みなさんは『ブラックフライデー』という言葉を聞いたことがありますか?アメリカなど海外ではスーパーセールが始まる日でもあり、最近日本にも普及しつつあります。そんなブラックフライデーなど、ザ・アメリカンなウィンターホリデーを体験すべく、アメリカ・シカゴに行ってきました! 3回にわけてレポートする初回は、Thanksgiving Dayやクリスマス体験! あの有名ブランドが半額で購入できるなど、ショッピング好きにもお得な、U.S.A.!な情報をお届けします。写真・Miki Takahira(5,6,7,8,10枚目除く)アメリカの感謝祭(Thanksgiving Day)を体験してみたアメリカでは、11月の第4木曜日は感謝祭(Thanksgiving Day)といって、日本のお正月のように家族や友人が集まって一同にお祝いをする、祝日です。神の恵みに感謝してともにごちそうをいただいたことから始まりましたが、今では大切な家族行事となり、町中のショップやデパートはお休みになります。家族で過ごすだけでなく、各地でパレードなども盛んです。シカゴでも『Dan’s Thanksgiving Day Parade』が行われ、雨宮もアメリカのThanksgiving Dayを体験すべく見てきました。パレードは、朝の8時から数時間かけて行われます。バレエダンサーやイケメン剣士、世界の民族衣装を纏った人々や、馬に乗った人々などのさまざまダンスやパフォーマンスを見られます。地元高校生のマーチングバンドなども加わり盛大に行われます。Thanksgiving Dayには特別なお料理をこの日は七面鳥やパンプキンパイを食べるのが習慣となっています。観光客だからアメリカのご家庭でワイワイお食事は体験できない……?でも大丈夫です。ホテルやレストランでThanksgiving Day用のお料理を手軽にいただけちゃうのです。『Trump International Hotel & Tower』の16階にある『Terrace 16』でお祝い用のビュッフェランチをいただきました。見晴らしもよくご飯もおいしいです。ビュッフェ台にはパンプキンやアイシングクッキーも添えられて、ホリデー気分が盛り上がります!誘惑に負けて七面鳥ではなく、アメリカンなステーキを食べているのはご愛嬌(笑)。夜はザ・アメリカンなThanksgiving Day Dinner夜はもう少しアメリカンなお祝いを。『Bub City』ではThanksgiving Day Dinnerとして一人34.95ドル(約¥4,020)で前菜、お肉、パイなどのセットメニューをいただけました。普段はウィスキーバーとしてスポーツ観戦をしながらお食事も楽しめるレストランです。写真は4人盛りですがすごいボリューム(笑)。ターキーには定番のグレービーソースとクランベリーソースを添えていただきます(写真左下)。もちろんパンプキンパイもいただきました(写真右下)。さぁ、お腹もいっぱいになったところで、この日のディナーが終わるころから、お楽しみのビッグセールがスタートしますよ!!ブラックフライデーとは最近、海外ショッピングのウェブサイトなどで見かけるようになった『ブラックフライデー』という言葉。アメリカで毎年11月の第4金曜日から行われるセールイベントのことで、アメリカ合衆国の感謝祭(Thanksgiving Day) 翌日に開催されます。日本でいうとお正月のバーゲン商戦と同じような感じです。Thanksgiving Dayの木曜日夜から金曜日にかけてオールナイトでお店がオープンするところも多く、たくさんの人がバーゲン品を求めてショッピングに繰り出します。ということで今回はオールナイトでオープンしている『Fashion Outlets of Chicago』へ!ここではGUCCIやPRADAなどのハイブランドからUGGやNIKEなどカジュアルブランドまでさまざまなものが揃います。夜中12時をまわれど大勢の人に驚きです。戦利品は!!深夜12時を過ぎてのショッピングはなんだか不思議ですが、セールはうれしい!雨宮は、元値が90ドルのナイキのスニーカーを42.99ドル(約¥5,000)と半額以下で手に入れました♪ パンツに合わせたいかわいいエアーマックスです。アメリカで買いたいコンバースちなみにこのショッピングストアにはコンバースもあります。古着好きやオシャレさんにおすすめしたいのは、海外でしか買えない『Chuck Taylor All Star ‘70』。本場のアメリカ『CONVERSE USA』が企画する、1960~70年代のチャックテイラー(オールスター)の復刻版でヴィンテージモデルです。爪先が細くシャープに見えるのと、後ろについているロゴや箱も赤箱だったりといろいろと日本規格のものとは異なります。ソールも分厚くインソールのクッション製もよく履き心地も抜群! 爪先が少し上にそり上がっていたり、ステッチも日本デザインとは異なる部分に入っていたりと、オシャレさんが欲しがる一足です。人気の黒や白はそのままの値段でしたが、型番や色によっては日本では手に入らない貴重価値のあるコンバースも値下がりしていたので、ぜひブラックフライデー時期にもチェックしてみて下さいね。シカゴ市内もバーゲン祭りシカゴの『ループ』と呼ばれる中心街エリア。シカゴ劇場もあり、夜は煌びやかな街となります。このエリアにはアメリカでも有名なデパート『メイシーズ』もあり、ショッピングにもピッタリ! ラルフローレンやケイトスペード、各種サングラス、コスメなどブランド品もチェックできます。特に、ずらりと並んだベッドリネンが、白レースや海外ならではのデザインと色でとってもかわいい! 雨宮は60%オフとお得に購入できました。アメリカだけあって、シングルサイズは少ないのでツイン以上がほしい方にピッタリです。さらに『メイシーズ』の周りにも多くの路面店やショップが並び、このブラックフライデー時期は歩いていて楽しいです。お店によってはお祭り騒ぎとなり、DJが入ってノリノリのところもありました。よりショッピングの血が騒ぎます(笑)。メイシーズから徒歩3分ほどにある『NORDSTROM rack』というショッピングストアでは『MARC JACOBS』の鞄が半額に! こちらのクラシカルでシンプルな鞄は220ドル(約¥25,000)とすごくお得にブランド品をゲットできました。このショップでは日本の高級デパートにも入っているアメリカ発ブランケットブランド『ベアフットドリームズ』も半額で販売していたりと、掘り出しものがたくさん見つかりそうです! 雨宮がハワイで¥12,000ほどで購入したデザインの色違いも半額の¥6,000ほどで売ってました!クリスマスツリーが見えるレストランも先に紹介した『メイシーズ』の7階にある『The Walnut Room』ではクリスマスツリーを眺めながらお食事もいただけます。この日は野菜やミートローフ、ステーキ、スープなどが並ぶビュッフェ(25.95ドル・約¥3,000)をいただきました。ホリデーのカップつきシャンパンもあります(8.95ドル・約¥1,030)。コスパもよく、お料理もいろいろと楽しめるので、お買い物と合わせてクリスマス気分を味わうのにおすすめのレストランです。クリスマスマーケットも開催!メイシーズから徒歩10分ほどの広場にて、『Christkindlmarket Chicago』というクリスマスマーケットがクリスマスの日まで約1か月間、開かれています。ヨーロッパからの出店も多く、かわいいオーナメントもここでは購入できます。週末はとっても混み合うので平日に行くのがいいかもしれませんね。おすすめは、限定カップに注がれたホットチョコレートなど。カップがかわいく、持ち帰れるのでいい思い出にもなります。シカゴのこの時期はマイナス1℃にもなるほど寒いので暖かい飲物で体を癒しましょう。(左、8ドル/約¥920右、9ドル/約¥1,035※ドリンク1杯つき)町中はいたるところに大きなクリスマスツリーが飾られ、道にはイルミネーションがキラキラと輝きます。Thanksgiving Dayはアメリカの家庭のものかと思いきや、観光客も存分に楽しめるイベントでした。この時期に旅行すると日本とはまた違う豪華で煌びやかなホリデーシーズンをアメリカでは体験できます。シカゴは都会にも関わらず、名所がギュッとつまっているので歩いて周れるのも便利です。大都市に比べて人ごみにまみれることもなく、いろいろと楽しめるので特に人気のこのシーズンはのんびりと過ごせておすすめです。お得にショッピングも楽しめるので、ぜひアメリカのシカゴでホリデー体験をしてみてはいかがでしょうか。いつもとは違うU.S.A.を楽しめますよ!レートは2018年11月時点
2018年12月15日2014年に宝塚歌劇100周年を記念して上演され、7万人を動員した、世界初・女性キャストのみの宝塚歌劇OGバージョン『CHICAGO』が、7月9日(土)に神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場大ホールで開幕。NY、東京、大阪を巡るワールドツアーが開催される。本番を間近に、代表曲を抜粋した公開稽古が行われた。宝塚歌劇OGバージョン『CHICAGO』チケット情報まず、序曲『Overture』~『All That Jazz』では、和央ようか演じるヴェルマが舞台中央から艶やかに登場。朝海ひかる演じるロキシーが愛人を殺害する、本作でも代表的な曲が披露された。続いては、麻路さきが演じる、大金を積めば無罪にしてくれるという敏腕弁護士・ビリーの登場シーン。大きな羽根扇に囲まれて『All I Care About』を歌う姿はビリーという人物を一瞬で印象付ける、大胆で華やかな演出だ。姿月あさと演じるビリーが、大和悠河演じるロキシーをマリオネットに見立て、記者会見で腹話術のように歌う『We Both Reached For The Gun』は、映画版でも印象的なシーンのひとつ。その記者会見によって朝海ひかる演じるロキシーが一躍スターダムに上り詰め、「私、スターよ!」と喜びを歌い上げる『Roxie』では、朝海の滑らかに動くセクシーな腰も見どころだ。ビリーがいかに法廷、世間を支配しているかを歌い上げるナンバー『Razzle Dazzle』は、峰さを理演じるビリーがダンサーを支配していく姿に圧倒的存在感が漂う。公開稽古の最後には、NY公演でのみ上演する『タカラヅカ・アンコール』より『すみれの花咲くころ』を。宝塚歌劇団の演出家・三木章雄が今回のためだけに構成したレビューショーは、初風諄の美しい歌声の中、キャストが全員登場。純白の羽根扇が美しく舞い、宝塚歌劇の伝統と歴史の華が披露された。レビューショーは、横浜公演でのお見送りセレモニーで一部上演予定。公開稽古後に行われた囲み取材では、峰が「ワクワク感と緊張感が混ざった感じ。よりいい空気感が出るように、アンサンブルも含めて一緒に上がっていきたい」と話すと、麻路も「ずっとこのまま続いててほしいなって思うほど、稽古場でのひとときが楽しい。久しぶりに男役をやれて幸せ」と笑顔に。『タカラヅカ・アンコール』では、その日のメインキャストが羽根を背負う演出もあるそうで「ぜひNYまで観にいらしてください!」(朝海)と盛り上げた。最後に峰は「アンサンブルの中には私が退団してから生まれた方もいるんですけど、魂がやっぱり同じなんだなってひしひしと感じます。そこに退団後の経験が上乗せされているので、OG公演は魅力がある」と話し、公演への期待を高めた。主要キャストはダブルキャストもしくはトリプルキャスト。公演は、7月9日(土)から14日(木)のKAAT 神奈川芸術劇場大ホールを皮切りに、7月20日(水)から24日(日)にはNYで上演。8月に東京・大阪公演を行う。撮影・取材・文:中川實穗
2016年07月04日2014年に宝塚OGが世界初・女性キャストのみで上演したミュージカル『CHICAGO』。歴代トップスターをはじめ、華やかかつ実力のあるメンバーが、ブロードウェイのクリエイティブ陣と作り上げたこの舞台は大きな評判となった。この際の好評を受け、今夏、NYリンカーン・センター・フェスティバルでの公演が決定。横浜、NY、東京、大阪のワールドツアーとなる。5月11日、その制作発表が行われた。ブロードウェイミュージカル「シカゴ」宝塚歌劇OGバージョン チケット情報1920年代のシカゴを舞台に、殺人すらもチャンスに変えようとする野心溢れるヴェルマ、ロキシーら悪女たちと、悪徳弁護士ビリーを中心とした、スキャンダラスな物語。ジャズナンバーとクールなダンスに彩られたミュージカルだ。ブロードウェイでは今年ロングラン20周年を迎え、今も絶賛上演中のため、宝塚OG版が上陸する7月にはNYでふたつの『CHICAGO』が同時上演されることになる。会見にはビリー役の峰さを理、姿月あさと、ヴェルマ役の湖月わたる、水夏希、ロキシー役の大和悠河が出席。「NYに行くことは今からドキドキワクワク。本場でどう受け止められるのか、楽しみだし、怖くもある。緊張感を持って挑みたい」と語るのは峰。2014年の宝塚OG版初演に際し、ブロードウェイの劇場に赴き「女性のみのCHICAGO」の上演を発表した姿月は「NYの方々に、女性が男性の扮装をすることに大変興味を持ってもらった。私たちの公演を受けて、ブロードウェイでもビリー(男性)役をやりたいという女優が出て来たら面白いね、と言われました。それほど、世界的にもチャレンジな公演です」と話す。また「宝塚ではスパンコールにラインストーン、これでもかというくらい華やかな衣裳と照明と装置でやってきたのに対し、この作品は衣裳も黒のワンピース1枚、セットもシンプル。自分の身ひとつで表現する怖さ、難しさを感じました。でも改めて、その怖さに今回も向きあいたい」(水)と語るように、彼女らにとっても挑戦の舞台となった。だが宝塚OG版の強みは、「ジェントルマン(男役)のかっこよさと、レディース(女役)の美しさ。そして団結力。これは絶対に世界に通用する」(湖月)、「どの『CHICAGO』より美しく、エレガントなものになる」(大和)。世界に『CHICAGO』は数多ある中、ここにしかない宝塚OGの『CHICAGO』をお見逃しなく。なお、NY公演では終演後、レビューショー『タカラヅカ・アンコール』が上演される。「せっかくトップスター経験者だらけ。彼女らが出身した宝塚というところがどんな場所か、一端でもいいから見せられるショーに」(演出・三木章雄)とのこと、こちらも必見だ。主要キャストはダブルキャストもしくはトリプルキャスト。ほかにビリー役に麻路さき、ヴェルマ役に和央ようか、ロキシー役に朝海ひかる。公演は7月9日(土)から14日(木)のKAAT 神奈川芸術劇場大ホールを皮切りに、7月20日(水)から24日(日)にはNYのデビット・H・コーク・シアターで上演。その後8月に東京・大阪公演を行う。国内チケットの一般発売は5月21日(土)より。
2016年05月13日宝塚歌劇100周年を記念し、宝塚OGが<世界初の女性のみ>のキャストで上演するブロードウェイ・ミュージカル『CHICAGO』がまもなく開幕する。10月30日、舞台稽古中の出演者たちが意気込みを語った。『CHICAGO』はブロードウェイでは1996年のリバイバル版初演から17年以上のロングランを続けている、名作中の名作。殺人すらもスターダムにのし上がっていくための材料とする野心あふれる女性たちと、彼女らを操る悪徳敏腕弁護士が織り成す、ブラックでセクシーでコミカルな物語だ。『オール・ザット・ジャズ』など全編を彩るオシャレなジャズナンバーに加え、なんと言っても“フォッシー・スタイル”と呼ばれるボブ・フォッシー振付によるクールなダンスが作品の魅力のである。初日を目前にした出演者たちはそれぞれ「ド緊張しました」(和央ようか)、「宝塚100年の歴史の上に、このブロードウェイ作品『CHICAGO』がコラボレーションしている。それを目の当たりにしてとてもエキサイティング」(湖月わたる)等々、現在の心境を語った。ビリー役は羽根に囲まれるシーンがあるが、元トップスターたちにはお手のものだったようで「振付のゲイリー・クリストさんたちに“これだけ羽根の似合うビリーは初めて見た”といわれました」(峰さを理)といった話も。またブロードウェイスタッフも「最初に企画を訊いたときはどうなることかと思ったけど、こんなに楽しめるものになるとは、と仰っていました」(麻路さき)と好評だったことを明かしていた。メインキャストはいずれもトリプルキャスト。悪徳弁護士ビリー・フリン役は、峰さを理、麻路さき、姿月あさと。浮気をした夫と妹を殺害した罪で収監されているヴェルマ・ケリー役は和央ようか、湖月わたる、水夏希。愛人を殺したキュートな犯罪者ロキシー・ハートは朝海ひかる、貴城けい、大和悠河。いずれも元トップスター。彼女らが魅せるセクシーでスキャンダラスな世界をお楽しみに。公演は11月1日(土)から9日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて。その後大阪公演、愛知公演を経て、12月に東京凱旋公演を行う。
2014年10月31日アメリカ・ニューヨークにおいて16年以上のロングランを続ける大ヒットミュージカル『CHICAGO』が、8月30日、東京・赤坂ACTシアターにて開幕した。公演前には、出演者の米倉涼子、アムラ=フェイ・ライト、トニー・ヤズベックの3人が囲み取材に応じた。ミュージカル『CHICAGO』チケット情報舞台は1920年代後期のシカゴ。ナイトクラブのダンサーであるロキシー(米倉)は、愛人を殺した罪で投獄されることに。そこで待ち受けていたのは、自らの罪を正当化しようとする女囚人たち。中でも夫と妹を殺害したヴェルマ・ケリー(ライト)は、マスコミによって囚人とは思えぬスター的立場にあった。そんなヴェルマの弁護士を務めるのが、敏腕で知られるビリー・フリン(ヤズベック)。ヴェルマに負けじとビリーを雇ったロキシーは、彼の力を借り、世間の注目を集めるようになる。日本国内においては、米倉を主演に、2008年、2010年と日本語版が上演されてきた『CHICAGO』。今年7月には、米倉が単身ブロードウェイへ。アジア系女優として初めてロキシー役に挑んだ。そして本作は、米倉の凱旋公演とも言える全編英語版での上演。アメリカ版カンパニーのキャストにまったく引けを取らない、米倉の歌、ダンス、英語力に、劇場を埋め尽くした観客たちは終始魅了されていた。舞台を縁取るように作られた額縁のセット。まるでこの物語が、すべて虚飾で彩られた作り物であるかのよう。だがその毒、嘘、欺瞞こそ、『CHICAGO』の世界。ロキシーとヴェルマは自らの虚栄心のために、ビリーは自らの名声と金のために、それらを駆使する。だがそれらに翻弄されるのも彼女らであり、その姿は最高にコメディである。そして本作を一流のエンターテインメントへと昇華させているのが、「ALL THAT JAZZ」や「RAZZLE DAZZLE」といった珠玉のミュージカルナンバー。さらには黒一色のスタイリッシュな衣裳に身を包んだ、俳優たちのダンスとパフォーマンス。シンプルゆえに難易度の高い作品だけに、ブロードウェイの底力を見せつけられた気がした。囲み取材で米倉は、「やり切った感というよりは、自分の未熟さの方が大きい」と明かす。しかし共演者のライト、ヤズベックのふたりから聞かれたのは、「涼子のロキシーは素晴らしい」という絶賛の声。すると米倉は、「皆さんに引っ張ってもらっている感じです。そういった意味ではすごくいい影響を与えてくれているので、やっていてとても楽しい」と笑顔をこぼす。本場の舞台に立ち、さらなる飛躍を遂げた米倉。その確かな成果を、ステージ上の米倉に見た。公演は9月16日(日)まで東京・赤坂ACTシアターにて上演。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年08月31日