バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts 仮面ライダーゴースト オレ魂」の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどで12月1日よりスタートする。2016年4月の発売予定で、価格は4,860円(税込)。「仮面ライダーゴースト オレ魂」は、10月よりテレビ朝日系で放送がスタートした特撮TVドラマ『仮面ライダーゴースト』に登場する仮面ライダーゴーストの基本フォーム。物語では「眼魔(がんま)」と呼ばれる怪人に立ち向かった少年・天空寺タケルが命を落とし、仙人の不思議な力によって仮面ライダーゴーストとなり、眼魂(アイコン)をめぐる戦いに身を投じていく。「S.H.Figuarts 仮面ライダーゴースト オレ魂」は、「S.H.Figuarts」の豊富な可動域を生かしたポージングはもちろん、胸部やベルトにクリアパーツを使用し劇中の印象を忠実に再現。基本武器であるガンガンセイバーが付属し、パーツ組み換えでソードモードからガンモードへの変形が可能に。さらに、ゴーストの特徴であるフードを被った状態もパーツ差し替えで再現可能となっている。また、劇中に登場するゴーストの相棒である「ユルセン」が初回特典として付属し、専用の台座も同梱される。(C)2015 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年11月30日妖精姿でクリスマス気分を盛り上げるH&Mのホリデー・コレクションのCMが人気を呼んでいる。11月24日、同社が発表したところによると、ケイティ・ペリーが同コレクションを着こなし、ハッピーなクリスマス気分を盛り上げてくれるという。同CMで目を引くのは、彼女の可憐な妖精姿。実物大のテディベアやジンジャー・ブレッドマンとダンスをしたり、雪と戯れたりと、ホリデーシーズンの雰囲気たっぷりに仕上がっている。パーティにぴったりの魅惑的なアイテムが揃うそして、見逃せないのが、華やかなパーティに着ていきたいリップスティック・レッド・ドレス。目に鮮やかな赤が、アナタを会場の主役にしてくれるだろう。マニッシュにきめたいのならタキシードをチョイスして。オープンスリーブになっており遊び心満載だ。その他、赤いリボンをかたどったスパンコールのTシャツや、フリンジがオシャレな黒のミニスカートなど、魅惑的なアイテムが揃う。新曲「Every Day Is A Holiday」素敵な洋服に囲まれてすっかり魅了されたケイティは、同コレクションアイテムで「みんなのワードローブもキラキラ輝いてほしいと思います」とコメント。同CMソングには、彼女が同コレクションのために書きおろした新曲「Every Day Is A Holiday」が使われており、こちらも話題となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・H&M プレスリリース(PR TIMES)
2015年11月27日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは11月27日、オンキヨーブランドのハイレゾ対応ヘッドホン「H500M」とアニメ「SHOW BY ROCK!!」のコラボレーションモデルを発表した。ラインナップは、プラズマジカモデル、シンガンクリムゾンズモデル、トライクロニカモデル、SHOW BY ROCK!!モデルの4機種。いずれも直販サイト「ONKYO DIRECT」における予約限定販売で、価格はそれぞれ35,000円(税別)。予約は12月1日12時から2016年1月15日12時まで受け付ける。H500Mは、2015年10月に発表されたハイレゾ対応ヘッドホン。今回のコラボレーションモデルは、ハウジング部に「SHOW BY ROCK!!」に登場するバンドのシンボルマークなどをデザインしている。ドライバーは40mm径で、7Hz~40kHzの再生周波数帯域を実現。ケーブルは着脱式で、リモコンマイク付きツイストケーブル(1.2m)が付属する。主な仕様は、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが105dB、最大入力が50mW、重量が179g(ケーブル含まず)。
2015年11月27日「H&M(エイチアンドエム)」は2015年冬、奈良県のイオンモール橿原、愛知県のイオンモール常滑、福岡県のイオンモール筑紫野に新たな3店舗をオープン。国内店舗数は56店舗となる。各店、オープン当日には先着100名に2000円分のギフトカードをプレゼント。*当日のみ有効さらに、各店舗のオープン日から週末にかけては、古着回収サービスにおいて、1袋持ち込みにつき、通常500円のクーポン1枚のところ、特別に2枚プレゼントされる。*1人最大2枚までまた、「H&M(エイチアンドエム)」はホリデーシーズン限定のギフトカードを通して、ミャンマーの子供たちの支援を行っており、ギフトカードが1枚購入されるごとに、チャージ金額の5%をUNICEF(ユニセフ)に寄付する取り組みを世界各地の店舗で12月末まで実施予定となっている。【新店舗概要】<2015年11月27日(金)オープン>■H&M イオンモール橿原(エイチアンドエム イオンモールカシハラ)場所:〒634-0837 奈良県橿原市曲川町7丁目20番1号売り場面積:約1,700 ㎡店舗構成:1フロア営業時間:10:00-22:00取り扱いコンセプト:レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー<2015年12月4日(金)オープン>■H&M イオンモール常滑 (エイチアンドエム イオンモールトコナメ)場所:〒479-0882 愛知県常滑市りんくう町2丁目売り場面積:約1,800 ㎡店舗構成:1フロア取り扱いコンセプト: レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー<2015年12月8日(火)オープン>■H&M イオンモール筑紫野 (エイチアンドエム イオンモールチクシノ)場所:〒818-0042福岡県筑紫野市立明寺434-1売り場面積:約1,700㎡店舗構成:1フロア取り扱いコンセプト: レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー元の記事を読む
2015年11月26日H-IIAロケット29号機の現地レポート・H-IIAロケット29号機現地取材 - "高度化初号機"の打ち上げを現地からレポート! 今回の注目点は?・H-IIAロケット29号機現地取材 - 打ち上げ前のY-1ブリーフィングが開催、気になる天候は?・H-IIAロケット29号機現地取材 - 機体移動が完了、高度化H-IIAロケットがついに姿を現す!・H-IIAロケット29号機現地取材 - リフトオフ! 快晴の打ち上げを写真と動画で振り返る宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は11月24日、種子島宇宙センターで記者会見を開催し、同日打ち上げたH-IIAロケット29号機の結果について報告した。詳細なデータの解析は今後となるものの、ロケットは計画通りに飛行し、打ち上げの4時間27分後に衛星を正常に分離したことが確認されている。H-IIAロケットはこれで29機中28機の成功となり、成功率は96.6%に上昇。連続成功の記録は23機連続まで伸びた。今回、警戒区域内への船舶の進入があったため、打ち上げが27分遅れてしまったものの、それ以外には全く問題なく、JAXA/MHIがアピールする「信頼性の高さ」「オンタイム打ち上げ率の高さ」を改めて示した形になった。初の商業衛星の打ち上げとなったMHIにとって、順調な出だしを切れた意義は大きい。MHIの阿部直彦・宇宙事業部長は「これは非常に大きな一歩」とコメント。「今回の顧客であるカナダTelesatは世界ビッグ4の大手オペレータ。衛星を製造したAirbus Defence and Spaceもメジャーなメーカーだ。日本のロケットがグローバルなスタンダードに対応できることを世界に示すことが出来た」と述べる。とはいえ、これはようやく第一歩を踏み出したに過ぎない。商業打ち上げ市場で大きなシェアを占める欧州のアリアン5や、価格破壊を進める米国のファルコン9など、強力なライバルは多い。世界のマーケットに食い込むことができるかどうか、まだ決して楽観できるような状態ではない。今回の打ち上げは、高度化H-IIAの技術実証ということでJAXAが一部費用を負担しており、"正規価格"で戦っていけるのかは未知数だ。だが、それでも理想的な形でその一歩を踏み出せたこともまた事実。阿部氏は「高度化なくして静止衛星の打ち上げ市場には参入できなかった。今回実証できたので、自信を持って市場に入っていける。いま進めている商談にとっても、大きな味方になるだろう」と評価した。価格の高さという大きな問題は依然としてあるものの、1つ1つ実績を重ねて、衛星オペレータや衛星メーカーからの評価を上げていくしかない。今回、記者会見にはTelesatやAirbusの関係者は見当たらなかったのだが、Telesatは同日のプレスリリースで、MHIに対する感謝を表明。阿部氏は「種子島は地元の人のもてなしが非常に厚い。来日した海外スタッフの歓迎会も開催してもらい、非常に喜んで帰っていただいた。そうした面もこれから伝わっていけば」と期待した。また今回の打ち上げの注目ポイントである高度化について、詳細については今後の解析待ちとなるが、長時間飛行(ロングコースト)における推進剤の蒸発への対策や、推力を60%に抑えたスロットリングによる再々着火などは、ほぼ想定通り機能したとみられている。JAXAの川上道生・基幹ロケット高度化プロジェクトマネージャは「正直ほっとしている」と安堵の表情を見せ、プロジェクトを支えたメンバーをねぎらった。今後、高度化仕様はH-IIAロケットのオプションの1つとして提供される見通しで、顧客によっては、従来通りのノーマル仕様を選ぶことも可能とのこと。それは高度化によるコストアップがあるためだが、ただMHIの二村幸基・打上執行責任者によれば、その金額は「さほど大きなものではない」ということだ。なお高度化プロジェクトで開発したロングコースト技術については、今回のような静止衛星の打ち上げ以外にも応用が期待される。まだ決まった計画は特に無いものの、たとえば主衛星と副衛星(相乗り衛星)を異なる軌道へ投入するようなことが可能だという。これにより、相乗り相手をより柔軟に選ぶことができるようになるわけだ。
2015年11月25日オリンパスは、ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1」の新ファームウェア Ver.4.0と、「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II」の新ファームウェア Ver.2.0を11月26日11時から提供開始する。いずれも9月15日に告知されていたもの。OM-D E-M1向け新ファームウェア Ver.4.0と、OM-D E-M5 Mark II向け新ファームウェア Ver.2.0では、1回のシャッターレリーズでピント位置をずらしながら999枚まで撮影する「フォーカスブラケットモード」などが追加されるほか、OM-D E-M1向け新ファームウェア Ver.4.0では、マクロ撮影時でも手前から奥までフォーカスが合った写真を撮影できる「深度合成モード」が追加される。M.ZUIKO PRO / PREMIUMレンズのファームウェア、カメラコントロールソフトウェア「OLYMPUS Capture」の最新版も提供する。11月26日11時以降、随時公開される予定だ。
2015年11月24日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts ロード・バロン」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月発送予定で、価格は6,480円(税込)。「ロード・バロン」は、2013年10月から放送された特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武』に登場した仮面ライダーバロン/駆紋戒斗がオーバーロードに進化した姿。ダンス集団「チームバロン」のリーダーである戒斗は、力のためには手段を選ばない冷徹さを見せる一方で、強さを認めた相手には敬意をもって接し、仲間も大切にするなど情に厚い面も持ち合わせる。力を得るために自らヘルヘイムの実に手を出しオーバーロードとなったが、巨大企業ユグドラシル・コーポレーション関係者をはじめとする大人たちの思惑に左右されながらも、自分の信念を貫き続ける姿は大きな共感を呼んだ。「S.H.Figuarts ロード・バロン」は、「S.H.Figuarts」ならではの豊富な可動域で劇中さながらのポージングが可能に。さらに付属する大剣・グロンバリャムは破損したバージョンも用意されており、鎧武との激闘も再現できる。商品価格は6,480円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は2016年6月を予定している。(C)2013 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年11月22日ディオール オム(DIOR HOMME)が16年スプリングコレクションで、クリエイティブデュオ・M/M(Paris)と再びコラボレーションを行う。公式サイトでイメージビジュアルと動画を公開した。フォトグラファーのカリム・サドリ(Karim SADLI)撮影のもとM/M(Paris)が手掛けたビジュアルでは、3人の男性のポートレートに、ブルジョア、スポーツ、アーバンの異なる要素が重ねられた。同ビジュアルについて、ディオール オムのクリエイティブ ディレクター、クリス・ヴァン・アッシュは「私はこのようなビジュアル制作の仕事をする時、そこに登場する彼らがどんな音楽を聞き、どんな世界に生きているのか、そのキャラクターを想像することが好きです。このプロジェクトはM/M(Paris)のクリエイティブとともに大きくなり、この想像の世界に新しいアングルを与えてくれます」とコメントしている。
2015年11月18日マイルストーンは17日、独COUGARのゲーミングマウス「COUGAR 450M」「COUGAR 400M」の取り扱いを発表した。12月1日に発売し、店頭予想価格は「COUGAR 450M」が税別8,980円前後、「COUGAR 400M」が税別7,480円前後。COUGARブランド初となる左右対称型マウス。シンメトリーなデザインに加え、マウスの両サイドにボタンを備え、左右どちらの手でも操作できる。手のひらが当たる表面にはプレミアムコーティングを施すほか、摩耗の激しい両サイドの滑り止めにはラバーではなく、ハニカム構造の滑り止めを採用し、耐久性を高めている。ボタン数は8で、専用の管理ツール「COUGAR UIX SYSTEM」からすべてのボタンに対して、任意の機能を割り当てることができる。また、オンボードでメモリを搭載し、最大3つまでのプロファイルを保存できる。「COUGAR 450M」と「COUGAR 400M」の違いは搭載する光学センサで、「COUGAR 450M」は最大5000DPIのPMW3310DHセンサ、「COUGAR 400M」は最大4000DPIのADNS-3090センサを採用する。どちらもポーリングレートは1000MHz。インタフェースはUSB。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10 。本体サイズはW67×D135×H40mm、重量は105g。本体カラーは「COUGAR 450M」がブラックとホワイト、COUGAR 400Mがアイアングレーとシルバー。
2015年11月18日マスタードシードは13日、ASRock製マザーボードの新モデルとして、チップセットにIntel H110を搭載したMini-ITXマザーボード「H110M-ITX」を発表した。21日に発売する。店頭予想価格は税別11,200円前後。同社のMini-ITXマザーボード「H110M-ITX/D3」のDDR4メモリ対応モデル。SRock独自の「Super Alloy Technology」高い信頼性と安定性を実現するという。電源フェーズ数は5、サウンド回路にELNA製オーディオコンデンサを採用する。
2015年11月13日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts 南ことり(僕らは今のなかで)」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年6月の発送予定で、価格は4,860円(税込)。南ことりは、「みんなで叶える物語」をキーワードにオールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』に登場するキャラクターで、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」に所属。全メンバー9人のうち、高坂穂乃果ら8人はすでに「僕らは今のなかで」バージョンで「S.H.Figuarts」化が発表されており、ことりの商品化によって「μ’s」全員がそろったことになる。「S.H.Figuarts 南ことり(僕らは今のなかで)」は、南ことりをTVアニメシリーズ第1期のオープニング曲「僕らは今のなかで」の衣装で立体化。それぞれに豊富な交換用表情、手首パーツが付属するほか、幼なじみである穂乃果と海未をそれぞれ立体化した「S.H.Figuarts 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)」「S.H.Figuarts 園田海未(僕らは今のなかで)」に付属する背景シートと組み合わせることで「僕らは今のなかで」のステージを再現できる。商品価格は4,860円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は2016年6月を予定している。『ラブライブ!』は、2013年1月よりTVアニメ第1期、2014年4月より第2期が放送され、6月に公開された劇場アニメ『ラブライブ! The School Idol Movie』では観客動員数が150万人を突破するなど大きな話題を呼んだ。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2015年11月12日「エイチ&エム(H&M)」が、福岡県の「イオンモール筑紫野」内に、県内では3店舗目となる新店舗を2015年12月8日(火)オープンする。H&M イオンモール筑紫野は、売場面積約1,700㎡の1フロア構成。取り扱いコンセプトはレディース、メンズ、キッズ、アクセサリーとなっている。オープンに当たり、オープン日からその週末にかけて現在H&Mが取組んでいる古着回収サービスで、ダブルクーポンキャンペーンを実施。ブランドや状態を問わず、要らなくなった衣類1袋持込につき、通常3000円以上のお買い物で使用できる500円のお買い物クーポン1枚と引き換えのところ、ダブルクーポンキャンペーンとして1袋につき、2枚のクーポンと引き換えることができる。 またH&Mでは、ホリデーシーズンに合わせて11月5日(木)から12月30日(水)までH&Mの全店舗で、大人気キャラクターの『アナと雪の女王』と『ミニオン』の限定ホリデーギフトカードを発売中。こちらのギフトカードの売上の5%は、発展途上国の教育機関に寄付される。【新店舗概要】H&M イオンモール筑紫野 (エイチアンドエム イオンモールチクシノ)場所:〒818-0042福岡県筑紫野市立明寺434-1売り場面積:約1,700㎡店舗構成:1フロア取り扱いコンセプト: レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー元の記事を読む
2015年11月06日ASUSTeK Computerは6日、チップセットにIntel H110を搭載したマイクロATXマザーボード「H110M-ED3」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は税込み9,500円前後。DDR3/DDR3L-1866をサポートするマイクロATXマザーボード。過電圧保護回路やデジタル電源回路、メモリ用ヒューズ、静電気保護回路を備えたLAN機能、ステンレス製バックパネルを備える。
2015年11月06日2015年11月24日の打ち上げに向け、鹿児島県種子島にある種子島宇宙センターで現在、H-IIAロケット29号機の打ち上げ準備が着実に進んでいる。H-IIAの打ち上げは今回で29機目となる。一昔前と比べると、ずいぶん早いペースで打ち上げが続いており、少しずつではあるが、H-IIAの姿が日常の光景となりつつある。しかし今度のH-IIAは、今までのH-IIAとは一味も、あるいは二味も違う。外見からはあまり目立たないが、しかし実はとても大きな、「高度化」と呼ばれる改良が加えられている。○H-IIAが抱えていた問題H-IIAロケットは宇宙航空研究開発機構(JAXA、当時は前身の宇宙開発事業団)と三菱重工業が開発したロケットで、2001年に初めて打ち上げられた。それ以来、探査機「はやぶさ2」、「あかつき」や、東日本大震災のときに被災地を観測した「だいち」、そして今日や明日の天気予報にとって欠かせないデータを提供する「ひまわり8号」といった、数多くの人工衛星を打ち上げてきた。H-IIAの打ち上げ数は、2015年10月の時点で28機にもなる。これは日本で開発されたロケットの中では最も多い数だが、ほぼ同時期に登場した他国のロケットと比べると少ない。米国やロシア、中国などは、同じロケットを1か月のうちに2機、3機も打ち上げたりしている。H-IIAが打ち上げた衛星の多くは、政府や省庁、JAXAが運用する、いわゆる「官需」の衛星で、一方で国内外の民間企業が運用する衛星の打ち上げは、今回の29号機の積み荷であるテルスター12ヴァンテージの打ち上げを受注するまで、ほとんどゼロだった。H-IIAを運用する三菱重工は世界に向けて売り込んではいたが、いつも世界の他のロケットに奪われ続けていたのだ。人工衛星を使った商売をしている民間企業はいろいろあるが、市場として最も大きいのは、人工衛星を使った通信を事業として行っている会社である。人工衛星は宇宙にあるから、地球の裏側で起きていることでも、衛星を中継することで、世界中どこへでも映像や音声を伝えることができる。皆さんの中にも、衛星放送でドラマやスポーツ中継などを楽しんでおられる方は多いかもしれない。こうした通信衛星が多く打ち上げられる軌道を「静止軌道」、またその軌道に乗る人工衛星のことを「静止衛星」と呼ぶ。そしてこの静止衛星の打ち上げ能力において、H-IIAは他のロケットと比べて大きな格差を抱えていた。○H-IIAは静止衛星の打ち上げが苦手だった静止軌道は、地球の赤道の上空約3万5800kmのところにある。人工衛星というと、地球のまわりをものすごい速さで回っているというイメージがあるが、上空約3万5800kmだと、この速さがちょうど、地球が自転する速度と同じになる。すると、地球から衛星を、あるいは衛星から地球を見ると、相手が止まっているように見えることから、"静止"軌道と呼ばれている。相手が静止している(ように見える)ということは、衛星から通信や放送の電波を発信するときや、逆に地球で受信するときに、アンテナを動かさなくても良いため、通信がしやすくなることから、通信衛星の大半はこの静止軌道を利用している。この静止軌道に向け、ロケットで衛星を打ち上げるのはとても難しい。たとえば赤道上からロケットを真東に打ち上げたとすると、静止軌道と同じ傾きの軌道に衛星を入れることができる。あとは高度だけ合わせれば良いので、ロケットの負担も小さく、またロケットから分離されたあとの衛星の負担も小さくできる。ただ、それができるのは、赤道に近い南米のギアナにロケット発射場をもつ欧州ぐらいである。ギアナはかつてフランスの植民地で、現在もフランス領であるため、この地にロケットの打ち上げ場をもつことができている。しかし、日本や米国、ロシアの場合は、ロケット発射場が赤道よりも北にしかないため、そのまま打ち上げても、赤道から大きく傾いた軌道にしか衛星を入れることができない。そのため、高度だけでなく、その傾きを静止軌道に合わせるため、欧州のロケットに比べて余計にエンジンを噴射しなければならない。そこでロシアや米国のロケットは、ロケットの能力を上げることで、従来は衛星側が負担していたエンジン噴射の一部、場合によってはほとんどすべてを肩代わりすることで、衛星側の負担を軽くするということが行われている。最近では中国も同じ能力を手に入れている。しかしH-IIAは、ロケット発射場が北緯約30度の種子島にしかない上に、ロシアや米国のロケットのように、衛星の負担を肩代わりできるほどの能力はなかった。そのため、欧州のロケットはもちろん、米国やロシアのロケットで打ち上げたときと比べても、より多くの負担を衛星に強いることになっていた。その結果、たとえば他のロケットで打ち上げることを前提に造られた衛星は、H-IIAでは打ち上げられないということもあった。また、H-IIAで打ち上げるために造られた衛星は、他のロケットに合わせた場合よりも若干割高になってしまう。このことが、国内外の衛星通信会社から衛星の打ち上げを受注しようとした場合に、H-IIAにとって大きな足枷となっていたのである。○高度化でロケットはより長く飛ばせるようにこの格差を埋め、H-IIAでも他のロケットと同じ条件の軌道まで衛星を運ぶことができるようにするために、JAXAと三菱重工は2011年度から「高度化」と呼ばれる改良開発を始めた。この高度化では、主に第2段機体に大きく手が加えられている。第2段は宇宙空間を航行し、最終的に衛星を分離する役目を担っており、この改良により、ロシアや米国、中国のロケットが行っているのと同じように、H-IIAでも衛星が負担していた分の一部を肩代わりできるようになる。しかし、それは簡単なことではない。衛星の肩代わりをするということは、ロケットの第2段が衛星のように長時間宇宙を飛び、またこれまでより地球から遠く離れたところでエンジンの噴射などをできるようにしなければならない。たとえばロケットが長時間飛行すると、太陽の光が当たり、温度が徐々に上がってしまう。そこで、第2段のタンクを白く塗り、太陽光を反射させることで、機体の温度が上がり過ぎないようにしている。従来のH-IIAでは、この部分はタンクに塗られた断熱材の地の色である黄土色だったので、一番目立つ改良箇所かもしれない。他にも、バッテリーを増やしたり、搭載している機器の改良などで、長時間の飛行を可能にしている。そして、ロケット・エンジンの噴射と停止を繰り返しできるようにし、さらに精度良く軌道に投入できるよう、小さなパワーで動かせる能力も追加されている。これらの改良策の一部は、これまでの打ち上げの中で試験されたこともあるが、すべてが適用されるのは今回の29号機が初めてとなる。さらに、単に静止衛星をより条件の良い軌道に運べるようになるだけではなく、人工衛星を切り離す際の衝撃を小さくし、衛星にとって乗り心地の良いロケットにするための改良や、ロケットが自律的に飛行できるようにし、地上の設備の一部をなくすといった改良も行われている。こうした改良点も、今回の打ち上げや、また今後の打ち上げの中で試験が進められ、いずれは本格的に採用されることになっている。○高度化のその先へこの高度化によって、従来は衛星側が負担していたエンジン噴射の一部を、ロケット側で肩代わりすることができるようになる。その代償として、打ち上げ能力は少し落ちてしまうことにはなるが、しかしH-IIAの設計を大きく変えることなく、世界水準のロケットとほぼ同等の性能をもらせ、これまで打ち上げることすらできなかった衛星を扱えるようになった意義はとても大きい。そして2013年には、衛星通信大手のテレサット社から、同社の通信衛星テルスター12ヴァンテージを打ち上げる契約を取ることができた。こうした大手の企業はロケットの信頼性を何よりも重視するが、当時も今も、高度化はまだ完成しておらず、信頼性は未知数だったはずである。それでも契約が取ることができた背景には、これまでのH-IIAが培ってきた実績や信頼、そして期待があったのだろう。このテルスター12ヴァンテージを載せた、そして高度化H-IIAの1号機でもある、今度のH-IIAの29号機の打ち上げが成功すれば、H-IIAはいよいよ本格的に、衛星打ち上げの市場に乗り込むことができるようになる。そして今後も安定して国内外から商業打ち上げを受注できるようになれば、ロケットの打ち上げ回数が増え、信頼性が上がるとともに、コストを下げることにもつながるだろう。また、この高度化の技術は、現在開発が進む新型ロケット「H3」にも活かされることになっている。単にH-IIAの改良というだけではなく、次世代に向けた投資でもあるのだ。H-IIAロケット29号機の打ち上げは、2015年11月24日15時23分(10月2日現在)に予定されている。いつもと同じようで、実は大きく進歩した、新しい「高度化H-IIA」と、そして日本のロケットの新たな夜明けの瞬間を、種子島の現地で、あるいはインターネット生中継で、ぜひ見届けていただければと思う。なお、今回取り上げた、これまでのH-IIAの問題点や、他のロケットとの比較、また高度化における改良点などについては、拙稿「世界に追いつけるか 「高度化」H-IIAロケット、ここに誕生す」でより詳細に紹介しているので、興味がある方はそちらもご一読いただきたい。
2015年11月04日バンダイの展開するフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)」「S.H.Figuarts 園田海未(僕らは今のなかで)」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。「高坂穂乃果」は2016年4月、「園田海未」は2016年5月発送予定で、価格は各4,860円(税込)。高坂穂乃果と園田海未は、「みんなで叶える物語」をキーワードにしてオールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』に登場するキャラクターで、スクールアイドルグループ「μ’s(ミューズ)」のメンバー。作品は、2013年1月よりTVアニメ第1期、2014年4月より第2期が放送され、6月に公開された劇場アニメ『ラブライブ! The School Idol Movie』では観客動員数が150万人を突破した。「S.H.Figuarts 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)」「S.H.Figuarts 園田海未(僕らは今のなかで)」は、作中の人気キャラクター高坂穂乃果と園田海未をTVアニメシリーズ第1期のオープニング曲「僕らは今のなかで」の衣装で立体化。それぞれに豊富な交換用表情、手首パーツが付属するほか、「S.H.Figuarts 南ことり(僕らは今のなかで)」(別売り)と合わせた3体それぞれに同梱されている背景シートを合わせると、「僕らは今のなかで」のステージを再現できる仕組みになっている。商品価格はそれぞれ各4,860円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、「S.H.Figuarts 高坂穂乃果(僕らは今のなかで)」が2016年4月、「S.H.Figuarts 園田海未(僕らは今のなかで)」2016年5月を予定している。(C)2013 プロジェクトラブライブ!
2015年10月28日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「ULTRA-ACT」と「S.H.Figuarts」がコラボレーションした「ULTRA-ACT × S.H.Figuarts」より、「ULTRA-ACT × S.H.Figuarts ULTRAMAN Special Ver.」の受付が「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年5月発送で、価格は6,480円(税込)。『ULTRAMAN』は、漫画誌『月刊ヒーローズ』(ヒーローズ)創刊号より連載中の原作:清水栄一氏、作画:下口智裕氏による漫画。円谷プロダクションが生み出した特撮作品『ウルトラマン』を新たな物語で蘇らせ、宇宙人ではなく"強化装甲を纏い戦う戦士"の「ウルトラマン」と異星人、宇宙人との戦いが戦いが描かれている。同作品からはフルアクションフィギュアとして、「ULTRA-ACT × S.H.Figuarts ULTRAMAN」が今年7月に発売されていたが、本商品では、メタリック塗装による高級感に加え、アンマスクド状態も再現できる特別版となっている。「ULTRA-ACT × S.H.Figuarts ULTRAMAN Special Ver.」は、等身大ウルトラマンらしく、商品サイズは約15.5cmの「S.H.Figuarts」サイズで立体化。交換用頭部付きで、主人公・早田進次郎の顔が露出したアンマスクド状態に変更することもできる。さらに、劇中でも印象的なスペシウムの残像エフェクトや、ロゴ入り特製台座が同梱される。商品のセット内容はフィギュア本体に加え、交換用右手首2種、交換用左手首3種、交換用頭部、交換用腕パーツ左右、交換用胸パーツ、スペシウム光線エフェクト、残像エフェクトパーツ左右、ロゴ入り特製台座。商品価格は6,480円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2016年5月を予定している。(C)円谷プロ(C)清水栄一氏、下口智裕
2015年10月27日インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月21日、ワイヤレスM2M(Machine to Machine)専用のデータ通信サービス「IIJモバイルM2Mアクセスサービス」の機能を拡充すると発表した。11月4日より、月間の通信量の増量と通信速度の引き上げを実施する。同サービスは、M2M、IoT(Internet of Things)用途に特化したアクセス回線として、M2Mデバイス用の回線を提供する。NTTドコモのLTE/3Gエリアに対応した「タイプD」と、KDDIのau 4G LTEエリアに対応した「タイプK」がある。IoTが本格的に普及するにつれ、M2M・IoT通信量の増加やリアルタイム性を必要とする案件が増えていることから、顧客ニーズに対応するために実施した。22時~翌日6時まで夜間のみ高速通信が可能な「プランA」と、低速で24時間通信が可能な「プランB」で、基本料金に含まれる月間の通信量を30MBから500MBに増量する。加えて、プランBの下り通信速度を最大256kbpsに向上させるとともに、上り通信速度の制限も解除する。プランA・Bとも、初期費用は3万円/契約、登録手数料が3000円/契約。月額基本料金は、プランAが300円/回線、プランBが460円/回線で、どちらのプランにおいても、月間の総通信料が500MB×契約回線数を超えた場合は、0.01円/128byteの従量課金となる。
2015年10月22日日立製作所は、M2M向けシステム基盤を容易に構築できる「M2M トラフィックソリューション」のラインアップを拡充し、モバイルネットワークを利用して、車内や屋外、移動先から、各種カメラの映像や画像などの大容量ファイルを高速データ転送できる「大容量ファイル転送サービス」を10月22日より販売開始する。「M2Mトラフィックソリューション」は、ゲートウェイ装置などのM2M機器と、収集データの管理と機器の制御などを一元的に行うクラウド環境を提供し、M2M向けシステム基盤を迅速に構築するソリューション。「大容量ファイル転送サービス」は、高速通信のLTE通信および車載対応のゲートウェイ装置をラインアップに追加し、移動先から、または移動中でも現場の大容量データの安定的な送信が可能となっている。今回、LTE通信と日立独自の高速ファイル転送技術「Hitachi WAN Optimizer」を搭載したゲートウェイ装置を新たに開発し、安定的に大容量ファイルの高速転送が可能なサービスを実現した。新サービスの開始に合わせ、高温、多湿、紫外線、振動といったさまざまな外部環境へ対応し、屋外設置に適したゲートウェイ装置もサービスに追加し、これにより、車両など移動体のほか、屋外での多様なデータ収集も可能となる。そのほか、同サービスは、マルチキャリア対応のため、システムごとに異なるデータの種類やサイズ、転送頻度などに応じて、通信事業者が提供するモバイル通信サービスの料金プランの中から最適なものを選択でき、通信コストの最適化を実現する。
2015年10月22日サードウェーブデジノスは15日、CPUに"Skylake-H"ことIntel Core i7-6700HQ、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 960Mを搭載したゲーミングノートPCを発表した。15.6型の「QSF960HE」と17.3型の「QSF960HG」の2モデルをそろえる。PCショップ「ドスパラ」にて販売を開始し、価格は「QSF960HE」が税別139,980円から、「QSF960HG」が税別142,980円から。ヒートパイプとデュアルファンを組み合わせた冷却機構やLEDバッライトキーボードなどを備える。LANコントローラとして、有線ではKiller E2400、無線ではIEEE802.11ac/a/b/g/n対応のIntel Wireless-AC 3160を採用する。また、インタフェースとして転送速度を10Gbpsに向上させた最新のUSB 3.1(Type-A)ポートを搭載する。「QSF960HE」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700HQ(2.6GHz)、チップセットがMobile Intel HM170、メモリがPC4-17000 8GB、ストレージが500GB SATA2 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 960M 2GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。本体サイズはW383×D249×D37.8mm、重量は約2.5kg。「QSF960HG」は、ディスプレイが17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶となる以外、「QSF960HE」と同様の仕様となる。本体サイズはW417.8×D269.3×D39mm、重量は約3kg。なお現在、両モデルの購入者を対象に120GB SSDをプレゼントするキャンペーンを実施している。
2015年10月15日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは10月14日、オンキヨーブランドからハイレゾ音源対応の密閉型ステレオヘッドホン「H500M」、インナーイヤーヘッドホン「E700M」など合計9製品を発表した。発売は11月中旬で、価格はオープン。○「H500M」H500Mはハイレゾ音源の再生に対応した密閉型ステレオヘッドホン。最適化設計された40mm強磁力希土類マグネット搭載ドライバーにより、7Hz~40kHzの広帯域再生を実現した。ハウジングにはアルミ素材を使用し、本体の共振を防ぐほか、外部の騒音も遮断して音のディティールまで楽しめるという。主な仕様はインピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが105dB、最大入力が50mW。コードを除く重量は179g。ケーブルは着脱式のツイストケーブルで、長さは1.2m。通話切り替え機能を備えるコントロールマイクを持つ。カラーはブラック、ホワイトの2種類。推定市場価格は税別26,800円前後だ。○「E700M」E700Mはハイレゾ音源の再生に対応したセミオープンタイプのインナーイヤーヘッドホン。13.5mm強磁力希土類マグネット搭載ドライバーによって、6Hz~40kHzの広帯域再生を実現した。軽量なアルミハウジングを採用し、本体の共振を防ぐ。イヤーチップとして、ソフトなシリコンチップと遮音性に優れるComply製チップを、それぞれS/M/Lの3サイズ同梱する。主な仕様はインピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが108dB、最大入力が30mW。質量が18g。ケーブルはツイストケーブルで、長さは1.2m。コントロールマイクも搭載。カラーはブラック、ホワイトの2種類。推定市場価格は税別13,800円前後。○「E600M」「E600M」は、軽量ボイスコイルを採用した13.5mm強磁力希土類マグネット搭載ドライバーによって、クリアなボーカルと量感のある重低音を両立したセミオープンタイプのインナーイヤーヘッドホン。主な仕様は再生周波数帯域が6Hz~25kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが108dB、最大入力が30mW。質量が14g。ケーブルはツイストケーブルで、長さは1.2m。推定市場価格は税別10,800円前後。○「E300M」「E300」「E200M」「E200」「E300M」「E300」「E200M」「E200」は、8.6mm強磁力希土類マグネット搭載ドライバーを採用したセミオープンタイプのインナーイヤーヘッドホン。オーバル型ノズルで快適に装着できるという。E300MとE200Mはコントロールマイクを搭載する。推定市場価格はE300Mが6,800円前後、E300が5,400円前後、E200Mが4,500円前後、E200が3,800円前後(いずれも税別)。
2015年10月14日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、「S.H.Figuarts キュアビート」の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年3月発送予定で、価格は4,860円(税込)。「キュアビート」は、2011年~12年に放送されたTVアニメ『スイートプリキュア♪』に登場した黒川エレンが変身するキャラクター。ネコ(セイレーン)から進化したプリキュアで、ギターをモチーフとした「ラブギターロッド」を使用する。第23話「ザザ~ン! 涙は世界で一番ちいさな海ニャ!」で「今まで壊してきた絆を守りたい」というハミィの助言を受けて、プリキュアで戦うことになる。『スイートプリキュア♪』からは、「キュアメロディ」「キュアリズム」に続く「S.H.Figuarts」化となる。「S.H.Figuarts キュアビート」は、これまでのシリーズと同じく可動と造形を両立。豊富な交換用表情パーツと手首パーツを組み合わせれば、劇中のさまざまなシーンとアクションを再現することができる。「ラブギターロッド」は、ギターモードだけでなくソウルロッド(ロッドモード)も付属。セット内容はフィギュア本体に加え、交換用手首左右各4種、交換用表情パーツ3種、ラブギターロッド、ソウルロッド、固定用首パーツ、スタンドとなる。商品価格は4,860円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2016年3月を予定している。(C)ABC・東映アニメーション
2015年10月13日エイチ・アイ・エス(H.I.S.)が、“まだ見ぬ理想の旅と出会える場。”をテーマにした新しいコンセプトショップ「H.I.S. 旅と本とコーヒーと」を、東京・表参道に10月6日オープンした。同店は、元よりあった表参道店をリニューアルする形でオープン。店内ではサードウェーブコーヒーとして注目を浴びる「猿田彦珈琲」に舌鼓を打ちながら、ブックディレクター・幅允孝氏の厳選した“旅と出会いに溢れる本”を楽しむことができるカフェスペースが設置されている。幅氏がセレクトする本は約1,500冊に及び、「一人旅礼讃」「家族旅行」「女の旅路」「ラグジュアリーな旅」など、細かくコーナーに分けて分類。気に入った本があれば購入することも可能だ。トータルプロデュースはデザインビジネスプロデューサーの天野譲滋氏が手掛け、旅好きの友人の部屋へ訪れたような感覚を味わえる空間に仕上げられている。約30席を設けたテーブルにはコンセントもあり、仕事やショッピングの合間にもふらりと立ち寄ってくつろげるような場所となっている。館全体では月毎にテーマを掲げ、10月は「世界のカフェ巡り」をテーマに、それに沿った本とコーヒーを提案している。カウンターには15カ国以上の旅行経験を持つコンシェルジュが常駐しており、店内の本にはスタッフ自身の実体験を記したブックマークも付けられ、来店客が旅に出たくなるような“仕掛け”が施されている。月毎のテーマは同社ホームページで公開予定。同社では、昨今のインターネットの普及で、旅行予約のフローが変化してきたこと、また実際に旅行会社の店舗を訪れるのは、旅行の予約のみを目的としたケースが多いことに着目。「店舗は旅行の予約場所」という概念を捨て、「旅行に行きたいと思わせる場所」=「旅のきっかけづくり」を提供する場となっていくことが今後の店舗の在り方のひとつと考え、今回のコンセプトショップの実現に至った。H.I.S.の担当者は、今回のコンセプトショップについて「実際に予約する時にならないと足を踏み入れないのが旅行会社であり、旅の予定を立てるのも旅行会社から離れたカフェなどで行われるのが常。同店では『猿田彦珈琲』を置くことで、旅の予定がない人でも気軽に立ち寄れるよう店舗の間口を広げ、また漠然と旅に出たいと思っている人が訪れた時にも、本を手に取り旅のワクワク感を味わってもらえるような、新しい店舗の形を目指しました。表参道店ではライフスタイルステージに合わせた専門店を用意しており、どの世代の人が訪れても楽しめる場所となっている。各々好きなように利用してもらえたら」と話していた。
2015年10月07日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『S.H.Figuarts ウルフオルフェノク』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年3月発送予定で、価格は5,940円(税込)。「ウルフオルフェノク」は、2003年に放送された特撮TVドラマ『仮面ライダー555』の主人公・乾巧/仮面ライダーファイズの真の姿。放送当時は視聴者の度肝を抜いた事実でもあったが、主人公が怪人と同質という昭和から続く「仮面ライダー」の設定をうまく取り入れたことでもあり、『仮面ライダー555』が平成ライダーでも特に人気が高い一つの要因となっている。2003年に公開された特撮映画『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』にも登場し、本作では逆足状態も披露している。「S.H.Figuarts」での「オルフェノク」の立体化は、『S.H.Figuarts ホースオルフェノク』(予約受付終了)に続く、2体目となる。『S.H.Figuarts ウルフオルフェノク』は、同シリーズの豊富な可動域と繊細な造形で、f劇中のシーンやさまざまなアクションポーズを楽しむことが可能。逆足状態も差し替えで再現できるという。「ホースオルフェノク」と同様に、灰色を基調としたカラーがよく再現されており、劇中で見せた躍動感あるポーズも思いのままにディスプレイできる。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各2種、差し替え用足パーツ(左右)。商品価格は5,940円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は、後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2016年3月を予定している。(C)石森プロ・東映
2015年10月06日「エイチ&エム(H&M)」2015年冬、「イオンモール常滑」内に、愛知県内では4店舗目、常滑市では初の店舗をオープンする。H&M イオンモール常滑店は、中部国際空港の対岸部に位置するショッピングモール内で、売場面積約1800㎡の1フロア構成となる店舗を構える。取り扱いコンセプトはレディース、メンズ、キッズ、アクセサリー。電車や自動車による広域からのアクセスに恵まれた立地で幅広い世代に対応出来るイオンモール常滑の特色を活かした、バラエティに富んだ品揃え。また、今回特別に、オープン日からその週末にかけて現在H&Mが取組んでいる古着回収サービスでは、ダブルクーポンキャンペーン実施。ブランドや状態を問わず、要らなくなった衣類1袋持込につき、通常3000円以上のお買い物で使用できる500円のお買い物クーポン1枚と引き換えのところ、ダブルクーポンキャンペーンとして1袋につき、2枚のクーポンと引き換えることができる。【新店舗概要】H&M イオンモール常滑 (エイチアンドエム イオンモールトコナメ)場所:〒479-0882 愛知県常滑市りんくう町2丁目売り場面積:約1,800 ㎡店舗構成:1フロア取り扱いコンセプト: レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー元の記事を読む
2015年10月06日2015年11月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット29号機には、「高度化」と呼ばれる改良が初めて施されている。この高度化により、これまでH-IIAが抱えていた問題が解決され、世界のロケットとほぼ同じ地位に立つことができるようになった。連載の第1回では、従来のH-IIAが抱えていた問題について紹介した。第2回では、その問題を解決する代表的な3つの方法と、そして高度化が選ばれた理由について紹介した。第3回となる今回は、高度化で開発された技術と、今後の展望について紹介したい。○高度化で使われている技術第2回で触れたように、H-IIAで世界標準の静止トランスファー軌道に衛星を打ち上げられるようにするためには、ロケットの第2段機体をより長時間宇宙を飛行できるようにし、またロケット・エンジンの着火と停止が繰り返しできるようにしなければならない。具体的には、従来の第2段は7200秒(2時間)しか飛行できなかったが、これを最大2万秒(5時間半)まで延ばし、そしてエンジンの着火と停止の回数は1回増え、計3回の着火と停止に耐えられるようにしなければならない。それらを実現するために、高度化H-IIAでは、次のような改良が加えられている。白くなったタンク高度化が施されたH-IIAを見て、まず目に留まるのは、第2段の液体水素が入った燃料タンクが、白く塗られていることだろう。通常、この部分は断熱材の地の色である黄土色だった。液体水素は放っておくとどんどん気体になってしまうため、長時間宇宙で運用するには、これを少しでも防がなくてはならない。そこで高度化では、タンクを白く塗り、太陽光を反射させることによって、温度が上がり過ぎないようにするという対策が採られている。なお、この白い塗料は、従来見えていた黄土色の断熱材の上に塗っているため、その分第2段自体の質量は増えているが、その増えた分が具体的にどれぐらいなのかは答えられないとのことだった。この白く塗られた第2段は、2013年に打ち上げられたH-IIA 21号機で実際に飛行し、試験がおこなわれ、その結果液体水素の蒸発量が予想通りだったことが確認されている。また、2014年の「はやぶさ2」の打ち上げでも使われており、後述の他の改良点と合わせ、5000秒の飛行に成功している。熱制御とバーベキュー・ロール太陽光による温度上昇は、燃料だけではなく搭載機器にも影響する。もし、ある一面にのみ太陽光が当たり続けた状態で長時間飛行すると、温度変化に耐えられなくなった機器が故障してしまう。そこで高度化では、第2段をロール軸(機軸)周りにゆっくりと回転させ、機体の側面にまんべんなく太陽光が当たるようにして飛行する機能が追加されている。こうした、機体を回転させて熱を制御する技術は多くのロケットや衛星でも採用されており、ちょうどバーベキューで串に刺さったお肉を、焦げないように回しながら焼く様子に似ていることから、一般的に「バーベキュー・ロール」や「バーベキュー・マニューヴァー」と呼ばれている。また、逆に太陽光の当たらない部分はとても冷えてしまうため、ヒーターも新たに搭載されている。蒸発する水素を使った小型スラスターところで、いくらタンクを白く塗っても、液体水素が蒸発することを完全に防ぐことはできない。そこで高度化では、この蒸発した水素をロケットの下部から噴射し、ロケットに若干の加速度を与える機能が追加された。無重量状態では、液体は常に「ちゃぷちゃぷ」、あるいは「ふわふわ」といった感じの、なんともいえない動きをする。そのままの状態でエンジンを動かそうとすると、推進剤を正常に送り込めず、エンジンが動かないか、壊れることもある。そのため、ロケットを少しだけ加速させ、液体をタンクの下側、つまりエンジンへ向けた出口があるところに向けて、押し付けてあげる必要がある。これまではヒドラジンという燃料を使う、小型の噴射装置(ガス・ジェット装置と呼ぶ)させておこなわれていたが、長時間航行し続けるためには、追加で燃焼を積まなくてはならず、質量が増えてしまう。そこで、軌道を航行している間は、蒸発した水素を噴射に使うガス・ジェット装置を搭載することで、ヒドラジンの搭載量を増やさずに、推進剤を押し付けられる時間を延ばすことができるようになった。トリクル予冷また酸化剤の液体酸素にも改良が加えられている。液体酸素はエンジンを燃やす際の酸化剤としてだけでなく、エンジンを再始動する際に、エンジンのターボ・ポンプを冷却する役目ももっている。冷却をしないと、温度が上がったターボ・ポンプによって推進剤が気体になってしまい、正常にエンジンへ送り込めなくなってしまう。これまでの第2段では、エンジン着火前に液体酸素を大量に流し込んで冷却していたが、それでは無駄が多い。そこで高度化では、少しずつ流すことで冷却する「トリクル予冷」という技術が使われる。これにより液体酸素の消費量を抑えつつ、十分な冷却を実現している。電子機器の改良ロケットの航行時間が延びると、当然コンピューターや通信機器などを動かすための電力も増える。そこで新たに、大容量のリチウムイオン電池が搭載されている。また、ロケットの第2段も高度3万5800kmまで飛行し、さらにそこでエンジンの噴射もおこなうことから、その様子を確認したり、指令を出したりといったことができるよう、長距離通信ができる装置が搭載された。第2段エンジンの再"々"着火とスロットリング技術これまでの打ち上げでは、第2段エンジンの「LE-5B」、もしくは「LE-5B-2」は、点火と停止を2回だけおこなえば良かったが、高度化によって遠地点でもう1回噴射するため、合計3回の点火と停止をおこなう必要がある。ただ、LE-5Bは設計時点から再々着火ができるように造られており、これまでの打ち上げの中で実証試験もおこなわれている。したがって、高度化ならではの改良というわけではなく、隠されていた本領がついに発揮される形になる。また、第3回の噴射時には、エンジンの推力を60%ぐらいにまで絞った状態の、弱い推力で噴射される。これは、第3回の噴射で必要な増速量が秒速300mと小さいため、最大パワーで動かすと軌道投入精度が落ちてしまうことから、パワーを抑え、その分燃焼時間を長くすることで、必要な増速量と十分な精度の両方を確保するようにしたためである。実は、この推力を変えられる能力も元からLE-5Bに備わっていたもので、2002年のH-IIA試験機2号機の打ち上げ時に実験もおこなわれている。ただ、今回高度化で実際に使うにあたり、あらためて開発がおこなわれ、また地上での試験もおこなわれている。さらに、再々着火ができることで、たとえば2機の衛星を同時に打ち上げて、それぞれを高度の異なる軌道に投入するといったことも可能だ。こうした技術はすでにロシアなどで実用化されており、日本も同じ芸当をおこなうことができるようになる。○使いやすく、やさしいロケットにするための改良高度化ではまた、打ち上げ能力を上げるだけでなく、使いやすく、また搭載する人工衛星にとってやさしいロケットにするための改良もおこなわれている。ひとつは、ロケットが自律して、安全に飛行できるようにすることだ。これまでは地上にあるレーダーを使って追尾し、ロケットの飛行を見守っていたが、高度化では新たに、ロケットに飛行安全用の航法センサーが搭載される。これにより、地上のレーダーが不要になり、地上設備の簡素化、そして作業員の少人数化やコストダウンにもつながる。この改良は、今回の29号機で初めての技術実証がおこなわれることになっており、また今後も何度か試験を繰り返した後に、正式採用される予定となっている。もうひとつは、ロケットから衛星を分離する際の衝撃を小さくするための改良である。これまでは火工品と呼ばれる、火薬を使った部品を使って、ロケットと衛星との結合部分を分離させていた。しかしこれでは衛星にかかる衝撃が大きくなってしまうため、火工品を使わない、機械式の分離機構が開発された。ただ、この改良点については、今回の29号機の打ち上げでは使われず、次の「ASTRO-H」の打ち上げで初めて実証がおこなわれる計画だという。これ以外の改良点は基本的に、静止衛星や、衛星の複数打ち上げ、また科学衛星などの特殊な軌道に打ち上げる場合にのみ役に立つ技術だが、この2点は、すべての衛星の打ち上げにとって役に立つ改良となる。(後編に続く)
2015年10月02日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『S.H.Figuarts 仮面ライダーオーガ』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。2016年2月発送予定で、価格は5,184円(税込)。仮面ライダーオーガは、2003年に公開された特撮映画『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』に登場する木場勇治が、帝王のベルトと呼ばれる「オーガドライバー」を使用して変身する仮面ライダー。強大な力を秘めているが、高すぎる性能のためにオルフェノクの中でも相応の資質を備えた「選ばれた者」しか装着できない。「仮面ライダーサイガ」とともに、反乱分子を排除するためにスマートブレイン社が開発したライダーズギアで、仮面ライダーファイズ/乾巧と激闘を繰り広げた。『S.H.Figuarts 仮面ライダーオーガ』は、特徴的な「オーガフォン」は、フォンモード、ブラスターモードが付属。これまでの「S.H.Figuarts」シリーズと同様、高い可動域を誇り、劇中のさまざまなポーズを楽しむことができる。主な商品素材は、ABS、PVC、ダイキャスト。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各2種、交換用オーガドライバ―2種、オーガフォン、フォンブラスター、オーガストランザー2種(短剣/長剣)、ホルスター。商品価格は5,184円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2016年2月を予定している。(C)石森プロ・東映
2015年09月21日ビッグローブ(BIGLOBE)は、法人を対象とする「M2M向けモバイル通信サービス」で、9月15日より新たに「上り高速プラン」と「帯域契約プラン」の提供を開始すると発表した。M2M(Machine to machine)は、機器同士のデータ通信を必要な時に必要なだけ行えるため、通信コストの抑制に効果的がある。これまでは、少量データのモバイル通信を中心に使われていたが、大容量データを扱えるM2Mサービスのニーズも高まっていることから新プランの提供に至ったという。「上り高速プラン」は、防犯カメラの映像データなどの大容量データのアップロードが中心となり、新たなM2Mモバイル通信ニーズに対応する。上り通信は最大50Mbpsの高速通信を実現しながら、下りを最大256kbpsに制限することで、月間10GBまでのデータ通信を1500円で提供する。月間のデータ通信容量ごとに、10GB(1500円)、20GB(2200円)、30GB(2750円)、40GB(3250円)の4つのコースが用意されている(金額は1回線当たりの月額料金)。一方「帯域契約プラン」は、POSデータ管理や、位置情報データの集計などの少量データを多数の機器から集計している企業に対して専用帯域としてM2M用の回線を提供。上りは1Mbps単位、下りは256kbps単位で契約するものとなる。他の利用者の回線利用状況に左右されずに通信できるため、利用状況に応じたフレキシブルな運用が可能となる。同社は、防犯対策や災害監視強化をすすめている自治体を中心に、2016年度末までに20万回線の受注を目指す。
2015年09月17日パナソニックは、「ハッキング」や「なりすまし」などの「サイバー攻撃」から低リソース環境のIoT/M2Mデバイスを守るため、従来実装が困難とされてきたパソコン並のセキュリティを実現できる暗号・認証モジュールを開発したと発表した。開発した暗号・認証モジュールは、同社のAVCネットワークス社が開発したもので、同モジュールには決済端末などで実績のある同社独自の暗号実装技術を組み入れ、CPUやROM RAMなどのリソースに使用制約があるIoT/M2Mデバイスでも軽量・高速に動作することを可能としたという。また今回同時に、各種セキュリティ対策のサービス基盤を構築し、2015年10月より順次提供する予定だという。サービス基盤としては、IoT/M2Mデバイスへのなりすまし行為を防止する「端末証明書発行」、未知なるサイバー攻撃を防止する「サイバー攻撃検知・分析」、そしてログ収集や攻撃対策を行う「リモートメンテナンス」を準備する予定。なお、「端末証明書発行」はシマンテックと、「サイバー攻撃検知・分析」に関してはシマンテックなどセキュリティベンダー各社との協業により展開する予定で、同社製品では、"IP-PBX"や"監視カメラ"から展開を図り、将来的には、ネットワークへの接続が増大することが予想される、自動車産業、物理セキュリティ業界、エネルギーマネジメント業界、医療業界等の各種機器に対しても積極的に展開していくという。
2015年09月14日ビッグローブ(BIGLOBE)は9月10日、法人向けに提供している「M2M向けモバイル通信サービス」において、新たに「上り高速プラン」ならびに「帯域契約プラン」を9月15日より提供すると発表した。上り高速プランは大容量データのアップロードをM2Mで行いたい、というニーズに対応することを目指したもので、上りの通信速度が最大50Mbpsとなる(下りは最大256kbps)。費用は月間10GBまでのデータ通信で1500円(回線あたり)。20GB、30GB、40GBのプランも用意されており、いずれも通信容量が基準値を超えると、送受信最大200kbpsに制限される。一方の帯域契約プランは、POSデータ管理や、位置情報データの集計など、少量データを多数の機器から集計したいというニーズに対し、M2M用の回線を専用帯域として提供するというもの。上りは1Mbps単位、下りは256kbps単位で契約可能で、他の利用者の回線利用状況に左右されず、契約帯域で自由に通信ができるため、利用状況に応じたフレキシブルな運用が可能。月額料金はSIM1枚あたり200円、帯域としては上り1Mbps、下り256kbpsの契約の場合で25万円としている。なお、同社では今後、M2Mの利用シーンが広がっていくとしており、防犯対策や災害監視強化などを進めている自治体を中心に2016年度末までに20万回線の受注を目指すとしている。
2015年09月10日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、2016年1月発売予定の『S.H.Figuarts オビ=ワン・ケノービ(Episode I)』の予約受付が、全国の家電量販店、ホビーショップ、オンラインショップなどでスタートしている。2016年1月発売予定で、価格は5,940円(税込)。「オビ=ワン・ケノービ」は、2015年12月18日に公開される最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も注目を集めている「スター・ウォーズ」シリーズに登場するジェダイの騎士。新3部作ではアナキン・スカイウォーカーに、旧3部作ではルーク・スカイウォーカーにフォースの道を教えた。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開に合わせ、続々とシリーズの人気キャラクターを立体化している「S.H.Figuarts」だが、今回は新3部作の『エピソードI』時のオビ=ワンが、アクションフィギュア化される。『S.H.Figuarts オビ=ワン・ケノービ(Episode I)』は、驚異的な顔の再現技術で話題となった『S.H.Figuarts ルーク・スカイウォーカー(Episode VI)』(現在発売中)と同じく、デジタル彩色のノウハウを活用した独自の製法を活かして表現。劇中の再現をも超えた、本物に限りなく近い仕上がりとなっている。未来のジェダイ・マスターの風格と存在感を醸す造形・彩色と、アグレッシブな身体能力を十二分に魅せる可動機構で、劇中のアクションも思いのままに楽しむことができる。頭部は2種類付属するほか、クワイ=ガン・ジンのライトセーバーも同梱。別売りの『S.H.Figuarts ダース・モール』(2015年9月発売予定)とのラストバトルも再現可能となる。セット内容はフィギュア本体に加え、交換用頭部、交換用左手首3種、交換用右手首3種、ライトセーバー3種。(C)&TM Lucasfilm Ltd.
2015年09月08日