スーパーパワーを手に入れてしまった、ちょっとドジなペットたちの未知なる大冒険を描く映画『DCがんばれ!スーパーペット』。この度、女優・松岡茉優と芸人・松尾駿(チョコレートプラネット)が、本作の日本語吹き替え版声優に決定したことが分かった。人間たちが知らない間に突然、スーパーパワーを手に入れてしまったペットたち。空を飛べる犬のクリプトと、その相棒でミサイルドッグのエース、体の大きさを変えられるブタのPB、超高速移動のカメのマートン、手から電流ビームを出すリスのチップ。可愛すぎる子猫のウィスカーズやモルモット軍団たちが企む世界征服を阻止するため、上手に使いこなせないパワーを猛特訓。ちょいドジな彼らは、大好きな飼い主や仲間たちを守ることができるのか――。すでに、“スーパーペット”たちの日本語吹き替え版として、楠大典、高木渉、魏涼子、梶裕貴らの出演が決定しているが、新たに発表された松岡さんが演じるのは、ちょっとドジなスーパーペットの一員で、“カラダの大きさを変幻自在に操れる”夢も心もビッグな乙女のブタさん・PB。台本を読み松岡さんは「こんなに愛おしく、大好きだって思えるのは、彼女の優しいところや、屈託のないところが私にも影響したんだなと思って大事に演じました」とキャラクターへの愛を語り、「急にスーパーパワーを得るシーンは特に印象的で、他のみんなは混乱しているんですけど、PBだけは『ラッキー!こんなこともあるんだ~!』とちょっと天然ぽいところがとても愛おしくて、大丈夫!私できる!とポジティブに進んでいく姿に凄く励まされました」と魅力を明かす。また松尾さんは、同じくスーパーペットたちの仲間で、話し方がゆっくりでのんびり癒し系、しかし、目にも留まらぬ“超高速で移動する”カメのマートンを演じる。“おばあちゃんカメ”の役だったことについて松尾さんは「性別と年代を超えた、自分とは全然違う役を演じるのが大変でした」と苦労したそうで、「僕ちょっと声が高いので、元気よくやるとおばあちゃんっぽくなくなるので、低い声のままテンションを高く演じるのが大変でした」とコメントした。さらに合わせて、空飛ぶ犬・クリプトや、ビッグ&スモール・PB、超高速カメ・マートン、電撃必殺リス・チップ、ミサイルドッグ・エースと、ちょっとドジな5匹の全然使いこなせないスーパーパワーが満載の特報映像も到着。見た目がとってもキュートだが、狙った獲物は逃がさない“あざと可愛いヒットニャン”のウィスカーズが現れ、大ピンチになるシーンも登場。ナレーションの声は、リスのチップの声を担当している梶さんが務めている。『DCがんばれ!スーパーペット』は8月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2022年04月19日女優の松岡茉優、お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が、アニメーション映画『DCがんばれ!スーパーペット』で日本語吹替版声優を務めることが19日、発表された。『トムとジェリー』をはじめ、世界中で時代を超えて愛される人気キャラクターや数多くの名作アニメーションを生み出してきたWAG(ワーナー・アニメーション・グループ)によって、この夏、新たな愛すべき動物キャラクターたちが誕生する。人間が知らない間に突然“スーパーパワーを手に入れてしまった、ちょっとドジなペットたち”の未知なる大冒険を描く最新作『DCがんばれ!スーパーペット』(原題:DC League of Super-Pets)が、8月26日に全国公開される。先日、主人公のクリプトをはじめとする“スーパーペット”たちの日本語吹替版として、楠大典、高木渉、魏涼子、梶裕貴の出演が発表されると、豪華声優陣の共演がSNSでも大きな話題となった。そしてこのたび新たに松岡茉優、松尾駿が日本語吹替版の声優として参加することが決定した。松岡が演じるのは、ちょっとドジな“スーパーペット”の一員で、“カラダの大きさを変幻自在に操れる”夢も心もビッグで乙女なブタさん・PB(ピービー)。台本を読んだ時に感じたPBの印象について松岡は、「こんなに愛おしく、大好きだって思えるのは、彼女の優しいところや、屈託のないところが私にも影響したんだなと思って大事に演じました」とキャラクターへの愛を語ると共に、「急にスーパーパワーを得るシーンは特に印象的で、他のみんなは混乱しているんですけど、PBだけは『ラッキー!こんなこともあるんだ~!』とちょっと天然ぽいところがとても愛おしくて、大丈夫!私できる!とポジティブに進んでいく姿に凄く励まされました」と魅力を語った。そして本作のペットたちのように、もし自分にもスーパーパワーが手に入るとしたら、どんなパワーが欲しいかと聞かれると、「PBのパワーも魅力的ですが、私は大変横着ものなので、物が吸い寄せられる能力が欲しいです(笑)」と意外な願望を明かした。松尾が演じるのは、同じく“スーパーペット”たちの仲間で、話し方がゆっくりでのんびり癒し系だけど、目にも留まらぬ“超高速で移動する”カメのマートン。松尾は、自身の役が“おばあちゃんカメ”だったことについて、「性別と年代を超えた、自分とは全然違う役を演じるのが大変でした」と苦労を明かし、「僕ちょっと声が高いので、元気よくやるとおばあちゃんっぽくなくなるので、低い声のままテンションを高く演じるのが大変でした」とアフレコ時に工夫した点を語った。また起用された理由が、見た目が少し似ていること、性別と年齢を超越したキャラクターだったと聞いた松尾は、「言われてみたら似ていますね(笑)。目と体のフォルムが似てるのかな。やっとしっくりきました(笑)」と自身とキャラクターの共有点を再認識し、自身の起用理由に納得していた。もし、自身がスーパーパワーを手に入れられるとしたらどんな能力が欲しいかと聞かれると、「極度の方向音痴なので、地図が見られる能力が欲しいです。たまに仕事で行ったことがない場所に電車で行くときは、相方の長田さんが着く一本前の電車に乗って、待ち伏せして後をついて行っていたので(笑)」と自身の苦手を克服する力を切望していた。(C)2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年04月19日先月28日に、ハワイのカラオケバーでエズラ・ミラーが治安びん乱&ハラスメントの容疑で逮捕された。これを受け、同月30日にワーナー・ブラザースとDCの重役による緊急会議が開かれたという。「Rolling Stone」誌が伝えた。エズラは2023年6月23日に全米公開予定のDC映画『The Flash』(原題)、まもなく公開の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』などに出演しており、両社との関係は深い。しかし、エズラが逮捕されたことにより、両社は会議で「今後エズラが出演する可能性のあるDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)を含めたプロジェクトについて、一時停止する」ことで合意したと報じられている。プロジェクトとは、DC映画へのカメオ出演や製作される可能性がある『The Flash』の続編などのことであり、『The Flash』の公開に関しては不明。公開予定日までは1年以上ある。関係者によると、エズラは昨年『The Flash』の撮影中に「頻繁にメルトダウン(精神的な崩壊)」を起こしていたことが明らかになっている。とは言え、「怒鳴ったり、暴力的な振る舞いはなく、平静を失うだけだった」と強調している。なお、ハワイでは大声で叫び、女性からマイクを奪い取り、男性に突進して逮捕された。(Hiromi Kaku)■関連作品:フラッシュ
2022年04月07日なぜ登らずにいられないのか。ボルダリングの奥深き世界を描く、鬼頭莫宏さんによるコミック『のボルダ』。マンガ家という職業柄、自分が日常で関わりを持ったものは何であれ、ネタになる可能性を探ってしまうという、鬼頭莫宏さん。壁に付いた突起物を使って黙々と登っていくボルダリングも、そのひとつだった。「右手が病気で動きにくくなってしまい、そのリハビリとして3年半ほど前に始めたのですが、やってみたら非常に面白くて。でもマンガとしては扱いづらい題材なので、描くのは無理だろうと思っていました」なぜ扱いづらいのか、詳しくは本作の“第0話”を読んでいただければわかるのだが、スポーツマンガの醍醐味といえる勝負の駆け引きを描きにくい点が大きいようだ。たしかに壁をよじ登る姿は、いかにも自分との闘いといった感じだし、トレーニングも地味そう……。しかしそういった特性を逆手に取って、一見単純なこのスポーツに、なぜ多くの人が夢中になっているのか、魅力をわかりやすく紹介してくれている。「スポーツってこういうもんだよね、と抱く一般的なイメージとのズレを見せていくのが、入り口としてはいいかなと思ったんです」まずもって、主人公・森下藤子のおとなしそうな雰囲気に、意表を突かれてしまう。ボルダリング歴1年の彼女は、23年間これといった趣味もなく、体を動かすのもどちらかというと億劫なタイプ。そんな彼女がなぜ、ボルダリングを「合う」と感じるのか。「パリピなスポーツのイメージもあるけれど、実際は真逆な人も多い」とか「出来る自分ではなく、出来ない自分を楽しむ」「登りの強い人は静か」など、独特の視点にいちいち頷いてしまう。「この辺りはほぼ実体験というか、自分の感想を素直にマンガにしている感じですね」そして意外だが子どもから大人まで、ジムに来る人の年齢や性別も幅広い。基本的には各自のペースで淡々と課題をこなしていくのだが、時折ほかの人が登る姿を見て、「ガンバ!」と声が出てしまうような、緩やかなつながりもいい。同じジムに通う高校生の爽やかな恋愛模様が描かれたかと思えば、ダイエット効果にまで話題は広がり、1巻を読んだだけでも楽しいことずくめなのだが、意外な“欠点”もあるという。「パフォーマンスが上がってくると、みんなやりすぎちゃうんですよ。次の一手が取れないと、一日中そればかり考えて、体が痛いのに休まずジムに行き、故障してしまうことが多い。魅力と表裏一体ではあるんですけど、今後はそういった面もネタにしていきたいと思っています」『のボルダ』12日に一回ボルダリングジムに通う、23歳、会社員の森下藤子。シンプルで奥深いこのスポーツの魅力とは。本作を描くに至った経緯を綴った、第0話も収録。新潮社682円©鬼頭莫宏/新潮社きとう・もひろマンガ家。主な作品に『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』など。直近の『能力 主人公補正』『ヨリシロトランク』では原作を担当した。※『anan』2022年3月9日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2022年03月07日DCコミックス発の人気シリーズ“新スースク”から飛び出した過激派ヒーローのスピンオフドラマ「ピースメイカー」がこの春、「U-NEXT」にて見放題独占配信スタート。この度、配信に先駆けて、キーアートとティザー映像が公開された。本作は、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』に登場した過激派ヒーローの活躍の物語。『スーサイド・スクワッド』(’16)は、政府に管理される終身刑の受刑者たちが、減刑を条件に成功率0%の無謀な極秘任務に挑むストーリーで、全世界興収7億4,000万ドルを記録。昨年公開の第2作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』では、1作目以上にクセのあるキャラクター設定とR指定という過激な内容でリニューアルを果たし、特撮(怪獣)映画のオマージュが話題となり、日本でも多くのファンを生んだ。そこから登場したキャラクター、ピースメイカーのスピンオフシリーズが、今回日本初上陸。筋骨隆々な射撃の名手で、アメリカへの強すぎる愛国心ゆえに、治安維持のための殺人を繰り返す非道徳的な思想を持ち、劇中でもひときわ強烈な印象を残した過激派ヒーローの活躍を描く本作。今年1月に米動画サービス「HBOmax」にて配信されたばかりだが、「RottenTomatoes」でも公開直後から94%のユーザーに高く評価され、すでに多くのファンをもつ。ティザー映像本作でも引き続き、ジェームズ・ガンが製作総指揮・脚本を担当。映画で極秘ミッションで負傷し死亡したと思われていたが、奇跡的に一命をとりとめたピースメイカーのその後とは?映画では見られなかった彼の生い立ちや家族、正義と悪の間での葛藤なども描かれる。主人公・ピースメイカーは、ジョン・シナが続投するほか、ジェニファー・ホランド(エミリア・ハーコート役)、スティーヴ・エイジー(ジョン・エコノモス役)らが出演。またガン監督は、米メディアへのインタビューに対し、今後のプロジェクトについて「『ザ・スーサイド・スクワッド』ユニバースに関わる新たな作品に取り組んでいる」と言及した上で、本作のシーズン2、さらには同シリーズ内の別キャラクターのスピンオフ製作にも意欲を示している。「ピースメイカー」は4月15日(金)よりU-NEXTにて見放題独占配信。(cinemacafe.net)
2022年02月18日DC映画『シャザム!』の続編『シャザム!~神々の怒り~』が、2023年3月17日(金)に公開される。“見た目はオトナ中身はコドモ”のスーパーヒーロー2019年に公開された映画『シャザム!』は、“見た目はオトナ中身はコドモ”のスーパーヒーロー シャザムを主人公とする物語。思春期真っ只中の“フツ~”の少年ビリーが、魔術師から才能を見出され、ヒーローの道を歩むことに。魔法の言葉「シャザム!」を唱えると、6つのスーパーパワーを持ち合わせるヒーロー・シャザムに変身する。バットマン・アクアマン・フラッシュも登場!壮大な物語を描く続編コメディタッチで人気を博した『シャザム!』の続編、『シャザム!~神々の怒り~』には、“バットマン”、“アクアマン”、“フラッシュ”が登場。壮大なスケールのアクションと、笑いが満載のコミカルタッチで、よりスケールアップした世界を描く神様だらけの最強バトル・アドベンチャーだ。気になるストーリーは、“見た目はオトナ、中身はコドモ”の半人前ヒーロー・シャザムが、神々を怒らせてしまった...?!というもの。一体どんなことをやらかして神の逆鱗に触れてしまったのか?そして、復讐に燃える“神の娘たち”が巨大モンスターを引き連れて地球に降臨。未曾有の危機を前に、頼れるのは誰…?思春期ならではの悩みに直面?!主人公ビリーが、思春期ならではの悩みを抱える様子も、『シャザム!~神々の怒り~』の見どころとなる模様だ。劇中には、シャザムに変身したビリーが、小児科医に向かうシーンが登場。自分がヒーローとして未熟で、バットマンやアクアマン、フラッシュなどの他のDCヒーローと自分を比較して、この力に見合わないという悩みを告白している。大人の事情が全く理解できないシャザムが神々を怒らせてしまったところから、世界中を巻き込む戦闘へと発展する様子を描く『シャザム!~神々の怒り~』。規格外にデカイドラゴンとのバトルなどスケールの大きい戦闘が繰り広げられる中、まだまだ初心者ヒーローのシャザムは、雷のパワーを制御できずにビルを半壊。神に対し「アンタ感じ悪いよ、もっと笑えば?」と失礼な事を言って怒りの炎に油を注ぎ、いざ強大な神の力を前にすると「僕にはムリだ、勝てっこない」と“逃げ腰”全開になるなど、ヒーローらしからぬ姿を見せている。主演はザッカリー・リーヴァイが続投■主人公・シャザム...ザッカリー・リーヴァイ古代の魔術師から6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、M=マーキュリーの神速)を授けられたビリー少年が、魔法の言葉「シャザム!(S.H.A.Z.A.M!)」を唱えると、“見た目はオトナ、中身はコドモ”のスーパーヒーローに変身。続編となる『シャザム!~神々の怒り~』では、そんな半人前ヒーローのシャザムが、大人の事情が理解できず、神々を怒らせてしまう事態に。・ビリー...アッシャー・エンジェル魔法の言葉「シャザム!」を唱えるとスーパーヒーローに変身する少年。・フレディ...ジャック・ディラン・グレイザービリーの親友でスーパーヒーローの熱烈な崇拝者。・へスペラ...ヘレン・ミレンアトラスの娘。長女。・カリプソ...ルーシー・リューアトラスの娘。次女。・アン…レイチェル・ゼグラーアトラスの娘。三女。シャザムの日本版声優に宮野真守映画『シャザム!~神々の怒り~』の日本語吹替版で、シャザム役の声優を務めるのは宮野真守。映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ではマリオ役を演じ、アニメやドラマ、バラエティなど多彩に活躍する宮野真守が、最強なのに“逃げ腰”全開なヒーロー・シャザムをどのように演じるのかに注目だ。また、戸田恵子、朴璐美、鬼頭明里がシャザムが激怒させてしまい地球へ襲来する“神の娘”三姉妹の日本版声優を担当。さらに前作『シャザム!』にも参加した緒方恵美、阪口大助、杉田智和、平野綾といった豪華声優陣が続投する。映画『シャザム!~神々の怒り~』あらすじ大人の事情を理解できない“見た目はオトナ、中身はコドモ”の半人前ヒーローのシャザムが、神々を怒らせてしまった…⁉復讐に燃える“神の娘たち”が巨大モンスターを引き連れて地球に降臨。未曾有の危機を前に、頼れるのは…?神々の力を宿すシャザムVS神の娘たち。神様だらけの最強バトルが開幕する!【詳細】映画『シャザム!~神々の怒り~』公開日:2023年3月17日(金)監督:デイビッド・F・サンドバーグ出演:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ジャイモン・フンスー、レイチェル・ゼグラー、ルーシー・リュー、ヘレン・ミレン〈日本語吹替版声優〉出演:宮野真守、戸田恵子、朴璐美、鬼頭明里、緒方恵美、阪口大助、杉田智和、平野綾配給:ワーナー・ブラザース映画
2022年02月04日DC映画『アクアマン』の続編、映画『アクアマン/失われた王国』が2024年1月12日(金)に公開される。ジェイソン・モモア×ジェームズ・ワンが再タッグ映画『アクアマン』は、海の生物を操り戦う、見た目はオレ様ワイルド系、ぶっきらぼうだが人情派な性格…のヒーロー アクアマンを主人公とする物語。『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイソン・モモアと、『ワイルド・スピード SKY MISSION』などで知られるジェームズ・ワン監督がタッグを組み、世界中でヒットを飛ばした。続編ではアクアマンと弟オームが同盟、伝説の悪しき力に立ち向かうそんな映画『アクアマン』が、ジェイソン・モモア×ジェームズ・ワンのタッグで、再びスクリーンに。続編映画『アクアマン/失われた王国』では、アクアマンと弟のオームが同盟を組む。王国を守るため旅立った2人は、海底帝国に失われた7つ目の王国が存在していたことを知る。伝説の悪しき力、そしてブラック・トライデント……深くに沈んだ邪悪なるものが太古より甦り、海底だけではなく陸上の人間界をも滅ぼし、全てを手にしようとしていたのだった。第1作目を超える壮大なスケールと、予測不能な海中バトル・アクションに注目だ。主人公・アーサー…ジェイソン・モモア人間に育てられた海底アトランティス帝国の王“アクアマン”。5億の海の生物を従える能力に加え、時速160 キロで泳ぎ、人間の150倍の力という規格外の能力を持つ。見た目はとっつきにくい“オレ様ワイルド系”だが実はユーモアにあふれた性格。アトランティス王国を守るため、弟のオームと2人で冒険に旅立つ。使う武器は、“伝説の武器”黄金の槍・トライデント。オーム…パトリック・ウィルソンアクアマンの実の弟であり、前作『アクアマン』で人類を滅ぼそうとした罪で幽閉されたアトランティス前王。アクアマンと相反する正確で対立していたが同盟を結ぶことに。人類を守るためにアクアマンと共闘する。メラ…アンバー・ハードアトランティスの女王。水を意のままに操り曲げる能力や、あらゆる形で武器にできる驚異のパワーを持つ。体力、耐久力にも長ける。前作でアクアマンと結婚し、子供を授かった。海の世界と人間の世界の両方に属そうとしている。アトランナ…ニコール・キッドマンアクアマンの母であり、戦士。家族への愛が深い。海中でのソニックスピードと戦略に長けている。ブラックマンタ…ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世復讐を誓い、アトランティスを再び滅ぼそうとする。人々へ乗り移る恐るべき力を秘めた“ブラック・トライデント”を海底奥深くから見つけ出す。日本版声優アクアマン...安元洋貴メラ...田中理恵オーム...中村悠一アトランナ...沢城みゆきネレウス王...広瀬彰勇映画『アクアマン/失われた王国』あらすじ海底の奥深くには、伝説の悪しき力とともに太古に封印された“失われた王国”が存在していた。海底生物を遥かに凌駕する邪悪な化け物たちに立ち向かえるのは、アトランティス帝国の王であり、海のすべてを統べるアクアマン。5億の海の生物を従え操り、海底帝国と人間界の破滅からアクアマンは救うことができるのか。【作品詳細】映画『アクアマン/失われた王国』原題:AQUAMAN AND THE LOST KINGDOM公開日:2024年1月12日(金)監督:ジェームズ・ワン脚本:デビッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック製作:ジェームズ・ワン、ピーター・サフラン、ロブ・コーワン製作総指揮:ウォルター・ハマダ、ゲイレン・ベイスマン出演:ジェイソン・モモア、パトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ランドール・パーク、テムエラ・モリソン、ドルフ・ラングレン、ニコール・キッドマン
2022年02月04日DC映画『ザ・フラッシュ』が、2023年6月16日(金)に公開される。光速スピードのヒーロー“フラッシュ”が単独映画化DC映画『ザ・フラッシュ』は、光速スピードを武器に世界を救う、地上最速ヒーロー“フラッシュ”ことバリー・アレンを描く作品。『ワンダーウーマン』『アクアマン』に続き、満を持して“フラッシュ”が単独で映画化される。バットマンも参戦!時空を超えてDCヒーローが交錯映画『ザ・フラッシュ』の原案となるのは、並行世界をめぐるDCコミックの人気エピソード「フラッシュポイント」。主人公フラッシュだけでなく、パラレルワールドに暮らすもう1人のフラッシュや、スーパーガール、バットマンと、超豪華ヒーロー陣が、時間も世界も超えて登場する。フラッシュが “過去”を変えた影響で、現在に歪みをもたらしてしまった。かつてスーパーマンが倒したはずの敵(ゾッド将軍)が大軍勢を率いて襲来、地球植民地化を進めようと破壊の限りを尽くし大ピンチに!?フラッシュ、黒髪のスーパーガール、別人のバットマンの3人のヒーローが強大な敵に立ち向かい奮闘するタイムループアドベンチャーだ。主演はエズラ・ミラー主人公フラッシュ/バリー・アレンを演じるのは、『ファンタスティック・ビースト』シリーズで、謎多き魔法使いクリーデンスを演じるエズラ・ミラー。『ジャスティス・リーグ』でフラッシュ役を演じており、役柄続投で主演を務める。また、異なる作品で同じバットマン役を演じた『ジャスティス・リーグ』のベン・アフレック、『バットマン』マイケル・キートンも参加している。主人公フラッシュ/バリー・アレン…エズラ・ミラーお茶目で少し天然な地上最速ヒーロー。普段はバリー・アレンとして普通の生活を送っているが、実は時空を超える特殊な能力を持つ。母親を殺害した容疑を掛けられて服役中の、父親の冤罪を証明したいというダークなバックボーンを抱えており、2人を救うべくタイムループし“運命”を変えるために過去を改編してしまう。もう一人のフラッシュ“別の世界”で出会う、もう一人のバリー。家族3人が幸せに暮らす“世界”の18歳で、ただただ明るい陽キャ。スーパーマンもワンダーウーマンもアクアマンも存在しない世界で過ごしている。歴史を変えてしまったことで蘇った最凶の敵を倒すため、もう一人のフラッシュとなり立ち上がる。スーパーガール/カーラ・ゾー=エル…サッシャ・カジェスーパーマンと同じクリプトン星人の女性で、スーパーマンのいとこ。「スーパーマンじゃない。私はカーラよ」と名乗る。飛行能力、透視能力、ヒートビジョンなど様々な超人的パワーをもつ。絶体絶命の危機の中でフラッシュが出会う最強ヒーローだ。バットマン/ブルース・ウェイン…マイケル・キートンバリーが行きついた 別次元のバットマンで、伝説のヒーロー。ウェイン邸で孤独な隠遁生活を送っていたが、2人のバリーに説得され行動を共にすることになる。経験、明晰な頭脳、沈着冷静な判断力で新たなヒーローチームを先導する。バットマン/ブルース・ウェイン…ベン・アフレック『ジャスティス・リーグ』でフラッシュをヒーローにスカウト。フラッシュと共に犯罪や災害から人々を守るヒーロー活動に従事する。自身も少年時代に両親を失った悲しい過去を持ち、バリーの母を蘇らせたいという思いに理解を示す一方で、過去を改変することの危険性を諭す。ゾッド将軍…マイケル・シャノン『マン・オブ・スティール』に登場しスーパーマンと死闘を繰り広げたスーパーヴィラン。 かつてスーパーマンに倒され死んだはずだったが 、 フラッシュが歴史を変えたことで人類最凶の敵として蘇ってしまう。監督は『IT/イット』アンディ・ムスキエティなお、監督は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ、脚本は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のクリスティーナ・ホドソンが担当する。日本語吹替版に橋本愛、細谷佳正、山寺宏一、小原雅人が参加映画『ザ・フラッシュ』にて、見た目はそっくりでも性格や雰囲気は正反対な、2人のフラッシュの日本版声優を務めるのは、人気声優の細谷佳正。『ジャスティス・リーグ』に引き続き、フラッシュ役を演じる。また、“伝説”のバットマンとして、マイケル・キートン演じるバットマンの吹替を山寺宏一が、ベン・アフレックが演じるバットマン役の吹替を小原雅人が担当する。また、スーパーガールの日本語吹替を担当するのは、俳優の橋本愛。『劇場版BLOOD-C The Last Dark』や『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』など、アニメーション映画では声優を務めてきた橋本が、実写映画の吹替に初挑戦する。IMAX・4DX・ドルビーシネマ・スクリーンXで上映映画『ザ・フラッシュ』の、迫力満載のアクションを最大限楽しむなら、IMAX・4DX・ドルビーシネマ・スクリーンXといったラージフォーマット上映がおすすめ。フラッシュの勢いあふれる映像やバットマンのバトルシーンなどを、臨場感とともに目にすることができる。映画『ザ・フラッシュ』あらすじ亡くなった母親を救うため“過去”を変えてしまったフラッシュの行動が“現在”に歪みをもたらしてしまうという『ザ・フラッシュ』。劇中では、スーパーマンが倒したはずの敵・ゾッド将軍が大軍勢を率いて襲来し“現在”が滅亡の危機に!?フラッシュはもう一人のフラッシュと共に、別人のバットマン、黒髪のスーパーガールらと世界を元に戻し人々を救おうとするが……。【作品詳細】映画『ザ・フラッシュ』公開日:2023年6月16日(金) ※日米同時公開監督:アンディ・ムスキエティ脚本:クリスティーナ・ホドソン製作:バーバラ・ムスキエティ、マイケル・ディスコ出演:エズラ・ミラー、ベン・アフレック、マイケル・キートン、サッシャ・カジェ、マイケル・シャノン、ロン・リビングストン、カーシー・クレモンズ、アンチュ・トラウェ〈日本語吹替版キャスト〉出演:細谷佳正、山寺宏一、小原雅人、橋本愛
2022年02月03日アニメ映画『DC がんばれ!スーパーペット』が、2022年8月26日(金)に公開される。ドウェイン・ジョンソンらが声優として出演。ヒーローたちの“スーパー”ペットが大集結DC映画『DC がんばれ!スーパーペット』は、スーパーパワーを持つペット=スーパーペッツが大集合するアニメーション作品。スーパーマンの相棒であるスーパードッグ・クリプトをはじめ、バットマン、グリーン・ランタン、ワンダーウーマン、フラッシュらのペットが登場する。飼い主であるヒーローたちも大集結する、DCファン垂涎のアニメーションだ。映画『DC がんばれ!スーパーペット』あらすじ人間たちが知らない間に突然スーパーパワーを手に入れてしまったペットたちーー空を飛べる犬のクリプトとその相棒でミサイルドッグのエース、体の大きさを変えられるブタのPB、超高速移動のカメのマートン、手から電流ビームを出すリスのチップ。 可愛すぎる子猫のウィスカーズやモルモット軍団たちが企む世界征服を阻止するため、使いこなせないパワーを猛特訓。ちょいダメな彼らは大切な飼い主や仲間たちを守ることが出来るのか―。スーパーマンの相棒犬など登場キャラクター■クリプト“空を自由に飛ぶことができるスーパーパワー”を持つ犬。飼い主で相棒のスーパーマンが大好き。お揃いの赤のマントを付け、スーパーマンのトレードマークである胸のシンボルが入った首輪をしている。親友のスーパーマンが、世界征服を企む邪悪な天才モルモット・ルルと子猫ウィスカーズにさらわれてしまうが、クリプトは果たしてスーパーマンを救うことが出来るのか?■エースクールでちょっとマヌケな犬。“ミサイルのように敵に突撃し、無敵のシールドパワー”を持つ。バットマンの相棒。動物が苦手なバットマンと人間が苦手なエース。そして子供の頃に家族を奪われたバットマンと、子犬の頃に家族を失ったエース。幼少期のトラウマから性格の隅々までが似ている。■PB体の変幻自在に操れるブタのPB。ちょっとドジ。気が優しく陽気な性格の持ち主で、夢も心もビッグな乙女は、ワンダーウーマンの大ファン。突然スーパーパワーを持ち始めたときも、ワンダーウーマンに強い親近感を覚えていた。■マートンのんびりとした話し方ながら、目にも留まらぬ超高速で移動するお婆ちゃんカメ。光速級のスピードでおなじみのフラッシュと同じ能力を持つ。■チップクリプトとエースと共にスーパーペットの一員で“手から電気を発する”ビビりなリス。■ウィスカーズあざと可愛い強すぎる子猫。“スーパーペット”たちの前に立ちはだかる最強の敵。あざと可愛い見た目に反して、しっぽマシンガン、ひげミサイル、毛玉ボムボムなど全身が武器。スーパーパワーを手にしたペットたちに容赦ない攻撃を繰り広げる。■ルルウィスカーズを従え、手下のモルモットたちと共に世界征服を企む極悪非道なモルモット。声優にドウェイン・ジョンソンやキアヌ・リーブス声優キャストは、クリプト役に、DC映画『ブラックアダム(原題)』でも主演を務めるドウェイン・ジョンソン。その他、『ジュマンジ』シリーズのケヴィン・ハート、『ジョーカー』のマーク・マロン、『マトリックス』シリーズのキアヌ・リーブス、『クワイエット・プレイス』のジョン・クラシンスキー、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』のディエゴ・ルナなど、豪華な顔ぶれが揃った。日本語吹替え版声優に楠大典ら日本語吹替え版声優も豪華な顔ぶれ。クリプト役を、ドウェイン・ジョンソンの吹替としても有名な楠大典が演じる他、高木渉、魏涼子、梶裕貴らが出演する。また、松岡茉優、チョコレートプラネットの松尾駿も日本語吹替版の声優として参加。松岡茉優がブタのPB、松尾駿がカメのマートンを演じる。さらに、市川ぼたんが声優に初挑戦。“スーパーペット”たちの前に立ちはだかる最強の敵・子猫ウィスカーズを務める。この他、世界征服を企むモルモット・ルルの手下・キースには鈴村健一、キースと一緒にルルの手下となるモルモット・マークには中村悠一が決定。さらに、山野井仁、山寺宏一、武内駿輔、宮島依里、ランズベリー・アーサー、小若和郁那、菊池通武、佐古真弓、山路和弘、朴璐美といった豪華声優陣たちが集結し、物語を盛り上げる。監督はレッド・スターン監督は、『レゴ バットマン ザ・ムービー』『スモールフット』『コウノトリ大作戦!』などに参加してきたジャレッド・スターンが担当する。【詳細】映画『DC がんばれ!スーパーペット』公開日:2022年8月26日(金)監督:ジャレッド・スターン製作総指揮:ジョン・レクア、グレン・フィカーラ、ニコラス・ストーラー、アリソン・アベイト、クリス・レイヒー、シャロン・テイ ラー 、コートネイ・ヴァレンテ製作:パトリシア・ヒックス、ドウェイン・ジョンソン、ダニー・ガルシア、ハイラム・ガルシア、ジャレッド・スターン声の出演:ドウェイン・ジョンソン、ケヴィン・ハート、ケイト・マッキノン、ジョン・クラシンスキー、バネッサ・ベイアー、ナターシャ・リオン、ディエゴ・ルナ、キアヌ・リーブス日本語版声の出演:楠大典、高木渉、魏涼子、松岡茉優、松尾駿、市川ぼたん、梶裕貴、鈴村健一、中村悠一、山野井仁、山寺宏一、宮島依里、ランズベリー・アーサー、小若和郁那、菊池通武、武内駿輔、佐古真弓、山路和弘、朴璐美
2022年02月03日DC映画『ブラックアダム』が、2022年12月2日(金)に公開される。主演はドウェイン・ジョンソン。ダークヒーロー“ブラックアダム”が現代社会に蘇るDC映画『ブラックアダム』は、スーパーヒーロー“シャザム”の宿敵であり、支配欲求に取り憑かれた傲慢なダークヒーロー“ブラックアダム”を描く物語。正義のために戦うスーパーヒーローとは違い、ブラックアダムは「平和なんか知るか」と言い放ち、規格外のパワーで全てをぶっ壊す破壊神。幽閉されていたブラック・アダムだったが、5000年の眠りから覚醒し、最恐の力とともに監獄から解放され、自由の身に。街も戦闘機もお構いなしに圧倒的な力でぶっ壊していくブラックアダムだったが、そんな彼を危険視する〈世界を守るヒーロー軍団〉JSA ことジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカが立ちはだかる。主演はドウェイン・ジョンソン主人公・ブラックアダム...ドウェイン・ジョンソン5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。戦闘機の翼を片手でへし折り、武器で攻撃されても表情一つ変えず一瞬で空中に蹴散らすなど、圧倒的な強度とケタ違いのパワーを持つ暴君。奴隷として一度死ぬものの、息子の命と引き換えに、破壊神としてよみがえる。ヒーローは殺さないが”俺は殺る”という。主演を務めるのは、『ワイルド・スピード』シリーズ、『ジュマンジ』シリーズで知られるドウェイン・ジョンソン。ドウェイン・ジョンソンは、ブラックアダムのキャラクター性について「ブラックアダム以上に自分のDNAに語りかけてくるものはいない」と語り、体を大きくみせるためのコスチュームの詰め物を断固拒否。自身のトレーニングで、驚異的な体を作り上げたという。彼は、ブラックアダムの登場により「DC ユニバースのヒエラルキーが変わる」ともコメント。■スーパーヒーロー軍団“ジャスティス・ソサエティ”ブラックアダムの暴君ぶりをみかねたスーパーヒーロー軍団がジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカで通称“JSA”。ルール無用でやりたい放題のブラックアダムを危険視し世界を守る。”世界を救わない”アンチヒーローとスーパーヒーローチームが激突する。ドクター・フェイト役 - ピアース・ブロスナン黄金のヒーロースーツがトレードマーク。未来を予知する能力を持つ魔術師。ホークマン役 - オルディス・ホッジジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ(JSA)のリーダー。ホークのごとく空を飛ぶ。正義感が強く「平和のため降伏せよ」とブラックアダムに言うのだが…拒否されてしまう。サイクロン役 - クインテッサ・スウィンデルJSAに新たに加入した新人で嵐を操る天才。飛行能力もあり、風を自在に操ることができる。アトム・スマッシャー役 - ノア・センティネオ新人ヒーローで巨大化する能力を持つなど、体を自在に変えることができる。監督はジャウム・コレット=セラ監督は、『ジャングル・クルーズ』でドウェイン・ジョンソンとタッグを組んだジャウム・コレット=セラ。『エスター』『ロスト・バケーション』など、ジャンル映画でヒットを飛ばすビジュアル派の鬼才が、スーパーヒーロー映画に初参戦する。日本版声優に豪華キャスト集結日本版の吹替を担当する声優キャストも豪華な顔ぶれが集結。破壊神”ブラックアダム役を楠大典、ホークマン役を杉村憲司を務める他、田中秀幸、内田真礼、榎木淳弥、坂本真綾らが声の出演を果たす。・ブラックアダム役…楠大典・ホークマン役…杉村憲司・ドクター・フェイト役…田中秀幸・サイクロン役…内田真礼・アトム・スマッシャー役…榎木淳弥・アドリアナ役…坂本真綾・アモン役…山崎智史・イシュマエル役…加瀬康之・カリーム役…島田岳洋・アマンダ・ウォラー役…上村典子・エミリア・ハーコート役…水樹奈々<映画『ブラックアダム』あらすじ>5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。過去に息子を奪われた復讐心から、その破壊力を現代の人類へと向ける。スーパーヒーロー軍団“JSA”が立ちはだかるのだが…ブラックアダムは人類の脅威となるのか、それとも…!?【詳細】映画『ブラックアダム』公開日:2022年12月2日(金)監督:ジャウム・コレット=セラ脚本:アダム・スティキエル、ロリー・ヘインズ&ソーラブ・ノシルバン原案:アダム・スティキエル、ロリー・ヘインズ&ソーラブ・ノシルバン製作:ボー・フリン、ドウェイン・ジョンソン、ハイラム・ガルシア、ダニー・ガルシア製作総指揮:ドウェイン・ジョンソン出演:ドウェイン・ジョンソン、ピアース・ブロスナン、オルディス・ホッジ、ノア・センティネオ、サラ・シャヒ、マーワン・ケンザリ、クインテッサ・スウィンデル、ムハンマド・アーメル〈日本版声優キャスト〉出演:楠大典、杉村憲司、田中秀幸、内田真礼、榎木淳弥、坂本真綾、山崎智史、加瀬康之、島田岳洋、上村典子、水樹奈々
2022年02月03日怒りをなかったことにはさせない!私たちの闘いの物語が幕を開ける――。高野ひと深さんによるコミック『ジーンブライド』とは?いま描きたいこととして、フェミニズムをテーマにした作品が最初に浮かんだという高野ひと深さん。「特に、性加害への怒りの炎がごうごうと燃えていることに気づきました。毎日生きることに必死で、怒りをいちいち意識していたら身がもたない。だから奥のほうに押しやり、忘れてしまっていたのです。私と同じように怒りを封印している人がいないか、周りに問いかけてみたい思いが生まれ、物語が始まりました」主人公の諫早依知(いさはやいち)は、インタビュー相手の映画監督に露骨なセクハラを受けたり、ランニング中に変質者と遭遇するような日常にうんざりしている。そんな彼女に突然会いに来たのが、元同級生の正木蒔人(まさきまくひと)。「彼は空気が読めず、独自のルールに強いこだわりを持っているので、“普通”を求めてくる社会から浮いてしまいがちです。彼と同じような、自分の特性による生きづらさを抱える人たちも、現実の世の中にはたくさんいるので、物語に現れることはごく自然だなと思いました」依知と蒔人は、ちぐはぐなコミュニケーションをしながらも、高野さんいわく「自分の生き方や理念、こだわりにフォーカスしていった結果、偶然支え合いが生まれる」ように。気になってくるのは、そんなやり取りの合間にフラッシュバックされる、ふたりが同級生だった頃の記憶。「最初にSF設定を考えたのですが、SFを描くのが初めてで興奮しすぎたのもあって、読者の方を置いてけぼりにする勢いで発進してしまったんです。なので一番最初の読者である担当さんが受け止められるかどうか確認しながらアクセルを踏み、ふたりで何度も止まりながらドライビングすることで、1巻ができました。最後のページはアクセルを全開にできて、気持ちよかったです!」SF要素を盛り込みながら、女性であるゆえの生きづらさを描いた日常は細部までリアリティにこだわり、作り手の挑戦と覚悟を感じさせる。「カフェで流れるニュースの映像や、選挙の開票結果など、私たちが日本で見慣れている“おじさんばかりの社会”の絵を、小さくとも随所に入れるようにしています。私たち個人の問題ではないんだよ、ということを何度も何度も伝えていきたいです。そして私たちが抱えてきた孤独や恐怖、怒りは絶対に透明化させない。マンガという形で必ず残していくから!という思いで描き続けます」『ジーンブライド』1女性ゆえの生きづらさに飽き飽きしている諫早依知と、元同級生の正木蒔人。共通の過去を持ち、互いを助け合う仲になっていくふたりが直面する現実とは。祥伝社759円©高野ひと深/祥伝社フィールコミックスたかの・ひとみマンガ家。2015年デビュー。主な作品に『つらなるステラ』(全1巻)、『私の少年』(全9巻)。本作は『FEELYOUNG』で連載中。※『anan』2022年2月2日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2022年01月31日『Batgirl』(原題)に登場するトランスジェンダーのキャラクター、アリシア・ヨー役に、自身もトランスジェンダーであるアイボリー・アキノが起用された。DCコミックスを原作とした実写映画にトランスキャラが登場するのは初めてだという。「Variety」誌が報じた。アリシアは、レスリー・グレイス演じるバーバラ・ゴードン/バットガールの親友かつルームメイト。今月中旬にレスリーがインスタグラムのストーリーズに「バーバラ×アリシア」とキャプションを添えた手をつないで道路を横断する2人の女性の後ろ姿を投稿し、アイボリーをタグ付けすることで、アリシア役のキャスティングをいち早く匂わせていた。「People」誌によれば、アイボリーは2017年にドキュメンタリードラマのミニシリーズ「When We Rise」に出演した際に、記者会見でトランスジェンダーであることを公表。同作は1970年代から2010年代のアメリカにおけるLGBTの権利擁護運動を描いたもので、アイボリーは実在の活動家でトランスジェンダーのセシリア・チョンを演じた。フィリピンで誕生し、ティーンの頃にアメリカに移住したアイボリーは、26歳のときに国外で性別適合手術を受けた。それまでは「トランスの俳優はなんの役ももらえないんじゃないか」と俳優業を諦めそうになったこともあったというが、手術を受けたことで「外見と内面がやっと一致したと感じられた。それで最初に思ったことは『また演じられる!』だった」と語っている。『Batgirl』は年内にHBO Maxで配信予定。(Hiromi Kaku)
2022年01月26日2021年も残りわずか。今年もウーマンエキサイトではたくさんのコミックストーリーを読者の皆さんにお届けし、たくさんの反響をいただきました!コミックライターさんによる「創作コミック」、実話を元に脚本を制作した「コミック連載」、ママの日常を綴った「コミックエッセイ」など、幅広いジャンルの作品を楽しんでいただけたのではないかと思います。今回はその中から編集部が特におすすめしたい珠玉のコミックストーリーを、おすすめポイントとともにジャンル別にご紹介します!■創作ストーリー部門・子育てが終わったら私に何が残る…? その答えを見つけたママの物語に涙私は母親であることを楽しんでいたんだ…!【あさひが丘の人々 第75話】私は母親であることを楽しんでいたんだ…と気づく主人公のみさのストーリーに「子どもがいてもいなくても 世界中の皆がこんな涙が流せる時がきたら良いな…」「涙が出ました」など、読者の方から多くの感想をもらった感動作です!(編集部I)【→ この作品を見る 】 【「あさひが丘の人々」連載はこちら】 この連載の全話を見る >> ・悩めるママを救う「ピンクのパンダ」の言葉が深い…!クローゼットの奥にしまわれた服…ママのあるべきファッションって何?(1)【親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK! 第16話】「ママだから」という理由で個性的な服を諦めているママ。しかしいきなり現れたパンダが「好きを否定するのは辛くない?」と問いかけて…。子どもの素直なセリフにも共感が集まり、NHKでも取り上げられた話題の作品!(編集部K)【→ この作品を見る 】 【「親子を救う!?ピンクのパンダのオールOK!」連載はこちら】 この連載の全話を見る >> ■コミック連載部門・料理が苦手なママへ義母が放ったひと言に称賛の嵐!毎日の料理が苦痛!夫や息子からのダメ出しにイライラが止まらない/料理が苦手なママ(前編)【ママの楽しみかた Vol.1】料理が苦手で、毎日の食事作りに苦痛を感じているママは多いはず。そんなママたちに対し「無理せずいろいろなものを頼っていい!」と気づきを与える内容で、「涙がでそうでした」「こんな義母が欲しい!」など多くのコメントが寄せられました!(編集部A)【→ この作品を見る 】 【同じテーマの連載はこちら】ママの楽しみかた この連載の全話を見る >> ・子どものための中学受験がまさかのママ友トラブルに発展!?友だちトラブルが試験結果に直結…!?/ママ友の塾マウント・櫻島家の場合(1)【親たちの中学受験戦争 Vol.10】中学受験では、親も手探りで孤独な状態。だからこそ塾内の成績順位、志望校の詮索でママ同士のトラブルに発展することも…!読者からも、他の親からの干渉や子ども同士のトラブルなどのエピソードが多く寄せられました!(編集部K)【→ この作品を見る 】 【同じテーマの連載はこちら】親たちの中学受験戦争 この連載の全話を見る >> ・PTA役員のありかたとは? 2人のママの視点から考える初のPTA役員に不安が募る! 一緒に活動するママからの突然の丸投げ/PTA役員トラブル(1)【私のママ友付き合い事情 Vol.167】仕事を理由にPTA業務を別の人に押し付けるトラブルが発生!しかし問題の本質は別にあって…。「PTAってボランティアだったの?」「PTA業務で学校と対立した」など多様な意見が集まり、ママたちの関心の高さがうかがえました。(編集部K)【→ この作品を見る 】 【同じテーマの連載はこちら】私のママ友付き合い事情 この連載の全話を見る >> ・「こんなはずでは…」想像以上に親の負担がかかる子どもの習い事サッカーの保護者当番に「仕事が忙しい」は通用しない!?/子の習い事には親の負担がつきもの?(1)【親子関係ってどうあるべき? Vol.54】「子どものため」という名目で、親が気を利かせて対応することがエスカレートしがちな習い事の当番。時にそれは仕事を頑張りたい母親には高いハードルになってしまうことも。「子どもを応援したいけど、親が頑張りたいことを諦めるのも違うと思う」と読者からは複雑な声が届きました。(編集部I)【→ この作品を見る 】 【同じテーマの連載はこちら】親子関係ってどうあるべき? この連載の全話を見る >> ・止まらない義姉の暴走…その裏にあった彼女の苦悩とは?何かをこじらせてる…!? 初対面の義姉に心がザワつく/困った義姉(1)【義父母がシンドイんです! Vol.175】義理の姉のクセがスゴい!強烈キャラに周囲は振り回されるしかないのでしょうか!?「式場見学についてきて言いたい放題」「経産婦にあり得ない暴言」など、身勝手すぎる義姉の行動と発言に「信じられない…」「うちはもっとスゴかった」など怒りと共感の声が殺到しました。(編集部K)【→ この作品を見る 】 【同じテーマの連載はこちら】義父母がシンドイんです! この連載の全話を見る >> ■コミックエッセイ部門・偏食の夫や娘にどう向き合う? 悩んだ末にたどり着いた「楽しい食卓」スイス人夫vs日本人妻 結婚と同時に「食の好みが合わない」バトル勃発! ?【スイス人夫VS日本人妻 〜家族の偏食、どう乗り切る?〜 Vol.1】栄養や健康のことを考えて食事を作っているのに食べてくれない…。家族の偏食に長年悩むも「人それぞれ必要なものは違うし、無理に食べさせなくてもいい」という気づきに「参考になった! 」という声が多く寄せられました!(編集部N)【→ この作品を見る 】 【この作者の連載はこちら】今日もどすこい母さん この連載の全話を見る >> 娘が夜驚症になった話 この連載の全話を見る >> ・バイリンガル教育のメリット・デメリット簡単ではないバイリンガル教育。でも頑張ろう!と思えた、ステキなエピソード【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.40】バイリンガル教育は「その環境があって羨ましい」としか思っていませんでしたが、記事を通じて懸念点もあると知りました。正解のない子どもの教育ですが、ネガティブな点を加味しても「ポジティブな可能性を与えてあげたい」と思えることは、その思いを信じて力を注いでいく、というのは素敵な方針だと思いました。(編集部T)【→ この作品を見る 】 【この作者の連載はこちら】ドイツDE親バカ絵日記 この連載の全話を見る >> ・妊娠を周囲に知らせるタイミングって難しい…!妊娠は何が起こるかわからない…義両親や息子、ママ友に「妊娠を報告するタイミング」【なんとかなるから大丈夫! Vol.21】夫や義両親、ママ友…それぞれに妊娠を伝えるタイミングは考えれば考えるほど難しくなります。でも、このコミックエッセイを読むと、あえてタイミングを読まずに伝えることが大事なのではと感じて勇気づけられます。(編集部K)【→ この作品を見る 】 【この作者の連載はこちら】なんとかなるから大丈夫! この連載の全話を見る >> ・娘の長引く登園拒否に不安が募るけれど…娘が突然登園拒否 これは甘えなのか、それとも…【幼稚園退園しました Vol.1】何かと悩みがちな子育て。我が子についてはちょっとでも王道から外れると親が不安になりがちですが…「道は1つじゃない」とたどりついた場所で楽しく生きようというメッセージに勇気づけられました。(編集部M)【→ この作品を見る 】 【この作者の連載はこちら】チッチママ&塩対応旦那さんの胸キュン子育て この連載の全話を見る >> ・ママのネガティブが娘に影響…? ママの自分改革がもたらした効果なぜ娘は自分を否定する!? ポジティブに育てたつもりが、予想外の落とし穴が…!【ヲタママだっていーじゃない! 第115話】大人になると自分を変えることが難しくなっていくと思いますが、子どものために短所と向き合い、ポジティブになれたことに素直にすごい!と思いました。そして結果、「自分のことが好きになってきた」との文にじーん。(編集部K)【→ この作品を見る 】 【この作者の連載はこちら】ヲタママだっていーじゃない! この連載の全話を見る >> ■まとめ皆さんの心に響いたコミックストーリーはありましたか? 来年もウーマンエキサイトは、ママたちが少しでも癒されたり、共感したり、新しい価値観を得たりして楽しめるコミックストーリーを発信していきます! 新作コミックストーリーもぜひチェックしてくださいね。
2021年12月25日2021年のウーマンエキサイトの「コミックエッセイ」記事を閲覧数別TOP10にして発表! 現役ママたちに支持されたコミックエッセイを一挙に紹介します!■【第1位】 小学生のお友達トラブル/じゃがいもころりんさん子どもにはお友達とのトラブルがつきもの。しかし、もし大切なわが子が怪我をして帰ってきたら…。実体験を元にしたじゃがいもころりんさんのエッセイが、2021年もっとも読まれたコミックエッセイ第1位に輝きました! 【じゃがいもころりんさんの受賞コメント】このたび、コミック大賞を受賞する事ができ心より嬉しく思います! 第一子の時のエピソードなので、私自身どうしたら良いのやら迷い悩みつつではありましたが、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉を忘れないように心がけた記憶があります(笑)。今となっては、(重大な取り返しつかないことでなければですが)子どもに起きたトラブルは親子で経験値を積むチャンスだと思っています。読んでくださった皆様本当にありがとうございました! >>この作品を見る ■【第2位】 親に整形させられた私が、母になる/グラハム子さん中学を卒業した春、「あなたのためになんでもしてあげる」と実の母親から言われ、整形させられてしまう主人公。それから20年、主人公が結婚して母になるまでのストーリーが描かれます。母になった自分自身と、そして実母とどう向き合っていくのか…。最終回を迎えたばかりの本作は一気読み必須です!【グラハム子さんの受賞コメント】こんなにたくさんの方に読んでいただけたなんて嬉しいです。この作品は、虐待まではいかないけれど、親の過干渉により心が少しずつ歪んでいってしまう女の子の話です。フィクションは混ぜていますが、私の体験談でもあります。どこまでが親の愛や教育で、どこからが虐待という明確な基準がないからこそ、親子関係は難しいんですよね。読者の皆様からいただいた感想もとても嬉しかったし、励みになりました。どうもありがとうございました! >>この作品を見る ■【第3位】 サヨナラ、心がくじけたパパ/もりりんパパさん家では育児、会社では新しい仕事…。あらゆるプレッシャーを抱える中、自分の病気が見つかり…。心がくじけてしまったパパの目線で描かれるリアルストーリー。今回のTOP10内で唯一パパ目線で描かれた作品です!【もりりんパパさんの受賞コメント】ま…まさか僕の記事がランクインしてしまうとは。編集部の方からご連絡を受けた際に、驚きすぎて時間がとまってしまいました。これも読者の皆様や編集部の方々のおかげです。本当にありがとうございます。当時はとにかく大変な時期でしたが、子ども達も含めて家族が一丸となることでどうにか乗り越えることが出来ました。今も似たような状況でまた大変なのですが、また乗り越えてみせます!これからもどうぞ宜しくお願い致します! >>この作品を見る ■【第4位】 娘が夜驚症になった話/ケイコモエナさん夜中突然スイッチが入ったように泣き出してしまう「夜驚症」。医師に原因はないと言われるものの、お友達のマリーが関係しているような気がして…。原因がはっきりしないがゆえに悩んでしまう母の葛藤が描かれています。【ケイコモエナさんの受賞コメント】とてもとても嬉しです! ありがとうございますー!人間関係って自分のことならどうにかなるものですが、我が子のこととなると、そんなわけにも到底行かず…。あーだ、こーだ悩みまくって、一母のリアルな心の葛藤をそのまま描いてみました。今では問題になったマリーとは大大大親友で、この時のお話が嘘のようです。 >>この作品を見る ■【第5位】 産後バセドウ病になった話/まつざきしおりさん「いいお母さんになるんだ」と張り切っていた産前。しかし、実際に育児が始まると現実は理想通りにはいかず…。ある日体が悲鳴を上げしまい、バセドウ病であることが分かり…。【まつざきしおりさんの受賞コメント】この度は、このような素敵な賞をありがとうございます! 病気について書くのは今回が初めてで、デリケートな題材でもあるので、筆を執るのもとても悩み、試行錯誤しつつドキドキしながら描きました。私自身、当時病気の原因がわかるまで本当に怖くて不安だったので、私の体験が少しでもみなさまのお役に立てたら幸いです。本当にありがとうございました!! >>この作品を見る ■【第6位】授乳が気持ち悪い…「私は母性がないの?」と苦しんだあの感覚の正体がわかった/オギャ子さん授乳している時間が尊い、わが子がおっぱいを飲む姿が愛おしい…。そんな感情は母親なら感じて当たり前? 授乳が苦痛で仕方がなかったオギャ子さんは、その不快な感覚に名前があることを知り…。同じような悩みを持つママたちから多くの共感を呼んだコミックエッセイがラインクイン!【オギャ子さんの受賞コメント】この度は6位に入賞をさせて頂きまして大変光栄です。言葉にできなかった授乳時の不快感に名前があることがわかり、大変多くの反響があったように感じています。同じような経験をしてきたお母さん同士が共感しあえる場所を作る事ができ、まるで当時の私の気持ちも浮かばれたような気がしています。そして何より私の「授乳が辛かった」というつぶやきに対して「それってD-MERじゃない?」と教えてくれた読者さんに何より感謝しています。 >>この作品を見る ■【第7位】4年間の不妊治療の記録〜私の願いと夫の気持ち〜/にわゆりさん当たり前のように子どもができると思っていた夫婦が、4年近くかけて不妊治療に挑んだリアルストーリー。治療をステップアップしていくたびに、夫婦が感じるプレッシャーやゴールの見えない辛さ…。そして最後に迎えた結末とは…!【にわゆりさんの受賞コメント】この度は7位に選んでいただきありがとうございます! 不妊治療というデリケートなテーマ。全体を通して治療過程での苦労や感情の流れを丁寧に、時には涙ぐみながら描きました。とても思い入れが強い作品なので、たくさんの方に読んでいただけてとても嬉しく思います。そしてこのお話の主人公となった本人も、大変喜んでいます!本当に、読んでいただいてありがとうございました! >>この作品を見る ■【第8位】お風呂を促すのやめてみたら…子どもたちはいつ動き出すのかを実験してみた!/ホリカンさん5人の子どもを育てるホリカンさんの課題は、子どもたちがすんなりお風呂に入ってくれないこと。そこでお風呂に入ることを促すのをやめてみたところ、子ども達はある理由で自主的にお風呂に入ることが分かり…。【ホリカンさんの受賞コメント】この度は誠にありがとうございます!わが家のお風呂事情を(笑)沢山の方に読んでいただけて嬉しいです!全員が幼かった頃はいっぺんにまとめて入れていましたが、大きくなってくるとそういうわけにもいかず。人数が多い分、一人一人がいかに素早く入るかが毎日の課題なんですが…なかなかすんなりいきません(笑)子どもたちの【なんでやねん(怒)!】ということほど観察すると面白い発見があったりするので日々学びだな~と思う今日この頃です! >>この作品を見る ■【第9位】それは違う…親の職業について問われた息子がまさかの回答を!/ちょっ子さんデザインの仕事をしているちょっ子さんご夫婦は、日ごろから公表できない制作物を手掛けているケースもあるため、息子のきゃん太くんを仕事部屋には入れないようにしていたとか。そしてある日、友達に両親の職業を聞かれるとまさかの回答が…!【ちょっ子さんの受賞コメント】この度のランクイン、大変うれしいです。いつも読んでくださる読者さまと、編集部の皆さまに感謝です!両親に言われたことを守らなければと、おそらく息子なりに一生懸命考えて出したこの返答…。息子に必要以上に気をつかわせてしまっていたのかな、と少し申し訳ない気持ちにもなった出来事でした。ちなみに今も我が家は息子のお友達から「怪しい家庭」と思われたままだと思います。 >>この作品を見る ■【第10位】やって良かった習い事は…? 何度も間違ってようやく本質に気がついた!/tomekkoさん同じマンションのお友達に誘われて入ったサッカーチーム、体力づくりのためにもと始めたスイミングスクール…。しかし、どちらも長男くんは辞めたいと言い…。初めての習い事、親がわが子に身につけさせてあげたいことや、苦手そうなことの克服のために習い事を勝手に選んでしまった後悔の後、行き着いた着地点とは…!【tomekkoさんの受賞コメント】習い事って子どものためのはずなのに、ついつい親のコンプレックスやエゴを押し付けてしまったり、子ども自身のモチベーション低下にイライラしてしまったり…そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。今回は毒親道まっしぐらだった長男幼児期からの大反省会のようになってしまいましたが、習い事で得られる本当のメリットって、身につける内容とはまたちがうところにあるのかも…と描きながらつくづく実感しました。私の失敗談が読んでくださった方の参考になれば幸いです。ありがとうございました。 >>この作品を見る 以上、2021年に読者の皆さんに読んでいただいたコミックエッセイランキングTOP10でした! コミックライターのみなさんが綴るエッセイは、現役ママたちが抱える悩みや葛藤から笑いや感動まで、さまざまな感情が動かされるテーマばかりです。2022年も引き続きウーマンエキサイトのコミックエッセイをお楽しみに!
2021年12月25日ウーマンエキサイトが2021年までに紹介してきたコミック作品はなんと100作品以上にも! この記事では、特に人気のあった完結コミックを10作品をご紹介します。すべて完結した作品なので、気になる結末もすべて読みきれます。ぜひ年末年始に一気読みしてみてくださいね! 【妊娠前から不倫されてました(全67話)/えみこ】夫の裏切りは妊娠前からだったという衝撃展開!宇宙人に扮した夫婦の不倫発覚から終結までの一部始終を描いた本作。夫の裏切り、あなたは許せますか? フルタイムワーママ「えみこ」が夫の異変に気付いてからの追求〜反撃〜制裁〜決断までの道のりが描かれた長編作品。 >>この作品を見る 【母とうつと私(全54話)/笹川めめみ】うつ病と向き合う家族の壮絶な戦い…優しい両親との何不自由ない幸せな毎日は、母親のうつ病により一変。病気と向き合う家族の壮絶な戦いが、娘目線で綴られています。家族ってなんだろう、家族ってどうあるべきなんだろう…。実際にあった体験を元に描かれた内容に、「家族とは」という大きなテーマを考えさせられる作品です。 >>この作品を見る 【旦那の浮気を暴いた話(全51話)/人間まお】許せない!新婚1年目で旦那が浮気!結婚1年目、結婚ほやほやの主人公を襲った事件、それは旦那の浮気。些細な変化から浮気に気づき、暴き出す妻と追い詰められていく夫の行く末が描かれています。妻が「直子ってだれ?」と浮気相手の名前を出し、夫を問い詰めたシーンは必見! >>この作品を見る 【物がなくなる家(全30話)/ツムママ】家から物がなくなる…犯人は誰?最初は快適だと思っていた義母との同居生活。でも、なぜか同居を始めたころから物がなくなり出して…。まさか、その犯人は…!? >>この作品を見る 【娘の友達に困った時の話(全19話)/Ai】娘の友達の衝撃的な事実とは!?ある日家に遊びにやってきた娘の友達・きららちゃんは、帰宅時間になると、家が分からないから帰れないと話し始める。叔母さんと住んでいることが分かり送りに行くと、なんと叔母はきららちゃんに手を挙げていて…。やるせない気持ちを抱えたまま、学校に連絡すると…。 >>この作品を見る 【我が子を触れない母の話(全24話)/koto】触るたびに泣き叫ぶわが子…私はダメな母親?抱っこどころか触ることさえ拒絶し続ける娘に対し、ただ優しく抱きしめてあげたいだけなのに…と悩む母。娘の発達には何か問題があると確信し、療育に通うことを決心するが、親子は触れ合うことができるのか…! >>この作品を見る 【出産の記録〜低酸素性虚血性脳症の娘と私(全57話)/あさのゆきこ】想定外の試練に見舞われた妊娠・出産の記録!妊活、流産、待望の妊娠、そして重症新生児仮死…。想定外の試練に見舞われた壮絶な妊娠・出産の記録。出産することの奇跡、命の尊さを感じるストーリーは涙なしでは見られません…! >>この作品を見る 【イチオさんがシンパパになるまで(全23話)/えみこ】妻の不倫で幸せな家庭が崩壊!30代前半サラリーマンのイチオは、妻と子どもとと幸せな暮らしを送っていたはずが、妻の不倫発覚により一変! サレ夫となりもがきながらも、シンパパになると決心したイチオの人生を描いた作品。 >>この作品を見る 【その人って本当にママ友ですか?(全20話)/ちなきち】孤独な毎日から救ってくれたママ友の正体…夫の仕事の都合で引っ越しを終え、孤独な毎日をすごしていたところに現れたママ友…。しかし、ある日を境に家から物が消えていき…、クローゼットに入っていたはずの青いワンピースをママ友が着ていて…。不信感は深まり、夫がカギを握っていたという思わぬ結末が…! >>この作品を見る 【私の家で何してるの?(全10話)/ちなきち】義妹との壮絶な闘い!出会った時から、おかしかった弟の嫁。そんな義妹が実家に転がり込んできたことで、予想だにしない壮絶な闘いが幕を開け…。 >>この作品を見る 2021年、特に人気を集めた完結コミックをご紹介しました。この他にも、ウーマンエキサイトには、育児、ママ友、義父母、夫婦関係、不倫など、さまざまなジャンルの完結コミックがたくさん。ぜひチェックしてくださいね! \完結コミック一覧ページを見る/
2021年12月25日ウーマンエキサイトが展開している数多くのコミック作品の中でも人気なのが、編集部によせられたエピソードを元に編集したオリジナルの「コミック連載」。この記事では、爆発的な閲覧数を誇る2021年のコミック連載ランキングTOP10を発表します!■【第1位】 習い事コーチと5人の妻小1の息子と夫と暮らすあゆみは、育児と家事だけの退屈な毎日に不満を抱えていた。そんなある日、息子を通わせているサッカーチームに新しいコーチ・直樹がやってきた。優しく爽やかなイケメンである直樹へのときめきを隠せずにいたあゆみだったが、あることをきっかけに直樹と急接近。しかし、直樹との禁断の関係をもったのは、実はあゆみだけではなかった…! 保護者のあゆみ・沙里・春子・みほ、そして直樹の妻由佳の「5人の妻」の視点から描かれた長編コミック。 >>この作品を見る ■【第2位】 略奪婚した夫の裏の顔化粧品メーカーに勤める恵は、社内の飲み会で知り合った10歳以上年上の悠一と意気投合。すぐに付き合うことになったが…悠一がまさかの既婚者であることが発覚!離れたいのに離れられない…恵は苦悶するが、その後離婚した悠一と、周囲の反対を押し切って結婚。略奪婚に浮かれる恵だったが、本当の地獄はここからだった…。 >>この作品を見る ■【第3位】 義父と同居/義父母がシンドイんです!理央が偶然出会ったママ友の美樹。次第に服装、髪型、持ち物までが似てきて、夫まで間違うほどになっていく。不気味に感じながらも育休が終わることで付き合いが途絶えると思っていたのだが、理央の周囲で異変が起こり始めてしまう。そして理央の会社にまで入社しようと企む美樹の口から狂気に満ちた理由が明かされて…。 >>この作品を見る ■【第4位】 微妙な負担を押し付けてくるママ友/私のママ友付き合い事情沙織のママ友の真美は、子どもを連れておやつの時間に遊びに来ておやつを食べていったり、車で出かけようとすると「乗せて」と言ってきたり、ランチの会計時にちょっとだけ足りないから出してと言ってきたり…。とにかく微妙な負担を押し付けてくる困ったママ友に「まあこれくらいならいいか」と応えてきたが、その行動はすべて確信犯だと感じたとある日、同じ悩みを持つママ友と結託することに…! >>この作品を見る ■【第5位】 私になりたいママ友/私のママ友付き合い事情理央が偶然出会ったママ友の美樹。次第に服装、髪型、持ち物までが似てきて、夫まで間違うほどになっていく。不気味に感じながらも育休が終わることで付き合いが途絶えると思っていたのだが、理央の周囲で異変が起こり始めてしまう。そして理央の会社にまで入社しようと企む美樹の口から狂気に満ちた理由が明かされて…。 >>この作品を見る ■【第6位】 孫差別する義母/義父母がシンドイんです!恵の目の前で繰り広げられる義母の孫差別。実娘である美月と美月の子どもたちばかりをかわいがり、恵の子どもである遼には理不尽な理由で怒鳴られてしまう。そんな義母の言動に夫も我慢できず、次第に義両親とは疎遠になっていく。しかし義母に溺愛されていた美月の離婚によって、義母と義妹がさらなる暴走を始める…! >>この作品を見る ■【第7位】夫の女友達が気になる/夫婦の危機1歳の娘の育児に奮闘する有紗には、以前から抱えている悩みがある。それは夫・雄太の女友達である伊藤由紀のこと。やたらと雄太との距離が近い由紀に戸惑う有紗だが、そんな気持ちを雄太は全く理解できていない様子。雄太の大事な友達だからと、なるべく気にしないよう過ごしてきた有紗だが、ある日、産後の自分よりも由紀を優先する雄太に対し、ついに我慢の限界がきてしまう。 >>この作品を見る ■【第8位】 食い尽くし系夫/うちのダメ夫「食い尽くし系」の夫と2人の子どもと暮らす主人公。食い尽くし系とは、目の前にある料理について周りの人の分を考えずに無意識に食べてしまう人のこと。大皿に盛られた餃子も、必死に作った作り置きも、いつのまにか平らげてしまう夫にイライラが止まらない…。ある日、許し難い食い尽くし事件が起こり、主人公はいよいよ解決に向けて乗り出す。 >>この作品を見る ■【第9位】 嫁いびり/義父母がシンドイんです!婚期を逃すまいと焦っていたかなこは、婚活アプリで知り合った洋太とトントン拍子に結婚することに。しかし強烈キャラの義母とは折り合いがつかず…。何かと口を出してくる義母と、義母の肩を持つ洋太にうんざりしはじめるかなこだったが、義母の暴走はかなこに子どもが生まれてからどんどんエスカレートしていき、狂気じみていく…。 >>この作品を見る ■【第10位】 出世欲のない夫/うちのダメ夫育児と家事を率先してやってくれる夫の隆は、昇進に興味はなく年々給料も下がっていた。そんな夫を見て、やりたいことを仕事にした妻の奈々子は、「一家の大黒柱なんだから、家庭に逃げてばかりいないでしっかりして」と酔った勢いて暴言を吐いてしまう。冷戦状態が続く中、夫は妻に離婚届を差し出し…。 >>この作品を見る どれも読みだしたら止まらない気になるテーマばかり! 2022年もたくさんのオリジナル作品をご紹介予定です。ぜひ引き続きご期待くださいね!
2021年12月25日長田佳奈さんによる、コミック『うちのちいさな女中さん』をご紹介します!14歳のマジメすぎる女中さんハナ。ひたすら愛でたくなる可愛らしさだ。「実は学生のころに描いていた、ネームが元になっています。女中さんと一緒の時間を長く描きたかったので、家の中でできる職種がいいなと思い、そのときは小説家でしたが、本作では翻訳家のおうちという設定にしました」翻訳家の蓮見令子の家に、女中さんとしてやってきたのは、14歳の女の子・野中ハナ。若いながらにとびきりの働き者で…。令子とハナ、ふたりの暮らしぶりが描かれ、話題になっているのが長田佳奈さんの『うちのちいさな女中さん』。「一般的に“女中さん”って、不遇な扱いを受けることの多い職業だと思われていますよね。でも調べてみると、当時は女性の一大職業で、花嫁修業としての側面もあったそうです。そういうポジティブな面を描いていきたいなと思います」ハナは、真面目で感情をあまり表に出さない女の子だ。それでも彼女の心情がひしひしと伝わってくる。「職業的心得もあって自分の気持ちを率直に見せたりしないハナですが、いわば猫に感じるようなじわじわとくる可愛らしさは表現したいと思っています。よく『猫落ち込む』『猫驚く』などと検索した画像を参考にしていますね」もうひとりの主役である令子も、当時はまだ珍しい自立した職業婦人。時代は違えど、働く女性の悩みや困りごとはそう変わりない。現代女性たちも共感できそうだ。また、昭和初期の暮らしにまつわる各編にちりばめられたエピソードや描写も興味深い。令子が原稿を書くのに使うのはつけペンだったり、冷蔵庫は氷を入れて使うものだったりと、道具などが描かれたコマには、つい見入ってしまうほど。長田さんは、以前、そうした暮らしを知ることができる資料館などを巡り、かつて使われていた道具の写真を撮り集めていたころもあるそうだ。それが、本作のさまざまなシーンで生きている。「昔の人も、より快適に、より便利に生活しようとしていた工夫が、道具から垣間見えるんですよね。たとえば、お花見に野外で日本酒を熱燗でいただける道具とか。今のようにガス・水道・電気などのライフラインが整っていなくても、あの時代の技術や工夫で生活を豊かにしようとしているのが面白いです」2巻以降は、各々の人間性が深掘りされ、関係性が深まっていく。これからもハナがいい人たちに巡り会って、幸せになって生きていってほしいと願わずにはいられない。『うちのちいさな女中さん』1舞台は昭和9年の東京。戦争が激化していく少し手前の設定で、そのころの日常がリアル。ハナの頑張りを見守りたい。2巻は来年2月に発売予定。コアミックス682円©長田佳奈/コアミックスおさだ・かな山梨県出身。2015年『2KZ』でデビュー。著書に『こうふく画報』『つれづれ花譚』(すべてぶんか社)が。本作は『月刊コミックゼノン』で連載中。※『anan』2021年11月3日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年11月01日どんな形にも変われる、名もなき関係の心地よさと心もとなさ。にくまん子さんによる、コミック『いつも憂き世にこめのめし』をご紹介します。「人間関係を描くのが好きで、なかでも男女の関係性に興味があるんです。感情の動く模様が、一番面白く描ける組み合わせなのかなって」主人公は同棲をしている男女。アラサーを過ぎ、年齢的にも付き合い的にもある程度落ち着いてきて、「結婚」という文字がチラついているような、いないような……。「実はマンガの中ではカップルという呼び方をしていなくて、あくまでも“長く一緒にいるあなたと私”みたいな名前のない関係を、ゆるゆると描けたらいいなと思っていました。柔らかい生活感ではあるんですけど、名前がないことで不安も少し混ざっているような、優しさと怖さの間みたいなイメージです」たしかに恋人、夫婦、親友など関係性の確認は安心材料になるのかもしれないが、それによって相手に甘えすぎたり、依存したり、自分と同化させてしまうこともある。その点、このふたりは慣れ親しんではいるけれども、お互いに対する思いやりも忘れていないことが、日々の何気ないエピソードから伝わってくる。「個人的にも名前のない関係性に悩まされたり、救われたりする場面が多く、へこむ理由も嬉しくなる理由も人間だったりするんです。人生になくてはならない存在であることが、感情としてどんどん生まれてくるほうが面白いとは思うんですよね」長く一緒にいる男女の常として面白おかしく描かれているのが、居心地のよさが増すにつれ、色気が薄れていくところ。女子会で盛り上がった下ネタを披露したり、テレビを見ながらオナラをしたり、ひとつ屋根の下のリアリティが絶妙だ。「普通の物語だったら省略されがちな生活臭とか、しょうもないけどみんな絶対にやってるだろうなっていうダサいやり取りが大好きなんです。普段からそういった細かいネタを溜めているというより、自然と目が行ってしまう。人としてのいとおしさを感じるので、なるべくいろんなところにちりばめたいんです」付き合いたての頃は想像できなかったであろう、気の抜けきった会話や、女友達のガサツな励まし合いに終始笑いつつ、切なさや温かさに包まれる不意打ちがたまらない。「マンガにも描いたのですが、部屋の中に日がふわっと入ってきて、彼女の髪がキラキラ光ってきれいだと思うような瞬間って、誰しも経験があると思うんです。見落としたり、忘れてしまう何気ない瞬間を拾って描くことで、読んだ人が記憶の連鎖のように何かを思い出すきっかけになればいいなと思っています」『いつも憂き世にこめのめし』結婚せず、恋人でいるほうが変わっているように言われる、お年頃。先は見えないものの、居心地だけはとにかくいい、ぬるま湯な暮らしをリアルに描く。KADOKAWA1056円©にくまん子/KADOKAWAにくまんこマンガ家。2018年、「泥の女通信」で商業誌デビュー。同人誌でも活躍。著書に『恋煮込み愛つゆだく大盛り』『涙煮込み愛辛さマシマシ』。※『anan』2021年10月6日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年10月04日コロナ禍の令和に、大人のプラトニックラブ再び。野村宗弘さんによる、コミック『うきわ、と風鈴。―友達以上、不倫未満―』。配偶者の浮気に悩む麻衣子と二葉は、社宅で隣同士。静かに惹かれ合う大人の恋愛を描いたドラマ『うきわ―友達以上、不倫未満―』(テレビ東京系)もいよいよ佳境。「映像化の流れもあって、担当さんから『令和の「うきわ」を描いてください』と言われたんですね。僕は結構大喜利的にネタを作っていくんです。うきわや風鈴も浮気や不倫のダジャレみたいなものだし、『かけおちはスクーターに乗って』という作品の『スクーター』も“救う人”という意味だし(笑)」似た設定での新連載はハードルが高いという気持ちもあったが、コロナ禍の日常を記録しておきたいマンガ家魂にも後押しされた。「赤い風鈴は厄除け、病除けになるというのを偶然知って、タイミング的にもいま描くべきだなと」かくて誕生したのが、野村宗弘さんの『うきわ、と風鈴。』だ。広島から、夫婦で上京してきた美以子。だが夫は、仕事の都合で妻の孤独には無頓着だ。美以子が寂しさを紛らわそうとベランダの彩りに風鈴を吊るしたことがきっかけで、マンションの隣に住む元シェフの牛久さんとのささやかな交流が始まる。時系列を行きつ戻りつ、近づきたい本能と近づけない理性との狭間で揺れるふたり。またも涙腺を刺激された。「前作の『うきわ』自体が、うきわを投げ合って救う/救われるというテーマだったんですよね。救ってあげる/救ってもらうではうまくいかない。自分で泳げるようにならにゃ。本作も、同じように配慮というのが仇になっていくというか。僕は配慮ってずるいところもあると思っとるんで。相手を傷つけないため、慮るためにするのが配慮だけど、自分を守るための配慮もある。美以子と夫は配慮しすぎて心が離れたわけだし、時にはそれを捨てないと難しい関係ってあると思うんです」野村さんのマンガは、ほんわか親しみやすい画風も魅力的。美以子の表情豊かな愛らしさ、牛久さんの朴訥な雰囲気は、野村さんのタッチだからこそ伝わってくる。「今回は、デカちびコンビでいこうと思って。僕、男性は大きくて四角い感じの人が好きなんです」この秋に発売予定の2巻では、牛久さんと牛久さんの奥さんの状況もわかってくるらしい。「現象や感情の中には言葉に存在しない、言語化できないことがあると思う。もしかしたら、そこにとても良い答えがあるかもなと。たぶん皆さんもモヤモヤしたところに答えを持ってる。それをマンガなら表現できるかなと思いながら描いてます」『うきわ、と風鈴。―友達以上、不倫未満―』1美以子と牛久さんのベランダ越しの交流でもう一つ大切なモチーフになっているのが牛久さんが育てているバジル。野村さんもべランダ菜園を楽しんでいるとか。小学館650円©野村宗弘/小学館のむら・むねひろマンガ家。広島県出身。2007年、自身の経験を描いた「とろける鉄工所」でデビュー。『うきわ』(全3巻)が原作のドラマが放送中。※『anan』2021年9月29日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年09月26日マーベルが新型コロナウイルスのワクチン接種促進キャンペーンとして、特別な「アベンジャーズ」のコミックをリリースした。マーベルは、ニューヨークのヘルスケアネットワーク「SOMOS Community Care」とタッグを組み、黒人、ラテン系の人々、アジア人に対してワクチン接種を促進する3か月間の公共広告キャンペーンを展開。キャンペーンサイト「somosvaccinations.com」で「アベンジャーズ」のコミックを公開している。コミックに登場するのは、アイアンマン、キャプテン・マーベル、ハルク、ブラックパンサー、ブラック・ウィドウの5人のヒーローたち。ヴィランのモードックが手下を連れてワクチン接種会場に現れ、大暴れしようとするところにアベンジャーズたちが駆け付け戦う。わずか4ページであるものの、「ワクチン接種の大切さ」が説かれている。「SOMOS」の共同設立者のヘンリー・R・ムニョス氏は、「回復への道は、有色人種の移民コミュニティにも開かれています。彼らはパンデミックの影響を大きく受け、ワクチン接種の導入では不公平さやデマが広がったことで取り残されてしまいました。マーベル・エンターテインメントと団結し、『SOMOS Community Care』の医師たちが信頼できる声を寄せることで、(ワクチン接種の必要性の)認識を深めてもらえます。これはとても大きなことです」と語っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpantherキャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年08月26日自意識が渦巻く教室で、主人公になりたかった私たちへ。谷口菜津子さんによるコミック『教室の片隅で青春がはじまる』をご紹介します。「ラジオが好きで“学校あるある”を投稿するコーナーを聴いていたんですけど、痛々しい記憶が多いんですよね。恥ずかしい思い出でしかないんだけど、みんなと共有することで微笑ましくなったり、楽しい記憶になるのがいいなと思って。私も読む人が、過去の失敗や恥ずかしい記憶を優しく思い出せるマンガを描きたくなって、自意識が暴走していた高校時代の教室を舞台にしました」谷口菜津子さんの『教室の片隅で青春がはじまる』は、同じ教室で机を並べる女子高生のオムニバス。彼女たちはみな自分を特別視し、小説にしたらベストセラーになるような人生を送りたいと願い、信じてもいるけれど、それが難しいことも心のどこかでわかっている。たとえば有名になりたい吉田まりもは、ユーチューバーデビューをしても空回り。おまけに周りと合わせることができず、いつも浮いている。「私も浮いていた時期があったんですよね。いま思うと、あれはクスクス笑いじゃんみたいな(笑)。ほかにも周りで浮いていた人の気持ちを想像して、笑われがちだけどだんだん目が離せなくなってしまうようなキャラクターにしてみました」まりもの人生初の友達となるネルは、宇宙からの留学生。自分の星ではまったくモテず、地球だったら特別になれると信じてやって来たが、結局マスコット扱いされてしまう。「飼い猫が巨大化して、人間の恋人が欲しいと思ったらどうなるんだろう、と想像してできたキャラです」ほかに登場するのは、オタクであることを隠している美少女のニカ、SNSの裏アカで完璧な女子高生を演じるめぐみ、宇宙人と地球人のハーフでどちらにも属し切れないサイリ、存在価値を男で見出し、自分を空っぽだと感じるマイ。彼女たちは理想と現実の乖離に悩みながら、やがて自分らしさを見つけていく。「他人にはっきり教えてもらって変わるのではなく、他人と接することで変わるきっかけが見えたり、気づけるようにしたかったんです。実際今の自分がいるのは、いろんな出会いの積み重ねによるものだから、その一部を描きたいと思いました」恥ずかしい以外の何物でもなかったはずの過去の記憶が、大人になった自分を形作る、かけがえのない思い出へと変わることもあるのだ。「最後はとにかくみんな幸せになってくれ、と思いながら描きました。当時の私に対しても、やっぱり幸せになってほしかったんですよね」今よりずっと不器用で、窮屈だったあの頃の友や自分を、優しく抱きしめたくなるような作品だ。『教室の片隅で青春がはじまる』女子高生の自意識と友情をそれぞれの視点で描くオムニバス。「自分が思い込んでいたマンガの描き方を捨てて、自由帳的に描いた」という絵も必見!KADOKAWA924円©谷口菜津子/KADOKAWAたにぐち・なつこマンガ家。著書に『レトルト以上・ごちそう未満! スキマ飯』『彼女と彼氏の明るい未来』など。イラストも数多く手がける。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年08月12日《text:杉山すぴ豊》ここ数年アメコミ原作のヒーロー映画が人気ですが、その波はドラマ(TV、配信)の方にも押し寄せてきました。ここではマーベル、DCという二大出版社系のドラマについてご説明します。マーベルというのはアベンジャーズやアイアンマン、スパイダーマン、ブラック・ウィドウ等を抱え、DCはスーパーマンやバットマン、ワンダーウーマン等の所属先。“所属先”という書き方をしたのは、多くのアメコミは原作者ではなく出版社が権利を持っており、描き手を変えて物語を継続させ、コミックだけでなく映画やドラマ、アニメ等を作っています。さらにヒーロー同士を自由に共演させたりできるので、要はヒーローを抱える芸能事務所的な側面もあるのです。ヒーロー映画のブームを牽引したマーベル“映画のその後をドラマで”08年以降ヒーロー映画のブームを牽引したのがマーベル。マーベルはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)という大きな世界観を作り上げ、様々なヒーロー映画を公開しながら、それらが同じ世界観の中の出来事でつながっている、としました。その試みを今度は映画とドラマの関係にも広げています。いまディズニープラスで配信されている「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ロキ」はドラマですが、3作とも映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のストレートな続編。“映画のその後をドラマで”というわけです。今後はこのディズニープラス発で「ミズ・マーベル(イスラム系の少女ヒーロー)」「シーハルク(主人公はハルクの従妹)」「ムーンナイト(オスカー・アイザック主演)」が始まり “ドラマのその後を映画で”というパターンも生まれてきます。同じキャラでも、映画とドラマで違うバージョンが存在するDCDCは社会現象になった『ダークナイト』『ワンダーウーマン』『ジョーカー』等名作映画も多いですが、ドラマの方では12年から始まった「ARROW/アロー」を中心とするシリーズが人気。「ARROW/アロー」はグリーン・アローというヒーローを元にしていますが、この世界観(アローバースと呼ばれています)の中で「THE FLASH / フラッシュ」「レジェンド・オブ・トゥモロー」「SUPERGIRL / スーパーガール」「BATWOMAN / バットウーマン」等のドラマ・シリーズを展開。DCはメディアごとに最適なアレンジをする、という考え方で同じキャラでも映画とドラマで違うバージョンが存在してもいい、というアプローチです。すべてが同じ世界観の中にある、というMCUと一番違うところです。なので超高速ヒーローであるフラッシュは、映画だとエズラ・ミラー、ドラマではグラント・ガスティンが演じています。しかしアメコミには“マルチバース”というアイディアがある。これは多元宇宙(パラレルワールド)が存在する、という発想。そこでDCは映画とドラマの世界はマルチバースの関係と説明しました。これが顕著になったのはドラマの「THE FLASH / フラッシュ」に映画版フラッシュが時空を超えたという設定で登場。ファンにとってはグラント・ガスティンとエズラ・ミラーのフラッシュが共演するという夢のようなエピソードに。今度はエズラ・ミラー出演の映画『ザ・フラッシュ』にグラント・ガスティンが登場する可能性も出てきました。一方この夏公開の映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』に出てくるピースメイカーというキャラを使ったドラマ・シリーズや来年公開される映画『ザ・バットマン』のスピンオフ・ドラマが、映画公開後に配信サービスのHBO Maxでリリースする予定であり、MCUの映画×ディズニープラス的試みをDCも展開するようです。映画とドラマがいい意味でごちゃまぜになりヒーローの世界がどんどん広がることになりそうです。そして映画からドラマに行っても、ドラマをきっかけに映画にハマってもいいのです。(text:杉山すぴ豊)
2021年07月09日第1回「ウーマンエキサイトコミック大賞」の募集を終え、ついに結果発表! 編集部による厳正なる審査の結果選ばれた、コミック部門・ストーリー部門の受賞作品を紹介します。コミック部門・金賞(賞金10万円)「慣らし保育が教えてくれたこと」/転勤族ママぽんさん ウーマンエキサイト編集部コメント:人見知りだった娘さんの慣らし保育が、スムーズに進んだ理由…。そこには、過去の慣らし保育で苦しい経験をした3歳の息子さんの存在が。つい目の前のことに精一杯になりすぎて見落としがちな「大切なこと」に、主人公のママが気づく展開に編集部一同、涙、涙…。 まさに今回のコミック大賞がテーマに掲げていた「人生が愛おしくなるコミック」作品でした。作品に込められた想いが、日々の小さな幸せに気づく機会を与えてくれます。表情豊かなお子さんたちの、ほっこりかわいらしいイラストにも癒されること間違いなしです! 作品を読む! ・銀賞(賞金5万円)「"育児の疲れを増幅させているモノ"の正体に気がついた。」/冷え田やっこさん ウーマンエキサイト編集部コメント:作品に込められた「すべてのお母さん方、自分にやさしくあれ!」の一言は、まさにウーマンエキサイトが読者の皆さんに発信していきたいメッセージのひとつ。自分と対話する描写もコミックだからこそなせる技を巧みに使われていてお見事! おもわず「あるある、そういうとき!」と頷いてしまう、納得感のある展開でした。冷え田やっこさんのように「ママなんだからこうしなくちゃ」と自分で自分を追い詰めてしまう読者のみなさんに、この作品を読んでいただきたいと思いました。 作品を読む! ・銅賞(賞金3万円)「ダンナおとぎ話」/わじおさん ウーマンエキサイト編集部コメント:すぐに寝てしまうパートナーを「眠りヒゲ」と皮肉りつつ、実はご自身も朝が弱い「朝起きレンジャー」であると自虐し、最後は幸せな結末へと締めくくる展開に脱帽! 夫婦関係をおとぎ話の登場人物に例えるギャグセンスの高さにおもわずクスッと笑ってしまいます。ママに余裕がないとついパパへの不満も多くなってしまいがち。しかし、完璧なパートナーなんてなかなかいないはず。一緒に過ごしてくれていることに感謝し、いいところも見つけあえる関係性でいられたら…そんなことを気づかせてくれる作品です。 作品を読む! ストーリー部門ストーリー部門は当初「金賞」のみ発表予定でしたが、素敵な作品が数多く集まったため「特別賞」を2枠設け、全部で3作品の発表となりました!受賞した3作品は、後日ウーマンエキサイトにてコミック化されますので、お楽しみに!・金賞(賞金5万円)「育休明けの家事分担はお早めに」/せりママさん<あらすじ>2人の未就学児を持つ主人公。働きながらワンオペ育児をうまくこなそうと努力した結果、ストレスで倒れてしまう。結果的に夫が苦労することになり…。ウーマンエキサイト編集部コメント:主人公がワンオペ育児に奮闘する姿は身につまされるものがあり、働くママの苦悩が具体的に描かれていて、ついコミック化したくなるストーリーでした。3話では夫との家事分担のコツなども盛り込まれていて、日常の参考にもなる作品です。 作品を読む!(PDFファイルが開きます) ・特別賞(賞金3万円)「ロジハラ夫」/ツキノ マコトさん<あらすじ>何かと理屈っぽく、正論を振りかざす「ロジハラ夫」に辟易していた妻。しかしあるとき、娘からの一言で夫はタジタジに…。ウーマンエキサイト編集部コメント:夫をギャフンと言わせた娘の一言にあっぱれ! 起承転結の流れとテンポも良く、具体的なセリフや主人公の感情も描かれていて物語が想起しやすいこともポイントとなりました。夫への愚痴だけで終わらせるのではなく、夫がきちんと成敗されつつ反省した描写まで描かれていて、読後にスカッとする作品でした。 作品を読む!(PDFファイルが開きます) ・特別賞(賞金3万円)「娘が転校先で馴染めなくて」/ゴウルドさん<あらすじ>夫の転勤で転校した小2の娘が、友だち作りに失敗。心配症ですぐに感情的になってしまう主人公と、フォローが上手な夫が試行錯誤をする。ウーマンエキサイト編集部コメント:すぐに怒って行動してしまうママと冷静なパパの対比が面白い! つい主人公の主観で進んでしまいそうなテーマであるにもかかわらず、夫と話し合い、自分の悪いところはすぐに反省する主人公ママに好感が持てます。子どものトラブルを夫婦で見守る姿勢も素敵で、対処の仕方についても勉強になります。 作品を読む!(PDFファイルが開きます) 受賞作品の発表は以上となります。6名のみなさま、この度はおめでとうございます。そして、作品を応募してくださったみなさま、誠にありがとうございました!今後、第2回「コミック大賞」も開催予定です。ぜひウーマンエキサイトのサイトを随時チェックしてくださいね。
2021年07月09日第1回「ウーマンエキサイトコミック大賞」の募集を終え、ついに結果発表! 編集部による厳正なる審査の結果選ばれた、コミック部門・ストーリー部門の受賞作品を紹介します。コミック部門・金賞 「慣らし保育が教えてくれたこと」 /転勤族ママぽんさん・銀賞 「"育児の疲れを増幅させているモノ"の正体に気がついた。」 /冷え田やっこさん・銅賞 「ダンナおとぎ話」 /わじおさんストーリー部門・金賞「育休明けの家事分担はお早めに」/せりママさん・特別賞「ロジハラ夫」/ツキノ マコトさん・特別賞「娘が転校先で馴染めなくて」/ゴウルドさん※ストーリー部門は後日ウーマンエキサイトにてコミック化されます。お楽しみに!今回は、コミック部門「銅賞」に選ばれた、わじおさん「ダンナおとぎ話」を紹介します。わじおさん、銅賞受賞おめでとうございます! 他の受賞作品を読む!
2021年07月09日DCが贈る新たなヒーローたちを描く「ドゥーム・パトロール」が日本初上陸決定。7月28日(水)よりU-NEXTにて見放題、独占配信されることになった。異常な能力ゆえに世間から疎まれる者たちが、ヒーローとして怪事件から地球を守るというユニークな設定で、大人気DCドラマ「タイタンズ」に登場したドゥーム・パトロールの活躍を描く本作。「DCユニバースは新境地開拓に成功した」(Fandango)、「心のこもったダークユーモア、素晴らしいキャストによる最高のエンターテインメント」(IGN)と海外メディアが絶賛、レビューサイト「ロッテン・トマト」でも満足度96%と高得点を叩き出して熱狂的なファンを獲得した。メンバーの1人には『ジャスティス・リーグ』のサイボーグも登場、今後もその他のDC映画やTVシリーズとの連携が期待され、すでにシーズン3が「HBO Max」にて配信を控えている。史上最高に頼りないヒーロー vs 次々現るクセ強の刺客たちドゥーム・パトロールには、全身フルメタルのロボットマン、負のエネルギーを宿すネガティブマン、64の人格を持つクレイジー・ジェーン、体がスライムのように変形するエラスティ・ウーマンなど、個性豊かなメンバーが登場。過去の事故やトラウマから力を持ち、見た目も大きく変わってしまったため、彼らは人目につかない邸宅で暮らしている。正体不明の悪党「Mr.ノーバディ」にさらわれたチーフを救出するため各地で起こる怪事件に赴くものの、能力をコントロールできずに大暴走!挙句の果てには、任務中に弱音を吐いたり、仕事を放棄したりとやりたい放題。彼らに立ちはだかるのは、怪しいカルト教団から、ロバやネズミにいたるまでなんでもアリの敵キャラたち。そんな彼らにヒーロー業務は務まるのか、抱腹絶倒のドタバタアクションに注目。ブレンダン・フレイザー、マット・ボマーら豪華キャストによる唯一無二のチームが実現本作では、『ハムナプトラ』のブレンダン・フレイザー、「ホワイトカラー」のマット・ボマー、『007』シリーズの4代目ジェームズ・ボンド、ティモシー・ダルトンに加え、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」「レジェンド・オブ・トゥモロー」のダイアン・ゲレーロ、「私はラブ・リーガル」エイプリル・ボウルビーなどが、ドゥーム・パトロールのメンバーとして集結。製作総指揮を務めるのは、「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」など数多くのDCドラマを手掛けるヒットメーカーのグレッグ・バーランティ。さらに、DCコミックの重鎮で数々の映画製作に関わるプロデューサーのジェフ・ジョンズ、「SUPERNATURALスーパーナチュラル」のジェレミー・カーヴァーらが名を連ねる。また、日本語吹替版には、「タイタンズ」から続投の黒田崇矢、高橋広樹、魏涼子に加え、新たに潘めぐみ、沢城千春、佐々木勝彦など、豪華声優陣の出演も決定している。「ドゥーム・パトロール シーズン1」は7月28日(水)0時~第1・2話配信予定、以降、毎週2話ずつ配信(全15話)。(text:cinemacafe.net)
2021年07月02日全身全霊で愛したいだけ!体当たり、血まみれの自分探し。板垣巴留さんによる、コミック『ボタボタ』とは?満面の笑みで鼻血が“ボタボタ”と流れている、インパクト大のカバー。氷刈真子(ひがりまこ)は汚いものに触れると鼻血が出る特異体質の持ち主。汚いものといってもいろいろだが、彼女自身は欲しているのに叶わないのが男女の営み、つまりセックスだ。「真子のセリフにもあるのですが、みんな『セックスしてません』みたいな澄ました顔をしながら、実はしている。異常と思える半面、大切ともいえるその価値について描きたくて、こういう体質にしてみました」普通に人を愛し、愛されたいと願う真子は、徹底した衛生管理のなされた食品容器工場の同僚や、反対に彼女が最も汚いものだと思っているお金を扱う銀行員など、受け入れてくれそうな男を見つけたら猪突猛進。美人でルックスは申し分ないので、男たちは喜々として応じるのだが、いよいよという段になると鼻血が盛大に噴き出し玉砕してしまう。「拒否反応を鼻血にしたのは、画面を派手にしたかったから(笑)。潔癖症の真子がどんな汚さに挑戦していくのか、大喜利みたいな感覚で男性のキャラクターを考えていきました。鼻血を出すシーンは見せ場でもあるので、能力バトルの必殺技じゃないですけど、『くらえ!』というイメージで勢いよく描きました」そもそもなぜ真子がこんな体質になってしまったのか。その原因が家族、特に母親との関係にあることも少しずつ見えてくる。「母親という存在に興味があるんです。娘は母親の反応に少なからず囚われてしまうものだし、母親自身にも母としての顔と、ひとりの女性としての顔がマーブル模様で出てくるもの。そのいびつさに惹かれます」ヒット作『BEASTARS』では動物のキャラクターを通して、人間社会に渦巻くさまざまな欲望を浮き彫りにした板垣巴留さん。血まみれになって愛を乞う真子は、実に動物的だったりもする。「たしかに人間を描いても動物っぽいとは言われます(笑)。普通ではない現象が起きたとき、本能的にどうするかを重視してキャラを描いているところがあるので、口や目などの誇張のしかたは動物でも人間でもあまり変わらないかも。ただ今回は短期集中連載だったので、思いきりの良さを発揮できた気がします。エロとホラーはいいコンビといわれるだけあって、裸の真子が血まみれで動いているだけで私の好きな絵になる。描くのが楽しかったです!」真子は、本当に愛する人と結ばれることができるのか……。裸一貫、体当たりの自分探しが清々しい。『ボタボタ』汚いものに触れると鼻血が止まらない特異体質ゆえに、セックスができない氷刈真子の愛とトラウマにまつわる物語。短編「白ヒゲとボイン」も収録。日本文芸社770円©板垣巴留・日本文芸社いたがき・ぱるマンガ家。2016年デビュー。『BEASTARS』(全22巻)はアニメ化も。そのほかに自伝的エッセイ漫画『パルノグラフィティ』など。※『anan』2021年6月30日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年06月27日エミリア・クラークが、コミック作家デビューすることが分かった。「Variety」誌が報じた。ロンドンで育ったエミリアは幼い頃、地元のコミックショップに「女性お断り!」という雰囲気を感じており、いつも兄のおさがりのコミックを読んでいたという。22歳のときに自身の代表作となった「ゲーム・オブ・スローンズ」をひっさげ、初めて「コミコン」に参加したときは、「ほとんど全員が男性であることにびっくりしました」とも。「でもその後、業界の風向きは変わり、#MeToo運動が始まりました。それは注意を引かれることであり、私もそういう視線でコミュニティーを見るようになりました」と時代の変化についても語っている。そうして、「自分の視点によるコミックを作りたい」と思うようになったエミリアは、“全員女性”のクリエイティブチームを結成。「M.O.M:Mother of Madness」(原題)を7月に発売することになった。DCコミックスやマーベル・コミックスを手掛けてきたマルゲリート・ベネットとともに物語を考え、作画はレイラ・レイズが担当している。同作の主人公は、シングルマザーでスーパーヒーローのマヤ。女性は生理期間に落ち込みがちだがエミリアはそれを逆手に取り、マヤを生理期間にすごい力を発揮するスーパーヒーローとして描いたという。全体的には『デッドプール』のようなアクションと「Fleabag フリーバッグ」みたいなコメディだといい、「マヤは腋毛でスパイダーマンみたいにぶら下がったりできるんです」とのこと。(Hiromi Kaku)
2021年06月09日DCコミックスのアニメ映画『DC League of Super-Pets』(原題)の声優に、豪華キャストが集結する。同作は今年5月に、ドウェイン・ジョンソンがスーパーマンの相棒犬クリプトを演じ、ドウェインの製作会社「セブン・バックス」が製作すると報じられていた。このたび、ドウェインがSNSにてティザー動画を公開。この動画でケヴィン・ハート、ケイト・マッキノン、ヴァネッサ・ベイヤー、ジョン・クラシンスキー、ナターシャ・リオン、ディエゴ・ルナ、キアヌ・リーヴスの出演が明らかになった。それぞれの役については、ドウェインがクリプト、ケヴィンがバットマンの相棒犬エースを演じること以外はわかっていない。全米公開は2022年5月20日とのこと。ドウェインは自身の製作会社と監督・脚本家のジャレッド・スターンとともに、「世界中のみんなやみんなの家族に、楽しいスーパーヒーロー&スーパーヴィラン映画をお届けします」と約束している。ファンの反応は「ロックとケヴィン・ハートの共演再び!楽しみすぎる!」と『ジュマンジ』シリーズなどで共演し、私生活でも親友同士の2人の再コラボに喜ぶ声が多数。しかし、「シリアスなエース役にケヴィンは似合わない」「エースはキアヌの方がいい」と、ケヴィンがエースを演じることには疑問の声も上がっている。(Hiromi Kaku)
2021年06月09日ステイホームが呼び掛けられている今年のGW。いつもより長めのおうち時間に、ちょっぴり刺激的なウーマンエキサイトのコミック記事をイッキ読みしてみませんか?今回は、これまでに掲載した「夫婦問題」や「ママ友問題」をテーマにした完結済みコミック作品の中から、編集部おすすめの作品を一挙ご紹介!ぜひ楽しんでください!■夫へのイライラをスカッと退治してくれる3作品・やってもらうのが当たり前夫 記事はここから ・酒癖の悪い夫 記事はここから ・料理が苦手なママに小言を言う夫 記事はここから ■ママ友との付き合い方を考えさせられる4作品・おねだりしてくるママ友への制裁 記事はここから ・SNSでキラキラした投稿をするママ友との付き合い方 記事はここから ・「よそ者」を排除し続けるママ友との戦い 記事はここから ・ママ友がモラハラ被害を受けてる? 記事はここから ■こうやって乗り越えた、夫婦間の問題3作品・夫との温度差が埋まらず産後クライシスに 記事はここから ・信じてた夫がママ友と不倫!? 記事はここから ・結婚から7年、夫から告げられた離婚の意思 記事はここから 今回ご紹介した作品は、実際に起こった実話をもとにしたフィクションです。同じ境遇の方、似たような経験をした方の心に少しでも寄り添えるよう気持ちのこもった作品ばかりです。ゴールデンウィークのおうち時間にサクッと読めるので、ぜひ周りに方にもおすすめして頂けると嬉しいです。
2021年04月28日DCの特別総合展『DC展 スーパーヒーローの誕生』が6月25日(金)から9月5日(日)、六本木ヒルズ森タワー52階・東京シティビューで開催される。この度、当展示のために制作された日本オリジナルのキービジュアルと「バットポッド」やスーパーマンのコスチュームなど展示の見どころの一部が先行で公開された。会場では劇中で実際に使用されたアイテムやコスチューム、貴重なコミック原画などここでしか見られない展示が多数公開される。例えばクリストファー・ノーラン監督の映画『ダークナイト』シリーズ部作の中で、2008年に公開の『ダークナイト』で初登場したバットポッドも展示。ゴッサム・シティでバットマンの宿敵・ジョーカーとカーチェイスを繰り広げるシーンや、2012年に公開の『ダークナイト ライジング』でも使われた。バイク型の仕様で全長約3.7メートルもあり、前輪部分にはマシンガンなどが搭載されている。また2016年に公開されたザック・スナイダー監督の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で俳優ヘンリー・カヴィルが着用したコスチュームも。さらに初期の『アクション・コミックス』や『ディテクティブ・コミックス』、『バットマン』、『ワンダーウーマン』、『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』など80年の歴史を誇るDCの貴重なコミック原画を200点近く展示される予定だ。2021年は、ワンダーウーマンがDCコミックスに初登場してから80周年を迎える記念すべき年。また『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』が5月26日(水)にデジタル先行配信、6月25日(金)にはブルーレイ&4K UHDの発売、『ザ・スーサイド・スクワッド “極“悪党、集結』が8月13日(金)に公開と、ますますDCが盛り上がりを見せている。展覧会とともにぜひ“DCの世界”を味わってほしい。数々のアメコミ関連本を手がける翻訳家・アメコミライターでDC展日本語監修の光岡三ツ子、アメコミ系映画ライターの杉山すぴ豊からのコメントは以下の通り。<杉山すぴ豊(DC展ガイド)>子どもの頃『月刊スーパーマン』という翻訳誌に自分の投稿が掲載されたのがライターとしての“デビュー”。あの雑誌が僕を素晴らしい DC 世界に導いてくれたのです。以来、DC のヒーローや時にはヴィランにどれほど励まされてきたことでしょうか。今度は僕が『DC展』を通じ一人でも多くの方がDCファンになってくれるよう、お手伝いをさせていただきます。バットマンやワンダーウーマンたちがきっとあなたの親友になってくれますよ。<光岡三ツ子(DC展日本語監修)『DC 展 スーパーヒーローの誕生』は、豊富なアートと、映画用コスチュームやプロップの展示で、DC の全貌に迫る展覧会です。それはアメリカのポップカルチャーの歴史そのものであり、日本でも親しまれたキャラクターたちの思い出の回廊でもあり、エキサイティングな新娯楽作に出会える場所でもあります。どうぞこの貴重な機会をお見逃しなく!■展示情報『DC展 スーパーヒーローの誕生』6月25日(金)~9月5日(日)会場:東京シティビュー開館時間:10:00~22:00(最終入館:21:00)※情勢により営業時間の変更や休業の可能性あり。
2021年04月22日