぎの穴をまっさかさまに落ちたゲストたちが、過去・現在・未来をタイムワープするというミステリアスな世界観を作り上げた。パッチワークで過去・現在・未来を融合キーディテールはパッチワーク。上品な光沢のあるレザーやベルベットをはじめ、近未来を彷彿とさせるメタリックなファブリック、ヴィンテージ風のオリエンタルなフラワー柄テキスタイルなど、様々なパーツを貼り合わせることで過去・現在・未来を1つのピースの上で融合させている。パッチワークで構成されたAラインのミニ丈ワンピースもロングアウターも、シルエットそのものは非常にトラディショナルで無駄をそぎ落としたもの。クラシカルなアイテムに多彩な要素をコラージュすることで、洋服の表情にどのような変化が起きるのか?というエフェクトの研究を行っているとフランチェスコは語っている。クラフトマンシップを取り込んで伝統的なクラフトマンシップを取り込んでいきたいという彼の意図が垣間見えるディテールもある。今シーズン新たに取り組んだのは、紙の上だけではなく、トルソーを使ってデザインをするという試みだ。パッチワークと並んで目を惹いたメタリックパーツは、実際に粘土をトルソーの上にのせて型をつくることで形成されたもので、彫刻のような佇まいが印象的だ。またニットカーディガンの大きく拡大されたスティッチやドレスの裾のほつれも、温もりのある職人の手仕事を感じさせる。
2020年02月27日オープンを記念した限定キットを手に入れよう!2020年2月29日(土)、アミュプラザ鹿児島店の2階に、ロクシタン アミュプラザ鹿児島店がグランドオープンする。オープンを記念して、ロクシタンの人気アイテムが詰まった『オープン記念限定キット』が登場。販売価格は5,280円(税込み)、数量限定。『チェリーブロッサム ソフトハンドクリーム(30mL)』『チェリーブロッサム シマーリングボディミルク(75mL)』『ファイブハーブス リペアリングシャンプー(75mL)』『ファイブハーブス リペアリングコンディショナー(75mL)』『センスレシピ スリーインワンクレンジングウォーター(30mL)』『オリジナルポーチ』の豪華な6点セットに注目だ。嬉しいプレゼントも用意オープン当日の2月29日(土)に来店した人を対象に『サンプルサシェセット』をプレゼント。その際には来店プレゼント画面の提示が必要となる。また、同店で買い物をした全ての人に、アミュプラザ鹿児島店限定のオリジナルミラーをプレゼント。5,000円(税抜き)以上買い物をした人には、さらに、トートバッグがプレゼントされる。各プレゼントは1人1点限りで先着順となっているため、早めの来店がオススメだ。ロクシタン アミュプラザ鹿児島店営業時間月~木 10:00~20:30金~日・祝・祝前日 10:00~21:00(ロクシタン公式ホームページより引用)(画像はロクシタン公式サイトより)【参考】※ロクシタン公式サイト
2020年02月27日ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月23日(日)、イタリア・ミラノで発表された。職人の手仕事にフォーカス今シーズンのドルチェ&ガッバーナは、既に発表されているメンズコレクションに続き、クラフツマンシップにフォーカス。職人の手仕事にリスペクトを表した温もりのあるイタリアンエレガンスを確立している。温もり溢れるニットを主役にコレクションの主役となるのは手編み風のニットだ。太めに編み立てたケーブルニットのガウンコートや職人での仕事が光るクロシェ編みのカーディガンに加え、きらきらと煌くビジューを装飾したタイトスカートやグラデーションカラーのハイネックセーターが、温かみのあるムードをもたらしている。色彩やモチーフでエレガントに昇華編み地がもたらす温もりはそのままに、ニットウェアをエレガントなスタイルへと導いているのは、ブランドのDNAであるブラックを主流とするカラーリング。ブラック、ホワイト、グレーからなるモノトーンのパレットが、ニットの柔らかな雰囲気を引き締めて、洗練された印象をもたらしている。時折りアイコニックな真紅の薔薇の花を散りばめることで、華やかでロマンティックなニュアンスも加えた。センシュアルなムードを引き出すスタイリングドルチェ&ガッバーナが描く女性像に欠かすことのできないセンシュアルなエレメントは、スタイリングで表現。ニットの風合いを活かしてボリューミーなフォルムを描いたニットワンピースはミニ丈で。ロング丈のガウンコートには、ブラトップとショートパンツを差し込んで、素肌を大胆に覗かせている。ニットと組み合わせる異素材も、女性のセクシーな魅力を引き立てるもの。ニットのショートパンツには透け感のあるオーガンザのブラウスを、ふっくらとしたカーディガンには上品な光沢を纏ったレッドサテンやブラックレースのコルセットを組み合わせている。
2020年02月27日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA) 2020-21年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月22日(土)、イタリア・ミラノで発表された。メンズとの合同ショー形式である。ブランドアイコンの再解釈を継続ミラノの最注目ブランドの1つになっているダニエル・リー率いるボッテガ・ヴェネタは、3シーズン目を迎える今回も、これまで通りブランドの歴史やアイコンモチーフに現代的な解釈を加えるというクリエーションの姿勢を変わらずに継続。しかし、“静”の要素が強い構築的なデザインが主流だった前回までの2シーズンと比べて、“動”の要素を含んだややソフトで遊び心に富んだアプローチを行っているように感じられる。躍動感をもたらすフリンジディテール今季のシグネチャーディテールであるフリンジはその好例と言ってよいだろう。ブランドを象徴するイントレチャートのクラッチバッグに注目すると、編みかけ途中のレザーを垂らすことでフリンジのディテールを作り上げている。フリンジはボアコートやニットドレスなどにあしらわれており、歩くたびにダイナミックに揺れて、ルックに躍動感をもたらす。柔らかさを醸し出すニットの編み込みコレクションに柔らかな空気を運んでくるのは、レザーではなくニットによる編み込み。踊っている人のシルエットを編み地で表現したニットカーディガンやロングドレスは、ボディにそっと寄り添うようなフォルムで、シュールなユーモアとエフォートレスな雰囲気を醸し出す。ネオンカラーをアクセントにカラーパレットはブラックなどのダークトーンを基調に、鮮やかなレッドの“スカーレット”、ネオンピンクの“ロリポップ”、ネオングリーンの“キウイ”、ブラウンの“チョコレート”を効かせて。そこに眩いばかりに煌くシークインなどの装飾を散りばめたドレスやパンツで、アクセントを加えている。
2020年02月26日ミッソーニ(Missoni)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月22日(土)、イタリア・ミラノで発表された。メンズとの合同ショー形式である。次元の本質を捉えた小説からインスピレーション今シーズン、ミッソーニのインスピレーション源になったのはエドウィン・アボット・アボットによる1884年の小説『フラットランド たくさんの次元のものがたり』。二次元=平面世界に住む「正方形」を主人公にした不思議なストーリーで、次元の本質を捉えた歴史的な名作である。幾何学模様を巧みに駆使ミッソーニの最新コレクションは、この物語から連想される幾何学模様に溢れている。ファーストルックは主役の「正方形」を彷彿とさせるスクエア柄のガウンコートから。ジクザク模様をパッチワーク風に張り合わせたようなワイドパンツやストライプ地のオールインワンなどが、コレクションをグラフィカルに彩る。これほどまでに多くの模様が混在しながらも1つのコレクションとして纏まりを感じさせるのは、これまでもジオメトリックなパターンを駆使してきたミッソーニだからこそ成せる技だろう。ブランドのシグネチャーであるニットは、ボディラインにゆるやかに寄り添うロンパースや、深いスリット入ったセンシュアルなキャミソールドレス、生地をたっぷりと使ったガウンコートなど。モダンな幾何学模様を主役としたコレクションを、編み地だからこそ表現できる柔らかなムードで、ミッソーニらしいクリエーションに昇華している。ミステリアスなカラーパレットカラーリングは、ブラウンやネイビーなどのダークトーンに、鮮烈なレッドやブルー、パープルなどを織り混ぜて。不可思議な物語の中に迷い込んだかのような、ミステリアスなムードを作り出している。
2020年02月26日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の2020年秋冬ウィメンズコレクションが、2020年2月22日(土)、イタリア・ミラノで発表された。テーマは「Metamodern Woman」。女性らしさの多様性を探求今シーズンのサルヴァトーレ フェラガモが探求しているのは、“女性らしさ”の多様性。“女性らしさ”の定義は流動的かつ自由なものであるとしたうえで、イギリスの小説家 ヴァージニア・ウルフや、アメリカ合衆国の元大統領バラク・オバマの妻 ミシェル・オバマなど、現代を象徴し活躍する女性たちからインスピレーションを得た、知性に溢れ、柔軟で、勇敢な女性像を創り上げている。センシュアリティを引き出すマスキュリン1つのアプローチとしては、マスキュリンなムードを打ち出しながら、女性のセンシュアリティを引き出す手法があげられる。ピークドラペルのジャケットとハイウエストパンツを組み合わせたマニッシュなスーツスタイルは、時には胸元を露にするブラトップを差し込んでセクシーに。時にはウエストにコルセットベルトを巻いてボディラインを強調している。ダイナミックなシルエットのレザーウェアサルヴァトーレ フェラガモが得意とするレザーウェアは、ダイナミックなシルエットやカッティングが印象的。しなやかなレザーで流れるようなドレープを生み出したアシンメトリーのドレスや、構築的にカットしたレザーをマントのようにあしらったアシンメトリーなロングコートなどがコレクション全体に躍動感をもたらす。ボタニカル柄やきらきらチェーンでアクセントカラーはキャメル、グレー、バーガンディ、ブラックなど落ち着きのあるパレットがメイン。そこに、サルヴァトーレ・フェラガモの娘 フルヴィア・フェラガモがインスピレーション源として集めていた植物の画集からヒントを得た躍動感のあるボタニカルパターンのワンピースや、モデルが歩くたびに揺れ動き眩いばかりの輝きを放つチェーン装飾のスカートなどが、華やかさやリズムをもたらしている。シグネチャーを飾ったバッグ&シューズシューズはレースアップのエンジニアブーツや、サルヴァトーレ フェラガモを象徴するヴァラ・リボンをあしらったヌーディーカラーのロングブーツなど、マスキュリンとフェミニンが同居。バッグは、クロージャーにブランドのアイコンであるガンチーニを採用した、ミニマルなスクエア型のハンドバッグなどが姿を見せた。
2020年02月25日スポーツマックス(SPORTMAX)の2020年秋冬コレクションが、2020年2月21日(金)、イタリア・ミラノで発表された。未来的なフェミニティスポーツマックスが今シーズン掲げたテーマは「A brighter future」。女性らしいアイテムにフューチャーリスティックな要素や構築的なパターンを取り入れたピースを組み合わせることによって、近未来的なムードを作り出している。たとえば柔らかなニットのプリーツワンピースには、円形のパーツをくり抜いたかのようなレザーベストをスタイリング。歩くたびに美しく揺れ動くシルクのドレスには、シルバーに輝くベルトを飾ったベストをレイヤードしている。またルックの足元は、宇宙飛行士のフットウェアを連想させるショートブーツや、彫刻のようなヒールを装飾したスーパーロングブーツが彩る。スタイリングだけでなく1つのアイテムの中でも、フェミニンなムードと未来的な要素を掛け合わせるアプローチが行われている点にも注目したい。秋冬シーズンに欠かせないアウターを例にとると、ウエストシェイプでボディラインを強調したジャケットにはまばゆい光を放つシルバーボタンをあしらい、ロングコートにはショルダーパッド、着脱可能な襟といったパーツを組み込んでいる。ヴィンテージフローラルで遊び心をカラーパレットは、キャメルやカーキなどのニュートラルカラーを主流に、ホワイト、ピンク、ライトブルーでアクセントを加えて。また、ヴィンテージ家具のファブリックを思わせる花柄をプリントやジャカードで散りばめることで、フューチャーリスティックなムードの中に、気まぐれな遊び心をプラスしている。
2020年02月25日モスキーノ(MOSCHINO)の2020年秋冬コレクションが、2020年2月20日(木)、イタリア・ミラノで発表された。マリー・アントワネットが現代にタイムトラベル今シーズン、ジェレミー・スコットのインスピレーション源になったのは、「マリー・アントワネットが現代のコスプレをしたらどうなる?」というユニークな発想。マリー・アントワネットが生きた18世紀ヨーロッパの豪華絢爛な世界観を、モスキーノのアイコニックなスタイルに落とし込むことで唯一無二の世界観を作り出している。たとえばブラックのライダースジャケットは、クリノリンを仕込むことで、かつてのフランス王妃が好むであろうボリューミーなドレス仕様に。モスキーノロゴのチェーンベルトには上品なパールを用いて、舞踏会にもふさわしい煌びやかなジュエリーに仕上げている。日本のアニメから飛び出したマリー・アントワネット今シーズンを語る上でもう1つ欠かせない要素が日本のサブカルチャー。ジェレミー曰く「“アニメの中のアントワネット”がスクリーンから飛び出し、タイムトラベルして、ベルサイユ宮殿の中庭を散歩していたら」と想像を膨らませた。ポップなカラーを多用し、東京から連想したファンタジックでシュールな世界観を作り上げている。花などを描いたトワルドジュイのジャケット、パンツ、ジレは、ビビッドピンクやイエロー、グリーンなどを組み合わせてカラフルに。また東京のカルチャーを象徴するアイテムとして、日本の漫画やアニメを彷彿とさせるイラストをあしらったコルセット風トップスなども姿を現した。ティーパーティに欠かせないデコレーションケーキインビテーションにもなったケーキのモチーフも、シグネチャーの1つ。ティーパーティーに欠かせないアイシングケーキのドレスは、キャンディカラーで彩っている。フィナーレを飾った真っ白なイブニングドレスは、たっぷりのホイップクリームでデコレーションしたウエディングケーキのようだ。
2020年02月25日フェンディ(FENDI)の2020-2021年秋冬コレクションが、2020年2月20日(木)、イタリア・ミラノで発表された。柔らかでセンシュアルな女性像ファーストルックは、ボリューミーな袖を採用したピークドラペルのロングコートから。このふっくらとしたシェイプのスリーブは今季のシグネチャーのようで、ジャケットやシャツブラウス、ロングドレス、ボディスーツなどあらゆるアイテムに採用されて存在感を放っている。この丸いフォルムの袖と組み合わせるのは、決まってキュッとウエストを絞ったピース。そのコントラストがボディラインをより一層強調するとともに、柔らかなムードと強いフェミニティを両立した女性像を浮かび上がらせる。ペールピンクをキーカラーにこの柔和でセクシーな雰囲気は、色や素材選びにも反映されているようだ。キーカラーとなったのは、会場の床を埋め尽くしたふかふかの絨毯と同じ優しげなピンク。このペールピンクを主役に、素肌の透けるブラックレースやグラマラスなブラックレザーを組み合わせている。レザーショッパーや輝くAirPodsケースで遊び心を遊び心あふれるアクセントを加えているのがバッグ&アクセサリー。既に発表されているメンズコレクションでも登場したビッグサイズのレザーショッパーが、アイコニックなフェンディイエローではなくペールピンクで姿を現した。フリンジやペイズリー柄をあしらったピーカブー、ロンドン拠点のアクセサリーブランド「カオス(Chaos)」とコラボレーションしたゴールドに輝くAirPodsケースなども、コレクションにリズムを与えている。多様性のあるモデルキャスティング巨匠カール・ラガーフェルドがこの世を去り、2シーズン目となる今季は、これまでフェンディが描いてきた女性像に変化の兆しが見えるシーズンでもあった。細身で長身のモデルだけでなく、多様性のあるモデルキャスティングを行った。ランウェイにはプラスサイズモデルや、カレン・エルソン、キャロリン・マーフィー、リヤ・ケベデなど往年のスーパーモデルなどが姿を現した。
2020年02月24日マックスマーラ(Max Mara)の2020-21年秋冬コレクションが、2020年2月20日(水)、イタリア・ミラノで発表された。冬の大海原への冒険に繰り出して今季のインスピレーションになったのは、冬の大海原への冒険。勇ましい海兵のエネルギーに満ちたミリタリーウェアを、マックスマーラが持つエレガントなムードで再構築している。ダッフルコートのトグルには、歩くたびに美しく揺れ動く繊細なフリンジをあしらって。防寒服であるケープは、上質なテキスタイルをたっぷりと使ったロング丈に仕立て、リュクスな印象へと導いている。マックスマーラ流マリンルック船乗りたちのユニフォームの面影は、アイテムそのものだけでなく、パターンやディテールからも感じられる。今シーズンのシグネチャーの1つと言えるボーダー柄は、スリムなニットトップスや、オーバーサイジングなボアコート、リラクシングなポンチョなど、あらゆるピースに起用されている。ロープベルトは、時にはガウンコートの、時にはハイウエストパンツのウエストで存在感を放つ。波打つフリルで華やかにカラーはブラック、ネイビー、グレー、ベージュなどのニュートラルカラーがベース。ベーシックな色彩で構成されているのにも関わらず、華やかな印象をもたらすのに一役買っているのが、海面のように波打つたっぷりとしたフリルディテールだ。フライトジャケットのショルダーや、透け感のあるシャツブラウスのアーム、アシンメトリーなスカートの裾に贅沢にあしらわれており、コレクション全体に華やかさをプラスしている。旅の荷物がたっぷり入るマリンバッグバッグは、壮大な海への冒険に欠かせないたくさんの荷物が入るようにとビッグサイズに。たっぷりとした容量のあるソフトなトートバッグのフォルムは、船の構造からインスピレーションを得て生み出されたものだ。
2020年02月24日アイウェアセレクトショップ・ポーカーフェイス(POKER FACE)は、旗艦店を赤坂Bizタワーに2020年3月9日(月)にオープンする。ポーカーフェイスでは、国産アイウェアを中心に、品質・デザインともに優れたプロダクトのみをセレクト。赤坂店では、眼鏡店では取扱の無かったラグ&ボーン(rag & bone)のアイウェアを展開する他、10 eyevan、JULIUS TART OPTICALなど都内ポーカーフェイスではこれまで展開していなかったブランドも登場する。その他、アヤメ(ayame)やマイキータ(MYKITA)、レイバン(Ray-Ban)、トム フォード(TOM FORD)、トム ブラウン(THOM BROWNE)、ウォルフガングプロクシュ(WOLFGANG PROKSCH)といったブランドを展開する。赤坂店のオープンを記念し、店舗限定フレーム・サングラスが登場。アヤメからは、シルバーのメタルフレームにデミの七宝の組み合わせた限定仕様のフレームが10本限定で展開される。アイヴァン(EYEVAN)は、太目のテンプルが特徴的なセルフレーム「Lubin」を数量限定販売。ホワイトスクリーン(THE WHITE SCREEN)は、“赤”坂店にちなんでレッドのカラーレンズを配したサングラスを4型それぞれ1点限定で用意する。【詳細】ポーカーフェイス 赤坂店オープン日:2020年3月9日(月)住所:東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー1F■取扱ブランドフォーナインズ、10 eyevan、アイヴァン 7285、アイヴァン、アヤメ、ホワイトスクリーン、マイキータ、トム フォード、ディータ、トム ブラウン、バートン ペレイラ、モスコット、JULIUS TART OPTICAL、ウォルフガングプロクシュ、ラグ&ボーン、レイバン、Eyevol 他■オープン記念限定アイテム・アヤメ CP SIPPOU 43.000円+税〈10本限定発売〉・ホワイトスクリーン String 41.000円+税、Arc 40.000円+税、EllipseⅡ 40.000円+税、Hash 39.000円+税〈各型1本限定発売〉・アイヴァン Lubin(フレームバージョン) 各34,000円+税 ※オープンから3日間は、来店しメンバーズ登録した人に先着で「東京赤坂 雪華堂」の紅白饅頭をプレゼント。なくなり次第終了。※30,000円+税以上購入した先着50名に眼鏡が5本入るコレクションボックスをプレゼント。
2020年02月23日薩摩スイーツ専門店「オイモン(OIMON)」が2020年3月13日(金)、鹿児島・アミュプラザ鹿児島本館にオープンする。薩摩スイーツ専門店「オイモン」「オイモン」は、焼きたてチーズタルト専門店「ベイク チーズタルト(BAKE CHEESE TART)」や焼きたてカスタードアップルパイ専門店「リンゴ(RINGO)」など、様々なスイーツ専門店を手掛ける株式会社BAKEによる新ブランド。看板メニューは、小みかん香る薩摩芋ケーキBAKE初のご当地ブランドとなる同店の看板メニューは、工房一体型の店舗で焼き上げた「焼きたて小みかん香る薩摩芋ケーキ」と、箱入りで日持ちする「小みかん香る薩摩芋ケーキ」。しっとりしたサブレ生地に鹿児島県産の紅さつまを使用したみかん風味の芋あんを包み、鹿児島の郷土料理「がね(サツマイモのかき揚げ風)」をイメージした薩摩芋の千切りを乗せて焼き上げた、“ふた口サイズ”の焼き菓子だ。味の決め手となる薩摩芋の千切りは、キャラメルソースに浸してから、鹿児島県産桜島小みかんを使用したクラフトジン「KOMASA GIN(コマサジン) ‐桜島小みかん‐」を表面に塗って香りづけ。キャラメルのミルキーな味わいとカリッとした食感が楽しい「がね」と、小みかんが爽やかに香る芋あんの絶妙な組み合わせが楽しめる、オリジナルスイーツとなっている。店舗情報薩摩スイーツ専門店「オイモン(OIMON)」アミュプラザ鹿児島店オープン日:2020年3月13日(金)営業時間:・月〜木 10:00〜20:30・金〜日・祝・祝前日 10:00〜21:00TEL:099-210-5695販売商品/価格:・「小みかん香る薩摩芋ケーキ」5個入 1,188円(税込)・「小みかん香る薩摩芋ケーキ」10個入 2,376円(税込)・「焼きたて小みかん香る薩摩芋ケーキ」1個 237円(税込)※本品は香りづけにお酒を微量使用。賞味期限:・「小みかん香る薩摩芋ケーキ(5個入、10個入)」購入日含めて7日間消費期限:・「焼きたて小みかん香る薩摩芋ケーキ」購入日含めて冷蔵4日間
2020年02月22日累計10億枚を突破した大人気ブランド株式会社グライド・エンタープライズが、2020年2月17日に新商品「2020春限定 プレミアムルルルン(桜の香り)」(1600円)を発売しました。株式会社グライド・エンタープライズが展開する「ルルルン」は、シリーズ累計10億枚を突破した人気ナンバーワンクラスのフェイスマスクブランド。今回発売された商品は、季節限定「プレミアムルルルン」シリーズの最新作となります。春の花のパワーを凝縮「2020春限定 プレミアムルルルン(桜の香り)」は、より春を感じられるデザインにパッケージを一新。超極厚シートで、うるおいがお肌に浸透するのをサポート。サトザクラの花びらから抽出した桜の花エキスが、ほんのり漂う香りで癒やしながらツヤめく美肌へと導きます。さらに食用としても用いられる菜の花の種子から抽出されたオイルが肌をやわらかくほぐし、古くから和漢植物として親しまれるフキタンポポ花エキスが肌のコンディションを整え健やかなキメをもたらします。使いかたは洗顔後の清潔なお肌にフィットさせ、5分から10分間おくだけ。手のひらで包み込むように温めるとさらに効果的です。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社グライド・エンタープライズのプレスリリース/PR TIMES※株式会社グライド・エンタープライズ
2020年02月20日H&M(エイチ&エム)の最高級ライン「H&M Studio(エイチ・アンド・エム・ストゥディオ)」は、2020年春夏コレクションのアイテムを、2020年2月20日(木)に限定店舗にて発売する。2020年春夏コレクションのテーマは“好奇心旺盛な自由なスピリットに溢れた女性”。鮮やかなピンクの生地でドレープ感たっぷりに仕上げたワンピースや、水彩画のようなタッチのペイント柄をプリントしたフーディ、細かく寄せたギャザーが繊細なブルーのワンピースなど、春夏の温暖な気候にぴったりな、カラフルなラインナップを揃える。ウェアの他、バッグやシューズ、ストールなどの小物類も展開される。Tシャツは、全面にヴィヴィッドな風景画をプリント。グリーン、イエロー、ピンクといったカラーコントラストが、アーティスティックな雰囲気を演出する。裾を断ち切りにしたショートジャケットや、タックを取った緩やかなシルエットのトラウザー、ホワイトの厚底ブーツなど、シンプルながら洗練されたデザインのアイテムも登場。ジャケットとトラウザーは、セットアップで凛とした雰囲気に着こなすこともできる。尚、2020年春夏コレクションのうち、真夏用のスポーティ・スイムウェアやイージー・ビーチ・カフタンといった第2弾のアイテムは、2020年5月末に限定店舗にて発売予定だ。【詳細】H&M Studio 2020年春夏コレクション発売日:2020年2月20日(木)発売場所:H&M 渋谷店、新宿店、公式オンラインストアアイテム例:・ワンピース 18,999円・ジャケット 15,999円・トラウザー 13,999円・カーディガン 11,999円・フーディ 7,499円・ブーツ 15,999円・ブラウス 8,499円・Tシャツ 4,999円
2020年02月20日ミナ ペルホネン(minä perhonen)の2020年春夏コレクションが発表された。自然の中にある景色を落とし込む今シーズンのテーマは「texture of nature」。自然の中にある景色の粒子を空想の種として拾い集め、デザインという花に育てるように...。自然が持つ表情をコレクションピースに落とし込んでいる。花々の繊細な表情を投影可憐な花々をモチーフにしたのは、「smile flower」のスカート。チュール素材に繊細な花の刺繍を施している。「flower step」のバイカラーワンピースにも、階段のように少しずつ背丈が異なる花々を刺繍し、陽の光を受けながら大地にしっかりと根をはるひたむきな姿を表現した。鳥たちの生命力を宿して大空を飛び回る鳥たちからインスピレーションを得たのは、「kanata」のドレス。目的地を目指して羽ばたく鳥の群を、ゴム判で描いた。鳥たちが生きるのは空だけではない。「lake bird」のブラウスには、水辺に生息する鳥たちがのんびりと過ごす様子を刺繍している。リズミカルな“シードル”や枝の表情から生まれた柄「cidre」のパンツには、ボトルの中の気泡がぶくぶくと浮遊する様子をリズミカルに描いて。ネイビーとホワイトのコントラストが、清涼感と軽やかさを演出している。「taba」のワンピースには、ゴツゴツした山椒の枝からインスピレーションを受け、ガムテープを割いた表情に映し出し描いていったテキスタイルを採用した。グラフィカルな“紙”モチーフをアクセントに“紙”も今シーズンを紐解くキーワードの1つ。紙が舞う情景を大胆な構図で軽やかに表現した「curl」のドレスや、ページをめくっているかのような総柄をあしらった「page」のワンピースなど、鮮やかでグラフィカルなピースが、コレクション全体にアクセントを加えている。
2020年02月19日