3月30日、ムンバイのインド門を背景に、ディオール 2023年フォール コレクションが発表されました。Courtesy of DIORマリア・グラツィア・キウリが、ディオールの2023年フォール コレクションで成し遂げたかったこと、それはまさに、私たちとひとつの国やその文化を結びつける感情や感性を語るための、新しく独創的な方法を見つけることです。彼女は、長年に渡って育んできたインドとの関係性やムンバイのチャーナキヤ工房とチャーナキヤ工芸学校を率いるカリシマ・スワリとの協力関係や、友情を表現したいと考えていました。Courtesy of DIORマリア・グラツィア・キウリは、シルエットを通して、サヴォワールフェールの優れた多様性を称え、創設者 クリスチャン・ディオールとその後継者たちの先見性に光を当てます。グリーン、イエロー、ピンク、パープルといったシルクのカラーブロックは、ディオールで当時クリエイティブ ディレクターをつとめていたマルク・ボアンへのオマージュです。Courtesy of DIORサリーやインドの伝統的なカッティングからインスピレーションを得たイブニングコートやストレートスカートは、洗練の極みであり、さまざまなヘリテージとファッションカルチャーが交錯し、真のサルトリアの系譜を定義づけています。今回のコレクションが表現したのは、国境や時代を超えた、魅力的な旅でした。Courtesy of DIORCourtesy of DIORCourtesy of DIORCourtesy of DIORCourtesy of DIOR@Dior @MariaGraziaChiuri #ディオール #DiorFall23クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年04月01日シャネル(CHANEL)は、2023年の新作腕時計「シャネル インターステラー カプセル コレクション」を、2023年3月28日(火)より発売および受注開始する。シャネルのアイコンウォッチを近未来的に再解釈「シャネル インターステラー カプセル コレクション」では、「J12」や「プルミエール」、「ボーイフレンド」、「コード ココ」といったアイコンウォッチを、フューチャリスティックなモチーフで再解釈。ピクセル模様やプリント基板、暗闇で光るダイヤル、コメット型チャーム、3D ロボットといった要素をデザインに落とし込んだユニークな腕時計が揃う。ピクセル模様&コズミックモチーフの「J12」「J12 サイバネティック」は、ブラックとホワイトのピクセル模様が描くコントラストが目を引くウォッチ。高耐性ブラック セラミックに、明確なラインでピクセル調にカットされたホワイト セラミックを組み合わせ、グラフィカルに仕上げている。また、「J12 インターステラー」は、夜空を表現したモノクロームのデザインが特徴。グリッター効果のあるブラックのダイヤルに、星を思わせる6つのダイヤモンドを散りばめ、秒針にはコメットをレイアウト。時を刻むごとにコメットが回転する、ロマンティックなデザインが魅力だ。一方、白一色の世界を表す「J12 コズミック」も登場。ダイヤルにはマドモアゼルやロケット、星座などのコズミックモチーフを緻密に描き、星のように輝くダイヤモンドを12個配した。ダイヤルにはスーパールミノバが施されているため、暗いところで見ると幻想的なモチーフがより一層際立って見える。ロボットに見立てた「プルミエール」「プルミエール ロボット」は、ロボットに見立てた遊び心あふれる仕上がり。ウォッチのフェイスをロボットの胴体に見立て、ダイヤモンドやオニキス、セラミックの装飾によりチャーミングなロボットの姿を描き出した。ヴェルヴェットタッチの仕上げを施したラバーストラップの、快適な着用感と華やかな質感も嬉しいポイントとなっている。プリント基板モチーフの「ボーイフレンド」幾何学的なプリント基板のモチーフをダイヤルに配した「ボーイフレンド サイバーデータ」は、シャープな表情のウォッチ。緻密なモチーフには54個のダイヤモンドをあしらい、アクセントを加えた。キルティングを施したブラック パテントカーフストラップの格子模様が、グラフィカルなダイヤルと呼応してユニークなムードを演出している。【詳細】シャネル インターステラー カプセル コレクション〈数量限定〉発売・受注開始日:2023年3月28日(火)アイテム例:・プルミエール ラッキー スター 1,210,000円ケース:SS×ダイヤモンド、SS×ダイヤモンドのコメット型チャームサイズ:19.7×15.2mmムーブメント:高精度クォーツムーブメント防水性:30m・J12 サイバネティック 2,013,000円ケース:高耐性ブラック セラミック×ピクセル調にカットした高耐性ホワイト セラミック×SSケース、径38mmムーブメント:COSC認定オートマティックムーブメント"キャリバー 12.1"搭載(Kenissi製)パワーリザーブ:約70時間防水性:200m・J12 インターステラー 1,386,000円ケース:高耐性ブラック セラミック×SSケース、径38mmムーブメント:COSC認定オートマティックムーブメント"キャリバー 12.1"搭載(Kenissi製)パワーリザーブ:約70時間防水性:200m・J12 コズミック 1,116,500円ケース:高耐性ホワイト セラミック×SSケース、径33mmムーブメント:高精度クォーツムーブメント防水性 : 200m・プルミエール ロボット 3,663,000円ケース:18KYG×ブラックセラミック×ブラック加工を施したチタニウムのロボット型ケース、ダイヤモンド、オニキス、サイズ 19.7 x 15.2mmムーブメント:高精度クォーツムーブメント防水性:30m・ボーイフレンド サイバーデータ 1,309,000円ケース:ブラックコーティングを施したSSケースとベゼル、サイズ 34.6x26.7x7.3mmムーブメント:高精度クォーツムーブメント防水性:30m【問い合わせ先】シャネル(カスタマーケア)TEL:0120-525-519
2023年03月31日LUNASOL(ルナソル)2023『Holy Nature』第三弾「Paradise Lagoon」撮影:byBirthLUNASOL(ルナソル)の2023年春夏は“Holy Nature”をテーマに、自然が生み出した奇跡が織りなす、神秘的な美しさからインスパイアされたルックを提案。その第三弾となるルナソル2023年5月コレクションは「Paradise Lagoon」です。熱帯魚や珊瑚礁、海の中に広がる彩りあふれる景観をインスピレーションソースとした、海の中で繰り広げられるみずみずしい輝きと豊かな彩りを表現した、人気製品の限定色が登場します。ルナソルアイカラーレーション(限定2種)撮影:byBirthカラフルな熱帯魚の群れや水面に映る珊瑚礁など、海の中に広がる豊かな彩りとみずみずしい輝きを、透けるような色と濡れたような輝きで表現した、アイカラーレーションの限定色。いずれも肌なじみの良いコーラルカラー・ピンクベージュカラーがパレットに含まれているため、鮮やかなカラーをあまりメイクに取り入れたことのない方でも使いやすいはず。EX30 Mermaid Rhapsody撮影:byBirth光が織りなす彩りのハーモニーでファンタジックな印象のマーメイドラプソディA:夏の日差しに照らされた水面がまぶしく揺れるような輝きを与えるカラーB:グリーンの光ニュアンスをまとうカラーC:パープルからのぞくブルーグリーンの光が幻想的に揺らめくカラーD:肌なじみの良いパールで立体感を与えるカラーEX31 Aqua Reflection撮影:byBirth海中に降りそそぐ光のようにみずみずしく透明感あふれるアクアリフレクションA:海中に降りそそぐ光のような透明感と奥行きのある輝きを与えるカラーB:ピンクを帯びたベージュが肌との境目をつややかに整えるカラーC:淡くシアーなアクアブルーで涼やかに彩るカラーD:肌なじみの良いパールでつややかに深みを与えるカラールナソルフラッタリングパワーアイラッシュ(限定2色)撮影:byBirthアイカラーレーション限定色と合わせての使用をおすすめしたいフラッタリングパワーアイラッシュの限定色は、彩り豊かな世界観に合わせた、華やに彩る2色です。EX06は「アイカラーレーション EX30」と同系色で調和をはかった目もとへ。そしてEX07は「アイカラーレーション EX31」で表現したみずみずしい海に珊瑚の彩りを加えるカラー設計となっています。グロウコートが乾いた後も濡れたようにつややかでなめらかな仕上がりを維持してくれる点も魅力。EX06 Summer Viola撮影:byBirthクールなパープルが涼しげなまなざしを演出するサマーヴィオラEX07 Hibiscus Passion撮影:byBirth華やかなピンクレッドが目もとを印象づけるハイビスカスパッションルナソルフラッシュクリエイター(限定2色)撮影:byBirth同じく、アイカラーレーション限定色と合わせて使用して欲しい、彩りの影となるアイライナー限定色です。華やかに彩るカラーマスカラに、鮮やかながら深みのあるアイライナーが影を添えることで、ヴィヴィッドな色彩が上品に目もとへ溶け込むように自然になじみ、奥行きのある目もとへと導きます。アクセントとして目尻に添えても、まつ毛を彩っても。EX10 Pink Abyss撮影:byBirth鮮やかなピンクに落ち着いた印象をプラスしたピンクアビスEX11 Starfish撮影:byBirth影色のなかに鮮やかなレッドが垣間見えるスターフィッシュルナソルプランプメロウリップス(限定2色)撮影:byBirth熟れたような色ツヤがあふれ出る生っぽい質感の、プランプメロウリップス限定色は、色とツヤがしたたるように発色する2色。EX18 Bitter Citrus撮影:byBirth渋さを感じさせるオレンジニュアンスをまとうビターシトラスEX19 Guava撮影:byBirth肌なじみの良いコーラルピンクに多色のパールが溶け込み、色とツヤがしたたるようなグアバルナソルデューイベアブラッシュ(限定2色)撮影:byBirthスキンケアオイルのようになめらかに肌になじむオイルベースのデューイベアブラッシュ限定色は、彩度のある夏らしいフレッシュさと透明感を与える2色。頬の中央からじんわりと染め上げるようにのせるのがおすすめです。EX04 Apricot Nectar撮影:byBirthピンクパールをひそませたやわらかな血色感がにじむアプリコットネクターEX05 Pink Lemonade撮影:byBirthルーセントなパールが爽やかな印象を引き立てるピンクレモネードルナソルネイルポリッシュ(限定2色)撮影:byBirthひと塗りで、見たままの鮮やかな発色を叶えるネイルポリッシュへは、色とりどりの輝きや揺らめくパールを詰め込んだ、夏らしい仕上がりの2色が登場。ファンタジックな海の光景を指先にまとって。EX35 Sunlit Dazzle撮影:byBirth真夏の日差しが指先でまばゆい輝きを放つサンリットダズルEX36 Calypso Shell撮影:byBirth貝殻のようにターコイズからパープルに移ろいつやめくカリプソシェルLUNASOL(ルナソル)2023年春夏『Holy Nature』新製品一覧2023年5月19日(金)数量限定発売ルナソルアイカラーレーション限定2種6,820円ルナソルフラッタリングパワーアイラッシュ限定2色3,850円ルナソルフラッシュクリエイター限定2色3,300円ルナソルプランプメロウリップス限定2色4,400円ルナソルデューイベアブラッシュ限定2色3,300円ルナソルネイルポリッシュ限定2色2,200円※税込表記
2023年03月27日ティザービジュアル&ティザーPV解禁!2023年4月22日(土)より「ホリミヤ」TV再放送!シリーズ累計800万部を突破した超人気漫画、「ホリミヤ」。 2021年のアニメ放送時には公式ハッシュタグ「#ホリミヤ」が放送時に毎回トレンド入りし、男女問わず「泣ける!」「キュンキュンしてしまう…」など多くの反響があった本作ですが、TV再放送と「AnimeJapan 2023」スペシャルステージ解禁時にもトレンドに入るなど未だファンの熱が冷めていない中、前作で描かれなかった原作エピソードを描く「ホリミヤ -piece-」が2023年7月から放送になることが解禁されました。つきましては、本ニュースをぜひご紹介頂けますよう、何卒よろしくお願いいたします。◆「ホリミヤ -piece-」2023年7月より放送決定!ティザービジュアル&ティザーPV公開!「ホリミヤ -piece-」ティザービジュアル【放送情報】2023年7月より放送開始!【イントロダクション】君がいて、みんながいて。僕らのピースが揃っていく。シリーズ累計800万部を突破した人気漫画「ホリミヤ」。2021年に待望のTVアニメ化、そして2023年7月、前作では描かれなかった原作の人気エピソードなどをキャスト・スタッフが再集結し、新作アニメの放送が決定!!堀 京子は、美人で成績も良く学校ではクラスの中心的存在。ある日ネクラなクラスメイトの宮村は、ケガをした堀の弟 創太を家に送り届けたことで堀と距離が縮まり…堀をきっかけに同級生達とも交流を深めていく宮村。みんなと繋がることで鮮やかに変わっていく日々。そんな毎日は、青春が詰まった超微炭酸系スクールライフ!【キャスト】堀 京子:戸松 遥/宮村伊澄:内山昂輝/石川 透:山下誠一郎/吉川由紀:小坂井祐莉絵/仙石 翔:岡本信彦/綾崎レミ:M・A・O/河野 桜:近藤玲奈/井浦 秀:山下大輝/柳 明音:福山 潤/進藤晃一:八代 拓/沢田ほのか:麻倉もも/堀 京介:小野大輔/堀 百合子:茅野愛衣/堀 創太:寺崎裕香/井浦基子:金元寿子【スタッフ】原作:HERO・萩原ダイスケ/監督:石浜真史/シリーズ構成・脚本:吉岡たかを/キャラクターデザイン:飯塚晴子/総作画監督:飯塚晴子・髙田 晃・緒方浩美・清水裕輔・佐野隆雄/色彩設計:横田明日香/美術監督:薄井久代・守安靖尚/撮影監督:佐久間悠也/CG ディレクター:宮地克明/編集:木村祥明/音響監督:明田川 仁/音楽:横山 克/制作:CloverWorks/製作:「ホリミヤ -piece-」製作委員会公式Twitter: (@horimiya_anime)TVアニメ「ホリミヤ」公式サイト : ◆スタッフ・キャストからコメント到着!原作:HEROTVアニメ「ホリミヤ -piece-」放送決定おめでとうございます!私も視聴者のひとりとして、前回のシリーズとはまた違った日常を送る堀・宮村たちの姿や、変わらぬきらきらとした世界を楽しみにしております。原作:萩原ダイスケアニメでまた堀さん達の青春が見れる機会をいただけて、感謝の念に堪えません。製作決定を聞いた際は飛び跳ねるくらい嬉しかったです。と同時に、卒業まで駆け抜けたのにどうするんだ!?と慌てました。夢かと思いました。夢じゃなかった。作品を大事に、そして素敵な形で作っていただいています。今からニヤニヤが止まらないくらい楽しみです。監督:石浜真史「ホリミヤ -piece-」決定、おめでとうございます。再び作らせていただけることに感謝します。実は2021年放送の「ホリミヤ」は、今作を一切想定しない目一杯の作り方をしています。蛇足になってしまうのでは・・・と心配することになるのかと思いきや、いざ構成を考えていく過程で、すでに魅力いっぱい、全部描き切れないよ~と泣き言が出る始末。早く放映したいです。楽しみに待っていてください。シリーズ構成・脚本:吉岡たかを本作は、言うまでもなく「ホリミヤ」を愛してくださったファンの皆さんのおかげで実現したわけですが、私自身、もっと「ホリミヤ」のアニメを観たかった、もっと関わりたかった、という思いが強くありました。すでに完結している作品の新作シリーズという奇跡に、スタッフという域を超え素直に喜び、また感謝しております。堀 京子:戸松 遥また再び堀さんを演じられることが本当に嬉しかったです!前回が一応卒業シーズンのお話までを描いていたので、今回はどんな構成になるのかワクワクしていましたが、毎話面白くて収録がとても楽しいです。それぞれの恋愛ももちろんですが、友情や家族などの関係性もとても心温まる内容になっているので、放送を楽しみにしていてください!宮村伊澄:内山昂輝「ホリミヤ -piece-」製作決定の知らせを聞いたときは、2021年に放送した「ホリミヤ」の最終回がああいう形で終わっていたので今度はどんな内容になるんだろうとワクワクする気持ちになりました。「ホリミヤ」には堀さんや宮村くんをはじめ、風変わりなキャラクターがたくさん登場するので、今作も前作と同様に「ホリミヤ」らしいアニメになっていると思います。どうぞお楽しみに!石川 透:山下誠一郎「ホリミヤ」のアニメが帰ってきました。またみんなに会えること=芝居をご一緒できることを光栄に思います。原作には、前作では描かれなかったエピソードがいくつもありましたし、今回はどんな展開になるのだろうと皆様もワクワクしているのではないでしょうか。久しぶりに石川くんを演じましたが、あの頃と変わらない、むしろあの頃以上の喜びや楽しさがありました。帰ってきたというより、ずっと自分の中にあったような気がしています。「ホリミヤ」だからこその空気感や間、機微を改めて楽しんで頂ければ幸いです。吉川由紀:小坂井祐莉絵制作が決定した時は、「あのキラキラをまた味わえる!」と歓喜しました!前回、由紀ちゃんと一緒にキラキラした高校生活を送れて私も青春時代に戻れたので、また一緒に高校生活を楽しめることが凄く嬉しかったです!仙石 翔:岡本信彦仙石をやらせていただいております。岡本信彦です。この度また「ホリミヤ」の世界にかえれるとのことで、とても嬉しかったです。この作品でしか得られないテンポだったり間だったり、トークの空気感があるので、それをまたみんなといっしょに出せたらいいなと思います。ぜひ見てください。綾崎レミ:M・A・O綾崎レミ役のM・A・Oです。天真爛漫なレミちゃんを、こうしてまた演じさせていただける事を本当に嬉しく思っております!堀さんと宮村くんを中心に、それぞれどのようなやりとりや表情を見せてくれるのか。前作同様、魅力的なキャラクターたちが送る青春を楽しみにしていただければ幸いです!!河野 桜:近藤玲奈以前「ホリミヤ」のイベントに出演させていただいた時に、桜を演じるのはこれで最後かぁ…。と寂しい気持ちでいたので、製作決定のお話を聞いた時は本当に嬉しかったです。アフレコも進んでいるのですが、前作とはまた違ったキャラクターたちの魅力が満載で、早く完成したものを見たい!という気持ちでいっぱいです。私が原作でめちゃくちゃ好きだったシーンもたくさんあって、「あぁ…夢が叶った…!」って常にワクワクしながら桜を演じさせていただきました。とにかく、絶対みなさんが好きに決まってるであろうエピソードが詰まっておりますので、楽しみに待っていただけたら嬉しいです!井浦 秀:山下大輝やっほぉー!!!井浦の声をしてる山下だよー!!今回からは『堀さんと宮村くんと井浦だよ!!』がはじまるよ!!嘘だよ!!笑とにかくまた井浦を演じられるのがとっても嬉しいです!何故かこの子を演じていると肉食ってるみたいなパワーをもらえます!!なのでこれからもモリモリ井浦をどうぞよろしくね!!柳 明音:福山 潤あの美しいエンディングを見たときに「次作はないのかもなぁ」と思ってしまっていたので、優しくて微笑ましくて微炭酸な世界よお帰りなさい!です!お楽しみに!!進藤晃一:八代 拓「ホリミヤ」という作品、そして登場する人物達が本当に大好きです。個人的にも、また進藤を演じられるということが楽しみでなりません。そして何より、また皆様にこの世界に浸っていただけて、それを共有できるというのがとても嬉しいです。沢田ほのか:麻倉もも「ホリミヤ -piece-」制作決定おめでとうございます〜!!表情がコロコロ変わるわんこのようなほのかをまた演じられて嬉しいです!今回も周りのみんなとどう関わって、どう変化していくのかぜひ見届けてほしいです。作品全体の胸キュンもさらにパワーアップしていると思いますので楽しみに待っていてくださいね!!◆TVアニメ「ホリミヤ」TV再放送詳細解禁!「ホリミヤ」キービジュアル2023年4月22日(土)24:00~TOKYO MX・BS11・とちぎテレビ・群馬テレビにてpage.1~9まで毎週放送!page.10~13については6月に2時間SPにて一挙放送!◆TVアニメ「ホリミヤ」AnimeJapan超微炭酸ステージアーカイブ公開中!TVアニメ「ホリミヤ」AnimeJapan超微炭酸ステージ : アーカイブ期間:4/1(土)23:59までTVアニメ「ホリミヤ」AnimeJapan超微炭酸ステージ堀 京子:戸松 遥、宮村伊澄:内山昂輝、石川 透:山下誠一郎、吉川由紀:小坂井祐莉絵、仙石 翔:岡本信彦/MC:中倉隆道◆公式HPにてアニメキャラクター人気投票「春の総選挙」開始!TVアニメ「ホリミヤ」再放送と「ホリミヤ -piece-」制作決定を記念してキャラクター人気投票を実施!あなたの“推し”を1位~3位まで選んで、魅力のPR文とともに投票してください!公式Twitterをフォローし、ハッシュタグ「#ホリミヤ総選挙」を付けて投稿してくれた方の中から抽選10名様に1位に輝いたキャラクターの新規描き下ろしを使用した「アクリルビッグスタンド」をプレゼント! ※画像をご使用の際は、下記コピーライト表記の記載をお願い致します※©HERO・萩原ダイスケ/SQUARE ENIX・「ホリミヤ -piece-」製作委員会※前作KVのみ:©HERO・萩原ダイスケ/SQUARE ENIX・「ホリミヤ」製作委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月25日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「タラマヨ」 「チョップドサラダ」 「鶏とキャベツのスープ」 の全3品。 ボリューム感のあるタラマヨに、サッパリとしたスープとサラダを添えました。 【主菜】タラマヨ 揚げたタラをまろやかなソースで和えた満足感の高い主菜です。 調理時間:25分 カロリー:368Kcal レシピ制作:料理家・ソムリエ 保田 美幸 材料(2人分) タラ (切り身)2~3切れ 塩 少々 片栗粉 適量 サラダ油 適量 <ソース> マヨネーズ 大さじ3 コンデンスミルク 大さじ1.5 ケチャップ 小さじ1 レモン汁 少々 レタス 1~2枚 【下準備】 タラは塩を振って15分置き、キッチンペーパーで水気を拭き取り、ひとくち大に切る。ボウルで<ソース>の材料を混ぜ合わせる。 レタスは水に放ち、パリッとしたら水気を拭き取り、ひとくち大にちぎる。 【作り方】 1. タラに片栗粉をまぶし、多めのサラダ油を中火で熱したフライパンで揚げ焼きにして取り出し、油をきる。 2. (1)を<ソース>で和え、レタスをのせた器に盛る。 【副菜】チョップドサラダ 冷蔵庫に残った野菜で作る色鮮やかなサラダ。 調理時間:20分 カロリー:168Kcal レシピ制作:料理家・ソムリエ 保田 美幸 材料(2人分) 長芋 1/3~1/2本 パプリカ (黄)1/2個 プチトマト 3~4個 ソラ豆 (サヤ付き)4~5本 <ドレッシング> EVオリーブ油 大さじ1.5 アンチョビ (みじん切り)1枚 ニンニク (すりおろし)少々 塩 適量 【下準備】 長芋は皮をむき、幅7~8mmのイチョウ切りにする。パプリカは7~8mm角に切る。プチトマトはヘタを取り、4つのくし切りにする。 ソラ豆はグリルで全体に焦げ目がつくまで焼き、粗熱が取れたらサヤから豆を出して薄皮をむく。 【作り方】 1. ボウルで<ドレッシング>の材料を泡立て器でよく混ぜ合わせ、長芋、パプリカ、プチトマト、ソラ豆を和えて器に盛る。 【スープ・汁】鶏とキャベツのスープ 鶏もも肉は前日から塩をつけておくと楽です。 調理時間:50分+漬ける時間 カロリー:179Kcal レシピ制作:料理家・ソムリエ 保田 美幸 材料(2人分) 鶏もも肉 1/2枚 塩 適量 キャベツ 1/8個 <スープ> 白ワイン 大さじ2 水 450ml ローリエ 1枚 黒粒コショウ 4~5粒 塩 小さじ1/3 ドライパセリ 適量 【下準備】 鶏もも肉は太い筋と余分な脂を取り除き、ひとくち大に切って塩をもみ込み、1時間以上漬ける。キャベツはひとくち大に切る。 調理時間に漬ける時間は含みません。 【作り方】 1. 鶏もも肉は熱湯をかけて脂を抜き、キャベツ、<スープ>の材料と共に鍋に入れ、強火にかける。 2. 煮たったらアクを取り、弱火にして鍋に蓋をして30~40分煮込む。器に注ぎ、ドライパセリを振る。
2023年03月24日ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月18日(土)に発表された。ビデオプレゼンテーションの音楽は、ダムタイプの音楽と音響を担当してきた山中透による。自己の二重化詩のひとひらを引用することから始めたい。「そこで泣いているのは、だれ、ひとすじの風でないとしたら、こんな時間に/ほかにあるのは、いやはてのダイヤモンドだけ……だれなの泣いているのは、/こんなにもわたしのそば、このわたしこそ泣きだしそうなのに。/この手、わたしの顔に触れようと夢みながら、/ぼんやりと、何かふかい目的にしたがってでもいるのか、/この手は待っている、わたしの弱さから涙がひとしずく溶けて流れ出るのを。」──ポール・ヴァレリー『若きパルク』(清水徹訳)の冒頭である。ここで泣いているのは、ほかならぬ「わたし」だろう。しかしその存在は、「わたし」の眼差しの下に二重化されている。「わたし」の身体が「わたし」の意識から離れて、他者のごとく立ち現れる。「わたし」はどうやら明確な輪郭を持たず、「だれ」と呼びかけられた「わたし」の手だけが現れて、その顔に触れる、輪郭をなぞることを試みる。「わたし」が「わたし」を捉えるとき、そのイメージは断片的で曖昧であらざるをえない。そこからかろうじて紡ぎだされるのが自画像──「Self-Portrait」とは、今季のドレスドアンドレスドのテーマである──にほかなるまい。このように曖昧な輪郭をなぞり、諸断片のイメージを自分という存在へと編みあげてゆくのが、ドレスドアンドレスドにおけるテーラリングであった。シングルブレストやダブルブレストで研ぎ澄まされた佇まいに仕立てたジャケットには、ややもすれば不確かさの底に落ちる自分という存在に確固たるフォルムを与えるかのようにして、ハリのあるウールギャバジンを用いる。あるいはモールスキンは、執拗になぞろうとも静かに震えてやまないその輪郭を、繊細に具現化するもののようにすら思われよう。ところで、自画像を紡ぎだすために用いる手立てのひとつが、自らを映しだす鏡である。しかし、ただ1枚の鏡では、自己の輪郭を描ききることは叶わない。自らを囲繞する多数の鏡、それらが波のごとく返す諸断片のいわば結び目として、自画像が立ち現れる。こうして鏡の無限反射によって織りなされるイメージは、だから、自己という主体が立ち現れる点で生成的であり、数多の鏡に映した結果得るほかない点では束縛的である。それはコレクションにおいて、シャツのボタンホールを拡大したフロントスリット、そしてギャバジンのジャケットに見られる縫い閉じられたボタンホールの痕跡、これらの両極に反映されている。いま一度、ヴァレリーを引こう──「わたしは自分のあとを追い、自分に答え、自分を反射し、自分に反響する、わたしは鏡の無限に戦慄する──わたしはガラスでできているのだ」(「ムッシュー・テスト航海日誌抄」(清水徹訳)より)。鏡に映じる自らの像をまなざし、一方でそこに映された像が自らを見つめ返す。自己の存在を描きだしてもなお、他者のごとく自画像が立ち現れる、この慄き。鏡の無限反射の下で震えてやまない自己の輪郭が、今季のドレスドアンドレスドにおいては探られているように思われる。
2023年03月23日ケイスケヨシダ(KEISUKEYOSHIDA)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月18日(土)、東京・渋谷にて発表された。ユニフォームが仄めかす色香「禁欲のエロティシズム」という逆説を弄することを許されたい。なぜならば、今季のケイスケヨシダが試みているのは、身体を構築的なシルエットへと閉じるテーラリングによって身体をなぞり、それをもって官能性をかすかに匂わせることにあるように思われるからだ。冒頭で書いたように、今季の軸となるのは、テーラリングをはじめとするフォーマルウェアだ。たとえばテーラードジャケットやロングコートは、ややショルダーを誇張し、丈感は長めに、ラペルの重心は極端に上方へと設定することで、力強く、身体を隈なく覆うかのような佇まいに仕立てている。では、テーラリングが匂わせる官能性とは何か。首元まで覆うかのようなジャケットは、しかしバックにブラウスを彷彿とさせるスリットを採用。スカーフやレース飾りの華やぐブラウス、これと合わせたスカートは、身体のフォルムを透かして見せるかのようにすっきりとしたシルエットに仕上げている。そもそも衣服とは、身体を覆うことで逆説的に生身の身体を感じさせるところに、その官能性のエッセンスを持っていた。裸体がエロティックたりうるのは衣服を脱ぎ去るがゆえのこと。ヌードとは、衣服を纏う振る舞いを起点として、むしろ事後的に立ち現れるものなのだ。ケイスケヨシダは、衣服でもって身体をなぞる。そうしてなぞられた輪郭が、身体を覆ってはいるものの、むしろそれゆえに身体の色香を醸し出す。それはある意味でフェティッシュだ。だから、テーラリングの素材においても、シックな無地やグレンチェックにとどまらず、艶かしく光沢を放つシンセティックレザーやベルベットを随所に見てとることができるのだといえよう。
2023年03月21日ミューラル(MURRAL)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月18日(土)、東京・丸の内の東京国際フォーラムにて発表された。研ぎ澄まされた繊細さ移ろいゆくもの、儚いものへと注がれるまなざし──ミューラルにはそうした繊細さが通底しているのではないかと、2023年春夏のコレクションに寄せて書いた。先シーズンのミューラルが、幾重ものヴェールを脱ぎ去って現れる等身大の自分を「ヌード(NUDE)」というテーマで追求したのならば、今季はややもすればひりひりと痛む剥き出しの自分、その脆いほどの感じやすさを、「フラジャイル(FRAGILE)」という言葉で深めたように思われる。ミューラルにとって、「脆さ」を意味する「フラジャイル」を具現化する特権的な対象が、雪であった。空の気候状態に応じて結晶の形をさまざまに変える雪は、しかし、地上に降り注ぎ、手のひらで愛おしもうものならば、たちどころに溶けて消え入ってしまう。世界で初めて人工雪の製作に成功した物理学者・中谷宇吉郎は、「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残しているが、脆く移ろいやすい雪という手紙を受け取るには、受け手もまた繊細であらねばならない。雪を感受する感覚は、ブラックとホワイトという極度に研ぎ澄まされたカラーパレットを受け皿に、たとえばミューラルならではの繊細な刺繍に表れている。色彩を抑えた刺繍レースは、緩やかなに波打つノースリーブドレスや、トップス部分を切り替えたボディスーツへ。濃密な凹凸感を織りなす収縮刺繍もまた、その彩りをモノトーンに抑制し、ロングコートやスカートへと用いた。より直接的に雪を彷彿とさせるのは、たとえばラメ糸のきらめくファブリックであり、これを身体のシルエットに沿うかのようなキャミソールワンピースやトップスに用いている。また、華やかにドレープを揺らめかせるドレスやオフショルダーのブラウスには、雪景色を写した写真をプリントで施した。冒頭に、先シーズンの「ヌード」を踏まえつつ、「剥き出しの自分」と書いた。ややもすればひりひりと痛む、この繊細な感覚を、ミューラルはある種の官能性へと読み替えてゆく。それは、ショルダーを露出したオーバーオールや、大胆にフロントを開いたドレス、あるいは上述のタイトなトップスやオフショルダーのブラウスなどに見てとることができる。カラーは、ブラックとホワイトの研ぎ澄まされたモノトーンを基調に、あくまで抑制されている。しかし、その間には、ジャケットやスカートのライトグリーン、ニットに広がるグリーンのグラデーションを差し込んで。あるいは、フロントジップブルゾンやミニスカート、ドレスなどには、ニードルパンチを用いつつ、透明感を帯びたグラデーションを表現した。
2023年03月21日サヤカアサノ(SAYAKAASANO)の2023年秋冬コレクションが渋谷ストリームの稲荷橋広場で2023年3月18日(金)に発表された。“いとおしい”と“いたわしい”をキーワードにサヤカアサノは、デザイナー・浅野彩也佳が2020年にスタートしたブランド。日常ではあえて表現することのない違和感をデザインに落とし込んだ物作りを提案している。そんなサヤカアサノにとって楽天ファッションウィーク東京での初のランウェイショーとなった今シーズンは、“いとおしい”と“いたわしい”という相反する感情をキーワードにしたコレクションを展開していく。“寝起きの瞬間”にフォーカスクリエイションの出発点となったのは、他人を大切に思う“いとおしい”への疑問だという。何よりも“いとおしい”はずなのに、それを自らの手で消してしまいたくなる“いたわしい”感覚。隣り合わせでやってくる正反対の感情を、浅野は“かわいらしさ”と“だらしなさ”を持つ寝起きの瞬間に例えた。ルックには、自分の中では“だらしない”と感じることでも、相手にとっては“かわいらしい”と感じる寝起きの瞬間が随所に落とし込まれている。ブランケットを纏ったスカートたとえば、チェック柄のブランケットは、ミニ丈のプリーツスカートに纏わせてガーリーな一着へと昇華。バックにボリュームを持たせることで、よりいっそうドリーミーなムードを加速させる。パジャマ風セットアップ中には、パジャマを思わせるオンブレチェックのセットアップも。ボタンの一部だけを留めたシャツは、面倒で中々着替えることが出来ないとでもいうような愛らしいシーンを彷彿させる。シーツをドレスにさらに、布団から出たくなくてシーツを手放せない、そんな煩わしい寝起きの瞬間を落とし込んだドレスや、真っ白なタオルで構成されたキャミソールドレスも展開された。なお、サヤカアサノのショーはアキ マスダ(aki masuda)と合同で行われた。
2023年03月21日アキ マスダ(aki masuda)の2023年秋冬コレクションが渋谷ストリーム・稲荷橋広場で2023年3月18日(金)に発表された。夢と空想の旅デザイナー・増田愛樹が2021年春夏シーズンよりスタートしたブランド、アキ マスダ。楽天ファッションウィーク東京での初のランウェイショーとなった今シーズンは、テーマに“夢と空想の旅”を掲げた。コレクションを通じて提案されたのは、「天使」「流星群」「バルビアネッロ」の4つのキーワードを軸に作られたドレス。増田の頭の中にある願望や夢・妄想から創造する物語をオートクチュールに落とし込んでいく。白と黒の“天使”「天使」から着想を得たドレスには、従来はドレスの芯材に使われるシャー素材を表地として採用。“白い天使”と“黒い天使”、それぞれをイメージしてボリューミーなドレスを作り上げた。背中には羽根に見立てた立体的なパーツをセットし、見る者を圧倒させるインパクトのある一着に。「流星群」のドレス「流星群」を見たときの感動を分かち合うため、その時の感情や情景を投影したというドレスは、ウエストから裾にかけてのシルエットがユニーク。ドレスの裾に星のモチーフをあしらい、流星の後に続く残像を表現した。「豹」のボディスーツ「豹」を着想としたプレイフルなボディスーツは、夢と空想の旅をよりいっそう盛り上げていく。愛らしさ満点のこのボディスーツは、オリジナルワッペンを1つずつ手で取り付け、独自の豹柄を表現したというこだわりの一着だ。手には豹の手足を表現した遊び心溢れるグローブがはめられている。バルビアネッロの蔦イタリアのコモ湖に浮かぶ歴史ある別荘、バルビアネッロ。趣のある景色で人々を魅了する邸宅に思いを馳せたドレスには、壁に見られる蔦を大胆に落とし込んで。各ルックには、真っ赤なハットや黄色のロンググローブなど鮮やかな色味の小物を差し込んで、アクセントを効かせた。なお、アキ マスダのショーはサヤカアサノ(SAYAKAASANO)と合同で行われた。
2023年03月21日アンスクリア(INSCRIRE)の2023年秋冬コレクションが2023年3月17日(金)に渋谷ヒカリエ・ヒカリエホールで発表された。ブランド初のランウェイショーデザイナー・岡ゆみかが手掛けるブランド、アンスクリア。ブランド名には、岡が“いいな”と思ったものを自分や人々のワードローブに刻み込むようなブランドにしたい、また人々に“いいね”と思ってもらえるようなブランドにしたい、という願いが込められている。そんなアンスクリアによる初のランウェイショーとなった今シーズン。テーマには、“TRANSFORM”を掲げた。カジュアルとフォーマル散見されたのは、カジュアルとフォーマルが行き交うルック。サイドラインが入ったトラックパンツを取り入れたスタイリングはその好例だ。テーラードジャケットの下半分を切り取ったようなコルセットと厚手のネイビージャケットは、スポーティーなパンツを合わせることでミックス&マッチを楽しんでいる。時折差し込まれたデニムも今季らしい上品な着こなしで。デニムパンツにスウェットシャツを合わせたラフなコーディネートには、ロングスカートを投入。落ち着いたブラウンカラーと大胆なスリットによって、エレガントなムードに引き寄せた。クラシカルなスーツ地のジャケットに、プレイフルなアレンジを加えたアイテムも目を引く。たとえばストライプ柄のジャケットは袖をカッティングし、袖口は縫製せずにあえて切りっぱなしに。ジャケットの下には、レイヤードしているようなデザインのニットトップスを合わせた。カラーパレットは、ブラウン、ブラック、ネイビーといった秋冬らしい落ち着いた色味が基調。そこにレッド、オレンジ、ピンク、グリーンといった鮮烈な色味を取り入れ、コントラストを効かせた。
2023年03月20日東京スカイツリータウンにて、2023年のゴールデンウィークイベントが開催される。2023年のゴールデンウィークイベント人気台湾グルメが集結2023年4月15日(土)から5月28日(日)まで開催される「台湾祭 in 東京スカイツリータウン 2023」では、人気の台湾グルメが集結。「魯肉飯(ルーローファン)」や「大鶏排(ダージーパイ)」といった定番メニューのほか、会期の前半は北部エリアの夜市料理を、後半は南部エリアの夜市料理をそれぞれ展開する。また、グルメのほかにも台湾マッサージや占い、エビ釣りなども用意。さらに、会期前半は台北から台中をイメージした赤色のランタンを、後半は台南の旧正月に開催される「普済殿ランタン祭り」のカラフルなランタンを飾り、台湾の雰囲気をよりリアルに演出する。約1,500匹のこいのぼり4月14日(金)から5月7日(日)までの期間は、東京スカイツリータウン内各所にこいのぼりが出現。また、約1,500匹のこいのぼりに紛れて登場する小さな“チンアナゴのぼり”や“ニシキアナゴのぼり”、全長7mの巨大な“チンアナゴのぼり”&“ニシキアナゴのぼり”にも注目だ。各種ワークショップもそのほか、世界にひとつだけの“マイこいのぼり”が作れるワークショップなど、様々なワークショップを開催する。【詳細】東京スカイツリータウン ゴールデンウィークイベント住所:東京都墨田区押上1-1-2■「台湾祭 in 東京スカイツリータウン 2023」開催期間:前半 2023年4月15日(土)~5月7日(日)/後半 2023年5月10日(水)~5月28日(日)※5月8日(月)・5月9日(火)は休み。場所:東京スカイツリータウン 4階「スカイアリーナ」入場料:無料■「東京スカイツリータウン こいのぼりフェスティバル 2023」開催期間:2023年4月14日(金)~5月7日(日)場所:東京スカイツリータウン各所※一部のこいのぼりは掲揚期間が異なる。■ワークショップ<ワークショップ例>〇京東都 世界にひとつだけの「マイこいのぼり」を作ろう!開催期間:2023年4月26日(水)~5月7日(日)時間:11:00~19:00場所:東京ソラマチ イーストヤード 4階 京東都店内料金:3,300円【問い合わせ先】東京ソラマチコールセンターTEL:0570-55-0102(11:00~19:00)
2023年03月20日アキコアオキ(AKIKOAOKI)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月16日(木)、東京・渋谷のヒカリエホールにて発表された。「マリア」をキーワードに今季のアキコアオキのキーワードとなったのが、「マリア」、聖母マリアの謂いである。長いキリスト教信仰のなか育まれてきた、人びとに寄り添う姿、あるいは突如イエスを身籠ることになり、「聖母」としての役割を逃れ難く受け入れることになったその宿命的な態度という、いわばマリアの抽象的な位相をコレクションに反映させることを試みたという。コレクションの軸となるのは、アキコアオキが得意とするユニフォームウェアだ。それはテーラリングであり、ミリタリーであり、あるいはスポーティである。たとえばテーラリングおいては、フォーマルなストライプ柄のスーツ地を多用しつつも、それらをソリッドに仕立てるのではなく、解体・再構築的にショートジャケットやドレスへと仕上げている。また、コルセットを彷彿とさせるバックストラップを組み入れるなど、服飾史への目配せも感じさせる。解体・再構築的な手法は、コレクションに幅広く見られる。古着を用いたドレスもそのひとつだ。身体のシルエットに沿ったドレスには、プリントを施した古着を解体して使用しており、ドレスの華やぎがカジュアルさとスポーティさに屈折させられている。上述のテーラリングにも見られるように、ここにはいわばドレッシーの解体、フォーマルを日常へと溶け込ませてゆくというベクトルを見てとることができるだろう。聖母マリアが、突如聖母という位置を身に負うことになったという視点を反映して、ウェアには身体を束縛するという要素を随所に見てとることができる。その例として、フレアシルエットに仕上げたボンテージパンツや、両腕をベルトで拘束したコートなどを挙げることができる。カラーは、テーラードウェアを彷彿とさせるブラックやグレーを軸に、ブルーやライトピンクなどで彩りをプラス。また、素材においても、シンプルなフォルムのドレスに用いたレース、光沢を帯びたロングコートのビニール素材、ファー様の素材など、多様なテイストに合わせてさまざま質感を溶け込ませた。
2023年03月19日サポートサーフェス(support surface)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月16日(木)、東京国立博物館表慶館にて発表された。テーマは、「Texturefull」。素材の質感と表情「基本的に無地が好きです」と語るサポートサーフェスのデザイナー・研壁宣男は、しかし、今季の出発点に、質感と表情に富んだ素材のイメージがあったという。無地とは、単にさらりと平滑な平面を意味するとは限らない。手触りの豊かさ、あるいは譬喩的に「湿り気」を帯びた雰囲気が、今季のコレクションの基底にある。コレクションの基調となるのは、エレガントな佇まい。ドレスやブラウスは、大きくドロップさせたショルダーや大胆なラグランスリーブを採用することで、ゆとりのあるシルエットに。しかし、随所にギャザーを寄せ、あるいはバルーンスリーブの袖先は絞るなど、柔らかく丸みを帯びたフォルムを上品で華やかな雰囲気に昇華させている。あるいはパンツはワイドシルエットながら、センタープレスやウエストのダイナミックなタック、あるいは大胆な切り替えによるドレープ感により、やはり上品な佇まいを示している。さて、素材の「豊かさ」に移ろう。無地と柄を織り交ぜつつ構成されるなか、まず、柄にほいては大小さまざまな花柄や、格子柄が用いられている。ドレスやスカートなどに用いたほどよい光沢を帯びたファブリックには、油彩を彷彿とさせる大胆な花柄を。ブラウスなどに見られるシースルーのレースには、控えめながらも彩りが際立つ小花柄を。また、ラメ糸を織り込んだファンシーツイードは、クルーネックのドレスやブラウスなどに採用されている。一方、無地においても素材感の豊かさを見て取れる。たとえばオーバーサイズのベストやカーディガンには、複数の編み地のニットを組み合わせて採用。ケーブルニットにざっくりと透け感のある編み地などを組み合わせ、1着のなかでも表情の豊かさが際立つ1着に仕上げている。カラーは、シックなグレー、ブラックやホワイトに加えて、豊かな柄の彩り、そして鮮やかなピンクやマスタードイエローを採用。ダブルブレストのジャケットやロングコート、カシュクールニットなどに大胆に用いている。
2023年03月19日ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月15日(水)に発表された。自分自身の生活観や人生観を軸に今季のヨウヘイオオノは、デザイナー大野陽平自身の少し俯瞰した生活観や人生観を軸に制作。大野のアトリエの棚には、アーティストの作品やグッズ、ヴィンテージショップで手に入れたオブジェや海外のお土産、さらにはネットショップで買ったただのおもちゃまで並び、ラインナップは様々だ。今シーズンは、大野の棚に並ぶ「コレクション」のように、「平凡だがどこか愛おしいもの」から連想。「どこにでもありそうな古着」を題材としたコレクションを展開する。プレゼンテーションの会場は、小説家の澁澤龍彦のアトリエからインスピレーションを受けたという。大野のアトリエに並ぶ、価値が認められるものからガラクタのようでいて愛おしいと思えるアイテムの数々を展示し、「愛おしい世界」を構築。プロダクトをじっくりとフラットな目線で見てほしいという願いを込めた。使い古された“古着”という記号を扱ういわゆる“古着”をレプリカのように再構成するのではなく、あくまで自分の印象だけを頼りに、“古着”を形にすることを試みた。“古着”という記号を、ブランドらしい立体的な造形アイデアや、大野による自己流の仕立てを以て、「ユニークで、ある種美しい」ルックを生み出している。たとえば、重くボリューミーな毛皮のアウターや、ポケットが大きく膨らんだミリタリーテイストのパンツ、ハンティングジャケットなど。中でも、ドレスやトップス、Tシャツ型バッグにプリントされたデザインは、誰もが既視感を覚えそうなメタルバンドTシャツから着想を得ている。“目”のモチーフ散見されたのは、目と眉毛のモチーフ。こちらをじっと見つめる瞳と眉毛を、ジャケットの胸元に配したバッジもしくは、チェック柄のドレスの肩にかけたラグにあしらった。もともと身体の一部をモチーフに扱ってきたブランドにとって、目をピックアップするのは何ら不思議なことではなかったという。「本来顔にあるはずの目が肩や胸元の位置にあるのもいいな」という遊び心に溢れた発想を表現した。ブランド初のシューズを展開足元にも注目。今回、シューズの展開はブランド初となり、装飾性だけでなく実用性も意識したデザインが印象的だ。アッパーにダイヤモンドのカッティングを施したフラットシューズやブーツ、サイドにふっくらとした装飾を配したヒールなど3型がラインナップする。
2023年03月19日ヴェイン(VEIN)の2023年秋冬コレクション「ニューノーマル(NEW NORMAL)」が、2023年3月15日(水)、東京の新国立競技場にて発表された。アタッチメント(ATTACHMENT)の2023年秋冬との合同ショーとなる。“黒”との対話による多様な表現今季のヴェインは、多層な黒色の彩りを描く画家・彫刻家のピエール・スラ―ジュや、光といった外的な要因によって時空感覚を変質させる現代彫刻家・アニッシュ・カプーアの作品に着想。「一着の服を介して対話が発生することが大切」とデザイナー・榎本光希が語るように、服をみる驚きや発見を織り交ぜながら、“Illusion of your eyes(幻視)"というテーマを表現した。個性を際立たせるブラックを基調にたとえば、ウールとポリエステルの質感の違いで色味、光沢にムラを出したブラックのランダムウールファーは、“黒”だけで多様な表現を行う作品で知られるピエールスラ―ジュの影響がうかがえる好例だ。また同時に“黒”というカラーは規律の中にこそ個性は際立つ、というブランドのミニマムかつ多彩な側面と呼応しているように感じられる。質感の変化で起伏のある表現を立体的なダウンジャケットやオープンカラーシャツ、まるで作品そのものを落とし込んだようなグラデーションが印象的なジャケットなど、黒い衣服の上で行われる表現は実に多様。手染めによる色ムラや絞りによる皴の入り方に至るまで、多彩な群像を生み出している。随所に煌めくアイコニックなジップディテールディテールもまた、黒に“色どり”を加える要素として大きな存在感を放つ。テーラードジャケットのラペルにあえて残されたほつれや、カーディガンやベストに配された光沢のあるアイコニックなジップディテールはその好例と言えるだろう。とりわけブランドのアイコニックなディテールとなりつつある後者は、今季において全体のムードを引き締めるように、洗練された統一感を演出していた。爽やかで奥深いコントラストを生む“青”のアイテムまた、こうしたモノトーンのカラーパレットに軽やかでリズムを加えるのが爽やかなブルーを基調としたアイテムだ。グラデーションジャカードデニムを使用した象徴的なリサイズデニムパンツは、レギュラーフィットの股ぐりに生地を足したようなデザインに。複数の色を混ぜ合わせてハケを用いた手染めのウールギャバ、生地を縮ませたブルーシャツには、色の移り変わりを見出すことができる。
2023年03月18日アタッチメント(ATTACHMENT)の2023年秋冬コレクション「ニューノーマル(NEW NORMAL)」が、2023年3月15日(水)、東京・新国立競技場にて発表された。ヴェイン(VEIN)の2023年秋冬コレクションとの合同ショーとなる。人に馴染み、個を際立たせる服今季のアタッチメントは、アメリカのビジュアルアーティスト、ロニ・ホーンの「鳥葬」に着想。作品にみられる“人と自然の距離”の視覚化を「服は人の付属品である」とするブランドの理念と重ねた。朽ちて調和する―刻々といずれ馴染み合う"distance(距離感)"の再発見は、ブランド元来の直線的・インダストリアルなイメージングを「しなやかで、人肌ほどの温かみ」へと誘引。しばしばヴェインの“動”に対しアタッチメントが”静”と形容されるような、静謐かつウィットに富んだ試みによってこれを表現している。自然素材やテキスタイルでクリーンなムードを演出たとえば、合繊と天然繊維を織り交ぜた多様なファブリックや、“人肌に触れる時の心地よさ”をイメージしたというテキスタイル。さらに木製品の木目を表現したヘリンボーン柄に至るまで、クリーンで上品なムードの中には温もりのある自然的な要素が散りばめられている。これらは「人のデザイン、人為的なものが未来の世界に還元されていくこと」に着想したものだ。ウィットに富んだディテールを織り交ぜてまたウールシャツに配されたピアスパーツやアシンメトリーに配されたジップなどのディテールは、モダンな遊び心をデザインへと織り交ぜる。こうしたミニマルで普遍的な製作とデコラディブな要素の絶妙なバランス感覚による表現は、今季で3シーズン目となる榎本光希によるアタッチメントの現在地を明確に示す一つの目安となる。アタッチメントは今季、一つの到達点を迎えた。そう感じさせるのは榎本が「ひと筆で変わる感覚」と捉えたカラーコートだ。クラシカルなシルエットを採用しながらも、素材にはあえて光沢のあるものをチョイス。テーラードアイテムならではの誠実さと、カッティングや素材使いによる色気の調合が見て取れる。二項対立から共存、そして未来へ2023年 春夏コレクションに引き続きヴェイン(VEIN)との合同ショーとして開催された今季のコレクション。時に接近し、離れていく両ブランドの関係性にについて榎本は「インテリジェンスや品をささやかに醸し出す様(アタッチメント)と、独特なエネルギーを内に秘めた存在感(ヴェイン)には常に惹かれます。しかし、右と左で語られるような二項対立は、そこには存在しないはずなのです」と語った。その言葉通り、クリーンで上品なムードの中には、決して極端なミニマリズムでくくられるような無機的なものではない、繊細さと温もりのあるブランドならではの表現が打ち出されている。
2023年03月18日ユーシーエフ(UCF)の2023年秋冬コレクションが、楽天ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)期間中の2023年3月14日(火)に発表された。休日に過ごす友人との時間今季のユーシーエフは、“Have a good day!”のテーマのもと、これまでのモード色の強いコレクションとはうって変わり、カジュアルなコレクションを展開。休日に気が置けない友人たちと過ごす中で、少年のような気持ちに戻る様子を落とし込み、カジュアルとワークウェアを融合させたルックを提案する。会場では、コーヒーブランド・リトル ダーリン コーヒー ロースターズとのコラボレーションによりホットコーヒーやティーが提供され、リラックスできる空間を演出した。エプロンやオーバーオールで魅せるリラックス感印象的なのは、エプロンやオーバーオール、フィッシングベストなど、休日に着るワークウェアをモチーフとしたルック。中でもエプロンを用いたルックは、デニムにカジュアルさを落とし込んでおり、今季のテーマを如実に表していると言えるだろう。岡山県産デニム&異素材同士の組み合わせ素材は岡山県産のデニムがメイン。デニムを基調に、ニットやナイロンなど異素材を組み合わせたアウターや、コーデュロイを使用したジャケットやトップスが散見される。それぞれの素材は白と黒で統一し、デニムの淡い色合いやカーキ色のミトンなどでアクセントをプラスした。ゆったりとしたムードシルエットは、いずれもゆったりとリラックス感に溢れている。ロング丈のトップス、アウターにワイドパンツやひざ丈のパンツを合わせ、休日ののんびりとしたムードを表現している。ゆったりとしたウェアが多い中で目を惹いたのは、ウエストよりも高い位置に設計されたショート丈のアウターの数々。ホワイトのステッチを配したブラックデニムのジャケットや、ダッフルコートを想起させるケープがその好例だ。カジュアルをベースにしつつも、あえてショート丈にカッティングすることで、ブランドが大事にしているモード感をより引き立てる意図があったという。
2023年03月17日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)の2023年秋冬ウィメンズコレクションが発表された。“ファンタジーの森”へといざなうアクネ ストゥディオズのクリエイティブ・ディレクター、ジョニー・ヨハンソンが今季のクリエイションに向けて思いを馳せたのは、スウェーデンの暗い冬。日照時間が数時間しかない暗闇の美しさを、コレクションとセットの両方で表現したいと思ったという。とりわけフォーカスしたのは、都市のすぐそばにある自然豊かな森。毒々しい蔓や根、不思議な輝きを放つ樹液、刺激的な植物が生息する“ファンタジーの森”のイメージを洋服に落としこみ、神秘的で幻想的なコレクションを完成させた。植物のモチーフで構成したアイテムコレクションの中でも一際存在感を放っていたのが、柔らかな質感の葉や花のモチーフで構成したアイテムたち。ところどころカットアウトが施され肌が露出したドレスをはじめ、トップスやスカートなどが登場し、今季のテーマを体現している。躍動感あふれるディテール生命力あふれる植物のように、躍動感のあるディテールにも目を奪われる。土や雨に濡れて経年変化したかような質感のコートは、首元にボリューム感をもたせて、個性的な表情に。また、蔓や花を散りばめたワンピースや布をぐるぐると身体にまきつけたドレスなども、エネルギッシュなムードを加速させていく。自然から着想を得たカラーパレット朽ちた葉や木の根からインスピレーションを得たカラーパレットも、今季のムードを創り上げている重要な要素といえるだろう。グリーンやブラウン、グレーなどのアースカラーをベースに、アシッドイエロー、トキシックピンク、鮮やかなオレンジやブルーといった、どこか毒々しさを感じさせる色調が全体にアクセントを加えている。ルックに遊び心を加えるアクセサリールックに遊び心を加えているのが、バッグやアクセサリーだ。捨てられたソーダ缶をモチーフにしたイヤリング、リングプルや瓶の蓋のチェーンネックレス、錆びたメタルのハンドルが付いたラウンドポーチバッグなど、存在感のあるピースがコレクションを彩っていた。
2023年03月17日チカ キサダ(Chika Kisada)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月13日(月)、東京・恵比寿のザ・ガーデンホールにて発表された。テーマは「霧の花」。なお、本ショーは、楽天によるプロジェクト「by R(バイアール)」のサポートによるものだ。現実と想像のあわいに弦の音がきりきりと鳴り響く、アグレッシヴな音楽。残像を残しつつ弧を描く、身体の身振り。いわば「舞台」を背景に披露されたチカ キサダのコレクションは、ブランドの根幹にあるバレエの感覚に基づいている。「バレエの感覚」と言ったとき、踊りである以上、そのひとつの極として「身体の感覚」を指し示すことは言うまでもない。しかしここで、もうひとつの極に「幻想の感覚」を挙げねばならない。そのために「ロマンティック・バレエ」から補助線を引こう。19世紀前半のヨーロッパで花開いたロマン主義文学──それは、遠い異国やこの世ならぬ世界など、異界への憧憬に特徴付けられた──の下に発達したロマンティック・バレエにおいて、踊り手の存在そのものが、現実と異界を架橋するものであった。そこで登場したのが、地面との接触を最小限にとどめるトゥ・シューズとトゥで立つ技術であり、ふわりと幻想的な雰囲気を醸しだす釣鐘型のスカートである。したがって、チカ キサダがバレエをデザインの源泉としてチュールをふんだんに用いるのは、まさしく身体と幻想というこの二重の極を基底にすることにほかならない。身体の動きに合わせて揺らめいてはふと留まり、一瞬の余韻を残してまた動きだすチュールは、ラッフルを寄せたボリューミーなドレスやスカート、スリーブを大胆なフォルムに仕上げたコートなどに用いられている。そしてボリュームのあるフォルムを織りなすチュールがその下に素の身体の姿を透かして見せるところに、現実と幻想、これらふたつの意味で、身体の張り詰めた緊張が流れている。いま、身体における現実と幻想の交錯と記した。これは、クリノリンを彷彿とさせる装飾にも流れ込む。19世紀のヨーロッパで流行したクリノリンやバッスルは、その骨組み状の構造でもってスカートの下に隠され、身体から遊離した曲線的で大胆なシルエットを作り出した。つまり、現実の身体に構造物を施すことで、衣服の造形を、いわば空想的な域にまでデフォルメすることになる。翻ってチカ キサダにおいてクリノリンは、ドレスの下に隠蔽されることなく、その構造を生のままで白日の下に晒す。その骨組みが厳しい緊張を湛えるのはこのためだ。何より、現実の身体の身振りが、作品という虚構の空間に転換される特権的な場こそ、舞台ではなかったか。チュールが幻想的なフォルムを描くドレスをはじめ、コレクション全体は、柔らかなベージュ、グレー、ライトブルーやライトパープルといったニュートラルな色調を軸にまとめることで、身体の官能性と幻想的な雰囲気、これら両者を示しているといえるだろう。
2023年03月16日コッキ(KHOKI)の2023年秋冬コレクションが、2023年3月13日(月)、東京・渋谷のヒカリエホールにて発表された。異なるものの交錯点コッキは、東京を拠点とするデザインチームが手がけるブランドだ。「人の手が見えるモノづくり」をコンセプトに、多種多様な文化や伝統的技法を組み合わせたコレクションを展開している。複数のメンバーによってデザインが行われる点で、そのプロセス自体に複数的な発想が流れているといえる。今季のコッキを特徴付けるのが、テイストや手法のうえでの異種混淆性である。テイストにおいては、17世紀ヨーロッパの服飾を彷彿とさせるレース襟付きのローブ、フォークロア長のジャケットやパンツ、カレッジスタイルを思わせるボーダーTシャツやロゴ入りパーカー、フォーマルなテーラードジャケットなど、多様な文化の交錯ともいえる場が展開されている。それらさまざまなテイストを、その多様性のままにまとめあげるのが、パッチワークやドッキングをはじめ、ブランドが得意とする解体・再構築的なデザイン手法である。たとえばロングコートにはストライプや無地のファブリック、収縮素材など、多彩な素材を組み合わせて構成。ノルディック調のセーターは、アリンメトリックに解体してベストへと再構成。テーラードジャケットは、軽快な素材を用い、大胆にタックを入れてテーラリングのソリッドさを屈折させることで、デザインに襞を含ませた。キルティングやパッチワークなど、ブランドが得意とする手法も随所に用いられている。デニムパンツは、フロントに細かなパッチワークによって模様を織りなして。あるいは、レザーブルゾンやナイロンアウターには、ショルダー部分をパッチワークで切り替えることで、異なるテイストのアイテムへとパッチワークのディテールを接木している。
2023年03月16日CHIKA KISADAは、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 A/W」期間中の3月14日に2023年秋冬コレクションショーを開催しました。本ランウェイショーは、楽天主催の日本のファッションブランドを支援する「by R」(バイアール)プロジェクトの一環です。ショーにはバレエダンサー ⼆⼭治雄、チェリスト ⼤宮理⼈、バイオリニスト 調雅⼦、オペラ歌⼿ 新井理沙を迎え、舞台の世界観を表現しました。
2023年03月16日ザ・ロウ(THE ROW)の2023年冬ウィメンズコレクションが発表された。クリーンな佇まいににダイナミックな表情をブランドの基底にあるクリーンな雰囲気とミニマルな構築性を基調としつつ、今季のザ・ロウは、シルエットのダイナミズムを取り入れている。たとえばテーラリングを見れば、ダブルブレストのジャケットやチェスターコートは、ショルダーにややゆとりを持たせたボックスシルエット。ラペルはすっきりとしたシェイプに設定し、ピークド仕様で仕上げるなど、端正ななかにクラシカルな華やぎをもたらしている。テーラリングにおいてはソリッドな表情を引き立てていたダイナミックなシルエットは、曲線へと転化されることで、優雅なドレープ、力強い運動性をもたらす。スカーフのようにネックからショルダー、そしてボディへと流れてゆくケープは、その例だろう。このような流動性のベクトルは、立体的にドレープを織りなすドレスなどにも見てとることができる。構築性が、ファブリックという平面を身体という立体へといかに合わせてゆくか、という関心に基づいているのならば、平面性を衣服として生のままに押し出すことから生まれる独自の力強さもありえる。その例に、長さの異なるダブルフェイスカシミアのケープとリブニットケープを重ね合わせるという、身体とのあいだに程よい遊びを持たせたスタイリングを挙げることができよう。コレクションは、これら、ミニマルな構築性とダイナミズムに呼応するソリッドな表情の素材を軸に組み立てられる一方、リラクシングな息吹を吹き込む空気感もまた、アクセントのように差し込まれている。やはりボディやスリーブにダイナミックな量感をとったプルオーバーニットは、ざっくりとした編み地で。また、オフショルダードレスは、シンプルなIラインフォルムながら、随所に素肌を覗かせる繊細かつ軽やかな素材を用いている。カラーは、ブラックやチャコールグレー、ブラウンなど、落ち着いたトーンが軸。そうしたなか、軽快なベージュやホワイト、鮮烈なレッドによって、色彩のうえでもダイナミズムをもたらした。
2023年03月14日2023年の3月は、大きな星の激動シーズン。ここから恋の運命が変わっていくと言っても過言ではないほど。そこで今回は、女性の12星座別に。2023年春夏の恋愛運を、ランキング形式で占いました。12位…さそり座(10/24~11/21)……土星の影響でチャンス激減恋愛の部屋に抑止の星・土星が入るさそり座。残念ながら、恋愛運は下り坂みたい。チャンスが減る時期だからこそ、発想の転換を。出会いを無理に探すより、自分磨きに励んでみて。頑張るあなたに胸キュンする男性がきっと現れますよ。11位…かに座(6/22~7/22)……仕事に追われて枯れた日々に春から夏にかけてのかに座は、仕事に追われがち。忙しくて身だしなみが疎かになると、恋愛運ダウンの原因になるようです。幸せを掴みたいなら、どんなに多忙でも、おしゃれやメイクの手を抜かないで。甘い香りを身にまとうのも、出会いの呼び水に。10位…ふたご座(5/21~6/21)……6月までに動いて6月まではそこそこ出会いがあるけれど、7月に入ると恋愛運は急速にダウン。彼氏が欲しい、恋を成就させたい、結婚したいなどの希望があるなら、前半が勝負です。顔の広い友達の助けを借りるのが、ラブキャッチのポイントに。9位…うお座(2/19~3/20)……3、7月の出会いに注目春から夏にかけて慎重になるみたい。出会いはあっても、心が動かないかも。でも、3月と7月に迫ってくる異性は本気だし、相性もバッチリ。彼の愛を受け入れるのが幸せになるためのポイントに。8位…しし座(7/23~8/22)……恋がお留守になりがち恋を後回しにして、気付いたら機会を逃している可能性が。とくに、交際中の彼を放置するのは危険。本命や気になる相手にも、マメにコンタクトを取りましょう。7位…おとめ座(8/23~9/22)……不毛な縁を手放すと幸せ到来!ゴールデンウィークまでは、好きな人に意識されず、苦手な相手に迫られるなんてイマイチの運気。でも、そこを過ぎると人生最大のモテ期に入ります。5月下旬までに、一方的に慕われる関係や腐れ縁を清算して身軽になっておくと、6月以降楽しみな展開が続々とありそう。6位…みずがめ座(1/20~2/20)……友情が恋愛に格上げされる運命の出会いが訪れるような劇的な展開はありませんが、友情が恋に格上げされるサプライズが。ターニングポイントになるのは、3月と6月。気になる男友達や同僚にアタックするのも、このタイミングでぜひ。5位…てんびん座(9/23~10/23)……宿命の恋と遭遇!宿命の恋と引き合わされる暗示が出ています。思いがけないトラブルやアクシデントに見舞われたとき、近くにいた異性がビンゴ!運命の抗えない力によって2人は結ばれ、その後の人生を共に歩んでいくことに。4位…おうし座(4/20~5/20)……恋愛&結婚運が上昇!春から夏にかけては恋愛運、結婚運とも好調です。交際中や片思い中の場合、突然プロポーズされたり、同棲話が出たりするかも。フリーの人も、将来を共にできそうな相手と出会える暗示です。3位…やぎ座(12/22~1/18)……史上最強のモテ期到来!春になって花が咲き乱れるように、やぎ座さんの隠れていた魅力やオーラも覚醒!モテ度がグングン上昇していきそう。誰を選んでいいか迷ったときは、直感で「この人!」と思った人にするのがベストです。2位…おひつじ座(3/21~4/19)……ひとめ惚れから熱愛が誕生!おひつじ座は、お互いの一目惚れから、素敵なドラマがスタートしそう。春に運命的な出会いを果たし、夏にピークを迎えるイメージ。かつて経験したことがないほど、ホットなラブストーリーになること間違いなし。1位…いて座(11/22~12/21)……全方位最強の恋愛運2023年春から夏にかけて、最強の恋愛運に恵まれるのは、いて座です。ハイスペックな男性からモテるのはもちろん、片思い中の本命と結ばれる、大好きな彼からプロポーズされるなど、思いのままのシナリオを引き寄せられるタイミング。自信を持ってどんな恋のパターンにも挑んでいきましょう。春から夏のチャンスをものにして春から夏にかけては、恋が生まれたり、盛り上がったりしやすい時期と言われています。そんな勝負のシーズンに恋の勝者になるには、自分の運気を知っておくことが一番の武器に。今回の記事を参考にしてみてくださいね。(涼月くじら/占い師)(愛カツ編集部)
2023年03月13日ティート トウキョウ(tiit tokyo)の2023年秋冬コレクションが、新宿・淀橋協会で発表された。“不完全さが持つ美しさ“をむき出しに表現今季のミューズとなったのはネットフリックスの配信ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』の主人公である少女・ベス・ハーモン。人並外れたチェスの才能を開花させた彼女は、依存症や孤独、葛藤に苦しみながらもその才能を武器に強かに前に進む。そんな彼女の“不完全さ”は、均一的されたこの世界において狂気的ともいえる美しさとなって見る者を魅了するのだった。舞台は2016年秋冬コレクションを行った新宿区の淀橋教会。二度目となるこの場所で、ティート トウキョウの岩田翔と滝澤裕史は、そんな彼女が持つ“生々しさ”をスキンコンシャスに描き出した。肌を際立たせる表情豊かなベージュカラーパレットはベージュのワントーン。これはワントーンであることにこだわるのではなく、あくまで「人の肌を美しく、着用者を引き立たせる」ことが重要だと岩田は語る。その言葉通り、一見シンプルに見えるその色味は赤みを帯びたベージュやこげ茶のようなベージュなど、表情豊かな使い分けがされていた。軽やかな素材を散りばめて透け感のあるメッシュシャツや、袖部分がシアー素材で切り返されたワンピースなど、体に寄り添うようなスキンコンシャスな素材使いはこうした色使いと相まって、一層肌を美しく際立たせている。動きのあるディティールで遊び心を表現ウェアに潜む装飾的なディテールデザインは、こうしたクリーンなムードに遊び心をプラスする。例えばプリーツ素材のシアーワンピースには、フリルやギャザーを巡らせ、動きのある佇まいに。「モードの対極にある人間味を表現したい。あくまで極端ではなくなだらかに、見ている人の心を躍らせるような」と語られた今季のムードを象徴しているように感じられた。テクニカルな肌見せで抜け感を女性らしい抜け感を演出するカッティングやパターンも印象的。アシンメトリーワンピースは、ショルダー部分に肌を見せることでセンシュアルに。テーラードジャケットは後ろ身頃を大胆に開けることで、エッジィなアクセントを加えた。
2023年03月12日NARS(ナーズ)の2023年夏スキンケアとして、新作「NARSskin ライトリフレクティング モイスチャライザー ミニ」が登場。2023年4月14日(金)より数量限定で販売される。「ライトリフレクティング」人気保湿ジェルが、ミニサイズにNARSのスキンケア「ライトリフレクティング」シリーズの人気保湿ジェルクリームが、ミニサイズになって限定登場。濃密な潤いをとじこめるリッチな仕上がりを、気軽に楽しむことが出来る。特徴的なのは、“ジェル×クリーム”のハイブリッドなテクスチャー。肌にのせると心地良く浸透し、高い保湿効果をプラス。使うごとに、ツヤ&ハリが増し“ルミナスに輝く”肌へと整えてくれる。環境ストレスや大気中のちり・ほこりなどの付着からも肌を守る、自然由来成分を配合しているのも嬉しいポイントだ。【詳細】NARSskin ライトリフレクティング モイスチャライザー ミニ 14mL 2,420円<数量限定>発売日:2023年4月14日(金)【問い合わせ】NARS JAPANTEL:0120‑356‑686
2023年03月12日ミュウミュウは、3月7日に2023年秋冬コレクションのショーをパリで発表しました。インターベンション(介入)とインベンション(創造)における視点。ミウッチャ・プラダによるミュウミュウ 2023 年秋冬コレクションは、見るという本能的なプロセス、ものの見方、そして観察という行為によって、いかにその焦点の目的が変わるかという概念に着眼します。見るということは、思考の窓のようなものなのです。観察者に主体が置かれるものの、デザインは受動的なものではありません。ワークマンシップは知覚を変えるツールであり、デザインやカットによってプロポーションを変化させ、シェイプを誇張したり、生地を重ねたり融合させることで服と体の一体感に変化をもたらします。技法と素材の選択によって、アウトフィットの視覚的な印象やそれに対する私たちの解釈を大きく変えることができるのです。新しい表現方法に関しての実験的な取り組みと研究を重ね、構造と纏い方の両方が変化したウエアが誕生しました。ツインセットや膝丈スカート、フード付きスウェットなどの慣れ親しんだアイテムは、素材使いによる力強さと繊細さを織り交ぜながら、これまでと違う強弱のラインを描きます。見るという概念は「インナーウエア」と「アウターウエア」のコンセプトを揺さぶり、透けるシフォンから普段は見えない服が覗き、ストッキングをわざと見せ、ドレスは重ね着で提案します。複雑な重ね着は、より綿密な観察を必要とし、探求心や好奇心を呼び起こします。会場のイエナ宮では、観察しやすいよう一段高くなったランウェイをモデルたちが歩きます。空間に点在するスクリーンでは、韓国人アーティストのジョン・グムヒョンによる自分の体と服の関係を考察した作品映像が流れ、人の注意を惹きつけ捉えるとともに、観客に意識して見ることを促します。様々な可能性を提示され、考えることを余儀なくされるのです。ランウェイは、Mia Goth(ミア・ゴス)がオープニングを飾り、Rick Brakus(リック・ブラッカス)、Ethel Cain(エセル・ケイン)、Noen Eubanks(ノエン・ユーバンクス)、Amelia Grey(アメリア・グレイ)、Sam Nivola(サム・ニヴォラ)、Mame Bineta Sane(マメ・ビネタ・サネ)、Zaya Wade(ザヤ・ウェイド)が登場。Emma Corrin(エマ・コリン)がショーを締めくくりました。ミア・ゴス(Mia Goth)サム・ニヴォラ(Sam Nivola)エマ・コリン(Emma Corrin)また、アンバサダーのエヴァー・アンダーソンやレクシー・リウ、グローバルキャンペーンモデルも務めているイ・ユミなどの多数のゲストが会場に華を添えました。エヴァー・アンダーソン(Ever Anderson)レクシー・リウ(Lexie Liu)イ・ユミ(Lee YuMi))#MiuMiuFW23#MiuMiu@miumiu
2023年03月11日ノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)の2023年秋冬コレクションが発表された。そして1輪の花のように身を震わせるノワール ケイ ニノミヤの今季のコレクションは、「NOIR IN BLOOM」と題されている。その意味をひとまず「黒は花盛り」とでも取っておくならば、「黒」と「花」という、このコレクションを特徴付けるふたつの要素を抽出できる。色彩を消去した、花の造形の模倣、あるいは擬態である。そもそも黒い花を、普段はなかなかお目にはかからない──まったく存在しないわけでもないけれども──。咲き乱れる花に見惚れ、そこに何がしかの意味──たとえば花言葉──を見出したくなるのは、多かれ少なかれその色彩の豊かさゆえでもあるだろう。翻って無彩色たる黒は、色彩の馥郁たる意味を否定し去った先をその意味の源泉とする。色彩の豊かさが落ち込む暗がりの底こそ、逆説的に黒の豊かさを育んでいるのだ。だからここでは、色彩以上にまず、花の造形が前面に現れる。随所に散りばめられた花の装飾はもちろん、花はまた衣服の構造を統治するものでもある。ドレスは、あるものはシンプルにAラインを描き、あるものはドレープを幾重にも連ね、あるものはチュールやネットを重ねる。花が、がくに支えられて花弁が冠をなし、その中には雄しべや雌しべが蝟集するという、よく見ると多重的な構造を取っていることをさながら反映するかのように、ドレスもまた豊かなレイヤー構造によってその造形を豊かなものとしているといえる。花のグロテスクとでも呼ぶべきものである。そういえばシュルレアリスムの写真に、動植物をズームアップで撮影した作品があったことを思い出す。カラー写真の存在しない当時、そこにはカメラのレンズを通して捉えられた植物の細部が、さながら異形のオブジェとしてモノクロームで写されている。人間的なスケールでは無意識の底に沈まざるをえない自然の造形が、カメラを介して析出されることになる。だから、ノワール ケイ ニノミヤの衣服はある意味で、このような無意識のレンズとして作用している。漆黒のオーバードレスの下には、色彩豊かなドレスが蠢く。網目の束縛からはじけるかのように、バルーンの膨らみが鼓動する。あるいは繊細なネットの下には、褶曲しては立体的なフォルムを描くメタリックなパーツが踊り乱れる。ここでは、花の奥深くに秘められた躍動感が、静かに、しかし力強く表れている。そしてこれは、花の擬態である。花の内部構造さながらに多層的なドレスや、あたかも数多の雄しべを外に向けて曝けだすかのようなピースは、衣服、そしてそれを身にまとう者が、花になり変わっているさまを示しているように思える。ここでイニシアティヴは、花を模倣する人ではなく、人を飲みこむ花にある。花を愛でるのではなく、ここではただ、1輪の花のように身を震わせるほかないのだ。
2023年03月09日ニナリッチ(NINA RICCI)は2023年3月3日、新クリエイティブディレクターのハリス リード(Harris Reed)のデビュー作となる2023年秋冬コレクションをパリファッションウィークにて披露しました。着想源となったのは、1980~90年代の活気に溢れたメゾンのクチュールショーのロマンティックなムード。細かいプリーツのチュールや大胆な水玉、宝石のような色調、大胆なシルエットなどを通して、「ニナリッチ」のフェミニニティと楽観的な一面を表現しています。今季は、リードの持つジェンダーフルイド(ジェンダーの定義にとらわれない)のレンズを通して、惹きつけるようなテーラリングやエネルギッシュなラウンジウエア、華やかなアウター、スポットライトを浴びるようなドレスとなり、普段使いするには大きいアクセサリーで活気をもたらしています。「米アリゾナ州で育ったクィアの私にとって、フランスのファッションは逃げ場のような存在でした。ニナリッチは、女性らしさに深い敬意を払いながら、夢のようにロマンティックで、どんな人々にも受け入れられるパリの理想象のように感じていました。ニナリッチでの初のコレクションでは、メゾンの素晴らしい歴史を尊重しながら、詩的でユーモアのある流動的な方法で、現代のお客さまのためにフェミニンなコードを再解釈しています。私が提案したいのは、意味や目的を持った服を楽しみたい人たちに向けた洋服。ニナリッチの新時代を切り開くことができることに胸が高鳴り、これまで以上に包括的で心躍るブランドにしていきたいと考えています」と、クリエイティブディレクターであるハリス リードは話します。このコレクションはアーカイブに敬意を表しながら、遊び心のあるプロポーションとシルエット、楽観的なカラーパレットと若々しいスピリットを取り入れて、今日のポップカルチャーとの調和を目指しています。テーラリング、イブニングウエア、スポーツウエア、デニムを組み合わせたフェミニニティに溢れるワードローブは、昼間から夜まで活躍。ストライプやチーター柄のフェイクファーで仕立てた、裾を引きずるコクーンシルエットのコートは、スパンコールをあしらったラウンジウエアにぴったりです。イブニングウエアには、目を引くリボンやフィッシュテールをあしらい、ポルカドットやマイクロプリーツのチュールで覆ったタフタ素材のドレスなどが登場。すべてのルックは、プラットフォームヒールで高さが加わることにより、コレクションのグラマラスな雰囲気を強調しています。クチュールを彷彿とさせる素材使いは、メゾンアーカイブのテキスタイルを再現。タフタやチュール、シャンティレース、ダブルフェイスのクレープといった煌びやかな素材は、現代の定番であるデニムやレザー、フェイクファーなどと織り交ぜられています。シャーロット ティルブリーとのコラボレーション2023年秋冬コレクションのメイクアップは、英国のラグジュアリーメイクアップ&スキンケアブランドの「シャーロット ティルブリー(Charlotte Tilbury)」と協業しました。メイクアップアーティストのシャーロット ティルブリーとグローバルな背景を持つ彼女のチームは、得意とするグラマラスなスタイルを、流動的でロマンティックな新生「ニナリッチ」のコレクションに反映しています。ジャニーヌ ブリートとのコラボレーション ドイツ人アーティスト、ジェニーン ブリート(Jeanine Brito)による絵画を、コレクションのテキスタイルとショーの招待状に採用しています。独学で絵画をはじめ、グラフィックデザインの背景を持つブリートの作品は、記憶と欲望をテーマにしています。今季は、アーカイブのシンボルである三人の女神、鳩、リンゴ、花などを、演劇的でシュールな作風で、想像力豊かに描かれました。「ニナリッチ」は今後もブリートとの、継続的なコラボレーションを予定しています。ハリス リードについて ハリス リードは、2022年9月、「ニナリッチ」のプレタポルテ、アクセサリー、フレグランスのクリエイティブ ディレクターに就任。セントマーチンズを卒業したイギリス系アメリカ人のデザイナーは、ロンドンでその名を知られるようになり、自身の名を冠したデミ クチュール レーベルは、会話を生み出すデザインで流動性の美を讃えています。12月には、ファッション アワード2022において、ブリティッシュ ファッション カウンシルから「15 Leaders of Change(変革のリーダー15人)」の一人として表彰され、時代の最先端を行く新世代のクリエーターとして影響力を発揮しています。これまでにハリー スタイルズ、フローレンス ピュー、アデル、エマ ワトソンらカルチャーアイコンに着用されています。ニナリッチについてマリア ニナ リッチとその息子ロバート リッチが1932年にパリで創業して以来、ニナリッチは大胆で楽観的な女性らしさを表現してきました。1948年に誕生したフレグランス「L’Air du Temps(レールデュタン)」が物語るように、独立したパワフルでアーティスティックな感性を表現し、着用者が最高の状態を。3人の女神、鳩、リンゴ、花などのアーカイブのシンボルが、現代のクラフトマンシップと融合しています。2022年26歳のクリエイティブディレクター、ハリス リードの就任により、メゾン史上最も若いクリエイティブ マインドを迎えることで、ニナリッチのレガシーに新鮮な視点をもたらします。@NINARICCI @harris_reed #NINARICCIお問い合わせ:イザTEL:0120-135-015
2023年03月08日3月6日、ステラ マッカートニーは、2023年ウィンター コレクションを発表しました。ステラ マッカートニー 2023年ウィンター コレクションのテーマは、 母、娘、姉妹、自然、人間、動物たちの間にある愛。それは、ステラが愛するもの。フランス最古の歴史を誇る乗馬学校、Manège de l’École Militaireを舞台に発表されるコレクションでは、馬と心を通わすホースウィスパラー、そしてレスキューとして知られるジャン フランソワ ピニョン(Jean-Francois Pignon)とポニーたちの間を、モデルたちが闊歩します。サヴィルロウテーラリングは、肩幅を大きく取り、ウエストラインを絞ったミニマルなシルエットのボーイフレンドブレザーやタキシードジャケット、コートなどで表現され、そのうちのいくつかにジンジャーカラーで彩られたブリティッシュチェックのルックも登場します。ピーコートやパワーショルダーのスカートスーツは、責任を持って調達されたラグジュアリーなウールから作られています。ダブルブレストコートにひねりを加えたベアドレスは、キャメルとブラックの2色で展開。ミニマルにデザインされたベストは、ブレザーやバナナシルエットのパンツとの組み合わせで登場し、スリーピーススーツにモダンな解釈を加えています。ローカットのブラックのオールインワンや、素肌がのぞくデザインのロングドレスに施したロープのディテールは馬術や手綱の美しさを反映しています。アパルーサ アメリカ原産のウマの品種 の持つ斑点模様から着想を得たジャカードは、カールした素材からなる、ブラックとホワイトのフロアレングス コートとして登場します。毛足の長い糸を用いたダブルブレストコートやスカーフ、ケープニットには、ステラが初めて愛した馬、ハーモニーの毛の色がインスピレーションとなるアースカラーのジャカードをフィーチャーしています。フォトジャカードのポロシャツを彩るのは、着想源となったメアリー マッカートニー の作品。フォレスト フレンドリー ビスコースとウール混の素材に、躍動する馬を描いたニットのセットアップは、モダンな魅力を強調します。ブラックのポロとスカートのセットアップには、ジンジャーカラーの総柄のホースプリントがあしらわれるほか、ブラックのファー フリー ファー ジャンパーの前面には、リップスティックレッドの馬が大胆に描かれています。ヴィーガン素材オルター マット のキルティングを使用したピーコートやひざ丈スカートは、馬用ブランケットをイメージしています2000年代のムードあふれるチェーンのボディジュエリーは、今シーズン、リップスティックレッドやシルバーのほか、ウエストラインにチェーンを縫いつけたスキニーパンツとして表現されています。クラシックウォッシュ加工を施した環境再生型コットンデニムは、ネイビーのポリエステル製のテーラリングと組みあわせたデザインでボーイフレンドデニムやデニムジャケット、ロングスカートのルックで登場します。 90年代のイギリスの若者たちやミュージックカルチャーへのノスタルジーは、ブラックとレッドの再生ポリエステル糸を用いたトラックスーツやゴールドの馬モチーフの刺繍を施したオーガニックコットン ジャージーのラグビージャンパーに反映されています。ブラック、レッド、ホワイトのシェブロンカラーのケープニットは、起毛加工されたテクスチャーが特徴で素材にはイタリア トスカーナの伝統的なカセンティーノ ウールが使用されています。イギリス王室を象徴するレッドは、テーラリングやコート、フォレスト フレンドリー ビスコース製の軽やかなジョーゼットドレスとして登場。タキシードスカーフを巻いたようなデザインのワンショルダートップスは、グラマラスなイブニングウェアを連想させるルックにエッジを効かせます。これらのトップスは、ヴィーガン素材のオルター マットやフォレスト フレンドリー ビスコース サテン素材で、ボリュームのあるバナナシルエットのジョガーパンツとコーディネートされています。フェルトウールのクリーム色のクロップドジャケットや、ミニマルなベスト、ローライズのシガレットパンツなどまるでおもちゃの兵士を彷彿とさせるスーツには、ナポレオン ジャケットから着想を得た刺繍が施されています。ジャージー ドレスは、ロープで囲んだカットアウトのディテールが特徴で、イブニングウェアにエレガントさをもたらしています。ほかにも、シルバーのクリスタルメタルロープが素肌を囲うアイテムも展開します。レディ トゥ ウェアを締めくくるのは、ナチュラルでミニマルなスリップドレス。まるでスカーフのようなジンジャーやリップスティックレッドのキャンバスに、リンダ マッカートニー の作品をあしらい、シフォン素材やスパンコール、ヴィーガンレザーのオルターマットなど、様々なパーツを組み合わせています。お問い合わせ:ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー)03-4579-6139stellamccartney.com
2023年03月07日