世界で活躍するペインターのクレオン・ピーターソンによる日本初個展「Into the Sun」が、5月27日から8月12日まで東京・渋谷のディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)で開催される。クレオン・ピーターソンは、ロサンゼルスを拠点に世界中で活躍するペインター。変動する現代社会構造の中、権力と服従の間で起こる闘争の象徴である争う者達を単色で描いた作品を製作している。その反ユートピアなシーンは、哲学者トマス・ホッブズが人間の自然状態を定義するところの「万人の万人に対する闘争」を思い起こさせる。行き場をなくした者が破壊行為、セックス、宗教、ドラッグにうつろな喜びや意義を感じる様が、「法を破る者と強要する者は同一であるというグレーな世界で、個人の権利優先で倫理が欠けた世界」として描かれた。今回開催される展覧会では、巨大作品を含む10作品以上の新作ペインティングを中心に展示。日本未発表の作品集も販売される。作品を通して、新たな現実、人間が争いと無秩序によって引き裂かれる世界を探求する。【イベント情報】「Into the Sun」会場:ディーゼルアートギャラリー住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti地下1階会期:5月27日~8月12日時間:11:30~21:00入場無料休館日:不定休
2016年05月22日アイドルグループ・SMAPの中居正広(43)と香取慎吾(39)が15日、熊本地震の被災地である同県御船町を訪れ、炊き出しを行った。SNS上には、「SMAPの中居君と香取君が来てくれましたありがとうしか言えないです」「本当に感謝してます写真やサインもかいてもらって…」「SMAPの中居さん、香取さんが支援物資を届けてくださいました。本当にありがとうございました!」「今日中居くんと慎吾くんに会った。真正面からだったし至近距離すぎて写真撮ることもせずただただ見つめてしまった」「その存在で周りの人がみーんな笑顔になれた!」と感謝の声が続々。2人が調理する姿や被災者と触れ合う姿も投稿された。そして、2人の行動力をたたえるコメントも多数。「この行動力には本当に頭が下がります」「お二人の行動に心から感謝いたします」「心から尊敬します」「連続で被災地支援。どこまで男前な中居君でしょう」「考え方・行動力何もかも全て尊敬」「口だけでない行動力に感動します」といった声が上がっている。中居は、4月24日、5月7日にも被災地を訪れており、3度目の訪問となった。
2016年05月16日映画『アイアムアヒーロー』の絶叫上映会が4月28日(木)に開催。上映後には主演の大泉洋が舞台挨拶に登壇し、映画公開前には言えなかった熱い本音トークを展開した。人々が感染により“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれる凶暴な生命体への変異し、次々と人を噛んで感染を広げていくようになった社会で戦うサエない漫画家アシスタントの主人公が“ヒーロー”になっていくさまを描いた本作。激しい描写でR15指定ということもあったが、公開初週の興行ランキングでは、上位のアニメ作品に次ぐ4位で実写映画では1位。アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント:蘇えりし者』よりも上位にランクインした。大泉さんは「アニメはどうにもなりませんから…」と『名探偵コナン 純黒の悪夢』、『ズートピア』、そして盟友・安田顕が声優を務める『映画クレヨンしんちゃん爆睡! ユメミーワールド大突撃』には白旗を上げつつも「私、プリオ(=ディカプリオ)は抑えちゃいましたからね!」と得意満面。公開前から2人がそれぞれの作品で銃を構えるポーズが似ているとも話題だったが「向こうはクマと戦ってるみたいですが、私はZQNと戦ってますから!」と誇らしげに語っていた。公開前は、ZQNなどの描写や血まみれのシーン、銃撃戦など激しいシーンについて「拒否反応を起こしちゃいけないと思って」と口には出さなかったが「この映画は怖いんですよ!生半可な覚悟で観るとダメ」と本音を吐露。「レビューを見ても、5点(最高点)か1点(最低点)ですから。『サイコー!』か『ふざけんな』。勇者だけが観られる映画なんです!」とまくし立てた。芸能界の人々からも、大泉さんに直接、様々な声が寄せられているようで「香取慎吾くんが『これ続編ないんですか?』と言ってました」と語る。もしも続編があったら出演したいという俳優も多く「松坂桃李くんが『ZQNで出たかった!』と言ってました」と明かした。ゴールデンウィークを前に、大泉さんはひとりでも多くの観客を引き込もうと、選挙演説のように熱弁をふるう。「世間にはゴキブリと戦う映画(『テラフォーマーズ』)やクマと戦う映画(『レヴェナント』)、ウサギの映画(『ズートピア』)、お尻出す子ども(『クレヨンしんちゃん』)とか大人だか子どもだか分かんない奴が事件を解決する映画(『コナン』)がありますが、そういうのがあふれてる中でもZQNですよ、ZQN!ヒーローがいっぱい出てくる映画も公開されますけど(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』)ヒーローは一人でいい!何人もいらない!ヒーローは大泉洋ひとりでいい!」と鼻息荒く語り、喝采を浴びていた。『アイアムアヒーロー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月28日今年、放送5年目に入った「SMAP」香取慎吾と「アンタッチャブル」山崎弘也が出演する旅バラエティー番組「おじゃMAP!!」。本日27日(水)放送の番組内企画「解決! ナゾMAP!!」にて、俳優・佐藤健と芸人・カンニング竹山がゲストとして登場する。街の人が常々不思議に思っていたナゾを解決する大好評企画「解決!ナゾMAP!!」。香取さん、山崎さんとゲストが自ら取材交渉を行い、出演者たち自らの力で解決していくという“ガチ”なロケが話題を呼んでいる。そして今回は、日暮里に向かい、街のナゾに迫る。今回ゲストで主演映画『世界から猫が消えたなら』が公開を控える佐藤さんは、これまで様々なバラエティー番組に出演してきたものの、取材交渉といったアポなしのロケは初めて。「スタッフとの打合せもほとんどなく今日これから何をするか説明も何も受けてません。こういうロケは初めてです」と、香取さんにすがるが、香取さんは「僕も(今日のロケについて)何も聞いてない」の一言。未知の状況に置かれていることに気づく佐藤さんだったが、時すでに遅し…。ロケはスタートしてしまう。ナゾの解決を依頼した女性は、子どもが佐藤さんの大ファンということでテンションが非常に高く、遠慮なく佐藤さんにボディータッチ! そんな佐藤さんは、一般人の怖いもの知らずな迫力に押されっぱなし…。そんな一幕もありつつ、今回のナゾは日暮里には「非常に安いのに品質の良い洋服店がある」ということ。そこで香取さんは、洋服店への取材交渉を佐藤さんに依頼。CCDカメラを首にさげ、1人店に向かう佐藤さん。果たして人生初の挑戦を佐藤さんはやりきることができるのか!?また洋服店では、“香取慎吾vs佐藤健”による依頼人女性のファッションコーディネート対決が急遽行われることに。女性はどちらを選ぶのか?次々に降りかかる佐藤さんの試練はこれだけに終わらず。さらに「あんなに怒っている人の顔を見たのは久しぶり」と落ち込んでしまうような悲劇も…。そして、「不思議な絵が描かれたマンションのナゾを知りたい」という依頼や、「真っ赤な外装の建物のナゾを解明したい」など様々なナゾが今回も寄せられる。途中、もう手がかりがないとあきらめそうになることもしばしばだが、日暮里住民による思いがけない手助けがあったり、ある1人の人物との出会いがさらに別の出会いを生むなど、意外な人脈によって奇跡が数珠つなぎになっていく。また、ラーメン店への取材交渉に始まり、無理な依頼を次々と竹山さんに出していく香取さん。香取さんの自由奔放な立ち居振る舞いに、竹山さんも「この人なんなんだ!こんな人見たことない!」と悲鳴をあげる。日暮里で予想外の事態が次々と巻き起こるうえに、出演者も予想もできない行動をとったり…果たして今回も無事ロケは終了できるのだろうか?「おじゃMAP!!」は毎週水曜日19時~フジテレビにて放送。佐藤さんの主演映画『世界から猫が消えたなら』は、5月14日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月27日“アメリカで最も重要な写真家”と称される写真家のライアン・マッギンレーによる日本初の美術館大規模個展「ライアン・マッギンレーBODY LOUD !」が、7月10日まで東京・新宿の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催されている。02年、最初の写真集(私家版)『キッズ・アー・オールライト(The Kids Are Alright)』を編集者や美術関係者に送ったところ、『Dazed & Confused』『Index』『i-D』などの雑誌からオファーが届き、翌年には25歳という若さでニューヨークのホイットニー美術館で個展を開催し一躍有名な写真家となったライアン・マッギンレー。今回開催される「ライアン・マッギンレーBODY LOUD !」では、作家自選による、初期から最新作までの約50点が展示される。ヌード作品を多く発表するマッギンレーの代名詞とも言える「ロード・トリップ」シリーズは、04年から着手され、13年までの10年間に渡り継続して旅をしながら撮影されたシリーズ。撮影に先立ってヴィジュアルイメージをまとめた「インスピレーションブック」をモデルたちに見せ、イメージを共有。ヌードの若者たちが、広大な草原を走り、木の上からジャンプするなど、本人が思わず自己を忘れて自由奔放に振る舞う瞬間が捉えられている。また、ニューヨークの市内などで一般人のモデルをスカウトし、スタジオでヌードになった姿を撮影した約500枚のポートレートで構成した大作「イヤーブック」も出展。14年にニューヨークのティーム・ギャラリーで行われた個展では、会場の壁から天井までを埋め尽くす空間インスタレーションとして発表され、その色彩とイメージによって強烈なインパクトを与えた。今回は展示室の壁面約30メートルを使い、色とりどりの背景のポートレートを大小さまざまに自在に配置して展示する。その他同展では、「出会い」シリーズや、「モリッシー」、「グリッド」、「アニマルズ」、最新作の「秋」「冬」などのシリーズから、厳選した作品の数々が登場する。FASHION HEADLINEでは、同展覧会のために来日したライアン・マッギンレーに単独インタビューを行いました。【イベント情報】「ライアン・マッギンレーBODY LOUD !」会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2会期:4月16日~7月10日時間:11:00~19:00(金・土は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,200円、高大生800円、中学生以下無料休館日:月曜日(5月2日は開館)
2016年04月26日5月14日公開の園子温による新作映画『ひそひそ星』をもとにした、映画監督・園子温による美術館初個展「ひそひそ星」が、4月3日から7月10日まで東京・神宮前のワタリウム美術館にて開催される。映画『ひそひそ星』は、2013年に設立したシオンプロダクションの第1回制作作品で、25年前に園子温がアパートの一室で描いた555枚の絵コンテを忠実に再現し、撮影された映画である。物語の主人公は、園子温の妻である女優・神楽坂恵が演じるアンドロイド。昭和レトロな宇宙船に乗って、絶滅種と認定された人間たちのために思い出の品を配達しながら広大な宇宙を旅する、静寂なモノクロームのSF作品だ。今回開催される個展では、映画では描ききれなかったイメージをインスタレーション作品として展示する。また、同映画のベースとなった全555枚の絵コンテや映画に使用された小道具の他、90年代に園が行ったストリートパフォーマンス「東京ガガガ」、そこから誕生した「忠犬ハチ公プロジェクト」の新作なども登場する。会期前日の2日には、園子温、同館のキュレーター・和多利浩一、Chim↑Pomのエリイ、卯城竜太によるトークイベントが行われた。実は今回の展示に先駆けて昨年、Chim↑Pomが運営する高円寺のギャラリー「ガーター」にて同展は開催されていたという。和多利氏はその際に「何の策略もなく自由に表現する園さんのアートに感銘を受け、声をかけたことから実現に至った」と、同展の経緯を話す。園監督は自身の作品について「4階に展示した絵コンテ555枚には、僕が未来に描く映画の全てが詰まっている。今回の新作『ひそひそ星』に使ったのは6割くらい」とコメント。「『ひそひそ星』は、(昔と比べて)商業に塗れた僕が、初心に立ち返ろうと決めて自主映画化したもの。25年前に描いたシナリオだから本当は誰にも観せたくなかった(笑)」と明かした。また、映画と個展の独創的な世界を濃縮し、園子温の規格外の魅力を収めた作品集・展覧会カタログ『ひそひそ星』も4月下旬に発売。2万字を超える本人書きおろしの文章と詩の他、映画の芸術的なスチール写真と絵コンテ、「ハチ公プロジェクト」の新作、エキストラとして参加した福島県の富岡町、南相馬市、浪江町の仮設住宅に住む地元の人々の声などが収録されている。なお、映画は5月14日より新宿シネマカリテ他にて上映開始。また、「情熱大陸」で園子温を追った大島新が監督を務め、1年間長期取材を行ったドキュメンタリー映画『園子温という生きもの』も同時期に公開予定。【イベント情報】「園子温 展 ひそひそ星」会場:ワタリウム美術館住所:東京都渋谷区神宮前3-7-6会期:4月3日~7月10日時間:11:00~19:00(毎週水曜日は21時まで延長)休館日:月曜日料金:大人1,000円、学生(25歳以下)800円、小中学生500円、70歳以上700円
2016年04月06日「SMAP」の香取慎吾、「アンタッチャブル」の山崎弘也がゲストと共に様々な場所をロケする旅バラエティ「おじゃMAP!!」のスペシャル番組「おじゃMAP!!スペシャル」が13日(水)19時から放送となる。今回は「解決! ナゾマップ!!」として中目黒でロケを敢行。今、“日本一芸能人に出会える街”と言われる中目黒を行き交う人たちから寄せられた「さすが中目黒! 」と思わず唸ってしまうような芸能人にまつわる“ナゾ”に迫る。中目黒といえば「EXILE」の所属事務所「LDH」の所在地としても知られており、今回は街にゆかりのゲストとして「EXILE」から松本利夫がゲストとして参戦。梅宮アンナ、ヒロミと共に中目黒を探検する。ロケでは、多くの大物芸能人がお忍びで集まるという噂のパチンコ店で、あきらめずに粘った結果、超意外な展開が!?また、芸人が集まりすぎて予約も取れないという美容院に潜入。一見なんの変哲も無い美容院だが中へ入ってみると、なんとあの大物芸能人に2人も遭遇するという。梅宮さんも「どうして!なんで!」と絶叫するほどの大物とはいったい!?これまで同番組で数多くのロケをこなしてきた香取さん、山崎さんも驚愕の劇的展開が巻き起こる。「マジの芸能人のプライベートだ!」と感動しきりの一行にさらに続く奇跡。その全貌は放送で確かめよう。そして「スペシャル」らしい困難が立ちはだかる。看板もない、場所も分からない、入店には指紋認証が必要な完全会員制のバーがあると聞いた一行。解決法が分からずあきらめかけたその時、山崎さんが思わず「これぞEXILEミラクル!」と叫んだ松本さんが起こす奇跡とは。さらに「解決! ナゾマップ芸能人の街のナゾ」と題してゲストに、4月スタートのドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」に出演の貫地谷しほり、タレントの益若つばさを招いて、芸能人がガチで気になっている街のナゾにも迫る。益若さんは「ある日、高級住宅街を息子と一緒に散歩していたら街中に突如、狭くて小さな家がたくさん集まった“異質な集落”を発見した」という。日本でも有数なセレブタウンに突如現れたナゾの異質な空間。その秘密に今回は迫るほか、貫地谷さんも以前から気になっていた街のナゾを解決したいと意気込みをみせる。香取さんと山崎さんは貫地谷さんのナゾを解決できるのか。こちらも放送をお楽しみに。今回ゲストで出演する貫地谷さん出演のドラマ「早子先生、結婚するって本当ですか?」は松下奈緒演じるのは34歳独身の小学校教師・立木早子が、父の病気をきっかけにそれまで意識してなかった結婚に向けて動き出し、時に傷つきながらも運命の人と巡り会おうと奮闘するストーリー。貫地谷さんは早子の同僚教師で結婚願望が強い久我山ミカを演じており、フジテレビ系で14日(木)22:00から放送開始となる。中目黒を舞台に数多くの奇跡とナゾが連発する「おじゃMAP!!スペシャル」はフジテレビ系で13日(水)19:00~放送。(笠緒)
2016年04月06日SMAPの香取慎吾とアンタッチャブル・山崎弘也がゲストと共に様々な街をロケするバラエティー番組「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)が藤原竜也をゲストに迎え、16日(水)今夜放送となる。今回のロケ地は、住みたい街&住んで良かった街として人気の中野。事前に1,000人に街頭インタビューを行い、そこから選ばれた気になるスポットなどに香取さん、山崎さん、藤原さんらが突撃ロケを敢行する。今回が番組初登場となる藤原さんだが、過去には大河ドラマ「新選組!」で香取さんと共演。いまでも藤原さんは香取さんをドラマの役の通称である“局長”と呼ぶことが多く、ドラマでの関係性同様に香取さんが藤原さんに指図する場面も注目だ。100円でナポリタンが食べられる激安店や、記者が張り込みしている漢方店、大きなステンドグラスがある大豪邸など中野の“ナゾ”にせまる一行の奮闘に注目したい。「おじゃMAP!!」は毎週水曜19時~放送。(笠緒)
2016年03月16日ニューヨークをベースに活動する現代美術アーティスト、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)の新作個展「My First Show in Japan, Year 2044」が渋谷のギャラリー・ナンヅカ(NANZUKA)で3月12日より開催される。アジアでは昨年秋の香港ペロタンに続く個展となる。アーシャムは1980年生まれ。作品はペインティング、彫刻、インスタレーション、建築、パフォーマンス、映像など多岐にわたり、マース・カニングハム(Merce Cunningham)ダンスカンパニーのステージセットを始め、最近ではパブリックスクール(Pubric School)のランウェイの美術、ファレル・ウイリアムズ(Pharrell Williams)がパリで開催した「GIRL」のエキジビションでファレルのキャストモデルを制作したことでも知られている。アッシャー(Usher)、ジェイZ(Jay Z)、スウィズビーツ(Swizz Beatz)などのヒップホップスターやエディ・スリマン(Hedi Slimane)などデザイナーとの交友で、ストリートカルチャーでも名前が知られ、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)、カルバン クライン(Calvin Klein)などラグジュアリーメゾンとのアートワークなどの活動により、その人気は幅広い。今回展示される作品は、「Fiction Archeology」(フィクションとしての考古学)というコンセプトに基づいており、今回発表される立体作品も、建築、環境の視点から、黄鉄鋼、セレナイト、火山灰、ガラス、黒曜石、氷岩石などさまざまな素材で作られている。未来を考古学の視点で、カシオトーンのMT500のキーボードのレプリカやカメラ、ラジカセなどが化石になる時代を考えさせる。日本ではユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)の店舗で、アーシャムとそのパートナー、アレックス・ムストネン(alex mustonen)の石膏作品「スナーキテクチャー」が展示されており、今回、ポギーザマン(POGGITHEMAN)とのコラボレーションTシャツが発売される予定。本展では色盲のアーシャムが色覚矯正眼鏡を使って初めて描いたという月の新作ペインティングもシリーズも発表される。【イベント情報】 ダニエル・アーシャム 「My First Show in Japan, Year 2044」会場:NANZUKA住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1階会期:3月12日~4月16日時間:11:00~19:00休館日:毎週月曜日、日曜日、祝日料金:無料Text: 野田達哉
2016年03月11日ミントデザインズ(mintdesigns)が3月19日から4月17日まで、九州地方初となる個展「ミントデザインズ展-マテリアル ディクショナリー(MATERIAL DICTIONARY)-」を福岡・中央区の三菱地所アルティアムにて開催する。フレッシュな色彩や、軽やかでユーモラスな形や質感、ドール柄など遊び心あるグラフィックなどが特徴のミントデザインズ。各素材に丁寧に向き合うことで素材の生産背景や特性などの知識を蓄えてきた。これまでに03-04AWコレクションの“ニット”、06SSコレクションの“3Dレース”、11SSコレクションの“デニム”など、素材に特化したコレクションテーマを設定しており、素材への強いこだわりがうかがえる。今回開催される個展では“素材=MATERIAL”をテーマに設定。衣服をはじめ、雑貨などのアイテムとその製作背景を紹介していく。また、関連イベントとして期間中は三菱地所アルティアムの併設ショップであるアートショップ ドットジーにて、雑貨や小物を中心にミントデザインズのアイテムを取り扱うポップアップショップを開催。3月20日、21日には、同館の地下1階の特設ショップにて2日間限定のポップアップショップもオープンする。【イベント情報】「ミントデザインズ展-マテリアル ディクショナリー-」会場:三菱地所アルティアム住所:福岡県福岡市中央区天神1-7-11 イムズ8階期間:3月19日~4月17日時間:10:00~20:00(3月19日は18:30~)料金:一般400円、学生300円、高校生以下無料(3月19日は入場無料)会期中無休
2016年03月05日香取慎吾が主演を務め、個性的かつ親しみのある登場人物が視聴者から共感を呼んでいる「家族ノカタチ」。この度今月28日放送の第7話で、香取さんの弟・浩太役を好演する高田彪我が活動する「さくらしめじ」での相方・田中雅功がゲスト出演することが分かった。結婚できない39歳“こじらせ男子”の主人公・永里大介(香取慎吾)と大介と同じマンションの“結婚しない”ヒロイン・熊谷葉菜子(上野樹里)のもとにそれぞれ入り浸る父・陽三(西田敏行)と母・律子(風吹ジュン)。この特殊な事情を抱えた2組の親子を中心に、周囲の人々が交差し、様々な想いを巡らせながら、それぞれの “家族ノカタチ”を描く物語。2月28日放送の第7話では、大介と葉菜子の前に突然現れた恵(水野美紀)は、息子の浩太をタクシーに乗せて走り去ってしまう。大介は慌ててすぐさま陽三に報告するが、陽三は特に動揺した素振りも見せない。陽三が恵に多額の現金を渡していることを知った大介は、結婚詐欺の可能性もあると陽三を問いつめ、最終的には恵本人を直接呼んで話を聞く事になる。そしてついに、陽三と恵が交わしたある大切な「約束」が明かされる。一方、葉菜子の勤める会社では仕事上のトラブルが勃発。原因究明のために東奔西走する葉菜子だが、体調を崩してしまい――。今回新たに本作に登場することになったのは、主人公の弟・浩太を好演する高田さんの相方田中さん。2人は普段「さくらしめじ」というフォークデュオで歌手としても活動し、“右しめじ”“左しめじ”との愛称で親しまれている。そんな“名コンビ”の2人だけに、ファンからは「『家族ノカタチ』に雅功くんも出演してほしい」「浩太の友達役で雅功くんを!」との、要望に応えるべく、本作での“さくらしめじ共演”が実現した。田中さんが今回出演するのは、浩太の物語が大きく進展する第7話。学校へあまり通ったことがなく、クラスに馴染もうとしなかった浩太が、初めて会話する同級生となるクラスメイト・川澄匠役で登場する。初ドラマ出演となる田中さんは「出演できて、とても嬉しくて感動しました」と喜びを語り、相方との共演については「彪我が目の前で演技しているのは、とても新鮮でした。少しは照れちゃうかなと思いましたが集中して演技をすることができました!」と感想も。また「演技は初めてでドキドキしましたが、精一杯頑張りました!暖かい目で見ていただけると嬉しいです」と視聴者へのメッセージも寄せていた。さらに高田さんも田中さんとの共演について「雅功とはいつも会っているのに、意外と緊張しました」と話し「浩太が初めて勇気を出して同級生に声をかけ、一歩前に進むシーンなので、ぜひ一緒に浩太の気持ちのドキドキを感じてほしいです!」と呼びかけた。今回の演技挑戦で、歌だけでなく「色んなことに挑戦していければ」と語る田中さん。初の2人でのドラマ共演にファンは見逃せないシーンになること間違いなしのようだ。「家族ノカタチ」は毎週日曜日21時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年02月25日カイカイキキは、LAを拠点に活動するドイツ人アーティスト、フリードリッヒ・クナス氏の個展「The World Is A Beautiful Place (We’re Not Here For Long)」を開催する。会期は4月15日~5月12日 11:00~19:00(日・月・祝は休廊)。会場は東京都・広尾のカイカイキキギャラリー。入場無料。同展は、写真や立体、映像作品など幅広いメディアを用いて、米国・ロサンゼルスを拠点に制作活動を行う旧東ドイツ生まれのアーティスト、フリードリッヒ・クナス(Friedrich Kunath)氏の、6年振り2度目となる個展。今回は「風景」をテーマに、皮肉や風刺、スラングを含んだ絵画作品など、約10点が展示される。また、初日の4月15日(18:00~)には、オープニングレセプションの開催が予定されている。なお、クナス氏は同展によせて次のようにコメントしている。「出展作品において、私は、理想化された世界へと開く窓を提供し、その後、別の世界(それほど理想的でない個人的な視点、内的な動揺)と置き換えられる、いくつかの風景を掲示します。私は自然との調和を描く歴史的なイメージ/画に興味を持っています。なぜならそれは、人にその人自身のさほど調和の取れていない現実と向き合うことを強要するからです。これらの既存の概念の上に私がペイントすることで、遠く忘れた戸外、ロマン主義的な風景画が生まれ変わります。私はプライベートな内面の世界と外側の理想化された世界の間にある著しい対比に興味を持っており、作品はこれらふたつの情趣、感傷がお互いの関係において展開するアリーナとなります。」フリードリッヒ・クナス氏は1974年、旧東ドイツ・ケムニッツ生まれのビジュアルアーティスト。LA在住。幅広いメディアを用いて制作し、非常に記述的な視覚言語をそのペインティング、ドローイング、立体、写真、そしてビデオ作品に統合している。
2016年02月23日フィンランドを代表する気鋭のヴィジュアルアーティスト、ヴィレ・アンデション(Ville Andersson)の日本初となる個展「アン イントロダクション(An introduction)」が、2月26日から5月20日まで東京・渋谷のディーゼルアートギャラリー(DIESEL ART GALLERY)にて開催される。ヴィレ・アンデションは、フィンランド最高芸術賞と称される「Young Artist of the Year 2015」を受賞した現在注目のアーティストのひとり。ドローイング、写真、グラフィックなど多様な技法で、現実と空想との境目を行き来するような幻想的なビジュアルを生み出している。また、黒、白、グレーといった質素な色のみで構成される作品でも知られ、白い背景の中に白い被写体が映し出された作品なども製作している。これまでにエスポー現代美術館やヘルシンキ・コンテンポラリー・ギャラリー、ヴィトラリア・グラス+A美術館などで積極的にグループ展や個展を開催。12年のスティーナ・クルーク財団賞を受賞した他、14年には現代美術国際見本市(ARCOmadrid)のスパニッシュ・アート・クリティックス・アソシエーション・アワードのファイナリストにも選出されている。なお、今回の個展では作品展示に加え、日本未発売の作品集も販売される予定だ。【イベント情報】「アン イントロダクション」会場:ディーゼルアートギャラリー住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti地下1階会期:2月26日~5月20日時間:11:30~21:00入場無料休館日:不定休
2016年02月22日「セクシーロボット」シリーズ、ソニーの「AIBO」のコンセプトデザインなどで知られるイラストレーター、空山基(HAJIME SORAYAMA)の新作個展「女優はマシーンではありません。でも機械のように扱われます。」が1月30日より、渋谷のギャラリーNANZUKAでスタートした。空山基はエアブラシを駆使したイラストレーションで、70年代よりフリーのイラストレーターとして活動を開始。78年のサントリーの広告を最初に、80年代を代表するエアブラシ手法で知られ、女性美をメタリックなロボットやフェティッシュな表現で国内のサブカルチャーシーンのみならず、海外でも伝説的な存在。1999年にはソニーのAIBOでグッドデザイン賞、メディア芸術際グランプリを受賞し、初代AIBOはスミソニアン博物館&MOMAのパーマネントコレクションに収蔵されている。海外のアートスクールでは空山の作品の制作過程を図解した作品集が教科書として使用されていることも多く、ハイパーリアリズムの巨匠。エアロスミスの「Just Push Play」のCDジャケットのカバーが有名だが、ア ベイシング エイプ、ナイキ、 ビームス、ステューシーなどとのコラボでも知られ、ファッション界でもファンが多い。今年1月に行われたピッティ・イマージネ・ウオモ89でも、韓国人デザイナーのジュン・Jが空山基をメインテーマとしたコレクションをランウェイショーで発表。グラフィティアーティストのKAWSとのコラボフィギュアなど、ストリートアート、ネオ・ジャポネスクのブームと共に、海外での再評価が高まっている。今回の展覧会では、空山が敬愛するマリリンモンローをロボットとして書き起こした新作ペインティング10点と、立体作品のセクシーロボットを等身大、1/3スケールの2体が展示されている。【イベント情報】空山基新作個展「女優はマシーンではありません。でも機械のように扱われます。」会場:NANZUKA住所:東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1F会期:1月30日~3月5日時間:11:00~19:00休館日:毎週月曜日、日曜日、祝日料金:無料Text: 野田達哉
2016年02月02日「anan」1988号1/20発売は「自分誌上最高のカラダになる!」特集。今週の表紙作成ストーリーを紹介します。スタッフの心を瞬時に和やかにする、香取さんのナチュラルな温かさ。普段はお茶目キャラのイメージが強い香取慎吾さん。その香取さんが、ここのところ激しくいいカラダだって、皆さんもうご存知ですよね?美しく鍛え上げたカラダを、今回ananのために惜しみなく披露してくださいました。表紙も裏も中も、たくましいカラダのオンパレード!その撮影当日の様子はというと…?ドラマ『家族ノカタチ』の撮影を終えてスタジオに入ってきた香取さん。普段の衣装とはひとあじ違う、オールブラックのモードスタイルがなんともオシャレ。そしてメイクルームでパンプアップを終え、出てきたときには既にバスローブ一枚に…。脱がせたり、着せたり、濡らしたり。こちらのわがままオーダーにも次々と対応してくれる香取さん。スエット姿になった際、うっかり「かわいい!」と言ってしまった私にも、「いいよ、”かわいい”で。いくつまでかわいいでいけるのか、いつも考えてるから(笑)」とやさしいフォロー。すみません、本当は、かわいさとかっこよさの両面が超いい感じのバランスで共存している、というのをお伝えできれば良かった。説明が稚拙すぎるけれど。さらに、「俺たまにanan読むよ。最初の雑貨のページとか、欲しいものあると写メ撮ったり」と。なんと私の担当ページのことじゃないですか! 忙殺期のカラダ撮影ってだけでエネルギーを使うのに、そんな風にスタッフの気持ちを上げてくれる香取さん。本当、かっこよすぎます。最後は、香取さんの方からスタッフ一人一人と目を見て握手してくださいました。自然にそういう振る舞いができる人っていいなぁと、帰り道にポーッとする担当Sなのでした。(S)
2016年01月19日現代美術作家・杉本博司の個展「Hiroshi Sugimoto“In Praise of Shadows”」が、12月12日から16年2月28日までコスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)の青山旗艦店にて開催される。杉本博司は、哲学に基づいた考察と精緻な写真技術によって“時間”、“光”、“モダニズム”をテーマにした数々の名作を生み出してきた世界的に著名な現代美術作家。これまでに、毎日芸術賞や、ハッセルブラッド国際写真賞を受賞した他、紫綬褒章やフランス芸術文化勲章オフェシェも受勲している。同展では、蝋燭の一生を撮ったシリーズ作品「陰翳礼賛」が展示される。同シリーズは、和蝋燭に火を灯し、火が燃え尽きるまでシャッターを開いたまま長時間露光することによって撮影されたもの。火は風に煽られて揺れ動き、常に形を変えていく。燃える蝋燭に合わせてゆらめく幻の蝋燭となった写真が、仄暗い闇の中で現実との境界を曖昧にしていく。【イベント情報】「Hiroshi Sugimoto“In Praise of Shadows”」会場:コスチューム ナショナル青山旗艦店住所:東京都港区南青山5-4-30会期:12月12日~16年2月28日時間:11:00~19:00
2015年12月10日香取慎吾主演で来年1月よりTBSにて放送予定の「家族ノカタチ」。ヒロインに上野樹里、西田敏行、風吹ジュンが出演することでも話題の本作だが、この度新たに水原希子、荒川良々、千葉雄大、柳原可奈子、中村アン、そして水野美紀ら豪華出演陣が決定した。ある日、それは文具メーカーに勤める39歳独身・永里大介(香取慎吾)にとって、待ちわびた日だった。長年の努力が結実し、遂に念願のマンションを購入したのだ。運搬作業中空から1枚の女性用ガードルが降ってくる。上方を見上げると、5階のベランダから覗き込む女性の影が。大介はすぐに彼女の部屋まで届けに行くが、乱暴にガードルはひったくられ、ドアが閉ざされる。これが大介と商社OL32歳独身・熊谷葉菜子(上野樹里)との出会いであった。翌日、この日も大介は同僚との飲み会を断り、一人黙々とトレーニング。次々とメニューをこなし、帰りがけにはビアバーで大好きなビールを嗜むという、至福の時間。しかしそれも束の間、事件が発生する。購入したばかりのマンションに帰ると、周囲は消防車で封鎖され、ざわめく野次馬。実は出火の原因は大介の住む407号室。そして消防士に囲まれて出てきた犯人はまさかの何年も顔すら合わせていなかった大介の父親・永里陽三(西田敏行)。ベランダで火事と間違えられるような燻製作りを楽しんでいたのだ。しかも、よくよく話を聞けば、陽三は自分の知らぬ間に再婚をした挙句、その相手に逃げられたらしく、新しく出来てしまった13歳の義理の息子まで連れてきており男3人マンション共同生活が始まった――。本作は、現代の家族と結婚に悩むすべての世代に贈る様々な“家族のカタチ”を応援する珠玉のホームドラマだ。結婚に後ろ向きな“こじらせ男子”大介役に香取さん、バツイチ“もう結婚しないヒロイン”葉菜子役に上野さん、大介の父に西田さん、葉菜子の母に風吹さんら実力派俳優陣が出演。そして今回、本作に新たな出演陣が決定。葉菜子の部下として働く新入社員・田中莉奈役に国内外問わず人気を集めるいま最も注目のモデル・水原さんが抜擢。縁故入社したお嬢様であり、仕事に対する情熱、出世欲や野望が全くなく、遅刻を注意されただけで出社拒否をしてしまうような、一般的には“問題児とも捉えられがち”な女性を好演する。今回TBSドラマに初出演となる水原さんは、「香取さんとはバラエティ番組でご一緒した事があり、明るくて気さくな方だな、というイメージです。まだまだ謎な部分が多いので、さぐりさぐりご一緒させて頂ければと思います(笑)。上野さんとはお会いした事がありませんが、とにかく独特な空気感を持ってらっしゃる方だなと感じています。緊張はしますが、足を引っ張らないように頑張りたいと思います!」と語り、自身の役柄については「田中莉奈は凄く魅力的なキャラクターですが、演じきるのに大変な所も多々ありそうです(笑)。でも純粋に凄く楽しめそうです。一癖ある役だとは思いますが、まだきっと成長段階、本人の中では“当然”“普通”と思いながらいままで生きてきた事が通用しない“新たな社会”をこれから経験していくところ。これからどんどん社会に揉まれ、色んなことを学んでゆくとても純粋なとき。一般常識がないのは自分とリンクするところかも知れませんが(笑)。私自身も帰国子女なので、人と感覚が違う事に驚いた経験があります」と共通点も語った。そして大介の後輩にあたり、イケメンでなんでもソツなくこなす26歳男子・入江春人役に『アオハライド』、「オトナ女子」(フジテレビ)や『黒崎くんの言いなりになんてならない』など話題作への出演が絶えない千葉さん。「主演の香取さんとご一緒させていただくのは初めてなので、これからの撮影が楽しみです。足を引っ張らぬよう出し惜しみせず頑張ります!」と意気込みのコメントを寄せている。また、大介の同期で結婚に異常なほどの情熱を持つがなかなか上手くいかない残念な男・佐々木彰一役にはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」など数々の脇役を務める個性派俳優・荒川さん、葉菜子の同期で女子力の高い32歳独身OL・山根さとり役にはお笑いタレントでありながら「MONSTERS」(TBS)などドラマにも出演する柳原さん、さらに大介と葉菜子の関係に変化が生まれるきっかけの場所となる重要なスポーツジムで働き二人のトレーニングやヨガレッスンを行う28歳健康美人トレーナー・梢あや役に中村アン、大介の父・陽三が再婚した相手で、陽三とは30歳も離れており、息子を預けたまま突然失踪してしまった永里恵役には、「踊る大捜査線」シリーズや『交渉人真下正義』など数多の映画・舞台・ドラマに出演し、その高い演技力に定評のある実力派女優・水野美紀が抜擢された。初共演同士が多い本作、それそれの新しい化学反応を楽しんでほしいというプロデューサー。現代社会における結婚観や家族関係などを鋭く描き、笑いあり、涙ありのストーリー展開で、“家族揃って心から楽しめる”内容のドラマとなっているようだ。「家族ノカタチ」は2016年1月よりTBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2015年12月04日2015年大和日英基金アートプライズを受賞したオリバー・ビア(Oliver Beer)の日本初個展がギャラリー青山|目黒、ASAKUSAの2箇所で開催中だ。大和日英基金アートプライズは、英国のアーティストに東京のギャラリーで初めての個展を開催するチャンスを与えるもの。800名を超える応募の中から選ばれたビアは、1985年イギリス・ケント生まれ、パリ及び英国ケント在住のアーティスト。作曲と美術の両方の学位をもち、建築空間と人間の声の共鳴を試みるプロジェクトが、パレ・ド・トーキョーやポンピ ドゥーセンター、MoMA PS1で紹介されるなど、近年高い注目を集めている。国内では、エルメス財団により行われ た「コンダンサシオン」展(2014年)に参加した。青山|目黒では、5点の作品が展示されていた。そのどれもがシンプルなのに見飽きない。ウインドウ近くに並べられた球体ガラスは、重ねられた白い紙の上に重しのように乗せられ、駒沢通りの様子をクリアにそして真逆に映し出していた。その球体ガラスの中に閉じ込められた金色の小さなオブジェは、脊椎動物の中耳内にあり、鼓膜振動の増幅器の役割をする微小な骨、耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)を原寸大でそれぞれかたどったものだという。また会場の外からこの球体を眺めると、会場内の壁に描かれたそのままでは何かわからない絵が像をもって目の前に現れる。球体に映し出される現実に見入る体験が、《Silence is Golden》(=沈黙は金)という作品タイトルを体現させられているようで、かつその視界の中にひっそりと閉じ込められた耳小骨が存在するというユーモアが小気味好い。そして、ウィンブルドン決勝戦のテレビ放送を編集した新作《Life, Death and Tennis》では、ビアはテニスのボールとボールの音を映像から無くした。英国人男性として77年ぶりにウィンブルドン決勝戦を制したアンディ・マレーの白熱した試合に観客たちは手に汗を握り様々な熱狂的な歓声を上げる。彼らが見つめるボールとボールの音が消失した作品は、不在となったものの存在の痕跡を見つめさせ、その作品タイトルを考えさせられる。また、壁に展示されていた《This is a Churchwarden Pipe》は、立体的に裁断されたパイプが壁に埋め込まれたものだった。マグリットの《これはパイプではない》を示唆しながら、パイプの機能を排した実物の断面を私たちに見せながら“これはパイプだ”と語ることで、我々に新たな「イメージの裏切り」を体験させる。10月にオープンしたスペースASAKUSAでの展示は、12月6日まで。視覚と聴覚のはざまに展開するオリバー・ビアの初個展に是非、足を運んで欲しい。【展覧会情報】オリバー・ビア「Life, Death and Tennis」会場:青山 | 目黒会期:11月7日~11月28日(日月祝閉館)時間12:00~19:00オリバー・ビア「Deconstructing Sound」会場:ASAKUSA会期:11月8日~12月6日(土日月祝のみ開館、平日予約可))時間:12:00~19:00
2015年11月27日病院で医師や患者をサポートすべく、日々仕事にいそしんでいる看護師。女性のイメージが強い職業ではあるが、男性の看護師も多くの人のために現場で汗を流している。まだまだ認知度は低いかもしれないが、連続ドラマや映画などでその活躍が描かれれば、一気にその存在が世間へと浸透するだろう。そこで今回、アイドルグループ・SMAPに限定して、「誰に看護師役を演じてもらいたいか」というアンケートを実施。回答理由も併せて聞いてみたので、紹介しよう。Q. アイドルグループ「SMAP」のメンバーの中で、ドラマや映画で看護師役を演じるのに最適だと思う人物を教えてください1位: 香取慎吾(42.0%)2位: 草なぎ剛(39.5%)3位: 稲垣吾郎(9.0%)4位: 中居正広(7.0%)5位: 木村拓哉(2.5%)■香取慎吾・「母性本能が強そうだから」(24歳女性/運輸・倉庫/技術職)・「看護師っぽい。気がききそうだから」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「体力ありそうだし、一番若いから」(29歳女性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「患者にまっすぐに向き合う役が合いそう」(42歳女性/マスコミ・広告/営業職)・「男性の看護師はあまりメディアでも取り上げられていない。彼が演じたら志望者が増えそうだから」(27歳女性/マスコミ・広告/事務系専門職)・「大きいけどドジ、とかみんなに愛される看護師を演じてくれそう」(29歳女性/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「お局様と若手の間に中堅どころの男一人で挟まれてるような演技がうまそうだから」(26歳女性/小売店/販売職・サービス系)■草なぎ剛・「ほんわかしたところがいいと思う」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「弱い人にも優しそう」(36歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「善人に見えるし、福祉の業界とかも合いそうだから」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「看護服が一番似合うし、面倒見がよさそうなので。献身的にサポートしてくれそう」(27歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「ドラマで良い人の役が多いので、医師をサポートする役割として適任かと思う」(34歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「普通に働いていそうだから」(24歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「ホスピタリティを感じる雰囲気があるから」(31歳女性/電機/事務系専門)■稲垣吾郎・「よりそう役がにあう」(27歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「お人よしそうだから」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)・「ちょっと抜けてる感じがいい」(24歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「甘いマスクが合いそうだから」(38歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■中居正広・「ドジったところが似合いそうなイメージなので」(28歳女性/機械・精密機器/技術職)・「意外性があって良いかもと思うから」(34歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「テンション高く頑張って移送」(21歳女性/自動車関連/事務系専門職)■木村拓哉・「力が強そう」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ちょっと見てみたい」(24歳女性/その他/その他)■総評およそ5人に2人が回答した香取慎吾さんが1位という結果になった。「体力がありそうだから」「明るいのがよい」などの意見がやや多く見られたが、上記で紹介したように5人の中では選ばれた理由が最もバラエティーに富んでいた。わずか2.5ポイント差で2位に入ったのは草なぎ剛さん。温和な表情や穏やかな性格が、医師や患者のために献身的なサポートをする看護師に適任ではないかと考える女性が多かった。3位は稲垣吾郎さん。親切そうな点や優しそうな風貌が評価されていた。ちなみに、回答者からは「実際に看護師にいそう」という意見が香取さんには7件、草なぎさんには4件寄せられていた。今回と同じ200人の女性に「SMAPの中で医師役を演じてもらいたい人」を聞いたところ、香取さんは5位(3.5%)で草なぎさんは2位(23.5%)という結果だった(1位は41.0%を獲得した稲垣さん)。この結果を見ると、草なぎさんは「医師編」および今回の「看護師編」のどちらも2位にランクインしていることから、SMAPの中でも最も医療従事者役が似合うのかもしれない!?※写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年10月29日~10月30日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年11月27日オランダの写真家、ヨハン・ファン・デル・クーケンの日本初個展が東京・恵比寿のPOSTで11月23日より開催される。ヨハン・ファン・デル・クーケンは作家、ドキュメンタリー映像作家としても活躍した写真家。42年間に渡るキャリアのなかで55のドキュメンタリーを発表し、そのうちの6作品は8つの賞を受賞している。ヨハン・ファン・デル・クーケンが17歳のときに初めて制作した小型写真集『Wij zijn 17』が発売されてから60周年にあたる今年、IMA PHOTOBOOKSとPOSTの共同出版レーベル、フォーサイ・プレス(Foci Press)から同写真集の英日版が出版されることになった。彼の友人たちを被写体にしたモノクロ写真は、構図や光の入り方などに細かい配慮が行き渡りながらも、自然な様子がそのまま伝わるかのような作風で、当時17歳だったとは思えないほど卓越したセンスが見てとれる。また、合わせて同時期に撮影していた未発表作をまとめた『Les Copains』も刊行。どちらもPOSTにて取り扱われる。【イベント情報】「Johan van der Keuken / Wij Zijn 17」会場:POST住所:東京都渋谷区恵比寿南2-10-3会期:11月23日~12月13日時間:12:00~20:00定休日:月曜日(※祝日の場合は通常営業)
2015年11月23日現代アーティストのジョン・ウッド&ポール・ハリソンによる日本初の大規模個展「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」が、11月21日から16年2月21日まで東京・新宿にあるNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]のギャラリーAで開催される。イギリスを拠点に活動するジョン・ウッド&ポール・ハリソンは、1993年から共同で作品を制作し始め、パフォーマンスやアニメーション、建築的なセットや様々な装置などを用いたビデオ作品などを発表している。ほとんど固定アングルで撮影される、どこかおかしみやユーモアを感じさせる作品は国内外で人気を高め、日本国内でも、森美術館やブリティッシュ・カウンシルによる巡回展で紹介された他、同館でも「オープン・スペース2012」展において6作品が出展された。日本初の大規模な個展となる同展のタイトル「説明しにくいこともある」は、ある文章を別の言語で言い表わしたり、映像を言葉で説明することを、完全に正確に行なうことが難しいように、2人のアイデアを別の表現で置き換えようとするとどうしてもこぼれ落ちてしまうものがあるということを意味している。会場では、ユーモラスで意外性や示唆に富んだ作品の数々を、パフォーマンス、アニメーション、物語、映画の4つに分類して展示。日本初公開となる作品を含んだ20作品が公開される。【イベント情報】「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]ギャラリーA住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階会期:11月21日~16年2月21日時間:11:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)、保守点検日(2月14日)料金:一般・大学生500円、高校生以下無料
2015年11月21日フランスに在住する最も革新的なアーティストに与えられるマルセル・デュシャン賞を2008年に受賞したアーティスト ローラン・グラッソの日本初の本格的個展が銀座メゾンエルメス フォーラムで開催されている。近年大きな注目を集めるローラン・グラッソの作品の多くは、歴史的資料や化学文献のリサーチに基づき、神秘的な出来事や伝説、超常現象などを様々な手法で描き出したもの。本展では、そのスタイルを踏襲しながら日本で起きた超常的、超自然的な現象を描く新作が多数展示されている。ローラン・グラッソが表現する1914年の桜島の噴火や、縄文時代の仮面、1803年に常陸地方で発見された未確認物体をテーマにした作品は、歴史資料館や博物館から借用されたのか、と思うような不思議な存在感とリアリティを放つとともに、時を経た現実が時に幻想的でフィクションのように奇妙であることを感じさせる。また、15~16世紀のフランドル絵画やルネサンス以前のイタリア絵画の様式と技法を用いて、当時ほぼ描かれることのなかった日食、オーロラー、隕石などを描いた絵画作品は、その制作手法、その中に描かれる当時の世界、そして作品が誕生した現在という複数の時間を孕みながら、我々の前に現れ、奇妙で不思議、そして神秘的な感動を引き起こす。「アーティストの役割は、鑑賞する人に考える基盤を提供すること。私は歴史書物や、文化人類学や社会学に興味が有る。現代の科学技術は、時にSFより強烈だったりするが、実際に起きた事実を踏まえ、完全な想像から生まれたものではない作品から、フィクションより奇妙な現実を感じて欲しい」と語ったローラン・グラッソ。本展のタイトル、Soleil Noir(黒い太陽)は、日食のことであり、まさに古代から繰り返し人々が経験してきた神秘的、宇宙的、幻想的な時間の体験の象徴と言えるだろう。階層的に分断されたフィクションのような事実が、複数の時間をまとい、同時に現れることで生まれる、ファンタジックで奇妙な体験を是非この展覧会で感じて欲しい。【イベント情報】ローラン・グラッソ展「Soleil Noir(黒い太陽)」会期:11月11日~2016年1月31日時間:月-土曜 11:00~20:00(最終入場19:30)、日曜 11:00~19:00(最終入場18:30)休館日:不定休11月18日休館年末年始はエルメス銀座店の営業時間に準ずる。会場:銀座メゾンエルメス フォーラム住所:東京都中央区銀座5-4-1 8階入場料:無料
2015年11月19日インテリアデザイナーの森田恭通が、仏パリにて11月12日より、初の個展『Porcelaine Nude』を開催し、自身の写真作品を初めて公開した。場所は、アレキサンダー・マックイーンなどのハイブランドのショールームとして、またパリコレクション会場として利用される北マレのスペース、Espace Commines。森田恭通がこれまで見せてきた煌びやかな世界観とは異なる、新しい局面を示す興味深い内容となった。20年来写真を撮ってきたという森田恭通は、今までの光と影のアングルを切り取るというコンセプトを守りつつ、今回は特にモノクロの接写ヌード写真を用いることで、一見してそれが何であるかを認識するのに一考を要する内容にしたという。これまでに多くのフランス人とコラボレーションをしてきた森田は、「相手に考察を要求するようなフランス人のコミュニケーション方法が興味深い」と語り、フランス人との親交が、今回のエキシビションのコンセプトに少なからず影響を与えたようだった。当日は、8種類のプラチナプリント写真作品(各4枚限定)と、大判ピエゾプリント写真作品(13種、各1点のみ)、それらをあしらったスツール(10種、各1点のみ)と、大判の写真作品をセットすることのできるコーヒーテーブル(オープン・エディション)、そしてリモージュ産磁器の最大手、ベルナルドーとのコラボレーションの写真プリントプレート(8枚組、4セット限定)を披露。特にベルナルドーとの共同作業では、長い歴史と工房の技術に大いに触発されたという。今回パリ同時テロの事件を受け、フランス政府からの3日間の公共施設閉鎖命令により、15日まで開催予定のところ2日間で終了したが、今年に入りフランス観光親善大使に就任した森田恭通は、今後フランスを活躍の場とする機会が益々増えていきそうだ。各作品はホームページyasumichimorita.comでも購入可能
2015年11月17日2016年1月期のTBS日曜劇場にて「家族ノカタチ」の放送がこのほど決定。主演を香取慎吾が務めるほか、ヒロインに上野樹里、西田敏行、風吹ジュンが出演することが明らかとなった。「MONSTERS」以来3年ぶりに同枠の主演を務める香取さんが演じるのは、39歳独身、結婚できないいわゆる“こじらせ”男子。決してモテないわけではないが、本気で「一人がいい」と考え、この年でわざわざ自分の生活圏内に他人を迎え入れるリスクを犯したくないと考えている。多趣味でこだわりが強く、毎日のようにジムに通い、トレーニングの自己ノルマは必ず達成し、健康にも気を遣って毎朝のスムージーは欠かせない。話題のビジネス本や映画にも目を通し、自分磨きが大好きな文具メーカー勤務で、文具をこよなく愛しているが、こまかすぎる性格に同僚たちが困惑することも。そして“結婚しないヒロイン”を演じるのは、コメディからシリアスまで幅広い演技で個性を放つ上野さん。今年1月期に放送された「ウロボロス~この愛こそ、正義。」以来約1年ぶりのTBS連続ドラマ出演となる上野さんが演じるのは、大手商社に勤務する32歳独身OL・熊谷葉菜子。彼女もまた、一人身である事に明確な意思をもつ“こじらせ女子”だ。老後の生活もすでに準備しており、自らの仕事に対する責任が強く、ハードワークをこなす一方で他人に対しても厳しいクレーマー気質の持ち主でもある。そんな主人公の2人は、出会った直後から何故か喧嘩が絶えないが、実は似た部分も多くある。さらに大介の父親・永里陽三役には、抜群の存在感と深みのある演技で幅広い世代から愛される西田さんが配役。5年ぶりに突然息子のもとに現れ、半ば強引に家に転がり込み、息子の“ひとりきり”の聖域に土足で踏み込み、優雅なはずの独身ライフをひっかきまわしていくが、やがて大介に“家族”を持つことの素晴らしさを伝えてゆく。本作でしか見られない「香取×西田」の“親子バトル”は必見だ。一方、愛する娘・葉菜子の将来を優しく見守る母親・熊谷律子役には、エイジレスな魅力と独特なスタイルで多くの女性を魅了し続ける風吹さんが決定。“自分の人生を謳歌するため”にリタイアし、軽井沢暮らしを始めた夫と別居生活を始め、誰にも相談せず、すぐさま行動に移してゆく生き方は、時として“本当の家族の在り方”を真っ直ぐに伝えてゆく。今作の出演に際して主演の香取さんは「この作品の主人公は“僕”そのもの。僕も(大介と)同じく、結婚できない男。ただ、今回の役作りに関して言うと、僕の周りにはいい資料がたくさんいます。中居正広しかり、草なぎ、稲垣…それぞれのタイプの結婚できない男たちをたくさん身近で見てきましたので(笑)、メンバーの皆のそれぞれの要素を役立てられたらと思います!」と、SMAPのメンバー含め自虐(?)混じりのコメントで意気込みを語った。香取さんがどんなこじらせっぷりを披露するのか、放送を楽しみに待ちたい。「家族ノカタチ」は、2016年1月毎週日曜日21時よりTBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年11月12日代官山のギャラリー スピーク フォー(GALLERY SPEAK FOR)で、アーティストユニットのソフィー エ ショコラによる個展「Sparkle days」が開催される。会期は11月27日から12月9日まで。代官山のショップ・カーリーコレクション(Curly Collection)の元デザイナー、畑中京子と小野寺千絵子が2010年に立ち上げたソフィー エ ショコラは、“フレンチガールズ ヴィンテージ”をテーマに据え、アート感覚の雑貨とファッションアイテムを創り続けているユニット。パステルカラーや水玉模様をミックスさせたり、華やかなキラキラ素材をふんだんに取り入れたビジュー感を持つアイテムは、女性ファンも多い。本展は同ユニットの約1年ぶりとなる個展で、「クリスマスが始まる前のきらめく女の子の気持ちを表現」するべく、「ケーキ屋さんや洋服屋さん、花屋さんなどのショップ巡りとそこでの出会い」をテーマに、オリジナルのアートワークや新作雑貨類を中心に展示。ギフトとしてすぐ使える自薦アイテムを紹介する。さらに描きおろし新作のキャンバス画やドローイング、コラージュワーク、写真など約40点を展示・販売。毎年人気の1点もののポーチやスウェット、靴下、ストール、キャンドルなどの新作アイテムや定番商品のみならず、人気イラストレーターとのコラボ作品も多数販売する。【イベント情報】「ソフィー エ ショコラSparkle days」会場:ギャラリースピークフォー住所:東京都渋谷区猿楽町28-2 SPEAK FOR 2階会期:11月27日~12月9日時間:11時~19時(最終日のみ18時)休館日:木曜日
2015年11月10日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、「ドン・キホーテ」の舞台として知られるスペインのラ・マンチャ地方に移住した画家の個展「阿部 幸洋 展」を開催する。会期は12月2日~12月9日。開館時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、阿部幸洋の新作を中心に、油彩と版画作品を展示販売するもの。阿部氏は、1980年に日本を離れ、セルバンテスの名作「ドン・キホーテ」の舞台として有名なスペイン中心部に位置する歴史的な地域、ラ・マンチャ地方に移住。一日のほとんどの時間をアトリエで過ごしているという。1951年福島県に生まれ、美術研究所にて油絵を学び、スペインに移り住んでからは銅版画も手掛けている阿部氏の作品にあるのは、「光」とそのキャンバス内に浮遊する「空気感」だという。阿部氏は、モチーフとなっている家や丘や空を、光の変化によって浮かび上がる情景としてとらえ、観る側の想像を掻き立てる叙情的な世界観を描き続けている。単調な色彩から見て取れる光の変化には、画材や技法、筆致の徹底した追求と共に、高度な美質を目指す職人的な仕事ぶりを垣間見る事が出来るということだ。また、2014年10月に開催された、スペイン・トメジョーソのアントニオ・ロペス・トーレス美術館での展覧会では、阿部氏の作品は表現こそ異なるものの、地元で敬愛される歴代の作家たちの作品のように、その土地と光を感じさせ相通じるものがあるという評価を得たということだ。
2015年11月05日「SMAP」の香取慎吾と稲垣吾郎が、2人そろって「anan」1978号の表紙に登場。「観るといい映画」と題された特集にて、映画について語り合った貴重な対談が掲載されていることが分かった。また本誌では、事務所の後輩にあたる玉森裕太の主演作『レインツリーの国』をはじめ、いま注目の映画を多数紹介。香取さんといえば、絶賛公開中の三谷幸喜脚本・監督最新作『ギャラクシー街道』にて主人公、ハンバーガー店主・ノアを熱演。ヒロイン役の綾瀬はるかを筆頭に小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、大竹しのぶ、西田敏行ら豪華俳優陣との共演で話題を呼んでいる。そして稲垣さんは、「anan」の映画評連載「シネマナビ!」にて毎週映画を紹介。そんな“映画”に縁深い2人を迎え今回の「映画」特集が実現した。実は1年前、同じ映画特集では「SMAP」5人で表紙に登場。今回は香取さんと稲垣さんというコンビに、5人で撮影したときの圧倒的な存在感とも、1人のときの雰囲気とも違う、2人ならではの世界観で撮影は行われたそうだ。そして、本誌内では「観るといい映画」と題し洋画・邦画あわせて全39本の映画を紹介。香取さんと稲垣さんの事務所の後輩にあたる「Kis-My-Ft2」玉森裕太の主演作『レインツリーの国』や、そして、「NEWS」加藤シゲアキの原作を初主演となる「Hey! Say! JUMP」中島裕翔を迎えて実写化する『ピンクとグレー』など、2人と縁深い作品がズラリ。生田斗真と「Hey! Say! JUMP」山田涼介が共演する『グラスホッパー』では、先輩後輩の対談も掲載されているという。そのほか、西島秀俊主演、ビートたけしとの競演が注目の的の『劇場版 MOZU』、元極道の司法書士が活躍する人気漫画を映画化した田中圭主演作『劇場版 びったれ!!!』など今後公開の注目邦画が目白押し。さらに、世界中から熱い視線が注がれている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も16ページに渡って掲載。ファン必見の保存版となりそうだ。「anan」1978号は11月4日(水)より発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日「SMAP」の草なぎ剛と香取慎吾がDJを務めるラジオ番組、bayfm78「SMAP POWER SPLASH」が、放送20周年記念と、香取さん主演最新作『ギャラクシー街道』の公開を記念し、「ギャラクシー街道公開記念スペシャル SMAP POWER SPLASH」と題して初の公開生放送を実施。原宿のスタジオ前には2人をひと目見ようと大勢のファンが詰めかけた。「SMAP POWER SPLASH」(毎週日曜日19:00~19:52放送中)は今年で放送20周年を迎えるが、その歴史の中で公開生放送が行われたのは今回が初めて。そんな記念すべき放送とあって、公開生放送の実施は当日告知されたにもかかわらず、大勢のファンが集結。香取さんは「20周年で何かやろうとは言ってたけど、急すぎない?」とびっくりしつつ、「いつもよりちゃんとしてる。思ってたよりもとんでもない規模!」と大興奮。草なぎさんも「あたふたしてます」と番組初の公開生放送に興奮した様子だった。また、全国433スクリーンで公開がスタートした『ギャラクシー街道』について香取さんが草なぎさんに質問すると、草なぎさんはまだ観ていないことを告白。「観に行かないでしょ?」と聞かれると「絶対行く!」と宣言し、「まだ観てないけど、慎吾がかっこいい。衣装がオシャレ。スペイシー」と語った。番組中2人は集まってくれたファンに、立ち上がって手を振るなど終始大サービス。昨日行われた本作の初日舞台挨拶にて、香取さんが劇中のラブシーンになぞらえ「今後、街で僕に会ったときは指を合わせてもらえますか?」と発言したことを受け、集まったファンが人差し指を立てると、香取さんもスタジオの中から人差し指を立ててファンに応える一幕も。草なぎさんも合わせて人差し指を立て、また香取さんと指を合わせると、まるで劇中の一場面が再現されたようだった。さらに、本作の三谷幸喜監督も電話で番組に生出演。三谷監督のゲスト出演は5か月ぶり。公開が始まった感想を聞かれた三谷監督は、「あまり実感がわいていなかったけど、犬の散歩をしてたら映画を観た人に2回出会えてやっと実感した。うれしかった」と述べ、監督自身、改めて映画館で本作を観たいということで香取さんに「映画館へ一緒に観に行きましょう」と誘うと香取は「(まだ観ていない)つよぽんと」と、3人で観に行くことを約束した。その後、リスナーから送ってもらった歌詞に草なぎさんがギターで曲をつけて2人で歌う番組恒例の「即興ソング」のコーナーでは、本作をイメージした歌詞がリスナーから到着。2人の即興ソングにスタジオ前では大拍手が起こった。さらに「番組20周年記念ソングシンツヨBEONRIGHT!」の生歌披露もあり、ファンは大熱狂。スタジオ前には、たまたま近くに訪れていた名古屋や香港からのファンも多く見られ、中には2人のトークに思わず号泣するファンも。2人は原宿の思い出を語るなど終始なごやかな雰囲気で番組は進み、あっという間の約50分となった。『ギャラクシー街道』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャラクシー街道 2015年10月24日より全国東宝系にて公開(C) 2015 フジテレビ 東宝
2015年10月26日サンフランシスコを拠点に活動するアーティスト、ベン・ヴェノム(Ben Venom)の日本初個展となる「Don’t Tread on Me」が、10月30日から11月28日まで東京・青山にあるhpgrpギャラリー トウキョウ(GALLERY TOKYO)にて開催される。ベン・ヴェノムは、アウトロー的なイメージとキルトという一見相反する要素を融合した作品を生み出しているアーティスト。キルトという統一感のある作品に、すでに着用しなくなったジーンズやへヴィメタルシャツなどのリサイクル素材を縫い付けることで、インパクトのあるビジュアルによる攻撃性とキルトの温かみや安心感、ヘヴィメタルやバイカーといった男性的な世界観と刺繍という女性的な文化などの相反する要素を共存させている。また、作品はファインアート、クラフティング、カウンターカルチャーの3つの世界を体現している。7月25日から9月13日までドイツ・ブッテンハイムにあるリーバイ・ストラウス ミュージアムにて展覧会を開催していたベン・ヴェノム。日本初の個展となる同展では、リーバイス(Levi’s)とのコラボレーションによるトラッカージャケットが2点展示される。同コラボレーションは、地球への負荷を最小限に抑えるために環境に配慮した製造工程を実行する両者のサステイナブルな精神が合致したことにより実現した。【イベント情報】「Don’t Tread on Me」会場:hpgrpギャラリー トウキョウ住所:東京都港区南青山5-7-17 小原流開館地下1階会期:10月30日~11月28日時間:12:00~20:00休館日:月曜、毎月最終日曜
2015年10月25日三谷幸喜監督の最新作『ギャラクシー街道』が10月24日(土)に公開初日を迎え、三谷監督ほか、主演の香取慎吾、綾瀬はるか、小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、大竹しのぶ、西田敏行が登壇した豪華舞台挨拶が全国126スクリーンに中継された。本作は、宇宙の片隅にあるハンバーガーショップを舞台に、そこで働く宇宙人夫婦と、彼らをとりまく“宇宙人”模様を描いたスペース・ロマンチックコメディ。宇宙人ノアを演じた香取さんは、映画の中に登場する、ちょっぴりエッチなあるシーンにちなみ、「直接触れることはできないんですが、皆さん、(人差し)指を出してください」と呼びかけると、自身も人差し指を観客に向け、「ああ…!皆さんと一緒に、この『ギャラクシー街道』を感じることができました(笑)」とニヤリと笑い、場内を悲鳴と歓声の嵐に。さらに、「今後、街で会った時は、『握手してください』じゃなく、『指を合わせてもらえますか?』と言ってもらえれば」と煽り、女性ファンの心を鷲づかみにしていた。そんな香取さんだが、司会を務めたフジテレビの笠井信輔アナウンサーから「観終わった後に強烈に残るのは、遠藤さんの出産シーン!主演として遠藤さんの怪演をどう思いましたか?」と水を向けられると、「羨ましいですよ。一生に一度あるかないか…いや、一度もないでしょう、出産シーンなんて!」と、綾瀬さん演じるノエの子供を身ごもり、バニーガール姿で出産するというシーンを演じた遠藤さんに嫉妬心をあらわに。「あんなに吹いちゃいそうになることってないんですけど、さすがにつらかった(笑)」「しかも、撮影の合間に僕と話す時も、(遠藤さんが)バニーガールの衣装の胸元を直しながら、『で、香取くんはあと何日ぐらいなの?』って!」と、遠藤さんに撮影中も休憩中も笑わされていた様子を暴露。それに対し、遠藤さんは「出産できると聞いて、即、飛び込みました。ただ、衣装合わせに行ったらいきなりあの格好(バニーガール)をさせられて」と回想。すると、三谷監督がすかさず「でも、あの衣装になったのは、遠藤さんから『足が自慢なので、足を見せたい。背中も見せたい』という話があったからなんですよ」と明かし、「俺、そんなこと一言も言ってないよ!」と否定する遠藤さんを尻目に、香取さんも三谷監督も「すごい綺麗だった!」と絶賛して笑いを巻き起こしていた。『ギャラクシー街道』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャラクシー街道 2015年10月24日より全国東宝系にて公開(C) 2015 フジテレビ 東宝
2015年10月25日