まだまだ寒い日が続きますが、コスメ業界では新作春コスメが続々と発売されています。服や小物は季節ごとに変えるのに、ファンデーションやアイシャドウ、リップは一年中同じものを使っている人も多いでしょう。そこで今回は、冬から春にアップデートしたい“2022年最新メイク”のコツをご紹介。メイクをアップデートするために気をつけたい質感や色選びを、ベースメイク・アイメイク・リップメイクとパーツごとにお伝えします。2022年の春夏トレンドカラーを知ろう!毎年流行するトレンドカラーが変化しているのをご存じですか?まず一つ目は美容、ファッション、インテリア、デザイン業界などが参考にしていて、世界的な色見本帳を出している企業『PANTONE』が発表した2022年の色。それは、幸せで暖かみのある紫がかった淡いブルーの“ベリー・ペリ”です。二つ目はカラートレンドの研究や発信など、色にまつわる事業をおこなっている協会『JAFCA(一般社団法人 日本流行色協会)』が選んだ2022年の色。それは、明るい希望を描き、光満ちるコーラル“ジョリー・コーラル”で、暖かみと鮮やかさのあるオレンジです。春といえば、定番のイエローやピンク、ブルー、グリーンがありますが、2022年はパープルやブルー、コーラルやオレンジが人気になりそう!新作コスメをチェックしていると、他にもヌーディベージュ、オレンジブラウン、ピンクブラウンも多い印象です。コスメはその年の流行色や質感を取り入れて発売されているので、それらをアップデートするだけで旬顔に生まれ変わりますよ。ベースメイク:「透明感とツヤ」がポイント冬のベースメイクといえば、「乾燥対策として保湿力のあるもの」「マットな質感」「カバー力のあるもの」を使うことも多いのではないでしょうか?マットな質感でカバー力の高いものといえば、クリームファンデーションやBBクリーム、パウダーファンデーション、フェイスパウダー。赤みや色ムラ、毛穴カバー力はありますが、春夏に塗っていると厚く濃い印象になりがちに。春夏におすすめなのはピンクベース下地。そして、透明感やツヤ感を演出するクッションファンデーションや、リキッドファンデーション、ラメ入りのフェイスパウダーがイチオシです。クッションファンデーションは比較的薄づきで、肌の透明感を演出しやすいです。ツヤのある仕上がりなので、カバー力に欠けると感じるかもしれませんが、そんなときは化粧下地をプラスしてみて。最近は肌の赤みや色ムラ、毛穴カバーまでしてくれる化粧下地が増えていますよ。隠したい部分は化粧下地で調整し、肌の質感はクッションファンデーションで作るようにしましょう。アイメイク:アイシャドウは「色の明るさ・光」を利用して冬によく使うアイシャドウといえば、重みのあるブラウンやゴールドがメジャーですよね。ブラウンやゴールド系は肌なじみもよく無難に使えますが、年中同じで春夏も使っていると、目元が重く暗い印象に見えてしまうことも…。春夏におすすめなのは、オレンジ・コーラル・ピンク・パープルなどの明るい色!ブラウンやゴールドでも、冬の色味より明るい色やラメ入りを取り入れるといいでしょう。春夏は日差しが高まるので、太陽光とラメの組み合わせでキラッと輝くようなメイクが、明るく華やかな印象に仕上がりやすいですよ。リップメイク:「透明感とツヤのあるオレンジやピンク」がおすすめ冬のリップメイクといえば、赤・ローズ・ブラウンなどの重みのある色や、マット・ベルベットの質感を選ぶことが多いですよね。冬は暗色を選んで重ね着する機会も多くなることから、パキッとした色味のリップが流行しやすいです。ですが、春夏に塗っていると、少し濃い印象になってしまうことも。春夏におすすめなのはアイシャドウと同じく、オレンジ・コーラル・ピンク・パープルなどの明るい色。透明感やツヤのあるものだと、なおいいでしょう!冬メイクと春メイクで比較してみた!今回冬メイクには・ViTAM(ヴィータム)「スキン BB ファンデーション」・RAFRA(ラフラ)「ナチュラルベースパウダー」・マキアージュ「ドラマティックスタイリングアイズ OR303」・キスミー フェルム「プルーフブライトルージュ 19」を使用しました。春メイクには・CEZANNE(セザンヌ)「UVトーンアップベース ピンク」・AMUSE(アミューズ)「スキン チューン ヴィーガン カバー クッション」・KATE(ケイト)「エレクトリックショックアイズ OR-1」・CANMAKE(キャンメイク)「メルティールミナスルージュ(ティントタイプ) T02」を使用しました。まずは、ベースメイクから。「肌をきれいに見せたい」「色ムラや赤み、毛穴をカバーしたい」など、肌の質感や印象を左右するのがベースメイクです。左の冬メイクは、『ViTAM』の「BBファンデーション」で隠したい部分をカバーしつつ、『RAFRA』の「ナチュラルベースパウダー』で崩れにくい仕上がりに。右の春メイクは『CEZANNE』の「UVトーンアップベース ピンク」で肌のトーンアップを叶え、赤みや毛穴をカバー。そして、『AMUSE』の「スキン チューン ヴィーガン カバークッション」で、肌の透明感やツヤっぽさのある仕上がりにしました。冬メイクと春メイクでは馴染む肌の厚みや透け感が違うので、春夏は軽やかな印象に仕上がるベースメイクにしていきたいですね。次は、アイメイク。左の冬メイクは『マキアージュ』の「ドラマティックスタイリングアイズ OR303」のゴールドとブラウンを重ね塗りしています。一方、右の春メイクは『KATE』の「エレクトリックショックアイズ OR-1」でまぶた全体に淡いピンクを塗り、目尻にオレンジをポイント置きに。ブラウンは目元にグッと奥行き感と影っぽさを演出し、黒目を強調する効果があります。しかし、春夏だと重たく、暗い印象になってしまうことも。春夏は陽気な季節なので、色を楽しみやすいです。そのため明るく、鮮やかなカラーのほうがメイクも映えますよ。最後にリップメイクを。冬メイクは、ローズ系の『キスミー フェルム』の「プルーフ ブライトルージュ 19」をチョイス。少しツヤっぽさのある質感ですが、色味に少しブルーが入っているので、秋冬やフォーマルなシチュエーションにぴったりです。春メイクには、オレンジ系の『CANMAKE』の「メルティールミナスルージュ(ティントタイプ) T02」をチョイス。少し赤みが入っているヘルシーカラーで、透明感があるので重い印象にならない軽い仕上がりです。季節によって適している色味や質感が違うので、リップも使い分けていきたいですね。冬メイクと春メイクで、マスクをつけたときの見え方の違いも比べてみました。マスクをつけると、肌の質感と目元が強調されますよね。マスクの色や髪型にもよりますが、冬メイクのほうがマットな質感で、目元に影がある見え方。対して、春メイクのほうが明るく見えます。コスメ業界は既に春気分!「一年中同じ色と質感のコスメを使っている」「春メイクにアップデートしたいけど、どういった質感や色を選べばいいか迷う」という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。©feofra/shutterstock©Luria/shutterstock文/寒川あゆみ
2022年02月15日anan美容部員が毎週おすすめの商品をピックアップして紹介する「今週のマストバイ」。その中から、ドラッグストアなどで気軽に手にすることができるプチプラコスメをまとめました。プチプラ価格でも、実力派なアイテムが揃っていますよ!季節限定のアイテムをピックアップ!お財布に優しい価格で、身近なドラッグストアなどで気軽に購入することができるアイテムを厳選。なかには季節限定カラーのアイテムも揃っているため、そういったアイテムを取り入れて手軽にトレンドメイクにチャレンジしてみては?KATE盛らずに骨格を強調!技ありアイパレット。ケイト3Dプロデュースシャドウ(上からBR-1、GY-1)各¥1,540*編集部調べ(カネボウ化粧品 TEL 0120・518・520)「立体感はもちろん、マット、ラメ、パールなど質感のグラデーションも楽しめます」。マットな肌影カラー(左上)を上まぶた全体に仕込むのがコツ。8/1発売。※『anan』2021年8月4日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・北川真澄CANMAKEトリートメント効果が高く、くずれにくい。SPF50+・PA+++。キャンメイク パーフェクトセラムBBクリーム 全2色 30g各¥880(井田ラボラトリーズTEL 0120・44・1184)「保湿力抜群な上、肌に密着してカバー力もある。UVカット効果が高いのに、洗顔料でオフできるのもGOOD」。29種の美容保湿成分配合の高保湿BB。※『anan』2021年8月4日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・北川真澄KISSMEマスクによる肌トラブルを防ぐ。ベースアンドシー スキンバリアプライマー SPF26•PA++ 30g¥1,760(KISSME〈伊勢半〉TEL 03・3262・3123)「のびがよく、素肌感を保ちながら明るさやなめらかさを叶えてくれる。天然由来美容液成分による保湿効果があるのにベタつかず、マスク生活のストレス防止にも役立ちます」。※『anan』2021年7月14日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子CANMAKE抜群に可愛い美発色&;速乾ネイル!カラフルネイルズ(右からN51、N52、N53 限定、N54 限定)各¥396(井田ラボラトリーズ TEL 0120・44・1184)「N51はオシャレなモテ色、N52はジュエル級の輝き、N53はラメとサンドオレンジのありそうでなかった組み合わせがオシャレ、N54は透け感が今っぽくて最高」。※『anan』2021年7月7日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・石橋里奈今っぽいカラーのアイテムや、肌に優しいファンデーションやベースアイテムが揃うプチプラコスメ。気になるアイテムがあれば、ぜひお近くのドラッグストアで手に取ってみてくださいね。文/Nana
2021年08月04日今週のマストバイは、保湿効果があるのにベタつかないベース、夏にピッタリなカラーのネイル、洗顔とスキンケアが同時にできるシートパックです。今週のマストバイanan美容部員のpakuchanさんがお試し!KISSMEマスクによる肌トラブルを防ぐ。ベースアンドシー スキンバリアプライマー SPF26•PA++ 30g¥1,760(KISSME〈伊勢半〉TEL 03・3262・3123)「のびがよく、素肌感を保ちながら明るさやなめらかさを叶えてくれる。天然由来美容液成分による保湿効果があるのにベタつかず、マスク生活のストレス防止にも役立ちます」。NAIL HOLICセルフネイルが楽しくなる新色追加!ネイルホリック(上からBL925、RD417、GD036)各¥330*編集部調べ 7月16日発売(コーセーコスメニエンス TEL 0120・763・328)「BL925は洒落感のあるくすみ系。RD417とGD036は、メタリックに輝く華やかカラー。どの色も主役級の存在感で、ペディキュアにもGOOD」。Saborino洗顔とスキンケアが1枚のシートに。目ざまシート BR21 32枚入り¥1,430 限定発売(BCL TEL 0120・303・820)「エッセンスがヒタヒタに染みたシートが密着して、あと肌は潤いたっぷりツルツルに。肌のトーンが上がって、メイクのりもアップします。ピーチ&レモネードの甘い香りでテンションも上向きに」。※『anan』2021年7月14日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子
2021年07月20日叶える私らしさ。「KISSME PROJECT」誕生あるべきってないべき。世の中の“あるべき”にとらわれず、私らしさを叶えるブランド「KISSME」から、自信を持って自分らしく生きる女性を応援する『KISSME PROJECT』が誕生しました。PROJECT第1弾は、キス文字メッセージ×キスアート。「キス文字メッセージ」企画に賛同した、女性ダンスグループMAXのReinaさんなどの著名人含め106人の女性が、「あるべきってないべき」のメッセージを宣言する唇の形をキスマークで表現。「キスアート」口紅とキスマークで絵を描く世界的アーティスト、リップスティック・レックスさんが「メッセージを宣言している女性」を表現したキスマークアートを作り上げました。渋谷109前にてイベント開催。2日間で3,000人以上が参加3月30日、31日のイベント当日には、リップスティック・レックスさんが来日し、その場で作品にキスを重ね「キスアート」を完成させるライブペインティングを行いました。今回のコンセプト“あるべきってないべき”について「人生には、”~するべき”というものはないと思っています。」と賛同の意志を宣言。さらに、「私たちは自分を尊重することが大切です。夢がある人にはぜひ夢を追いかけてほしいし、それぞれが自分らしくいることが大事だと思っています。」と語り、女性たちに応援のメッセージを送りました。「~あるべき」にとらわれない、自由な社会の実現に向けて公式WEBサイトでは、今イベントの様子や、106人の女性が協力して作った「キス文字メッセージ」、リップスティック・レックスさんによる「キスアート」のメイキング映像が公開されています。「何歳だから、女性だから~するべき。」という言葉にとらわれ、年齢や性別で理想像を決めつけてしまうことは、自分らしさを押し込め、窮屈な社会を作ってしまいます。1人1人が自信を持って、自分らしく歩んでいく世界中の女性たちを応援して笑顔にしたいという想いが込もった「あるべきってないべき」のメインコピー。106文字のメッセージを発信する『KISSME PROJECT』に今後も目が離せません。「KISSME PROJECT」WEBサイト▷
2018年04月16日