少女コミックもいいけれど、たまには大人の恋愛コミックで、等身大の恋を楽しんでみませんか? 仕事と恋のはざまで揺れる、大人のためのリアルな恋愛コミックを3冊ご紹介。どの作品も内容もさることながら、独特なタッチのイラストもステキ。■引っ越し先で起きる大人の恋の話「グランメゾンむらさきばし」南Q太タイトルにもなっている「グランメゾンむらさきばし」という集合住宅が物語の舞台。その集合住宅に越してきたばかりの39才、子持ちの美穂。引っ越し先では、いまの時代には珍しいご近所付きあいが展開されます。幼稚園児をかかえるシングルファザーや、小学生の女の子をもつ気のよさそうなおばさん、個性的な髪型のフランス人、少しかわっている漫画家などさまざまな人たちが登場。美人な美穂に、シングルファザーの男性が好意を寄せます。両思いになれるのか、とても微妙な間合いが描かれています。なにやら訳ありな人間模様とともに、恋愛が繰り広げられていく。これからの展開が楽しみな一冊です。■主人公の愛への正直さを表現「南瓜とマヨネーズ」魚喃キリコ同棲(どうせい)を始めて1年半になる現在の彼氏「せいちゃん」との日常に、昔つき合った「ハギオ」との思いでが重なります。何気ない生活のなかで、自分の行動を「せいちゃん」のせいにしている自分。そんな自分と向き合う主人公の心情を軸に話は進みます。納得がいかない「せいちゃん」の行動に、「ハギオ」だったら…と考えてしまい、つい「せいちゃん」に八つ当たり。「ハギオ」との関係は決して良いことだけではなかったのに、どうしてこんなにも思い出があふれてしまうのだろう。結局いまを選んでいるのは自分。どうすべきかを悩みながらも進んでいく、心の葛藤が繊細に描かれています。■夫婦の関係性をオシャレなタッチで描いた「西荻夫婦」やまだないと結婚7年目のとある夫婦のゆるやかな生活が、オシャレなタッチで描かれています。漫画家である夫ナイトーと会社員の妻ミーちゃん。お互い仕事をもっており、誰から見てもステキな夫婦。ところが実際は夫婦であるのに孤独を感じていたり、パートナーに言えないひみつのことがあったり…。人間は一方向だけでなく別の角度からみてみると、何やら違ったものが現れる、と気付かされる内容です。日常のなかでふと愛の本質について考えさせられる3冊。これらの作品を読んで、大人の恋愛とは何なのか追及してみませんか。
2016年01月20日IDC Japanは1月6日、国内のデータセンター(DC)の保守運用コストに関する調査結果を発表した。この調査では、データセンターの規模や設備仕様の違いが、保守運用コストにどのような影響を与えているのかを分析している。調査対象としたコストの範囲は、データセンター設備の保守や運用管理にかかる人件費、データセンター内に設置するIT機器監視のための人件費、およびデータセンターで使用する電気代。IT機器上で稼働するソフトウェアの運用人件費や土地、建物の賃料/管理費は含まれていない。また、分析はコスト総額の比較ではなく、サーバラック1台あたりのコストの比較によって分析を行っている。今回の調査結果によると、データセンターが大きくなるほど、サーバラックあたりの保守運用コストは減少することが判明した。これはデータセンターの規模が大きいほど、大量のIT機器、空調設備、非常用電源設備などの運用を集中して行うことができるようになるためという。現在、国内において大規模なデータセンターが次々と新設され、小規模なセンターが統廃合されているのは、こうした理由によるものとしている。しかし、ある一定の規模よりもデータセンターが大きくなると、スケールメリットによるコスト削減効果は次第に小さくなることも判明した。具体的には、サーバラックの収容可能台数ベースで1,000台を超えるような規模に達すると、規模をさらに大きくしてもサーバラックあたりの保守運用コストの削減効果は限定的になる。こうした大規模なデータセンターにおいては、運用効率を改善するため、さらなるスケールメリットを追求することはあまり意味がない、ということになるという。国内データセンターサービス市場は競争が激しくなっており、データセンター事業者間での事業統合や買収なども目立つ。2015年12月にはエクイニクスがビットアイルの買収を完了したほか、電力コスト値上がりの懸念、建設コストの高止まりなどの要因により、データセンター投資は次第に投資効果を厳しく問われるようになっている。結果として、データセンター事業者が生き残るためには大規模データセンターにおける運用効率の改善の取り組みが必須になっているという。IDC Japan ITサービスリサーチマネージャーの伊藤未明氏は「大規模データセンターにおいて保守運用コストを削減するためには、電力コストの圧縮が重要である。電力管理システムの整備、電気設備や空調設備の省エネ運転システムの導入などが進むだろう」と指摘している。
2016年01月06日2003年、2014年に上演された人気作再び!というわけで、2016年上演の舞台『コミックジャック-RETURN2016-』パンフレット撮影現場に潜入だ!舞台『コミックジャック-RETURN2016-』チケット情報物語は、自身の描く作品世界に迷い込んでしまった漫画家・天辺麻人が元の世界に戻るべく、主人公のヒーロー・ジンと奔走する冒険活劇譚だ。まずはジンに挑む、伊崎龍次郎さんを直撃。──笑いの絶えない撮影でした。伊崎:衣裳を着ると気持ちが上がって、弾けました!スタッフの皆さんも「ジンがいる!」って言ってくださってすごくうれしかったです。──ジンはどんなキャラクターでしょう。伊崎:ヒーローですがすごく人間味があって、凹むし、酔っ払って愚痴ったりするんです。ぼく自身も弱いところがあるので共感できます。ただ、同時に熱い面もあって、そこも似ていると思うので、めいっぱいジンに心を寄せて魅力的なヒーローを演じたいです。──12月ですが、今年はどんな一年でしたか?伊崎:たくさんの舞台に立たせていただき、激走!の年でした。この作品が、新年最初の舞台になるので、そのまま続けて走っていきたいです。初めて共演する方と初めて立つ劇場と、初めてだらけの新年に向け、今は少しでも役を深めたいです。──皆さんにひとこと、お願いします。伊崎:文字通り、おもちゃ箱をひっくり返したような、楽しい作品世界を楽しんでください!続けて、主演で漫画家・天辺麻人を演じる木戸邑弥さん、登場です。──撮影はいかがでしたか?木戸:ペンを持った手元だけを撮る、という経験は初めてでした。ちょっと恥ずかしかったですが、どんなパンフレットになるのか楽しみです。──夢を諦めない主人公です。木戸:はい!麻人は漫画家として作品のために苦しみますが、僕自身も役のために苦しむことがあって、努力を続けています。だから、もっともっと麻人を知って近づきたいです。同時に座長を務めさせていただきますが、俺についてこい、というタイプではないので(笑)。出演者全員で、いい舞台を創りあげたいと思っています。──12月ですが、今年はどんな一年でしたか?木戸:充実、ですね。映像も舞台もライブも…色々と経験させていただいた一年になりました。「コミックジャック」から始まる2016年も、充実した一年にしたいと思います。──皆さんにひとこと、お願いします。木戸:人気作品なので、前作の方々の思いを継ぎ、僕らは僕らにしかできない舞台を創りあげます。それには、まず僕らが楽しんで、その空気をまるごと観てくださる方々に届けたいと思います。彼らの冒険活劇は、2016年1月20日(水)から27日(水)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて。取材・文/おーちようこ
2015年12月17日ルネサス エレクトロニクスは12月3日、直流(DC)電力を用いる機器向けにUSB Power Delivery(USB PD)の最新規格に対応したコントローラLSI「μPD720251」を発表した。USB PDは、USBケーブルを介して、従来のUSB規格で実現していた最大7.5WのDC供給電力を13倍強となる100W(20V/5A)まで高める規格。これにより、電力供給にUSBケーブルを利用する機器においては、ケーブル1本でデータ通信と電力給電を同時に行うことが可能となる。CPUとして独自の低消費電力コア「RL78」を採用しているほか、フラッシュROM、オシレータ、パワーオンリセット回路なども内蔵しているため、外付け部品の削減が可能。さらに、受電側、給電側などニーズに合わせた各種リファレンスボードも用意しており、カスタマの開発効率を実現する。なお、同製品は、12月よりサンプル価格1000円(税別)でサンプル出荷を開始し、2016年5月より月産100万個で量産を開始することを計画している。また、同製品を搭載した各種リファレンスボードも2016年2月より順次提供が開始される予定だという。
2015年12月03日2015年8月27日(木)に創刊した新しい4コマ雑誌「月刊コミックキューン」(KADOKAWA刊)は、10月27日(火)より無料WEBコミックサイト「ComicWalker」にて連載中の全タイトルの無料配信を開始した。全タイトル無料で、第1話以降も順次配信することが決定している。毎月5日・10日・15日に各タイトル配信予定となっているので、雑誌とあわせてチェックしてみよう。
2015年10月28日ドウシシャは4月27日、デザインDC扇風機のフラッグシップモデル「kamomefan メタルリビングファン(FKLQ-302D)」を発売した。本体カラーはホワイトとブラックの2種類を用意。価格はオープンで、推定市場価格は25,000円前後(税別)。カモメの羽からヒントを得た形状の羽根を採用したDC扇風機。船舶用プロペラメーカー「ナカシマプロペラ」が羽根の設計を担当した。カモメ羽根の形状により、やわらかい風を約13m先まで届けられる。羽根の素材にはやわらかい材質を使用しているため、回転中に羽根がしなる。これにより空気と触れ合う時間が増し、よりやさしい風を送ることができるようになった。アルミ調仕上げの前ガード、職人の手仕上げによるアルミ支柱のヘアライン加工、光沢のあるベースなどデザインにもこだわっている。支柱を付け外しすることで100cmと57cmの2段階に高さが調節可能だ。DCモーターを採用しており、1時間あたりの電気代(目安)は最小0.06円、最大0.54円(27円/kWhにて算出)。最小動作音は11.3dBだ。本体サイズはW34×D28.5×H57 / 100cm、羽根径は30cm。風量は無断階調節、左右自動首振りは30°/60°/90°から選べる。上下角度は、上向き70°/下向き10°まで手動で角度調節可能だ。そのほか、入切タイマー(1/2/4/8H)や12Hオートオフ機能を備える。リモコンおよびアロマケースが付属。
2015年04月27日東芝ホームテクノは4月2日、温度・湿度に連動して風量を自動調節するDC扇風機「F-DL1000」を発表した。発売は4月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は33,000円前後(税別)。「F-DL1000」は、温度と湿度を検知する「デュアルセンサー」を搭載したDC扇風機。あらかじめ選んだ「標準」「強め」「弱め」の3モードそれぞれの範囲内で風量を自動調節する。例えば「弱め」を選択しておくと、微風と弱風で自動運転を行う。リモコン操作により左右20°から90°の範囲内で首振り角度を自由に調整できる機能も搭載した。上下の首振り角度は、上方向が最大40°(自動20°+手動20°)、下方向が16°(手動のみ)。そのほか、室温と湿度の目安を表示するLED表示パネル、吸い込んだ空気を効率よく羽根に誘導する「後ガードリブ」なども新たに採用している。主な仕様は、本体サイズがW370×D370×H799~1,089mm、重量は約5.7kg。消費電力は最小2W、最大16W。運転音(連続)は最小15dB、最大41dB。羽根径は30cm、羽根枚数は17枚(プロペラ7枚+斜流10枚)。東芝ホームテクノは同日、F-DL1000のほかに扇風機6機種を発表した。主な特徴は以下の通り。○F-DLT75、F-DLT65、F-DLT55「F-DLT75」と「F-DLT65」は、9枚羽根を採用したDC扇風機。F-DLT75は「温度センサー」を搭載し、温度変化に応じて「弱め」「強め」の2モードで風量を自動調節する。「F-DLT55」は7枚羽根採用のスタンダードモデル。推定市場価格はF-DLT75が22,000円前後、F-DLT65が16,000円前後、F-DLT55が9,000円前後(いずれも税別)。○F-DPT20「F-DPT20」は、羽根径20cmのコンパクトなDC扇風機。温度センサーを搭載しており、「標準」「弱め」「強め」の3モードで風量を自動調節する。サーキュレーターとして利用できるよう、上向き最大90°まで首振りが可能な「立体ワイド首振り」機能を搭載。そのほか、左右20°から180°の範囲で自由に首振り角度をリモコンから調整できる。推定市場価格は22,000円前後(税別)。○F-DTT50「F-DTT50」は、タワー型のDC扇風機。温度センサーの搭載により、3モードで風量を自動調節する。推定市場価格は18,000円前後(税別)。○F-AWT80「F-AWT80」は、7枚羽根を採用した壁掛けタイプのスタンダードモデル。推定市場価格は9,000円前後(税別)。
2015年04月02日Amazon.co.jpは27日、Kindleストアの新機能として、コミックなどのシリーズ作品を一括購入できる「まとめ買い」サービスの提供を開始した。今回実装された新機能は、巻数の多いコミックなどをまとめ買いできるというのもの。ただしまとめ買いできるのは25冊までで、それ以上の巻数のものは複数のセットで分割される。なお、まとめ買いによる特別な割引などはない。サービス開始時点での提供タイトルは、「進撃の巨人」(講談社刊)、「ONE PIECE」(集英社刊)などを含めてたコミックを中心に、400シリーズ以上が用意される。購入済みのタイトルに関しては対象から除外される。
2015年03月27日日立コンシューマ・マーケティングは3月25日、DC扇風機「HEF-DC50」を含む扇風機6モデルを発表した。発売は4月中旬。HEF-DC50の価格はオープンで、推定市場価格は15,000円前後だ(税別)。○HEF-DC50「HEF-DC50」は、箱から出すとすぐに使える"かんたん"をコンセプトにしたモデルで、このたび新たにラインナップに加わった。羽根やガードを取り付けた状態で梱包しており、ベース(底部)を取り付けるだけで使用できる。そのほか、操作ボタンと表示を大きくして見やすくしたり、本体重量を約2.9kgと軽量化ししたりと、高齢者でも扱いやすくしたのが特徴だ。DCモーターの採用により、風量最小運転時の消費電力が1.6W(左右首振りなし)、風量最大運転時(左右首振りあり)が18Wと、省エネ性能にも優れるとしている。風量は「微風(うちわ風)」から「強風」までの6段階。就寝時の利用に便利な「減灯&消音機能」を搭載している。指が入りにくい「保護リング付ガード」を採用。本体サイズはW36.0×D36.0×H73.0~90.0mm。○HEF-DC3000最大高110.0mmのハイポジションDC扇風機。羽根とガードが取り付け済みなうえ、スタンドとベースが一体になった構造なので、箱から出してすぐに使える。うちわであおぐような微風を実現できる8枚羽根を採用。風量やタイマー、首振りなどよく使う設定をワンタッチで記憶&呼び出しできる「マイメモリー機能」や、1~9時間まで1時間単位で設定できる「切・入同時タイマー」などを搭載。風量は8段階、左右首振り角度は約45°・75°・90°の3段階から選べる。上方向約90°とほぼ真上にも角度を調節できるので、天井付近の空気をかく拌することも可能だ。推定市場価格は23,000円前後(税別)。○HEF-DC1008枚羽根を採用したDC扇風機。風量は6段階で選択可能だ。マイメモリー機能、切・入同時タイマーなどの仕様はHEF-DC3000と同様だ。推定市場価格は18,000円前後(税別)。○HEF-100RとHEF-100M風量4段階のスタンダードモデル。「HEF-100R」はリモコンタイプで、推定市場価格は9,000円前後(税別)。「HEF-100M」は本体操作タイプで、推定市場価格は8,000円前後(税別)。○HSF-DC900DCモーターを採用したスリムファン。約55°の範囲で左右に風を送る。風量は6段階で選択可能だ。液晶表示を採用する。推定市場価格は17,000円前後(税別)。
2015年03月26日Texas Instruments(TI)は、EMIを低減しつつ高い電力変換効率を実現する「ワイド入力電圧範囲」4スイッチ同期整流方式昇降圧DC/DCコントローラ「LM5175」を発表した。同製品は、入力電圧範囲が3.5V~42Vと広く、出力電圧範囲も0.8V~55Vと広くなっているため、出力が数Wから100W程度までの多様な降圧、昇圧、昇降圧電源回路を1デバイスで実現できることから、産業用PC、USB電源、車載ワイヤレス充電、LED照明、電気自動車、バッテリ充電、通信用RFパワーアンプなどの産業、車載機器向けに高い性能を提供する。独自開発のスイッチング制御方式を採用しており、降圧動作と昇圧動作が切り替わる動作遷移領域での変換効率を最大化するとともに、使用するインダクタも1個で済むため、基板実装面積の低減が可能。また、7.5V、2Aの駆動能力を持ったゲート・ドライブ回路により、広い入力電圧範囲でのMOSFETのスイッチ動作の高速化と効率向上を可能としているほか、ピン設定可能なヒカップモード短絡保護機能の選択により、負荷の過電流故障による熱暴走を防止し、熱ストレスを最大でも30%程度にまで低減することが可能だという。なお、同製品はすでに提供を開始しており、1000個受注時の単価(参考価格)は4.25ドルとなっている。
2015年03月24日Texas Instruments(TI)は、最大75WのAC/DCフライバック型電源向けに「待機電力ゼロ」の電源コントローラチップセットを発表した。同チップセットは700V一次側レギュレーション(PSR)フライバックコントローラ「UCC28730」と200V二次側ウェークアップコントローラ「UCC24650」で構成。UCC28730は、最大20Wの標準フライバック電源で追加部品なしで「待機電力ゼロ」を実現。また、アダプティブリレー制御向けのインテリジェントスリープ機能の使用により、最大75Wまで拡張。フォトカプラと関連フィードバック部品を不要にし、総システム・コストの低減と信頼性の向上を実現する。さらに出力コンデンサ容量を半減しながら、無負荷から全負荷までの全ステップで高い出力安定度を維持し、変換効率の向上と基板実装面積の低減を実現。コンバータの負荷状態に適応的に対応し、無負荷時にシステム機能の停止、ACリレー制御への適応、同期整流回路の停止が可能となっている。UCC24650は、Vddやウェークアップ回路への外部クランプ回路を不要にし、5V~24V出力電圧電源との互換性を提供。また、電圧ドループ検出機能により、無負荷から全負荷過渡動作まで高い出力電圧安定度を維持しながら、小型出力コンデンサの使用を可能する。これらの組み合わせにより、高い過渡応答特性と「待機電力ゼロ」を実現。5V~24Vの出力電圧をサポートするとともに、テレビ、家電、ACアダプタ、HVAC(暖房、換気、空調)、ビル・オートメーションシステム向け電源のサイズ低減と効率向上を可能にする。「WEBENCH Power Designer」設計支援ツールに対応し、カスタム設計が可能となっている。TI DesignsリファレンスデザインにはUCC28730とUCC24650チップセット搭載のテスト済み12W、24Vオフライン電源(PMP10927)リファレンスデザインを用意しており、製品開発期間を短縮できる。UCC28730とUCC24650は量産出荷中。UCC28730は7ピンSOICパッケージで供給され1000個受注時の単価(参考価格)は0.45ドル、UCC24650は5ピンSOT-23パッケージで同0.14ドルとなっている。なお、TIはUCC28730とUCC24650のデモを、3月15日~19日に米国ノースカロライナ州シャーロットで開催されるAPEC(Applied Power Electronics Conference and Expo) のTIブースで行う。
2015年03月13日●4チップで最大12OAまで出力が可能なデジタルDC-DCコンバータ米Alteraは米国時間の3月11日、単体で30A、4チップで最大120Aまでの出力が可能なデジタル制御DC-DCコンバータである「EM1130」を発表した。このEM1130に関する説明会が都内で開催されたので、その内容をお届けしたい(Photo01)。まずは簡単に背景を紹介。Alteraは2013年5月に、電源ICなどを手がけていたアナログ半導体ベンダーのEnpirionを買収、同社の製品ラインアップを自社製品に取り込んだ。その後、同社は自社のFPGA向けの電源ソリューションを拡充しており、今回発表されたEM1130はその最新のもの、ということになる。基本、Enpirionは同社のすべてのFPGAに対するソリューションとなっており(Photo02)、これに向けてさまざまな製品がすでにリリースされている。さて、今回のEM1130はハイエンドのPowerSoCに属する製品で、Arria 10やStratix 10に向けたDC-DCコンバータである(Photo03)。Photo03にもあるように、EM1130自身は非常に小さいパッケージに納められており、実装面積の削減に効果的である(Photo04~06)。さて、ではなぜArria/Stratix向けに新製品を出したのか? という理由がこちらである(Photo07)。これらのFPGAを使って、例えばLTEの基地局とかバックボーン向けのアプリケーションを作成するといったケースでは、多数のLEを利用したりInterLakenの様な高速リンクを多数接続したりといった事が考えられる。当然これは膨大な消費電力にそのまま直結するから、これを安定供給できるようにするための電源回路をシステムデザイナーは用意しなければならない。この問題に対するAlteraの回答がEM1130というわけだ。そのEM1130であるが、構造はこんな具合だ(Photo08)。個別の特徴は後述するとして、4.5V~14.5Vの入力電源に対して0.7V~5Vの範囲で、0.5%未満の精度と10mVp-p未満のリップルを保ち、90%近い効率を実現するという、かなり効率の良い製品となっている。まずEfficiecyであるが、もちろん電圧や出力電流値、スイッチング速度によって効率に多少の差はあるものの、競合製品と比較して3~6%の効率改善が可能としている(Photo09)。例えば30A出力のケースでは出力電圧が1Vとすると30Wほどになるが、ここで3~6%というのは1~2Wの節約になる訳で、必要とされるFPGAの数が多いデータセンターなどではトータルすると数百~数千Wの節約に繋がり、これは運用コストの削減にもなるとする。ちなみにスイッチング速度は、システムの負荷変動状況を見ながら、変動が少ない場合にはスイッチング速度を下げて安定した供給を行い、逆に変動が多い場合はスイッチング速度を上げて応答性を上げるといったAdaptive Compensationの機能も搭載されているという。またこの機能を利用することで、例えば外部に接続したコンデンサが劣化してきた場合でも、その特性をある程度まで補償することが可能になるそうだ。その実装面積の話がこちら(Photo10)。EM1130では必要となる周辺回路をすべて内部に統合しているため、必要となる周辺部品を最小限に抑えられる。このため、同じボード面積であれば、より多くの機能を搭載できるようになると説明した。●電圧変更機能により、システムトータルでの電力消費量の低減を実現そのEM1130であるが、動作パラメータなどをPMBusなどを経由して外部から制御できるようになっている。このためのGUIも用意されており、これを使ってテストとか動作パラメータの設定、あるいは後述する複数のEM1130の協調動作の設定なども可能とされる。EM1130そのものは8つのプリセットを保持可能で、このプリセット値をGUI経由で設定/変更できる仕組みだ。次が電圧変動周り(Photo12)であるが、昨今のハイエンドFPGAは動作周波数・消費電力共に汎用プロセッサ並みになってきており、これに伴い電源品質も高いものが求められている。EM1130はこうした目的に十分見合う品質を提供できる、としており副次的な効用として、電源応答の速度が高速なので、チップ周辺に必要となるパスコンの数や容量を減らすことも可能となり、実装面積とBOMの両方も削減できるとしている。また先にちょっと触れたが、EM1130自身を組み合わせて最大120Aまでの出力が可能となっている(Photo13)。この場合、EM1130そのものは全部独立して動作する(どれか1つのEM1130の中のコントローラが、他の3つのEM1130を制御するわけではない)が、Current Share Busを経由して協調動作を行うことになるという話であった。またこの際に、どう協調動作するか(Single Phaseで動作するのか、Multi-Phaseで動作するのか。あるいはMulti-Phaseだとどんな形になるのか)といったパラメータは、Photo11で出てきたGUIで設定できるとの事だった。またちょっと目新しいのが、SmartVIDによる電圧変更である(Photo14)。FPGAもいわゆる半導体だから、定格電圧そのものは決まっているが、実際の動作電圧は定格電圧の範囲の中である程度変化する。定格ぎりぎりで動くものもあれば、ずっと低い電圧で動作するものもあるわけで、この「実際の電圧」にあわせて電圧を変化させられる機能である。最大で40%程度の電力削減が可能というのは、消費電力が電圧の2乗で効いてくる事を考えればそれほど不思議ではない。ただ残念ながらこのSmartVIDは、FPGAの起動時に一度設定されるだけで、動作状況に応じて動的に電圧を変化させる機能は持っていない。これはEM1130が対応しているPMBus 1.2にそもそもそうした機能が無いからで、動的な電圧変化に対応したPMBus 1.3準拠になったらそうした機能が入ることになると思うが、それは次世代の製品で、という話であった。今のところ(Arria 10の内部のCortex-Aプロセッサとかはともかく)FPGA Fabricそのものはダイナミックに電圧を変化させる機能を持っていないから、そこまでの機能は不要という事なのだろう。ただいずれはFPGAもPower GatingやClock Gatingを本格的に使うことになるだろうし、動作周波数もダイナミックに変わる事が予想されるから、その世代では動的な電圧変化に対応するようになると思われる。ここまではEM1130はFPGA向けと説明してきており、実際Primary TargetはAlteraのFPGAなのだが、実際にはそれ以外の用途向けにも提供をしているとか。実際に、FPGA以外のデバイス向けに利用されている顧客もあるそうで(Photo15)、こうした用途にむけて拡販を進めてゆきたいとの事だった。このPhoto15の様な構成では、EM1130の稼働状況をPMBusあるいはI2Cを経由してモニタリングが可能であり、これを利用してシステム全体の管理が可能となるという説明もあった(Photo16)。ちなみに現時点ではまだ価格などは発表されていない。
2015年03月12日Spansionは、自動車の安全機能を向上させるADAS(Advanced Driver Assistance System)向け6チャネルDC/DC型PMIC「Spansion S6BP401A」を発表した。同製品は、ADASシステム向け2次電源用ICで、ADASに必要とされる全ての電源を1チップで供給可能なPMICである。チャネルは、4チャネルのDC/DCコンバータと、2チャネルのLDOで構成されており、出力設定抵抗と位相補償回路は全チャネル分内蔵されているため、PCBサイズとBOMを削減でき、小型かつコスト効率の高いADASを実現できる。さらに、内蔵ウィンドウウォッチドッグタイマ、各チャネル独立のコントロールピン、チャンネルごとの高精度な出力監視向け専用ピンを搭載している。これにより、ASIL-B準拠の高い信頼性を持ったシステム構築が可能になる。また、さまざまなシステム要求に対応するために、各出力レベルは、高精度でかつ幅広い電源レベルに対応可能。各電圧レベルは要求仕様に沿って、工場出荷時に設定される。なお、パッケージは40ピンQFN。価格は13ドル。現在サンプル出荷中。
2015年02月24日5月に公開になる映画『夫婦フーフー日記』が公開に先がけてコミック化されることが決定した。本作は、佐々木蔵之介と永作博美が主演を務める“泣けるコメディ映画”で、コミックはビッグコミックオリジナルで2月20日(火)発売号から全6回連載される。その他の画像映画『夫婦フーフー日記』は、育児と闘病生活に奮闘した実在の夫婦による闘病ブログを書籍化した『がんフーフー日記』が原作。『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の前田弘二監督がメガホンを執り、“死んだはずのヨメと残されたダンナが、夫婦の軌跡を振り返る”という設定を加え、ブログには書かれなかった夫婦の想い、家族愛を浮き立たせ、笑いながら涙が溢れるハートウォーミングな作品を目指した。本作のコミック化を手がけるのは“第1回オリジナル新作賞・大賞”を受賞した新進気鋭の作家くれよんカンパニーで、連載後に単行本の発売も決定している。『夫婦フーフー日記』5月30日(土)より新宿ピカデリー他にて全国ロードショー
2015年02月05日東芝は1月28日、ARM Cortex-M4Fコアを搭載したマイコン「TX04シリーズ」の新製品として、DCブラシレスモータを2個同時に制御可能で、シリアルインタフェース規格であるCANを搭載した「TMPM475FDFG」と、CANが非搭載の「TMPM470FDFG」2品種を発表した。近年、家電や産業分野向けのモータアプリケーションでは省エネルギー化がますます進んでいる。それに伴い、モータを高効率に運転するためのベクトル制御においても、より高い処理性能が求められている。同製品は、高性能なARM Cortex-M4Fコアにより最大動作周波数120MHzを実現している。さらに、プログラマブルモータドライバ、12ビットA/Dコンバータ(ADC)およびベクトルエンジンを2ユニット搭載し、1つのマイコンで2個のDCブラシレスモータの同時制御と高効率運転を可能にする。また、「TMPM475FDFG」では産業分野でニーズの高いCANを搭載しており、家電から産業分野向けの幅広いアプリケーションシステムの実現に貢献するとしている。なお、パッケージは14mm角で0.5mmピッチのLQFP100。価格は「TMPM470FDFG」が700円、「TMPM475FDFG」が800円。2月上旬よりサンプル出荷を開始する。
2015年02月03日ケースレーインスツルメンツは、出力850WのハイパワーなDC電源「2268」シリーズを発表した。同シリーズは、同社の電源ラインアップで最も大きな電力が得られる電源でありながら、高密度の自動テストシステムの構築においてスペースが節約できる小型・軽量サイズとなっている。具体的には、全6機種がラインナップされており、20V/42Aから150V/5.6Aの機種までまざまな電圧、電流の出力が選択できる。また、大きなシステム構築の場合と同様の機能を備えながら、1Uの高さ、ハーフ・ラックの幅と小型・軽量を実現している。ハーフラックを採用して760W以上を出力できる製品は、同シリーズのみであるという。さらに、LAN、USB、GPIB、RS-232、RS-485といった5種類のデジタルインタフェースを標準で装備しているため、アプリケーションに最適なインタフェースを選択することができる。しかも、15Vと5Vのアナログ制御出力を備えているため、リレーを制御したり、テストフィクスチャやコンポーネントハンドラとのインタフェースにも使用できる。加えて、テストシステムに機器を追加する必要がない。アナログ信号で電源出力を制御するようなアプリケーションの場合、絶縁アナログ入力により、存在的なグランドループを最小にすることができる。他社製品にはこういった機能はないという。この他、オートシーケンスプログラムモードにより、コマンドリストを実行することができる。複数のコマンドはダウンロードして電源のメモリに保存でき、コントローラからの1つのコマンドで実行できる。さらに、プログラムは特定の回数または連続して繰り返すことができる。また、PCバスを経由して個々のコマンドを送る際に発生する遅延を防ぐことができ、テスト時間の短縮につながるとしている。なお、価格は27万4000円(税抜き)。
2015年01月19日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは1月19日、ハイパワーDCアプリケーション用ラック・システム電源を発表した。同ラック・システム電源では、オートレンジDC電源「N8900」シリーズを6台まで並列に組み込み、最大90kW、最大電圧1500V(電流180A時)、最大電流3060A(電圧80V時)を供給可能な単一大容量電源として構成することができる。これにより、面倒なシステム設計を行うことなく、大容量アプリケーションに最適な電源ソリューションを簡単に構築できる。一方で、試験用のハイパワー電源システムを設計する際に、高電圧に対応できるようにシステムのデザイン、デバッグ、安全性などの課題を考慮しなければならない。同ラック・システム電源は使用するパーツも含め、ハイパワーに対応しながら、ラックの背面にはプラスチック製の安全カバーが付属するなど、安全面の課題も解決している。さらに、オートレンジ機能により、広範囲の電圧でフルパワー出力を実現できるのに加え、ラック・システム電源内の1台の電源がマスター電源となり、各電源との通信やラック・システムとの通信が行える。この他、インタフェースはLAN(LXI Core)、USB、GPIBを使用でき、すべてシステムに標準装備されている。なお、価格は、208 VAC入力モデルが211万7150円(税抜き)から、400 VAC入力モデルが200万2727円(税抜き)から。出荷開始時期は、400 VACモデルが2月、208 VACモデルが6月となっている。
2015年01月19日ON Semiconductorは、力率改善(PFC)制御を搭載した2つの高性能LED照明用オフラインAC-DCドライバを発表した。「NCL3008x」ファミリに加わった「NCL30085/6/8」の3品種は、高い力率を必要とする最大60Wのシングルステージ設計に対応している。また、「NCL30030」は、既存のソリューションを拡張したものであり、低い光振動と幅広いLED順電圧バリエーションを必要とする高電圧(最大150W)の2ステージトポロジーをサポートしている。「NCL30085/6/8」は、力率改善電流制御アルゴリズムを使用することで、フライバック、バックブーストおよびSEPICトポロジーに適したものになる。また、擬似共振モードで動作することにより、幅広いラインおよび負荷レベルで最適な効率性を実現できる。さらに、独自の制御方法を用いることにより、一次側からのみ電流を通常2%以内で細かく制御できる。そして、3品種のうち、「NCL30088」は非調光型である。「NCL30086」は、平均LED電流を制御するシングルインプットによりアナログおよびパルス幅変調(PWM)調光をサポートして、スマート調光を可能にする。「NCL30085」は、70%、25%、5%の3段階のログステップ調光をサポートする。これにより、ACスイッチのオン・オフを切り換えてコントローラに信号を出し、LED電流ポイントを下げることで照明の出力を削減する。3品種は、すべてユーザーによる設定が可能な電流サーマルフォールドバックの仕組みを備えているため、過熱を防止すると同時に、メーカーは長寿命を保証することができる。なお、パッケージは「NCL30085/8」がSOIC-8、「NCL30086」がSOIC-10。価格は1万個単位で0.35ドルから。もう一方の「NCL30030」は、2ステージPFCコントローラと擬似共振フライバックコントローラを備え、中電力および高電力のLED照明アプリケーションに最適化されており、低ベイ、高ベイ、街灯など商業用の照明に最適である。さらに、独自のマルチプライヤアーキテクチャを使用することにより、低い高調波歪みと100%に近い力率を達成すると同時に臨界モード型(CrM)で稼働する。そして、SOIC-16パッケージで提供され、高電圧用に間隔を空けるために1個のピンが取り外されている。価格は1万個単位で0.65ドルから。
2014年12月18日Texas Instruments(TI)は12月2日、DC結合アプリケーションに高いAC性能を提供し、システム性能を向上する2つの完全差動アンプ(FDA)「LMH3401」と「LMH5401」を発表した。LMH3401はゲインが16dBで、類似FDA製品と比較して、性能の向上と同時に、サイズと消費電力の各30%低減を可能にするほか、16dBゲイン時に7GHzの-3dB帯域幅、18,000V/μsのスルーレート、500MHz時に-77dBcの高調波歪み特性を提供する。一方のLMH5401は、6dB以上のゲインに設定可能で、12dBゲイン時に6.2GHzの-3dB帯域幅を提供するほか、17,500V/μsのスルーレート、200MHzで-90dBcの高調波歪み特性と-90dBcのIMD3特性などの性能を提供するという。なお、2製品ともに2.5mm角の14ピンQFNパッケージで供給され、1000個受注時の単価(参考価格)は、LMH3401が8.95ドル、LMH5401が7.95ドルとなっている。また、2製品の評価モジュールも、それぞれ単価(参考価格)149ドルで供給だという。
2014年12月02日TDKは11月4日、超小型マイクロDC/DCコンバータ「B30000P80」シリーズを発表した。同製品は、実装面積が2.9mm×2.3mm、高さが1mmであり、小型基板に6MHzの電源スイッチを埋め込んだ一体型電源モジュールでは、従来のディスクリート品と比べ、実装面積を最大で35%削減でき、省スペース化を実現しているという。また、同シリーズは2.2V~5.5Vの入力電圧で、1.10V~2.80Vの8品種の出力電圧がラインアップされており、最大出力電流は600mAとなっている。さらに、過負荷・過熱保護機能を備え、過熱検出時には自動的に電流を遮断する。そして、コンバータは主にバッテリ駆動デバイスに搭載されるため、変換効率が重要になるが、92%という高効率変換を達成している。加えて、イネーブル入力機能によるオンオフ制御が可能で、オフ時の待機電流は1µA以下と、消費電力を大幅に低減する。また、軽負荷時は、PFM(パルス周波数変調)制御による節電モードで運転し、自己消費電流もわずか24µAと低電力を実現している。この他、負荷過渡応答特性にも優れているのに加え、リップル電圧・電流が低く、軽負荷であればフィルタの追加も不要であるとしている。これらにより、ウェアラブルデバイスやスマートウォッチ、WLAN、GPS、Bluetoothなどの関連機器への搭載に適しているという。高効率であるため、カメラやセンサモジュール、光モジュール、メモリカード、その他のバッテリ駆動デバイスにも搭載できるとしている。
2014年11月05日池田泉州DCと三菱UFJニコスはこのたび、池田泉州DCの法人顧客向けクレジットカードで最上位クラスとなる「池田泉州DCカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の発行で合意、24日に会員募集を開始した。池田泉州銀行グループの池田泉州DCは、「DCカード」ブランドのカード業務を三菱UFJニコスに委託しており、既に法人顧客向けに「DC法人カード(一般・ゴールド)」を発行している。このたび、両社はこの法人カードのラインアップに、グローバルなネットワークとT&E(トラベル&エンターテインメント)分野の充実したサービスに定評があるアメリカン・エキスプレスのブランドで、ワンランク上の特典やサービスを備えた"プラチナ"仕様の新カード発行を決めたもの。新カードの主な特徴は、利用者(経営者や役員・部長級等)による出張や接待、消耗品購入などの代金の支払いに便利で、法人口座から一括引き落としとなるため、経費精算の合理化が図れること。なお、具体的な特典として、オフィス用品や宅配便、レンタカーなどの優待サービス「ビジネス・アドバンテージ」や「WEB明細データダウンロードサービス」を付帯しているという。また、プラチナならではのサービスとして、海外出張で役立つ各種予約代行などの「プラチナ・コンシェルジュサービス」、空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」のほか、「手荷物空港宅配サービス」などが付く。さらに国内厳選のレストランの所定コースメニュー1名分が無料(複数人で利用の場合に限定)になるグルメ優待などを用意しているという。新カードは、MUFGカードブランドの「提携カード方式」で発行し、会員募集を池田泉州DCが、入会審査や発行業務などを三菱UFJニコスが担う。なお、三菱UFJニコスが2011年12月から発行している法人カード「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の仕様やスペック(機能・特典等)を採用している。
2014年10月27日電子書店パピレスが運営し、コミックから小説、実用書、雑誌、グラビアと幅広いジャンルの電子書籍を取りそろえている電子貸本サイト「Renta!」。特にコミックは、少年漫画、少女漫画、ティーンズラブ、レディース、青年漫画、4コマ、萌え、サブカル、ボーイズラブなど最も豊富なラインナップを誇っているが、今回はその中からロマンスコミックの9月の月間ランキング上位作品をピックアップして紹介していこう。○奇妙なお花屋さん仕事人間のエルマ・ガードナーが3年ぶりにクリスマスを実家で過ごすことになることから始まる不思議なラブ・ストーリーが、曜名の『奇妙なお花屋さん』。祖母の頼みでポインセチアを買いに訪れた近所の花屋で、摩訶不思議な植物と花屋の息子で不思議な魅力をもつハンサムな青年、グレン・ウェントワースと出会う。この出会いは占いが趣味の祖母の予言通りなのか……?不思議に思いながらも休みのたびにフラワーショップに通うようになるエルマ。仕事漬けだった毎日に、植物とグレンの優しさから、癒しを貰うエルマ。植物学者でもあるグレンと、彼を取り巻くちょっと変わった花々とのお話が、一話完結式で綴られていく。本来んら動くことも話すこともできない花々。けれどグレンとエルマに関わる花々のいじらしさが、素直な気持ちを伝えることの大切さをヒロインに伝え、彼女を変えていく。悪人かも?という登場をする人物でも、とてもいい人ばかりでほんわか癒されるストーリーだ。○試された婚約者曜名の『試された婚約者』は、スイスを舞台にした2人の姉妹の結婚にまつわるラブ・ストーリー。スイスの田舎町に、名門出身で才色兼備、その上とてつもない自信家のユリアン=シュナイダーが吹雪と共に戻ってきた。彼はヒロインのルート=ハウエンシュタインと結婚式を挙げるため、6年ぶりに帰郷したのだ。幼いころから休暇中にしか顔を合わさないけれど、4つ年下のユリアンを弟のようにかわいがる面倒見のよい心優しい女の子だったルート。成長してエリートコースをひた走るユリアンは、結婚の準備もワンマンに進めていく。そんな彼に戸惑い引きずられるようにしながらも結婚式が間近に迫ったヒロインには、一つだけ不安な想いが……。そんな結婚前の乙女心を、巧みに描くのは著者の力量あってこそ。またスイス人と結婚している著者がスイスの婚姻事情にふれ、物語を豊かなものにしている。同録のルートの妹、レオニーの物語も一癖も二癖もあって読み応えあり。○ボスはコワモテ!?「笑顔は世界を平和にする魔法よ」。亡き祖母の教えを守り、いつも笑顔を絶やさず生きてきた主人公ジーン・グリーン。そしてヒョンなことからジーンが社長秘書として就職することになる没落したおもちゃメーカーの社長ミカエル・マーロー、2人のラブ・ストーリーが「ボスはコワモテ!?」だ。タイトルの意味は、周囲が引くくらいの仏頂面の大男ミカエルのこと。そんなある日、持ち前の笑顔で入社早々大仕事を任されたジーン。かつてのライバル企業の別荘で開かれるコンペへ、社長と二人“パートナー”として参加することになるのだが……その意味とは?ミカエルの父ヴィンセントとブラックマン社社長ジョージの因縁と友情、そして託された思いが絡みあう。そして亡き父母への葛藤を抱え、踏みだせなかったミカエルに、ヒロインはミラクルを起こすことができるのか?ビジネス専門用語やギャグもふんだんに織り込まれ、単にロマンス一色でないストーリー展開は◎、一読の価値ありだ。2位は高山繭 ジョスリン・デイの『エスコートは恋の罠』、3位はさいとうちほ コニー・メイスンの『誘惑のシーク』、6位は三浦浩子 ジーン・ウェブスターの『甘い契約』などがランクインしている。なお9月のロマンスコミックランキングは以下の通り。
2014年10月06日IDC Japanは10月1日、国内データセンター(DC)サービス市場の予測を発表した。同発表によると、2014年の国内DCサービス市場は前年比8.2%増の9682億円となる見込みで、2013~2018年の年間平均成長率は6.6%になると予測している。自社サーバルームから事業者DCへシステム移設する事例や、既存DCから耐震性能の高いDCへのマイグレーション事例が増えたことが主な要因とする。またオンラインゲーム、映像配信、SNS、ネット通販などの「ネットビジネス」市場成長に合わせてサーバ能力が増強されていることも、DCサービス市場の拡大に寄与しているという。DCサービスをサーバ設置スペースを顧客に貸し出す「コロケーション」と、DC事業者が所有するサーバを顧客に貸し出す「ホスティング」の2種類に分けた場合、成長率が高いのはホスティング。ホスティングには、近年急速に利用が拡大しているクラウドサービスの一部が含まれており、特に業務システムのサーバで利用されるケースが増えている。なお2014年の国内市場シェア内訳を見ると、SI事業者/ITベンダーのシェアが64.7%、通信事業者のシェアが20.8%、DC専業事業者のシェアが14.5%。このうち2014年に売上拡大が最も顕著なのは、クラウドIaaSビジネスの急成長が特に著しいDC専業事業者で、IDC Japanは2014年の前年比成長率が13.7%になると予測している。2012年から2013年にかけて国内で大規模なDC新設/増設が相次いだため、DCサービス市場では競争が激化。サービス価格や設備仕様/サービス品質に関する顧客企業の要求は厳しくなる傾向にあるという。同時に建設コストの上昇や電気料金の上昇により、DCの設備投資や運用コストの金額が膨らんでいる。IDC Japan ITサービス リサーチマネジャーの伊藤未明氏は「競争激化と事業コスト上昇によって、DC事業者はこれまで以上にサービス差別化と価格競争力強化が求められる」と分析している。
2014年10月01日村田製作所は9月29日、次世代高速通信用小型基地局(スモールセル)向けを主とした2×4インチサイズ(50.8×101.6mm)の標準AC/DCコンバータ「MVAD160-125/245/485」3品種を発表した。2015年1月から量産を開始する。急増するモバイルトラフィックへの対応として、スモールセルと呼ばれる小型基地局の増強が注目されている。スモールセルは、基地局のカバーエリアを小さくして、1つのセルが収容するユーザー数を少なくすることで端末1台あたりのデータ容量拡大を図るものである。今後は、マクロセル(従来の携帯電話基地局)に代わり、スモールセルが街中に設置され、通信インフラとして重要な市場を形成することが見込まれている。今回、このスモールセルに要求される、屋外設置に耐えられる動作温度の広範囲化と、基地局の小型化に対応する小型・高効率を実現した標準AC/DCコンバータを商品化した。同製品は、コンダクションクーリングによる積極的な筐体放熱に適した部品レイアウトにより-40℃~+85℃の動作温度範囲と、トランス構造を一から見直した回路の最適化により、93%の電力変換効率を実現した。また、「MVAD160-125/245/485」のメイン出力電圧はそれぞれ12V、24V、48Vで、無負荷時の消費電力は3品種とも0.3W未満となっている。
2014年09月29日ソフトバンクは本日26日より、会員向けポータルサイト「My SoftBank」スマートフォン版にコミックの閲覧コーナーを新設した。人気作品が期間限定で無料閲覧できる。無料で読めるコミックは、Yahoo!ブックストア、スマートブックストアより人気作品をピックアップ。Yahoo!ブックストアからの作品は毎日1話ずつ配信し、掲載開始から3日間閲覧可能。スマートブックストアは週に1~2作品を配信する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年09月26日JR西日本は9月14日から12月13日まで開催される「和歌山デスティネーションキャンペーン」(和歌山DC)に合わせ、自己充電型バッテリー車両「Smart BEST」を使用する新たな観光列車を運行する。「Smart BEST」が営業運転を行うのはこれが初めてとなる。「Smart BEST」は、近畿車輛が開発した非電化路線向けの充電型バッテリー電車。最小限の充電用小型ディーゼル発電機と大容量バッテリーを搭載し、車両搭載の発電機で充電したバッテリーからの電力を主体に、モーターを駆動させて走行する。これまでJR西日本・JR四国管内で走行試験を行ってきたが、営業運転を行うのは今回が初となる。運転区間は、西日本でも屈指の美しい海岸線が楽しめるきのくに線(紀勢本線)新宮~串本間。運転区間の約4分の1を占める海岸線の眺めを堪能してもらうため、海側の座席はすべて窓向きに設置するという。発電・充電状況を表示するエネルギー表示ディスプレイや、観光情報などを放映する大型ディスプレイも車内に設置。観光イベントやおもてなしを実施するためのイベントスペースも設けられる。外観には、海外でも人気の「ハローキティ」が紀南エリアの観光地を紹介するイメージのラッピングを施す。2両編成で、定員は48名の予定(全席指定席)。列車名については、公募の実施の有無も含め、後日発表となる。「Smart BEST」による観光列車は、和歌山DC期間中の土休日(計33日)に、快速列車として1日4本を運転する予定。運転時刻は、新宮駅発が9時30分頃と13時頃。串本駅発が11時頃と15時頃。途中、那智駅、紀伊勝浦駅、湯川駅、太地駅、古座駅の各駅に停車する。所要時間は約1時間30分となる見込み。営業運転前の展示会や試乗会も計画されており、JR西日本では内容が決まり次第、発表するとしている。
2014年02月12日ジョセフ・ゴードン=レヴィットが、アメリカの老舗コミックレーベル・DCコミックのヒーローたちが集結する一大プロジェクト『Justice League』(原題)に出演する可能性が出てきた。DCコミックが製作を進めている同作の中で、バットマンの新シリーズをスタートさせる可能性があるという報道を受け、『ダークナイト ライジング』で新米警官ジョン・ブレイク役を演じていたジョセフは、同映画化作品に出演するという選択肢を排除することはないとMTVに語った。「内容によりけりだよ。僕はいつも自分が出演したい作品に自分の条件が一致したときに出るようにしているんだ。脚本がとてもいいのか、自分にインスピレーションを与えてくれて通じるものがある映画監督なのか、それが僕がいつも気にかけていることなんだ」。同作品にはジョセフだけでなく、ドウェイン・ジョンソンも興味を示しており、ドウェインは最近同作でスーパーヒーローのロボを演じるための交渉中だとツイッターで明かしている。「オレがロボを演じるといううわさが流れているけど、それは本当だ。ジョエル・シルバーとブラッド・ペイトンのプロデューサー陣がいま動いているところだ。楽しみだよ!」一方、ベン・アフレックが同作の監督候補に挙がっていると報道されていたが、最近になってそのようなオファーはもらっていなかったとベン自身が否定している。『Justice League』(原題)は2015年に公開予定だ。■関連作品:LOOPER/ルーパー 2013年1月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011, Looper, LLC
2012年09月18日マーベル・コミックの最強チーム「アベンジャーズ」に対し、アメリカが誇る老舗コミックレーベル・DCコミックのヒーローたちが集結する大プロジェクト「ジャスティス・リーグ」。このたびバットマンの新シリーズが、映画『Justice League』(原題)内でデビューする可能性が出てきた。現在公開中の『ダークナイト ライジング』を最後に、3部作を手掛けたクリストファー・ノーラン監督が同シリーズを降板することを以前から明言しており、バットマンの再リブート化が注目されていた。そんな期待が高まる中、DCコミックが製作を進めている「ジャスティス・リーグ」の映画化作品の中に登場するバットマンが、“新シリーズ版・バットマン”の先駆けになる可能性が出てきたのだという。同作の監督には、ベン・アフレックやウォシャウスキー姉弟などが候補に挙がっている。『Justice League』はすでにショーン・ペン主演の新作ギャング映画『Gangster Squad』(原題)を手掛けたウィル・ビールによって脚本が完成しており、さらにライアン・レイノルズ主演で映画化した『グリーン・ランタン』がファンからも批評家からも酷評されたことから、バットマンだけではなくグリーン・ランタンも同作でリブート化する可能性があるという。『Justice League』(原題)は3年後の2015年に公開予定だ。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月31日JR北海道函館支社は、「急行北海道DC号で行く青函トンネル吉岡海底見学と道南魅力発見プレミアムツアー」を発売した。7月より展開してきた北海道デスティネーションキャンペーンのクロージング企画として実施する札幌発着の2泊3日ツアー(1日目は車中泊)。同ツアーでは、機関車牽引の客車列車による急行「北海道DC号」に乗り、札幌駅から函館へ移動。函館駅で特急「スーパー白鳥」に乗り換え、青函トンネル内の吉岡海底駅で下車し、JR北海道社員の案内でトンネル内を見学する。お土産として、青函トンネル内で熟成された「はこだてワインWしばれワイン 白」(ハーフボトル)が1人1本もらえる。昼食には各地の名物が用意されており、2日目は松前町名物の松前まぐろの刺身と郷土料理、3日目は鹿部町名物のタラコが食べ比べで味わえる。このほか、当別トラピスト修道院や北海道唯一の国宝「中空土偶」が展示されている函館市縄文文化交流センター、ラムサール条約に登録されている大沼国定公園などの名所を巡り、北海道南部の魅力を堪能する。2日目の夜には函館山からの夜景見学も楽しめる(無料オプション・要予約)。旅行代金は5万5,400円~6万6,200円。募集定員は80名で、中学生以上は1名より申し込み可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日三菱UFJニコスは、DCカードのテレビコマーシャルとして、俳優の中井貴一さんと人気子役の本田望結さんが共演する「新キャラ登場」編を製作し、5月31日から全国で放映すると発表した。CMの内容は、平成3年の初登場からDCカードのCMでおなじみの”トリオ”、中井貴一さんと”カッパとたぬき”の4年半ぶりの再会に、テレビでお馴染みの人気子役、本田望結さんがウェディング姿で花を添え、”信頼の一枚、DCカード”を訴求するストーリー。今回の本田望結さんの登場で、DCカードのイメージキャラクターとして、”カルテット”が誕生した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日