第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞した『パラサイト 半地下の家族』の公開を記念して、同作でメガホンを取ったポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』が12月30日(月)深夜に放送される。2006年に公開され、韓国の歴代観客動員数第6位に輝いた『グエムル-漢江の怪物-』をはじめ、カンヌ国際映画祭の“ある視点部門”に正式出品された『母なる証明』や日仏韓合作によるオムニバス作品『シェイキング東京』などの作品で国際的にも評価の高いポン・ジュノ監督の2作目となる本作。韓国で1980年代後半に発生した、10人もの犠牲者を出しながら未解決となった華城連続殺人事件を基にしたストーリー。1986年、ソウル近郊の農村で若い女性が裸で死んでいるのが発見され、その後も同じ手口の連続殺人事件が相次いで発生。特別捜査本部が設置され、地元の刑事、パク・トゥマン(ソン・ガンホ)と、ソウル市警から派遣されたソ・テユン(キム・サンギョン)は、この難事件に挑む。性格も捜査方法も異なる2人は対立を続け、何度も失敗を重ねながらついに有力な容疑者を捕らえるのだが…というストーリー。主演は『シュリ』や『グエムル-漢江の怪物-』のほか『タクシー運転手 約束は海を越えて』など数々の作品で主演を務め、韓国国内では数々の映画賞にも輝くソン・ガンホと、韓国で大ヒットしたドラマ「大王世宗」で知られるキム・サンギョンによる圧巻の演技合戦も見どころだ。本作をはじめとした数々の作品で世界的な評価を受けるポン・ジュノ監督の最新作『パラサイト 半地下の家族』はTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 梅田の2劇場にて先行公開中。2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開される。全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが… この相反する2つの家族の出会いは、誰も見たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――という物語。『殺人の追憶』は12月30日(月)深夜25時50分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2019年12月30日俳優の吉沢亮が12月27日(金)、都内で行われた韓国映画『パラサイト半地下の家族』のプレミア上映会にサプライズ登場!来日中のポン・ジュノ監督とソン・ガンホと対面を果たした。吉沢亮「こんなエンタメがあるんだ」と知ってほしいもともとポン・ジュノ監督の大ファンだと言う吉沢さんは「緊張しすぎて、うまく話せない」。そんな吉沢さんの緊張を解そうと、ポン・ジュノ監督が「自分がこれだけイケメンだって、いつ頃気づいたんですか?」と質問すると、吉沢さんは「小5ですかね(笑)」と笑顔。これに対し、ポン・ジュノ監督は「なぜ、もっと早く気づかないんですか?」とツッコミを入れ、会場を盛り上げた。また、ポン・ジュノ監督は吉沢さんの出演作『リバーズ・エッジ』を観ているといい「とてもすてきな青春を演じている」と評価すると、「うれしいですね。この場にいるのも、おこがましいですが、映画を観てもらったのは、すごく不思議な気持ちです」と喜んでいた。本作について「本当に純粋に、スゲーと思った」と吉沢さん。「ここ何年か観た中で1番です。圧倒的なエンタメ感で、笑いや涙、ホラーにサスペンスといろんな要素が完ぺきに融合している」と絶賛し、「映画好きは100%観ると思いますけど、普段映画館に行かない人にこそ『こんなエンタメがあるんだ』と知ってほしい」とアピールしていた。ポン・ジュノ監督、是枝裕和監督のエールに感激!韓国映画として初めてカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いた『パラサイト半地下の家族』。先日発表された第77回ゴールデングローブ賞で3部門にノミネートされ、第92回アカデミー賞でも作品賞を含めて“本命”の呼び声があがっている。セレブ一家の豪邸に、家庭教師として潜り込み“寄生(パラサイト)”を試みた貧しいキム一家が、そこで想像を絶する悲喜劇に巻き込まれてしまう。アカデミー賞について、ポン・ジュノ監督は「そればかりは、自分ではわからないですね」と苦笑い。それでも、「トロントで是枝裕和監督にお会いしたとき、『今年はきっと忙しくなるはず。大変だと思うけど頑張ってね』と言ってくださった。是枝監督もパルムドールに輝いた後、オスカー候補にもなりましたから」とエールに感激しきりだった。ポン・ジュノ監督と4度目のタッグとなった名優のソン・ガンホは、キム一家の父親を演じており「最初に監督から、映画の構想を聞いたとき、てっきり自分は裕福な社長を演じるのだと思っていた(笑)。ところが、私が半地下に連れていかれたんです(笑)」と明かし、「この作品は格差による分断や闘争を描いているのではなく、人間はどう生きるべきかを問いかけているんです」と話していた。『パラサイト 半地下の家族』はTOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ梅田にて先行上映中。2020年1月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2019年12月27日今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた家族を描く『パラサイト 半地下の家族』から、ポン・ジュノ監督とソン・ガンホが13年ぶりに揃って来日することが決定した。ゴールデングローブ賞3部門ノミネートに加え、ナショナル・ボード・オブ・レビュー、ハリウッド映画批評家協会賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ワシントンDC映画批評家協会などで作品賞受賞やノミネートを重ね、オスカーレースを席巻中の本作。そんな日本でもSNSなどで大注目の本作から、ポン・ジュノ監督と主演のソン・ガンホが、2006年に『グエムル -漢江の怪物-』で来日して以来、実に13年ぶりに2人揃っての来日が実現。本作の公開は来年だが、12月27日(金)よりTOHO シネマズ日比谷、TOHO シネマズ梅田にて先行公開が決定しており、2人は27日のTOHO シネマズ六本木ヒルズで行われる特別上映での舞台挨拶に登壇する。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)より全国にて公開、2019年12月27日(金)よりTOHO シネマズ日比谷、TOHO シネマズ梅田にて先行公開。(cinemacafe.net)
2019年12月11日カンヌ国際映画祭では韓国映画史上初となるパルムドールに輝き、アカデミー賞前哨戦といわれる各賞を席巻中のポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』が、「2020年まで待てない!」「いち早く観たい!」という映画ファンの熱烈な声に応え、監督・キャストの特別メッセージ映像付きで先行公開されることが決まった。ハリウッド映画批評家協会賞では作品賞、脚本賞、監督賞、外国語映画賞、編集賞の5部門にノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは外国語映画賞を受賞するなど、賞レースを席巻中の本作。外国語映画にして史上初の作品賞受賞への期待も高まり、「アカデミー賞の歴史を変えるか」(ハリウッドレポーター)と米メディアも大盛り上がり。日本でも、11月に行った日本最速試写で映画ファンを大熱狂させ、マスコミ試写は連日大行列で溢れ変えるほどの大盛況。Twitterなどでも「来年まで待てない!」「今すぐ観たい!」という声が多く上がっていたことから、急きょ12月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 梅田の2劇場にて先行公開が決定。また、2020年1月9日(木)までの2週間限定となる先行上映期間中は、両劇場でしか観ることができないポン・ジュノ監督、キャストによる激レア特別メッセージ映像付きとなっている。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月06日カンヌ・パルムドールに輝き、全米ではすでに今年の外国映画興行収入第1位となる大ヒットとなっているポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』。“伏線”となるアイテムが散りばめられた本予告、本ポスターが解禁となった。今回解禁された本ビジュアルは、全員失業中の貧しいキム一家と、IT企業を経営する裕福なパク一家が、まるで“ひとつの家族”のように、広々としたリビングで肩を並べている姿が収められ、全員に目線が入っている。背景には、意味深に置かれた“石”、“前衛的な絵画”、そして“投げ出された脚”が配されているほか、目を凝らすと数々の散りばめられた“アイテム”が浮かび上がってくる。また、90秒予告は、キム一家の長男ギウ(チェ・ウシク)が、身分を偽り裕福なパク一家の家庭教師になったことから生活が変わっていく様子を映し出す。パク社長夫人ヨンギョ(チョ・ヨジョン)に取り入った彼は、さらに美術の家庭教師として妹(パク・ソダム)を紹介することになるのだが…。果たして、ギウの計画とは!?スケール感のある映像と、加速していく物語を垣間見ることができる予告となっている。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月20日韓国映画として初めてカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いた『パラサイト半地下の家族』のポン・ジュノ監督が緊急来日。11月7日(木)に都内で行われた国内最速試写会に、サプライズ登壇し、日本のファンを驚かせた。「ただ純粋に面白い映画を撮りたかっただけ」セレブ一家の豪邸に、家庭教師として潜り込み“寄生(パラサイト)”を試みた貧しいキム一家が、そこで想像を絶する悲喜劇に巻き込まれてしまう。主演を務めるのは、ポン・ジュノ監督と4度目のタッグとなった名優のソン・ガンホ。来年2月に開催される第92回アカデミー賞の国際長編映画賞に韓国代表として出品されている。すでに各国では、エンターテインメント性と社会的なメッセージの共存した内容に絶賛の声が集まっているが、ポン・ジュノ監督自身は「ただ純粋に面白い映画を撮りたかっただけ」と断言。「登場人物たちは、政治に高い関心があるわけでもないし、富裕層に闘争を仕掛けようとも思っていません。彼らは皆、明確な善悪で判断できない、つまり私たちの周りにいるリアルな存在なのです。だからこそ、結果的に社会的なメッセージにつながったのかもしれませんが」と分析した。パルムドールからアカデミー賞へ「是枝監督と同じ道を歩めれば」アカデミー賞の国際長編映画賞に関しては、早くも“最有力”の呼び声も高い。その点については「オスカーの投票方法は複雑なので、期待をしていいものなのか」と苦笑いし、「ただ、昨年パルムドールを受賞した是枝(裕和)監督の『万引き家族』が、アカデミー賞で同じ部門にノミネートされましたから、韓国では同じ道を歩めれば…と期待されています。そちらのほうがプレッシャーです」と胸中を語った。実現間近?日本での映画製作にも意欲かつてオムニバス映画『TOKYO!』で、香川照之を主演に日本での撮影に挑んだ経験があるポン・ジュノ監督。実は「一昨年前から日本のプロデューサーと持続的にお会いし、また日本で映画を撮る構想を練っている」のだとか!また、関心がある日本の俳優を聞かれると浅野忠信、広瀬すずの名前が挙がった。「それに尊敬する樹木希林さんとは、お仕事をしたかった。『母なる証明』を日本でリメイクするなら、母親役は樹木希林さんではないでしょうか」と話していた。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月07日今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いたポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』の公開日が、来年1月10日(金)に決定した。『殺人の追憶』『オクジャ/okja』などを手掛けるポン・ジュノ監督。本作は、全員失業中の貧しい一家と、IT企業を経営する裕福な社長一家という、相反する2つの家族の出会いから、想像を遥かに超える展開へと加速していく。本国・韓国では、動員1,000万人を突破し、フランス動員は160万人を突破、各国で爆発的な盛り上がりをみせている。さらにアメリカでは、ロサンゼルス&ニューヨークで公開を迎え、オープニング館アベレージ で2019年の最高記録を樹立。公開2週目では、33館(上位は平均3000館)での公開ながら、全米の興行収入ランキングで11位にランクインするなど、アメリカでも熱狂的に支持されている。そんな各国で話題、第92回アカデミー賞での受賞が有力視されている本作が、2020年1月10日(金)、日本でも公開される。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月10日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年11月02日ポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』が先日、アメリカで公開、大ヒットスタートを切ったことが分かった。今後も追加公開が予定されており、さらなる爆発的動員が予想されるという。今年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いたポン・ジュノ監督最新作『パラサイト 半地下の家族』は、全員失業中の貧しい一家とIT企業を経営する裕福な社長一家という相反する2つの家族の出会いから、想像を遥かに超える展開へと加速していく物語が描かれる。すでに、韓国動員数は1,000万人を突破し、フランス動員160万人突破。そのほか各国で動員記録を塗り替える驚異的な盛り上がりをみせているが、そんな中、現地時間10月11日にアメリカで限定公開がスタート。ロサンゼルスとニューヨークの3劇場で公開されると、376,264ドルの興収を記録し、米国限定公開のオープニング館アベレージで今年の最高記録を樹立。3館以上の劇場で限定公開された作品としては、日本でも大きな注目を集めたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』以来、最高の興収に。さらには、外国語映画としても『モーターサイクル・ダイアリーズ』(’04/ウォルター・サレス監督)、『アメリ』(’01/ジャン=ピエール・ジュネ監督)などを大きく上回り、歴代最高記録となる快挙となった。また今後、ロサンゼルスとニューヨークでの上映劇場追加に加え、ボストン、シカゴなどで公開が予定されているという。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年10月16日『万引き家族』『パラサイト 半地下の家族』にて、それぞれカンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞し、東アジアに2年連続の栄冠をもたらした是枝裕和監督と、ポン・ジュノ監督。世界から高い注目を浴びるふたりの鬼才が対談し、互いの作品について鋭い考察や質問を投げ合うオリジナル番組「日韓から『家族』を描く是枝裕和×ポン・ジュノ」が、12日、日本映画専門チャンネルにて放送される。是枝監督作品の常連だった樹木希林や、これからを担う女優・広瀬すずについても語られた。テレビのドキュメンタリーの演出を経て映画監督デビューを果たし、『誰も知らない』『そして父になる』などを発表してきた是枝監督。この11日からはカトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュを迎えた日仏合作の『真実』が公開となった。『ほえる犬は噛まない』で劇場長編デビューしたポン監督は、『殺人の追憶』や『グエムル―漢江の怪物―』などで、日本でもファンを獲得。新作『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月に日本公開される。ポン監督の『オクジャ/okja』のとき以来、2年ぶりの再会となったふたりだが、普段から交流はあり、ポン監督のパルムドール受賞の際には、是枝監督からすぐに祝辞のメールが入ったという。ふたりの対談では、矢継ぎ早にポン監督から是枝監督への質問が続いた。『万引き家族』の海辺のシーンに感極まったというポン監督。監督が作品を観たのは、樹木希林が亡くなった後のことであり、特別な思いを持って、そのシーンを観たと振り返る。是枝監督は、同シーンでの樹木のセリフにまつわる秘話を明かすとともに、樹木がポン監督の『母なる証明』をとても好きだったと伝えた。また同じく『万引き家族』より、終盤での安藤サクラの演技にまつわる話では、安藤の意外な演技アプローチにポン監督が唸る場面もあった。役者に関しては、ポン監督は「広瀬すずが好きだ」という話も。是枝監督からそのことを振られたポン監督は、『海街diary』での広瀬すずの、作品全体における存在感を絶賛。『三度目の殺人』での成長ぶりにも驚いたと明かすと、是枝監督も将来とても楽しみな女優と評し、「広瀬さんは耳がとてもいいので、きっと外国語もできる。ぜひポン監督の作品での彼女も見てみたい」と希望を口にした。ほかにも是枝監督の子役演出や、互いに脚本も手掛けるふたりの執筆スタイル、『パラサイト~』のセットについて、是枝監督の自伝から絵コンテにまつわる話、外国で映画を撮ることなど、多くを語ったふたり。特に終始、ポン監督からの是枝監督へのリスペクトが印象的で、ポン監督ならではの是枝作品への深い洞察を知ることができる。東アジアを引っ張るふたりの鬼才の濃い対談を聞けるまたとないチャンスだ。「特集・是枝裕和×ポン・ジュノ」と題し、オリジナル番組「日韓から『家族』を描く是枝裕和×ポン・ジュノ」、そして両監督の代表作『万引き家族』(監督:是枝裕和)、『母なる照明』(監督:ポン・ジュノ)を日本映画専門チャンネルにて、10月12日21時より3作品一挙放送される。
2019年10月11日5月に開催された第72回カンヌ国際映画祭にて最高賞のパルム・ドールを受賞したポン・ジュノ監督最新作『PARASITE』(英題)が、『パラサイト 半地下の家族』として2020年1月、日本公開となることが決定した。“半地下”住宅で暮らす貧しい一家の長男が、IT企業を経営する超裕福な一家の家庭教師になったことから、次第に想像を遥かに超える悲喜劇へと展開していく本作。ポン・ジュノ監督は相反する2つの家族を軸に、いま、韓国や日本をはじめ世界中が直面している貧富格差を痛烈に批判しつつ、コミカルさやサスペンス感など交え、圧倒的エンターテインメント性を持たせた物語展開で描き切った。主演は、同監督と『スノーピアサー』『グエムル 漢江の怪物』『殺人の追憶』に続く4度目のタッグとなる名優ソン・ガンホ。共演には『最後まで行く』『ソニはご機嫌ななめ』イ・ソンギュン、『後宮の秘密』チョ・ヨジョン、「オクジャ/okja」『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチェ・ウシクら実力派の面々が脇を固めている。世界中で大ヒット!“ネタバレ厳禁 ”の想像を超える展開を各国メディア大絶賛カンヌ国際映画祭では、Q・タランティーノ、P・アルモドバル、J・ジャームッシュ監督らの並みいる話題作を抑え、審査員満場一致で韓国映画として史上初となるパルム・ドールに輝いた。そのカンヌでの熱狂をそのままに、韓国では1,000万人突破、フランスは150万人超え目前と公開が始まった世界各国でも動員記録を塗り替える盛り上がりをみせている。「ネタバレをしたくないので詳細は言わないが、『この独創的な物語を“体験する”ことがどんなに最高か』すべての人に伝えたい」(VANITY FAIR)、「最高傑作132分間観客の心を掴んで一瞬も離さない」(THE HOLLYWOOD REPORTER)と、本作のツイストの効いた想像を絶する展開を各国メディアも大絶賛。アメリカをはじめ公開を控える各国での期待値も高まっている。ストーリー全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが…。この相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――。『パラサイト 半地下の家族』は2020年1月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パラサイト 半地下の家族 2020年1月TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED
2019年08月07日ポン・ジュノ監督手掛ける映画『パラサイト 半地下の家族』が、第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞。2020年1月10日(金)より順次公開される。なおTOHO シネマズ日比谷・TOHO シネマズ梅田では、2019年12月27日(金)より先行上映をスタート。ポン・ジュノ監督10年ぶりとなる韓国映画、韓国史上初のパルムドール受賞!『殺人の追憶』『母なる証明』『グエムル -漢江の怪物-』など、数々の作品を手掛けてきた韓国の若き巨匠ポン・ジュノ。近年は『スノーピアサー』「オクジャ/okja」といった国際的作品を手掛けてきた彼だが、今回満を持して10年ぶりとなる韓国映画『パラサイト 半地下の家族』を完成させた。審査員満場一致の決定で、韓国映画初となるパルムドール受賞となる快挙を遂げた。また第77回ゴールデン・グローブ賞においては、監督賞(ポン・ジュノ)、脚本賞(ポン・ジュノ)、外国語映画賞の3部門にノミネート。これはは『グ リーン・ディスティニー』『ROMA/ローマ』に並ぶ、外国語映画として史上最多ノミネートの快挙となる。相反する2つの家族の“出会い”によって生まれるストーリーそんな国内外で注目を集めている本作は、相反する2つの家族の出会いによって生まれるストーリー。物語の始まりは、全員失業中“半地下”住宅で暮らす貧しいキム一家が、パク家へ赴くところからスタート。キム家の長男ギウは、ひょんなことからIT企業を経営する超裕福なパク家へ家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続くようにして妹ギジョンも豪邸に足を踏み入れるのだが…。この相反する2つの家族の出会い次第により、物語は想像を遥かに超える悲喜劇へと加速していく。主演に、ポン・ジュノ監督の常連 ソン・ガンホ主演を務めるのは、韓国の名優ソン・ガンホ。ポン・ジュノ監督とは、『スノーピアサー』『グエムル -漢江の怪物-』『殺人の追憶』に続く4度目のタッグとなる。また主演の脇を固めるキャストには、『最後まで行く』『ソニはご機嫌ななめ』のイ・ソンギュン、『後宮の秘密』のチョ・ヨジョン、「オクジャ/okja」『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチェ・ウシクら、実力派の面々が揃う。各メディア界からも称賛の声なおポン・ジュノ監督は、パルムドール受賞について「私は映画が本当に好きで、12歳の頃から映画狂の青年でした。そしてまさか監督になるなんて…!本当に何にせよ、今夜この手で、私にとって大きな賞を頂けるなんて思っていませんでした。本当にありがとうございました!」と喜びのコメント。各国のメディアの批評家からも称賛の声が多数寄せられている。【詳細】『パラサイト 半地下の家族』公開日:2020年1月10日(金)先行公開日:2019年12月27日(金)TOHO シネマズ日比谷、TOHO シネマズ梅田限定※先行公開期間は、特別興行の為、1900円均一。ムビチケ使用不可。 詳細は公式HPに掲載。出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン監督:ポン・ジュノ配給:ビターズ・エンド2019年/韓国/132 分/PG-12/2.35:1英題:PARASITE原題:GISAENGCHUNG
2019年05月30日5月28日、韓国人グループ2PMのジュノ(29)が入隊すると報じられた。その日程がわずか2日後の5月30日であるため、Yahoo!リアルタイムワードにランクインするなど話題となっている。韓国メディアの日刊スポーツによると、所属事務所のJYPエンターテイメントは「30日に訓練所に入所し、基礎軍事訓練を受けた後に社会服務要員で代替服務する」と発表。「ジュノは2PMとして活動した際、アクロバットの練習中に発生した深刻な事故により、右肩に大怪我をし、手術をして脊椎骨折の診断を受けた」と告白。「兵務庁身体検査では、これらの理由から4級判定を受けた」として、「ジュノは、今後社会服務要員として誠実に兵役義務を履行する計画だ」と伝えたという。だがあまりにも急な入隊発表ということもあり、ネット上では戸惑いの声が上がっている。《ジュノ…急すぎてビックリ!!ついに来るべき時が来たのか》《かなりの、電撃…えっ?明後日には…》《なんかこんなギリギリに発表とか、ジュノらしいというかなんというか…はぁ…この動揺した状態のまま行ってしまうのか》ジュノの入隊は2PMのメンバーでは、テギョン、Jun.K、ウヨンに続き4番目の入隊になる。
2019年05月28日第72回カンヌ国際映画祭にてポン・ジュノ監督最新作『PARASITE』(英題)が最高賞パルムドールを受賞。審査員満場一致の決定で、韓国映画としては初受賞という歴史的快挙を達成し、日本での公開も決定した。物語は、全員失業中の一家の長男が、家族の期待を一身に背負い、IT企業を経営する裕福な一家のもとへ家庭教師の面接を受けるところから始まる。この相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと加速していく――。『殺人の追憶』『母なる証明』などの傑作を手掛けてきた、世界が称賛する若き巨匠ポン・ジュノ監督の最新作となる本作。主演を務めるのは、『スノーピアサー』『グエムル -漢江の怪物-』『殺人の追憶』に続く4度目のタッグとなる名優ソン・ガンホ。共演には『最後まで行く』『ソニはご機嫌ななめ』のイ・ソンギュン、『後宮の秘密』のチョ・ヨジョン、Netfilx映画『オクジャ/okja』『新感染 ファイナル・エクスプレス』のチェ・ウシクら各世代の実力派の面々が脇を固める。これまで鋭い視点で社会を切り取り、ときに独自のユーモアを交えながら、人間の内面を炙り出してきたポン・ジュノ監督は、『母なる証明』以降、『スノーピアサー』『オクジャ/okja』と国際的作品を手掛けてきたが、ジャンルにとわられない唯一無二の作風にさらに磨きをかけ、満を持して10年ぶりとなる韓国映画を完成させた。5月21日(現地時間)に行われた公式上映は、上映中に何度も拍手や歓声が起こるなど異例ともいえる熱狂的な盛り上がりに。また、会場には『オクジャ/okja』などに出演するティルダ・スウィントンが、娘で女優のオーナー・スウィントン・バーンを連れて来場。上映後には、約10分間にも及ぶスタンディングオーベーションと鳴りやまない拍手が巻き起こり、ポン・ジュノ監督はじめキャスト陣も喜びを噛み締めていた。その後、「Screen International」誌が掲載する各メディアの批評家による採点「星取表」では、4点満点中3.5点という高得点を叩きだし、Q・タランティーノ、P・アルモドバル、J・ジャームッシュら名匠たちの並みいる話題作を抑え最後まで首位をキープ。各メディアも、「今年の映画祭で最高の1本。劇場で素晴らしい映画を観た時に感じる気分」(英・BBC)、「一度見たら忘れられない社会風刺。今年のカンヌのベスト映画。監督の才能は恐ろしいほどに素晴らしい」(米・ASSOCIATED PRESS)、「ポン・ジュノ監督の最高傑作だ。怒りに満ち、最高に面白く、痛々しく、苦く甘い資本主義における共存について描いている。彼がこれまで描いてきたすべての要素が集約されている」(米・INDIEWIRE)と絶賛を贈っていた。審査員長A・G・イニャリトゥ監督ら満場一致!「ローカルな映画でありながら、非常に国際的」本映画祭コンペ部門の審査員長を務めたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは記者会見で、「私たちは予想のつかない展開を体験しました」と満場一致で最高賞に決定したポン・ジュノ監督の手腕を高く評価。「ユーモラスで優しく、何かを決めつけることなく現実の問題に直結していました。ローカルな映画でありながら、非常に国際的であり、“映画とは何か”という本質の理解によって、素晴らしく効果的に生み出されていました。私たちは観た瞬間からこの映画に魅了され、観た後も自分たちの中でどんどんと育っていきました」と、満場一致の理由を明かした。喜びのポン・ジュノ監督「この作品はとても特別な冒険でした」また、ポン・ジュノ監督も「まさかパルムドールをもらえるなんて思ってもみませんでした。本当に光栄です」とコメント。「私はフランス映画から多くの影響を受けて来ました。特に2人の監督、アンリー=ジョルジュ・クルゾーとクロード・シャブロルに感謝したいと思います」と言葉を続け、「この作品はとても特別な冒険でした。全てのアーティストに感謝したいと思います。そして何よりもこの作品は素晴らしい俳優がいなかったら取れなかったと思います。彼らに感謝します。私は映画が本当に好きで、12歳の頃から映画狂の青年でした。そしてまさか監督になるなんて…!本当に何にせよ、今夜この手で、私にとって大きな賞を頂けるなんて思っていませんでした。本当にありがとうございました!」と喜びいっぱいに語った。ポン・ジュノ監督は『グエムル -漢江の怪物-』(’06)が監督週間、『TOKYO!〈シェイキング東京〉』(’08)と続く『母なる証明』(’09)がある視点部門に正式出品、2017年にはNetfilx映画『オクジャ/okja』がコンペティション部門に出品され高い評価と共に物議を醸したが、今回、ついに同映画祭初受賞を果たした。『PARASITE』(英題)は日本公開も決定している。(text:cinemacafe.net)
2019年05月26日ジュノ(2PM)が一流中国料理店の元スターシェフで最強のツンデレキャラを演じる「油っこいロマンス」。この度、本作のDVDリリースを記念して、DVD-BOX2に収録される特典映像からジュノの調理シーンなどを収めたメイキングの一部が公開された。有名中国料理店の元スターシェフであるソ・プンを演じるジュノは、本作の役作りのために1か月半の猛特訓を積んだという。華麗な鍋さばきや巧みな包丁さばきも代役を使わず本人がこなし、シェフとしてのリアル感を生み出した。今回到着したメイキングでは、その華麗な包丁&中華鍋さばきや、ジュノやチャン・ヒョクの笑顔があふれる撮影現場での姿が明らかに。高級中国料理店の元スターシェフ・プンを演じるにあたり、実際に中華の料理人から中華鍋の回し方と包丁さばきを習ったというジュノ。大きな包丁を2本使って、リズミカルに食材を刻んだり、大きな炎を上げる中華鍋を手際よく回す姿は、まるで本物のシェフのよう。そのほか、ジュノがチャン・ヒョク演じる元ヤクザのチルソンの元へ店舗を借りようと事務所を訪れるシーンでは、スタッフが「OK」と声をかけているにもかかわらず、芝居を続けるお茶目なチャン・ヒョクや、勢い余ったジュノが中華鍋を豪快に落としてしまいNGになってしまうひと幕など、和やかな撮影現場だったよう。ジュノと料理が苦手なセウ役チョン・リョウォンが、笑顔を絶やさず撮影している様子もあり、見どころは盛りだくさん。このメイキングと合わせて、ぜひ本編も“味わって”みて。「油っこいロマンス」はTSUTAYA先行でDVD発売&レンタル中、TSUTAYA TVにて先行配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年05月22日“美味しい”と“胸キュン”、食欲と恋愛細胞を刺激するラブコメディ「油っこいロマンス」。ジュノ(2PM)が一流中国料理店の元スターシェフで最強のツンデレキャラを演じ、話題を呼んでいる本作から、ジュノとチャン・ヒョクの兄弟のようなブロマンスに注目したスペシャル映像が公開された。K-POPスターとしての活躍にとどまらず、「キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~」「ただ愛する仲」『二十歳』などに出演し、着実に俳優としての実力を培ってきたジュノ(2PM)。本作の役作りのために1か月半の猛特訓を積んだジュノは、華麗な鍋さばきや巧みな包丁さばきも代役を使わず本人がこなし、シェフとしてのリアル感を生み出した。料理人として完璧なジュノ演じるプンは、料理が出来ずもたつくセウ(チョン・リョウォン)に怒ってばかり。普段は料理中近づいてくるセウに「暑いから離れろ」と冷たいプンだが、セウが低体温症になったときには一晩中寄り添い、風邪を引けば気遣うなどツンデレぶりを見せている。また、ジュノ(2PM)のライバルで消費者金融と中国料理店を営む元ヤクザ、ドゥ・チルソンには「カネの花」「運命のように君を愛してる」などで日本でも高い人気を誇るチャン・ヒョク。本作では恋と友情、アクションと感性、真摯とコミカルなどの二面性を演じ分け、俳優としての真価を発揮する。金貸しをしているチルソンは、お金を借りに来たプンやセウにもっと考えるように諭したり、手下には家を買うように大金を渡したりと心温かく義理堅い一面も。その反面、一目ぼれしたセウには好きな気持ちがあふれてしまい、つい「結婚しないで、離婚はとてもつらいから」と突拍子もない告白をしたり、自分をかばってくれたセウに思わずキスしたりと直球のアピールが魅力。そんな本作から到着したスペシャル映像は、ジュノとチャン・ヒョクの兄弟のようなブロマンスに注目したもの。手をケガしてしまったプン(ジュノ)の髪をチルソン(チャン・ヒョク)が洗ってあげたり、プンがチルソンのために朝食を作ったりと、徐々に距離を縮めていく2人。チルソンがオーナーでプンがシェフを務める中国料理店の店先でビールを飲みながら「純粋な人間が好きだ。故に、お前も好きだ」というチルソンに対して、鼻で笑いながらも嬉しくて乾杯を求めるプン。また、住むところを失ったプンに対して「新しい家が見つかるまで一緒に暮らそう」とチルソンの家で一緒に暮らすことに!2人は一緒に暮らすうちに兄弟のようなブロマンスが芽生え、いつしかかけがえのない存在になっていく。チルソンがセウのことが好きだとわかると、セウに「お前のことが好きだ。だけど…同じくらい兄貴も好きだ」という義理堅いプン。果たして、セウを巡って繰り広げられる三角関係の行方は?ジュノ&チャン・ヒョクのブロマンスなスペシャル映像と合わせ、本編もぜひチェックしてみて。「油っこいロマンス」はTSUTAYA先行でDVD発売&レンタル中、TSUTAYA TVにて先行配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年05月15日ジュノ(「2PM」)、チャン・ヒョク、チョン・リョウォンら豪華共演で贈る、食欲と恋愛細胞を刺激するアツアツのラブコメディ「油っこいロマンス」のDVDリリースを記念して、本作の第1話が本日4月17日(水)より期間限定で無料配信スタートした。K-POPスターとしての活躍にとどまらず、着実に俳優としての実力を培ってきたジュノが、有名中国料理店の元スターシェフ ソ・プンを演じ、その最強のツンデレキャラが話題となった本作。またジュノは、役作りのために1か月間半の猛特訓を積み、華麗な包丁さばきも代役を使わず本人が行い、リアル感を生み出した。さらに本作には、プンのライバルで消費者金融と中国料理店を営む元ヤクザ、ドゥ・チルソン役で「カネの花」「運命のように君を愛してる」などの話題作に出演するチャン・ヒョクが出演。恋と友情、アクションと感性、真摯とコミカルなどの二面性を演じ分けている。本作では、胸キュン必至のシーンが続々。料理が出来ずもたつくセウ(チョン・リョウォン)に怒ってばかりの完璧なプンは、普段は料理中近づいてくるセウに「暑いから離れろ」と冷たくするも、セウが低体温症になったときには一晩中寄り添うなどツンデレ全開。一方、チルソンは一目ぼれしたセウに「結婚しないで、離婚はとてもつらいから」と突拍子もない告白をしたり、自分をかばってくれたセウに思わずキスしてしまったり。恋愛は直球でアピールするなど、乙女心を揺さぶられるシーンも見逃せない。今回リリース記念として特別配信される第1話は、本日から5月7日(火)までの期間限定。ぜひお見逃しなく。「油っこいロマンス」は5月8日(水)よりTSUTAYA先行でDVDレンタル開始&発売開始、TSUTAYA TVにて先行配信中。(cinemacafe.net)
2019年04月17日東京・自由が丘のベーグルカフェ「ジュノエスクベーグル」がリニューアル。旗艦店「JUNO(ジュノ) 自由が丘本店」として、2019年4月26日(金)にオープンを迎える。1998年に自由が丘に誕生し、約20年間に渡って伝統製法のベーグルを提供してきた「ジュノエスクベーグル」。今回「ベーグル屋さんの、おいしいベーグル。」をコンセプトにブランド名を「JUNO」と刷新し、毎日食べたくなるようなバリエーション豊かなベーグルが楽しめるカフェとして新たに生まれ変わる。看板メニューのプレーンベーグルは、国産小麦、沖縄・与根製塩所の塩、ミネラル豊富なきび砂糖を素材に、手作りによるナチュラルかつシンプルな製法で作り上げる一品。そのほか、より良い素材を厳選し、日本人の食生活に寄り添ったベーグルの数々が販売される。また、ランチタイムには、ベーグルサンドやディップに加えて、三軒茶屋で国産の有機・自然栽培の野菜を販売する八百屋「三茶ファーム」の野菜を使用したベーグルランチメニューも用意。和食の要素を取り入れた旬のメニューを、ベーグルと合わせて楽しめる。【店舗情報】ベーグルカフェ「JUNO(ジュノ) 自由が丘本店」リニューアルオープン日:2019年4月26日(金)住所:東京都世田谷区奥沢7-2-9TEL:03-5758-2557(※4/26より開通予定)営業時間:11:00〜15:00 (L.O.14:00)席数:60席定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
2019年03月29日東村アキコさんのマンガが原作の、ジュノ(2PM)主演映画『薔薇とチューリップ』が日本で5月3日より公開されることを記念して、1月21日にパシフィコ横浜でプレミアム上映イベントが開催されました。イベントでは上映後、ジュノが登場。自らお気に入りの場面やセリフ、ビハインドストーリーなどを解説してくれました。主人公のひとりが芸術家という映画のイベントらしく、お絵かきクイズのコーナーではジュノが意外な才能を発揮!?ジュノのやさしさと笑いに包まれたスペシャルなイベントの模様をレポートします!取材、文・尹 秀姫【ペンになってもいいですか!?】vol. 87かねてより2PMのファンであることで知られている東村アキコさんがジュノのために描き下ろしたマンガが原作となるこの映画は、「ジュノの魅力を広めたい」という思いで作られたという意図がそのまま反映された、まさにジュノと彼のファンのための作品。この映画でジュノは、何の取り柄もない温泉マニアの大学生デウォンと、現代アートの人気作家で傲慢な性格のネロのひとり2役で登場。見た目はそっくりだけど中身は真逆の2人を見事に演じわけています。約90分の本編が終了すると、ネロを彷彿とさせる黒い細身のスーツをサラリと着こなしたジュノがステージに登場。昼の回ではデウォン風の衣装だったので、MCの古家正亨さんから「ジュノさんはどちらの衣装がお好きなんですか?」と聞かれ、即答で「今!」と答えて会場を爆笑の渦に巻き込む一幕も。しかし、ジュノ自身はこの日はとても緊張していたそう。「(映画を)みなさんに評価される場だと思うと、とても緊張しています。この緊張は、ライブでステージに立っている緊張感とは、まったく違うものですね。初めて作品をみなさんに観ていただき、みなさんの反応を感じる瞬間というのは、これほど緊張するのかと思いました」夜の回では、監督が選んだベストシーンを紹介してくれました。まずスクリーンで公開されたのは、大学生デウォンが温泉で倒れて素っ裸で介抱されるシーン。ジュノが「これを選んだ理由はなんですか(笑)」と問いかけると、監督からは「とにかくデウォンがかわいい」とのコメントが。ジュノはこのシーンについて「デウォンを演じながら経験しなくてもいいこと、経験したことがないことをたくさん経験しました。撮影しながら思わず笑っちゃうシーンがありましたし、こんなことありえるのかな? というシーンもありましたし、デウォンって本当に馬鹿だなと思いつつ、かわいいやつだなと思いながら演じました」と語ってくれました。次のシーンは、デウォンとネロが一緒に温泉につかっている本編ラストに近いシーン。監督からは「このシーンは当然ながらどちらも裸。衣装など記号的に頼るわけにも行かず、まさに演技力のみで2人をしっかり演じなければいけない、実は難易度の高いシーン。にもかかわらず、細かな表情で2人を明確に演じわけている。ジュノの演技力の高さがしっかりと分かるシーン」と絶賛のコメント!しかしジュノとしては、「(温泉に入ってるシーンなので)身体を隠すタオルに一番気をつけました(笑)」と答えて会場を笑わせてくれました。監督が最後に選んだのは、ネロとミョンアがおたがいをやっぱり一番に思っていることを打ち明け合うシーン。そんな2人をデウォンが後ろから微笑ましく見守っているのだが、監督がこのシーンを選んだ理由は「何より2人を離れた場所から見つめるデウォンの表情がよかった。最後にデウォンが一瞬だけ目線を上に外す、その外し方が絶妙!」。そのシーンだけ再びスクリーンにて上映されると、たしかに一瞬だけ目線が上を向いている!とわかり、場内も大盛り上がり。でも、ジュノ本人は「僕もこれは気づきませんでした。台本にも書かれていたわけではなかったんですけど、あんなふうに演じてたんですねえ」と感慨深げに振り返っていました。続くコーナーでは映画撮影中の写真を公開しながら、ジュノが撮影秘話を語ってくれました。まず公開されたのは、映画初日に撮られた写真。テーブルに足を投げ出したネロの写真を見ながら、「この日は僕がオレサマ的な演技をする、初めての瞬間でした」と、懐かしそう。続いて見せてくれた写真は、学生時代のネロがチューリップの絵を描いている一枚。この写真を見ながら「絵の実力はどれくらい?」と聞かれると、「僕が描きたいものを描ける実力はあると思います」とキッパリ。さらに、エンドロールで流れていた、ジュノが歌った主題歌「Nothing But You」についてもご紹介。この曲はジュノが書き下ろした新曲で、「映画の雰囲気に合わせて曲を作りました。主題歌なので、デウォンやミョンア、ネロなど、登場人物に感情移入できるような曲として作りました。そしてこの曲がエンディングで流れている時、この映画を通じて希望を届けられるような曲になればいいなと思って作りました」その後はジュノが描いたイラストを当てるクイズコーナーなど、ファンとともに盛り上がる時間もあり、久しぶりにファンとのふれあいを楽しんでいたジュノ。最後には1月25日に誕生日を迎えるジュノのため、サプライズで誕生日ケーキが登場!会場の都合で火を灯せないということで、会場のファンたちが頭上でキャンドルの形に手を組み、ジュノが会場を走ってそれを消すという即席バースデーイベントに、ジュノだけでなく会場のファンも大歓喜。素敵な映画とともにジュノのやさしさにも触れられた、楽しいイベントとなりました。Information映画『薔薇とチューリップ』5月3日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋、名古屋 センチュリーシネマにて劇場公開。ティザー予告©2018 東村アキコ・小学館/ NBCUniversal Entertainment Japan「月刊!スピリッツ」(小学館)にて2019年春連載スタート。
2019年01月28日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。今も世界中で熱狂的なファンを持つSF人気シリーズ『スター・トレック』好きな読者の方々も多いと思いますが、個性豊かなキャラクターや壮大な世界観が魅力的ですよね。【シネマの時間】第39回は、そんな『スター・トレック』の脚本コンテストのために一人旅をする、自閉症のウェンディの心温まる物語。映画『500ページの夢の束』をお贈りします!脚本を手掛けたマイケル・ゴラムコ自身、熱狂的な『スター・トレック』ファンで、会話の隅々にも『スター・トレック』愛がいっぱい。主人公ウェンディ役には、『I am Samアイ・アム・サム』や『宇宙戦争』で天才子役として名を馳せたダコタ・ファニング。人生初の大きな目標のために、さまざまなトラブルを一つずつクリアして、つまずきながらも目的地に近づいていく愛すべき21歳の自閉症の少女を魅力的に演じています。ウェンディを明るく見守るソーシャルワーカーのスコッティには、『シックス・センス』でアカデミー賞に、『リトル・ミス・サンシャイン』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたハリウッドを代表する演技派女優のトニ・コレット。姉のオードリーに『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のアリス・イヴ、ウェンディを捜索するフランク巡査役は『レミーのおいしいレストラン』で主人公レミーの声を担当したパットン・オズワルトなどがしっかりと脇を固めています。監督は、『セッションズ』で近年数々の賞に輝いたベン・リューインがメガホンをとり、どこか欠損やトラブルを抱えながらも、今より幸せな明日を手にするために懸命に生きる者たちを、フラットな目線で愛とユーモアを込めて描いた感動の物語!私自身、ひたむきな主人公のウェンディーの姿に心打たれました。ぜひ、映画館でお楽しみいただければ幸いです。■映画『500ページの夢の束』あらすじーー大好きな『スター・トレック』の脚本コンテストのためにハリウッドを目指す自閉症のウェンディの物語。主人公のウェンディは、人気SFシリーズ『スター・トレック』が大好きな21歳の女の子。自閉症を抱える彼女は、唯一の肉親である姉・オードリーと離れて、アメリカのベイ・エリアの自立支援ホームで暮らしていますが、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くことが趣味でした。最近ではソーシャルワーカーのスコッティの協力を得て、シナボンというシナモンロール屋でアルバイトをはじめ、社会とのつながりを持とうとしています。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開かれることを知った彼女は、夢中になって500ページの大作を書き上げます。そんななか、とあるすれ違いから、姉のオードリーと口げんかをしてしまったウェンディ。ショックを受けた彼女はそのまま寝込んでしまい、気付いた時には郵送でコンテストの締め切りに間に合わない自体に陥ってしまいます。涙をこぼして悔やみますが、なんとか自分で気持ちを落ち着かせ、せっかく書いた原稿をロサンゼルスのパラマウント・ピクチャーズ(『スター・トレック』の映画会社 )まで直接届けようと決心します。500ページの脚本をお気に入りのスター・トレックの青のリュックに詰め込み、朝早く自立支援ホームを抜け出し、愛犬ビートとともにハリウッドを目指し、初めての旅にチャレンジするのでした。家とアルバイト先の店を往復する以外、ほとんどどこへも行ったことのないウェンディが、一度も渡ったことのない通りに勇気を出して踏み出し、ロサンゼルス行きのバスに乗り込みます。ベイ・エリアからロサンゼルスまで3日間の初めての一人旅。その頃、自立支援ホームでは、出勤してきたスコッティが、彼女がいないのに気づいて大慌てで探し始めます。バスでロサンゼルスまで行くはずのウェンディでしたが、なんとビートが車中でオシッコをしてしまい、途中の道でひとりと1匹は降ろされる羽目に。目的地のパラマウント・ピクチャーまで370キロ!彼女は、くじけずに歩き出しますが、その後もさまざまな困難に遭遇します。一方、ウェンディが脚本を直接届けに行ったことに気づいたスコッティーもまた、反抗期の息子のサムを車に乗せてハリウッドへ向かいます。さらに、報せを聞いた姉のオードリーもウェンディーを追いかけるのですが、それぞれの旅の行方は……?果たしてウェンディーは、脚本コンテストの締め切りまでにパラマウントに辿り着くことができるのでしょうか……!?大好きなものがあるって最強!大好きなものは勇気をくれる。ウェンディには、楽しいときも辛いときもいつでも『スター・トレック』がありました。”チャレンジする心を忘れないすべての人を応援する感動のハートフルストーリー”■自閉症とは?映画『500ページの夢の束』の主役の女の子ウェンディは、自閉症を抱えるひとりです。彼女は、自立支援ホームで暮らし、ソーシャルワーカーの協力を得て、シナモンロール屋でアルバイトを始めるなど、社会とのつながりを持とうとしています。そんなウェンディは、人気SFシリーズ『スター・トレック』の知識では誰にも負けません。劇中、同じショッピングモールに働く『スター・トレック』ファンが彼女にクイズ合戦を挑んできますが、驚異的な知識量で圧倒するのです。『スター・トレック』の何がそれほどまでにウェンディを惹きつけるのでしょうか。同作に登場する人気キャラクターのスポックは地球人とバルカン星人とのハーフで、感情をうまく表現できない人物として描かれており、ウェンディはそこに自分自身を重ね合わせているのでした。脚本コンテストのために彼女が執筆した『スター・トレック』の物語には、彼女の伝えたい思いが詰め込まれています。そんなウェンディが書いた物語と、現実が二重構造でシンクロしていくさまは、本作の一番の見どころでしょう。『スター・トレック』は彼女が社会と向き合う接点でもあるのです。自閉症とは「東京都自閉症協会」によると、先天的な原因から対人関係の特異性、コミュニケーションの質的障害、イマジネーションの質的障害という3つに特徴があらわれることから診断される障害です。「自閉」という言葉からイメージされる「自ら心を閉ざしている病気」ではなく、育て方によって、後天的になるものでもありません。原因は、まだ不明ですが、さまざまな所見や遺伝的研究から、先天的な脳機能の違いが原因となる障害だと、考えられています。自閉症は、重度の知的障害を合併している人から、知的な障害がほとんどない人、IQ(知能指数)が通常より高い人まで幅広く、その個性も多様です。どこからどこまでが「知的障害」、どこからどこまでが「自閉症」と区切れるものではなく、まるで虹の光のように連続していることから、自閉症スペクトラム(Autistic Spectrum Disorder:ASD)と言われます。従来、知的障害のある(IQ70~75以下)人が7割から8割といわれていましたが、ここ数年、知的障害をともなわないタイプの自閉症が広くしられるようになり、早期発見が進んだことから、知的障害をともなわないアスペルガー症候群などの高機能ASDの割合が増えていると、医療機関や教育機関では実感されています。また、てんかんを発症する自閉症児・者の例は多く(20%以上)、重度知的障害のある人の方がその割合が高いというデータがでています。そのほか、さまざまな感覚や、運動機能に特異性をもつ人もたくさんいます。このことからも、自閉症が精神の障害でなく脳の機能・器質障害であると想像されます。( NPO法人東京都自閉症協会より参照 )出典:■映画『500ページの夢の束』作品紹介映画『500ページの夢の束』は、2018年9月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!公式HP:原題:Please Stand By監督:ベン・リューイ製作:ダニエル・ダビッキ、ララ ・アラメディン、トッド ・ワグナー、ベン ・コスグローヴ脚本:マイケル・ゴラムコ撮影:ジェフリー・シンプソ編集:リサ・ブロムウェル , ACE美術:ジョン・コリズ自閉症演技指導:エレーヌ・ホール製作年:2017年製作国:アメリカ上映時間:93分映倫区分:G日本語字幕:桜井裕子配給:キノフィルムズ/木下グループ©2016 PSB Film. LLC■映画『500ページの夢の束』キャストウェンディ=ダコタ・ファニグスコッティ=トニ・コレットオードリ=アス・イヴサム=リヴァー・アレクサンダージャック=マイケル・スタール・デヴィドジュリー=ジェシカ・ローテローズ:マーラ・ギブス男性看護師:ジェイコブ・ワイソッキフランク巡査:パットン・オズワルドドイル巡査:ロビン・ワガート【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年09月10日3月21日(水・祝)よりスタートする中井貴一主演の連続ドラマ「記憶」に、アイドルグループ「2PM」のジュノがカメオ出演していることが明らかに。ジュノが日本のドラマに出演するのは本作が初めてとなり、ジュノは出演することができて「とてもうれしかった」とコメントしている。本作は、韓国で“復讐3部作”と言われる「魔王」「復活」「サメ」を生み出したパク・チャンホン監督×脚本家キム・ジウが、韓国tvN10周年記念特別ドラマとして再タッグを組んだ感動作「記憶~愛する人へ~」を日本版としてリメイクしたもの。また、「記憶~愛する人へ~」は、ジュノが主人公の弁護士を支える新人弁護士役として初めてドラマ出演したことでも話題となった作品。そんなジュノの記念すべき作品の日本版で今度はカメオ出演を果たす。超多忙なスケジュールを縫って、本作の撮影現場に現れたジュノ。ちょうどその日は中井さんをはじめとしたメインキャストが撮影現場におり、同役を演じている泉澤祐希(二宮正樹役)とも初対面。初めての日本ドラマ出演にもかかわらず、シーンの雰囲気を読み、それに対応した芝居をしている姿に、キャスト&スタッフも「とても勘のいい役者さんだね」と感心するほど。短い時間ではあったものの、和気あいあいとした雰囲気の中撮影が進んでいったという。ジュノは「撮影現場はアットホームな雰囲気で、韓国の『記憶』の撮影から2年ほど経ちますが、もう一度当時の雰囲気を思い出すことができて込み上げるものがありましたし、楽しかったです」と、当時をふり返りながら今回の撮影を行っていた様子。泉澤さんについては、「私が演じたチョン・ジンよりもこの役にピッタリだと思いました」と絶賛。そして、これからドラマを観る視聴者へ「このドラマは、身の回りで起きている些細なことも見過ごさず、すべてを愛し、そして自分の過ちもふり返って反省できる内容なので、作品をご覧になって、これから記憶すべきこと、忘れてはいけないこと、そしてまわりの人たちに対する愛をたくさん感じていただければと思います」とメッセージを寄せている。果たして、ジュノがいつ、どんなシーンに登場するのか?どうぞ、お見逃しなく。フジテレビONE/TWO/NEXT×J:COM共同制作 連続ドラマ「記憶」は3月21日(水・祝)22時~フジテレビNEXT ライブ・プレミアム/J:COMプレミアチャンネルにて同時放送(以降、毎週水曜同時間に放送/全12話)、フジテレビNEXTsmartでも配信。※4K版は放送後同日深夜0時~J:COMオンデマンドにて独占配信。(cinemacafe.net)
2018年03月20日『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ監督が超大作から離れ、『リトル・ミス・サンシャイン』『JUNO/ジュノ』『グランド・ブダペスト・ホテル』など名だたる傑作を生み出してきたFOXサーチライト・ピクチャーズと再び組んだ『gifted/ギフテッド』が好調だ。11月23日より全国63スクリーンで公開され、公開13日目で早くも大台の1億円を突破。一部の劇場では、“年越し”のロングランも視野に入れているそうで、2億円突破も見えているという。“キャプテン・アメリカ”としてあまりにも有名なクリス・エヴァンスがハートウォーミングなドラマに出演していること、そして「現代最高の子役」の呼び声も高いマッケナ・グレイスの好演はもちろんなのだが、そのヒットの裏にはもう1つ、いまの日本人にとっても身近なキーワードがあった。全米では、56館の限定公開から1,000館以上に拡大公開され、その週には309万ドルの興収を上げて興収ランキング6位にランクイン、その後、5週連続でトップテン入りを果たした本作(※BOXOfficeMojo調べ)。そして日本では、映画サイト「Filmarks」や「ぴあ」の初日満足度で1位を獲得しており、2週目の12月2日(土)~3日(日)の週末も全国で満席となる回が続出。特にメイン館である都内のTOHOシネマズ シャンテは、1週目対比動員125%、興収131%と、前週を大きく上回る盛況ぶり。公開13日目の12月5日には動員79,882人、興収1億0288万円を記録。12月10日(日)には累計動員101,152人と10万人を突破、累計興収は1億3158万5520円となっている。シンプルなのに複雑な家族愛の物語と天才子役に涙!物語は、母を亡くした7歳の姪っ子メアリー(マッケナ)と、その叔父の独身男フランク(クリス)が、片目の愛猫フレッドや周囲の人々に支えられながら家族の絆を紡いでいくという、“よくある”ストーリー。だが、飛び抜けた数学の才能(=ギフテッド)を持つメアリーの教育方針をめぐり、“特別扱いせずに育てたい”フランクは、“その才能を存分に伸ばしてやりたい”祖母、つまり自分自身の母親と対立することになる。叔父と姪っ子、実の親子ではないもののフランクとメアリーを結ぶ深い愛は、マッケナ(と猫!)のキュートさと天才的演技もあって、ときに温かな笑いで劇場を包み込む一方、フランクの身を引き裂かれるような決断やメアリーの健気さには涙、涙。SNS上では、「劇場みんながシンクロして泣いてた…」「大好き。愛さずにはいられない。今年の最も魂が震えた一本。」「期待値は高かったけどそれを軽々飛び越えるくらい良い作品だった!」など絶賛の声が相次ぎ、特に瑞々しくも堂々とした演技力を見せるマッケナについて、「メアリー役のマッケナ・グレイスの天才少女でありつつ、子どもらしさもある演技が素晴らしかった」「マッケナちゃんの演技すばらしい!彼女が笑うと明るくなるし落ち込むと悲しくなるし泣くと泣いてしまう」「クリス・エヴァンスが良いのはもう納得なんだけど、それ以上にマッケナちゃんが可愛くて可愛くて。この子こそgifted だよって思わせる達者っぷり」と、彼女に対する称賛の声も後を絶たない。こうした小規模公開の最近の大ヒット作といえば、2015年の『セッション』。全国16スクリーンでスタートしたが、TOHOシネマズ新宿だけで興収1億円をたたき出し、ロングランとなった。また、昨年12月公開の『ドント・ブリーズ』は34スクリーンが年明けに52に増え、公開1か月半(50日目)で興収4億円超え。さらに、現在公開中でゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた『ゲット・アウト』(全国33スクリーン)は公開21日目に1億円を突破している。いずれも鬼教師や盲目の最強じいさん、“何かがおかしい”白人家族など、ショッキングで“毒”をはらんだキャラクターが登場するスリラーばかり。本作のように、笑いと涙を誘う、それこそFOXサーチライト・ピクチャーズが最も得意とするヒューマンドラマが満席続出とは、もしかして久々の事態?いやいや、実は本作にも、ひそかに“毒”は隠れていたのだ。ドラマや映画で話題の「毒親」がここにも…注目は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『アバウト・タイム愛おしい時間について』などで知られる名女優リンゼイ・ダンカンが演じる、フランクの母で、メアリーの祖母であるエブリンの存在だ。それまで2人と離れて暮らしていたエブリンは、メアリーの“ギフテッド”を知るや駆けつけてくる。フランクの姉で、亡くなってしまったメアリーの母ダイアンもまた天才的な数学者だったのだが、孫にも娘と同じ才能が受け継がれていることを知り、母同様に英才教育を与えようとしたのだ。そんな祖母と叔父(つまり実母と息子)が、メアリーの親権をめぐって、なんと裁判で争うことになる。法廷では、メアリーが“ごく普通”の生活を送ることは亡くなったダイアンの願いだったことのみならず、エブリンのがんじがらめの管理教育ぶりも明かされ、フランクの意外な過去についても触れられる。こうした裁判で次々に明かされる事実は、「毒親」という言葉を思い起こさせる。「毒親」とは、暴力や暴言、ネグレクト(育児放棄)、またはその逆の過干渉などによって、子どもにまるで“毒のような”悪影響を及ぼす親のこと。親としては「子どものためを思って」「子どもの幸せを願って」、愛ゆえにそうしているために、まるで自覚がないことが特徴的だ。現在フジテレビで放送中の「明日の約束」にも、主人公のスクールカウンセラー(井上真央)の母(手塚聡美)、謎の死を遂げた高校生の母(仲間由紀恵)という2人の「毒親」が登場しており、その言動は毎回話題を呼んでいる。さらに、マーゴット・ロビーがフィギュアスケート史上最もスキャンダラスな選手トーニャ・ハーディングを演じ、ゴールデン・グローブ賞主要3部門にノミネートされるなど注目を集める『I, Tonya』(原題)でも、トーニャの母親(アリソン・ジャネイ)がまた相当な「毒親」だったことが描かれるようで、彼女がライバルを襲撃するまでに追い詰められてしまったのは、もしかして…。とはいえ、本作『gifted/ギフテッド』では、かなりの泥試合となりながらも、マーク・ウェブ監督ならではの手腕で、「子どもにとって本当の幸せとは何か?」を考えさせてくれ、フランクとメアリーの関係の素晴らしさ、愛する者への思いやり、優しさ、そして命の尊さまでも示してくれる。そのまま“インスタ”にアップできそうな、繊細で豊かな映像美も相まって、意外にも(?)心がぽかぽかとしながら劇場を後にできるのだ。(text:cinemacafe.net)
2017年12月18日Netflixオリジナル映画『オクジャ/okja』のポン・ジュノ監督が来日を果たし、6月22日に都内で記者会見を開催。カンヌ国際映画祭では“Netflix論争”を巻き起こした本作。ジュノ監督が「100%、創作の自由が与えられる」とNetflixで映画を撮る魅力を熱弁した。本作は、ミジャという少女が巨大な多国籍企業に追われる親友の“オクジャ”という巨大な動物を守るために、冒険を繰り広げる壮大な物語。この日は、主演女優のアン・ソヒョンも出席した。本作は第70回カンヌ国際映画祭の長編コンペティション部門にノミネートされたものの、Netflixでのストリーミング配信優先で劇場公開されない作品がコンペ参加にふさわしいのかなど、“Netflix論争”に発展。「映画の定義とは?」との物議を醸した。ジュノ監督は「映画の製作者として、一般論として映画を定義することは難しさも感じる」と口火を切り、「たくさんの人が大きなスクリーンの前に集まって、一緒に笑ったり、泣いたりしながら観るのは、依然として映画を観る最も美しい形だという考えに変わりはありません」と告白。しかし「現在はテクノロジーの驚くべき発展において、家でも素晴らしい環境で映画を鑑賞することもできる。デジタルストリーミングで家で映画を観るのもひとつの形ではないかと考えている」と時代の流れとともに、鑑賞方法も変化していくものだと話す。さらに「1960年代にもテレビが登場したことによって、映画はもう終わったと恐怖感を表す人々もいた。でも実際はそうはならず、テレビと映画は共存している。同じように、デジタルストリーミング方式も、平和的に映画と共存していくと考えている」とコメント。そのためには「カンヌでもそうでしたが、規定や規則について、映画産業に携わっている方々がこれから整備していくべき」と課題を口にした。近年、マーティン・スコセッシ監督をはじめ、世界的クリエイターがNetflixでの映画製作に乗り出しているが、Netflixで映画を撮ること魅力については「大きな予算の作品であっても100パーセント創作の自由が与えらえて、コントロールできる環境がある。それは既存のスタジオではなかなか叶えられないこと」とジュノ監督。「スコセッシ監督のような巨匠も創作の自由への渇望があるからこそ、Netflixが提供する条件に魅力を感じるのだと思う」と作り手にとって最高の環境を与えてくれると話し、本作についても「ストリーミング用なのか、劇場でどれくらい公開されるのかを念頭において作業したわけでない。いままでやってきたやり方で映画を撮った」と胸を張っていた。Netflixオリジナル映画『オクジャ/okja』は6月29日(木)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年06月22日6月28日(水)より全世界同時オンラインストリーミング開始される、ポン・ジュノ監督最新作となるNetflixオリジナル映画『オクジャ/okja』。この度、デカくて優しい巨大生物オクジャの全貌が明らかになる本作のキーアートと予告編が到着した。本作は、『グエムル 漢江の怪物』『スノーピアサー』など韓国を代表する巨匠ジュノ監督と、ブラッド・ピットの製作会社プランBが組んで製作したNetflixオリジナルのアドベンチャー映画。多国籍企業に追われる“オクジャ”という謎の巨大生物を、一人の少女ミジャ(アン・ソヒョン)が危険を冒しながらも守り抜く姿を描いた心揺さぶる壮大な物語。ミジャ役には、韓国ドラマ「愛の贈り物」や『ハウスメイド』で注目を浴びた天才子役アン・ソヒョン。ほかにも『スノーピアサー』に続きジュノ監督と組むティルダ・スウィントンをはじめ、ジェイク・ギレンホール、ポール・ダノなど豪華キャスト陣が出演している。すでに公開されている予告編では、“オクジャ”の姿が一部映し出されていたが、5月17日よりフランスで開催中の「カンヌ国際映画祭」の長編コンペティション部門へ本作がノミネートされ、いままで秘密のベールに包まれていた巨大生物オクジャの全貌が明らかにされた。今回公開された予告編では、美しい森の中で大きな体に優しい心を持ったオクジャと、まるで親友のように気持ちを通わせる少女ミジャの微笑ましい姿が映し出されると共に、畜産業における革命的存在として「餌も少なく済み、排泄物も少ない豚」「味は最高」とスーパーピッグを紹介するセリフが。そして、突然連れ去られてしまうオクジャを巡る争奪戦を垣間見ることができ、オクジャを救うべく一心不乱に後を追うミジャの姿には心打たれてしまう。また本作のプロモーションのため、ジュノ監督とミジャ役のアンが6月に来日することも決定した。Netflixオリジナル映画『オクジャ/okja』は6月28日(水)より全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年05月19日韓国の巨匠ポン・ジュノ監督と、ブラッド・ピットの製作会社プランBが組んで制作したNetflixオリジナルグローバルアドベンチャー映画『オクジャ』。この度、本作の配信日が6月28日(水)に決定し、これに先駆け予告映像が到着した。『グエムル 漢江の怪物』『スノーピアサー』のジュノ監督が手掛ける最新作は、多国籍企業に追われる“オクジャ”という謎の巨大生物を、一人の少女ミジャ(アン・ソヒョン)が危険を冒しながらも守り抜く姿を描いた心揺さぶる壮大な物語。主演には、『スノーピアサー』に続きジュノ監督と組むティルダ・スウィントン。また、ミジャ役には韓国ドラマ「愛の贈り物」や『ハウスメイド』で注目を浴びた天才子役アン・ソヒョン、そのほか『ブローバック・マウンテン』『エベレスト3D』のジェイク・ギレンホール、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『プリズナーズ』のポール・ダノなど、ハリウッド屈指の演技派豪華キャスト陣が集結している。公開された予告編では、冒頭にティルダ演じるナンシー・ミランドが自然と科学を融合させたことを語り、記者会見に臨む姿が。彼女がなんらかの形で謎の巨大生物“オクジャ”の誕生に関わっているのか…。さらに、山奥でミジャの前に現れた“オクジャ”の姿が一部が映し出されており、ますます先が気になる内容になっている。Netflixオリジナル映画『オクジャ』は6月28日(水)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(cinemacafe.net)
2017年03月03日‘13年の日本ソロデビュー以来、毎年この時期にミニアルバムを発表してきたジュノさん。今年も自身が全面作曲・プロデュースしたミニアルバムが完成。ドント・ストップ・ミー・ナウ(俺を止めるな!)を略したタイトル『DSMN』からも想像できる通り、ハイテンションになれるイケイケな一枚に仕上がった。「前作は、夏の爽やかさを目で見える形で表したくてMVをハワイで撮ったりしたのですが、今回は耳から夏を感じられるよう、開放感や疾走感を味わえるようなサウンドを意識しました。ドライブや運動中のBGMにオススメです」今回のミニアルバムの製作期間が2PMのライブやドラマ撮影と重なり、精神的、物理的に追い詰められたこともあったとか。「なんで体が10個ないんだろう、なんで天才じゃないんだろうと思ったことも。でも、崖っぷちに立たされたからこそ生まれる音楽、“降りてくる”メロディって本当にあるんですよね。今回は、特にそんな直感に助けられました」最も疾走感を感じられる曲が、1トラック目に収録されている「HYPER feat. Jun.K」。同じ2PMの仲間でヒップホップを得意とするJun.Kがラップを担当した。意外にも、二人のコラボは、これが初めて。「この曲は、作り始めるときからテンションの高い曲にしたいと思っていたんです。ここまでの“ハイパー”な曲を消化できるのはJun.Kさんしかいないなって。頼んでみたら『いいよ』と即答してくれました。レコーディングでも、僕がイメージする以上に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、Jun.Kさんのおかげで、最高の一曲になりました」続く「DSMN」も、自然と体が動き踊りだしてしまうようなビートの利いたダンスナンバー。「NO LIFE NO MUSIC」というフレーズは、今のジュノの姿そのものだとか。「音楽がないと生きられないというより、音楽と演技に関すること以外、何もしてないと言ったほうが正しいかも(笑)。こんなこと言ったら聖職者みたいですけど。部屋のインテリアを考えたり、一人暮らしを満喫しているだけ。唯一の趣味といえば、愛猫の写真を撮ること!猫たちにはいつも癒されています(笑)」アルバムの中には、ジュノ特有の甘い歌声を楽しめる「YES」のような恋愛ソングも。導入部で、日本語で愛をささやく声には、胸がキュンキュンしてしまうこと必至。「タキシードを着るようなフォーマルなパーティで、彼女にこの曲を歌ってプロポーズするという情景をイメージして作りました。導入部のセリフは、もともと寝起きのような声で言おうと思っていたのですが、どうしても難しくて。今作のレコーディングで一番苦労しましたね」ちなみに、実際のプロポーズはどんなふうにしたい?「シンプルに、“一緒に暮らそう”って言いますね。歌わないですよ、絶対(笑)」◇ジュノ‘90年1月25日生まれ。2PMのメンバー。‘13年から、毎年日本でソロアルバム発売&ソロライブを開催。今作をひっさげた5都市12公演のソロツアー「HYPER」が開催中。◇『DSMN』【通常盤CD】¥2,000(税込み)5曲入り。通常盤にMUSIC VIDEOやmaking movie等を収録したDVDがついた【初回生産限定盤A】、ボーナストラック3曲入りの【初回生産限定盤B】も。(エピックレコードジャパン)※『anan』2016年7月20日号より。写真・小笠原真紀文・北條尚子
2016年07月15日『アリスのままで』でアカデミー賞を受賞したジュリアン・ムーアが主演を務め、『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジと共演した『Freeheld』が、『ハンズ・オブ・ラヴ』とのタイトルで日本公開されることが決定、その特報映像が解禁となった。20年以上、刑事として働いているローレル(ジュリアン・ムーア)。ある日、ステイシー(エレン・ペイジ)という若い女性と出会い、恋に落ちる。年齢も、取り巻く環境も異なる2人だったが、徐々に関係を築いていき、郊外に中古の一軒家を買って一緒に暮らし始めることに。しかし、ローレルが病に冒されていることが発覚し、余命半年という宣告を受けてしまう。自分がいなくなった後も、ステイシーが2人の大切な家で暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。だが、同性のパートナー同士では、それは法的に認められなかった。病と闘いながら、平等な権利と制度の改正を求め闘う決心をしたローレルの訴えは、やがて社会的なムーブメントへと拡大していく――。本作は、2007年のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞した実話を基に映画化。愛するパートナーに遺族年金を遺すため、病と闘いながら、法に立ち向かっていく女性刑事を描く。主人公ローレルを演じるのは、世界三大国際映画祭全ての女優賞を制覇し、2015年には『アリスのままで』でついにアカデミー賞主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーア。そのパートナー、ステイシー役を、本作の製作にも名を連ね、プライベートでも同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジが演じている。さらに、ローレルの同僚刑事で長年の相棒であるデイン役には『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』のマイケル・シャノン、ローレルの闘いに賛同する活動家には『フォックスキャッチャー』のスティーブ・カレルが扮するなど、いずれもアカデミー賞ノミネート経験を持つアメリカ映画界屈指の演技派俳優陣が集結。今回解禁された特報では、マイリー・サイラスによる主題歌「ハンズ・オブ・ラヴ」に乗せて、ジュリアン演じるローレルとステイシーとの出会いから、病に冒されながらも、平等を求めて訴えるシーンが映し出されているほか、手を取り合って彼女を応援する同僚や、周辺の人々の姿が感動的に描かれている。50年代を舞台にした『キャロル』から半世紀の時を経て、愛する人のため、平等を求めて社会の壁に立ち向かった一人の女性の姿を、まずはこちらから確かめてみて。『ハンズ・オブ・ラヴ』は11月26日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日ブラッド・ピットが代表を務める「プラン B」と、名作『殺人の追憶』やクリス・エヴァンス主演『スノーピアサー』などで知られる韓国の鬼才ポン・ジュノがタッグを組む「Netflix」オリジナル長編映画『オクジャ(Okja)』。このほど、韓国の首都ソウルにてクランクインしたことが発表された。『それでも夜は明ける』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』など、プロデューサーとして関わった作品がいずれも高い評価を得ているブラッド・ピット率いる「プラン B」。世界最大級のオンラインストリーミングサービス「Netflix」と共同製作とするブラッド自身の主演作『ウォー・マシーン』(原題:War Machine)も控えているが、本作『オクジャ』では、アジアを代表する鬼才にしてヒットメーカーである『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』のポン・ジュノが監督を務める。脚本は、ポン・ジュノと『FRANK -フランク-』のジョン・ロンソン。ミジャという1人の少女が、危険を冒しながらも、巨大な多国籍企業に追われる親友 “オクジャ”という“動物”を守る姿を描き出すグローバルアドベンチャー映画。「この作品でお見せしたいのは、人と動物のふれあいの中にある美しさ、そして怖さです」と、ポン・ジュノはコメントを寄せている。主演には、『ヘイル、シーザー!』『スノーピアサー』のティルダ・スウィントン、『サウスポー』『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホール、さらに『グランドフィナーレ』『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』のポール・ダノと豪華なキャストが集結。少女ミジャを韓国の子役アン・ソヒョンが演じるほか、海外ドラマ「The 100 / ハンドレッド」ジャスパー役で知られるイケメン俳優デヴォン・ボスティック、『白雪姫と鏡の女王』のリリー・コリンズ、『グエムル 漢江の怪物』のピョン・ヒボン、『アンナ・カレーニナ』のシャーリー・ヘンダーソン、『母なる証明』のユン・ジェムン、「屋根部屋のプリンス」のチェ・ウシク、「ウォーキング・デッド」のグレン・リーことスティーヴン・ユァンといった、世界中の著名俳優が多数出演。撮影は韓国、カナダ、アメリカにおいて、英語と韓国語の2ヵ国語で行われる予定。まさにグローバルアベンチャーと呼ぶにふさわしい大作に、引き続き注目していて。『オクジャ』は2017年、Netflixにて世界配信予定(アメリカでは期間限定で劇場公開)。(text:cinemacafe.net)
2016年05月01日映画初主演を務める「2PM」のジュノをはじめ、「相続者たち」のキム・ウビン、「未生~ミセン~」のカン・ハヌルという最旬若手俳優たちが、恋する男子3人組を演じる笑いと涙の青春グラフィティー『二十歳』。11月28日より全国にて公開中の本作から、大ヒットを記念して撮影舞台裏の貴重なメイキング映像が解禁された。ドンウ(ジュノ・2PM)は、絵を描くことだけが取り得の純情高校生。同じクラスの女子ソミン(チョン・ソミン)に淡い恋心を抱いていたが、ある日、女たらしのチホ(キム・ウビン)がソミンの胸を触ったことから大ゲンカに発展。そこへ優等生のギョンジェ(カン・ハヌル)が止めに入り、ひょんなことから3人は“無二の親友”になる。ドンウの父が事業に失敗しても、チホが女に殴られても…様々な出来事を経て絆を深めた彼らは高校を卒業。トントン拍子に二十歳を迎え、ふと分岐点に立たされていることに気付くのだった。未成年から大人の男へ――。人生を半分に分けたら、その中間点はいまってこと?そんな中始まった新生活。名門大学に進学したギョンジェには、美しい先輩チンジュ(ミン・ヒョリン)との恋のチャンスが到来。浪人生のドンウは、漫画家を目指してバイトを掛け持ちする日々。親のスネをかじり続けるチホは、駆け出しの新人女優ウネ(チョン・ジュヨン)に出会う…。恋と人生に淡い希望を抱きながらも、理想と現実のギャップに悶々とするお年頃、二十歳。果たして、ドンウ、チホ、ギョンジェは自分の進むべき道を見つけることができるのか!?今回公開となったのは、ジュノ(2PM)、キム・ウビン、カン・ハヌルが集まる2つのシーンのメイキング映像。キム・ウビン演じるイケメン自由人チホから恋愛のレクチャーを受けるシーンでは、読み合わせ中セリフの面白さに3人とも笑いを我慢しきれず爆笑!また、ジュノ演じるドンウの誕生日を仲間内で祝うシーンでは、ケーキにジュノの顔をつっこむ動作をイ・ビョンホン監督が演技指導し、キム・ウビンに首をつかまれたジュノが切なく「拷問だよ」と嘆く場面も。笑いの絶えない現場に、キャストの仲の良さが垣間見れる超貴重映像だ。『サニー 永遠の仲間たち』のイ・ビョンホン監督が、“二十歳”ならではの友情と恋をコミカルかつユーモアたっぷりに描き出す本作の魅力を、メイキング映像からも感じてみて。『二十歳』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日映画初主演を務める「2PM」のジュノをはじめ、「相続者たち」のキム・ウビン、「未生~ミセン~」のカン・ハヌルという最旬若手俳優たちが、恋する男子3人組を演じる笑いと涙の青春グラフィティー『二十歳』。本作の公開を記念して特別編集で製作されたスペシャルPVの第2弾「二十歳の青春編」が解禁された。韓国にて興行ランキング1位を獲得し、観客動員数300万人突破を記録した本作。主人公の漫画家志望のモテキ到来の浪人生ドンウを演じるのは、『監視者たち』で映画デビューを飾り、アーティスト・俳優として目覚しい活躍をみせる「2PM」ジュノ。共演には、女たらしのフリーターのチホ役に『技術者たち』が本作と同時公開されたキム・ウビン、平凡な大学生ギョンジェ役に「未生~ミセン~」で大ブレイクを果たしたカン・ハヌルを迎え、『サニー 永遠の仲間たち』のイ・ビョンホン監督が、“二十歳”ならではの友情と恋をコミカルかつユーモアたっぷりに描き出す。本日解禁となったスペシャルPV「二十歳の青春編」では、二十歳の若者ならではの男のロマンシーンと、将来への葛藤シーンが満載!比類なきイケメン自由人チホから恋愛の手ほどきを受けて盛り上がるドンウとギョンジェ。一方、将来の夢を諦めたドンウに、チホが喝を入れるシーンも。劇中、サラリーマンを演じるためにジュノが髪を七三分けした姿はファン必見だ。プライベートでも仲良しという大人気のイケメン俳優3人の息の合った演技を、こちらから堪能してみて。『二十歳』はシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日「2PM」のジュノが映画初主演を務め、「相続者たち」のキム・ウビン、「未生~ミセン~」のカン・ハヌルという最旬の若手俳優たちが、恋する男子3人組を演じる笑いと涙の青春グラフィティー『二十歳』。このほど、11月28日(土)に迫った日本公開を前に、本編の名ラブシーンで綴られたジュノとイ・ユビが歌うOST「Cupid’s Arrow」のスペシャルPV<二十歳のLOVE編>が、いち早くシネマカフェに到着した。韓国にて興行ランキング1位を獲得、観客動員数300万人突破を記録した本作。主人公の漫画家志望のモテキ到来の浪人生ドンウを演じるのは、『監視者たち』で映画デビューを飾り、アーティスト・俳優として目覚しい活躍を遂げ進化し続ける「2PM」のジュノ。さらに、女たらしのフリーターのチホ役に『技術者たち』の日本公開も控えるキム・ウビン、平凡な大学生ギョンジェ役に「未生~ミセン~」で大ブレイクを果たしたカン・ハヌル。それぞれに悩みや煩悩を抱えながらも、“絶対的信頼”で結ばれた男子3人組の“二十歳”ならではの友情と恋を、『サニー 永遠の仲間たち』のイ・ビョンホン監督がコミカルかつユーモアたっぷりに描き出す。今回解禁となった本作の公開記念スペシャルPVは、ジュノやキム・ウビンらが熱演した二十歳の青年たちの身の回りに起こる、切なくて、甘酸っぱい等身大の胸キュンシーンの総集編!ギョンジェの妹ソヒ(イ・ユビ)にバックハグされながら告白されるジュノのドキドキのシーンや、新人女優ウネ(チョン・ジュヨン)と現在の彼女ソミン(チョン・ソミン)との間で揺れ動くキム・ウビンのキスシーンなど、貴重な映像となっている。大人の男にはまだまだなり切れない、失敗ばかりの若さ全開な20歳の若者たちのキュートな恋を、まずはこちらから覗いてみて。『二十歳』は11月28日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月19日