Cypress Semiconductorの日本法人である日本サイプレスは6月2日、CypressとSpansionの経営統合の完了に伴い、日本国内において新たに「日本サイプレス株式会社」の登記を完了したこと、ならびに組織体制の刷新と新たな事業戦略を策定したと発表した。組織体制としては、6月1日付で、旧 日本サイプレスにて代表取締役社長を務めてきた吉澤仁氏が代表取締役会長に、旧スパンションにて日本営業部門担当副社長を務めてきた長谷川夕也氏が代表取締役社長にそれぞれ就任したほか、日本のヘッドクォーター(HQ)を、旧 日本サイプレスがあった新宿(中野坂上)でも、旧 スパンションがあった川崎でもなく、旧 スパンションが買収した富士通のマイコン・アナログ部隊(スパンション・イノベイツ)がオフィスを構えていた武蔵小杉へと移転させている。CypressとSpansionの統合の詳細については既報の通り。売り上げは20億ドル規模となり、10億ドルが各種のメモリ製品、10億ドルがPSoCやARMマイコンなどのロジック関連製品で占められる。「メモリは現在、DRAM以外のほぼすべてを取り揃えているほか、ローエンドからハイエンドのヘテロコア製品まで含めてARMマイコンやPSoCでカバーしており、カスタマに幅広いブログラマビリティを提供できることが特徴の半導体ベンダ」(長谷川氏)とする。だが、新生 日本サイプレスの最大の特徴は「従業員数が約1000名と、ほかの外資系半導体ベンダに比べても多い」(同)という点にある。また全社売上高の約30%が日本であるとのことで、カスタマからの要望も米国本社に届けやすいポジションにあるとのことで、そうした部分を押し出すことで、「エンベデッドサプライヤとしてNo1になるという目標を掲げている」(同)とする。さらに日本サイプレスの方向性としては、アプリケーションごとに提案できる製品が多数あり、「オートモーティブ(自動車)」「FA/インダストリアル/メディカル」「IoT」「PCインタフェース」に注力していくとする。中でも自動車とFA/インダストリアル関連は、世界に誇れる企業が多くあり、そうした企業が世界で今後も戦っていける製品づくりの手伝いができればとする。そうした顧客重視の意味も含め、「顧客へのサポート人員はエンジニアリングを含めて増強していく」とのことで、合併してもエンジニアを中心に人員拡充を進めていくことを強調したほか、代理店も注力市場に強いところと複数パートナーシップを締結し、日本サイプレスのエンジニアと同等のスキルレベルの人員によるサービスの提供も図っていくとした。「我々はほかの外資系メーカーに比べて日本人のリソースが多く、これを活用することで、日本企業との円滑なコミュニケーションを図りつつ製品づくりにつなげることができる。次世代製品の開発にしても、日本発祥のベストな製品をベストな価格でベストなタイミングで提供することも可能な位置にいると考えており、そうした点でも日本の顧客が世界で勝てる支援をしていけるのではないか」と長谷川氏は抱負を語ったほか、「日本サイプレス全体として、日本のものづくり産業を支えられるような製品づくりを手伝い、日本の産業を支える一翼を担えるようになれれば」とした。
2015年06月03日すっぴん美肌を学べる、日本すっぴん協会に登場する菅野結以さんあゆみ株式会社が運営する「日本すっぴん協会」に、人気モデルの菅野結以さんが登場する。日本すっぴん協会は、“美しいすっぴん肌の楽しみ方&作法”を発信しており、5月下旬から、すっぴん美人図鑑に新しいページを公開する。同ページでは、菅野さんのオリジナル美容方法を知ることができるインタビューや、多様な愛用美肌アイテムなどもチェックできる。日本すっぴん協会のコンテンツの内容日本すっぴん協会のコンテンツについて、同協会会長によるインタービュー式で、すっぴん美肌をキープする美容の方法などを紹介する「すっぴん美人の美容術」や、すっぴん美人による美容コラム連載の「すっぴん美人のビューティーコラム」などがある。さらに「私のすっぴんをつくるもの」では、すっぴん美人の愛用美容商品をフォトおよびコメントで紹介している。菅野結以さんについてPopteenのモデルとして10代のころから活躍。現在「with」などのレギュラーモデルを軸として、多様な雑誌に出演している。さらに自身のコスメブランドbaby+Aや、アパレルブランドのCrayme,のプロデュースも行っている。そのうえ連載執筆やラジオパーソナリティなど幅広い分野で活動だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・あゆみ株式会社 プレスリリース (PR TIMES)・日本すっぴん協会・菅野結以 オフィシャルブログ
2015年05月28日日本気象協会と防災科学研究所は5月21日、最大10分前にEメールで情報を伝達する「10分先の大雨情報」の有効性を検討すたための社会実験を6月1日から10月31日まで実施すると発表し、モニターの募集を開始した。同実験は、関東地方の一部(北緯35°~36.4895°、東経139°~140.705°)を対象に国土交通相が運用するXバンドMPレーダーネットワークを活用し、激しい雨が上空で検知された時点で情報を発信するというもの。雨粒が上空から落ちてくるまでの時間差を利用したシステムとなっており、10分間5mm(30mm/h)以上を満たす場合に登録したアドレスに通知メールが届く仕組み。モニターは先着1000名までとなっており、指定のアドレスに空メールを送信し、折返しの登録案内メール中のURLにアクセスし、必要事項の入力や登録地点の設定を行う。詳しくは日本気象協会と防災科学研究所のウェブサイトを参照してほしい。
2015年05月21日アドビ システムズと日本マイクロソフトは、Surface Pro 3とOffice 365、さらにAdobe Acrobat Pro DCが割引価格で購入できる「Surface Pro 3+ 新しいOffice +Acrobat Pro DCのセットが、最大で約21,000円お得! セット割キャンペーン」を実施している。キャンペーンは2015年6月30日まで。同キャンペーンは、アドビ システムズの最新PDFソリューション「Adobe Acrobat Pro DC」と、マイクロソフト製タブレット「Surface Pro 3」を含むPC・タブレット、さらにサブスクリプション型の新Office「Office 365 Business」をセットで新規契約すると、初期費用が1セットあたり最大2万1,000円割引となるというもの。このキャンペーンは法人向けに展開されている。両社は2014年より、Surface Pro 3とAdobe Creative Cloudを共同で訴求する取り組みを行っていたが、アドビからクラウド型ドキュメントソリューション「Adobe Document Cloud」が発表されたことを受け、場所やデバイスを問わないドキュメント業務の効率化、およびIT費用の標準化を支援する法人顧客向けのキャンペーンを開始することとなった。詳しい情報、および見積りはキャンペーンページにて。
2015年05月21日NPO法人「養生の郷」は、鳥取県倉吉市で日本初の愛犬への甲冑(かっちゅう)レンタルサービス「ワンワン甲冑」を開始した。○すげ笠もレンタルできる!「ワンワン甲冑」は、南総里見八犬伝のモデルとも言われる里見忠義公が、倉吉に移って400年後である2014年に初めて登場した。同年9月に開催した「里見時代行列」には、甲冑を身につけた犬たちが平井鳥取県知事、石田倉吉市長とともに行列を歩いた。このほど、同法人は、一般に向け「ワンワン甲冑」のレンタルを開始した。甲冑は紙製で、切った紙に布を貼り手作業で仕上げている。ペットの負担を考え、身に着けるパーツも最小限にして軽量化を図った。サイズは小型犬から大型犬まで着られるように4サイズを用意。レンタル価格は1時間500円。犬はもちろん、希望があれば猫にもレンタルが可能だという。また、鳥取県鹿野町のすげ笠の犬・猫用レンタルも同時に開始した。価格は1時間300円。白壁土蔵群の周辺店舗では、ペット用だけではなく、大人や子供用の甲冑レンタルも受け付けている。価格は1時間1,500円。ワンワン甲冑のレンタル受付は、「ペットのおみやげ かんだや」まで。※価格はすべて税込
2015年05月08日アビーは22日、ハイレゾ音源が再生できるオーディオPC「ADIVA(アディーバ)」を発表した。オンキヨー製スピーカー付属モデルを用意し、日本オーディオ協会のハイレゾ定義に準拠。PCではじめてハイレゾロゴが付与された製品という。同日より直販サイト「アビーストア」で販売開始する。ラインナップは「ADIVA K1」および「ADIVA K10」の2シリーズで、それぞれに標準モデルとスピーカーレスモデルの2種類を用意する。価格はK1の標準モデル「ADIVA K1A」が179,800円、スピーカーレスモデル「AD-K1N-SV」が159,800円。K10の標準モデル「AD-K10A-SV」が259,800円、スピーカーレスモデル「AD-K10N-SV」が229,800円(いずれも税別)。本格オーディオシステムと違い、機器の組み合わせやケーブル配線が不要で、高品質のハイレゾ音源が楽しめるPC。シャシー接合部には制振スポンジラバーシートを装着し、また、肉厚のアルミニウム合金による独自の放熱設計を採用することで電磁ノイズを抑制し、クリアなサウンドを実現した。PCケースや周辺機器を中心に製造・販売を手がけるアビーだが、PC本体の製造は初という。○ADIVA K1主な仕様は、APUがAMD E1-2100(1.0GHz)、メモリがPC3-12800 4GB、ストレージが256GB SATA3 SSD、グラフィックスがAMD Radeon HD 8210(APU内蔵)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、サウンドはメインボードがRealtek ALC887、拡張カードがONKYO SE-90PCI、OSがWindows 8.1 Update 64bitなど。インタフェースはD-Sub×1、HDMI×1、USB 3.0×2、USB 2.0×4、Gigabit対応有線LAN、ライン入力×1、ライン出力×1、マイク入力×1に加え、拡張カードとして2chアナログアウト(RCA)×1、デジタルアウト(光)×1など。Logicool製キーボード、マウスも付属する。本体サイズはW215.0×H106.3×D290.5mm、重量は約3.1kg(本体のみ)。標準モデルのみ、15W+15Wのオンキヨー製スピーカー「ONKYO GX-100HD」が付属する。○ADIVA K10主な仕様は、CPUがIntel Celeron J1900(2.0GHz)、メモリがPC3-12800 4GB、ストレージが256GB SATA3 SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、サウンドはRealtek ALC887-VD、OSがWindows 8.1 Update 64bitなど。インタフェースはD-Sub×1、HDMI×1、USB 3.0×1、USB 2.0×4、Gigabit対応有線LAN、ライン入力×1、ライン出力×1、マイク入力×1など。Logicool製キーボード、マウスも付属する。本体サイズはW215.0×H106.3×D290.5mm、重量は約3.1kg(本体のみ)。標準モデルのみ、40W+40Wのオンキヨー製スピーカー「ONKYO GX-500HD」が付属する。
2015年04月22日大日本印刷(DNP)は、色味の再現性にこだわった「IROMIエンジン」搭載のタブレット端末を、法人向けに販売を開始した。「IROMI」は、DNPの印刷技術やノウハウを活かし、印刷物や情報端末などの各種情報メディアで一貫した色調管理を行うトータルカラーマネジメントソリューション。搭載するIROMIエンジン(LSI)は「色補正・調整」「コントラスト調整」「ブルーライト調整」の機能を搭載することが特徴だ。色補正・調整機能は、端末に表示する画像を実物に近い色調に自動で補正し、ディスプレー上の色調のばらつきを最小限に抑えられる。コントラスト調整機能は、コントラスト補正で視認性を向上させ、バックライトの輝度を下げても元の輝度時と同等の視認性を確保し、消費エネルギーを低減させる。ブルーライト調整機能は、ブルーライト発光量を調整して目の疲れや体への影響を低減させる。販売機種は液晶サイズが異なる2種類を用意。「FGAD」は液晶サイズが10.1型、OSがAndroid4.4、サイズが幅263.0mm×奥行183.5mm×厚み9.85mm、重さが595g、CPUがMT8127 Mobile Processor1.30GHz、解像度が1280×800ドット、タッチパネルが静電容量式、マルチタッチ対応、通信機能が無線LAN、Bluetooth、NFC、カメラ機能が前面120万画素、背面500万画素、バッテリー駆動時間が約11.5時間。UY8Aは液晶サイズが8インチ、幅140.6mm×奥行200.0×厚み8.2mm、重さが350g、CPUが1MT8121 Mobile Processor1.30GHz、解像度が1024×768ドット、通信機能が無線LAN、Bluetooth(NFCは非搭載)、バッテリー駆動時間が約8.0時間。そのほかの仕様は10型モデルと同じだ。価格は10型モデルがオープン、8型モデルが個別見積もりとなる。
2015年04月14日日本気象協会は4月3日、日本全国89地点の桜(ソメイヨシノ)の第7回開花予想および満開日の予想を発表した。なお、長野県伊那市(高遠城址公園)ではタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市・留萌市・旭川市・網走市・帯広市・釧路市・浦河町ではエゾヤマザクラ、根室市ではチシマザクラを対象としている。同協会によると、2015年の桜前線は、現在北陸や甲信地方、東北地方を進んでいるという。4月第2週には寒の戻りが予想されているが、東北地方の開花日は平年より4~7日早くなるとのこと。九州から関東地方ではすでに満開を迎えている所が多く、4月第2週では北陸や甲信地方、東北南部で満開となる所が多い見込みとなっている。4月中旬から下旬の気温は平年並みか高い予想で、甲信地方と東北地方の予想満開日は平年より早く、7日前後早くなる所もある見込み。5月の気温は平年並みか低い予想となっているが、4月の気温が平年並みか高いため、北海道では平年より早く、ゴールデンウィーク頃までに開花する所が多い見込みとなっている。
2015年04月06日2015年度より、法人税率が引き下げられることとなりました。一方で、研究開発減税などの一部の企業への優遇措置は縮小・廃止されるようです。今回は、こうした変更が日本企業や経済にどのような影響を与えるのか調べてみました。○「法人実効税率」の引き下げ法人実効税率とは、法人税など企業の所得に課せられる税金について、企業が実質的に負担する割合のことです。株式会社などの「法人」組織は、その事業で得た収益の内、一定の割合を法人税として国に納めるほか、法人事業税や法人住民税などを地方税として各自治体に納めています。法人実効税率は、こうした税金について税務上の処理を行なった上で、企業収益に対する税負担が実際にどの程度となっているかを示しています。日本の2014年度時点での法人実効税率は34.62%(標準税率)と、米国に次いで主要先進国では2番目に高い水準となっていました。その税率の高さから、高い収益を稼ぐ日本企業が、税負担のより軽い国へ移転してしまうことなどが懸念されており、かねてより経済界などから税率の引き下げが強く求められていました。そうしたなか、政府は法人税改革を日本経済の持続的な成長をめざす「成長戦略」の柱としており、法人実効税率を2015年度から数年で20%台まで引き下げることを目標としています。そして、2015年度の税制改正では、法人実効税率を2.51%引き下げ、32.11%とすることが決まりました。2016年度には更に31.33%への引き下げが予定されており、今後も20%台をめざした法人税の段階的な減税が見込まれています。市場では、減税に伴ない生じた資金が活用され、設備投資の増加や賃上げにつながることが期待されています。また、法人税は稼いだ収益に応じて課税されることから、今回の引き下げは高収益企業への恩恵が大きく、日本企業にとって収益力を高めるインセンティブとなることも期待されています。ステップアップ法人事業税や法人住民税は、各自治体の裁量で税率を上乗せすることができます。そのため、都道府県などの各地域における実際の法人実効税率は、標準税率とは異なっています。○「課税ベース」の拡大今回の法人税改革では、法人税率引き下げの財源を確保するため、資本金1億円超の法人を対象とした「外形標準課税」の拡大や、「租税特別措置」の見直しなどを行なうことで、税金を支払う対象、つまり課税ベースを拡大しています。「外形標準課税」は、企業の利益ではなく、事業規模(資本金や給与総額)に応じて課税される税金です。法人税と異なり、利益の大きさや赤字・黒字に関わらず課税されるため、今回の外形標準課税の拡大は、相対的に赤字企業の税負担の増加につながります。「租税特別措置」は、特定の業界や企業を税制面で優遇する仕組みで、一般に「政策減税」と呼ばれています。今回は、その一部が縮小・廃止されます。中でも、研究開発費の一部を法人税額から控除できる「研究開発減税」が大きく縮小されており、研究開発への投資額が大きい傾向にある医薬品業界などの税負担が増加するとみられています。こうしたことから、一部の企業や業界にとっては、今回の法人税改革は減税ではなく実質的な増税になる場合があると考えられます。ただし、今回の法人税率引き下げによる減税額は、課税ベースの拡大による増税額を上回っており、全体では「実質減税」となるようです。また、課税ベースの拡大は、一部の黒字企業への税負担の偏りを改善し、産業の新陳代謝を促すなど、プラス面もあると考えられます。政府は、法人税の構造を、広く薄く税負担を分かち合い「稼ぐ力」を持つ企業の税負担を軽減する「成長志向型」に変え、日本企業の収益力改善、さらには賃上げへとつなげることをめざしています。今後は、こうした好循環による景気回復が期待されます。ステップアップ政府は、賃上げによる景気回復をめざしており、外形標準課税の拡大とともに賃上げ分の一部を外形標準課税の対象としない仕組みを導入しました。さらに、賃上げ分の一部を法人税から控除できる「所得拡大促進税制」という租税特別措置も拡充しています。(2015年4月1日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、投資信託・投資・経済の専門用語をテーマで学べる「語句よみ」からの転載です。→「語句よみ」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが経済一般・関連用語についてお伝えすることなどを目的として作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、当資料に掲載する内容は、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年04月01日図研はこのほど、インド・ベンガルールに現地法人Zuken India Private Limited(Zuken India)を設立したと発表した。同社はこれまで現地代理店を通じて同国の先端技術企業を中心にエレクトロニクス設計自動化ソフトウェアなどの提供を行ってきた。今回、Zuken Indiaを設立したことで、より多くの顧客に最新の電子・電気設計ソリューションを、より充実したサービスとともに提供する体制が整ったことになる。図研は「図研にとってインドは、航空宇宙分野、自動車関連など先進的な企業や研究機関が多数存在する重要な市場です。日本はもちろんグローバルな図研のネットワークを活用してZuken Indiaの活動を支援し、インドのお客様のニーズに対応していきます」とコメントしている。
2015年03月30日日本クレジット協会は24日、クレジットカード会社のみならず、幅広い関係業界などが協力して取組むことを目的とした「クレジット取引セキュリティ対策協議会」を発足したと発表した。2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の開催などを踏まえ、世界最高水準のクレジット取引のセキュリティ環境を整備することで、キャッシュレス決済の促進を進めているという。なお、同協議会の事務局は、一般社団法人日本クレジット協会が務めるとしている。クレジットカードショッピングは、消費者の購入機会を拡大するとともに、円滑な決済を可能とするもので、現代の消費生活に極めて重要な役割を担っており、クレジットカード取引の安心・安全の確保は重要な課題だという。カード番号の漏洩、偽造カードやなりすましによる不正使用は、多数のクレジットカードの保有者や取引関係者に被害をもたらすなど、社会全体に不利益をもたらすことから、クレジット取引に関係する事業者は、これらの問題に主体的に取組むことで消費者の信頼性向上を図ることが求められている。2020年オリンピック・パラリンピック東京大会の開催等を踏まえ、世界最高水準のクレジット取引のセキュリティ環境を整備するため、カード会社のみならずクレジット取引に関係する事業者等からなる推進体制を構築して、セキュリティ対策の強化に向けた取組の加速を図ることが目的だという。○活動方針カード情報の保護についてカード番号情報などの適切な保護の観点から、加盟店における非保持化の推進や保有する場合におけるPCI-DSS準拠(クレジットカード情報を安全に管理する事を目的として策定された、クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準)に関する検証、新たな技術等の検証を通じた具体的な情報漏洩対策を検討する予定カード偽造防止対策についてクレジットカードのIC化が加速することを踏まえ、加盟店における決済端末のIC化等について、その推進に係る課題等について幅広い検討を行う予定不正利用対策についてインターネット上の取引におけるなりすましなどについて、その発生状況や被害の実態を踏まえつつ、効果的な対応策の検討や新たな技術の検証等を行う予定○第1回協議会本会議の日時など日時:3月25日(水)10時~12時場所:明治記念館出席者:クレジットカード事業者(11社)…イオンクレジットサービス、オリエントコーポレーション、クレディセゾン、ジェーシービー、ジャックス、セディナ、トヨタファイナンス、三井住友カード、三菱UFJニコス、ユーシーカード、楽天カード。決済代行業者(1社)…ベリトランス。加盟店(7社)…カタログハウス、ジェイティービー、J.フロントリテイリング、三越伊勢丹HD、ヤフー、ヨドバシカメラ、楽天。情報処理センター(1社)…NTTデータ。機器メーカー(1社)…NECプラットフォームズ。セキュリティ事業者(2社)…トレンドマイクロ、Payment Card Forensics。学識経験者(2名)…中央大学教授笠井修氏、早稲田大学教授田中良明氏。国際ブランド(5社)…アメリカン・エキスプレス・インターナショナル、シティカードジャパン[ダイナースクラブ]、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、マスターカード・ワールドワイド・ジャパンオフィス、UnionPay International。団体事務(3団体)…日本百貨店協会、日本チェーンストア協会、日本通信販売協会。官庁…経済産業省
2015年03月26日日本グラフィックデザイナー協会(略称:JAGDA)は、学生を対象にしたデザインコンペ「JAGDA学生グランプリ 2015」の開催を発表した。応募申し込み受付は6月5日まで。応募料は1点につき1,000円。同コンペは、JAGDAが10年ぶりに学生を対象として実施するもの。テーマに沿ったポスター作品(B1サイズ)を募り、技術の高さや独自性・創造性などを基準に、グラフィックデザインの第一線で活躍している会員デザイナーが審査を行う。応募資格は、2015年現在、日本国内の高等学校、各種専修専門学校、大学、大学院に在籍している生徒・学生となっており、年齢は不問、2015年3月卒業者も含まれる。今回のテーマは「JAPAN」。訪日外国人旅行者数が1,300万人を突破し、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えた日本を自由に表現するとの課題設定だ。審査委員長を佐藤卓氏が務めるほか、審査員は色部義昭氏、えぐちりか氏、柿木原政広氏、菊地敦己氏、永井一史氏、水野学氏といった顔ぶれとなっている。また、同コンペではグランプリ(1点)、準グランプリ(3点)、優秀賞(10点)、審査委員賞、入選(100点予定)を選出。同コンペの展覧会を、8月28日~9月13日にかけて東京ミッドタウン・デザインハブで開催し、初日に表彰式を行うとのこと。なお、応募要項は同コンペのWebページを参照してほしい。
2015年03月24日日本気象協会は3月13日、日本全国88地点の桜(ソメイヨシノ)の第4回開花予想および満開日の予想を発表した。なお、長野県伊那市(高遠城址公園)ではタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市・留萌市・旭川市・網走市・帯広市・釧路市・浦河町ではエゾヤマザクラ、根室市ではチシマザクラを対象としている。同協会によると、2015年の桜の開花日は平年並みか平年より早い見込み。3月の第3週は平年より気温が高い日が多く、19日には高知で開花する予想となっている。その後、九州や東海、近畿地方で咲き始め、25日には広島・名古屋・東京でも開花するとのこと。東北地方では、4月最初の日曜日に桜前線が到達。4月中旬以降に各地で満開となる見込み。北海道ではゴールデンウィーク頃に多くの場所で桜が開花するという。
2015年03月16日損害保険ジャパン日本興亜(以下損保ジャパン日本興亜)はこのたび、一般財団法人兵庫県交通安全協会(以下兵庫県交通安全協会)が創設する自転車会員向け保険制度「ひょうごのけんみん自転車保険」の幹事引受保険会社に選定されたと発表した。兵庫県では、現在、県議会に「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が上程されており、兵庫県交通安全協会は兵庫県から依頼を受け、交通道徳の普及高揚を図り、自転車の安全利用の実現に寄与することを目的として、新たに自転車会員制度を発足させる。兵庫県交通安全協会では、自転車会員向けに自転車事故の被害者救済および万一加害者となった場合の経済的負担軽減を目的とした自転車保険制度を創設することとしており、損保ジャパン日本興亜は、この自転車保険の幹事引受保険会社に選定されたという。○「ひょうごのけんみん自転車保険」の補償概要保険契約者:兵庫県交通安全協会被保険者:兵庫県交通安全協会の自転車会員のうち、保険制度への加入を希望する人補償内容賠償責任補償:自転車の所有、使用または管理に起因した事故により、他人にケガを負わせたり、他人の財物を壊したりしたことなどによって、被保険者が法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金を支払う傷害補償:自転車事故(自転車搭乗中の事故または自転車に搭乗していない時の運行中の自転車との衝突等)により、被保険者が死亡した場合、後遺障害が生じた場合または入院した場合に保険金を支払う損保ジャパン日本興亜は、今後も自転車事故の備えとなる保険商品・サービス・情報の提供を通じて、人々が安全で快適に自転車を利用できる環境づくりに貢献していくとしている。
2015年03月16日グッドウィルプランニングが運営する「コンパde恋ぷらん」は3月18日、公益財団法人日本相撲協会とコラボレーションした街コン「相撲コン」を開催する。会場は「BODYMAKERコロシアム」(大阪府立体育館/大阪府大阪市)。このイベントは同社が運営する、スポーツを通じて男女の距離を縮める「スポーツ街コン企画」の番外編。独身の20代後半~40代の男女対象に、初めての相撲体験を通して、男女が親睦を深めながら楽しめるプランという。スタートは近隣の飲食店で会食をしながら自己紹介や歓談で交流を図り、大相撲三月場所の会場「BODYMAKERコロシアム(大阪府立体育館)」に場所を移して相撲観戦を行う。参加特典には三月場所オリジナルグッズのプレゼントに加え、「人気を博したあの力士と会える!? スペシャル企画」も実施予定。時間は12時~。定員は男性5名、女性5名(独身の社会人に限る)。参加料金は男性9,800円 女性6,800円(いずれも税別)。申し込みはコンパde恋ぷらん「相撲コン」専用ページから受け付けている。
2015年03月12日日本マイクロソフトは3月9日、「Microsoft Technology Forum」にて、NPO向けOffice 365イベント「クラウドと地域活動」セミナーを開催した。同セミナーでは、東日本大震災から4年目を迎えるにあたり、災害時や地域活動の連携に不可欠なNPOの活動に焦点を当て、NPOならではのITソリューションの利活用について、各NPO等の支援団体および日本マイクロソフトのスタッフが、クラウドの導入事例をもとに紹介した。本記事では、このセミナーの模様をレポートする。○さまざまなコミュニケーションツールを組み合わせた「Office 365 Nonprofit」セミナー冒頭で、日本マイクロソフト Officeビジネス本部の寺田和人氏は「現在は、メール、電話、ソーシャル、ブログ、ポータル等、さまざまなコミュニケーションツールがあるが、それぞれに特徴があり、また世代によって使いたいツールも異なってくる。それぞれが一番心地よく使えるよう、これらのツールを組み合わせてひとつにパッケージ化したものが必要なのではと考えている」と述べた。こういった狙いも込めて、マイクロソフトは電子メール、ドキュメントの共同作業環境や共有予定表、ビデオ会議などを行うことができる非営利団体向けのクラウドサービス「Office 365 Nonprofit」を提供している。セミナーでは、主にOffice 365 Nonprofitを利用した地域活動におけるクラウド活用について、下記のような4つの事例が紹介された。○事例1:東日本大震災復興支援におけるクラウドの活用まずは、一般社団法人 RCF復興支援チーム 双葉町復興支援員「ふたさぽ」の小林辰洋氏が登壇し、東日本大震災被災地復興支援におけるクラウド活用例について紹介した。福島県双葉町は、東京電力福島第一原発の事故により町の96%が帰還困難区域となっており、全国39都道府県に分散・避難している住民は未だ先の見えない避難生活を強いられている。ふたさぽでは、そんな双葉町町民の方々のコミュニティ支援や広報活動をメインに行っている。双葉町役場と協働し、双葉町を復興・継承させたいという町民の方々の思いを繋げることが使命だ。埼玉県加須市、福島県郡山地区、いわき地区に配備された10名のスタッフが、連携を取りながら活動を進めている。このときに、Office 365の各種ツールを組み合わせ、拠点が離れたスタッフ間の予定・情報共有だけでなく、メンバーとのコミュニケーションの活性化を図ることで、町民主体の復興、町民の力の結集を目指している。○事例2:2014年に発生した広島市土砂災害におけるクラウドの活用続いて、広島土砂災害でのクラウド活用事例と災害への備えについて、日本マイクロソフト コンサルティングサービス統括本部の中川翼氏が説明した。2014年8月の広島市北部の住宅街において発生した豪雨による大規模な土砂災害は、74名の死者、44名の負傷者を出し、ピーク時には2354名の避難者が避難所へ身を寄せた。その際、公民館や学校など16ヶ所を拠点に次々と避難所が開設されたため、迅速な情報共有インフラの整備が求められた。マイクロソフトは、広島市からの要請後、24時間以内にすべての避難所にOffice 365を展開。本庁・区役所のメールインフラと、災害対策本部ポータルサイトを構築した。広島市は、この経験を踏まえ、今後の災害への備えとして下記のようなコメントを残している。「災害発生時の目まぐるしく変化する状況のなか、避難所と本庁・区役所との情報共有手段を迅速に提供する必要があった。NPO等の支援団体との連携も迅速に強化していかなければならない。被災者の情報は、住所、氏名、家族構成、具体的な要請内容などの機微情報であるため、情報セキュリティが確保された情報伝達手段を確保しなければならない。コンシューマー向けサービスを使うことは非常に危険だった。メールインフラができた後に開設された災害対策本部ポータルは、ほぼ使われなかった。大規模災害発生時の現場は混乱しており、マニュアルを読む余裕はないため、普段から慣れたツールで対応していくことが重要だ」(広島市担当者)迅速に対応しなければならない状況下においては、街ごとが個別に持っている非クラウドサービスは機能しない。また、中川氏はこのコメントを受け、「避難所となる公民館や学校には、無線通信の環境が備わっていないところも多い。こういった事態に備えて、平常時からインフラを整備しつつ、NPOなどと連携を取っておくことが大切であるというのが今回の教訓だった」と述べた。○事例3:SharePointを活用した販売管理(POS)システム次に、NPO法人トゥギャザーの別府一樹氏が登壇し、SharePointを活用した販売管理(POS)システムの事例を紹介した。トゥギャザーでは、障碍のある方が作成した商品の販売サポートや、企業ノベルティのグッズ制作などを行っている。トゥギャザーの商品販売においては、商品の種類が約700種類と多く、管理が難しいという課題があった。これまではすべての商品にJANコードを付け、Excelで管理をするという形を取っていたが、非常に時間が掛かっていた。また、約80ケ所の福祉施設や協働作業所から商品を仕入れているため、在庫管理も煩雑になる。市販のレジやPOSシステムは高額なこともあり、今回、Office 365のサービスであるSharePointを用いたレジアプリの導入に踏み切ったという。SharePointを活用した販売管理については、日本マイクロソフト マイクロソフトテクノロジーセンターの鈴木敦史氏が、実際にデモンストレーションを行った。「データベースは専門の管理者がいないと保守・運用が困難であるが、SharePointは、テキストで順番にレコードが入っていくため、簡易的なデータベースとして使用することができる」(鈴木氏)プリンタを接続すれば、その場でレシートを出すこともできる。また、Excelと連携させると、SharePointからデータを簡単にダウンロードすることができ、Excel上でピボットテーブルを使った集計なども可能となる。同レジアプリは、近日中にWindowsストアで無償公開される予定。これにより、Office 365と併せて販売管理システムが利用できる。○事例4:Lyncを活用した視覚障碍の方向けパソコンサポート最後に、NPO法人札幌チャレンジド 飯村富士雄氏から、Lyncを活用した視覚障碍者向けのパソコンサポートについて説明があった。札幌チャレンジドでは、障碍のある方にパソコン技術を講習することで就労、社会参加を支援するサービスを行っている。これまでは、外出が難しい人や視覚障碍がある方に対して遠隔でサポートする際、電話やスカイプを用いながら有料の画面共有ソフトを利用していたが、それらは視覚障碍者用の読み上げソフトでの使用が困難だった。そこで、Office 365のサービスであるLyncの画面共有機能を利用することにした。Lyncによって画面を共有しつつ、視覚障碍のある方は画面読み上げソフト「PC-Talker」を使用すると、ナビゲーションを聞きながらキーボードによる操作ができるようになる。このLyncとPC-Talkerを使った遠隔サポートについてのマニュアルは、近日中にWebで公開される予定だ。○今後の展開について最後に今後の展望について、日本マイクロソフト 執行役 法務・政策企画統括本部長の菊地麻緒子氏は「導入相談会を定期的に実施していきたい。Office 365 Nonprofitの導入を加速し、2015年末までに11名以上のNPOで10%のシェアとなる330団体に採用されることを目標としている。Office 365を活用して地域の活動を進めていただきたい」と述べた。
2015年03月11日羽田空港 第2旅客ターミナルにて、「日本女子プロゴルフツアー 2015年シーズン開幕イベント in 羽田」が開催されました。日本女子プロゴルフツアーの2015年シーズンの幕明けを記念したもので、主催は一般社団法人 日本女子プロゴルフ協会です。期間は、3月1日から3月6日までの6日間。初日となる3月1日には、各ツアーの成功を祈願する開幕式が行われました。まず、会長の小林浩美さんと相談役の樋口久子さんによる開幕宣言でスタート。小林さんは、「自分の弱点克服のために一生懸命練習に励んで初戦を迎えた選手の心意気が現れる、大会初日の1番ティーショットを、各選手がどんな思いで戦っていくのかを推測しながら見てほしい」と述べました。オープニングセレモニーでは、各選手の活躍を期待し、それぞれからの応援メッセージを披露。小林会長は「元気いっぱい思いを込めたプレーで勝つ!」、樋口相談役は「今年もエキサイティングなプレーをファンの皆様にお見せして下さい」というメッセージを桜の樹に付けました。続いて、山崎千佳子プロ・村口史子プロ・東尾理子プロを加え、トークショーが実施されました。「近年、目を見張るように若手選手が活躍・成長してきているため、今シーズンは若手選手に期待!」という意見や、一方で「若手選手だけでなく、出産後に子育てをしながらも現役時代と変わらぬ飛距離を見せるなどして活躍するママプレイヤーも多く、ベテラン選手にも注目してほしい」という声もあり、各注目選手の話で盛り上がりました。そして現役選手に対し、山崎プロが「最後の一打まであきらめず、全ての試合が大熱戦になることを期待しています」と応援メッセージを送ったほか、村口プロからは「熱い戦いを期待しています」、東尾プロからは「“夢”、“希望”、“勇気”を全国のファンに届けて下さいね」というメッセージがありました。「日本女子プロゴルフツアー 2015年シーズン開幕イベント in 羽田」では、さまざまなコンテンツが用意されています。「東日本大震災復興支援チャリティレッスン会」では、子どもから大人まで気軽にゴルフレッスンを受けられ、一人ひとりの癖を見ながら、姿勢やスイングのコツについてティーチングプロが丁寧に指導しています。開催初日、多くの人から選手への応援メッセージが贈られた、第2旅客ターミナル 5階フライトデッキトーキョー特設会場にある桜の樹には、引き続き心のこもった応援メッセージを募集中です。ゴルフをする人もしない人も、3月6日、沖縄から始まる日本女子プロゴルフツアー 2015年シーズンに注目です。熱い女性の戦いをお見逃しなく。・一般社団法人 日本女子プロゴルフ協会 公式サイト
2015年03月06日一般社団法人日本はちみつマイスター協会は8月、はちみつコンテスト「第1回ハニー・オブ・ザ・イヤー」を開催する。同協会は、ミツバチの生態や蜜源に関する知識のほか、はちみつを活用した料理や健康・美容までを幅広く学ぶ日本初のはちみつ資格「はちみつマイスター」を運営している。また、はちみつのさまざまな活用方法や、はちみつの味わいをソムリエのように言葉で表現する講座も開催している。今回行うコンテストは、日本で購入できる「はちみつ」の中から、最もおいしいものを決定するというもの。はちみつ資格を持つ人やはちみつ好きの人が審査することで、おいしいはちみつを普及させ、養蜂家を応援することを目的としている。3月からは、推薦の受付を開始する。推薦資格者は、はちみつ資格「はちみつマイスター・プライマリー」認定者、国内ではちみつを販売している養蜂家・企業・店舗、はちみつが好きな個人。なお、認定者以外が推薦する場合は別途費用等が必要となる。対象商品は、国産・海外産問わず国内で購入できるはちみつだが、はちみつ加工品は不可。推薦は3月31日で締め切りとなり、4月下旬より審査を開始する。8月1日~2日には、銀座紙パルプ会館にてはちみつ普及イベント「はちみつフェスタ2015」を開催し、一般来場者による同コンテストの選考通過5品の試食・投票を行う。3日には著名人による最終審査を行い、第1位を「第1回ハニー・オブ・ザ・イヤー」として発表する。
2015年02月26日2012年に始まった、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(LPGA)とメルセデス・ベンツ日本株式会社との「LPGAオフィシャルパートナー」契約。2015年度以降の契約更新が決まったことをうけ、2015年2月18日に東京・六本木のメルセデス・ベンツ コネクションにて共同記者会見が行われた。メルセデス・ベンツが支援する若手女子プロゴルファーも登場し、年間を通じた活躍に向け、熱く意気込みを語った。「メルセデス・ランキング」による選手たちの意識の変化を実感LPGAオフィシャルパートナー契約では、年間の大会成績や出場ラウンド数をポイント化して最優秀選手を決める「メルセデス・ランキング(LPGA Mercedes-Benz Player of the Year Rankings)」の実施や、ジュニア育成の支援「メルセデス・サポート」など、日本女子プロゴルフ界を盛り上げるさまざまな取り組みを行っている。2015年度からの契約更新では、「メルセデス・ランキング」で1位となった選手に3年間のシード権を付与することが決定。選手のモチベーションが引き上げられ、日本ツアーがさらに盛り上がるよう期待される。LPGAの小林浩美会長は、「『メルセデス・ランキング』は、従来の賞金ランキングとは異なり、1年を通して安定して上位の成績を残した選手が1位となる、これまでにない表彰の在り方」と評価する。「2013年の賞金王は森田理香子選手でしたが、メルセデス最優秀選手賞は横峯さくら選手が獲得しました。そのとき、森田選手がメルセデス最優秀選手賞をとれなかったことについて『まだまだ私の力不足』とコメントしたのです。年間を通じて活躍し続けることへの選手の意識の変化を感じ、『メルセデス・ランキング』という新たな評価スタイルを導入してきてよかったと思いました」2015年の注目株!プロ転向3年以内のルーキー選手が登壇プロ転向3年以内のルーキーを支援する「メルセデス・サポート」では、メルセデス・ベンツ車の1年間無償貸与、全国各地を転戦する活動の支援のほか、公式Facebookページで情報発信、メルセデス・ベンツ主催のイベント登場など、知名度アップのためのさまざまな施策も展開している。2015年度の対象選手として選ばれたのは、松森彩夏選手(20)と柏原明日架選手(19)。メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長に呼ばれて登壇すると、柏原選手は「次に上野社長にお会いするときは、LPGAツアーで優勝し、(賞品の)メルセデス・ベンツ車の“キー”を直接もらえるときでありたい」とコメント。また、「メルセデス・サポート」が始まった2012年から3年間サポート選手として活躍した香妻琴乃選手(22)は、合宿先のハワイから「3人で優勝争いができるようにがんばろう!」とVTRでメッセージを寄せるなど、注目選手たちの頼もしい言葉が印象的だった。【参考】メルセデス・ベンツ日本株式会社プレスリリース
2015年02月25日スマートフォンに特化したセキュリティアプリ「Lookout」が日本語化されて3年が経とうとしている。昨年はKDDIとパートナーシップを締結するなど、日本でも本格的な展開を見せるLookoutだが、2月25日にルックアウト・ジャパンの執行役社長に就任した大須賀 雅憲氏に今後の展開など、話を伺った。大須賀氏は、Intel Security(前マカフィー)やJuniper Networksで日本法人の重役を歴任。特にIntel Securityでは、日本支社長として販路を開拓するなど、精力的な動きを見せた人物だ。一方のLookoutは、2007年に創業した新興のセキュリティベンダーで、スマートフォンに特化している。詳しい説明は2013年の記事に譲るが、直近では全世界で6000万ユーザーに達するなど、そのユーザー数の伸びは目覚ましいものがある。○スマートフォンでもランサムウェアが伸長――日本のスマートフォンにおけるセキュリティ脅威はどうなっているのでしょうか?大須賀氏「アドウェアやランサムウェアに感染して、個人情報を盗まれるケースが多いです。盗まれる情報はアドレス帳データやGPSの位置情報、Webの閲覧履歴、SMSデータで、アメリカや中国にデータが送られていますトレンドとしては、アメリカで流行したものが、日本に流れています。日本で発見されたランサムウェア『Ackposts』はトロイの木馬で、漫画が読み放題のアプリ『マンガ読み放題Q』というアプリに偽装していました。ダウンロードした後にアプリを起動すると、18禁コンテンツが表示され、配信料金2万9000円を払わなければ、アドレス帳に登録している友人などに18禁コンテンツを見たことを送信すると脅迫するんです。こうしたランサムウェアは全世界で増加傾向にあり、マルウェア遭遇率(100人あたりで何人がマルウェアに遭遇したかという割合)は4%から7%に上昇しています。攻撃手法は、年々高度化しており、2012年に発見した『NotCompatibleA』というマルウェアは現在、『NotCompatibleC』まで確認しています。このマルウェアは、先ほどと同じように、普通のアプリのように装いながらスマートフォンに侵入しますが、とても見つけづらいんです。そもそも『A』の時も、マルウェアに感染したスマートフォンを媒介するプロキシーとして利用し、通信トラフィックをルーティングさせることで、スパムメールの送信などを行っていました。しかし、『C』になると、さらに悪質化して、通信トラフィックを暗号化するようになったのです。そのため、企業ネットワーク内でどのようなトラフィックが流れているかIT管理者が把握しようとしても、不正な通信かどうか判断できないのです。また、Webサイトを閲覧するだけで感染するドライブ・バイ・ダウンロードに対応する亜種も存在しています。この『NotCompatibleC』は、幸いな事に日本には上陸していませんが、注意は必要でしょう」アドウェアについては、GoogleがPlayストアにおける排除活動を行っていたため、ある国では大きな減少が見られたというが、それでも油断は禁物だという。○2つの特許技術が鍵に――Lookoutの優位性はどこにあるのでしょうか?大須賀氏「Androidアプリは総数で約800万件が存在しています。1日あたり1万~1万5000件のアプリが新たに登場していますが、そこには多数のマルウェアや完全にアウトとは言い切れない、グレーゾーンのアプリが存在します。Lookoutでは、これらすべてのアプリ情報を保有しており、新たに登場する1日1万件以上のアプリを常に監視しています。Lookoutがインストールされている端末からの情報収集やアプリストアからの収集、APKが用意されているWebサイトのクローリング、企業向けアプリのストア運営者からの直接収集です。企業向けアプリでは、ホワイトリストなどでアプリを管理・運用されるケースがありますが、こうしたアプリの中でも危険性は存在します。フリーのソフトウェアスタックを使ってアプリを開発する場合、開発者が意図しない形で情報を吸い上げるコードなどが埋め込まれているケースがあるので、それを未然に防ぐため、こうした取り組みが必要なのです。そして、こうしたコードを見つけ出すのがLookoutの特許技術『App Genome Sequencing』です。この特許では、アプリのコードをゲノム、遺伝子のように見立てて、DBに蓄積された遺伝子と比較して危険なコードが紛れていないか判別します。どれほど類似性があるか、ファジー分析します。もちろん、コードが似通っているだけでは、本当にマルウェアかどうか判定することはできません。このゲノム分析と『ダイナミック・エクセキュレーション』と呼ばれる仮想環境によるアプリ挙動の見極め、アプリの開発者やレーティング、掲載ストアなどから判定するメタデータも活用してDBに蓄積します。その後、このDBからこちらも特許技術の『Helixセキュリティエンジン』を活用し、アプリコードを多角的に相関分析を行います。DBには、800万の膨大なアプリのビッグデータがありますから、『これは現時点でグレーでも、今後はマルウェアになるかもしれない』といった予知・予測分析も行えるわけです」○法人向けソリューションも展開へ――企業においては、ネットワークの出口対策やVPNを活用することで、端末自体のセキュリティはMDMやMAMで十分というベンダーさんもあるようですが大須賀氏「サンドボックスでアプリの挙動だけ見て、アプリをホワイトリスト管理すればいいという話は確かに聞きます。ただ、BYODなどを含めて、従業員があらゆる可能性をもってアプリをダウンロードして使おうとした時に、外部からの脅威に対して何か措置が取れるのかというと難しいと思います。それは、先に挙げた『NotCompatibleC』を見てもわかることだと思います。実際に企業さまからも、ネットワークの対策だけで十分かどうかわからないので、端末のセキュリティについてしっかり検証したいという話は伺っています」――大須賀氏の就任を含めて日本市場への力の入れようを考えると、個人への訴求以上に法人展開を意識されているように感じるのですが大須賀氏「法人の需要は大きいものがあると考えています。理由は企業のモバイル活用が進むという見立てだけではなく、日本を標的とするセキュリティ脅威が今後増えていく可能性が高いからです。モバイルを活用した効率化がテーマとなっている企業が多い中で、企業が、よりセキュアに環境を構築できるようにお手伝いする。もう少し先にはなりますが、法人向けのソリューションも検討しています。現在、KDDIさんとパートナーシップを組んでしっかりやっているように、個人の展開もしっかりやっていきますが、SIerさんなどのパートナーと組み、法人顧客の開拓をしっかり開拓していきたい。日本法人として、現在は10名体制ですが、パートナーさんとの協力を含めて、営業体制を強化していく予定です」
2015年02月25日一般財団法人日本気象協会とP&Gは2月9日、花粉飛散ピークとPM2.5に備えて共同開発した「部屋干し指数」の情報提供を開始。同日、共同記者発表会を行った。「部屋干し指数」とは、「天気」だけでなく、洗濯物に付着してしまう花粉やPM2.5といった大気の汚れも条件判断に含めて5段階で指数化したもの。算出方法は、日本気象協会の天気・風速・花粉の飛散量予測・PM2.5の分布予測と、アレルギー専門医の清益功浩氏が監修した洗濯物の花粉付着モデル実験の結果を掛け合わせている。これにより、洗濯物を乾かす際に、屋外干しよりも部屋干しがふさわしい環境であるかを判断できるという。○花粉対策の3原則日本気象協会が1月14日に発表した「2015年春の花粉飛散予測(第3報)」によると、スギ花粉は2月上旬から飛散を開始。北陸、関東・甲信、東北地方の花粉飛散量は前年の2~3倍となることが予測されている。清益氏は、花粉対策の3原則として「花粉症の症状を軽減すること」、「花粉の体内への侵入を防ぐこと」、「花粉を室内に持ち込まないこと」をあげた。まず花粉症の症状を軽減するためには、「抗ヒスタミン薬」「抗ロイコトリエン薬」などの内服薬をできるだけ早い時期に服用することだという。このほか、スギ花粉エキスを体内に吸収させる「皮下免疫療法」や「舌下免疫療法」なども有効とのこと。次に花粉の体内への侵入を防ぐ方法として、飛散量の多い日は外出を控えること、外出する場合にはマスクとメガネを装着することをあげている。そして、花粉を室内に持ち込まないためには、洗濯物などの衣服の扱い方がポイントとなる。具体的には、「花粉が付着した衣服をはたくことと、洗濯物を屋外干しから部屋干しに切り替えることがあげられます」と清益氏。実際に、清益氏が監修した花粉付着モデル実験では、花粉の飛散量が多いと「ウール」「綿」「ポリエステル」の3種類の衣服素材への付着量も多いことがわかっている。○正しい洗濯物の干し方とは?同発表会には、"洗濯王子"こと洗濯アドバイザーの中村祐一氏も登場。中村氏は、部屋干し特有の嫌なニオイの原因を「洗濯物の湿り気によって衣類に繁殖した雑菌」とし、それを防ぐための洗濯物の洗い方と乾かし方のポイントを伝授した。洗い方のポイントは、洗濯物を溜め込まず、できるだけこまめに洗濯することだという。そして、濡れた洗濯物を洗濯機に入れたまま長時間放置しないこと。さらに、洗浄力が高く雑菌臭に強いタイプの洗濯用洗剤を使用することだという。そして、乾かし方のポイントは2つ。エアコンや除湿機などで空気を循環させることと、洗濯物の空気に触れる表面積を増やすようにして干すことだという。具体的には、ジーンズなどの厚手のボトムスは裏返しにし、洗濯バサミなどを使って筒状(履いた時と同じような状態)にして干す。そうすることで、空気が通りやすくなり、型崩れも防ぐとのこと。また、フードのついたパーカーなどは、腰部分をハンガーにかける"逆バンザイ干し"にすると、空気に触れる表面積が広がって乾きやすくなるという。なお部屋干し指数は、日本気象協会が運営する天気予報専門サイト「tenki.jp」にて閲覧できる。8時と18時の1日2回更新。配信期間は5月末までを予定している。
2015年02月13日日本セクシャルマイノリティ協会(一般社団法人 日本同性愛者協会)は2月9日~15日、写真家 青山裕企の写真と、同性愛者の気持ちを表すコトバによる展覧会を開催する。○同性愛者の「写真」と、その気持ちを表す「コトバ」の展覧会同展覧会は、「さまざまな"好き"のカタチを世の中に発信していくことで、同性愛者への理解を促し"一人ひとりみんなちがう"ことを認め合うきっかけになれば…」という思いから開催されるもので、同性愛者の「写真」とともに、その気持ちを表す「コトバ」が展示されるという。開催にあたっては、クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGでお金を募り、クラウドファンディングを開始しただけで、数万人の人に拡散されたほか、Yahoo! パートナーも後援につくなど、多くの人の力で実現したとのことだ。開催日時は2月9日~15日、12時~19時。会場はフォトギャラリー Place M (東京都・新宿区)で、入場無料。詳細は、「"好き"に変はない展」の特設サイトから。○バレンタインの夜に、トークイベント開催期間中、2月14日バレンタインの夜(19時~)には、「写真家 青山裕企」「レズビアンタレント 一ノ瀬文香」「ゲイ社長 Letibee 外山雄太」が、それぞれの視点から"好きに変はない"について語るトークイベントが開催される。事前予約制で、参加費900円。
2015年02月06日OpenStackに特化して製品、技術、サービスを提供する米ミランティス(Mirantis, Inc.) は、日本法人としてミランティス・ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、リージョナルディレクター 下平 中氏)を設立し、日本市場に本格参入すると発表した。また、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とリセラー契約を締結したこともあわせて発表した。ミランティスは、オープンソースのIaaS基盤ソフトウェアであるOpenStackのシステムインテグレーターとして1999年に設立。600名以上のOpenStack専門の技術者を擁し、2013年には、OpenStackディストリビューションである「Mirantis OpenStack (MOS)」を提供開始した。現在は、OpenStackの商用ディストリビューションを中心に、コンサルティングから導入支援、保守、教育サービスを提供するOpenStack専門企業として事業を拡大している。ミランティスの日本市場への参入は、2014年のオランダ (5月)、フランス (6月)、中国 (10月)における現地法人設立に次ぐグローバル戦略の一環で、パートナー企業と協力して、OpenStackクラウドソリューションを提供する。その第1号となるCTCは、クラウドサービス事業者や通信事業者を中心に市場を開拓するという。
2015年02月03日日本マイクロソフトは2月2日、TechNet BlogsでSurface Pro 3の法人向け展開に関する新たな発表を行った。Surface Pro 3は、2014年7月の発売以来、法人市場でも、高いデザイン性と2in1デバイスとしての機能性が評価され、多くの引き合いを得ているという。特に、2014年9月に発売したドッキングステーションと組み合わせる事で、タブレット、ノートPCに加えてデスクトップまでを1台で兼ね備える「3in1」デバイスとして、ビジネスの現場での利用シーンが大きく拡大している。2015年1月20日からは法人向けでもCore i3モデルの販売を開始した。これは、シンクライアントや専用機としての利用のために費用を抑えつつ、Surface Pro 3を導入したいという要望に応えるもの。CPU:Core-i3、メモリ:4GB、SSD:64GBという構成で、税別参考価格が8万4800円となっており、Surface Pro 3の機能性、生産性をカバーを合わせても10万円を切る価格帯で入手できる。Core-i3モデルは、「シンクライアントとしての利用」「Azure RemoteAppを利用したクラウドサービスのクライアントとしての利用」「専用端末としての利用」等のシナリオでの活用を想定している。シンクライアントとしての利用は、金融機関や公共機関、団体など、秘匿性の高い情報を扱う顧客のモバイル端末としての利用想定で、タブレットとシンクライアント双方の利点を活かし、顧客向けプレゼンテーション効果と業務端末としてのセキュリティを1台の端末で両立できる。Azure RemoteAppは、マイクロソフトのパブリッククラウドサービスであるAzure上で仮想化したアプリケーションを動作させることで、リモートからアプリケーションの利用を可能にするサービスで、2014年12月より提供を開始した。Officeなどのアプリケーションだけでなく、データも全てクラウド上に保存されるため、デバイスの記憶容量をあまり必要としない。情報漏洩のリスクも最小限に抑えられるので、こちらも金融業界や外部へのデバイスの持ち出しを禁止している企業にも最適のシナリオとなっている。さらに、12インチの高精細大画面ディスプレイ、デザイン性や、周辺機器との接続など、Surface Pro 3は、店舗で顧客が手に取る端末に求められる要件を満たしているため、比較的低価格で、接客用端末や受付用端末など、限定されたニーズに応える。
2015年02月03日日本気象協会はこのたび、天気予報で物流を変える取り組みとして2014年7月より実施する「食品ロス削減・省エネ物流プロジェクト」の中間報告を実施した。食品ロス削減・省エネ物流プロジェクトとは、気象情報やPOS(販売時点情報管理)データなどのビッグデータを解析し需要予測を行ったうえ、製・配・販の各社にデータを提供することで、サプライチェーンの効率化の推進や、食品ロスと不要に発生する二酸化炭素の5%削減を目指す取り組み。今回の中間報告では、Mizkanが販売する季節商品「冷やし中華つゆ」を対象とした「需要予測手法の検討」を実施。対象期間は2009年~2014年で、対象地域は東京都や埼玉県、千葉県、神奈川県とした。これによると、「冷やし中華つゆ」市場規模の売上を解析し手法の寄与率を比較したところ、従来の統計手法に比べ日本気象協会独自の需要推定統計手法では、およそ1.6倍に向上することが確認されたという。また、同統計手法とアンサンブル予測を組み合わせることで、市場規模と連動性の高いMizkan商品の発注量予測が可能となり、当初の目標であった5%を超える余剰生産量(食品ロス)が一定量削減できることが示唆されたと報告した。なお、最終報告は2月に実施を予定する。
2015年01月30日●モビリティに重点を置くHPの製品戦略日本ヒューレット・パッカードは26日、都内で発表会を開催し、業種別専用端末を含む法人向けタブレット8製品を発表した。注目は独自のペンにより、紙に書いた内容をダイレクトに取り込める8型「HP Pro Slate 8」と12型の「HP Pro Slate 12」。いずれも4月中旬の発売を予定する。○モビリティに重点を置くHPの製品戦略日本ヒューレット・パッカード 取締役 副社長執行役員 プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括の岡隆文氏は冒頭であいさつに立ち、「今年は2012年に立てた5カ年計画の4年目に当たる。成長を加速する年であり、矢継ぎ早に手を打っていく」と述べ、「インフラベンダとして業界のリーダーになることを5カ年計画のベースと考えている」と意気込みを見せた。製品開発については、「現在」「最新トレンド」「未来テクノロジー」の3つをキーワードに、ユーザーニーズに合った製品、あるいはユーザーニーズを掘り起こす次世代の製品や技術の開発に投資していくとし、いま最も力を入れている分野は"モビリティ"であり、同社のモビリティ戦略に基づき、法人向けのタブレット8製品とアクセサリを投入すると語った。続いて、プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括 テクノロジー・ソリューション統括本部 本部長の九嶋俊一氏が、製品戦略について発表した。同社の考えるモバイルデバイス・ポートフォリオでは、企業向けや教育現場向けに、業務フローのモバイル化やノートPC活用のニーズ拡大へ向け、汎用端末だけでなく特定業務に特化した専用端末もそろえた。○ノートに書いた文章などをデジタル化できるタブレット特に注目したいのが、セキュアAndroidとHPデュエットペンを搭載した「HP Pro Slate 8」と「HP Pro Slate 12」の2モデルだ。これらは2015年1月22日に米国で発表された製品の日本向け商品となる。セキュアAndroidは、Androidの弱点とされるroot化の防御に優れたセキュアブート、やりとりするデータに対するハードウェアレベルでの暗号化、セキュアキーストレージなど、高度なシステム構成で企業の情報流出を防ぐ仕組み。また、HPデュエットペンは、独自のスタイラスペンで、本体に内蔵した音波センサと組み合わせて、高さを含めた3D空間でペンの位置や角度を認識するため、タブレットの画面上はもちろん、近くに場所にある紙のノートなどに書いた内容がダイレクトに電子化される。例えば、紙のノートに文字や図形を描くと、描いているそばからタブレットに取り込まれていく。打ち合わせや営業先との商談などでイメージワークフローが格段にやりやすくなりそうだ。いずれも4月中旬の発売を予定し、希望小売価格は「HP Pro Slate 8」が税別69,800円、「HP Pro Slate 12」が税別79,800円。○"全部入り"の2in1「HP Elite x2 1011 G1」「HP Elite x2 1011 G1」は、11.6型フルHDディスプレイ搭載のタブレットとキーボードドックによる2-in-1デバイス。CPUはIntel Core Mを採用し、携帯性とパフォーマンスを両立したいというユーザーを対象とする。ワコム製のデジタイザペンに対応する。オプションとして、キーボードドックはバッテリなしモデルとバッテリ搭載モデルから選べるほか、LTE対応モデルもラインナップする。また、「HP Elite x2 1011 G1」では周辺機器との接続向けに、「HPアドバンスドッキングステーション」を用意する。本体とドッキングステーションの間は「WiGig」(IEEE802.11ad)で接続を行う。3月中旬の発売を予定し、希望小売価格は「HP Pro Slate 8」が税別99,800円から。●介護や建設現場に向けた専用端末もリリース○介護や建設現場に向けた専用端末もリリース専用端末として医療・介護向けの「HP ElitePad 1000 G2 看護タブレット」と建築現場向けの「HP ElitePad 1000 G2 頑丈タブレット」の2機種をラインナップする。端末はあらかじめケースに組み込まれた形で提供され、高い防水機能や耐久性を備える。看護向けモデルでは銀イオンによる抗菌加工も施されている。「HP ElitePad 1000 G2 看護タブレット」は4月上旬、「HP ElitePad 1000 G2 頑丈タブレット」は5月下旬に発売し、希望小売価格はどちらも税別148,000円。また、専用端末へのアプローチとして、決済用のデバイスを搭載可能な「HP ElitePadリテールケース」も合わせて用意した。サードパーティー製の決済デバイスを取り付けることで磁気カードやEMV、NFCなどの決済方法を選択できる。VESAマウントに対応し、店舗内の固定POS端末としての利用も想定されている。2月中旬に発売し、希望小売価格は税別20,000円。教育向けには2in1デバイスとして、Windowsを搭載した「HP Pro Tablet 10 EE G1」とAndroidを搭載した「HP Pro Slate 10 EE G1」を用意する。児童が教室で使うことを考慮して、70cmからの落下に耐える設計やひも付きの格納ペンなどを採用する。別売りのキーボードドックは、教室内での混線を防ぐためにあえて無線ではなく、プラグによる接続とした。「HP Pro Tablet 10 EE G1」と「HP Pro Slate 10 EE G1」に関しては、ジャストシステムやスカイ、チエル、富士ソフトといったソフトウェアベンダと協業して、教育現場への導入を目指し、ソフトウェアの開発や動作検証、実証実験などをおこなっていくという。「HP Pro Tablet 10 EE G1」は3月中旬の発売で、希望小売価格は税別46,800円から、「HP Pro Slate 10 EE G1」は4月中旬の発売で、希望小売価格は税別44,800円。
2015年01月26日一般財団法人日本気象協会はこのほど、全国・都道府県別の「2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第3報)」を発表した。第3報では、全国8都市のスギ・ヒノキ花粉飛散のピーク時期について予測。また、最新の長期予報や花芽調査などに基づいて、前回予測(2014年12月3日発表・第2報)に一部修正を加えた。○飛散開始時期&ピークは?2015年春のスギ花粉の飛散開始は、例年並みか早くなる予想となり、2月上旬に九州、四国、東海地方から花粉シーズンが始まる見込みだという。気温の点から見ると、1月下旬は全国的に概ね平年並みとのこと。2月から3月にかけては、西日本と東日本では平年並みか高く、北日本は平年並みだという。この時期の気温が平年より高いとスギ花粉の飛散開始は早くなる傾向にあるため、スギ花粉の飛散開始は、西日本と東日本は例年より早く、北日本は例年並みと予測されている。ただし、寒い日が続いていても急に気温が高くなる日があると、予測よりも早く飛び始めることもあるという。そこで、天気予報専門サイト「tenki.jp」では、全国各地の飛散情報を公開している。スギ・ヒノキ花粉の飛散数がピークになる時期は、花粉シーズン中の気温や予想される総飛散数と関係があるとされている。2~3月の気温は全国的に平年並みや高い予想だが、ピークを早めるほどではない見込み。このため、スギ・ヒノキ花粉それぞれのピークは例年並みだという。スギ花粉のピークは、福岡(福岡県)は2月下旬から3月上旬、高松(香川県)、広島(広島県)、大阪(大阪府)、名古屋(愛知県)、東京都は3月上旬から中旬の見込み。また、金沢(石川県)と仙台(宮城県)は3月中旬から下旬にピークを迎えるという。そして、スギ花粉のピークが終わった後は、金沢と仙台を除く各地でヒノキ花粉がピークを迎える見込み。金沢と仙台は4月にヒノキ花粉が飛散するものの、飛散数が比較的少なく、はっきりとしたピークはないという。○飛散数は?2015年春のスギおよびヒノキ花粉(北海道はシラカバ)の総飛散数は、九州から近畿地方のほとんどの地域は例年より少ないかやや少なく、東海から東北地方は例年並みとのこと。ただし、北海道は例年よりやや多くなる見込みだという。2014年の花粉の飛散数が少なかった北陸、関東甲信、東北地方では、2015年春の飛散数は前年の2~3倍になるとのこと。一方、前年の飛散数が例年よりも多かった九州や四国地方では、2015年春の飛散数は前年に比べて非常に少なくなる見込みだというまた、花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響し、一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は、花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなるとのこと。2014年の夏は、北陸、関東甲信、東北地方では気温が高い所が多く、九州や四国地方では「低温」「少照」「多雨」という花芽が形成されにくい気象条件となった。このため、2015年春の花粉飛散数は、西日本では例年より少ない所が多く、東日本と北日本では例年並みかやや多いと予測されている。
2015年01月26日日本マイクロソフトはは20日、「Surface Pro 3」の法人向けモデルとして、新たにCore i3モデルを追加すると発表した。価格は99,144円。10月に個人向けモデルとして発売された「Surface Pro 3」Core i3モデルの法人向けモデル。従来まではi5とi7を搭載したモデルしか用意されていなかったが、スペックと価格を抑えたモデルが登場したことにより、企業などにむけて普及の拡大を図る。最低構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i3、メモリが4GB、ストレージが64GB。液晶ディスプレイは12型で、解像度は2,160×1,440ドット。OSはWindows 8.1 Pro。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×1、DisplayPort×1、microSDメモリーカードスロット、約500万画素リア / フロントカメラなど。バッテリ駆動時間は最大9時間。本体サイズは約W292×D201.3×H9.1mm、重量は約800g。
2015年01月22日キレイのつくり方を伝授しますNPO法人日本ホリスティックビューティ協会は2015年2月11日(水・祝)に、プレミアムビューティセミナーを西新宿にある明治安田生命新宿ビルにて開催すると発表した。【実施概要】「Life is Beauty~自信を持って美しく生きる!」◆2015年2月11日(水・祝) 11:30~14:45予定受付11:00~◆新宿明治安田生命ホール(東京都新宿区西新宿1-9-1 明治安田生命新宿ビルB1F)◆一般参加費8,640円(税込)セミナーでは、「世界一の美女になるダイエット」の著者で、栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさん、協会特別顧問でもあり代替医療師のアレクサンダー陽子(Vanilla)さんをゲストに迎え、「美女になる為の食べ方とマインド」「今日からできる代替療法」などをテーマに、今日からはじめられる自分らしいキレイのつくり方を伝授する。美しさは高次の健康講師の岸紅子さんは、美容家として初めて雑誌「マキア」の表紙になった経験もあり、多忙により自身が身体を壊した経験から、自然治癒力を高めるライフスタイルを現代女性の知識として伝えるため、多くの医師や美容・健康の専門家と提携して2010年「ホリスティックビューティ検定」をスタートし、検定やセミナーを通じて自然治癒力の高め方やセルフケアを伝えている。栄養コンサルタントであるエリカ・アンギャルさんは、2004年から8年間ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして、知花くらら、森理世をはじめ、世界一の美女を目指すファイナリストたちに「美しくなる食生活」を指南しており、“内側からより美しく、心も身体もすこやかに輝く”をテーマに、ハッピーな毎日のための食とライフスタイルを発信している。代替医療師のアレクサンダー陽子さんは、ハーブ医学、アロマテラピー、免疫学やさまざまな代替療法に精通し、案内後すぐに満席という超人気セミナーの開催により、健康で美しくい続けられるための、知恵と知識の普及に努めている。同協会では、美しさは高次の健康であるという“ホリスティックビューティ”の考え方を、ホリスティックビューティ検定やセミナーを通じ全国で啓蒙している。【参考】・NPO法人日本ホリスティックビューティー協会のプレスリリース(@PressNews)
2015年01月19日日本女子プロゴルフ協会は1月16日、協会のサーバーに不正アクセスがあったと発表した。同協会によると、14日に不正アクセスの痕跡を確認。現在も調査中で全容は解明できていないものの、以下のデータの流出が確認されたという。トーナメントなどの記録写真データの一部LPGA会員および、その他トーナメント出場選手顔写真データの一部トーナメント取材記者に対して発行するIDカードに使用された写真データの一部選手のマネージャーIDカードに使用された写真データの一部などこれらのデータの一部には、ファイル名に個人名を振っていた。なお、現時点で「住所」や「性別」「生年月日」「電話番号」「クレジットカード番号・有効期限」「金融機関の口座情報」などの信用情報の漏洩は確認されていないとしている。不正アクセスを受けて同協会は、副会長・鈴木 三重子氏を委員長とする「調査委員会」を設置。本格的な調査を開始するとともに、原因と経路の全容解明、セキュリティ対策の強化を図る。
2015年01月16日