静岡の野外フェス『頂-ITADAKI- THE FINAL』の第2弾出演者が発表された。アナウンスされたのは、EGO-WRAPPIN’、never young beach、Rickie-G、ASOUND、THA BLUE HERB、韻シスト with KenKen, 鎮座DOPENESS, RITTO、Kan Sano (Solo Set)、Calm with Kakuei, Yao, Yuichiro Kato、手嶌葵、栗コーダーカルテットの計10組。これまでに計7回の出演歴のあるEGO-WRAPPIN’はじめ、never young beach、Rickie-G、THA BLUE HERBら頂-ITADAKI-馴染みのアーティストから、昨年メジャーデビューを果たし勢いに乗るバンドASOUNDや、Rize等で活躍するベーシストKenKenとラッパー鎮座DOPENESS、RITTOを交えスペシャルコラボレーションバンドとして出演の韻シストなど、第1弾に続きバラエティに富んだラインナップとなっている。6月1日夜に行われるキャンパー限定のチルアウトステージ【Moon Stage】には、暫く活動休止していたKan Sanoが昨年10月のI’M A SHOWで行われたピアノソロ公演以来のライブとして頂-ITADAKI-に初登場。もう1組はアンビエント、バリアレック〜ダンスミュージックまで手掛けるクリエイターCalmがステージコンセプトとシンクロさせたニュープロジェクトで、Kakuei(O.A.U)、Yao(ex.Dachanbo)、Yuichiro Kato(NATSUMEN/L.E.D) と共にチルアウトミュージックを披露予定だ。各日1組の出演となる頂-ITADAKI-のメインイベント【Candle Time】には、ジブリ映画の挿入歌などで知られ類まれな歌声を持つシンガー手嶌葵と、ピタゴラスイッチのテーマでお馴染みの栗コーダーカルテットが選ばれた。各アーティスト出演日の発表は3月末の予定となっている。また、チケットは本日3月19日よりプレイガイド先行先着販売がスタート。4月1日から一般発売となる。<イベント情報>『頂-ITADAKI- THE FINAL』6月1日(土)・2日(日) 静岡・吉田公園特設ステージ【出演者】フィッシュマンズ / ペトロールズ / 大橋トリオ / Kroi / 思い出野郎Aチーム / YOUR SONG IS GOOD / GOMA & The Jungle Rhythm Section / EGO-WRAPPIN’ / never young beach / Rickie-G / ASOUND / THA BLUE HERB / 韻シスト with KenKen, 鎮座DOPENESS, RITTO / Kan Sano (Solo Set) / Calm with Kakuei, Yao, Yuichiro Kato / 手嶌葵 / 栗コーダーカルテット【チケット】単日、両日、キャンプイン、駐車券、各種予定(※価格未定)チケットぴあ先着先行受付:3月27日(水) 23:59までチケット情報:()公式サイト:
2024年03月19日5月13日(土)・14日(日) に静岡県富士市「富士山こどもの国」で開催される『FUJI & SUN’23』の第3弾出演アーティストと日割りが発表された。『FUJI & SUN』は「富士山と学び、富士山と生きる。」をコンセプトに、音楽やアクティビティ、ワークショップ、キャンプが楽しめるフェスティバル。このたびアナウンスされたのは、5月13日(土) に出演するEGO-WRAPPIN’(Acoustic set)、折坂悠太(band)、TOP DOCA、優河、吉原祇園太鼓セッションズ、14日(日) に出演するブレッド&バターの全6組。なおそのほかの出演者として、ハナレグミ、木村カエラ、スガシカオ with FUYUといったアーティストが名を連ねている。チケットは現在一般発売中。<イベント情報>『FUJI & SUN’23』会場:静岡・富士山こどもの国5月13日(土) OPEN9:00 / START10:30 / CLOSE21:005月14日(日) OPEN8:00 / START9:00 / CLOSE18:00『FUJI & SUN’23』出演アーティスト【出演】■5月13日(土)Sun Area:EGO-WRAPPIN’(Acoustic set) / 折坂悠太(band) / cero / never young beach / ハナレグミMoon Area:TOP DOCA / 優河 / 吉原祇園太鼓セッションズ■5月14日(日)Sun Area:木村カエラ / スガシカオ with FUYU / ブレッド&バター / ROTH BART BARONMoon Area:後日発表チケット一般発売中関連リンク公式 HP公式 Twitter公式 Instagram公式 Facebook
2023年03月23日【音楽通信】第81回目に登場するのは、EGO-WRAPPIN’(エゴラッピン)のボーカリストとしても活動しながら、今回6年ぶりのソロ作品を発表する、中納良恵(なかのよしえ)さん!ピアノが流れる家で育ちテレビの昭和歌謡を聴く【音楽通信】vol.81昭和歌謡やブルース、スカといった多彩なジャンルを昇華させたサウンドで、音楽シーンにおいて常に注目を集め続けている、中納良恵さん(Vo、作詞作曲)と森雅樹さん(G、作曲)によるユニット、EGO-WRAPPIN’。EGO-WRAPPIN’のボーカリストとして活動される中納さんが、2007年からソロ作品も発表しています。そんな中納さんが、2021年6月30日に、ピアノと歌で紡がれた3枚目のソロアルバム『あまい』をリリースされたということで、音楽的なルーツなどを含めてお話をうかがいました。ーーおさらいとして、まず中納さんが幼少時に音楽にふれたきっかけから教えてください。実家で母がピアノの音楽教室をやっていたので、初めて音楽にふれたきっかけは、おうちです。普段から、家にいるとピアノがずっと流れている環境のなかで成長しました。それ以外では、テレビで『ザ・ベストテン』(TBS系 1978年〜1989年放送)という歌番組が流行していた時代に観ていたので、昭和歌謡を聴いて育ちましたね。松田聖子さん、小泉今日子さん、松任谷由実さん、チェッカーズ……いま聴いてもすごくいい曲ばっかりだし、いい時代だったんじゃないかな。あの頃は、グループよりは、個人が目立っていて。中森明菜さんや山口百恵さんなど、いま聴いても、すごく歌が上手な人ばかりで、歌や曲のクオリティが高い時代だったと思います。あの時代からヒット作を出している有名な作曲家の筒美京平さんは、売れなかったら駄作という考えがあったみたいで、私には考えられない発想で頭が上がらないというか。私はそこのシーンにはいないんですけど、いまも商業的な視点で作曲していくシーンはあるかと思いますし、現代はインターネットの時代で歌っている人物がバーチャルアーティストだったり、あとはなんぼでもミックスして加工できたり。アニメもそうですが、いまの人はちょっと架空の存在に憧れを抱く感じがありますよね。いまはグループの方も多いですが、昔は個が強い時代のなか、幼少期から中学生までは、そんな感じで音楽にふれていましたね。ーーそんななかで、ご自身で歌うことになった理由は?聖子ちゃんの歌とかをまねて歌ったりしていたんですが、祖母がそれを聴いて喜んでくれたから、ちょっと快感を覚えたんです。私の歌を聴いて喜んでくれる人がいると、もっとやりたくなるというか。なので、ちっちゃいときから、歌を歌いたいなと思っていました。ーーEGO-WRAPPIN’は、1996年にギターの森さんとともに大阪で結成され、その後1998年に1stアルバム『BLUE SPEAKER』でデビューされましたが、今年で結成25年ですね。本当にもう、あっという間の25年です。でも、40年、50年とやってはる人もいるし、そう考えたら私らなんて、まだまだ。私らは、1年に1枚必ず作品を出すというような感じでカツカツに活動していないですし、私もソロ作品を出したりと、マイペースにやっています。それでも根強いファンの方がいてくれて、コンスタントにライブ活動をやってきたりしているのは、25年ずっと続けてこられた理由として強いかもしれないですね。6年ぶりのソロアルバム「あまい曲が多かった」ーー2021年6月30日に、前作『窓景』から6年ぶりとなる、3rdソロアルバム『あまい』をリリースされましたね。まずアルバムタイトルの意味から教えてください。今回は、あまい曲が多かったから。あとは25年やっていますが、まだまだ答えが見つからへんのが音楽で、そこが面白かったり、悔しかったり。そんな音楽に対して、まだまだ私はあまい、という気持ちを含めてのタイトルです。楽しいだけじゃない、音楽から、いろいろなことを教わるんですよね。ーー2007年に1stソロアルバム『ソレイユ』を発表されてからは、EGO-WRAPPIN’の活動と並行して、ソロ活動もされていますね。当初、ソロでアルバムを出すきっかけが何かあったんですか。なんていうか、ちょっと出しときたいなと(笑)。EGO-WRAPPIN’は森くんとふたりで作っていきますが、ソロは全部自分だけで成立しますよね。実は昨年からソロを出したいと思っていたんですが、ちょうどコロナ禍になってライブも全部飛んじゃったから、ひたすら曲を作って、いまに至っています。ーーコロナ禍での制作は大変でしたか。とくに大変ではなかったです。今回はできるだけ少人数で作りましたし、会う人もエンジニアの中村督くん、ドラムの菅沼雄太くん、何人かのゲストぐらい。基本は全部、家でひとりでピアノで作れますし、声も重ねられるしという感じ。この状況下では、世界中の人たちが内側に気持ちが向きがちで、これからのこととかをすごく考えた時間だったと思うんです。そのなかでも、やれることをみんな探したと思うんですが、私はラッキーなことに自分のやりたいことができたから、それを無駄にしたくないと思って。やりたいことをやれる環境で、聴いてくれる人たちに、ちょっとでも前向きな何かが浸透していったらいいなと思って作りました。ーー収録曲からいくつかうかがいます。4月にアルバムのリード曲として先行配信された4曲目「SA SO U」はスウィングしたくなるような楽曲ですね。昨年の緊急事態宣言中に作った曲なんですが、どこも行けないし、「どっか行こか」っていうことすら言えない雰囲気というか。歌詞にも「さぁ行こう」とありますが、歌いながら、気持ちを明るくしたいなと思って。アトラクション的な感じの歌なんですよ。ーー6曲目「待ち空 feat. 折坂悠太」は、月9ドラマ『監察医 朝顔』シリーズ(フジテレビ系)の主題歌を担当された、シンガーソングライターの折坂さんとのコラボレーション曲です。折坂さんの歌も曲も大好きで、ぜひ一緒にやらせてもらいたいとお願いして、参加してもらいました。ーー折坂さんは、ふくよかな歌声ですね。ふくよかですよね、ぴったりの言葉です。私の友だちは、折坂さんのことを「牧師みたいな人やな」って言っていました。折坂さんの歌は、聴く人の心のモヤモヤを洗い流すというか、折坂さん自身の曲は歌詞も独特です。どこか新鮮で、ハッとさせられる感じが、自分が忘れていた景色をもう一度見させられるような。ちょっと私は懐かしさも感じますし、牧歌的という感じがあります。キレイなだけのものって、つまらないと思うんですよ。汚いなかにも、ちょっとキラッと光るものに、惹かれるんです。折坂さんは歌も上手だし、すごく美しいんですけど、その美しさはすごく大きな闇を抱えているようにも、聴こえて。ちょっとパンクというか、ロックなところが彼にあると思っていて、そこが自分のひっかかるポイントだと思うんですよね。ーー8曲目「ポリフォニー」や9曲目「真ん中」ともに、とても曲の展開が面白くて、まるで映画を観ているような感覚で、聴いていて楽しかったです。いじわるなんですよ(笑)。ーーいじわるとは、どういうことでしょうか(笑)!?いじわるなんです、いろんな要素をぶった斬っているというか、あんまり聴く人のことを考えていない。「ポリフォニー」はとくに、自分が楽しんで作ったんですが、曲でいろいろ遊んでみたくなってしまって(笑)。ーーその楽しさは聴いていても伝わりました(笑)。では10曲目「おへそ」は、歌詞にも「ママ」というフレーズがありますが、どういうイメージで作られた曲なのでしょうか。これは代々授かってきた命、自分は選んでここに生まれてきて、それを伝えたいと。母に向けて作った曲ですね。ーーお母さまは曲を聴かれましたか?いやいや、全然聴いてないです(笑)。ーーあ、そうなんですね(笑)。いつもアルバムや楽曲などは聴いていらっしゃったり?母は聴いてないんじゃないんですかね(笑)。曲を聴くというよりも、活躍していることに喜んでくれていて、実家に帰ったら、玄関に私が出た新聞の切り抜きとかを貼ってくれていたりします。ーーすてきなお母さまですね。いえいえ。でも、親子ってわからないところもありますよね。自分が思っている以上に、すごく大きな目で子どもを見てくれていて、すごいなって。大人になったら甘えられないから、甘えられなくて何十年も過ごしてきたかと思うと、いまはすごく抱きしめたくもなります。ーーアルバムの初回生産限定盤には、映像が何曲かつくんですね。この映像、めっちゃいいから、ぜひananwebを読んではるたくさんの方々にも、観てほしいんです。桟橋のシーンとか、浜辺でピアノを運んで、弾き語りをしたりしています。ーージャケット写真のアートワークも凝ってらっしゃる印象ですが、今回のコンセプトは?深い意味はあんまりなくて(笑)。しいて言えば、タイトルに『あまい』とつけたので、あまい水に引き寄せられるホタルのような、そういうアルバムになったらいいなと。水のイメージがあったので、このジャケ写は、水の入ったペットボトルごしに撮った写真なんです。ーーペットボトルにカメラのレンズをあてて撮るなんて、すごい発想ですね。なんかもう、自分のアルバムやし、全部自分で好きに作ろうと思って、撮ったんです。ーーご自身で撮影されたんですか。セルフなんです。家です、寝る前です、これ(笑)。今回は、そういう気分でした。またいろいろな人と一緒にやろうというテンションになるときもあると思うんですが、今回は曲はもちろん、ジャケ写も全部自分で手がけたいなと。自分でといっても、完成するまでには、いろいろな人に手伝ってもらってやりました。ーー今後、ソロのライブツアーもあるのですか。9月、10月に予定をしていて、ひとりでピアノ弾き語りをする場所もありますし、主要都市はバンド編成の予定です。コロナ禍ではありますが、その頃にはちょっと落ち着いているといいですね。ライブに来てくれる人は、みなさん声を出さないとか真面目にルールを守ってはるのに、私はライブをやりながらつい忘れてしまって「イエーイッ!」とか叫んだりして「そうやった」って、いつもと状況が違うんやったと思い出すんです(笑)。だからか、なんか一方通行な感じもすると、ミュージシャンはみんな言ってます。でも、「心はつながってるから!」とかは、べつにMCで言わんでええなって(笑)。みんな「そんなことわかってるし」って思ったり。同じ空間にいるということが、お互いにとって、奇跡やなって。観に来てくれた人も、この状況下でライブに来たという気合いがこちらにも伝わってくるのもあって、前とは違うかたちで触れ合っていると思いますね。「自分で判断しながらずっと音楽がやれたら」ーーところで、いまはおうち時間をどのようにお過ごしですか、自粛期間にハマったものは?イチゴの生クリームサンドウィッチを作ることかな。イチゴの切れ目をどんだけいい感じで見えるようにできるかとか、そういう、ささいな喜びですね。それ以外だと、本を読んだりとか。あんまり小説は読まなくて、エッセイとか、気の本とか、体の本とか。いつも何冊も掛け持ちして読んでいます。ーーもともと読書がお好きなのですね。ハマっていく感じが好きですね。最近読んだなかでは、スマホがどれだけ脳によくないかっていう「スマホ脳」を読みました。けっこうスマホでYouTubeやインスタを見ることがあって疲れるから、誰かにすすめられたんですけど、ベストセラーみたいですね。ーー読書以外ですと、いまは外出する機会が少ないですが、リモートで会話するようなことはあるのでしょうか。1回、友達とズーム飲み会しましたけど、1回で終わりました(笑)。なんか画面越しなのがじれったいですし、自分も画面に見えてるじゃないですか、なんか不思議な感じで。たまたま会ったときは、やっぱり通じ合えるとうか、深い話もします。ーーいまおこもりする生活が長いですが、気持ちが下向きになる方もいるかもしれません。そんなとき、中納さんだったら、どんなふうに気持ちを立て直しますか。私も下向きになることはありますけど、やっぱり呼吸が大事ですね。最近寝れなくて、ヨガをやっている友だちに、「片方ずつ、鼻の深呼吸をやればいい」と言われて、それで寝れないのも軽減されましたね。まず座禅のポーズをして、口で息はせず、片方の鼻を指で抑えて、もう片方の鼻から息を吸って吐く。これを繰り返すとスッキリしました。落ち込んだりしたときは、心と身体は繋がっていると思っているので、肉体からアプローチしていきます。外側から、内側をなおすということですね。サウナやジムに行ったり、散歩したり、ストレッチしたりすると、血が巡って気持ちも楽になります。あとは、鉄分が不足するとイライラするらしくて、女性は鉄分が少ないから、鉄分を摂るのもいいみたいですね。ーー今日も青い髪がおしゃれな中納さんは、ファッションにおいてのこだわりはありますか。どんな格好をするのも好きで、あまりこだわりはなくて、そのときどきに自分が着たい服を着ています。気分ですね。服は大好きだし、おしゃれするのも好きです。青い髪の色も、ここまでブリーチしたのは20年ぶりぐらい。せっかくプロモーションが始まるので、気合いを入れてブリーチしました(笑)。ーーすごくお似合いです! では最後に、今後の抱負をお聞かせください。あまり先のことは考えてないんです。前はもうちょっと考えていましたが、コロナ禍になってから、先を考えすぎると自分に負荷をかけそうだから。でもまあ、ずっと音楽はやれたらいいなと思っています。そのためにも、いいものを見て、いいものを聴いて、自分でちゃんと判断できるようにしていたい。これからも、常にいい感じでいられるようにしたいと思っています。取材後記圧巻の世界観でわたしたちを魅了してやまないEGO-WRAPPIN’の中納良恵さん。ananwebの撮影の際は、中納さんの青い髪とオレンジのアイラインが美しく印象的なうえ、インタビューでも誠実にそしてとってもキュートな一面も垣間見えて、惹きつけられました。そんな中納さんのソロアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・山本嵩取材、文・かわむらあみり中納良恵PROFILEEGO-WRAPPIN’ボーカリスト。1996年、中納良恵(Vo、作詞作曲)と森雅樹(G、作曲)に よってEGO-WRAPPIN’結成。多様なジャンルを消化し、独自の世界観を築きあげた「色彩のブルース」や「くちばしにチェリー」は、名曲として異例のロングヒットとなる。以後、作品ごとに魅せる斬新な音楽性において、常に日本の音楽シーンにおいて注目を集め続け、2021年に結成25周年を迎える。中納良恵名義によるソロアルバム『ソレイユ』(2007年)、『窓景』(2015年)の独創的な作品を2枚発表。2021年6月30日、通算3枚目のソロアルバム『あまい』リリース。7月からは個展を実施、秋にはソロライブツアーを開催。InformationNew Release『あまい』(収録曲)01.オムライス02.オリオン座03.Dear My Dear04.SA SO U05.同じ穴のムジナ06.待ち空 feat. 折坂悠太07.あなたを08.ポリフォニー09.真ん中10.おへそ2021年6月30日発売*収録曲は全形態共通。(通常盤)TFCC-86764(CD)¥3,300(初回生産限定盤)TFCC-86762〜TFCC-86763(CD+DVD)¥4,730[DVD内容]Yoshie Nakano Film Live -sweetrip-※動画がスマホなどで再生できるQRコード付。良恵のあま〜いフォトカード10枚封入。写真・山本嵩 取材、文・かわむらあみり
2021年07月09日カネコアヤノと中納良恵(EGO-WRAPPIN’)のツーマンショー『GREENS presents “芍薬”』が、11月5日(木)に大阪・オリックス劇場で開催される。「GREENS presents “芍薬”」チケット情報魅了する歌声、独特の世界観がオリックス劇場を包み込む!大阪限定一夜限りのショーをお見逃しなく。チケットは10月10日(土)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、9月23日(水)23:59まで、チケットぴあにてオフィシャル抽選先行予約受付を実施。
2020年09月14日満島ひかりが「EGO-WRAPPIN’」プロデュースで歌う楽曲「群青」が配信のみでリリースされていたが、この度、12インチアナログでリリースされることが決定。9月30日(土)にHMVのrecord shop3店舗で先行販売され、10月7日(土)より一般販売される。満島さんが4年ぶりに単独主演を務め話題となった映画『海辺の生と死』。「群青」は、この物語の舞台となった奄美群島・加計呂麻島から美しいイマジネーションを受けた満島さん自身が、映画とはまた違ったアプローチで“愛のものがたり”を語りつぎたいと、「EGO-WRAPPIN’」に楽曲提供のオファーをし、その思いにふたりが共鳴する形で生まれた。『海辺の生と死』は、小説家・島尾敏雄とその妻・ミホをモデルに戦後文学史に残る伝説的夫婦の出会いを描いた物語。自身も奄美群島にルーツを持つ満島さんが日本文学の傑作「死の棘」のヒロインのモデルにもなった島尾ミホさんをモデルとしたヒロイン・大平トエを演じ、トエの恋人で若き日の島尾敏雄さんがモデルの朔中尉を永山絢斗が演じている。今回、YouTubeにて、コトリフィルムの島田大介が監督した「群青」のMVも公開。今作のために撮り下ろされた映像で、海面と水中の境目を”生と死”の境と捉え、海と一体となったその境界における感覚が表現されている。MVについて満島さんは、「EGO-WRAPPIN’のふたりの曲と、わたしの声と、静かに寄りそってくれるミュージックビデオが完成しました。光と水の世界は、透明でちょっとこわいです。けれど、見ていていい感じの気分になりました」っとコメント。島田監督は「海面と水中の境目は生と死の境に感じるときがあります。海と一体になったとき安らぎを感じたり、 急に恐怖を感じたり。楽曲を聞いたときのそんな感覚を表現しました」と語っている。今回12インチサイズで制作されたアナログ盤には、A面には表題曲「群青」、B面には同楽曲のultramarine dub mixとinstrumentalが収録。またアートワークは、配信のジャケットテザインと同様、コーネリアスを始めとする数多くのCDジャケットで知られるデザイナー・北山雅和が新たに制作。十字架を模したタイトルを満島さんが書き入れ、ライナーでは「EGO-WRAPPIN’」の中納良恵自らの手書き文字による歌詞が書かれている。満島ひかり「群青」は9月30日(土)HMV record shop 渋谷、新宿ALTA、コピス吉祥寺の3店舗にて先行販売、10月7日(土)より一般販売。(cinemacafe.net)
2017年09月13日6月3日(土)・4日(日)の2日間、静岡・吉田公園特設ステージで開催される野外フェスティバル、「頂-ITADAKI-2017」の出演アーティスト第1弾が発表された。出演が決まったのは、同フェス常連のEGO-WRAPPIN’、2回目の登場となるTHA BLUE HERB、OKAMOTO’S、初出演のtoe、never young beach、EVISBEATSとPUNCH&MIGHTYの計6組。今年で10周年を迎える「頂-ITADAKI-」。”最高の音楽を、最高のシチュエーションで”をコンセプトに掲げ、ジャンル、世代の垣根なく、各方面から支持を集めているアーティストが出演している。出演アーティストの第二弾は、2月末に発表を予定。なお、4月1日(土)の一般発売に先駆けて、3月1日(水)昼12時よりオフィシャルHP先行、3月15日(水)よりチケットぴあ独占先行が実施される。■「頂-ITADAKI-2017」日時:2017年6月3日(土)・4日(日)会場:吉田公園特設ステージ(静岡県)★★以下のリンクより「頂-ITADAKI-2017」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2017年02月15日昭和の歌謡曲からジャズ、ロックステディなど、レコード盤の匂いがするロマンティックなサウンドを聴かせてきたEGO‐WRAPPIN’。今年で結成20周年を迎え、記念盤となる3枚組ベスト盤、All time best&Cover Album『ROUTE 20 HIT THE ROAD』をリリース。それぞれを太陽盤、月盤、星盤と名付け、オリジナル作同様の個性が吹き込まれていて、聴きごたえたっぷり。「20年間でいろんなタイプの曲を作ってきましたが、曲調によって陰と陽と2つのバランスに分けてみました」と中納さん。そして星盤がファン待望のカバー曲集。「毎年恒例の東京キネマ倶楽部のライブと日比谷野音のイベントで、僕たちらしいセレクトでカバーをやってきているんです。今回の星盤では、いままで演奏してきた『異邦人』などのほか、渋すぎず、でもEGOらしいヒネリもある選曲も加えつつ、新たに10曲レコーディングしました。一家に1枚、置いてほしい(笑)」と森さん。ラインナップは、昭和のジャズや日本のポップス、R&B、UKロックなど多岐にわたる。「原曲が男性ボーカルの作品が多いんですが、女性のよっちゃんに歌ってほしくて選んだ曲もあります。狙い通りカッコよく、スタイリッシュに仕上がっています」(森)「昔なら絶対やらなかったという曲もありますね。20年目のいまだから歌える、という曲。ユーミンの『曇り空』は、大人になってから知った曲ですが、めっさいい曲。私にはない“女心”を掘り起こしながら歌いました。私にとってカバーとは、ただ歌うだけでなく、歌詞や世界観を、かみしめられるかどうかがすごく大事。そのあたりも感じてもらえたら嬉しいですね」(中納)一曲一曲にブルージーなムードや歌心が凝縮され、改めてすごいバンドだと思わされる作品だ。「ベスト盤の曲を選ぶとき、全部聴き直しましたが、昔の曲もすごい勢いがあるし、怖いものなしでやってたんやな、と感じました。若いということもあるけど、私たちの音楽は絶対にカッコいい、絶対にいける、と思っていた。いま思えば厚かましい話やけど(笑)、それほどの確信を持ってやっていました。大人になるにつれ知ることが多くなり、自分に制限をかけたりもするけど、人の目なんか気にせんと、自由にやることがいちばん人間らしい、と改めて感じましたね」(中納)20周年は終わりではなく、まだまだ続く通過点と言う2人。21年目から先も、この情熱のままカッコいい音楽を聴かせてくれるだろう。◇エゴラッピンメンバーは中納良恵(Vo)と森雅樹(G)。’96年に大阪で結成。’00年の『色彩のブルース』などヒット作多数。5月から全国ツアー、11/27には日本武道館でメモリアルライブを予定。◇All time best&Cover Album『ROUTE 20 HIT THE ROAD』それぞれ新曲1曲を含むベストセレクション盤2枚と、新たにレコーディングしたカバーアルバムのCD3枚組。¥3,700(NOFRAMES/TOY'S FACTORY)※『anan』2016年4月20日号より。写真・内田紘倫文・北條尚子
2016年04月18日日本のDJ界の大御所で“レコード番長”とも称される、須永辰緒の30周年記念パーティーが、11月27日に東京・新木場のageHaにて開催される。須永辰緒は、1985年より日本のクラブシーンの第一線に立ち続け、欧州からアジアまで多数の海外公演を行うDJ。今回開催されるイベントでは、須永辰緒のDJ30周年を祝福し、クレイジーケンバンドやEGO-WRAPPIN’、大沢伸一、沖野修也、小西康陽など、須永と親交の深いアーティスト総勢50組が集結する。また、“酒場放浪記”でお馴染みの吉田類も加わったトークショーも実施される他、来場者には「STARBUCKS(R)ボトル缶コーヒー」と、先着500名限定の「nano・universe特製エコバッグ」をプレゼントする。なお、チケットは限定2,000枚で前売価格は3,500円。取り扱いはローソンチケット、HMV record shop 渋谷の他、全国のヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)にて「ヒステリックグラマーコラボTシャツ」とのセットが、UNIVERSAL MUSIC STOREにて「Amadana Musicレコードプレイヤー」とのセットが販売される。【イベント情報】「須永辰緒DJ30周年記念PARTY」会場:ageHa住所:東京都江東区新木場2-2-10会期:11月27日時間:23:00~料金:前売価格3,500円、当日4,000円
2015年11月01日EGO-WRAPPIN’の中納良恵が2015年1月14日(水)にリリースするソロアルバム『窓景』。同作の初回限定盤に付属するDVDの予告映像が公開された。DVDには10月に神奈川・大さん橋ホールで開催されたワンマンライブの模様が収録。予告映像では『窓景』に収録された新曲や、EGO-WRAPPIN’『水中の光』のソロバージョンがダイジェストで楽しむ事ができる。中納良恵は同作を引っ提げ、2月7日(土)金沢市民芸術村パフォーミングスクエアよりライブツアー『中納良恵live tour 「窓景」』を開催。同ツアーのチケット一般発売は1月17日(土) 午前10時より。なお一般発売に先がけて、チケットぴあでは3月10日(火)・11日(水)に行なわれる東京公演の先行抽選プレリザーブを実施。受付は12月25日(木)午前11時から1月8日(木)午前11時まで。■中納良恵live tour 「窓景」2月7日(土)金沢市民芸術村パフォーミングスクエア(石川県)2月8日(日)イズミティ21小ホール(宮城県)2月19日(木)札幌サンプラザコンサートホール(北海道)2月24日(火)イムズホール(福岡県)2月26日(木)ダイアモンドホール(愛知県)2月27日(金)サンケイホールブリーゼ(大阪府)3月1日(日)BLUE LIVE 広島(広島県)3月10日(火)東京グローブ座(東京都)3月11日(水)東京グローブ座(東京都)■2ndソロアルバム『窓景』2015年1月14日(水)発売【初回限定盤】(CD+DVD)3,700円+税TFCC-86497【通常盤】(CDのみ) 3,000円+税TFCC-86498
2014年12月25日EGO-WRAPPIN’の中納良恵が2015年1月14日(水)に7年4か月ぶりのソロアルバム『窓景』をリリースする事が決定した。ソロ2作目となる同作は、10月に配信でリリースされたシングル「あのね、ほんとうは」収録曲のほか、ハナレグミとのデュエットソング『beautiful island』や元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎が作詞を手がけた『写真の中のあなた』など全11曲を収録。また、初回限定盤に付属しているDVDには10月に神奈川・大さん橋ホールで開催されたワンマンライブから『あのね、ほんとうは』『ソレイユ』ライブ映像が収められている。EGO-WRAPPIN’は12月19日(金)・20日(土)・22日(月)に東京・東京キネマ倶楽部、26日(金)・27日(土)に大阪・味園ユニバースで年末恒例のワンマンライブ「Midnight Dejavu」を開催。同公演のチケット一般発売は11月29日(土)午前10時より。なお、チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあでは東京公演の先行抽選プレリザーブを実施。受付は11月20日(木)午前11時から26日(水)午前11時まで。■中納良恵 2ndソロアルバム『窓景』2015年1月14日(水)発売【初回限定盤】(CD+DVD)3,700円+税TFCC-86497【通常盤】(CDのみ) 3,000円+税TFCC-86498■EGO-WRAPPIN’「Midnight Dejavu」12月19日(金)東京キネマ倶楽部(東京都)12月20日(土)東京キネマ倶楽部(東京都)12月22日(月)東京キネマ倶楽部(東京都)12月26日(金)味園ユニバース(大阪府)12月27日(土)味園ユニバース(大阪府)チケット料金:オールスタンディング-5500円(整理番号付、ドリンク代別途要)
2014年11月18日